JP2000211243A - インクジェット記録用コ―テイング材およびインクジェット記録用シ―ト - Google Patents
インクジェット記録用コ―テイング材およびインクジェット記録用シ―トInfo
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- JP2000211243A JP2000211243A JP11013487A JP1348799A JP2000211243A JP 2000211243 A JP2000211243 A JP 2000211243A JP 11013487 A JP11013487 A JP 11013487A JP 1348799 A JP1348799 A JP 1348799A JP 2000211243 A JP2000211243 A JP 2000211243A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meth
- acrylate
- jet recording
- ink jet
- coating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク吸収性や鮮明性等のインク受理性、耐
水性、耐ブロッキング性および耐カール性等に優れたイ
ンクジェット記録用シートを与え得るインクジェット記
録用コーテイング材を提供すること、ならびに上記特性
に優れたインクジェット記録用シートを提供すること。 【解決手段】 (イ)(i)比表面積が40〜430m
2/gの範囲にあり、(ii)粒子の80重量%以上が粒
子径5μm以下であり、かつ(iii)平均粒子径が0.
4μm以下である無機粒子、および(ロ)バインダーを
含有する水系分散体からなるインクジェット記録用コー
テイング材。
水性、耐ブロッキング性および耐カール性等に優れたイ
ンクジェット記録用シートを与え得るインクジェット記
録用コーテイング材を提供すること、ならびに上記特性
に優れたインクジェット記録用シートを提供すること。 【解決手段】 (イ)(i)比表面積が40〜430m
2/gの範囲にあり、(ii)粒子の80重量%以上が粒
子径5μm以下であり、かつ(iii)平均粒子径が0.
4μm以下である無機粒子、および(ロ)バインダーを
含有する水系分散体からなるインクジェット記録用コー
テイング材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として水性イン
クを使用するインクジェット記録用コーテイング材およ
びインクジェット記録用記録シートに関する。詳しく
は、インク吸収性や鮮明性等のインク受理性、耐水性、
耐ブロッキング性および耐カール性等に優れたインクジ
ェット記録用シートを製造し得るコーテイング材および
上記特性に優れたインクジェット記録用シートに関す
る。
クを使用するインクジェット記録用コーテイング材およ
びインクジェット記録用記録シートに関する。詳しく
は、インク吸収性や鮮明性等のインク受理性、耐水性、
耐ブロッキング性および耐カール性等に優れたインクジ
ェット記録用シートを製造し得るコーテイング材および
上記特性に優れたインクジェット記録用シートに関す
る。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、印字の際の
騒音を抑えられ、かつカラー印刷および高速印字が可能
という利点を有している。そのため、応用の範囲は、フ
ァクシミリや各種プリンター等多岐にわたっている。こ
の方式により使用される被記録体として、主に、紙、プ
ラスチック製のフィルムシートが挙げられる。また、こ
の被記録体の表面には、インクジェット記録機の機能を
遺憾なく果たさせるべく、インクジェット記録用コーテ
ィング材が形成されている。
騒音を抑えられ、かつカラー印刷および高速印字が可能
という利点を有している。そのため、応用の範囲は、フ
ァクシミリや各種プリンター等多岐にわたっている。こ
の方式により使用される被記録体として、主に、紙、プ
ラスチック製のフィルムシートが挙げられる。また、こ
の被記録体の表面には、インクジェット記録機の機能を
遺憾なく果たさせるべく、インクジェット記録用コーテ
ィング材が形成されている。
【0003】しかし、インクジェット記録機の技術向上
のため、さらなる印字の高速化、多色化が可能となった
ことにより、それに伴って、インクジェット記録用の被
記録体の一層の向上が要求されるようになってきてい
る。すなわち、インク吸収性や鮮明性等のインク受理
性、耐水性、耐ブロッキング性および耐カール性等の特
性において、より高水準のものが要求されている。この
要求に応えるため、種々の検討が行われているが、いず
れかの性質が改善されたとしても、これら諸性質を同時
に改善するには至っておらず、未だ要求に対し、十分に
応えていないのが現状である。
のため、さらなる印字の高速化、多色化が可能となった
ことにより、それに伴って、インクジェット記録用の被
記録体の一層の向上が要求されるようになってきてい
る。すなわち、インク吸収性や鮮明性等のインク受理
性、耐水性、耐ブロッキング性および耐カール性等の特
性において、より高水準のものが要求されている。この
要求に応えるため、種々の検討が行われているが、いず
れかの性質が改善されたとしても、これら諸性質を同時
に改善するには至っておらず、未だ要求に対し、十分に
応えていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イン
ク吸収性や鮮明性等のインク受理性、耐水性、耐ブロッ
キング性および耐カール性等に優れたインクジェット記
録用シートを与え得るインクジェット記録用コーテイン
グ材を提供することにある。本発明の他の目的は、上記
特性に優れたインクジェット記録用シートを提供するこ
とにある。
ク吸収性や鮮明性等のインク受理性、耐水性、耐ブロッ
キング性および耐カール性等に優れたインクジェット記
録用シートを与え得るインクジェット記録用コーテイン
グ材を提供することにある。本発明の他の目的は、上記
特性に優れたインクジェット記録用シートを提供するこ
とにある。
【0005】本発明によれば、下記インクジェット記録
用コーテイング材およびインクジェット記録用シートが
提供されて、本発明の上記目的が達成される。 (1)(イ)(i)比表面積が40〜430m2/gの
範囲にあり、(ii)粒子の80重量%以上が粒子径5μ
m以下であり、かつ(iii)平均粒子径が0.4μm以
下である無機粒子、および(ロ)バインダーを含有する
水系分散体からなることを特徴とするインクジェット記
録用コーテイング材。 (2)(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの重量比
((イ)/(ロ))が10/90〜98/2の範囲にあ
ることを特徴とする上記(1)に記載のインクジェット
記録用コーテイング材。 (3)無機粒子が沈降アルミナまたはヒュームドアルミ
ナであることを特徴とする上記(1)または(2)に記
載のインクジェット記録用コーテイング材。 (4)バインダーとして、ラジカル重合可能な単量体を
水溶性高分子の存在下に重合して得られる重合体を用い
ることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記
載のインクジェット記録用コーテイング材。 (5)シート上に、上記(1)〜(4)のいずれかに記
載のインクジェット記録用コーテイング材の塗膜が形成
されていることを特徴とするインクジェット記録用シー
ト。
用コーテイング材およびインクジェット記録用シートが
提供されて、本発明の上記目的が達成される。 (1)(イ)(i)比表面積が40〜430m2/gの
範囲にあり、(ii)粒子の80重量%以上が粒子径5μ
m以下であり、かつ(iii)平均粒子径が0.4μm以
下である無機粒子、および(ロ)バインダーを含有する
水系分散体からなることを特徴とするインクジェット記
録用コーテイング材。 (2)(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの重量比
((イ)/(ロ))が10/90〜98/2の範囲にあ
ることを特徴とする上記(1)に記載のインクジェット
記録用コーテイング材。 (3)無機粒子が沈降アルミナまたはヒュームドアルミ
ナであることを特徴とする上記(1)または(2)に記
載のインクジェット記録用コーテイング材。 (4)バインダーとして、ラジカル重合可能な単量体を
水溶性高分子の存在下に重合して得られる重合体を用い
ることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記
載のインクジェット記録用コーテイング材。 (5)シート上に、上記(1)〜(4)のいずれかに記
載のインクジェット記録用コーテイング材の塗膜が形成
されていることを特徴とするインクジェット記録用シー
ト。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳述する。本発明
のインクジェット記録用コーテイング材を構成する水系
分散体に含有される(イ)無機粒子は、下記条件(i)
〜(iii)を満たす。 (i)比表面積が40〜430m2/gの範囲にある。 (ii)粒子の80重量%以上が粒子径5μm以下であ
る。 (iii)平均粒子径が0.4μm以下である。
のインクジェット記録用コーテイング材を構成する水系
分散体に含有される(イ)無機粒子は、下記条件(i)
〜(iii)を満たす。 (i)比表面積が40〜430m2/gの範囲にある。 (ii)粒子の80重量%以上が粒子径5μm以下であ
る。 (iii)平均粒子径が0.4μm以下である。
【0007】(イ)無機粒子は、多孔質であることが好
ましい。多孔質であるために、(イ)無機粒子は、一次
粒子が凝集した凝集体粒子であることが好ましい。そし
て該一次粒子の粒径は20〜300nmの範囲にあるこ
とが好ましく、さらに好ましくは20〜100nmの範
囲にあり、特には20〜60nmの範囲にあることが好
ましい。一次粒子の粒径が上記範囲にあることにより、
比表面積に関する上記条件(i)を満たす多孔質の凝集
体粒子が得やすい。なお、粒径が20nm未満の一次粒
子は製造上困難である。
ましい。多孔質であるために、(イ)無機粒子は、一次
粒子が凝集した凝集体粒子であることが好ましい。そし
て該一次粒子の粒径は20〜300nmの範囲にあるこ
とが好ましく、さらに好ましくは20〜100nmの範
囲にあり、特には20〜60nmの範囲にあることが好
ましい。一次粒子の粒径が上記範囲にあることにより、
比表面積に関する上記条件(i)を満たす多孔質の凝集
体粒子が得やすい。なお、粒径が20nm未満の一次粒
子は製造上困難である。
【0008】(イ)無機粒子は、その比表面積が40〜
430m2/gの範囲にあり、好ましくは80〜400
m2/g、特に好ましくは150m2/g〜380m2/
gの範囲にある(条件(i))。比表面積が上記範囲に
あることは、(イ)無機粒子が多孔質であることを意味
し、インクジェット記録用シートがインクを十分に定着
でき、鮮明な画像が得られ、印刷面が水と接触してもイ
ンクが滲み取れる等の現象が起こらず耐水性に優れた結
果となる。なお、比表面積が430m2/gより大きい
粒子を製造することは困難である。本発明の比表面積
は、一般にBET法(J.Am.Chemical S
ociety,60巻,309頁(1938)参照)と
呼称される窒素吸着方法によって測定される値である。
このBET法は、当業者は良く知っている。
430m2/gの範囲にあり、好ましくは80〜400
m2/g、特に好ましくは150m2/g〜380m2/
gの範囲にある(条件(i))。比表面積が上記範囲に
あることは、(イ)無機粒子が多孔質であることを意味
し、インクジェット記録用シートがインクを十分に定着
でき、鮮明な画像が得られ、印刷面が水と接触してもイ
ンクが滲み取れる等の現象が起こらず耐水性に優れた結
果となる。なお、比表面積が430m2/gより大きい
粒子を製造することは困難である。本発明の比表面積
は、一般にBET法(J.Am.Chemical S
ociety,60巻,309頁(1938)参照)と
呼称される窒素吸着方法によって測定される値である。
このBET法は、当業者は良く知っている。
【0009】(イ)無機粒子の80重量%以上、好まし
くは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以
上、特に好ましくは99重量%以上が粒子径5μm以下
である(条件(ii))。この条件は、使用する(イ)無
機粒子の粒度分布を測定することにより、確認すること
ができる。粒子径が5μm以下の粒子が80重量%未満
であると、インクジェット記録用コーティング材の分散
安定性が低下するとともに、コーティング層の透明性が
劣り、OHP等の透明性が要求される用途において使用
が制限される。また(イ)無機粒子の平均粒子径は、
0.4μm以下、好ましくは0.1〜0.3μmである
(条件(iii))。この条件(iii)と上記条件(ii)を
満たすことにより、本発明のインクジェット記録用コー
ティング材の分散安定性が良好となる。しかもコーティ
ング層が優れた透明性を有する結果となるので、OHP
等の透明性が要求される用途においても好適に使用され
る。なお、平均粒子径0.1μm以下の無機粒子は製造
が困難である。
くは90重量%以上、さらに好ましくは95重量%以
上、特に好ましくは99重量%以上が粒子径5μm以下
である(条件(ii))。この条件は、使用する(イ)無
機粒子の粒度分布を測定することにより、確認すること
ができる。粒子径が5μm以下の粒子が80重量%未満
であると、インクジェット記録用コーティング材の分散
