JP2000213467A - 液圧ポンプ - Google Patents
液圧ポンプInfo
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Landscapes
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 最大吐出容量を小さくすることなく、リリー
フ弁が組込みされた油圧ポンプの全体を小型化すること
ができるようにする。 【解決手段】 吸込/吐出の動作を行う一対のギヤが収
容されたポンプハウジング2に、吐出路22に連通する
凹所20と、該凹所20及びタンク1に連通する第1リ
リーフ孔27とを設け、前記凹所20にリリーフ弁5の
弁体51を収容することによって専用の弁ハウジングを
無くした。
フ弁が組込みされた油圧ポンプの全体を小型化すること
ができるようにする。 【解決手段】 吸込/吐出の動作を行う一対のギヤが収
容されたポンプハウジング2に、吐出路22に連通する
凹所20と、該凹所20及びタンク1に連通する第1リ
リーフ孔27とを設け、前記凹所20にリリーフ弁5の
弁体51を収容することによって専用の弁ハウジングを
無くした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
るギヤポンプ等の液圧ポンプに関する。
るギヤポンプ等の液圧ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、動力舵取装置、自動変速装
置等、油圧により作動し、運転操作を補助するための多
くの補機が装備されており、これらの補機の作動油圧を
発生すべく油圧ポンプ及び該油圧ポンプを駆動する電動
モータが搭載されている。この油圧ポンプとしては、例
えばベーンポンプ、ギヤポンプ等の回転容積形のポンプ
が用いられている。
置等、油圧により作動し、運転操作を補助するための多
くの補機が装備されており、これらの補機の作動油圧を
発生すべく油圧ポンプ及び該油圧ポンプを駆動する電動
モータが搭載されている。この油圧ポンプとしては、例
えばベーンポンプ、ギヤポンプ等の回転容積形のポンプ
が用いられている。
【0003】図8は従来の油圧ポンプの断面図である。
この油圧ポンプは、吸込路及び吐出路間のポンプ室に吸
込/吐出の動作を行う一対のギヤ100が収容されたポ
ンプハウジング101と、前記吐出路に連通する送出路
を有し、前記ポンプハウジング101を支持する支持体
102と、内部に前記吸込路が開放され、前記ポンプハ
ウジング101を覆って前記支持体102に取付けられ
るタンク103と、前記吐出路の液圧力によって動作す
る弁体104を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇し
たとき前記吐出路を前記タンク103に連通させるリリ
ーフ弁105と、前記ポンプハウジング101に取付け
られ、内部に前記吐出路に連通して圧油の脈動を吸収す
るダンパ筒106を備えている。
この油圧ポンプは、吸込路及び吐出路間のポンプ室に吸
込/吐出の動作を行う一対のギヤ100が収容されたポ
ンプハウジング101と、前記吐出路に連通する送出路
を有し、前記ポンプハウジング101を支持する支持体
102と、内部に前記吸込路が開放され、前記ポンプハ
ウジング101を覆って前記支持体102に取付けられ
るタンク103と、前記吐出路の液圧力によって動作す
る弁体104を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇し
たとき前記吐出路を前記タンク103に連通させるリリ
ーフ弁105と、前記ポンプハウジング101に取付け
られ、内部に前記吐出路に連通して圧油の脈動を吸収す
るダンパ筒106を備えている。
【0004】油圧ポンプは、主として車体のエンジンル
ームに搭載されるのであるが、近年の自動車は、車室の
居住面積を出来るだけ大きくなるように設計されている
ため、エンジンルームが狭くなり、油圧ポンプ及び該油
圧ポンプを駆動する電動モータ等の小型化が必要であ
る。また、オプション設定が常識であったアンチロック
ブレーキシステム、パワーステアリング装置又は広幅タ
イヤ等が標準装備されるようになり、フロント/リヤの
分配荷重はフロントが増加する傾向であるため、油圧ポ
ンプの常用圧力を従来のものに比べて高く設定する必要
がある。
ームに搭載されるのであるが、近年の自動車は、車室の
居住面積を出来るだけ大きくなるように設計されている
ため、エンジンルームが狭くなり、油圧ポンプ及び該油
圧ポンプを駆動する電動モータ等の小型化が必要であ
る。また、オプション設定が常識であったアンチロック
ブレーキシステム、パワーステアリング装置又は広幅タ
イヤ等が標準装備されるようになり、フロント/リヤの
分配荷重はフロントが増加する傾向であるため、油圧ポ
ンプの常用圧力を従来のものに比べて高く設定する必要
がある。
【0005】この油圧ポンプの常用圧力の設定は、前記
リリーフ弁105によって行われる。このリリーフ弁1
05は、ポンプ室に設けられる一対のギヤ100の吸込
/吐出動作によって吐出路の液圧力が所定値以上に上昇
したとき弁体104が開動作し、前記吐出路をタンク1
03に連通させ、吐出路の圧油をタンク103へリリー
フさせ、吐出路の液圧力が常用圧力を超えて上昇しない
ように構成されている。
リリーフ弁105によって行われる。このリリーフ弁1
05は、ポンプ室に設けられる一対のギヤ100の吸込
/吐出動作によって吐出路の液圧力が所定値以上に上昇
したとき弁体104が開動作し、前記吐出路をタンク1
03に連通させ、吐出路の圧油をタンク103へリリー
フさせ、吐出路の液圧力が常用圧力を超えて上昇しない
ように構成されている。
【0006】従来のリリーフ弁105は、図8に示す如
く前記タンク103及び吐出路に連通するリリーフ孔1
07を有し、前記タンク103内に配置される弁ハウジ
ング108と、該弁ハウジング108内に設けられ、吐
