JP2000222965A - 車両におけるスイッチの自動復帰機構 - Google Patents

車両におけるスイッチの自動復帰機構

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JP2000222965A
JP2000222965A JP11025526A JP2552699A JP2000222965A JP 2000222965 A JP2000222965 A JP 2000222965A JP 11025526 A JP11025526 A JP 11025526A JP 2552699 A JP2552699 A JP 2552699A JP 2000222965 A JP2000222965 A JP 2000222965A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両各種機構の集中的操作を行えるコンビネ
ーションスイッチのスイッチ操作を合理的にして、円滑
な機構の操作を可能とする。 【解決手段】 操作レバー4によりE/Rスイッチ14
を3.EXH BRAKE ON,RETARDER
ONのポジションに保持させた状態で、アクセル操作、
クラッチ操作を行うことでソレノイド38を励磁し、駆
動軸38a、連動軸39を介し、ロッカー33の作動腕
33bを引き込み作動し、ロッカーアーム31の係止腕
31c先端の爪部36から、ロッカー33の支持腕33
aの係止爪37を離脱させて、前記ロッカーアーム31
をばね力により変位せしめて、係止腕31cにおける、
山部25bと同等に突出した山部状の箇所を退動させ、
節動腕18を段差面25の中央の谷部25cにもたらし
て、2.EXH ON,RET OFFのポジションに
自動復帰させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における電装
品の、スイッチ操作を合理的にして、円滑な機構の操作
を可能とした、車両におけるスイッチの自動復帰機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、車両、すなわち自動車のエンジン
を初めとする、各種機構の電子制御化が進み、多種多様
な電装品が搭載されるに至っており、取り扱い操作も煩
雑化している。例えばトラック、バス、各種作業車等の
車両においても例外ではなく、それと共に大型化、且つ
重量も増大化する一方であり、安全上、ブレーキの性能
向上が図られている。しかしながら、常用ブレーキに過
大な負担がかかることには変わりはなく、ドラムブレー
キのライニングや、ディスクブレーキのパッドといった
摩擦材の消耗が激しいとか、ベーパーロックという問題
があり、これらを抑制するために補助ブレーキが採用さ
れるに至っている。かかる補助ブレーキには、排気ブレ
ーキ、強化エンジンブレーキ、リターダ等がある。この
うち、前記リターダ本体は、通常、運転席のハンドルコ
ラムにあるコンビネーションスイッチで操作できるよう
になっており、必要に応じてドライバが使用することが
できる構成である。なお、前記リターダは、アクセルペ
ダル、クラッチペダルを踏んだとき、ニュートラルにシ
フトされたときなどには、自動的に解除されるようにな
っているのが通常である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補助ブ
レーキ機能を設けることは、逆にいえばエンジン出力の
低下、応答性の鈍化、燃料消費率の悪化、さらには、機
構の複雑化、ひいては操作の煩雑性を招来するという、
難点がある。本発明はこのような課題を改善するために
提案されたものであって、車両における電装品のスイッ
チ操作、特にハンドル近傍に配設された、車両各種機構
の集中的操作を行えるコンビネーションスイッチのスイ
ッチ操作を合理的にして、円滑な機構の操作を可能とし
た、車両におけるスイッチの自動復帰機構を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、車両に設けた電装品を作動させるた
めのスイッチにおいて、複数の動作を切換え実行するた
めの複数の接点を搭載し、これら接点の電気的接続を切
り換えるための操作手段を有し、この記操作手段によっ
