JP2000214318A - カラ―フィルタ及びその製造方法 - Google Patents
カラ―フィルタ及びその製造方法Info
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- JP2000214318A JP2000214318A JP1186999A JP1186999A JP2000214318A JP 2000214318 A JP2000214318 A JP 2000214318A JP 1186999 A JP1186999 A JP 1186999A JP 1186999 A JP1186999 A JP 1186999A JP 2000214318 A JP2000214318 A JP 2000214318A
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- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】透明電極の成膜・配線などの一連のパネル製造
プロセスに於いても、カラーフィルタとして分光透過率
の低下が発生せず、且つ透明電極の電気抵抗値が変化す
るなどの欠陥が生じない、信頼性の優れたカラーフィル
タ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】基板10と、基板上に形成されたオーバー
コート層間に色素層11が規則的に配置されたカラーフ
ィルタにおいて、該オーバーコート層がPbO50〜6
5重量%、SiO2 25〜35重量%を含有する低融点
ガラス層12及びSiO2 、SiON、Al2 O3 、T
a2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、Y2 O 3 、LiO2
またはこれらの複合酸化物から形成されている絶縁性金
属酸化物層13とを順次積層したものであって、該色素
層を被覆していることを特徴とするカラーフィルタ。
プロセスに於いても、カラーフィルタとして分光透過率
の低下が発生せず、且つ透明電極の電気抵抗値が変化す
るなどの欠陥が生じない、信頼性の優れたカラーフィル
タ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】基板10と、基板上に形成されたオーバー
コート層間に色素層11が規則的に配置されたカラーフ
ィルタにおいて、該オーバーコート層がPbO50〜6
5重量%、SiO2 25〜35重量%を含有する低融点
ガラス層12及びSiO2 、SiON、Al2 O3 、T
a2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、Y2 O 3 、LiO2
またはこれらの複合酸化物から形成されている絶縁性金
属酸化物層13とを順次積層したものであって、該色素
層を被覆していることを特徴とするカラーフィルタ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イやエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィール
ドエミッションディスプレイ、液晶ディスプレイなどの
各種表示装置や固体撮像素子に設けられ、反射率低減、
色合成あるいは色分解などのために用いられるカラーフ
ィルタ及びその製造方法に関する。
イやエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィール
ドエミッションディスプレイ、液晶ディスプレイなどの
各種表示装置や固体撮像素子に設けられ、反射率低減、
色合成あるいは色分解などのために用いられるカラーフ
ィルタ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、カラー液晶ディスプレイでは、
カラー表示を行うためのカラーフィルタが必要であり、
公知の染色法や顔料分散法等の方法で作成されたカラー
フィルタが用いられている。これは有機染料や有機顔料
を用いて樹脂層を着色してカラーフィルタとするもので
ある。また、プラズマディスプレイにおいても、映像を
表示した際のコントラスト向上のためにカラーフィルタ
を用いることが提案されている。このように、いくつか
の電子ディスプレイデバイスではカラー表示や画質向上
のためにカラーフィルタが不可欠となっている。
カラー表示を行うためのカラーフィルタが必要であり、
公知の染色法や顔料分散法等の方法で作成されたカラー
フィルタが用いられている。これは有機染料や有機顔料
を用いて樹脂層を着色してカラーフィルタとするもので
ある。また、プラズマディスプレイにおいても、映像を
表示した際のコントラスト向上のためにカラーフィルタ
を用いることが提案されている。このように、いくつか
の電子ディスプレイデバイスではカラー表示や画質向上
のためにカラーフィルタが不可欠となっている。
【0003】ところで、プラズマディスプレイの場合、
その作製プロセスには約450〜600℃ので焼成する
条件が含まれている。もし、液晶ディスプレイ用カラー
フィルタをプラズマディスプレイ用カラーフィルタに流
用すると、これを構成する有機染料、有機顔料、樹脂バ
インダーが、こうした作製プロセスにおいて燃焼あるい
は分解反応してしまい、カラーフィルタとしての特性が
得られなくなってしまう。
その作製プロセスには約450〜600℃ので焼成する
条件が含まれている。もし、液晶ディスプレイ用カラー
フィルタをプラズマディスプレイ用カラーフィルタに流
用すると、これを構成する有機染料、有機顔料、樹脂バ
インダーが、こうした作製プロセスにおいて燃焼あるい
は分解反応してしまい、カラーフィルタとしての特性が
得られなくなってしまう。
【0004】この問題の解決方法として、耐熱性の無機
顔料を基板上へ形成したものをカラーフィルタとして用
いることが提案されている。これは、無機顔料を適当な
バインダ樹脂および溶剤と混合したペーストを、所定の
基板にスクリーン印刷等の方法で所定の位置にパターニ
ングし、しかるのち焼成することによりバインダ樹脂及
び溶剤の除去を行い、無機顔料フィルタを得るものであ
る。この場合、このカラーフィルタは無機材料であるこ
とから、プラズマディスプレイ作製にかかわる高温プロ
セスに耐えることが可能である。
顔料を基板上へ形成したものをカラーフィルタとして用
いることが提案されている。これは、無機顔料を適当な
バインダ樹脂および溶剤と混合したペーストを、所定の
基板にスクリーン印刷等の方法で所定の位置にパターニ
ングし、しかるのち焼成することによりバインダ樹脂及
び溶剤の除去を行い、無機顔料フィルタを得るものであ
る。この場合、このカラーフィルタは無機材料であるこ
とから、プラズマディスプレイ作製にかかわる高温プロ
セスに耐えることが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】プラズマディスプレイ
やエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールド
エミッションディスプレイなどにカラーフィルタを用い
