JP2000220570A - プランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装置 - Google Patents
プランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装置Info
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Abstract
構成で実現できるプランジャポンプを提供する。 【解決手段】 プランジャ13を磁力で駆動するボイス
コイルモータ14と、プランジャ13のストローク位置
を検出するストローク検出手段66と、ボイスコイルモ
ータ14に流れる電流の向きをストローク検出手段66
の検出結果に応じて反転制御するスイッチ手段とを具備
することにより、ボイスコイルモータ14がプランジャ
13を磁力で往復移動させて、液室45に導入側逆止弁
23を介して導入させた液を吐出側逆止弁24を介して
吐出させる。
Description
運動により液圧を発生させるプランジャポンプおよびこ
れを用いたブレーキ装置に関する。
制御式液圧ブレーキ装置が種々開発されている。その一
例を図9に示す。この電子制御式液圧ブレーキ装置は、
ブレーキペダル200と、ブレーキペダル200への入
力を検出する踏力センサ201と、ブレーキペダル20
0の入力によりブレーキ液圧を発生させるマスタシリン
ダ202と、該マスタシリンダ202で発生させられた
ブレーキ液圧を吸収するとともに踏込みに応じた反力を
ブレーキペダル200に付与させるストロークシミュレ
ータ203と、システムの失陥時にマスタシリンダ20
2で発生させられたブレーキ液圧がストロークシミュレ
ータ203に導入されるのを阻止するNC弁204とを
有している。また、ブレーキ液を貯留するリザーバタン
ク205と、該リザーバタンク205からブレーキ液を
吸引してブレーキ液圧を発生させるポンプ206と、ポ
ンプ206で発生させたブレーキ液圧を貯留するアキュ
ムレータ207と、アキュムレータ207側の液圧を必
要に応じてリザーバタンク205側に逃がすリリーフ弁
208とを有している。さらに、各車輪毎に設けられて
制動力を発生させるキャリパ209,209,…と、各
キャリパ209,209,…に対しそれぞれ設けられ
て、対応するキャリパ209とアキュムレータ207と
の間の連通を制御することによりキャリパ209に供給
されるブレーキ液圧を増圧制御する電磁切替式の増圧弁
210と、各キャリパ209,209,…に対しそれぞ
れ設けられて、対応するキャリパ209とリザーバタン
ク205との間の連通を制御することによりキャリパ2
09に供給されたブレーキ液圧を減圧制御する電磁切替
式の減圧弁211と、各キャリパ209,209,…に
対しそれぞれ設けられて、対応するキャリパ209への
ブレーキ液圧の供給源をマスタシリンダ202およびア
キュムレータ207のいずれか一方に切り替える電磁切
替式の切替弁212とを有している。加えて、各キャリ
パ209,209,…に対しそれぞれ設けられて、対応
するキャリパ209のブレーキ液圧を検出する圧力セン
サ213と、リリーフ弁208と増圧弁210,21
0,…との間に設けられてこの間のブレーキ液圧を検出
する圧力センサ214とを有している。そして、このよ
うな電子制御式液圧ブレーキ装置では、ポンプ206と
して、モータで偏心軸を回転させ該偏心軸でプランジャ
を往復動させる通常のプランジャポンプが採用されてい
る。このプランジャポンプは、効率よく高圧を得るには
適した構造であるが、減速度0.3G程度の通常のブレ
ーキ作動で必要な圧力が3MPA程度であるのに対し、
13MPA以上の高圧を使用するようになっている。こ
れは、モータのロータ慣性によりポンプの起動時間が必
要となることから、上記のようにアキュムレータで必要
圧力を予め蓄圧しておく必要があるためである。
電子制御式液圧ブレーキ装置で使用されるプランジャポ
ンプは、必要以上に液圧を発生させているという問題が
あった。また、従来の電子制御式液圧ブレーキ装置は、
低圧を生成するために多数の弁が必要となっており、部
品点数の多い複雑なシステムになっている。具体的に
は、上記のように、電磁弁が13個、圧力センサが5個
も必要となっているのである。したがって、本発明は、
必要な圧力を必要な時だけ得ることを簡単な構成で実現
できるプランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装
置を提供することを目的とする。
め、本発明の請求項1記載のプランジャポンプは、シリ
ンダと、該シリンダに往復動可能に挿入されたプランジ
ャと、該プランジャと前記シリンダとで画成され前記プ
ランジャの往復動により容積が増減する液室と、該液室
への液の流れのみを許容する導入側逆止弁と、前記液室
からの液の流れのみを許容する吐出側逆止弁とを有する
ものであって、前記プランジャを磁力で駆動するボイス
コイルモータと、前記プランジャのストローク位置を検
出するストローク検出手段と、前記ボイスコイルモータ
に流れる電流の向きを前記ストローク検出手段の検出結
果に応じて反転制御するスイッチ手段と、を具備するこ
とを特徴としている。これにより、ストローク検出手段
でプランジャのストローク位置を検出しつつ、スイッチ
手段がこのストローク位置に応じてボイスコイルモータ
に流れる電流の向きを反転制御することにより、ボイス
コイルモータがプランジャを磁力で往復移動させること
になる。このように、推力が電流に比例するとともに、
ストローク内の推力を一定にでき、さらに高速応答させ
られるボイスコイルモータでプランジャを往復動させ、
