JP2000226409A - トランス―1,4―ポリブタジエンの製造方法。 - Google Patents
トランス―1,4―ポリブタジエンの製造方法。Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 担持触媒を用いたトランス−1,4−ポリブ
タジエンの製造方法を提供する。 【解決手段】 (無機酸化物とアルキルアルミニウム化
合物とを接触処理して製造した担体に、(A)バナジウ
ム化合物、(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物、
及び(C)ブタジエンからなる混合物が担持されている
触媒を用いて、ブタジエンを重合することを特徴とする
トランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法。
タジエンの製造方法を提供する。 【解決手段】 (無機酸化物とアルキルアルミニウム化
合物とを接触処理して製造した担体に、(A)バナジウ
ム化合物、(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物、
及び(C)ブタジエンからなる混合物が担持されている
触媒を用いて、ブタジエンを重合することを特徴とする
トランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、担持触媒を用いた
トランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法に関す
る。
トランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリブタジエンは、重合触媒によって種
々のミクロ構造を有するポリマ−が得られることが知ら
れている。特に、特開平9−268208号公報、特開
平9−272861号公報に記載されているように、ト
ランス1,4−構造を主要構造とするポリブタジエン
は、バナジウム化合物と有機金属化合物からなる触媒系
で重合され、生成ポリマ−は、結晶転移による潜熱が大
きいため、蓄熱材料などへの応用が期待されている。重
合触媒として、担持型触媒を用いる方法は、溶媒を用い
ない気相重合法などに応用できる。気相重合法は、溶液
重合法に比べて生成ポリマーから溶媒を除去する必要が
なく、排水などの後処理が簡便になるメリットを有して
いる。ポリエチレン、ポリプロピレンなどの各種ポリオ
レフィンの製造方法として、気相重合は既に工業化され
ている。
々のミクロ構造を有するポリマ−が得られることが知ら
れている。特に、特開平9−268208号公報、特開
平9−272861号公報に記載されているように、ト
ランス1,4−構造を主要構造とするポリブタジエン
は、バナジウム化合物と有機金属化合物からなる触媒系
で重合され、生成ポリマ−は、結晶転移による潜熱が大
きいため、蓄熱材料などへの応用が期待されている。重
合触媒として、担持型触媒を用いる方法は、溶媒を用い
ない気相重合法などに応用できる。気相重合法は、溶液
重合法に比べて生成ポリマーから溶媒を除去する必要が
なく、排水などの後処理が簡便になるメリットを有して
いる。ポリエチレン、ポリプロピレンなどの各種ポリオ
レフィンの製造方法として、気相重合は既に工業化され
ている。
【0003】また、ポリブタジエンなどのエラストマー
についても、例えば、特開平3−217402号公報、
特開平3−106911号公報、特開平7−16581
1号公報などには、気相重合による製造方法が開示され
ている。メタロセン触媒に代表される均一系触媒を気相
重合プロセスに用いる場合、通常、何らかの担体に担持
された触媒が用いられる。メタロセン系化合物成分と助
触媒にメチルアルモキサンを用いる触媒系をシリカゲル
に担持する方法としては、特開平2−170805号公
報、特開平2−503687号公報、特開平3−501
869号公報、特開平3−502207号公報などに開
示されている。
についても、例えば、特開平3−217402号公報、
特開平3−106911号公報、特開平7−16581
1号公報などには、気相重合による製造方法が開示され
ている。メタロセン触媒に代表される均一系触媒を気相
重合プロセスに用いる場合、通常、何らかの担体に担持
された触媒が用いられる。メタロセン系化合物成分と助
触媒にメチルアルモキサンを用いる触媒系をシリカゲル
に担持する方法としては、特開平2−170805号公
報、特開平2−503687号公報、特開平3−501
869号公報、特開平3−502207号公報などに開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、担持触媒を
用いたトランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法を
提供することを目的とする。
用いたトランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、無機酸化物と
アルキルアルミニウム化合物とを接触処理して製造した
担体に、(A)バナジウム化合物、(B)周期律表第1
〜3族有機金属化合物、及び(C)ブタジエンからなる
混合物が担持されている触媒を用いて、ブタジエンを重
合することを特徴とするトランス−1,4−ポリブタジ
エンの製造方法に関する。
アルキルアルミニウム化合物とを接触処理して製造した
担体に、(A)バナジウム化合物、(B)周期律表第1
〜3族有機金属化合物、及び(C)ブタジエンからなる
混合物が担持されている触媒を用いて、ブタジエンを重
合することを特徴とするトランス−1,4−ポリブタジ
エンの製造方法に関する。
【0006】また、本発明は、上記触媒を用いて、ブタ
ジエンを気相重合することを特徴とする請求項1に記載
のトランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法に関す
る。
ジエンを気相重合することを特徴とする請求項1に記載
のトランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法に関す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる無機酸化物と
しては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、ジ
ルコニア、カルシアなどを挙げられる。これらの無機酸
化物は、平均粒子径が 5〜150 μ、比表面積が2
〜800m2/g の多孔性微粒子が好ましく、例えば10
0 〜800 ℃で熱処理して用いることができる。
しては、シリカ、アルミナ、マグネシア、チタニア、ジ
ルコニア、カルシアなどを挙げられる。これらの無機酸
化物は、平均粒子径が 5〜150 μ、比表面積が2
〜800m2/g の多孔性微粒子が好ましく、例えば10
0 〜800 ℃で熱処理して用いることができる。
【0008】上記の無機酸化物をアルキルアルミニウム
と接触処理して担体が製造される。
と接触処理して担体が製造される。
【0009】上記の処理は、実質的に無水の状態で行う
方法が好ましい。例えば、不活性ガス気流中で、例えば
150〜250℃、2〜10時間加熱乾燥させた無機酸
化物を、脱水不活性溶媒中に懸濁し、アルキルアルミニ
ウムを添加して所定時間接触反応させる方法が挙げられ
る。
方法が好ましい。例えば、不活性ガス気流中で、例えば
150〜250℃、2〜10時間加熱乾燥させた無機酸
化物を、脱水不活性溶媒中に懸濁し、アルキルアルミニ
ウムを添加して所定時間接触反応させる方法が挙げられ
る。
【0010】上記の不活性ガスとしては、窒素、アルゴ
ンなどが挙げられる。上記の不活性溶媒としては、トル
エン、ベンゼンなどの芳香族炭化水素、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンな
どの鎖状または環状の脂肪族炭化水素などが挙げられ
る。
ンなどが挙げられる。上記の不活性溶媒としては、トル
エン、ベンゼンなどの芳香族炭化水素、プロパン、ブタ
ン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサンな
どの鎖状または環状の脂肪族炭化水素などが挙げられ
る。
【0011】上記のアルキルアルミニウムとしては、ハ
ロゲン化アルキルアルミニウム化合物、水素化アルキル
アルミニウム化合物、トリアルキルアルミニウム化合物
などが挙げられる。ハロゲン化アルキルアルミニウム化
合物としては、ジメチルアルミニウムクロライド、ジエ
チルアルミニウムクロライド、セスキエチルアルミニウ
ムクロライド、エチルアルミニウムジクロライドなどが
挙げられる。水素化有機金属化合物としては、ジエチル
アルミニウムハイドライド、セスキエチルアルミニウム
ハイドライドなどが挙げられる。トリアルキルアルミニ
ウム化合物としては、トリメチルアルミニウム、トリエ
チルアルミニウム、トリブチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリ
オクチルアルミニウムなどが挙げられる。
ロゲン化アルキルアルミニウム化合物、水素化アルキル
アルミニウム化合物、トリアルキルアルミニウム化合物
などが挙げられる。ハロゲン化アルキルアルミニウム化
合物としては、ジメチルアルミニウムクロライド、ジエ
チルアルミニウムクロライド、セスキエチルアルミニウ
ムクロライド、エチルアルミニウムジクロライドなどが
