JP2000221273A - 人体検知装置及び方法 - Google Patents

人体検知装置及び方法

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JP2000221273A
JP2000221273A JP11021937A JP2193799A JP2000221273A JP 2000221273 A JP2000221273 A JP 2000221273A JP 11021937 A JP11021937 A JP 11021937A JP 2193799 A JP2193799 A JP 2193799A JP 2000221273 A JP2000221273 A JP 2000221273A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検知領域内での人体を正確に検知して誤報及
び失報がなく、また、画策を検知できること。 【解決手段】 比較部4a〜4cは、赤外線センサPI
Rにより検知された検知信号S1のレベルを複数の段階
VH,VM,VLで比較する。比較部4d,4eは、マ
イクロウェーブセンサMWDMにより検知された検知信
号S2のレベルを複数の段階VH,VMで比較する。論
理判断部5は、赤外線センサPIRの検知信号S1の比
較段階と、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信号
S2の比較段階の組み合わせにより人体侵入、装置に対
する画策、あるいは正常状態のいずれであるかを判断す
る。また、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信号
S2のレベルが所定時間Ta,Tb連続したか否かに基
づき、前記人体侵入、装置に対する画策、あるいは正常
状態のいずれであるかをさらに細分化して判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検知領域内での人
体の侵入等を検知する人体検知装置及び方法に係り、特
に、赤外線センサとマイクロウェーブセンサを組み合わ
せて検知信号の失報を防止し、装置への画策行為を検知
できる人体検知装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】人体検知装置を用いて検知領域内での人
体を検知することができる。この人体検知装置には、焦
電素子からなる赤外線センサPIRを用いた赤外線検出
方式が一般的である。この赤外線センサを用いることに
より、検知領域を規定してこの検知領域内における赤外
線を放射する人体等の移動を検知でき、夜間の無人警戒
時に検知領域内への人体等の侵入を検知できるようにな
っている。
【0003】また、マイクロウェーブ等の電波を利用
し、ドップラ信号により人体を検知するマイクロウェー
ブセンサMWDM(Micro Wave Doppler Module) があ
り、検知領域内での人体や温度差の無い物体の移動を検
知できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記赤
外線センサPIRを用いた人体検知装置は、基本的に赤
外線放射する人体の移動(検知信号の微分処理等)によ
り人体検知する構成であるため、人体の移動が微動であ
る場合に検知することが困難であった。また、環境温度
と人体との温度差が少ないとき等も検知が困難であっ
た。このような場合、検知領域に人体が侵入しても検知
信号が発せられない状態(失報)であったり、また、装
置の感度をあげた場合等では誤報の恐れ等があった。ま
た、人体から放射される赤外線を低下又は遮断させる画
策行為を伴った侵入時においても同様の問題点があっ
た。
【0005】一方、マイクロウェーブセンサを利用した
装置では、検知領域を正確に設定することができない。
また、自身の振動や、検知領域内での物体の移動(即
ち、人体以外の例えばカーテンの揺れ)や、検知領域内
の壁などを通過した外部位置(通路等)での移動体も検
知してしまい誤報を招く恐れがある等の問題があった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、検知領域内での人体を正確に検知して
誤報及び失報がなく、また、画策を検知できる人体検知
装置及び方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の人体検知装置は、赤外線セ
