JPH09149654A - 電動機の交流制御装置 - Google Patents
電動機の交流制御装置Info
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- JPH09149654A JPH09149654A JP7302677A JP30267795A JPH09149654A JP H09149654 A JPH09149654 A JP H09149654A JP 7302677 A JP7302677 A JP 7302677A JP 30267795 A JP30267795 A JP 30267795A JP H09149654 A JPH09149654 A JP H09149654A
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- modulated signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電動機の電磁騒音を低減するため、PWM信号
を高周波化する。 【解決手段】デジタル回路である制御コンピュータ1で
2KHz 程度のPWM信号aを生成し、PWM信号aに
基づいて仮想負荷回路2に通電して、出力に比例したア
ナログ電圧信号bを得る。また、キャリア波オッシレー
タ3で可聴範囲を越えるまで高周波化したキャリア波c
を発生させ、このキャリア波dとアナログ信号bとコン
パレータ4で比較することにより、高周波化したPWM
信号dを生成する。
を高周波化する。 【解決手段】デジタル回路である制御コンピュータ1で
2KHz 程度のPWM信号aを生成し、PWM信号aに
基づいて仮想負荷回路2に通電して、出力に比例したア
ナログ電圧信号bを得る。また、キャリア波オッシレー
タ3で可聴範囲を越えるまで高周波化したキャリア波c
を発生させ、このキャリア波dとアナログ信号bとコン
パレータ4で比較することにより、高周波化したPWM
信号dを生成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、正弦波形をパルス
幅変調した被変調信号に基づいて、直流電力を交流電力
に変換し、該交流電力を電動機に供給する電動機の交流
制御装置に関し、特に被変調信号を高周波化する技術に
関する。
幅変調した被変調信号に基づいて、直流電力を交流電力
に変換し、該交流電力を電動機に供給する電動機の交流
制御装置に関し、特に被変調信号を高周波化する技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、交流電流の一周期を一定のセ
グメントに分割し、この各セグメント毎の通電時間比を
負荷に応じて設定するようなPWM(パルス幅変調)方
式を採用している電動機の交流制御装置が知られている
(特開平6−296395号公報参照)。
グメントに分割し、この各セグメント毎の通電時間比を
負荷に応じて設定するようなPWM(パルス幅変調)方
式を採用している電動機の交流制御装置が知られている
(特開平6−296395号公報参照)。
【0003】この装置の動作を図7に基づいて説明す
る。時間t1 、t2 は、夫々、各セグメントSM1〜8
で通電が行われるオン時間、遮断されるオフ時間であ
り、時間t1 ,t2 の比が分割した各セグメント毎の通
電時間比である。この通電時間比が負荷によって調整さ
れ、電動機に供給される交流電力が制御される。
る。時間t1 、t2 は、夫々、各セグメントSM1〜8
で通電が行われるオン時間、遮断されるオフ時間であ
り、時間t1 ,t2 の比が分割した各セグメント毎の通
電時間比である。この通電時間比が負荷によって調整さ
れ、電動機に供給される交流電力が制御される。
【0004】かかるデジタルであるPWM方式の装置で
は、厳密な周波数の設定やアクセル値を忠実に反映させ
た実効電圧を得るという点では極めて優れているが、電
動機を静粛に運転するために可聴周波数を越えた高周波
のキャリア波を実現するとなると速度の点で限界があ
る。人間の耳は、低周波の音は聞こえないが、同様に周
波数の高い音も聞こえにくくなる。そこでPWM方式の
欠点であるパルス状の電流の細切れによって必然的に発
生する高調波のために電磁騒音が発生するのを、いっそ
のこと人間の耳では聞き取れない高周波の方向に逃げて
対策しようというものである。前記電磁騒音は、電動機
の内部で界磁コイルなどが細切れの電流の影響を受けて
変形し、振動するのが原因となって発生するものであ
る。理想的にはきれいなサインカーブの交流電力が得ら
れればこのような問題は発生しないのであるが、直流電
流を細かく区切ることによってあたかも実効値として交
流電力を得ると言うPWM方式では避けて通れない問題
である。電動機の内部でもキャリア波の周波数を高める
ことによって歪量が小さくなり、可聴周波数を越えるば
かりでなく、音源も小さくなるという効果がある。現時
点でのこの分野のターゲットは15〜20KHz というのが
業界一般の水準である。
は、厳密な周波数の設定やアクセル値を忠実に反映させ
た実効電圧を得るという点では極めて優れているが、電
動機を静粛に運転するために可聴周波数を越えた高周波
のキャリア波を実現するとなると速度の点で限界があ
る。人間の耳は、低周波の音は聞こえないが、同様に周
波数の高い音も聞こえにくくなる。そこでPWM方式の
欠点であるパルス状の電流の細切れによって必然的に発
生する高調波のために電磁騒音が発生するのを、いっそ
のこと人間の耳では聞き取れない高周波の方向に逃げて
対策しようというものである。前記電磁騒音は、電動機
の内部で界磁コイルなどが細切れの電流の影響を受けて
変形し、振動するのが原因となって発生するものであ
る。理想的にはきれいなサインカーブの交流電力が得ら
れればこのような問題は発生しないのであるが、直流電
流を細かく区切ることによってあたかも実効値として交
流電力を得ると言うPWM方式では避けて通れない問題
である。電動機の内部でもキャリア波の周波数を高める
ことによって歪量が小さくなり、可聴周波数を越えるば
かりでなく、音源も小さくなるという効果がある。現時
点でのこの分野のターゲットは15〜20KHz というのが
業界一般の水準である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来ではC
PUを駆動するのに8MHz のクロックを採用して、実
現できたキャリア波の周波数は約2KHz である。20K
Hz のキャリア波を得るためには80MHz のクロックを
採用すれば計算上は可能かも知れないが、自動車上でノ
イズや不安定な電源、過酷な耐候性、振動やダストのこ
とを考え合わせると、定置式のコンピュータでも実現困
難な80MHz のクロックは現時点では実現できない。こ
のようにデジタルPWMといわれるCPUを備えた方式
では、正確な周波数と厳密な実効電圧の制御には抜群の
威力を発揮するものの、キャリア波の高周波化による低
騒音化には限界がある。高周波化されたキャリア波はア
ナログPWMで実現しているのが普通であるが、これ
も、正確な周波数や実効電圧を得ることが必要な電気自
動車の制御には不向きである。
PUを駆動するのに8MHz のクロックを採用して、実
現できたキャリア波の周波数は約2KHz である。20K
Hz のキャリア波を得るためには80MHz のクロックを
採用すれば計算上は可能かも知れないが、自動車上でノ
イズや不安定な電源、過酷な耐候性、振動やダストのこ
とを考え合わせると、定置式のコンピュータでも実現困
難な80MHz のクロックは現時点では実現できない。こ
のようにデジタルPWMといわれるCPUを備えた方式
では、正確な周波数と厳密な実効電圧の制御には抜群の
威力を発揮するものの、キャリア波の高周波化による低
騒音化には限界がある。高周波化されたキャリア波はア
ナログPWMで実現しているのが普通であるが、これ
も、正確な周波数や実効電圧を得ることが必要な電気自
動車の制御には不向きである。
【0006】本発明はこのような従来の課題に鑑みてな
されたもので、PWM信号の高周波化により電動機の電
磁騒音を低減することが可能な電動機の交流制御装置を
提供することを目的とする。
されたもので、PWM信号の高周波化により電動機の電
磁騒音を低減することが可能な電動機の交流制御装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の発
明にかかる装置は、正弦波形をパルス幅変調した被変調
信号に基づいて、直流電力を交流電力に変換し、該交流
電力を電動機に供給する電動機の交流制御装置におい
て、前記電動機に供給する交流電力の周波数と出力電圧
とを演算し、演算された周波数と出力電圧とに基づい
て、第1の被変調信号生成用のデータを演算するデータ
演算手段と、該データ演算手段により演算された第1の
被変調信号用のデータに基づいて、正弦波形をパルス幅
変調した第1の被変調信号を生成する第1の被変調信号
生成手段と、生成された該第1の被変調信号を、電動機
に供給される交流電力波形に近似した波形のアナログ信
号に変換するアナログ信号変換手段と、可聴範囲を越え
る所定周波数の変調信号を発生する変調信号発生手段
と、発生した変調信号により前記アナログ信号のパルス
幅変調を行い、パルス幅変調された交流電力変換用の第
2の被変調信号を生成する第2の被変調信号生成手段
と、を備え、該第2の被変調信号に基づいて、直流電力
を交流電力に変換し、該交流電力を電動機に供給するよ
うにした。
明にかかる装置は、正弦波形をパルス幅変調した被変調
信号に基づいて、直流電力を交流電力に変換し、該交流
電力を電動機に供給する電動機の交流制御装置におい
て、前記電動機に供給する交流電力の周波数と出力電圧
とを演算し、演算された周波数と出力電圧とに基づい
て、第1の被変調信号生成用のデータを演算するデータ
演算手段と、該データ演算手段により演算された第1の
被変調信号用のデータに基づいて、正弦波形をパルス幅
変調した第1の被変調信号を生成する第1の被変調信号
生成手段と、生成された該第1の被変調信号を、電動機
に供給される交流電力波形に近似した波形のアナログ信
号に変換するアナログ信号変換手段と、可聴範囲を越え
る所定周波数の変調信号を発生する変調信号発生手段
と、発生した変調信号により前記アナログ信号のパルス
幅変調を行い、パルス幅変調された交流電力変換用の第
2の被変調信号を生成する第2の被変調信号生成手段
と、を備え、該第2の被変調信号に基づいて、直流電力
を交流電力に変換し、該交流電力を電動機に供給するよ
うにした。
【0008】かかる構成によれば、第1の被変調信号生
成手段により生成された第1の被変調信号が可聴範囲の
周波数であっても、アナログ信号変換手段により該第1
の被変調信号がアナログ信号に変換され、変調信号発生
手段により可聴範囲を越える所定周波数の変調信号に基
づいて、再度、第2の被変調信号が生成されるので、第
2の被変調信号は高周波化するので、人間の耳に聞こえ
るような電磁騒音がなくなる。
成手段により生成された第1の被変調信号が可聴範囲の
周波数であっても、アナログ信号変換手段により該第1
の被変調信号がアナログ信号に変換され、変調信号発生
手段により可聴範囲を越える所定周波数の変調信号に基
づいて、再度、第2の被変調信号が生成されるので、第
2の被変調信号は高周波化するので、人間の耳に聞こえ
るような電磁騒音がなくなる。
【0009】請求項2の発明にかかる装置では、前記デ
ータ演算手段と第1の被変調信号生成手段との間に、書
き込み・読み出し可能な複数の記憶手段を備える一方、
