JP2000217367A - 電流制御回路、インバ―タ制御装置、インバ―タ装置、および電力変換装置 - Google Patents
電流制御回路、インバ―タ制御装置、インバ―タ装置、および電力変換装置Info
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Abstract
た制御装置において、使用環境が粉塵、綿ボコリが多
く、湿度の高くても、プリント基板の導体パターンやI
Cのリード端子間のショートで制御装置が破損する等の
復帰できない故障をなくし、高信頼性製品を作り上げる
事にある。 【解決手段】本発明では、電流検出器から加算点までの
フィードバックの後向きのループ、および電流制御の加
算点から、スイッチング素子のゲート端子まで、前向き
のループの導電部分を、外部の雰囲気に触れることなく
パワーモジールの中に実装して密封する。電流ループ
と、それ以外の位置制御、速度制御、インターフェイス
処理を2個所に分けて分散処理を行う。このため電流フ
ィードバックを含む電流制御ループを、別の副マイクロ
プロセッサで構成して、共にエポキシ樹脂などの樹脂で
モールドして作られるパワーモジールの中に実装する。
Description
動機駆動装置に係り、特に、モートル電流を検出してフ
ィードバック制御を構成した電流制御ループを内部に備
え、位置、速度、電流、トルク等を制御するのに好適な
電動機駆動装置に関するものである。
般産業機械に使用されるモートル制御装置も、従来のア
ナログ制御からマイクロコントローラを使ったデジタル
制御へと移り変わってきた。プリント基板に使用される
部品もトランジスタから集積回路IC(Integrated Cir
cuit)へ、更に中規模集積回路MSI、大規模集積回路
LSI、超大規模集積回路VLSIと移り変わり、AS
IC(Application SpecificIC)や顧客仕様による
専用のカスタム用LSI、ゲートアレイ等が使われるよ
うになり、制御装置の小型化が進んでいる。これらのデ
ジタルICのパッケージはプリント基板へ表面実装する
ことにより、より一層の小型化が進んでいる。また、こ
れらICの高密度集積化が進み、ICのリード端子数
(ピン数)も100ピンを越えるものになっており、そ
れに伴いリード端子のピッチも、従来の2.54mmか
ら、ハーフピッチと呼ばれる1.27mm、さらに1.
00mm、0.8mm、0.75mmピッチのものが使
用されている。さらに最近では、0.5mmピッチのリ
ードパッケージが使われるようになってきた。これに合
わせて、プリント基板の導体パターン間隔も2.54m
mのリードピッチ間に、導体パターンを1本通すピン間
1本から、最近はピン間3本または3本以上通すような
設計が進められ、プリント基板としての高実装化が進ん
でいる。
力源として、交流モートルである誘導電動機をインバー
タで駆動する速度センサーレスベクトル制御、速度セン
サー付きベクトル制御が使われ、また、工作機、金属加
工機械、組立機械、繊維機械、織機、ロボット等の位
置、速度センサを内蔵したACサーボモートルが、自動
化、省力化の要求により、加工組立て現場などで盛んに
使われる様になってきた。これらの基本制御は位置、速
度、電流、トルク制御であり、最近のライン速度の高速
化、タクトタイムの高速化の要求により、誘導電動機の
ベクトル制御では、モートルの電流をトルクに比例する
トルク分電流と、このトルク分電流に直交する磁束分電
流に分離して、高速電流制御が行われている。またAC
サーボモートルの場合は、回転子に永久磁石を用いた回
転界磁形同期電動機を、磁極位置検出器で永久磁石の位
置を検出して高速の電流制御を行なっており、いづれの
場合も電流の瞬時値を制御している。
は、組立て現場や加工現場のモートルの近くに設置され
た制御盤内であり、この周囲の環境は切削した金属の
屑、切削油、タイヤ加工工場であればタイヤを加工した
炭素を含んだ粉塵が浮遊し、繊維工場、織機工場であれ
ば綿ボコリが浮遊している。これらの粉塵、綿ボコリは
制御装置内のプリント基板上に少しづつ付着する。また
織機工場で、縦糸と横糸を編む自動織機の横糸をウォー
タで飛ばすウォータジェット方式では水を扱っているた
め周囲の湿度が高くなり、気温の上昇下降と共にモート
ル制御回路のプリント基板上が結露する。プリント基板
上には集積回路が実装されており、上述のリードピッチ
の狭い部品が搭載されている。このため、プリント基板
上に長期間かけて付着した炭素を含む粉塵、綿ボコリが
集積回路のリードを覆う事になる。
と共に制御盤内の気温が上昇し、夜、運転停止して制御
盤内の気温は下降し、外気温も下降する。このため、昼
暖められた制御盤内の空気は湿度が上昇し、夜、臨界温
度以下でプリント基板上に付着した炭素を含む粉塵、綿
ボコリと共に結露する。つぎの日、朝運転開始時、粉
塵、綿ボコリと共に結露した状態で通電すると、集積回
路のリード間が電気ショートを起こす事がある。これは
湿度の高い梅雨時期に多く発生するが、水を使用するウ
ォータージェットタイプの織機の場合は、時期に限らず
発生する。このためモートル制御回路が誤動作し、場合
によってはインバータ主回路の半導体素子が破損する事
がある。
するACサーボモートル制御回路のプリント基板上に実
装されている集積回路のリード端子が、粉塵、綿ボコリ
が付着し結露することによって、隣接するリードどうし
が、ショートした場合についての影響を述べる。図14
に従来の一実施形態であるACサーボモートルの制御ブ
ロック図を示す。1はACサーボモートル、2はエンコ
ーダでACサーボモートルのロータの磁極位置を検出す
る磁極位置センサー2-1と、ACサーボモートルの回
転位置を検出する回転位置センサー2-2を、複合的に
合わせ持ち、ACサーボモートルに内蔵されている。3
は位置制御、5は速度制御、7は電流制御、8はPWM
(Pulse Width Modulation)制御演算部で、前向きのル
ープを構成している。4は位置カウンタ回路、6は速度
演算回路、10は電流検出回路で、それぞれ位置、速
度、電流フィードバックループの後向きループを構成し
ている。9はACサーボモートル1のロータの磁極位置
センサー2-1と回転位置センサー2-2を入力して磁極
位置を演算する磁極位置演算回路である。13はスイッ
チング素子を駆動するドライバとその制御電源回路を含
むインバータ主回路である。このうちインバータ主回路
はエポキシ樹脂などの樹脂でモールドされたパワーモジ
ュールの中に実装されている。11は電流検出器で、A
Cサーボモートルに流れる電流を検出して電流検出回路
10にフィードバックしている。なお、12−1〜12
−3は指令信号とフィードバック信号を加算する加算点
であり、符号をつけて+は加算、−は減算となる。図で
は指令信号は+、フィードバックは−としているため負
帰還フィードバック回路を構成している。
クプリント基板19に実装され、マイクロプロセッサC
PU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random A
ccess Memory)、A/Dコンバータ(アナログ/デジタ
ル変換器)、各種のLSI、インターフェイス用部品等
の電子部品で構成され、図14の枠19で囲んだ範囲で
示される。これらに採用される部品のリード端子のピッ
チは、0.5〜0.8mm前後の高密度パッケージとな
っている。
ク)の3種類のフィードバックループが構成されてお
り、一般に各フィードバックループの応答性は、内側に
構成されれているループ程、応答性を早くして、オーバ
ーシュート、アンダーシュートの少ない安定な制御系を
構成する。その応答は速度制御の場合は、位置制御の応
答の4〜6倍高く設定し、電流制御の応答は速度制御応
答の4〜6倍高く設定する。このため、マイクロプロセ
ッサCPUでソフトウェア処理する場合、ソフトウェア