て接点を操作して、その選択した動作を実行し、その動
作の実行中に、動作が完了したことを検出する手段、ま
たはその動作と相反する動作状態にあることを検出する
手段を具備し、これら検出手段の検出信号により、操作
ポジションを、操作する以前の状態に復帰せしめるか、
特定の操作ポジションに回帰せしめる自動操作応動手段
を設けた。前述の構成において、スイッチは、ステアリ
ングシャフトを挿通してステアリングホイール近傍に保
持される車両におけるターンシグナルスイッチであり、
このスイッチにおいて、車両の所定の箇所に設けた所定
の方向指示灯を作動させるための操作レバーを有し、方
向を指示する左または右に接点を操作して、ステアリン
グホイールの操作を行い、方向転回をした後、ステアリ
ングホイールの復帰操作により、ステアリングシャフト
を介し前記接点をOFFポジションに自動的に復帰せし
める復帰手段を設けた。また、前記スイッチは、ステア
リングシャフトを挿通してステアリングホイール近傍に
保持される車両におけるターンシグナルを主体として各
種のスイッチを複合したコンビネーションスイッチであ
り、このスイッチにおいて、筐体に、補助ブレーキを切
り換え作動させるための補助ブレーキ切り換え機構を備
え、この補助ブレーキ切り換え機構は、操作レバーによ
って、補助ブレーキを作動させないOFFポジション
と、エキゾーストブレーキを作動させる第1のポジショ
ンと、このエキゾーストブレーキと共にリターダを作動
させる第2のポジションとに切り換えるようにした補助
ブレーキ切り換えスイッチを有し、前記操作レバーによ
り補助ブレーキ切り換えスイッチを第2ポジションに切
り換えて、アクセルまたはクラッチ操作により、前記補
助ブレーキ切り換えスイッチを第1ポジションに自動的
に復帰させる復帰手段を設けた。さらに、前記補助ブレ
ーキ切り換え機構は、操作レバーによって揺動可能に保
持された揺動てこと、揺動てこの変位によって連動する
補助ブレーキ切り換えスイッチとを有し、前記揺動てこ
は、前記補助ブレーキ切換スイッチの操作部材と連動可
能に係合する連動腕と、揺動てこの揺動動作を規制する
節動腕とを有し、前記揺動てこにおける節動腕は、先端
に付勢手段を介して転動部材を保持する構成として、筐
体の縁部に形成された段差面に、前記付勢手段の付勢力
により転動部材を介して節動腕を移動可能に押圧当接す
るようにする一方、操作レバーにより補助ブレーキ切り
換えスイッチを第2ポジションに切り換える際、前記節
動腕により連動変位させて節動腕を介して補助ブレーキ
切り換えスイッチを第2ポジションに保持すると共に、
自動的に前記節動腕を介して補助ブレーキ切り換えスイ
ッチを第1ポジションに復帰させるようにした復帰手段
を有し、前記段差面は、操作レバーにより揺動てこを介
して補助ブレーキ切換スイッチをOFFポジションとす
るべく、節動腕を先端のローラを介して保持する谷部と
山部とを有し、揺動てこを介して補助ブレーキ切換スイ
ッチを第1ポジションとする際、前記山部を乗り越えて
節動腕を先端の転動部材を介して保持する中央の谷部を
有し、前記復帰手段は、回動可能に装着したロッカーア
ームと、ロッカーとを有し、前記ロッカーアームは、付
勢手段により一方向に回転付勢される付勢腕と、前記ロ
ッカーと付勢力で当接係止する係止腕とを有し、前記ロ
ッカーは先端に、ロッカーアームの係止腕先端を当接さ
せてロッカーアームを支持する支持腕と、支持腕とはず
れた方向に突設した作動腕とを有し、前記付勢手段の付
勢下に、操作レバーにより揺動てこを介して補助ブレー
キ切換スイッチを第2ポジションにもたらす際、前記節
動腕により、ロッカーアームにおける付勢腕を押し込ん
で係止腕を変位させて、ロッカーアームにおける係止腕
先端を、ロッカーにおける支持腕に係止させると共に、
前記係止腕を段差面における山部と同等の山部状に突出
させて、この山部状に突出した箇所を節動腕を通過させ
ると共に、この節動腕を介して前記補助ブレーキ切換ス
イッチを第2ポジションに保持するようにし、前記ロッ
カーにおける作動腕に駆動手段を連結し、アクセルまた
はクラッチ操作により、前記駆動手段を起動すること
で、ロッカーの作動腕を引き込み作動させて、ロッカー
アームにおける係止腕先端から、ロッカーにおける支持