挙げられる。水素化有機金属化合物としては、ジエチル
アルミニウムハイドライド、セスキエチルアルミニウム
ハイドライドなどが挙げられる。トリアルキルアルミニ
ウム化合物としては、トリメチルアルミニウム、トリエ
チルアルミニウム、トリブチルアルミニウム、トリイソ
ブチルアルミニウム、トリヘキシルアルミニウム、トリ
オクチルアルミニウムなどが挙げられる。
【0012】アルキルアルミニウムの使用量としては、
無機酸化物1g当たり、0.1〜100mmolの範囲
であることが好ましい。
無機酸化物1g当たり、0.1〜100mmolの範囲
であることが好ましい。
【0013】本発明においては、(A)バナジウム化合
物、(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物、及び
(C)ブタジエンからなる混合物を、上記の担体に担持
させることにより重合用触媒が得られる。
物、(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物、及び
(C)ブタジエンからなる混合物を、上記の担体に担持
させることにより重合用触媒が得られる。
【0014】上記の混合物の(A)バナジウム化合物と
しては、バナジウムトリアセチルアセトナ−ト、三塩化
バナジウムTHF錯体、オキシ三塩化バナジウム、ナフ
テン酸バナジウムなどを挙げることができる。
しては、バナジウムトリアセチルアセトナ−ト、三塩化
バナジウムTHF錯体、オキシ三塩化バナジウム、ナフ
テン酸バナジウムなどを挙げることができる。
【0015】(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物
としては、有機金属化合物、有機金属ハロゲン化合物、
水素化有機金属化合物、またはアルモキサンなどが挙げ
られる。
としては、有機金属化合物、有機金属ハロゲン化合物、
水素化有機金属化合物、またはアルモキサンなどが挙げ
られる。
【0016】有機金属化合物としては、例えば、メチル
リチウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムなどの有
機リチウム化合物、ジブチルマグネシウムなどの有機マ
グネシウム化合物、トリメチルアルミニウム、トリエチ
ルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘ
キシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウムなどの
有機アルミニウム化合物が挙げられる。
リチウム、ブチルリチウム、フェニルリチウムなどの有
機リチウム化合物、ジブチルマグネシウムなどの有機マ
グネシウム化合物、トリメチルアルミニウム、トリエチ
ルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、トリヘ
キシルアルミニウム、トリオクチルアルミニウムなどの
有機アルミニウム化合物が挙げられる。
【0017】有機金属ハロゲン化合物としては、例え
ば、エチルマグネシウムクロライド、ブチルマグネシウ
ムクロライドなどのグリニヤ−ル化合物、ジメチルアル
ミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ド、セスキエチルアルミニウムクロライド、エチルアル
ミニウムジクロライドなどのハロゲン化有機アルミニウ
ム化合物などが挙げられる。水素化有機金属化合物とし
ては、例えば、ジエチルアルミニウムハイドライド、セ
スキエチルアルミニウムハイドライドなどが挙げられ
る。
ば、エチルマグネシウムクロライド、ブチルマグネシウ
ムクロライドなどのグリニヤ−ル化合物、ジメチルアル
ミニウムクロライド、ジエチルアルミニウムクロライ
ド、セスキエチルアルミニウムクロライド、エチルアル
ミニウムジクロライドなどのハロゲン化有機アルミニウ
ム化合物などが挙げられる。水素化有機金属化合物とし
ては、例えば、ジエチルアルミニウムハイドライド、セ
スキエチルアルミニウムハイドライドなどが挙げられ
る。
【0018】アルモキサンとは、一般式(−Al(R)
O−)m で示される直鎖状、あるいは環状重合体である
(Rは炭素数1〜10の炭化水素基であり、一部ハロゲ
ン原子及び/又はRO基で置換されたものも含む。mは
重合度であり5以上、好ましくは10以上である)有機
アルミニウムオキシ化合物である。Rとしてはメチル、
エチル、プロピル、イソブチル基が挙げられるが、メチ
ル基が好ましい。
O−)m で示される直鎖状、あるいは環状重合体である
(Rは炭素数1〜10の炭化水素基であり、一部ハロゲ
ン原子及び/又はRO基で置換されたものも含む。mは
重合度であり5以上、好ましくは10以上である)有機