データ演算手段は、第1の被変調信号生成手段による読
み出しが行われていない記憶手段にデータを書き込み、
第1の被変調信号生成手段は、データ演算手段により書
き込みが行われていない記憶手段からデータの読み出し
を行うように構成されている。
ータ演算手段と第1の被変調信号生成手段との間に、書
き込み・読み出し可能な複数の記憶手段を備える一方、
データ演算手段は、第1の被変調信号生成手段による読
み出しが行われていない記憶手段にデータを書き込み、
第1の被変調信号生成手段は、データ演算手段により書
き込みが行われていない記憶手段からデータの読み出し
を行うように構成されている。
【0010】かかる構成によれば、データ量が多くて
も、第1の被変調信号は一刻も休止することなく続けて
出力される。請求項3の発明にかかる装置では、前記デ
ータ演算手段は、第1の被変調信号生成に必要なデータ
を、パルス幅変調を行う正弦波の所定単位角度毎に区切
り、連続して前記第1の被変調信号生成手段に伝達する
ように構成されている。
も、第1の被変調信号は一刻も休止することなく続けて
出力される。請求項3の発明にかかる装置では、前記デ
ータ演算手段は、第1の被変調信号生成に必要なデータ
を、パルス幅変調を行う正弦波の所定単位角度毎に区切
り、連続して前記第1の被変調信号生成手段に伝達する
ように構成されている。
【0011】かかる構成によれば、第1の被変調信号生
成手段には、パルス幅変調を行う正弦波の所定単位角度
毎に区切られたデータが連続して伝達されるので、第1
の被変調信号生成手段では、所定単位角度毎に第1の被
変調信号の生成だけが行われ、処理の高速化が可能とな
る。請求項4の発明にかかる装置では、前記アナログ信
号変換手段は、電動機と相似形の負荷を有する仮想負荷
回路を備え、第1の被変調信号に基づいて前記仮想負荷
回路に通電することにより、第1の被変調信号を、電動
機に供給される交流電力波形に近似した波形のアナログ
信号に変換するように構成されている。
成手段には、パルス幅変調を行う正弦波の所定単位角度
毎に区切られたデータが連続して伝達されるので、第1
の被変調信号生成手段では、所定単位角度毎に第1の被
変調信号の生成だけが行われ、処理の高速化が可能とな
る。請求項4の発明にかかる装置では、前記アナログ信
号変換手段は、電動機と相似形の負荷を有する仮想負荷
回路を備え、第1の被変調信号に基づいて前記仮想負荷
回路に通電することにより、第1の被変調信号を、電動
機に供給される交流電力波形に近似した波形のアナログ
信号に変換するように構成されている。
【0012】かかる構成によれば、第1の被変調信号か
ら、交流電力波形に近似した波形のアナログ電圧信号が
得られる。
ら、交流電力波形に近似した波形のアナログ電圧信号が
得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態
では、電動機の低騒音化を図るため、以下の点について
考察する。 (1)PWM信号の高周波化 (2)データ処理の高速化 まず、この(1)及び(2)について説明する。 (1)PWM信号の高周波化について 高周波のPWM信号を生成するため、CPUを備えたデ
ジタル回路でその周波数と出力電圧とを決定し、キャリ
ア波によってPWM信号を生成し、これを実際の負荷と
相似形の仮想負荷回路に通電してアナログ電圧信号を生
成し、このアナログ信号を、可聴範囲を越える高周波の
キャリア波を使用してアナログ処理を実行する。
〜図6に基づいて説明する。まず、本発明の実施の形態
では、電動機の低騒音化を図るため、以下の点について
考察する。 (1)PWM信号の高周波化 (2)データ処理の高速化 まず、この(1)及び(2)について説明する。 (1)PWM信号の高周波化について 高周波のPWM信号を生成するため、CPUを備えたデ
ジタル回路でその周波数と出力電圧とを決定し、キャリ
ア波によってPWM信号を生成し、これを実際の負荷と
相似形の仮想負荷回路に通電してアナログ電圧信号を生
成し、このアナログ信号を、可聴範囲を越える高周波の
キャリア波を使用してアナログ処理を実行する。
【0014】このキャリア波を高周波化しようとすれば
デジタル方式よりもアナログ方式の方が好都合な場合が
多い。いくらか精度を犠牲にしても装置のコストを低減
し、かつ高周波化を達成するには、PWM信号生成回路
を前段と後段とに分け、前段を、CPUを利用したデジ
タル回路で構成し、後段を高周波化の容易なアナログ回
路で構成するとよい。
デジタル方式よりもアナログ方式の方が好都合な場合が
多い。いくらか精度を犠牲にしても装置のコストを低減
し、かつ高周波化を達成するには、PWM信号生成回路
を前段と後段とに分け、前段を、CPUを利用したデジ
タル回路で構成し、後段を高周波化の容易なアナログ回
路で構成するとよい。
【0015】デジタル信号を扱う制御コンピュータで
は、2KHz 程度のキャリア波の生成を実現することが
できる。尚、前述のように、キャリア波とは、アナログ
信号をパルス幅変調するための変調信号である。この方
法で、実際の三相誘導電動機と等価な、又は目的とする
信号電圧を得るためには、仮想負荷回路を考えると好都
合である。
は、2KHz 程度のキャリア波の生成を実現することが
できる。尚、前述のように、キャリア波とは、アナログ
信号をパルス幅変調するための変調信号である。この方
法で、実際の三相誘導電動機と等価な、又は目的とする
信号電圧を得るためには、仮想負荷回路を考えると好都
合である。
【0016】仮想負荷回路の抵抗値はリアクタンスとイ
ンダクタンスとの和となるから、通電電流と両端に発生
する電圧の関係は、次式によって得られる。 電圧=抵抗×電流 ・・・・・・・・・・・・・・・・(1) この式(1)から分かるように、PWM信号に基づいて
通電された電流をアナログの電圧信号に変換することが
できる。
ンダクタンスとの和となるから、通電電流と両端に発生
する電圧の関係は、次式によって得られる。 電圧=抵抗×電流 ・・・・・・・・・・・・・・・・(1) この式(1)から分かるように、PWM信号に基づいて
通電された電流をアナログの電圧信号に変換することが
できる。
【0017】このPWM信号の周期と実効電圧とはCP
Uによって管理されているのでデジタル方式そのものの
精度を有している。後段のアナログ回路はこの信号を入
力信号として、可聴周波数を越える三角波又は鋸波であ
るキャリア波とをコンパレータにかけ、信号波がキャリ
ア波のレベルを上回ったときには電力制御半導体を導通
状態にし、逆にキャリア波のレベルが信号波のレベルを
上回っている時には遮断状態にする。
Uによって管理されているのでデジタル方式そのものの
精度を有している。後段のアナログ回路はこの信号を入
力信号として、可聴周波数を越える三角波又は鋸波であ
るキャリア波とをコンパレータにかけ、信号波がキャリ
ア波のレベルを上回ったときには電力制御半導体を導通
状態にし、逆にキャリア波のレベルが信号波のレベルを
上回っている時には遮断状態にする。
【0018】このように構成すると前段は開発済みの技
術を利用でき、後段のみの開発で済む。高度技術の必要
なデジタル回路での高周波化を避け、高周波化されたP
WMを低価格で実現するのに好適である。 (2)演算処理の高速化 演算処理を高速化するため、例えば2つのCPUを備
え、一方のCPUで自動車各部の信号量のサンプリング
と演算とを行ってから、必要な出力の諸元を計算して次
処理用のブロックに伝達し、もう一方のCPUで前ブロ
ックから伝達された諸元の出力を実行する。
術を利用でき、後段のみの開発で済む。高度技術の必要
なデジタル回路での高周波化を避け、高周波化されたP
WMを低価格で実現するのに好適である。 (2)演算処理の高速化 演算処理を高速化するため、例えば2つのCPUを備
え、一方のCPUで自動車各部の信号量のサンプリング
と演算とを行ってから、必要な出力の諸元を計算して次
処理用のブロックに伝達し、もう一方のCPUで前ブロ
ックから伝達された諸元の出力を実行する。
【0019】モータの回転速度やアクセルの踏み込み量
など数多くの信号をサンプリングしてから、データと突
合せながら演算し、出力すべき周波数と電圧値を決定
し、それに基づいてキック信号を発生し、最後は制御さ
れた矩形波信号を出力するが、これらを一個のCPUに
よって実行するとなると、膨大な負荷によって必要な速
度のキャリア波を実現できない。
など数多くの信号をサンプリングしてから、データと突
合せながら演算し、出力すべき周波数と電圧値を決定
し、それに基づいてキック信号を発生し、最後は制御さ
れた矩形波信号を出力するが、これらを一個のCPUに
よって実行するとなると、膨大な負荷によって必要な速
度のキャリア波を実現できない。
【0020】上記の処理で、前半の「出力すべき周波数
と電圧値を決定」するまでの処理は非常に複雑ではある
が、許容される時間が約100ms 程度と比較的緩慢なので
あるが、キャリア波を高周波化する上でCPUの負荷が
最も大きくなるのは、後半の「制御された矩形波信号を
出力する」部分である。そこで、処理を直列方向に分割
し、前半と後半にそれぞれ専門のCPUを設け、前段の
CPUは、必要なデータを後半のCPUに渡し、渡した
後は、先頭の処理にかえってデータのサンプリングから
繰り返す。後段を担当するCPUは、データのサンプリ
ングや演算などの諸々の処理を行わず、ただひたすら
に、前段のCPUから与えられたデータによって、制御
された矩形波を出力する。
と電圧値を決定」するまでの処理は非常に複雑ではある
が、許容される時間が約100ms 程度と比較的緩慢なので
あるが、キャリア波を高周波化する上でCPUの負荷が
最も大きくなるのは、後半の「制御された矩形波信号を
出力する」部分である。そこで、処理を直列方向に分割
し、前半と後半にそれぞれ専門のCPUを設け、前段の
CPUは、必要なデータを後半のCPUに渡し、渡した
後は、先頭の処理にかえってデータのサンプリングから
繰り返す。後段を担当するCPUは、データのサンプリ
ングや演算などの諸々の処理を行わず、ただひたすら
に、前段のCPUから与えられたデータによって、制御
された矩形波を出力する。
【0021】このように構成すればデジタルPWMであ
りながら、通常実現性のあるクロックを用いて相当高周
波のキャリア波を実現することが可能となる。また、複
数の電動機をもつ電気自動車に適用するには、後段のC
PUブロックを並列的に増設すれば、それぞれの電動機
の回転速度や発生トルクなどを個別に制御できることも
可能となる。さらに高度な処理を必要とするときには、
処理の流れを三分割して前、中、後のように、三個のC
PUによって処理することも有効である。
りながら、通常実現性のあるクロックを用いて相当高周
波のキャリア波を実現することが可能となる。また、複
数の電動機をもつ電気自動車に適用するには、後段のC
PUブロックを並列的に増設すれば、それぞれの電動機
の回転速度や発生トルクなどを個別に制御できることも
可能となる。さらに高度な処理を必要とするときには、
処理の流れを三分割して前、中、後のように、三個のC
PUによって処理することも有効である。
【0022】いまやCPUは特殊なLSIではなく、価
格も手ごろになっている。技術的にはハードウェア・ソ
フトウェアの両面で難易度の高い手法ではあるが、複数
のCPUを使用することによって大きな問題が解決され
る可能性があれば、複数のCPUを使用した方が好まし
い。このようなシリアルCPUを実現するためには、さ
らに以下の技術が必要になる。順次、派生する内容につ
いて説明する。 (2−1)随時書き込み・読みだし可能なメモリ(RA
