JP2000217247A - 電流保護回路 - Google Patents
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- JP2000217247A JP2000217247A JP11015563A JP1556399A JP2000217247A JP 2000217247 A JP2000217247 A JP 2000217247A JP 11015563 A JP11015563 A JP 11015563A JP 1556399 A JP1556399 A JP 1556399A JP 2000217247 A JP2000217247 A JP 2000217247A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は所定の電気機器を駆動する駆動回路
を過電流から保護する電流保護回路であって、特に、自
動車用空調装置の電動コンプレッサの駆動装置に対して
好適な電流保護回路を提供する。 【解決手段】 電流保護回路20は、電動コンプレッサ
31を駆動する駆動回路に流れる電流Iを遮断する電流
遮断部17と、その駆動回路を流れる電流Iを検出する
電流検出部19と、電動コンプレッサ31の駆動状態に
基づき、過電流の判断基準となる制限電流値Itを決定
する制限電流決定部23と、検出された電流値Iと決定
された制限電流値Itとを比較し、検出された電流値I
が制限電流値Itを上回るときに駆動回路を流れる電流
Iを遮断させるように電流遮断部17を制御する電流制
御部21とからなる。
を過電流から保護する電流保護回路であって、特に、自
動車用空調装置の電動コンプレッサの駆動装置に対して
好適な電流保護回路を提供する。 【解決手段】 電流保護回路20は、電動コンプレッサ
31を駆動する駆動回路に流れる電流Iを遮断する電流
遮断部17と、その駆動回路を流れる電流Iを検出する
電流検出部19と、電動コンプレッサ31の駆動状態に
基づき、過電流の判断基準となる制限電流値Itを決定
する制限電流決定部23と、検出された電流値Iと決定
された制限電流値Itとを比較し、検出された電流値I
が制限電流値Itを上回るときに駆動回路を流れる電流
Iを遮断させるように電流遮断部17を制御する電流制
御部21とからなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回路を異常電流から
保護する電流保護回路に関する。
保護する電流保護回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図4に、従来の自動車の車室内の空調
(冷暖房)を行う空調装置に用いられる電動コンプレッ
サを駆動する駆動回路の構成を示す。図において、駆動
回路はコンプレッサ駆動部13と電流保護回路20'と
を備える。電流保護回路20'は電流制御部15、電流
遮断部17及び電流検出部19からなる
(冷暖房)を行う空調装置に用いられる電動コンプレッ
サを駆動する駆動回路の構成を示す。図において、駆動
回路はコンプレッサ駆動部13と電流保護回路20'と
を備える。電流保護回路20'は電流制御部15、電流
遮断部17及び電流検出部19からなる
【0003】コンプレッサ駆動部13は、直流電源11
からの直流電圧(例えば、36V)を所望の電圧、周波
数の交流電圧に変換して、熱媒体である冷媒を圧縮する
電動コンプレッサ31へ供給する。この際、コンプレッ
サ駆動部13は電動コンプレッサ31へ出力する電圧の
周波数、電圧を制御することにより電動コンプレッサ3
1を駆動する。
からの直流電圧(例えば、36V)を所望の電圧、周波
数の交流電圧に変換して、熱媒体である冷媒を圧縮する
電動コンプレッサ31へ供給する。この際、コンプレッ
サ駆動部13は電動コンプレッサ31へ出力する電圧の
周波数、電圧を制御することにより電動コンプレッサ3
1を駆動する。
【0004】このコンプレッサ駆動部13において、何
らかの原因により異常電流すなわち正常時よりも非常に
大きな電流である過電流が発生する場合がある。この過
電流は、コンプレッサ駆動部13中の回路や電動コンプ
レッサ31の破壊、誤動作を招く。このため、電流保護
回路20'は回路中を流れる電流Iを検出し、それが過
電流であるときに、回路を遮断する。具体的には電流保