ンサと、マイクロウェ−ブセンサとを組み合わせて検知
エリア内への人体の侵入等を検知する人体検知装置にお
いて、前記赤外線センサにより検知された検知信号のレ
ベルを複数の段階で比較する比較部と、前記マイクロウ
ェーブセンサにより検知された検知信号のレベルを複数
の段階で比較する比較部と、前記赤外線センサ側の検知
信号の比較段階と、前記マイクロウェーブセンサ側の検
知信号の比較段階に基づき、この検知信号のレベルの段
階を組み合わせることにより人体侵入、装置に対する画
策、あるいは正常状態のいずれであるかを判断する論理
処理部と、を備えたことを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載のように、前記論理処
理部は、前記状態の判断を、前記赤外線センサ側の検知
信号のレベルに基づく判断を優先する構成としてもよ
い。
【0009】また、請求項3記載のように、前記論理処
理部は、前記マイクロウェーブセンサの検知信号のレベ
ルが前記所定の段階で所定時間連続したか否かを検知す
る手段を備え、前記両センサの検知信号のレベルの段階
の組合わせによる上記判断について、前記マイクロウェ
ーブセンサの検知信号のレベルが前記所定の段階で所定
時間連続したか否かに基づき、前記人体侵入、装置に対
する画策、あるいは正常状態のいずれであるかをさらに
細分化して判断する構成としてもよい。
【0010】本発明の人体検知方法は、請求項4記載の
ように、赤外線センサと、マイクロウェ−ブセンサとを
組み合わせて用いて検知エリア内への人体の侵入等を検
知する人体検知方法において、前記赤外線センサにより
検知された検知信号のレベルを複数の段階で検知し、前
記マイクロウェーブセンサにより検知された検知信号の
レベルを複数の段階で検知し、前記赤外線センサ側の検
知信号の比較段階と、前記マイクロウェーブセンサ側の
検知信号の比較段階に基づき、この検知信号のレベルの
段階を組み合わせることにより、人体侵入、装置に対す
る画策、あるいは正常状態のいずれであるかを判断する
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載のように、前記マイク
ロウェーブセンサの検知信号のレベルが前記所定の段階
で所定時間連続したか否かを検知し、前記両センサの検
知信号のレベルの段階の組合わせによる上記判断につい
て、前記マイクロウェーブセンサの検知信号のレベルが
前記所定の段階で所定時間連続したか否かに基づき、前
記人体侵入、装置に対する画策、あるいは正常状態のい
ずれであるかをさらに細分化して判断する構成としても
よい。
【0012】また、請求項6記載のように、前記状態の
判断において、前記赤外線センサ側の検知信号のレベル
に基づく判断を優先させる構成とすることができる。
【0013】また、請求項7記載のように、前記赤外線
センサ側の検知信号のレベルが最も高い段階である際に
は、前記マイクロウェーブセンサ側の検知信号のレベル
に係わらず、装置に対する画策が施されたと判断する構
成としてもよい。
【0014】また、請求項8記載のように、前記マイク
ロウェーブセンサの検知信号のレベルが最も高い段階で
ありかつ所定時間連続した場合には、装置に対する画策
が施されたと判断する構成としてもよい。
【0015】上記構成によれば、赤外線センサにより検
知された検知信号のレベルと、マイクロウェーブセンサ
により検知された検知信号のレベルはそれぞれ複数の段
階で検知される。論理処理部は、これら両センサの検知
信号の比較段階を組み合わせることにより、人体侵入、
装置に対する画策、あるいは正常状態のいずれであるか
を判断する。論理処理部は、この判断時に、マイクロウ
ェーブセンサの検知信号のレベルが前記所定の段階で所
定時間連続した際には、人体侵入、装置に対する画策、
あるいは正常状態のいずれであるかをさらに細分化して
判断する。例えば、赤外線センサ側の検知信号のレベル
が最も高い段階である際には、前記マイクロウェーブセ
ンサ側の検知信号のレベルに係わらず、装置に対する画
策が施されたと判断する。また、マイクロウェーブセン
サの検知信号のレベルが最も高い段階でありかつ所定時
間連続した場合には、装置に対する画策が施されたと判
断する。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の人体検知装置を