M)を、独立して2ブロック備え、後処理用のCPU
は、前処理用のCPUが書き込み中でない側のRAMか
らデータを取り出し、前処理用のCPUは、後処理用の
CPUが取り出し中でない側のRAMに書き込むように
する。
格も手ごろになっている。技術的にはハードウェア・ソ
フトウェアの両面で難易度の高い手法ではあるが、複数
のCPUを使用することによって大きな問題が解決され
る可能性があれば、複数のCPUを使用した方が好まし
い。このようなシリアルCPUを実現するためには、さ
らに以下の技術が必要になる。順次、派生する内容につ
いて説明する。 (2−1)随時書き込み・読みだし可能なメモリ(RA
M)を、独立して2ブロック備え、後処理用のCPU
は、前処理用のCPUが書き込み中でない側のRAMか
らデータを取り出し、前処理用のCPUは、後処理用の
CPUが取り出し中でない側のRAMに書き込むように
する。
【0023】通常、複数のCPUを直列的に連携させる
ときにはシェークハンド用のフラグを使用して、後処理
は、前処理用の処理が実行中は実行が終了するのを待
ち、逆に後処理がデータを参照中は前処理での書き込み
を待つという方法をとる。しかし、この方法は、本実施
の形態で問題としているキャリア波の高周波化という目
的には適合できない。電動機に対する送電は一刻も休止
できないものであり、上記のような方法では「待ってい
る間はどうするか」という点で問題があり、解決にはな
らない。
ときにはシェークハンド用のフラグを使用して、後処理
は、前処理用の処理が実行中は実行が終了するのを待
ち、逆に後処理がデータを参照中は前処理での書き込み
を待つという方法をとる。しかし、この方法は、本実施
の形態で問題としているキャリア波の高周波化という目
的には適合できない。電動機に対する送電は一刻も休止
できないものであり、上記のような方法では「待ってい
る間はどうするか」という点で問題があり、解決にはな
らない。
【0024】そこで、RAMを2セット用意してまった
く待つ必要の無い構成とする。前処理のCPUと、後処
理のCPUは高速半導体スイッチを介して、それぞれR
AMに接続されているが、同じRAMに同時に接続され
ることはない。すなわち、前段のCPUが一方のRAM
に接続されているときには、後段のCPUをもう一方の
RAMに接続し、後段のCPUが一方のRAMに接続さ
れている時には、前段のCPUをもう一方のRAMに接
続するという具合いに、自己の処理を実行するときは、
互いに相手が使用中であるか否かの確認をし、使用中で
ない側のRAMを使用して実行する。ただし、原則とし
て直前に使用したものでないRAMが空いていれば、次
回の処理はそちらを使用するようにする。アドレスバス
やデータバスの切り替えは、半導体スイッチ等で行われ
る。
く待つ必要の無い構成とする。前処理のCPUと、後処
理のCPUは高速半導体スイッチを介して、それぞれR
AMに接続されているが、同じRAMに同時に接続され
ることはない。すなわち、前段のCPUが一方のRAM
に接続されているときには、後段のCPUをもう一方の
RAMに接続し、後段のCPUが一方のRAMに接続さ
れている時には、前段のCPUをもう一方のRAMに接
続するという具合いに、自己の処理を実行するときは、
互いに相手が使用中であるか否かの確認をし、使用中で
ない側のRAMを使用して実行する。ただし、原則とし
て直前に使用したものでないRAMが空いていれば、次
回の処理はそちらを使用するようにする。アドレスバス
やデータバスの切り替えは、半導体スイッチ等で行われ
る。
【0025】このようにすれば、後段のCPUが一方の
RAMを読み込んでいる時には、前段のCPUはもう一
方のRAMにデータを渡し、後段のCPUが、一方のR
AMのデータを読み込んでいる時には、前段のCPU
は、もう一方のRAMにデータを書き込むようになる。
これによって、一刻も休止することなく制御された電気
信号を出力し続けることができる。 (2−2)複数のCPUを備えるPWM装置に於て、制
御されたPWM波形を出力するCPUに対してPWM波
形そのものを内容とするバイト列を伝達する。
RAMを読み込んでいる時には、前段のCPUはもう一
方のRAMにデータを渡し、後段のCPUが、一方のR
AMのデータを読み込んでいる時には、前段のCPU
は、もう一方のRAMにデータを書き込むようになる。
これによって、一刻も休止することなく制御された電気
信号を出力し続けることができる。 (2−2)複数のCPUを備えるPWM装置に於て、制
御されたPWM波形を出力するCPUに対してPWM波
形そのものを内容とするバイト列を伝達する。
【0026】従来の制御用コンピュータには、CPUを
4個備えてデータをシリアルに伝送する形式のものがあ
るが、その1個がデータのサンプリングから出力すべき
周波数の決定とアクセル値、つまり出力すべき実効電圧
値の決定までを担当し、残りの3個が前段階のCPUか
ら与えられたデータをもとに、U,V,W各相の出力す
べきセグメントの幅とデューティ比を決定し、実際にオ
ン・オフ信号を出力するという処理を担当していた。し
かし、この方法ではU,V,W各相に出力するセグメン
トやデューティ比の計算は各相で重複して同じ計算を実
行するという無駄があるうえに、複数の電動機を搭載し
た電気自動車では、それぞれの電動機が等速で運転する
とは期待できないので、各電動機毎に適切な電力を与え
ようとすれば一台につき3個づつCPUを増やさなけれ
ばならなくなる。また、1個のCPUで全体を処理する
のに較べれば高速ではあるが、キャリア波を目的の周波
数まで高周波化するにはとても届かず、改善を必要とし
ていた。
4個備えてデータをシリアルに伝送する形式のものがあ
るが、その1個がデータのサンプリングから出力すべき
周波数の決定とアクセル値、つまり出力すべき実効電圧
値の決定までを担当し、残りの3個が前段階のCPUか
ら与えられたデータをもとに、U,V,W各相の出力す
べきセグメントの幅とデューティ比を決定し、実際にオ
ン・オフ信号を出力するという処理を担当していた。し
かし、この方法ではU,V,W各相に出力するセグメン
トやデューティ比の計算は各相で重複して同じ計算を実
行するという無駄があるうえに、複数の電動機を搭載し
た電気自動車では、それぞれの電動機が等速で運転する
とは期待できないので、各電動機毎に適切な電力を与え
ようとすれば一台につき3個づつCPUを増やさなけれ
ばならなくなる。また、1個のCPUで全体を処理する
のに較べれば高速ではあるが、キャリア波を目的の周波
数まで高周波化するにはとても届かず、改善を必要とし
ていた。
【0027】20KHz のキャリア波を得るためには、デ
ジタルPWMでは制御の最小単位であるセグメントを50
マイクロ秒間隔で設定しなければならない。CPUを8
MHz のクロックで駆動するとして、一つのセグメント
で400 クロック、一命令に平均6クロックを要するとし
て60〜70命令の実行が許容されるのみである。つまり、
オン・オフを60段階のデューティ比に分解することまで
が可能であり、セグメントの通電量を約60段階に制御す
るのが精いっぱいということである。これを蓄電池の端
子電圧を240Vとすれば、電圧換算で約4V刻みの制御と
なる。
ジタルPWMでは制御の最小単位であるセグメントを50
マイクロ秒間隔で設定しなければならない。CPUを8
MHz のクロックで駆動するとして、一つのセグメント
で400 クロック、一命令に平均6クロックを要するとし
て60〜70命令の実行が許容されるのみである。つまり、
オン・オフを60段階のデューティ比に分解することまで
が可能であり、セグメントの通電量を約60段階に制御す
るのが精いっぱいということである。これを蓄電池の端
子電圧を240Vとすれば、電圧換算で約4V刻みの制御と
なる。
【0028】つまり、このことは最終段を担当するCP
Uは飛躍的なクロックの高速化または命令の必要クロッ
ク数の減少など、高速実行を可能とする技術環境が整わ
ない限り、オン・オフ信号を出力するので手一杯という
状態である。これに対して、最終段のCPUに供給され
るデータのリフレッシュ間隔は実用上100ms(1/10sec)程
度である。これは電動機の回転速度やアクセル値はその
程度の間隔でリフレッシュすれば、実際の変化速度に対
して充分に速いので、運転者にはあたかも完全に連続し
た量の如くに感じられ、実用上問題になりそうにないた
めである。これは12万命令を許容するという意味であ
り、許容数が大きいから負荷が小さいとはいえないにし
ても、できるかぎり前段階で最終的なデータの形態にま
で処理を進めておいて、最終段にはその出力にのみ専念
させるように構成するのが得策である。つまり、前段階
の処理にはリフレッシュ間隔の基準を少し緩和すると
か、クロックを10MHz 程度に高速化することによって
かなりの余裕を生じる可能性があるのに対して、後段の
処理には出力以外の余計な処理を含ませる余地を作りに
くいと言うことである。
Uは飛躍的なクロックの高速化または命令の必要クロッ
ク数の減少など、高速実行を可能とする技術環境が整わ
ない限り、オン・オフ信号を出力するので手一杯という
状態である。これに対して、最終段のCPUに供給され
るデータのリフレッシュ間隔は実用上100ms(1/10sec)程
度である。これは電動機の回転速度やアクセル値はその
程度の間隔でリフレッシュすれば、実際の変化速度に対
して充分に速いので、運転者にはあたかも完全に連続し
た量の如くに感じられ、実用上問題になりそうにないた
めである。これは12万命令を許容するという意味であ
り、許容数が大きいから負荷が小さいとはいえないにし
ても、できるかぎり前段階で最終的なデータの形態にま
で処理を進めておいて、最終段にはその出力にのみ専念
させるように構成するのが得策である。つまり、前段階
の処理にはリフレッシュ間隔の基準を少し緩和すると
か、クロックを10MHz 程度に高速化することによって
かなりの余裕を生じる可能性があるのに対して、後段の
処理には出力以外の余計な処理を含ませる余地を作りに
くいと言うことである。
【0029】このような内容から、前段階から後段階
に、どのような姿のデータを渡すのが適切であろうか、
という問題がクローズアップされてくる。方針としては
できるだけ前段階で処理をすすめておいて、後段階にか
かる負荷を軽減するのが適切であろう。後段階では与え
られたデータを何等処理することなく、そのまま出力で
きればそれが最も高速化のポテンシャルを持つものとな
り得る。
に、どのような姿のデータを渡すのが適切であろうか、
という問題がクローズアップされてくる。方針としては
できるだけ前段階で処理をすすめておいて、後段階にか
かる負荷を軽減するのが適切であろう。後段階では与え
られたデータを何等処理することなく、そのまま出力で
きればそれが最も高速化のポテンシャルを持つものとな
り得る。
【0030】そこで、1バイトの各ビットを以下のよう
に使い分ければ、1回で3相分のオン・オフ信号を出力
することができ、高速化が実現できる上に1個のCPU
で三相分を、また、16,32ビットのCPUでは2〜4台
分の三相分をカバーでき、処理境界におけるデータ構造
としては適切なものである。そのデータ構造例を下記に
示す。
に使い分ければ、1回で3相分のオン・オフ信号を出力
することができ、高速化が実現できる上に1個のCPU
で三相分を、また、16,32ビットのCPUでは2〜4台
分の三相分をカバーでき、処理境界におけるデータ構造
としては適切なものである。そのデータ構造例を下記に
示す。