る場合、点灯させる画素の走査や維持を目的に透明電極
が、各々のパネル構造に応じて、カラーフィルタ上部あ
るいは下部に配線される。特に駆動電圧マージンの影響
を重視する場合は、透明電極がカラーフィルタ上部に形
成されることになる。従って、表示装置を正常に動作さ
せるには、透明電極は一様な電気特性を有し且つ断線や
ピンホールを発生させないことが肝要である。
やエレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールド
エミッションディスプレイなどにカラーフィルタを用い
る場合、点灯させる画素の走査や維持を目的に透明電極
が、各々のパネル構造に応じて、カラーフィルタ上部あ
るいは下部に配線される。特に駆動電圧マージンの影響
を重視する場合は、透明電極がカラーフィルタ上部に形
成されることになる。従って、表示装置を正常に動作さ
せるには、透明電極は一様な電気特性を有し且つ断線や
ピンホールを発生させないことが肝要である。
【0006】こうした要求を満たすために透明電極は色
素層上に直接形成せずに、ガラスのオーバーコート層を
設けた後、その上部に形成することが提案されている。
しかしながら、オーバーコートガラス材料には低融点ガ
ラスフリットを用いなければならず、微粒化してもその
粒径を10μm以下とすることが限度で、焼成・軟化し
てもオーバーコート層自身のピンホールの発生を避けら
れずにいた。
素層上に直接形成せずに、ガラスのオーバーコート層を
設けた後、その上部に形成することが提案されている。
しかしながら、オーバーコートガラス材料には低融点ガ
ラスフリットを用いなければならず、微粒化してもその
粒径を10μm以下とすることが限度で、焼成・軟化し
てもオーバーコート層自身のピンホールの発生を避けら
れずにいた。
【0007】また、低融点ガラスフリットはディスプレ
イ製造プロセスに適合できるように基板ガラスのガラス
物性やマッチング性を満足させなければなず、フリット
成分にPbOを導入するなどして軟化点や熱膨張係数を
適宜コントロールしなければならない。
イ製造プロセスに適合できるように基板ガラスのガラス
物性やマッチング性を満足させなければなず、フリット
成分にPbOを導入するなどして軟化点や熱膨張係数を
適宜コントロールしなければならない。
【0008】しかしながらこうした低融点ガラス層をオ
ーバーコートとして色素上に形成したカラーフィルタ
は、パネル化工程で上部に透明電極を配線すると、ディ
スプレイ製造の加熱プロセスにおいて、透明電極と低融
点ガラス層間とで相互作用し電極の電気抵抗値の上昇や
オーバーコート層表面形状が変化(シワ、クラック等)
するといった問題もまた同時に抱えていた。
ーバーコートとして色素上に形成したカラーフィルタ
は、パネル化工程で上部に透明電極を配線すると、ディ
スプレイ製造の加熱プロセスにおいて、透明電極と低融
点ガラス層間とで相互作用し電極の電気抵抗値の上昇や
オーバーコート層表面形状が変化(シワ、クラック等)
するといった問題もまた同時に抱えていた。
【0009】従って本発明は、前述した従来の課題を解
決するためになされたものであり、その目的はカラーフ
ィルタ用基板ガラスにマッチングできる低融点ガラス層
を提供し、ディスプレイ製造プロセスに適合させピンホ
ールやクラックが生じるといった問題を解決し、パネル
表示品位を維持できるカラーフィルタおよびその製造方
法を提供するものである。
決するためになされたものであり、その目的はカラーフ
ィルタ用基板ガラスにマッチングできる低融点ガラス層
を提供し、ディスプレイ製造プロセスに適合させピンホ
ールやクラックが生じるといった問題を解決し、パネル
表示品位を維持できるカラーフィルタおよびその製造方
法を提供するものである。
【0010】また他の目的は、パネル組立各工程を経て
も配線電極の電気抵抗値の上昇や低融点ガラス層の表面
形状の変化(シワ、クラック等)が生じるといった問題
も解決し、高い信頼性を有した高品質な表示特性を実現
できるカラーフィルタ及びその製造方法を提供するもの
である。
も配線電極の電気抵抗値の上昇や低融点ガラス層の表面
形状の変化(シワ、クラック等)が生じるといった問題
も解決し、高い信頼性を有した高品質な表示特性を実現
できるカラーフィルタ及びその製造方法を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によるカラーフィルタは、基板と、基
板上に形成されたオーバーコート層間に色素層が規則的
に配置されたカラーフィルタにおいて、該オーバーコー
ト層がPbO50〜65重量%、SiO2 25〜35重
量%を含有する低融点ガラス層及びSiO2 、SiO
N、Al2 O3 、Ta2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、
Y2 O3 、LiO2 またはこれらの複合酸化物から形成
されている絶縁性金属酸化物層とを順次積層したもので
あって、該色素層を被覆していることを特徴とするカラ
ーフィルタである。
るために、本発明によるカラーフィルタは、基板と、基
板上に形成されたオーバーコート層間に色素層が規則的
に配置されたカラーフィルタにおいて、該オーバーコー
ト層がPbO50〜65重量%、SiO2 25〜35重
量%を含有する低融点ガラス層及びSiO2 、SiO
N、Al2 O3 、Ta2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、
Y2 O3 、LiO2 またはこれらの複合酸化物から形成
されている絶縁性金属酸化物層とを順次積層したもので
あって、該色素層を被覆していることを特徴とするカラ
ーフィルタである。
【0012】また、本発明によるカラーフィルタの製造
方法は、基板上の色素層が無機顔料とバインダー樹脂及
び溶剤とから構成される色素ペーストを用いて基板上の
所定の位置に規則的に規則的に形成される工程と、焼成
を行なって色素層中の有機成分の除去を行なう工程と、
粒径10μm以下の低融点ガラスフリットとバインダー
樹脂及び溶剤とから構成される低融点ガラスペーストを
用いて、色素層上と基板上の全面を覆うように低融点ガ
ラス層を形成する工程と、次いで焼成を行なって低融点
ガラス層中の有機成分の除去と低融点ガラスフリットの
軟化を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法
である。
方法は、基板上の色素層が無機顔料とバインダー樹脂及
び溶剤とから構成される色素ペーストを用いて基板上の
所定の位置に規則的に規則的に形成される工程と、焼成
を行なって色素層中の有機成分の除去を行なう工程と、
粒径10μm以下の低融点ガラスフリットとバインダー
樹脂及び溶剤とから構成される低融点ガラスペーストを
用いて、色素層上と基板上の全面を覆うように低融点ガ
ラス層を形成する工程と、次いで焼成を行なって低融点
ガラス層中の有機成分の除去と低融点ガラスフリットの
軟化を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法
である。
【0013】また、本発明によるカラーフィルタの製造
方法は、焼成により低融点ガラス層中の有機成分の除去