このプランジャの往復動で液室の容積を増減させて、液
室に導入側逆止弁を介して導入させた液を吐出側逆止弁
を介して吐出させることになる。
は、請求項1記載のものに関し、前記液室として、前記
プランジャの一方向移動により容積が増大し逆方向移動
により容積が減少する第一液室と、前記プランジャの前
記一方向移動により容積が減少し前記逆方向移動により
容積が増大する第二液室とを設け、これら第一液室およ
び第二液室にそれぞれ前記導入側逆止弁および前記吐出
側逆止弁を設けてなることを特徴としている。これによ
り、ストローク検出手段でプランジャのストローク位置
を検出しつつ、スイッチ手段がこのストローク位置に応
じてボイスコイルモータに流れる電流の向きを反転制御
することにより、ボイスコイルモータがプランジャを磁
力で往復動させると、一方向移動で、プランジャが第一
液室の容積を増大させるとともに第二液室の容積を減少
させ、逆方向移動で、プランジャが第一液室の容積を減
少させるとともに第二液室の容積を増大させ、その結
果、プランジャの一往復で二回、圧液を吐出させること
ができる。
請求項1または2記載のプランジャポンプと、ブレーキ
ペダルの操作量を検出する操作量検出手段と、前記プラ
ンジャポンプにより発生させられた液圧で制動力を発生
させる制動力発生手段と、前記操作量検出手段の検出結
果に基づいて前記プランジャポンプを制御する制御手段
とを有することを特徴としている。これにより、操作量
検出手段でブレーキペダルの操作量を検出すると、制御
手段は、該検出結果に基づいて、ボイスコイルモータの
プランジャを磁力で往復移動させ、このプランジャの往
復動で液室の容積を増減させて、液室に導入側逆止弁を
介して導入させた液を吐出側逆止弁を介して吐出させて
制動力発生手段に液圧を導入する。このように、推力が
電流に比例するとともに、ストローク内の推力を一定に
でき、さらに高速応答させられるボイスコイルモータで
プランジャを往復動させ、このプランジャの往復動で液
室の容積を増減させて、液室に導入側逆止弁を介して導
入させた液を吐出側逆止弁を介して吐出させるプランジ
ャポンプを用いることになるため、アキュムレータ、リ
リーフ弁、増圧弁および圧力センサが不要となる。
請求項3記載のものに関し、前記制御手段は、前記操作
量検出手段の検出結果に基づく目標液圧が前記制動力発
生手段の液圧より高いときのみ前記ボイスコイルモータ
に電流を流すことを特徴としている。このように、操作
量検出手段の検出結果に基づいた目標液圧が制動力発生
手段の液圧より高いときのみボイスコイルモータに電流
を流すため、消費エネルギをさらに低減できる。
〜図5を参照して以下に説明する。まず、プランジャポ
ンプ11について説明する。プランジャポンプ11は、
シリンダ12と、該シリンダ12に往復動可能に挿入さ
れるプランジャ13と、プランジャ13を往復動させる
ボイスコイルモータ14とを有している。
が中間所定位置まで形成されることにより略有底円筒状
をなしており、該シリンダ穴15は、開口側が大径の大
径穴部16とされ底側が該大径穴部16より小径の小径
穴部17とされた段付き形状をなしている。シリンダ1
2には、その外径側とシリンダ穴15の底部側とをそれ
ぞれ別々に連通させる一対の導入通路18および吐出通
路19が、シリンダ12の半径方向に沿って形成されて
いる。
置に一端開口部が配置され、シリンダ穴15の小径穴部
17の所定位置に他端開口部が配置される形状の連通路
20が形成されている。さらに、シリンダ12には、シ
リンダ穴15の大径穴部16の所定位置に一端開口部が
配置され、軸線方向における大径穴部16の開口と同側
に他端開口部が配置される形状の大気通路21が形成さ
れている。
8からシリンダ穴15方向への液の流れを許容しかつ逆
方向の液の流れを阻止する導入側逆止弁23が、連通路
20の開口位置よりもシリンダ穴15側に設けられてお
り、吐出通路19には、シリンダ穴15から該吐出通路
19方向への液の流れを許容しかつ逆方向の液の流れを
阻止する吐出側逆止弁24が設けられている。
ンダ穴15より所定量外径側に位置して形成された他の
部分より小径の弁台部26と、導入通路18内における
該弁台部26よりシリンダ穴15側に移動可能に収容さ
れた球状の弁体27と、該弁体27を弁台部26に当接
し導入通路18を閉塞する方向に付勢する図示せぬバネ
部材とを有している。
ンダ穴15に近接して形成された他の部分より小径の弁
台部28と、吐出通路19内における弁台部28のシリ
ンダ穴15に対し反対側に移動可能に収容された球状の
弁体29と、該弁体29を弁台部28に当接し吐出通路
19を閉塞する方向に付勢する図示せぬバネ部材とを有
している。
18および吐出通路19に対し反対側には、円筒部31
と底部32とを有する略有底円筒状のアウタヨーク33
が、その円筒部31の底部32に対し反対側がシリンダ
12側に配置された状態でシリンダ穴15と同軸をなし
て固定されている。このアウタヨーク33の底部32に
はこれと同軸をなして案内孔34が貫通形成されてい
る。
径軸部36と、該小径軸部36に隣接形成された該小径
軸部36より大径の大径軸部37と、該大径軸部37の
小径軸部36に対し反対側に隣接形成された該小径軸部
36と同径の第一連結軸部38と、該第一連結軸部38
の大径軸部37に対し反対側に隣接形成された該第一連
結軸部38より大径かつ大径軸部37より小径の案内軸
部39と、該案内軸部39の第一連結軸部38に対し反
対側に隣接形成された該第一連結軸部38と同径の第二
連結軸部40とを有している。
軸部40の案内軸部39に対し反対側には、案内軸部3
9より大径かつ大径軸部37より小径の鉄片41が同軸
をなして固定されている。また、大径軸部37には、リ