【0031】 ビット 制御対象 D7 あき D6 エラービット(任意設置) 正常時には0; 異常時には1; D5 W相単独アーム制御 遮断時には0; 通電時には1; D4 W相共理アーム制御 同上 D3 V相単独アーム制御 同上 D2 V相共遇アーム制御 同上 D1 U相単独アーム制御 同上 D0 U相共理アーム制御 同上 前述したように、必要なキャリア波、たとえば20KHz
であれば50マイクロ秒毎のセグメントに区切って編集し
た結果として、このような内容を含むバイト列を前段か
ら後段に伝達すれば、バイト列の先頭2バイトで与えら
れる有効なバイト数まで、後段ではただひたすらに与え
られたバイト列を出力すれば良いことになる。
であれば50マイクロ秒毎のセグメントに区切って編集し
た結果として、このような内容を含むバイト列を前段か
ら後段に伝達すれば、バイト列の先頭2バイトで与えら
れる有効なバイト数まで、後段ではただひたすらに与え
られたバイト列を出力すれば良いことになる。
【0032】また、前記ビットの使用は一例であって、
8ビットであれば各相のアーム制御として必須の6チャ
ンネルを適当に割り付けて使用すれば良い。また、例え
ば、CPUが16ビット用のものであるときは、一個のC
PUで2台分の電動機を制御することができる。もちろ
ん、32ビットでは、4台分の制御データを一気に出力す
ることができる。
8ビットであれば各相のアーム制御として必須の6チャ
ンネルを適当に割り付けて使用すれば良い。また、例え
ば、CPUが16ビット用のものであるときは、一個のC
PUで2台分の電動機を制御することができる。もちろ
ん、32ビットでは、4台分の制御データを一気に出力す
ることができる。
【0033】但し、価格の点からみれば、複数の16ビッ
トCPUを並列に用いるような構成にした方がよい。
尚、前処理に負荷をかけた結果、前処理の実行速度が遅
すぎる場合には前処理ブロックを電動機別または機能別
に細分化して、複数のCPUで担当させるのも効果があ
る。次に、かかる考察に基づいて、本発明の実施の形態
の構成を説明する。
トCPUを並列に用いるような構成にした方がよい。
尚、前処理に負荷をかけた結果、前処理の実行速度が遅
すぎる場合には前処理ブロックを電動機別または機能別
に細分化して、複数のCPUで担当させるのも効果があ
る。次に、かかる考察に基づいて、本発明の実施の形態
の構成を説明する。
【0034】図1は、前記(1)の内容を実現するため
の構成例を示す。この図1において、制御コンピュータ
1は、CPU、RAM、及びROM等を備え、電動機に
出力する交流の周波数と電圧とを演算し、PWM信号を
生成する。仮想負荷回路2は、制御コンピュータ1に接
続され、実際の三相誘導電動機に供給される電圧に比例
したアナログ信号電圧が得られるように、リアクタンス
とインダクタンスとを内蔵している。この仮想負荷回路
2がアナログ信号変換手段に相当する。
の構成例を示す。この図1において、制御コンピュータ
1は、CPU、RAM、及びROM等を備え、電動機に
出力する交流の周波数と電圧とを演算し、PWM信号を
生成する。仮想負荷回路2は、制御コンピュータ1に接
続され、実際の三相誘導電動機に供給される電圧に比例
したアナログ信号電圧が得られるように、リアクタンス
とインダクタンスとを内蔵している。この仮想負荷回路
2がアナログ信号変換手段に相当する。
【0035】キャリア波オッシレータ3は、可聴周波数
を越えるまで高周波化した例えば三角波又は鋸波のキャ
リア波を発生する変調信号発生手段である。この仮想負
荷回路2とキャリア波オッシレータ3とは、コンパレー
タ4に接続されている。コンパレータ4は、キャリア波
オッシレータ3の信号レベルと仮想負荷回路2の信号レ
ベルとを比較することにより、高周波化されたPWM信
号を生成する第2の被変調信号生成手段である。
を越えるまで高周波化した例えば三角波又は鋸波のキャ
リア波を発生する変調信号発生手段である。この仮想負
荷回路2とキャリア波オッシレータ3とは、コンパレー
タ4に接続されている。コンパレータ4は、キャリア波
オッシレータ3の信号レベルと仮想負荷回路2の信号レ
ベルとを比較することにより、高周波化されたPWM信
号を生成する第2の被変調信号生成手段である。
【0036】インバータ7は、保護回路5、増幅器6を
介してコンパレータ4に接続され、コンパレータ4から
のPWM信号を入力し、電動機8を原動機として運転す
る時は、このPWM信号に基づいて蓄電池9からの直流
電力を交流化し、電動機8に供給する。尚、図3は、特
開平6−296395号公報に開示されたインバータ7
の回路構成例を示す。
介してコンパレータ4に接続され、コンパレータ4から
のPWM信号を入力し、電動機8を原動機として運転す
る時は、このPWM信号に基づいて蓄電池9からの直流
電力を交流化し、電動機8に供給する。尚、図3は、特
開平6−296395号公報に開示されたインバータ7
の回路構成例を示す。
【0037】この図3において、トランジスタQ1 〜Q
6 は、大電流を処理できるような例えばIGBT等で構
成され、トランジスタQ1 〜Q3 が単独アーム側トラン
ジスタ、トランジスタQ4 〜Q6 が共通アーム側トラン
ジスタとなる。次に、前記(2−1)の内容を実現する
ための第1の実施の形態の構成を図2に基づいて説明す
る。尚、第1,第2の実施の形態では、本発明に係る装
置を例えば電気自動車に搭載された電動機に適用した場
合について説明するが、本発明は、これに限られるもの
ではない。
6 は、大電流を処理できるような例えばIGBT等で構
成され、トランジスタQ1 〜Q3 が単独アーム側トラン
ジスタ、トランジスタQ4 〜Q6 が共通アーム側トラン
ジスタとなる。次に、前記(2−1)の内容を実現する
ための第1の実施の形態の構成を図2に基づいて説明す
る。尚、第1,第2の実施の形態では、本発明に係る装
置を例えば電気自動車に搭載された電動機に適用した場
合について説明するが、本発明は、これに限られるもの
ではない。
【0038】制御コンピュータ1には、CPU11,12
と、RAM13,14と、切り換えスイッチ15,16と、フラ
グ器17,18と、が内蔵されている。CPU11は、電動機
8の回転速度やアクセルの踏み込み量等の数多くのセン
サによってサンプリングされたセンサ信号を入力し、こ
のセンサ信号に基づいて種々のデータと突合せながら、
出力すべき周波数に関する周期データとアクセル値とを
演算し、決定するデータ演算手段である。
と、RAM13,14と、切り換えスイッチ15,16と、フラ
グ器17,18と、が内蔵されている。CPU11は、電動機
8の回転速度やアクセルの踏み込み量等の数多くのセン
サによってサンプリングされたセンサ信号を入力し、こ
のセンサ信号に基づいて種々のデータと突合せながら、
出力すべき周波数に関する周期データとアクセル値とを
演算し、決定するデータ演算手段である。
【0039】周期データとは、交流電力の一波長を表現
するデータであり、交流の周波数を規制するものであ
る。ただし、実際のデータは一波長分のデータではな
く、一波長に満たないクロック数として与えられる。こ
の周期データは目標回転速度の逆数に基づいて計算され
る。アクセル値は、主に出力電流を制御するために出力
電圧の平均値を調整するための電圧データとして出力さ
れる。通常の自動車では、アクセルを踏むとトルクが増
すように、電気自動車では、アクセルを踏むと出力電圧
が高くなり、駆動用モータに与えられる電流が増加して
駆動トルクが増加する。
するデータであり、交流の周波数を規制するものであ
る。ただし、実際のデータは一波長分のデータではな
く、一波長に満たないクロック数として与えられる。こ
の周期データは目標回転速度の逆数に基づいて計算され
る。アクセル値は、主に出力電流を制御するために出力
電圧の平均値を調整するための電圧データとして出力さ
れる。通常の自動車では、アクセルを踏むとトルクが増
すように、電気自動車では、アクセルを踏むと出力電圧
が高くなり、駆動用モータに与えられる電流が増加して
駆動トルクが増加する。
【0040】CPU12は、出力された周期データとアク
セル値とに基づいてキック信号を生成し、制御された矩
形波信号であるPWM信号を出力する第1の被変調信号
生成手段である。RAM13,14は、同程度のメモリ容量
を有する記憶手段であり、共に切り換えスイッチ15を介
してCPU1に接続され、切り換えスイッチ16を介して
CPU12に接続されている。
セル値とに基づいてキック信号を生成し、制御された矩
形波信号であるPWM信号を出力する第1の被変調信号
生成手段である。RAM13,14は、同程度のメモリ容量
を有する記憶手段であり、共に切り換えスイッチ15を介
してCPU1に接続され、切り換えスイッチ16を介して
CPU12に接続されている。
【0041】フラグ器17,18は、夫々、読み出し通知用
のシェークハンドフラグ1、書き込み通知用のシェーク
ハンドフラグ2を格納するものであり、切り換えスイッ
チ15,16間に接続されている。次に、本実施の形態にお
けるCPU11,12間で受け渡しを行うときのデータの構
造例を図4に示す。
のシェークハンドフラグ1、書き込み通知用のシェーク
ハンドフラグ2を格納するものであり、切り換えスイッ
チ15,16間に接続されている。次に、本実施の形態にお
けるCPU11,12間で受け渡しを行うときのデータの構
造例を図4に示す。
【0042】前記(2−2)では、1つの電動機を制御
する場合のデータ構造例について説明したが、本実施の
形態では、2つの電動機を制御できるような構造とし
た。図4において、先頭データには、有効データ数nを
セットする。また、データを各セグメント毎に区切り、
夫々、16ビットデータのデータa1 〜an にセグメント
毎のデータをセットする。そして、データa1 〜an の
各ビットD0〜D8を一方の電動機用データ用データと
し、ビットD9〜D15をもう一方の電動機用データ用と
する。
する場合のデータ構造例について説明したが、本実施の
形態では、2つの電動機を制御できるような構造とし
た。図4において、先頭データには、有効データ数nを
セットする。また、データを各セグメント毎に区切り、
夫々、16ビットデータのデータa1 〜an にセグメント
毎のデータをセットする。そして、データa1 〜an の
各ビットD0〜D8を一方の電動機用データ用データと
し、ビットD9〜D15をもう一方の電動機用データ用と
する。
【0043】 ビット 制御対象 D15 あき D14 エラービット D13 W2 相単独アーム制御 遮断時には0; 通電時には1; D12 W2'相共通アーム制御 同上 D11 V2 相単独アーム制御 同上 D10 V2'相共通アーム制御 同上 D9 U2 相単独アーム制御 同上 D8 U2'相共通アーム制御 同上 D7 あき(同上) D6 エラービット D5 W1 相単独アーム制御 遮断時には0; 通電時には1; D4 W1'相共通アーム制御 同上 D3 V1 相単独アーム制御 同上 D2 V1'相共通アーム制御 同上 D1 U1 相単独アーム制御 同上 D0 U1'相共通アーム制御 同上 尚、ビットD15はあきビットであるが、駆動中は、この
ビットD15を正転、逆転等必要に応じて利用する。
ビットD15を正転、逆転等必要に応じて利用する。
【0044】また、ビットD14のエラービットは任意設
置であるが、例えば、正常時にはビットD14を0にセッ
トし、異常時には1にセットする。また、ビットD6の
エラービットも任意設置であるが、一方の電動機に16ビ
ットデータを出力するときは、例えばビットD6を1に
セットし、もう一方の電動機に出力するときは、0にセ
