JP2000226965A - 防水扉の起立駆動機構 - Google Patents
防水扉の起立駆動機構Info
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Abstract
0の駆動力を小さくする。 【解決手段】 防水扉21の下方に揺動中心を有する駆
動レバー11と、駆動レバー11を前後に揺動させるチ
ェーン12とを設ける。駆動レバー11は、防水扉21
の裏面に対して前後に移動可能に係合し、チェーン12
によって前方に揺動させることにより、床面FLに倒伏
する防水扉21の後部を押し上げて垂直に起立させるこ
とができる。
Description
を円滑に駆動することができる防水扉の起立駆動機構に
関する。
水害時において浸水を防止するために、起倒式の防水扉
装置を設置することがある。
ヒンジを介して起倒する防水扉を配設し、防水扉のヒン
ジ側には扉枠が立設されている。そこで、防水扉は、ヒ
ンジ側に駆動して扉枠に向けて起立させることにより、
扉枠間の通路を水密に遮断することができる。また、起
立している防水扉は、床面と同一レベルに倒伏させて通
路を開放することができる。なお、防水扉は、電動式ま
たは手動式のジャッキ機構のような直線駆動機構を介し
て起倒させ、直線駆動機構は、適当なケースに収納して
通路の床面に埋設する。
ときは、防水扉は、起立動作の開始時に必要な直線駆動
機構の駆動力が過大となりがちであるという問題があっ
た。また、必要な駆動力を小さくするとすれば、直線駆
動機構の駆動力を防水扉の押上げ方向に有効に変換する
ために、複雑な分力配分機構を使用したり、倒伏状態の
防水扉に対して直線駆動機構を大きな連結角度により連
結したりしなければならず、全体構造が複雑となり、直
線駆動機構を収納するケースの深さを大きくして床面を
深く掘り下げなければならないという問題があった。
術の問題に鑑み、防水扉の裏面に対して前後に移動可能
に係合する駆動レバーと、駆動レバーを前後に揺動させ
るチェーンとを設けることによって、防水扉の起立動作
に必要な駆動力を小さくし、全体構造を簡単にして、床
面に埋設するケースを十分浅くすることができる防水扉
の起立駆動機構を提供することにある。
めのこの発明の構成は、防水扉の下方に揺動中心を有す
る駆動レバーと、駆動レバーを前後に揺動させるチェー
ンとを備えてなり、駆動レバーは、防水扉の裏面に対し
て前後に移動可能に係合することをその要旨とする。
により、床面に倒伏する待機状態の防水扉を床面に垂直
に起立する使用状態にまで起立駆動することができ、後
方に揺動することにより、使用状態の防水扉を待機状態
にまで積極駆動することができる。
少なくとも左右両端部に対応する複数組を配設してもよ
い。
を含む個別のギヤユニットと、共通のギヤユニットとを
介して共通の駆動モータに連結することができ、共通の
ギヤユニットは、手動操作可能であってもよい。
て防水扉の裏面の係合レールに係合することができる。
は、揺動中心が防水扉の下方にあり、チェーンによって
前方に揺動させることにより、防水扉の裏面に対して係
合しながら後方から前方に向けて移動し、防水扉の後部
を押し上げて防水扉を簡単に起立させることができる。
なお、防水扉は、待機状態にあるとき、建物の通路の床
面と同一レベルに倒伏して人や車等の通行を許容するこ
とができ、使用状態に起立するとき、通路を水密に遮断
し、外部からの水の侵入を防ぐことができる。また、駆
動レバーは、使用状態から待機状態にまで防水扉を積極
駆動することにより、防水扉を滑らかに倒伏させること
ができる。ただし、この発明の「チェーン」とは、リン
クチェーン、ローラチェーン、ブロックチェーンなどの
チェーンの他、ワイヤ、ベルト等の任意の張力伝達可能
な索状体をいうものとする。
複数組の駆動レバー、チェーンを配設すれば、駆動レバ
ー、チェーンは、防水扉を平行に起立させ、倒伏させる
ことができ、防水扉に有害な捻りが生じることを防止す
ることができる。
ときは、チェーンは、駆動モータにより互いに同期させ
て走行駆動することができ、駆動レバーを一斉に同一方
向に揺動させることができる。また、個別のギヤユニッ
ト内のウォームギヤ機構は、防水扉を使用状態に確実に
ロックすることができ、水圧等による外力が不用意に駆
動モータにまで伝達されることを防止する。
当な操作レバーを介して手動操作することにより、個別
のギヤユニット、チェーンを介して駆動レバーを一斉に
駆動し、手動により防水扉を円滑に起倒操作することが
できる。
レールに係合することにより、防水扉を一層円滑に起倒
させることができる。
形態を説明する。
面に対して前後に移動可能に係合する駆動レバー11、
11と、駆動レバー11、11を前後に揺動させるチェ
ーン12、12とを備えてなる(図1、図2)。
断する長方形に形成されており、縦横に組み合わせる補
強材22、22…が裏面に付設されている。防水扉21
は、ヒンジ30、30…を介し、建物の通路に設置する
