JP2000220456A - サーモスタットの異常検出装置 - Google Patents
サーモスタットの異常検出装置Info
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Abstract
を持って検出することのできるサーモスタット異常検出
装置を提供する。 【解決手段】 電子制御装置(ECU)51は、エンジン1の
始動後、サーモスタット正常時を想定した冷却水推定温
度である水温カウンタ値ecthwsmと冷却水温TH
Wによってサーモスタットの異常の有無を検出する際
に、前回の水温カウンタ値ecthwsmi−1と吸気
温最小値ethaminとの差を今回求める水温カウン
タ値ecthwsmに反映させる。よって、水温カウン
タ値ecthwsmの推定精度を向上させることがで
き、精密なサーモスタット異常検出を実行できる。
Description
する冷却媒体の温度を調整するサーモスタットの異常の
有無を検出するサーモスタットの異常検出装置に関す
る。
却媒体としての冷却水を冷却水循環通路と冷却媒体の放
熱部であるラジエータに循環させ、冷却水の温度を適正
温度に調節するためサーモスタットが用いられている。
例えば、冷却水通路(ウォータジャケット)とラジエー
タの間で冷却水を循環させる冷却水循環通路内に設けた
サーモスタットは、エンジン始動直後の暖機運転時等、
冷却媒体である冷却水温が所定の温度より低いときはサ
ーモスタットを閉弁し、冷却水のラジエータへの循環を
阻止し、内燃機関から熱を得て冷却水温を適正値まで速
やかに上昇させる。また、冷却水温度が適正温度領域を
越えるとサーモスタットが開弁し、冷却水をラジエータ
に循環させ、ラジエータで冷却水の熱が放熱されて冷却
水温が適正温度領域まで下降する。
より、全開状態或いは半開状態で固着してしまうことが
ままある。このような場合、常にラジエータから冷却水
の熱が放熱されるので、エンジンが過冷却状態となり、
ヒータの効率が低下するばかりでなく、エンジンが低温
である場合に燃料噴射量を増量する、いわゆる暖機増量
が常時実行されることとなり、ひいては燃費やエミッシ
ョンを悪化させてしまうという問題があった。
3号公報に記載された「エンジン冷却系のサーモスタッ
ト故障検出装置」では、エンジンの冷却水循環通路の冷
却水温を冷却水温検出手段によって検出し、サーモスタ
ット正常状態を想定した条件で予想される冷却水温の変
化を考慮した判定値を内燃機関の運転状態等から算出
し、前記冷却水温検出手段により検出した冷却水温と判
定値に基づいてサーモスタットの故障の有無を検出して
いる。また、冷却水温の放熱量に影響を与える外気温に
よって、判定値等を補正する構成が講じられている。
技術では判定値等を補正する時、単に外気温のみを考慮
に入れて補正しているため補正の精度が悪いという問題
があった。すなわち、冷却水温の放熱に影響を与える因
子は冷却水温と外気温の差であり、単に外気温で補正す
るだけでは信頼性に欠ける。
ものであり、冷却媒体の温度変化を推定するにあたっ
て、冷却媒体温度と外気温の差を精度よく反映させるこ
とによって、サーモスタットの異常の有無を精度良く検
出することを目的とする。
被冷却装置に形成された冷却媒体通路と、冷却媒体の熱
を放熱する放熱部と、冷却媒体通路の途中に設けられた
サーモスタットと、被冷却装置の運転状態によって冷却
媒体の温度を推定する冷却媒体温度推定手段と、冷却媒
体の温度を検出する冷却媒体温度検出手段と、前記冷却
媒体温度推定手段によって推定された冷却媒体推定温度
と前記冷却媒体温度検出手段によって検出された冷却媒
体温度に基づいてサーモスタットの異常の有無を検出す
るサーモスタット異常検出装置において、外気温を検出
する外気温検出手段を有し、前記冷却媒体推定手段によ
って推定される冷却媒体推定温度に冷却媒体温度と外気
温の差を反映させることを特徴とする。
によって推定した冷却媒体推定温度と冷却媒体温度によ