ング状のガイド部材42が固定されている。
ダ穴15の小径穴部17の内側に位置させた状態で、大
径軸部37のガイド部材42をシリンダ穴15の大径穴
部16の内側に摺動自在に嵌合させ、案内軸部39をア
ウタヨーク33の案内孔34に摺動自在に嵌合させるこ
とにより、シリンダ12に対し芯ずれを生じることなく
往復動可能に支持されることになる。プランジャ13の
小径軸部36には、シリンダ穴15の小径穴部17との
隙間を閉塞させるリング状のシール部材44が固定され
ており、このシール部材44はシリンダ穴15の小径穴
部17に対しては摺動可能とされている。
18の導入側逆止弁23側の部分と、導入側逆止弁23
と、吐出側逆止弁24と、シール部材44と、該シール
部材44から突出するプランジャ13の一部とで、プラ
ンジャ13の往復動により容積が増減する液室45が画
成されることになる。そして、導入側逆止弁23は液室
45への液の流れのみを許容することになり、吐出側逆
止弁24は液室45からの液の流れのみを許容すること
になる。
段部47と、プランジャ13の大径軸部の小径軸部36
側の端面48との間には、伸縮自在のベローズ49が取
り付けられている。このベローズ49は、シリンダ穴1
5の大径穴部16の内側を、シリンダ穴15の内周面側
にあって大気通路21に常時連通する室50と、プラン
ジャ13側にあって連通路20に常時連通する室51と
に密に画成し、室51側から室50側への液漏れを防止
する。
ンナヨーク53が底部32に同軸に固定されている。こ
のインナヨーク53の内側には、プランジャ13が挿通
させられており、また、インナヨーク53の外径側に
は、磁路を形成するための円筒状のマグネット54が同
軸をなして固定されている。
ヨーク33の円筒部31の内径側との間に、VCMコイ
ル56が配置されており、該VCMコイル56は、マグ
ネット54よりシリンダ12側においてプランジャ13
の第一連結軸部38の大径軸部37側に固定されてい
る。また、VCMコイル56に電流を流すための電線5
7は、アウタヨーク33の円筒部31に形成された穴5
8から外部に導き出されている。
3、インナヨーク53、マグネット54およびVCMコ
イル56が、プランジャ13を磁力で駆動するボイスコ
イルモータ14を構成している。
対側には、円筒部62と底部63とを有する略有底円筒
状のストロークセンサカバー64が、その円筒部62の
底部63に対し反対側がアウタヨーク33側に配置され
た状態でアウターヨーク33と同軸をなして固定されて
いる。そして、このストロークセンサカバー64の内側
に上記した鉄片41が配置されている。
は、ストロークセンサ(ストローク検出手段)66が固
定されている。このストロークセンサ66は、図示せぬ
バイアス磁石と、図2(a)に示すように、プランジャ
13の軸線方向における所定の位置にそれぞれ互いに離
間した状態で配置された一対のホール素子67,68
と、これらホール素子67,68の出力を差動増幅する
ヒステリシス付きの比較回路をもったIC69とを有し
ている。このストロークセンサ66は、一方のホール素
子67側の所定位置に鉄片41が位置することと他方の
ホール素子68側の所定位置に鉄片41が位置すること
とを検出するもので、これによりプランジャ13のスト
ローク位置を検出する。
(b)に示すように、シリンダ12側のホール素子67
側の所定位置に鉄片41が位置することが検出された時
点からシリンダ12に対し反対側のホール素子68側の
所定位置に鉄片41が位置することが検出されるまでの
間はL信号を出力し、シリンダ12に対し反対側のホー
ル素子68側の所定位置に鉄片41が位置することが検
出された時点からシリンダ12側のホール素子67側の
所定位置に鉄片41が位置することが検出されるまでの
間はH信号を出力する。ストロークセンサ66の信号を
取り出すための電線70は、ストロークセンサカバー6
4の円筒部62に形成された穴71から外部に導き出さ
れている。
ータ14に電流を、その向きを該ストロークセンサ66
の検出結果に応じて反転制御しつつ流すことによりボイ
スコイルモータ14を自励往復動させる駆動回路(制御
手段)73に接続されている。
6により一方のホール素子67側の所定位置に鉄片41
が位置する状態が検出された時点と他方のホール素子6
8側の所定位置に鉄片41が位置する状態が検出された
時点とでそれぞれVCMコイル56に流す電流の向きを
反転させることになり、これにより、一方のホール素子
67側の所定位置に鉄片41が位置する状態がプランジ
ャ13の往復動の一側の移動端となり、他方のホール素
子68側の所定位置に鉄片41が位置する状態がプラン
ジャ13の往復動の他側の移動端となって、これら移動
端間でプランジャ13が往復動する。なお、駆動回路7
3の詳細については後述する。
は、導入通路18を液供給源側に、吐出通路19を液供
給先にそれぞれ連通させるとともに、ボイスコイルモー
タ14でプランジャ13を往復動させると、プランジャ
13の一方向(図1における右方向)への移動による液
室45内の容積の拡大により、吐出側逆止弁24は閉状
態のまま導入側逆止弁23が開状態となって液供給源か
ら液が液室45内に導入される。続くプランジャ13の
逆方向(図1における左方向)への移動による液室45
内の容積の縮小により、導入側逆止弁23は閉状態のま
ま吐出側逆止弁24が開状態となって液室45から液供
給先に圧液が吐出される。このような往復動を繰り返す
ことにより、圧液を液供給源から液供給先に吐出させ
る。
されるブレーキ装置75について図3を参照して説明す
る。ブレーキ装置75は、運転者により操作されるブレ
ーキペダル76と、該ブレーキペダル76への操作量と
しての踏力を検出する踏力センサ(操作量検出手段)7
