JP2000220426A - 傾斜型エンジン - Google Patents
傾斜型エンジンInfo
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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- Lubrication Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】エンジン全高を低くするために動弁室の底部を
シリンダ本体上部より低い位置に配設した場合であって
も動弁室に流入するオイルを排出することを可能にす
る。 【解決手段】傾斜型エンジンのシリンダヘッド4の上部
に対して動弁室を形成するハウジング5aの底部を下方
へ偏倚した位置に配設すると共に、カム軸12を動弁室
の底部に横設する。動弁室に流入したオイルが動弁室の
底部に滞留すると、カム軸12の一方に形成したジャー
ナル12bに斜歯状に形成されいるオイル排出溝12d
がオイルをすくい上げ、隣接するオイル排出室17へ送
り出し、オイル排出室17に連通するオイル排出通路1
8を経てクランク室2aへ排出する。
シリンダ本体上部より低い位置に配設した場合であって
も動弁室に流入するオイルを排出することを可能にす
る。 【解決手段】傾斜型エンジンのシリンダヘッド4の上部
に対して動弁室を形成するハウジング5aの底部を下方
へ偏倚した位置に配設すると共に、カム軸12を動弁室
の底部に横設する。動弁室に流入したオイルが動弁室の
底部に滞留すると、カム軸12の一方に形成したジャー
ナル12bに斜歯状に形成されいるオイル排出溝12d
がオイルをすくい上げ、隣接するオイル排出室17へ送
り出し、オイル排出室17に連通するオイル排出通路1
8を経てクランク室2aへ排出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動弁室の底部がシ
リンダ本体の上部よりも低い位置に配設されていても動
弁室に滞留するオイルをクランクケース側へ排出するこ
との可能な傾斜型エンジンに関する。
リンダ本体の上部よりも低い位置に配設されていても動
弁室に滞留するオイルをクランクケース側へ排出するこ
との可能な傾斜型エンジンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、OHCエンジン等の頭上弁式エン
ジンでは、シリンダヘッド上に配設する動弁室を潤滑す
る方式として、オイルポンプを用いてオイルパンに貯留
されているオイルを吸引して供給する強制潤滑方式と、
コネクティングロッドの大端部に固設したスクレーパに
よりオイルパンに貯留されているオイルを掻き上げるこ
とで生成されたミスト状オイルを動弁室へ導く飛沫潤滑
方式とがある。
ジンでは、シリンダヘッド上に配設する動弁室を潤滑す
る方式として、オイルポンプを用いてオイルパンに貯留
されているオイルを吸引して供給する強制潤滑方式と、
コネクティングロッドの大端部に固設したスクレーパに
よりオイルパンに貯留されているオイルを掻き上げるこ
とで生成されたミスト状オイルを動弁室へ導く飛沫潤滑
方式とがある。
【0003】そして、何れの潤滑方式においても、動弁
室に滞留するオイルは、シリンダ本体の一側に形成され
たオイル排出通路を経てクランクケースへ自重により戻
される。
室に滞留するオイルは、シリンダ本体の一側に形成され
たオイル排出通路を経てクランクケースへ自重により戻
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、エンジンの
全高を低くするため、或いは搭載スペースの制約からシ
リンダ本体をクランクケースに対し斜め上方へ傾斜させ
た状態で配設する傾斜型エンジンにおいても、例えば特
開平4−362270号公報に開示されているように、
動弁室に流入するオイルをシリンダ本体に形成したオイ
ル排出通路を経てクランク室へ戻す必要性から、動弁室