ってサーモスタットの異常の有無を検出する際に、冷却
媒体温度と外気温との差を冷却媒体推定温度に反映させ
る。すなわち、冷却媒体と外気温の差に基づいて冷却媒
体推定温度が算出され冷却媒体の放熱の影響を精度良く
推定することが可能となる。よって、冷却媒体推定温度
の推定精度を向上させることができ、サーモスタットの
異常の有無を精度良く検出することができる。
ットの故障診断装置を水冷式自動車用内燃機関(エンジ
ン)の冷却システムに適用した実施の形態について、図
面を参照して説明する。
装置を適用した車両用内燃機関の冷却システムを示す概
略図である。4気筒のエンジン1は、周知の通り、シリ
ンダ2内を往復動するピストン3と、ピストン3の往復
動をクランクシャフト4の回転運動に変換するコンロッ
ド5等から構成されている。シリンダ2の周囲及びシリ
ンダヘッド6の内部にはウォータジャケット7が設けら
れており、このウォータジャケット7内に冷却水が注入
されている。ここで、ウォータジャケット7が冷却媒体
通路に相当し、冷却水が冷却媒体に相当する。
却水循環通路9により連通されており、冷却水循環通路
9のウォータジャケット7出口部にはサーモスタット1
0が設けられている。サーモスタット10は、冷却水温
に応じて機械的に開閉するバルブであり、本実施形態に
あっては、冷却水温が82℃以下であるときには閉弁状
態となって冷却水循環通路9とウォータジャケット7の
連通を遮断して、ウォータジャケット7内の冷却水がラ
ジエータ8で放熱されることを防止する。また、サーモ
スタット10は、冷却水温が82℃を上回ると開弁状態
となって、ウォータジャケット7を冷却水循環通路9を
介してラジエータ8に連通し、冷却水の熱をラジエータ
8で放熱し冷却水温度を低下させ、エンジン1を適温に
冷却する。ここで、冷却水循環通路9が冷却媒体循環通
路に相当し、ラジエータ8が放熱部に相当する。なお、
ウォータジャケット7の内壁に設けられた水温センサ4
1は、冷却水の温度THWを検出し、その検出信号を電
子制御装置ECU51に送る。
記サーモスタット10を含むエンジン各部の制御や診断
を行う電子制御装置ECU51について説明する。
ロック図であり、ECU51は中央処理装置CPU5
2、読み出し専用メモリROM53、ランダムアクセス
メモリRAM54、バックアップRAM55およびタイ
マカウンタ56等を備える。ECU51は、これら各部
と、外部入力回路57および外部出力回路58とをバス
59により接続してなる論理演算回路を構成する。ここ
で、ROM53は各種の運転制御や故障診断等に係るプ
ログラムを予め記憶する。RAM54は、CPU52の
演算結果等を一時記憶する。バックアップRAM55
は、エンジン停止後においてもデータを記憶する不揮発
性のメモリである。タイマカウンタ56は同時に複数の
計時動作を行うことができる。外部入力回路57はバッ
ファ、波形回路、ハードフィルタ(電気抵抗およびコン
デンサよりなる回路)およびA/D変換機等を含む。外
部出力回路58は駆動回路等を含む。前述したように、
水温センサ41は、ウォータジャケット7内の冷却水温
THWを検出する。スロットルセンサ42は、アクセル
ペダル(図示略)の踏み込み量に応じたスロットル弁開
度TAを検出する。回転数センサ43は、クランクシャ
フト4の回転速度、すなわちエンジン回転数NEを検出
する。酸素センサ44は、排気中の酸素濃度を検出す
る。吸気圧センサ45は吸気圧を検出する。車速センサ
46は、車速SPDを検出する。吸気温センサ47は、
エアクリーナ内に導入される吸入空気の温度(吸気温)
THAを検出する。CPU52は各センサ41〜47の
検出信号に基づき、ROM53に記憶された各種プログ
ラムを実行して、例えばインジェクタ48による燃料噴
射量や燃料噴射タイミングの制御など、各種運転制御や
故障診断等を実行する。
のうち、サーモスタット10の異常検出に係る制御の内
容について説明する。
タット異常検出にかかる「サーモスタット異常検出ルー