ケース40の上面に起倒自在に装着されている。
体41を通路の床面FLに埋設して構成されており、ケ
ース40の前面側には、パッキン45a付きの扉枠4
5、45が左右に立設されている。なお、ケース本体4
1の前部上端縁には、縁材43が付設されている。ま
た、ケース本体41の後部には、補強材42が付設さ
れ、前後の支持材44a、44aを介し、点検用の蓋板
44が開閉自在に装着されている。
納レール41a1 を介してパッキン41aが内向きに突
設されている(図2、図3)。なお、パッキン41a
は、両端を扉枠45、45のパッキン45a、45aに
連続させることにより、全体として上部開放のコ字状に
形成されている。また、扉枠45、45は、通路の両側
の図示しない壁に付設されている。
5に取り付ける可動ヒンジ31、31と、補強ブロック
41cを介してケース40の前部に立設する固定ヒンジ
32とを備えている(図1、図3)。可動ヒンジ31、
31、固定ヒンジ32は、リンク33、33を介して相
対回転自在に連結されており(図2、図3)、可動ヒン
ジ31、31、リンク33、33は、それぞれ固定ヒン
ジ32の両側に配設されている。
向って斜め上向きに湾曲し、さらに前向きに折り返すフ
ック状のガイド孔32aが形成されている。可動ヒンジ
31、31の先端部は、ローラ31bを有するヒンジピ
ン31aを介して連結されており、ローラ31bは、ガ
イド孔32aに沿って転動することができる。また、各
リンク33の両端は、連結ピン33a、33bを介し、
それぞれ可動ヒンジ31の基部、固定ヒンジ32の前部
下方に対して回転自在に連結されている。そこで、防水
扉21は、ヒンジ30、30…を介し、床面FLに倒伏
する待機状態(図2、図3の各実線)と、床面FLに対
して垂直に起立し、パッキン41a、45a、45aを
介して扉枠45、45に密着する使用状態(図2の二点
鎖線)との間に前後に起倒させることができる。
開始時において(図3の矢印K1 方向、同図の二点鎖
線)、可動ヒンジ31、31が防水扉21とともに連結
ピン33aを中心として回転し、ヒンジピン31a、ロ
ーラ31bがガイド孔32aに沿って後方に移動するこ
とによりリンク33、33が後方に揺動し(同図の矢印
K2 方向)、可動ヒンジ31、31を介して防水扉21
を一時的に後退させることができる。ただし、ガイド孔
32aは、連結ピン33aを中心とするヒンジピン31
aの旋回軌跡に比し、後方に長く伸びているものとす
る。また、防水扉21は、ほぼ垂直にまで起立すると、
ヒンジピン31a、ローラ31bがガイド孔32aの上
部に沿って前進し、リンク33、33が連結ピン33b
を中心にして前方に揺動することにより、前方に平行移
動するようにして扉枠45、45に密着させることがで
きる。
み込まれている(図1、図2)。駆動機構50は、共通
の駆動モータ51、ギヤユニット52、個別のギヤユニ
ット54、54、55、55を組み合わせて構成されて
いる。駆動モータ51の軸端には、カップリング51b
を介してギヤユニット52が連結されている。ギヤユニ
ット52の両軸形の出力軸52b、52bは、それぞれ
自在継手53a、連結軸53、自在継手53bを介して
ギヤユニット54に連結されている。
ング54cを介してギヤユニット55に連結されてお
り、各ギヤユニット55の出力軸には、スプロケット5
6が装着されている。なお、ギヤユニット52、各ギヤ
ユニット54には、所定の減速比のギヤ機構が組み込ま
れており、各ギヤユニット55には、ウォームギヤ機構
が組み込まれている。各ギヤユニット54は、支持ブロ
ック54dを介してケース本体41の底面に設置されて
おり、各ギヤユニット55は、ケース40の補強板45
上に設置されている。
2は、防水扉21の左右両端部に対応するようにして、
ケース40の左右に各1組が配設されている。各駆動レ
バー11は、左右一対の連結板11c、11cを介して
両端のロッド11a、11bを連結して形成されてい
る。ロッド11aは、ピン11a1 を介して防水扉21
の下方のブラケット11d、11dに回転自在に連結さ
れており、ピン11a1は、駆動レバー11の揺動中心
となっている。なお、ブラケット11d、11dは、共
通のベース板11d1 を介し、ケース40の補強板45
上に立設されている。
してローラ11e、11eが回転自在に装着されている
(図2、図4)。各ローラ11eは、止めねじ11e1
、座金11e2 を介して軸11b1 に外れ止めされて
おり、軸11b1 には、ロッド11b、ローラ11eの
間にスペーサ11e3 が装着されている。なお、防水扉
21の裏面には、補強材22、22を介して各駆動レバ
ー11のローラ11e、11eが係合する係合レール2
3、23が付設され、ローラ11e、11eに対応して
補強材22、22の間に別の係合レール24が付設され
ている。そこで、ローラ11e、11eは、係合レール
23、23と係合レール24との間に形成される隙間内
