JP2000227228A - 加熱調理装置 - Google Patents

加熱調理装置

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JP2000227228A
JP2000227228A JP11027548A JP2754899A JP2000227228A JP 2000227228 A JP2000227228 A JP 2000227228A JP 11027548 A JP11027548 A JP 11027548A JP 2754899 A JP2754899 A JP 2754899A JP 2000227228 A JP2000227228 A JP 2000227228A
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Kazunori Maeda
一憲 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は電子レンジなどの加熱調理装置の扉
に関するものであり、扉本体3の着脱を容易にしながら
扉本体3の脱落を確実に防止する。 【解決手段】 扉がほぼ全開時第1のヒンジピン4が第
1のヒンジ孔7から抜ける前に、扉脱落防止手段15の
面Bがヒンジ孔保持手段9の面Gに接触して扉本体3の
脱落を防止し、一方扉本体3をある角度範囲にしたとき
は扉脱落防止手段15の面Aヒンジ孔保持手段の面Dと
の隙間により着脱が容易となり、ケーシング11を取り
付けたあとは窓枠鍔部13とケーシング鍔部12の重ね
合わせにより扉本体3は脱落しないようにすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は加熱調理装置、特に
電子レンジの扉の加熱室への取付構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の加熱調理装置は、例えば特
開平8−219468号公報のように、図8、図9に示
されているように、被加熱物を収納する加熱室1を有
し、マグネトロンなどの加熱手段2を有していた。加熱
室1内の熱気や、被加熱物から発生する蒸気や生成ガス
や電磁波が機器本体外に漏れるのを防ぐために扉本体3
を加熱室1の前面に設けていた。同方向(図では下方)
に突出する第1のヒンジピン4と第2のヒンジピン5を
有するヒンジピン保持手段6を扉本体3に取り付けてい
た。第1のヒンジピン4及び第2のヒンジピン5が当接
する部分の加熱室1壁面には第1のヒンジ孔7及び第2
のヒンジ孔8はヒンジ孔保持手段9により保持された第
1のヒンジ孔7と第2のヒンジ孔8を設け、それぞれ第
1のヒンジピン4と第2のヒンジピン5により回転自在
に保持していた。窓枠10は扉本体3及びヒンジピン保
持手段6を覆い、ケーシング11は加熱室1を覆い、ケ
ーシング11の一部は加熱室3の前面から突出していて
ケーシング鍔部12を構成していた。さらに窓枠10の
加熱室側端面は窓枠鍔部13を構成していた。窓枠カバ
ー14は扉本体3の加熱室1側に設けていた。扉本体3
を加熱室1前面に取り付けるときは、第1のヒンジピン
4と、第2のヒンジピン5をそれぞれ第1のヒンジ孔7
と、第2のヒンジ孔8に挿入するようにしていた。扉本
体3を閉じた時は、ケーシング鍔部12が窓枠鍔部13
が重なり合う事により、加熱室1前面より扉本体3が脱
落しないようにしていた。扉本体3を開いたときは、ケ
ーシング鍔部12が窓枠鍔部13が重なり合わないの
で、ヒンジ孔保持手段9と窓枠カバー14の隙間を、第
1のヒンジピン4と第2のヒンジピン5のいずれの長さ
よりも小さくして扉本体3の脱落を防ぐようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
加熱調理装置では、扉本体3の脱落を防止するために
は、ヒンジ孔保持手段9と窓枠カバー14の隙間を、第
1のヒンジピン4と第2のヒンジピン5のいずれの長さ
