JP2000223695A - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
- Publication number
- JP2000223695A JP2000223695A JP11019258A JP1925899A JP2000223695A JP 2000223695 A JP2000223695 A JP 2000223695A JP 11019258 A JP11019258 A JP 11019258A JP 1925899 A JP1925899 A JP 1925899A JP 2000223695 A JP2000223695 A JP 2000223695A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- semiconductor layer
- region
- layer
- gate
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D30/00—Field-effect transistors [FET]
- H10D30/60—Insulated-gate field-effect transistors [IGFET]
- H10D30/64—Double-diffused metal-oxide semiconductor [DMOS] FETs
- H10D30/66—Vertical DMOS [VDMOS] FETs
- H10D30/668—Vertical DMOS [VDMOS] FETs having trench gate electrodes, e.g. UMOS transistors
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D12/00—Bipolar devices controlled by the field effect, e.g. insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/411—Insulated-gate bipolar transistors [IGBT]
- H10D12/441—Vertical IGBTs
- H10D12/461—Vertical IGBTs having non-planar surfaces, e.g. having trenches, recesses or pillars in the surfaces of the emitter, base or collector regions
- H10D12/481—Vertical IGBTs having non-planar surfaces, e.g. having trenches, recesses or pillars in the surfaces of the emitter, base or collector regions having gate structures on slanted surfaces, on vertical surfaces, or in grooves, e.g. trench gate IGBTs
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D62/00—Semiconductor bodies, or regions thereof, of devices having potential barriers
- H10D62/10—Shapes, relative sizes or dispositions of the regions of the semiconductor bodies; Shapes of the semiconductor bodies
- H10D62/113—Isolations within a component, i.e. internal isolations
- H10D62/115—Dielectric isolations, e.g. air gaps
- H10D62/116—Dielectric isolations, e.g. air gaps adjoining the input or output regions of field-effect devices, e.g. adjoining source or drain regions
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/20—Electrodes characterised by their shapes, relative sizes or dispositions
- H10D64/27—Electrodes not carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched, e.g. gates
- H10D64/311—Gate electrodes for field-effect devices
- H10D64/411—Gate electrodes for field-effect devices for FETs
- H10D64/511—Gate electrodes for field-effect devices for FETs for IGFETs
- H10D64/512—Disposition of the gate electrodes, e.g. buried gates
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10D—INORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
- H10D64/00—Electrodes of devices having potential barriers
- H10D64/20—Electrodes characterised by their shapes, relative sizes or dispositions
- H10D64/27—Electrodes not carrying the current to be rectified, amplified, oscillated or switched, e.g. gates
- H10D64/311—Gate electrodes for field-effect devices
- H10D64/411—Gate electrodes for field-effect devices for FETs
- H10D64/511—Gate electrodes for field-effect devices for FETs for IGFETs
- H10D64/512—Disposition of the gate electrodes, e.g. buried gates
- H10D64/513—Disposition of the gate electrodes, e.g. buried gates within recesses in the substrate, e.g. trench gates, groove gates or buried gates
Landscapes
- Thyristors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 オン電圧の低い、MOSゲートを含む半導体
装置を提供する。 【解決手段】 MOSサイリスタ100は、p+型アノ
ード層(第1半導体層)10、n-型ベース領域(第2
半導体層)14、p-型ベース領域(第3半導体層)1
6、およびソース領域として機能するn+型不純物拡散
層(第4半導体層)18を有する。ベース領域16の表
面部にはn+型フローティングエミッタ領域(第6半導
体層)22が形成され、不純物拡散層18とフローティ
ングエミッタ領域22との間に第1のチャネル領域(第
5半導体層)20aが形成されている。不純物拡散層1
8、第1のチャネル領域20aおよび第1のn+型フロ
ーティングエミッタ領域22aの下端部には、埋込み絶
縁層70が形成されている。少なくとも第1のチャネル
領域20aには、電流経路に沿ってトレンチゲート34
が形成されている。
装置を提供する。 【解決手段】 MOSサイリスタ100は、p+型アノ
ード層(第1半導体層)10、n-型ベース領域(第2
半導体層)14、p-型ベース領域(第3半導体層)1
6、およびソース領域として機能するn+型不純物拡散
層(第4半導体層)18を有する。ベース領域16の表
面部にはn+型フローティングエミッタ領域(第6半導
体層)22が形成され、不純物拡散層18とフローティ
ングエミッタ領域22との間に第1のチャネル領域(第
5半導体層)20aが形成されている。不純物拡散層1
8、第1のチャネル領域20aおよび第1のn+型フロ
ーティングエミッタ領域22aの下端部には、埋込み絶
縁層70が形成されている。少なくとも第1のチャネル
領域20aには、電流経路に沿ってトレンチゲート34
が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOS素子を有す
る半導体装置に関する。
る半導体装置に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】例えば
MOSFETとサイリスタ構造を複合化したMOSサイ
リスタは、MOSゲートを用いてカソードからフローテ
ィングエミッタ領域にエレクトロンが供給され、さらに
アノードからベース領域にホールが注入されることによ
り、素子の内部にてサイリスタ動作を行う素子である。
MOSFETとサイリスタ構造を複合化したMOSサイ
リスタは、MOSゲートを用いてカソードからフローテ
ィングエミッタ領域にエレクトロンが供給され、さらに
アノードからベース領域にホールが注入されることによ
り、素子の内部にてサイリスタ動作を行う素子である。
【0003】図11に、従来のMOSサイリスタの一例
を示す。このMOSサイリスタは、p+型エミッタ層1
0、n+型バッファ層12、n-型ベース領域14、p-
型ベース領域16、フローティングエミッタ領域22お
よびn+型不純物拡散層18を有する。さらに、ソース
領域あるいはエミッタ領域として機能するn+型不純物
拡散層18およびp-型ベース領域16の表面には、ゲ
ート絶縁層32を介してゲート電極30が形成されてい
る。そして、このゲート電極30によってMOSゲート
を駆動し、サイリスタの動作を制御する。すなわち、n
+型不純物拡散層(ソース領域)18、第1のチャネル
領域20a、フローティングエミッタ領域22、第2の
チャネル領域20b、n-型ベース領域14、n+型バッ
ファ層12およびp+型エミッタ層10によって、サイ
リスタ動作用のIGBTが構成される。
を示す。このMOSサイリスタは、p+型エミッタ層1
0、n+型バッファ層12、n-型ベース領域14、p-
型ベース領域16、フローティングエミッタ領域22お
よびn+型不純物拡散層18を有する。さらに、ソース
領域あるいはエミッタ領域として機能するn+型不純物
拡散層18およびp-型ベース領域16の表面には、ゲ
ート絶縁層32を介してゲート電極30が形成されてい
る。そして、このゲート電極30によってMOSゲート
を駆動し、サイリスタの動作を制御する。すなわち、n
+型不純物拡散層(ソース領域)18、第1のチャネル
領域20a、フローティングエミッタ領域22、第2の
チャネル領域20b、n-型ベース領域14、n+型バッ
ファ層12およびp+型エミッタ層10によって、サイ
リスタ動作用のIGBTが構成される。
【0004】このMOSサイリスタにおいては、サイリ
スタが動作状態となった場合に、n +型フローティング
エミッタ領域22からp-型ベース領域16にエレクト
