JP2000218746A - 化粧シート及びその製造方法 - Google Patents
化粧シート及びその製造方法Info
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- JP2000218746A JP2000218746A JP11023403A JP2340399A JP2000218746A JP 2000218746 A JP2000218746 A JP 2000218746A JP 11023403 A JP11023403 A JP 11023403A JP 2340399 A JP2340399 A JP 2340399A JP 2000218746 A JP2000218746 A JP 2000218746A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 環境に優しく、かつ、耐候性、耐磨耗性、耐
薬品性、耐汚染性等に優れると共に、美麗な印刷絵柄と
凹凸模様を有する意匠性に優れた比較的低コストな化粧
シート及びその製造方法を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 紙からなる基材層と、発泡剤、ラジカル
捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を
主体とする発泡樹脂層と、絵柄層と、ラジカル捕捉剤、
紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体と
する透明樹脂層とが順次設けられると共に、前記透明樹
脂層側から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様が施されて
いることを特徴とする化粧シート。
薬品性、耐汚染性等に優れると共に、美麗な印刷絵柄と
凹凸模様を有する意匠性に優れた比較的低コストな化粧
シート及びその製造方法を提供することを目的とするも
のである。 【解決手段】 紙からなる基材層と、発泡剤、ラジカル
捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を
主体とする発泡樹脂層と、絵柄層と、ラジカル捕捉剤、
紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体と
する透明樹脂層とが順次設けられると共に、前記透明樹
脂層側から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様が施されて
いることを特徴とする化粧シート。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋等の壁や天井
等に貼る化粧シートに関し、更に詳しくは、意匠性に優
れると共に環境に優しい化粧シート及びその製造方法に
関するものである。
等に貼る化粧シートに関し、更に詳しくは、意匠性に優
れると共に環境に優しい化粧シート及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、紙基材の上に塩化ビニル樹脂層を
形成すると共に、この塩化ビニル樹脂層上に絵柄層を設
け、前記塩化ビニル樹脂層を発泡させるなどして凹凸模
様を施した、いわゆる塩ビ壁紙(塩ビ化粧シート)が広
く利用されている。しかし、この塩ビ化粧シートは焼却
処分をすると、焼却時に塩化水素ガス等の有害なガスを
発生するために、一般の焼却炉では焼却処分ができない
といった廃材処理の問題や、火災時にはこの塩化水素ガ
ス等の有害なガスを吸引することによる中毒といった問
題があり、この塩ビ化粧シートに代わる化粧シートが望
まれるようになってきた。
形成すると共に、この塩化ビニル樹脂層上に絵柄層を設
け、前記塩化ビニル樹脂層を発泡させるなどして凹凸模
様を施した、いわゆる塩ビ壁紙(塩ビ化粧シート)が広
く利用されている。しかし、この塩ビ化粧シートは焼却
処分をすると、焼却時に塩化水素ガス等の有害なガスを
発生するために、一般の焼却炉では焼却処分ができない
といった廃材処理の問題や、火災時にはこの塩化水素ガ
ス等の有害なガスを吸引することによる中毒といった問
題があり、この塩ビ化粧シートに代わる化粧シートが望
まれるようになってきた。
【0003】そこで、塩化ビニル樹脂を含まない、すな
わち、塩化ビニル樹脂層に代えてアクリル系樹脂やオレ
フィン系樹脂等からなる非塩ビの樹脂層を設けた非塩ビ
化粧シートが用いられるようになってきた。この非塩ビ
化粧シートは、一般的に紙基材上に非塩ビの樹脂からな
る発泡樹脂層、絵柄層を順次設けた構成からなるもので
あって、製造方法としては、たとえば、紙基材に、発泡
剤を含有したアクリル系樹脂やオレフィン系樹脂等の非
塩ビの樹脂からなる水性エマルジョンを塗工乾燥して非
塩ビの樹脂層を設け、この非塩ビの樹脂層上に絵柄層を
設けて後に加熱発泡炉で前記非塩ビの樹脂層を発泡させ
ると共に、前記絵柄層から前記発泡させた非塩ビの樹脂
層にかけてエンボス加工を施して凹凸模様を付ける方法
がある。
わち、塩化ビニル樹脂層に代えてアクリル系樹脂やオレ
フィン系樹脂等からなる非塩ビの樹脂層を設けた非塩ビ
化粧シートが用いられるようになってきた。この非塩ビ
化粧シートは、一般的に紙基材上に非塩ビの樹脂からな
る発泡樹脂層、絵柄層を順次設けた構成からなるもので
あって、製造方法としては、たとえば、紙基材に、発泡
剤を含有したアクリル系樹脂やオレフィン系樹脂等の非
塩ビの樹脂からなる水性エマルジョンを塗工乾燥して非
塩ビの樹脂層を設け、この非塩ビの樹脂層上に絵柄層を
設けて後に加熱発泡炉で前記非塩ビの樹脂層を発泡させ
ると共に、前記絵柄層から前記発泡させた非塩ビの樹脂
層にかけてエンボス加工を施して凹凸模様を付ける方法
がある。
【0004】しかし、この製造方法は、水性エマルジョ
ンを乾燥させるための乾燥工程が必要であると共に、水
性エマルジョンを紙基材上に塗工したときに、水の影響
で紙基材が伸縮するという問題、また一方、別の問題と
して、アクリル系樹脂はコストが高いという問題があ
り、オレフィン系樹脂は耐汚染性においては優れるもの
の耐候性が悪いという問題、すなわち、屋外からの日光
に暴露されると、前記オレフィン系樹脂が劣化するため
に、前記オレフィン系樹脂と隣接する各層との層間接着
強度が経時的に低下するという問題があり、発泡樹脂層
に塩化ビニル樹脂を用いた従来の塩ビ化粧シートとは見
劣りするものであった。
ンを乾燥させるための乾燥工程が必要であると共に、水
性エマルジョンを紙基材上に塗工したときに、水の影響
で紙基材が伸縮するという問題、また一方、別の問題と
して、アクリル系樹脂はコストが高いという問題があ
り、オレフィン系樹脂は耐汚染性においては優れるもの
の耐候性が悪いという問題、すなわち、屋外からの日光
に暴露されると、前記オレフィン系樹脂が劣化するため
に、前記オレフィン系樹脂と隣接する各層との層間接着
強度が経時的に低下するという問題があり、発泡樹脂層
に塩化ビニル樹脂を用いた従来の塩ビ化粧シートとは見
劣りするものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、焼却などするときに塩化水素ガス等の有害なガ
スの発生を可能な限り抑えることができ、かつ、耐候
性、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚染性等に優れると共に美
麗な印刷絵柄と凹凸模様を有する意匠性に優れた比較的
低コストな化粧シート及びその製造方法を提供すること
である。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、焼却などするときに塩化水素ガス等の有害なガ
スの発生を可能な限り抑えることができ、かつ、耐候
性、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚染性等に優れると共に美
麗な印刷絵柄と凹凸模様を有する意匠性に優れた比較的
低コストな化粧シート及びその製造方法を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記のよう
な問題点を解決すべく種々研究した結果、請求項1記載
の本発明の化粧シートは、紙からなる基材層と、発泡
剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱
可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層と、絵柄層と、ラジ
カル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性
樹脂を主体とする透明樹脂層とが順次設けられると共
に、前記透明樹脂層側から前記発泡樹脂層にかけて凹凸
模様が施されていることを特徴とするものである。この
ように構成することにより、焼却などするときに塩化水
素ガス等の有害なガスの発生を可能な限り抑えることが
でき、また、オレフィン系熱可塑性樹脂からなる発泡樹
脂層及び透明樹脂層が経時的に劣化することなく、その
結果前記発泡樹脂層と前記発泡樹脂層と隣接する層、お
よび、前記透明樹脂層と前記透明樹脂層と隣接する層と
の層間接着強度が従来の塩ビ化粧シートに比べて遜色の
ない非塩ビ壁紙(非塩ビ化粧シート)を得ることができ
る。
な問題点を解決すべく種々研究した結果、請求項1記載
の本発明の化粧シートは、紙からなる基材層と、発泡
剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱
可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層と、絵柄層と、ラジ
カル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性
樹脂を主体とする透明樹脂層とが順次設けられると共
に、前記透明樹脂層側から前記発泡樹脂層にかけて凹凸
模様が施されていることを特徴とするものである。この
ように構成することにより、焼却などするときに塩化水
素ガス等の有害なガスの発生を可能な限り抑えることが