を前後に転動することができる。
には、チェーン12の両端が連結されている(図2、図
5)。連結板11c、11cの中間部には、上下のピン
11c1 、11c1 を介して連結ブロック11f、11
fが回転自在に取り付けられている。なお、下方のピン
11c1 は、連結板11c、11cの下向きの突出部分
に配置されており、ピン11c1 、11c1 は、それぞ
れ止めリング11c2、11c2 を介して抜け止めされ
ている。また、各連結ブロック11fは、メタルブッシ
ュ11f1 、11f1 を介してピン11c1 に回転自在
に装着されており、スペーサ11f2 、11f2 を介し
て連結板11c、11c間に正しく位置決めされてい
る。なお、一方の連結ブロック11fには、チェーン1
2の一端が直接連結されており、他方の連結ブロック1
1fには、テンション調整用のターンバックル11g
と、連結金具11hとを介してチェーン12の他端が連
結されている。
設するスプロケット57、56に掛けられており、スプ
ロケット57は、ケース40の補強板45上のブラケッ
ト58を介して支持されている。そこで、チェーン1
2、12は、駆動レバー11、11を駆動機構50に連
結し、個別のスプロケット56、56、個別のギヤユニ
ット55、55、54、54、共通のギヤユニット52
を介して共通の駆動モータ51に連結され、共通の駆動
モータ51によって駆動レバー11、11を一斉に前後
に揺動させることができる。
にして防水扉21を起倒させることができる。
の防水扉21を起立させるときは、駆動機構50を介し
てチェーン12、12を正方向に走行駆動することによ
り(図2の矢印K3 方向)、駆動レバー11、11を前
方に起立させる(同図の矢印K4 方向)。そこで、駆動
レバー11、11は、それぞれ先端のローラ11e、1
1eを介し、防水扉21の裏面の係合レール24に係合
しながら前方に移動し、防水扉21の後部を上方に押し
上げることができる。その後、駆動レバー11、11
は、さらに前方に揺動することにより、防水扉21を最
終的に使用状態にまで起立させて扉枠45、45に密着
させることができる(図2の二点鎖線)。
ときは、駆動機構50を介してチェーン12、12を逆
方向に走行させ(図2の矢印K3 の反対方向)、駆動レ
バー11、11を後方に揺動させればよい(同図の矢印
K5 方向)。このときの駆動レバー11、11は、それ
ぞれローラ11e、11eが係合レール23、23に係
合して後方に転動することにより、使用状態の防水扉2
1を待機状態にまで積極駆動することができる(同図の
実線)。
は、それぞれヒンジピン31aを介して可動ヒンジ3
1、31、固定ヒンジ32を相対回転自在に連結し、ガ
イド孔32aやリンク33、33、ローラ31bを有し
ない一般的な形式としてもよい。
ト52を手動操作可能とし、電動操作、手動操作の双方
可能形としてもよい。すなわち、駆動機構50は、蓋板
44を取り外し、適当な手動ハンドルを介してギヤユニ
ット52を手動操作することにより、スプロケット5
6、56、チェーン12、12を介して駆動レバー1
1、11を前後に揺動させ、防水扉21を手動により起
倒させることができる。なお、駆動機構50は、駆動モ
ータ51を省略し、手動操作専用としてもよい。
限らず、リンクチェーン、ブロックチェーン、ワイヤ、
ベルト等の任意の索状体を使用することができ、このと
きのスプロケット56、57は、索状体に適合する形状
に変更すればよい。なお、駆動レバー11、チェーン1
2は、防水扉21の左右両端部を含む任意の位置に対応
するように、任意の複数組を配設して、その全部を同期
して駆動してもよい。
ば、防水扉の裏面に係合する駆動レバーと、チェーンと
を組み合わせることによって、駆動レバーは、チェーン
によって前方に揺動させると、後方から前方に移動しな
がら防水扉を下側から押し上げて起立させることができ
るから、全体構造を簡単にし、防水扉を起立させるに必
要な駆動力を十分に小さくすることができる上、床面に
埋設するケースを必要最少限に浅くすることができると
いう優れた効果がある。
Claims (7)
- 【請求項1】 防水扉の下方に揺動中心を有する駆動レ
バーと、該駆動レバーを前後に揺動させるチェーンとを
備えてなり、前記駆動レバーは、防水扉の裏面に対して
前後に移動可能に係合することを特徴とする防水扉の起
立駆動機構。 - 【請求項2】 前記駆動レバーは、前方に揺動すること
により、床面に倒伏する待機状態の防水扉を床面に垂直
に起立する使用状態にまで起立駆動することを特徴とす
る請求項1記載の防水扉の起立駆動機構。 - 【請求項3】 前記駆動レバーは、後方に揺動すること
により、使用状態の防水扉を待機状態にまで積極駆動す
ることを特徴とする請求項2記載の防水扉の起立駆動機
構。 - 【請求項4】 前記駆動レバー、チェーンは、防水扉の
少なくとも左右両端部に対応する複数組を配設すること
