JP2000213533A - 動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タ - Google Patents
動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タInfo
- Publication number
- JP2000213533A JP2000213533A JP11017942A JP1794299A JP2000213533A JP 2000213533 A JP2000213533 A JP 2000213533A JP 11017942 A JP11017942 A JP 11017942A JP 1794299 A JP1794299 A JP 1794299A JP 2000213533 A JP2000213533 A JP 2000213533A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dynamic pressure
- bearing
- shaft member
- amorphous carbon
- pressure bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易・安価な構成によって、粉塵等の発生に
関する使用環境が厳しい各種装置に対しても長期にわた
って良好に使用することを可能とする。 【解決手段】 動圧軸受装置の軸部材(3)及び軸受部
材(2)の各軸受面の対向表面部分に、アモルファスカ
ーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚さにわたって形
成することによって、極めて優れた耐摩耗性を安価にて
得るように構成したもの。
関する使用環境が厳しい各種装置に対しても長期にわた
って良好に使用することを可能とする。 【解決手段】 動圧軸受装置の軸部材(3)及び軸受部
材(2)の各軸受面の対向表面部分に、アモルファスカ
ーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚さにわたって形
成することによって、極めて優れた耐摩耗性を安価にて
得るように構成したもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気の動圧力によ
って軸部材と軸受部材とを相対回転可能に支承させるよ
うにした動圧軸受装置及びそれを用いたモータに関す
る。
って軸部材と軸受部材とを相対回転可能に支承させるよ
うにした動圧軸受装置及びそれを用いたモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、軸受用の潤滑流体として空気
を用いた空気動圧軸受装置に関して、摩耗による粉塵の
発生や耐摩耗性を向上させるための提案が種々なされて
いる。例えば、特開平3−356622号明細書や、特
願平8−110072号明細書等においては、アルミ材
からなる軸基材に対してSiC複合メッキ又はNi−P
無電解メッキを施した軸部材と、同じくアルミ材からな
る軸受基材に対して潤滑性アルマイト処理又は高潤滑性
フッ素樹脂のコーティングを施した軸受部材とを組み合
わせている。また、特開平5−288214号公報に示
されているように、軸部材と軸受部材の双方に、炭化珪
素等のセラミック材料を採用したものもある。
を用いた空気動圧軸受装置に関して、摩耗による粉塵の
発生や耐摩耗性を向上させるための提案が種々なされて
いる。例えば、特開平3−356622号明細書や、特
願平8−110072号明細書等においては、アルミ材
からなる軸基材に対してSiC複合メッキ又はNi−P
無電解メッキを施した軸部材と、同じくアルミ材からな
る軸受基材に対して潤滑性アルマイト処理又は高潤滑性
フッ素樹脂のコーティングを施した軸受部材とを組み合
わせている。また、特開平5−288214号公報に示
されているように、軸部材と軸受部材の双方に、炭化珪
素等のセラミック材料を採用したものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに提案された空気動圧軸受装置においても、起動・停
止時等において僅かではあるが摩耗粉が発生することが
あり、使用環境の厳しいハードディスク駆動装置やポリ
ゴンミラー駆動装置等に用いた場合には、十分なクリー
ン度を得られないことから採用できないことも考えられ
る。また、特にセラミック材を用いた場には、材料が高
価なことから装置全体もコスト高になってしまうという
問題もある。
うに提案された空気動圧軸受装置においても、起動・停
止時等において僅かではあるが摩耗粉が発生することが
あり、使用環境の厳しいハードディスク駆動装置やポリ
ゴンミラー駆動装置等に用いた場合には、十分なクリー
ン度を得られないことから採用できないことも考えられ
る。また、特にセラミック材を用いた場には、材料が高
価なことから装置全体もコスト高になってしまうという
問題もある。
【0004】そこで本発明は、簡易・安価な構成で、軸
部材と軸受部材との耐摩耗性を向上させることができる
ようにした動圧軸受装置及びそれを用いたモータを提供
することを目的とする。
部材と軸受部材との耐摩耗性を向上させることができる
ようにした動圧軸受装置及びそれを用いたモータを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明では、軸部材に形成した動圧軸受
面と軸受部材に形成した動圧軸受面とを周状に対向配置
するとともに、上記両動圧軸受面間に軸受流体として空
気を介在させ、上記両動圧軸受面の少なくとも一方側に
設けた動圧発生手段によって上記空気を加圧して得た動
圧力により、前記軸部材と軸受部材とを相対的に回転可
能に支承する動圧軸受装置において、上記軸部材及び軸
受部材の各動圧軸受面には、当該軸部材及び軸受部材の
基材に対して、アモルファスカーボンを含む潤滑膜が2
μm以上の膜厚に成膜されている。
に請求項1記載の発明では、軸部材に形成した動圧軸受
面と軸受部材に形成した動圧軸受面とを周状に対向配置
するとともに、上記両動圧軸受面間に軸受流体として空
気を介在させ、上記両動圧軸受面の少なくとも一方側に