と低融点ガラスフリットの軟化を行った工程の後、光透
過性を有する絶縁性金属属酸化物層を積層形成すること
を特徴とするカラーフィルタの製造方法。
方法は、焼成により低融点ガラス層中の有機成分の除去
と低融点ガラスフリットの軟化を行った工程の後、光透
過性を有する絶縁性金属属酸化物層を積層形成すること
を特徴とするカラーフィルタの製造方法。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を図面を用いて実
施の形態を説明する。図1は本発明によるカラーフィル
タの実施の形態を説明する断面図であり図に示されるよ
うにガラス基板10と所定位置にパターニングされて規
則的に配置された各色の色素層11R、11G、11B
と、これを覆う光透過性の低融点ガラス層12及び光透
過性の絶縁性金属酸化物層13が順次積層して構成され
る。
施の形態を説明する。図1は本発明によるカラーフィル
タの実施の形態を説明する断面図であり図に示されるよ
うにガラス基板10と所定位置にパターニングされて規
則的に配置された各色の色素層11R、11G、11B
と、これを覆う光透過性の低融点ガラス層12及び光透
過性の絶縁性金属酸化物層13が順次積層して構成され
る。
【0015】基板は、通常のカラーフィルタに使用され
るものが適用でき、ソーダライムガラスやまた、ホウケ
イ酸ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス等の耐熱性無アル
カリ板ガラスなどを用いることができる。
るものが適用でき、ソーダライムガラスやまた、ホウケ
イ酸ガラス、アルミノケイ酸塩ガラス等の耐熱性無アル
カリ板ガラスなどを用いることができる。
【0016】色素層11は、無機顔料とバインダー樹脂
及び溶剤とから構成される無機顔料ペーストを用いて基
板上の所定の位置に規則的に形成し、この後焼成が施さ
れる。
及び溶剤とから構成される無機顔料ペーストを用いて基
板上の所定の位置に規則的に形成し、この後焼成が施さ
れる。
【0017】無機顔料としては、例えば赤色顔料として
Fe2 O3 を、緑色顔料としてはTiO2 −CoO−N
iO−ZnO、CoO−CrO−TiO2 −Al
2 O3 、青色顔料とてはCoO−Al2 O3-CrO、C
oO−Al2 O3 等を用いることができ、この他、用途
によっては、黄色、ブラウン、ブラック等の顔料が用い
られる。
Fe2 O3 を、緑色顔料としてはTiO2 −CoO−N
iO−ZnO、CoO−CrO−TiO2 −Al
2 O3 、青色顔料とてはCoO−Al2 O3-CrO、C
oO−Al2 O3 等を用いることができ、この他、用途
によっては、黄色、ブラウン、ブラック等の顔料が用い
られる。
【0018】バインダー樹脂としては、焼成により、有
機物を除去できる組成であることが重要である。特に、
酸素導入量の限られた雰囲気中において分解することが
必要で、焼成後に炭素質等を残留させてはならない。従
って、アクリル酸アルキル、ポリアクリル酸アルキル、
又はメタクリル酸アルキル、ポリメタクリル酸アルキ
ル、又はその各種共重合体のようなアクリル系共重合体
や水酸基の一部または全部が炭素数1乃至3の炭化水素
残基でエーテル化されたセルロース化合物をバインダー
樹脂として用いる。
機物を除去できる組成であることが重要である。特に、
酸素導入量の限られた雰囲気中において分解することが
必要で、焼成後に炭素質等を残留させてはならない。従
って、アクリル酸アルキル、ポリアクリル酸アルキル、
又はメタクリル酸アルキル、ポリメタクリル酸アルキ
ル、又はその各種共重合体のようなアクリル系共重合体
や水酸基の一部または全部が炭素数1乃至3の炭化水素
残基でエーテル化されたセルロース化合物をバインダー
樹脂として用いる。
【0019】有機溶剤としては、不活性液体の有機溶媒
が使用でき、沸点は100〜350℃の範囲であること
が好ましい。このために適当な溶媒としては、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類、α又はβテルピノールのようなテ
ルペン又はケロセン、ジブチルフタレート、ブチルカル
ビトール、ブチルカルビトールアセテート、ヘキサメチ
レン、グリコール、及び高沸点のアルコール及びアルコ
ールエステルのような他の溶媒との混合物である。これ
らの溶剤は、各種塗工方式について所望の粘度及び揮発
性要件を得るために、適宜選択して使用する。
が使用でき、沸点は100〜350℃の範囲であること
が好ましい。このために適当な溶媒としては、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類、α又はβテルピノールのようなテ
ルペン又はケロセン、ジブチルフタレート、ブチルカル
ビトール、ブチルカルビトールアセテート、ヘキサメチ
レン、グリコール、及び高沸点のアルコール及びアルコ
ールエステルのような他の溶媒との混合物である。これ
らの溶剤は、各種塗工方式について所望の粘度及び揮発
性要件を得るために、適宜選択して使用する。
【0020】ガラス基板上に規則的に色素層を形成する
ための方法としては、前記無機顔料とバインダー樹脂及
び溶剤とから構成される色素ペーストで印刷法やフォト
リソグラフィー法等を行なうことが挙げられる。
ための方法としては、前記無機顔料とバインダー樹脂及
び溶剤とから構成される色素ペーストで印刷法やフォト
リソグラフィー法等を行なうことが挙げられる。
【0021】印刷法の場合、色素ペーストを所定の形状
で開口したスクリーンメッシュを介して押圧塗布し、パ
ターン形成するスクリーン印刷法が挙げられる。この
他、平版オフセット印刷法等など各種印刷方式で行なう
ことも可能である。
で開口したスクリーンメッシュを介して押圧塗布し、パ
ターン形成するスクリーン印刷法が挙げられる。この
他、平版オフセット印刷法等など各種印刷方式で行なう
ことも可能である。
【0022】また、フォトリソグラフィー法では、無機
顔料を適当な感光化性樹脂に混練を行い、得られた色素
ペーストを基板上に塗布し、これを所定のフォトマスク
を用いて露光し、しかる後現像してパターニングを行な
う。
顔料を適当な感光化性樹脂に混練を行い、得られた色素
ペーストを基板上に塗布し、これを所定のフォトマスク
を用いて露光し、しかる後現像してパターニングを行な
う。
【0023】低融点ガラスとしては、その組成にPbO
50〜65重量%、SiO2 25〜35重量%を基本構
成として含有しているものを用いる。PbO50重量%
以下であるとガラスの軟化点が高くなり、高い焼成温度
工程が必要となる。このため用いる基板によっては、歪
みや変形が生じてしまい、選定できる基板に制約を受け
てしまう。またPbO65重量%以上では、ガラス化が
困難になる傾向が認められる。
50〜65重量%、SiO2 25〜35重量%を基本構
成として含有しているものを用いる。PbO50重量%
以下であるとガラスの軟化点が高くなり、高い焼成温度
工程が必要となる。このため用いる基板によっては、歪
みや変形が生じてしまい、選定できる基板に制約を受け
てしまう。またPbO65重量%以上では、ガラス化が
困難になる傾向が認められる。