護回路20'において、電流検出部19は回路中に流れ
る電流Iを検出する。電流遮断部17は回路を電気的に
切断して回路中に流れる電流を遮断する。電流制御部1
5は、電流検出部19により検出された電流値が所定の
制限電流値を超えたときに、電流遮断部17に対して、
回路を遮断するための制御信号を出力する。電流遮断部
17は、電流制御部15から遮断するための制御信号を
受けると、回路を遮断する。このようにして過電流から
回路を保護している。
らかの原因により異常電流すなわち正常時よりも非常に
大きな電流である過電流が発生する場合がある。この過
電流は、コンプレッサ駆動部13中の回路や電動コンプ
レッサ31の破壊、誤動作を招く。このため、電流保護
回路20'は回路中を流れる電流Iを検出し、それが過
電流であるときに、回路を遮断する。具体的には電流保
護回路20'において、電流検出部19は回路中に流れ
る電流Iを検出する。電流遮断部17は回路を電気的に
切断して回路中に流れる電流を遮断する。電流制御部1
5は、電流検出部19により検出された電流値が所定の
制限電流値を超えたときに、電流遮断部17に対して、
回路を遮断するための制御信号を出力する。電流遮断部
17は、電流制御部15から遮断するための制御信号を
受けると、回路を遮断する。このようにして過電流から
回路を保護している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電流
保護回路20'では、回路中を流れる電流が過電流であ
るか否かを判断する基準である電流制限値は一定の値に
設定されていた。
保護回路20'では、回路中を流れる電流が過電流であ
るか否かを判断する基準である電流制限値は一定の値に
設定されていた。
【0006】コンプレッサ駆動部13から出力される交
流電圧Vは、電動コンプレッサ31の負荷すなわち駆動
状態により大幅に変動し、これに伴い回路に流れる電流
も変動する。例えば、急激に冷暖房を行うとき、すなわ
ち電動コンプレッサ31を急速に加速するときには例え
ば80A程度の大きな電流が流れ、また、除湿運転等の
電動コンプレッサ31が比較的安定して運転していると
きは、10A程度の小さい電流が流れる。このように、
正常時に回路を流れる電流は電動コンプレッサ31の駆
動状態(負荷)により広範囲に変動する。
流電圧Vは、電動コンプレッサ31の負荷すなわち駆動
状態により大幅に変動し、これに伴い回路に流れる電流
も変動する。例えば、急激に冷暖房を行うとき、すなわ
ち電動コンプレッサ31を急速に加速するときには例え
ば80A程度の大きな電流が流れ、また、除湿運転等の
電動コンプレッサ31が比較的安定して運転していると
きは、10A程度の小さい電流が流れる。このように、
正常時に回路を流れる電流は電動コンプレッサ31の駆
動状態(負荷)により広範囲に変動する。
【0007】したがって、前述のように電流制御部21
において電流制限値を一定にしておくと、電動コンプレ
ッサの駆動状態にともない広範囲に変動する電流に対
し、十分な保護が図れないという問題がある。
において電流制限値を一定にしておくと、電動コンプレ
ッサの駆動状態にともない広範囲に変動する電流に対
し、十分な保護が図れないという問題がある。
【0008】例えば、電流制限値を電動コンプレッサ3
1の安定した運転状態に合わせて20Aに設定すると、
安定状態のときは過電流保護が可能となるが、電動コン
プレッサ31の負荷が急激に増加し(例えば、急速に冷
房する場合)、80A程度の大きい電流が必要とされる
場合に保護機能が動作し、異常でないにもかかわらず回
路が遮断されてしまう。一方、このような保護機能が動
作しないように、電流制限値を電動コンプレッサ31の
大きい負荷に合わせて例えば100Aに設定すると、1
0A程度の電流が流れる安定運転状態において、電動コ
ンプレッサ31のモータ内の巻線の一部が短絡した場合
等に発生する30A程度の低い異常電流(過電流)は検
出できないという問題がある。
1の安定した運転状態に合わせて20Aに設定すると、
安定状態のときは過電流保護が可能となるが、電動コン
プレッサ31の負荷が急激に増加し(例えば、急速に冷
房する場合)、80A程度の大きい電流が必要とされる
場合に保護機能が動作し、異常でないにもかかわらず回
路が遮断されてしまう。一方、このような保護機能が動