ットするようにする。
置であるが、例えば、正常時にはビットD14を0にセッ
トし、異常時には1にセットする。また、ビットD6の
エラービットも任意設置であるが、一方の電動機に16ビ
ットデータを出力するときは、例えばビットD6を1に
セットし、もう一方の電動機に出力するときは、0にセ
ットするようにする。
【0045】次に第1の実施の形態の動作を説明する。
まず、CPU11では、電動機8の回転速度やアクセルの
踏み込み量等の数多くのセンサ信号がサンプリングさ
れ、これらのセンサ信号に基づいて、周期データとアク
セル値が演算される。演算されたデータは、図4に示す
ようなデータ構造にセットされてRAM13又は14に書き
込まれる。
まず、CPU11では、電動機8の回転速度やアクセルの
踏み込み量等の数多くのセンサ信号がサンプリングさ
れ、これらのセンサ信号に基づいて、周期データとアク
セル値が演算される。演算されたデータは、図4に示す
ようなデータ構造にセットされてRAM13又は14に書き
込まれる。
【0046】周期データとアクセル値とをCPU11から
RAM13に書き込むときは、フラグ器17に格納されてい
る読み出し通知用のシェークハンドフラグ1のフラグ値
を確認する。シェークハンドフラグ1が1にセットされ
ているときは、RAM13への書き込みが可能となる。こ
のとき、CPU11は、切り換えスイッチ15をRAM13に
接続し、周期データとアクセル値とを図5のフローチャ
ートに基づいてRAM13に書き込む。
RAM13に書き込むときは、フラグ器17に格納されてい
る読み出し通知用のシェークハンドフラグ1のフラグ値
を確認する。シェークハンドフラグ1が1にセットされ
ているときは、RAM13への書き込みが可能となる。こ
のとき、CPU11は、切り換えスイッチ15をRAM13に
接続し、周期データとアクセル値とを図5のフローチャ
ートに基づいてRAM13に書き込む。
【0047】即ち、ステップ(図中では「S」と記して
あり、以下同様とする)1では、カウンタCNTのカウ
ント値をリセットする。このカウンタCNTは、データ
数をカウントするカウンタである。ステップ2では、先
頭データである有効データ数nを入力する。ステップ3
では、16ビットデータをa1 から順次出力する。
あり、以下同様とする)1では、カウンタCNTのカウ
ント値をリセットする。このカウンタCNTは、データ
数をカウントするカウンタである。ステップ2では、先
頭データである有効データ数nを入力する。ステップ3
では、16ビットデータをa1 から順次出力する。
【0048】RAM13又はRAM14に書き込まれた周期
データと電圧データとは、各セグメント毎にRAM13又
はRAM14から切り換えスイッチ16を介してCPU12に
入力される。ステップ4では、カウンタCNTのカウン
ト値を加算する。この処理を、CNT≦nの間繰り返
し、CNT>nとなったとき(ステップ5)、このルー
チンを終了する。
データと電圧データとは、各セグメント毎にRAM13又
はRAM14から切り換えスイッチ16を介してCPU12に
入力される。ステップ4では、カウンタCNTのカウン
ト値を加算する。この処理を、CNT≦nの間繰り返
し、CNT>nとなったとき(ステップ5)、このルー
チンを終了する。
【0049】データの書き込みが全て終了すると、書き
込み通知用のシェークハンドフラグ2を0にセットす
る。このフラグ値はフラグ器18に格納される。RAM13
に書き込まれたデータを読み出すときは、フラグ器18に
格納されているシェークハンドフラグ2の値を確認す
る。シェークハンドフラグ2が0にセットされていると
きはRAM13からの読み出しが可能となり、シェークハ
ンドフラグ1を0にセットして切り換えスイッチ16をR
AM13に接続する。これにより、シェークハンドフラグ
2のフラグ値はフラグ器17に格納され、CPU12は、図
5のフローチャートに基づいてデータの読み出しを行
う。RAM13に書き込まれた周期データとアクセル値と
は、各セグメント毎にRAM13から読み出され、切り換
えスイッチ16を介してCPU12に出力される。
込み通知用のシェークハンドフラグ2を0にセットす
る。このフラグ値はフラグ器18に格納される。RAM13
に書き込まれたデータを読み出すときは、フラグ器18に
格納されているシェークハンドフラグ2の値を確認す
る。シェークハンドフラグ2が0にセットされていると
きはRAM13からの読み出しが可能となり、シェークハ
ンドフラグ1を0にセットして切り換えスイッチ16をR
AM13に接続する。これにより、シェークハンドフラグ
2のフラグ値はフラグ器17に格納され、CPU12は、図
5のフローチャートに基づいてデータの読み出しを行
う。RAM13に書き込まれた周期データとアクセル値と
は、各セグメント毎にRAM13から読み出され、切り換
えスイッチ16を介してCPU12に出力される。
【0050】同様にしてデータをCPU11からRAM14
に書き込むときは、シェークハンドフラグ1が0にセッ
トされていることを確認して切り換えスイッチ15をRA
M14に接続し、データの書き込みが全て終了したとき、
シェークハンドフラグ2を1にセットする。また、RA
M14に書き込まれたデータを読み出すときは、シェーク
ハンドフラグ2が1にセットされていることを確認し、
シェークハンドフラグ1を1にセットして切り換えスイ
ッチ16をRAM14に接続する。
に書き込むときは、シェークハンドフラグ1が0にセッ
トされていることを確認して切り換えスイッチ15をRA
M14に接続し、データの書き込みが全て終了したとき、
シェークハンドフラグ2を1にセットする。また、RA
M14に書き込まれたデータを読み出すときは、シェーク
ハンドフラグ2が1にセットされていることを確認し、
シェークハンドフラグ1を1にセットして切り換えスイ
ッチ16をRAM14に接続する。
【0051】次に、CPU11では、周期データ及びアク
セル値とに基づいて2KHz 程度のキャリア波が生成さ
れ、このキャリア波によって図6に示すような波形のP
WM信号aが生成される。このPWM信号aが第1の被
変調信号に相当する。そして、このPWM信号aに基づ
いて仮想負荷回路2に通電される。前述のように、仮想
負荷回路2には、リアクタンスとインダクタンスとが内
蔵されているため、電流が仮想負荷回路2に通電される
と、図6に示すような波形のアナログ電圧信号bが仮想
負荷回路2から出力される。このアナログ電圧信号bの
電圧は、前述の(1)式から演算されるように、電動機
8に出力される電圧に比例する。
セル値とに基づいて2KHz 程度のキャリア波が生成さ
れ、このキャリア波によって図6に示すような波形のP
WM信号aが生成される。このPWM信号aが第1の被
変調信号に相当する。そして、このPWM信号aに基づ
いて仮想負荷回路2に通電される。前述のように、仮想
負荷回路2には、リアクタンスとインダクタンスとが内
蔵されているため、電流が仮想負荷回路2に通電される
と、図6に示すような波形のアナログ電圧信号bが仮想
負荷回路2から出力される。このアナログ電圧信号bの
電圧は、前述の(1)式から演算されるように、電動機
8に出力される電圧に比例する。
【0052】このアナログ電圧信号bを直接インバータ
7に供給してアナログ的に交流変換を行うこともできる
が、これでは電力損失が大きくなるため、アナログ電圧
信号bからPWM信号dに変換し、デジタル的に交流変
換を行うようにする。即ち、アナログ電圧信号bをコン
パレータ4に入力し、同じくコンパレータ4に入力され
たキャリア波オッシレータ3からのキャリア波cと比較
する。このキャリア波cは、可聴範囲を越えるまで高周
波化されている。
7に供給してアナログ的に交流変換を行うこともできる
が、これでは電力損失が大きくなるため、アナログ電圧
信号bからPWM信号dに変換し、デジタル的に交流変
換を行うようにする。即ち、アナログ電圧信号bをコン
パレータ4に入力し、同じくコンパレータ4に入力され
たキャリア波オッシレータ3からのキャリア波cと比較
する。このキャリア波cは、可聴範囲を越えるまで高周
波化されている。
【0053】アナログ電圧信号bがキャリア波cのレベ
ルを上回ったときにはハイレベル、逆にキャリア波のレ
ベルがアナログ信号のレベルを上回っている時にはロー
レベルとなる。その結果、コンパレータ4からは図6に
示すような波形のPWM信号dが出力される。このPW
M信号dは、キャリア波cが可聴範囲を越えるまで高周
波化されているので、制御コンピュータ1で生成された
PWM信号aよりも短い周期でハイレベル、ローレベル
となる。このPWM信号dが第2の被変調信号に相当す
る。
ルを上回ったときにはハイレベル、逆にキャリア波のレ
ベルがアナログ信号のレベルを上回っている時にはロー
レベルとなる。その結果、コンパレータ4からは図6に
示すような波形のPWM信号dが出力される。このPW
M信号dは、キャリア波cが可聴範囲を越えるまで高周
波化されているので、制御コンピュータ1で生成された
PWM信号aよりも短い周期でハイレベル、ローレベル
となる。このPWM信号dが第2の被変調信号に相当す
る。
【0054】PWM信号dは、保護回路5、増幅器6を
介してインバータ7に入力される。そして、インバータ
7の電力制御半導体は、PWM信号dがハイレベルのと
きは導通状態となり、ローレベルのときは遮断状態とな
る。従って、インバータ7の電力制御半導体は、可聴範
囲を越えるまで高周波化された周波数でオン・オフ駆動
され、アクセル値に基づいて、インバータ7の制御によ
り正弦波形に近似した波形の交流電力が電動機8に供給
される。
介してインバータ7に入力される。そして、インバータ
7の電力制御半導体は、PWM信号dがハイレベルのと
きは導通状態となり、ローレベルのときは遮断状態とな
る。従って、インバータ7の電力制御半導体は、可聴範
囲を越えるまで高周波化された周波数でオン・オフ駆動
され、アクセル値に基づいて、インバータ7の制御によ
り正弦波形に近似した波形の交流電力が電動機8に供給
される。
【0055】かかる構成によれば、デジタルPWM装置
でありながら、デジタル回路とアナログ回路とを共用す
ることにより、通常実現可能なクロック周波数で可聴範
囲を越える周波数まで容易に高周波化することができ、
PWM信号を高周波化することができる。従って、耳ざ
わりな電磁騒音を防止することができる。また、制御コ
ンピュータ1では、2つのCPU11,12でデータ処理を
分散することにより、CPUの負担を低減することがで
き、しかも、データ量が多くても、一刻も休止すること
なくデータを続けて出力することができ、PWM信号の
高周波化に対応することができる。
でありながら、デジタル回路とアナログ回路とを共用す
ることにより、通常実現可能なクロック周波数で可聴範
囲を越える周波数まで容易に高周波化することができ、
PWM信号を高周波化することができる。従って、耳ざ
わりな電磁騒音を防止することができる。また、制御コ
ンピュータ1では、2つのCPU11,12でデータ処理を
分散することにより、CPUの負担を低減することがで
き、しかも、データ量が多くても、一刻も休止すること
なくデータを続けて出力することができ、PWM信号の
高周波化に対応することができる。
【0056】さらに、前段の従来のデジタル回路にアナ
ログ回路を後段に追加するだけで済むため、高度技術の
必要なデジタル回路での高周波化を避けることができ、
価格も低減することができ、電動機の回転速度や発生ト
ルク等を個別に制御するときは、簡単にCPUブロック