【0024】一方、SiO2 25重量%以下では、強度
や耐酸性が低下する傾向があり、特に電極配線のエッチ
ング工程で耐薬品性の低下や剥離が生じやすくなる。ま
た、SiO2 35重量%以上ではガラスフリットの軟化
点が高くなり、失透やピンホールが残り易くなる傾向が
認められる。
や耐酸性が低下する傾向があり、特に電極配線のエッチ
ング工程で耐薬品性の低下や剥離が生じやすくなる。ま
た、SiO2 35重量%以上ではガラスフリットの軟化
点が高くなり、失透やピンホールが残り易くなる傾向が
認められる。
【0025】こうした、PbOとSiO2 の基本成分の
他にBaO、ZnO、B2 O3 、Na2 O、K2 O或い
はF2 を加えた組成で、ガラスフリットの軟化点、熱膨
張係数を適宜コントロールして用いることができる。
他にBaO、ZnO、B2 O3 、Na2 O、K2 O或い
はF2 を加えた組成で、ガラスフリットの軟化点、熱膨
張係数を適宜コントロールして用いることができる。
【0026】低融点ガラスペーストとして用いられるバ
インダー樹脂としては、焼成により、有機物を除去でき
る組成であることが重要である。特に、酸素導入量の限
られた雰囲気中において分解することが必要で、焼成後
に炭素質等を残留させてはならない。従って、アクリル
酸アルキル、ポリアクリル酸アルキル、又はメタクリル
酸アルキル、ポリメタクリル酸アルキル、又はその各種
共重合体のようなアクリル系共重合体や水酸基の一部ま
たは全部が炭素数1乃至3の炭化水素残基でエーテル化
されたセルロース化合物をバインダー樹脂として用い
る。
インダー樹脂としては、焼成により、有機物を除去でき
る組成であることが重要である。特に、酸素導入量の限
られた雰囲気中において分解することが必要で、焼成後
に炭素質等を残留させてはならない。従って、アクリル
酸アルキル、ポリアクリル酸アルキル、又はメタクリル
酸アルキル、ポリメタクリル酸アルキル、又はその各種
共重合体のようなアクリル系共重合体や水酸基の一部ま
たは全部が炭素数1乃至3の炭化水素残基でエーテル化
されたセルロース化合物をバインダー樹脂として用い
る。
【0027】有機溶剤としては、不活性液体の有機溶媒
が使用でき、沸点は100〜350℃の範囲であること
が好ましい。このために適当な溶媒としては、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類、α又はβテルピノールのようなテ
ルペン、又はケロセン、ジブチルフタレート、ブチルカ
ルビトール、ブチルカルビトールアセテート、ヘキサメ
チレン、グリコール、及び高沸点のアルコール及びアル
コールエステルのような他の溶媒との混合物である。こ
れらの溶剤は、各種塗工方式について所望の粘度及び揮
発性要件を得るために、適宜選択して使用する。
が使用でき、沸点は100〜350℃の範囲であること
が好ましい。このために適当な溶媒としては、シクロヘ
キサノン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケト
ンのようなケトン類、α又はβテルピノールのようなテ
ルペン、又はケロセン、ジブチルフタレート、ブチルカ
ルビトール、ブチルカルビトールアセテート、ヘキサメ
チレン、グリコール、及び高沸点のアルコール及びアル
コールエステルのような他の溶媒との混合物である。こ
れらの溶剤は、各種塗工方式について所望の粘度及び揮
発性要件を得るために、適宜選択して使用する。
【0028】色素層が形成された基板上に低融点ガラス
層を形成するために、粒径10μm以下の低融点ガラス
フリットとバインダー樹脂及び溶剤から構成される低融
点ガラスペーストを用いてスクリーン印刷法やディップ
コーティング法、スピンコーティング法等により塗布す
ることができる。ガラスフリット粒径は、10μm以上
になると焼成工程による軟化を行なっても表面平滑性が
得られ難くなる傾向があることから上記サイズ以下であ
ることが好ましい。
層を形成するために、粒径10μm以下の低融点ガラス
フリットとバインダー樹脂及び溶剤から構成される低融
点ガラスペーストを用いてスクリーン印刷法やディップ
コーティング法、スピンコーティング法等により塗布す
ることができる。ガラスフリット粒径は、10μm以上
になると焼成工程による軟化を行なっても表面平滑性が
得られ難くなる傾向があることから上記サイズ以下であ
ることが好ましい。
【0029】光透過性の絶縁性金属酸化物層としては、
SiO2 、SiON、Al2 O3 、Ta2 O5 、TiO
2 、Nb2 O5 、Y2 O3 及びこれらの複合酸化物から
形成されているものを用いる。
SiO2 、SiON、Al2 O3 、Ta2 O5 、TiO
2 、Nb2 O5 、Y2 O3 及びこれらの複合酸化物から
形成されているものを用いる。
【0030】光透過性の絶縁性金属酸化物層の形成方法
としては、薄膜形成用原料を真空中で加熱してその昇華
物を低融点ガラス層上に堆積させる電子線蒸着法、スパ
ッタリング法、化学気相成長法などの気相法が挙げられ
る。この他、有機溶剤に可溶な有機金属化合物を用い、
この溶液を低融点ガラス層上に塗布し、後に熱分解ある
いは酸化することによって絶縁性金属酸化物膜を皮膜形
成する液相法などが挙げられる。
としては、薄膜形成用原料を真空中で加熱してその昇華
物を低融点ガラス層上に堆積させる電子線蒸着法、スパ
ッタリング法、化学気相成長法などの気相法が挙げられ
る。この他、有機溶剤に可溶な有機金属化合物を用い、
この溶液を低融点ガラス層上に塗布し、後に熱分解ある
いは酸化することによって絶縁性金属酸化物膜を皮膜形
成する液相法などが挙げられる。
【0031】気相法においては、物理的に膜成分を気相
に移すもので、アルゴンなどの不活性ガスや酸素などの
反応性ガスを適宜導入し、絶縁性金属酸化物用原料表面
から塗膜成分を放出させ低融点ガラス層上に光透過性を
有する絶縁性金属酸化物層を制御良く堆積させることが
できる。
に移すもので、アルゴンなどの不活性ガスや酸素などの
反応性ガスを適宜導入し、絶縁性金属酸化物用原料表面
から塗膜成分を放出させ低融点ガラス層上に光透過性を
有する絶縁性金属酸化物層を制御良く堆積させることが
できる。
【0032】液相法においては、塗布及び熱分解で粉末
化を起こさずに均一な膜を形成できる原料として金属有
機酸塩、金属アルコキシド、およびキレート化合物など
が知られている。これらの化合物はいずれも金属が酸素
原子を介してアルキル基と結合した構造を持ち、熱分解
した後金属酸化物が生成する。
化を起こさずに均一な膜を形成できる原料として金属有
機酸塩、金属アルコキシド、およびキレート化合物など
が知られている。これらの化合物はいずれも金属が酸素
原子を介してアルキル基と結合した構造を持ち、熱分解
した後金属酸化物が生成する。
【0033】有機金属化合物の金属元素は、シリコン、
アルミナ、タンタル、チタン、ニオブ、イットリュウ
ム、及びリチウムの少なくとも1種類を用いている。
アルミナ、タンタル、チタン、ニオブ、イットリュウ
ム、及びリチウムの少なくとも1種類を用いている。
【0034】これらの出発原料を適当な溶媒に溶解し、
浸漬法、ドクターブレード法、スピンコート法などによ