作しないように、電流制限値を電動コンプレッサ31の
大きい負荷に合わせて例えば100Aに設定すると、1
0A程度の電流が流れる安定運転状態において、電動コ
ンプレッサ31のモータ内の巻線の一部が短絡した場合
等に発生する30A程度の低い異常電流(過電流)は検
出できないという問題がある。
【0009】すなわち、上記のように、駆動する電気機
器(ここでは、電動コンプレッサ31)の駆動状態に応
じて正常時の電流が広範囲に変化し、それに伴い異常と
判断する電流値が変化するような回路に対しては、従来
の電流保護回路では異常電流からの保護が十分にできな
いという問題がある。
器(ここでは、電動コンプレッサ31)の駆動状態に応
じて正常時の電流が広範囲に変化し、それに伴い異常と
判断する電流値が変化するような回路に対しては、従来
の電流保護回路では異常電流からの保護が十分にできな
いという問題がある。
【0010】本発明は上記課題を解決すべくなされたも
のであり、回路を異常電流から保護する電流保護回路で
あって、特に、所定の電気機器を駆動する駆動回路であ
って流れる電流値がその電気機器の駆動状態に応じて広
範囲に変化する回路に好適な電流保護回路を提供するこ
とを目的とする。
のであり、回路を異常電流から保護する電流保護回路で
あって、特に、所定の電気機器を駆動する駆動回路であ
って流れる電流値がその電気機器の駆動状態に応じて広
範囲に変化する回路に好適な電流保護回路を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電流保護回
路は、所定の電気機器を駆動する回路に設けられ、その
回路中を流れる電流が異常電流であるときにその電流を
遮断する電流保護回路である。電流保護回路は、回路を
流れる電流を検出する電流検出手段と、回路に流れる電
流を遮断する遮断手段と、電気機器の駆動状態を検出す
る駆動状態検出手段と、駆動状態と基準値とを関連付け
て記憶する基準値記憶手段と、駆動状態検出手段により
検出された駆動状態に基づき、基準値記憶手段に記憶さ
れた基準値から異常電流を判断するための制限値を決定
する制限値決定手段と、電流検出手段により検出された
電流値と、制限値決定手段により決定された制限値とを
比較し、検出された電流値が制限値を上回るときに回路
を流れる電流を遮断させるように遮断手段を制御する電
流制御手段とを備える。
路は、所定の電気機器を駆動する回路に設けられ、その
回路中を流れる電流が異常電流であるときにその電流を
遮断する電流保護回路である。電流保護回路は、回路を
流れる電流を検出する電流検出手段と、回路に流れる電
流を遮断する遮断手段と、電気機器の駆動状態を検出す
る駆動状態検出手段と、駆動状態と基準値とを関連付け
て記憶する基準値記憶手段と、駆動状態検出手段により
検出された駆動状態に基づき、基準値記憶手段に記憶さ
れた基準値から異常電流を判断するための制限値を決定
する制限値決定手段と、電流検出手段により検出された
電流値と、制限値決定手段により決定された制限値とを
比較し、検出された電流値が制限値を上回るときに回路
を流れる電流を遮断させるように遮断手段を制御する電
流制御手段とを備える。
【0012】電流保護回路において、動作状態検出手段
は電動機の回転数と駆動電圧とに基づいて動作状態を検
出してもよい。または、動作状態検出手段は電動機の回
転数と駆動電圧と熱負荷とに基づいて動作状態を検出し
てもよい。
は電動機の回転数と駆動電圧とに基づいて動作状態を検
出してもよい。または、動作状態検出手段は電動機の回
転数と駆動電圧と熱負荷とに基づいて動作状態を検出し
てもよい。
【0013】また、電流保護回路において、電気機器は
自動車内の空調を行うために冷媒を圧縮する電動コンプ
レッサであってもよい。
自動車内の空調を行うために冷媒を圧縮する電動コンプ
レッサであってもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明に係る電流保護回路の実施の形態を説明する。以下に
示す電流保護回路は、所定の電気機器を駆動する駆動回
路に対して、その駆動回路中を流れる電流が過電流であ
るか否かを判断する際の基準値を、電気機器の駆動状態
に基づいて変化させる。これにより、電気機器の駆動状
態に応じた過電流保護を可能とする。