よりも小さくしなければならなかったので、窓枠カバー
14を扉本体3に取り付けたまま扉本体3を加熱室1前
面に取り付けようとしても、第1のヒンジピン4、第2
のヒンジピン5ともに第1のヒンジ孔7、第2のヒンジ
孔8に取り付けできないという問題があった。そのた
め、組立の際は扉本体3を加熱室1前面に取り付けたあ
とで窓枠カバー14を取り付けなければならなかった
が、扉本体3は回転自在に保持されているため位置を固
定しにくく、窓枠カバー14の取り付けが困難であった
り、傷などの外観不良の原因になりやすいという問題が
あった。使用者が誤って扉本体3を持ち上げた時にも扉
本体3が脱落しないように、第1のヒンジピン4と第2
のヒンジピン5のいずれの長さより短い移動距離で、窓
枠カバー14がヒンジ孔保持手段9と干渉するようにし
ていた。窓枠カバー14が破損すると扉本体3が容易に
脱落してしまうため、窓枠カバー14は十分な強度を必
要とする問題があった。特に加熱調理装置が電子レンジ
などの高周波加熱調理装置の場合は、加熱室1からの電
波漏れを防ぐために、窓枠カバー14に金属を使うこと
ができず、ポリプロピレンなどの樹脂を使用していた。
電波漏れを最小にするためには、一般に樹脂の肉厚を薄
くしなければならなかったので、十分な強度を得るのは
さらに難しいという課題があった。窓枠カバー14を分
割して、加熱調理装置の製造を容易にすることも考えら
れたが、十分な強度を有しながら分割する構成としなけ
ればならなかったので、設計がさらにしにくいという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ヒンジピン保持手段またはヒンジ孔保持手
段の少なくともいずれか一方に扉脱落防止手段を有した
ものである。
【0005】上記発明によれば、扉本体の脱落防止はヒ
ンジピン保持手段またはヒンジ孔保持手段によってなさ
れるため、窓枠カバーで扉本体の脱落防止をする必要が
ないので、ヒンジ孔保持手段と窓枠カバーの隙間を小さ
くしなくてもよく、窓枠カバーを扉本体に取り付けたま
ま扉本体を加熱室前面に取り付けることができ、扉本体
の着脱が容易であるとともに、窓枠カバーの強度に頼ら
ない構成のため設計が容易にできる。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1の説明は加熱室前面開口
部にヒンジ保持手段とヒンジ孔保持手段とヒンジピンに
より扉脱落防止手段を構成し回転自在に取り付けた扉本
体を備えたものであり、請求項2の発明は調理物を収納
する加熱室と、前記加熱室前面開口に取り付ける扉本体
と、前記扉本体を回転自在に保持するヒンジピンを保持
するヒンジピン保持手段と、前記ヒンジピンと嵌合する
ヒンジ孔を設けたヒンジ孔保持手段とを備え、前記ヒン
ジピン保持手段には切欠溝を設け、前記ヒンジピンが前
記ヒンジ孔保持手段のヒンジ孔に嵌合後、前記ヒンジ保
持手段に設けた切溝中に前記ヒンジピン保持手段の一部
を嵌合させ、前記ヒンジピンの嵌合状態を維持する扉脱
落防止手段を備えたものである。
【0007】そして扉本体の脱落防止はヒンジピン保持
手段またはヒンジ孔保持手段の組合わせによってなされ
るため、窓枠カバーで扉本体の脱落防止をする必要がな
いので、ヒンジ孔保持手段と窓枠カバーの隙間を小さく
しなくてもよく、窓枠カバーを扉本体に取り付けたまま
扉本体を加熱室前面に取り付けることができ、扉本体の
着脱が容易であるとともに、窓枠カバーの強度に頼らな
い構成のため設計が容易にできる。
【0008】請求項3の発明は調理物を収納する加熱室
と、前記加熱室前面開口部に取り付ける扉本体と、前記
扉本体を回転自在に保持する、ヒンジピンとヒンジ孔と
の嵌合は特定された角度範囲のみで可能とした扉脱落防
止手段とを有するものである。
【0009】そして扉本体の脱落防止はヒンジピンまた
はヒンジ孔によってなされるため、窓枠カバーで扉本体
の脱落防止をする必要がないので、ヒンジ孔保持手段と