出路の液圧力によって動作する弁体104と、該弁体1
04を付勢する弁バネ109と、該弁バネ109の撓み
量を変え、弁体104が動作する圧力を調整する圧力調
整体110とを備え、前記ポンプハウジング101の一
端部を、前記支持体102に穿設された嵌合孔に嵌合し
ている。
く前記タンク103及び吐出路に連通するリリーフ孔1
07を有し、前記タンク103内に配置される弁ハウジ
ング108と、該弁ハウジング108内に設けられ、吐
出路の液圧力によって動作する弁体104と、該弁体1
04を付勢する弁バネ109と、該弁バネ109の撓み
量を変え、弁体104が動作する圧力を調整する圧力調
整体110とを備え、前記ポンプハウジング101の一
端部を、前記支持体102に穿設された嵌合孔に嵌合し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の如くリリーフ弁
105が組込みされた従来の油圧ポンプは、ポンプハウ
ジング101と別個に弁ハウジング108が形成され、
該弁ハウジング108内に弁体104が設けられている
ため、最大吐出容量を小さくすることなく油圧ポンプ全
体を小型化することが困難であった。また、リリーフ弁
専用の弁ハウジング108が必要であるため、部品点数
が多く、組付け作業性が悪いのであり、また、重量が増
大することになる。
105が組込みされた従来の油圧ポンプは、ポンプハウ
ジング101と別個に弁ハウジング108が形成され、
該弁ハウジング108内に弁体104が設けられている
ため、最大吐出容量を小さくすることなく油圧ポンプ全
体を小型化することが困難であった。また、リリーフ弁
専用の弁ハウジング108が必要であるため、部品点数
が多く、組付け作業性が悪いのであり、また、重量が増
大することになる。
【0008】また、従来のリリーフ弁105は、吐出路
の圧油が大気圧のタンク103へリリーフされたとき、
常用圧力の圧油が一気に大気圧に減圧されるため、キャ
ビテーションが発生し易くなり、該キャビテーションの
崩壊によって大きな音が発生することになる。キャビテ
ーションは、常用圧力から大気圧への圧力勾配が大きい
程発生し易く、該キャビテーションが崩壊するとき嫌味
な音に聞こえるため、特にフロント荷重が大きい電気自
動車、エンジン及び電動モータ駆動のハイブリット車に
あってはリリーフ時に発生する騒音をより一層低減する
ことが望まれている。
の圧油が大気圧のタンク103へリリーフされたとき、
常用圧力の圧油が一気に大気圧に減圧されるため、キャ
ビテーションが発生し易くなり、該キャビテーションの
崩壊によって大きな音が発生することになる。キャビテ
ーションは、常用圧力から大気圧への圧力勾配が大きい
程発生し易く、該キャビテーションが崩壊するとき嫌味
な音に聞こえるため、特にフロント荷重が大きい電気自
動車、エンジン及び電動モータ駆動のハイブリット車に
あってはリリーフ時に発生する騒音をより一層低減する
ことが望まれている。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、吸込/吐出の動作を行う一対のギヤ等のポンプ
動作体が収容されたポンプハウジングに、吐出路に連通
する凹所と、該凹所及びタンクに連通する第1リリーフ
孔とを設け、前記凹所に前記弁体を収容することによ
り、専用の弁ハウジングを無くし、最大吐出容量を小さ
くすることなく液圧ポンプの全体を小型化することがで
きることを目的とし、また、弁体及び第1リリーフ孔の
間に、弁体の開動作によって吐出路の圧液が前記第1リ
リーフ孔へ流れるとき、液圧力を吐出路及びタンクの液
圧力の中間に減圧させる減圧手段を設けることにより、
リリーフ時に発生する騒音をより一層低減することがで
きるようにすることを目的とする。
であり、吸込/吐出の動作を行う一対のギヤ等のポンプ
動作体が収容されたポンプハウジングに、吐出路に連通
する凹所と、該凹所及びタンクに連通する第1リリーフ
孔とを設け、前記凹所に前記弁体を収容することによ
り、専用の弁ハウジングを無くし、最大吐出容量を小さ
くすることなく液圧ポンプの全体を小型化することがで
きることを目的とし、また、弁体及び第1リリーフ孔の
間に、弁体の開動作によって吐出路の圧液が前記第1リ
リーフ孔へ流れるとき、液圧力を吐出路及びタンクの液
圧力の中間に減圧させる減圧手段を設けることにより、
リリーフ時に発生する騒音をより一層低減することがで
きるようにすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る液圧ポン
プは、タンクに連通する吸込路及び吐出路の間のポンプ
室に吸込/吐出の動作を行うポンプ動作体が収容された
ポンプハウジングと、前記吐出路の液圧力によって動作
する弁体を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇したと
き前記吐出路を前記タンクに連通させるリリーフ弁とを
備えた液圧ポンプにおいて、前記ポンプハウジングは、
一側に開放された凹所及び前記タンクに連通する第1リ
リーフ孔を備え、前記凹所に、前記第1リリーフ孔及び
吐出路に連通し、前記弁体によつて開閉される第2リリ
ーフ孔を有する嵌合体と前記弁体とを設けていることを
特徴とする。
プは、タンクに連通する吸込路及び吐出路の間のポンプ
室に吸込/吐出の動作を行うポンプ動作体が収容された
ポンプハウジングと、前記吐出路の液圧力によって動作
する弁体を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇したと
き前記吐出路を前記タンクに連通させるリリーフ弁とを
備えた液圧ポンプにおいて、前記ポンプハウジングは、
一側に開放された凹所及び前記タンクに連通する第1リ
リーフ孔を備え、前記凹所に、前記第1リリーフ孔及び
吐出路に連通し、前記弁体によつて開閉される第2リリ
ーフ孔を有する嵌合体と前記弁体とを設けていることを
特徴とする。
【0011】第1発明にあっては、ポンプハウジングに
凹所を設け、該凹所にリリーフ弁の弁体を組み込むた