安定性が低下するとともに、コーティング層の透明性が
劣り、OHP等の透明性が要求される用途において使用
が制限される。また(イ)無機粒子の平均粒子径は、
0.4μm以下、好ましくは0.1〜0.3μmである
(条件(iii))。この条件(iii)と上記条件(ii)を
満たすことにより、本発明のインクジェット記録用コー
ティング材の分散安定性が良好となる。しかもコーティ
ング層が優れた透明性を有する結果となるので、OHP
等の透明性が要求される用途においても好適に使用され
る。なお、平均粒子径0.1μm以下の無機粒子は製造
が困難である。
【0010】本発明において、無機粒子の粒度分布およ
び平均粒子径は、透過電子顕微鏡検査(TEM)による
方法により測定される。この方法では、無機粒子サンプ
ルを液体媒質中に分散させ、分散した粒子がTEMグリ
ッド上に示されるまで、その濃度を調節する。次に、K
ontron Instruments(マサチューセ
ッツ州,エバーレット)によって製造された画像分析系
を用いて、グリッド上の多重フィールドを映写して、1
000個以上の粒子が撮影され、記録されるまで、ビデ
オテープに記録する。次に、記録された画像を、収差を
解消し、バックグランドを調節し、画像を正常化するた
めのフレーム−グラバーボードを備えた画像分析コンピ
ュータに供給する。二次元フィールドでの個々の粒子の
粒子径に関して、例えば、ASTM D3849−89
に述べられているような、周知の方法を用いて測定す
る。測定値は、粒子個々に、または統計的分布あるいは
ヒストグラム分布として再現することができる。
び平均粒子径は、透過電子顕微鏡検査(TEM)による
方法により測定される。この方法では、無機粒子サンプ
ルを液体媒質中に分散させ、分散した粒子がTEMグリ
ッド上に示されるまで、その濃度を調節する。次に、K
ontron Instruments(マサチューセ
ッツ州,エバーレット)によって製造された画像分析系
を用いて、グリッド上の多重フィールドを映写して、1
000個以上の粒子が撮影され、記録されるまで、ビデ
オテープに記録する。次に、記録された画像を、収差を
解消し、バックグランドを調節し、画像を正常化するた
めのフレーム−グラバーボードを備えた画像分析コンピ
ュータに供給する。二次元フィールドでの個々の粒子の
粒子径に関して、例えば、ASTM D3849−89
に述べられているような、周知の方法を用いて測定す
る。測定値は、粒子個々に、または統計的分布あるいは
ヒストグラム分布として再現することができる。
【0011】本発明で用いられる好ましい(イ)無機粒
子としては、ヒュームドアルミナ、沈降アルミナ、ヒュ
ームドシリカ、沈降シリカ等を挙げることができが、こ
れらに制限されない。より好ましくは、ヒュームドアル
ミナまたは沈降アルミナであり、特にヒュームドアルミ
ナが好ましい。ヒュームドシリカやヒュームドアルミナ
の製造方法は良く知られており、例えば水素または酸素
の火炎中で四塩化ケイ素または塩化アルミニウムの蒸気
を加水分解する工程を含む方法によって製造することが
できる。ほぼ球形の溶融粒子が上記工程中に形成され、
溶融粒子の粒径は該工程の条件によって制御することが
できる。ヒュームドシリカやヒュームドアルミナの溶融
球は一次粒子であり、一次粒子が相互に融合して凝集体
粒子を形成する。この凝集体粒子において、一次粒子間
の結合は強固である。冷却および回収中に、凝集体粒子
は、ファンデルワールス力によって緩く結合して塊を形
成する場合がある。しかし、媒体中に分散させることに
よって、再び個々の凝集体粒子に戻ることができる。
子としては、ヒュームドアルミナ、沈降アルミナ、ヒュ
ームドシリカ、沈降シリカ等を挙げることができが、こ
れらに制限されない。より好ましくは、ヒュームドアル
ミナまたは沈降アルミナであり、特にヒュームドアルミ
ナが好ましい。ヒュームドシリカやヒュームドアルミナ
の製造方法は良く知られており、例えば水素または酸素
の火炎中で四塩化ケイ素または塩化アルミニウムの蒸気
を加水分解する工程を含む方法によって製造することが
できる。ほぼ球形の溶融粒子が上記工程中に形成され、
溶融粒子の粒径は該工程の条件によって制御することが
できる。ヒュームドシリカやヒュームドアルミナの溶融
球は一次粒子であり、一次粒子が相互に融合して凝集体
粒子を形成する。この凝集体粒子において、一次粒子間
の結合は強固である。冷却および回収中に、凝集体粒子
は、ファンデルワールス力によって緩く結合して塊を形
成する場合がある。しかし、媒体中に分散させることに
よって、再び個々の凝集体粒子に戻ることができる。
【0012】沈降アルミナ、または沈降シリカの製造方
法も良く知られており、例えばアルミニウム塩、水ガラ
ス等の水性溶液から所望の粒子径および粒子径分布を有
するアルミナ粒子あるいはシリカ粒子を形成させること
によって製造することができる。より具体的には、例え
ば沈降アルミナは、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、塩化アルミニウム等のアルミニウム塩;アルミン酸
のナトリウム塩、カリ塩等のアルミン酸アルカリ金属塩
等の水溶性アルミニウム化合物の水溶液から、中和ある
いはイオン交換樹脂を用いてイオン交換して得られたヒ
ドロゲルを、洗浄して塩類を除去し、乾燥をすることに
よって得らる。乾燥にスプレー乾燥等を使うことにより
上記の条件(i)〜(iii)を満たす粒子とすることが
できる。またブロック状に乾燥した後に、粉砕、分級を
行うことにより、上記条件を満たす粒子とすることがで
きる。
法も良く知られており、例えばアルミニウム塩、水ガラ
ス等の水性溶液から所望の粒子径および粒子径分布を有
するアルミナ粒子あるいはシリカ粒子を形成させること
によって製造することができる。より具体的には、例え
ば沈降アルミナは、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニウ
ム、塩化アルミニウム等のアルミニウム塩;アルミン酸
のナトリウム塩、カリ塩等のアルミン酸アルカリ金属塩
等の水溶性アルミニウム化合物の水溶液から、中和ある
いはイオン交換樹脂を用いてイオン交換して得られたヒ
ドロゲルを、洗浄して塩類を除去し、乾燥をすることに
よって得らる。乾燥にスプレー乾燥等を使うことにより
上記の条件(i)〜(iii)を満たす粒子とすることが
できる。またブロック状に乾燥した後に、粉砕、分級を
行うことにより、上記条件を満たす粒子とすることがで
きる。
【0013】本発明のインクジェット記録用コーテイン
グ材を構成する水系分散体に含有される(ロ)バインダ
ーとしては、それ自体公知のものを特に制限なく用いる
ことができる。具体的には、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体;カゼイン、ゼラチン、
大豆タン白、ポリビニルアルコールおよびその誘導体;
無水マレイン酸樹脂、通常のスチレン−ブタジエン共重
合体;メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス;アクリル酸エステルお
よびメタクリル酸エステルの重合体または共重合体等の
アクリル系重合体ラテックス;エチレン−酢酸ビニル共
重合体等のビニル系重合体ラテックス;あるいはこれら
の各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体に
よる官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素
樹脂等の熱硬化性樹脂;その他ポリメチルメタクリレー
ト、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹晴、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラー
ル、アルキッド樹脂等が挙げられる。これらは、1種単
独あるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
グ材を構成する水系分散体に含有される(ロ)バインダ
ーとしては、それ自体公知のものを特に制限なく用いる
ことができる。具体的には、酸化澱粉、エーテル化澱
粉、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセ
ルロース等のセルロース誘導体;カゼイン、ゼラチン、
大豆タン白、ポリビニルアルコールおよびその誘導体;
無水マレイン酸樹脂、通常のスチレン−ブタジエン共重
合体;メチルメタクリレート−ブタジエン共重合体等の
共役ジエン系重合体ラテックス;アクリル酸エステルお
よびメタクリル酸エステルの重合体または共重合体等の
アクリル系重合体ラテックス;エチレン−酢酸ビニル共
重合体等のビニル系重合体ラテックス;あるいはこれら
の各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単量体に
よる官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹脂、尿素
樹脂等の熱硬化性樹脂;その他ポリメチルメタクリレー
ト、ポリウレタン樹脂、不飽和ポリエステル樹晴、塩化
ビニル−酢酸ビニルコポリマー、ポリビニルブチラー
ル、アルキッド樹脂等が挙げられる。これらは、1種単
独あるいは2種以上を組み合わせて用いられる。
【0014】特に好ましいバインダーは、より優れたイ
ンク受理性、耐水性および耐ブロッキング性を有するイ
ンクジェット記録用コーテイング材が得られることか
ら、ラジカル重合可能な単量体を水溶性高分子の存在下
に重合して得られる重合体であり、重合を水系媒体中で
行い、重合体を分離することなくバインダーを含んだ水
系分散体として用いることができる。
ンク受理性、耐水性および耐ブロッキング性を有するイ
ンクジェット記録用コーテイング材が得られることか
ら、ラジカル重合可能な単量体を水溶性高分子の存在下
に重合して得られる重合体であり、重合を水系媒体中で
行い、重合体を分離することなくバインダーを含んだ水
系分散体として用いることができる。
【0015】上記水系分散体は、例えば水系媒体中、ラ
ジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、ヒ
ドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部の存在
下、該ラジカル重合可能な単量体成分を重合させること
により、バインダーを含有する水系分散体を製造するこ
とができる。
ジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、ヒ
ドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部の存在
下、該ラジカル重合可能な単量体成分を重合させること
により、バインダーを含有する水系分散体を製造するこ
とができる。
【0016】上記水系分散体の製造に使用されるラジカ
ル重合可能な単量体成分の一例として、以下のものが挙
げられる。N−アルキル(メタ)アクリルアミド;アル
ド基あるいはケト基にもとづくカルボニル基を有するエ
チレン性不飽和単量体;メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)ア
クリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アク
リレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−
ブチル(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アク
リレート、i−アミル(メタ)アクリレート、n−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の(シク
ロ)アルキル(メタ)アクリレート類;
ル重合可能な単量体成分の一例として、以下のものが挙
げられる。N−アルキル(メタ)アクリルアミド;アル
ド基あるいはケト基にもとづくカルボニル基を有するエ
チレン性不飽和単量体;メチル(メタ)アクリレート、
エチル(メタ)アクリレート、n−プロピル(メタ)ア
クリレート、i−プロピル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アク
リレート、sec−ブチル(メタ)アクリレート、t−
ブチル(メタ)アクリレート、n−アミル(メタ)アク
リレート、i−アミル(メタ)アクリレート、n−ヘキ
シル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレー
ト、シクロヘキシル(メタ)アクリレート等の(シク
ロ)アルキル(メタ)アクリレート類;
【0017】2−メトキシエチル(メタ)アクリレー
ト、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メ
トキシプロピル(メタ)アクリレート、3−メトキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシブチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリ
レート、4−メトキシブチル(メタ)アクリレート、p
−メトキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート等のア
ルコキシ(シクロ)アルキル(メタ)アクリレート類;
ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5−