窓枠カバーの隙間を小さくしなくてもよく、窓枠カバー
を扉本体に取り付けたまま扉本体を加熱室前面に取り付
けることができ、扉本体の着脱が容易であるとともに、
窓枠カバーの強度に頼らない構成のため容易に設計する
ことができる。
【0010】請求項4の発明は加熱室を覆うケーシング
と、扉本体を覆う窓枠と、前記ケーシング端部に設けた
ケーシング鍔部と、前記窓枠端部に設けた窓枠鍔部とを
有し、扉本体をほぼ開いた位置で前記ケーシング鍔部と
前記窓枠鍔部の重なりがなくなる位置で扉脱落防止手段
を機能させるものである。
【0011】そしてケーシングを取り外し、扉本体を上
方に持ち上げることにより容易に着脱するすることがで
きるうえに、扉本体を加熱室前面に取り付けた後でケー
シングを取り付けることにより、ケーシング鍔部と窓枠
鍔部が重なり合うため、窓枠カバーがケーシングを乗り
越えて上方向に行くことがないので、加熱調理装置の組
立を容易にするとともに、扉本体の加熱室前面への保持
を確実にすることができる。
【0012】請求項5の発明は扉本体の加熱室側に設け
た窓枠カバーを有し、前記窓枠カバーがヒンジピン保持
手段あるいはヒンジ孔保持手段に接触するに要する移動
距離は扉脱落防止手段が前記ヒンジピン保持手段あるい
は前記ヒンジ孔保持手段に接触するに要する移動距離よ
り大きいものである。
【0013】そして使用者が誤って扉本体を持ち上げた
ときには、窓枠カバーがヒンジ孔保持手段に干渉する前
に、扉脱落防止手段が扉本体の脱落を確実に防止するこ
とができるため、窓枠カバーの強度を必要以上に確保す
る必要がなく設計が容易であるとともに、扉本体に窓枠
カバーを取り付けた状態のまま扉本体を加熱室前面に容
易に着脱することができる。
【0014】請求項6の発明はンジピン保持手段または
ヒンジ孔保持手段の少なくとも一方に扉回転制御手段を
設けたものである。
【0015】そして扉本体が開いた状態でさらに扉本体
を押し広げようとする力が働いた場合でも安定して扉本
体の回転を止めることができる。
【0016】請求項7の発明は少なくとも2カ所に設け
たヒンジピンを有し、前記ヒンジピンの一つは前記ヒン
ジピンの他方より長くしたものである。
【0017】そして一つのヒンジピンは他方のヒンジピ
ンより長いため、一方のヒンジピンを一方のヒンジ孔に
先に入れたあと、他方のヒンジピンを他方のヒンジ孔に
入れることができるので、扉本体を容易に加熱室前面に
取り付けることができる。
【0018】請求項8の発明は扉脱落防止手段と、ヒン
ジピン保持手段と、ヒンジ孔保持手段とを有し、前記扉
脱落防止手段間を接続する前記ヒンジピン保持手段また
は前記ヒンジ孔保持手段の少なくとも一方は一体構成と
したものである。
【0019】そして扉脱落防止手段間の距離を一定に保
ちやすいので、少なくとも2カ所の扉脱落防止手段を同
時に作用させることができ、より確実に扉本体の脱落を
防止することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0021】(実施例1)図1は本発明の実施例1の加
熱調理装置の要部断面斜視図である。また図2は加熱調
理装置の要部分解斜視図、図3、図4、図5は加熱調理
装置の要部分解断面図である。
【0022】図において、1は被加熱物を収納する加熱
室で、2はマグネトロンなどの加熱手段である。加熱室
1内の熱気や、被加熱物から発生する蒸気や生成ガスや
電磁波が機器本体外に漏れるのを防ぐために扉本体3を
加熱室1の前面に設けている。下方向に突出する第1の
ヒンジピン4と第2のヒンジピン5を有するヒンジピン
保持手段6が扉本体3に取り付けられている。第1のヒ
ンジピン4及び第2のヒンジピン5が当接する部分の加
熱室1壁面にはヒンジ孔保持手段9が第1のヒンジ孔7
と第2のヒンジ孔8を設けて保持し、それぞれ第1のヒ
ンジピン4と第2のヒンジピン5を回転自在に保持して
いる。窓枠10は扉本体3及びヒンジピン保持手段6を
覆い、ケーシング11は加熱室1を覆っている。ケーシ