チン」を示す。このルーチンに関するプログラムはEC
U51のROM53に予め記憶されており、イグニショ
ンスイッチが「ON」となった後、1秒毎にサーモスタ
ットの正常あるいは異常が判定されるまで繰り返され
る。
いて、ステップ101で異常検出実行条件が成立してい
るか否かを判断する。異常検出実行条件は、このルーチ
ンを最初に実行した際における(すなわち、始動時にお
ける)「冷却水温THWが−10℃以上35℃以下」、
「吸気温THAが−10℃以上35℃以下」、「始動時
の冷却水温THWと吸気温THAの差が−15℃以上7
℃以下」の全ての条件が成立したときである。ステップ
101で異常検出実行条件が成立した場合は、ステップ
102に進み、ステップ101で異常検出実行条件が成
立していないときには、誤判定を引き起こす可能性があ
るため異常検出を実行せず、このルーチンを終了する。
本ルーチンでは上記のように始動時の限定(冷間限定)
を行うことによって、冷却水温の推定精度を向上させて
いる。ステップ102では始動時認識フラグFが1か否
かを判定する。始動時認識フラグFはイグニションスイ
ッチが「ON」となったときに0にイニシャライズされ
るため、初めてこのルーチンが実行された時、否定判定
されてステップ103に進む。
Wを始動時冷却水温THWst、吸気温度THAを始動
時吸気温度THAstとする。ステップ104では、始
動時冷却水温THWstと始動時吸気温度THAstが
比較され、THWst≦THAstの場合はステップ1
05に進んで、水温カウンタ値ecthwsm及び水温
カウンタ生値ecthwの初期値としてTHWstを採
用する。また、ステップ104でTHWst>THAs
tと判定された場合には、ステップ106に進んで、水
温カウンタ値ecthwsm及び水温カウンタ生値ec
thwの初期値としてTHAstを採用する。ステップ
105、106が実行されるとステップ107で始動時
認識フラグFを1に設定する。すなわち、ステップ10
2から106を実行することにより、水温カウンタ値e
cthwsm及び水温カウンタ生値ecthwの初期値
として、水温センサ41によって検出される始動時水温
と吸気温センサ47によって検出される吸気温(外気
温)の低い方を採用する。これは、吸気温THAが冷却
水温THWより低い時は冷却水温THWが上昇しにくく
なるため、なるべく水温カウンタ値ecthwsmの初
期値を低く設定し、後述する判定温度Aに到達する時間
を遅らせた方が誤判定を防止できるためである。
値ecthwsm及び水温カウンタ生値ecthwをそ
れぞれ前回値ecthwsmi−1、ecthwi−1
として採用し、処理をステップ109に移行する。
hwsmの前回値ecthwsmi−1と吸気温度最小
値ethaminとの差αを算出する。ここで、吸気温
度最小値ethaminは、外気温度の代用値である。
すなわち、吸気温センサはエンジンルーム内に設置され
ているため、吸気温センサの値は外気温より高い値を示
し外気温より低い値を示すことはない。よって、最も外
気温に近いと思われる始動開始時からの吸気温センサで
計測された吸気温最小値ethaminを外気温として
採用する。吸気温度最小値ethaminの算出方法
は、所定ルーチン毎に読み込まれる吸気温度THAを監
視し、記憶されている吸気温度最小値ethaminよ
り吸気温度THAが低かった場合に、その吸気温度TH
Aを吸気温度最小値ethaminとして更新して算出
するものでよい。
ステップ110へ進み、走行中か否かが判定される。こ
こで、走行中であるか否かを判定する理由は次の通りで
ある。ラジエータを通過した風量が多いほどラジエータ
の冷却能が向上し、冷却水の放熱が促進される。すなわ
ち、車速が大きいほどラジエータを通過する風量が増大
し、冷却水の放熱に対する影響が大きくなる。また、車
速が大きくなるほどエンジンルームに導入される車速風
が増大し、エンジン本体が車速風によって冷却される度
合いが大きくなるため、冷却水が受け取るエンジンから