の演算周期は電流フィードバックループが最も速く、つ
ぎに速度フィードバックループとなり、位置フィードバ
ックは最も遅い処理となるのが一般的である。
態で、ACサーボモートル1、エンコーダ2と、ACサ
ーボモートル制御装置20の外部に設けた外部保護装置
18である。ACサーボモートルが誤動作を起こした場
合、作業者の安全を図るための装置で、機械に合わせた
保護システムが設置される。これらのセンサーには機械
側に設置された加速度センサー14、オーバー速度セン
サー15、稼動範囲の両端に取り付けた、右、左側エッ
ジセンサー16で、規定の加速度を越えた場合や、規定
速度を越えた場合、また、規定の機械の稼動範囲を越え
た場合に、これらのセンサーからの信号で暴走防止のた
めの保護処理回路17に入力し、ACサーボモートルを
停止させる。また、この外部保護装置18により主回路
電源をオフさせたり、さらに機械ブレーキを動作させる
等の、安全処置を行っている。一般にACサーボモート
ル1とエンコーダ2とACサーボモートル制御装置20
は汎用品として電機メーカが製作し、セットメーカはこ
れらの電機品を購入して機械設計を行い、電気、機械を
含めた全体システムに対しての外部保護システムを設置
する。
装置に使われているパワーモジュールの一実施形態の内
部回路図を示す。交流電源はR、S、T端子に接続され
ダイオード整流器43で交流から直流に変換される。端
子P−P1にはパワーモジュールの外部に図示しない限
流抵抗が接続され、またP1−N端子間には図示しない
平滑コンデンサが接続され、交流電源投入時の平滑コン
デンサに流れる突入電流を限流抵抗で制限する。平滑コ
ンデンサで平滑された直流電圧は、スイッチング素子S
u,Sv,Sw,Sx,Sy,Sz(パワートランジスタなど)と
ダイオードDu,Dv,Dw,Dx,Dy,Dzの逆並列回路が6
組で構成されたインバータ回路45に印加され、この各
スイッチング素子のベースまたはゲートをオン・オフ制
御することにより交流を出力し、出力端子U、V、Wに
接続された図示しないACサーボモートルを駆動する。
また、ACサーボモートルから回生されるエネルギー
は、P1−N間に接続された平滑コンデンサに蓄えら
れ、直流電圧が上昇した時に図示しないP1−BR端子
間に接続された放電抵抗と共に、回生制動回路44のス
イッチング素子がオンし、放電抵抗で回生エネルギーを
消費する。回生制動回路とインバータ回路の7個のスイ
ッチング素子のゲート入力は、パワーモジュールの外部
のドライバー回路から供給される。このゲート端子G
U、EU、GV、EV、GW、EWとGX、GY、G
Z、GB、Eは、後述する図17のパワーモジール22
に示すように、細いリード端子であり、狭いピッチで並
んでいる。これに対し、主回路端子は太いリード端子で
あり、並んだ間隔は広く開けられており、粉塵は通り抜
ける。主回路プリント基板はパワーモジュール22の端
子位置に合わせて、このリード端子が貫通し、半田付け
により電気的に接続される様になっており、主回路プリ
ント基板のゲート端子のリードピッチは、同様に狭くな
り、集積回路のリードピッチと全く同様に、粉塵、綿ボ
コリと共に結露した状態で通電すると、パワーモジュー
ルのゲート端子のリード間がショートを起こす事があ
る。
置の一実施形態の分解構造図である。22は図16で説
明したパワーモジュールで、冷却フィン21に取り付け
られている。19はロジックプリント基板で、23は主
回路プリント基板である。24はパワーモジュール22
と2枚のプリント基板19、23を覆っているカバーで
ある。カバーは通風孔39があけられており、装置内で
暖められた空気を自然空冷で外部に排出できる様になっ
ている。また正面に主回路プリント基板23に取り付け
られた主回路コネクタ26とロジックプリント基板19
に取り付けられた入出力コネクタ37とエンコーダコネ
クタ38を外部に出すための貫通孔40、41、42が
あけられている。
9で囲まれた枠内の構成部品を搭載したものを示してお
り、位置、速度、電流(トルク)等を制御演算する1個
のマイクロプロセッサ(CPU)31、ACサーボモー
トルの電流をアナログからデジタルに変換するA/Dコ
ンバータ32、ゲートアレイ33、ROM(Read Only
Memory)34、インターフェイスIC35、RAM(Ra
ndom Access Memory)36等の集積回路部品で構成され
ている。
変換するダイオード整流器43の出力のP−P1端子間
の限流抵抗、P1−N端子間に接続された平滑コンデン
サ25や、ACサーボモートル1の電流を検出する2個
の電流検出器11等の主回路部品が実装され、また、制
御電源回路を構成するスイッチングトランス27、およ
びスイッチング電源用IC29と、PWM制御演算から
出力された信号を28のドライバICで駆動するドライ
ブ回路、主回路とのインターフェイスをやり取りするイ
ンターフェイスIC30等が実装されている。このよう
に図17のロジックプリント基板19、主回路プリント
基板23には、各種の集積回路部品が実装されており、
これらIC、LSI、VLSI、ゲートアレイ、ASI
Cのリードピッチは、0.5〜0.8mm前後の高密度
パッケージが採用されている。
集積回路のリード端子が、粉塵、綿ボコリが付着し結露
することによって、隣接するリード端子どうしが、ショ
ートした場合についての動作を述べる。隣接するリード
端子どうしがショートする場合は、隣のリード端子がロ
ジック電源5V(ハイレベルのH電位に固定)であった
り、コモンの0V(ローレベルのL電位に固定)であっ
たり、別の信号ライン(H電位、L電位混在)であった
りするが、簡易的にロジック電源5V(H電位に固定)
と、コモンの0V(L電位に固定)ついて述べる。
ループの信号がコモンとなる0Vラインにショートした
場合についてその動作を検討する。図14で、加算点1
2−1〜12−3の−側のフィードバック信号である後
ろ向きの信号の位置フィードバック信号θf、速度フィ
ードバック信号Nf、電流フィードバック信号Ifがコ
モン電位の0Vラインにショートした場合は、指令信号
θref、Nref、Irefに対して実際の位置、速度、電流
(トルク)が、指令値どおりに追従するようフィードバッ
ク制御が働く。
ク信号θfが0Vラインにショートした場合では、実際
はその位置に達しているのに指令位置まで達していない
と判断して、加速する。しかし位置フィードバック信号
は0Vラインにショートしているため正規の位置はフィ
ードバックされず加速を続け暴走する。しかし、電流制
御ループが正常に動作していれば、ACサーボモートル
の電流は最大値以下に制限されており、外部保護装置1
8が動作してくれるので、ACサーボモートル1、エン
コーダ2やACサーボモートル制御装置20が破損する
事はない。
ク信号Nfが0Vラインにショートした場合では、実際
はその速度に達しているのに、指令速度まで達していな
いと判断して増速する。しかし速度フィードバック信号
は0Vラインにショートしているため正規の速度はフィ
ードバックされず増速を続け暴走となる。この場合も、
電流制御ループが正常に動作していれば、ACサーボモ
ートルの電流は最大値以下に制限され、ACサーボモー
トル1、エンコーダ2やACサーボモートル制御装置2
0が破損する事はない。
ク信号Ifが0Vラインにショートした場合では、実際
はその電流に達しているのに指令電流まで達していない
と判断して瞬時に増加する。しかし電流フィードバック
信号は0Vラインにショートしているため正規の電流は
フィードバックされず増加を続け瞬時に、最大電流を越
え、過電流となり、ACサーボモートルが加速する時間
もなく、過電流検出回路の保護動作を行い、インバータ
主回路のスイッチング素子はベース遮断し、ACサーボ
モートル制御装置20はトリップする。この時、パワー
モジュール22のスイッチング素子に流れる電流は、ス