ング11の一部は加熱室3の前面から突出していてケー
シング鍔部12を構成し、窓枠10の加熱室側端面は窓
枠鍔部13を構成しケーシング鍔部13内に窓枠鍔部1
3が重なり合っている。窓枠カバー14は扉本体3の加
熱室1側に設けている。窓枠カバー14とヒンジ孔保持
手段9との隙間は、第1のヒンジ孔7から第1のヒンジ
ピン4を抜き取るに必要な長さ、および第2のヒンジ孔
8から第2のヒンジピン5を抜き取るに必要な長さのい
ずれよりも大きい。
【0023】図1に示すように、ヒンジピン保持手段6
は、扉脱落防止手段15すなわち、第1のヒンジピン7
の軸方向にほぼ平行な面A及び、ある傾斜角を持った面
B、さらに第1のヒンジピン7の軸方向にほぼ平行かつ
軸中心を通る直線にほぼ垂直な面Cを有している。一方
ヒンジ孔保持手段9は、第1のヒンジピン7の軸方向に
ほぼ平行な面D、軸中心を中心とする回動する円筒面
E、円筒面Eにほぼ正接する、すなわち軸中心を通る直
線にほぼ垂直な面F、軸方向にほぼ垂直な面Gを有して
いる。扉本体3が開き切った位置では扉回転制限手段1
6すなわち面Fと面Cは接触する。
【0024】図3は扉本体3が閉じている状態を示す。
扉脱落防止手段15の面Aとヒンジ孔保持手段9の面D
の間にはすき間がある。ケーシング鍔部12の下に窓枠
鍔部13が入り込んでいて、重なり部分を有している。
図4は扉本体3が開いていく途中の状態を示す。面Aは
ヒンジ孔保持手段9の面Eよりも軸中心に近い位置にあ
る。扉回転制御手段16の面Cと面Eの間にはすき間が
ある。扉脱落防止手段15の面Bはヒンジ孔保持手段9
の面Gの下方向にある。面Bと面Gとの隙間は第1のヒ
ンジ孔7から第1のヒンジピン4を抜き取るに必要な長
さより小さい。図5は扉が開き切った状態を示す。面C
はヒンジ孔保持手段9の面Fに対して、垂直に当たる。
面Bは面Gの下方向にある。ケーシング鍔部12と窓枠
鍔部13は重なっていない。図6は第2のヒンジピン5
及び第2のヒンジ孔8に設けた面A、面B、面C、面
D、面E、面F及び面Gを表し、それぞれ、第1のヒン
ジピン4及び第1のヒンジ孔7のものと同様の構成をし
ている。第2のヒンジピン5は、第1のヒンジピン4よ
り長くしている。ヒンジピン保持手段6とヒンジ孔保持
手段9はそれぞれ、一体構成である。
【0025】次に動作、作用について説明する。図3に
示すように扉本体3をほぼ閉めた状態では面Aと面Dの
間にはすき間があり、ヒンジピン保持手段6はヒンジ孔
保持手段9に対し上下に動かすことができるので、扉本
体3を加熱室1前面に取り付けたり、取り外す場合に、
ケーシング11を取り外し、扉本体3をほぼ閉じた状態
にして、扉本体3を上方に持ち上げることにより容易に
着脱することができる。扉本体3を加熱室1前面に取り
付けた後でケーシング11を取り付けることにより、ケ
ーシング鍔部12と窓枠鍔部13が重なり合うため、窓
枠カバー14がケーシング11を乗り越えて上方向に行
くことがなく、扉本体3が加熱室1前面から外れること
がない。
【0026】また、図4のように扉本体3が開きはじめ
た状態では、面Bが面Gと重なり合っているため、ヒン
ジピン保持手段6はヒンジ孔保持手段9を乗り越えて上
方向に移動することがない。これにより扉本体3を開き
はじめた状態ではケーシング鍔部12と窓枠鍔部13が
重なり合っているかどうかにかかわらず、扉本体3が加
熱室1前面から外れることがない。面Eは第1のヒンジ
ピン7の軸中心に対して円筒面であるため、扉本体3が
開きはじめてから開き切るまで面Cと面Eは一定のすき
間を持って回転することができる。面Bと面Gの隙間は
第1のヒンジ孔7から第1のヒンジピン4を抜き取るに
必要な長さより小さいため、第1のヒンジ孔7から第1
のヒンジピン4が抜ける前に扉本体3の脱落を確実に防
止することができる。また、第1のヒンジ孔7から第1
のヒンジピン4を抜き取るに必要な長さよりもさらに窓
枠カバー14とヒンジ孔保持手段9との隙間が大きいた