の底部をシリンダ本体の上部よりも下方へ極端に偏倚さ
せることが困難で、エンジン全高を更に低くする上での
障害となっている。
全高を低くするため、或いは搭載スペースの制約からシ
リンダ本体をクランクケースに対し斜め上方へ傾斜させ
た状態で配設する傾斜型エンジンにおいても、例えば特
開平4−362270号公報に開示されているように、
動弁室に流入するオイルをシリンダ本体に形成したオイ
ル排出通路を経てクランク室へ戻す必要性から、動弁室
の底部をシリンダ本体の上部よりも下方へ極端に偏倚さ
せることが困難で、エンジン全高を更に低くする上での
障害となっている。
【0005】本発明は、上記事情に鑑み、動弁室の底部
をシリンダ本体の上部よりも下方へ偏倚させても動弁室
に滞留するオイルをクランク室へ効率よく戻すことがで
き、エンジン全高を更に低くすることの可能な傾斜型エ
ンジンを提供することを目的とする。
をシリンダ本体の上部よりも下方へ偏倚させても動弁室
に滞留するオイルをクランク室へ効率よく戻すことがで
き、エンジン全高を更に低くすることの可能な傾斜型エ
ンジンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明による第1の傾斜型エンジンは、クランクケース
の一側にシリンダ本体を斜め上方へ傾斜した状態で配設
すると共に、上記クランクケースの上記シリンダ本体を
挟む側方に動弁室を配設するものであって、上記動弁室
の底部にエンジンにより駆動されるオイル排出ロータを
設け、上記オイル排出ロータのオイル吐出側に上記クラ
ンクケースに連通するオイル排出通路の排出口を開口し
たことを特徴とする。
本発明による第1の傾斜型エンジンは、クランクケース
の一側にシリンダ本体を斜め上方へ傾斜した状態で配設
すると共に、上記クランクケースの上記シリンダ本体を
挟む側方に動弁室を配設するものであって、上記動弁室
の底部にエンジンにより駆動されるオイル排出ロータを
設け、上記オイル排出ロータのオイル吐出側に上記クラ
ンクケースに連通するオイル排出通路の排出口を開口し
たことを特徴とする。
【0007】第2の傾斜型エンジンは、第1の傾斜型エ
ンジンにおいて、前記動弁室の底部にカム軸を横設し、
上記カム軸に前記オイル排出ロータを設けたことを特徴
とする。
ンジンにおいて、前記動弁室の底部にカム軸を横設し、
上記カム軸に前記オイル排出ロータを設けたことを特徴
とする。
【0008】第3の傾斜型エンジンは、第2の傾斜型エ
ンジンにおいて、前記オイル排出ロータが前記カム軸に
設けたジャーナルであり、上記ジャーナルにオイル排出
溝を斜歯状に形成し、上記オイル排出溝のオイル吐出側
に上記クランクケースに連通するオイル排出通路の排出
口を開口したことを特徴とする。
ンジンにおいて、前記オイル排出ロータが前記カム軸に
設けたジャーナルであり、上記ジャーナルにオイル排出
溝を斜歯状に形成し、上記オイル排出溝のオイル吐出側
に上記クランクケースに連通するオイル排出通路の排出
口を開口したことを特徴とする。
【0009】第4の傾斜型エンジンは、第3の傾斜型エ
ンジンにおいて、前記カム軸の端部にフランジを設け、
上記フランジを前記動弁室に併設するオイル排出室に収
容し、上記フランジに前記オイル排出溝を延出形成する
と共に、上記フランジの回転方向に前記オイル排出通路
の排出口を対設したことを特徴とする。
ンジンにおいて、前記カム軸の端部にフランジを設け、
上記フランジを前記動弁室に併設するオイル排出室に収
容し、上記フランジに前記オイル排出溝を延出形成する
と共に、上記フランジの回転方向に前記オイル排出通路
の排出口を対設したことを特徴とする。
【0010】すなわち、第1の傾斜型エンジンでは、エ
ンジン本体の側方に配設されている動弁室に供給されて
動弁室の底部に滞留されたオイルは、エンジンにより駆
動されるオイル排出ロータにより動弁室の底部に滞留す
るオイルをすくい上げ、オイル排出通路を経てクランク
ケース内へ積極的に排出される。