7と、ブレーキペダル76の入力に応じたブレーキ液圧
を発生させるマスタシリンダ78と、該マスタシリンダ
78で発生させられたブレーキ液圧を吸収するとともに
踏込みに応じた反力をブレーキペダル76に付与させる
ストロークシミュレータ79と、システムの失陥時にマ
スタシリンダ78で発生させられたブレーキ液圧がスト
ロークシミュレータ79に導入されるのを阻止するNC
弁80とを有している。
貯留するリザーバタンク81と、各車輪毎に設けられて
制動力を発生させるキャリパ(制動力発生手段)82,
82,…と、各キャリパ82,82,…に対しそれぞれ
設けられリザーバタンク81からブレーキ液を吸引して
ブレーキ液圧を対応するキャリパ82に導入させる上記
したプランジャポンプ11,11,…と、各キャリパ8
2,82,…に対しそれぞれ設けられて、対応するキャ
リパ82とリザーバタンク81との間の連通を制御する
ことによりキャリパ82に供給されたブレーキ液圧を減
圧制御する電磁切替式の減圧弁83,83,…と、各キ
ャリパ82,82,…に対しそれぞれ設けられて、対応
するキャリパ82へのブレーキ液圧の供給源をマスタシ
リンダ78およびプランジャポンプ11のいずれか一方
に切り替える電磁切替式の切替弁84,84,…とを有
している。
キュムレータと、リリーフ弁と、各キャリパ毎の増圧弁
と、各キャリパ毎の圧力センサと、リリーフ弁と増圧弁
との間の圧力センサとが不要となっている。なお、プラ
ンジャポンプ11は、導入通路18をリザーバタンク8
1に連通させ、吐出通路19をキャリパ82に連通させ
た状態とされる。
4を自励往復動させる駆動回路73は、電流を検出する
ための電流検出抵抗86と、該電流検出抵抗86の端子
電圧gを増幅する直流帰還増幅器87と、踏力センサ7
7から出力されるペダル踏力信号(目標圧力信号)fと
電流帰還信号との誤差を増幅する誤差増幅器88と、電
流検出抵抗86を流れる電流を制御する駆動素子89
と、VCMコイル56をH形に囲むスイッチ素子90〜
93と、ストロークセンサ66の信号aからスイッチ素
子90〜93のON/OFFを制御する信号b〜eを生
成する論理回路94とにより構成される。
6、電流帰還増幅器87、誤差増幅器88および駆動素
子89で、VCMコイル56に流れる電流値を制御する
電流制御回路95が構成されており、ストロークセンサ
66、論理回路94およびスイッチ素子90〜93で、
電流の向きを制御するスイッチ回路(スイッチ手段)9
6が構成されている。
トに示すようにストロークセンサ66からの出力aが
「H」のとき、すなわち、プランジャ13が、シリンダ
12に対し反対側(図1における右側)の移動端を含む
この移動端からシリンダ12側(図1における左側)に
移動する途中に位置するときには、スイッチ素子90へ
の信号bとスイッチ素子93への信号eとをONする一
方、ストロークセンサ66からの出力aが「L」のと
き、すなわち、プランジャ13が、シリンダ12側(図
1における左側)の移動端を含むこの移動端からシリン
ダ12に対し反対側(図1における右側)に移動する途
中に位置するときには、スイッチ素子91への信号cと
スイッチ素子92への信号dとをONする。
のペダル踏力信号fが立ち上がると、端子電圧gが立ち
上がり、VCMコイル56に電流を流す状態となる。電
流制御回路95が、VCMコイル56に電流を流す状態
となり、例えば、スイッチ回路96が、ストロークセン
サ66からの出力aが「H」でスイッチ素子90への信
号bとスイッチ素子93への信号eとをONした状態に
おいては、VCMコイル56に所定方向(例えば図4に
おける左から右への方向)に電流が流れる。すると、磁
力でプランジャ13がシリンダ12に挿入される方向
(図1における左方向)に移動する。
リパ82に向け吐出される。このプランジャ13の移動
で、ストロークセンサ66からの出力aが「L」となる
と、スイッチ回路96が、スイッチ素子90への信号b
とスイッチ素子93への信号eとをOFFさせるととも
に、スイッチ素子91への信号cとスイッチ素子92へ
の信号dとをONさせ、その結果、VCMコイル56に
逆方向(例えば図4における右から左への方向)に電流
が流れる。すると、磁力でプランジャ13がシリンダ1
2から抜かれる方向(図1における右方向)に移動す
る。その結果、リザーバタンク81からブレーキ液が液
室45内に導入される。
センサ66からの出力aが「H」となると、駆動回路7
3は、スイッチ素子91への信号cとスイッチ素子92
への信号dとをOFFさせるとともに、スイッチ素子9
0への信号bとスイッチ素子93への信号eとをONさ
せ、その結果、プランジャ13がシリンダ12に挿入さ
れる方向に移動する。このような往復動を繰り返すこと
により、キャリパ82のブレーキ液圧を昇圧させ、制動
力を発生させる。
ように、踏力センサ77からのペダル踏力信号fが立ち
上がる状態(ブレーキペダル76の踏込速度がプラスの
状態)では、プランジャポンプ11のプランジャ13を
往復動させるために、ストロークセンサ66がスイッチ
素子90〜93の上記切り替えを行うようになってお
り、踏力センサ77のペダル踏力信号fが一定の状態
(ブレーキペダル76の踏込速度が0の状態)およびペ
ダル踏力信号fが下がる状態(ブレーキペダル76の踏
込速度がマイナスの状態)では、プランジャポンプ11
のプランジャ13を停止させるために、例えば、ストロ
ークセンサ66がスイッチ素子90〜93の上記した切
り替えを行わないようになっている。さらに、ペダル踏
力信号fが下がる状態においては、別途、減圧弁83を
開弁させることにより、キャリパ82からブレーキ液圧
を逃がし、制動力を低下させる。
号fから割り出されるプランジャポンプ11の出力圧が