を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
防水扉の起立駆動機構。 - 【請求項5】 前記各チェーンは、ウォームギヤ機構を
含む個別のギヤユニットと、共通のギヤユニットとを介
して共通の駆動モータに連結することを特徴とする請求
項4記載の防水扉の起立駆動機構。 - 【請求項6】 前記共通のギヤユニットは、手動操作可
能であることを特徴とする請求項5記載の防水扉の起立
駆動機構。 - 【請求項7】 前記駆動レバーは、先端のローラを介し
て防水扉の裏面の係合レールに係合することを特徴とす
る請求項1ないし請求項6のいずれか記載の防水扉の起
立駆動機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02749599A JP4161240B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 防水扉の起立駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02749599A JP4161240B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 防水扉の起立駆動機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000226965A true JP2000226965A (ja) | 2000-08-15 |
| JP4161240B2 JP4161240B2 (ja) | 2008-10-08 |
Family
ID=12222732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02749599A Expired - Lifetime JP4161240B2 (ja) | 1999-02-04 | 1999-02-04 | 防水扉の起立駆動機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4161240B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005120594A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fuji Seiko Honsha:Kk | 防水扉のシール機構と、それを使用する防水扉装置 |
| JP2007138698A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-06-07 | Howa Mach Ltd | 防水扉装置 |
| JP2012036723A (ja) * | 2005-10-21 | 2012-02-23 | Howa Mach Ltd | 防水扉装置 |
| CN114855720A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-05 | 蒙城县水利局建筑工程队 | 一种水利闸门安装用吊装设备 |
| JP2023047926A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 株式会社オカムラ | 防水板装置 |
-
1999
- 1999-02-04 JP JP02749599A patent/JP4161240B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005120594A (ja) * | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Fuji Seiko Honsha:Kk | 防水扉のシール機構と、それを使用する防水扉装置 |
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| JP2023047926A (ja) * | 2021-09-27 | 2023-04-06 | 株式会社オカムラ | 防水板装置 |
| JP7760309B2 (ja) | 2021-09-27 | 2025-10-27 | 株式会社オカムラ | 防水板装置 |
| CN114855720A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-05 | 蒙城县水利局建筑工程队 | 一种水利闸门安装用吊装设备 |
| CN114855720B (zh) * | 2022-05-05 | 2024-01-12 | 蒙城县水利局建筑工程队 | 一种水利闸门安装用吊装设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4161240B2 (ja) | 2008-10-08 |
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