を並列的に増設することもでき、容易に拡張することが
できる。
ログ回路を後段に追加するだけで済むため、高度技術の
必要なデジタル回路での高周波化を避けることができ、
価格も低減することができ、電動機の回転速度や発生ト
ルク等を個別に制御するときは、簡単にCPUブロック
を並列的に増設することもでき、容易に拡張することが
できる。
【0057】尚、本実施の形態では、処理の流れを三分
割したが、これに限らず、三個のCPUを用い、三分割
して前、中、後のように処理の流れを三分割することが
できる。このように分割数を増やせば、さらに高度な処
理を行うことができ、有効である。次に、第2の実施の
形態について説明する。
割したが、これに限らず、三個のCPUを用い、三分割
して前、中、後のように処理の流れを三分割することが
できる。このように分割数を増やせば、さらに高度な処
理を行うことができ、有効である。次に、第2の実施の
形態について説明する。
【0058】このものは、制御コンピュータにおけるC
PUを3つにして出力段のCPUを出力専用のCPUと
することにより、さらにデータの受け渡しの高速化を図
ったものである。図8は、第2の実施の形態を示す概略
図である。図8において、CPU21は、周期データとア
クセル値とを演算するCPUである。
PUを3つにして出力段のCPUを出力専用のCPUと
することにより、さらにデータの受け渡しの高速化を図
ったものである。図8は、第2の実施の形態を示す概略
図である。図8において、CPU21は、周期データとア
クセル値とを演算するCPUである。
【0059】CPU22は、発生交流のパターンを含むバ
イト列を生成し、このバイト列の長さを指定するととも
に、書き込んだRAMの区分を指定するCPUである。
このCPU22は、プログラムカウンタの計算と出力、ソ
フトウェアの読み込み、コードの解析、アドレスの出力
等の処理を行う。また、信号矩形波の崩れを許容する、
CPU自身や周辺回路として利用される集積回路の特性
の緒差をカバーするなどのために、前記のアクションの
それぞれの間には適当なタイムラグを設けてある。
イト列を生成し、このバイト列の長さを指定するととも
に、書き込んだRAMの区分を指定するCPUである。
このCPU22は、プログラムカウンタの計算と出力、ソ
フトウェアの読み込み、コードの解析、アドレスの出力
等の処理を行う。また、信号矩形波の崩れを許容する、
CPU自身や周辺回路として利用される集積回路の特性
の緒差をカバーするなどのために、前記のアクションの
それぞれの間には適当なタイムラグを設けてある。
【0060】CPU23は、RAM上のバイト列をただ単
純に出力するだけの機能を有している。即ち、ハードウ
ェアそのものに単純な手順を植え付けるようにして、C
PU23を簡単なソフトウェアだけで作動させる。ハード
ウェア的に指定した動作しか実行しないが、ソフトウェ
アに依存しないので超高速作動が可能となる。このよう
にCPU23は、CPUと呼べるほどの機能を備えている
ものではなく、言わば擬似CPUともいえるものであ
る。
純に出力するだけの機能を有している。即ち、ハードウ
ェアそのものに単純な手順を植え付けるようにして、C
PU23を簡単なソフトウェアだけで作動させる。ハード
ウェア的に指定した動作しか実行しないが、ソフトウェ
アに依存しないので超高速作動が可能となる。このよう
にCPU23は、CPUと呼べるほどの機能を備えている
ものではなく、言わば擬似CPUともいえるものであ
る。
【0061】次に図8の詳細図である図9に基づいて第
2の実施の形態の構成について説明する。尚、第1の実
施の形態と同一要素のものについては同一符号を付して
説明は省略する。CPU22,23は、夫々、クロックオッ
シレータ21,22によって駆動される。CPU21のデータ
入力ポートに接続されたデータバス41には、夫々、RO
M26、ラッチ回路27, 29、バッファ29、フラグ器17が接
続されている。
2の実施の形態の構成について説明する。尚、第1の実
施の形態と同一要素のものについては同一符号を付して
説明は省略する。CPU22,23は、夫々、クロックオッ
シレータ21,22によって駆動される。CPU21のデータ
入力ポートに接続されたデータバス41には、夫々、RO
M26、ラッチ回路27, 29、バッファ29、フラグ器17が接
続されている。
【0062】ROM26には、CPU22が実行するソフト
ウェアやデータが書き込まれている。バッファ29は、C
PU21から出力されたデバイス・スイッチのデータを保
持するものである。デバイス・スイッチとは、電動機と
して、例えば駆動用の電動機、冷却用の直流電動機等、
複数台の電動機を搭載している場合に、その制御対象を
指定するためのスイッチであり、電動機毎に備えられた
インタフェース用基板に取り付けられている。このデバ
イス・スイッチは、搭載する電動機の数にもよるが、通
常は、例えば8ビット程度のオン・オフパターンで構成
され、基板毎に異なるビットパターンにセットされる。
尚、デバイス・スイッチの設定は、制御コンピュータ1
の組立時に行われる。
ウェアやデータが書き込まれている。バッファ29は、C
PU21から出力されたデバイス・スイッチのデータを保
持するものである。デバイス・スイッチとは、電動機と
して、例えば駆動用の電動機、冷却用の直流電動機等、
複数台の電動機を搭載している場合に、その制御対象を
指定するためのスイッチであり、電動機毎に備えられた
インタフェース用基板に取り付けられている。このデバ
イス・スイッチは、搭載する電動機の数にもよるが、通
常は、例えば8ビット程度のオン・オフパターンで構成
され、基板毎に異なるビットパターンにセットされる。
尚、デバイス・スイッチの設定は、制御コンピュータ1
の組立時に行われる。
【0063】CPU21からコンパレータ30には、所定の
タイミングでコントロールデータが出力される。このコ
ントロールデータには、アクセル値、周期データととも
に、デバイス・スイッチによって電動機毎に設定されて
いるビットのパターンに相当する例えば8ビットの信号
が含まれている。
タイミングでコントロールデータが出力される。このコ
ントロールデータには、アクセル値、周期データととも
に、デバイス・スイッチによって電動機毎に設定されて
いるビットのパターンに相当する例えば8ビットの信号
が含まれている。
【0064】コンパレータ30は、CPU21から出力され
たコントロールデータとバッファ29のデバイス・スイッ
チ・データとを比較し、一致したときにラッチ回路27,
28にラッチ信号を出力する。ラッチ回路27,28は、夫
々、コンパレータ30からラッチ信号が出力されたタイミ
ングで、CPU21から出力されたアクセル値、周期デー
タをラッチする。
たコントロールデータとバッファ29のデバイス・スイッ
チ・データとを比較し、一致したときにラッチ回路27,
28にラッチ信号を出力する。ラッチ回路27,28は、夫
々、コンパレータ30からラッチ信号が出力されたタイミ
ングで、CPU21から出力されたアクセル値、周期デー
タをラッチする。
【0065】RAM31は、データバス41を介してCPU
22のデータ入力ポートに接続され、データバス42を介し
てCPU22のデータ出力ポートに接続されている。この
RAM31は、ワークRAMとして機能し、CPU22のソ
フトウェア実行時、CPU22の出力ポートからデータバ
ス41を介してROM26の内容が書き込まれる。データバ
ス42には、前述の切り換えスイッチ15、フラグ器18、切
り換えスイッチ51が接続され、切り換えスイッチ51に
は、さらに件数データを記憶するためのRAM32,33が
接続されている。
22のデータ入力ポートに接続され、データバス42を介し
てCPU22のデータ出力ポートに接続されている。この
RAM31は、ワークRAMとして機能し、CPU22のソ
フトウェア実行時、CPU22の出力ポートからデータバ
ス41を介してROM26の内容が書き込まれる。データバ
ス42には、前述の切り換えスイッチ15、フラグ器18、切
り換えスイッチ51が接続され、切り換えスイッチ51に
は、さらに件数データを記憶するためのRAM32,33が
接続されている。
【0066】第2の実施の形態では、前記データ構造例
に示す有効データ数nを別にRAM32又はRAM33に出
力するようにする。CPU22,23の夫々に接続されたア
ドレスバス43,44には、アドレス値切り換え用の切り換
えスイッチ52,53が接続されている。CPU23のデータ
入力ポートに接続されたデータバス45には、前述の切り
換えスイッチ16、フラグ器18、使用件数の読み出し切り
換え用の切り換えスイッチ54が接続されている。
に示す有効データ数nを別にRAM32又はRAM33に出
力するようにする。CPU22,23の夫々に接続されたア
ドレスバス43,44には、アドレス値切り換え用の切り換
えスイッチ52,53が接続されている。CPU23のデータ
入力ポートに接続されたデータバス45には、前述の切り
換えスイッチ16、フラグ器18、使用件数の読み出し切り
換え用の切り換えスイッチ54が接続されている。
【0067】CPU23の出力ポートに接続されたデータ
バス46には、前述のフラグ器17、切り換えスイッチ16,
52〜54が接続されている。前述の仮想負荷回路2は、こ
のデータバス46に接続されている。次に第2の実施の形
態の動作を説明する。CPU22では、電源投入後、CP
U22の機能確保に続いてROM26に記憶されているソフ
トウェアやデータがROM26から読み取られ、RAM31
にコピーされる。
バス46には、前述のフラグ器17、切り換えスイッチ16,
52〜54が接続されている。前述の仮想負荷回路2は、こ
のデータバス46に接続されている。次に第2の実施の形
態の動作を説明する。CPU22では、電源投入後、CP
U22の機能確保に続いてROM26に記憶されているソフ
トウェアやデータがROM26から読み取られ、RAM31
にコピーされる。
【0068】ROM26の内容のRAM31へのコピーが完
了すると、CPU22は、RAM31上にあるソフトウェア
とデータとによって規定の作動を開始し、これ以降は原
則としてROM26の内容は参照されない。次に、CPU
22の動作を、図10のフローチャートに基づいて説明す
る。ステップ11では、デバイス・スイッチのデータを読
み込んでおく。
了すると、CPU22は、RAM31上にあるソフトウェア
とデータとによって規定の作動を開始し、これ以降は原
則としてROM26の内容は参照されない。次に、CPU
22の動作を、図10のフローチャートに基づいて説明す
る。ステップ11では、デバイス・スイッチのデータを読
み込んでおく。
【0069】ステップ12では、アクセル値を入力する。
即ち、前述のように、コントロールデータにはデバイス
・スイッチによって電動機毎に設定されているビットの
パターンに相当する例えば8ビットの信号が含まれてお
り、このコントロールデータのパターンとデバイス・ス
イッチのパターンとが一致したときにコンパレータ30か
らラッチ回路27,28にラッチ信号が出力され、アクセル
値はラッチ回路27によりこのタイミングでラッチされ
る。このラッチされたアクセル値をデータバス41を介し
て入力する。
即ち、前述のように、コントロールデータにはデバイス
・スイッチによって電動機毎に設定されているビットの
パターンに相当する例えば8ビットの信号が含まれてお
り、このコントロールデータのパターンとデバイス・ス
イッチのパターンとが一致したときにコンパレータ30か
らラッチ回路27,28にラッチ信号が出力され、アクセル