ンジン本体の側方に配設されている動弁室に供給されて
動弁室の底部に滞留されたオイルは、エンジンにより駆
動されるオイル排出ロータにより動弁室の底部に滞留す
るオイルをすくい上げ、オイル排出通路を経てクランク
ケース内へ積極的に排出される。
【0011】第2の傾斜型エンジンでは、第1の傾斜エ
ンジンにおいて、動弁室の底部にカム軸を横設し、カム
軸にオイル排出ロータを設け、オイル排出ロータをカム
軸と一体回転させる。
ンジンにおいて、動弁室の底部にカム軸を横設し、カム
軸にオイル排出ロータを設け、オイル排出ロータをカム
軸と一体回転させる。
【0012】第3の傾斜型エンジンでは、第2の傾斜型
エンジンにおいて、オイル排出ロータをカム軸に設けた
ジャーナルで兼用し、ジャーナルに形成した斜歯状のオ
イル排出溝にて動弁室の底部に滞留するオイルをすくい
上げ、吐出側に開口するオイル排出通路の排出口からオ
イルがクランクケース内へ積極的に排出される。
エンジンにおいて、オイル排出ロータをカム軸に設けた
ジャーナルで兼用し、ジャーナルに形成した斜歯状のオ
イル排出溝にて動弁室の底部に滞留するオイルをすくい
上げ、吐出側に開口するオイル排出通路の排出口からオ
イルがクランクケース内へ積極的に排出される。
【0013】第4の傾斜型エンジンでは、第3の傾斜型
エンジンにおいて、オイル排出溝によりすくい上げられ
たオイルは、カム軸の端部に設けたフランジを収容する
オイル排出室へ導かれ、フランジの回転方向に対設する
オイル排出通路の排出口へ送り、オイル排出通路を経て
クランクケース内へ排出される。
エンジンにおいて、オイル排出溝によりすくい上げられ
たオイルは、カム軸の端部に設けたフランジを収容する
オイル排出室へ導かれ、フランジの回転方向に対設する
オイル排出通路の排出口へ送り、オイル排出通路を経て
クランクケース内へ排出される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1〜図6に本発明の第1実施
の形態を示す。
実施の形態を説明する。図1〜図6に本発明の第1実施
の形態を示す。
【0015】図1、図2には本実施の形態で採用する傾
斜型SOHCエンジンの断面正面図、概略断面正面図が
示されている。これらの図において、符号1は傾斜型S
OHCエンジンのエンジン本体で、このエンジン本体1
のクランクケース2の一側から斜め上方に向かってシリ
ンダ本体3が一体形成され、このシリンダ本体3の上部
にシリンダヘッド4が固設され、このシリンダヘッド4
に動弁室5を形成するハウジング5aが一体形成され、
このハウジング5aの開口部に動弁室カバー5bが装着
されている。
斜型SOHCエンジンの断面正面図、概略断面正面図が
示されている。これらの図において、符号1は傾斜型S
OHCエンジンのエンジン本体で、このエンジン本体1
のクランクケース2の一側から斜め上方に向かってシリ
ンダ本体3が一体形成され、このシリンダ本体3の上部
にシリンダヘッド4が固設され、このシリンダヘッド4
に動弁室5を形成するハウジング5aが一体形成され、
このハウジング5aの開口部に動弁室カバー5bが装着
されている。
【0016】クランクケース2内に形成したクランク室
2aにはクランク軸6が横設され、このクランク軸6が
コネクティングロッド7を介してシリンダ本体3に挿通
されたピストン8に連設されている。又、コネクティン
グロッド7のクランク軸6を把持する大端部7aに、ク
ランク室2aの底部に滞留するオイルを掻き上げるスク
レーパ7bが固設されている。
2aにはクランク軸6が横設され、このクランク軸6が
コネクティングロッド7を介してシリンダ本体3に挿通
されたピストン8に連設されている。又、コネクティン
グロッド7のクランク軸6を把持する大端部7aに、ク
ランク室2aの底部に滞留するオイルを掻き上げるスク
レーパ7bが固設されている。
【0017】又、シリンダ本体3、シリンダヘッド4の