の熱が減少する。よって、走行中とアイドル時で同一に
冷却水温THWの挙動を考えることはできない。これよ
りステップ110では走行時であるかアイドル時である
かを判断し、走行中であればステップ112に処理を移
行し、アイドル時であれば処理をステップ111に移行
する。なお、例えば、車速センサ46で求めた車速SP
Dが3km/h以上の場合に走行中と判断し、車速が3
km/h未満の場合にアイドル時と判断する。
判断し、燃料カット中ならば、ステップ113に処理を
移行し、燃料カット中ではなく燃料噴射中ならばステッ
プ114に処理を移行する。燃料カット中はエンジンの
発熱量はほぼ0に近く、冷却水温に影響を及ぼす因子と
して、放熱項だけを考慮に入れればよく、また燃料噴射
中は冷却水温に影響を与える因子として放熱項だけでは
なく、エンジンの発熱による冷却水温の影響も考慮に入
れなければならなくなる。よって冷却水温と外気温の差
が同じであっても、燃料カット中と燃料噴射中では冷却
水温の挙動は全く異なる。
に示すマップ1からカウンタ加算値Δを求め、同様にス
テップ113、ステップ114で、それぞれ図7、図8
に示すmap2、map3からカウンタ加算値Δを求め
る。。ここでmap1、2、3は実験的に作成したもの
であり、車輌によって異なるものである。
量によってエンジンから発生する熱量が異なるため、放
熱項である外気温と冷却水温の差が及ぼす冷却水温上昇
率も異なる。よって、燃料噴射中の走行時には図8に示
したmap3のような冷却水温と外気温との差α(ec
thwsm−ethamin)と吸入空気量を考慮に入
れた2次元マップによりカウンタ加算値Δを決定する。
例えば、冷却水温と外気温との差αの値が同じであって
も吸入空気量が大きくなるに連れてカウンタ加算値Δは
大きくなる。すなわち水温カウンタ値ecthwsmが
大きくなる。
て、夫々で車速によって(例えば0〜20km/h、2
0〜40km/h、40〜60km/h)マップを変更
してもよい。車速を考慮することによって、車速風のエ
ンジン冷却度合に対する影響も考慮すにいれるため、冷
却水温THWの挙動に関する影響を更に精度良く求める
ことができ、精度良く水温カウンタ変化量αを算出でき
る。例えば、車速が大きくなると、ラジエータの冷却能
が向上し、且つエンジン本体にあたる風量が増大するた
めエンジンが冷却される度合いが大きくなる。すなわ
ち、車速が大きくなるほど、冷却水温THWの上昇率は
鈍化する。
タ加算値Δを求めた後、処理をステップ115に移行
し、前回のルーチンで決定した水温カウンタ生値ect
hwi−1に今回求めたカウンタ加算値Δを加える水温
カウンタ算出式、ecthw=ecthwi−1+(カ
ウンタ加算値Δ)によって、今回の水温カウンタ生値e
cthwを算出し、処理をステップ116に移行する。
出した今回の水温カウンタ値ecthwiに熱伝導遅れ
処理(なまし処理)を次の式によって施す。 ecthwsm=ecthwsmi−1+(ecthw
i−ecthwsmi−1)/(なまし率) 上記のような熱伝導遅れ処理を行い、水温カウンタ値e
cthwsmを決定する。
した水温カウンタ値ecthwsmが判定水温A未満で
あったら処理をサーモスタットの正常判定を行うステッ
プ118に移行し、水温カウンタ値ecthwsmが判
定水温A以上であれば処理をサーモスタットの異常判定
を行うステップ120に移行する。ここで判定水温Aと
はサーモスタット10の異常検出を行うために予め定め
た判定温度であって、サーモスタットの開弁温度誤差お
よび水温センサの検出誤差を考慮に入れて、サーモスタ
ット10が開弁する規準温度(標準は82℃)から7〜
10℃低い温度に設定してある。すなわち、判定水温A
はサーモスタットの異常判定を行う規準となるものであ
り、部品公差による誤判定を防ぐため部品公差を考慮に
入れたサーモスタット開弁温度が取りうる下限値を判定
水温Aとする。また、判定水温Aの値は、サーモスタッ
ト11以外の故障診断(例えば、酸素センサ44の故障