腕を離脱させて、前記ロッカーアームを付勢手段の付勢
力により復帰変位せしめ、係止腕における、段差面の山
部と同等に突出した山部状の箇所を退動させ、節動腕を
段差面における中央の谷部にもたらすことで、補助ブレ
ーキ切換スイッチを第1ポジションに自動復帰させるよ
うにした。
【0005】
【発明の実施の態様】次に、本発明にかかる車両におけ
るスイッチの自動復帰機構の一つの実施の態様を挙げ、
添付の図面を参照しながら以下説明する。図1、図2に
例えばトラック、バス、各種作業車等の車両におけるコ
ンビネーションスイッチ1を示す。このコンビネーショ
ンスイッチ1は、ステアリングシャフト(図示省略)上
端のステアリングホイール(図示省略)近傍に保持され
るもので、筐体2中央にステアリングシャフトを臨入す
るための略U字型の空間部3を設けている。この筐体2
には、多数の接点を内蔵する部品(後述)、その他機構
部品(後述)等を搭載し、これら接点の切り換え操作を
行うための操作レバー4を、筐体2の相対する側方にそ
れぞれ突設させている。一方の操作レバー4は、例えば
EXH(エキゾーストブレーキ)&リターダ、ワイパ
ー、ウオッシャ、ハザード、イントタイム等の機能を駆
動させるためのもので、EXH&リターダ、ハザードに
あっては、前記操作レバー4をそれぞれ特定の方向、ス
トロークで操作するようにし、レバー中間に補助ブレー
キのシンボルマーク、並びに、後述するが、操作ポジシ
ョンを表示する目盛りが付されている。また、ワイパ
ー、ウオッシャ、イントタイム等は、レバー先端側に設
けられた回転式の操作ノブ5、回転切換スイッチ6、プ
ッシュボタン7をそれぞれ操作することで作動させるよ
うにしている。またもう一方の操作レバー(図示省略)
は、例えばターン、レーンチェンジ、コーナリング、デ
ィマ&パッシング、ライティング、オートクルーズ、フ
ォグ等の機能を駆動させるためのスイッチ類を備えてい
る。なお、以上説明した各スイッチの組合せ、機能など
は、一つの例にすぎないことは勿論である。
【0006】かかるコンビネーションスイッチ1におい
て、補助ブレーキであるEXH&リターダ機能について
説明する。補助ブレーキであるEXH&リターダ機能を
始動させるために、筐体2に補助ブレーキ切り換え機構
10を搭載している。この補助ブレーキ切り換え機構1
0を構成する部品類は、前記筐体2の略U字型の空間部
3から半分側の箇所に配設されている。かかる部品類
は、筐体2上に突設された同じ高さの複数のスペーサ軸
11a、11b、11cに取り付けた軸受け板12間に
配設されている。また、一部の部品は、後述するが筐体
2内に収容されている。すなわち前記補助ブレーキ切り
換え機構10は、操作レバー4によって揺動可能に保持
された揺動てこ、すなわちEXH主てこ13と、EXH
主てこ13の変位によって連動するEXH/RET(エ
キゾースト、リターダ)スイッチ14(以下、E/Rス
イッチ14)とを有している。
【0007】前記EXH主てこ13は、筐体2側面近傍
と、スペーサ軸11b頂部に取り付けた鉤型形状のEX
H軸受け板15との間で、揺動中心軸16を介して揺動
自在に保持されており、側面に前記E/Rスイッチ14
の操作部材(後述)と連動可能に係合する連動腕17
と、EXH主てこ13の揺動動作を規制する一方、自動
的に所定の操作位置に復帰せしめる機能を有する復帰手
段(後述)と当接変位させて、復帰手段を復帰動作待機
状態とさせるようにした、節動腕18とを突設してい
る。
【0008】前記E/Rスイッチ14は、3つの操作ポ
ジション、すなわち1.OFF、2.EXH BRAK
E ON,RETARDER OFF、3.EXH B
RAKE ON,RETARDER ONを有し、頂部
にスライド可能に操作軸19を突出させ、この操作軸1
9を操作レバー4における連動腕17先端に設けた係合
穴20に係合させている。そして前記操作レバー4を、
レバー4中間に付された、それぞれの操作ポジションを
表示する目盛りの位置に変位操作することで、連動腕1
7を介してE/Rスイッチ14の操作軸19を前記3つ
の操作ポジションに至らしめるようにしている。
【0009】次に、前記EXH主てこ13における節動
腕18は、先端から長手方向にばね穴21を形成して、
コイルスプリング22を収容するようにし、このコイル