ロンの注入が起こり、同時にp+型エミッタ層10から
n-型ベース領域14を経てp-型ベース領域16へホー
ルの注入が起こる。しかし、この構造の素子において
は、高注入状態となった場合に、n+型エミッタ領域1
8、p-型ベース領域16、n-型ベース領域14、n+
型バッファ層12およびp+型エミッタ層10からなる
寄生サイリスタがラッチアップするとMOSゲートの制
御機能が失われ、サイリスタのオフ動作ができなくな
る。そのため、寄生サイリスタのラッチアップを防止す
るために、カソード電極50直下のp型ベース領域17
の不純物濃度を高くしたり、あるいはその拡散深さを深
くすることが行われる。しかし、寄生サイリスタのラッ
チアップを防止するために、カソード電極直下のベース
領域の不純物濃度を高くすることはプロセスの複雑化に
つながり、また拡散深さを充分に深くすることも単位セ
ルサイズが大きくなってしまうことから、安全動作領域
が狭くなる上、オン電圧も高くなる。
スタが動作状態となった場合に、n +型フローティング
エミッタ領域22からp-型ベース領域16にエレクト
ロンの注入が起こり、同時にp+型エミッタ層10から
n-型ベース領域14を経てp-型ベース領域16へホー
ルの注入が起こる。しかし、この構造の素子において
は、高注入状態となった場合に、n+型エミッタ領域1
8、p-型ベース領域16、n-型ベース領域14、n+
型バッファ層12およびp+型エミッタ層10からなる
寄生サイリスタがラッチアップするとMOSゲートの制
御機能が失われ、サイリスタのオフ動作ができなくな
る。そのため、寄生サイリスタのラッチアップを防止す
るために、カソード電極50直下のp型ベース領域17
の不純物濃度を高くしたり、あるいはその拡散深さを深
くすることが行われる。しかし、寄生サイリスタのラッ
チアップを防止するために、カソード電極直下のベース
領域の不純物濃度を高くすることはプロセスの複雑化に
つながり、また拡散深さを充分に深くすることも単位セ
ルサイズが大きくなってしまうことから、安全動作領域
が狭くなる上、オン電圧も高くなる。
【0005】本発明の目的は、オン電圧の低い、MOS
素子を含む半導体装置を提供することにある。
素子を含む半導体装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る半導体装置
は、絶縁ゲートに印加する電圧によってチャネル領域に
おけるチャネルの形成あるいは非形成を制御する半導体
装置であって、前記チャネル領域と接し、ソース領域と
して機能する半導体層と、少なくとも、前記チャネル領
域および前記半導体層の端部あるいはその近傍に、ゲー
ト絶縁層と対向するように形成された埋込み絶縁層と、
を含み、少なくとも前記チャネル領域に、電流経路に沿
った方向にトレンチゲートが形成されている。
は、絶縁ゲートに印加する電圧によってチャネル領域に
おけるチャネルの形成あるいは非形成を制御する半導体
装置であって、前記チャネル領域と接し、ソース領域と
して機能する半導体層と、少なくとも、前記チャネル領
域および前記半導体層の端部あるいはその近傍に、ゲー
ト絶縁層と対向するように形成された埋込み絶縁層と、
を含み、少なくとも前記チャネル領域に、電流経路に沿
った方向にトレンチゲートが形成されている。
【0007】前記チャネル領域は、デバイスの構造によ
って、第1あるいは第2導電型のいずれかの半導体層に
よって構成される。
って、第1あるいは第2導電型のいずれかの半導体層に
よって構成される。
【0008】この半導体装置によれば、少なくともチャ
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
この作用効果は、本発明に係る半導体装置に共通する。
また、前記埋込み絶縁層を形成することにより、ソース
領域として機能する前記半導体層を含む寄生サイリスタ
がある場合には、そのラッチアップ動作を防止すること
ができる。
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
この作用効果は、本発明に係る半導体装置に共通する。
また、前記埋込み絶縁層を形成することにより、ソース
領域として機能する前記半導体層を含む寄生サイリスタ
がある場合には、そのラッチアップ動作を防止すること
ができる。
【0009】本発明の半導体装置は、例えば、以下の態
様をとりうる。
様をとりうる。
【0010】(A)半導体装置は、第1導電型の第1半
導体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された
第2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部
に選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記
第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型
の第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領
域を形成しうる第5半導体層、前記第3半導体層の表面
部に、前記第5半導体層を介在させて、前記第4半導体
層と離間して選択的に形成された第2導電型の第6半導
体層、少なくとも、前記第5半導体層の表面に、ゲート
絶縁層を介して形成されたゲート電極、前記第3半導体
層の内部にあって、かつ、少なくとも、前記第4半導体
層および前記第5半導体層の、前記第1半導体層側の端
部あるいはその近傍に形成された埋込み絶縁層、前記第
3半導体層および前記第4半導体層の表面に形成された
第1の主電極、および前記第1半導体層の他方の主面側
に形成された第2の主電極、を含み、少なくとも前記第
5半導体層に、電流経路に沿った方向にトレンチゲート
が形成されている。
導体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された
第2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部
に選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記
第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型
の第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領
域を形成しうる第5半導体層、前記第3半導体層の表面
部に、前記第5半導体層を介在させて、前記第4半導体
層と離間して選択的に形成された第2導電型の第6半導
体層、少なくとも、前記第5半導体層の表面に、ゲート
絶縁層を介して形成されたゲート電極、前記第3半導体
層の内部にあって、かつ、少なくとも、前記第4半導体
層および前記第5半導体層の、前記第1半導体層側の端
部あるいはその近傍に形成された埋込み絶縁層、前記第
3半導体層および前記第4半導体層の表面に形成された
第1の主電極、および前記第1半導体層の他方の主面側
に形成された第2の主電極、を含み、少なくとも前記第
5半導体層に、電流経路に沿った方向にトレンチゲート
が形成されている。
【0011】この半導体装置においては、ソース領域と
して機能する第4半導体層、チャネル領域を形成し得る
第5半導体層、ドレイン領域およびフローティングエミ
ッタ領域として機能する第6半導体層によって、MOS
トランジスタが形成される。また、第1,第2,第3お
よび第6半導体層によってサイリスタが形成される。
して機能する第4半導体層、チャネル領域を形成し得る
第5半導体層、ドレイン領域およびフローティングエミ
ッタ領域として機能する第6半導体層によって、MOS
トランジスタが形成される。また、第1,第2,第3お
よび第6半導体層によってサイリスタが形成される。
【0012】この半導体装置によれば、少なくともチャ
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
【0013】この半導体装置においては、ソース領域ま
たはエミッタ領域として機能する第4半導体層およびチ
ャネル領域を形成し得る第5半導体層の端部あるいはそ
の近傍に埋込み絶縁層を形成することにより、カソード
電極として機能する第1の主電極の直下に存在する寄生
サイリスタのラッチアップ動作を防止することができ
る。すなわち、ソース領域またはエミッタ領域として機
能する第4半導体層およびチャネル領域を形成し得る第
5半導体層の下端領域に、好ましくは動作領域を横切る
状態で(前記第1半導体層の主面と平行な方向に)埋込
み絶縁層を形成することにより、アノード電極として機
能する第2の主電極に電圧が印加された高注入状態であ
った場合でも、前記埋込み絶縁層によって第4半導体層
および第5半導体層と第2半導体層とが電気的に分離さ
れるため、第1の主電極の下に形成される寄生サイリス
タの動作が抑制される。その結果、従来構造の素子に比
べて確実にオン・オフ動作を行うことができる。
たはエミッタ領域として機能する第4半導体層およびチ
ャネル領域を形成し得る第5半導体層の端部あるいはそ
の近傍に埋込み絶縁層を形成することにより、カソード
電極として機能する第1の主電極の直下に存在する寄生
サイリスタのラッチアップ動作を防止することができ
る。すなわち、ソース領域またはエミッタ領域として機
能する第4半導体層およびチャネル領域を形成し得る第
5半導体層の下端領域に、好ましくは動作領域を横切る
状態で(前記第1半導体層の主面と平行な方向に)埋込
み絶縁層を形成することにより、アノード電極として機
能する第2の主電極に電圧が印加された高注入状態であ
った場合でも、前記埋込み絶縁層によって第4半導体層
および第5半導体層と第2半導体層とが電気的に分離さ
れるため、第1の主電極の下に形成される寄生サイリス
タの動作が抑制される。その結果、従来構造の素子に比
べて確実にオン・オフ動作を行うことができる。
【0014】(B)半導体装置は、1導電型の第1半導
体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された第
2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部に
選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記第
3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型の
第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領域
を形成しうる第5半導体層、少なくとも、前記第5半導
体層の表面に、ゲート絶縁層を介して形成されたゲート
電極、前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少なく
とも、前記第4半導体層および前記第5半導体層の、前
記第1半導体層側の端部あるいはその近傍に形成された
埋込み絶縁層、前記第3半導体層および前記第4半導体
層の表面に形成された第1の主電極、および前記第1半
導体層の他方の主面側に形成された第2の主電極、を含
み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経路に沿った
方向にトレンチゲートが形成されている。
体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された第
2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部に
選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記第
3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型の