設けた動圧発生手段によって上記空気を加圧して得た動
圧力により、前記軸部材と軸受部材とを相対的に回転可
能に支承する動圧軸受装置において、上記軸部材及び軸
受部材の各動圧軸受面には、当該軸部材及び軸受部材の
基材に対して、アモルファスカーボンを含む潤滑膜が2
μm以上の膜厚に成膜されている。
【0006】また、請求項2記載の発明では、軸部材に
形成した動圧軸受面と軸受部材に形成した動圧軸受面と
を周状に対向配置するとともに、上記両動圧軸受面間に
軸受流体として空気を介在させ、上記両動圧軸受面の少
なくとも一方側に設けた動圧発生手段によって上記空気
を加圧して得た動圧力により、前記軸部材と軸受部材と
を相対的に回転可能に支承する動圧軸受装置を含み、上
記軸部材及び軸受部材のいずれか一方側に設けられたス
テータ部と、他方側に設けられたロータ部とを回転駆動
させるモータにおいて、前記軸部材及び軸受部材の各動
圧軸受面には、当該軸部材及び軸受部材の基材に対し
て、アモルファスカーボンを含む潤滑膜が2μm以上の
膜厚に成膜されている。
形成した動圧軸受面と軸受部材に形成した動圧軸受面と
を周状に対向配置するとともに、上記両動圧軸受面間に
軸受流体として空気を介在させ、上記両動圧軸受面の少
なくとも一方側に設けた動圧発生手段によって上記空気
を加圧して得た動圧力により、前記軸部材と軸受部材と
を相対的に回転可能に支承する動圧軸受装置を含み、上
記軸部材及び軸受部材のいずれか一方側に設けられたス
テータ部と、他方側に設けられたロータ部とを回転駆動
させるモータにおいて、前記軸部材及び軸受部材の各動
圧軸受面には、当該軸部材及び軸受部材の基材に対し
て、アモルファスカーボンを含む潤滑膜が2μm以上の
膜厚に成膜されている。
【0007】さらに、請求項3記載の発明では、前記請
求項1又は2記載のアモルファスカーボンが、DLC
(ダイヤモンドライクカーボン)からなり、そのDLC
からなる潤滑膜の表面粗度が、Ra;0.7μm以下、
Rmax;1.1μm以下、Rz;0.8μm以下に設
定されている。
求項1又は2記載のアモルファスカーボンが、DLC
(ダイヤモンドライクカーボン)からなり、そのDLC
からなる潤滑膜の表面粗度が、Ra;0.7μm以下、
Rmax;1.1μm以下、Rz;0.8μm以下に設
定されている。
【0008】さらにまた、請求項4記載の発明では、前
記請求項1又は2記載の軸部材及び軸受部材の各基材
を、アルミニウム又はその合金により構成するととも
に、その基材と、前記アモルファスカーボンを含む潤滑
膜との間に、酸化珪素による下地処理膜が被着されてい
る。
記請求項1又は2記載の軸部材及び軸受部材の各基材
を、アルミニウム又はその合金により構成するととも
に、その基材と、前記アモルファスカーボンを含む潤滑
膜との間に、酸化珪素による下地処理膜が被着されてい
る。
【0009】また、請求項5記載の発明では、前記請求
項2記載のモータを、ハードディスク駆動装置又はポリ
ゴンミラー駆動装置に用いている。
項2記載のモータを、ハードディスク駆動装置又はポリ
ゴンミラー駆動装置に用いている。
【0010】このような構成を有する請求項1又は2記
載の発明によれば、動圧軸受装置の軸部材及び軸受部材
の各動圧軸受面の対向表面部分が、アモルファスカーボ
ンからなる潤滑膜によって良好な耐摩耗性を備え、その
アモルファスカーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚
さにわたって形成することによって初期の動圧特性が長
期にわたり維持される。
載の発明によれば、動圧軸受装置の軸部材及び軸受部材
の各動圧軸受面の対向表面部分が、アモルファスカーボ
ンからなる潤滑膜によって良好な耐摩耗性を備え、その
アモルファスカーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚
さにわたって形成することによって初期の動圧特性が長
期にわたり維持される。
【0011】特に、請求項3記載の発明のようにアモル
ファスカーボン潤滑膜の面粗度を設定することによっ
て、上述した耐摩耗性は一層向上される。
ファスカーボン潤滑膜の面粗度を設定することによっ
て、上述した耐摩耗性は一層向上される。
【0012】このとき、請求項4記載の発明によれば、
アモルファスカーボン潤滑膜の耐久性が下地処理によっ
て向上される。
アモルファスカーボン潤滑膜の耐久性が下地処理によっ
て向上される。
【0013】このような作用は、特に請求項5記載のよ
うな使用環境の厳しいハードディスク駆動装置又はポリ
ゴンミラー駆動装置等においてに特に顕著に得られる。
うな使用環境の厳しいハードディスク駆動装置又はポリ
ゴンミラー駆動装置等においてに特に顕著に得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明するが、それに先立って、本発明を適用する空気
動圧軸受を備えた軸回転型のポリゴンミラー駆動用モー
タの構造について図面に基づき説明する。
て説明するが、それに先立って、本発明を適用する空気
動圧軸受を備えた軸回転型のポリゴンミラー駆動用モー
タの構造について図面に基づき説明する。
【0015】図1に示されたポリゴンミラー駆動用モー
タは、デジタルコピー、レーザプリンタ等におけるレー
ザスキャナーを構成するものであって、10000〜3
0000RPM程度の高速回転をするため、軸受には非
接触で回転支持可能な空気動圧軸受等が用いられてい
る。
タは、デジタルコピー、レーザプリンタ等におけるレー
ザスキャナーを構成するものであって、10000〜3
0000RPM程度の高速回転をするため、軸受には非
接触で回転支持可能な空気動圧軸受等が用いられてい
る。
【0016】すなわち、図1において、ベース1にネジ
止め固定された中空円筒状の軸受部材(固定部材)2内
に、数μm〜十数μmの隙間を隔てて軸部材としてのロ
ータ(回転部材)3が挿入されており、当該ロータ3の
外周面側の動圧軸受面と、上記軸受部材2の内周面側の
動圧軸受面とで構成される空気動圧発生部4によって、
上記ロータ3が高速回転可能に支承される構成になされ
ている。上記ロータ3側の動圧軸受面5には、動圧発生
手段としての多数のラジアルヘリングボーン溝6が環状
