JP2000211876A - 動く道路用パレットの搬出方法及び搬入方法並びにそれらの方法に用いられる揚重装置、揚重装置取付台、吊り部材、台車及び枕木 - Google Patents

動く道路用パレットの搬出方法及び搬入方法並びにそれらの方法に用いられる揚重装置、揚重装置取付台、吊り部材、台車及び枕木

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JP2000211876A
JP2000211876A JP11013265A JP1326599A JP2000211876A JP 2000211876 A JP2000211876 A JP 2000211876A JP 11013265 A JP11013265 A JP 11013265A JP 1326599 A JP1326599 A JP 1326599A JP 2000211876 A JP2000211876 A JP 2000211876A
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Japan
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pallet
lifting device
moving
suspension
moving road
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English (en)
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Seishi Fujimura
誠士 藤村
Hiroyuki Yoshikawa
弘行 吉川
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動く道路用パレットの取外し作業、及び動く
道路の出入り口の外へのパレットの移動作業を、安全か
つ円滑に行うことができる動く道路用パレットの搬出方
法の提供。 【解決手段】 パレット2を吊り部材3を介して揚重装
置14の吊りロープ21に連結する。次に吊りロープ2
1を巻き上げて、パレットガイドチェーンの固定されて
いる後輪軸40を支点に、パレット2を上方に、即ち矢
印P1の方向に回動させ、所定の角度でパレット2を矢
印Q1の方向に移動させて後輪軸40から離脱させる。
次に揚重装置14に吊り下げられるパレット2を水平面
内で約90度回転させる。次にハンドレール1a,1b
上で揚重装置取付台13を滑らせて、所定の位置に配置
される台車24上にパレット2を移動させる。次にパレ
ット2を台車24に載置し、この台車24を操作し、動
く道路1の出入り口の外へ移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ほぼ水平面上に配
置される動く道路、及び傾斜した状態に配置される動く
道路のパレットの搬出作業及び搬入作業の少なくとも一
方の作業の実施に好適な動く道路用パレットの搬出方法
及び搬入方法並びにそれらの方法に用いられる揚重装
置、揚重装置取付台、吊り部材、台車及び枕木に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ほぼ水平面上に配置される動く道路、及
び傾斜した状態に配置される動く道路では、保守点検作
業を行う際に、踏み板、即ちパレットを取外し、取外し
たパレットを所定の場所に運搬する搬出作業が実施され
る。そして、保守点検作業終了後、パレットを運搬し、
運搬されたパレットを所定箇所に装着する搬入作業が実
施される。
【0003】従来では、動く道路用パレットの搬出作業
を実施する場合に、2人の保守員は、1枚目のパレット
が取り外された位置から、機械室内に半身を入れた状態
で、2枚目以降のパレットを取り外す。そして、2人の
保守員は、取り外されたパレットを持ち上げて、台車に
載せ、動く道路の出入り口から所定の場所まで運ぶ。
【0004】また、動く道路用パレットの搬入作業を実
施する場合には、まず、2人の保守員は、パレットを台
車に載せて、所定の場所から動く道路の出入り口まで運
ぶ。そして、動く道路の出入口内ではパレットを装着位
置まで持ち上げて運ぶ。そして、2人の保守員は、機械
室内に半身を入れた状態で、パレットを取り付ける。
【0005】上述のように、動く道路用パレットの搬出
作業及び搬入作業は行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、大きな荷物
を持った乗客が数多く利用するような横幅寸法の大きな
動く道路では、パレットの横幅寸法が1600mm、重
さが30kg以上あり、このような大型で重量の重いパ
レットを有する動く道路に対して、保守点検作業を行う
場合には、パレットを持ち上げて行う作業が困難であ
る。
【0007】即ち、パレットを持ち上げるには、保守員
に強い力が要求され、特にパレットを保守員が持ち上げ
て運ぶ場合には、保守員の多大な労力が必要である。
【0008】また、パレットの取外し作業に際し、パレ
ットガイドチェーンに固定される後輪軸から、パレット
の裏面に設けられる後輪軸係止溝を離脱させるには、パ
レットを後輪軸を支点に上方に所定の角度だけ回動させ
て引き抜かなければならず、保守員には、パレットが重
くて持ち上げるのが困難な上に、2人の保守員の呼吸が
合わないと、パレットが左右に傾き、後輪軸から後輪軸
係止溝が離脱しないという事態が生じ、パレットの取外
し作業に時間がかかる。
【0009】また、パレットの取付作業に際しても、パ
レットが重くて扱いにくい上に、2人の保守員の呼吸が
合わないと、パレットが左右に傾き、パレットの後輪軸
係止溝が後輪軸に係止されないという事態が生じ、パレ
ットの取付作業に時間がかかる。
【0010】また、パレットの取外し作業及び取付作業
の際に、パレットが傾くと、保守員がパレットと内デッ
キを取り付けるフレームなどの間に指を挟む危険があっ
た。
【0011】また、台車でパレットを運搬する場合に
は、台に載置されたパレットは、台から食み出し、特に
台車の把手側に食み出した部分が台車の操作の邪魔にな
る。これにより、台車の操作を誤りパレットを周囲の物
品に衝突させ、パレット及び周囲の物品を損傷させるこ
とがある。
【0012】本発明の第1の目的は、パレットの取外し
作業、及び動く道路の出入り口の外へのパレットの移動
作業を、安全かつ円滑に行うことができる動く道路用パ
レットの搬出方法を提供することにある。
【0013】本発明の第2の目的は、パレットの取付作
業、及び動く道路の出入り口内へのパレットの移動作業
を、安全かつ円滑に行うことができる動く道路用パレッ
トの搬出方法を提供することにある。
【0014】本発明の第3の目的は、ハンドレール上
を、ハンドレールを傷つけることなく移動させることが
できる動く道路用パレットの搬出方法及び搬入方法に用
いられる揚重装置取付台を提供することにある。
【0015】本発明の第4の目的は、揚重装置取付台に
取り付けられる揚重装置でパレットを後輪軸を支点に回
動させながら吊り上げたり、吊り降ろしたりすることが
可能な動く道路用パレットの搬出方法及び搬入方法に用
いられる吊り部材を提供することにある。
【0016】本発明の第5の目的は、台車上のパレット
が台から食み出す部分が邪魔にならずに操作可能な動く
道路用パレットの搬出方法及び搬入方法に用いられる台
車を提供することにある。
【0017】本発明の第6の目的は、パレットの上面に
傷を付けずに、パレットの吊り部材に対する揺動を防止
することが可能な動く道路用パレットの搬出方法及び搬
入方法に用いられる枕木を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の第1の目的を達成
するために、請求項1に係る発明は、動く道路のパレッ
トを取り外し、所定の場所に搬出する動く道路動用パレ
ットの搬出方法において、前記動く道路の前記パレット
のスカートガード及びデッキを取り外す事前工程と、前
記パレットのガイドチェーンに固定される前輪軸に前記
パレットを固定するためのボルトを取り除くセットボル
ト除去工程と、前記パレットの上に、吊り部材を、前記
パレットの長手方向と前記吊り部材の長手方向とが一致
するように配置して、前記吊り部材の左右両側に設けら
れる係止具を前記パレットの左右両側付近の裏面に係止
させるとともに、前記吊り部材と前記パレット間に枕木
を挿入して前記吊り部材を取り付ける搬出時吊り部材取
付工程と、前記動く道路の左右両側に設けられるハンド
レール上に架け渡され揚重装置が取り付られる揚重装置
取付台を、前記ハンドレール上でこのハンドレールの長
手方向に沿って、前記吊り部材が取り付けられた前記パ
レットの上方に移動させる搬出時揚重装置取付台移動工
程と、前記パレットに取り付けられた前記吊り部材と、
前記揚重装置の吊りロープとを連結する搬出時連結工程
と、前記揚重装置の吊りロープを巻き上げて前記吊り部
材を吊り上げることにより前記パレットを吊り上げて、
前記パレットの前記ガイドチェーンに固定される後輪軸
を支点に、前記パレットを上方に回動させる搬出時パレ
ット回動工程と、前記パレットを所定の角度上方に回動
させた位置で前記後輪軸から前記パレットの後輪軸係止
溝を離脱させるパレット離脱工程と、前記後輪軸から離
脱した前記パレットを吊り下げた状態で、水平面内で、
前記パレットを約90°回転させ、前記揚重装置取付台
を前記ハンドレール上でこのハンドレールの長手方向に
沿って、予め所定の位置に配置される台車の上方に前記
パレットを移動させる搬出時パレット移動工程と、前記
揚重装置で前記吊り部材を降ろすことにより前記パレッ
トを降ろして、前記台車に載置した後、前記台車に載置
された前記パレットから前記吊り部材を取り除く吊り部
材除去工程と、前記吊り部材が除去された状態で前記パ
レットが載置された前記台車を操作して、前記所定の場
所まで移動する搬出時台車移動工程とから構成してあ
る。
【0019】このように構成した請求項1に係る発明
は、動く道路の1枚目のパレットが取り外された後の2
枚目以降のパレットの搬出作業を実施するに際して用い
られる。
【0020】即ち、1枚目のパレットが取り外されて所
定の場所へ搬出された後、事前工程が実施される。ま
ず、保守員は、2枚目のパレットのスカートガード及び
デッキを取り外す。
【0021】次に、セットボルト除去工程が実施され
る。即ち、保守員は、パレットのガイドチェーンに固定
される前輪軸にパレットを固定するためのボルトを取り
除く。
【0022】次に、搬出時吊り部材取付工程が実施され
る。即ち、保守員は、セットボルトが取り外されたパレ
ットの上に、吊り部材を、パレットの長手方向と吊り部
材の長手方向とが一致するように配置する。そして、吊
り部材の左右両側に設けられる係止具をパレットの左右
両側付近の裏面に係止させる。また、パレットの上面と