第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領域
を形成しうる第5半導体層、少なくとも、前記第5半導
体層の表面に、ゲート絶縁層を介して形成されたゲート
電極、前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少なく
とも、前記第4半導体層および前記第5半導体層の、前
記第1半導体層側の端部あるいはその近傍に形成された
埋込み絶縁層、前記第3半導体層および前記第4半導体
層の表面に形成された第1の主電極、および前記第1半
導体層の他方の主面側に形成された第2の主電極、を含
み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経路に沿った
方向にトレンチゲートが形成されている。
【0015】この半導体装置においては、ソース領域お
よびエミッタ領域として機能する第4半導体層およびチ
ャネル領域を形成し得る第5半導体層を有する。また、
第1,第2,第3、第5および第4半導体層によってI
GBT(Insulated Gate Bipolor Transistor)が形
成される。
よびエミッタ領域として機能する第4半導体層およびチ
ャネル領域を形成し得る第5半導体層を有する。また、
第1,第2,第3、第5および第4半導体層によってI
GBT(Insulated Gate Bipolor Transistor)が形
成される。
【0016】この半導体装置によれば、少なくともチャ
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
【0017】この半導体装置においては、エミッタ領域
として機能する第4半導体層およびチャネル領域を形成
し得る第5半導体層の端部あるいはその近傍に埋込み絶
縁層を形成することにより、カソード電極として機能す
る第1の主電極の直下に存在する寄生サイリスタのラッ
チアップ動作を防止することができる。すなわち、エミ
ッタ領域として機能する第4半導体層およびチャネル領
域を形成し得る第5半導体層の下端領域に、好ましくは
動作領域を横切る状態で(前記第1半導体層の主面と平
行な方向に)埋込み絶縁層を形成することにより、アノ
ード電極として機能する第2の主電極に電圧が印加され
た高注入状態であった場合でも、前記埋込み絶縁層によ
って第4半導体層および第5半導体層と第2半導体層と
が電気的に分離されるため、第1の主電極の下に形成さ
れる寄生サイリスタの動作が抑制される。その結果、従
来構造の素子に比べて確実にオン・オフ動作を行うこと
ができる。
として機能する第4半導体層およびチャネル領域を形成
し得る第5半導体層の端部あるいはその近傍に埋込み絶
縁層を形成することにより、カソード電極として機能す
る第1の主電極の直下に存在する寄生サイリスタのラッ
チアップ動作を防止することができる。すなわち、エミ
ッタ領域として機能する第4半導体層およびチャネル領
域を形成し得る第5半導体層の下端領域に、好ましくは
動作領域を横切る状態で(前記第1半導体層の主面と平
行な方向に)埋込み絶縁層を形成することにより、アノ
ード電極として機能する第2の主電極に電圧が印加され
た高注入状態であった場合でも、前記埋込み絶縁層によ
って第4半導体層および第5半導体層と第2半導体層と
が電気的に分離されるため、第1の主電極の下に形成さ
れる寄生サイリスタの動作が抑制される。その結果、従
来構造の素子に比べて確実にオン・オフ動作を行うこと
ができる。
【0018】(C)半導体装置は、第2導電型の第1半
導体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された
第2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部
に選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記
第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型
の第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領
域を形成しうる第5半導体層、少なくとも、前記第5半
導体層の表面に、ゲート絶縁層を介して形成されたゲー
ト電極、前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少な
くとも、前記第4半導体層および前記第5半導体層の、
前記第1半導体層側の端部あるいはその近傍に形成され
た埋込み絶縁層、前記第3半導体層および前記第4半導
体層の表面に形成された第1の主電極、および前記第1
半導体層の他方の主面側に形成された第2の主電極、を
含み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経路に沿っ
た方向にトレンチゲートが形成されている。
導体層、前記第1半導体層の一方の主面側に形成された
第2導電型の第2半導体層、前記第2半導体層の表面部
に選択的に形成された第1導電型の第3半導体層、前記
第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導電型
の第4半導体層、前記第4半導体層と接し、チャネル領
域を形成しうる第5半導体層、少なくとも、前記第5半
導体層の表面に、ゲート絶縁層を介して形成されたゲー
ト電極、前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少な
くとも、前記第4半導体層および前記第5半導体層の、
前記第1半導体層側の端部あるいはその近傍に形成され
た埋込み絶縁層、前記第3半導体層および前記第4半導
体層の表面に形成された第1の主電極、および前記第1
半導体層の他方の主面側に形成された第2の主電極、を
含み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経路に沿っ
た方向にトレンチゲートが形成されている。
【0019】この半導体装置においては、上記(B)の
半導体装置の第1導電型の第1半導体層の代わりに、第
2導電型の第1半導体層を有している。つまり、この半
導体装置においては、ソース領域として機能する第4半
導体層およびチャネル領域を形成し得る第5半導体層お
よびドレイン領域として機能する第1半導体層を有し、
MOSFETを構成する。
半導体装置の第1導電型の第1半導体層の代わりに、第
2導電型の第1半導体層を有している。つまり、この半
導体装置においては、ソース領域として機能する第4半
導体層およびチャネル領域を形成し得る第5半導体層お
よびドレイン領域として機能する第1半導体層を有し、
MOSFETを構成する。
【0020】この半導体装置によれば、少なくともチャ
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
ネル領域に電流経路に沿った方向にトレンチゲートを形
成することにより、チャネル領域におけるMOSゲート
の実効面積を大きくすることができ、その結果、チャネ
ル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることができる。
【0021】本発明においては、前記トレンチゲート
は、前記チャネル領域のみならず、前記ゲート絶縁層お
よびゲート電極が形成された領域の一部または全体に形
成されていてもよい。トレンチゲートが形成された領域
では、低抵抗なアキミュレーション領域が形成され、素
子のオン電圧を低減できる。
は、前記チャネル領域のみならず、前記ゲート絶縁層お
よびゲート電極が形成された領域の一部または全体に形
成されていてもよい。トレンチゲートが形成された領域
では、低抵抗なアキミュレーション領域が形成され、素
子のオン電圧を低減できる。
【0022】さらに、本発明に係るいずれの半導体装置
も、前記埋込み絶縁層中に埋込み電極が形成されること
が望ましい。そして、素子をターンオフする際に、前記
埋込み電極に所定の電位を加えることにより、アノード
電位(第2の主電極の電位)の上昇によって埋込み絶縁
層の表面に存在する寄生チャネル領域が動作することを
防止することができ、素子のターンオフをより確実に行
うことができる。
も、前記埋込み絶縁層中に埋込み電極が形成されること
が望ましい。そして、素子をターンオフする際に、前記
埋込み電極に所定の電位を加えることにより、アノード
電位(第2の主電極の電位)の上昇によって埋込み絶縁
層の表面に存在する寄生チャネル領域が動作することを
防止することができ、素子のターンオフをより確実に行
うことができる。
【0023】本発明の半導体装置は、MOSゲートを有
するデバイスに適用でき、MOSゲートサイリスタ、I
GBTの他に、パワーMOSFETなどにも適用でき
る。
するデバイスに適用でき、MOSゲートサイリスタ、I
GBTの他に、パワーMOSFETなどにも適用でき
る。
【0024】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1は、本
発明を適用した、MOSゲートによって制御されるサイ
リスタ(MOSゲートサイリスタ)100を模式的に示
す断面図であり、図2は、図1のMOSゲートサイリス
タ100の要部を示す斜視図であり、図3は、図1のA
−A線に沿った部分を示す断面図である。
発明を適用した、MOSゲートによって制御されるサイ
リスタ(MOSゲートサイリスタ)100を模式的に示
す断面図であり、図2は、図1のMOSゲートサイリス
タ100の要部を示す斜視図であり、図3は、図1のA
−A線に沿った部分を示す断面図である。
【0025】(構成)このMOSゲートサイリスタ10
0においては、低抵抗半導体基板からなるエミッタ領域
として機能するp+型アノード層(第1半導体層)10
の一方の主面上に、n+型バッファ層12が形成され、
このバッファ層12の表面にはドリフト層として機能す
るn-型ベース領域(第2半導体層)14が形成されて
いる。このn-型ベース領域14の表面部には、p-型ベ
ース領域(第3半導体層)16が形成され、このベース
領域16には、MOSFETのソース領域として機能す
るn+型不純物拡散層(第4半導体層)18が選択的に
形成されている。さらに、前記p-型ベース領域16の
表面部には、前記n+型不純物拡散層18と離れた位置
に、n+型フローティングエミッタ領域(第6半導体
層)22が選択的に形成されている。
0においては、低抵抗半導体基板からなるエミッタ領域
として機能するp+型アノード層(第1半導体層)10
の一方の主面上に、n+型バッファ層12が形成され、
このバッファ層12の表面にはドリフト層として機能す
るn-型ベース領域(第2半導体層)14が形成されて
いる。このn-型ベース領域14の表面部には、p-型ベ
ース領域(第3半導体層)16が形成され、このベース
領域16には、MOSFETのソース領域として機能す
るn+型不純物拡散層(第4半導体層)18が選択的に
形成されている。さらに、前記p-型ベース領域16の
表面部には、前記n+型不純物拡散層18と離れた位置
に、n+型フローティングエミッタ領域(第6半導体
層)22が選択的に形成されている。
【0026】このn+型フローティングエミッタ領域2
2は、前記p-型ベース領域16の表面部に形成される
第1のフローティングエミッタ領域22aと、この第1
のフローティングエミッタ領域22aの下端部に連続し
さらに前記p+型アノード層10の主面と平行な方向に
沿ってのびる第2のフローティングエミッタ領域22b
とから構成されている。
2は、前記p-型ベース領域16の表面部に形成される
第1のフローティングエミッタ領域22aと、この第1
のフローティングエミッタ領域22aの下端部に連続し
さらに前記p+型アノード層10の主面と平行な方向に