スプリング22先端にローラ23を保持する構成として
いる。かかる節動腕18は、図3に示すように筐体2の
上面において、略U字型の空間部3に面する、筐体2中
央寄り側の角部内側の、縁部24に形成された段差面2
5に、前記コイルスプリング22のばね力によりローラ
23を介し、移動可能に押圧当接している。この場合、
前記段差面25は、EXH主てこ13を、操作レバー4
により揺動中心軸16を中心として変位させた際、操作
レバー4のストローク角度を決定づけるべく段差形成さ
れており、E/Rスイッチ14が1.OFFのポジショ
ンにある際は、節動腕18の先端のローラ23は、段差
面25における、略U字型の空間部3寄りの谷部25a
から山部25bに至る裾部に当接している。また、操作
レバー4によりE/Rスイッチ14を2.EXH BR
AKE ON,RETARDER OFFのポジション
に振った際、前記節動腕18の先端のローラ23は、山
部25bを乗り越えて中央の谷部25cにある。さら
に、E/Rスイッチ14を3.EXH BRAKE O
N,RETARDER ONのポジションに振った際、
前記節動腕18の先端のローラ23は、中央の谷部25
cから、復帰手段30を構成するロッカーアーム31の
山部(後述)を乗り越えた位置にある。なお、前記E/
Rスイッチ14が2.のポジションにあるときは、節動
腕18におけるローラ23がもたらされる段差面25に
おける中央の谷部25cは、EXH主てこ13の揺動中
心軸16から最も距離的に離隔している。
【0010】そこで、前記復帰手段30について、以
下、説明する。復帰手段30は、略U字型の空間部3寄
りの縁部24に立設されたスペーサ軸11bに、回動可
能に装着すると共に、スペーサ軸11b頂部にねじ止め
されたロッカーアーム31と、略U字型の空間部3寄り
の角部に、筐体2内部に向かって挿通された軸32を回
動軸として回動可能に保持されたロッカー33とを有し
ている(図3、図4参照)。
【0011】前記ロッカーアーム31は、スペーサ軸1
1bに回動自在に装着するための中心筒31aと、中心
筒31aに、図中、反時計回りに、付勢力を与えるため
の付勢腕31bと、前記ロッカー33と付勢力で当接係
止する構造の係止腕31cとを有している。すなわち前
記付勢腕31bには、軸受け板12に植設されたピン3
4に取り付けた引っ張りばね35が連結され、ロッカー
アーム31を常時、反時計回りに付勢するようにしてい
る。また、前記係止腕31cにおいては、先端側に、ロ
ッカー33先端に付勢力でもって当接する爪部36を設
けている。
【0012】一方、前記ロッカー33は先端に、係止腕
31c先端の爪部36を当接させてロッカーアーム31
を支持する係止爪37を設けた支持腕33aを有し、さ
らに筐体2側に近接した側に、前記支持腕33aとは、
ずれた方向に突設した作動腕33bとを有している。以
上のような復帰手段30において、引っ張りばね35の
付勢下に、操作レバー4によりE/Rスイッチ14を
3.EXH BRAKE ON,RETARDER O
Nのポジションに振った際、前記節動腕18により、ロ
ッカーアーム31における付勢腕31bを押し込んで、
係止腕31c側を、縁部24に形成された段差面25に
もたらして、ロッカーアーム31における係止腕31c
先端の爪部36を、ロッカー33における支持腕33a
の係止爪37に係止させた状態とし、前記係止腕31c
に、段差面25における山部25bと同等の山部状に突
出させて、節動腕18を通過させて、節動腕18を保持
することでE/Rスイッチ14を前記3.のポジション
に保持するようにしている。
【0013】そして、前記ロッカー33における作動腕
33bには、自動復帰のための駆動手段である、ソレノ
イド38の駆動軸38aに直交状態で取り付けた連動軸
39を連結している。この連動軸39は、筐体2を貫通
して、筐体2内部に向かって挿通された軸32を回動軸
として回動可能に保持されたロッカー33の作動腕33
bに連結している。前記ソレノイド38は、筐体2内部
に搭載され(図5参照)、励磁することで、駆動軸38
a、連動軸39を介し、ロッカー33の作動腕33bを
引き込み作動し、ロッカーアーム31における係止腕3
1c先端の爪部36から、ロッカー33における支持腕