明に係る電流保護回路の実施の形態を説明する。以下に
示す電流保護回路は、所定の電気機器を駆動する駆動回
路に対して、その駆動回路中を流れる電流が過電流であ
るか否かを判断する際の基準値を、電気機器の駆動状態
に基づいて変化させる。これにより、電気機器の駆動状
態に応じた過電流保護を可能とする。
【0015】図1に、自動車用空調装置に用いられる電
動コンプレッサを駆動するための駆動回路の構成を示
す。なお、図中、図4と同じ構成要素については同じ符
号を付している。図に示すように、電動コンプレッサの
駆動回路は、直流電源11と、コンプレッサ駆動部13
と、電流保護回路20とを備える。
動コンプレッサを駆動するための駆動回路の構成を示
す。なお、図中、図4と同じ構成要素については同じ符
号を付している。図に示すように、電動コンプレッサの
駆動回路は、直流電源11と、コンプレッサ駆動部13
と、電流保護回路20とを備える。
【0016】コンプレッサ駆動部13は、直流電源11
からの直流電圧(例えば、36V)を所望の電圧、周波
数の交流電圧に変換して、熱媒体である冷媒を圧縮する
電動コンプレッサ31へ供給する。コンプレッサ駆動部
13は、複数のスイッチング素子からなり、直流電圧を
交流電圧に変換するインバータ部13aと、電動コンプ
レッサ31に出力する電圧の電圧値、周波数を変化させ
るためにインバータ部13aの各スイッチング素子のオ
ン・オフをPWM(パルス幅変調)制御する制御部13
bとを備えている。コンプレッサ駆動部13は、電動コ
ンプレッサ31の回転数Nを制御するために電動コンプ
レッサ31へ出力する電圧の周波数、電圧値Vを制御
し、これにより電動コンプレッサ31を駆動する。
からの直流電圧(例えば、36V)を所望の電圧、周波
数の交流電圧に変換して、熱媒体である冷媒を圧縮する
電動コンプレッサ31へ供給する。コンプレッサ駆動部
13は、複数のスイッチング素子からなり、直流電圧を
交流電圧に変換するインバータ部13aと、電動コンプ
レッサ31に出力する電圧の電圧値、周波数を変化させ
るためにインバータ部13aの各スイッチング素子のオ
ン・オフをPWM(パルス幅変調)制御する制御部13
bとを備えている。コンプレッサ駆動部13は、電動コ
ンプレッサ31の回転数Nを制御するために電動コンプ
レッサ31へ出力する電圧の周波数、電圧値Vを制御
し、これにより電動コンプレッサ31を駆動する。
【0017】電流保護回路20は、電流遮断部17と、
電流検出部19と、電流制御部21と、制限電流決定部
23とを備える。電流検出部19は回路中に流れる電流
Iを検出する。電流遮断部17は電流制御部21からの
制御信号に基づき回路を電気的に遮断する。
電流検出部19と、電流制御部21と、制限電流決定部
23とを備える。電流検出部19は回路中に流れる電流
Iを検出する。電流遮断部17は電流制御部21からの
制御信号に基づき回路を電気的に遮断する。
【0018】制限電流決定部23は、回路中に流れる電
流Iが異常電流すなわち過電流であるか否かを判定する
ための基準値(以下「制限電流値」という。)Itを電
動コンプレッサ31の駆動状態に基づいて設定する。す
なわち、制限電流値Itは駆動状態に応じた適切な値に
設定される。
流Iが異常電流すなわち過電流であるか否かを判定する
ための基準値(以下「制限電流値」という。)Itを電
動コンプレッサ31の駆動状態に基づいて設定する。す
なわち、制限電流値Itは駆動状態に応じた適切な値に
設定される。
【0019】電流制御部15は電流検出部19により検
出された電流値Iと、制限電流決定部23からの制限電
流値Itとを比較し、検出された電流値Iが制限電流値
Itを超えたときに電流遮断部17に対し、回路を遮断
させるための制御信号を出力する。電流遮断部17は、
電流制御部15からこの制御信号を受けると、回路を切
断して電流の流れを遮断する。
出された電流値Iと、制限電流決定部23からの制限電
流値Itとを比較し、検出された電流値Iが制限電流値
Itを超えたときに電流遮断部17に対し、回路を遮断
させるための制御信号を出力する。電流遮断部17は、
電流制御部15からこの制御信号を受けると、回路を切
断して電流の流れを遮断する。
【0020】このように電流保護回路20は電動コンプ
レッサ31の駆動状態に基づいて回路中の過電流を検出
し、過電流が検出されたときに回路を切断することによ