め、使用者が誤って扉本体3を持ち上げたときには、窓
枠カバー14がヒンジ孔保持手段9に接触する前に、扉
本体3の脱落を確実に防止することができる。このた
め、窓枠カバー14の強度を必要以上に確保する必要が
なく容易に設計可能であるとともに、扉本体3に窓枠カ
バー14を取り付けた状態のまま、扉本体3をほぼ閉じ
た状態にすることによって、扉本体3を加熱室1前面に
容易に着脱することができる。
【0027】また、図5のように扉本体3が開き切った
状態では、面Cが面Fに対し垂直に当たるので、扉本体
3がこれ以上開かないようにすることができ、窓枠カバ
ー14がケーシング11に干渉するのを防ぐことができ
る。面Fは第1のヒンジピン4軸中心を通る直線に対し
ほぼ垂直であるため、扉本体3にさらに押し広げようと
する力が加わった場合、面Cは面Fからの反作用を接触
面に対し垂直に受けるので、面Cが面F上を滑ることが
なく、安定して扉本体3の回転を止めることができる。
第2のヒンジピン5は第1のヒンジピン4より長いた
め、第2のヒンジピン5を第2のヒンジ孔8に先に入れ
たあと、第1のヒンジピン4を第1のヒンジ孔7に入れ
ることができるので、扉本体3を容易に加熱室1前面に
取り付けることができる。
【0028】また、図6に示す通り、本実施例では扉脱
落防止手段15を2カ所に設けているため、万一、一カ
所の扉脱落防止手段15だけでは支え切れないような力
が扉本体3に加えられた場合でも、他方の扉脱落防止手
段15により、より確実に扉本体3の脱落を防止するこ
とができる。また、ヒンジピン保持手段6とヒンジ孔保
持手段9はそれぞれ、一体構成であるので、図1に示す
面Bと図6に示す面Bとの距離および、図1に示す面G
と図6に示す面Gとの距離は、組立時、ヒンジピン保持
手段6とヒンジ孔保持手段9の取り付け作業のばらつき
に関係なく一定に保つことができる。このため、誤って
使用者が扉本体3を持ち上げた場合でも、2カ所の扉脱
落防止手段15の面Bと面Gがほぼ同時に接触するた
め、より確実に扉本体3の脱落を防止することができ
る。
【0029】(実施例2)図7は本発明の実施例2の加
熱調理装置の要部分解斜視図である。実施例1と事なる
点は第1のヒンジピン4の一部を突出させ面A、面B、
面Cを構成し、第1のヒンジ孔7の一部を切り欠いて面
E、面Gを構成したところである。なお、その他実施例
1と同一符号のものは同一構造を有し、説明を省略す
る。
【0030】次に動作、作用について説明する。第1の
ヒンジピン4の一部を突出させ面A、面B、面Cを構成
し、第1のヒンジ孔7の一部を切り欠いて面E、面Gを
構成しているので、実施例1と同様、扉本体3を加熱室
1前面に容易に着脱することができ、確実に回転自在に
保持することができる。
【0031】なお、ヒンジピン保持手段6を扉本体3
側、ヒンジ孔保持手段9を加熱室1側に有する構成とし
たが、ヒンジピン保持手段6を加熱室1側、ヒンジ孔保
持手段9を扉本体3側に有する構成としても同様に実施
することができる。
【0032】なお、ヒンジピン保持手段6およびヒンジ
孔保持手段9はそれぞれ一体構成としたが、それぞれ2
つ以上に分割されていても同様に実施することができ
る。
【0033】なお、ヒンジピン保持手段6およびヒンジ
孔保持手段9はそれぞれ一体構成としたが、第1のヒン
ジピン4と第2のヒンジピン5との間、第1のヒンジ孔
7と第2のヒンジ孔8との間を連結する部分はそれぞれ
フランジやリブなどの補強手段を有していても同様に実
施することができる。
【0034】なお、扉脱落防止手段15は2カ所に設け
る構成としたが、少なくとも一カ所以上であれば同様に
実施することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、扉本
体、ヒンジピンと、ヒンジピン保持手段あるいはヒンジ
孔保持手段の少なくともいずれか一組に扉脱落防止手段
を有し、ケーシング鍔部と窓枠鍔部を重ね合わせている
ため、簡単な構造で確実に扉本体を保持するとともに、