吊り部材との間に枕木を挿入して、吊り部材にパレット
を固定する。
【0023】次に、搬出時揚重装置取付台移動工程が実
施される。即ち、保守員は、動く道路の左右両側に設け
られるハンドレール上に、揚重装置が取り付けられる揚
重装置取付台を、載置し、ハンドレール間に揚重装置取
付台を架け渡す。そして、揚重装置取付台をハンドレー
ル上で、このハンドレールの長手方向に沿って、前記吊
り部材が取り付けられたパレットの上方まで移動させ
る。
【0024】次に、搬出時連結工程が実施される。即
ち、保守員は、パレットに取り付けられた吊り部材と、
このパレットの上方に移動させた揚重装置取付台に取り
付けられる揚重装置の吊りロープとを連結する。
【0025】次に、搬出時パレット回動工程が実施され
る。即ち、保守員は、揚重装置の吊りロープを巻き上
げ、この吊りロープに連結される吊り部材を吊り上げ
る。これにより、この吊り部材に固定されるパレットを
上方へ吊り上げ、このパレットガイドチェーンに固定さ
れる後輪軸を支点に、パレットを上方に回動させる。
【0026】次に、パレット離脱工程が実施される。即
ち、保守員は、パレットを所定の角度まで上方に回動さ
せる。即ちパレットの後輪軸係止溝とは反対側に、パレ
ットを引き抜くためのスペースが確保されるとともに、
回動されたパレットの後輪軸側の縁が、隣接する別のパ
レットに接触しない角度、例えば約30°上方に回動さ
せる。このようにパレットを回動させた位置で、パレッ
トを引き抜き、パレットの後輪軸係止溝を後輪軸から離
脱させる。
【0027】次に、搬出時パレット移動工程が実施され
る。即ち、保守員は、後輪軸から後輪軸係止溝を離脱さ
せたパレットを吊り下げた状態で、水平面内でこのパレ
ットを約90°回転さる。そして、揚重装置取付台を、
前記ハンドレール上で、このハンドレールの長手方向に
沿って、予め所定の位置には配置される台車の上方まで
移動させる。そして、揚重装置で吊り部材を吊り降ろす
ことによりパレットを降ろし、台車にパレットを載置す
る。
【0028】次に、吊り部材除去工程が実施される。即
ち、保守員は、台車に載置されたパレットの上面と吊り
部材との間に挿入された枕木を抜き取る。次に、吊り部
材の左右両側ののそれぞれに設けられる係止具をパレッ
トから取外し、吊り部材をパレット上から取り除く。
【0029】次に、搬出時台車移動工程が実施される。
即ち、保守員は、パレットが載置された台車を操作して
所定の場所まで移動する。
【0030】このように動く道路用パレットの搬出作業
は行われる。
【0031】このように構成した請求項1に係る発明で
は、揚重装置、揚重装置取付台、吊り部材、及び枕木を
用いることによって、パレットを後輪軸を支点に上方に
回動させるさせながら吊り上げることができる。これに
より、保守員自身がパレットを持ち上げて回動させる必
要はなく、したがって保守員には指等を挟む危険がない
とともに、パレットの取外し作業を簡単に行うことがで
きる。また、ハンドレール上でこのハンドレールの長手
方向に沿って揚重装置取付台を移動させることにより、
保守員自身がパレットを持ち上げて運ぶ必要がなく、動
く道路内でパレットを簡単に移動させることができる。
また、台車を用いることにより、保守員自身がパレット
を持ち上げて運ぶ必要はなく、動く道路の出入り口から
所定の場所までパレットを簡単に運ぶことができる。こ
れらの点により、動く道路用パレットの搬出作業を安全
かつ円滑に行うことができる。
【0032】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記搬出時台車移動工程前に、前記
台車に載置される前記パレットの突起部分が被覆される
ように前記パレットを養生する養生工程を含むことを特
徴としている。
【0033】また、請求項3に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記台車上に、フォークリフトの爪
が挿入される挿入部を有する枠体を配置した後、前記枠
体上に前記パレットを載置することを特徴としている。
【0034】上述の第2の目的を達成するために、請求
項4に係る発明は、動く道路のパレットを、このパレッ
トを装着する装着位置の付近に運搬し、前記パレットを
前記装着位置に装着する動く道路の搬入方法において、
台車に、前記パレットを、前記台車の長手方向と前記パ
レットの長手方向とが一致するように載置し、前記台車
を操作して所定の位置まで移動する搬入時台車移動工程
と、前記パレットの上に、吊り部材を、前記パレットの
長手方向と前記吊り部材の長手方向とが一致するように
配置して、前記吊り部材の左右両側に設けられる係止具
を、前記パレットの左右両側付近の裏面に係止させると
ともに、前記吊り部材と前記パレット間に、枕木を挿入
して前記吊り部材を前記パレットに取り付ける搬入時吊
り部材取付工程と、前記動く道路の左右両側に設けられ
るハンドレール上に架け渡され、揚重装置が取り付られ
る揚重装置取付台を、前記ハンドレール上でこのハンド
レールの長手方向に滑らせて、前記吊り部材が取り付け
られた前記パレットの上方に移動させる搬入時揚重装置
取付台移動工程と、前記パレットに取り付けられた吊り
部材と、前記パレット上方に移動した前記揚重装置とを
連結する搬入時連結工程と、前記揚重装置の吊りロープ
を巻き上げて前記吊り部材を吊り上げることにより前記
パレットを前記台車から吊り上げて保持し、前記揚重装
置取付台を前記ハンドレール上でこのハンドレールの長
手方向に滑らせて前記パレットを前記装着位置の上方に
移動させる搬入時パレット移動工程と、前記パレットを
吊り下げた状態で、前記パレットを水平面内で約90°
回転させた後、前記パレットを前記揚重装置で降ろし、
前記パレットの後輪軸係止溝付近に位置する裏面部分
を、パレットのガイドチェーンに固定される後輪軸の位
置に当接させるパレット当接工程と、前記裏面部分を前
記後輪軸の位置に当接させた前記パレットを、前記揚重
装置で降ろし、前記パレットを前記後輪軸を支点に下方
に回動させる搬入時パレット回動工程と、前記パレット
を所定の角度下方に回動させた位置で前記パレットの前
記後輪軸係止溝を前記後輪軸に係止させるパレット係止
工程と、前記後輪軸に後輪軸係止溝が係止され、前記装
着位置に配置されたパレットから、前記吊り部材を取り
除く搬入時吊り部材除去工程と、前記パレットを前輪軸
に固定するためのセットボルトを取り付けるセットボル
ト取付工程とから構成してある。
【0035】このように構成した請求項4に係る発明
は、動く道路のパレットの搬入作業を実施するに際して
用いられ、まず保守員は、搬入時台車移動工程が実施さ
れる。即ち、所定の場所で、台車に、パレットを、台車
の長手方向とパレットの長手方向とが一致する用に載置
する。そして、台車を操作して、所定の位置まで、例え
ばパレットを装着する装着位置付近まで移動する。
【0036】次に、作業者は、搬入時吊り部材取付工程
が実施される。即ち、パレット上に、吊り部材を、パレ
ットの長手方向と吊り部材の長手方向とが一致するよう
に配置する。そして、吊り部材の左右両側に設けられる
係止具を、パレットの左右両側付近の裏面に係止させ
る。また、パレットの上面と吊り部材との間に枕木を挿
入し、吊り部材にパレットを固定する。
【0037】次に、搬入時揚重装置取付台移動工程が実
施される。即ち、動く道路の左右両側に設けられるハン
ドレール上に、揚重装置が取り付けられる揚重装置取付
台を、載置し、ハンドレール間に揚重装置取付台を架け
渡す。そして、揚重装置取付台をハンドレール上で、こ
のハンドレールの長手方向に沿って、前記吊り部材が吊
り部材が取り付けられたパレットの上方まで移動させ
る。
【0038】次に、搬入時連結工程が実施される。即
ち、パレットに取り付けられた吊り部材と、このパレッ
トの上方に移動させた揚重装置取付台に取り付けられる
揚重装置の吊りロープとを連結する。
【0039】次に、搬入時パレット移動工程が実施され
る。即ち、揚重装置の吊りロープを巻き上げ、吊り部材
を吊り上げることによりパレットを台車から吊り上げ
る。そして、パレットを揚重装置で吊り下げた状態で、
揚重装置取付台をハンドレール上で、このハンドレール
の長手方向に沿って、パレットの装着位置の上方まで移
動させる。
【0040】次に、パレット当接工程が実施される。即
ち、装着位置の上方に位置するパレットを吊り下げた状
態で、水平面内でパレットを約90°回転させる。その
後、パレットを揚重装置で降ろし、パレットの後輪軸係
止溝付近に位置する裏面部分をパレットのガイドチェー
ンに固定される後輪軸の位置に当接させる。
【0041】次に、搬入時パレット回動工程が実施され
る。即ち、後輪軸係止溝付近に位置する裏面部分を後輪
軸に当接させたパレットを揚重装置で降ろし、パレット
を後輪軸を支点に、パレットを下方に回動させる。
【0042】次に、パレット係止工程が実施される。即
ち、パレットを所定の角度まで下方に回動させた位置
で、パレットに後輪軸の方向に力を加え、パレットの後
輪軸係止溝を後輪軸に係止させる。
【0043】次に、搬入時吊り部材除去工程が実施され
る。即ち、後輪軸に後輪軸係止溝を係止され、装着位置
に配置されたパレットから、このパレットの上面と吊り
部材との間に挿入された枕木を引き抜きく。そして、吊
り部材の左右両側に設けられる係止具をパレットから取
外す。
【0044】次に、セットボルト取付工程が実施され
る。即ち、パレットを前輪軸に固定するためのセットボ
ルトを取り付ける。
【0045】このように動く道路のパレットの搬入作業
が行われる。
【0046】このように構成した請求項4に係る発明で
は、揚重装置、揚重装置取付台、吊り部材、及び枕木を
用いることによって、パレットを後輪軸を支点に下方に
回動させるながら吊り降ろすことができる。これによ
り、保守員自身がパレットを降ろす必要はなく、したが
って保守員が指等を挟む危険がないとともに、パレット
の取付作業を簡単に行うことができる。また、ハンドレ
ール上でこのハンドレールの長手方向に沿って揚重装置
取付台を移動させることにより、保守員自身がパレット
を持ち上げて運ぶ必要がなく、動く道路内でパレットを
移動させることができる。また、台車を用いることによ
り、保守員自身がパレットを持ち上げて運ぶ必要がな
く、所定の場所から動く道路の出入り口までパレットを
簡単に運ぶことができる。これらの点により、動く道路
用パレットの搬入作業を安全かつ円滑に行うことができ
る。
【0047】また、請求項5に係る発明は、請求項4に
係る発明において、前記搬入時台車移動工程前に、前記
台車に載置される前記パレットの突起部分が被覆される
ように前記パレットを養生する養生工程を含むことを特
徴としている。
【0048】また、第3の目的を達成するために、請求
項6に係る発明は、請求項1及び請求項4に係る発明の