に配列されている。これらのラジアルヘリングボーン溝
6は、軸方向に対称的に形成された傾斜溝からなり、上
記空気動圧発生部4の軸方向における略中央部分に最大
加圧部を形成するように構成されている。
止め固定された中空円筒状の軸受部材(固定部材)2内
に、数μm〜十数μmの隙間を隔てて軸部材としてのロ
ータ(回転部材)3が挿入されており、当該ロータ3の
外周面側の動圧軸受面と、上記軸受部材2の内周面側の
動圧軸受面とで構成される空気動圧発生部4によって、
上記ロータ3が高速回転可能に支承される構成になされ
ている。上記ロータ3側の動圧軸受面5には、動圧発生
手段としての多数のラジアルヘリングボーン溝6が環状
に配列されている。これらのラジアルヘリングボーン溝
6は、軸方向に対称的に形成された傾斜溝からなり、上
記空気動圧発生部4の軸方向における略中央部分に最大
加圧部を形成するように構成されている。
【0017】また、上記ベース1に立設された中央柱状
部1aの外周には、ステータ部を構成する駆動コイル7
が嵌合固定されており、その駆動コイル7に周対向する
ようにして、ロータ部における駆動用磁気回路をつくる
環状マグネット8が配置されている。この環状マグネッ
ト8は、上記ロータ3の内部に鉄製のヨーク9を介して
配置されており、上記ステータ部を構成している駆動コ
イル7と共にモータ駆動部を構成している。
部1aの外周には、ステータ部を構成する駆動コイル7
が嵌合固定されており、その駆動コイル7に周対向する
ようにして、ロータ部における駆動用磁気回路をつくる
環状マグネット8が配置されている。この環状マグネッ
ト8は、上記ロータ3の内部に鉄製のヨーク9を介して
配置されており、上記ステータ部を構成している駆動コ
イル7と共にモータ駆動部を構成している。
【0018】さらに、上記ロータ3の先端部(図示上端
部)には環状凸部11が突設されており、この環状凸部
11に対してポリゴンミラー12が嵌着されている。こ
のポリゴンミラー12上には、波形ばね13を介してバ
ランスプレート14が同軸に載置されており、そのバラ
ンスプレート14側から差し込まれた固定ネジ15が上
記ロータ3の環状凸部11に螺着されることによってポ
リゴンミラー12の固定が行われている。
部)には環状凸部11が突設されており、この環状凸部
11に対してポリゴンミラー12が嵌着されている。こ
のポリゴンミラー12上には、波形ばね13を介してバ
ランスプレート14が同軸に載置されており、そのバラ
ンスプレート14側から差し込まれた固定ネジ15が上
記ロータ3の環状凸部11に螺着されることによってポ
リゴンミラー12の固定が行われている。
【0019】さらに、上記ベース1の中央柱状部1aの
上部外周及びバランスプレート14の内周には、一対の
環状マグネット16,17が周対向するように取り付け
られている。これらの各環状マグネット16,17に
は、軸方向に極性を逆にして着磁が施されており、これ
によって磁気スラスト軸受が構成されている。
上部外周及びバランスプレート14の内周には、一対の
環状マグネット16,17が周対向するように取り付け
られている。これらの各環状マグネット16,17に
は、軸方向に極性を逆にして着磁が施されており、これ
によって磁気スラスト軸受が構成されている。
【0020】このとき、上記ロータ(軸部材)3の基材
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材よ
り形成されているとともに、その基材の外周表面すなわ
ち上述した動圧軸受面に相当する外周表面に、アモルフ
ァスカーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚さにわた
って有している。このとき、上記ロータ3の基材の表面
には、酸化珪素(SiO2)による下地処理が施されて
おり、この下地処理層を介在させることによって、上記
アモルファスカーボンからなる潤滑膜の密着力が高めら
れている。
は、アルミニウムまたはアルミニウム合金等の金属材よ
り形成されているとともに、その基材の外周表面すなわ
ち上述した動圧軸受面に相当する外周表面に、アモルフ
ァスカーボンからなる潤滑膜を2μm以上の厚さにわた
って有している。このとき、上記ロータ3の基材の表面
には、酸化珪素(SiO2)による下地処理が施されて
おり、この下地処理層を介在させることによって、上記
アモルファスカーボンからなる潤滑膜の密着力が高めら
れている。
【0021】本実施形態における前記アモルファスカー
ボンは、非結晶質のDLC(ダイヤモンドライクカーボ
ン)を含んでいる。このDLC含有のアモルファスカー
ボンからなる潤滑膜は、緻密なアモルファス構造を有す
るために結晶粒界がなく、非常になめらかな平滑表面を
備えているが、特に本実施形態では更に面仕上げを施し
ており、当該DLC含有のアモルファスカーボンからな
る潤滑膜の表面粗度を、中心線平均粗さRaが0.7μ
m以下、粗さの最大値Rmaxが1.1μm以下、粗さ
の平均値Rzが0.8μm以下となるように設定してい
る。
ボンは、非結晶質のDLC(ダイヤモンドライクカーボ
ン)を含んでいる。このDLC含有のアモルファスカー
ボンからなる潤滑膜は、緻密なアモルファス構造を有す
るために結晶粒界がなく、非常になめらかな平滑表面を
備えているが、特に本実施形態では更に面仕上げを施し
ており、当該DLC含有のアモルファスカーボンからな
る潤滑膜の表面粗度を、中心線平均粗さRaが0.7μ
m以下、粗さの最大値Rmaxが1.1μm以下、粗さ
の平均値Rzが0.8μm以下となるように設定してい
る。
【0022】但し、上述した動圧発生手段としてのラジ
アルヘリングボーン溝6においては、上述した面粗度に
対して面仕上げ加工を施すことなく、後述するように蒸
着によって成膜したままの粗い状態になされている。こ
のラジアルヘリングボーン溝6における粗い面によっ
て、軸受流体としての空気が良好に加圧される効果を有
する。
アルヘリングボーン溝6においては、上述した面粗度に
対して面仕上げ加工を施すことなく、後述するように蒸
着によって成膜したままの粗い状態になされている。こ
のラジアルヘリングボーン溝6における粗い面によっ
て、軸受流体としての空気が良好に加圧される効果を有