33aの係止爪37を離脱させて、前記ロッカーアーム
31を引っ張りばね35の付勢力により、反時計回りに
変位せしめて、係止腕31cにおける、段差面25か
ら、山部25bと同等に突出した山部状の箇所を退動さ
せ、節動腕18を段差面25における中央の谷部25c
にもたらすことで、2.EXH BRAKE ON,R
ETARDER OFFのポジションに自動復帰させる
ようにしている。なお、自動復帰のための駆動手段に
は、ソレノイド38の他、エア圧駆動手段等、周知の駆
動手段が適用可能である。
【0014】本発明にかかる車両におけるスイッチの自
動復帰機構は、以上のように構成されるものであり、次
にその作用について説明する。運転手は、操作レバー4
を切り換え操作するだけで、補助ブレーキを働かせた
り、解除したりすることができる。先ず、操作レバー4
が1.OFFのポジションにある場合は、節動腕18
は、段差面25における、略U字型の空間部3寄りの谷
部25aから山部25bに至る裾部に当接している(図
3参照)。ここで、操作レバー4を操作して、2.EX
H BRAKE ON,RETARDER OFFのポ
ジションにもたらすと、EXH主てこ13は、揺動中心
軸16を中心として変位し、連動腕17を介して、E/
Rスイッチ14を連動せしめ、E/Rスイッチ14は
2.の操作ポジションとなる。この際、節動腕18は、
先端のローラ23が、コイルスプリング22の付勢下
に、段差面25に当接しながら移動し、段差面25にお
ける、谷部25aから山部25bにかけての裾部から、
前記山部25bを乗り越えて、段差面25における中央
の谷部25cにもたらされる。前記山部25bを乗り越
える際に、所定の抵抗を受けるため、操作レバー4に節
動感を与えることができる。
【0015】かかる補助ブレーキの動作状態において、
運転がなされているときに、アクセルペダルを踏み込ん
だり、クラッチを切る操作がなされると、自動的にEX
HBRAKEがOFFとなり、アクセルペダルを戻した
り、クラッチをつなげば、再び前記EXH BRAKE
が動作状態となる。
【0016】さらに、操作レバー4を操作して、3.E
XH BRAKE ON,RETARDER ONのポ
ジションにもたらすと、連動腕17を介して、E/Rス
イッチ14が連動し、3.の操作ポジションとなる(図
6参照)。すなわち、引っ張りばね35の付勢下に、操
作レバー4によりE/Rスイッチ14を3.EXH B
RAKE ON,RETARDER ONのポジション
に振ると、前記節動腕18により、ロッカーアーム31
における付勢腕31bを押し込んで、係止腕31c側
を、縁部24に形成された段差面25にもたらして、ロ
ッカーアーム31における係止腕31c先端の爪部36
を、ロッカー33における支持腕33aの係止爪37に
係止させることができ、ロッカーアーム31の係止腕3
1cは、段差面25における山部25bと同等の山部状
に突出するので、節動腕18は、先端のローラ23が、
コイルスプリング22の付勢下に、段差面25に当接し
ながら移動し、係止腕31cの山部を乗り越えて、縁部
24の平坦な面に至り、前記3.のポジションに保持す
ることができる。前記3.のポジションの状態では、E
XH BRAKE、並びにRETARDERがON状態
であり、通常走行時には相乗作用によって、常用ブレー
キの働きを効果的に補助することができ、常用ブレーキ
への負担を抑制することができる。
【0017】かかる状態で、アクセル操作、またはクラ
ッチ操作がなされると(図7参照)、アクセル操作、ク
ラッチ操作がなされたとして、ソレノイド38には駆動
電力が与えられて励磁し、駆動軸38a、連動軸39を
介し、ロッカー33の作動腕33bを引き込み作動させ
る。これによって、ロッカーアーム31における係止腕
31c先端の爪部36から、ロッカー33における支持
腕33aの係止爪37が離脱し、前記ロッカーアーム3
1を引っ張りばね35の付勢力により、反時計回りに変
位せしめて、係止腕31cにおける、段差面25から、
山部25bと同等に突出した山部状の箇所を退動させ、
節動腕18が段差面25における中央の谷部25cにも
たらされ、2.EXH BRAKE ON,RETAR
DER OFFのポジションに自動復帰することとなる