上部でオイル上がりの無い位置に、シリンダ本体3の延
出方向に沿ってオイル通路9が形成されており、このオ
イル通路9が連通路10を介して動弁室5の上部に開口
する流出口9aに連通されている。
上部でオイル上がりの無い位置に、シリンダ本体3の延
出方向に沿ってオイル通路9が形成されており、このオ
イル通路9が連通路10を介して動弁室5の上部に開口
する流出口9aに連通されている。
【0018】動弁室5の上部に、弁体をシリンダヘッド
4の燃焼室4aに配設する吸排気弁11のステム部11
aが突出され、又、動弁室5の底部にカム軸12が横設
され、このカム軸12と吸排気弁11とがロッカアーム
13を介して連設されている。
4の燃焼室4aに配設する吸排気弁11のステム部11
aが突出され、又、動弁室5の底部にカム軸12が横設
され、このカム軸12と吸排気弁11とがロッカアーム
13を介して連設されている。
【0019】又、図3に示すように、カム軸12の両側
には、動弁室5に支承されるジャーナル12a,12b
が形成されており、一方のジャーナル12aの端部にタ
イミングギヤ12cが一体形成されている。
には、動弁室5に支承されるジャーナル12a,12b
が形成されており、一方のジャーナル12aの端部にタ
イミングギヤ12cが一体形成されている。
【0020】タイミングギヤ12cはタイミングベルト
14を介してクランク軸6の一端に設けたタイミングギ
ヤ15に連設されており、カム軸12がクランク軸6の
1/2の速度で同期回転するように設定されている。
尚、符号16はベルトカバーである。
14を介してクランク軸6の一端に設けたタイミングギ
ヤ15に連設されており、カム軸12がクランク軸6の
1/2の速度で同期回転するように設定されている。
尚、符号16はベルトカバーである。
【0021】又、他方のジャーナル12bは、オイル排
出ロータを兼用しており、その外周にオイル排出溝12
dが形成され、更に、ジャーナル12bの端部にフラン
ジ12eが一体形成されている。尚、本実施の形態では
オイル排出溝12dが対称な位置に2条形成されている
が、1条、或いは3条以上であっても良い。
出ロータを兼用しており、その外周にオイル排出溝12
dが形成され、更に、ジャーナル12bの端部にフラン
ジ12eが一体形成されている。尚、本実施の形態では
オイル排出溝12dが対称な位置に2条形成されている
が、1条、或いは3条以上であっても良い。
【0022】オイル排出溝12dは、カム軸12の回転
に対して軸端方向へ遅れる角度で斜歯状形成されて、フ
ランジ12eに延出されている。
に対して軸端方向へ遅れる角度で斜歯状形成されて、フ
ランジ12eに延出されている。
【0023】フランジ12eは、動弁室5の一側に併設
されているオイル排出室17に収容されており、図2に
示すように、カム軸12の回転方向に対して、オイル排
出溝12dの縁部から進角方向に位置する他方のオイル
排出溝12dの縁部へ拡径する半円状に形成されてい
る。
されているオイル排出室17に収容されており、図2に
示すように、カム軸12の回転方向に対して、オイル排
出溝12dの縁部から進角方向に位置する他方のオイル
排出溝12dの縁部へ拡径する半円状に形成されてい
る。
【0024】更に、図2に示すように、オイル排出室1
7には、その上部からクランク室2aの底部方向へ指向
するオイル排出口18aが開口されており、このオイル
排出口18aがシリンダ本体3に形成されたオイル排出
通路18を介してクランク室2aの底部に連通されてい
る。
7には、その上部からクランク室2aの底部方向へ指向
するオイル排出口18aが開口されており、このオイル
排出口18aがシリンダ本体3に形成されたオイル排出
通路18を介してクランク室2aの底部に連通されてい
る。
【0025】次に、上記構成による本実施の形態の作用
について説明する。エンジンが稼働すると、コネクティ
ングロッド7の大端部7aに固設されているスクレーパ
7bがクランク室2aの底部に貯留されているオイルを