少なくとも一方の発明に用いられる揚重装置取付台を、
前記揚重装置が取り付けられ、前記ハンドレール間に架
け渡される梁部材と、この梁部材の左右両側のそれぞれ
に、前記動く道路の左右両側に設けられる前記ハンドレ
ールの間隔寸法とほぼ等しい間隔寸法位置で配置される
ともに、前記ハンドレール上でこれらハンドレールの長
手方向に沿って移動可能に設けられ、前記梁部材の前記
ハンドレール上での移動を案内する案内部材とを有する
構成にしてある。
【0049】このように構成した請求項6に係る発明
は、動く道路のパレットの搬出作業及び搬入作業の少な
くとも一方の実施に際し、揚重装置及び揚重装置に吊る
されるパレットの位置を動く道路内で移動させる場合
に、ハンドレール上に配置される梁部材が、保守員に押
し引きされて、この梁部材に取り付けられる揚重装置、
及びこの揚重装置に吊り下げられるパレットの位置が移
動される。このように梁部材が移動する際には、梁部材
の左右両側に設けられる案内部材が、ハンドレール上
で、このハンドレールの長手方向に沿った梁部材の移動
を案内する。これにより、揚重装置及び揚重装置に吊り
下げられるハンドレールを傷つけることなく移動させる
ことができる。
【0050】また、請求項7に係る発明は、請求項6に
係る発明において、前記案内部材が、断面形状がコの字
形状の部材から成り、前記ハンドレールのそれぞれに遊
嵌されるとともに、前記ハンドレールに接する面がフェ
ルト製の布で被覆されることを特徴としている。
【0051】また、請求項8に係る発明は、請求項6ま
たは7に係る発明において、前記梁部材の上面の中心部
から前記梁部材の長手方向に所定寸法離れた位置に前記
揚重装置が固定されるとともに、前記揚重装置の前記吊
りロープが前記梁部材の中心部から垂下されることを特
徴としている。
【0052】また、請求項9に係る発明は、請求項6な
いし8のいずれかに係る発明において、前記梁部材に、
把手が設けられることを特徴としている。
【0053】また、請求項10に係る発明は、請求項1
及び請求項4に係る発明の少なくとも一方の発明に用い
られる揚重装置において、前記吊りロープを巻き取るた
めに回動される手動操作部が、前記梁部材との間に、所
定の間隔寸法を有するように設けられることを特徴とし
ている。
【0054】また、第4の目的を達成するために、請求
項11に係る発明は、請求項1及び請求項4に係る発明
の少なくとも一方の発明に用いられる吊り部材が、前記
パレットの上に、このパレットの長手方向に沿って配置
される前記吊り板と、この吊り板の左右両側のそれぞれ
に設けられ、前記パレットの左右両側付近のそれぞれの
裏面に係止される係止具と、前記吊り板の上面の中央か
ら前後方向に離れた位置に設けられ、前記揚重装置の前
記吊りロープと連結される連結具が取り付けられる吊り
アームとを備える構成にしてある。
【0055】このように構成した請求項11に係る発明
は、動く道路のパレットの搬出作業及び搬入作業の少な
くとも一方の実施に際し、パレットを揚重装置の吊りロ
ープに連結する場合に、まず吊り板がパレット上に配置
される。そして、この吊り板の左右両側に設けられる係
止具がパレットの左右両側付近の裏面に係止される。ま
た、吊り板の中央から前後方向に離れて設けられる吊り
アームに連結具が取り付けられ、この連結具を介して吊
り板が揚重装置の吊りロープと連結される。このように
して連結されるパレットは、揚重装置によって前後に傾
いた状態で吊り下げることができる。これにより、パレ
ットを後輪軸を支点に上方に回動させながら吊り上げた
り、下方に回動させながら吊り下げたりすることができ
る。
【0056】また、請求項12に係る発明は、請求項1
1に係る発明において、前記係止具が、前記吊り板に回
動可能に設けられ、前記パレット上に前記吊り板を支持
する支持部と、前記パレットの左右両側付近の裏面に配
置され、前記パレットの左右両側での巻込みを防止のた
めのクリート部を前記パレットの左右両側に固定するビ
スの、前記パレットの裏面に突出した部分を避ける切り
欠き、及び前記パレットの左右両側付近の裏面に形成さ
れる既設の穴に挿入されて、前記係止具を前記パレット
の裏面に係止する突起部が設けられる係止板とを有する
係止部とを備えることを特徴としている。
【0057】また、請求項13に係る発明は、請求項1
1または12に係る発明において、前記吊り板に、把手
が設けられることを特徴としている。
【0058】また、第5の目的を達成するために、請求
項14に係る発明は、請求項1及び請求項4に係る発明
の少なくとも一方の発明に用いられる台車が、複数個の
車輪が下面に設けられる板から成る台と、前記台に取り
付けられ、この台を操作するための把手を備える台車で
あって、前記把手が、前記台から上方へ鉛直に設けられ
る搬出時鉛直部分と、この第1の鉛直部分に連なり、前
記台側とは、反対方向に屈曲させて形成される中間部分
と、この中間部分に連なり、上方へ鉛直に屈曲させて形
成される第2の鉛直部分から成る構成にしてある。
【0059】このように構成した請求項13に係る発明
は、動く道路のパレットの搬出作業及び搬入作業の少な
くとも一方の実施に際し、パレットを動く道路の出入り
口の外で運搬する場合に、まず、台の長手方向とパレッ
トの長手方向を一致させるようにパレットが台上に載置
される。このとき、台車の台の長手方向は、パレットの
長手方向よりも短いため、パレットの左右両側が台から
食み出した状態で載置される。台車を操作するための把
手は、中間部分と第2の鉛直部分により、保守員が把持
する部分がパレットの把手側で台から食み出す部分より
も後方に位置する。これにより、保守員は、足等がパレ
ットに当ったりすることなく、即ちパレットが邪魔にな
ることなく台車を操作できる。
【0060】また、第6の目的を達成するために、請求
項15に係る発明は、請求項1及び請求項4に係る発明
の少なくとも一方の発明に用いられる枕木が、前記吊り
部材の前記吊り板と前記パレットとの間に挿入され、前
記パレットよりも柔らかい部材から成る挿入部材を含む
構成にしてある。
【0061】このように構成した請求項15に係る発明
は、動く道路の搬出作業及び搬入作業に際し、吊り部材
の吊り板とパレットの上面との間に生じる隙間に、挿入
部材が挿入される。このとき、パレットよりも柔らかい
挿入部材は、上面が吊り部材に密着し、下面がパレット
を傷つけることなくパレットの上面に密着する。これに
より、パレットは、挿入部材によって上方から押圧さ
れ、吊り部材の係止具のパレットの裏面に配置される部
分に押し付けられるて、吊り部材に固定される。したが
って、パレットが吊り部材に対する揺動を防止できる。
【0062】また、請求項16に係る請求項15に係る
発明において、前記挿入部材が角材から成り、この角材
の前記吊り部材に接する上面に設けられ、前記吊り板の
側面に当接する当接部と、前記挿入部材を前記吊り部材
に取り付ける取付具とを含むことを特徴としている。
【0063】
【発明の実施の形態】以下本発明の搬出方法及び搬入方
法並びにそれらの方法に用いられる揚重装置、揚重装置
取付台、吊り部材、台車及び枕木の各実施形態を図に基
づいて説明する。
【0064】まずはじめに、本発明の基本的な取扱い対
象物である動く道路用パレットを図に基づいて説明す
る。
【0065】図23は、本発明の取扱い対象物である動
く道路用パレットが後輪軸に係止された状態を示す側面
図である。
【0066】乗客が乗る踏み板、即ちパレット2は、同
図23に示すように、裏面に後輪軸係止溝2aが設けら
れている。パレット2は、この後輪軸係止溝2aが後輪
軸40に係止された状態で、パレットガイドチェーンに
固定される図示しない前輪軸に、セットボルトによって
固定されている。
【0067】なお、パレット2は、例えば大きな荷物を
持った乗客が数多く利用する横幅寸法の大きな動く道路
に適用され、横幅寸法が1600mmに設定されてい
る。
【0068】次に、本発明の揚重装置及び揚重装置取付
台の一実施形態を図に基づいて説明する。
【0069】図5は、本発明の動く道路用パレットの搬
出方法及び搬入方法のそれぞれに用いられる揚重装置取
付台の一実施形態を示す斜視図、図6は、図5に示す揚
重装置取付台の一実施形態の正面図、図7は、図5に示
す揚重装置取付台の一実施形態の平面図、図8は、図5
に示す揚重装置取付台の一実施形態の側面図、図9は、
図5に示す揚重装置取付台の一実施形態に備えられる梁
部材を示す平面図、図10は、図5に示す揚重装置取付
台の一実施形態に備えられる梁部材を示す正面図、図1
1は、図5に示す揚重装置取付台の一実施形態に備えら
れる案内部材を示す斜視図、図12は、図11に示す揚
重装置取付台の一実施形態に備えられる案内部材のX−
X断面図である。
【0070】揚重装置及び揚重装取付台の一実施形態
は、次のように構成してある。
【0071】即ち、揚重装置取付台15は、図5〜9に
示すように、揚重装置14が取り付けられ、動く道路1
の左右両側に設けられるハンドレール1a,1b間に架
け渡される梁部材15と、この梁部材15の左右両側の
それぞれに、動く道路1の左右両側に設けられるハンド
レール1a,1b間の間隔寸法とほぼ等しい間隔寸法位
置に配置されるとともに、ハンドレール1a,1b上
で、これらのハンドレール1a,1bの長手方向に沿っ
て移動可能に設けられ、梁部材15のハンドレール1
a,1b上での移動を案内する案内部材16とを有する
構成にしてある。
【0072】また、図5〜7に示すように、梁部材15
の上面の中心部から、この梁部材15の長手方向に所定
の寸法離れた位置に揚重装置14が固定されるととも
に、揚重装置14の吊りロープ21が梁部材15の中心
部から垂下される。即ち、梁部材15は、図9に示すよ
うに、梁部材15の中央部に穴15aが形成される。ま
た、図5〜8に示すように、穴15a付近に設けられる
滑車39が設けられる。揚重装置14に巻回される吊り
ロープ21は、滑車39を介して、穴15aから垂下さ
れる。
【0073】また、この梁部材15の正面の中央部に
は、図5〜10に示すように、把手18が設けられる。
【0074】案内部材16は、図11,12に示すよう
に、断面形状がコの字形状の部材から成る。また、図5
に示すようにハンドレール1a,1bのそれぞれに遊嵌
される。また、図11,12に示すように、ハンドレー
ル1a,1bに接する面がフェルト製の布19で被覆さ
れる。
【0075】また、揚重装置の一実施形態、即ち揚重装
置14は、吊りロープ21を巻き取るために回動される
手動操作部20Aは、図7に示すように、梁部材15と
の間に、所定の間隔寸法N1を有するように設けられ、
例えば、手動操作部20Aに屈曲部20aを設けること
により所定の間隔寸法N1が設けられる。
【0076】なお、図9に示すように、梁部材15の長
さ寸法L1は1696mm、横幅寸法T1は150mm