め、従来の専用の弁ハウジングを無くすることができ、
この弁ハウジングが占有していた従来の占有面積に見合
って油圧ポンプの全体を良好に小型化することができ
る。しかも、従来の弁ハウジングが無いため、部品点数
を少なくでき、組込作業性を向上できるとともに、軽量
化を図ることができる。
凹所を設け、該凹所にリリーフ弁の弁体を組み込むた
め、従来の専用の弁ハウジングを無くすることができ、
この弁ハウジングが占有していた従来の占有面積に見合
って油圧ポンプの全体を良好に小型化することができ
る。しかも、従来の弁ハウジングが無いため、部品点数
を少なくでき、組込作業性を向上できるとともに、軽量
化を図ることができる。
【0012】第2発明に係る液圧ポンプは、前記弁体及
び第1リリーフ孔の間に、前記弁体の開動作によって前
記吐出路の圧液が前記第1リリーフ孔へ流れるとき、液
圧力を前記吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧させ
る減圧手段を設けてあることを特徴とする。
び第1リリーフ孔の間に、前記弁体の開動作によって前
記吐出路の圧液が前記第1リリーフ孔へ流れるとき、液
圧力を前記吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧させ
る減圧手段を設けてあることを特徴とする。
【0013】第2発明にあっては、リリーフ弁の弁体が
開動作し、吐出路の圧液がポンプハウジングの第1リリ
ーフ孔からタンクへリリーフされるとき、減圧手段によ
って液圧力を吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧さ
せ、この中間圧に減圧された圧液を第1リリーフ孔から
タンクへリリーフさせることができるため、吐出路内の
常用圧力からタンク内の大気圧への圧力勾配を小さくで
き、タンクへリリーフするときのキャビテーションの発
生を少なくでき、該キャビテーションの崩壊による音鳴
りを小さくでき、リリーフ時に発生する騒音を低減する
ことができる。
開動作し、吐出路の圧液がポンプハウジングの第1リリ
ーフ孔からタンクへリリーフされるとき、減圧手段によ
って液圧力を吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧さ
せ、この中間圧に減圧された圧液を第1リリーフ孔から
タンクへリリーフさせることができるため、吐出路内の
常用圧力からタンク内の大気圧への圧力勾配を小さくで
き、タンクへリリーフするときのキャビテーションの発
生を少なくでき、該キャビテーションの崩壊による音鳴
りを小さくでき、リリーフ時に発生する騒音を低減する
ことができる。
【0014】第3発明に係る液圧ポンプは、前記減圧手
段は、前記凹所及び第1リリーフ孔に連通する第2リリ
ーフ孔を有する嵌合体と、該嵌合体の周りに設けられ、
前記第2リリーフ孔及び第1リリーフ孔に連通する環状
溝と、該環状溝及び前記第1リリーフ孔の連通量を制限
する絞り部とを備えていることを特徴とする。
段は、前記凹所及び第1リリーフ孔に連通する第2リリ
ーフ孔を有する嵌合体と、該嵌合体の周りに設けられ、
前記第2リリーフ孔及び第1リリーフ孔に連通する環状
溝と、該環状溝及び前記第1リリーフ孔の連通量を制限
する絞り部とを備えていることを特徴とする。
【0015】第3発明にあっては、吐出路の液圧力が所
定値以上に上昇したとき、弁体が開動作し、吐出路及び
凹所から第2リリーフ孔に導入された圧液は絞り部によ
って第1リリーフ孔への流れが制限された状態で環状溝
に流れ、該環状溝内で液圧力を吐出路及びタンクの液圧
力の中間に減圧させることができ、この中間圧に減圧さ
れた圧液を第1リリーフ孔からタンクへリリーフさせる
ことができる。従って、吐出路内の常用圧力からタンク
内の大気圧への圧力勾配を小さくできるため、タンクへ
リリーフするときのキャビテーションの発生を少なくで
き、該キャビテーションの崩壊による音鳴りを小さくで
き、リリーフ時に発生する騒音を低減することができ
る。また、凹所と、第2リリーフ孔と、環状溝及び絞り
部とを一つの嵌合体に設けることができるため、ポンプ
ハウジングの凹所が形成される位置に、嵌合体が嵌合さ
れる嵌合孔を設けることによって減圧手段を構成するこ
とができ、減圧手段の構造を簡単にできるとともに、減
圧手段の組込作業性を向上することができる。
定値以上に上昇したとき、弁体が開動作し、吐出路及び
凹所から第2リリーフ孔に導入された圧液は絞り部によ
って第1リリーフ孔への流れが制限された状態で環状溝
に流れ、該環状溝内で液圧力を吐出路及びタンクの液圧
力の中間に減圧させることができ、この中間圧に減圧さ
れた圧液を第1リリーフ孔からタンクへリリーフさせる
ことができる。従って、吐出路内の常用圧力からタンク
内の大気圧への圧力勾配を小さくできるため、タンクへ
リリーフするときのキャビテーションの発生を少なくで
き、該キャビテーションの崩壊による音鳴りを小さくで
き、リリーフ時に発生する騒音を低減することができ
る。また、凹所と、第2リリーフ孔と、環状溝及び絞り
部とを一つの嵌合体に設けることができるため、ポンプ
ハウジングの凹所が形成される位置に、嵌合体が嵌合さ
れる嵌合孔を設けることによって減圧手段を構成するこ
とができ、減圧手段の構造を簡単にできるとともに、減
圧手段の組込作業性を向上することができる。
【0016】第4発明に係る液圧ポンプは、タンクに連
通する吸込路及び吐出路間のポンプ室に吸込/吐出の動
作を行うポンプ動作体が収容されたポンプハウジング
と、該ポンプハウジングを支持する支持体と、内部に前
記吸込路が開放され、前記ポンプハウジングを覆うタン
クと、前記吐出路の液圧力によって動作する弁体を有
し、前記液圧力が所定値以上に上昇したとき前記吐出路
を前記タンクに連通させるリリーフ弁とを備えた液圧ポ
ンプにおいて、前記ポンプハウジングは、前記支持体に
向けて開放された嵌合孔と、該嵌合孔に嵌合され、前記