イッチング素子の電流増幅率で決まる飽和電流まで大き
な電流が流れ、過電流検出回路が動作して遮断する。こ
の時、スイッチング素子の内部の温度は上昇しており、
内部温度が下がっていない状態で繰り返すと、熱疲労で
スイッチング素子が破損する。
時間は、実際の機械が移動するための加減速時間であ
り、この加減速時間はACサーボモートルの慣性モーメ
ントとモートル軸に換算した機械の慣性モーメントの和
に比例し、モートルトルクと負荷トルクの差に反比例す
る。したがって、機械の慣性モーメントが関係し、応答
性は遅い。また、前述のようにオーバーシュート、アン
ダーシュートの少ない安定な制御系を構成するために、
応答性は速い順に電流ループ、速度ループ、位置ループ
となる。したがって、位置ループ、速度ループの応答時
間は電流ループの応答時間より遅く設計している。この
ため、機械に加速度センサー、オーバー速度センサー、
稼動範囲を逸脱しないように稼動範囲の両端に取り付け
た右左のエッジセンサーで、時間的に遅れることなく検
出し保護する事ができた。例えばセットメーカは電気、
機械を含めた全体システムに対しての外部保護装置18
を製作し、機械側に設置された加速度センサー14、オ
ーバー速度センサー15、稼動範囲の両端に取り付け
た、右側エッジセンサーと左側エッジセンサー16で、
暴走防止を行い人命の安全を確保し、機械の保護を行う
ので、ACサーボモートルの保護を行う事ができた。
信号がHレベルとなる5Vラインにショートした場合に
ついてその動作を検討する。
る位置フィードバック信号θf、速度フィードバック信
号Nf、電流フィードバック信号Ifが、Hレベルの5
Vラインすなわち、正方向の最大値にショートした場合
は、指令信号θref、Nref、Irefに対して実際の位
置、速度、電流(トルク)が、指令値どおりに追従する
ようフィードバック制御が働く。
定位置に達しているのに正の最大位置がフィードバック
されるため、行き過ぎたと判断して、逆転方向に加速す
る。しかし、位置フィードバック信号はHレベルの5V
にショートしているため正規の位置はフィードバックさ
れず逆転方向に加速を続け暴走する。
令速度に達しているのに指令速度を越え、最大速度まで
達したと判断して減速し、さらに逆転方向に加速する。
しかし速度フィードバック信号は5Vラインにショート
しているため正規の速度はフィードバックされず、逆転
加速を続け暴走状態となる。しかし、フィードバック信
号が0Vラインにショートした場合と同様に、電流制御
ループが正常に動作していれば、ACサーボモートルの
電流は最大値以下に制限されており、 ACサーボモー
トル1、エンコーダ2やACサーボモートル制御装置2
0が破損する事はない。さらに、全体システムに対して
の外部保護装置18を製作し、機械側に設置された加速
度センサー14、オーバー速度センサー15、稼動範囲
の両端に取り付けた、右側エッジセンサーと左側エッジ
センサー16で、暴走防止を行い人命の安全を確保し、
機械の保護を行うので、ACサーボモートルの保護を行
う事ができる。
流に達しているのに、最大電流まで達していると判断し
て瞬時に減少し、逆極性側の負の最大電流を越えてなお
も増加する。しかし電流フィードバック信号は5Vライ
ンにショートしているため正規の電流はフィードバック
されず負側に増加を続け瞬時に過電流となる。これが繰
り返せば、熱疲労でスイッチング素子が瞬時に破損す
る。
−1および、回転位置センサー2−2とACサーボモー
トル制御装置20への出力線の断線検出は、実開昭62
−44262号公報に示されており、基準パルスと、こ
の基準パルスを反転した反転パルスの、両方出力したパ
ルスエンコーダを使用し、 ACサーボモートル制御装
置の受信側で、両者のパルスの排他的論理和で断線検出
する事が行われていた。これにより、エンコーダ2とA
Cサーボモートル制御装置20とのエンコーダ出力線の
断線は、断線すると共に瞬時に検出するので、機械が暴
走する事はありえない。
3から前向きのループ側で、Lレベル、Hレベルにショ
ートした場合について述べる。
力がLレベルにショートした場合、速度指令Nref、電
流指令Irefがゼロとなる。位置制御演算部3の出力が
ショートした場合では、ACサーボモートルの速度は減
速し停止する。また、速度制御演算部5の出力がショー
トした場合では、ACサーボモートルはフリーランとな
り、破損する事はない。
指令Nref、電流指令IrefがHレベルとなる。位置制御
演算部3の出力がショートした場合には最高速度で運転
し、速度制御演算部5の出力がショートした場合では最
大電流が流れACサーボモートルは加速するが外部保護
装置18が働き保護できる。
レベルにショートした場合を考える。電流制御部7の出
力がLレベルにショートであればフリーランとなるが、
Hレベルにショートした場合では電圧指令が最大とな
り、電流は最大電流を越え、過電流となりトリップす
る。この時、スイッチング素子の内部の温度は上昇して
おり、内部温度が下がっていない状態で繰り返すと、熱
疲労でスイッチング素子が破損する。
ピン間短絡した場合には、通常PWM信号は上アームス
イッチング素子と、下アームスイッチング素子が交互に
オン、オフを繰り返しており、短絡するとインバータ回
路の平滑コンデンサ間を短絡するアーム短絡となり、こ
の場合も繰り返すと熱疲労でスイッチング素子が破損す
る。
がプリント基板上で集積回路のリード端子が、粉塵、綿
ボコリが付着し、結露した結果、ショートしてもACサ
ーボモートルは最大電流以下に制御されており、パワー
モジュールは破損する事はない。プリント基板が乾燥す
れば再び正常に動作する事もある。しかし、電流制御ル
ープで、集積回路のリードが、粉塵、綿ボコリが付着
し、結露した結果、瞬時に最大電流を越えるので、これ
を繰り返せばパワーモジュールは熱疲労により破損す
る。このため、電流制御ループだけがパワーモジュール
破損に対して最も敏感であり、環境の悪い場所に設置さ
れて結露した場合には破損の危険性が十分にあり得る。
れば、パワーモジュールの上にプリント基板が搭載され
ており、またエポキシ等で固められていないため、IC
等のリード端子間に粉塵、綿ボコリが付着して結露する
可能性がある。このため、リードピッチの狭い部分はシ
ョートする事に対して保護が十分でなかった。また、特
開平9−229972号公報によればマイクロプロセッ
サCPUで位置制御、速度制御、電流制御を処理してお
り、電流フィードバックデータが他のループのデータバ
スの中を走るため、粉塵、綿ボコリがマイクロプロセッ
サCPU、A/Dコンバータあるいはプリント基板上に
付着して結露した場合には、リード端子のピッチ、ある
いはプリント基板上の導体パターン間の間隔が狭い部品
であるためショートしてしまう。このことに対して何ら
考慮されていなかった。
製作現場や加工現場の近くに、ACサーボモートル制御
装置が収納された制御盤が設置される。制御盤の中に粉
塵、綿ボコリが中に入らないように防塵構造にしても、
定期点検や定期検査で制御盤のドアを開けることにな
り、長期間の運転に入れば制御盤内のACサーボモート
ル制御装置のロジック基板や、主回路基板には粉塵、綿
ボコリが付着してくる。また湿度の高くなる梅雨時期で
はプリント基板は結露することがあるので、このような
場合でもACサーボモートル制御装置が破損する等の復
帰できない故障をなくし、高信頼性製品を作り上げる事
にある。
損しなければ、仮に機械の動作に異常が発生しても、外
部保護回路で安全性は確保される。結露が乾燥すれば、
また正常に動作するので、外部保護動作が働いた場合に
は、粉塵、綿ボコリの付着をとって、清掃してもらえば
また元のように正常に動作する事ができる。
手段として 電流検出器から加算点までのフィードバックの後向
きのループの導電部分を、外部の雰囲気に触れることな
く密封する。その一つの方法として、エポキシ樹脂など
の樹脂でモールドして作られるパワーモジールの中に実