診断)を許可する冷却水温の値とも一致している。
値、すなわち実際の冷却水温THWがステップ117で
使用した判定水温A未満ならば、故障診断を一旦終了す
る。また、実際の冷却水温THWが判定水温A以上なら
ばステップ119に処理を移行し、同ステップ119に
おいて「サーモスタット10は正常に作動している」と
の判断を行い、本ルーチンを終了する。すなわち図5に
示したように、エンジン1の発熱量に寄与するパラメー
タと放熱に寄与するパラメータから推定した水温カウン
タ値ecthwsmが判定水温Aに上昇する前に、実際
の冷却水温THWが判定水温Aまで上昇するということ
は、サーモスタット11が故障することなく適正に作動
しており、冷却水温THWが適正に上昇していると考え
られるからである。なお、同ステップ119において正
常判定を行って本ルーチン処理を終了した場合、ECU
51は当該ルーチン処理の再度の割り込み実行を禁止す
る。
wsmがA以上であると判断されたとき、ステップ12
0に処理を移行し、同ステップ120において「サーモ
スタット10に異常がある」との判断を行う。すなわ
ち、エンジン1の発熱量に寄与するパラメータと放熱に
寄与するパラメータから推定した水温カウンタ値ect
hwsmが判定水温A以上にもかかわらず、ステップ1
19でサーモスタットの正常判定を行って、このサーモ
スタットの異常検出ルーチンを終了していなければ、サ
ーモスタット10が開弁状態のまま固着し、冷却水循環
通路とラジエータが連通されたままになり冷却水がラジ
エータで放熱し続け、冷却水温THWが適正に上昇して
いないと考えられるからである。つまり図5に示したよ
うに、正常なサーモスタットならば水温カウンタ値ec
thwsmが判定水温Aに達する前に、必ず冷却水温T
HWが判定水温Aに到達し、ステップ119で正常判定
を行い、このサーモスタット異常検出ルーチンを終了す
る。しかし、水温カウンタ値ecthwsmが判定水温
Aに達した後に冷却水温THWが判定水温A未満なら、
すなわちこのルーチンが終了していなければ、サーモス
タットに異常があると判断する。そして、ステップ12
0でサーモスタットに異常があると判断されたとき、こ
のサーモスタット異常検出ルーチンを終了し、本ルーチ
ンへの再度の割り込み実行を禁止する。そして運転者に
対して警告灯の点灯等による警告を行う。
ウンタ値ecthwsmは水温カウンタ値ecthws
mi−1と吸気温度最小値ethaminの偏差αに基
づいて算出される。すなわち、冷却水温と外気温度の差
に基づき水温カウンタ値ecthwsm、換言するとサ
ーモスタット10が正常な場合における冷却水温値が算
出されることになる。したがって、冷却水温と外気温の
温度勾配を考慮し、冷却水の放熱の影響を精度良く反映
した冷却水温値(水温カウンタ値ecthwsm)を算
出することができるため、より正確で信頼性のあるサー
モスタット異常検出を実行することができる。
thwsmを水温カウンタ値ecthwsmi−1と吸
気温度最小値ethaminの偏差αから算出したが、
水温カウンタ値ecthwsmi−1を実際の冷却水温
度THWとして冷却水温度THWと吸気温度最小値et
haminの偏差から水温カウンタ値ecthwsmを
求めてもよい。また、吸気温度最小値ethaminの
代わりに外気温度を直接用いてもよい。
以下に列挙する。
気温度として吸気温度の最小値を用いたサーモスタット
の異常検出装置。この構成では、外気温度センサを設け
ることなく、外気温度を検出することができる。 態様2 請求項1のサーモスタットの異常検出装置において、冷
却媒体温度と外気温度の差は、冷却媒体温度推定手段で
推定した冷却媒体推定温度と外気温度の差であるサーモ
スタットの異常検出装置。この構成では、冷却媒体の放
熱の影響を与える因子として、推定された冷却媒体温度
と外気温度の差を用いているため、実際の冷却媒体温度
と外気温度の差を用いる場合より冷却媒体温度の推定精