示す構成図である。装置1は、壁や天井等に取り付けら
れ、内部に赤外線センサPIRおよびマイクロウェーブ
センサMWDM、処理部(不図示)を備えている。赤外
線センサPIRはレンズ2を介して図示の如く所定の検
知エリアAを有している。また、マイクロウェーブセン
サMWDMはこの検知エリアAに重なる所定の検知エリ
アBを有している。
【0017】赤外線センサPIRは、検知エリアA内で
複数個の検知ゾーンからなり、検知ゾーンをある大きさ
以上の赤外線エネルギーの変化を伴う人体等の物体が通
過すると所定の検知信号を出力する。マイクロウェーブ
センサMWDMは、検知エリアB内が所定以上の電界強
度になるようなマイクロ波を発信し、反射波の受信状態
に対応した検知信号を出力する。
【0018】図2は、装置1の電気的構成を示すブロッ
ク図である。赤外線センサPIRからの検知信号S1及
びマイクロウェーブセンサMWDMからの検知信号S2
は、増幅手段3(3a,3b)、比較手段4(4a〜4
e)を介して論理処理部5に入力される。論理処理部5
は、これらの検知信号S1,S2の組合わせに基づき、
検知エリア内での人体等の侵入を検知出力する。この論
理処理部5は、CPU等で構成される汎用のマイクロコ
ンピュータを所定の制御プログラムで実行制御する構成
である。
【0019】また、マイクロウェーブセンサMWDMか
らの検知信号S2に対する比較手段4d,4eにはタイ
マ等の計時手段6(6a,6b)が設けられ、それぞれ
比較手段4d,4eから出力された検知信号S2のレベ
ルが継続する時間を計時して論理処理部5に出力する。
計時手段6は、論理処理部5内に設けられたタイマを利
用することもできる。
【0020】比較手段4(4a〜4e)は、検知信号S
1,S2をそれぞれ複数の閾値と比較する。この比較手
段4は、オペアンプ等で構成され、それぞれの閾値V
(L,M,H)に対する検知信号S1,S2のレベル比
較を行い、比較結果を出力する。閾値は、低いレベル順
にVL,VM,VHとなっており、検知信号S1,S2
が取り得るレベルの範囲中に複数設定される。比較手段
4は、論理処理部5内や又は別(不図示)に設けられる
A/Dコンバータやその変換値に対する演算比較を利用
することもできる。
【0021】図3は、論理処理部5における検知処理に
かかる判断内容を示す図である。図中、横軸は赤外線セ
ンサPIRの検知出力、縦軸はマイクロウェーブセンサ
MWDMの検知出力である。赤外線センサPIRの検知
信号S1は、上記の如く信号レベルをVL,VM,VH
の3つの閾値により計4段階に分かれる。また、マイク
ロウェーブセンサMWDMの検知信号S2は、信号レベ
ルがVM,VHの2つの閾値により計3段階に分かれ、
さらにVM〜VH間の段階と、VHを越した段階には、
それぞれ所定時間Ta,Tb(Ta=Tb)を越した際
の段階が設けられる(計5段階)。
【0022】論理処理部5は、これら検知信号S1,S
2の組合わせに基づき、正常状態(人体の侵入検知な
し)、人体検知状態、画策検知状態、の3つの状態を判
別し、対応する信号S4,S5を外部出力する。ここ
で、正常状態においては検知信号S4,S5を出力しな
い構成とすることもできる。同図に記載の記号*A〜*
Cは、図4における判断内容と関連している。
【0023】以下、図4のフローチャートを用いて上記
判断処理を説明する。装置は、赤外線センサPIR側の
検知信号S1を基本的に優先して処理する構成となって
いる。まず、赤外線センサPIRの検知信号S1が入力
されるとこの検知信号S1のレベルがどの閾値VL,V
M,VHの範囲に存在するか判断する(SP1)。一
方、赤外線センサPIRの検知信号S1が入力されない
状態では、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信号
S2のレベルによる判断処理がなされる(SP2)。
【0024】SP2においては、始めに、マイクロウェ
ーブセンサMWDMの検知信号S2のレベルが閾値VH
を越えたか否かを判断する(SP21)。越えていない
場合には(SP21−NO)、正常であると判断してS
P1に復帰する〔条件*A1〕。
【0025】一方、検知信号S2のレベルが閾値VHを
越えている場合には(SP21−YES)、計時手段6
aによる計時状態を取り込み、VHを越えた時間(S2
T)が所定時間Tb以上連続しているか否かを判断する