でき、また、オレフィン系熱可塑性樹脂からなる発泡樹
脂層及び透明樹脂層が経時的に劣化することなく、その
結果前記発泡樹脂層と前記発泡樹脂層と隣接する層、お
よび、前記透明樹脂層と前記透明樹脂層と隣接する層と
の層間接着強度が従来の塩ビ化粧シートに比べて遜色の
ない非塩ビ壁紙(非塩ビ化粧シート)を得ることができ
る。
【0007】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載する化粧シートにおいて、前記基材層と前記発泡
樹脂層との層間、および/または、前記発泡樹脂層と前
記絵柄層との層間に接着剤層が設けられていることを特
徴とするものである。このように構成することにより、
前記発泡樹脂層と前記発泡樹脂層と隣接する層との層間
接着強度をより一層強いものとすることができる。
に記載する化粧シートにおいて、前記基材層と前記発泡
樹脂層との層間、および/または、前記発泡樹脂層と前
記絵柄層との層間に接着剤層が設けられていることを特
徴とするものである。このように構成することにより、
前記発泡樹脂層と前記発泡樹脂層と隣接する層との層間
接着強度をより一層強いものとすることができる。
【0008】また、請求項3に記載の発明は、請求項
1、2のいずれかに記載する化粧シートにおいて、前記
化粧シートを構成する各層の中で、少なくとも前記基材
層、前記発泡樹脂層、前記透明樹脂層には塩素を有する
物質が含まれていないことを特徴とするものである。こ
のように構成することにより、塩化水素ガス等の有害な
ガスの発生を可能な限り抑えることができる。
1、2のいずれかに記載する化粧シートにおいて、前記
化粧シートを構成する各層の中で、少なくとも前記基材
層、前記発泡樹脂層、前記透明樹脂層には塩素を有する
物質が含まれていないことを特徴とするものである。こ
のように構成することにより、塩化水素ガス等の有害な
ガスの発生を可能な限り抑えることができる。
【0009】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載する化粧シートにおいて、前記発泡剤がカプセル
発泡剤であることを特徴とするものである。このように
構成することにより、均一な発泡セルからなる発泡樹脂
層を容易に形成することができる。
に記載する化粧シートにおいて、前記発泡剤がカプセル
発泡剤であることを特徴とするものである。このように
構成することにより、均一な発泡セルからなる発泡樹脂
層を容易に形成することができる。
【0010】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載する化粧シートにおいて、前記ラジカル捕捉剤が
ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤であることを特徴と
するものである。このように構成することにより、耐候
性を向上させることができ、黄変や劣化を防止すること
ができる。
に記載する化粧シートにおいて、前記ラジカル捕捉剤が
ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤であることを特徴と
するものである。このように構成することにより、耐候
性を向上させることができ、黄変や劣化を防止すること
ができる。
【0011】また、請求項6に記載の発明の化粧シート
の製造方法は、紙からなる基材層上に加熱溶融した発泡
剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱
可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層形成組成物を押出機
により押し出して積層し、積層した前記発泡樹脂層形成
組成物上に絵柄層を印刷して後に、加熱発泡炉で前記発
泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となし、そ
の後前記絵柄層上に加熱溶融したラジカル捕捉剤、紫外
線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする
透明樹脂層形成組成物を押出機により押し出して透明樹
脂層を設けると同時に前記透明樹脂層側からエンボス版
で凹凸を施して後に冷却することにより、前記透明樹脂
層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成すること
を特徴とするものである。このように製造することによ
り、前記発泡樹脂層形成組成物を水性エマルジョン化し
て前記基材層上に塗工して発泡樹脂層を形成する方法に
比べて、前記水性エマルジョンを乾燥させるための乾燥
工程が不要になると共に、塗工時の水の影響による前記
基材層の伸縮を防止することができる。
の製造方法は、紙からなる基材層上に加熱溶融した発泡
剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱
可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層形成組成物を押出機
により押し出して積層し、積層した前記発泡樹脂層形成
組成物上に絵柄層を印刷して後に、加熱発泡炉で前記発
泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となし、そ
の後前記絵柄層上に加熱溶融したラジカル捕捉剤、紫外
線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする
透明樹脂層形成組成物を押出機により押し出して透明樹
脂層を設けると同時に前記透明樹脂層側からエンボス版
で凹凸を施して後に冷却することにより、前記透明樹脂
層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成すること
を特徴とするものである。このように製造することによ
り、前記発泡樹脂層形成組成物を水性エマルジョン化し
て前記基材層上に塗工して発泡樹脂層を形成する方法に
比べて、前記水性エマルジョンを乾燥させるための乾燥
工程が不要になると共に、塗工時の水の影響による前記
基材層の伸縮を防止することができる。
【0012】また、請求項7に記載の発明の化粧シート
の製造方法は、紙からなる基材層と絵柄層を印刷したラ
ジカル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑
性樹脂を主体とする透明フィルムの前記絵柄層との間
に、加熱溶融した発泡剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤
およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂
層形成組成物を押出機により押し出して前記基材層と前
記透明フィルムとを貼り合わせて後に、加熱発泡炉で前
記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となす
と同時に前記透明フィルム側からエンボス版で凹凸を施
して後に冷却することにより、前記透明フィルムから前
記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成することを特徴と
するものである。このように製造することにより、前記
組成物を水性エマルジョン化して前記基材層上に塗工し
て発泡樹脂層を形成する方法に比べて、前記水性エマル
ジョンを乾燥させるための乾燥工程が不要になると共
に、塗工時の水の影響による前記基材層の伸縮を防止す
ることができ、また、透明フィルムに絵柄層を印刷する
ために前記発泡樹脂層形成組成物上に絵柄層を印刷する
場合に比べて平滑で美麗な絵柄層を設けることができ
る。
の製造方法は、紙からなる基材層と絵柄層を印刷したラ
ジカル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑
性樹脂を主体とする透明フィルムの前記絵柄層との間
に、加熱溶融した発泡剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤
およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂
層形成組成物を押出機により押し出して前記基材層と前
記透明フィルムとを貼り合わせて後に、加熱発泡炉で前
記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となす
と同時に前記透明フィルム側からエンボス版で凹凸を施
して後に冷却することにより、前記透明フィルムから前
記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成することを特徴と
するものである。このように製造することにより、前記
組成物を水性エマルジョン化して前記基材層上に塗工し
て発泡樹脂層を形成する方法に比べて、前記水性エマル
ジョンを乾燥させるための乾燥工程が不要になると共
に、塗工時の水の影響による前記基材層の伸縮を防止す
ることができ、また、透明フィルムに絵柄層を印刷する
ために前記発泡樹脂層形成組成物上に絵柄層を印刷する
場合に比べて平滑で美麗な絵柄層を設けることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】上記の本発明について、図面等を
用いて以下に更に詳しく説明する。まず、図1は本発明
の化粧シートの第1の実施形態の層構成図、図2は本発
明の化粧シートの第2の実施形態の層構成図である。図
中の1,11は化粧シート、2は紙基材、3は発泡樹脂
層、4は絵柄層、5は透明樹脂層、6は凹凸模様、7は
接着剤層をそれぞれ示す。
用いて以下に更に詳しく説明する。まず、図1は本発明
の化粧シートの第1の実施形態の層構成図、図2は本発
明の化粧シートの第2の実施形態の層構成図である。図
中の1,11は化粧シート、2は紙基材、3は発泡樹脂
層、4は絵柄層、5は透明樹脂層、6は凹凸模様、7は
接着剤層をそれぞれ示す。
【0014】図1は本発明の化粧シートの第1の実施形