ヒドロキシアミル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキ
シヘキシル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシシク
ロへキシル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールモノ(メタ)アクリレート等の2価アルコールのヒ
ドロキシ(シクロ)アルキルモノ(メタ)アクリレート
類;
ト、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、2−メ
トキシプロピル(メタ)アクリレート、3−メトキシプ
ロピル(メタ)アクリレート、2−メトキシブチル(メ
タ)アクリレート、3−メトキシブチル(メタ)アクリ
レート、4−メトキシブチル(メタ)アクリレート、p
−メトキシシクロヘキシル(メタ)アクリレート等のア
ルコキシ(シクロ)アルキル(メタ)アクリレート類;
ヒドロキシメチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アク
リレート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、5−
ヒドロキシアミル(メタ)アクリレート、6−ヒドロキ
シヘキシル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシシク
ロへキシル(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコ
ールモノ(メタ)アクリレート等の2価アルコールのヒ
ドロキシ(シクロ)アルキルモノ(メタ)アクリレート
類;
【0018】3−クロロ−2−ヒドロキシプロピル(メ
タ)アクリレート、3−アミノ−2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート等の置換ヒドロキシ(シクロ)
アルキルモノ(メタ)アクリレート類;グリセリンのモ
ノ−またはジ−(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパンのモノ−またはジ−(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールのモノ−、ジ−またはトリ−(メ
タ)アクリレート等の3価以上の多価アルコールの遊離
水酸基含有(メタ)アクリレート類;N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、N、N−ジメチロール(メ
タ)アクリルアミド等のN−メチロール化不飽和カルボ
ン酸アミド類;アリルグリシジルエーテル、グリシジル
(メタ)アクリレート、メチルグリシジルメチルアクリ
レート、エポキシ化シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト等の不飽和エポキシ化合物;
タ)アクリレート、3−アミノ−2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート等の置換ヒドロキシ(シクロ)
アルキルモノ(メタ)アクリレート類;グリセリンのモ
ノ−またはジ−(メタ)アクリレート、トリメチロール
プロパンのモノ−またはジ−(メタ)アクリレート、ペ
ンタエリスリトールのモノ−、ジ−またはトリ−(メ
タ)アクリレート等の3価以上の多価アルコールの遊離
水酸基含有(メタ)アクリレート類;N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、N、N−ジメチロール(メ
タ)アクリルアミド等のN−メチロール化不飽和カルボ
ン酸アミド類;アリルグリシジルエーテル、グリシジル
(メタ)アクリレート、メチルグリシジルメチルアクリ
レート、エポキシ化シクロヘキシル(メタ)アクリレー
ト等の不飽和エポキシ化合物;
【0019】酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、バーサ
チック酸ビニル等のビニルエステル類;パーフルオロエ
チル(メタ)アクリレート、パーフルオロプロピル(メ
タ)アクリレート、ペンタデカフルオロオクチル(メ
タ)アクリレート等のフルオロアルキル(メタ)アクリ
レート類;2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート
等のアミノアルキル基含有(メタ)アクリレート類;2
−ジメチルアミノエチルアクリルアミド、2−ジエチル
アミノエチルアクリルアミド、2−ジメチルアミノプロ
ピルアクリルアミド、3−ジメチルアミノプロピルアク
リルアミド等のアミノアルキル基含有アクリルアミド
類;2−(ジメチルアミノエトキシ)エチル(メタ)ア
クリレート、2−(ジエチルアミノエトキシ)エチル
(メタ)アクリレート、3−(ジメチルアミノエトキ
シ)プロピル(メタ)アクリレート等のアミノアルコキ
シアルキル基含有(メタ)アクリレート類;
チック酸ビニル等のビニルエステル類;パーフルオロエ
チル(メタ)アクリレート、パーフルオロプロピル(メ
タ)アクリレート、ペンタデカフルオロオクチル(メ
タ)アクリレート等のフルオロアルキル(メタ)アクリ
レート類;2−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、2−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−ジメチルアミノプロピル(メタ)アクリレート
等のアミノアルキル基含有(メタ)アクリレート類;2
−ジメチルアミノエチルアクリルアミド、2−ジエチル
アミノエチルアクリルアミド、2−ジメチルアミノプロ
ピルアクリルアミド、3−ジメチルアミノプロピルアク
リルアミド等のアミノアルキル基含有アクリルアミド
類;2−(ジメチルアミノエトキシ)エチル(メタ)ア
クリレート、2−(ジエチルアミノエトキシ)エチル
(メタ)アクリレート、3−(ジメチルアミノエトキ
シ)プロピル(メタ)アクリレート等のアミノアルコキ
シアルキル基含有(メタ)アクリレート類;
【0020】エチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコール(メタ)ジアクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、2,2’−ビス[4−(メタ)
アクリロキシプロピオキシフェニル]プロパン、2,
2’−ビス[4−(メタ)アクリロキシジエトキシフェ
ニル]プロパン、グリセリントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
等の多官能性(メタ)アクリレート類;
ト、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ト
リエチレングリコール(メタ)ジアクリレート、テトラ
エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレ
ングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレング
リコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、テトラプロピレングリ
コールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオー
ルジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオール
ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ
(メタ)アクリレート、2,2’−ビス[4−(メタ)
アクリロキシプロピオキシフェニル]プロパン、2,
2’−ビス[4−(メタ)アクリロキシジエトキシフェ
ニル]プロパン、グリセリントリ(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート
等の多官能性(メタ)アクリレート類;
【0021】スチレン、α−メチルスチレン、2−メチ
ルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレ
ン、4−エチルスチレン、4−t−ブチルスチレン、
3、4−ジメチルスチレン、4−メトキシスチレン、4
−エトキシスチレン、2−クロロスチレン、3−クロロ
スチレン、4−クロロスチレン、2,4−ジクロロスチ
レン、2,6−ジクロロスチレン、4−クロロ−3−メ
チルスチレン、ジビニルベンゼン、1−ビニルナフタレ
ン、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等の芳香
族ビニル化合物;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ケ
イ皮酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチ
ル、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、ヘ
キサヒドロフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル等のカルボキシル基含有不飽和単量体あるい
はその無水物類;
ルスチレン、3−メチルスチレン、4−メチルスチレ
ン、4−エチルスチレン、4−t−ブチルスチレン、
3、4−ジメチルスチレン、4−メトキシスチレン、4
−エトキシスチレン、2−クロロスチレン、3−クロロ
スチレン、4−クロロスチレン、2,4−ジクロロスチ
レン、2,6−ジクロロスチレン、4−クロロ−3−メ
チルスチレン、ジビニルベンゼン、1−ビニルナフタレ
ン、2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等の芳香
族ビニル化合物;(メタ)アクリル酸、クロトン酸、ケ
イ皮酸、マレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタ
コン酸、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチ
ル、イタコン酸モノメチル、イタコン酸モノエチル、ヘ
キサヒドロフタル酸モノ−2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル等のカルボキシル基含有不飽和単量体あるい
はその無水物類;
【0022】(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメ
チル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N、N−ジメトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−メチレンビス(メタ)ア
クリルアミド、N,N−エチレンビス(メタ)アクリル
アミド、マレイン酸アミド、マレイミド等の不飽和カル
ボン酸のアミドあるいはイミド類;(メタ)アクリロニ
トリル、クロトンニトリル、2−シアノエチル(メタ)
アクリレート、2−シアノプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−シアノプロピル(メタ)アクリレート、ケイ皮
酸ニトリル等のシアノ基含有不飽和単量体類;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、脂肪酸ビニルエステル等のハロゲ
ン化ビニル化合物;1,3−ブタジエン、イソプレン、
クロロプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン
等の共役ジエン類;
チル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N、N−ジメトキシメチル(メ
タ)アクリルアミド、N,N−メチレンビス(メタ)ア
クリルアミド、N,N−エチレンビス(メタ)アクリル
アミド、マレイン酸アミド、マレイミド等の不飽和カル
ボン酸のアミドあるいはイミド類;(メタ)アクリロニ
トリル、クロトンニトリル、2−シアノエチル(メタ)
アクリレート、2−シアノプロピル(メタ)アクリレー
ト、3−シアノプロピル(メタ)アクリレート、ケイ皮
酸ニトリル等のシアノ基含有不飽和単量体類;塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン、脂肪酸ビニルエステル等のハロゲ
ン化ビニル化合物;1,3−ブタジエン、イソプレン、
クロロプレン、2,3−ジメチル−1,3−ブタジエン
等の共役ジエン類;
【0023】γ−(メタ)アクリロキシプロピルトリメ
トキシシラン、チッソ(株)製のサイラプレーンFM0
711(商品名)等の重合性シリコーン類のほか、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェ
ニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−メタクリロキシエチル−3’−t−ブチ
ルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール等の紫外線吸
収性官能基含有(メタ)アクリレート類;1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル(メタ)アクリ
レート、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル(メタ)アクリレート等の光安定化基を有する(メ