目標圧力に到達していない状態においてのみ、ストロー
クセンサ66がスイッチ素子90〜93の上記切り替え
を行い、プランジャポンプ11の出力圧が目標圧力に到
達した状態では、上記切り替えを行わないようにしても
よい。
おいては、切替弁84,84,…を、キャリパ82とプ
ランジャポンプ11とを連通させる状態とし、踏力セン
サ77からの出力に基づいて、上記のようにプランジャ
ポンプ11および減圧弁83の少なくともいずれか一方
を制御してキャリパ82のブレーキ液圧を制御する。他
方、異常が発生した場合には、NC弁80を閉じかつ切
替弁84,84,…を、キャリパ82とマスタシリンダ
78とを連通させる状態とし、ブレーキペダル76の踏
込みに応じたブレーキ液圧をマスタシリンダ78で発生
させキャリパ82に導入させる。
踏力センサ77でブレーキペダル76の踏力を検出する
と、駆動回路73は、該検出結果に基づいて、ストロー
クセンサ66でプランジャ13のストローク位置を検出
しつつこのストローク位置に応じてボイスコイルモータ
14に流れる電流の向きを反転制御することにより、ボ
イスコイルモータ14のプランジャ13を磁力で往復移
動させ、このプランジャ13の往復動で液室45の容積
を増減させて、リザーバタンク81から液室45に導入
側逆止弁23を介して導入させた液を該液室45から吐
出側逆止弁24を介して吐出させてキャリパ82に液圧
を導入する。
に、ストローク内の推力を一定にでき、さらに高速応答
させられるボイスコイルモータ14でプランジャ13を
往復動させ、このプランジャ13の往復動で液室45の
容積を増減させることにより圧液を吐出させるプランジ
ャポンプ11を用いることになるため、アキュムレー
タ、リリーフ弁、増圧弁および圧力センサが不要とな
り、よって、必要な圧力を必要な時だけ得ることが簡単
な構成で実現できることになる。また、通常使われる圧
力よりも遥かに高い圧力を発生させる必要もなくなるた
め、消費エネルギも低減できる。
えてペダル踏力から換算した目標圧力を与え、しかも、
目標圧力がキャリパ82の圧力より高いときのみ目標圧
力を与え、目標圧力がキャリパ82の圧力以下のときは
「0」を出力するような信号変換器を付加すれば、昇圧
不要なときは、図5の信号f,gに破線で示すように、
VCMコイル56への電流を0にすることができ、プラ
ンジャポンプ11の昇温を防止し、消費エネルギをさら
に低減できる。
してMOSFETを用い、スイッチ素子90〜93とし
て接点を用いる場合を図示したが、それぞれ、パワーM
OS、トランジスタ、IGBT等の駆動素子を用いるこ
とも可能である。
よび図7を参照して以下に、第1の実施の形態との相違
部分を中心に以下に説明する。なお、第1の実施の形態
と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。第
2の実施の形態は、第1の実施の形態に対しプランジャ
ポンプ11の構成が一部相違している。
2は、一側からシリンダ穴15が中間所定位置まで形成
されており、該シリンダ穴15は、第1の実施の形態と
同様、開口側が大径の大径穴部16とされ底側が該大径
穴部16より小径の小径穴部17とされた段付き形状を
なしている。このシリンダ12には、外径側からシリン
ダ穴15の小径穴部17の所定位置に貫通する導入通路
18が半径方向に沿って形成されており、また、シリン
ダ穴15と同軸をなして吐出通路19が、大径穴部16
に対し反対側に開口するよう形成されている。
ジャ13の小径軸部36には、シール部材に代えて、図
7に示すような、環状の基部98と、該基部98の内周
側から軸線方向における一側に延出する環状の支持部9
9と、基部98の外周側から軸線方向における支持部9
9と同側に延出する環状の開閉部100とを有する断面
U字状の環状のカップシール101が、その支持部99
において固定されている。なお、このカップシール10
1と、該カップシール101より突出するプランジャ1
3の一部と、シリンダ穴15の底部側と、吐出側逆止弁
24とで液室45が画成されることになる。
側に、支持部99および開閉部100側を配置した状態
とされ、液室45側の圧力が導入通路18側の圧力より
高い場合に、開閉部100がシリンダ穴15に押し付け
られてシール状態となり、導入通路18側の圧力が液室
45側の圧力より高い場合に、開閉部100がシリンダ
穴15から離間して開状態となる。その結果、カップシ
ール101は、導入通路18から液室45方向への液の
流れを許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する導入側逆
止弁を構成している。ここで、導入通路18は、カップ
シール101より常に大径穴部16側に位置するように
その位置が設定されている。
間には、シリンダ穴15から該吐出通路19方向への液
の流れを許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する吐出側
逆止弁24が設けられている。この吐出側逆止弁24
は、吐出通路19とシリンダ穴15の小径穴部17との
間に形成されたこれらより小径の弁台部28と、吐出通
路19内における弁台部28のシリンダ穴15に対し反
対側に移動可能に収容された球状の弁体29と、該弁体
29を弁台部28に当接し吐出通路19を閉塞する方向
に付勢する図示せぬバネ部材とを有している。
ンジャポンプ11は、導入通路18を液供給源側すなわ
ちリザーバタンク81側に、吐出通路19を液供給先側
すなわちキャリパ82側にそれぞれ連通させるととも
に、ボイスコイルモータ14でプランジャ13を往復動
させると、プランジャ13の一方向(図6における右方