アルミニウムオキシ化合物である。Rとしてはメチル、
エチル、プロピル、イソブチル基が挙げられるが、メチ
ル基が好ましい。
【0019】(B)成分としては、上記の中でも、有機
アルミニウム化合物が好ましく、更に、ハロゲン化有機
アルミニウム化合物がより好ましく、更に、セスキエチ
ルアルミニウムクロライドが特により好ましい。
アルミニウム化合物が好ましく、更に、ハロゲン化有機
アルミニウム化合物がより好ましく、更に、セスキエチ
ルアルミニウムクロライドが特により好ましい。
【0020】(C) 成分のブタジエンは、ブタジエン
以外のモノマーを少量含有してもよい。ブタジエン以外
のモノマーとしては、イソプレン、1,3-ペンタジエ
ン、2-エチル-1,3- ブタジエン、2,3-ジメチルブ
タジエン、2-メチルペンタジエン、4-メチルペンタジ
エン、2,4-ヘキサジエンなど共役ジエン、エチレン、
プロピレン、ブテン-1、ブテン-2、イソブテン、ペン
テン-1、4-メチルペンテン-1、ヘキセン-1、オクテ
ン-1などの非環状モノオレフィン、シクロペンテン、
シクロヘキセン、ノルボルネンなどの環状モノオレフィ
ン、スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビニル
化合物、ジシクロペンタジエン、5-エチリデン-2- ノ
ルボルネン、1,5-ヘキサジエンなどの非共役ジオレフ
ィンなどが挙げられる。
以外のモノマーを少量含有してもよい。ブタジエン以外
のモノマーとしては、イソプレン、1,3-ペンタジエ
ン、2-エチル-1,3- ブタジエン、2,3-ジメチルブ
タジエン、2-メチルペンタジエン、4-メチルペンタジ
エン、2,4-ヘキサジエンなど共役ジエン、エチレン、
プロピレン、ブテン-1、ブテン-2、イソブテン、ペン
テン-1、4-メチルペンテン-1、ヘキセン-1、オクテ
ン-1などの非環状モノオレフィン、シクロペンテン、
シクロヘキセン、ノルボルネンなどの環状モノオレフィ
ン、スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビニル
化合物、ジシクロペンタジエン、5-エチリデン-2- ノ
ルボルネン、1,5-ヘキサジエンなどの非共役ジオレフ
ィンなどが挙げられる。
【0021】上記の混合物の各成分の使用量は、(A)
成分の化合物1mol当たり、(B)成分が1〜100
0molの範囲であることが好ましい。また、(A)成
分の化合物1mol当たり、(C)成分が1〜100m
olの範囲であることが好ましい。
成分の化合物1mol当たり、(B)成分が1〜100
0molの範囲であることが好ましい。また、(A)成
分の化合物1mol当たり、(C)成分が1〜100m
olの範囲であることが好ましい。
【0022】当該混合物を上記の担体に担持させること
により重合用触媒が得られる。担持方法としては、例え
ば、不活性溶媒中に溶解した上記の混合物溶液を、不活
性ガス雰囲気で担体と接触させ、所定時間攪拌した後、
ロ別、乾燥することにより流動性の良好な担持触媒粉末
を得ることができる。
により重合用触媒が得られる。担持方法としては、例え
ば、不活性溶媒中に溶解した上記の混合物溶液を、不活
性ガス雰囲気で担体と接触させ、所定時間攪拌した後、
ロ別、乾燥することにより流動性の良好な担持触媒粉末
を得ることができる。
【0023】本発明の重合用触媒は、トランス−1,4
−ポリブタジエンの製造に好適に用いることができる。
重合方法としては、気相法、スラリー法、溶液法などが
採用できる。 中でも、気相重合法において好適に用い
ることができる。
−ポリブタジエンの製造に好適に用いることができる。
重合方法としては、気相法、スラリー法、溶液法などが
採用できる。 中でも、気相重合法において好適に用い
ることができる。
【0024】気相重合方法としては、連続気相重合、半
バッチ式気相重合、バッチ式気相重合などに適用でき
る。気相重合槽としては、攪拌反応槽、パドル型反応
槽、回転反応槽、流動床反応槽など、あるいはこれらを
組み合わせて用いることができる。
バッチ式気相重合、バッチ式気相重合などに適用でき
る。気相重合槽としては、攪拌反応槽、パドル型反応
槽、回転反応槽、流動床反応槽など、あるいはこれらを
組み合わせて用いることができる。
【0025】連続気相流動床重合で製造する場合は、触
媒成分、モノマー、不活性ガス、添加剤などを連続的に
流動床反応器に導入し、気相成分により触媒粒子および
重合体粒子を流動させながら重合を行う。連続重合にお
いては、生成重合体を連続的にあるいは断続的に反応器
から抜き出し、未反応モノマーガスは流動床反応器から
連続的に排出される。未反応モノマーガスは、循環ライ
ンを通じて熱交換器及びコンプレッサーを経由して、適
宜にモノマーなどを補充し、流動床反応器に再導入され