(SP22)。検知信号S2のレベルがVHを越えた時
間が所定時間Tb以上連続している場合には(SP22
−YES)、過大なレベルが検出されたものであり、赤
外線センサPIRの検知信号S1のレベルに係わらず、
装置1に対して画策されたものと判断して画策検知状態
の信号S5を出力する(SP3A)〔条件*B1〕。ま
た、検知信号S2のレベルがVHを越えた時間が所定時
間Tb以上連続しなかった場合には(SP22−N
O)、検知信号S2がノイズ等による誤出力であり、正
常であると判断してSP1に復帰する〔条件*A2〕。
【0026】SP1において、検知信号S1のレベルが
VHを越えている場合(SP11−YES)には、過大
なレベルが検出されたものであり、マイクロウェーブセ
ンサMWDMの検知信号S2のレベルに係わらず、装置
1に対して画策されたものと判断して画策検知状態の信
号S5を出力する(SP3B)〔条件*B2〕。
【0027】また、検知信号S1のレベルがVH以下で
ある場合(SP11−NO)には、次に、VMと比較す
る(SP12)。ここで、検知信号S1のレベルがVM
を越えている場合(SP12−YES)には、マイクロ
ウェーブセンサMWDMの検知信号S2のレベルを取り
込んで判断処理する(SP4:SP41〜SP44)。
また、検知信号S1のレベルがVM以下である場合には
(SP12−NO)、次にVLと比較する(SP1
3)。ここで、検知信号S1のレベルがVLを越えてい
る場合(SP13−YES)においても、マイクロウェ
ーブセンサMWDMの検知信号S2のレベルを取り込ん
だ判断処理が実行される(SP4:SP45〜SP4
8)。
【0028】上記マイクロウェーブセンサMWDMの検
知信号S2のレベルを取り込んだ判断処理(SP41〜
SP44)の内容を説明する。始めに、検知信号S2の
レベルが閾値VHを越えたか否かを判断する(SP4
1)。越えている場合には(SP41−YES)、計時
手段6aによる計時状態を取り込み、VHを越えた時間
が所定時間Tb以上連続しているか否かを判断する(S
P42)。
【0029】検知信号S2のレベルがVHを越えた時間
(S2T)が所定時間Tb以上連続している場合には
(SP42−YES)、過大なレベルが検出されたもの
であり、装置1に対して画策されたものと判断して画策
検知状態の信号S5を出力する(SP3C)〔条件*B
3〕。一方、検知信号S2のレベルがVHを越えた時間
が所定時間Tb以上連続しない場合には(SP42−N
O)、通常歩行による侵入であると判断して人体検知状
態の信号S4を出力する(SP5A)〔条件*C1〕。
【0030】SP41にて検知信号S2のレベルが閾値
VH以下である場合には(SP41−NO)、検知信号
S2のレベルが閾値VM以上であるか否かを判断する
(SP43)。SP43で検知信号S2のレベルが閾値
VM以上である場合には(SP43−YES)、計時手
段6bによる計時状態を取り込み、VMを越えた時間が
所定時間Ta以上連続しているか否かを判断する(SP
44)。
【0031】検知信号S2のレベルがVMを越えた時間
(S2T)が所定時間Ta以上連続している場合には
(SP44−YES)、通常歩行による侵入であると判
断して人体検知状態の信号S4を出力する(SP5B)
〔条件*C2〕。一方、検知信号S2のレベルがVMを
越えた時間が所定時間Ta以上連続しない場合(SP4
4−NO)、及び検知信号S2のレベルが閾値VM以下
である場合には(SP43−NO)、小動物等面積の小
さい侵入物であるものとして正常状態と判断してSP1
に復帰する〔条件*A3〕。又、この場合、赤外線セン
サPIRの検知信号S1を優先処理することとして、人
体検知状態と判断し信号S4を出力する構成としてもよ
い。
【0032】次に、SP13で検知信号S1のレベルが
VLとVMの間にある場合(SP13−NO)におけ
る、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信号S2の
レベルを取り込み実行される判断処理(SP45〜SP
48)を説明する。
【0033】始めに、検知信号S2のレベルが閾値VH
を越えたか否かを判断する(SP45)。越えている場
合には(SP45−YES)、計時手段6aによる計時
状態を取り込み、VHを越えた時間が所定時間Tb以上
連続しているか否かを判断する(SP46)。
【0034】検知信号S2のレベルがVHを越えた時間
(S2T)が所定時間Tb以上連続している場合には