向)への移動による液室45内の容積の拡大により、吐
出側逆止弁24は閉状態のままカップシール101が開
状態となってリザーバタンク81から液が液室45内に
導入される。
る左方向)への移動による液室45内の容積の縮小によ
り、カップシール101は閉状態のまま吐出側逆止弁2
4が開状態となって液室45からキャリパ82に圧液が
吐出される。このような往復動を繰り返すことにより、
圧液をキャリパ82に吐出させる。
参照して以下に、第1の実施の形態との相違部分を中心
に以下に説明する。なお、第1の実施の形態と同様の部
分には同一の符号を付しその説明は略す。第3の実施の
形態は、第1の実施の形態に対しプランジャポンプ11
の構成が一部相違している。
2のシリンダ穴15は、底側の第一小径穴部103と、
該第一小径穴部103に隣接形成された該第一小径穴部
103より大径の中間径穴部104と、中間径穴部10
4の第一小径穴部103に対し反対側に隣接形成され
た、第一小径穴部103と同径の第二小径穴部105と
を有しており、該第二小径穴部105の中間径穴部10
4に対し反対側に第1の実施の形態と同様の大径穴部1
6が隣接形成されている。なお、中間径穴部104は大
径穴部16より小径とされている。
ンダ穴15の中間径穴部104の第一小径穴部103側
の所定位置に貫通するように導入通路18が半径方向に
沿って形成されている。加えて、シリンダ12には、導
入通路18の所定位置に一端開口部が配置され、シリン
ダ穴15の第二小径穴部105の所定位置に他端開口部
が配置される形状の連通路20が形成されている。
5と同軸をなして第一吐出通路106が、大径穴部16
に対し反対側に開口するよう形成されており、また、第
一吐出通路106の所定位置に一端開口部が配置され、
シリンダ穴15の中間径穴部104の第二小径穴部10
5側に他端開口部が配置される第二吐出通路107が形
成されている。加えて、シリンダ12には、第1の実施
の形態と同様の大気通路21が形成されている。
ダ穴15から該第一吐出通路106方向への液の流れを
許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する第一吐出側逆止
弁109が設けられている。また、第二吐出通路107
にも、シリンダ穴15から該第二吐出通路107方向へ
の液の流れを許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する第
二吐出側逆止弁110が設けられている。
106とシリンダ穴15の第一小径穴部103との境界
に形成されたこれらより小径の弁台部111と、第一吐
出通路106内における弁台部111のシリンダ穴15
に対し反対側に移動可能に収容された球状の弁体112
と、該弁体112を弁台部111に当接し第一吐出通路
106を閉塞する方向に付勢する図示せぬバネ部材とを
有している。
107に形成された他の部分より小径の弁台部113
と、第二吐出通路107内における弁台部113のシリ
ンダ穴15に対し反対側に移動可能に収容された球状の
弁体114と、該弁体114を弁台部113に当接し第
二吐出通路107を閉塞する方向に付勢する図示せぬバ
ネ部材とを有している。
径軸部に代えて、第一連結軸部38と同径をなす先端側
の第一小径軸部116と、該第一小径軸部116に隣接
形成された該第一小径軸部116より大径かつ大径軸部
37より小径の中間軸部117と、該中間軸部117の
第一小径軸部116に対し反対側に隣接形成されること
により大径軸部37に隣接される、第一小径軸部116
と同径の第二小径軸部118を有する形状をなしてい
る。
穴15に対し、第一小径軸部116を第一小径穴部10
3の内側に、中間軸部117を中間径穴部104の内側
に、第二小径軸部118を第二小径穴部105の内側に
配置した状態で、大径軸部37のガイド部材42を大径
穴部16の内側に摺動自在に嵌合させ、案内軸部39を
アウタヨーク33の案内孔34に摺動自在に嵌合させる
ことにより、シリンダ12に対し芯ずれを生じることな
く往復動可能に挿入されることになる。
開口部より中間径穴部104側には、プランジャ13の
第二小径軸部118を摺動自在に嵌合させるとともにシ
リンダ穴15とプランジャ13との隙間を閉塞させるリ
ング状のシール部材120が固定されている。
は、シリンダ穴15の第一小径穴部103との隙間を開
閉させるリング状の第一カップシール121が固定され
ており、この第一カップシール121は第一小径穴部1
03に対しては摺動可能とされている。この第一カップ
シール121は、図示は略すが、第2の実施の形態と同
様、環状の基部と、該基部の内周側から軸線方向におけ
る一側に延出し第一小径軸部116に固定される環状の
支持部と、基部の外周側から軸線方向における支持部と
同側に延出する環状の開閉部とを有する断面U字状をな
している。
第一カップシール121より突出するプランジャ13の
一部と、シリンダ穴15の底部側の一部と、第一吐出側
逆止弁109とで第一液室125が画成される。
5側に、支持部および開閉部側を配置した状態とされ、
第一液室125側の圧力が導入通路18側の圧力より高
い場合、開閉部がシリンダ穴15に押し付けられてシー
ル状態となり、導入通路18側の圧力が第一液室125
側の圧力より高い場合、開閉部がシリンダ穴15から離
間して開状態となる。その結果、第一カップシール12
1は、導入通路18から第一液室125方向への液の流
れを許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する導入側逆止
弁を構成している。
リンダ穴15の中間径穴部104との隙間を開閉させる
リング状の第二カップシール127が固定されており、