に設定してある。また、図7に示すように、案内部材1
6の長さ寸法L2は300mm、横幅寸法T2は90m
mに設定してある。
【0077】このように構成した揚重装置取付台、及び
揚重装置の一実施形態は、動く道路用パレットの搬出作
業及び搬入作業に際し、動く道路1内でパレット2を移
動させる場合、及び動く道路1のパレット2を吊り上げ
る場合、及びパレット2を吊り降ろす場合に用に用いら
れる。
【0078】即ち、揚重装置14、またはこの揚重装置
14に吊り下げられるパレット2を動く道路1内で移動
させるに際し、揚重装置取付台13は、梁部材15の左
右両側に設けられる案内部材16を、動く道路1の左右
両側に設けられるハンドレール1a,1bのそれぞれに
遊嵌させた状態で、ハンドレール1a,1b間に架け渡
される。
【0079】保守員は、梁部材15の中央部に設けられ
る把手18を握って、ハンドレール1a,1b間に架け
渡された梁部材15を押したり、引いたりして、ハンド
レール1a,1b上で、このハンドレール1a,1bの
長手方向に沿って滑らせる。これにより、梁部材15に
取り付けられる揚重装置14、またはこの揚重装置14
に吊り下げられたパレット2が移動する。
【0080】このとき、梁部材15は、この梁部材15
の左右両側に設けられ、ハンドレール1a,1b上に遊
嵌された案内部材14によってハンドレール1a,1b
上を案内される。
【0081】ハンドレール1a,1b上で、案内部材1
4が梁部材15を案内する場合に、案内部材14には、
図11,12に示すように、案内部材14がハンドレー
ル1a,1bと当接する面に被されるフェルト製の布1
9が、ハンドレール1a,1bと案内部材14との間に
生じる摩擦力を軽減する。これにより、梁部材15はハ
ンドレール1a,1b上をハンドレール1a,1bの長
手方向に沿って円滑に滑って移動する。
【0082】パレット2を吊り上げる場合、及びパレッ
ト2を吊り降ろす際には、上述のようにしてハンドレー
ル1a,1b上を移動させて配置した揚重装置取付台1
3の梁部材15の上面に取り付けられる揚重装置14の
手動操作部20Aが、回動して吊りロープ21が操作さ
れる。これにより、パレット2は吊り上げられたり、吊
り降ろされたりする。
【0083】このとき、回動される揚重装置14の手動
操作部20Aは、揚重装置14の手動操作部20Aを握
る保守員の手を、梁部材15に設けられる把手18、及
び梁部材15の把手18を握る保守員の手に接触するこ
となく回動させることができる。また、揚重装置14の
手動操作部20Aは、間隔寸法N1により、手動操作部
20Aを握る保守員の指を、手動操作部20Aと梁部材
15との間で挟むことなく回動させることができる。
【0084】このように、揚重装置取付台の一実施形態
では、梁部材15を案内部材14によってハンドレール
1a,1b上で滑らせて移動させる。これにより、動く
道路1内では、揚重装置14に吊り下げられたパレット
2をハンドレール1a,1bを傷つけることなく移動さ
せることができる。したがって、保守員の労力が少なく
て済む。
【0085】また、揚重装置14が梁部材15の上面
に、この梁部材15の中心部から所定の寸法離れて固定
される。また、揚重装置14の手動操作部20Aに屈曲
部20aが設けられる。これらの点により、手をぶつけ
たり、指を挟んだりすることなく、安全に手動操作部2
0Aを回動させることができる。
【0086】次に、本発明の吊り部材の一実施形態を図
に基づいて説明する。
【0087】図13は、本発明の動く道路用パレットの
搬出方法及び搬入方法のそれぞれに用いられる吊り部材
の一実施形態を示す斜視図、図14は、図13に示す吊
り部材の一実施形態の正面図、図15は、図13に示す
吊り部材の一実施形態の平面図、図16は、図13に示
す吊り部材の一実施形態の側面図、図17は、図13に
示す吊り部材の一実施形態に備えられる係止具を示す平
面図、図18は、図13に示す吊り部材の一実施形態に
備えられる係止具を示す側面図、図19は、図13に示
す吊り部材の一実施形態に備えられる係止具を示す正面
図である。
【0088】吊り部材の一実施形態は、次のように構成
してある。
【0089】即ち、吊り部材3は、図13〜16に示す
ように、パレット2の上に、このパレット2の長手方向
に沿って配置される吊り板10と、この吊り板10の左
右両側のそれぞれに設けられ、パレット2の左右両側付
近それぞれの裏面に係止される係止具4と、吊り板10
の上面の中央から前後方法に所定寸法離れた位置に設け
られ、上述の揚重装置14の吊りロープ21と連結され
る連結具38が取り付けられる吊りアーム8,9とを備
える構成にしてある。
【0090】吊りアーム8,9は、同図13〜16に示
すように、吊り板10の中央から前後方向に所定の寸法
離れた位置に設けられる。連結具38は、吊りアーム
8,9の下部に取り付けられる。
【0091】また、吊りアーム8,9間には、これらの
吊りアーム8,9を補強する補強部材36が架け渡され
る。この補強部材36の中央には、揚重装置14の吊り
ロープ21が挿通される挿通部37が設けられる。この
吊りロープ21は、挿通部37挿通された状態で連結具
38に接続される。
【0092】係止具4は、図17〜19に示すように、
吊り板10に回動可能に設けられ、吊り板10をパレッ
ト2上で支持する支持部23と、この支持部23に固定
されるとともに、動く道路1の左右両側に配置され、動
く道路1の左右両側での巻込みを防止するための図示し
ないクリート部をパレット2の左右両側に固定するビス
の、パレット2の裏面に突出した部分を避けるための切
り欠き22a、及びパレット2の左右両側付近の裏面に
形成される図示しない既設の穴に挿入されて、係止具4
をパレット2の裏面に係止する突起部22bが設けられ
る係止板22とを有する。
【0093】また、吊り板10の上面で、吊りアーム
8,9が設けられる部分を挟む2箇所のそれぞれには、
把手11が設けられる。
【0094】なお、図15に示すように、吊り板10の
長さ寸法L3は1300mm、横幅寸法T3は90mm
に設定してある。
【0095】このように構成した吊り部材の一実施形態
は、動く道路用パレットの搬出作業及び搬入作業に際
し、揚重装置14とパレット2とを連結する場合に、次
のように用いられる。
【0096】即ち、吊り部材3は、図13に示すよう
に、まずパレット2上面に、吊り板10が、パレット2
の長手方向と吊り板10の長手方向とが一致するように
配置される。
【0097】そして、吊り板10の左右両側のそれぞれ
に設けられる係止具4が回動される。これにより、吊り
板10が、係止具4の支持部23によってパレット2の
上面に支持される。
【0098】次に、係止具4の位置が微調整されて、図
17〜19に示す係止板22に設けられる切り欠き22
aがクリート部を固定するビスの位置に配置されるとと
もにに、係止板22に設けられる突起部22bが既設の
穴の位置に配置され、パレット2の裏面に係止具4が係
止される。
【0099】次に、吊り板10の上面の吊りアーム8,
9に取り付けられる連結具38と、これらの吊りアーム
8,9を補強する補強部材36に設けられる挿通部37
に挿通された吊りロープ21とが連結される。
【0100】このように吊り部材3が取り付けられたパ
レット2は、上述の揚重装置14によって吊り上げられ
る。
【0101】また、動く道路用パレットの搬出作業時
に、パレット2が動く道路1から取り外される場合に
は、上述の揚重装置14により吊りロープ21が巻き上
げられると、吊り部材3は、パレット2を後輪軸40を
支点に上方に回動させながら吊り上げられ、パレット2
の後輪軸係止溝2aを後輪軸40から離脱させる。
【0102】また、動く道路用パレットの搬入作業時
に、パレット2を動く道路1の装着位置に装着する場合
には、上述の揚重装置14により吊りロープ21が降ろ
されると、吊り部材3は、パレット2を後輪軸40を支
点に下方に回動させながらこのパレット2の後輪軸係止
溝2aを後輪軸40に係止させる。
【0103】このように吊り部材の一実施形態では、動
く道路用パレットの搬出作業及び搬入作業に際し、吊り
板10の中央部から前後方向に所定の寸法離れた位置に
設けられる吊りアーム8,9に連結具38が取り付けら
れる。これにより、パレット2の後輪軸係止溝2aを後
輪軸40から簡単に離脱させることができるとともに、
パレット2の後輪軸係止溝2aを後輪軸4に簡単に係止
させることができる。したがって、パレット2の取外し
作業及び取付作業を短時間で簡単に行うことができる。
【0104】次に、本発明の枕木の一実施形態を図に基
づいて説明する。
【0105】図22は、本発明の動く道路用パレットの
搬出方法及び搬入方法に用いられる枕木の一実施形態を
示す斜視図である。
【0106】枕木の一実施形態は、次のように構成して
ある。
【0107】即ち、枕木6は、図13,22に示すよう
に吊り部材3の吊り板10とパレット2との間に挿入さ
れ、パレット2よりも柔らかい部材から成る挿入部材3
1を含む。例えば、この挿入部材31は、木材などの角
材から成る。この挿入部材31の吊り部材3の吊り板1
0に接する上面には、吊り板10の吊りアーム側の背面
に当接する当接部33と、挿入部材31を吊り部材3に
取り付ける取付具34とが設けられる。
【0108】上述の当接部33は、図22に示すよう
に、挿入部材31の上面に、例えばねじ35で貼り付け
られるゴム材等から成るシート部材32を立ち上げて形
成される。
【0109】また、取付具34は、例えば、当接部33
に形成される取付穴33aに一端が取り付けられ、他端
にカラビナ34Aが設けられる紐状体34Bから成る。
この取付具34は、カラビナ34Aを介して、上述の吊
り部材3の把手11等に取り付けられる。
【0110】このように構成した枕木の一実施形態は、
動く道路用パレットの搬出作業及び搬入作業に際し次の
ように用いられる。
【0111】即ち、枕木6は、図13に示すように、予
め上述の吊り部材3の把手11のそれぞれに取付具34
のカラビナ34Aと、このカラビナ34Aに接続される
紐状態34Bを介して取り付けられている。この枕木6
は、使用されないときには、例えば把手11に挿通され
て吊り部材3の吊り板10上に載置される。
【0112】そして、吊り部材3がパレット2に取り付
けられた後、吊り部材3の吊り板10とパレット2との
間に生じる隙間に挿入される。
【0113】挿入部材31は、パレット2と吊り板10
との間に生じる隙間に、上述の吊り部材3の吊りアーム
8,9側から挿入される。この挿入部材31は、下面が
パレット2に密着し、上面のシート部材32が吊り板1
0の下面に密着する。これにより、パレット2は、枕木
6の下面で押圧されて、上述の吊り部材3の係止具4に
設けられる係止板22に押し付けられる。
【0114】また、当接部33は、吊り板10の吊りア
ーム8,9側の背面に当接する。これにより、吊り部材