装し、粉塵、綿ボコリの付着する外部に露出しないよう
に密封する。このため、電流検出器をパワーモジュール
の内部で検出するようにする。
素子のゲート端子まで、前向きのループの導電部分を、
外部の雰囲気に触れることなく密封する。その一つの方
法として、エポキシ樹脂などの樹脂でモールドして作ら
れるパワーモジールの中に電流制御の加算点から、スイ
ッチング素子のゲート端子まで、前向きのループの導電
部分を実装し、粉塵、綿ボコリの付着する外部に露出し
ないように密封する。このように密封することにより、
ゲート端子GU、EU、GV、EV、GW、EWとG
X、GY、GZ、GB、Eの端子は、パワーモジュール
内部の信号として扱えるので、これらの端子をパワーモ
ジュールから出てくる端子として設けなくてもよくな
る。したがって従来狭いピッチで立っていたゲート端子
及びこれに対応するプリント基板に狭いピッチでリード
端子を設ける必要が無くなり、粉塵、綿ボコリによりシ
ョートする問題がなくなる。
御、インターフェイス処理を1個のマイクロプロセッサ
に集中する集中制御では、電流ループの分離は不可能で
ある。そこで本発明では、電流ループと、それ以外の位
置制御、速度制御、インターフェイス処理を2個所に分
けて分散処理を行う。このため電流フィードバックを含
む電流制御ループを、別の副マイクロプロセッサで構成
して、共にエポキシ樹脂などの樹脂でモールドして作ら
れるパワーモジールの中に実装する。
クロック信号は共通化せず、分散化のためそれぞれ個別
に所有する。
ものとして、パワーモジュールの制御信号用入出力端子
を少なくするために、主マイクロプロセッサとパワーモ
ジュール内の副マイクロプロセッサ間で、シリアル通信
による信号の授受を行い、入出力端子が最小となるよう
にする。そして、その入出力はリード端子間がショート
しても、パワーモジュールが破損しない信号の所、すな
わち、電流指令(Iref)で分離するようにしたものがあげ
られる。なお、電流指令には電流指令リミッタを設け、
過大電圧が入力しても最大電流値以下になるようにす
る。
ものとして、磁極位置データは、エンコーダから出力さ
れた信号を主マイクロプロセッサで受信し、シリアル通
信でパワーモジュールに転送するものがあげられる。電
流制御ループの副マイクロプロセッサの制御演算周期
は、位置、速度、インターフェイス処理の周期より早く
演算するので、磁極位置データは、副マイクロプロセッ
サで、主マイクロプロセッサの周期より速い演算周期の
補間を行い、電流制御を行うようにする。
回路に電流制御ループを有するものに広く適用できる
が、以下簡単のために、まずACサーボモートル制御装
置の一実施形態を例にとって詳しく説明する。
を図1に、パワーモジュール122の内部構成図を図2
に示す。1はACサーボモートル、2はACサーボモー
トルに内蔵されたエンコーダで、エンコーダ2は磁極位
置センサー2−1と回転位置センサー2−2を持ってい
る。
U)で、ACサーボモートル1の位置制御、速度制御や
外部インターフェイスとのやり取りを行う。外部インタ
ーフェイス回路68にはアナログ入出力インターフェイ
ス(AIO)69および、デジタル入出力インターフェ
イス(DIO)70と、シリアル通信インターフェイス
(SIO)67、エンコーダ2から、磁極位置センサー
2−1と回転位置センサー2−2の信号を入力するエン
コーダインターフェイス回路66が有る。また主マイク
ロプロセッサ31−2の周辺にはROM( Read Only M
emory)34、 RAM(Random Access Memory)36、
不揮発性メモリ(EEPROM)58等がある。スイッ
チング電源回路65は外部から制御電源を入力し、主マ
イクロプロセッサ31−2等のロジック電源やアナログ
回路の制御電源、エンコーダに供給するエンコーダ電源
と、パワーモジュール122のロジック回路に供給する
パワーモジュールロジック電源15Vを供給する。な
お、デジタル入出力インターフェイス70、シリアル通
信インターフェイス67はノイズ対策のため、主マイク
ロプロセッサ31−2のロジック回路と絶縁されてい
る。また、パワーモジュールロジック電源15V、0V
はインバータ回路からのN電位と同一のコモンとなって
おり、他の電源とは電気的に絶縁されている。主マイク
ロプロセッサ31−2とパワーモジュール122との信
号の授受はシリアル通信で行い、シリアル通信同期クロ
ックSCK、第一のシリアルデータRXDを主マイクロ
プロセッサ31−2からインバータゲート59を通し
て、パワーモジュール122へ送信し、パワーモジュー
ル122から主マイクロプロセッサ31−2には、第2
のシリアルデータTXDがシリアル通信同期クロックS
CKに同期して、インバータゲート59を通って受信さ
れる。これらのシリアルデータはパワーモジュール内
で、フォトカプラ63で電気的に絶縁されて信号が伝送
される。
BR端子に接続されている平滑コンデンサ25、限流抵
抗48、放電抵抗49はパワーモジュール外部で主回路
の一部を構成している。
で説明する。
れ、ダイオード整流器43で交流から直流に変換され
る。
れ、またP−N端子間には平滑コンデンサ25が接続さ
れ、交流電源投入時の平滑コンデンサ25に流れる突入
電流を限流抵抗48で制限する。平滑コンデンサ25に
充電された後、限流抵抗48を短絡するためにサイリス
タ50を点弧し、導通状態にする。平滑コンデンサ25
で平滑された直流電圧は、スイッチング素子Su,Sv,S
w,Sx,Sy,SzとダイオードDu,Dv,Dw,Dx,Dy,Dzの
逆並列回路を6個用いてインバータ回路45を構成し、
出力端子U、V、Wに接続されるACサーボモートル1
を駆動する。
エネルギーは、一旦、P−N間に接続された平滑コンデ
ンサ25に蓄えられ、直流電圧がある一定の電圧まで上
昇した時に、回生制動回路44のスイッチング素子がオ
ンされて、P−BR端子間に接続された放電抵抗49に
より消費される。
1、R2で分圧して検出し、V/Fコンバータ54で電
圧/周波数変換し、副マイクロプロセッサ31−1に入
力し、その周波数の周期を測定して周波数を求め、 V
/Fコンバータ54の電圧/周波数関係と抵抗R1、R
2の分圧比の関係より直流電圧を知る。副マイクロプロ
セッサ31−1は、直流電圧がある一定の電圧まで上昇
した時、回生制動用ドライブ回路60にオン信号を送り
回生制動回路44のスイッチング素子を導通させる。回
生エネルギーが放電抵抗49で消費し、P−N間電圧が
下がれば、副マイクロプロセッサ31−1は回生制動用
ドライブ回路60にオフ信号を出力する。
タ回路45のN側の電流検出用シャント抵抗SH1、S
H3のそれぞれの両端電圧で検出する。この電圧は増幅
器52−1、52−2で増幅されて、2個のサンプルホ
ールド付きA/D(アナログ/デジタル)コンバータ3
2−1、32−2で、同時タイミングでデジタル信号に
変換される。このデジタルデータは、交互に、D形フリ
ップフロップ57を通して副マイクロプロセッサ31−
1にシリアル転送し入力する。これらのA/D変換タイ
ミング、データセレクト、シリアル同期クロック信号の
出力は、副マイクロプロセッサ31−1が行う。 副マイクロプロセサ31−1は主マイクロプロセッサ3
1−2から送られた電流指令データIrefと2個のA/
Dコンバータ32−1、32−2で検出した値から演算
して、電流フィードバックIfとの差(Iref−If)を
演算し、電流制御演算、PWM制御演算を行い、ドライ
バーIC28へ6個分のPWM信号を出力する。ドライ
バーIC28では、インバータ回路の6個のスイッチン
グ素子のゲート信号のレベル変換を行い、インバータ回
路45のスイッチング素子を駆動する。
ンバータ直流電圧P−N間の過電圧検出OV、P−N間
の不足電圧検出UV、インバータの電流検出用シャント
抵抗SH1、SH2、SH3による上下アーム間の過電