する。
【0023】一方、上記軸受部材2も、同じくアルミニ
ウムまたはアルミニウム合金等の金属より形成された基
材を備えているとともに、その基材の動圧軸受面に相当
する内周表面に、上述したロータ3と同様なDLC含有
のアモルファスカーボンからなる潤滑膜が、同様な下地
処理膜を介して2μm以上の厚さにわたって形成されて
いる。
ウムまたはアルミニウム合金等の金属より形成された基
材を備えているとともに、その基材の動圧軸受面に相当
する内周表面に、上述したロータ3と同様なDLC含有
のアモルファスカーボンからなる潤滑膜が、同様な下地
処理膜を介して2μm以上の厚さにわたって形成されて
いる。
【0024】このようなDLC含有のアモルファスカー
ボンからなる潤滑膜は、例えば、図2に示されているよ
うなプラズマ蒸着装置(CVD)を用いて成膜される。
すなわち、このプラズマ蒸着装置(CVD)装置におい
ては、図2に示されているように、高真空中内に一端が
開放されたカップ状のリフレクタ21が配置されている
とともに、そのリフレクタ21内の閉塞側に、フィラメ
ント電源22に接続されたフィラメント23が配置され
ており、さらに、そのフィラメント23に近接させて上
記リフレクタ21の開放側に、アノード電源24に接続
されたアノード25が配置されている。さらにまた、上
記リフレクタ21の開放端から所定の距離を隔てて対向
するようにして、ワーク26が配置されており、このワ
ーク26と、上記リフレクタ21との間に、リフレクタ
電源27及びバイアス電源28によって所定の電圧が印
加されている。
ボンからなる潤滑膜は、例えば、図2に示されているよ
うなプラズマ蒸着装置(CVD)を用いて成膜される。
すなわち、このプラズマ蒸着装置(CVD)装置におい
ては、図2に示されているように、高真空中内に一端が
開放されたカップ状のリフレクタ21が配置されている
とともに、そのリフレクタ21内の閉塞側に、フィラメ
ント電源22に接続されたフィラメント23が配置され
ており、さらに、そのフィラメント23に近接させて上
記リフレクタ21の開放側に、アノード電源24に接続
されたアノード25が配置されている。さらにまた、上
記リフレクタ21の開放端から所定の距離を隔てて対向
するようにして、ワーク26が配置されており、このワ
ーク26と、上記リフレクタ21との間に、リフレクタ
電源27及びバイアス電源28によって所定の電圧が印
加されている。
【0025】また、上記リフレクタ21内には、エチレ
ンガス等の炭化水素ガスが供給されており、当該リフレ
クタ21内における200℃〜500℃の加熱下でのア
ーク放電プラズマによって上記炭化水素ガスが分解さ
れ、それにより生成されたプラズマ中のイオンや励起分
子が、上記ワーク26の表面に対して所定の電気的加速
エネルギーをもって衝突し、その結果、アモルファスカ
ーボン膜が成形されるようになっている。
ンガス等の炭化水素ガスが供給されており、当該リフレ
クタ21内における200℃〜500℃の加熱下でのア
ーク放電プラズマによって上記炭化水素ガスが分解さ
れ、それにより生成されたプラズマ中のイオンや励起分
子が、上記ワーク26の表面に対して所定の電気的加速
エネルギーをもって衝突し、その結果、アモルファスカ
ーボン膜が成形されるようになっている。
【0026】このようにして成膜を行うDLC含有のア
モルファスカーボンからなる潤滑膜は、上述したように
2μm以上の厚さにわたって形成されているが、その根
拠となった耐摩耗試験について説明する。
モルファスカーボンからなる潤滑膜は、上述したように
2μm以上の厚さにわたって形成されているが、その根
拠となった耐摩耗試験について説明する。
【0027】まず、耐摩耗試験には、図3に示されてい
るような耐摩耗試験装置31が用いられる。この耐摩耗
試験装置31では、上述したDLC含有のアモルファス
カーボン潤滑膜が所定の厚さにわたって蒸着された直径
約15mmの円筒状試料32と、同様なDLC含有のア
モルファスカーボン潤滑膜が所定の厚さにわたって蒸着
された板状試料33とが、互いに圧接状態にて配置され
る。すなわち、上記板状試料33は、支点34から略水
平に延びる板バネ35の先端部分に固定されているとと
もに、上記支点34の反対側からは、略水平にレバー3
6が延出しており、そのレバー36の先端部分には、固
定滑車37を介して錘38の重力が負荷されている。
るような耐摩耗試験装置31が用いられる。この耐摩耗
試験装置31では、上述したDLC含有のアモルファス
カーボン潤滑膜が所定の厚さにわたって蒸着された直径
約15mmの円筒状試料32と、同様なDLC含有のア
モルファスカーボン潤滑膜が所定の厚さにわたって蒸着
された板状試料33とが、互いに圧接状態にて配置され
る。すなわち、上記板状試料33は、支点34から略水
平に延びる板バネ35の先端部分に固定されているとと
もに、上記支点34の反対側からは、略水平にレバー3
6が延出しており、そのレバー36の先端部分には、固
定滑車37を介して錘38の重力が負荷されている。
【0028】そして、耐摩耗試験にあたっては、上記錘
38による板状試料33への荷重を40gとし、円筒状
試料32を7000rpmの速さで10分間回転駆動さ
せ、そのときの摩耗痕の深さを面粗度計により実測し
た。その結果、図4中の(j)に示されているように、
摩耗深さ(縦軸)は、平均で1μmとなった。
38による板状試料33への荷重を40gとし、円筒状
試料32を7000rpmの速さで10分間回転駆動さ
せ、そのときの摩耗痕の深さを面粗度計により実測し
た。その結果、図4中の(j)に示されているように、
摩耗深さ(縦軸)は、平均で1μmとなった。
【0029】次に、同様な耐摩耗試験装置31を用い
て、板状試料33にアルミとチタンの化合物(AlxT
iyOz)をコーディングするとともに、相手方の円筒
状試料32として、(a)アルマイト、(b)Niメッ
キ、(c)アクリルメラミン塗装、(d)フッ素系ポリ
アミドイミド(PAI)塗装(従来品)、(e)フッ素
樹脂塗装(L6201CL)、(f)アルミとチタンの
化合物(AlxTiyOz)、(g)チタン酸カリウム
(セラミック)、(h)アルミナ、(i)工具鋼、をそ
れぞれ膜状又は層状に被着させて、同様な試験を行っ