値はラッチ回路27によりこのタイミングでラッチされ
る。このラッチされたアクセル値をデータバス41を介し
て入力する。
【0070】ステップ13では、同様にラッチ回路28によ
りラッチされた周期データを入力する。このように、C
PU21は、送信するアクセル値と周期データとがどの電
動機を対象としているかをコントロールデータとしてハ
ードウェア的に通知し、ラッチは、デバイス・スイッチ
と同じコントロールデータが発行されて、その直後に送
信されたアクセル値と周期データとをCPU22又はCP
U23の支配を受けないで機械的に実行され、その最新値
を常にラッチするような仕組みである。
りラッチされた周期データを入力する。このように、C
PU21は、送信するアクセル値と周期データとがどの電
動機を対象としているかをコントロールデータとしてハ
ードウェア的に通知し、ラッチは、デバイス・スイッチ
と同じコントロールデータが発行されて、その直後に送
信されたアクセル値と周期データとをCPU22又はCP
U23の支配を受けないで機械的に実行され、その最新値
を常にラッチするような仕組みである。
【0071】ステップ14では、フラグ器17からシェーク
ハンドフラグ1の値を入力し、RAM13,14のうち、出
力中でないRAMを検知する。尚、初回のサイクルでは
どちらのRAMも使用できる。ステップ15では、このフ
ラグ値を直前入力値と比較する。シェークハンドフラグ
1の値が直前の入力値と一致するときは、CPU23がデ
ータの読み出しを行っている最中であると判定し、ステ
ップ12に戻る。
ハンドフラグ1の値を入力し、RAM13,14のうち、出
力中でないRAMを検知する。尚、初回のサイクルでは
どちらのRAMも使用できる。ステップ15では、このフ
ラグ値を直前入力値と比較する。シェークハンドフラグ
1の値が直前の入力値と一致するときは、CPU23がデ
ータの読み出しを行っている最中であると判定し、ステ
ップ12に戻る。
【0072】CPU23によるRAM13又はRAM14から
のデータの読み出しが完了したときは、シェークハンド
フラグ1のフラグ値が切り換えられるので、シェークハ
ンドフラグ1の値とが直前の入力値とが不一致となる。
このときは、RAM13又はRAM14からのデータの読み
出しが完了したと判定し、ステップ15→16に進む。ステ
ップ16では、周期データとアクセル値とに基づいて出力
すべきバイト列のビットパターンを生成し、このビット
パターンを図4に示すようなデータ構造のデータa1 〜
an にセットし、このバイト列を出力する。このバイト
列は、切り換えスイッチ15を切り換えるとRAM13又は
RAM14に書き込まれる。
のデータの読み出しが完了したときは、シェークハンド
フラグ1のフラグ値が切り換えられるので、シェークハ
ンドフラグ1の値とが直前の入力値とが不一致となる。
このときは、RAM13又はRAM14からのデータの読み
出しが完了したと判定し、ステップ15→16に進む。ステ
ップ16では、周期データとアクセル値とに基づいて出力
すべきバイト列のビットパターンを生成し、このビット
パターンを図4に示すようなデータ構造のデータa1 〜
an にセットし、このバイト列を出力する。このバイト
列は、切り換えスイッチ15を切り換えるとRAM13又は
RAM14に書き込まれる。
【0073】このように、RAM13又はRAM14のいず
れに書き込むかはCPU23側で制御されるので、CPU
22は、シェークハンドフラク1が前回の内容とは異なっ
たことを確認することによりRAM13又はRAM14への
書込動作を実行する。ステップ17では、出力したバイト
列の長さを「件数データ」として出力する。ステップ18
では、シェークハンドフラグ2に書き込み完了信号とし
てシェークハンドフラグ信号を生成する。即ち、シェー
クハンドフラグの値が1のときは0にセットし、0のと
きは1にセットする。このようにしてシェークハンドフ
ラグ信号が生成される。
れに書き込むかはCPU23側で制御されるので、CPU
22は、シェークハンドフラク1が前回の内容とは異なっ
たことを確認することによりRAM13又はRAM14への
書込動作を実行する。ステップ17では、出力したバイト
列の長さを「件数データ」として出力する。ステップ18
では、シェークハンドフラグ2に書き込み完了信号とし
てシェークハンドフラグ信号を生成する。即ち、シェー
クハンドフラグの値が1のときは0にセットし、0のと
きは1にセットする。このようにしてシェークハンドフ
ラグ信号が生成される。
【0074】尚、シェークハンドフラグ2への出力はシ
ェークハンドフラグ1の内容を反転して出力すればよ
い。但し、フラグの値は、以下の内容を示すものとす
る。 シェークハンドフラグ1 意味 0 CPU23がRAM13から読込中(出力中) 1 CPU23がRAM14から読込中(出力中) シェークハンドフラグ2 0 CPU22がRAM13に書込済み 1 CPU22がRAM14に書込済み この定義を任意に設定できるが、そのときは、それに合
わせて判別内容を変更する必要がある。
ェークハンドフラグ1の内容を反転して出力すればよ
い。但し、フラグの値は、以下の内容を示すものとす
る。 シェークハンドフラグ1 意味 0 CPU23がRAM13から読込中(出力中) 1 CPU23がRAM14から読込中(出力中) シェークハンドフラグ2 0 CPU22がRAM13に書込済み 1 CPU22がRAM14に書込済み この定義を任意に設定できるが、そのときは、それに合
わせて判別内容を変更する必要がある。
【0075】ステップ19では、この生成したシェークハ
ンドフラグ2をフラグ器17に出力する。以上のループは
電源が遮断されるまで繰り返される。尚、ステップ12,
13におけるアクセル値と周期データの入力タイミングは
シェークハンドフラグ1の判別ループ中でもよいし、判
別の後で実行してもよい。
ンドフラグ2をフラグ器17に出力する。以上のループは
電源が遮断されるまで繰り返される。尚、ステップ12,
13におけるアクセル値と周期データの入力タイミングは
シェークハンドフラグ1の判別ループ中でもよいし、判
別の後で実行してもよい。
【0076】また、RAM31の容量が大きいときは、図
11のフローチャートで示すように、RAM31に出力ビッ
トパターンを生成し(ステップ21)、この出力ビットパ
ターンを書き込むときはRAM31からRAM13又はRA
M14に書き込む(ステップ22)ようにしてもよい。次
に、CPU23の動作について説明する。
11のフローチャートで示すように、RAM31に出力ビッ
トパターンを生成し(ステップ21)、この出力ビットパ
ターンを書き込むときはRAM31からRAM13又はRA
M14に書き込む(ステップ22)ようにしてもよい。次
に、CPU23の動作について説明する。
【0077】CPU23のデータ出力機能は、主に、次の
4ブロックによって構成されている。 (1)RAMの切り換え信号の発生機能 (2)疑似アドレス値の発生と周期の決定機能 (3)RAMからのデータの取出機能 (4)シェークハンドフラグ1への書込機能 (1)RAMの切り換え信号の発生機能について RAM13及びRAM14は、CPU22にとってはデータの
書込用メモリであり、CPU23にとっては読み出し用メ
モリである。このように同一のメモリを別々の用途に使
用するときは、タイミングに応じて切り換える必要があ
る。
4ブロックによって構成されている。 (1)RAMの切り換え信号の発生機能 (2)疑似アドレス値の発生と周期の決定機能 (3)RAMからのデータの取出機能 (4)シェークハンドフラグ1への書込機能 (1)RAMの切り換え信号の発生機能について RAM13及びRAM14は、CPU22にとってはデータの
書込用メモリであり、CPU23にとっては読み出し用メ
モリである。このように同一のメモリを別々の用途に使
用するときは、タイミングに応じて切り換える必要があ
る。
【0078】本実施の形態では、最終的な出力はCPU
23によって行われ、出力途中で切り換えが行われないよ
うにするため、さらに、出力を連続して実行するため
に、CPU23の側から切り換えスイッチ15, 16を制御す
る方式にしている。CPU23がRAM13又はRAM14の
内容を出力している間は、その対象となっているRAM
は、CPU22の制御から離脱し、CPU23によって制御
・支配されている。
23によって行われ、出力途中で切り換えが行われないよ
うにするため、さらに、出力を連続して実行するため
に、CPU23の側から切り換えスイッチ15, 16を制御す
る方式にしている。CPU23がRAM13又はRAM14の
内容を出力している間は、その対象となっているRAM
は、CPU22の制御から離脱し、CPU23によって制御
・支配されている。
【0079】シェークハンドフラグ2を参照して読みだ
しRAMを決定したCPU23は、最初に読み出し用のR
AMセレクト信号を切り換えスイッチ16,54に出力す
る。これによって切り換えスイッチ15,51〜54を作動さ
せる。シェークハンド信号を出力してどちらのRAMを
使用するかをシェークハンドフラグ1に通知する。この
間はPWM信号は単独アーム、共通アーム共にオフ信号
を出力する。 (2)疑似アドレス値の発生と周期の決定機能について CPU22は、切り換えスイッチ52,53を制御して対象と
するRAM13又はRAM14等のアドレス値を発行し、R
AM13又はRAM14等の特定の位置にアクセスする構造
となっているが、CPU23はRAM13又はRAM14等を
参照する場合にはアドレス値を自分で発生しなければな
らない。CPU23は独立したクロックを備え、そのクロ
ックの発生する矩形波をカウントするカウンタと接続
し、カウンタの値を疑似的にアドレス値として利用する
ように構成されている。そのカウンタは、0からRAM
13又はRAM14の使用件数データの値までカウントアッ
プされ、コンパレータ4の交流一波形の周期を特定する
ものであるが、同時にその値はアクセスすべきRAM13
又はRAM14のアドレス値を発生させる。任意のアドレ
スをアクセスできる訳ではないが、昇順または降順にR
AM13又はRAM14からデータを読むとき、又は書くと
きに利用できる。 (3)RAMからのデータの取出機能について RAM13又はRAM14からのデータの取り出しは、図5
のフローチャートに基づいて動作する。また、アドレス
値を設定し、指定された番地の内容をインターフェース
を経由してバッファに取り出し、外部からのノイズを防
ぐため、例えば高速フォトカプラ等を介して後続デバイ
スに接続するように構成されている。 (4)シェークハンドフラグ1への書込機能について データの読み出しを全て終了すると、シェークハンドフ
ラグ1を前述のフラグ値にセットし、このフラグ値をフ
ラグ器17に格納する。
しRAMを決定したCPU23は、最初に読み出し用のR
AMセレクト信号を切り換えスイッチ16,54に出力す
る。これによって切り換えスイッチ15,51〜54を作動さ
せる。シェークハンド信号を出力してどちらのRAMを
使用するかをシェークハンドフラグ1に通知する。この
間はPWM信号は単独アーム、共通アーム共にオフ信号
を出力する。 (2)疑似アドレス値の発生と周期の決定機能について CPU22は、切り換えスイッチ52,53を制御して対象と
するRAM13又はRAM14等のアドレス値を発行し、R
AM13又はRAM14等の特定の位置にアクセスする構造
となっているが、CPU23はRAM13又はRAM14等を
参照する場合にはアドレス値を自分で発生しなければな