タ)アクリレート類等が挙げられる。
トキシシラン、チッソ(株)製のサイラプレーンFM0
711(商品名)等の重合性シリコーン類のほか、2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メタクリロキシエチルフェ
ニル)−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒド
ロキシ−5’−メタクリロキシエチル−3’−t−ブチ
ルフェニル)−2H−ベンゾトリアゾール等の紫外線吸
収性官能基含有(メタ)アクリレート類;1,2,2,
6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル(メタ)アクリ
レート、2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル(メタ)アクリレート等の光安定化基を有する(メ
タ)アクリレート類等が挙げられる。
【0024】これらのうち、N−アルキル(メタ)アク
リルアミド、アルド基あるいはケト基にもとづくカルボ
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、スチレン、(メタ)アク
リルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、N−(3−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アク
リルアミド等が好ましく、特に好ましくはN−アルキル
(メタ)アクリルアミド、アルド基あるいはケト基にも
とづくカルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体で
ある。
リルアミド、アルド基あるいはケト基にもとづくカルボ
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体、メチル(メ
タ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−
ブチル(メタ)アクリレート、スチレン、(メタ)アク
リルアミド、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
ト、N−(3−ジメチルアミノプロピル)(メタ)アク
リルアミド等が好ましく、特に好ましくはN−アルキル
(メタ)アクリルアミド、アルド基あるいはケト基にも
とづくカルボニル基を有するエチレン性不飽和単量体で
ある。
【0025】N−アルキル(メタ)アクリルアミドとし
ては、アルキル基の炭素数が1〜10であるN−モノア
ルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキルア
クリルアミド、具体的には、N−メチルアクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−n−プロピルアク
リルアミド、N−i−プロピルアクリルアミド、N,N
−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリル
アミド、N,N−ジ(n−プロピル)アクリルアミド、
N,N−ジ(i−プロピル)アクリルアミド、N,N−
ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリ
ルアミド、N,N−ジ(n−プロピル)メタクリルアミ
ド、N,N−ジ(i−プロピル)メタクリルアミドが挙
げられ、特に、高固着性が期待できるN−メチルアクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド等が好まし
い。前記N−アルキル(メタ)アクリルアミドは、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。
ては、アルキル基の炭素数が1〜10であるN−モノア
ルキル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジアルキルア
クリルアミド、具体的には、N−メチルアクリルアミ
ド、N−エチルアクリルアミド、N−n−プロピルアク
リルアミド、N−i−プロピルアクリルアミド、N,N
−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジエチルアクリル
アミド、N,N−ジ(n−プロピル)アクリルアミド、
N,N−ジ(i−プロピル)アクリルアミド、N,N−
ジメチルメタクリルアミド、N,N−ジエチルメタクリ
ルアミド、N,N−ジ(n−プロピル)メタクリルアミ
ド、N,N−ジ(i−プロピル)メタクリルアミドが挙
げられ、特に、高固着性が期待できるN−メチルアクリ
ルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド等が好まし
い。前記N−アルキル(メタ)アクリルアミドは、単独
でまたは2種以上を混合して使用することができる。
【0026】上記N−アルキル(メタ)アクリルアミド
を使用する場合は、その好ましい使用量は、ラジカル重
合可能な単量体成分100重量部に対して、0.1〜8
0重量部であり、さらに好ましくは1〜40重量部、特
に好ましくは2〜30重量部である。N−アルキル(メ
タ)アクリルアミドが、0.1重量部未満であるとイン
ク受理性が劣る傾向にある。一方、80重量部を越える
と耐水性が劣る傾向がある。
を使用する場合は、その好ましい使用量は、ラジカル重
合可能な単量体成分100重量部に対して、0.1〜8
0重量部であり、さらに好ましくは1〜40重量部、特
に好ましくは2〜30重量部である。N−アルキル(メ
タ)アクリルアミドが、0.1重量部未満であるとイン
ク受理性が劣る傾向にある。一方、80重量部を越える
と耐水性が劣る傾向がある。
【0027】アルド基あるいはケト基にもとづくカルボ
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体のうち、アルド
基を有するエチレン性不飽和単量体としては、例えば
(メタ)アクロレイン、クロトンアルデヒド、ホルミル
スチレン、ホルミル−α−メチルスチレン、ジアセトン
アクリルアミド、(メタ)アクリルアミドピバリンアル
デヒド、3−(メタ)アクリルアミドメチル−アニスア
ルデヒドおよび、下記(式1)で表されるβ−(メタ)
アクリロキシ−α,α−ジアルキルプロパナール類等を
挙げることができる。
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体のうち、アルド
基を有するエチレン性不飽和単量体としては、例えば
(メタ)アクロレイン、クロトンアルデヒド、ホルミル
スチレン、ホルミル−α−メチルスチレン、ジアセトン
アクリルアミド、(メタ)アクリルアミドピバリンアル
デヒド、3−(メタ)アクリルアミドメチル−アニスア
ルデヒドおよび、下記(式1)で表されるβ−(メタ)
アクリロキシ−α,α−ジアルキルプロパナール類等を
挙げることができる。
【0028】
【化1】
【0029】上記(式1)において、R1は水素原子ま
たはメチル基、R2は水素原子または炭素数1〜3のア
ルキル基、R3は炭素数1〜3のアルキル基、R4は炭素
数1〜4のアルキル基を示す。(式1)で表されるβ−
(メタ)アクリロキシ−α,α−ジアルキルプロパナー
ル類の具体例としては、β−(メタ)アクリロキシ−
α,α−ジメチルプロパナール(即ち、β−(メタ)ア
クリロキシピバリンアルデヒド)、β−(メタ)アクリ
ロキシ−α,α−ジエチルプロパナール、β−(メタ)
アクリロキシ−α,α−ジプロピルプロパナール、β−
(メタ)アクリロキシ−α−メチル−α−ブチルプロパ
ナール、β−(メタ)アクリロキシ−α,α,β−トリ
メチルプロパナール等を挙げることができる。
たはメチル基、R2は水素原子または炭素数1〜3のア
ルキル基、R3は炭素数1〜3のアルキル基、R4は炭素
数1〜4のアルキル基を示す。(式1)で表されるβ−
(メタ)アクリロキシ−α,α−ジアルキルプロパナー
ル類の具体例としては、β−(メタ)アクリロキシ−
α,α−ジメチルプロパナール(即ち、β−(メタ)ア
クリロキシピバリンアルデヒド)、β−(メタ)アクリ
ロキシ−α,α−ジエチルプロパナール、β−(メタ)
アクリロキシ−α,α−ジプロピルプロパナール、β−
(メタ)アクリロキシ−α−メチル−α−ブチルプロパ
ナール、β−(メタ)アクリロキシ−α,α,β−トリ
メチルプロパナール等を挙げることができる。
【0030】また、ケト基を有するエチレン性不飽和単
量体としては、例えばジアセトン(メタ)アクリルアミ
ド、4〜7個の炭素原子を有するビニルアルキルケトン
類(例えばビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、
ビニル−n−プロピルケトン、ビニル−i−プロピルケ
トン、ビニル−n−ブチルケトン、ビニル−i−ブチル
ケトン、ビニル−t−ブチルケトン等)、ビニルフェニ
ルケトン、ビニルベンジルケトン、ジビニルケトン、ジ
アセトン(メタ)アクリレート、アセトニトリル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート−アセチルアセテート、3−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート−アセチルアセテート、2−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート−アセチルアセ
テート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート−
アセチルアセテート、4−ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレート−アセチルアセテート、ブタンジオール−
1,4−(メタ)アクリレート−アセチルアセテート等
が挙げられる。これらのうち、特にアクロレイン、ジア
セトンアクリルアミド、ビニルメチルケトン等が好まし
い。
量体としては、例えばジアセトン(メタ)アクリルアミ
ド、4〜7個の炭素原子を有するビニルアルキルケトン
類(例えばビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、
ビニル−n−プロピルケトン、ビニル−i−プロピルケ
トン、ビニル−n−ブチルケトン、ビニル−i−ブチル
ケトン、ビニル−t−ブチルケトン等)、ビニルフェニ
ルケトン、ビニルベンジルケトン、ジビニルケトン、ジ
アセトン(メタ)アクリレート、アセトニトリル(メ
タ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート−アセチルアセテート、3−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート−アセチルアセテート、2−
ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート−アセチルアセ
テート、3−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート−
アセチルアセテート、4−ヒドロキシブチル(メタ)ア
クリレート−アセチルアセテート、ブタンジオール−
1,4−(メタ)アクリレート−アセチルアセテート等
が挙げられる。これらのうち、特にアクロレイン、ジア
セトンアクリルアミド、ビニルメチルケトン等が好まし
い。
【0031】前記カルボニル基を有するエチレン性不飽
和単量体は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
和単量体は、単独でまたは2種以上を混合して使用する
ことができる。
【0032】かかるカルボニル基を有するエチレン性不
飽和単量体を使用する場合は、その好ましい使用量は、
ラジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、
0.1〜20重量部であり、さらに好ましくは0.5〜
10重量部、特に好ましくは1.0〜8重量部である。
飽和単量体を使用する場合は、その好ましい使用量は、
ラジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、
0.1〜20重量部であり、さらに好ましくは0.5〜
10重量部、特に好ましくは1.0〜8重量部である。
【0033】ラジカル重合可能な単量体成分が、カルボ
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体を含む場合に
は、水系分散体は、1分子中に少なくとも2個のヒドラ
ジノ基を有する多官能性ヒドラジン誘導体を、前記水系
分散体中のカルボニル基の当量(A)に対する前記多官
能性ヒドラジン誘導体中のヒドラジノ基の当量(B)の
比(B)/(A)が、好ましくは0.1〜5、さらに好
ましくは0.5〜1.5、特に好ましくは0.7〜1.
2の範囲になるように含むことがさらに望ましい。前記
比(B)/(A)が、0.1未満であると、前記多官能
性ヒドラジン誘導体の添加による耐水性の改良効果が十
分ではなく、一方、前記比(B)/(A)が、5を越え
ると耐水性および透明性が劣る傾向にある。
ニル基を有するエチレン性不飽和単量体を含む場合に
は、水系分散体は、1分子中に少なくとも2個のヒドラ
ジノ基を有する多官能性ヒドラジン誘導体を、前記水系
分散体中のカルボニル基の当量(A)に対する前記多官
能性ヒドラジン誘導体中のヒドラジノ基の当量(B)の
比(B)/(A)が、好ましくは0.1〜5、さらに好
ましくは0.5〜1.5、特に好ましくは0.7〜1.