吐出路に連通する凹所を有する嵌合体と、前記凹所及び
タンクに連通する第1リリーフ孔とを備え、前記嵌合体
に、前記凹所及び第1リリーフ孔に連通する第2リリー
フ孔と、該第2リリーフ孔及び第1リリーフ孔に連通す
る環状溝と、該環状溝及び前記第1リリーフ孔の連通量
を制限する絞り部とを備え、前記嵌合体に前記弁体を支
持してあることを特徴とする。
通する吸込路及び吐出路間のポンプ室に吸込/吐出の動
作を行うポンプ動作体が収容されたポンプハウジング
と、該ポンプハウジングを支持する支持体と、内部に前
記吸込路が開放され、前記ポンプハウジングを覆うタン
クと、前記吐出路の液圧力によって動作する弁体を有
し、前記液圧力が所定値以上に上昇したとき前記吐出路
を前記タンクに連通させるリリーフ弁とを備えた液圧ポ
ンプにおいて、前記ポンプハウジングは、前記支持体に
向けて開放された嵌合孔と、該嵌合孔に嵌合され、前記
吐出路に連通する凹所を有する嵌合体と、前記凹所及び
タンクに連通する第1リリーフ孔とを備え、前記嵌合体
に、前記凹所及び第1リリーフ孔に連通する第2リリー
フ孔と、該第2リリーフ孔及び第1リリーフ孔に連通す
る環状溝と、該環状溝及び前記第1リリーフ孔の連通量
を制限する絞り部とを備え、前記嵌合体に前記弁体を支
持してあることを特徴とする。
【0017】第4発明にあっては、ポンプハウジングに
嵌合孔を設け、該嵌合孔に嵌合体を嵌合することによっ
てリリーフ弁の弁体を組み込むことができるため、従来
の専用の弁ハウジングを無くすることができ、この弁ハ
ウジングが占有していた従来の占有面積に見合って油圧
ポンプの全体を良好に小型化することができる。しか
も、凹所と、第2リリーフ孔と、環状溝及び絞り部とを
一つの嵌合体に設けることができるため、ポンプハウジ
ングの凹所が形成される位置に、嵌合体が嵌合される嵌
合孔を設けることによって減圧手段を構成することがで
き、減圧手段の構造を簡単にできるとともに、減圧手段
の組込作業性を向上することができる。
嵌合孔を設け、該嵌合孔に嵌合体を嵌合することによっ
てリリーフ弁の弁体を組み込むことができるため、従来
の専用の弁ハウジングを無くすることができ、この弁ハ
ウジングが占有していた従来の占有面積に見合って油圧
ポンプの全体を良好に小型化することができる。しか
も、凹所と、第2リリーフ孔と、環状溝及び絞り部とを
一つの嵌合体に設けることができるため、ポンプハウジ
ングの凹所が形成される位置に、嵌合体が嵌合される嵌
合孔を設けることによって減圧手段を構成することがで
き、減圧手段の構造を簡単にできるとともに、減圧手段
の組込作業性を向上することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は、本発明に係る液圧ポンプの要部の拡大断面図、
図2は液圧ポンプに電動モータが連結された状態の断面
図、図3は図4のIII −III 線の断面図、図4は液圧ポ
ンプの断面図である。
す図面に基づいて詳述する。 実施の形態1 図1は、本発明に係る液圧ポンプの要部の拡大断面図、
図2は液圧ポンプに電動モータが連結された状態の断面
図、図3は図4のIII −III 線の断面図、図4は液圧ポ
ンプの断面図である。
【0019】本発明に係る液圧ポンプは、タンク1に連
通する吸込路21及び吐出路22の間のポンプ室23に
吸込/吐出の動作を行う一対のギヤ3,3a(ポンプ動
作体)が収容されたポンプハウジング2と、中心部に軸
挿通孔40を有し、前記ポンプハウジング2を支持する
支持体4と、内部に前記吸込路21が開放され、前記ポ
ンプハウジング2を覆って前記支持体4に取付けられる
タンク1と、前記吐出路22の液圧力によって動作する
弁体51を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇したと
き前記吐出路22を前記タンク1に連通させるリリーフ
弁5とを備え、前記支持体4のポンプハウジング2と反
対側に電動モータ6を着脱可能に取付け、前記ギヤ3,
3aの一方に設けられたポンプ軸3bと、前記電動モー
タ6のモータ軸61とを前記軸挿通孔40内で同軸上に
突き合わせ、これらポンプ軸3b及びモータ軸61を嵌
め込み式のカップリング7により連結して、モータ軸6
1に取り出される電動モータ6の駆動力を、カップリン
グ7を介してポンプ軸3bに伝え、一対のギヤ3,3a
を駆動する構成となっている。
通する吸込路21及び吐出路22の間のポンプ室23に
吸込/吐出の動作を行う一対のギヤ3,3a(ポンプ動
作体)が収容されたポンプハウジング2と、中心部に軸
挿通孔40を有し、前記ポンプハウジング2を支持する
支持体4と、内部に前記吸込路21が開放され、前記ポ
ンプハウジング2を覆って前記支持体4に取付けられる
タンク1と、前記吐出路22の液圧力によって動作する
弁体51を有し、前記液圧力が所定値以上に上昇したと
き前記吐出路22を前記タンク1に連通させるリリーフ
弁5とを備え、前記支持体4のポンプハウジング2と反
対側に電動モータ6を着脱可能に取付け、前記ギヤ3,
3aの一方に設けられたポンプ軸3bと、前記電動モー
タ6のモータ軸61とを前記軸挿通孔40内で同軸上に
突き合わせ、これらポンプ軸3b及びモータ軸61を嵌
め込み式のカップリング7により連結して、モータ軸6
1に取り出される電動モータ6の駆動力を、カップリン
グ7を介してポンプ軸3bに伝え、一対のギヤ3,3a
を駆動する構成となっている。
【0020】ポンプハウジング2は、前記支持体4と対
面する一面及び他面に亘って貫通する長円形断面のポン
プ室23、該ポンプ室23の中間部に開口する吸込路2
1及び吐出路22を有するハウジング本体2Aと、ポン
プ室23の両端部に挿嵌された一対のサイドプレート2
B,2Bと、ハウジング本体2Aの他面に対接して設け
られる板状のカバー体2Cとを備え、該カバー体2Cに
設けられる複数個の軸挿通孔に挿通される取付ねじ24
を、前記支持体4に穿設されたねじ孔に緊締することに
よって支持体4及びカバー体2Cの間で挾着されてい
る。