り、駆動状態に応じて正常な電流範囲が変化した場合で
も、常に適切な過電流保護機能を実現できる。
レッサ31の駆動状態に基づいて回路中の過電流を検出
し、過電流が検出されたときに回路を切断することによ
り、駆動状態に応じて正常な電流範囲が変化した場合で
も、常に適切な過電流保護機能を実現できる。
【0021】以下に、過電流の判定基準である制限電流
値Itを、電動コンプレッサ31の駆動状態に基づいて
決定する制限電流決定部23の詳細を説明する。
値Itを、電動コンプレッサ31の駆動状態に基づいて
決定する制限電流決定部23の詳細を説明する。
【0022】制限電流決定部23は、電動コンプレッサ
31の駆動状態を、電動コンプレッサ31の駆動電圧
(すなわちコンプレッサ駆動部13からの出力電圧)V
と、電動コンプレッサ31の回転数Nとに基づいて検出
する。このために制限電流決定部23は、コンプレッサ
駆動部13の制御部13bから、コンプレッサ31の駆
動電圧Vや回転数Nに関する情報を入力する。これらの
情報は、コンプレッサ駆動部13におけるインバータ部
13aのスイッチング素子をPWM制御する際のデュー
ティ比により得られる。
31の駆動状態を、電動コンプレッサ31の駆動電圧
(すなわちコンプレッサ駆動部13からの出力電圧)V
と、電動コンプレッサ31の回転数Nとに基づいて検出
する。このために制限電流決定部23は、コンプレッサ
駆動部13の制御部13bから、コンプレッサ31の駆
動電圧Vや回転数Nに関する情報を入力する。これらの
情報は、コンプレッサ駆動部13におけるインバータ部
13aのスイッチング素子をPWM制御する際のデュー
ティ比により得られる。
【0023】制限電流決定部23は図1に示すように内
部に基準値テーブル23aを有する。この基準値テーブ
ル23aには、事前に実験等により求められた出力電圧
Vを変化させたときの回転数Nと制限電流値Itとを関
連付ける情報が格納されている。すなわち、事前にIt
=f(V,N)となる関数fを求めておき、基準値テー
ブル23aはこの関数fを満たすような所定数のデータ
を格納する。図2は、基準値テーブル23aに格納され
る情報を示したものである。すなわち、図2は、出力電
圧Vを変化させたときの回転数Nと制限電流値Itの関
係を示す。この図に示すように、制限電流値Itは出力
電圧Vと回転数Nとの2つの要因により決定される。な
お、図2では、3種類の出力電圧Vについてのみ制限電
流値Itと回転数Nの関係を示しているが、実際には、
出力電圧Vが取り得る全域にわたって、制限電流値It
と回転数Nの関係の情報を求め、基準値テーブル23a
に格納させておく。
部に基準値テーブル23aを有する。この基準値テーブ
ル23aには、事前に実験等により求められた出力電圧
Vを変化させたときの回転数Nと制限電流値Itとを関
連付ける情報が格納されている。すなわち、事前にIt
=f(V,N)となる関数fを求めておき、基準値テー
ブル23aはこの関数fを満たすような所定数のデータ
を格納する。図2は、基準値テーブル23aに格納され
る情報を示したものである。すなわち、図2は、出力電
圧Vを変化させたときの回転数Nと制限電流値Itの関
係を示す。この図に示すように、制限電流値Itは出力
電圧Vと回転数Nとの2つの要因により決定される。な
お、図2では、3種類の出力電圧Vについてのみ制限電
流値Itと回転数Nの関係を示しているが、実際には、
出力電圧Vが取り得る全域にわたって、制限電流値It
と回転数Nの関係の情報を求め、基準値テーブル23a
に格納させておく。
【0024】制限電流決定部23は、コンプレッサ駆動
部13から、電動コンプレッサ31の駆動電圧すなわち
電動コンプレッサ31に対する出力電圧Vや、電動コン
プレッサ31の回転数Nに関する情報を得て、これらの
情報に基づき基準値テーブル23aを参照して制限電流
値Itを決定する。
部13から、電動コンプレッサ31の駆動電圧すなわち
電動コンプレッサ31に対する出力電圧Vや、電動コン
プレッサ31の回転数Nに関する情報を得て、これらの
情報に基づき基準値テーブル23aを参照して制限電流
値Itを決定する。
【0025】ところで、電動コンプレッサ31の負荷
は、車内に流入する熱量と車内から流出する熱量の総計
である熱負荷によって変化する。このため、電動コンプ