流OC、スイッチング素子付近の温度上昇検出によるス
イッチング素子過熱OHを検出して副マイクロプロセッ
サ31−1へ出力する。副マイクロプロセッサ31−1
はこれらの検出に対し、ドライバーIC28に対しPW
M信号を緊急遮断してフリーランさせ、その後、主マイ
クロプロセッサ31−2へアラーム内容を報告する。不
揮発性メモリ58は、ACサーボモートル1の巻線抵
抗、インダクタンス、誘起電圧定数、出力、定格および
最大回転数、最大トルク、極数およびエンコーダ分解能
や電流制御の比例、積分定数等を、電源をオフした時に
おいても記憶しておくために用いられ、つぎの電源オン
時、これらのデータを読み込んで通常制御に使用する。
は、シリアル通信同期クロックSCKと第一のシリアル
データRXDを、フォトカプラ63で電気絶縁して受信
する。またアラームデータ、ステータスモニタ等の第2
のシリアルデータTXDを、シリアル通信同期クロック
SCKに同期してインバータゲート59、フォトカプラ
63を通して送信する。
リアル通信同期クロックSCKが“L”レベルに固定し
た場合、その時間を測定して異常を検出し、インバータ
回路の出力を遮断する。また、制御電源異常検出回路7
2は、パワーモジュール内制御電源15V、5V、0V
に異常が生じた場合、副マイクロプロセッサ31−1が
リセットされインバータ回路45、回生制動回路44の
7個のスイッチング素子を遮断状態にする。
サーボモートル制御装置の制御ブロック図を示す。
ック図に対して異なるところは、パワーモジュール12
2に含まれる電流制御系と、119の枠内に含まれる速
度、位置制御系の2つに分散処理している事である。主
マイクロプロセッサ31−2では119の枠内の位置制
御3、速度制御5の演算、位置カウンタ4、速度演算回路
6、磁極位置演算回路9の処理を行い、電流指令Ire
f、磁極位置信号データを等をシリアル通信でパワーモ
ジュール122ヘ転送する。
プロセッサ31−1では、電流制御7、PWM制御8、
電流検出回路10、電流指令リミッタ71で、ACサー
ボモートル1の電流制御ループの制御を分担する。そし
て、インバータ主回路13のスイッチング素子を駆動す
る。また、アラーム・ステータスモニタ回路46などの
モニタデータを主マイクロプロセッサ31−2に送信す
る。
ムチャートを説明する。
路45の出力のU相モートル電流を示したものである
(電流の正方向は図1のIuの矢印を参照)。モートル電
流検出用シャント抵抗SH1は下アームスイッチング素
子とN端子の間に挿入されている。U相モートル電流の
正の半サイクルの下アームのスイッチング素子がオンす
るタイミングでは、下アームのスイッチング素子には電
流は流れず、これと並列に接続されたダイオードに電流
が流れ、この時電流検出用シャント抵抗SH1にはN側
から上向きに電流が流れる。また、U相モートル電流の
負の半サイクルの下アームのスイッチング素子がオンし
たタイミングでは、下アームのスイッチング素子に電流
が流れ、この時電流検出用シャント抵抗SH1にはN側
へ下向きに電流が流れる。この電流検出用シャント抵抗
SH1の両端電圧を図4のb)に示す。この両端電圧
は、増幅器52−1で増幅されてA/Dコンバータ32
−1に入力される。A/Dコンバータはサンプルホール
ド回路が内蔵されており、図4のc)はそのA/Dコン
バータ32−1の内部のサンプルホールド回路出力波形
を示したものである。なお、上記はU相について述べた
が、W相についても同様である。図4から分かるよう
に、モートル電流は下アームの電流検出用シャント抵抗
でサンプルホールドする事で検出する事ができる。
タ電流検出タイムチャートについて、図2のパワーモジ
ュール内部構成図より説明する。
1からA/Dコンバータ32−1、32−2に、A/D
変換開始信号CONVを出力した波形を示したものであ
る。CONV信号は、PWM信号を作るキャリア周波数
に同期して出力され、立ち上がり信号でA/Dコンバー
タ32−1、32−2は増幅器52−1、52−2の信
号を同時にサンプルホールドする。そして、サンプルホ
ールド完了と共にA/D変換を開始する。A/D変換中
の場合には図5のb)に示すように、A/Dコンバータ
32−1、32−2よりBUSY信号が出力され、両者
の信号をORゲート56で論理和を取り、副マイクロプ
ロセッサ31−1に変換中である事を送信する。変換が
完了するとBUSY信号はLレベルとなり、副マイクロ
プロセッサ31−1は各A/Dコンバータよりデータを
受け取るために、セレクト信号SEL1(A/Dコンバ
ータ32−1を選択信号)、SEL2(A/Dコンバー
タ32−2を選択信号)を交互に図5のc)、d)に示
すように与える。つぎに、副マイクロプロセッサ31−
1は同期クロック信号SCLKを出力し、前述のセレク
ト信号とANDゲート55で論理積を取り、各A/Dコ
ンバータに送る。A/Dコンバータ32−1、32−2
は同期クロック信号SCLKに同期して、図5のf)、
g)に示すように、デジタルに変換された電流データ
を、シリアル信号でD形フリップフロップ57に送り、
タイミングを合わせて副マイクロプロセッサ31−1の
SDATA端子に出力する。デジタルに変換された電流
データは、セレクト信号SEL1、SEL2で選択さ
れ、U相電流データ、W相電流データの順に図5のh)
のように入力されデータ転送が完了する。
ッサ間のシリアル通信タイムチャートを、図1より説明
する。主マイクロプロセッサ31−2での速度制御演算
周期をtasr、副マイクロプロセッサ31−1の電流制御
演算周期をtacrとすると、電流制御演算tacrの方が早い
処理をしている。これについては、前に述べた。また、
主マイクロプロセッサ31−2と副マイクロプロセッサ
31−1のシステムクロックは分散処理を行うため、別
々の水晶発振器で動作させており、それぞれの処理は非
同期方式である。主マイクロプロセッサ31−2から副
マイクロプロセッサ31−1へシリアル通信同期クロッ
クSCKは図6のa)のように出力される。データ伝送
していない時は、Hレベルで待機状態であり、発振状態
の時にシリアル通信同期クロックSCKに同期して、図
6のb)の第一のシリアルデータRXDが送られる。
は、前述した電流検出用A/Dコンバータ32−1、3
2−2に、図6のc)のようにA/D変換開始信号CO
NVをキャリア周波数に同期して出力している。主マイ
クロプロセッサ31−2から送られた電流指令Irefや、
ACサーボモートルの磁極位置データは、データ転送す
るために転送時間がかかり、図6では遅れ時間tdで示し
ている。したがって、副マイクロプロセッサ31−1で
反映されるデータ更新は、遅れ時間td後となる。電流指
令データIrefでは図6のd)に示すようにtd時間遅れ、
副マイクロプロセッサ31−1の電流制御演算周期tacr
は、データ更新されるまで同じデータが使用される。
プロッセッサ31−2よりtasr間隔で更新されているの
で、副マイクロプロセッサ31−1の電流制御演算周期
tacrに計算し直す必要がある。図6のe)では、磁極位
置データは、主マイクロプロッセッサ31−2よりデー
タ更新されるまで、同じデータで使用されるのでなく、
図中、の直線で補間して求める。具体的には時間t1-0
においてデータ更新された時、前回のt0-0と今回のt1-0
のデータを結んだ直線を延長し、各時間t1-1,t1-2,t1-3
の黒丸で図示されているようにデータを補間して制御す
る。同様に時間t2-0においてデータ更新された時、前回
のt1-0と今回のt2-0のデータを結んだ直線を延長し、各
時間t2-1・・・・・で図示されているように補間して制御す
る。
は常に回転しているので、加速、減速している時にも、
前回と同じ傾斜で加減速しているとして、きめ細かに制
御すれば、より滑らかに運転することができる。
置信号のフィードバックはパワーモジュールで側ではな
く、速度、位置制御側にフィードバックしており、パワ