態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート
1は、紙基材2上に発泡剤、ラジカル捕捉剤、充填剤お
よびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層
3を形成し、該発泡樹脂層3上に絵柄層4を形成し、前
記絵柄層4上にラジカル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオ
レフィン系熱可塑性樹脂を主体とする透明樹脂層5を形
成し、前記透明樹脂層5側から前記発泡樹脂層3にかけ
て凹凸模様6を施したものである。
態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート
1は、紙基材2上に発泡剤、ラジカル捕捉剤、充填剤お
よびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層
3を形成し、該発泡樹脂層3上に絵柄層4を形成し、前
記絵柄層4上にラジカル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオ
レフィン系熱可塑性樹脂を主体とする透明樹脂層5を形
成し、前記透明樹脂層5側から前記発泡樹脂層3にかけ
て凹凸模様6を施したものである。
【0015】本発明に用いる前記紙基材2としては、ス
ルファニルグアナジンや燐酸グアニジンなどの水溶性難
燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、あるいは、水酸
化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの無機質剤を
混抄した無機質紙などの通常壁紙用裏打紙といわれてい
るものを用いることができ、その坪量としては50〜300
g/m2が適当である。
ルファニルグアナジンや燐酸グアニジンなどの水溶性難
燃剤を含浸させたパルプ主体の難燃紙、あるいは、水酸
化アルミニウムや水酸化マグネシウムなどの無機質剤を
混抄した無機質紙などの通常壁紙用裏打紙といわれてい
るものを用いることができ、その坪量としては50〜300
g/m2が適当である。
【0016】次に、本発明の発泡樹脂層3を形成する前
記オレフィン系熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエ
ン、ポリイソプレン等のポリオレフィンの1種ないしエ
チレン、プロピレン、ブテン、ブタジエン、イソプレン
等のオレフィンの2種以上の共重合体、あるいは、炭素
数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリ
エチレン)、あるいは、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン
−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共
重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、あるいは、これらの混合樹
脂を用いることができる。ここで発泡樹脂層3を形成す
る樹脂をオレフィン系熱可塑性樹脂に限定したのは、従
来の塩ビ化粧シートと同等な柔軟性、低温での加工性、
意匠性を有し、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性において
は従来の塩ビ化粧シートに優れると共に、比較的低コス
トな化粧シートとすることができる。
記オレフィン系熱可塑性樹脂としては、たとえば、ポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリブタジエ
ン、ポリイソプレン等のポリオレフィンの1種ないしエ
チレン、プロピレン、ブテン、ブタジエン、イソプレン
等のオレフィンの2種以上の共重合体、あるいは、炭素
数が4以上のαオレフィンの共重合体(線状低密度ポリ
エチレン)、あるいは、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物、エチレン
−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸メチル共
重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、あるいは、これらの混合樹
脂を用いることができる。ここで発泡樹脂層3を形成す
る樹脂をオレフィン系熱可塑性樹脂に限定したのは、従
来の塩ビ化粧シートと同等な柔軟性、低温での加工性、
意匠性を有し、耐薬品性、耐溶剤性、耐汚染性において
は従来の塩ビ化粧シートに優れると共に、比較的低コス
トな化粧シートとすることができる。
【0017】また、本発明の発泡樹脂層3に用いる発泡
剤としては、低沸点の炭化水素を内包した熱膨張型カプ
セル発泡剤が好適である。この理由としては、前記熱膨
張型カプセル発泡剤は、その膨張温度がほぼ一定してい
ると共に、膨張率もほぼ一定であり、均一な発泡セルか
らなる発泡樹脂層を容易に形成することができるためで
ある。前記熱膨張型カプセル発泡剤のシェルの材質とし
ては、塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重合体、ア
クリロニトリル・アクリル系共重合体、ニトリル系共重
合体等を用いることができ、内包する低沸点の炭化水素
としてはペンタン、イソペンタン、ブタン、イソブタ
ン、ノルマルヘキサン等を用いることができるが、環境
に優しい化粧シートであることと、発泡樹脂層形成組成
物をTダイ押出機で押し出すことを考慮すると、シェル
材質は非塩素系のアクリル系共重合体が好ましく、ま
た、内包する低沸点の炭化水素としてはペンタンが好ま
しい。また、本発明の発泡樹脂層3に用いる発泡剤とし
ては前記熱膨張型カプセル発泡剤のほかに、アゾジカル
ボンアミド等のアゾ系化合物の熱分解型発泡剤を用いる
こともできる。また、発泡剤のオレフィン系熱可塑性樹
脂に対する混合量は、要求される意匠性により適宜決め
ればよいが、概ね前記オレフィン系熱可塑性樹脂100 重
量部に対して0.5 〜15重量部が適当である。
剤としては、低沸点の炭化水素を内包した熱膨張型カプ
セル発泡剤が好適である。この理由としては、前記熱膨
張型カプセル発泡剤は、その膨張温度がほぼ一定してい
ると共に、膨張率もほぼ一定であり、均一な発泡セルか
らなる発泡樹脂層を容易に形成することができるためで
ある。前記熱膨張型カプセル発泡剤のシェルの材質とし
ては、塩化ビニリデン・アクリロニトリル共重合体、ア
クリロニトリル・アクリル系共重合体、ニトリル系共重
合体等を用いることができ、内包する低沸点の炭化水素
としてはペンタン、イソペンタン、ブタン、イソブタ
ン、ノルマルヘキサン等を用いることができるが、環境
に優しい化粧シートであることと、発泡樹脂層形成組成
物をTダイ押出機で押し出すことを考慮すると、シェル
材質は非塩素系のアクリル系共重合体が好ましく、ま
た、内包する低沸点の炭化水素としてはペンタンが好ま
しい。また、本発明の発泡樹脂層3に用いる発泡剤とし
ては前記熱膨張型カプセル発泡剤のほかに、アゾジカル
ボンアミド等のアゾ系化合物の熱分解型発泡剤を用いる
こともできる。また、発泡剤のオレフィン系熱可塑性樹
脂に対する混合量は、要求される意匠性により適宜決め
ればよいが、概ね前記オレフィン系熱可塑性樹脂100 重
量部に対して0.5 〜15重量部が適当である。
【0018】また、本発明の発泡樹脂層3に用いるラジ
カル捕捉剤は、前記発泡樹脂層3の耐候性の向上を目的
として用いられ、特に前記発泡樹脂層3がオレフィン系
熱可塑性樹脂からなる場合には、前記オレフィン系熱可
塑性樹脂の太陽光(紫外線)による経時的劣化を防止す
るために添加される。このラジカル捕捉剤としては、ビ
ス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、ビス−(N−メチル−2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタン
テトラカルボキシレート、テトラギス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4
−ブタンテトラカルボキシレート等の他に、たとえば、
特公平4−82625号公報に開示されている化合物な
どのヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤が好適である。
この理由としては、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤
は、テトラアルキルピペリジンを母核に持ち、紫外線で
発生するラジカルを捕捉するラジカル捕捉作用がある他
に、ヒドロペルオキシド(ROOH)の不活性作用等の
各種作用機構により、その効果が発揮されると推定され
ており、多機能の安定剤として優れた性能が得られる。
このラジカル捕捉剤の添加量としては前記オレフィン系
熱可塑性樹脂100 重量部に対して0.01〜3.0 重量部添加
するのが適当である。
カル捕捉剤は、前記発泡樹脂層3の耐候性の向上を目的
として用いられ、特に前記発泡樹脂層3がオレフィン系
熱可塑性樹脂からなる場合には、前記オレフィン系熱可
塑性樹脂の太陽光(紫外線)による経時的劣化を防止す
るために添加される。このラジカル捕捉剤としては、ビ
ス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、ビス−(N−メチル−2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、ビス−
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジ
ル)セバケート、1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル−トリデシル−1,2,3,4−ブタン
テトラカルボキシレート、テトラギス−(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,2,3,4