(図8参照)。そして、アクセル操作、クラッチ操作を
やめても、E/Rスイッチ14は、2.EXH BRA
KE ON,RETARDER OFFのポジションの
ままであるから、RETARDERは作用せず、EXH
BRAKEのみが作用する状態となる(図7参照)。
【0018】そして、操作レバー4によりE/Rスイッ
チ14を1.OFFのポジションに戻せば、全ての補助
ブレーキ作用を遮断することができる。以上のように、
運転手は、補助ブレーキ切り換え機構10における操作
レバー4を切り換え操作するだけで、補助ブレーキを働
かせたり、解除したりすることができる。すなわち、通
常運転では、少なくともEXH BRAKEを作用させ
た状態で走行することが、常用ブレーキに対する負担を
軽減することができるので、通常運転時にEXH BR
AKEを作用させるようにしており、特殊な運転状況、
例えば、高速道路での高速巡航運転や、長い下り坂での
運転、さらには過大な量の積み荷の積載時に、常用ブレ
ーキにEXH BRAKEと共に、RETARDERを
作用させるようにしたので、一層、強力な制動力を確保
することができ、安全運転に寄与することができ、しか
も、EXH BRAKEと共に、RETARDERを作
用させた状態から、一度アクセル操作、またはクラッチ
操作がなされることで、前述の特殊な運転状況が終了し
たとして、EXH BRAKEを作用させた状態で走行
するように、補助ブレーキ切り換え機構10が自動的に
切り変わるので、解除復帰操作のし忘れの虞もない。こ
のことは取りも直さず、RETARDER本体がプロペ
ラシャフトに配置されることから、必要以上に、プロペ
ラシャフトに与えられる回転負荷を防止して、燃料消費
率の悪化の防止につながる。
【0019】以上、本発明について、車両におけるスイ
ッチの自動復帰機構として、補助ブレーキ切り換え機構
10を挙げて説明したが、本発明は、補助ブレーキ切り
換え機構10に限らず、コンビネーションスイッチ1に
おける筐体2に搭載した、もうひとつの操作レバーにお
いて操作を行う、例えばターン、レーンチェンジ、コー
ナリングの際のスイッチ復帰機構としても適用可能であ
る。すなわち、この場合、図示は省略するが、筐体2の
略U字型の空間部3には位置されるステアリングシャフ
トの動きに連動させるように、例えば復帰手段30にお
けるロッカー33に、ステアリングシャフトのある回転
位置で接触するようにした連動腕を突設し、ステアリン
グホイールの戻し操作で、ステアリングシャフトが前記
ある回転位置にもたらされることにより、ロッカー33
が連動腕を介してステアリングシャフトによって連動し
て、ロッカーアーム31をばね力により復帰回転し、操
作レバーを、節動腕を介してニュートラルの位置に復帰
させるといった構造が可能である。いずれにしても、車
両におけるスイッチの自動復帰機構は、コンビネーショ
ンスイッチ1における集中操作の煩雑性を解消すること
ができる。さらには、車両における他の電装品のスイッ
チに対しても適用可能である。すなわち、復帰操作のし
忘れを防止して、消費電力の浪費、機構の破損等を防止
することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、車両にお
けるハンドル近傍に配設された、車両各種機構の集中操
作を行えるコンビネーションスイッチにおいて、スイッ
チ操作を合理的にして、円滑な機構の操作が可能とな
る。例えば補助ブレーキ切り換え機構にあっては、操作
レバーを切り換え操作するだけで、補助ブレーキを働か
せたり、解除したりすることができる。その際、補助ブ
レーキを完全に解除しない限り、EXH BRAKEを
作用させた状態で走行することができるので、常用ブレ
ーキに対する負担を軽減することができる。さらには、
特殊な運転状況下には、常用ブレーキにEXH BRA
KEと共に、RETARDERを作用させるようにした
ので、一層、強力な制動力を確保することができ、安全
運転に寄与することができ、しかも、EXH BRAK
Eと共に、RETARDERを作用させた状態から、一
度アクセル操作、またはクラッチ操作がなされること
で、前述の特殊な運転状況が終了したとして、EXH
BRAKEを作用させた状態で走行するように、自動的
に切り変わるようにしたので、解除復帰操作のし忘れの