ーモジュールとシリアル通信で最小限のI/O端子数で
構成しているので、粉塵、綿ボコリの付着や、腐食に対
しても、信頼性が大きく向上している。
ロセッサ31−1の演算周期に変換するための演算時間
遅れを表した値である。
サーボモートル制御装置の分解構造図を示す。
ードバックループの後向きのループ、前向きのループ、
電流指令リミッタ等、副マイクロプロセッサ31−1や
ドライバーIC28、電流検出用A/Dコンバータ32
−1、32−2が内蔵されている。その内部構成は図2
に示すとおりである。このパワーモジュールは冷却フィ
ン21に取り付けられており、発生した熱を冷却フィン
により、自然空冷で外部へ放熱できる様になっている。
プリント基板119は主マイクロプロセッサ31−2、
ROM34、RAM36、シリアル通信インターフェイ
ス67不揮発性メモリ58、アナログ入出力インターフ
ェイス69等のIC、LSIや平滑コンデンサ25、ス
イッチングトランス27、交流電源およびモートル出力
接続用主回路コネクタ26、入出力用コネクタ37、エ
ンコーダコネクタ38等実装されている。これらの部品
は図2に示すパワーモジュール122を除いた部分で、
位置、速度制御演算を行っている。124はパワーモジ
ュール122とロジックプリント基板119を覆ってい
るカバーである。カバーは通風孔139があけられてお
り、装置内で暖められた空気を自然空冷で外部に排出で
きる様になっている。また正面にロジックプリント基板
119に取り付けられた主回路コネクタ26と入出力コ
ネクタ37、エンコーダコネクタ38を外部に出すため
の貫通孔140、141、142があけられている。こ
のように、パワーモジュール122にはリードピッチの
狭いIC、LSI、ゲートアレイ等を含む電流制御ルー
プが内蔵され、外部の雰囲気に触れることのないよう
に、密封されている。
Cサーボモートル制御装置のパワーモジュールの構造を
示す。パワーモジュール122は放熱を兼ねた金属ベー
ス75を用い、その上に図示していない絶縁層を形成し
てから、その上にスイッチング素子とダイオードからな
るインバータ主回路45および電流検出用シャント抵抗
SH1〜SH3、回生制動回路44、ダイオード整流器
43、サイリスタ50、分圧抵抗R1、R2などを実装
し、さらにパワーモジュールロジックプリント基板73
を中に実装している。図8には、部品の配置を破線で示
している。さらに、これらをモールド樹脂または相当品
で絶縁封止を行ったものである。このパワーモジュール
ロジックプリント基板73には、図2のパワーモジュー
ル64の枠内に示す部品が実装されている。また、モー
ルド樹脂上に出ている端子には、図2の122の枠にあ
る端子に付されている符号と同じ符号が付してある。そ
して、このモジュール122は取付穴74により、イン
バータ装置の冷却フィン21に取り付けられて使用され
る。
ACサーボモートル制御装置の制御ブロック図を示した
ものである。パワーモジュール122の電流制御ループ
は図3と同一であるが、ロジックプリント基板119が
位置制御、速度制御でなく、トルク制御構成となってい
る。
モートルのトルク制御が必要になる。図9はACサーボ
モートルのトルク指令Trefを、主マイクロプロセッサ
31−2から副マイクロプロセッサ31−1にシリアル
通信で転送し、パワーモジュール122で電流制御を行
なっている。
でACサーボモートルのロータの磁極位置を検出する磁
極位置センサー2-1と、ACサーボモートルの回転位
置を検出する回転位置センサー2-2を、複合的に合わ
せ持ち、ACサーボモートルに内蔵されている。7は電
流制御、8はPWM(Pulse Width Modulation)制御
演算部で、それぞれ前向きのループを構成している。1
1はACサーボモートル1の電流を検出する電流検出器
でインバータ主回路の下アームから電流を検出してい
る。この信号は10の電流検出回路に送られ、12−3
の加算点で負帰還フィードバックされ、後ろ向きループ
の電流フィードバックを構成している。この詳細は図4
〜6と同様であり、説明を省略する。6は速度演算回路
でACサーボモートル1の速度を監視している。9はA
Cサーボモートル1のロータの磁極位置センサー2-1
と回転位置センサー2-2を入力して磁極位置を演算す
る磁極位置演算回路である。79は暴走防止回路で、比
較回路80、リミッタ回路81で構成される。リミッタ
回路81の特性は図10で示すトルク−速度特性で、ト
ルク制御範囲である回転数N1からN2区間であれば出
力Tbはゼロであり、トルク指令Trefとの加算点12−
4には何ら影響を与えない。
さく、例えば巻取機の張力制御中、材料切れして巻取機
が暴走状態のときに、回転数N1からN2の範囲外とな
った時、比較回路80が動作し、比例制御の速度制御に
切り替わり、速度リミッタとして動作し、暴走防止を行
なう。
態である速度センサーレスべクトルインバータの制御ブ
ロック図である。84は誘導電動機であり速度センサー
は不付きである。パワーモジュール122には電流制御
ループが2ループあり、トルクに寄与する電流のトルク
電流制御と、これに直交する磁束電流制御で7−1、7
−2で演算される。8−1はトルク電流制御と磁束電流
制御の出力をベクトル合成してPWM制御を行なうベク
トル合成PWM制御回路で、13のドライバ、制御電源
回路とインバータ主回路に送られる。電流検出は図9と
同様であるが、電流フィードバックはトルク電流成分It
fと磁束電流成分Imfの直交成分の直流量に変換される。
それぞれの直流フィードバック電流は、加算点12−
3、12−5で電流指令リミッタ71からの出力の2つ
の電流指令、即ちトルク電流指令Itと磁束電流指令Imと
比較されて負帰還制御を構成される。これらの制御は副
マイクロプロセッサ31−1で行なわれ、ロジックプリ
ント基板119からの主マイクロプロセッサ31−2の
指令で動作する。磁束制御回路83の入力の一次角周波
数ω1はパワーモジュール122のトルク電流制御7−
1の出力より検出し、シリアル通信で転送される。ω1
は磁束制御回路83で磁束電流指令Imを演算して、再び
パワーモジュール122へシリアル通信で転送する。一
方すべり角周波数演算回路82ではパワーモジュール1
22で、電流検出回路10−1より出力されたトルク電
流フィードバックItfをシリアル通信で転送し、トルク
電流フィードバックItfに比例したすべり角周波数ωsを
出力し、一次角周波数ω1との差をとり、速度フィード
バックωr=ω1−ωsを演算する。加算点12−6で速
度指令ωrefと速度フィードバックωrの差演算を行な
い、5−1で速度制御演算が行なわれる。この出力はト
ルク電流指令Itとして、シリアル通信でパワーモジュー
ル122に転送され、速度センサーレスベクトル制御が
構成される。
源側コンバータ制御装置のパワーモジュール内部構成図
を示したものである。電源投入時、電源からの電流は交
流電源R,S,Tより限流抵抗RS、高調波吸収リアク
トルACL0、電源協調リアクトルACL1を通って、
電源側コンバータ主回路151のダイオードより整流さ
れ平滑コンデンサ25を充電する。平滑コンデンサ25
に充電完了後、電磁接触器Mgがオンして、以後電磁接
触器Mgを通してパワーを供給する。
ッチング素子Su,Sv,Sw,Sx,Sy,Szが、ゲート端子
GU、GV、GW、GX、GY、GZからオン・オフ信
号を受けてPWMスイッチングを開始し、P−N間出力
電圧が一定電圧になるよう昇圧制御を行ない、電力を電
源側R、S、Tから負荷側P、Nに供給する。また、逆
に負荷側P、Nから電源側コンバータ主回路151を通
してR、S、T側へ電力が回生された場合でも、P−N
間電圧が一定電圧になるよう、回生された電力を電源に
戻す、すなわち回生動作を行うものである。
1、T-1の交流側電流を変流器CTで検出し、電流フィ