−ブタンテトラカルボキシレート等の他に、たとえば、
特公平4−82625号公報に開示されている化合物な
どのヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤が好適である。
この理由としては、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤
は、テトラアルキルピペリジンを母核に持ち、紫外線で
発生するラジカルを捕捉するラジカル捕捉作用がある他
に、ヒドロペルオキシド(ROOH)の不活性作用等の
各種作用機構により、その効果が発揮されると推定され
ており、多機能の安定剤として優れた性能が得られる。
このラジカル捕捉剤の添加量としては前記オレフィン系
熱可塑性樹脂100 重量部に対して0.01〜3.0 重量部添加
するのが適当である。
【0019】また、本発明の発泡樹脂層3に用いる無機
充填剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、三酸化アンチモ
ン、酸化チタン等の無機物の1種ないし2種以上の混合
物を用いることができる。この無機充填剤を用いる理由
としては可燃性であるオレフィン系熱可塑性樹脂を難燃
性にするために必要であり、この無機充填剤の前記オレ
フィン系熱可塑性樹脂に対する混合量は、前記オレフィ
ン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して少なくとも80重量
部は混合する必要がある。このように無機充填剤を混合
することにより、発泡樹脂層3に難燃性を付与すること
ができる。
充填剤としては、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、三酸化アンチモ
ン、酸化チタン等の無機物の1種ないし2種以上の混合
物を用いることができる。この無機充填剤を用いる理由
としては可燃性であるオレフィン系熱可塑性樹脂を難燃
性にするために必要であり、この無機充填剤の前記オレ
フィン系熱可塑性樹脂に対する混合量は、前記オレフィ
ン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して少なくとも80重量
部は混合する必要がある。このように無機充填剤を混合
することにより、発泡樹脂層3に難燃性を付与すること
ができる。
【0020】また、本発明の発泡樹脂層3は、必要に応
じて顔料等を添加して着色しても構わない。この顔料添
加による着色は透明着色であってもよいし、また、不透
明(隠蔽)着色であっても構わない。
じて顔料等を添加して着色しても構わない。この顔料添
加による着色は透明着色であってもよいし、また、不透
明(隠蔽)着色であっても構わない。
【0021】次に、本発明の絵柄層4は、一般的にはグ
ラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、
転写シートからの転写印刷等周知の印刷法によりインキ
にて形成することができる。印刷絵柄としては、木目
柄、石目柄、布目柄、皮紋柄、幾何学図形、文字、記
号、あるいは、全面ベタ等の印刷絵柄がある。インキと
しては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステ
ル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタ
ン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種
ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種
補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができ
るが、本発明の目的からしてポリエステル、イソシアネ
ートとポリオールからなるポリウレタン、アクリル、酢
酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1
種ないし2種以上混合した非塩素系樹脂が好適である。
ラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷、
転写シートからの転写印刷等周知の印刷法によりインキ
にて形成することができる。印刷絵柄としては、木目
柄、石目柄、布目柄、皮紋柄、幾何学図形、文字、記
号、あるいは、全面ベタ等の印刷絵柄がある。インキと
しては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステ
ル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタ
ン、アクリル、酢酸ビニル、塩化ビニル・酢酸ビニル共
重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種
ないし2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種
補助剤等を加えてインキ化したものを用いることができ
るが、本発明の目的からしてポリエステル、イソシアネ
ートとポリオールからなるポリウレタン、アクリル、酢
酸ビニル、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等の1
種ないし2種以上混合した非塩素系樹脂が好適である。
【0022】次に、本発明の透明樹脂層5は、この透明
樹脂層5を設けることで本発明の化粧シート1を化粧シ
ートとして要求される諸物性、すなわち、耐候性、耐薬
品性、耐汚染性、耐磨耗性などに優れた化粧シートとす
るために設けられるものである。この透明樹脂層5の厚
さとしては、表面物性や加工性、コスト対効果等の観点
から5〜45μmの範囲、より好ましくは6〜30μmであ
る。5μmより薄い場合には化粧シートとして要求され
る表面物性が得られないし、また、Tダイ押出機で厚み
を制御して成膜することが困難であり、45μmより厚い
場合にはシャープな凹凸模様を形成することができない
ばかりか、化粧シートとしたときにカールやシートの折
れ皺が目立つといった施工上の不具合が発生する。この
透明樹脂層5に用いるラジカル捕捉剤およびオレフィン
系熱可塑性樹脂は、前記発泡樹脂層3で説明したものと
同じものを用いることができるので説明は省略し、この
透明樹脂層5にラジカル捕捉剤と併用する紫外線吸収剤
について説明する。
樹脂層5を設けることで本発明の化粧シート1を化粧シ
ートとして要求される諸物性、すなわち、耐候性、耐薬
品性、耐汚染性、耐磨耗性などに優れた化粧シートとす
るために設けられるものである。この透明樹脂層5の厚
さとしては、表面物性や加工性、コスト対効果等の観点
から5〜45μmの範囲、より好ましくは6〜30μmであ
る。5μmより薄い場合には化粧シートとして要求され
る表面物性が得られないし、また、Tダイ押出機で厚み
を制御して成膜することが困難であり、45μmより厚い
場合にはシャープな凹凸模様を形成することができない
ばかりか、化粧シートとしたときにカールやシートの折
れ皺が目立つといった施工上の不具合が発生する。この
透明樹脂層5に用いるラジカル捕捉剤およびオレフィン
系熱可塑性樹脂は、前記発泡樹脂層3で説明したものと
同じものを用いることができるので説明は省略し、この
透明樹脂層5にラジカル捕捉剤と併用する紫外線吸収剤
について説明する。
【0023】紫外線吸収剤としては、たとえば、2−
(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒド
ロキシ−3'−tert−アミル−5'−イソブチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒド
ロキシ−3'−イソブチル−5'−メチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'
−イソブチル−5'−プロピルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフェニル−5−ク
ロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2'−
ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフ
ェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2,2'−
ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2'−
ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、
2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン等の
2,2'−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤
類、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキ
シベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、サリチル酸フェニ
ル、4−tert−ブチル−フェニル−サリシレート等
のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤類、2−エチル−
ヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレー
ト、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレ
ート、オクチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアク
リレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤類等を
用いることができる。しかし、本発明に用いる紫外線吸