虞もない。さらには解除復帰操作のし忘れがないので、
燃料消費率の悪化の防止につながる。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる自動復帰機構を設けた車両にお
けるコンビネーションスイッチの一つの実施形態を示す
要部平面説明図である。
【図2】図1に示す車両におけるスイッチの自動復帰機
構の構成を示した、分解斜視説明図である。
【図3】図1に示す車両におけるスイッチの自動復帰機
構の構成を示す、平面説明図である。
【図4】図3に示す自動復帰機構の復帰手段の、拡大的
な構成説明図である。
【図5】図1に示す車両におけるスイッチの自動復帰機
構の、要部断面説明図である。
【図6】図1に示す車両におけるコンビネーションスイ
ッチにおいて、操作レバーにより、E/Rスイッチを第
2ポジションに切り換えた際の、平面説明図である。
【図7】図1に示す車両におけるスイッチの自動復帰機
構の、動作説明に供するタイムチャートである。
【図8】図1に示す車両におけるコンビネーションスイ
ッチにおいて、E/Rスイッチを第2ポジションから、
第1ポジションに復帰させた際の、平面説明図である。
【符号の説明】
1 コンビネーションスイ
ッチ 2 筐体 3 空間部 4 操作レバー 5 操作ノブ 6 回転切換スイッチ 7 プッシュボタン 10 補助ブレーキ切り換
え機構 11a、11b、11c スペーサ軸 12 軸受け板 13 EXH主てこ 14 E/Rスイッチ 15 EXH軸受け板 16 揺動軸 17 連動腕 18 節動腕 19 操作軸 20 係合穴 21 ばね穴 22 コイルスプリング 23 ローラ 24 縁部 25 段差面 25a、25c 谷部 25b 山部 30 復帰手段 31 ロッカーアーム 31a 中心筒 31b 付勢腕 31c 係止腕 32 軸 33 ロッカー 33a 支持腕 33b 作動腕 34 ピン 35 引っ張りばね 36 爪部 37 係止爪 38 ソレノイド 38a 駆動軸 39 連動軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けた電装品を作動させるため
    のスイッチにおいて、複数の動作を切換え実行するため
    の複数の接点を搭載し、これら接点の電気的接続を切り
    換えるための操作手段を有し、この記操作手段によって
    接点を操作して、その選択した動作を実行し、その動作
    の実行中に、動作が完了したことを検出する手段、また
    はその動作と相反する動作状態にあることを検出する手
    段を具備し、これら検出手段の検出信号により、操作ポ
    ジションを、操作する以前の状態に復帰せしめるか、特
    定の操作ポジションに回帰せしめる自動操作応動手段を
    設けたことを特徴とする車両におけるスイッチの自動復
    帰機構。
  2. 【請求項2】 前記スイッチは、ステアリングシャフ
    トを挿通してステアリングホイール近傍に保持される車
    両におけるターンシグナルスイッチであり、このスイッ
    チにおいて、車両の所定の箇所に設けた所定の方向指示
    灯を作動させるための操作レバーを有し、方向を指示す
    る左または右に接点を操作して、ステアリングホイール
    の操作を行い、方向転回をした後、ステアリングホイー
    ルの復帰操作により、ステアリングシャフトを介し前記
    接点をOFFポジションに自動的に復帰せしめる復帰手
    段を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両におけ
    るスイッチの自動復帰機構。
  3. 【請求項3】 前記スイッチは、ステアリングシャフ
    トを挿通してステアリングホイール近傍に保持される車
    両におけるターンシグナルを主体として各種のスイッチ
    を複合したコンビネーションスイッチであり、このスイ
    ッチにおいて、筐体に、補助ブレーキを切り換え作動さ
    せるための補助ブレーキ切り換え機構を備え、この補助
    ブレーキ切り換え機構は、操作レバーによって、補助ブ
    レーキを作動させないOFFポジションと、エキゾース
    トブレーキを作動させる第1のポジションと、このエキ