ードバックを行なっていたが、本実施例では図2と同
様、電源側コンバータ主回路151のN側の電流検出用
シャント抵抗SH1、SH3のそれぞれの両端電圧で検
出する。電流検出については図4のタイムチャート、図
5のA/Dコンバータ電流検出タイムチャートと同様で
あり、パワーモジュール150に電流フィードバック回
路が内蔵されている。なお、ACサーボモートルではエ
ンコーダより磁極位置検出を主マイクロプロセッサ31
−2で行なっていたが、それに替わるものとして電源電
圧位相を主マイクロプロセッサ31−2で行い、副マイ
クロプロセッサ31−1で補間して求めることは同様で
ある。
源側コンバータ制御装置の全体構成図を示したものであ
る。負荷としてはACサーボモートル制御装置155、
ACサーボモートル1が接続され、P−N間直流電圧が
一定電圧に制御されている。図13で、既に説明したA
Cサーボモートルの場合は、エンコーダフィードバック
により、速度、位置をフィードバックしていたが、電源
側コンバータ制御装置では、電源側コンバータ主回路1
51の出力である平滑コンデンサ25の両端電圧をフィ
ードバックしている。
力を三相交流とするACサーボモートル制御装置で説明
したが、単相交流あるいは、単相、三相混在であって
も、三相を越える多相交流であっても同様の制御装置で
有れば、本発明を同様に適用できる。またACサーボモ
ートル制御装置でなくても電流制御と他の速度制御など
が混在している制御系を有するインバータ装置に同様に
適用できる(ACサーボモートル制御装置も一種のイン
バータ装置である)。またダイオード整流器43が不要
の直流受電であっても本発明を同様に適用できる。ま
た、インバータ回路45をチョッパ回路に置き換えた直
流出力で直流電動機を駆動するであっても本発明を同様
に適用できる。
実施例を示すものであって、これに限定されることはな
く発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能なことは言う
までもない。
度の高い環境でその大きな効果を発揮するが、このよう
な厳しい環境でなくても長期間の使用によって導体間の
絶縁は劣化してくるものを本発明によって防止すること
ができ、したがって一般の環境に広く本発明を適用する
ことが出きる。
御系が誤動作を起こしたとき、重大な事故などにつなが
るので、この部分の信頼性を向上することが重要である
ことを説明してきたが、以上の実施例によれば次の効果
も奏する。即ち位置又は速度のフィードバック制御ルー
プは、ユーザなどの要求を入れた制御方法に変更したり
制御の制御方法(例えばベクトル制御におけるオートチ
ューニングの方法など)などに変更が生じると、図1に
示した記憶手段であるROM34やEEPROM58の
記憶内容やその他の制御回路構成を変える必要が生じ
る。これに対し電流制御制御系や主回路はこのような変
更が発生することがほとんどない。したがって電流制御
系のみで一体化、あるいは電流制御系と主回路を一体化
してひとまとまりにしてモジュール化しておけば、電流
制御系の上位で変更が生じても、電流制御系は共通に使
用でき、従って量産化に適するようになるという効果が
ある。
であるが全体を管理、使い勝手などの機能を重視するソ
フトウェアを受け持つ上位専用CPUと、電流制御の高
速応答を実現する高速タスクのソフトウェアを受け持つ
電流制御専用CPUとを設けて、しかも上位専用CPU
部分とは別にして電流制御専用CPUが受け持つ電流制
御ループ内の処理をモジュール化し、上記上位専用CP
Uと電流制御専用CPUとの間をシリアルデータ伝送し
ている。このシリアルデータ伝送部分は、従来の三相交
流モータ用の各相データ(3相データ)から、ベクトル
制御の内部信号として得られるDCデータ(一般には励
磁分(d軸)とトルク分(q軸)であるd−q軸2相、
但し永久磁石形同期モータの場合は励磁分を制御しない
のでId=0でありq軸1相分のみにできる)としてデー
タ数を少なくし、しかも電動機の磁極位置検出側で検出
して上記DCデータと共にシリアル伝送することができ
る。従って上記実施例によれば電流制御系が纏められた
モジュールと上位専用CPUとのデータ伝送のインター
フェースが非常に単純化され、データ伝送の信号本数が
少なくなる効果があり、また、これら上位専用CPUが
ある上位部分と、電流制御専用CPUがあるモジュール
部分との電気絶縁が容易に行えるという効果もある。こ
れは、例えば制御装置122の一部分を一体化してモジ
ュール化する場合に、他の部分(例えば位置制御系と速
度制御系の間)でインターフェースを形成するのに比
べ、より有利になる。
フィードバックループの前向きループ、後ろ向きループ
の、信号導電部分が外気に触れる事がないので、隣のリ
ード端子とショートすることがない。また電流指令に電
流リミッタが設けられているので、指令入力端子に過大
入力やショートが生じても電流指令は最大値以下に制限
され、インバータ回路のスイッチング素子が破損するこ
とがない。このため、製品信頼性は大きく向上する。
トル制御装置の全体構成図。
トル制御装置のパワーモジュール内部構成図。
トル制御装置の制御ブロック図。
チャート。
リアル通信タイムチャート。
トル制御装置の分解構造図。
トル制御装置のパワーモジュールの構造。
トル制御装置の制御ブロック図
度トルク特性図
レスべクトルインバータの制御ブロック図
ータ制御装置のパワーモジュール内部構成図
ータ制御装置の全体構成図
の制御ブロック図。
制御装置のパワーモジュール内部回路図。
制御装置の分解構造図。
極位置センサー、2−2…回転位置センサー、3…位置
制御演算部、4…位置カウンタ回路、5…速度制御演算
部、5−1…速度制御演算部、6…速度演算回路、7…
電流制御演算部、7−1…トルク電流制御演算部、7−
2…磁束電流制御演算部、8…PWM制御演算部、8−
1…ベクトル合成PWM制御演算部、9…磁極位置演算回
路、10…電流検出回路、10−1…電流検出回路、1
1…電流検出器、12−1,12−2,12−3,12
−4,12−5,12−6,12−7…加算部、13…
ドライバ、制御電源回路及びインバータ主回路、14…
加速度センサー、15…オーバー速度センサー、16…
右、左側エッジセンサー、17…保護処理回路、18…
外部保護装置、19…ロジックプリント基板、20…A
Cサーボモートル制御装置、21…冷却フィン、22…
パワーモジュール、23…主回路プリント基板、24、
124…カバー、25…平滑コンデンサ、26…主回路
コネクタ、27…スイッチングトランス、28…ドライ
バIC、29…スイッチング電源IC、30…主回路イ
ンターフェイスIC、31…マイクロプロセッサ、31
−1…副マイクロプロセッサ、31−2…主マイクロプ
ロセッサ、32…A/Dコンバータ、32−1…U相A
/Dコンバータ、32−2…W相A/Dコンバータ、3
3…ゲートアレイ、34…ROM、35…インターフェ
イスIC、36…RAM、37…入出力コネクタ、38
…エンコーダコネクタ、39…通風孔、40…主回路コ
ネクタ貫通孔、41…入出力コネクタ貫通孔、42…エ
ンコーダコネクタ貫通孔、43…ダイオード整流器、4
4…回生制動回路、45…インバータ回路、46…アラ
ーム・ステータスモニタ回路、47…クロック同期信号
異常検出回路、48…限流抵抗、49…放電抵抗、50
…サイリスタ、51…温度検出器、52−1…増幅器
1、52−2…増幅器2、53…保護回路、54…V/
Fコンバータ、55…ANDゲート、56…ORゲー
ト、57…D形フリップフロップ、58…不揮発性メモ
リ、59…インバータゲート、60…回生制動用ドライ
ブ回路、61…サイリスタドライブ回路、62…ロジッ
ク電源回路、63…フォトカプラ、64…パワーモジュ
ール内部制御回路、65…スイッチング電源回路、66
…エンコーダインターフェイス回路、67…シリアル通
信インターフェイス回路、68…外部インターフェイス