2の範囲になるように含むことがさらに望ましい。前記
比(B)/(A)が、0.1未満であると、前記多官能
性ヒドラジン誘導体の添加による耐水性の改良効果が十
分ではなく、一方、前記比(B)/(A)が、5を越え
ると耐水性および透明性が劣る傾向にある。
【0034】1分子中に少なくとも2個のヒドラジノ基
を有する多官能性ヒドラジン誘導としては、例えばシュ
ウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジ
ヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒ
ドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、フタル酸ジヒドラ
ジド、イソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒド
ラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラジ
ド、イタコン酸ジヒドラジド等の合計炭素数2〜10、
特に合計炭素数4〜6のジカルボン酸ジヒドラジド類;
クエン酸トリヒドラジド、ニトリロ酸トリヒドラジド、
シクロヘキサントリカルボン酸トリヒドラジド、エチレ
ンジアミン四酢酸テトラヒドラジド等の3官能以上のヒ
ドラジド類;エチレン−1,2−ジヒドラジン、プロピ
レン−1,2−ジヒドラジン、プロピレン−1,3−ジ
ヒドラジン、ブチレン−1,2−ジヒドラジン、ブチレ
ン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−ジヒド
ラジン、ブチレン−2,3−ジヒドラジン等の合計炭素
数2〜4の脂肪族ジヒドラジン類;等の水溶性ジヒドラ
ジンを挙げることができる。
を有する多官能性ヒドラジン誘導としては、例えばシュ
ウ酸ジヒドラジド、マロン酸ジヒドラジド、コハク酸ジ
ヒドラジド、グルタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒ
ドラジド、セバシン酸ジヒドラジド、フタル酸ジヒドラ
ジド、イソフタル酸ジヒドラジド、テレフタル酸ジヒド
ラジド、マレイン酸ジヒドラジド、フマル酸ジヒドラジ
ド、イタコン酸ジヒドラジド等の合計炭素数2〜10、
特に合計炭素数4〜6のジカルボン酸ジヒドラジド類;
クエン酸トリヒドラジド、ニトリロ酸トリヒドラジド、
シクロヘキサントリカルボン酸トリヒドラジド、エチレ
ンジアミン四酢酸テトラヒドラジド等の3官能以上のヒ
ドラジド類;エチレン−1,2−ジヒドラジン、プロピ
レン−1,2−ジヒドラジン、プロピレン−1,3−ジ
ヒドラジン、ブチレン−1,2−ジヒドラジン、ブチレ
ン−1,3−ジヒドラジン、ブチレン−1,4−ジヒド
ラジン、ブチレン−2,3−ジヒドラジン等の合計炭素
数2〜4の脂肪族ジヒドラジン類;等の水溶性ジヒドラ
ジンを挙げることができる。
【0035】さらに、これらの多官能性ヒドラジン誘導
体の少なくとも一部のヒドラジノ基を、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルプロ
ピルケトン、メチルブチルケトン、ジアセトンアルコー
ル等のカルボニル化合物と反応させることによりブロッ
クした化合物(以下、「ブロック化多官能性ヒドラジン
誘導体」という。)、例えば、アジピン酸ジヒドラジド
モノアセトンヒドラゾン、アジピン酸ジヒドラジドアセ
トンヒドラゾン等も使用することができる。このような
ブロック化多官能性ヒドラジン誘導体を使用することに
より、水系分散体の架橋反応の進行をコントロールする
ことができる。これらの多官能性ヒドラジン誘導体のう
ち、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジ
ド、イソフタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジ
ドアセトンヒドラゾン等が好ましい。前記多官能性ヒド
ラジン誘導体は、単独または2種以上を混合して使用す
ることができる。
体の少なくとも一部のヒドラジノ基を、アセトアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、アセト
ン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン、メチルプロ
ピルケトン、メチルブチルケトン、ジアセトンアルコー
ル等のカルボニル化合物と反応させることによりブロッ
クした化合物(以下、「ブロック化多官能性ヒドラジン
誘導体」という。)、例えば、アジピン酸ジヒドラジド
モノアセトンヒドラゾン、アジピン酸ジヒドラジドアセ
トンヒドラゾン等も使用することができる。このような
ブロック化多官能性ヒドラジン誘導体を使用することに
より、水系分散体の架橋反応の進行をコントロールする
ことができる。これらの多官能性ヒドラジン誘導体のう
ち、アジピン酸ジヒドラジド、セバシン酸ジヒドラジ
ド、イソフタル酸ジヒドラジド、アジピン酸ジヒドラジ
ドアセトンヒドラゾン等が好ましい。前記多官能性ヒド
ラジン誘導体は、単独または2種以上を混合して使用す
ることができる。
【0036】ヒドロキシル基含有水溶性高分子として
は、ポリビニルアルコール、完全けん化ポリビニルアル
コール、部分けん化ポリビニルアルコール、カチオン変
性ポリビニルアルコール、アニオン変性ポリビニルアル
コール、シリコン変性ポリビニルアルコール、末端チオ
ール変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポ
リビニルアルコール等の各種ポリビニルアルコール類、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース類、各種でんぷ
ん類、ポリエチレングリコール等の他、ヒドロキシル基
含有アクリル系水溶性ポリマー等が挙げられ、特に、部
分けん化ポリビニルアルコール、末端チオール変性ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシル基含有アクリル系水溶
性ポリマー等が好ましい。
は、ポリビニルアルコール、完全けん化ポリビニルアル
コール、部分けん化ポリビニルアルコール、カチオン変
性ポリビニルアルコール、アニオン変性ポリビニルアル
コール、シリコン変性ポリビニルアルコール、末端チオ
ール変性ポリビニルアルコール、アセトアセチル変性ポ
リビニルアルコール等の各種ポリビニルアルコール類、
メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等のセルロース類、各種でんぷ
ん類、ポリエチレングリコール等の他、ヒドロキシル基
含有アクリル系水溶性ポリマー等が挙げられ、特に、部
分けん化ポリビニルアルコール、末端チオール変性ポリ
ビニルアルコール、ヒドロキシル基含有アクリル系水溶
性ポリマー等が好ましい。
【0037】かかるヒドロキシル基含有水溶性高分子
は、インク受理性、吸収性の他、架橋性官能基であるヒ
ドロキシル基導入のための成分であり、その使用量は、
ラジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、
ヒドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部、好
ましくは30〜300重量部、さらに好ましくは50〜
200重量部である。この使用量が5重量部未満である
とインク受理性が劣り、500重量部を越えると鮮明
性、耐水性および耐カール性に劣る。
は、インク受理性、吸収性の他、架橋性官能基であるヒ
ドロキシル基導入のための成分であり、その使用量は、
ラジカル重合可能な単量体成分100重量部に対して、
ヒドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部、好
ましくは30〜300重量部、さらに好ましくは50〜
200重量部である。この使用量が5重量部未満である
とインク受理性が劣り、500重量部を越えると鮮明
性、耐水性および耐カール性に劣る。
【0038】水系分散体は、水系媒体中、前述したラジ
カル重合可能な単量体成分100重量部に対して、上記
のヒドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部の
存在下、該ラジカル重合可能な単量体成分を重合させて
得られる。
カル重合可能な単量体成分100重量部に対して、上記
のヒドロキシル基含有水溶性高分子5〜500重量部の
存在下、該ラジカル重合可能な単量体成分を重合させて
得られる。
【0039】本発明の水系分散体の重合体のガラス転移
温度は、好ましくは−20℃以上、さらに好ましくは0
℃以上、特に好ましくは10℃以上であることが耐ブロ
ッキング性の点から望ましい。
温度は、好ましくは−20℃以上、さらに好ましくは0
℃以上、特に好ましくは10℃以上であることが耐ブロ
ッキング性の点から望ましい。
【0040】前述のラジカル重合可能な単量体の重合
は、生成される重合体が粒子として水系媒体中に分散さ
れる限り特に限定されるものではないが、特に乳化重合
が好ましい。前記乳化重合は、上記ヒドロキシル基含有
水溶性高分子、ラジカル重合可能な単量体成分のほか
に、必要に応じて各種乳化剤、連鎖移動剤、電解質、p
H調整剤等を併用して、ラジカル重合可能な単量体成分
100重量部に対して、通常、水を100〜1000重
量部と、ラジカル重合開始剤等を使用し、重合温度5〜
100℃、好ましくは40〜90℃、重合時間0.1〜
10時間の条件で乳化重合される。また、得られる重合
体の重合転化率は、95%以上であることが好ましい。
は、生成される重合体が粒子として水系媒体中に分散さ
れる限り特に限定されるものではないが、特に乳化重合
が好ましい。前記乳化重合は、上記ヒドロキシル基含有
水溶性高分子、ラジカル重合可能な単量体成分のほか
に、必要に応じて各種乳化剤、連鎖移動剤、電解質、p
H調整剤等を併用して、ラジカル重合可能な単量体成分
100重量部に対して、通常、水を100〜1000重
量部と、ラジカル重合開始剤等を使用し、重合温度5〜
100℃、好ましくは40〜90℃、重合時間0.1〜
10時間の条件で乳化重合される。また、得られる重合
体の重合転化率は、95%以上であることが好ましい。
【0041】ラジカル重合開始剤としては、例えば、ク
メンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼン
ハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイドロパーオ
キサイド等の有機ハイドロパーオキサイド類からなる酸
化剤と含糖ピロリン酸鉄処方、スルホキシレート処方、
含糖ピロリン酸鉄処方/スルホキシレート処方の混合処
方等の還元剤との組み合わせによるレドックス系の開始
剤;過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩;アゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2’
−アゾビスイソブチレート、2−カルバモイルアザイソ
ブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イ
ミダリン−2−イル)プロパン]2塩酸塩等のアゾ化合
物;ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサ
イド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト等の有機過酸化物;等を挙げることができ、好ましく
は水溶性でカチオン性の2,2’−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−
(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]2塩酸塩等
の開始剤である。これらラジカル重合開始剤は、単独で
または2種以上を混合して使用することができる。ラジ
カル重合開始剤の使用量は、使用される単量体成分10
0重量部に対し、通常、0.05〜5重量部、好ましく
は0.1〜2重量部程度である。
メンハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼン
ハイドロパーオキサイド、パラメンタンハイドロパーオ
キサイド等の有機ハイドロパーオキサイド類からなる酸
化剤と含糖ピロリン酸鉄処方、スルホキシレート処方、
含糖ピロリン酸鉄処方/スルホキシレート処方の混合処
方等の還元剤との組み合わせによるレドックス系の開始
剤;過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸
塩;アゾビスイソブチロニトリル、ジメチル−2,2’
−アゾビスイソブチレート、2−カルバモイルアザイソ
ブチロニトリル、2,2’−アゾビス(2−アミジノプ
ロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−(2−イ
ミダリン−2−イル)プロパン]2塩酸塩等のアゾ化合
物;ベンゾイルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサ
イド、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
ト等の有機過酸化物;等を挙げることができ、好ましく
は水溶性でカチオン性の2,2’−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)2塩酸塩、2,2’−アゾビス[2−
(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]2塩酸塩等
の開始剤である。これらラジカル重合開始剤は、単独で
または2種以上を混合して使用することができる。ラジ
カル重合開始剤の使用量は、使用される単量体成分10
0重量部に対し、通常、0.05〜5重量部、好ましく
は0.1〜2重量部程度である。
【0042】乳化重合に際しては、ヒドロキシル基含有
水溶性高分子自体が乳化剤の機能を果たすが、場合によ
り乳化剤を1種以上併用してもよい。
水溶性高分子自体が乳化剤の機能を果たすが、場合によ
り乳化剤を1種以上併用してもよい。
【0043】このような乳化剤としては、たとえば陰イ