沿ってのびる第2のフローティングエミッタ領域22b
とから構成されている。
【0027】前記n+型不純物拡散層18とフローティ
ングエミッタ領域22との間のp-型ベース領域16に
は、第1のチャネル領域(第5半導体層)20aが形成
され、前記n+型フローティングエミッタ領域22とn-
型ベース領域14との間にあるp-型ベース領域16に
は第2のチャネル領域20bが形成されている。また、
前記n+型不純物拡散層18の外側には、必要に応じ
て、寄生サイリスタのラッチアップをより確実に防止す
るためのp+型ベース領域17が形成されている。
ングエミッタ領域22との間のp-型ベース領域16に
は、第1のチャネル領域(第5半導体層)20aが形成
され、前記n+型フローティングエミッタ領域22とn-
型ベース領域14との間にあるp-型ベース領域16に
は第2のチャネル領域20bが形成されている。また、
前記n+型不純物拡散層18の外側には、必要に応じ
て、寄生サイリスタのラッチアップをより確実に防止す
るためのp+型ベース領域17が形成されている。
【0028】前記n+型不純物拡散層18、第1のチャ
ネル領域20aおよび第1のフローティングエミッタ領
域22aの一部の下端部には、これらの領域とほぼ接す
る状態で、かつ前記p+型アノード層10の主面と平行
な方向に、埋込み絶縁層70が形成されている。つま
り、第1のチャネル領域20aは、n+型不純物拡散層
18、フローティングエミッタ領域22および埋込み絶
縁層70によって区画されている。
ネル領域20aおよび第1のフローティングエミッタ領
域22aの一部の下端部には、これらの領域とほぼ接す
る状態で、かつ前記p+型アノード層10の主面と平行
な方向に、埋込み絶縁層70が形成されている。つま
り、第1のチャネル領域20aは、n+型不純物拡散層
18、フローティングエミッタ領域22および埋込み絶
縁層70によって区画されている。
【0029】そして、n+型不純物拡散層18、第1の
チャネル領域20a、n+型フローティングエミッタ領
域22、および第2のチャネル領域20bの表面には、
ゲート絶縁層32を介してゲート電極30が形成されて
いる。
チャネル領域20a、n+型フローティングエミッタ領
域22、および第2のチャネル領域20bの表面には、
ゲート絶縁層32を介してゲート電極30が形成されて
いる。
【0030】本実施の形態においては、図2および図3
に拡大して示すように、第1のチャネル領域20aを含
む領域G100、具体的には第1のチャネル領域20a
と、n+型不純物拡散層18およびフローティングエミ
ッタ領域22の一部とを含む領域G100に、複数のト
レンチゲート34が形成されている。これらのトレンチ
ゲート34は、n+型不純物拡散層18、第1のチャネ
ル領域20aおよびフローティングエミッタ領域22を
流れる電流経路ICHに沿って形成されている。このトレ
ンチゲート34は、ゲート絶縁層32に連続しトレンチ
に沿って形成されたトレンチゲート絶縁層320と、ゲ
ート電極30と連続し、トレンチゲート絶縁層320を
介してトレンチ内に形成された導電層300とから形成
されている。
に拡大して示すように、第1のチャネル領域20aを含
む領域G100、具体的には第1のチャネル領域20a
と、n+型不純物拡散層18およびフローティングエミ
ッタ領域22の一部とを含む領域G100に、複数のト
レンチゲート34が形成されている。これらのトレンチ
ゲート34は、n+型不純物拡散層18、第1のチャネ
ル領域20aおよびフローティングエミッタ領域22を
流れる電流経路ICHに沿って形成されている。このトレ
ンチゲート34は、ゲート絶縁層32に連続しトレンチ
に沿って形成されたトレンチゲート絶縁層320と、ゲ
ート電極30と連続し、トレンチゲート絶縁層320を
介してトレンチ内に形成された導電層300とから形成
されている。
【0031】また、図1に示すように、前記n+型不純
物拡散領域18およびp+型ベース領域17の表面に
は、第1の主電極であるカソード電極50が形成されて
いる。また、p+型アノード層10の他方の主面には第
2の主電極であるアノード電極60が形成されている。
物拡散領域18およびp+型ベース領域17の表面に
は、第1の主電極であるカソード電極50が形成されて
いる。また、p+型アノード層10の他方の主面には第
2の主電極であるアノード電極60が形成されている。
【0032】このMOSゲートサイリスタ100におい
ては、n+型フローティングエミッタ領域22、p-型ベ
ース領域16、n-型ベース領域14、n+型バッファ層
12およびp+型アノード層10によって、npnpサ
イリスタが構成される。
ては、n+型フローティングエミッタ領域22、p-型ベ
ース領域16、n-型ベース領域14、n+型バッファ層
12およびp+型アノード層10によって、npnpサ
イリスタが構成される。
【0033】また、n+型不純物拡散層(ソース領域)
18、第1のチャネル領域20a、n+型フローティン
グエミッタ領域22、第2のチャネル領域20b、n-
型ベース領域14、n+型バッファ層12およびp+型ア
ノード層(エミッタ領域)10によって、IGBTが構
成される。
18、第1のチャネル領域20a、n+型フローティン
グエミッタ領域22、第2のチャネル領域20b、n-
型ベース領域14、n+型バッファ層12およびp+型ア
ノード層(エミッタ領域)10によって、IGBTが構
成される。
【0034】(動作)次に、本実施の形態に係るMOS
ゲートサイリスタ100の動作について説明する。
ゲートサイリスタ100の動作について説明する。
【0035】まず、ゲート電極30とアノード電極60
とに所定の正電圧を印加することにより、IGBTを動
作させる。IGBTの動作では、エレクトロンは、n+
型不純物拡散層18から第1のチャネル領域20aを経
てn+型フローティングエミッタ22に流れ込み、さら
にそのフローティングエミッタ領域22のゲート絶縁層
32に沿って形成されるアキミュレーション領域を流
れ、さらに第2のチャネル領域20bを経てn-型ベー
ス領域14に流れ込む。同時に、アノード電極60に正
電圧が印加されているため、ホールがp+型アノード層
10からn+型バッファ層12を経てn-型ベース領域1
4へと流れ込む。このようにして、n-型ベース領域1
4はエレクトロンとホールとによって充満され、IGB
Tは動作モードとなる。
とに所定の正電圧を印加することにより、IGBTを動
作させる。IGBTの動作では、エレクトロンは、n+
型不純物拡散層18から第1のチャネル領域20aを経
てn+型フローティングエミッタ22に流れ込み、さら
にそのフローティングエミッタ領域22のゲート絶縁層
32に沿って形成されるアキミュレーション領域を流
れ、さらに第2のチャネル領域20bを経てn-型ベー
ス領域14に流れ込む。同時に、アノード電極60に正
電圧が印加されているため、ホールがp+型アノード層
10からn+型バッファ層12を経てn-型ベース領域1
4へと流れ込む。このようにして、n-型ベース領域1
4はエレクトロンとホールとによって充満され、IGB
Tは動作モードとなる。
【0036】そして、第1のチャネル領域20aを含む
領域G100に、電流経路に沿ってトレンチゲート34
を設けたことにより、トレンチゲート34の周囲、具体
的にはトレンチゲート34の上面、側面および底面に沿
ってチャネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の
平面的な絶縁ゲートに比べて、チャネル領域を飛躍的に
増大させることができる。その結果、チャネル抵抗の低
減が可能となり、オン電圧を小さくできる。
領域G100に、電流経路に沿ってトレンチゲート34
を設けたことにより、トレンチゲート34の周囲、具体
的にはトレンチゲート34の上面、側面および底面に沿
ってチャネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の
平面的な絶縁ゲートに比べて、チャネル領域を飛躍的に
増大させることができる。その結果、チャネル抵抗の低
減が可能となり、オン電圧を小さくできる。
【0037】さらに、アノード電極60の電圧を増加さ
せることにより、p+型アノード層10から注入された
ホールはp-型ベース領域16に流れ込み、このp-型ベ
ース領域16の抵抗が低くなる。その結果、p+型アノ
ード層10、n+型バッファ層12、n-型ベース領域1
4、p-型ベース領域16およびn+型フローティングエ
ミッタ領域22からなるpnpnサイリスタがラッチア
ップの状態になり、サイリスタ動作を引き起こす。
せることにより、p+型アノード層10から注入された
ホールはp-型ベース領域16に流れ込み、このp-型ベ
ース領域16の抵抗が低くなる。その結果、p+型アノ
ード層10、n+型バッファ層12、n-型ベース領域1
4、p-型ベース領域16およびn+型フローティングエ
ミッタ領域22からなるpnpnサイリスタがラッチア
ップの状態になり、サイリスタ動作を引き起こす。
【0038】このように、IGBTはサイリスタ動作を
引き起こすためのトリガとして機能する。そして、IG
BTのMOSFET部分を、サイリスタのゲートとして
も機能するゲート電極30に沿って形成しているため、
p+型アノード層10からのホールの注入をより容易に
促すことができ、ターンオン時間の短い、大電流を制御
できるサイリスタを実現することができる。
引き起こすためのトリガとして機能する。そして、IG
BTのMOSFET部分を、サイリスタのゲートとして
も機能するゲート電極30に沿って形成しているため、
p+型アノード層10からのホールの注入をより容易に
促すことができ、ターンオン時間の短い、大電流を制御
できるサイリスタを実現することができる。
【0039】また、素子表面部にサイリスタのフローテ
ィングエミッタ領域22を形成し、さらにそのフローテ
ィングエミッタ領域22を用いてIGBT動作領域を形
成することにより、サイリスタとIGBTとを別の領域
に形成する場合に比べて、チップ面積を有効に利用する
ことができる。
ィングエミッタ領域22を形成し、さらにそのフローテ
ィングエミッタ領域22を用いてIGBT動作領域を形
成することにより、サイリスタとIGBTとを別の領域
に形成する場合に比べて、チップ面積を有効に利用する
ことができる。
【0040】さらに、MOSゲートサイリスタ100に
おいては、第2のフローティングエミッタ領域22bが
p+型アノード層10の主面方向に沿って延びるように
形成されているため、エレクトロンの注入経路を広くす
ることができ、オン電圧を低減できる。
おいては、第2のフローティングエミッタ領域22bが
p+型アノード層10の主面方向に沿って延びるように
形成されているため、エレクトロンの注入経路を広くす
ることができ、オン電圧を低減できる。
【0041】MOSゲートサイリスタ100をターンオ
フする場合には、ゲート電極30をオフ状態とすること
により、n+型フローティングエミッタ領域22はカソ
ード電極50から電位的に切り放され、サイリスタ動作
が停止する。
フする場合には、ゲート電極30をオフ状態とすること
により、n+型フローティングエミッタ領域22はカソ
ード電極50から電位的に切り放され、サイリスタ動作
が停止する。
【0042】本実施の形態において特徴的なことは、第
1に、ソース領域およびカソード領域として機能するn
+型不純物拡散層18および第1のチャネル領域20a
の下端領域に、動作領域を横切る状態で埋込み絶縁層7
0を形成することにある。つまり、埋込み絶縁層70に
よって、アノード電極60に電圧が印加された高注入状
態であった場合でも、n+型不純物拡散層18および第
1のチャネル領域20aと、n-型ベース領域14とが
電気的に分離されるため、カソード電極50の下に形成
される寄生サイリスタの動作が抑制される。その結果、
従来構造の素子に比べて確実にオン・オフ動作を行うこ
とができる。