扉本体の着脱もケーシングを外すだけで容易にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の加熱調理装置の要部断面斜
視図
【図2】同加熱調理装置の要部分解外観斜視図
【図3】同加熱調理装置の要部断面図
【図4】同加熱調理装置の要部断面図
【図5】同加熱調理装置の要部断面図
【図6】同加熱調理装置の要部分解斜視図
【図7】本発明の実施例2の加熱調理装置の要部分解斜
視図
【図8】従来の加熱調理装置の要部分解外観斜視図
【図9】従来の加熱調理装置の要部断面斜視図
【符号の説明】
1 加熱室 3 扉本体 4 第1のヒンジピン 5 第2のヒンジピン 6 ヒンジピン保持手段 7 第1のヒンジ孔 8 第2のヒンジ孔 9 ヒンジ孔保持手段 10 窓枠 11 ケーシング 12 ケーシング鍔部 13 窓枠鍔部 14 窓枠カバー 15 扉脱落防止手段 16 扉回転制御手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室前面開口部にヒンジ保持手段とヒン
    ジ孔保持手段とヒンジピンにより扉脱落防止手段を構成
    し回転自在に取り付けた扉本体を備えた加熱調理装置。
  2. 【請求項2】調理物を収納する加熱室と、前記加熱室前
    面開口に取り付ける扉本体と、前記扉本体を回転自在に
    保持するヒンジピンを保持するヒンジピン保持手段と、
    前記ヒンジピンと嵌合するヒンジ孔を設けたヒンジ孔保
    持手段とを備え、前記ヒンジピン保持手段には切欠溝を
    設け、前記ヒンジピンが前記ヒンジ孔保持手段のヒンジ
    孔に嵌合後、前記ヒンジ保持手段に設けた切溝中に前記
    ヒンジピン保持手段の一部を嵌合させ、前記ヒンジピン
    の嵌合状態を維持する扉脱落防止手段を備えた加熱調理
    装置。
  3. 【請求項3】調理物を収納する加熱室と、前記加熱室前
    面開口部に取り付ける扉本体と、前記扉本体を回転自在
    に保持する、ヒンジピンとヒンジ孔との嵌合は特定され
    た角度範囲のみ可能である扉脱落防止手段とを設けた加
    熱調理装置。
  4. 【請求項4】加熱室を覆うケーシングと、扉本体を覆う
    窓枠と、前記ケーシング端部に設けたケーシング鍔部
    と、前記窓枠端部に設けた窓枠鍔部とを有し、扉本体は
    ほぼ全開の位置で前記ケーシング鍔部と前記窓枠鍔部の
    重なりがなくなる位置で扉脱落防止手段が機能する請求
    項2または3記載の加熱調理装置。
  5. 【請求項5】扉本体の加熱室側に設けた窓枠カバーを有
    し、前記窓枠カバーがヒンジピン保持手段あるいはヒン
    ジ孔保持手段に接触するに要する移動距離は扉脱落防止
    手段が前記ヒンジピン保持手段あるいは前記ヒンジ孔保
    持手段に接触するに要する移動距離より大きい請求項2
    または4のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
  6. 【請求項6】ヒンジピン保持手段またはヒンジ孔保持手
    段の少なくとも一方に扉回転制御手段を設けた請求項2
    または4または5のいずれか1項に記載の加熱調理装
    置。
  7. 【請求項7】少なくとも2カ所に設けたヒンジピンを有
    し、前記ヒンジピンの一つは前記ヒンジピンの他方より
    長い事を特徴とする請求項2ないし6のいずれか1項に
    記載の加熱調理装置。
  8. 【請求項8】扉脱落防止手段と、ヒンジピン保持手段
    と、ヒンジ孔保持手段とを有し、前記扉脱落防止手段間
    を接続する前記ヒンジピン保持手段または前記ヒンジ孔
    保持手段の少なくとも一方は一体構成である請求項2ま
    たは4ないし7のいずれか1項に記載の加熱調理装置。
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