る。
媒成分、モノマー、不活性ガス、添加剤などを連続的に
流動床反応器に導入し、気相成分により触媒粒子および
重合体粒子を流動させながら重合を行う。連続重合にお
いては、生成重合体を連続的にあるいは断続的に反応器
から抜き出し、未反応モノマーガスは流動床反応器から
連続的に排出される。未反応モノマーガスは、循環ライ
ンを通じて熱交換器及びコンプレッサーを経由して、適
宜にモノマーなどを補充し、流動床反応器に再導入され
る。
【0026】循環ガス中には、分子量調節剤として水素
や窒素など不活性ガスを含有してもよい。
や窒素など不活性ガスを含有してもよい。
【0027】また、本発明の気相重合法においては、気
相反応物中に、飽和炭化水素、好ましくは炭素数4から
6の飽和炭化水素を含んでいてもよい。具体的な化合物
としては、n-ブタン、i-ブタン、n-ペンタン、i-ペンタ
ン、ヘキサン類あるいはその混合物があげられる。
相反応物中に、飽和炭化水素、好ましくは炭素数4から
6の飽和炭化水素を含んでいてもよい。具体的な化合物
としては、n-ブタン、i-ブタン、n-ペンタン、i-ペンタ
ン、ヘキサン類あるいはその混合物があげられる。
【0028】気相重合においては、触媒の分散を助ける
目的で重合ベッドを用いることもできる。重合ベッドと
しては、触媒毒にならないものであれば特に制限はない
が、球状の流動性の良好なポリマーが好適に用いられ
る。重合ベッドは、あらかじめ脱水乾燥、脱酸素、有機
アルミニウム処理などの予備処理をしておくことが好ま
しい。
目的で重合ベッドを用いることもできる。重合ベッドと
しては、触媒毒にならないものであれば特に制限はない
が、球状の流動性の良好なポリマーが好適に用いられ
る。重合ベッドは、あらかじめ脱水乾燥、脱酸素、有機
アルミニウム処理などの予備処理をしておくことが好ま
しい。
【0029】気相重合は、通常、温度 -100 〜10
0 ℃、好ましくは -50〜80℃である。
0 ℃、好ましくは -50〜80℃である。
【0030】
【発明の効果】本発明で得られた触媒用担体に触媒成分
を担持させた触媒は、トランス−1,4−ポリブタジエ
ンの製造においてにおいて、高い重合活性を示す。
を担持させた触媒は、トランス−1,4−ポリブタジエ
ンの製造においてにおいて、高い重合活性を示す。
【0031】
【実施例】実施例1(担体の調製) あらかじめ窒素気流下、 200℃で 6時間、脱水乾燥
処理した多孔質シリカ(富士シリシア製 CARiACT P-1
0 )10gを、窒素置換したフラスコに採り、これに
脱水したトルエン溶液を87.5mL加え、さらにセス
キエチルアルミニウムクロライドの2Mのトルエン溶液
を12.5mL加え、50℃で 1時間反応させた。反応
後、懸濁液を室温に戻し、ろ過し、2時間室温で減圧下
で乾燥した。
処理した多孔質シリカ(富士シリシア製 CARiACT P-1
0 )10gを、窒素置換したフラスコに採り、これに
脱水したトルエン溶液を87.5mL加え、さらにセス
キエチルアルミニウムクロライドの2Mのトルエン溶液
を12.5mL加え、50℃で 1時間反応させた。反応
後、懸濁液を室温に戻し、ろ過し、2時間室温で減圧下
で乾燥した。
【0032】実施例2(触媒の調製) 三方活栓と攪拌装置を備え窒素置換されたフラスコにト
ルエン65mL、ブタジエンの0.29mMのトルエン
溶液8.6mL(ブタジエン2.5mL)、バナジウム
トリアセチルアセトナ−ト(V(acac)3)0.03
mMのトルエン溶液7.58mL(バナジウム0.25
mmol)を加え、さらにセスキエチルアルミニウムク
ロライドの2Mのトルエン溶液を8.75mL(アルミ
ニウム37.5mmol)を加えた混合液を、上記で得
られた担体を仕込んだフラスコに窒素気流下に添加し、
室温で 1時間攪拌し、溶液をロ別、減圧下に乾燥して
触媒固体を得た。この触媒におけるバナンジム金属含量
は 0.039wt%であり、0.0076mmol/g
−cat.であった。また、この触媒におけるアルミニ
ウム金属含量は、6.7wt%であり、2.48007
6mmol/g−cat.であった。
ルエン65mL、ブタジエンの0.29mMのトルエン
溶液8.6mL(ブタジエン2.5mL)、バナジウム
トリアセチルアセトナ−ト(V(acac)3)0.03
mMのトルエン溶液7.58mL(バナジウム0.25
mmol)を加え、さらにセスキエチルアルミニウムク
ロライドの2Mのトルエン溶液を8.75mL(アルミ
ニウム37.5mmol)を加えた混合液を、上記で得
られた担体を仕込んだフラスコに窒素気流下に添加し、
室温で 1時間攪拌し、溶液をロ別、減圧下に乾燥して
触媒固体を得た。この触媒におけるバナンジム金属含量
は 0.039wt%であり、0.0076mmol/g