り塗布する。この後焼成を行い、熱分解及び酸化するこ
とにって絶縁性金属酸化物膜を皮膜形成する。
浸漬法、ドクターブレード法、スピンコート法などによ
り塗布する。この後焼成を行い、熱分解及び酸化するこ
とにって絶縁性金属酸化物膜を皮膜形成する。
【0035】この他、粒径〜50nm程度の金属コロイ
ド類を液状に調整した金属コロイド溶液を塗布・乾燥し
て金属コロイド溶液の含水ゲル塗膜を得た後、焼成を行
い金属酸化物を得る事もできる。
ド類を液状に調整した金属コロイド溶液を塗布・乾燥し
て金属コロイド溶液の含水ゲル塗膜を得た後、焼成を行
い金属酸化物を得る事もできる。
【0036】以上のようにして色素層、低融点ガラス層
の形成毎、或いは色素層から低融点ガラス層、絶縁性金
属酸化物層まで形成した後一括焼成して有機成分の除去
と低融点ガラスの軟化及び絶縁性金属酸化物層の焼結を
行なうことも可能である。後者における方法で一括して
焼成を行なう場合、カラーフィルタ製造工程が簡略化さ
れ、製造時間の短縮や製造コストの削減を図ることが可
能となる。
の形成毎、或いは色素層から低融点ガラス層、絶縁性金
属酸化物層まで形成した後一括焼成して有機成分の除去
と低融点ガラスの軟化及び絶縁性金属酸化物層の焼結を
行なうことも可能である。後者における方法で一括して
焼成を行なう場合、カラーフィルタ製造工程が簡略化さ
れ、製造時間の短縮や製造コストの削減を図ることが可
能となる。
【0037】本発明のカラーフィルタの構造は、基板上
に色素層、光透過性の低融点ガラス層、光透過性の絶縁
性金属酸化物が順次積層形成させるものである。従来の
カラーフィルタでは、ディスプレイ製造工程で低融点ガ
ラス層上部に透明電極(ITO:酸化インジウムスズ)
を成膜し配線していたため加熱処理工程を経ると、低融
点ガラス層の酸化鉛(PbO)成分と透明電極のIn2
O3 或いはSnO2 成分とが相互に反応し、電極抵抗値
の上昇を引き起こした。また、この反応過程では、低融
点ガラス層表面形状の変形(シワ、クラック)を同時に
誘発するものであった。この問題を回避するために、低
融点ガラス層上に形成できるSiO2 、SiON、Al
2 O3 、Ta2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、Y2 O3
及びこれらの複合酸化物から形成される光透過性の絶縁
性金属酸化物層を見出し、本発明を実現させるに至っ
た。
に色素層、光透過性の低融点ガラス層、光透過性の絶縁
性金属酸化物が順次積層形成させるものである。従来の
カラーフィルタでは、ディスプレイ製造工程で低融点ガ
ラス層上部に透明電極(ITO:酸化インジウムスズ)
を成膜し配線していたため加熱処理工程を経ると、低融
点ガラス層の酸化鉛(PbO)成分と透明電極のIn2
O3 或いはSnO2 成分とが相互に反応し、電極抵抗値
の上昇を引き起こした。また、この反応過程では、低融
点ガラス層表面形状の変形(シワ、クラック)を同時に
誘発するものであった。この問題を回避するために、低
融点ガラス層上に形成できるSiO2 、SiON、Al
2 O3 、Ta2 O5 、TiO2 、Nb2 O5 、Y2 O3
及びこれらの複合酸化物から形成される光透過性の絶縁
性金属酸化物層を見出し、本発明を実現させるに至っ
た。
【0038】
【実施例】以下に本発明のカラーフィルタとカラーフィ
ルタの製造方法について、一実施例を挙げ、各段階の状
態を模式的に示す図面を参照しながら説明する。説明に
於ける使用材料、および温度、時間などの材料処理条件
は好適な一例を示したもので、説明に用いた図面は本発
明を各構成成分の大きさ、形状、配置関係を概略して示
したものである。
ルタの製造方法について、一実施例を挙げ、各段階の状
態を模式的に示す図面を参照しながら説明する。説明に
於ける使用材料、および温度、時間などの材料処理条件
は好適な一例を示したもので、説明に用いた図面は本発
明を各構成成分の大きさ、形状、配置関係を概略して示
したものである。
【0039】<実施例1>青色顔料として東洋顔料社製
「コバルトブルーX」100重量部を、バインダー樹脂
としてエチルセルロース(関東化学製)10重量部及び
α−テルピネオール(関東化学製)40重量部に混合し
て、これをロールミル分散した青色ペーストを調整し
た。
「コバルトブルーX」100重量部を、バインダー樹脂
としてエチルセルロース(関東化学製)10重量部及び
α−テルピネオール(関東化学製)40重量部に混合し
て、これをロールミル分散した青色ペーストを調整し
た。
【0040】この青色ペーストをストライプ状に開口し
たポリエステル300メッシュのスクリーン版を用いて
印刷を行い、低膨張無アルカリガラス基板10上(熱膨
張係数48×10-7)に線幅150μm、ピッチ220
μm、膜厚8μmのストライプパターンの色素層11B
を印刷形成した(図2参照)。
たポリエステル300メッシュのスクリーン版を用いて
印刷を行い、低膨張無アルカリガラス基板10上(熱膨
張係数48×10-7)に線幅150μm、ピッチ220
μm、膜厚8μmのストライプパターンの色素層11B
を印刷形成した(図2参照)。
【0041】以下同様に、緑色顔料として日本電工社製
「ND−801」を用い、また赤色顔料としてBASF
社製「シコトランスレッドL−2817」を用いてバイ
ンダー樹脂と共に分散・ペースト化し、スクリーン版の
位置あわせを行って、所定の位置に緑色ストライプの色
素層11Gと赤色ストライプの色素層11Rを印刷した
(図3参照)。共に線幅150μm、膜厚8μmであっ
た。
「ND−801」を用い、また赤色顔料としてBASF
社製「シコトランスレッドL−2817」を用いてバイ
ンダー樹脂と共に分散・ペースト化し、スクリーン版の
位置あわせを行って、所定の位置に緑色ストライプの色
素層11Gと赤色ストライプの色素層11Rを印刷した
(図3参照)。共に線幅150μm、膜厚8μmであっ
た。
【0042】この後、大気中420℃で30分間の工程
で焼成し、ペースト中の有機成分であるエチルセルロー
ス及びα−テルピネオールを燃焼且つ蒸発させて除去し
た。こうして青、緑、赤各色無機顔料のみからなる色素
層11B、11G、11Rをガラス基板10上に形成し
た。
で焼成し、ペースト中の有機成分であるエチルセルロー
ス及びα−テルピネオールを燃焼且つ蒸発させて除去し
た。こうして青、緑、赤各色無機顔料のみからなる色素
層11B、11G、11Rをガラス基板10上に形成し
た。
【0043】次に、低融点ガラスフリットを以下の手順
で作成した。ガラス原料としてPbO62重量%、Si
O2 28重量%、B2 O3 5重量%、Na2 O2.
5重量%、F2 2. 5重量%の比率でルツボを用い、1
300℃で泡がなくなるまで溶融を行なった。こうして
溶融が終了した後、純水中への投入を行い適当な粒度の
ガラス粉末を得た。更に、適当な電解質のミル添加剤を
加え、水と混合してボールミルで粉砕を行なった。こう
して粒径7〜3μmの粒度分布を有し軟化点560℃、
熱膨張係数53×10-7の低融点ガラスフリットを作成
した。
で作成した。ガラス原料としてPbO62重量%、Si
O2 28重量%、B2 O3 5重量%、Na2 O2.