収剤としては、非塩素系のベンゾトリアゾール系、ベン
ゾフェノン系、または、シアノアクリレート系が適当で
あり、中でも特に非塩素系のベンゾトリアゾール系が好
適である。また、これら紫外線吸収剤の添加量は、通常
0.1 〜10重量%程度である。なお、この紫外線吸収剤
は、前記発泡樹脂層3に添加してラジカル捕捉剤と併用
してもよい。
(2'−ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェ
ニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒ
ドロキシ−3'−tert−ブチル−5'−メチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒド
ロキシ−3'−tert−アミル−5'−イソブチルフェニ
ル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒド
ロキシ−3'−イソブチル−5'−メチルフェニル)−5−
クロロベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−3'
−イソブチル−5'−プロピルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフェニル−5−ク
ロロベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2−(2'−
ヒドロキシ−3',5'−ジ−tert−ブチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2'−ヒドロキシ−5'−メチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール等の2'−ヒドロキシフ
ェニルベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤類、2,2'−
ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2'−
ジヒドロキシ−4,4'−ジメトキシベンゾフェノン、
2,2',4,4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン等の
2,2'−ジヒドロキシベンゾフェノン系紫外線吸収剤
類、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等の2−ヒドロキ
シベンゾフェノン系紫外線吸収剤類、サリチル酸フェニ
ル、4−tert−ブチル−フェニル−サリシレート等
のサリチル酸エステル系紫外線吸収剤類、2−エチル−
ヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレー
ト、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレ
ート、オクチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアク
リレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤類等を
用いることができる。しかし、本発明に用いる紫外線吸
収剤としては、非塩素系のベンゾトリアゾール系、ベン
ゾフェノン系、または、シアノアクリレート系が適当で
あり、中でも特に非塩素系のベンゾトリアゾール系が好
適である。また、これら紫外線吸収剤の添加量は、通常
0.1 〜10重量%程度である。なお、この紫外線吸収剤
は、前記発泡樹脂層3に添加してラジカル捕捉剤と併用
してもよい。
【0024】また、この透明樹脂層5には、抗菌剤を添
加して抗菌性をもたせることもできる。この透明樹脂層
5に添加する抗菌剤としては、たとえば、活性炭、活性
アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着剤、ゼオライト、
ヒドロキシアパタイト、リン酸ジルコニウム、リン酸チ
タン、チタン酸カリウム、含水酸化ビスマス、含水酸化
ジルコニウム、ハイドロタルサイド等の無機イオン交換
体に銀イオン、または、銀イオンの他に銅イオン、亜鉛
イオンを併用して担持させた銀系抗菌剤、あるいは、抗
菌性のある無機塩類を酸化亜鉛粒子に化合させた酸化亜
鉛化合物等の周知のものを挙げることができる。また、
これらの抗菌剤は、抗菌剤の有効面積などから平均粒径
が10μm以下、より好ましくは、0.01〜5μm程度のも
のが適当であり、その添加量としては、前記透明樹脂層
に用いるオレフィン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して
1〜10重量部が適当である。
加して抗菌性をもたせることもできる。この透明樹脂層
5に添加する抗菌剤としては、たとえば、活性炭、活性
アルミナ、シリカゲル等の無機系吸着剤、ゼオライト、
ヒドロキシアパタイト、リン酸ジルコニウム、リン酸チ
タン、チタン酸カリウム、含水酸化ビスマス、含水酸化
ジルコニウム、ハイドロタルサイド等の無機イオン交換
体に銀イオン、または、銀イオンの他に銅イオン、亜鉛
イオンを併用して担持させた銀系抗菌剤、あるいは、抗
菌性のある無機塩類を酸化亜鉛粒子に化合させた酸化亜
鉛化合物等の周知のものを挙げることができる。また、
これらの抗菌剤は、抗菌剤の有効面積などから平均粒径
が10μm以下、より好ましくは、0.01〜5μm程度のも
のが適当であり、その添加量としては、前記透明樹脂層
に用いるオレフィン系熱可塑性樹脂100 重量部に対して
1〜10重量部が適当である。
【0025】次に、本発明の凹凸模様6は、何らかの加
熱手段により紙基材2/発泡樹脂層3/絵柄層4/透明
樹脂層5からなるシートが、エンボス加工可能な状態に
あるときに、前記透明樹脂層5側からエンボス版で凹凸
を施して後に冷却することにより、前記透明樹脂層5か
ら前記発泡樹脂層3にかけて形成したものである。この
凹凸模様6の加工には周知の枚葉、あるいは、輪転式の
エンボス機が用いられる。凹凸模様6の形状としては、
木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨
地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
熱手段により紙基材2/発泡樹脂層3/絵柄層4/透明
樹脂層5からなるシートが、エンボス加工可能な状態に
あるときに、前記透明樹脂層5側からエンボス版で凹凸
を施して後に冷却することにより、前記透明樹脂層5か
ら前記発泡樹脂層3にかけて形成したものである。この
凹凸模様6の加工には周知の枚葉、あるいは、輪転式の
エンボス機が用いられる。凹凸模様6の形状としては、
木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨
地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
【0026】この化粧シート1の一つの製造方法として
は、たとえば、紙基材2に加熱溶融した発泡剤、ラジカ
ル捕捉剤、充填剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主
体とする発泡樹脂層形成組成物をTダイ押出機により押
し出して積層し、積層した前記発泡樹脂層形成組成物上
に印刷を施して絵柄層4を設けて後に、加熱発泡炉で前
記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層3とな
し、その後、前記絵柄層4上に加熱溶融したラジカル捕
捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を
主体とする透明樹脂層形成組成物をTダイ押出機により
押し出して透明樹脂層5を設けると同時に前記透明樹脂
層5側からエンボス版で凹凸を施して後に冷却すること
により、前記透明樹脂層5から前記発泡樹脂層3にかけ
て凹凸模様6を形成することにより製造することができ
る。
は、たとえば、紙基材2に加熱溶融した発泡剤、ラジカ
ル捕捉剤、充填剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主
体とする発泡樹脂層形成組成物をTダイ押出機により押
し出して積層し、積層した前記発泡樹脂層形成組成物上
に印刷を施して絵柄層4を設けて後に、加熱発泡炉で前
記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層3とな
し、その後、前記絵柄層4上に加熱溶融したラジカル捕
捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を
主体とする透明樹脂層形成組成物をTダイ押出機により
押し出して透明樹脂層5を設けると同時に前記透明樹脂
層5側からエンボス版で凹凸を施して後に冷却すること
により、前記透明樹脂層5から前記発泡樹脂層3にかけ
て凹凸模様6を形成することにより製造することができ
る。
【0027】また、この化粧シート1の他の製造方法と
しては、たとえば、前記透明樹脂層5を、ラジカル捕捉
剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主
体とする透明フィルムとした場合であって、この場合、
前記透明フィルムの一方の面に印刷を施して絵柄層4を
設け、前記透明フィルムの絵柄層4と紙基材層2との間
に、加熱溶融した発泡剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤
およびオレフィン系樹脂を主体とする発泡樹脂層形成組
成物をTダイ押出機により押し出して前記紙基材層2と
前記透明フィルムとを貼り合わせて後に、加熱発泡炉で
前記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層3と
なすと同時に前記透明フィルム側からエンボス版で凹凸
を施して後に冷却することにより、前記透明フィルムか
ら前記発泡樹脂層3にかけて凹凸模様6を有する化粧シ