3によって前後に傾いた状態で吊り下げられるパレット
2は、傾いた方向にずり落ちるのを抑制する。
【0115】このように枕木の一実施形態では、吊り部
材3とパレット2との間に生じる隙間に挿入される挿入
部材31、この挿入部材31の上面に設けられる当接部
33により、パレット2を傷つけることなく吊り部材3
に固定する。これにより、パレット2の吊り部材3に対
する揺動を防止できるとともに、パレット2の吊り部材
3からの落下を防止できる。したがって、安全にパレッ
ト2の吊り上げ、及びパレット2の吊り降ろしを行うこ
とができる。
【0116】次に、本発明の台車の一実施形態を図に基
づいて説明する。
【0117】図20は、本発明の動く道路用パレットの
搬出方法及び搬入方法に用いられる台車の一実施形態を
示す斜視図、図21は、図20に示す台車の一実施形態
の側面図である。
【0118】台車の一実施形態は、次のように構成して
ある。
【0119】即ち、台車24は、図20,21に示すよ
うに、複数個の車輪25が設けられる台26と、この台
26に取り付けられ、この台26を操作するための把手
29を備える。
【0120】把手29は、同図20,21に示すよう
に、台26から上方へ鉛直に設けられる第1の鉛直部分
29aと、この第1の鉛直部分29aに連なり、台26
側とは、反対方向に屈曲させて形成される中間部分29
bと、この中間部分29bに連なり、上方へ鉛直に屈曲
させて形成される第2の鉛直部分29cから成る。
【0121】また、台車24の台26上には、同図2
0,21に示すように、フォークリフトの爪が挿入され
る挿入部が形成される枠体、例えばパレット2が載置さ
れる木製の板27Bと、この板27Bに所定の間隔寸法
毎に固定される木製の角棒27Aとによって挿入部28
が形成される枠体27が載置される。
【0122】このように構成した台車の一実施形態は、
動く道路用パレットの搬出作業及び搬入作業に際し、動
く道路1の出入り口と所定の場所との間でパレット2を
運搬する場合に、次のように用いられる。
【0123】即ち、台車24は、搬出作業時には、予め
台26上に枠体27が載置され、この枠体27上に、パ
レット2を、このパレット2の長手方向と台26の長手
方向とが一致するように載置される。
【0124】また、搬入作業時には、所定の場所で予め
枠体27上に載置してあるパレット2が、フォークリフ
トによって、このフォークリフトの爪が枠体27の挿入
部28に挿入されて持ち上げられる。そして、持ち上げ
られたパレット2は、枠体27とともに、台26上に、
パレット2の長手方向とパレット2の長手方向とが一致
するようにパレット2が枠体27とともに載置される。
【0125】このように台車24にパレット2が載置さ
れた場合に、把手29の保守員が握る部分は、図20,
21に示すように、第2の鉛直部分29cが、把手29
の中間部分29bよって、パレット2が台26の把手2
9側に食み出した部分よりも後方に位置する。
【0126】このように台車の一実施形態では、把手2
9が、台26から上方へ鉛直に設けられる第1の鉛直部
分29aと、この第1の鉛直部分29aに連なり、台2
6側とは、反対方向に屈曲させて形成される中間部分2
9bと、この中間部分29bに連なり、上方へ鉛直に屈
曲させて形成される第2の鉛直部分29cから成る。こ
れにより、台26上にパレット2が載置された状態で操
作される場合に、保守員は、パレット2が台26から保
守員の側に食み出した部分が邪魔になることなく、操作
しやすい。したがって、台車24の操作を誤り、パレッ
ト2を周辺の物品等に衝突させることなく安全に運搬す
ることができる。
【0127】また、把手29は、一般の台車の把手のみ
を屈曲させて製作でき、これにより製作費が安く済む。
【0128】以下、本発明の動く道路用パレットの搬出
方法の一実施形態、即ち上述した揚重装置14、揚重装
置取付台13、吊り部材3、台車24、及び枕木6を用
いて行われる動く道路用パレットの搬出方法の一実施形
態を図に基づいて説明する。
【0129】図1は、本発明の動く道路用パレットの搬
出方法の一実施形態を示す流れ図、図2は、図1に示す
搬出方法の一実施形態の搬出時パレット回動工程からパ
レット移動工程までのパレットの状態を示す説明図であ
る。
【0130】動く道路用パレットの搬出方法の一実施形
態は、図1に示すように、次に述べる(工程S1)〜
(工程S11)によって構成してある。
【0131】(工程S1)図1に示すように、動く道路
1のパレット2のスカートガード及びデッキを取り外す
事前工程。
【0132】(工程S2)パレット2のガイドチェーン
に固定される前輪軸にパレット2を固定するためのボル
トを取り除くセットボルト除去工程。
【0133】(工程S3)パレット2の上に、吊り部材
3を、パレット2の長手方向と前記吊り部材3の長手方
向とが一致するように配置して、吊り部材3の左右両側
に設けられる係止具4をパレット2の左右両側付近の裏
面に係止させるとともに、吊り部材3とパレット2間に
枕木6を挿入して吊り部材3を取り付ける搬出時吊り部
材取付工程。
【0134】(工程S4)動く道路1の左右両側に設け
られるハンドレール1a,1b上に架け渡され揚重装置
14が取り付られる揚重装置取付台13を、ハンドレー
ル1a,1b上でこのハンドレール1a,1bの長手方
向に沿って、吊り部材3が取り付けられたパレット2の
上方に移動させる搬出時揚重装置取付台移動工程。
【0135】(工程S5)パレット2に取り付けられた
吊り部材3と、揚重装置14の吊りロープ21とを連結
する搬出時連結工程。
【0136】(工程S6)揚重装置14の吊りロープ2
1を巻き上げて吊り部材3を吊り上げることによりパレ
ット2を吊り上げて、パレットガイドチェーンに固定さ
れる後輪軸を支点に、パレット2を上方に回動させる搬
出時パレット回動工程。
【0137】(工程S7)パレット2を所定の角度上方
に回動させた位置で後輪軸からパレット2の後輪軸係止
溝を離脱させるパレット離脱工程。
【0138】(工程S8)後輪軸40から離脱したパレ
ット2を吊り下げた状態で、パレット2を水平面内で約
90°回転させ、揚重装置取付台13をハンドレール1
a,1b上でこのハンドレール1a,1bの長手方向に
沿って、台車24の上方にパレット2を移動させる搬出
時パレット移動工程。
【0139】(工程S9)揚重装置14で吊り部材3を
降ろすことによりパレット2を降ろして、台車24に載
置した後、台車24に載置されたパレット2から吊り部
材3を取り除く搬出時吊り部材除去工程。
【0140】(工程S10)台車24に載置されるパレ
ット2の突起部分が被覆されるようにパレット2を養生
する養生工程。
【0141】(工程S11)パレット2が載置された2
4台車を操作して、所定の場所まで移動する搬出時台車
移動工程。
【0142】以上のように、動く道路用パレットの搬出
方法の一実施形態は(工程S1)〜(工程S11)によ
って構成してある。
【0143】このように構成した本実施形態は、パレッ
ト2を動く道路1から取り外し、所定の場所まで運搬す
る作業、即ち動く道路用パレットの搬出作業を実施する
に際し、次のように用いられる。
【0144】まず、(工程S1)事前工程が実施され
る。
【0145】事前工程では、1枚目のパレットが取り外
されて所定の場所へ搬出された後、まず保守員は、2枚
目のパレット2のスカートガード及びデッキを取り外
し、動く道路1の外へ運び出す。
【0146】次に、(工程S2)セットボルト除去工程
が実施される。
【0147】セットボルト除去工程では、保守員は、パ
レットガイドチェーンに固定される前輪軸にパレット2
を固定するためのボルトを取り除く。
【0148】次に、(工程S3)搬出時吊り部材取付工
程が実施される。
【0149】搬出時吊り部材取付工程では、保守員は、
図13に示すように、セットボルトが取り外されたパレ
ット2の上面に、吊り部材3を、パレット2の長手方向
と吊り部材3の長手方向とが一致するように配置する。
次に、吊り部材3の左右両側に設けられる係止具4を回
動させ、係止具4の支持部23で吊り板10をパレット
2の上面に支持させる。そして、係止板22の切り欠き
22a及び突出部22bを、クリート部を固定するため
のビスの位置、及び既設の穴の位置に配置し、パレット
2の左右両側付近の裏面に係止具4を係止させる。ま
た、パレット2の上面と吊り部材4との間に枕木6を挿
入して、吊り部材3にパレット2を固定する。
【0150】次に、(工程S4)搬出時揚重装置取付台
移動工程が実施される。
【0151】搬出時揚重装置取付台移動工程では、保守
員は、図5に示すように、動く道路1の左右両側に設け
られるハンドレール1a,1b上に、揚重装置14が取
り付けられる揚重装置取付台13を載置し、ハンドレー
ル1a,1b間に揚重装置取付台13を架け渡す。そし
て、揚重装置取付台13をハンドレール1a,1b上
で、このハンドレール1a,1bの長手方向に沿って滑
らせて、吊り部材3が取り付けられたパレット2の上方
まで移動させる。
【0152】次に、(工程S5)搬出時連結工程が実施
される。
【0153】搬出時連結工程では、保守員は、パレット
2に取り付けられた吊り部材3と、このパレット2の上
方に移動させた揚重装置取付台13に取り付けられる揚
重装置14の吊りロープとを連結する。即ち、図13に
示すように、吊り部材3の吊りアーム8,9に取り付け
られる連結具38と、揚重装置14の吊りロープ21と
を連結する。
【0154】そして、揚重装置取付台13の位置を調節
する。即ち、吊りアーム8,9の補強部材36に設けら
れる挿通部37に挿通される吊りロープ21が、図2
(a)に示すように、挿通部37の周囲に接触して屈曲
するとともに、この吊りロープ21の屈曲した部分より
も上方の部分はほぼ鉛直線状に垂下されるように、揚重
装置取付台13を配置する。
【0155】次に、(工程S6)搬出時パレット回動工
程が実施される。
【0156】搬出時パレット回動工程では、保守員は、
図2(b)に示すように、揚重装置14で吊りロープ2
1を巻き上げ、この吊りロープ21に連結される吊り部
材3を吊り上げる。これにより、この吊り部材3に固定
されるパレット2を上方へ引き上げ、パレットガイドチ
ェーンに固定される後輪軸40を支点に、パレット2を
上方に回動させる。
【0157】このとき、吊りロープ21は、巻き上げら
れながら挿通部37の周囲で、(工程S5)で当接して
いた位置に対向する別の位置に接触し、(工程S5)と
は反対側に屈曲する。
【0158】次に、(工程S7)パレット離脱工程が実
施される。
【0159】パレット離脱工程では、保守員は、図2
(c)に示すように、パレット2を所定の角度まで上方
に回動させる。即ち、パレットの後輪軸係止溝2aとは
反対側に、パレットを引き抜くためのスペースが確保さ
れるとともに、回動されたパレットの後輪軸40側の縁