面する一面及び他面に亘って貫通する長円形断面のポン
プ室23、該ポンプ室23の中間部に開口する吸込路2
1及び吐出路22を有するハウジング本体2Aと、ポン
プ室23の両端部に挿嵌された一対のサイドプレート2
B,2Bと、ハウジング本体2Aの他面に対接して設け
られる板状のカバー体2Cとを備え、該カバー体2Cに
設けられる複数個の軸挿通孔に挿通される取付ねじ24
を、前記支持体4に穿設されたねじ孔に緊締することに
よって支持体4及びカバー体2Cの間で挾着されてい
る。
【0021】ハウジング本体2Aは、前記支持体4に向
けて開放された嵌合孔25と、該嵌合孔25に嵌合さ
れ、前記吐出路22に連通する凹所20を有する嵌合体
26と、前記嵌合孔25の側面からハウジング本体2A
の一側に亘って貫通され、前記凹所20と連通する第1
リリーフ孔27と、前記嵌合孔25の底部から前記他面
に亘って貫通する収容孔28とが設けられており、ま
た、前記カバー体2Cには前記収容孔28に対応するね
じ孔29が設けられている。
けて開放された嵌合孔25と、該嵌合孔25に嵌合さ
れ、前記吐出路22に連通する凹所20を有する嵌合体
26と、前記嵌合孔25の側面からハウジング本体2A
の一側に亘って貫通され、前記凹所20と連通する第1
リリーフ孔27と、前記嵌合孔25の底部から前記他面
に亘って貫通する収容孔28とが設けられており、ま
た、前記カバー体2Cには前記収容孔28に対応するね
じ孔29が設けられている。
【0022】一対のギヤ3,3aは、互いに噛合させて
前記サイドプレート2B,2Bに回転可能に支持され、
これらギヤ3,3aの噛合部の一側に設けた前記吸込路
21の作動油を、両ギヤ3,3aの回転により夫々の歯
間と前記ポンプ室23の内周面との間に閉じ込めて搬送
し、噛合部の他側に設けた吐出路22に吐出する構成と
されている。
前記サイドプレート2B,2Bに回転可能に支持され、
これらギヤ3,3aの噛合部の一側に設けた前記吸込路
21の作動油を、両ギヤ3,3aの回転により夫々の歯
間と前記ポンプ室23の内周面との間に閉じ込めて搬送
し、噛合部の他側に設けた吐出路22に吐出する構成と
されている。
【0023】支持体4は、中心部に軸挿通孔40を有
し、前記ハウジング本体2Aの一面と対面する板状部材
4Aと、中心部に軸挿通孔40を有し、前記板状部材4
A及び前記電動モータ6と間に介在される筒状部材4B
とを備え、前記取付ねじ24の緊締によって板状部材4
Aがポンプハウジング2及び筒状部材4Bの間で挾着さ
れている。この板状部材4Aには、その板厚方向に貫通
して前記吐出路22に連通する第1の送出路41及び前
記凹所20に連通する連通孔42が設けられている。筒
状部材4Bには、前記送出路41を介して吐出路22に
連通し、所定の内容積を有するダンパ室43及び該ダン
パ室43から一側に貫通された第2の送出孔44を備え
ている。
し、前記ハウジング本体2Aの一面と対面する板状部材
4Aと、中心部に軸挿通孔40を有し、前記板状部材4
A及び前記電動モータ6と間に介在される筒状部材4B
とを備え、前記取付ねじ24の緊締によって板状部材4
Aがポンプハウジング2及び筒状部材4Bの間で挾着さ
れている。この板状部材4Aには、その板厚方向に貫通
して前記吐出路22に連通する第1の送出路41及び前
記凹所20に連通する連通孔42が設けられている。筒
状部材4Bには、前記送出路41を介して吐出路22に
連通し、所定の内容積を有するダンパ室43及び該ダン
パ室43から一側に貫通された第2の送出孔44を備え
ている。
【0024】タンク1は、前記ポンプハウジング2を囲
繞して覆う円筒部の一端部に軸挿通孔を有する複数個の
鍔部11を設け、他端部にキャップ12によって閉鎖さ
れた液供給口13を設けており、前記鍔部11の軸挿通
孔に挿通される取付ねじ14を、前記支持体4に穿設さ
れたねじ孔に緊締することにより着脱が可能に取付けら
れている。タンク1の外周面一側には戻液管15を設
け、タンク1の内側には前記戻液管15の連通部に面し
て円弧状の邪魔板16が設けてあり、戻液管15を経て
供給される作動液は、前記邪魔板16との衝突により速
度を失ってタンク1内に滞留するようになしてある。
繞して覆う円筒部の一端部に軸挿通孔を有する複数個の
鍔部11を設け、他端部にキャップ12によって閉鎖さ
れた液供給口13を設けており、前記鍔部11の軸挿通
孔に挿通される取付ねじ14を、前記支持体4に穿設さ
れたねじ孔に緊締することにより着脱が可能に取付けら
れている。タンク1の外周面一側には戻液管15を設
け、タンク1の内側には前記戻液管15の連通部に面し
て円弧状の邪魔板16が設けてあり、戻液管15を経て
供給される作動液は、前記邪魔板16との衝突により速
度を失ってタンク1内に滞留するようになしてある。
【0025】リリーフ弁5は、前記嵌合体26の凹所2
0に移動可能に支持されるスプール形の前記弁体51
と、前記収容孔28に収容され、前記弁体51を前記支
持体4へ向けて付勢する弁バネ52と、前記カバー体2
Cのねじ孔29に螺着され、前記弁バネ52の撓み量を
変えることによって弁体51が動作する圧力を調整する
圧力調整体53とを備えている。
0に移動可能に支持されるスプール形の前記弁体51
と、前記収容孔28に収容され、前記弁体51を前記支
持体4へ向けて付勢する弁バネ52と、前記カバー体2
Cのねじ孔29に螺着され、前記弁バネ52の撓み量を
変えることによって弁体51が動作する圧力を調整する
圧力調整体53とを備えている。
【0026】嵌合体26は、中心部に前記凹所20を有
する円筒状に形成されており、前記凹所20及び第1リ
リーフ孔27に連通する第2リリーフ孔30と、該第2
リリーフ孔30及び第1リリーフ孔27に連通する環状
溝31と、該環状溝31及び前記第1リリーフ孔27の
連通量を制限する絞り部32とが設けられており、前記
嵌合体26、環状溝31及び絞り部32が、リリーフ圧
を吐出路22及びタンク1の液圧力の中間に減圧させる
減圧手段を構成している。
する円筒状に形成されており、前記凹所20及び第1リ