この第二カップシール127は中間径穴部104に対し
ては摺動可能とされている。この第二カップシール12
7も、図示は略すが、第2の実施の形態と同様、環状の
基部と、該基部の内周側から軸線方向における一側に延
出し中間軸部117に固定される環状の支持部と、基部
の外周側から軸線方向における支持部と同側に延出する
環状の開閉部とを有する断面U字状をなしている。
ール部材120と、これら第二カップシール127およ
びシール部材120の間に位置するプランジャ13の一
部と、シリンダ穴15の一部と、第二吐出通路107の
シリンダ穴15側の一部と、第二吐出側逆止弁110と
で第二液室131が画成される。
液室131側に、支持部および開閉部側を配置した状態
とされ、第二液室131側の圧力が導入通路18側の圧
力より高い場合、開閉部がシリンダ穴15に押し付けら
れてシール状態となり、導入通路18側の圧力が第二液
室131側の圧力より高い場合、開閉部がシリンダ穴1
5から離間して開状態となる。その結果、第二カップシ
ール127は、導入通路18から第二液室131方向へ
の液の流れを許容しかつ逆方向の液の流れを阻止する導
入側逆止弁を構成している。ここで、導入通路18は、
常に第一カップシール121と第二カップシール127
との間に位置するようにその位置が設定されている。
に沿って第一液室125および第二液室131がそれぞ
れ並列配置されることになる。ここで、第一液室125
は、プランジャ13の一方向移動により容積が増大し逆
方向移動により容積が減少することになり、第二液室1
31は、プランジャ13の前記一方向移動により容積が
減少し前記逆方向移動により容積が増大することになっ
て、さらに、第一液室125に導入側逆止弁としての第
一カップシール121と第一吐出側逆止弁109とが、
第二液室131に導入側逆止弁としての第二カップシー
ル127と第二吐出側逆止弁110とが、それぞれ設け
られることになる。ここで、シリンダ穴15の第一小径
穴部103の直径φAと、中間径穴部104の直径φB
と、第二小径穴部105の直径φCとの関係は、φA2
=φB2−φC2とされている。
スコイルモータ14のマグネット54の外周面に短絡リ
ング133が固定されている。この短絡リング133
は、銅板からなるもので、マグネット54の外周を継ぎ
目なしに囲むように取り付けられている。この短絡リン
グ133は、VCMコイル56に対し1ターンのトラン
スを構成しており、VCMコイル56に電圧をかけたと
き該短絡リング133内を大電流が流れ、VCMコイル
56の電流立ち上がり特性を改善する。
ンジャポンプ11は、導入通路18を液供給源側すなわ
ちリザーバタンク81に、第一吐出通路106を液供給
先側すなわちキャリパ82にそれぞれ連通させるととも
に、ボイスコイルモータ14でプランジャ13を往復動
させると、プランジャ13の一方向(図8における右方
向)への移動により、第一液室125内の容積が拡大し
第一吐出側逆止弁109は閉状態のまま第一カップシー
ル121が開状態となってリザーバタンク81から液が
第一液室125内に導入されると同時に、第二液室13
1内の容積が縮小して第二カップシール127は閉状態
のまま第二吐出側逆止弁110が開状態となって第二液
室131内から圧液がキャリパ82に向け吐出される。
る左方向)への移動により、第一液室125内の容積が
縮小して第一カップシール121は閉状態のまま第一吐
出側逆止弁109が開状態となって第一液室125から
キャリパ82に圧液が吐出されると同時に、第二液室1
31内の容積が拡大して第二吐出側逆止弁110は閉状
態のまま第二カップシール127が開状態となって第二
液室131内に液が導入される。このような往復動を繰
り返すことにより、圧液をキャリパ82に吐出させる。
ンジャ13のストローク位置を検出しつつ、駆動回路7
3がこのストローク位置に応じてボイスコイルモータ1
4に流れる電流の向きを反転制御することにより、ボイ
スコイルモータ14がプランジャ13を磁力で往復移動
させると、該プランジャ13が、往方向移動で第一液室
125の容積を増大させるとともに第二液室131の容
積を減少させ、復方向移動で第一液室125の容積を減
少させるとともに第二液室131の容積を増大させ、そ
の結果、プランジャ13の一往復で二回、圧液をキャリ
パ82に向け吐出させることができる。すなわちプラン
ジャ13の往復動両方向にポンプとして作動する。
03の直径φAと、中間径穴部104の直径φBと、第
二小径穴部105の直径φCとの関係は、φA2=φB2
−φC2とされており、これにより、プランジャ13
は、VCMコイル56に同じ電流値の電流を反転制御し
て流すと、第一液室125および第二液室131から同
じ吐出圧力を生じさせることになる。したがって、昇圧
速度を高めることができるとともに圧力脈動を低減でき
る。
ト54の外周面に短絡リング133が設けられているた
め、VCMコイル56に電圧をかけたとき短絡リング1
33内を大電流が流れ、VCMコイル56の電流立ち上
がり特性を改善して往復動の動作速度を向上させること
ができる。
記載のプランジャポンプによれば、ストローク検出手段
でプランジャのストローク位置を検出しつつ、スイッチ
手段がこのストローク位置に応じてボイスコイルモータ
に流れる電流の向きを反転制御することにより、ボイス
コイルモータがプランジャを磁力で往復移動させること
になる。このように、推力が電流に比例するとともに、
ストローク内の推力を一定にでき、さらに高速応答させ
られるボイスコイルモータでプランジャを往復動させ、
このプランジャの往復動で液室の容積を増減させて、液
室に導入側逆止弁を介して導入させた液を吐出側逆止弁
を介して吐出させることになる。したがって、必要な圧