(SP46−YES)、過大なレベルが検出されたもの
であり、装置1に対して画策されたものと判断して画策
検知状態の信号S5を出力する(SP3D)〔条件*B
4〕。一方、検知信号S2のレベルがVHを越えた時間
が所定時間Tb以上連続しない場合には(SP46−N
O)、画策歩行による侵入であると判断して人体検知状
態の信号S4を出力する(SP5C)〔条件*C3〕。
この画策歩行とは、人体から放射される赤外線を低下又
は遮断させる画策行為を伴った侵入状態を指している。
【0035】SP45にて検知信号S2のレベルが閾値
VH以下である場合には(SP45−NO)、検知信号
S2のレベルが閾値VM以上であるか否かを判断する
(SP47)。SP47で検知信号S2のレベルが閾値
VM以上である場合には(SP47−YES)、計時手
段6bによる計時状態を取り込み、VMを越えた時間が
所定時間Ta以上連続しているか否かを判断する(SP
48)。
【0036】検知信号S2のレベルがVMを越えた時間
(S2T)が所定時間Ta以上連続している場合には
(SP48−YES)、画策歩行による侵入であると判
断して人体検知状態の信号S4を出力する(SP5D)
〔条件*C4〕。一方、検知信号S2のレベルがVMを
越えた時間が所定時間Ta以上連続しない場合(SP4
8−NO)、及び検知信号S2のレベルが閾値VM以下
である場合には(SP47−NO)、小動物侵入や窓カ
ーテン等の揺れ、装置の振動等によるノイズであると判
断し、正常であると判断を行ないSP1に復帰する〔条
件*A4〕。
【0037】上記の各条件*A,*B,*Cについて説
明する。 *Aは、正常状態、即ち、装置に対する画策行為、及び
人体の侵入が検知されない状態と判断する。 *A1は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVL以
下であること、及び、マイクロウェーブセンサMWDM
の検知信号S2がVH以下であることにより、正常であ
ると判断している。 *A2は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVL以
下であること、及び、マイクロウェーブセンサMWDM
の検知信号S2がVH以上である連続した検知期間が短
いことにより、検知信号S2が振動、蛍光灯等の外来ノ
イズによる誤出力であり正常であると判断している。
【0038】*A3は、赤外線センサPIRの検知信号
S1がVHとVMの間にあるが、マイクロウェーブセン
サMWDMの検知信号S2がVM以下、あるいはVMと
VHとの間にあっても連続した検知期間が短いことによ
り、検知信号S1が小動物等の検知等による誤出力であ
り正常と判断している。ここで、赤外線センサPIRの
検知信号S1を優先処理させ、人体の侵入であると判断
することもできる。 *A4は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVMと
VLの間にあるが、マイクロウェーブセンサMWDMの
検知信号S2がVM以下、あるいはVMとVHとの間に
あっても連続した検知期間が短いことにより、検知信号
S1が小動物等の検知等による誤出力であり正常と判断
している。
【0039】*Bは、装置に対する画策行為であると判
断する。 *B1は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVL以
下であるが、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信
号S2がVHを越え、しかも連続してTb時間以上検知
されたことにより、装置1の間近に赤外線の検知を不能
にするカバー等が取り付けられた画策行為がされたもの
と判断している。 *B2は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVH以
上である場合には、マイクロウェーブセンサMWDMの
検知信号S2のレベルに係わらず、装置1に対してカバ
ー等が取り付けられた画策行為がされたものと判断して
いる。 *B3,B4は、赤外線センサPIRの検知信号S1が
VMとVLの間にあるものの、マイクロウェーブセンサ
MWDMの検知信号S2がVHを越え、しかも連続して
Tb時間以上検知されたことにより、装置1にカバー等
が取り付けられた画策行為がされたものと判断してい
る。