1に、ソース領域およびカソード領域として機能するn
+型不純物拡散層18および第1のチャネル領域20a
の下端領域に、動作領域を横切る状態で埋込み絶縁層7
0を形成することにある。つまり、埋込み絶縁層70に
よって、アノード電極60に電圧が印加された高注入状
態であった場合でも、n+型不純物拡散層18および第
1のチャネル領域20aと、n-型ベース領域14とが
電気的に分離されるため、カソード電極50の下に形成
される寄生サイリスタの動作が抑制される。その結果、
従来構造の素子に比べて確実にオン・オフ動作を行うこ
とができる。
【0043】第2に、第1のチャネル領域20aを含む
領域G100に複数のトレンチゲート34を形成するこ
とにより、第1のチャネル領域20aにおけるMOSゲ
ートの実効面積を大きくすることができる。その結果、
チャネル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることがで
きる。
領域G100に複数のトレンチゲート34を形成するこ
とにより、第1のチャネル領域20aにおけるMOSゲ
ートの実効面積を大きくすることができる。その結果、
チャネル抵抗を低減できオン電圧を小さくすることがで
きる。
【0044】(第2の実施の形態)図4は、本発明を適
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)200を模式的に示す断面
図であり、図5は、図4のB−B線に沿った部分を拡大
して示す断面図である。このMOSゲートサイリスタ2
00は、第1の実施の形態のMOSゲートサイリスタ1
00と基本的に同様の構成を有し、埋込み絶縁層70の
内部に埋込み電極80を形成した点でMOSゲートサイ
リスタ100と異なる。この実施の形態において、図1
〜図3に示す第1の実施の形態のMOSゲートサイリス
タ100と実質的に同一の部分には同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)200を模式的に示す断面
図であり、図5は、図4のB−B線に沿った部分を拡大
して示す断面図である。このMOSゲートサイリスタ2
00は、第1の実施の形態のMOSゲートサイリスタ1
00と基本的に同様の構成を有し、埋込み絶縁層70の
内部に埋込み電極80を形成した点でMOSゲートサイ
リスタ100と異なる。この実施の形態において、図1
〜図3に示す第1の実施の形態のMOSゲートサイリス
タ100と実質的に同一の部分には同一の符号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0045】本実施の形態においては、埋込み絶縁層7
0の内部には、埋込み電極80が形成されている。この
埋込み電極80は、図示しない導電部によって外部端子
と接続されている。このような埋込み電極80を形成す
ることにより、素子のターンオフを確実に行うことがで
きる。
0の内部には、埋込み電極80が形成されている。この
埋込み電極80は、図示しない導電部によって外部端子
と接続されている。このような埋込み電極80を形成す
ることにより、素子のターンオフを確実に行うことがで
きる。
【0046】つまり、MOSゲートサイリスタ200を
ターンオフする場合には、ゲート電極30をオフ状態と
することにより、n+型フローティングエミッタ領域2
2はカソード電極50から電位的に切り放され、サイリ
スタ動作が停止する。
ターンオフする場合には、ゲート電極30をオフ状態と
することにより、n+型フローティングエミッタ領域2
2はカソード電極50から電位的に切り放され、サイリ
スタ動作が停止する。
【0047】そして、本実施の形態で特徴的なことは、
MOSゲートサイリスタ200をターンオフする際に
は、埋込み電極80に所定の電位、すなわち負あるいは
ゼロの電位を加えることにより、アノード電位の上昇に
よって第2のフローティングエミッタ領域22bの電位
が上昇しても、その影響を埋込み絶縁層70に与えな
い。その結果、埋込み絶縁層70の表面に形成される寄
生チャネル領域(バックチャネル)がアノード電位によ
って動作することを防止でき、素子のターンオフをより
確実に行うことができることである。この埋込み電極8
0は、第1のチャネル領域20aとn+型フローティン
グエミッタ領域22とから形成されるpn接合部のみで
なく、第1のチャネル領域20aおよびp+型ベース領
域17にわたって広範囲に作成してもよい。
MOSゲートサイリスタ200をターンオフする際に
は、埋込み電極80に所定の電位、すなわち負あるいは
ゼロの電位を加えることにより、アノード電位の上昇に
よって第2のフローティングエミッタ領域22bの電位
が上昇しても、その影響を埋込み絶縁層70に与えな
い。その結果、埋込み絶縁層70の表面に形成される寄
生チャネル領域(バックチャネル)がアノード電位によ
って動作することを防止でき、素子のターンオフをより
確実に行うことができることである。この埋込み電極8
0は、第1のチャネル領域20aとn+型フローティン
グエミッタ領域22とから形成されるpn接合部のみで
なく、第1のチャネル領域20aおよびp+型ベース領
域17にわたって広範囲に作成してもよい。
【0048】本実施の形態の他の構成および動作など
は、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説
明を省略する。また、本実施の形態において特徴とする
埋込み電極80は、他の実施の形態においても適用でき
ることはもちろんである。
は、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説
明を省略する。また、本実施の形態において特徴とする
埋込み電極80は、他の実施の形態においても適用でき
ることはもちろんである。
【0049】(第3の実施の形態)図6は、本発明を適
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)300の要部を模式的に示
す断面図であり、図5に相当する。このMOSゲートサ
イリスタ300は、第1の実施の形態のMOSゲートサ
イリスタ100と基本的に同様の構成を有し、埋込み絶
縁層70の内部に埋込み電極80を形成した点、および
トレンチゲートの構造の点で、MOSゲートサイリスタ
100と異なる。この実施の形態において、図1〜図3
に示す第1の実施の形態のMOSゲートサイリスタ10
0と実質的に同一の部分には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)300の要部を模式的に示
す断面図であり、図5に相当する。このMOSゲートサ
イリスタ300は、第1の実施の形態のMOSゲートサ
イリスタ100と基本的に同様の構成を有し、埋込み絶
縁層70の内部に埋込み電極80を形成した点、および
トレンチゲートの構造の点で、MOSゲートサイリスタ
100と異なる。この実施の形態において、図1〜図3
に示す第1の実施の形態のMOSゲートサイリスタ10
0と実質的に同一の部分には同一の符号を付して、その
詳細な説明を省略する。
【0050】本実施の形態においては、第1のチャネル
領域20aを含む領域G100に形成された複数のトレ
ンチゲート34が、埋込み絶縁層70に接している。具
体的には、トレンチゲート34は、第1のチャネル領域
20aにおいて、表面から埋込み絶縁層70に至るトレ
ンチを有する。そして、トレンチゲート34は、ゲート
絶縁層32に連続しトレンチに沿って形成されたトレン
チゲート絶縁層320と、ゲート電極30と連続し、ト
レンチゲート絶縁層320を介してトレンチ内に形成さ
れた導電層300とから形成されている。このように、
トレンチゲート34が埋込み絶縁層70に接するように
形成されることにより、第1のチャネル領域20aは、
四方を絶縁層で囲まれた状態となるため、完全空乏タイ
プとなる。そのため、トレンチゲートが埋込み絶縁層7
0に接していないタイプの半導体装置(例えば半導体装
置100または200)に対して、ゲート電圧を加える
ことにより、第1のチャネル領域20a全域がチャネル
として動作しうる点で異なる。
領域20aを含む領域G100に形成された複数のトレ
ンチゲート34が、埋込み絶縁層70に接している。具
体的には、トレンチゲート34は、第1のチャネル領域
20aにおいて、表面から埋込み絶縁層70に至るトレ
ンチを有する。そして、トレンチゲート34は、ゲート
絶縁層32に連続しトレンチに沿って形成されたトレン
チゲート絶縁層320と、ゲート電極30と連続し、ト
レンチゲート絶縁層320を介してトレンチ内に形成さ
れた導電層300とから形成されている。このように、
トレンチゲート34が埋込み絶縁層70に接するように
形成されることにより、第1のチャネル領域20aは、
四方を絶縁層で囲まれた状態となるため、完全空乏タイ
プとなる。そのため、トレンチゲートが埋込み絶縁層7
0に接していないタイプの半導体装置(例えば半導体装
置100または200)に対して、ゲート電圧を加える
ことにより、第1のチャネル領域20a全域がチャネル
として動作しうる点で異なる。
【0051】本実施の形態の半導体装置300では、埋
込み絶縁層70に埋込み電極80を形成した例について
述べたが、埋込み電極を有さないタイプの他の実施の形
態でも同様に適用できる。また、埋込み電極の作用効果
は、第2の実施の形態の半導体装置200と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
込み絶縁層70に埋込み電極80を形成した例について
述べたが、埋込み電極を有さないタイプの他の実施の形
態でも同様に適用できる。また、埋込み電極の作用効果
は、第2の実施の形態の半導体装置200と同様である
ので、詳細な説明は省略する。
【0052】(第4の実施の形態)図7は、本発明を適
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)400を模式的に示す断面
図である。このMOSゲートサイリスタ400は、第1
の実施の形態のMOSゲートサイリスタ100と基本的
に同様の構成を有し、トレンチゲートの形成領域の点で
MOSゲートサイリスタ100と異なる。この実施の形
態において、図1〜図3に示す第1の実施の形態のMO
Sゲートサイリスタ100と実質的に同一の部分には同
一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
用した、MOSゲートによって制御されるサイリスタ
(MOSゲートサイリスタ)400を模式的に示す断面
図である。このMOSゲートサイリスタ400は、第1
の実施の形態のMOSゲートサイリスタ100と基本的
に同様の構成を有し、トレンチゲートの形成領域の点で
MOSゲートサイリスタ100と異なる。この実施の形
態において、図1〜図3に示す第1の実施の形態のMO
Sゲートサイリスタ100と実質的に同一の部分には同
一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0053】この実施の形態では、トレンチゲート34
の形成領域を第1のチャネル領域20aのみでなく、ゲ
ート絶縁層32およびゲート電極30の形成領域のほぼ
全領域G200にわたって形成している。このように、
広い範囲でトレンチゲート34を形成することにより、
第1に、第1のチャネル領域20aおよび第2のチャネ
ル領域20bにおけるMOSゲートの実効面積を大きく
することができ、その結果チャネル抵抗を低減でき、第
2に、チャネル領域20aおよび20b以外の領域(フ
ローティングエミッタ領域22およびn-型ベース領域
14)では、低抵抗なアキミュレーション領域が形成さ
れ、これらの効果により素子のオン電圧よりを低減でき
る。
の形成領域を第1のチャネル領域20aのみでなく、ゲ
ート絶縁層32およびゲート電極30の形成領域のほぼ