た。
て、板状試料33にアルミとチタンの化合物(AlxT
iyOz)をコーディングするとともに、相手方の円筒
状試料32として、(a)アルマイト、(b)Niメッ
キ、(c)アクリルメラミン塗装、(d)フッ素系ポリ
アミドイミド(PAI)塗装(従来品)、(e)フッ素
樹脂塗装(L6201CL)、(f)アルミとチタンの
化合物(AlxTiyOz)、(g)チタン酸カリウム
(セラミック)、(h)アルミナ、(i)工具鋼、をそ
れぞれ膜状又は層状に被着させて、同様な試験を行っ
た。
【0030】さらに、同様な耐摩耗試験装置31を用い
て、板状試料33に、従来品と同様なフッ素系ポリアミ
ドイミド(PAI)塗装を被着させるとともに、相手方
の円筒状試料32として、(k)アルマイト、及び
(m)Niメッキ、をそれぞれ膜状被着させて、同様な
試験を行った。
て、板状試料33に、従来品と同様なフッ素系ポリアミ
ドイミド(PAI)塗装を被着させるとともに、相手方
の円筒状試料32として、(k)アルマイト、及び
(m)Niメッキ、をそれぞれ膜状被着させて、同様な
試験を行った。
【0031】このような試験結果が、図4中の同符号に
対応させて表されているが、上述した(a)〜(f)及
び(k),(m)の各場合には、本発明にかかる(j)
に比較して摩耗深さ(縦軸)は非常に大きくなった。ま
た、セラミック系材料による結果を表した(g)〜
(i)の場合は、本発明にかかる(j)と同程度の摩耗
深さとなった。すなわち、本実施形態のように、ロータ
(軸部材)3及び軸受部材2の各動圧軸受面に対して、
DLC含有のアモルファスカーボンからなる潤滑膜を形
成しておくことによって、従来品よりも摩耗深さが大幅
に減少することが判明するとともに、アルミナ等のセラ
ミック系材料とほぼ同等の耐摩耗性が得られることが判
明した。
対応させて表されているが、上述した(a)〜(f)及
び(k),(m)の各場合には、本発明にかかる(j)
に比較して摩耗深さ(縦軸)は非常に大きくなった。ま
た、セラミック系材料による結果を表した(g)〜
(i)の場合は、本発明にかかる(j)と同程度の摩耗
深さとなった。すなわち、本実施形態のように、ロータ
(軸部材)3及び軸受部材2の各動圧軸受面に対して、
DLC含有のアモルファスカーボンからなる潤滑膜を形
成しておくことによって、従来品よりも摩耗深さが大幅
に減少することが判明するとともに、アルミナ等のセラ
ミック系材料とほぼ同等の耐摩耗性が得られることが判
明した。
【0032】次に、上述した耐摩耗試験装置31におい
て、DLC含有のアモルファスカーボン潤滑膜が蒸着さ
れた円筒状試料32及び板状試料33の各表面を、ペー
パー研磨紙(#1000)により以下のように研磨して
試験を行った。
て、DLC含有のアモルファスカーボン潤滑膜が蒸着さ
れた円筒状試料32及び板状試料33の各表面を、ペー
パー研磨紙(#1000)により以下のように研磨して
試験を行った。
【0033】まず、研磨前の各試料の面粗度は、 Ra(μm) Rmax(μm) Rz(μm) 試料1. 0.08 1.86 0.81 試料2. 0.11 1.57 1.38 試料3. 0.22 2.89 1.84 となっていたが、上記研磨によって、 Ra(μm) Rmax(μm) Rz(μm) 試料1. 0.06 0.75 0.52 試料2. 0.07 1.04 0.77 試料3. 0.06 0.67 0.47 試料4. 0.22 2.89 1.84 とした。
【0034】そして、上述した耐摩耗試験装置31によ
る試験を行うにあたっては、前述した錘37による板状
試料32への荷重を40gから始めて、10gづつ増や
しながら100gまで行い、円筒状試料32を7000
rpmの速さで5分間回転駆動させ、そのときの摩耗痕
の深さを面粗度計により実測した。なお、このような条
件による耐摩耗試験は、実際の使用条件よりも大幅に厳
しい過負荷状態に設定されているものであり、この条件
下で得られた結果は、実機における通常の使用状態にお
ける結果とほぼ同じ状態を示すことが経験的に知られて
いるものである。
る試験を行うにあたっては、前述した錘37による板状
試料32への荷重を40gから始めて、10gづつ増や
しながら100gまで行い、円筒状試料32を7000
rpmの速さで5分間回転駆動させ、そのときの摩耗痕
の深さを面粗度計により実測した。なお、このような条
件による耐摩耗試験は、実際の使用条件よりも大幅に厳
しい過負荷状態に設定されているものであり、この条件
下で得られた結果は、実機における通常の使用状態にお
ける結果とほぼ同じ状態を示すことが経験的に知られて
いるものである。
【0035】図5には、上述した各面粗度に仕上げられ
たそれぞれの試料1,2,3に対する試験結果の平均値
を表している。本図から明らかなように、摩耗深さ(縦
軸)は、荷重が80g〜100gのときに最低の0.2
3μmとなっていることからしてみれば、DLC含有の
アモルファスカーボン潤滑膜は、セラミック材料と同等
かそれ以上の耐摩耗性があり、そのときの膜厚として
は、2μm程度あれば十分であることが判明した。
たそれぞれの試料1,2,3に対する試験結果の平均値
を表している。本図から明らかなように、摩耗深さ(縦
軸)は、荷重が80g〜100gのときに最低の0.2
3μmとなっていることからしてみれば、DLC含有の
アモルファスカーボン潤滑膜は、セラミック材料と同等
かそれ以上の耐摩耗性があり、そのときの膜厚として
は、2μm程度あれば十分であることが判明した。
【0036】また、本実施形態にかかる動圧軸受装置
を、実際のモータに搭載して回転の起動・停止を繰り返
す試験を行ったところ、初期の動圧特性が長期にわたっ
て維持されるとともに、摩耗量は非常に少なく、良好な
使用状態が確認された。
を、実際のモータに搭載して回転の起動・停止を繰り返
す試験を行ったところ、初期の動圧特性が長期にわたっ
て維持されるとともに、摩耗量は非常に少なく、良好な
使用状態が確認された。
【0037】さらに、本実施形態では、動圧発生溝6に
おける面粗度が大きく設定されているために加圧機能が
高められることとなり、一層良好な動圧特性が得られる
ようになっている。
おける面粗度が大きく設定されているために加圧機能が