掻き上げ、ミスト状オイルを生成させる。
について説明する。エンジンが稼働すると、コネクティ
ングロッド7の大端部7aに固設されているスクレーパ
7bがクランク室2aの底部に貯留されているオイルを
掻き上げ、ミスト状オイルを生成させる。
【0026】クランク室2a内に発生したミスト状オイ
ルの一部は、シリンダ本体3に形成されたオイル通路9
を通りシリンダヘッド4に形成されている連通路10を
経て動弁室5の上部に開口されている流出口9aから動
弁室5に流出され、動弁室5に配設されている吸排気弁
11、ロッカアーム13、カム軸12等の動弁機構を潤
滑する。そして、動弁室5に流入されたミスト状オイル
は動弁室5の底部に滴下され滞留される。
ルの一部は、シリンダ本体3に形成されたオイル通路9
を通りシリンダヘッド4に形成されている連通路10を
経て動弁室5の上部に開口されている流出口9aから動
弁室5に流出され、動弁室5に配設されている吸排気弁
11、ロッカアーム13、カム軸12等の動弁機構を潤
滑する。そして、動弁室5に流入されたミスト状オイル
は動弁室5の底部に滴下され滞留される。
【0027】一方、エンジンが稼働すると、クランク軸
6とカム軸12とに設けたタイミングギヤ15,12c
間に巻装するタイミングベルト14を介してカム軸12
が回転し、このカム軸12に摺接するロッカアーム13
を介して吸排気弁11を所定タイミングで開閉動作させ
る。
6とカム軸12とに設けたタイミングギヤ15,12c
間に巻装するタイミングベルト14を介してカム軸12
が回転し、このカム軸12に摺接するロッカアーム13
を介して吸排気弁11を所定タイミングで開閉動作させ
る。
【0028】カム軸12は動弁室5の底部に横設されて
おり、動弁室5の底部に滞留したオイルは、ジャーナル
12bに斜歯状に形成されたオイル排出溝12dに流れ
込み、このオイル排出溝12dですくい上げられて隣接
するオイル排出室17に送られる。
おり、動弁室5の底部に滞留したオイルは、ジャーナル
12bに斜歯状に形成されたオイル排出溝12dに流れ
込み、このオイル排出溝12dですくい上げられて隣接
するオイル排出室17に送られる。
【0029】このオイル排出室17に送られたオイルの
一部は、カム軸12の端部に一体形成されたフランジ1
2eの縁部に沿って遠心力により拡径方向へ移動し、オ
イル排出室17の内周面に沿ってオイル排出口18aへ
送り込まれ、オイル排出口18aに連通するオイル排出
通路18を経てクランク室2aへ排出される。
一部は、カム軸12の端部に一体形成されたフランジ1
2eの縁部に沿って遠心力により拡径方向へ移動し、オ
イル排出室17の内周面に沿ってオイル排出口18aへ
送り込まれ、オイル排出口18aに連通するオイル排出
通路18を経てクランク室2aへ排出される。
【0030】一方、オイル排出室17に滴下されたオイ
ルは、フランジ12eの縁部によりすくい上げられて、
オイル排出口18aへ送り込まれる。尚、この場合、フ
ランジ12eにオイル掻き上げ用の溝を、オイル排出溝
12dとは別に複数形成することで、オイル排出室17
に滞留するオイルを効率よく排出するようにしても良
い。
ルは、フランジ12eの縁部によりすくい上げられて、
オイル排出口18aへ送り込まれる。尚、この場合、フ
ランジ12eにオイル掻き上げ用の溝を、オイル排出溝
12dとは別に複数形成することで、オイル排出室17
に滞留するオイルを効率よく排出するようにしても良
い。
【0031】このように、本実施の形態では、動弁室5
の底部に横設されているカム軸12にオイル排出ロータ
を形成し、このオイル排出ロータに形成した斜歯状のオ
イル排出溝12dにより、動弁室5の底部に滞留するオ
イルをすくい上げ、併設するオイル排出室17へ送り込
み、オイル排出室17からオイル排出口18aを経てク
ランク室2aへ積極的にオイルを排出するようにしたの
で、動弁室5の底部をシリンダ本体3の上部よりも低い