リーフ孔27に連通する第2リリーフ孔30と、該第2
リリーフ孔30及び第1リリーフ孔27に連通する環状
溝31と、該環状溝31及び前記第1リリーフ孔27の
連通量を制限する絞り部32とが設けられており、前記
嵌合体26、環状溝31及び絞り部32が、リリーフ圧
を吐出路22及びタンク1の液圧力の中間に減圧させる
減圧手段を構成している。
【0027】以上の如く構成された液圧ポンプは、電動
モータ6の駆動により、モータ軸61、カップリング7
及びポンプ軸3bを介して駆動側のギヤ3及び該ギヤ3
に噛合する従動側のギヤ3aが回転し、タンク1内の作
動液が吸込路21からポンプ室23に吸込まれ、さらに
両ギヤ3,3aの各歯部間の空間とポンプ室23内周面
とにより画成される各液室が吐出路22に開放される都
度、圧液が発生し、この圧液が吐出路22を経てダンパ
室43に供給される。このダンパ室43は第1の送出路
41よりも大容積になっているので、圧油の脈動を良好
に小さくすることができる。脈動が小さくなった圧油は
ダンパ室43から第2の送出路44を経て送油先に送出
される。
モータ6の駆動により、モータ軸61、カップリング7
及びポンプ軸3bを介して駆動側のギヤ3及び該ギヤ3
に噛合する従動側のギヤ3aが回転し、タンク1内の作
動液が吸込路21からポンプ室23に吸込まれ、さらに
両ギヤ3,3aの各歯部間の空間とポンプ室23内周面
とにより画成される各液室が吐出路22に開放される都
度、圧液が発生し、この圧液が吐出路22を経てダンパ
室43に供給される。このダンパ室43は第1の送出路
41よりも大容積になっているので、圧油の脈動を良好
に小さくすることができる。脈動が小さくなった圧油は
ダンパ室43から第2の送出路44を経て送油先に送出
される。
【0028】吐出路22に連通するダンパ室43の液圧
力が所定値以上に上昇したとき、該ダンパ室43に連通
孔42を経て連通する凹所20に支持された弁体51が
弁バネ52の付勢力に打ち勝って開動作し、凹所20、
第2リリーフ孔30及び第1リリーフ孔27が連通し、
ダンパ室43の圧液は凹所20、第2リリーフ孔30及
び第1リリーフ孔27を経てタンク1内へ返戻される。
力が所定値以上に上昇したとき、該ダンパ室43に連通
孔42を経て連通する凹所20に支持された弁体51が
弁バネ52の付勢力に打ち勝って開動作し、凹所20、
第2リリーフ孔30及び第1リリーフ孔27が連通し、
ダンパ室43の圧液は凹所20、第2リリーフ孔30及
び第1リリーフ孔27を経てタンク1内へ返戻される。
【0029】この場合、第2リリーフ孔30及び第1リ
リーフ孔27に連通する環状溝31と、該環状溝31及
び第1リリーフ孔27の連通量を制限する絞り部32と
を嵌合体26に設けているため、弁体51の開動作によ
ってダンパ室43及び凹所20から第2リリーフ孔30
に導入された圧液は絞り部32によって第1リリーフ孔
27への流れが制限された状態で環状溝31に流れ、該
環状溝31内で液圧力を吐出路22及びタンク1の液圧
力の中間に減圧させることができ、この中間圧に減圧さ
れた圧液を第1リリーフ孔27からタンク1へ返戻させ
ることができる。従って、吐出路22内の常用圧力から
タンク1内の大気圧への圧力勾配を小さくできるため、
タンク1へリリーフするときのキャビテーションの発生
を少なくでき、該キャビテーションの崩壊による音鳴り
を小さくでき、リリーフ時に発生する騒音を低減するこ
とができる。
リーフ孔27に連通する環状溝31と、該環状溝31及
び第1リリーフ孔27の連通量を制限する絞り部32と
を嵌合体26に設けているため、弁体51の開動作によ
ってダンパ室43及び凹所20から第2リリーフ孔30
に導入された圧液は絞り部32によって第1リリーフ孔
27への流れが制限された状態で環状溝31に流れ、該
環状溝31内で液圧力を吐出路22及びタンク1の液圧
力の中間に減圧させることができ、この中間圧に減圧さ
れた圧液を第1リリーフ孔27からタンク1へ返戻させ
ることができる。従って、吐出路22内の常用圧力から
タンク1内の大気圧への圧力勾配を小さくできるため、
タンク1へリリーフするときのキャビテーションの発生
を少なくでき、該キャビテーションの崩壊による音鳴り
を小さくでき、リリーフ時に発生する騒音を低減するこ
とができる。
【0030】しかも、リリーフ弁5の弁体51及び弁バ
ネ52は、ポンプハウジング2の内部に組込みされてい
るため、従来の専用の弁ハウジングを無くすることがで
き、この弁ハウジングが占有していた従来の占有面積に
見合って液圧ポンプの全体を良好に小型化することがで
きる。しかも、従来の弁ハウジングが無いため、部品点
数を少なくでき、組込作業性を向上できるとともに、軽
量化を図ることができる。
ネ52は、ポンプハウジング2の内部に組込みされてい
るため、従来の専用の弁ハウジングを無くすることがで
き、この弁ハウジングが占有していた従来の占有面積に
見合って液圧ポンプの全体を良好に小型化することがで
きる。しかも、従来の弁ハウジングが無いため、部品点
数を少なくでき、組込作業性を向上できるとともに、軽
量化を図ることができる。
【0031】また、弁体51及び弁バネの組込みは、嵌
合体26をハウジング本体2Aの嵌合孔25に嵌合する
ことによつて行うことができ、リリーフ弁5の組込み作
業性を向上することができる。
合体26をハウジング本体2Aの嵌合孔25に嵌合する
ことによつて行うことができ、リリーフ弁5の組込み作
業性を向上することができる。
【0032】実施の形態2 図5は実施の形態2の要部の拡大断面図である。実施の
形態2の液圧ポンプは、減圧手段を構成する環状溝31
を嵌合体26に設ける代わりに、ハウジング本体2Aの
嵌合孔25に設けたものであり、その他の構成及び作用
は実施の形態1と同じであるため、同じ符号を付し、そ
の詳細な説明、構造及び作用を省略する。
形態2の液圧ポンプは、減圧手段を構成する環状溝31
を嵌合体26に設ける代わりに、ハウジング本体2Aの