が、隣接する別のパレットに接触しない角度、例えば3
0°程度上方にパレット2を回動させる。
【0160】このとき、吊りロープ21の屈曲した部分
に力が発生し、パレット2に矢印Q1の方向の力が与え
られ、パレット2の後輪軸係止溝2aが後輪軸40から
離脱する。
【0161】次に、(工程S8)搬出時パレット移動工
程が実施される。
【0162】搬出時パレット移動工程では、保守員は、
後輪軸40から後輪軸係止溝2aを離脱させたパレット
2を吊り下げた状態で、図2(d)に示すように、水平
面内でこのパレット2を約90°回転させる。そして、
揚重装置取付台13を、ハンドレール1a,1b上で、
このハンドレール1a,1bの長手方向に沿って、予め
所定の位置に配置され、台26上に枠体27が載置され
る台車24の上方に移動させる。そして、揚重装置14
で吊り部材3を吊り降ろすことによりパレット2を台車
24の枠体27上に吊り降ろす。パレット2は、パレッ
ト2の長手方向と台車24の台26の長手方向とが一致
した状態で、台26上の枠体27上に載置される。
【0163】(工程S9)吊り部材除去工程が実施され
る。
【0164】吊り部材除去工程では、保守員は、台車2
4に載置されたパレット2の上面と吊り部材3との間に
挿入された枕木6を抜き取る。次に、吊り部材3の左右
両側のそれぞれに設けられる係止具4を回動させてパレ
ット2から取外し、吊り部材3をパレット2上から取り
除く。
【0165】(工程S10)搬出時養生工程が実施され
る。
【0166】搬出時養生工程では、保守員は、台車24
に載置されたパレット2を防火シート等で覆い、パレッ
ト2の突起部分が露出しないように養生する。
【0167】(工程S11)搬出時台車移動工程が実施
される。
【0168】搬出時台車移動工程では、保守員は、パレ
ット2が載置された台車24を把手29で操作して所定
の場所まで移動する。
【0169】以上のように、動く道路用パレットの搬出
作業は行われる。
【0170】このように、動く道路用パレットの搬出方
法の実施形態では、揚重装置14、揚重装置取付台1
3、吊り部材3、及び枕木6を用いることにより、パレ
ット2を後輪軸40を支点に回動させながら吊り上げ
る。これにより、保守員がパレット2と内デッキ等の間
で指を挟む危険がなく、短時間で簡単にパレット2の取
外し作業を行うことができる。また、揚重装置取付台1
3を用いることによって、ハンドレール1a,1b上で
このハンドレール1a,1bの長手方向に沿って移動さ
せる。これにより、動く道路1内でパレット2を簡単に
移動させることができる。また、台車24を用いること
により、動く道路1の出入り口から所定の場所までパレ
ット2を簡単に運ぶことができる。したがって、これら
の点において、安全かつ円滑に動く道路用パレットの搬
出作業を行うことができる。
【0171】また、パレット2を養生することにより、
パレット2の突起部分で周辺の物品及びパレット2自身
を傷つけることなく運搬することができる。
【0172】また、台車24の台26に載置した枠体2
7の上にパレット2を載置し、フォークリフトを用いて
台26からパレット2を持ち上げることが可能である。
したがって、この点においても円滑に搬出作業を行うこ
とができる。
【0173】次に、本発明の動く道路用パレットの搬入
方法の一実施形態、即ち上述した揚重装置14、揚重装
置取付台13、吊り部材3、台車24、及び枕木6を用
いて行われる動く道路用パレットの搬入方法の一実施形
態を図に基づいて説明する。
【0174】図3は、本発明の動く道路用パレットの搬
入方法の一実施形態を示す流れ図、図4は、図3に示す
搬入方法の一実施形態のパレット移動工程からパレット
係止工程までのパレット2の状態を示す説明図である。
【0175】動く道路用パレットの搬入方法の一実施形
態は、図3に示すように、次に述べる(工程F1)〜
(工程F11)によって構成してある。
【0176】(工程F1)台車24に載置されるパレッ
ト2の突起部分が被覆されるようにパレット2を養生す
る搬出時養生工程。
【0177】(工程F2)台車24に、パレット2を、
台車24の長手方向とパレット2の長手方向とが一致す
るように載置し、台車24を操作して所定の位置まで移
動する搬入時台車移動工程。
【0178】(工程F3)パレット2の上に、吊り部材
3を、パレット2の長手方向と吊り部材3の長手方向と
が一致するように配置して、吊り部材3の左右両側に設
けられる係止具4を、パレット2の左右両側付近の裏面
に係止させるとともに、吊り部材4とパレット2間に、
枕木6を挿入して吊り部材3をパレット2に取り付ける
搬入時吊り部材取付工程。
【0179】(工程F4)動く道路1の左右両側に設け
られるハンドレール1a,1b上に架け渡され、揚重装
置14が取り付られる揚重装置取付台13を、ハンドレ
ール1a,1b上でこのハンドレール1a,1bの長手
方向に沿って、吊り部材3が取り付けられたパレット2
の上方に移動させる搬入時揚重装置取付台移動工程。
【0180】(工程F5)パレット2に取り付けられた
吊り部材3と、パレット2上方に移動した揚重装置14
とを連結する搬入時連結工程。
【0181】(工程F6)揚重装置14の吊りロープ2
1を巻き上げて吊り部材3を吊り上げることによりパレ
ット2を台車24から吊り上げて保持し、揚重装置取付
台13をハンドレール1a,1b上でこのハンドレール
1a,1bの長手方向に沿って、パレット2を装着位置
の上方に移動させる搬入時パレット移動工程。
【0182】(工程F7)パレット2を吊り下げた状態
で、パレット2を水平面内で約90°回転させてた後、
パレット2を揚重装置14で降ろし、パレット2の後輪
軸係止溝2a付近に位置する裏面部分を、パレットのガ
イドチェーンに固定される後輪軸40の位置に当接させ
るパレット当接工程。
【0183】(工程F8)裏面部分を後輪軸40の位置
に当接させたパレット2を、揚重装置14で降ろし、パ
レット2を後輪軸40を支点に下方に回動させる搬入時
パレット回動工程。
【0184】(工程F9)パレット2を所定の角度下方
に回動させた位置でパレット2の後輪軸係止溝2aを後
輪軸40に係止させるパレット係止工程。
【0185】(工程F10)後輪軸40に後輪軸係止溝
2aが係止され、装着位置に配置されたパレット2か
ら、吊り部材3を取り除く搬入時吊り部材除去工程。
【0186】(工程F11)パレット2を前輪軸に固定
するためのセットボルトを取り付けるセットボルト取付
工程。
【0187】以上のように、動く道路用パレットの搬入
方法の一実施形態は、(工程F1)〜(工程F11)に
よって構成してある。
【0188】このように構成した動く道路用パレットの
搬入方法は、動く道路1のパレット2を、このパレット
2の装着位置付近まで運搬し、パレット2を装着位置に
装着する動く道路用パレットの搬入作業を実施するに際
し、次のように用いられる。
【0189】まず、(工程F1)搬入時養生工程が実施
される。
【0190】搬入時養生工程では、保守員は、図20,
21に示すように、所定の場所で、台車24の台26の
長手方向とパレット2の長手方向とが一致するように台
26に載置されたパレット2に、保守員は、パレット2
を防火シート等から成る養生シートで覆い、パレット2
の突起部分が被覆されるように養生する。
【0191】次に、(工程F2)搬入時台車移動工程が
実施される。
【0192】搬入時台車移動工程では、保守員は、パレ
ット2が載置される台車24を操作して、所定の位置ま
で、動く道路1の出入り口まで移動する。
【0193】次に、(工程F3)搬入時吊り部材取付工
程が実施される。
【0194】搬入時吊り部材取付工程では、保守員は、
図13に示すように、動く道路1の出入り口まで運搬さ
れた後、養生シートを取り除かれたパレット2の上面
に、吊り部材3を、パレット2の長手方向と吊り部材3
の長手方向とが一致するように配置する。次に、吊り部
材3の左右両側に設けられる係止具4を回動させ、係止
具4の支持部23で吊り板10をパレット2の上面に支
持させる。そして、係止板22の切り欠き22a及び突
出部22bを、クリート部を固定するためのビス、及び
既設の穴の位置に配置し、パレット2の左右両側付近の
裏面に係止具4を係止させる。また、パレット2の上面
と吊り部材3との間に枕木6を挿入して、吊り部材3に
パレット2を固定する。
【0195】次に、(工程F4)搬入時揚重装置取付台
移動工程が実施される。
【0196】搬入時揚重装置取付工程では、保守員は、
図5に示すように、動く道路1の左右両側に設けられる
ハンドレール1a,1b上に、揚重装置14が取り付け
られる揚重装置取付台13を載置し、ハンドレール1
a,1b間に揚重装置取付台13を架け渡す。そして、
揚重装置取付台13をハンドレール1a,1b上で、こ
のハンドレール1a,1bの長手方向に沿って滑らせ、
吊り部材3が取り付けられたパレット2の上方まで移動
させる。
【0197】次に、(工程F5)搬入時連結工程が実施
される。
【0198】搬入時連結工程では、保守員は、図13に
示すように、吊り部材3の吊りアーム8,9に取り付け
られる連結具38と、揚重装置14の吊りロープ21と
を連結する。
【0199】次に、(工程F6)搬入時パレット移動工
程が実施される。
【0200】搬入時パレット移動工程では、保守員は、
揚重装置14の吊りロープ21を巻き上げ、吊り部材3
を吊り上げることによりパレット2を台車24から吊り
上げる。そして、パレット2を揚重装置14で吊り下げ
た状態で、揚重装置取付台13をハンドレール1a,1
b上で、このハンドレール1a,1bの長手方向に沿っ
て滑らせ、パレット2の装着位置の上方まで移動させ
る。
【0201】次に、(工程F7)パレット当接工程が実
施される。
【0202】パレット当接工程では、保守員は、装着位
置の上方に位置するパレットを吊り下げた状態で、水平
面内でパレットを約90°回転させる。即ち、パレット
2は、回転させる前には、図4(a)に示すように、パ
レット2の長手方向と動く道路1の長手方向が一致した
状態で吊り下げられている。これにより、このパレット
2を、吊りロープ21を軸に回転させ、パレット2の後
輪軸係止溝2aを後輪軸40の方に向け、パレット2が
動く道路1に通常装着されている向きと同じ向きにす
る。そして、図4(b)に示すように、パレット2を揚
重装置14で吊り降ろし、パレット2の後輪軸係止溝2
a付近に位置する裏面部分をパレットガイドチェーンに
固定される後輪軸40の位置に当接させる。
【0203】そして、揚重装置取付台13の位置を調節
する。即ち、吊りアーム8,9の補強部材36に設けら
れる挿通部37される揚重装置14の吊りロープ21
が、同図4(b)に示すように、ほぼ鉛直線状に垂下さ
れるように揚重装置取付台13を配置する。
【0204】次に、(工程F8)搬入時パレット回動工
程が実施される。