らない。CPU23は独立したクロックを備え、そのクロ
ックの発生する矩形波をカウントするカウンタと接続
し、カウンタの値を疑似的にアドレス値として利用する
ように構成されている。そのカウンタは、0からRAM
13又はRAM14の使用件数データの値までカウントアッ
プされ、コンパレータ4の交流一波形の周期を特定する
ものであるが、同時にその値はアクセスすべきRAM13
又はRAM14のアドレス値を発生させる。任意のアドレ
スをアクセスできる訳ではないが、昇順または降順にR
AM13又はRAM14からデータを読むとき、又は書くと
きに利用できる。 (3)RAMからのデータの取出機能について RAM13又はRAM14からのデータの取り出しは、図5
のフローチャートに基づいて動作する。また、アドレス
値を設定し、指定された番地の内容をインターフェース
を経由してバッファに取り出し、外部からのノイズを防
ぐため、例えば高速フォトカプラ等を介して後続デバイ
スに接続するように構成されている。 (4)シェークハンドフラグ1への書込機能について データの読み出しを全て終了すると、シェークハンドフ
ラグ1を前述のフラグ値にセットし、このフラグ値をフ
ラグ器17に格納する。
【0080】シェークハンドフラグ1,2は、ともに所
定の1ビットに当てられる。他のビットについては、入
力または出力命令を実行する際にどのようなデータであ
ってもハードウェア的には関係しない構成となってい
る。必要で有れば利用するような構成も可能ではあるが
ここでは1ビットで足りる。このようにCPU23におい
て、できることは限られているが、ソフトウェアを読み
込んで各種の判別や準備処理などを経た後にアクセスす
るのではなく、ほとんど直接的にRAM13又はRAM14
にアクセスするので非常に高速化が可能となる。
定の1ビットに当てられる。他のビットについては、入
力または出力命令を実行する際にどのようなデータであ
ってもハードウェア的には関係しない構成となってい
る。必要で有れば利用するような構成も可能ではあるが
ここでは1ビットで足りる。このようにCPU23におい
て、できることは限られているが、ソフトウェアを読み
込んで各種の判別や準備処理などを経た後にアクセスす
るのではなく、ほとんど直接的にRAM13又はRAM14
にアクセスするので非常に高速化が可能となる。
【0081】かかる第2の実施の形態の構成によれば、
出力段のCPU23を出力専用のCPUとすることによ
り、さらにデータの受け渡しの高速化を図ることができ
る。即ち、CPU23は、ハードウェア的に指定した動作
しか実行しないが、ソフトウェアに依存しないので超高
速作動が可能となる。また、特定の装置として設計する
ことができるので、多様な対応を考慮する必要がなく、
このため、周辺の集積回路に合わせてアイドルタイムを
切り詰めることができる。
出力段のCPU23を出力専用のCPUとすることによ
り、さらにデータの受け渡しの高速化を図ることができ
る。即ち、CPU23は、ハードウェア的に指定した動作
しか実行しないが、ソフトウェアに依存しないので超高
速作動が可能となる。また、特定の装置として設計する
ことができるので、多様な対応を考慮する必要がなく、
このため、周辺の集積回路に合わせてアイドルタイムを
切り詰めることができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
かかる装置によれば、第2の被変調信号が高周波化し、
人間の耳に聞こえるような電磁騒音がなくなる。請求項
2の発明にかかる装置によれば、データ量が多くても、
第1の被変調信号を一刻も休止することなく続けて出力
することができる。
かかる装置によれば、第2の被変調信号が高周波化し、
人間の耳に聞こえるような電磁騒音がなくなる。請求項
2の発明にかかる装置によれば、データ量が多くても、
第1の被変調信号を一刻も休止することなく続けて出力
することができる。
【0083】請求項3の発明にかかる装置によれば、第
1の被変調信号生成手段による処理の高速化を図ること
ができる。請求項4の発明にかかる装置によれば、第1
の被変調信号から、交流電力波形に近似した波形のアナ
ログ電圧信号を得ることができる。
1の被変調信号生成手段による処理の高速化を図ること
ができる。請求項4の発明にかかる装置によれば、第1
の被変調信号から、交流電力波形に近似した波形のアナ
ログ電圧信号を得ることができる。
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1の制御コンピュータ内の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図3】図1のインバータの構成を示す回路図。
【図4】図2のCPU間でのデータ伝達用のフレームの
説明図。
説明図。
【図5】図2のCPUの動作を示すフローチャート。
【図6】図1の信号波形図。
【図7】PWMの説明図。
【図8】本発明の第2の実施の形態の概略を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図9】図8の詳細を示すブロック回路図。
【図10】図8及び図9のCPUの動作を示すフローチャ
ート。
ート。
【図11】図10の動作の応用例を示すフローチャート。
1 制御コンピュータ 2 仮想負荷 3 キャリア波オッシレータ 4 コンパレータ 11,12,21〜23 CPU
Claims (4)
- 【請求項1】正弦波形をパルス幅変調した被変調信号に
基づいて、直流電力を交流電力に変換し、該交流電力を
電動機に供給する電動機の交流制御装置において、 前記電動機に供給する交流電力の周波数と出力電圧とを
演算し、演算された周波数と出力電圧とに基づいて、第
1の被変調信号生成用のデータを演算するデータ演算手
段と、 該データ演算手段により演算された第1の被変調信号用
のデータに基づいて、正弦波形をパルス幅変調した第1
の被変調信号を生成する第1の被変調信号生成手段と、 生成された該第1の被変調信号を、電動機に供給される
交流電力波形に近似した波形のアナログ信号に変換する
アナログ信号変換手段と、 可聴範囲を越える所定周波数の変調信号を発生する変調
信号発生手段と、 発生した変調信号により前記アナログ信号のパルス幅変
調を行い、パルス幅変調された交流電力変換用の第2の
被変調信号を生成する第2の被変調信号生成手段と、を
備え、該第2の被変調信号に基づいて、直流電力を交流
電力に変換し、該交流電力を電動機に供給するようにし
たことを特徴とする電動機の交流制御装置。 - 【請求項2】前記データ演算手段と第1の被変調信号生
成手段との間に、書き込み・読み出し可能な複数の記憶
手段を備える一方、 データ演算手段は、第1の被変調信号生成手段による読
み出しが行われていない記憶手段にデータを書き込み、
第1の被変調信号生成手段は、データ演算手段により書
き込みが行われていない記憶手段からデータの読み出し
を行うように構成されたことを特徴とする請求項1に記
載の電動機の交流制御装置。 - 【請求項3】前記データ演算手段は、第1の被変調信号
生成に必要なデータを、パルス幅変調を行う正弦波の所
定単位角度毎に区切り、連続して前記第1の被変調信号
生成手段に伝達するように構成されたことを特徴とする
請求項1又は請求項2に記載の電動機の交流制御装置。 - 【請求項4】前記アナログ信号変換手段は、電動機と相
似形の負荷を有する仮想負荷回路を備え、第1の被変調
信号に基づいて前記仮想負荷回路に通電することによ
り、第1の被変調信号を、電動機に供給される交流電力
波形に近似した波形のアナログ信号に変換するように構
成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
か1つに記載の電動機の交流制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302677A JPH09149654A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 電動機の交流制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7302677A JPH09149654A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 電動機の交流制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149654A true JPH09149654A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17911863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7302677A Pending JPH09149654A (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 電動機の交流制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149654A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000217367A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-04 | Hitachi Ltd | 電流制御回路、インバ―タ制御装置、インバ―タ装置、および電力変換装置 |
| KR100836816B1 (ko) * | 2006-09-25 | 2008-06-11 | 삼성전자주식회사 | 인버터 보호장치 및 그의 제어방법 |
| CN100417007C (zh) * | 2005-01-24 | 2008-09-03 | 株式会社电装 | 半导体器件控制装置及方法 |
| WO2019021663A1 (ja) * | 2017-07-28 | 2019-01-31 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータの駆動制御方法 |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP7302677A patent/JPH09149654A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000217367A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-04 | Hitachi Ltd | 電流制御回路、インバ―タ制御装置、インバ―タ装置、および電力変換装置 |
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| JP2019030119A (ja) * | 2017-07-28 | 2019-02-21 | ミネベアミツミ株式会社 | モータ駆動制御装置及びモータの駆動制御方法 |
| US10944351B2 (en) | 2017-07-28 | 2021-03-09 | Minebea Mitsumi Inc. | Motor drive control device and motor drive control method |
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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