位置に設定することが可能となり、エンジン全高をより
低く設定することができる。
の底部に横設されているカム軸12にオイル排出ロータ
を形成し、このオイル排出ロータに形成した斜歯状のオ
イル排出溝12dにより、動弁室5の底部に滞留するオ
イルをすくい上げ、併設するオイル排出室17へ送り込
み、オイル排出室17からオイル排出口18aを経てク
ランク室2aへ積極的にオイルを排出するようにしたの
で、動弁室5の底部をシリンダ本体3の上部よりも低い
位置に設定することが可能となり、エンジン全高をより
低く設定することができる。
【0032】又、エンジン停止時には、カム軸12が動
弁室5の底部に滞留するオイルに浸漬されているため、
長時間放置後の再始動時においても潤滑が良好となり、
高い信頼性が得られる。
弁室5の底部に滞留するオイルに浸漬されているため、
長時間放置後の再始動時においても潤滑が良好となり、
高い信頼性が得られる。
【0033】更に、オイル排出ロータをカム軸12のジ
ャーナル12bで兼用したので、構成が簡素化され、製
造組立が容易である。
ャーナル12bで兼用したので、構成が簡素化され、製
造組立が容易である。
【0034】又、オイル排出溝12dにて送り出される
オイルをオイル排出室17へ一旦導き、オイル排出室1
7に収納するフランジ12eによりオイルを遠心力を利
用して掻き出すようにしたので、オイルをより一層効率
よく排出することが可能となる。
オイルをオイル排出室17へ一旦導き、オイル排出室1
7に収納するフランジ12eによりオイルを遠心力を利
用して掻き出すようにしたので、オイルをより一層効率
よく排出することが可能となる。
【0035】更に、動弁室5のオイル排出効率が良好に
なるため、ブローバイガス中のオイル混入率を低く抑え
ることができ、相対的にブリーザ装置による気液分離能
力を高めることができ、オイルの消費量を低減させるこ
とが可能となる。
なるため、ブローバイガス中のオイル混入率を低く抑え
ることができ、相対的にブリーザ装置による気液分離能
力を高めることができ、オイルの消費量を低減させるこ
とが可能となる。
【0036】又、図7、図8に本発明の第2実施の形態
を示す。上述した第1実施の形態では、オイル排出室1
7に収容されているフランジ12eの端縁をカム軸12
の回転方向に指向させた状態で形成したが、本実施の形
態では、フランジ12eをカム軸12の回転方向に対し
て、第1実施の形態とは逆向きに形成したものである。
を示す。上述した第1実施の形態では、オイル排出室1
7に収容されているフランジ12eの端縁をカム軸12
の回転方向に指向させた状態で形成したが、本実施の形
態では、フランジ12eをカム軸12の回転方向に対し
て、第1実施の形態とは逆向きに形成したものである。
【0037】即ち、エンジン本体1が、例えば動弁室5
がカム軸12により下側に位置するような傾斜地、即
ち、図1に示すエンジン本体1が左肩上がりの傾斜地で
常時使用され、オイル排出室17内がオイルで満たされ
る状態では、図7、図8に示すように、フランジ12e
をカム軸12の回転方向に対して、第1実施の形態とは
逆向きに形成することで、カム軸12の回転に同期し
て、フランジ12eの背面がオイル排出口18aを徐々
に閉塞し、その際、オイル排出通路18内に負圧を発生
させ、フランジ12eの端縁がオイル排出口18aに達
して、このオイル排出口18aを開放したときに導入さ
れる負圧により、オイル排出室17に満たされているオ
イルをクランク室2aへ排出させることができ、動弁室
5に滞留するオイルをクランク室2a側へ効率よく排出
することが可能となる。
がカム軸12により下側に位置するような傾斜地、即
ち、図1に示すエンジン本体1が左肩上がりの傾斜地で
常時使用され、オイル排出室17内がオイルで満たされ
る状態では、図7、図8に示すように、フランジ12e
をカム軸12の回転方向に対して、第1実施の形態とは
逆向きに形成することで、カム軸12の回転に同期し