【0040】*Cは、人体検知であると判断する。 *C1は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVMを
越えており、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信
号S2もVHを越えていることにより、人体が通常歩行
により侵入したと判断している。 *C2は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVMを
越えており、マイクロウェーブセンサMWDMの検知信
号S2はVMとVHの間であるが、連続してTa時間以
上検知されたことにより、人体が通常歩行により侵入し
たと判断している。 *C3は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVLと
VMの間であるが、マイクロウェーブセンサMWDMの
検知信号S2がVHを越えていることにより、人体から
放射される赤外線を低下又は遮断させる画策行為を伴っ
た侵入と判断している。 *C4は、赤外線センサPIRの検知信号S1がVLと
VMの間であり、また、マイクロウェーブセンサMWD
Mの検知信号S2はVMとVHの間であるが、連続して
Ta時間以上検知されたことにより、画策歩行により侵
入したと判断している。
【0041】上記のように装置1は、赤外線センサPI
Rと、マイクロウェーブセンサMWDMを用い、検知信
号S2の計時状態を組み合わせた判断処理を行ってい
る。これにより、特に、〔条件*A2〕で正常状態と
判断できることによる誤報の防止、〔条件*A3〕で
正常状態と判断できることによる誤報の防止、〔条件
*B1〕における画策行為の検出、〔条件*C3,C
4〕における画策歩行による失報を防止した人体の侵入
検知、が行えるようになる。
【0042】即ち、赤外線センサPIRのみを用いた検
知にあっては、検知信号S1の増幅率を大きくしただけ
の場合に誤報していたものに対して、マイクロウェーブ
センサMWDMと組み合わせることにより、人体検知出
力S4の精度を向上して人体侵入時にのみ真報を出力で
きるようになる。また、マイクロウェーブセンサMWD
Mのみを用いた検知にあっては、検知エリアを正確に規
定できないことによる振動等で誤報していたものに対し
て、赤外線センサPIRと組み合わせることにより、人
体検知出力S4の精度を向上して真の人体侵入時にのみ
出力できるようになる。また、マイクロウェーブセンサ
MWDMを用いることにより、装置1の至近での画策行
為を検知できるようになる。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、赤外線センサにより検
知された検知信号のレベルと、マイクロウェーブセンサ
により検知された検知信号のレベルの段階を論理処理部
にて組み合わせ判断することにより、人体侵入、装置に
対する画策、あるいは正常状態のいずれであるかを正確
に判断できるようになる。特に、両センサの利点を活か
し、また、欠点を補う構成により、誤報や失報を防止し
て真の出力を得られるようになる。
【0044】この論理処理部は、マイクロウェーブセン
サの検知信号のレベルが所定の段階で所定時間連続した
際には、人体侵入、装置に対する画策、あるいは正常状
態のいずれであるかをさらに細分化して正確に判断でき
るようになる。また、赤外線センサ側の検知信号のレベ
ルが最も高い段階である際には、前記マイクロウェーブ
センサ側の検知信号のレベルに係わらず、装置に対する
画策が施されたと正確に判断できるようになる。また、
マイクロウェーブセンサの検知信号のレベルが最も高い
段階でありかつ所定時間連続した場合には、装置に対す
る画策が施されたと正確に判断できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の人体検知装置を示す概要図。
【図2】本発明の人体検知装置の電気的構成を示すブロ
ック図。
【図3】論理処理部の判断状態を示す図。
【図4】論理処理部の判断内容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…人体検知装置、2…レンズ、3…増幅手段、4…比
較手段、5…論理処理部、6…計時手段、PIR…赤外
線センサ、MWDM…マイクロウェーブセンサ、S1,