力を必要な時だけ得ることが簡単な構成で実現できるこ
とになる。また、通常使われる圧力よりも遥かに高い圧
力を発生させる必要もなくなるため、消費エネルギも低
減できる。
によれば、ストローク検出手段でプランジャのストロー
ク位置を検出しつつ、スイッチ手段がこのストローク位
置に応じてボイスコイルモータに流れる電流の向きを反
転制御することにより、ボイスコイルモータがプランジ
ャを磁力で往復動させると、一方向移動で、プランジャ
が第一液室の容積を増大させるとともに第二液室の容積
を減少させ、逆方向移動で、プランジャが第一液室の容
積を減少させるとともに第二液室の容積を増大させ、そ
の結果、プランジャの一往復で二回、圧液を吐出させる
ことができる。したがって、昇圧速度を高めることがで
きるとともに圧力脈動を低減できる。
れば、操作量検出手段でブレーキペダルの操作量を検出
すると、制御手段は、該検出結果に基づいて、ボイスコ
イルモータのプランジャを磁力で往復移動させ、このプ
ランジャの往復動で液室の容積を増減させて、液室に導
入側逆止弁を介して導入させた液を吐出側逆止弁を介し
て吐出させて制動力発生手段に液圧を導入する。このよ
うに、推力が電流に比例するとともに、ストローク内の
推力を一定にでき、さらに高速応答させられるボイスコ
イルモータでプランジャを往復動させ、このプランジャ
の往復動で液室の容積を増減させて、液室に導入側逆止
弁を介して導入させた液を吐出側逆止弁を介して吐出さ
せるプランジャポンプを用いることになるため、アキュ
ムレータ、リリーフ弁、増圧弁および圧力センサが不要
となる。したがって、必要な圧力を必要な時だけ得るこ
とが簡単な構成で実現できることになる。また、通常使
われる圧力よりも遥かに高い圧力を発生させる必要もな
くなるため、消費エネルギも低減できる。
れば、操作量検出手段の検出結果に基づいた目標液圧が
制動力発生手段の液圧より高いときのみボイスコイルモ
ータに電流を流すため、消費エネルギをさらに低減でき
る。
プを示す側断面図である。
プのストロークセンサを示すもので、(a)は側面図、
(b)はストロークと電圧との関係を示す図である。
プが用いられたブレーキ装置を示す構成図である。
プが用いられたブレーキ装置の駆動回路を示す回路図で
ある。
プが用いられたブレーキ装置の駆動回路の信号を示すタ
イミングチャートである。
プを示す側断面図である。
プのカップシール近傍を示す側断面図である。
プを示す側断面図である。
弁) 125 第一液室 131 第二液室
Claims (4)
- 【請求項1】 シリンダと、該シリンダに往復動可能に
挿入されたプランジャと、該プランジャと前記シリンダ
とで画成され前記プランジャの往復動により容積が増減
する液室と、該液室への液の流れのみを許容する導入側
逆止弁と、前記液室からの液の流れのみを許容する吐出
側逆止弁とを有するプランジャポンプにおいて、 前記プランジャを磁力で駆動するボイスコイルモータ
と、 前記プランジャのストローク位置を検出するストローク
検出手段と、 前記ボイスコイルモータに流れる電流の向きを前記スト
ローク検出手段の検出結果に応じて反転制御するスイッ
チ手段と、を具備することを特徴とするプランジャポン
プ。 - 【請求項2】 前記液室として、前記プランジャの一方
向移動により容積が増大し逆方向移動により容積が減少
する第一液室と、前記プランジャの前記一方向移動によ
り容積が減少し前記逆方向移動により容積が増大する第
二液室とを設け、これら第一液室および第二液室にそれ
ぞれ前記導入側逆止弁および前記吐出側逆止弁を設けて
なることを特徴とする請求項1記載のプランジャポン
プ。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のプランジャポン
プと、 ブレーキペダルの操作量を検出する操作量検出手段と、 前記プランジャポンプにより発生させられた液圧で制動
力を発生させる制動力発生手段と、 前記操作量検出手段の検出結果に基づいて前記プランジ
ャポンプを制御する制御手段とを有するブレーキ装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記操作量検出手段の
検出結果に基づく目標液圧が前記制動力発生手段の液圧
より高いときのみ前記ボイスコイルモータに電流を流す
ことを特徴とする請求項3記載のブレーキ装置。
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|---|---|---|---|
| JP11020804A JP2000220570A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | プランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装置 |
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|---|---|---|---|
| JP11020804A JP2000220570A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | プランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP11020804A Pending JP2000220570A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | プランジャポンプおよびこれを用いたブレーキ装置 |
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