て、フランジ12eの背面がオイル排出口18aを徐々
に閉塞し、その際、オイル排出通路18内に負圧を発生
させ、フランジ12eの端縁がオイル排出口18aに達
して、このオイル排出口18aを開放したときに導入さ
れる負圧により、オイル排出室17に満たされているオ
イルをクランク室2aへ排出させることができ、動弁室
5に滞留するオイルをクランク室2a側へ効率よく排出
することが可能となる。
【0038】尚、本発明は上記各実施の形態に限るもの
ではなく、例えば、オイル排出ロータは、カム軸12と
は別個に設けられていても良く、更に、カム軸12に形
成されている場合であってもジャーナル12bとは別の
位置に形成されていても良い。又、オイル排出ロータを
カム軸の両側に形成するようにしても良い。
ではなく、例えば、オイル排出ロータは、カム軸12と
は別個に設けられていても良く、更に、カム軸12に形
成されている場合であってもジャーナル12bとは別の
位置に形成されていても良い。又、オイル排出ロータを
カム軸の両側に形成するようにしても良い。
【0039】更に、本発明は、飛沫潤滑式エンジンに限
らず、オイルポンプを用いた強制潤滑式エンジンに採用
できることは云うまでもない。
らず、オイルポンプを用いた強制潤滑式エンジンに採用
できることは云うまでもない。
【0040】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、動弁室の
底部に、エンジンにより駆動されるオイル排出ロータを
設け、このオイル排出ロータにより動弁室の底部に滞留
するオイルを積極的に排出するようにしたので、動弁室
の底部をシリンダ本体の上部よりも低い位置に配設する
ことが可能なり、エンジン全高を一層低く抑えることが
可能となる。又、動弁室に滞留するオイルが積極的に排
出されるので、ブリーザ装置による気液分離能力が相対
的に高くなり、その分オイル消費量を低減することがで
きる。
底部に、エンジンにより駆動されるオイル排出ロータを
設け、このオイル排出ロータにより動弁室の底部に滞留
するオイルを積極的に排出するようにしたので、動弁室
の底部をシリンダ本体の上部よりも低い位置に配設する
ことが可能なり、エンジン全高を一層低く抑えることが
可能となる。又、動弁室に滞留するオイルが積極的に排
出されるので、ブリーザ装置による気液分離能力が相対
的に高くなり、その分オイル消費量を低減することがで
きる。
【0041】この場合、請求項2に記載されているよう
に、動弁室の底部にカム軸を横設し、カム軸にオイル排
出ロータを設けることで、構成が簡素化され、製造組立
が容易になるばかりでなく、エンジンを長時間放置した
状態であってもカム軸がオイルに常に浸漬された状態と
なるため、再始動時の潤滑が良好となる。
に、動弁室の底部にカム軸を横設し、カム軸にオイル排
出ロータを設けることで、構成が簡素化され、製造組立
が容易になるばかりでなく、エンジンを長時間放置した
状態であってもカム軸がオイルに常に浸漬された状態と
なるため、再始動時の潤滑が良好となる。
【0042】更に、請求項3に記載されているように、
オイル排出ロータをカム軸に設けたジャーナルで兼用
し、ジャーナルに斜歯状のオイル排出溝を形成すること
で、このオイル排出溝によりオイルを容易に排出するこ
とが可能となり、構造の一層の簡素化を図ることができ
る。
オイル排出ロータをカム軸に設けたジャーナルで兼用
し、ジャーナルに斜歯状のオイル排出溝を形成すること
で、このオイル排出溝によりオイルを容易に排出するこ
とが可能となり、構造の一層の簡素化を図ることができ
る。
【0043】又、請求項4に記載されているように、カ
ム軸の端部にフランジを設け、このフランジを動弁室に
併設するオイル排出室に収容し、フランジにオイル排出
溝を延出形成することで、動弁室に滞留したオイルを一
旦オイル排出室に滞留させ、フランジにより掻き上げる
ことでオイル排出口から排出させることができるように
なり、オイルを一層効率よく排出させることが可能とな