嵌合孔25に設けたものであり、その他の構成及び作用
は実施の形態1と同じであるため、同じ符号を付し、そ
の詳細な説明、構造及び作用を省略する。
【0033】実施の形態3 図6は実施の形態3の要部の拡大断面図である。実施の
形態3の液圧ポンプは、減圧手段を構成する第2リリー
フ孔30を嵌合体26に設ける代わりに、ハウジング本
体2Aの嵌合孔25に設けたものであり、その他の構成
及び作用は実施の形態1と同じであるため、同じ符号を
付し、その詳細な説明、構造及び作用を省略する。
形態3の液圧ポンプは、減圧手段を構成する第2リリー
フ孔30を嵌合体26に設ける代わりに、ハウジング本
体2Aの嵌合孔25に設けたものであり、その他の構成
及び作用は実施の形態1と同じであるため、同じ符号を
付し、その詳細な説明、構造及び作用を省略する。
【0034】実施の形態4 図7は実施の形態4の要部の拡大断面図である。実施の
形態4の液圧ポンプは、ポンプハウジング2のハウジン
グ本体2Aに嵌合孔25を設け、該嵌合孔25に嵌合す
る嵌合体26にリリーフ弁5の弁体51を支持するとと
もに減圧手段を設ける代わりに、前記嵌合孔25、嵌合
体26及び減圧手段を無くし、ハウジング本体2Aに前
記吐出路22及び第1リリーフ孔27に連通する凹所2
0を設け、該凹所20に前記弁体51を移動可能に支持
したものであり、その他の構成及び作用は実施の形態1
と同じであるため、同じ符号を付し、その詳細な説明、
構造及び作用を省略する。
形態4の液圧ポンプは、ポンプハウジング2のハウジン
グ本体2Aに嵌合孔25を設け、該嵌合孔25に嵌合す
る嵌合体26にリリーフ弁5の弁体51を支持するとと
もに減圧手段を設ける代わりに、前記嵌合孔25、嵌合
体26及び減圧手段を無くし、ハウジング本体2Aに前
記吐出路22及び第1リリーフ孔27に連通する凹所2
0を設け、該凹所20に前記弁体51を移動可能に支持
したものであり、その他の構成及び作用は実施の形態1
と同じであるため、同じ符号を付し、その詳細な説明、
構造及び作用を省略する。
【0035】実施の形態4にあっては、嵌合孔25及び
嵌合体26が設けられていないため、ポンプハウジング
2の構造を実施の形態1に比較して簡単にでき、より一
層コストを低減できる。
嵌合体26が設けられていないため、ポンプハウジング
2の構造を実施の形態1に比較して簡単にでき、より一
層コストを低減できる。
【0036】尚、実施の形態1〜4における液圧ポンプ
は次の如く構成してもよい。 1) 弁体51,弁バネ52及び圧力調整体53を備えた
リリーフ弁5における前記圧力調整体53をなくする。
この場合、前記ねじ孔29をなくし、弁バネ52をカバ
ー体2Cで受止めるか、又は、前記収容室28をハウジ
ング本体2Aの他面に開放することなく有底状とし、そ
の底面で弁バネ52を受止める。 2) 前記収容孔28をなくし、弁バネ52を前記凹所2
0内に収容する。 3) 弁バネ52を収容孔28又は凹所20内に収容する
代わりに、弁体51に有底状の収容孔を設け、該収容孔
に弁バネ52を収容する。 また、本発明における液圧ポンプは、ギヤポンプに限ら
ず、ベーンポンプ等、他の回転容積形のポンプであって
もよい。
は次の如く構成してもよい。 1) 弁体51,弁バネ52及び圧力調整体53を備えた
リリーフ弁5における前記圧力調整体53をなくする。
この場合、前記ねじ孔29をなくし、弁バネ52をカバ
ー体2Cで受止めるか、又は、前記収容室28をハウジ
ング本体2Aの他面に開放することなく有底状とし、そ
の底面で弁バネ52を受止める。 2) 前記収容孔28をなくし、弁バネ52を前記凹所2
0内に収容する。 3) 弁バネ52を収容孔28又は凹所20内に収容する
代わりに、弁体51に有底状の収容孔を設け、該収容孔
に弁バネ52を収容する。 また、本発明における液圧ポンプは、ギヤポンプに限ら
ず、ベーンポンプ等、他の回転容積形のポンプであって
もよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述した如く第1発明によれば、ポ
ンプハウジングに凹所を設け、該凹所にリリーフ弁の弁
体を組み込むため、従来の専用の弁ハウジングを無くす
ることができ、この弁ハウジングが占有していた従来の
占有面積に見合って油圧ポンプの全体を良好に小型化す
ることができる。しかも、従来の弁ハウジングが無いた
め、部品点数を少なくでき、組込作業性を向上できると
ともに、軽量化を図ることができる。
ンプハウジングに凹所を設け、該凹所にリリーフ弁の弁
体を組み込むため、従来の専用の弁ハウジングを無くす
ることができ、この弁ハウジングが占有していた従来の
占有面積に見合って油圧ポンプの全体を良好に小型化す
ることができる。しかも、従来の弁ハウジングが無いた
め、部品点数を少なくでき、組込作業性を向上できると
ともに、軽量化を図ることができる。
【0038】第2発明によれば、リリーフ弁の弁体が開
動作し、吐出路の圧液がポンプハウジングの第1リリー
フ孔からタンクへリリーフされるとき、減圧手段によっ
て液圧力を吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧させ
るため、リリーフ時に発生する騒音をより一層低減する
ことができる。
動作し、吐出路の圧液がポンプハウジングの第1リリー
フ孔からタンクへリリーフされるとき、減圧手段によっ
て液圧力を吐出路及びタンクの液圧力の中間に減圧させ
るため、リリーフ時に発生する騒音をより一層低減する
ことができる。
【0039】第3発明によれば、凹所と、第2リリーフ
孔と、環状溝及び絞り部とを一つの嵌合体に設けること
ができるため、ポンプハウジングの凹所が形成される位
置に、嵌合体が嵌合される嵌合孔を設けることによって
減圧手段を構成することができ、減圧手段の構造を簡単
にできるとともに、減圧手段の組込作業性を向上するこ
とができる。
孔と、環状溝及び絞り部とを一つの嵌合体に設けること
ができるため、ポンプハウジングの凹所が形成される位
置に、嵌合体が嵌合される嵌合孔を設けることによって