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤や、ヒドロキシル基含有水
溶性高分子以外の水溶性重合体等を用いることができ
る。
オン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性
界面活性剤、両性界面活性剤や、ヒドロキシル基含有水
溶性高分子以外の水溶性重合体等を用いることができ
る。
【0044】前記陰イオン性界面活性剤としては、例え
ば高級アルコール硫酸エステルのアルカリ金属塩、アル
キルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩、コハク酸ジ
アルキルエステルスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルホン酸のアルカリ金属塩、
ポリオキシエチレンアルキル(またはアルキルフェニ
ル)エーテルの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンア
ルキル(またはアルキルフェニル)エーテルのリン酸エ
ステル塩等の他、ラテムルS−180A(花王(株)
製)、エレミノールJS−2(三洋化成(株)製)、ア
クアロンHS−10(第一工業製薬(株)製)、アデカ
リアソープSE−10N(旭電化工業(株)製)等の反
応性陰イオン性界面活性剤を挙げることができる。
ば高級アルコール硫酸エステルのアルカリ金属塩、アル
キルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩、コハク酸ジ
アルキルエステルスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキ
ルジフェニルエーテルジスルホン酸のアルカリ金属塩、
ポリオキシエチレンアルキル(またはアルキルフェニ
ル)エーテルの硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンア
ルキル(またはアルキルフェニル)エーテルのリン酸エ
ステル塩等の他、ラテムルS−180A(花王(株)
製)、エレミノールJS−2(三洋化成(株)製)、ア
クアロンHS−10(第一工業製薬(株)製)、アデカ
リアソープSE−10N(旭電化工業(株)製)等の反
応性陰イオン性界面活性剤を挙げることができる。
【0045】前記非イオン性界面活性剤としては、例え
ばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル等のほか、アクアロン
RS−20(第一工業製薬(株)製)、アデカリアソー
プNE−20(旭電化工業(株)製)等の反応性非イオ
ン性界面活性剤を挙げることができる。
ばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエ
チレンアルキルフェニルエーテル等のほか、アクアロン
RS−20(第一工業製薬(株)製)、アデカリアソー
プNE−20(旭電化工業(株)製)等の反応性非イオ
ン性界面活性剤を挙げることができる。
【0046】陽イオン性界面活性剤としては、アルキル
ピリジニルクロライド、アルキルアミンアセテート、ア
ルキルアンモニウムクロライド等の他、特開昭60−2
35631号公報に記載されているようなジアリルアン
モニウムハロゲン化物等の反応性陽イオン性界面活性剤
等が使用できる。
ピリジニルクロライド、アルキルアミンアセテート、ア
ルキルアンモニウムクロライド等の他、特開昭60−2
35631号公報に記載されているようなジアリルアン
モニウムハロゲン化物等の反応性陽イオン性界面活性剤
等が使用できる。
【0047】前記両性界面活性剤としては、ラウリルベ
タインが適当であり、前記水溶性重合体としてはアルカ
リ可溶性重合体のようなヒドロキシル基を含有しないイ
オン性水溶性重合体等が使用できる。このうち、特に、
非イオン性乳化剤、陽イオン乳化剤を使用することが好
ましい。これらの乳化剤の使用量は、モノマー100重
量部あたり、通常、5重量部以下、水溶性重合体の場
合、50重量部以下である。
タインが適当であり、前記水溶性重合体としてはアルカ
リ可溶性重合体のようなヒドロキシル基を含有しないイ
オン性水溶性重合体等が使用できる。このうち、特に、
非イオン性乳化剤、陽イオン乳化剤を使用することが好
ましい。これらの乳化剤の使用量は、モノマー100重
量部あたり、通常、5重量部以下、水溶性重合体の場
合、50重量部以下である。
【0048】前記連鎖移動剤(分子量調整剤)として
は、通常の重合で使用可能なものを全て使用することが
できるが、具体的には、クロロホルム、ブロモホルム等
のハロゲン化炭化水素類;n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタ
ン、n−オクチルチオグリコール等のメルカプタン類;
ジメチルキサントゲンジサルファイド、ジイソプロピル
キサントゲンジサルファイド等のキサントゲン類;ジペ
ンテン、ターピノーレン等のテルペン類;9,10−ジ
ヒドロアントラセン、1,4−ジヒドロナフタレン、イ
ンデン、1,4−シクロヘキサジエン等の不飽和環状炭
化水素化合物;キサンテン、2,5−ジヒドロフラン等
の不飽和ヘテロ環状化合物;α−メチルスチレンダイマ
ー、1,1−ジフェニルエチレン等を使用することがで
きる。連鎖移動剤の使用量は、単量体混合物100重量
部当たり、通常、0〜5重量部程度であるが、連鎖移動
剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1重量部
以上の添加が望ましい。
は、通常の重合で使用可能なものを全て使用することが
できるが、具体的には、クロロホルム、ブロモホルム等
のハロゲン化炭化水素類;n−ドデシルメルカプタン、
t−ドデシルメルカプタン、n−オクチルメルカプタ
ン、n−オクチルチオグリコール等のメルカプタン類;
ジメチルキサントゲンジサルファイド、ジイソプロピル
キサントゲンジサルファイド等のキサントゲン類;ジペ
ンテン、ターピノーレン等のテルペン類;9,10−ジ
ヒドロアントラセン、1,4−ジヒドロナフタレン、イ
ンデン、1,4−シクロヘキサジエン等の不飽和環状炭
化水素化合物;キサンテン、2,5−ジヒドロフラン等
の不飽和ヘテロ環状化合物;α−メチルスチレンダイマ
ー、1,1−ジフェニルエチレン等を使用することがで
きる。連鎖移動剤の使用量は、単量体混合物100重量
部当たり、通常、0〜5重量部程度であるが、連鎖移動
剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1重量部
以上の添加が望ましい。
【0049】重合方式としてはバッチ方式、単量体を分
割または連続して添加する方式、単量体のプレエマルジ
ョンを分割または連続して添加する方式、またはこれら
の方式を段階的に組み合わせた方式等を採用することが
できるが、特に、水溶性の低い単量体を使用する場合
は、高圧ホモジナイザーや超音波分散機を用いて予めヒ
ドロキシル基含有水溶性高分子、エチレン性不飽和単量
体、水を強制乳化させてプレエマルジョンを調整してか
ら、バッチ重合方式、分割または連続して添加する方式
等により重合することが好ましい。なお、上記のような
乳化重合の際には必要に応じて、作業性、防災安全性、
環境安全性および製造安全性を損なわない範囲内で、少
量の溶剤を用いることができる。
割または連続して添加する方式、単量体のプレエマルジ
ョンを分割または連続して添加する方式、またはこれら
の方式を段階的に組み合わせた方式等を採用することが
できるが、特に、水溶性の低い単量体を使用する場合
は、高圧ホモジナイザーや超音波分散機を用いて予めヒ
ドロキシル基含有水溶性高分子、エチレン性不飽和単量
体、水を強制乳化させてプレエマルジョンを調整してか
ら、バッチ重合方式、分割または連続して添加する方式
等により重合することが好ましい。なお、上記のような
乳化重合の際には必要に応じて、作業性、防災安全性、
環境安全性および製造安全性を損なわない範囲内で、少
量の溶剤を用いることができる。
【0050】この溶剤としては、具体的に、メチルエチ
ルケトン、アセトン、トリクロロトリフルオロエタン、
メチルイソブチルケトン、ジメチルスルホキサイド、ト
ルエン、ジブチルフタレート、メチルピロリドン、酢酸
エチル、アルコール類、セロソルブ類、カルビトール類
等が用いられる。溶剤は、単量体混合物100重量部当
たり、通常0〜10重量部程度用いることができるが、
溶剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1部以
上の添加が望ましい。
ルケトン、アセトン、トリクロロトリフルオロエタン、
メチルイソブチルケトン、ジメチルスルホキサイド、ト
ルエン、ジブチルフタレート、メチルピロリドン、酢酸
エチル、アルコール類、セロソルブ類、カルビトール類
等が用いられる。溶剤は、単量体混合物100重量部当
たり、通常0〜10重量部程度用いることができるが、
溶剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1部以
上の添加が望ましい。
【0051】本発明のインクジェット記録用コーティン
グ材中に含まれる(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの
重量比((イ)/(ロ))は、10/90〜98/2の
範囲が好ましく、さらに好ましくは50/50〜95/
5が好ましく、特に好ましくは75/25〜90/10
である。(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの割合が上
記範囲であれば、十分な量のインク定着サイトが得ら
れ、製膜性も良好であり、印刷画質が低下したり、成膜
性が不十分となって基材からの剥がれ、コーティング塗
膜の割れが生じる問題が避けられる。
グ材中に含まれる(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの
重量比((イ)/(ロ))は、10/90〜98/2の
範囲が好ましく、さらに好ましくは50/50〜95/
5が好ましく、特に好ましくは75/25〜90/10
である。(イ)無機粒子と(ロ)バインダーの割合が上
記範囲であれば、十分な量のインク定着サイトが得ら
れ、製膜性も良好であり、印刷画質が低下したり、成膜
性が不十分となって基材からの剥がれ、コーティング塗
膜の割れが生じる問題が避けられる。
【0052】本発明のインクジェット記録用コーテイン
グ材には、上記(イ)成分および(ロ)成分の他に、目
的に応じて下記する添加剤を添加することができる。
グ材には、上記(イ)成分および(ロ)成分の他に、目
的に応じて下記する添加剤を添加することができる。
【0053】得られる塗膜のインク受理性(吸収性)を
向上させるために、あるいは記録用シートを着色させる
ために、無機顔料あるいは有機顔料を1種以上使用する
ことができる。これら無機顔料あるいは有機顔料は特に
限定されたものではなく、例えば無機顔料としては、ク
レー、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、サ
チンホワイト、タルク、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛
等が、また有機顔料としてはポリスチレンラテックス、
尿素ホルマリン樹脂等が使用できる。
向上させるために、あるいは記録用シートを着色させる
ために、無機顔料あるいは有機顔料を1種以上使用する
ことができる。これら無機顔料あるいは有機顔料は特に
限定されたものではなく、例えば無機顔料としては、ク
レー、硫酸バリウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、サ
チンホワイト、タルク、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛
等が、また有機顔料としてはポリスチレンラテックス、
尿素ホルマリン樹脂等が使用できる。
【0054】また、得られる塗膜の耐候・耐光性の向上
を目的として、光安定化剤、紫外線吸収剤を添加でき
る。このような光安定化剤、紫外線吸収剤は特に限られ
たものではなく、有機ニッケル化合物、ヒンダードアミ
ン系等の光安定化剤、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリ
ウム等の無機系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン、ベンゾ
トリアゾール等の有機系紫外線吸収剤等、従来より塗
料、合成ゴム、合成樹脂、合成繊維用として使用し得る
光安定化剤ならいずれでもよい。これらのうち好ましく
は、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート等のヒンダードアミン系の光安定
化剤、酸化セリウム、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
である。これら光安定化剤あるいは紫外線吸収剤の添加
量は、水系重合体(固形分)100重量部に対して、1
0重量部以下、好ましくは5重量部以下であるが、この
吸収剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1重
量部以上の添加が必要である。
を目的として、光安定化剤、紫外線吸収剤を添加でき
る。このような光安定化剤、紫外線吸収剤は特に限られ
たものではなく、有機ニッケル化合物、ヒンダードアミ
ン系等の光安定化剤、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリ
ウム等の無機系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン、ベンゾ
トリアゾール等の有機系紫外線吸収剤等、従来より塗
料、合成ゴム、合成樹脂、合成繊維用として使用し得る
光安定化剤ならいずれでもよい。これらのうち好ましく
は、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート等のヒンダードアミン系の光安定
化剤、酸化セリウム、ヒンダードアミン系紫外線吸収剤
である。これら光安定化剤あるいは紫外線吸収剤の添加
量は、水系重合体(固形分)100重量部に対して、1
0重量部以下、好ましくは5重量部以下であるが、この