高められることとなり、一層良好な動圧特性が得られる
ようになっている。
【0038】さらにまた、本実施形態では、アモルファ
スカーボン潤滑膜の密着性が下地処理層によって高めら
れているため、装置の耐久性が向上される。
スカーボン潤滑膜の密着性が下地処理層によって高めら
れているため、装置の耐久性が向上される。
【0039】以上、本発明者によってなされた発明の実
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
施形態を具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもない。
【0040】例えば、上記実施形態では、アモルファス
カーボンとしてDLCを用いているが、DLCに対して
他の物質を含有させたり、他のアモルファスカーボンを
採用することもできる。
カーボンとしてDLCを用いているが、DLCに対して
他の物質を含有させたり、他のアモルファスカーボンを
採用することもできる。
【0041】また、本発明は、上述した実施形態のよな
うポリゴンミラー駆動モータに限定されるものではな
く、同様にクリーン度を要求するハードディスク駆動装
置(HDD)用のモータの他、あらゆる種類の回転駆動
装置に対しても同様に適用することができるものであ
る。
うポリゴンミラー駆動モータに限定されるものではな
く、同様にクリーン度を要求するハードディスク駆動装
置(HDD)用のモータの他、あらゆる種類の回転駆動
装置に対しても同様に適用することができるものであ
る。
【0042】
【発明の効果】以上述べたように請求項1又は2記載の
本発明は、動圧軸受装置の軸部材及び軸受部材の各軸受
面の対向表面部分に、アモルファスカーボンからなる潤
滑膜を2μm以上の厚さにわたって形成したものである
から、極めて優れた耐摩耗性を安価にて得ることがで
き、粉塵等の発生に関する使用環境が厳しい各種装置に
対しても長期にわたって良好に使用することができる。
本発明は、動圧軸受装置の軸部材及び軸受部材の各軸受
面の対向表面部分に、アモルファスカーボンからなる潤
滑膜を2μm以上の厚さにわたって形成したものである
から、極めて優れた耐摩耗性を安価にて得ることがで
き、粉塵等の発生に関する使用環境が厳しい各種装置に
対しても長期にわたって良好に使用することができる。
【0043】特に、請求項3記載の発明のようにアモル
ファスカーボン潤滑膜の面粗度を設定することによっ
て、上述した効果を一層確実に得ることができる。
ファスカーボン潤滑膜の面粗度を設定することによっ
て、上述した効果を一層確実に得ることができる。
【0044】このとき、請求項4記載の発明は、アモル
ファスカーボン潤滑膜の密着性を向上させる下地処理を
施したものであるから、上述した効果に加えて、特に長
期使用時における信頼性を高めることができる。
ファスカーボン潤滑膜の密着性を向上させる下地処理を
施したものであるから、上述した効果に加えて、特に長
期使用時における信頼性を高めることができる。
【0045】本発明は、特に請求項5記載のような使用
環境の厳しいハードディスク駆動装置又はポリゴンミラ
ー駆動装置等においてに特に良好な効果を得ることがで
きる。
環境の厳しいハードディスク駆動装置又はポリゴンミラ
ー駆動装置等においてに特に良好な効果を得ることがで
きる。
【図1】本発明を適用した装置例としてのポリゴンミラ
ー駆動用モータの構造例を表した外横断面説明図であ
る。
ー駆動用モータの構造例を表した外横断面説明図であ
る。
【図2】本発明にかかるアモルファスカーボンを成膜す
る装置例としてのプラズマ蒸着装置(CVD)の構造を
原理的に表した説明図である。
る装置例としてのプラズマ蒸着装置(CVD)の構造を
原理的に表した説明図である。
【図3】耐摩耗試験機の一例を表した構造説明図であ
る。
る。
【図4】図3に示された耐摩耗試験装置によって得られ
た試験結果の一例を表した線図である。
た試験結果の一例を表した線図である。
【図5】図3に示された耐摩耗試験装置によって得られ
た試験結果の他の例を表した線図である。
た試験結果の他の例を表した線図である。
2 軸受部材 3 軸部材(ロータ) 4 空気動圧発生部 6 動圧発生手段(ラジアルヘリングボーン溝) 7 駆動コイル(ステータ部) 8 環状マグネット(ロータ部) 12 ポリゴンミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J011 AA04 AA20 BA02 BA04 CA05 QA04 SB04 SD03 SE02 4H104 AA04A EA01A LA03 PA01 PA04 QA12 5H607 AA04 AA06 BB01 BB17 CC01 DD03 EE10 GG12 KK00
Claims (5)
- 【請求項1】 軸部材に形成した動圧軸受面と軸受部材
に形成した動圧軸受面とを周状に対向配置するととも
に、上記両動圧軸受面間に軸受流体として空気を介在さ
せ、上記両動圧軸受面の少なくとも一方側に設けた動圧
発生手段によって上記空気を加圧して得た動圧力によ
り、前記軸部材と軸受部材とを相対的に回転可能に支承
する動圧軸受装置において、 上記軸部材及び軸受部材の各動圧軸受面には、当該軸部
材及び軸受部材の基材に対して、アモルファスカーボン
を含む潤滑膜が2μm以上の膜厚に成膜されていること
を特徴とする動圧軸受装置。 - 【請求項2】 軸部材に形成した動圧軸受面と軸受部材
に形成した動圧軸受面とを周状に対向配置するととも
に、上記両動圧軸受面間に軸受流体として空気を介在さ
せ、上記両動圧軸受面の少なくとも一方側に設けた動圧
発生手段によって上記空気を加圧して得た動圧力によ
り、前記軸部材と軸受部材とを相対的に回転可能に支承
する動圧軸受装置を含み、 上記軸部材及び軸受部材のいずれか一方側に設けられた
ステータ部と、他方側に設けられたロータ部とを回転駆
動させるモータにおいて、 前記軸部材及び軸受部材の各動圧軸受面には、当該軸部
材及び軸受部材の基材に対して、アモルファスカーボン
を含む潤滑膜が2μm以上の膜厚に成膜されていること
を特徴とする動圧軸受装置を用いたモータ。 - 【請求項3】 前記アモルファスカーボンが、DLC
(ダイヤモンドライクカーボン)からなり、 そのDLCからなる潤滑膜の表面粗度が、Ra;0.7