減圧手段を構成することができ、減圧手段の構造を簡単
にできるとともに、減圧手段の組込作業性を向上するこ
とができる。
【0040】第4発明によれば、ポンプハウジングの嵌
合孔に嵌合体を嵌合することによってリリーフ弁の弁体
を組み込むことができるため、専用の弁ハウジングを用
いて弁体を組込みしていた従来例に比較して液圧ポンプ
の全体を小型化することができ、しかも、減圧手段を設
けるため、リリーフ時に発生する騒音をより一層低減す
ることができ、さらに、弁体を支持する嵌合体に第2リ
リーフ孔と、環状溝及び絞り部とを設けるため、減圧手
段の構造を簡単にできるとともに、減圧手段の組込作業
性を向上することができる。
合孔に嵌合体を嵌合することによってリリーフ弁の弁体
を組み込むことができるため、専用の弁ハウジングを用
いて弁体を組込みしていた従来例に比較して液圧ポンプ
の全体を小型化することができ、しかも、減圧手段を設
けるため、リリーフ時に発生する騒音をより一層低減す
ることができ、さらに、弁体を支持する嵌合体に第2リ
リーフ孔と、環状溝及び絞り部とを設けるため、減圧手
段の構造を簡単にできるとともに、減圧手段の組込作業
性を向上することができる。
【図1】本発明に係る液圧ポンプの実施の形態1におけ
る要部の拡大断面図である。
る要部の拡大断面図である。
【図2】本発明に係る液圧ポンプに電動モータが連結さ
れた状態の断面図である。
れた状態の断面図である。
【図3】図4のIII −III 線の断面図である。
【図4】本発明に係る液圧ポンプの断面図である。
【図5】本発明に係る液圧ポンプの実施の形態2におけ
る要部の拡大断面図である。
る要部の拡大断面図である。
【図6】本発明に係る液圧ポンプの実施の形態3におけ
る要部の拡大断面図である。
る要部の拡大断面図である。
【図7】本発明に係る液圧ポンプの実施の形態4におけ
る要部の拡大断面図である。
る要部の拡大断面図である。
【図8】従来例に係る液圧ポンプの断面図である。
1 タンク 2 ポンプハウジング 21 吸込路 22 吐出路 23 ポンプ室 26 嵌合体 27 第1リリーフ孔 30 第2リリーフ孔 31 環状溝 32 絞り部 3,3a ギヤ(ポンプ動作体) 4 支持体 5 リリーフ弁 51 弁体
Claims (4)
- 【請求項1】 タンクに連通する吸込路及び吐出路の間
のポンプ室に吸込/吐出の動作を行うポンプ動作体が収
容されたポンプハウジングと、前記吐出路の液圧力によ
って動作する弁体を有し、前記液圧力が所定値以上に上
昇したとき前記吐出路を前記タンクに連通させるリリー
フ弁とを備えた液圧ポンプにおいて、前記ポンプハウジ
ングは、前記吐出路に連通する凹所と、該凹所及び前記
タンクに連通する第1リリーフ孔とを備え、前記凹所に
前記弁体を収容してあることを特徴とする液圧ポンプ。 - 【請求項2】 前記弁体及び第1リリーフ孔の間に、前
記弁体の開動作によって前記吐出路の圧液が前記第1リ
リーフ孔へ流れるとき、液圧力を前記吐出路及びタンク
の液圧力の中間に減圧させる減圧手段を設けてある請求
項1記載の液圧ポンプ。 - 【請求項3】 前記減圧手段は、前記凹所及び第1リリ
ーフ孔に連通する第2リリーフ孔を有する嵌合体と、該
嵌合体の周りに設けられ、前記第2リリーフ孔及び第1
リリーフ孔に連通する環状溝と、該環状溝及び前記第1
リリーフ孔の連通量を制限する絞り部とを備えている請
求項2記載の液圧ポンプ。 - 【請求項4】 タンクに連通する吸込路及び吐出路間の
ポンプ室に吸込/吐出の動作を行うポンプ動作体が収容
されたポンプハウジングと、該ポンプハウジングを支持
する支持体と、内部に前記吸込路が開放され、前記ポン
プハウジングを覆うタンクと、前記吐出路の液圧力によ
って動作する弁体を有し、前記液圧力が所定値以上に上
昇したとき前記吐出路を前記タンクに連通させるリリー
フ弁とを備えた液圧ポンプにおいて、前記ポンプハウジ
ングは、前記支持体に向けて開放された嵌合孔と、該嵌
合孔に嵌合され、前記吐出路に連通する凹所を有する嵌
合体と、前記凹所及びタンクに連通する第1リリーフ孔
とを備え、前記嵌合体に、前記凹所及び第1リリーフ孔
に連通する第2リリーフ孔と、該第2リリーフ孔及び第
1リリーフ孔に連通する環状溝と、該環状溝及び前記第
1リリーフ孔の連通量を制限する絞り部とを備え、前記
嵌合体に前記弁体を支持してあることを特徴とする液圧
ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017313A JP2000213467A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 液圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017313A JP2000213467A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 液圧ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000213467A true JP2000213467A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11940534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11017313A Pending JP2000213467A (ja) | 1999-01-26 | 1999-01-26 | 液圧ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000213467A (ja) |
-
1999
- 1999-01-26 JP JP11017313A patent/JP2000213467A/ja active Pending
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