全領域G200にわたって形成している。このように、
広い範囲でトレンチゲート34を形成することにより、
第1に、第1のチャネル領域20aおよび第2のチャネ
ル領域20bにおけるMOSゲートの実効面積を大きく
することができ、その結果チャネル抵抗を低減でき、第
2に、チャネル領域20aおよび20b以外の領域(フ
ローティングエミッタ領域22およびn-型ベース領域
14)では、低抵抗なアキミュレーション領域が形成さ
れ、これらの効果により素子のオン電圧よりを低減でき
る。
【0054】トレンチゲート34が形成される領域は、
図7に示す領域に限定されず、図示はしないが、第1の
チャネル領域20aの他に、n+型不純物拡散層18、
フローティングエミッタ領域22、第2のチャネル領域
20bおよびn-型ベース領域14の全体あるいは一部
に形成することができる。
図7に示す領域に限定されず、図示はしないが、第1の
チャネル領域20aの他に、n+型不純物拡散層18、
フローティングエミッタ領域22、第2のチャネル領域
20bおよびn-型ベース領域14の全体あるいは一部
に形成することができる。
【0055】本実施の形態の他の構成および動作など
は、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説
明を省略する。また、本実施の形態において特徴とする
トレンチゲートの形成領域は、第1の実施の形態以外の
他の実施の形態においても適用できることはもちろんで
ある。
は、第1の実施の形態と同様であるので、その詳細な説
明を省略する。また、本実施の形態において特徴とする
トレンチゲートの形成領域は、第1の実施の形態以外の
他の実施の形態においても適用できることはもちろんで
ある。
【0056】(第5の実施の形態)図8は、本発明を適
用した、MOSゲートを有するIGBT500を模式的
に示す断面図であり、図9は、図8のC−C線に沿った
部分を拡大して示す断面図である。
用した、MOSゲートを有するIGBT500を模式的
に示す断面図であり、図9は、図8のC−C線に沿った
部分を拡大して示す断面図である。
【0057】(構成)このIGBT500においては、
低抵抗半導体基板からなるコレクタ領域として機能する
p+型アノード層(第1半導体層)10の一方の主面上
に、MOSFETのドレイン領域としても機能するn+
型バッファ層12が形成され、このバッファ層12の表
面にはドリフト層として機能するn-型ベース領域(第
2半導体層)14が形成されている。このn-型ベース
領域14の表面部には、p-型ベース領域(第3半導体
層)16が形成され、このベース領域16には、MOS
FETのソース領域として機能するn+型不純物拡散層
(第4半導体層)18が選択的に形成されている。
低抵抗半導体基板からなるコレクタ領域として機能する
p+型アノード層(第1半導体層)10の一方の主面上
に、MOSFETのドレイン領域としても機能するn+
型バッファ層12が形成され、このバッファ層12の表
面にはドリフト層として機能するn-型ベース領域(第
2半導体層)14が形成されている。このn-型ベース
領域14の表面部には、p-型ベース領域(第3半導体
層)16が形成され、このベース領域16には、MOS
FETのソース領域として機能するn+型不純物拡散層
(第4半導体層)18が選択的に形成されている。
【0058】前記n+型不純物拡散層18に接するp-型
ベース領域16には、チャネル領域(第5半導体層)2
0が形成されている。また、前記n+型不純物拡散層1
8の外側には、必要に応じて、寄生サイリスタのラッチ
アップをより確実に防止するためのp+型ベース領域1
7が形成されている。
ベース領域16には、チャネル領域(第5半導体層)2
0が形成されている。また、前記n+型不純物拡散層1
8の外側には、必要に応じて、寄生サイリスタのラッチ
アップをより確実に防止するためのp+型ベース領域1
7が形成されている。
【0059】前記n+型不純物拡散層18およびチャネ
ル領域20の下端部には、これらの領域とほぼ接する状
態で、かつ前記p+型アノード層10の主面と平行な方
向に、埋込み絶縁層70が形成されている。そして、n
+型不純物拡散層18およびチャネル領域20の表面に
は、ゲート絶縁層32を介してゲート電極30が形成さ
れている。
ル領域20の下端部には、これらの領域とほぼ接する状
態で、かつ前記p+型アノード層10の主面と平行な方
向に、埋込み絶縁層70が形成されている。そして、n
+型不純物拡散層18およびチャネル領域20の表面に
は、ゲート絶縁層32を介してゲート電極30が形成さ
れている。
【0060】本実施の形態においては、n+型不純物拡
散層18、チャネル領域20およびn-型ベース領域1
4の一部を含む領域G300に、複数のトレンチゲート
34が形成されている。これらのトレンチゲート34
は、n+型不純物拡散層18およびチャネル領域20で
の電流経路ICHに沿って形成されている。このトレンチ
ゲート34は、図9に示すように、ゲート絶縁層32に
連続しトレンチに沿って形成されたトレンチゲート絶縁
層320と、ゲート電極30と連続し、トレンチゲート
絶縁層320を介してトレンチ内に形成された導電層3
00とから形成されている。
散層18、チャネル領域20およびn-型ベース領域1
4の一部を含む領域G300に、複数のトレンチゲート
34が形成されている。これらのトレンチゲート34
は、n+型不純物拡散層18およびチャネル領域20で
の電流経路ICHに沿って形成されている。このトレンチ
ゲート34は、図9に示すように、ゲート絶縁層32に
連続しトレンチに沿って形成されたトレンチゲート絶縁
層320と、ゲート電極30と連続し、トレンチゲート
絶縁層320を介してトレンチ内に形成された導電層3
00とから形成されている。
【0061】また、図8に示すように、前記n+型不純
物拡散領域18およびp+型ベース領域17の表面に
は、第1の主電極であるカソード電極50が形成されて
いる。また、p+型アノード層10の他方の主面には第
2の主電極であるアノード電極60が形成されている。
物拡散領域18およびp+型ベース領域17の表面に
は、第1の主電極であるカソード電極50が形成されて
いる。また、p+型アノード層10の他方の主面には第
2の主電極であるアノード電極60が形成されている。
【0062】このIGBT500は、n+型不純物拡散
層18、チャネル領域20、n-型ベース領域14、n+
型バッファ層12およびp+型アノード層10によって
構成されている。
層18、チャネル領域20、n-型ベース領域14、n+
型バッファ層12およびp+型アノード層10によって
構成されている。
【0063】(動作)次に、本実施の形態に係るIGB
T500の動作について説明する。
T500の動作について説明する。
【0064】まず、ゲート電極30とアノード電極60
とに所定の正電圧を印加することにより、IGBTを動
作させる。IGBTの動作では、エレクトロンは、n+
型不純物拡散層18からチャネル領域20を経てn-型
ベース領域14に流れ込む。同時に、アノード電極60
に正電圧が印加されているため、ホールがp+型アノー
ド層10からn+型バッファ層12を経てn-型ベース領
域14へと流れ込む。このようにして、n-型ベース領
域14はエレクトロンとホールとによって充満され、I
GBTは動作モードとなる。
とに所定の正電圧を印加することにより、IGBTを動
作させる。IGBTの動作では、エレクトロンは、n+
型不純物拡散層18からチャネル領域20を経てn-型
ベース領域14に流れ込む。同時に、アノード電極60
に正電圧が印加されているため、ホールがp+型アノー
ド層10からn+型バッファ層12を経てn-型ベース領
域14へと流れ込む。このようにして、n-型ベース領
域14はエレクトロンとホールとによって充満され、I
GBTは動作モードとなる。
【0065】そして、チャネル領域20を含む領域G3
00に、電流経路に沿ってトレンチゲート34を設けた
ことにより、トレンチゲート34の周囲、具体的にはト
レンチゲート34の上面、側面および底面に沿ってチャ
ネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の平面的な
絶縁ゲートに比べて、チャネル領域を飛躍的に増大させ
ることができる。その結果、チャネル抵抗の低減が可能
となり、オン電圧を小さくできる。
00に、電流経路に沿ってトレンチゲート34を設けた
ことにより、トレンチゲート34の周囲、具体的にはト
レンチゲート34の上面、側面および底面に沿ってチャ
ネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の平面的な
絶縁ゲートに比べて、チャネル領域を飛躍的に増大させ
ることができる。その結果、チャネル抵抗の低減が可能
となり、オン電圧を小さくできる。
【0066】IGBT500をターンオフする場合に
は、ゲート電極30をオフ状態とすることにより、動作
が停止する。
は、ゲート電極30をオフ状態とすることにより、動作
が停止する。
【0067】本実施の形態において特徴的なことは、第
1に、ソース領域およびカソード領域として機能するn
+型不純物拡散層18およびチャネル領域20の下端領
域に、動作領域を横切る状態で埋込み絶縁層70を形成
することにある。つまり、埋込み絶縁層70によって、
アノード電極60に電圧が印加された高注入状態であっ
た場合でも、n+型不純物拡散層18およびチャネル領
域20と、n-型ベース領域14とが電気的に分離され
るため、カソード電極50の下に形成される寄生サイリ
スタの動作が抑制される。その結果、従来構造の素子に
比べて確実にオン・オフ動作を行うことができる。
1に、ソース領域およびカソード領域として機能するn
+型不純物拡散層18およびチャネル領域20の下端領
域に、動作領域を横切る状態で埋込み絶縁層70を形成
することにある。つまり、埋込み絶縁層70によって、
アノード電極60に電圧が印加された高注入状態であっ
た場合でも、n+型不純物拡散層18およびチャネル領
域20と、n-型ベース領域14とが電気的に分離され
るため、カソード電極50の下に形成される寄生サイリ
スタの動作が抑制される。その結果、従来構造の素子に
比べて確実にオン・オフ動作を行うことができる。
【0068】第2に、チャネル領域20を含む領域G3
00に複数のトレンチゲート34を形成することによ
り、チャネル領域20におけるMOSゲートの実効面積
を大きくすることができ、その結果、チャネル抵抗を低
減できる。さらに、チャネル領域20以外の領域(n-
型ベース領域14の一部)では、ゲート絶縁層32に沿
って低抵抗なアキミュレーション領域が形成される。こ
れらの効果により素子のオン電圧よりを低減できる。
00に複数のトレンチゲート34を形成することによ
り、チャネル領域20におけるMOSゲートの実効面積
を大きくすることができ、その結果、チャネル抵抗を低
減できる。さらに、チャネル領域20以外の領域(n-
型ベース領域14の一部)では、ゲート絶縁層32に沿
って低抵抗なアキミュレーション領域が形成される。こ
れらの効果により素子のオン電圧よりを低減できる。
【0069】(第6の実施の形態)図12は、本発明を
適用した、MOSFET600を模式的に示す断面図で
ある。このMOSFET600は、図8に示すIGBT
500のコレクタ領域(第1半導体層)10の代わり
に、n+型ドレイン領域11を形成したものである。図
8に示す部分と実質的に同様な部分には、同一符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
適用した、MOSFET600を模式的に示す断面図で
ある。このMOSFET600は、図8に示すIGBT
500のコレクタ領域(第1半導体層)10の代わり
に、n+型ドレイン領域11を形成したものである。図
8に示す部分と実質的に同様な部分には、同一符号を付