る。
ム軸の端部にフランジを設け、このフランジを動弁室に
併設するオイル排出室に収容し、フランジにオイル排出
溝を延出形成することで、動弁室に滞留したオイルを一
旦オイル排出室に滞留させ、フランジにより掻き上げる
ことでオイル排出口から排出させることができるように
なり、オイルを一層効率よく排出させることが可能とな
る。
【図1】第1実施の形態による傾斜型SOHCエンジン
の断面正面図
の断面正面図
【図2】同、傾斜型SOHCエンジンの概略断面正面図
【図3】同、図2の動弁室カバーを外した状態のIII−I
II矢視一部断面図
II矢視一部断面図
【図4】同、カム軸の平面図
【図5】同、図4の左側面図
【図6】同、図4の右側面図
【図7】第2実施の形態によるカム軸の平面図
【図8】同、図7の左側面図
1…エンジン本体 2…クランクケース 3…シリンダ本体 5…動弁室 12…カム軸 12b…オイル排出ロータ(ジャーナル) 12d…オイル排出溝 12e…フランジ 18…オイル排出通路 18a…排出口
Claims (4)
- 【請求項1】クランクケースの一側にシリンダ本体を斜
め上方へ傾斜した状態で配設すると共に、 上記クランクケースの上記シリンダ本体を挟む側方に動
弁室を配設する傾斜型エンジンであって、 上記動弁室の底部にエンジンにより駆動されるオイル排
出ロータを設け、 上記オイル排出ロータのオイル吐出側に上記クランクケ
ースに連通するオイル排出通路の排出口を開口したこと
を特徴とする傾斜型エンジン。 - 【請求項2】前記動弁室の底部にカム軸を横設し、 上記カム軸に前記オイル排出ロータを設けたことを特徴
とする請求項1記載の傾斜型エンジン。 - 【請求項3】前記オイル排出ロータが前記カム軸に設け
たジャーナルであり、 上記ジャーナルにオイル排出溝を斜歯状に形成し、 上記オイル排出溝のオイル吐出側に上記クランクケース
に連通するオイル排出通路の排出口を開口したことを特
徴とする請求項2記載の傾斜型エンジン。 - 【請求項4】前記カム軸の端部にフランジを設け、 上記フランジを前記動弁室に併設するオイル排出室に収
容し、 上記フランジに前記オイル排出溝を延出形成すると共
に、 上記フランジの回転方向に前記オイル排出通路の排出口
を対設したことを特徴とする請求項3記載の傾斜型エン
ジン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024006A JP2000220426A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜型エンジン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11024006A JP2000220426A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜型エンジン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220426A true JP2000220426A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12126483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11024006A Pending JP2000220426A (ja) | 1999-02-01 | 1999-02-01 | 傾斜型エンジン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000220426A (ja) |
-
1999
- 1999-02-01 JP JP11024006A patent/JP2000220426A/ja active Pending
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