μm以下、Rmax;1.1μm以下、Rz;0.8μ
m以下に設定されていることを特徴とする請求項1又は
2記載の動圧軸受装置又はそれを用いたモータ。 - 【請求項4】 前記軸部材及び軸受部材の各基材を、ア
ルミニウム又はその合金により構成するとともに、 その基材と、前記アモルファスカーボンを含む潤滑膜と
の間に、酸化珪素による下地処理膜が被着されているこ
とを特徴とする請求項1又は2記載の動圧軸受装置又は
それを用いたモータ。 - 【請求項5】 請求項2記載のモータを、ハードディス
ク駆動装置又はポリゴンミラー駆動装置に用いたことを
特徴とする動圧軸受装置を用いたモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017942A JP2000213533A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11017942A JP2000213533A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000213533A true JP2000213533A (ja) | 2000-08-02 |
Family
ID=11957845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11017942A Withdrawn JP2000213533A (ja) | 1999-01-27 | 1999-01-27 | 動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000213533A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003044790A1 (en) * | 2001-11-16 | 2003-05-30 | Seagate Technology, Llc | High adhesion, wear resistant coatings for spindle motors in disk drive/storage applications |
| WO2004001744A3 (en) * | 2002-06-24 | 2004-05-06 | Seagate Technology Llc | Low friction, wear resistant coatings for high speed spindle motors in disc drive/storage applications |
| US6736609B2 (en) * | 2001-03-19 | 2004-05-18 | Fukui Prefecture | Support apparatus for movable member and pump apparatus |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07256820A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-09 | Olympus Optical Co Ltd | 摺動部材 |
| JPH0893752A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Kyocera Corp | 動圧軸受 |
| JPH09189876A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-22 | Samsung Electron Co Ltd | 回転多面鏡駆動モーター |
| JPH11311245A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Seiko Instruments Inc | 動圧軸受、該軸受を備えたスピンドルモータ及び回転体装置 |
| JP2000027853A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Seiko Instruments Inc | 動圧軸受け、動圧軸受け製造方法、モータ、及び回転体装置 |
| JP2000064053A (ja) * | 1998-08-14 | 2000-02-29 | Seiko Instruments Inc | 水素化アモルファス薄膜形成方法、それに用いる装置、該薄膜を形成した気体動圧軸受、スピンドルモータ及び回転体装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11017942A patent/JP2000213533A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07256820A (ja) * | 1994-03-24 | 1995-10-09 | Olympus Optical Co Ltd | 摺動部材 |
| JPH0893752A (ja) * | 1994-09-29 | 1996-04-09 | Kyocera Corp | 動圧軸受 |
| JPH09189876A (ja) * | 1995-12-27 | 1997-07-22 | Samsung Electron Co Ltd | 回転多面鏡駆動モーター |
| JPH11311245A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-09 | Seiko Instruments Inc | 動圧軸受、該軸受を備えたスピンドルモータ及び回転体装置 |
| JP2000027853A (ja) * | 1998-07-15 | 2000-01-25 | Seiko Instruments Inc | 動圧軸受け、動圧軸受け製造方法、モータ、及び回転体装置 |