ート1を製造することができる。
しては、たとえば、前記透明樹脂層5を、ラジカル捕捉
剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主
体とする透明フィルムとした場合であって、この場合、
前記透明フィルムの一方の面に印刷を施して絵柄層4を
設け、前記透明フィルムの絵柄層4と紙基材層2との間
に、加熱溶融した発泡剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤
およびオレフィン系樹脂を主体とする発泡樹脂層形成組
成物をTダイ押出機により押し出して前記紙基材層2と
前記透明フィルムとを貼り合わせて後に、加熱発泡炉で
前記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層3と
なすと同時に前記透明フィルム側からエンボス版で凹凸
を施して後に冷却することにより、前記透明フィルムか
ら前記発泡樹脂層3にかけて凹凸模様6を有する化粧シ
ート1を製造することができる。
【0028】ところで、前記透明フィルムに用いるオレ
フィン系熱可塑性樹脂は、上記した発泡樹脂層3に用い
るオレフィン系熱可塑性樹脂と同じものを用いることが
でき、ラジカル捕捉剤、紫外線吸収剤等が添加された前
記オレフィン系熱可塑性樹脂を周知のTダイ押し出し
法、あるいは、インフレーション法等によりシート化し
たものである。また、前記透明フィルムは、必要に応じ
て、片方の面(絵柄層4が設けられる面)に、たとえ
ば、コロナ放電処理、および/ないし、アンカーコート
処理等の絵柄層4との接着強度を高める処理が施されて
いても構わない。
フィン系熱可塑性樹脂は、上記した発泡樹脂層3に用い
るオレフィン系熱可塑性樹脂と同じものを用いることが
でき、ラジカル捕捉剤、紫外線吸収剤等が添加された前
記オレフィン系熱可塑性樹脂を周知のTダイ押し出し
法、あるいは、インフレーション法等によりシート化し
たものである。また、前記透明フィルムは、必要に応じ
て、片方の面(絵柄層4が設けられる面)に、たとえ
ば、コロナ放電処理、および/ないし、アンカーコート
処理等の絵柄層4との接着強度を高める処理が施されて
いても構わない。
【0029】図2は本発明の化粧シートの第2の実施形
態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート
11は、図1で示した本発明の第1の実施形態の化粧シー
ト1の絵柄層4と発泡樹脂層3の層間に接着剤層7を設
けた構成からなるものであって、この接着剤層7以外
は、第1の実施形態の化粧シートと同じ層構成であるの
で説明は省略するが、この接着剤層7は絵柄層4と発泡
樹脂層3の層間接着強度を高めるために設けるものであ
る。
態の層構成図を示したものであり、本発明の化粧シート
11は、図1で示した本発明の第1の実施形態の化粧シー
ト1の絵柄層4と発泡樹脂層3の層間に接着剤層7を設
けた構成からなるものであって、この接着剤層7以外
は、第1の実施形態の化粧シートと同じ層構成であるの
で説明は省略するが、この接着剤層7は絵柄層4と発泡
樹脂層3の層間接着強度を高めるために設けるものであ
る。
【0030】この接着剤層7に用いる樹脂としたは、イ
ソシアネート基を有する、たとえば、2液硬化型ウレタ
ン樹脂や1液湿気硬化型ウレタン樹脂等が適当である。
前記2液硬化型ウレタン樹脂は、ポリオールを主剤と
し、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)とするウレタン
樹脂である。ポリオールとしては、分子中に2個以上の
水酸基を有するもので、たとえば、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリカーボネートポリオール等が用いられる。ま
た、イソシアネートとしては、分子中に2個以上のイソ
シアネート基を有する多価イソシアネートが用いられ、
たとえば、2−4トリレンジイソシアネート、キシレン
ジイソシアネート、4−4ジフェニルメタンジイソシア
ネート等の芳香族イソシアネート、あるいは、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフ
ェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族(ないしは脂
環族)イソシアネートが用いられる。あるいは、上記各
種イソシアネートの付加体、または、多量体を用いるこ
ともできる。たとえば、トリレンジイソシアネートの付
加体、トリレンジイソシアネートの3量体等がある。
ソシアネート基を有する、たとえば、2液硬化型ウレタ
ン樹脂や1液湿気硬化型ウレタン樹脂等が適当である。
前記2液硬化型ウレタン樹脂は、ポリオールを主剤と
し、イソシアネートを架橋剤(硬化剤)とするウレタン
樹脂である。ポリオールとしては、分子中に2個以上の
水酸基を有するもので、たとえば、ポリエチレングリコ
ール、ポリプロピレングリコール、アクリルポリオー
ル、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオー
ル、ポリカーボネートポリオール等が用いられる。ま
た、イソシアネートとしては、分子中に2個以上のイソ
シアネート基を有する多価イソシアネートが用いられ、
たとえば、2−4トリレンジイソシアネート、キシレン
ジイソシアネート、4−4ジフェニルメタンジイソシア
ネート等の芳香族イソシアネート、あるいは、ヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、水素添加トリレンジイソシアネート、水素添加ジフ
ェニルメタンジイソシアネート等の脂肪族(ないしは脂
環族)イソシアネートが用いられる。あるいは、上記各
種イソシアネートの付加体、または、多量体を用いるこ
ともできる。たとえば、トリレンジイソシアネートの付
加体、トリレンジイソシアネートの3量体等がある。
【0031】他方、1液湿気硬化型ウレタン樹脂は、分
子末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを必須
成分とする組成物である。前記プレポリマーは、通常は
分子両末端に各イソシアネート基を1個以上有するポリ
イソシアネートプレポリマーであり、室温で固体の熱可
塑性樹脂の状態にあるものである。イソシアネート基同
士が空気中の水分により反応して鎖延長反応を起こし、
その結果、分子鎖中に尿素結合を有する反応物を生じ、
この尿素結合にさらに分子末端のイソシアネート基が反
応して、ビウレット結合を起こして分岐し架橋反応を起
こす。
子末端にイソシアネート基を有するプレポリマーを必須
成分とする組成物である。前記プレポリマーは、通常は
分子両末端に各イソシアネート基を1個以上有するポリ
イソシアネートプレポリマーであり、室温で固体の熱可
塑性樹脂の状態にあるものである。イソシアネート基同
士が空気中の水分により反応して鎖延長反応を起こし、
その結果、分子鎖中に尿素結合を有する反応物を生じ、
この尿素結合にさらに分子末端のイソシアネート基が反
応して、ビウレット結合を起こして分岐し架橋反応を起
こす。
【0032】分子末端にイソシアネート基を有するプレ
ポリマーの分子鎖の骨格構造は任意であるが、具体的に
はウレタン結合を有するポリウレタン骨格、エステル結
合を有するポリエステル骨格、ポリブタジエン骨格等で
あり、適宜これら1種ないし2種以上の骨格構造を採用
する。なお、分子鎖中にウレタン結合がある場合は、こ
のウレタン結合とも末端イソシアネート基が反応して、
アロファネート結合を生じ、このアロファネート結合に
よっても架橋反応を起こす。
ポリマーの分子鎖の骨格構造は任意であるが、具体的に
はウレタン結合を有するポリウレタン骨格、エステル結
合を有するポリエステル骨格、ポリブタジエン骨格等で
あり、適宜これら1種ないし2種以上の骨格構造を採用
する。なお、分子鎖中にウレタン結合がある場合は、こ
のウレタン結合とも末端イソシアネート基が反応して、
アロファネート結合を生じ、このアロファネート結合に
よっても架橋反応を起こす。
【0033】この接着剤層7の形成方法としては、2液
硬化型ウレタン樹脂、あるいは、1液湿気硬化型ウレタ
ン樹脂を溶液化したものを、周知のグラビア印刷法、ロ
ールコート法等の塗工方法で被塗工物面、たとえば、発
泡樹脂層3面に塗工することにより形成することができ
るし、また、1液湿気硬化型ウレタン樹脂の場合は加熱
溶融した前記1液湿気硬化型ウレタン樹脂を周知のロー
ルコート法、押し出しコート法等の塗工方法で上記同様
に塗工することにより形成することができる。この接着
剤層7の塗工量としてはドライ時で0.05〜10g/m2 が
適当である。
硬化型ウレタン樹脂、あるいは、1液湿気硬化型ウレタ
ン樹脂を溶液化したものを、周知のグラビア印刷法、ロ
ールコート法等の塗工方法で被塗工物面、たとえば、発
泡樹脂層3面に塗工することにより形成することができ
るし、また、1液湿気硬化型ウレタン樹脂の場合は加熱
溶融した前記1液湿気硬化型ウレタン樹脂を周知のロー
ルコート法、押し出しコート法等の塗工方法で上記同様
に塗工することにより形成することができる。この接着
剤層7の塗工量としてはドライ時で0.05〜10g/m2 が
適当である。
【0034】また、図示はしないが、この接着剤層7
は、発泡樹脂層3と紙基材層2との層間に設けてもよ
く、このように発泡樹脂層3と紙基材層2との層間に設
けた場合には当然のことであるが、発泡樹脂層3と紙基
材層2との層間に接着剤層を設けない場合に比べて発泡
樹脂層3と紙基材層2との層間接着強度を一層強固にす
ることができる。また、上記したアンカーコート処理の
処理剤として2液硬化型ウレタン樹脂、あるいは、1液
湿気硬化型ウレタン樹脂を用いても構わない。
は、発泡樹脂層3と紙基材層2との層間に設けてもよ
く、このように発泡樹脂層3と紙基材層2との層間に設
けた場合には当然のことであるが、発泡樹脂層3と紙基
材層2との層間に接着剤層を設けない場合に比べて発泡
樹脂層3と紙基材層2との層間接着強度を一層強固にす
ることができる。また、上記したアンカーコート処理の