レッサ31への出力電圧Vや回転数Nに加え、さらに車
内の熱負荷Qを考慮することにより、より正確に電動コ
ンプレッサ31の駆動状態を把握できる。したがって、
制限電流決定部23は制限電流値Itを決定する際に、
電動コンプレッサ31への出力電圧Vや回転数Nに加
え、さらに車内の熱負荷Qを考慮してもよい。
は、車内に流入する熱量と車内から流出する熱量の総計
である熱負荷によって変化する。このため、電動コンプ
レッサ31への出力電圧Vや回転数Nに加え、さらに車
内の熱負荷Qを考慮することにより、より正確に電動コ
ンプレッサ31の駆動状態を把握できる。したがって、
制限電流決定部23は制限電流値Itを決定する際に、
電動コンプレッサ31への出力電圧Vや回転数Nに加
え、さらに車内の熱負荷Qを考慮してもよい。
【0026】そこで、図1の破線で示すように、制限電
流決定部23は車内の熱負荷Qを検出する熱負荷検出部
25から熱負荷の値を入力するようにしてもよい。ここ
で、熱負荷検出部25は外気温度、車室内の温度、車室
内の日射量あるいは冷凍サイクルの温度、電動コンプレ
ッサ31内部の温度、冷凍サイクル内の圧力、電動コン
プレッサ31内の圧力等から車内の熱負荷Qを求める。
制限電流決定部23は、熱負荷Q、出力電圧V、回転数
Nに関する情報を入力し、それらの情報に基づいて基準
値テーブル23から制限現電流Itを決定する。この場
合、図3で示すような熱負荷Q、出力電圧V、回転数
N、制限現電流Itの関係(It=f(V,N,Q))が
事前に求められ、これらを関連付ける情報が基準値テー
ブル23に記憶される。
流決定部23は車内の熱負荷Qを検出する熱負荷検出部
25から熱負荷の値を入力するようにしてもよい。ここ
で、熱負荷検出部25は外気温度、車室内の温度、車室
内の日射量あるいは冷凍サイクルの温度、電動コンプレ
ッサ31内部の温度、冷凍サイクル内の圧力、電動コン
プレッサ31内の圧力等から車内の熱負荷Qを求める。
制限電流決定部23は、熱負荷Q、出力電圧V、回転数
Nに関する情報を入力し、それらの情報に基づいて基準
値テーブル23から制限現電流Itを決定する。この場
合、図3で示すような熱負荷Q、出力電圧V、回転数
N、制限現電流Itの関係(It=f(V,N,Q))が
事前に求められ、これらを関連付ける情報が基準値テー
ブル23に記憶される。
【0027】以上のように、本実施形態の過電流保護回
路20は、過電流を検出する際の基準値を電動コンプレ
ッサ31の駆動状態に基づいて決定する。このため、電
動コンプレッサ31の駆動状態に応じて回路に流れる電
流Iが広範囲に変化しても、過電流を判定するための基
準値がその駆動状態に応じた適切な値に設定され、電動
コンプレッサ31の駆動状態に応じた過電流の検出が正
確にでき、より確実に過電流からの保護が可能となり、
電動コンプレッサ31やそれを駆動する駆動回路の安全
性が向上する。
路20は、過電流を検出する際の基準値を電動コンプレ
ッサ31の駆動状態に基づいて決定する。このため、電
動コンプレッサ31の駆動状態に応じて回路に流れる電
流Iが広範囲に変化しても、過電流を判定するための基
準値がその駆動状態に応じた適切な値に設定され、電動
コンプレッサ31の駆動状態に応じた過電流の検出が正
確にでき、より確実に過電流からの保護が可能となり、
電動コンプレッサ31やそれを駆動する駆動回路の安全
性が向上する。
【0028】なお、以上では、電動コンプレッサの駆動
回路を過電流から保護する回路として電流保護回路を説
明したが、本発明に係る電流保護回路はこれに限られ
ず、他の電気機器を駆動する回路を過電流から保護する
保護回路にも適用できる。すなわち、他の電気機器の駆
動状態に基づいて電流制限値を変化させるようにすれ
ば、上記と同様の保護機能が実現でき、同様の効果が得
られる。
回路を過電流から保護する回路として電流保護回路を説
明したが、本発明に係る電流保護回路はこれに限られ
ず、他の電気機器を駆動する回路を過電流から保護する
保護回路にも適用できる。すなわち、他の電気機器の駆
動状態に基づいて電流制限値を変化させるようにすれ
ば、上記と同様の保護機能が実現でき、同様の効果が得
られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電気機器を駆動する回
路中を流れる電流が過電流であるか否かを検出するため