吸収剤の添加効果を得るためには、少なくとも0.1重
量部以上の添加が必要である。
【0055】また、得られる塗膜の造膜性、濡れ性を向
上させるために、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、アミルア
ルコール、ヘキシルアルコール等のアルコール類、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、ヘキシルセロソルブ、メチルカ
ルビトール、エチルカルビトール、メチルセロソルブア
セテート、エチルセロソルブアセテート、トリブトキシ
メチルフォスフェート等の有機溶剤を1種以上使用する
ことができる。これら有機溶剤の使用量は、全コーテイ
ング材中に20重量%以下、好ましくは10重量%以
下、さらに好ましくは5重量%以下であるが、有機溶剤
の添加効果を得るためには、少なくともO.1重量%以
上の添加が望ましい。
上させるために、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、プロピルアルコール、ブチルアルコール、アミルア
ルコール、ヘキシルアルコール等のアルコール類、メチ
ルセロソルブ、エチルセロソルブ、プロピルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、ヘキシルセロソルブ、メチルカ
ルビトール、エチルカルビトール、メチルセロソルブア
セテート、エチルセロソルブアセテート、トリブトキシ
メチルフォスフェート等の有機溶剤を1種以上使用する
ことができる。これら有機溶剤の使用量は、全コーテイ
ング材中に20重量%以下、好ましくは10重量%以
下、さらに好ましくは5重量%以下であるが、有機溶剤
の添加効果を得るためには、少なくともO.1重量%以
上の添加が望ましい。
【0056】本発明のインクジェット記録用コーテイン
グ材には、必要に応じて有機ポリマー粒子を上記(イ)
無機粒子と併用することができる。有機ポリマー粒子と
しては、細孔や凹凸を有して比表面積の大きい表面構造
の多孔質有機粒子が好ましく、その比表面積が10〜1
00m2/gであるものがより好ましい。(イ)無機粒
子と有機粒子の使用割合は、重量比で1/99〜99/
1であることが好ましい。
グ材には、必要に応じて有機ポリマー粒子を上記(イ)
無機粒子と併用することができる。有機ポリマー粒子と
しては、細孔や凹凸を有して比表面積の大きい表面構造
の多孔質有機粒子が好ましく、その比表面積が10〜1
00m2/gであるものがより好ましい。(イ)無機粒
子と有機粒子の使用割合は、重量比で1/99〜99/
1であることが好ましい。
【0057】さらに得られる塗膜の耐水性を向上させる
ために従来から用いられている架橋剤を添加することが
できる。ここで、架橋剤としては、ヒドロキシル基含有
水溶性高分子中のヒドロキシル基またはラジカル重合可
能な単量体成分を重合して得られる重合体に導入された
各種官能基と反応するものであればよく、例えば、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の他、一般
にポリビニルアルコールの架橋剤として用いられるグリ
オギザール、ジメチロール尿素、ホルマリン等のアルデ
ヒド類を挙げることができる。これらの架橋剤は、通
常、0〜280℃の硬化温度で使用することができる
が、フェノール樹脂等は、100℃以上の硬化温度で使
用することが望ましい。上記メラミン樹脂としては、メ
チル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂、メチロー
ル化メラミン樹脂、混合エーテル化メラミン樹脂等が挙
げられる。上記フェノール樹脂としては、ジメチロール
樹脂、ポリメチロールフェノール樹脂、フェノールホル
ムアミド樹脂、メチロールフェノールホルムアミド樹
脂、ジメチロールフェノールホルムアミド樹脂等が挙げ
られる。上記エポキシ樹脂としては、エチレングリコー
ル・ジグリシジルエーテル、ヘキサンジオール・ジグリ
シジルエーテル、ネオペンチルグリコール・ジグリシジ
ルエーテル、グリセリン・ジグリシジルエーテル、グリ
セリン・ポリグリシジルエーテル、ジグリセリン・ポリ
グリシジルエーテル、ソルビトール・ポリグリシジルエ
ーテル、水添ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル
またはビスフェノールA・ジグリシジルエーテル等の多
価アルコールのポリグリシジルエーテル、あるいはp−
オキシ安息香酸のグリシジルエーテル、フタル酸ジグリ
シジルエステルまたはヘキサヒドロフタル酸・ジグリシ
ジルエーテル、さらにはヒダントイン環含有エポキシ樹
脂、さらには側鎖にエポキシ基を有するビニル系重合体
等が挙げられる。
ために従来から用いられている架橋剤を添加することが
できる。ここで、架橋剤としては、ヒドロキシル基含有
水溶性高分子中のヒドロキシル基またはラジカル重合可
能な単量体成分を重合して得られる重合体に導入された
各種官能基と反応するものであればよく、例えば、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂等の他、一般
にポリビニルアルコールの架橋剤として用いられるグリ
オギザール、ジメチロール尿素、ホルマリン等のアルデ
ヒド類を挙げることができる。これらの架橋剤は、通
常、0〜280℃の硬化温度で使用することができる
が、フェノール樹脂等は、100℃以上の硬化温度で使
用することが望ましい。上記メラミン樹脂としては、メ
チル化メラミン樹脂、ブチル化メラミン樹脂、メチロー
ル化メラミン樹脂、混合エーテル化メラミン樹脂等が挙
げられる。上記フェノール樹脂としては、ジメチロール
樹脂、ポリメチロールフェノール樹脂、フェノールホル
ムアミド樹脂、メチロールフェノールホルムアミド樹
脂、ジメチロールフェノールホルムアミド樹脂等が挙げ
られる。上記エポキシ樹脂としては、エチレングリコー
ル・ジグリシジルエーテル、ヘキサンジオール・ジグリ
シジルエーテル、ネオペンチルグリコール・ジグリシジ
ルエーテル、グリセリン・ジグリシジルエーテル、グリ
セリン・ポリグリシジルエーテル、ジグリセリン・ポリ
グリシジルエーテル、ソルビトール・ポリグリシジルエ
ーテル、水添ビスフェノールA・ジグリシジルエーテル
またはビスフェノールA・ジグリシジルエーテル等の多
価アルコールのポリグリシジルエーテル、あるいはp−
オキシ安息香酸のグリシジルエーテル、フタル酸ジグリ
シジルエステルまたはヘキサヒドロフタル酸・ジグリシ
ジルエーテル、さらにはヒダントイン環含有エポキシ樹
脂、さらには側鎖にエポキシ基を有するビニル系重合体
等が挙げられる。
【0058】また、得られる塗膜のアニオン性染料の固
着性を向上させるため、カチオン性界面活性剤、カチオ
ン性ポリマー等を添加することもできる。
着性を向上させるため、カチオン性界面活性剤、カチオ
ン性ポリマー等を添加することもできる。
【0059】さらに前記添加剤以外の添加剤としては、
水溶性高分子として一般的に用いられる水溶性ポリエス
テル樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性アクリル樹脂、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
ポリオキシエチレン、澱粉、ゼラチン等のほか、さらに
消泡剤、増粘剤、熱に対する安定剤、濡れ剤、レベリン
グ剤、滑剤、着色剤、艶消し剤、顔料、防カビ剤等を用
いることができる。
水溶性高分子として一般的に用いられる水溶性ポリエス
テル樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性アクリル樹脂、
ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、
ポリオキシエチレン、澱粉、ゼラチン等のほか、さらに
消泡剤、増粘剤、熱に対する安定剤、濡れ剤、レベリン
グ剤、滑剤、着色剤、艶消し剤、顔料、防カビ剤等を用
いることができる。
【0060】本発明のインクジェット記録用コーテイン
グ材は、インク受理性(吸収性)、耐水性、透明性、耐
ブロッキング性および耐カール性等に優れた塗膜を形成
することから、プラスチック、プラスチックフィルム、
ガラス、紙、木材、金属、コンクリート、セラミック
ス、スレート、大理石、陶磁器、セッコウ、皮革等の各
種コーティング剤に利用できる他、さらに帯電防止用添
加剤、インキバインダー、電池セパレーター、接着剤、
セメント混和剤、シーラント用、紙含浸用、繊維加工等
にも使用することができ、特にインクジェット記録用コ
ーティング材として、インクジェット記録用シート用に
好適に使用され得る。
グ材は、インク受理性(吸収性)、耐水性、透明性、耐
ブロッキング性および耐カール性等に優れた塗膜を形成
することから、プラスチック、プラスチックフィルム、
ガラス、紙、木材、金属、コンクリート、セラミック
ス、スレート、大理石、陶磁器、セッコウ、皮革等の各
種コーティング剤に利用できる他、さらに帯電防止用添
加剤、インキバインダー、電池セパレーター、接着剤、
セメント混和剤、シーラント用、紙含浸用、繊維加工等
にも使用することができ、特にインクジェット記録用コ
ーティング材として、インクジェット記録用シート用に
好適に使用され得る。
【0061】本発明のインクジェット記録用コーティン
グ材を塗布する際には、従来公知の方法、例えば刷毛塗
り、ブレードコーター、ロールコーター、スピンコータ
ーや、電着等の方法を採用することができるほか、本発
明のインクジェット記録用コーティング材をポリエステ
ルフィルム等のプラスチックフィルムに塗工する際に
は、成形済みのフィルムにコーティングするポストコー
トの他、1軸延伸あるいは2軸延伸工程に先立ってコー
ティングするプレコートとして使用することもできる。
グ材を塗布する際には、従来公知の方法、例えば刷毛塗
り、ブレードコーター、ロールコーター、スピンコータ
ーや、電着等の方法を採用することができるほか、本発
明のインクジェット記録用コーティング材をポリエステ
ルフィルム等のプラスチックフィルムに塗工する際に
は、成形済みのフィルムにコーティングするポストコー
トの他、1軸延伸あるいは2軸延伸工程に先立ってコー
ティングするプレコートとして使用することもできる。
【0062】本発明のインクジェット記録用コーティン
グ材が塗工されたインクジェット記録用シートは、イン
クジェット記録方式によるファクシミリ、コピー、印刷
機や各種プリンター等に好ましく適用できる。
グ材が塗工されたインクジェット記録用シートは、イン
クジェット記録方式によるファクシミリ、コピー、印刷
機や各種プリンター等に好ましく適用できる。
【0063】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明は以下の実施例に制約されるもので
はない。なお、実施例において割合を示す「部」および
「%」はそれぞれ重量部および重量%を意味する。
説明するが、本発明は以下の実施例に制約されるもので
はない。なお、実施例において割合を示す「部」および
「%」はそれぞれ重量部および重量%を意味する。
【0064】以下の実施例および比較例で調製したイン
クジェット記録用コーテイング材の評価は、以下のよう
にして行った。 〔コーティング材の評価〕得られた各コーティング材
を、あらかじめメタノールで表面を拭き取ったポリエチ
レンテレフタレートフィルムに、乾燥膜厚が10μmと
なるようにバーコーダーにより塗布したのち、130℃
の雰囲気下で3分間乾燥して試験片を作製した。得られ
た試験片につき、以下の方法により性能評価を行った。
なお、特に断りのない限り、試験片への印刷は、染料系
インクジェット用プリンター(セイコーエプソン社
(株)製PM−700C)を使用し、ブラック、イエロ
ー、シアン、マゼンタの4色のインクを用いて印刷し
た。
クジェット記録用コーテイング材の評価は、以下のよう
にして行った。 〔コーティング材の評価〕得られた各コーティング材
を、あらかじめメタノールで表面を拭き取ったポリエチ
レンテレフタレートフィルムに、乾燥膜厚が10μmと
なるようにバーコーダーにより塗布したのち、130℃
の雰囲気下で3分間乾燥して試験片を作製した。得られ
た試験片につき、以下の方法により性能評価を行った。
なお、特に断りのない限り、試験片への印刷は、染料系
インクジェット用プリンター(セイコーエプソン社
(株)製PM−700C)を使用し、ブラック、イエロ
ー、シアン、マゼンタの4色のインクを用いて印刷し
た。
【0065】1.インク受理性 (1)インク吸収性 印刷終了1分後に印刷面を指で擦り、印刷面の状態を目
視観察し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:インクが擦れない △:多少インクの擦れが認められる ×:インクが擦れる (2)インク固着性 アルファベット文字を印刷、10分間放置した後、文字
上に水滴を滴下、水滴が乾燥したときの印刷面の状態を
目視観察し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:はっきりと文字が判別できる △:にじみはあるものの文字の判別は可能 ×:全く文字が判別できない (3)鮮明性 印刷の鮮明さを目視観察し、下記の基準で3段階評価を
行った。 ○:にじみやむらがなく鮮明な画像 △:にじみやむらがやや生じているが実用上問題ない ×:にじみが著しい
視観察し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:インクが擦れない △:多少インクの擦れが認められる ×:インクが擦れる (2)インク固着性 アルファベット文字を印刷、10分間放置した後、文字
上に水滴を滴下、水滴が乾燥したときの印刷面の状態を
目視観察し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:はっきりと文字が判別できる △:にじみはあるものの文字の判別は可能 ×:全く文字が判別できない (3)鮮明性 印刷の鮮明さを目視観察し、下記の基準で3段階評価を
行った。 ○:にじみやむらがなく鮮明な画像 △:にじみやむらがやや生じているが実用上問題ない ×:にじみが著しい
【0066】2.耐水性 アルファベット文字を印刷、10分間放置した後、文字
上に水滴を滴下、1分後に印字部分を脱脂綿で擦り、下