S2…検知信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 真 山形県天童市大字乱川1515番地 株式会社 山形チノー内 (72)発明者 奥田 広志 山形県天童市大字乱川1515番地 株式会社 山形チノー内 Fターム(参考) 2F067 AA01 CC19 EE09 HH02 JJ02 KK08 RR24 SS04 UU34 5C084 AA02 AA07 AA08 AA12 AA13 BB05 BB33 CC16 CC19 DD08 DD42 EE01 GG07 GG09 GG24 GG37 GG42 GG43 GG56 GG57 GG68

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線センサと、マイクロウェ−ブセン
    サとを組み合わせて検知エリア内への人体の侵入等を検
    知する人体検知装置において、 前記赤外線センサにより検知された検知信号のレベルを
    複数の段階で比較する比較部と、 前記マイクロウェーブセンサにより検知された検知信号
    のレベルを複数の段階で比較する比較部と、 前記赤外線センサ側の検知信号の比較段階と、前記マイ
    クロウェーブセンサ側の検知信号の比較段階に基づき、
    この検知信号のレベルの段階を組み合わせることにより
    人体侵入、装置に対する画策、あるいは正常状態のいず
    れであるかを判断する論理処理部と、を備えたことを特
    徴とする人体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記論理処理部は、前記状態の判断を、
    前記赤外線センサ側の検知信号のレベルに基づく判断を
    優先する請求項1記載の人体検知装置。
  3. 【請求項3】 前記論理処理部は、前記マイクロウェー
    ブセンサの検知信号のレベルが前記所定の段階で所定時
    間連続したか否かを検知する手段を備え、 前記両センサの検知信号のレベルの段階の組合わせによ
    る上記判断について、前記マイクロウェーブセンサの検
    知信号のレベルが前記所定の段階で所定時間連続したか
    否かに基づき、前記人体侵入、装置に対する画策、ある
    いは正常状態のいずれであるかをさらに細分化して判断
    する構成とされた請求項1記載の人体検知装置。
  4. 【請求項4】 赤外線センサと、マイクロウェ−ブセン
    サとを組み合わせて用いて検知エリア内への人体の侵入
    等を検知する人体検知方法において、 前記赤外線センサにより検知された検知信号のレベルを
    複数の段階で検知し、 前記マイクロウェーブセンサにより検知された検知信号
    のレベルを複数の段階で検知し、 前記赤外線センサ側の検知信号の比較段階と、前記マイ
    クロウェーブセンサ側の検知信号の比較段階に基づき、
    この検知信号のレベルの段階を組み合わせることによ
    り、人体侵入、装置に対する画策、あるいは正常状態の
    いずれであるかを判断することを特徴とする人体検知方
    法。
  5. 【請求項5】 前記マイクロウェーブセンサの検知信号
    のレベルが前記所定の段階で所定時間連続したか否かを
    検知し、 前記両センサの検知信号のレベルの段階の組合わせによ
    る上記判断について、前記マイクロウェーブセンサの検
    知信号のレベルが前記所定の段階で所定時間連続したか
    否かに基づき、前記人体侵入、装置に対する画策、ある
    いは正常状態のいずれであるかをさらに細分化して判断
    する構成とされた請求項4記載の人体検知方法。
  6. 【請求項6】 前記状態の判断において、前記赤外線セ
    ンサ側の検知信号のレベルに基づく判断を優先させる請
    求項4記載の人体検知方法。
  7. 【請求項7】 前記赤外線センサ側の検知信号のレベル
    が最も高い段階である際には、前記マイクロウェーブセ
    ンサ側の検知信号のレベルに係わらず、装置に対する画
    策が施されたと判断する請求項6記載の人体検知方法。
  8. 【請求項8】 前記マイクロウェーブセンサの検知信号
    のレベルが最も高い段階でありかつ所定時間連続した場
    合には、装置に対する画策が施されたと判断する請求項
    4記載の人体検知方法。
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