処理剤として2液硬化型ウレタン樹脂、あるいは、1液
湿気硬化型ウレタン樹脂を用いても構わない。
【0035】また、本発明の化粧シートにあっては、光
安定剤としてのラジカル捕捉剤、あるいは、紫外線吸収
剤が、たとえば、絵柄層、接着剤層等のいずれの層に添
加されていても構わない。
安定剤としてのラジカル捕捉剤、あるいは、紫外線吸収
剤が、たとえば、絵柄層、接着剤層等のいずれの層に添
加されていても構わない。
【0036】
【実施例】実施例1 表1に示す配合からなる30μmのオレフィン系透明フィ
ルムのコロナ処理面全面に2液硬化型ウレタン樹脂をグ
ラビア印刷法でドライ時に0.1g/m2となるように塗工し
て後に、アクリル−ウレタン樹脂(プレポリマーとして
アクリルポリオールを用い、イソシアネートと反応して
ウレタン結合を形成させる2液反応型樹脂をいう)から
なる印刷インキで印刷して砂目絵柄を形成し、該砂目絵
柄の印刷面全面に2液硬化型ウレタン樹脂を5g/m2塗
工すると共に、前記2液硬化型ウレタン樹脂を塗工した
面と坪量140g/m2 の難燃性裏打紙(紀州製紙製E-140SR
S)とを表2に示す配合の発泡層形成組成物を未発泡の
状態でTダイ押出機から90g/m2 となるように押し出し
て前記難燃性裏打紙と前記オレフィン系透明フィルムと
を貼り合わせて後に、加熱発泡炉(170 ℃、1分)で前
記発泡層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層とすると同
時に、前記オレフィン系透明フィルム側から砂目形状の
エンボス版で凹凸を施して後に冷却して、前記オレフィ
ン系透明フィルムから前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様
を形成した本発明の化粧シートを得た。
ルムのコロナ処理面全面に2液硬化型ウレタン樹脂をグ
ラビア印刷法でドライ時に0.1g/m2となるように塗工し
て後に、アクリル−ウレタン樹脂(プレポリマーとして
アクリルポリオールを用い、イソシアネートと反応して
ウレタン結合を形成させる2液反応型樹脂をいう)から
なる印刷インキで印刷して砂目絵柄を形成し、該砂目絵
柄の印刷面全面に2液硬化型ウレタン樹脂を5g/m2塗
工すると共に、前記2液硬化型ウレタン樹脂を塗工した
面と坪量140g/m2 の難燃性裏打紙(紀州製紙製E-140SR
S)とを表2に示す配合の発泡層形成組成物を未発泡の
状態でTダイ押出機から90g/m2 となるように押し出し
て前記難燃性裏打紙と前記オレフィン系透明フィルムと
を貼り合わせて後に、加熱発泡炉(170 ℃、1分)で前
記発泡層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層とすると同
時に、前記オレフィン系透明フィルム側から砂目形状の
エンボス版で凹凸を施して後に冷却して、前記オレフィ
ン系透明フィルムから前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様
を形成した本発明の化粧シートを得た。
【0037】
【0038】
【0039】実施例2 坪量140g/m2 の難燃性裏打紙(紀州製紙製E-140SRS)を
用い、この表面に表2に示す配合の発泡樹脂層形成組成
物を未発泡の状態でTダイ押出機から90g/ m2となるよ
うに押し出して、難燃性裏打紙140g/m2 /発泡樹脂層形
成組成物90g/ m 2 からなる積層体を作製し、該積層体の
発泡樹脂層形成組成物面全面に2液硬化型ウレタン樹脂
をドライ時に1g/m2 となるように周知のグラビア印刷
法で塗工すると共に、該塗工面にアクリル−ウレタン樹
脂(プレポリマーとしてアクリルポリオールを用い、イ
ソシアネートと反応してウレタン結合を形成させる2液
反応型樹脂をいう)からなる印刷インキで印刷して砂目
絵柄を形成した中間体を作製した。該中間体を加熱発泡
炉(170 ℃、1分)で前記発泡樹脂層形成組成物を発泡
させ、その後に前記砂目絵柄上に表1に示す配合の透明
樹脂層形成組成物をTダイ押出機から10g/ m2 となるよ
うに押し出して透明樹脂層を形成すると共に、前記透明
樹脂層側から砂目形状のエンボス版で凹凸を施して後に
冷却して、前記透明樹脂層から前記発泡樹脂層にかけて
凹凸模様を形成した本発明の化粧シートを得た。
用い、この表面に表2に示す配合の発泡樹脂層形成組成
物を未発泡の状態でTダイ押出機から90g/ m2となるよ
うに押し出して、難燃性裏打紙140g/m2 /発泡樹脂層形
成組成物90g/ m 2 からなる積層体を作製し、該積層体の
発泡樹脂層形成組成物面全面に2液硬化型ウレタン樹脂
をドライ時に1g/m2 となるように周知のグラビア印刷
法で塗工すると共に、該塗工面にアクリル−ウレタン樹
脂(プレポリマーとしてアクリルポリオールを用い、イ
ソシアネートと反応してウレタン結合を形成させる2液
反応型樹脂をいう)からなる印刷インキで印刷して砂目
絵柄を形成した中間体を作製した。該中間体を加熱発泡
炉(170 ℃、1分)で前記発泡樹脂層形成組成物を発泡
させ、その後に前記砂目絵柄上に表1に示す配合の透明
樹脂層形成組成物をTダイ押出機から10g/ m2 となるよ
うに押し出して透明樹脂層を形成すると共に、前記透明
樹脂層側から砂目形状のエンボス版で凹凸を施して後に
冷却して、前記透明樹脂層から前記発泡樹脂層にかけて
凹凸模様を形成した本発明の化粧シートを得た。
【0040】実施例3 実施例2の中間体を用い、該中間体の砂目絵柄上に表1
に示す配合の透明樹脂層形成組成物をTダイ押出機から
10g/ m2 となるように押し出して透明樹脂層を形成して
後に、このものを加熱発泡炉(170 ℃、1分)で前記発
泡樹脂層形成組成物を発泡させ、その後に前記透明樹脂
層の表面を190 ℃以上に加熱すると共に前記透明樹脂層
側から砂目形状のエンボス版で凹凸を施して後に冷却し
て、前記透明樹脂層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模
様を形成した本発明の化粧シートを得た。
に示す配合の透明樹脂層形成組成物をTダイ押出機から
10g/ m2 となるように押し出して透明樹脂層を形成して
後に、このものを加熱発泡炉(170 ℃、1分)で前記発
泡樹脂層形成組成物を発泡させ、その後に前記透明樹脂
層の表面を190 ℃以上に加熱すると共に前記透明樹脂層
側から砂目形状のエンボス版で凹凸を施して後に冷却し
て、前記透明樹脂層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模
様を形成した本発明の化粧シートを得た。
【0041】実施例1〜3で得られた本発明の化粧シー
トは、いずれも発泡樹脂層および透明樹脂層がオレフィ
ン系熱可塑性樹脂からなるにもかかわらず、耐候性に優
れると共に従来の塩ビ化粧シートと比べても柔軟性、意
匠性において全く遜色がなく、耐薬品性、耐溶剤性、耐
汚染性においては従来の塩ビ化粧シートに勝るものであ
る。また、本発明の化粧シートの製造方法を採ることに
より、本発明の化粧シートを容易に製造することができ
る。
トは、いずれも発泡樹脂層および透明樹脂層がオレフィ
ン系熱可塑性樹脂からなるにもかかわらず、耐候性に優
れると共に従来の塩ビ化粧シートと比べても柔軟性、意
匠性において全く遜色がなく、耐薬品性、耐溶剤性、耐
汚染性においては従来の塩ビ化粧シートに勝るものであ
る。また、本発明の化粧シートの製造方法を採ることに
より、本発明の化粧シートを容易に製造することができ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明の化粧シートおよびその製造方法
は、今まで縷々説明してきたが、焼却などするときに塩
化水素ガス等の有害なガスの発生を可能な限り抑えるこ
とができ、かつ、オレフィン系熱可塑性樹脂からなる発
泡樹脂層、透明樹脂層の各層はいずれも耐候性に優れ、
従来の塩ビ化粧シートと同等な層間接着強度を有し、ま
た、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚染性に優れると共に美麗
な印刷絵柄と凹凸模様を有する意匠性に優れた化粧シー
トを比較的低コストで提供することができるという効果
を奏するものである。
は、今まで縷々説明してきたが、焼却などするときに塩
化水素ガス等の有害なガスの発生を可能な限り抑えるこ
とができ、かつ、オレフィン系熱可塑性樹脂からなる発
泡樹脂層、透明樹脂層の各層はいずれも耐候性に優れ、
従来の塩ビ化粧シートと同等な層間接着強度を有し、ま
た、耐磨耗性、耐薬品性、耐汚染性に優れると共に美麗
な印刷絵柄と凹凸模様を有する意匠性に優れた化粧シー
トを比較的低コストで提供することができるという効果
を奏するものである。
【図1】本発明の化粧シートの第1の実施形態の層構成
図である。
図である。
【図2】本発明の化粧シートの第2の実施形態の層構成
図である。
図である。
1,11 化粧シート 2 紙基材 3 発泡樹脂層 4 印刷絵柄層 5 透明樹脂層 6 凹凸模様 7 接着剤層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/18 B32B 27/18 A 29/00 29/00 31/20 31/20 31/30 31/30 33/00 33/00 Fターム(参考) 4F100 AA01B AH03H AK03B AK03C AK25G AK51G AL01G BA03 BA07 CA01B CA07C CA30B CA30C CB01 DD01 DD01B DD01C DE04B DE04H DG10A DJ01B EG002 EH112 EH172 EJ022 EJ392 EJ812 GB08 HB00C HB21 HB31 JB01 JK09 JL00 JL02 JL06 JL09 JN01C 4F213 AA03 AB02 AB11 AB16 AF01 AG03 AG05 AG20 AH47 AH51 WA06 WA12 WA18 WA38 WA39 WA43 WA53 WA75 WA84 WB01 WB18 WB22 WC06 WE02 WF05 WK05
Claims (7)
- 【請求項1】 紙からなる基材層と、発泡剤、ラジカル
捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を
主体とする発泡樹脂層と、絵柄層と、ラジカル捕捉剤、
紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体と
する透明樹脂層とが順次設けられると共に、前記透明樹
脂層側から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様が施されて
いることを特徴とする化粧シート。 - 【請求項2】 前記化粧シートにおいて、前記基材層と
前記発泡樹脂層との層間、および/または、前記発泡樹
脂層と前記絵柄層との層間に接着剤層が設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の化粧シート。 - 【請求項3】 前記化粧シートにおいて、前記化粧シー
トを構成する各層の中で、少なくとも前記基材層、前記
発泡樹脂層、前記透明樹脂層には塩素を有する物質が含
まれていないことを特徴とする請求項1、2のいずれか
に記載の化粧シート。 - 【請求項4】 前記化粧シートにおいて、前記発泡剤が
カプセル発泡剤であることを特徴とする請求項1記載の
化粧シート。 - 【請求項5】 前記化粧シートにおいて、前記ラジカル
捕捉剤がヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤であること
を特徴とする請求項1記載の化粧シート。 - 【請求項6】 紙からなる基材層上に加熱溶融した発泡
剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤およびオレフィン系熱
可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂層形成組成物を押出機
により押し出して積層し、積層した前記発泡樹脂層形成
組成物上に絵柄層を印刷して後に、加熱発泡炉で前記発
泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となし、そ
の後前記絵柄層上に加熱溶融したラジカル捕捉剤、紫外
線吸収剤およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする
透明樹脂層形成組成物を押出機により押し出して透明樹
脂層を設けると同時に前記透明樹脂層側からエンボス版
で凹凸を施して後に冷却することにより、前記透明樹脂
層から前記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成すること
を特徴とする化粧シートの製造方法。 - 【請求項7】 紙からなる基材層と絵柄層を印刷したラ
ジカル捕捉剤、紫外線吸収剤およびオレフィン系熱可塑
性樹脂を主体とする透明フィルムの前記絵柄層との間
に、加熱溶融した発泡剤、ラジカル捕捉剤、無機充填剤
およびオレフィン系熱可塑性樹脂を主体とする発泡樹脂
層形成組成物を押出機により押し出して前記基材層と前
記透明フィルムとを貼り合わせて後に、加熱発泡炉で前
記発泡樹脂層形成組成物を発泡させて発泡樹脂層となす
と同時に前記透明フィルム側からエンボス版で凹凸を施
して後に冷却することにより、前記透明フィルムから前
記発泡樹脂層にかけて凹凸模様を形成することを特徴と
する化粧シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11023403A JP2000218746A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 化粧シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11023403A JP2000218746A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 化粧シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000218746A true JP2000218746A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12109550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11023403A Withdrawn JP2000218746A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 化粧シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000218746A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002052665A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 壁 紙 |
| JP2005171457A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Lonseal Corp | 汚れ防止壁紙 |
| US7022058B2 (en) | 2001-02-21 | 2006-04-04 | Tilia International, Inc. | Method for preparing air channel-equipped film for use in vacuum package |
| US7087130B2 (en) | 2003-03-05 | 2006-08-08 | Tilia International, Inc. | Method for manufacturing a sealable bag having an integrated zipper for use in vacuum packaging |
| US7138025B2 (en) | 2003-03-05 | 2006-11-21 | Tilia International, Inc. | Method for manufacturing a sealable bag having an integrated tray for use in vacuum packaging |
| US7220053B2 (en) | 2003-12-16 | 2007-05-22 | Sunbeam Products, Inc. | Flexible composite bag for vacuum sealing |
| JP2008030462A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-02-14 | Toray Pef Products Inc | 耐候性ポリオレフィン系樹脂積層発泡体 |
| US7517484B2 (en) | 2003-03-24 | 2009-04-14 | Sunbeam Products, Inc. | Forming evacuation channels during single and multi-layer extrusion process |
| US7534039B2 (en) | 2004-07-22 | 2009-05-19 | Sunbeam Products, Inc. | Vacuum packaging films patterned with protruding cavernous structures |
| US7625459B2 (en) | 2003-03-05 | 2009-12-01 | Sunbeam Products, Inc. | Method for manufacturing liquid-trapping bag for use in vacuum packaging |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP11023403A patent/JP2000218746A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002052665A (ja) * | 2000-08-11 | 2002-02-19 | Dainippon Printing Co Ltd | 壁 紙 |
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| US7138025B2 (en) | 2003-03-05 | 2006-11-21 | Tilia International, Inc. | Method for manufacturing a sealable bag having an integrated tray for use in vacuum packaging |
| US7625459B2 (en) | 2003-03-05 | 2009-12-01 | Sunbeam Products, Inc. | Method for manufacturing liquid-trapping bag for use in vacuum packaging |
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| US7220053B2 (en) | 2003-12-16 | 2007-05-22 | Sunbeam Products, Inc. | Flexible composite bag for vacuum sealing |
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| JP2008030462A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-02-14 | Toray Pef Products Inc | 耐候性ポリオレフィン系樹脂積層発泡体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060404 |