    ゾーストブレーキと共にリターダを作動させる第2のポ
    ジションとに切り換えるようにした補助ブレーキ切り換
    えスイッチを有し、前記操作レバーにより補助ブレーキ
    切り換えスイッチを第2ポジションに切り換えて、アク
    セルまたはクラッチ操作により、前記補助ブレーキ切り
    換えスイッチを第1ポジションに自動的に復帰させる復
    帰手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の車両に
    おけるスイッチの自動復帰機構。
  4. 【請求項4】 前記補助ブレーキ切り換え機構は、操
    作レバーによって揺動可能に保持された揺動てこと、揺
    動てこの変位によって連動する補助ブレーキ切り換えス
    イッチとを有し、前記揺動てこは、前記補助ブレーキ切
    換スイッチの操作部材と連動可能に係合する連動腕と、
    揺動てこの揺動動作を規制する節動腕とを有し、前記揺
    動てこにおける節動腕は、先端に付勢手段を介して転動
    部材を保持する構成として、筐体の縁部に形成された段
    差面に、前記付勢手段の付勢力により転動部材を介して
    節動腕を移動可能に押圧当接するようにする一方、操作
    レバーにより補助ブレーキ切り換えスイッチを第2ポジ
    ションに切り換える際、前記節動腕により連動変位させ
    て節動腕を介して補助ブレーキ切り換えスイッチを第2
    ポジションに保持すると共に、自動的に前記節動腕を介
    して補助ブレーキ切り換えスイッチを第1ポジションに
    復帰させるようにした復帰手段を有し、前記段差面は、
    操作レバーにより揺動てこを介して補助ブレーキ切換ス
    イッチをOFFポジションとするべく、節動腕を先端の
    ローラを介して保持する谷部と山部とを有し、揺動てこ
    を介して補助ブレーキ切換スイッチを第1ポジションと
    する際、前記山部を乗り越えて節動腕を先端の転動部材
    を介して保持する中央の谷部を有し、前記復帰手段は、
    回動可能に装着したロッカーアームと、ロッカーとを有
    し、前記ロッカーアームは、付勢手段により一方向に回
    転付勢される付勢腕と、前記ロッカーと付勢力で当接係
    止する係止腕とを有し、前記ロッカーは先端に、ロッカ
    ーアームの係止腕先端を当接させてロッカーアームを支
    持する支持腕と、支持腕とはずれた方向に突設した作動
    腕とを有し、前記付勢手段の付勢下に、操作レバーによ
    り揺動てこを介して補助ブレーキ切換スイッチを第2ポ
    ジションにもたらす際、前記節動腕により、ロッカーア
    ームにおける付勢腕を押し込んで係止腕を変位させて、
    ロッカーアームにおける係止腕先端を、ロッカーにおけ
    る支持腕に係止させると共に、前記係止腕を段差面にお
    ける山部と同等の山部状に突出させて、この山部状に突
    出した箇所を節動腕を通過させると共に、この節動腕を
    介して前記補助ブレーキ切換スイッチを第2ポジション
    に保持するようにし、前記ロッカーにおける作動腕に駆
    動手段を連結し、アクセルまたはクラッチ操作により、
    前記駆動手段を起動することで、ロッカーの作動腕を引
    き込み作動させて、ロッカーアームにおける係止腕先端
    から、ロッカーにおける支持腕を離脱させて、前記ロッ
    カーアームを付勢手段の付勢力により復帰変位せしめ、
    係止腕における、段差面の山部と同等に突出した山部状
    の箇所を退動させ、節動腕を段差面における中央の谷部
    にもたらすことで、補助ブレーキ切換スイッチを第1ポ
    ジションに自動復帰させるようにしたことを特徴とする
    請求項3記載の車両におけるスイッチの自動復帰機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN117067143A (zh) * 2023-10-18 2023-11-17 万向钱潮股份公司 一种摆臂安装方法及装置

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