して、その詳細な説明を省略する。
【0070】このMOSFET600においては、ドレ
イン領域(第1半導体層)11上にn-型ドリフト層
(第2半導体層)14が形成されている。このドリフト
層14の表面部には、p-型ベース領域(第3半導体
層)16が形成され、このベース領域16には、ソース
領域として機能するn+型不純物拡散層(第4半導体
層)18が選択的に形成されている。前記n+型不純物
拡散層18に接するp-型ベース領域16には、チャネ
ル領域(第5半導体層)20が形成されている。
イン領域(第1半導体層)11上にn-型ドリフト層
(第2半導体層)14が形成されている。このドリフト
層14の表面部には、p-型ベース領域(第3半導体
層)16が形成され、このベース領域16には、ソース
領域として機能するn+型不純物拡散層(第4半導体
層)18が選択的に形成されている。前記n+型不純物
拡散層18に接するp-型ベース領域16には、チャネ
ル領域(第5半導体層)20が形成されている。
【0071】前記n+型不純物拡散層18およびチャネ
ル領域20の下端部には、これらの領域とほぼ接する状
態で、かつ前記ドレイン領域(第1半導体層)11の主
面と平行な方向に、埋込み絶縁層70が形成されてい
る。そして、n+型不純物拡散層18およびチャネル領
域20の表面には、ゲート絶縁層32を介してゲート電
極30が形成されている。
ル領域20の下端部には、これらの領域とほぼ接する状
態で、かつ前記ドレイン領域(第1半導体層)11の主
面と平行な方向に、埋込み絶縁層70が形成されてい
る。そして、n+型不純物拡散層18およびチャネル領
域20の表面には、ゲート絶縁層32を介してゲート電
極30が形成されている。
【0072】本実施の形態においては、n+型不純物拡
散層18、チャネル領域20およびn-型ドリフト層1
4の一部を含む領域G300に、図9に示すと同様な複
数のトレンチゲートが形成されている。これらのトレン
チゲート34は、n+型不純物拡散層18およびチャネ
ル領域20での電流経路ICHに沿って形成されている。
散層18、チャネル領域20およびn-型ドリフト層1
4の一部を含む領域G300に、図9に示すと同様な複
数のトレンチゲートが形成されている。これらのトレン
チゲート34は、n+型不純物拡散層18およびチャネ
ル領域20での電流経路ICHに沿って形成されている。
【0073】MOSFET600のオン、オフ動作は、
一般的なMOSFETと同様であるので省略する。MO
SFET600では、チャネル領域20を含む領域G3
00に、電流経路に沿ってトレンチゲート34を設けた
ことにより、トレンチゲート34の周囲、具体的にはト
レンチゲート34の上面、側面および底面に沿ってチャ
ネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の平面的な
絶縁ゲートに比べて、チャネル領域の実効面積を飛躍的
に増大させることができる。その結果、チャネル抵抗の
低減が可能となり、オン電圧を小さくできる。さらに、
チャネル領域20以外の領域(n-型ドリフト層14の
一部)では、ゲート絶縁層32に沿って低抵抗なアキミ
ュレーション領域が形成される。これらの効果により素
子のオン電圧よりを低減できる。
一般的なMOSFETと同様であるので省略する。MO
SFET600では、チャネル領域20を含む領域G3
00に、電流経路に沿ってトレンチゲート34を設けた
ことにより、トレンチゲート34の周囲、具体的にはト
レンチゲート34の上面、側面および底面に沿ってチャ
ネル領域を形成しうる。その結果、従来構造の平面的な
絶縁ゲートに比べて、チャネル領域の実効面積を飛躍的
に増大させることができる。その結果、チャネル抵抗の
低減が可能となり、オン電圧を小さくできる。さらに、
チャネル領域20以外の領域(n-型ドリフト層14の
一部)では、ゲート絶縁層32に沿って低抵抗なアキミ
ュレーション領域が形成される。これらの効果により素
子のオン電圧よりを低減できる。
【0074】(埋込み絶縁層の形成方法)本発明におい
て、埋込み絶縁層70を形成する方法は特に制限されな
いが、以下に代表的な製造方法について述べる。埋込み
絶縁層を含む半導体層は、SOI(Silicon O
n Insulator)技術を用いて実現することが
できる。
て、埋込み絶縁層70を形成する方法は特に制限されな
いが、以下に代表的な製造方法について述べる。埋込み
絶縁層を含む半導体層は、SOI(Silicon O
n Insulator)技術を用いて実現することが
できる。
【0075】図10(a)はSOI基板の作成技術の1
つである、張り合わせ法を用いた埋込み絶縁層の埋め込
み形成法を示す図であり、図10(b)はSIMOX法
(酸素イオン注入法)を用いた埋込み絶縁層の埋め込み
形成法を示す図であり、図10(c)はSPE法(再結
晶化法)を用いた埋込み絶縁層の形成法を示す図であ
る。
つである、張り合わせ法を用いた埋込み絶縁層の埋め込
み形成法を示す図であり、図10(b)はSIMOX法
(酸素イオン注入法)を用いた埋込み絶縁層の埋め込み
形成法を示す図であり、図10(c)はSPE法(再結
晶化法)を用いた埋込み絶縁層の形成法を示す図であ
る。
【0076】図10(a)の張り合わせ法を用いた場合
は、中央にリセス(窪み)を設けた一部加工したSi基
板110とシリコン基板210とを、酸素ガス雰囲気中
で熱処理を行いながら張り合わせることで、埋込み絶縁
層(SiO2膜)510が埋め込まれたSOI基板31
0を形成する。
は、中央にリセス(窪み)を設けた一部加工したSi基
板110とシリコン基板210とを、酸素ガス雰囲気中
で熱処理を行いながら張り合わせることで、埋込み絶縁
層(SiO2膜)510が埋め込まれたSOI基板31
0を形成する。
【0077】すなわち、酸素ガス雰囲気中の熱処理によ
って中央のリセス部分でシリコンの酸化が促進され、S
iO2膜510が形成される。シリコンは酸化されるこ
とによって体積膨張するため、生成されたSiO2膜5
10がリセス部分を埋めることになる。これによって、
埋込み絶縁層(SiO2膜)510が埋め込まれたSO
I基板310が得られる。
って中央のリセス部分でシリコンの酸化が促進され、S
iO2膜510が形成される。シリコンは酸化されるこ
とによって体積膨張するため、生成されたSiO2膜5
10がリセス部分を埋めることになる。これによって、
埋込み絶縁層(SiO2膜)510が埋め込まれたSO
I基板310が得られる。
【0078】図10(b)のSIMOX法を用いた場合
は、シリコン基板120上にマスク材140を形成し、
選択的に酸素イオンを注入し、マスク材140を取り除
いた後、熱処理によって酸素イオンを活性化させて、シ
リコン基板120に埋め込まれた埋込み絶縁層(SiO
2膜)510を形成するものである。
は、シリコン基板120上にマスク材140を形成し、
選択的に酸素イオンを注入し、マスク材140を取り除
いた後、熱処理によって酸素イオンを活性化させて、シ
リコン基板120に埋め込まれた埋込み絶縁層(SiO
2膜)510を形成するものである。
【0079】図10(c)のSPE法(再結晶化法)を
用いた場合は、シリコン基板140上に選択的に埋込み
絶縁層510を形成しておき、多結晶シリコン層160
を成膜し、続いて熱処理を行って多結晶シリコン層16
0を再結晶化して埋込み絶縁層(SiO2膜)510が
埋め込まれたSOI基板140を形成するものである。
用いた場合は、シリコン基板140上に選択的に埋込み
絶縁層510を形成しておき、多結晶シリコン層160
を成膜し、続いて熱処理を行って多結晶シリコン層16
0を再結晶化して埋込み絶縁層(SiO2膜)510が
埋め込まれたSOI基板140を形成するものである。
【0080】前記実施の形態では、第1導電型としてp
型、第2導電型としてn型の半導体装置について述べた
が、この逆の導電型であってもよい。
型、第2導電型としてn型の半導体装置について述べた
が、この逆の導電型であってもよい。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るMOSゲート
サイリスタを模式的に示す断面図である。
サイリスタを模式的に示す断面図である。
【図2】図1に示すMOSゲートサイリスタの要部の斜
視図である。
視図である。
【図3】図1に示すMOSゲートサイリスタのA−A線
に沿った断面図である。
に沿った断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係るMOSゲート
サイリスタを模式的に示す断面図である。
サイリスタを模式的に示す断面図である。
【図5】図4に示すMOSゲートサイリスタのB−B線
に沿った断面図である。
に沿った断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係るMOSゲート
サイリスタの要部を模式的に示す断面図である。
サイリスタの要部を模式的に示す断面図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係るMOSゲート
サイリスタを模式的に示す断面図である。
サイリスタを模式的に示す断面図である。
【図8】本発明の第5の実施の形態に係るIGBTを模
式的に示す断面図である。
式的に示す断面図である。
【図9】図8に示すIGBTのC−C線に沿った断面図
である。
である。
【図10】(a)、(b)および(c)は、半導体層内
に埋込み絶縁層を形成するための手段の例を示す図であ
る。
に埋込み絶縁層を形成するための手段の例を示す図であ
る。
【図11】従来のMOSゲート型の半導体装置を模式的
に示す断面図である。
に示す断面図である。
【図12】本発明の第6の実施の形態に係るMOSFE
Tを模式的に示す断面図である。
Tを模式的に示す断面図である。
10 p+型シリコン基板(p+型アノード層) 11 ドレイン領域 12 n+型バッファ層 14 n-型ベース領域 16 p-型ベース領域 17 p+型ベース領域 18 n+型不純物拡散層 20 チャネル領域 20a 第1のチャネル領域 20b 第2のチャネル領域 22 フローティングエミッタ領域 30 ゲート電極 32 ゲート絶縁層 50 カソード電極 60 アノード電極 70 埋込み絶縁層 80 埋込み電極 100,200,300,400 MOSゲートサイリ
スタ 500 IGBT 600 MOSFET
スタ 500 IGBT 600 MOSFET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 655A 658F (72)発明者 石子 雅康 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 5F005 AA02 AA03 AB03 AC02 AE07 AE09 AF01 AF02 BA02 GA01
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁ゲートに印加する電圧によってチャ
ネル領域におけるチャネルの形成あるいは非形成を制御
する半導体装置であって、 前記チャネル領域と接し、ソース領域として機能する半
導体層と、 少なくとも、前記チャネル領域および前記半導体層の端
部あるいはその近傍に、ゲート絶縁層と対向するように
形成された埋込み絶縁層と、を含み、 少なくとも前記チャネル領域に、電流経路に沿った方向
にトレンチゲートが形成された半導体装置。 - 【請求項2】 第1導電型の第1半導体層、 前記第1半導体層の一方の主面側に形成された第2導電
型の第2半導体層、 前記第2半導体層の表面部に選択的に形成された第1導
電型の第3半導体層、 前記第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導
電型の第4半導体層、 前記第4半導体層と接し、チャネル領域を形成しうる第