【0205】搬入時パレット回動工程では、保守員は、
同図4(b)に示す後輪軸係止溝2a付近に位置する裏
面部分を後輪軸40に当接させたパレット2を、図4
(c)に示すように、揚重装置14で吊り降ろし、パレ
ット2を後輪軸40を支点に下方に回動させる、即ち矢
印P2の方向に回動させる。
【0206】このとき、鉛直線状に垂下していた吊りロ
ープ21は、パレット2が吊り降ろされるに従って挿通
部37の周囲に接触して屈曲する。
【0207】次に、(工程F9)パレット係止工程が実
施される。
【0208】パレット係止工程では、保守員がパレット
2を同図4(c)に示すように下方に回動させるていく
と、パレット2が所定の角度下方に回動した位置で、
(工程F8)で屈曲した吊りロープ21の屈曲部分に力
が発生し、パレット2に矢印Q2の方向の力が与えられ
て移動し、図4(d)に示すように、パレット2の後輪
軸係止溝2aが後輪軸40に係止される。
【0209】次に、(工程F10)搬入時吊り部材除去
工程が実施される。
【0210】搬入時吊り部材除去工程では、保守員は、
後輪軸40に後輪軸係止溝2aを係止され、装着位置に
配置されたパレット2から、このパレット2の上面と吊
り部材3との間に挿入された枕木6を引き抜きく。次
に、吊り部材3の左右両側に設けられる係止具4を回動
させて、パレット2から取外す。そして、吊り部材3を
パレット2上から取り除く。
【0211】次に、(工程F11)セットボルト取付工
程が実施される。
【0212】セットボルト取付工程では、保守員は、パ
レット2を前輪軸に固定するためのセットボルトを取り
付ける。
【0213】以上のように、動く道路用パレットの搬入
作業が行われる。
【0214】このように動く道路用パレットの搬入方法
の一実施形態では、揚重装置14、揚重装置取付台1
3、吊り部材3、及び枕木6を用いることにより、後輪
軸40を支点にしてパレット2を下方に回動させながら
吊り下げる。これにより、保守員がパレット2と内デッ
キ等との間で指を挟む危険がなく、パレット2の取付作
業を短時間で簡単に行うことができる。また、揚重装置
取付台13を用いることにより、ハンドレール1a,1
b上でこのハンドレール1a,1bの長手方向に沿って
揚重装置取付台13を移動させる。これにより、動く道
路1内でパレット2を簡単に移動させることができる。
また、台車24を用いることにより、所定の場所から動
く道路1の出入り口までパレット2を簡単に運ぶことが
できる。したがって、これらの点において、安全かつ円
滑に動く道路用パレットの搬入作業を行うことができ
る。
【0215】また、パレット2を養生することにより、
パレット2の突起部分で周辺の物品等やパレット2を傷
つけることなく運搬することができる。
【0216】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明で
は、揚重装置、揚重装置取付台、吊り部材、及び枕木を
用いることにより、保守員自身が直接パレットを持ち上
げる必要がなく、パレットを上方に回動させながら吊り
上げて取り外すことができる。これにより、保守員がパ
レットと内デッキ等との間で指を挟む危険がなく、パレ
ットの取外し作業を従来よりも短時間で行うことができ
る。揚重装置取付台を用いることにより、ハンドレール
に沿ってパレットを移動させることができる。これによ
り、動く道路内では、パレットを簡単に移動させること
ができる。また、台車を用いることにより、動く道路の
出入り口から所定の場所までパレットを簡単に運搬でき
る。したがって、これらの点において、動く道路用パレ
ットの搬出作業を安全で円滑に行うことができる。
【0217】また特に、請求項2に係る発明では、パレ
ットの突起部分が養生されることにより、パレット及び
周辺の物品等を損傷させることなく、動く道路から所定
の場所までパレットを運搬することができる。
【0218】また特に、請求項3に係る発明では、枠体
を予め台車に載置させることにより、フォークリフトの
使用が可能であり、これにより作業能率を向上させるこ
とができる。
【0219】また、請求項4に係る発明では、揚重装
置、揚重装置取付台、吊り部材、及び枕木を用いること
により、保守員自身が直接パレットを持ち上げる必要な
く、パレットを下方に回動させながら吊り降ろして取り
付けることができる。これにより、保守員がパレットと
内デッキ等との間で指を挟む危険がなく、短時間で簡単
にパレットの取付作業を行うことができる。また、台車
を用いることにより、所定の場所から動く道路の出入り
口までパレットを簡単に運搬できる。また、揚重装置取
付台を用いることによって、動く道路内で簡単にパレッ
トを移動させることができる。したがって、これらの点
において、動く道路用パレットの搬入作業を安全かつ円
滑に行うことができる。
【0220】また特に、請求項5に係る発明では、パレ
ットの突起部分が養生されることにより、パレット及び
周囲の物品等を損傷させることなく、所定の場所から動
く道路までパレット運搬することができる。
【0221】また、請求項6に係る発明では、梁部材と
案内部材により、動く道路内では、揚重装置及び吊り下
げられたパレットを、ハンドレールの長手方向に沿っ
て、ハンドレールを傷つけることなく移動させることが
できる。したがって、従来よりも保守員の労力が少なく
て済む。
【0222】また特に、請求項11に係る発明では、パ
レットが、パレットの上面に吊り板が配置され、パレッ
トの左右両側の裏面に係止具が係止された状態で、吊り
板の上面の中央から前後方向に所定寸法離れた位置に設
けられる吊りアームと、このアームに取り付けられる連
結具によって、パレットを傾けることなく後輪軸を支点
に回動させて吊り上げることができる。したがって、保
守員がパレットと内デッキを取り付けるフレームなどの
間に指を挟むことなく、従来よりも安全にパレットを扱
うことができる。
【0223】また、請求項14に係る発明では、台車の
把手が、第1の鉛直部分と、中間部分と、第2の鉛直部
分とから成るので、パレットが台から把手側に食み出し
た部分よりも保守員が握る部分が後方に位置する。これ
により、パレットが邪魔にならずに台車を操作でき、保
守員は台車を操作しやすくなる。したがって、台車の操
作を誤って、パレットを周囲の物品等に衝突させる事態
を従来よりも少なくすることができる。
【0224】また、請求項15に係る発明では、吊り部
材とパレットの間に生じる隙間に挿入部材が挿入される
ので、パレットを吊り部材に固定できる。これにより、
吊り部材に対するパレットの揺動を防止できるととも
に、吊り部材からパレットが落下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動く道路用パレットの搬出方法の一実
施形態を示す流れ図である。
【図2】図1に示す搬出方法の一実施形態の搬出時パレ
ット回動工程からパレット移動工程までのパレットの状
態を示す説明図である。
【図3】本発明の動く道路用パレットの搬入方法の一実
施形態を示す流れ図である。
【図4】 ,図3に示す搬入方法
の一実施形態のパレット移動工程からパレット係止工程
までのパレットの状態を示す説明図である。
【図5】本発明の動く道路用パレットの搬出方法及び搬
入方法に用いられる揚重装置取付台の一実施形態を示す
斜視図である。
【図6】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態の正面
図である。
【図7】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態の平面
図である。
【図8】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態の側面
図である。
【図9】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態に備え
られる梁部材を示す平面図である。
【図10】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態に備
えられる梁部材を示す正面図である。
【図11】図5に示す揚重装置取付台の一実施形態に備
えられる案内部材を示す斜視図である。
【図12】図11に示す揚重装置取付台の一実施形態に
備えられる案内部材のX−X断面図である。
【図13】本発明の動く道路用パレットの搬出方法及び
搬入方法に用いられる吊り部材の一実施形態を示す斜視
図である。
【図14】図13に示す吊り部材の一実施形態の正面図
である。
【図15】図13に示す吊り部材の一実施形態の平面図
である。
【図16】図13に示す吊り部材の一実施形態の側面図
である。
【図17】図13に示す吊り部材の一実施形態に備えら
れる係止具を示す平面図である。
【図18】図13に示す吊り部材の一実施形態に備えら
れる係止具を示す側面図である。
【図19】図13に示す吊り部材の一実施形態に備えら
れる係止具を示す正面図である。
【図20】本発明の動く道路用パレットの搬出方法及び
搬入方法に用いられる台車の一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図21】図20に示す台車の一実施形態の側面図であ
る。
【図22】本発明の動く道路用パレットの搬出方法及び
搬入方法に用いられる枕木の一実施形態を示す斜視図で
ある。
【図23】本発明の取扱い対象である動く道路用パレッ
トが後輪軸に係止された状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 動く道路 1a ハンドレール 1b ハンドレール 2 パレット 2a 後輪軸係止溝 3 吊り部材 4 係止具 6 枕木 8 吊りアーム 9 吊りアーム 10 吊り板 11 把手 13 揚重装置取付台 14 揚重装置 15 梁部材 16 案内部材 18 把手 19 フェルト製の布 20A 手動操作部 20a 屈曲部 21 吊りロープ 22 係止板 22a 切り欠き 22b 突起部 23 支持部 24 台車 25 車輪 26 台 27 枠体 27A 角棒 27B 板 28 挿入部 29 把手 29a 第1鉛直部分 29b 中間部分 29c 第2鉛直部分 31 挿入部材 33 当接部 33a 取付穴 34 取付具 34A カラビナ 34B 紐状体 35 ねじ 36 補強部材 38 連結具 39 滑車 40 後輪軸

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動く道路のパレットを取り外し、所定の
    場所に搬出する動く道路動用パレットの搬出方法におい
    て、 前記動く道路の前記パレットのスカートガード及びデッ
    キを取り外す事前工程と、 前記パレットのガイドチェーンに固定される前輪軸に前
    記パレットを固定するためのボルトを取り除くセットボ