の基準値を、電気機器の駆動状態に基づいて決定する。
このため、電気機器の駆動状態に応じて回路に流れる電
流が広範囲に変化する場合であっても、過電流判定のた
めの基準値がその駆動状態に応じた適切な値に設定され
る。これにより、電気機器の駆動状態に応じた過電流の
検出が正確にでき、より確実に過電流からの保護が可能
となり、電気機器やそれを駆動する回路の安全性が向上
する。
路中を流れる電流が過電流であるか否かを検出するため
の基準値を、電気機器の駆動状態に基づいて決定する。
このため、電気機器の駆動状態に応じて回路に流れる電
流が広範囲に変化する場合であっても、過電流判定のた
めの基準値がその駆動状態に応じた適切な値に設定され
る。これにより、電気機器の駆動状態に応じた過電流の
検出が正確にでき、より確実に過電流からの保護が可能
となり、電気機器やそれを駆動する回路の安全性が向上
する。
【図1】 本発明に係る過電流保護回路の構成を示した
図。
図。
【図2】 コンプレッサ駆動部の出力電圧Vを変化させ
たときの電動コンプレッサの回転数Nと制限現電流値I
tの関係(It=f(V,N))を説明した図。
たときの電動コンプレッサの回転数Nと制限現電流値I
tの関係(It=f(V,N))を説明した図。
【図3】 熱負荷Qとコンプレッサ駆動部の出力電圧V
とを変化させたときの電動コンプレッサの回転数Nと制
限現電流値Itの関係(It=f(V,N,Q))を説明
した図。
とを変化させたときの電動コンプレッサの回転数Nと制
限現電流値Itの関係(It=f(V,N,Q))を説明
した図。
【図4】 従来の過電流保護回路の構成を示した図。
11 直流電源 13 コンプレッサ駆動部 17 電流遮断部 19 電流検出部 20 電流保護回路 21 電流制御部 23 制限電流決定部 23a 基準値テーブル 25 熱負荷検出部 31 電動コンプレッサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G044 AA01 AA03 AA04 AA07 AA11 AC01 AD01 AE01 CA01 CA03 CA11 CB03 CE05 5H007 BB06 CA01 CC01 DA05 DC02 DC08 FA03 5H576 AA10 BB06 CC04 DD02 EE11 HA02 HB01 JJ17 KK06 LL01 LL22 LL24 LL43 LL48 LL60 MM02
Claims (4)
- 【請求項1】 所定の電気機器を駆動する回路に設けら
れ、該回路中を流れる電流が異常電流であるときに該電
流を遮断する電流保護回路において、 上記回路を流れる電流を検出する電流検出手段と、 上記回路に流れる電流を遮断する遮断手段と、 上記電気機器の駆動状態を検出する駆動状態検出手段
と、 駆動状態と基準値とを関連付けて記憶する基準値記憶手
段と、 上記駆動状態検出手段により検出された駆動状態に基づ
き、上記基準値記憶手段に記憶された基準値から異常電
流を判断するための制限値を決定する制限値決定手段
と、 上記電流検出手段により検出された電流値と、上記制限
値決定手段により決定された制限値とを比較し、上記検
出された電流値が上記制限値を上回るときに上記回路を
流れる電流を遮断させるように上記遮断手段を制御する
電流制御手段とを備えたことを特徴とする電流保護回
路。 - 【請求項2】 上記動作状態検出手段は、上記電動機の
回転数と、駆動電圧とに基づいて動作状態を検出するこ
とを特徴とする請求項1記載の電流保護回路。 - 【請求項3】 上記動作状態検出手段は、上記電動機の
回転数と、駆動電圧と、熱負荷とに基づいて動作状態を
検出することを特徴とする請求項2記載の電流保護回
路。 - 【請求項4】 上記電気機器は自動車内の空調を行うた
めに冷媒を圧縮する電動コンプレッサであることを特徴
とする請求項1、請求項2または請求項3記載の電流保
護回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015563A JP2000217247A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電流保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11015563A JP2000217247A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電流保護回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000217247A true JP2000217247A (ja) | 2000-08-04 |