5重量%、F2 2. 5重量%の比率でルツボを用い、1
300℃で泡がなくなるまで溶融を行なった。こうして
溶融が終了した後、純水中への投入を行い適当な粒度の
ガラス粉末を得た。更に、適当な電解質のミル添加剤を
加え、水と混合してボールミルで粉砕を行なった。こう
して粒径7〜3μmの粒度分布を有し軟化点560℃、
熱膨張係数53×10-7の低融点ガラスフリットを作成
した。
【0044】また、上記の低融点ガラスフリット100
重量部をエチルセルロース(関東化学製)2. 5重量
部、2- (- エトキシエトキシ)エタノール20重量部
に加え、これを3本ロールミルで分散した低融点ガラス
ペーストを調整した。
重量部をエチルセルロース(関東化学製)2. 5重量
部、2- (- エトキシエトキシ)エタノール20重量部
に加え、これを3本ロールミルで分散した低融点ガラス
ペーストを調整した。
【0045】この後、所定の位置に青、緑、赤色ストラ
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この低融点ガラスペーストをポリエステル300メ
ッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含むよ
うにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであった。
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この低融点ガラスペーストをポリエステル300メ
ッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含むよ
うにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであった。
【0046】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラス層中の有機成分であるエチルセルロース及び2-
(2-エトキシエトキシ) エタノールを燃焼且つ蒸発さ
せて除去し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガ
ラス基板10上に青、緑、赤色の色素層11B、11
G、11Rと低融点ガラス層12を順次積層させた(図
4参照)。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラス層中の有機成分であるエチルセルロース及び2-
(2-エトキシエトキシ) エタノールを燃焼且つ蒸発さ
せて除去し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガ
ラス基板10上に青、緑、赤色の色素層11B、11
G、11Rと低融点ガラス層12を順次積層させた(図
4参照)。
【0047】続いて、マグネトロン- スパッタ装置をス
パッタ用ガスにArと酸素とを適当な混合比で導入し低
融点ガラス層12上に光透過性の絶縁性金属酸化物層と
してSiO2 薄膜を厚さ1000Åに成膜した。
パッタ用ガスにArと酸素とを適当な混合比で導入し低
融点ガラス層12上に光透過性の絶縁性金属酸化物層と
してSiO2 薄膜を厚さ1000Åに成膜した。
【0048】以上の工程によりガラス基板10上に青、
緑、赤色の色素層11B、11G、11Rと低融点ガラ
ス層12及び光透過性の絶縁性金属酸化物層13が順次
積層した構造のカラーフィルタを製造した(図1参
照)。
緑、赤色の色素層11B、11G、11Rと低融点ガラ
ス層12及び光透過性の絶縁性金属酸化物層13が順次
積層した構造のカラーフィルタを製造した(図1参
照)。
【0049】こうして得たカラーフィルタを表示装置組
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
【0050】得られたカラーフィルタ基板上のITOシ
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得る事ができた。
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得る事ができた。
【0051】<実施例2>実施例1と同様にして低膨張
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
【0052】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、前記低融点ガラスペーストをポ
リエステル300メッシュのスクリーン版を用いて、パ
ターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜厚は2
0μmであった。
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、前記低融点ガラスペーストをポ
リエステル300メッシュのスクリーン版を用いて、パ
ターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜厚は2
0μmであった。
【0053】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
【0054】続いて、マグネトロン- スパッタ装置をス
パッタ用ガスにArと酸素とを適当な混合比で導入し低
融点ガラス層12上に光透過性の絶縁性金属酸化物層と
してSiO2 薄膜を厚さ1000Åに成膜した。
パッタ用ガスにArと酸素とを適当な混合比で導入し低
融点ガラス層12上に光透過性の絶縁性金属酸化物層と
してSiO2 薄膜を厚さ1000Åに成膜した。
【0055】以上の工程によりガラス基板10上に色素
層11、低融点ガラス層12及び光透過性の絶縁性金属
酸化物層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板
を製造した(図1参照)。
層11、低融点ガラス層12及び光透過性の絶縁性金属
酸化物層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板
を製造した(図1参照)。
【0056】こうして得たカラーフィルタを表示装置組
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
【0057】得られたカラーフィルタ基板上のITOシ
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得る事ができた。
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得る事ができた。
【0058】<実施例3>実施例1と同様にして低膨張
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
【0059】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、この前記低融点ガラスペースト
をポリエステル300メッシュのスクリーン版を用い
て、パターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜
厚は20μmであった。
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、この前記低融点ガラスペースト
をポリエステル300メッシュのスクリーン版を用い
て、パターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜
厚は20μmであった。
【0060】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
【0061】続いて、別途コロイド質珪酸とカセイソー
ダとをオートクレープ中で加熱、反応、溶解させて得た
粒子系10〜20nmの球状の無水珪酸(SiO2 )を
水中に固形分比率20%で分散したコロイド溶液を調整
した。この無水珪酸溶液をスピンコート法によって、低
融点ガラス層12上に全面に塗布した。この後ゆるやか
に乾燥させコロイド溶液から含水ゲルを経た後、焼成を
行い光透過性の絶縁性金属酸化物層13として1500
ÅのSIO2 皮膜を得た。こうしてソーダライムガラス
基板10上に色素層11R・11G・11Bと低融点ガ
ラス層12及び光透過性を有する絶縁性金属酸化物層1
3を順次形成した。
ダとをオートクレープ中で加熱、反応、溶解させて得た
粒子系10〜20nmの球状の無水珪酸(SiO2 )を
水中に固形分比率20%で分散したコロイド溶液を調整
した。この無水珪酸溶液をスピンコート法によって、低
融点ガラス層12上に全面に塗布した。この後ゆるやか
に乾燥させコロイド溶液から含水ゲルを経た後、焼成を
行い光透過性の絶縁性金属酸化物層13として1500
ÅのSIO2 皮膜を得た。こうしてソーダライムガラス
基板10上に色素層11R・11G・11Bと低融点ガ
ラス層12及び光透過性を有する絶縁性金属酸化物層1
3を順次形成した。
【0062】以上の工程によりガラス基板上に色素層1
1、低融点ガラス層12、光透過性の絶縁性金属酸化物
層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板を製造
した(図1参照)。こうして得たカラーフィルタを表示
装置組み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させ
た。カラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indi
um Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚
1500Åで製膜し更にアニールを行った。
1、低融点ガラス層12、光透過性の絶縁性金属酸化物
層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板を製造
した(図1参照)。こうして得たカラーフィルタを表示
装置組み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させ
た。カラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indi
um Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚
1500Åで製膜し更にアニールを行った。
【0063】得られたカラーフィルタ基板上のITOシ
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得ることができた。
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得ることができた。
【0064】<実施例4>実施例1と同様にして低膨張
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
【0065】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、この前記低融点ガラスペースト
をポリエステル300メッシュのスクリーン版を用い
て、パターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜
厚は20μmであった。
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、この前記低融点ガラスペースト
をポリエステル300メッシュのスクリーン版を用い
て、パターン全域を含むようにベタで塗布した。塗布膜
厚は20μmであった。
【0066】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
【0067】次いで、粒子径10〜20nmのリチウム
シリケート(SiO2 / LiO2 モル比3. 5)が水中
に固形分比率20%で分散したコロイド溶液をスピンコ
ート法によって同様に基板全面に塗布した。この後、ゆ
るやかに乾燥させコロイド溶液から含水ゲルを経た後、
焼成を行い光透過性の絶縁性金属酸化物層13として1
500Åのリチウムシリケート(SiO2 / LiO2 )
皮膜を得た。こうしてソーダライムガラス基板10上に
色素層11B・11G・11Rと低融点ガラス層12及
び光透過性を有する絶縁性金属酸化物層13を順次形成
した。
シリケート(SiO2 / LiO2 モル比3. 5)が水中
に固形分比率20%で分散したコロイド溶液をスピンコ
ート法によって同様に基板全面に塗布した。この後、ゆ
るやかに乾燥させコロイド溶液から含水ゲルを経た後、
焼成を行い光透過性の絶縁性金属酸化物層13として1
500Åのリチウムシリケート(SiO2 / LiO2 )
皮膜を得た。こうしてソーダライムガラス基板10上に
色素層11B・11G・11Rと低融点ガラス層12及
び光透過性を有する絶縁性金属酸化物層13を順次形成
した。
【0068】以上の工程によりガラス基板上に色素層1
1、低融点ガラス層12、光透過性の絶縁性金属酸化物
層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板を製造
した(図1参照)。こうして得たカラーフィルタを表示
装置組み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させ
た。カラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indi
um Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚
1500Åで製膜し更にアニールを行った。
1、低融点ガラス層12、光透過性の絶縁性金属酸化物
層13が順次積層した構造のカラーフィルタ基板を製造
した(図1参照)。こうして得たカラーフィルタを表示
装置組み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させ
た。カラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indi
um Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚
1500Åで製膜し更にアニールを行った。
【0069】得られたカラーフィルタ基板上のITOシ
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得ることができた。
ート抵抗値は、設計していた低抵抗の20Ω/ □が得ら
れた。また低融点ガラス層の表面形状は、変形(シ
ワ)、変質、クラックなどの問題のない上面平滑で良好
なカラーフィルタ基板を得ることができた。
【0070】<比較例1>実施例1と同様にして低膨張
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
【0071】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、次いで、ガラス原料としてPb
O、SiO2 、B2 O3 、Na2 O、F2 から構成され
る平均粒径5μmの低融点ガラスフリットをバインダー
樹脂としてエチルセルロース(関東化学製)及び有機溶
剤としてα−テルピネオール(関東化学製)と所定の比
率で混練してオーバーコートペーストを調整した。
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、次いで、ガラス原料としてPb
O、SiO2 、B2 O3 、Na2 O、F2 から構成され
る平均粒径5μmの低融点ガラスフリットをバインダー
樹脂としてエチルセルロース(関東化学製)及び有機溶
剤としてα−テルピネオール(関東化学製)と所定の比
率で混練してオーバーコートペーストを調整した。
【0072】この後、所定の位置に青、緑、赤色ストラ
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この前記低融点ガラスペーストをポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含
むようにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであっ
た。
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この前記低融点ガラスペーストをポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含
むようにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであっ
た。
【0073】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
【0074】以上の工程によりガラス基板上に色素層1
1、低融点ガラス層12のみが順次積層されたカラーフ
ィルタ基板を製造した。
1、低融点ガラス層12のみが順次積層されたカラーフ
ィルタ基板を製造した。
【0075】こうして得たカラーフィルタを表示装置組
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
【0076】得られたカラーフィルタ基板のITOシー
ト抵抗値は、設計値20Ω/□に対し300〜5000
Ω/□に大きく上昇した。また、低融点ガラス層表面形
状は、全領域にわたって変形(シワ)が発生した。この
表面粗れに起因して表面散乱の増加、透明性の低下しカ
ラーフィルタ分光透過率特性が数十%低下するものとな
った。
ト抵抗値は、設計値20Ω/□に対し300〜5000
Ω/□に大きく上昇した。また、低融点ガラス層表面形
状は、全領域にわたって変形(シワ)が発生した。この
表面粗れに起因して表面散乱の増加、透明性の低下しカ
ラーフィルタ分光透過率特性が数十%低下するものとな
った。
【0077】本比較例では、ITO成膜後アニール工程
を経てITO抵抗値の上昇と低融点ガラス層の変形が生
じたが、ITO成膜工程においてスパッタプラズマ温度
が基板温度を上昇させることに起因して全く同じ問題を
引き起こすことも認められた。
を経てITO抵抗値の上昇と低融点ガラス層の変形が生
じたが、ITO成膜工程においてスパッタプラズマ温度
が基板温度を上昇させることに起因して全く同じ問題を
引き起こすことも認められた。
【0078】<比較例2>実施例1と同様にして低膨張
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
無アルカリガラス基板10上に、スクリーン印刷法によ
り青、緑、赤のペーストを繰り返して印刷を行い線幅1
50μm、膜厚8μmのストライプ状の色素層11B・
11G・11Rを形成した。この後酸化雰囲気中にて5
00℃で60分焼成を行ってカラーフィルタの有機成分
を除去した。
【0079】この後図4に示すように、所定の位置に
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、次いで、ガラス原料としてPb
O67重量%、SiO2 23重量%、B2 O3 5重量
%、Na2 O2. 5重量%、F22. 5重量%から構成
される平均粒径13μm、軟化点530℃、熱膨張係数
61×10-7の低融点ガラスフリットを作成した。この
低融点ガラスフリットをバインダー樹脂としてエチルセ
ルロース(関東化学製)及び有機溶剤としてα−テルピ
ネオール(関東化学製)と所定の比率で混練して低湯点
ガラスペーストを調整した。
青、緑、赤色ストラプパターンの色素層11が形成され
たガラス基板10上に、次いで、ガラス原料としてPb
O67重量%、SiO2 23重量%、B2 O3 5重量
%、Na2 O2. 5重量%、F22. 5重量%から構成
される平均粒径13μm、軟化点530℃、熱膨張係数
61×10-7の低融点ガラスフリットを作成した。この
低融点ガラスフリットをバインダー樹脂としてエチルセ
ルロース(関東化学製)及び有機溶剤としてα−テルピ
ネオール(関東化学製)と所定の比率で混練して低湯点
ガラスペーストを調整した。
【0080】この後、所定の位置に青、緑、赤色ストラ
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この前記低融点ガラスペーストをポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含
むようにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであっ
た。
プパターンの色素層11が形成されたガラス基板10上
に、この前記低融点ガラスペーストをポリエステル30
0メッシュのスクリーン版を用いて、パターン全域を含