回路、69…アナログ入出力インターフェイス回路、7
0…デジタル入出力インターフェイス回路、71…電流
指令リミッタ、72…制御電源異常検出回路、73…パ
ワーモジュールロジックプリント基板、74…取付穴、
75…金属ベース、79…暴走防止回路、80…比較回
路、81…リミッタ回路、82…すべり角周波数演算回
路、83…磁束制御回路、84…誘導電動機、119…
ロジックプリント基板、120…ACサーボモートル制
御装置、122…パワーモジュール、139…通風孔、
140…主回路コネクタ貫通孔、141…入出力コネク
タ貫通孔、142…エンコーダコネクタ貫通孔、150
…パワーモジュール、151…電源側コンバータ主回
路、152…パワーモジュール内部制御回路、153…
電源側コンバータ制御回路、155…ACサーボモート
ル制御装置、R1〜R3…抵抗、SH1〜SH3…電流
検出用シャント抵抗、Mg…電磁接触器、Rs…限流抵
抗、ACL0…高調波吸収リアクトル、ACL1…電源
協調リアクトル、C0…高調波吸収コンデンサ、Du,D
v,Dw,Dx,Dy,Dz…ダイオード、Su,Sv,Sw,Sx,S
y,Sz…スイッチング素子。
Claims (8)
- 【請求項1】電流指令に基づいて電動機の電流を制御す
る電流フィードバック制御ループを構成してインバータ
主回路に備わるスイッチング素子のゲートまたはベース
に駆動信号を供給する制御回路において、前記電動機の
電流検出点から該検出電流のフィードバック信号を電流
指令に加算する加算点までの後ろ向きループの信号導電
部分と、前記加算点から前記ゲートまたは前記ベース駆
動信号までの前向きループの信号導電部分とを、共に外
部の雰囲気に触れることなく密封したことを特長とする
電流制御回路。 - 【請求項2】前記電流フィードバック制御ループを構成
する電流制御系には前記電流指令の大きさを制限する電
流リミッタ回路が設けられ、該電流リミッタ回路を外部
の雰囲気に触れることなく前記後ろ向きループの信号導
電部分および前記前向きループの信号導電部分と共に密
封したことを特長とする請求項1記載の電流制御回路。 - 【請求項3】電流フィードバック制御ループを構成しス
イッチング素子を駆動する信号を供給する電流制御回路
において、電流フィードバック信号を電流指令に加算す
る加算点までの信号部分と、前記加算点から前記スイッ
チング素子の駆動信号部分までの信号部分とを、外部の
雰囲気に触れることなく密封したことを特長とする電流
制御回路。 - 【請求項4】少なくとも位置または速度のフィードバッ
ク制御ループを構成し、前記フィードバック制御ループ
の内側に前記位置または速度のフィードバック制御ルー
プから得られる電流指令に基づいて電動機の電流を制御
する電流フィードバック制御ループを構成してインバー
タ主回路に備わるスイッチング素子のゲートまたはベー
スに駆動信号を供給するように構成されたインバータ制
御装置において、前記電動機の電流検出点から該検出電
流のフィードバック信号を電流指令に加算する加算点ま
での後ろ向きループの信号導電部分と、前記加算点から
前記ゲートまたは前記ベース駆動信号までの前向きルー
プの信号導電部分とを、共に外部の雰囲気に触れること
なく密封し、前記位置、または速度フィードバック制御
ループを構成する部位に第1のマイクロプロセッサと、
前記電流フィードバック制御ループを構成する部位に第
2のマイクロプロセッサと、前記第1、第2のそれぞれ
のマイクロプロセッサに独立して供給するシステムクロ
ック信号を持ち、前記電動機の磁極位置検出器からの磁
極位置データおよび回転位置検出器からの回転位置デー
タを前記第1のマイクロプロセッサにフィードバックす
るように構成し、前記第1のマイクロプロセッサから前
記第2のマイクロプロセッサへシリアル通信により前記
電流指令および前記磁極位置データを伝送または転送
し、前記第2のマイクロプロセッサでの前記磁極位置デ
ータは、前記第1のマイクロプロセッサからの前回の磁
極位置データと、今回の磁極位置データの間を補間で求
めて磁極位置を演算することを特長とするインバータ制
御装置。 - 【請求項5】少なくとも位置、または速度フィードバッ
ク制御ループを構成し、前記フィードバック制御ループ
の内側に前記位置または速度フィードバック制御ループ
で得られる電流指令を受け該電流指令に基づいてインバ
ータ主回路スイッチング素子を駆動し電動機の電流を制
御する電流フィードバック制御ループを構成しているイ
ンバータ装置において、電動機電流の検出点から、該検
出電流のフィードバック信号を極性反転して電流指令信
号に加算する加算点までの後ろ向きループと、前記加算
点から前記インバータ主回路スイッチング素子のゲート
またはベース駆動信号までの前向きループと、少なくと
も前記スイッチング素子とダイオードを逆方向に並列接
続した逆並列回路を2回路直列に接続した1相アーム
を、多相アーム並列接続したインバータ主回路と、前記
電流指令を制限する電流リミッタ回路と、前記電流指令
の入力部分で電気的に絶縁して信号を伝送する絶縁素子
とを、共にパワーモジュールに内蔵して密封したことを
特長とするインバータ装置。 - 【請求項6】少なくとも位置、または速度フィードバッ
ク制御ループを構成する部位に第1のマイクロプロセッ
サと、電流フィードバック制御ループを構成する部位に
第2のマイクロプロセッサと、前記第1、第2のそれぞ
れのマイクロプロセッサに独立して供給するシステムク
ロック信号を持ち、電動機の磁極位置検出器からの磁極
位置データおよび回転位置検出器からの回転位置データ
を第1のマイクロプロセッサにフィードバックするよう
に構成され、第1のマイクロプロセッサから第2のマイ
クロプロセッサへシリアル通信により電流指令および前
記磁極位置データを転送するように構成したことを特長
とする請求項5記載のインバータ装置。 - 【請求項7】電流指令に一致するように電動機の電流を
制御する電流制御系を有し、該電流制御系の信号に基づ
いてスイッチング素子を駆動するように構成されたイン
バータ装置において、前記インバータの出力に接続され
た電動機の電流検出点から、該検出電流のフィードバッ
ク信号を極性反転して加算する加算点までの後ろ向きル
ープと、前記加算点からインバータ主回路スイッチング
素子のゲートまたはベース駆動信号までの前向きループ
と、少なくともスイッチング素子とダイオードを逆方向
に並列接続した逆並列回路を2回路直列に接続した1相
アームを、多相アーム並列接続したインバータ主回路
と、電流指令を制限する電流リミッタ回路と、前記電流
指令の入力部分で電気的に絶縁して信号を伝送する絶縁
素子とを、共にパワーモジュールに内蔵して密封したこ
とを特長とするインバータ装置。 - 【請求項8】直流又は交流を受電しスイッチング素子を
駆動制御することにより任意の電圧の直流又は任意の電
圧と周波数を有する交流に変換する主回路と、電流指令
に基づいて前記主回路に流れる電流を制御する電流フィ
ードバック制御ループとを備えた電力変換装置におい
て、電流フィードバック信号を前記電流指令に加算する
加算点までの後ろ向きループと、前記加算点から前記ス
イッチング素子の駆動信号部分までの前向きループと、
前記主回路とを、共に樹脂でモールドして密封したこと
を特長とする電力変換装置。
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|---|---|---|---|
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| JP01520799A JP4512211B2 (ja) | 1999-01-25 | 1999-01-25 | 電流制御回路、インバータ制御装置、インバータ装置、および電力変換装置 |
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