度が高くなる。
却媒体温度推定手段によって推定された冷却媒体推定温
度が所定の判定値を超えるまでの間に、実際の冷却媒体
温度がその所定の判定値を超えた場合、その時点でサー
モスタットは正常であると判断し、冷却媒体温度推定手
段によって推定された冷却媒体推定温度が所定の判定値
を超えるまでの間に、実際の冷却媒体温度がその所定の
判定値を超えないときには、サーモスタットが異常と判
断するサーモスタットの異常検出装置。この構成によれ
ば、冷却媒体推定温度が所定の判定値を超える前に冷却
媒体温度が判定値を超えた時点で正常と判断して異常検
出を終了するため検出時間を短縮することができる。
あるいは全てを組み合わせた態様であってもよいことは
勿論である。
推定温度と冷却媒体温度に基づいてサーモスタットの故
障の有無を検出する際に、冷却媒体温度と外気温の差を
冷却媒体推定温度に反映させる。したがって、冷却媒体
の放熱の影響を精度良く推定することが可能となり、冷
却媒体推定温度の推定精度を向上でき、サーモスタット
の異常の有無を精度良く検出できる。
常検出装置が適用される車輌用内燃機関の冷却システム
の一例を示す概略図。
制御装置の概略を示すブロック図。
常検出の手順を示すフローチャート。
冷却水温の変化態様と水温カウンタ値の変化態様の一例
を示すタイムチャート
補正マップ1
の補正マップ2
の補正マップ3
クシャフト、5…コンロッド、6…シリンダヘッド、7…
ウォータジャケット、8…ラジエータ、9…冷却水循環通
路、10…サーモスタット、41…水温センサ、42…スロッ
トルセンサ、43…回転センサ、44…吸気圧センサ、45…
酸素センサ、46…車速センサ、47…吸気温センサ、51…
ECU、52…CPU、53…ROM、54…RAM、55…バックアップRA
M、56…タイマカウンタ、57…外部入力回路、58…外部
出力回路、59…バス
Claims (1)
- 【請求項1】 被冷却装置に形成された冷却媒体通路
と、冷却媒体の熱を放熱する放熱部と、冷却媒体通路の
途中に設けられたサーモスタットと、被冷却装置の運転
状態によって冷却媒体の温度を推定する冷却媒体温度推
定手段と、冷却媒体の温度を検出する冷却媒体温度検出
手段と、前記冷却媒体温度推定手段によって推定された
冷却媒体推定温度と前記冷却媒体温度検出手段によって
検出された冷却媒体温度に基づいてサーモスタットの異
常の有無を検出するサーモスタットの異常検出装置にお
いて、外気温を検出する外気温検出手段を有し、前記冷
却媒体推定手段によって推定される冷却媒体推定温度に
冷却媒体温度と外気温の差を反映させることを特徴とす
るサーモスタットの異常検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02491799A JP3551060B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | サーモスタットの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02491799A JP3551060B2 (ja) | 1999-02-02 | 1999-02-02 | サーモスタットの異常検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000220456A true JP2000220456A (ja) | 2000-08-08 |
| JP3551060B2 JP3551060B2 (ja) | 2004-08-04 |
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ID=12151520
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JP3551060B2 (ja) |
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