むようにベタで塗布した。塗布膜厚は20μmであっ
た。
【0081】次いで、大気中420℃で60分間と58
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
0℃で30分間の連続した工程で焼成を行い、低融点ガ
ラスペースト中の有機成分を燃焼且つ蒸発させて除去
し、更に低融点ガラスフリットを軟化させ、ガラス基板
10上に青、緑、赤色の色素層11B、11G、11R
と低融点ガラス層12を順次積層させた。
【0082】以上の工程によりガラス基板上に色素層1
1、低融点ガラス層12のみが順次積層されたカラーフ
ィルタ基板を製造した。しかしながら、こうして得られ
たカラーフィルタ基板は、ガラス基板10の熱膨張係数
と低融点ガラス層12の熱膨張係数がマッチング出来て
いない事から、低融点ガラス層にクラックが多数生じて
いた。
1、低融点ガラス層12のみが順次積層されたカラーフ
ィルタ基板を製造した。しかしながら、こうして得られ
たカラーフィルタ基板は、ガラス基板10の熱膨張係数
と低融点ガラス層12の熱膨張係数がマッチング出来て
いない事から、低融点ガラス層にクラックが多数生じて
いた。
【0083】こうして得たカラーフィルタを表示装置組
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
み立て工程であるITO成膜プロセスへ移行させた。カ
ラーフィルタ基板上面には、ITO膜(Indium
Tin Oxide)をスパッタ法によって膜厚150
0Åで製膜し更にアニールを行った。
【0084】得られたカラーフィルタ基板のITOシー
ト抵抗値は、設計値20Ω/□に対し1000〜200
0Ω/□に大きく上昇した。また、低融点ガラス層表面
形状は、全領域にわたって変形(シワ)、が発生し、ク
ラックは更に増加していた。この表面粗れに起因して表
面散乱の増加、透明性の低下しカラーフィルタ分光透過
率特性が数十%低下するものとなった。
ト抵抗値は、設計値20Ω/□に対し1000〜200
0Ω/□に大きく上昇した。また、低融点ガラス層表面
形状は、全領域にわたって変形(シワ)、が発生し、ク
ラックは更に増加していた。この表面粗れに起因して表
面散乱の増加、透明性の低下しカラーフィルタ分光透過
率特性が数十%低下するものとなった。
【0085】本実施例及び比較例で実施した条件、また
得られた結果についてまとめて表1に示した。
得られた結果についてまとめて表1に示した。
【0086】
【表1】
【0087】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタ及びそのカラー
フィルタを製造し得る本発明の製造方法によれば、カラ
ーフィルタが高温焼成や透明電極の配線などの一連のパ
ネル製造プロセスを経ても、透明電極の抵抗値の上昇や
ガラス基板上に対して低融点ガラス層の透明性を低下さ
せることなく維持でき、ディスプレイとしての信頼性を
極めて向上させることが可能となる。
フィルタを製造し得る本発明の製造方法によれば、カラ
ーフィルタが高温焼成や透明電極の配線などの一連のパ
ネル製造プロセスを経ても、透明電極の抵抗値の上昇や
ガラス基板上に対して低融点ガラス層の透明性を低下さ
せることなく維持でき、ディスプレイとしての信頼性を
極めて向上させることが可能となる。
【0088】
【図1】本発明のカラーフィルタの断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図3】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例であるカラーフィルタの製造
工程を示す断面図である。
工程を示す断面図である。
10 ガラス基板 11 色素層 12 光透過性の低融点ガラス層 13 光透過性の絶縁性金属酸化物層
Claims (3)
- 【請求項1】基板と、基板上に形成されたオーバーコー
ト層間に色素層が規則的に配置されたカラーフィルタに
おいて、該オーバーコート層がPbO50〜65重量
%、SiO2 25〜35重量%を含有する低融点ガラス
層及びSiO2 、SiON、Al2 O3 、Ta2 O5 、
TiO2 、Nb2 O5 、Y2 O3 、LiO2 またはこれ
らの複合酸化物から形成されている絶縁性金属酸化物層
とを順次積層したものであって、該色素層を被覆してい
ることを特徴とするカラーフィルタ。 - 【請求項2】基板上の色素層が無機顔料とバインダー樹
脂及び溶剤とから構成される色素ペーストを用いて基板
上の所定の位置に規則的に形成される工程と、焼成を行
なって色素層中の有機成分の除去を行なう工程と、粒径
10μm以下の低融点ガラスフリットとバインダー樹脂
及び溶剤とから構成される低融点ガラスペーストを用い
て、色素層上と基板上の全面を覆うように低融点ガラス
層を形成する工程と、次いで焼成を行なって低融点ガラ
ス層中の有機成分の除去と低融点ガラスフリットの軟化
を行うことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。 - 【請求項3】請求項2に記載のカラーフィルタの製造方
法において、焼成により低融点ガラス層中の有機成分の
除去と低融点ガラスフリットの軟化を行った工程の後、
光透過性を有する絶縁性金属属酸化物層を積層形成する
ことを特徴とするカラーフィルタの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186999A JP2000214318A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | カラ―フィルタ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1186999A JP2000214318A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | カラ―フィルタ及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000214318A true JP2000214318A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11789741
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1186999A Pending JP2000214318A (ja) | 1999-01-20 | 1999-01-20 | カラ―フィルタ及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000214318A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041389B2 (en) | 2002-01-23 | 2006-05-09 | Fuji Electric Co., Ltd. | Color-converting/filter substrate, multi-color organic EL display panel using the color-converting/filter substrate, and manufacturing methods thereof |
| US7579768B2 (en) | 2004-10-19 | 2009-08-25 | Fuji Electric Holdings Co., Ltd. | Organic electroluminescent device with improved moisture protection |
| US9651810B2 (en) | 2011-12-01 | 2017-05-16 | Samsung Display Co., Ltd. | Display panel and method of manufacturing a display substrate for use in the display panel |
| JP2020196655A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 日本電気硝子株式会社 | 粉末材料及び粉末材料ペースト |
-
1999
- 1999-01-20 JP JP1186999A patent/JP2000214318A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7041389B2 (en) | 2002-01-23 | 2006-05-09 | Fuji Electric Co., Ltd. | Color-converting/filter substrate, multi-color organic EL display panel using the color-converting/filter substrate, and manufacturing methods thereof |
| US7579768B2 (en) | 2004-10-19 | 2009-08-25 | Fuji Electric Holdings Co., Ltd. | Organic electroluminescent device with improved moisture protection |
| US9651810B2 (en) | 2011-12-01 | 2017-05-16 | Samsung Display Co., Ltd. | Display panel and method of manufacturing a display substrate for use in the display panel |
| JP2020196655A (ja) * | 2019-06-05 | 2020-12-10 | 日本電気硝子株式会社 | 粉末材料及び粉末材料ペースト |
| JP7360085B2 (ja) | 2019-06-05 | 2023-10-12 | 日本電気硝子株式会社 | 粉末材料及び粉末材料ペースト |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040722 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040907 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050111 |