| JP2000064053A (ja) * | 1998-08-14 | 2000-02-29 | Seiko Instruments Inc | 水素化アモルファス薄膜形成方法、それに用いる装置、該薄膜を形成した気体動圧軸受、スピンドルモータ及び回転体装置 |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6736609B2 (en) * | 2001-03-19 | 2004-05-18 | Fukui Prefecture | Support apparatus for movable member and pump apparatus |
| WO2003044790A1 (en) * | 2001-11-16 | 2003-05-30 | Seagate Technology, Llc | High adhesion, wear resistant coatings for spindle motors in disk drive/storage applications |
| US6664685B2 (en) | 2001-11-16 | 2003-12-16 | Seagate Technology Llc | High adhesion, wear resistant coatings for spindle motors in disk drive/storage applications |
| GB2397939A (en) * | 2001-11-16 | 2004-08-04 | Seagate Technology Llc | High adhesion, wear resistant coatings for spindle motors in disk drive/storage applications |
| GB2397939B (en) * | 2001-11-16 | 2005-07-27 | Seagate Technology Llc | High adhesion, wear resistant coatings for spindle motors in disk drive/storage applications |
| CN1315124C (zh) * | 2001-11-16 | 2007-05-09 | 希捷科技有限公司 | 用于盘驱动/存储应用中的主轴电动机的高附着力且耐磨损的涂层 |
| JP2009138946A (ja) * | 2001-11-16 | 2009-06-25 | Seagate Technology Llc | コーティングを有する動圧流体ベアリングを備える装置 |
| WO2004001744A3 (en) * | 2002-06-24 | 2004-05-06 | Seagate Technology Llc | Low friction, wear resistant coatings for high speed spindle motors in disc drive/storage applications |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5366298A (en) | Hydrodynamic bearing | |
| CN1315124C (zh) | 用于盘驱动/存储应用中的主轴电动机的高附着力且耐磨损的涂层 | |
| JPH05296248A (ja) | 摺動部材 | |
| JP6063698B2 (ja) | 摺動部材及び流体動圧軸受装置 | |
| JP2005530969A (ja) | ディスクドライブ/記憶装置用途の高速スピンドルモータ用低摩擦、耐摩耗性コーティング | |
| JP2000213533A (ja) | 動圧軸受装置及びそれを用いたモ―タ | |
| US6702466B2 (en) | Ceramic dynamic-pressure bearing, motor having bearing, hard disk drive, polygon scanner, and method for manufacturing ceramic dynamic-pressure bearing | |
| US7582996B2 (en) | Dynamic pressure bearing motor | |
| JP3282306B2 (ja) | 回転駆動装置 | |
| JP2979477B2 (ja) | 水素化アモルファスカーボン膜形成方法、該膜を形成した気体動圧軸受、スピンドルモータ及び回転体装置 | |
| US6927515B2 (en) | Dynamic tilt limiter for fluid dynamic bearings | |
| JP2925192B2 (ja) | 振動波駆動装置 | |
| JP2002070844A (ja) | 軸受機構 | |
| JP2965734B2 (ja) | 振動波モータ | |
| JP2000120664A (ja) | セラミックス製動圧軸受 | |
| JPH11132224A (ja) | 動圧軸受装置および光偏向装置 | |
| JPH0893752A (ja) | 動圧軸受 | |
| JPH0421372A (ja) | 振動波モータ | |
| JPH06307437A (ja) | 動圧気体軸受装置 | |
| JPH05149326A (ja) | 動圧軸受装置 | |
| JPH11136904A (ja) | 気体動圧軸受モータ、及び該モータを駆動源とする回転体装置 | |
| JP2001173643A (ja) | 空気動圧軸受装置 | |
| JPH1151042A (ja) | 動圧軸受、この軸受を有するスピンドルモータとスピンドルモータを備えた回転体装置 | |
| JPH0421373A (ja) | 振動波モータ | |
| JPH07279966A (ja) | 動圧流体軸受装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040329 |
|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060629 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060630 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060704 |