    ルト除去工程と、 前記パレットの上に、吊り部材を、前記パレットの長手
    方向と前記吊り部材の長手方向とが一致するように配置
    して、前記吊り部材の左右両側に設けられる係止具を前
    記パレットの左右両側付近の裏面に係止させるととも
    に、前記吊り部材と前記パレット間に枕木を挿入して前
    記吊り部材を取り付ける搬出時吊り部材取付工程と、 前記動く道路の左右両側に設けられるハンドレール上に
    架け渡され揚重装置が取り付られる揚重装置取付台を、
    前記ハンドレール上でこのハンドレールの長手方向に沿
    って、前記吊り部材が取り付けられた前記パレットの上
    方に移動させる搬出時揚重装置取付台移動工程と、 前記パレットに取り付けられた前記吊り部材と、前記揚
    重装置の吊りロープとを連結する搬出時連結工程と、 前記揚重装置の吊りロープを巻き上げて前記吊り部材を
    吊り上げることにより前記パレットを吊り上げて、前記
    パレットの前記ガイドチェーンに固定される後輪軸を支
    点に、前記パレットを上方に回動させる搬出時パレット
    回動工程と、 前記パレットを所定の角度上方に回動させた位置で前記
    後輪軸から前記パレットの後輪軸係止溝を離脱させるパ
    レット離脱工程と、 前記後輪軸から離脱した前記パレットを吊り下げた状態
    で、水平面内で、前記パレットを約90°回転させ、前
    記揚重装置取付台を前記ハンドレール上でこのハンドレ
    ールの長手方向に沿って、予め所定の位置に配置される
    台車の上方に前記パレットを移動させる搬出時パレット
    移動工程と、 前記揚重装置で前記吊り部材を吊り降ろすことにより前
    記パレットを降ろして、前記台車に載置した後、前記台
    車に載置された前記パレットから前記吊り部材を取り除
    く搬出時吊り部材除去工程と、 前記吊り部材が除去された状態で前記パレットが載置さ
    れた前記台車を操作して、前記所定の場所まで移動する
    搬出時台車移動工程とから構成されることを特徴とする
    動く道路用パレットの搬出方法。
  2. 【請求項2】 前記搬出時台車移動工程前に、前記台車
    に載置される前記パレットの突起部分が被覆されるよう
    に前記パレットを養生する搬出時養生工程を含むことを
    特徴とする請求項1記載の動く道路用パレットの搬出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記台車上に、フォークリフトの爪が挿
    入される挿入部を有する枠体を配置した後、前記枠体上
    に前記パレットを載置することを特徴とする請求項1記
    載の動く道路用パレットの搬出方法。
  4. 【請求項4】 動く道路のパレットを、このパレットを
    装着する装着位置の付近に運搬し、前記パレットを前記
    装着位置に装着する動く道路の搬入方法において、 台車に、前記パレットを、前記台車の長手方向と前記パ
    レットの長手方向とが一致するように載置し、前記台車
    を操作して所定の位置まで移動する搬入時台車移動工程
    と、 前記パレットの上に、吊り部材を、前記パレットの長手
    方向と前記吊り部材の長手方向とが一致するように配置
    して、前記吊り部材の左右両側に設けられる係止具を、
    前記パレットの左右両側付近の裏面に係止させるととも
    に、前記吊り部材と前記パレット間に、枕木を挿入して
    前記吊り部材を前記パレットに取り付ける搬入時吊り部
    材取付工程と、 前記動く道路の左右両側に設けられるハンドレール上に
    架け渡され、揚重装置が取り付られる揚重装置取付台
    を、前記ハンドレール上でこのハンドレールの長手方向
    に滑らせて、前記吊り部材が取り付けられた前記パレッ
    トの上方に移動させる搬入時揚重装置取付台移動工程
    と、 前記パレットに取り付けられた吊り部材と、前記パレッ
    ト上方に移動した前記揚重装置とを連結する搬入時連結
    工程と、 前記揚重装置の吊りロープを巻き上げて前記吊り部材を
    吊り上げることにより前記パレットを前記台車から吊り
    上げて保持し、前記揚重装置取付台を前記ハンドレール
    上でこのハンドレールの長手方向に沿って、前記パレッ
    トを前記装着位置の上方に移動させる搬入時パレット移
    動工程と、 前記パレットを吊り下げた状態で、前記パレットを水平
    面内で約90°回転させた後、前記パレットを前記揚重
    装置で降ろし、前記パレットの後輪軸係止溝付近に位置
    する裏面部分を、パレットのガイドチェーンに固定され
    る後輪軸の位置に当接させるパレット当接工程と、 前記裏面部分を前記後輪軸の位置に当接させた前記パレ
    ットを、前記揚重装置で降ろし、前記パレットを前記後
    輪軸を支点に下方に回動させる搬入時パレット回動工程
    と、 前記パレットを所定の角度下方に回動させた位置で前記
    パレットの前記後輪軸係止溝を前記後輪軸に係止させる
    パレット係止工程と、 前記後輪軸に後輪軸係止溝が係止され、前記装着位置に
    配置されたパレットから、前記吊り部材を取り除く搬入
    時吊り部材除去工程と、 前記パレットを前輪軸に固定するためのセットボルトを
    取り付けるセットボルト取付工程とから構成されること
    を特徴とする動く道路用パレットの搬入方法。
  5. 【請求項5】 前記搬入時台車移動工程前に、前記台車
    に載置される前記パレットの突起部分が被覆されるよう
    に前記パレットを養生する搬入時養生工程を含むことを
    特徴とする請求項4記載の動く道路用パレットの搬入方
    法。
  6. 【請求項6】 前記揚重装置が取り付けられ、前記ハン
    ドレール間に架け渡される梁部材と、この梁部材の左右
    両側のそれぞれに、前記動く道路の左右両側に設けられ
    る前記ハンドレールの間隔寸法とほぼ等しい間隔寸法位
    置に配置されるともに、前記ハンドレール上でこれらハ
    ンドレールの長手方向に沿って移動可能に設けられ、前
    記梁部材の前記ハンドレール上での移動を案内する案内
    部材とを有することを特徴とする請求項1記載の動く道
    路用パレットの搬出方法及び請求項4記載の動く道路用
    パレットの搬入方法の少なくとも一方の方法に用いられ
    る揚重装置取付台。
  7. 【請求項7】 前記案内部材が、断面形状がコの字形状
    の部材から成り、前記ハンドレールのそれぞれに遊嵌さ
    れるとともに、前記ハンドレールに接する面がフェルト
    製の布で被覆されることを特徴とする請求項6記載の揚
    重装置取付台。
  8. 【請求項8】 前記梁部材の上面の中心部から前記梁部
    材の長手方向に所定寸法離れた位置に前記揚重装置が固
    定されるとともに、前記揚重装置の前記吊りロープが前
    記梁部材の中心部から垂下されることを特徴とする請求
    項6または7記載の揚重装置取付台。
  9. 【請求項9】 前記梁部材に、把手が設けられることを
    特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の揚重装
    置取付台。
  10. 【請求項10】 前記吊りロープを巻き取るために回動
    される手動操作部が、前記梁部材との間に、所定の間隔
    寸法を有するように設けられることを特徴とする請求項
    1に記載の動く道路用パレットの搬出方法及び請求項4
    記載の動く道路用パレットの搬入方法の少なくとも一方
    の方法に用いられる揚重装置。
  11. 【請求項11】 前記パレットの上に、このパレットの
    長手方向に沿って配置される前記吊り板と、この吊り板
    の左右両側のそれぞれに設けられ、前記パレットの左右
    両側付近のそれぞれの裏面に係止される係止具と、前記
    吊り板の上面の中央から前後方向に所定の寸法離れた位
    置に設けられ、前記揚重装置の前記吊りロープと連結さ
    れる連結具が取り付けられる吊りアームとを備えること
    を特徴とする請求項1に記載の動く道路用パレットの搬
    出方法及び請求項4記載の動く道路用パレットの搬入方
    法の少なくとも一方の方法に用いられる吊り部材。
  12. 【請求項12】 前記係止具が、前記吊り板に回動可能
    に設けられ、前記パレット上に前記吊り板を支持する支
    持部と、前記パレットの左右両側付近の裏面に配置さ
    れ、前記パレットの左右両側での巻込みを防止するため
    のクリート部を前記パレットの左右両側に固定するビス
    の、前記パレットの裏面に突出した部分を避ける切り欠
    き、及び前記パレットの左右両側付近の裏面に形成され
    る既設の穴に挿入されて、前記係止具を前記パレットの
    裏面に係止する突起部が設けられる係止板とを備えるこ
    とを特徴とする請求項11記載の吊り部材。
  13. 【請求項13】 前記吊り板に、把手が設けられること
    を特徴とする請求項11または12記載の吊り部材。
  14. 【請求項14】 複数個の車輪が下面に設けられる板か
    ら成る台と、前記台に取り付けられ、この台を操作する
    ための把手を備える台車において、前記把手が、前記台
    から上方へ鉛直に設けられる第1の鉛直部分と、この第
    1の鉛直部分に連なり、前記台側とは、反対方向に屈曲
    させて形成される中間部分と、この中間部分に連なり、
    上方へ鉛直に屈曲させて形成される第2の鉛直部分から
    成ることを特徴とする請求項1記載の動く道路用パレッ
    トの搬出方法及び請求項4記載の動く道路用パレットの
    搬入方法の少なくとも一方の方法に用いられる台車。
  15. 【請求項15】 前記吊り部材の前記吊り板と前記パレ
    ットとの間に挿入され、前記パレットよりも柔らかい部
    材から成る挿入部材を含むことを特徴とする請求項1記
    載の動く道路用パレットの搬出方法及び請求項4記載の
    動く道路用パレットの搬入方法の少なくとも一方の方法
    に用いられる枕木。
  16. 【請求項16】 前記挿入部材が角材から成り、この角
    材の前記吊り部材に接する上面に設けられ、前記吊り板
    の側面に当接する当接部と、前記挿入部材を前記吊り部
    材に取り付ける取付具とを含むことを特徴とする請求項
    15記載の枕木。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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