記の基準で3段階評価を行った。 ○:印刷面の脱離がない △:多少の印刷面の脱離が生じる ×:完全に印刷面が脱離する 3.透明性 JIS K6714に準拠して、積分式光線透過率測定
装置を用い、塗膜の曇り価を測定し、下記基準で2段階
評価を行った。 ○:曇り価が10未満 ×:曇り価が10以上 4.耐ブロッキング性 試験片を指触し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:べたつき感が全くない △:ややべたつき感があるが、実用上問題ない ×:べたつき感が著しい
上に水滴を滴下、1分後に印字部分を脱脂綿で擦り、下
記の基準で3段階評価を行った。 ○:印刷面の脱離がない △:多少の印刷面の脱離が生じる ×:完全に印刷面が脱離する 3.透明性 JIS K6714に準拠して、積分式光線透過率測定
装置を用い、塗膜の曇り価を測定し、下記基準で2段階
評価を行った。 ○:曇り価が10未満 ×:曇り価が10以上 4.耐ブロッキング性 試験片を指触し、下記の基準で3段階評価を行った。 ○:べたつき感が全くない △:ややべたつき感があるが、実用上問題ない ×:べたつき感が著しい
【0067】5.耐カール性 試験片を10平方センチ角に切り、これを25℃、湿度
65%の雰囲気下で平らな台の上に24時間放置した。
そしてカールしたフィルムの端と台との距離により評価
した。 ○:5mm以下 △:5〜10mm ×:10mm以上
65%の雰囲気下で平らな台の上に24時間放置した。
そしてカールしたフィルムの端と台との距離により評価
した。 ○:5mm以下 △:5〜10mm ×:10mm以上
【0068】実施例1 <アルミナスラリーの調製>気相法により合成したアル
ミナ粒子(商品名:酸化アルミニウムC、日本アエロジ
ル(株)製)20部を、イオン交換水80部へ加え、粒
子の分散安定性を高めるべく10%硝酸を5部加えた後
に、ホモミキサーで3時間撹拌し、アルミナスラリー
(1)を得た。得られたアルミナスラリー(1)のアル
ミナ粒子の性質を表2に記した。 <バインダーの合成>撹拌機、温度計、ヒーター、単量
体添加用ポンプおよび窒素ガス導入装置を備えたステン
レス製オートクレーブに、初期成分として、水400
部、水溶性高分子として部分けん化ポリビニルアルコー
ル(商品名:クラレPVA−203、クラレ(株)製)
の20%水溶液50部(固形分換算)、2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩(商品名V−5
0 和光純薬工業(株)製)の5%水溶液0.5部(固
形分換算)を仕込み、気相部を15分間窒素ガス置換し
たのち、65℃に昇温した。次いで、表1に示した単量
体成分50部を、3時間かけて連続的に添加しつつ、7
0℃で乳化重合を行い、添加終了後75〜80℃でさら
に2時間熟成した。その後、25℃まで冷却して約1時
間撹拌したのち、水で固形分濃度を20%に調整し、2
00メッシュの金網でろ過して、バインダー分散液
(1)を得た。
ミナ粒子(商品名:酸化アルミニウムC、日本アエロジ
ル(株)製)20部を、イオン交換水80部へ加え、粒
子の分散安定性を高めるべく10%硝酸を5部加えた後
に、ホモミキサーで3時間撹拌し、アルミナスラリー
(1)を得た。得られたアルミナスラリー(1)のアル
ミナ粒子の性質を表2に記した。 <バインダーの合成>撹拌機、温度計、ヒーター、単量
体添加用ポンプおよび窒素ガス導入装置を備えたステン
レス製オートクレーブに、初期成分として、水400
部、水溶性高分子として部分けん化ポリビニルアルコー
ル(商品名:クラレPVA−203、クラレ(株)製)
の20%水溶液50部(固形分換算)、2,2’−アゾ
ビス(2−アミジノプロパン)二塩酸塩(商品名V−5
0 和光純薬工業(株)製)の5%水溶液0.5部(固
形分換算)を仕込み、気相部を15分間窒素ガス置換し
たのち、65℃に昇温した。次いで、表1に示した単量
体成分50部を、3時間かけて連続的に添加しつつ、7
0℃で乳化重合を行い、添加終了後75〜80℃でさら
に2時間熟成した。その後、25℃まで冷却して約1時
間撹拌したのち、水で固形分濃度を20%に調整し、2
00メッシュの金網でろ過して、バインダー分散液
(1)を得た。
【0069】
【表1】
【0070】<コーティング材の調製>得られたアルミ
ナスラリー(1)を90部をステンレス製テーパータン
クに計りとった。これを常温下、5000rpmの回転
数でホモミキサーで撹拌させながら、固形分濃度20%
のバインダー分散液(1)を10部添加し、引き続き5
000rpmの回転数で1時間撹拌し、分散安定性に優
れるコーティング材(1)を得た。このときのアルミナ
粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテイング
材(1)について上記方法で評価を行い、結果を表3に
示した。
ナスラリー(1)を90部をステンレス製テーパータン
クに計りとった。これを常温下、5000rpmの回転
数でホモミキサーで撹拌させながら、固形分濃度20%
のバインダー分散液(1)を10部添加し、引き続き5
000rpmの回転数で1時間撹拌し、分散安定性に優
れるコーティング材(1)を得た。このときのアルミナ
粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテイング
材(1)について上記方法で評価を行い、結果を表3に
示した。
【0071】実施例2 表2にアルミナ粒子の物性が記載される固形分濃度20
%の沈降アルミナスラリー(2)(商品名:AS−52
0、日産化学工業(株)製)を90部と固形分濃度20
%のバインダー分散液(1)の10部を実施例1と同様
に混合してコーティング材(2)を得た。このときのア
ルミナ粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテ
イング材(2)について上記方法で評価を行い、結果を
表3に示した。
%の沈降アルミナスラリー(2)(商品名:AS−52
0、日産化学工業(株)製)を90部と固形分濃度20
%のバインダー分散液(1)の10部を実施例1と同様
に混合してコーティング材(2)を得た。このときのア
ルミナ粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテ
イング材(2)について上記方法で評価を行い、結果を
表3に示した。
【0072】比較例1 バインダー分散液として、従来より用いられている部分
けん化ポリビニルアルコール(商品名:クラレPVA−
203,クラレ(株)製)のみをコーティング材として
用いて評価を行った。結果を表3に示した。
けん化ポリビニルアルコール(商品名:クラレPVA−
203,クラレ(株)製)のみをコーティング材として
用いて評価を行った。結果を表3に示した。
【0073】比較例2 実施例1で使用された気相法アルミナ粒子を用いて表2
に示されるアルミナスラリー(3)を得、このアルミナ
スラリー(3)を用いる他は、実施例1と同様に混合し
てコーティング材を得た。このコーテイング材のアルミ
ナ粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテイン
グ材について上記方法で評価を行い、結果を表3に示し
た。
に示されるアルミナスラリー(3)を得、このアルミナ
スラリー(3)を用いる他は、実施例1と同様に混合し
てコーティング材を得た。このコーテイング材のアルミ
ナ粒子とバインダーの重量比を表3に示す。コーテイン
グ材について上記方法で評価を行い、結果を表3に示し
た。
【0074】比較例3 実施例1で使用された気相法アルミナ粒子を用いて表2
に示されるアルミナスラリー(4)を得、このアルミナ
スラリー(4)を用いる他は、実施例1と同様に混合し
て、コーティング材を得た。このときのアルミナ粒子と
バインダーの重量比を表3に示す。このコーテイング材
について上記方法で評価を行い、結果を表3に示した。
に示されるアルミナスラリー(4)を得、このアルミナ
スラリー(4)を用いる他は、実施例1と同様に混合し
て、コーティング材を得た。このときのアルミナ粒子と
バインダーの重量比を表3に示す。このコーテイング材
について上記方法で評価を行い、結果を表3に示した。
【0075】比較例4 実施例1で使用された気相法アルミナ粒子を用いて表2
に示されるアルミナスラリー(5)を得、このアルミナ
スラリー(5)を用いる他は、実施例1と同様にしてコ
ーティング材を得た。このときのアルミナ粒子とバイン
ダーの重量比を表3に示す。このコーテイング材につい
て、上記方法で評価を行い、結果を表3に示した。
に示されるアルミナスラリー(5)を得、このアルミナ
スラリー(5)を用いる他は、実施例1と同様にしてコ
ーティング材を得た。このときのアルミナ粒子とバイン
ダーの重量比を表3に示す。このコーテイング材につい
て、上記方法で評価を行い、結果を表3に示した。
【0076】
【表2】
【0077】
【表3】 *:クラレPVA−203
【0078】表3に示された結果から、以下のことが明
らかである。実施例1、2で調製されたコーティング材
は、インク吸収性、インク固着性、鮮明性等のインク受
理性、耐水性、耐ブロッキング性、耐カール性のいずれ
にも優れた塗膜を形成することができる。また、比較例
1は、無機粒子を添加しないためにインク受理性、耐水
性のレベルが不十分である。比較例2は、粒子の平均粒
子径が0.4μmを越えており、インク固着性、透明性
に劣る。比較例3は、粒子の比表面積が40m2/g未
満であり、インク吸収性、インク固着性、透明性、鮮明
性に劣る。比較例4は、5μm以下の粒径の粒子の含有
量が80%未満であり、インク固着性、透明性に劣る。
らかである。実施例1、2で調製されたコーティング材
は、インク吸収性、インク固着性、鮮明性等のインク受
理性、耐水性、耐ブロッキング性、耐カール性のいずれ
にも優れた塗膜を形成することができる。また、比較例
1は、無機粒子を添加しないためにインク受理性、耐水
性のレベルが不十分である。比較例2は、粒子の平均粒
子径が0.4μmを越えており、インク固着性、透明性
に劣る。比較例3は、粒子の比表面積が40m2/g未
満であり、インク吸収性、インク固着性、透明性、鮮明
性に劣る。比較例4は、5μm以下の粒径の粒子の含有
量が80%未満であり、インク固着性、透明性に劣る。
【0079】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録用コーテイ
ング材から、インク吸収性や鮮明性等のインク受理性、
耐水性、耐ブロッキング性、透明性、および耐カール性
等に優れたインクジェット記録用シートが得られる。ま
た、本発明のインクジェット記録用シートは、上記特性
に優れる。
ング材から、インク吸収性や鮮明性等のインク受理性、
耐水性、耐ブロッキング性、透明性、および耐カール性
等に優れたインクジェット記録用シートが得られる。ま
た、本発明のインクジェット記録用シートは、上記特性
に優れる。
Claims (5)
- 【請求項1】 (イ)(i)比表面積が40〜430m
2/gの範囲にあり、(ii)粒子の80重量%以上が粒
子径5μm以下であり、かつ(iii)平均粒子径が0.
4μm以下である無機粒子、および(ロ)バインダーを
含有する水系分散体からなることを特徴とするインクジ
ェット記録用コーテイング材。 - 【請求項2】 (イ)無機粒子と(ロ)バインダーの重
量比((イ)/(ロ))が10/90〜98/2の範囲
にあることを特徴とする請求項1に記載のインクジェッ
ト記録用コーテイング材。 - 【請求項3】 無機粒子が沈降アルミナまたはヒューム
ドアルミナであることを特徴とする請求項1または2に
記載のインクジェット記録用コーテイング材。 - 【請求項4】 バインダーとして、ラジカル重合可能な
単量体を水溶性高分子の存在下に重合して得られる重合
体を用いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに
記載のインクジェット記録用コーテイング材。 - 【請求項5】 シート上に、請求項1〜4のいずれかに
記載のインクジェット記録用コーテイング材の塗膜が形
成されていることを特徴とするインクジェット記録用シ
ート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013487A JP2000211243A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | インクジェット記録用コ―テイング材およびインクジェット記録用シ―ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11013487A JP2000211243A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | インクジェット記録用コ―テイング材およびインクジェット記録用シ―ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000211243A true JP2000211243A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11834491
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11013487A Pending JP2000211243A (ja) | 1999-01-21 | 1999-01-21 | インクジェット記録用コ―テイング材およびインクジェット記録用シ―ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000211243A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003511266A (ja) * | 1999-10-01 | 2003-03-25 | キャボット コーポレイション | 記録媒体 |
-
1999
- 1999-01-21 JP JP11013487A patent/JP2000211243A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003511266A (ja) * | 1999-10-01 | 2003-03-25 | キャボット コーポレイション | 記録媒体 |
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