Family
ID=11892231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11015563A Pending JP2000217247A (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電流保護回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000217247A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7124307B2 (en) | 2002-03-07 | 2006-10-17 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Detecting device abnormality by comparing a current value of current of electric power with a preset detecting current value based on a threshold value received by the device |
| JP2007312491A (ja) * | 2006-05-17 | 2007-11-29 | Denso Corp | 電力変換装置 |
| WO2007148726A1 (ja) * | 2006-06-23 | 2007-12-27 | Daikin Industries, Ltd. | インバータ制御方法 |
| WO2012114626A1 (ja) | 2011-02-25 | 2012-08-30 | ダイキン工業株式会社 | 電源回路およびヒートポンプユニット |
| JP2013219969A (ja) * | 2012-04-11 | 2013-10-24 | Daikin Ind Ltd | 回転速度検出装置および圧縮機制御装置 |
| JP2018139472A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御方法 |
-
1999
- 1999-01-25 JP JP11015563A patent/JP2000217247A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| AU2007262043B2 (en) * | 2006-06-23 | 2010-05-13 | Daikin Industries, Ltd. | Inverter control method |
| KR101010506B1 (ko) * | 2006-06-23 | 2011-01-21 | 다이킨 고교 가부시키가이샤 | 인버터 제어 방법 |
| US8084985B2 (en) | 2006-06-23 | 2011-12-27 | Daikin Industries, Ltd. | Inverter control method |
| WO2012114626A1 (ja) | 2011-02-25 | 2012-08-30 | ダイキン工業株式会社 | 電源回路およびヒートポンプユニット |
| US9209705B2 (en) | 2011-02-25 | 2015-12-08 | Daikin Industries, Ltd. | Power supply circuit and heat pump unit |
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| JP2018139472A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータ駆動制御方法 |
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