−cat.であった。また、この触媒におけるアルミニ
ウム金属含量は、6.7wt%であり、2.48007
6mmol/g−cat.であった。
【0033】(ブタジエンの重合)上部が三方活栓で下
部が二方活栓で閉じられた触媒注入器、及び触媒をフラ
スコまで送る導入管、気体状のブタジエン導入のための
三方活栓を備え、これを気体ブタジエンライン、窒素ラ
イン、及び減圧ラインとに接続したロータリーエバポレ
ーター用のフラスコを用いた。ロータリーエバポレータ
ー内を窒素置換した後、上記の担持触媒を窒素気流下、
窒素による圧入でフラスコ中に導入した。装置を1mm
−Hgまで排気しながらフラスコを氷浴で冷却しながら
回転させた。このとき氷浴の温度は2℃であった。十分
減圧した後、減圧ラインを閉じブタジエンフラスコライ
ンを開けて気体状の乾燥ブタジエン(露点−4.4℃)
を導入した。重合を常圧で2℃120分間行った。得ら
れたポリブタジエン3.4gのミクロ含量は95.8
%、ビニル含量4.2%であった。
部が二方活栓で閉じられた触媒注入器、及び触媒をフラ
スコまで送る導入管、気体状のブタジエン導入のための
三方活栓を備え、これを気体ブタジエンライン、窒素ラ
イン、及び減圧ラインとに接続したロータリーエバポレ
ーター用のフラスコを用いた。ロータリーエバポレータ
ー内を窒素置換した後、上記の担持触媒を窒素気流下、
窒素による圧入でフラスコ中に導入した。装置を1mm
−Hgまで排気しながらフラスコを氷浴で冷却しながら
回転させた。このとき氷浴の温度は2℃であった。十分
減圧した後、減圧ラインを閉じブタジエンフラスコライ
ンを開けて気体状の乾燥ブタジエン(露点−4.4℃)
を導入した。重合を常圧で2℃120分間行った。得ら
れたポリブタジエン3.4gのミクロ含量は95.8
%、ビニル含量4.2%であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J011 AA01 MA19 4J028 AA01A AB00A AC33A AC35A AC38A BA00A BA01B BA02B BB00A BB01B BB02B BC01B BC05B BC06B BC15B BC16B BC17B BC19B BC25B BC27B CA25C CA27C CA28C CA29C CB03C DA06 EB13 FA04 GA11 4J100 AS02P CA01 CA14 FA08 FA22
Claims (2)
- 【請求項1】 無機酸化物とアルキルアルミニウム化合
物とを接触処理して製造した担体に、(A)バナジウム
化合物、(B)周期律表第1〜3族有機金属化合物、及
び(C)ブタジエンからなる混合物が担持されている触
媒を用いて、ブタジエンを重合することを特徴とするト
ランス−1,4−ポリブタジエンの製造方法。 - 【請求項2】 当該触媒を用いて、ブタジエンを気相重
合することを特徴とする請求項1に記載のトランス−
1,4−ポリブタジエンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2805899A JP2000226409A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | トランス―1,4―ポリブタジエンの製造方法。 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2805899A JP2000226409A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | トランス―1,4―ポリブタジエンの製造方法。 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000226409A true JP2000226409A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12238170
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2805899A Pending JP2000226409A (ja) | 1999-02-05 | 1999-02-05 | トランス―1,4―ポリブタジエンの製造方法。 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000226409A (ja) |
-
1999
- 1999-02-05 JP JP2805899A patent/JP2000226409A/ja active Pending
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