5半導体層、 前記第3半導体層の表面部に、前記第5半導体層を介在
させて、前記第4半導体層と離間して選択的に形成され
た第2導電型の第6半導体層、 少なくとも、前記第5半導体層の表面に、ゲート絶縁層
を介して形成されたゲート電極、 前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少なくとも、
前記第4半導体層および前記第5半導体層の、前記第1
半導体層側の端部あるいはその近傍に形成された埋込み
絶縁層、 前記第3半導体層および前記第4半導体層の表面に形成
された第1の主電極、および前記第1半導体層の他方の
主面側に形成された第2の主電極、 を含み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経路に沿
った方向にトレンチゲートが形成された半導体装置。 - 【請求項3】 第1導電型の第1半導体層、 前記第1半導体層の一方の主面側に形成された第2導電
型の第2半導体層、 前記第2半導体層の表面部に選択的に形成された第1導
電型の第3半導体層、 前記第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導
電型の第4半導体層、 前記第4半導体層と接し、チャネル領域を形成しうる第
5半導体層、 少なくとも、前記第5半導体層の表面に、ゲート絶縁層
を介して形成されたゲート電極、 前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少なくとも、
前記第4半導体層および前記第5半導体層の、前記第1
半導体層側の端部あるいはその近傍に形成された埋込み
絶縁層、 前記第3半導体層および前記第4半導体層の表面に形成
された第1の主電極、および 前記第1半導体層の他方の主面側に形成された第2の主
電極、を含み、少なくとも前記第5半導体層に、電流経
路に沿った方向にトレンチゲートが形成された半導体装
置。 - 【請求項4】 第2導電型の第1半導体層、 前記第1半導体層の一方の主面側に形成された第2導電
型の第2半導体層、 前記第2半導体層の表面部に選択的に形成された第1導
電型の第3半導体層、 前記第3半導体層の表面部に選択的に形成された第2導
電型の第4半導体層、 前記第4半導体層と接し、チャネル領域を形成しうる第
5半導体層、 少なくとも、前記第5半導体層の表面に、ゲート絶縁層
を介して形成されたゲート電極、 前記第3半導体層の内部にあって、かつ、少なくとも、
前記第4半導体層および前記第5半導体層の、前記第1
半導体層側の端部あるいはその近傍に形成された埋込み
絶縁層、 前記第3半導体層および前記第4半導体層の表面に形成
された第1の主電極、および前記第1半導体層の他方の
主面側に形成された第2の主電極、を含み、少なくとも
前記第5半導体層に、電流経路に沿った方向にトレンチ
ゲートが形成された半導体装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 前記トレンチゲートは、前記ゲート絶縁層および前記ゲ
ート電極が形成された領域の一部または全体に形成され
た半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01925899A JP3371836B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP01925899A JP3371836B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 半導体装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000223695A true JP2000223695A (ja) | 2000-08-11 |
| JP3371836B2 JP3371836B2 (ja) | 2003-01-27 |
Family
ID=11994418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP01925899A Expired - Fee Related JP3371836B2 (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 半導体装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3371836B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002110983A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | Mosトランジスタ |
| WO2006093309A1 (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-08 | Fuji Electric Holdings Co., Ltd. | Semiconductor device and the method of manufacturing the same |
| JP2007042826A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
| US7705426B2 (en) | 2006-11-10 | 2010-04-27 | International Business Machines Corporation | Integration of a SiGe- or SiGeC-based HBT with a SiGe- or SiGeC-strapped semiconductor device |
| CN109616518A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-04-12 | 中国科学院微电子研究所 | 一种mos栅控晶闸管 |
-
1999
- 1999-01-28 JP JP01925899A patent/JP3371836B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002110983A (ja) * | 2000-09-28 | 2002-04-12 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | Mosトランジスタ |
| WO2006093309A1 (en) * | 2005-03-03 | 2006-09-08 | Fuji Electric Holdings Co., Ltd. | Semiconductor device and the method of manufacturing the same |
| JP2008532257A (ja) * | 2005-03-03 | 2008-08-14 | 富士電機デバイステクノロジー株式会社 | 半導体装置およびその製造方法 |
| US8053859B2 (en) | 2005-03-03 | 2011-11-08 | Fuji Electric Co., Ltd. | Semiconductor device and the method of manufacturing the same |
| JP2007042826A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Fuji Electric Holdings Co Ltd | 半導体装置および半導体装置の製造方法 |
| US7705426B2 (en) | 2006-11-10 | 2010-04-27 | International Business Machines Corporation | Integration of a SiGe- or SiGeC-based HBT with a SiGe- or SiGeC-strapped semiconductor device |
| CN109616518A (zh) * | 2018-12-13 | 2019-04-12 | 中国科学院微电子研究所 | 一种mos栅控晶闸管 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3371836B2 (ja) | 2003-01-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2504862B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| TWI383497B (zh) | 具有雙閘極之絕緣閘雙極性電晶體 | |
| JP2001168333A (ja) | トレンチゲート付き半導体装置 | |
| JP2002026328A (ja) | 横型半導体装置 | |
| JPH10209432A (ja) | 半導体デバイスの改良 | |
| JP3704007B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| KR960043266A (ko) | 모오스 게이트형 전력 트랜지스터 | |
| JP2003517200A (ja) | シリコンオンインシュレータ(soi)技術によるラテラル絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(ligbt)素子 | |
| JP2983110B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
| JPH0457111B2 (ja) | ||
| JP2002299635A (ja) | 横型半導体装置及び縦型半導体装置 | |
| JP2633145B2 (ja) | 半導体横方向絶縁ゲートバイポーラトランジスタ装置 | |
| JP3424579B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP3409244B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JP3354127B2 (ja) | 高電圧素子及びその製造方法 | |
| JPH1145998A (ja) | 絶縁ゲート型半導体装置 | |
| JP3371836B2 (ja) | 半導体装置 | |
| US6525392B1 (en) | Semiconductor power device with insulated circuit | |
| JP4761011B2 (ja) | サイリスタを有する半導体装置及びその製造方法 | |
| JPH11195784A (ja) | 絶縁ゲート形半導体素子 | |
| JP3708014B2 (ja) | 半導体装置 | |
| JPH1174517A (ja) | 半導体装置 | |
| JPH06275818A (ja) | 電力用半導体素子 | |
| JPH10335649A (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
| JP2009512207A (ja) | パワー半導体デバイス |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20021022 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071122 Year of fee payment: 5 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081122 Year of fee payment: 6 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |