JP2000229408A - 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび液体吐出記録装置 - Google Patents

液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび液体吐出記録装置

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JP2000229408A
JP2000229408A JP3326999A JP3326999A JP2000229408A JP 2000229408 A JP2000229408 A JP 2000229408A JP 3326999 A JP3326999 A JP 3326999A JP 3326999 A JP3326999 A JP 3326999A JP 2000229408 A JP2000229408 A JP 2000229408A
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head
film
resin
orifice plate
forming
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Haruhiko Terai
晴彦 寺井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オリフィスプレートに多数の吐出口、および
流路内にそれぞれ進入させる多数の凸部を形成するため
にオリフィスプレートを分割せずにオリフィスプレート
を作製することが可能となる液体吐出ヘッドの製造方法
を実現する。 【解決手段】 押出成形機のダイから溶融樹脂をフィル
ム状に押出し、押出されたフィルム状樹脂に、所定の形
状のレリーフ型を備えたロールを押圧することで、その
レリーフ型によってフィルム状樹脂3に複数の吐出口4
1および複数の凸部45を形成する。それぞれの凸部4
5は吐出口41ごとに独立してそれぞれの吐出口41の
周囲に形成される。フィルム状樹脂3に吐出口41およ
び凸部45を形成してなるオリフィスプレートが、ヘッ
ド本体に備えられた流路内に凸部45が進入して嵌合す
るように接着剤によりヘッド本体に接合されることで、
液体吐出ヘッドが製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を飛翔液滴と
して噴射して液滴を被記録媒体に付着させることにより
記録を行う液体吐出ヘッドの製造方法や、その製造方法
により製造された液体吐出ヘッド、その液体吐出ヘッド
を有するヘッドカートリッジおよび液体吐出記録装置に
関する。
【0002】また本発明は、紙、糸、繊維、布帛、皮
革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス
等の被記録媒体に対して記録を行う、プリンタ、複写
機、通信システムを有するファクシミリ、プリンタ部を
有するワードプロセッサ等の装置、さらには各種処理装
置と複合的に組み合わせた産業記録装置に適用できる液
体吐出ヘッドの製造方法や、その製造方法により製造さ
れた液体吐出ヘッド、その液体吐出ヘッドを有するヘッ
ドカートリッジおよび液体吐出記録装置に関する。な
お、本発明における『記録』とは、文字や図形など意味
を持つ画像を被記録媒体に形成することだけでなく、パ
ターン等の意味を持たない画像を被記録材に形成するこ
とも意味する。
【0003】
【従来の技術】従来より、液体吐出ヘッドに形成された
オリフィスから記録液としてのインクを吐出することに
より記録を行うインクジェット記録装置が、低騒音、高
速記録などの点で優れた記録装置として知られている。
【0004】このインクジェット記録装置については、
これまでにもさまざまなものが提案され、改良が加えら
れて商品化されたものもあれば現在、実用化への努力が
続けられているものもある。
【0005】図24は、従来のインクジェット記録装置
に備えられる液体吐出ヘッドについて説明するための斜
視図である。
【0006】図24に示すように、従来のインクジェッ
ト記録装置に備えられる液体吐出ヘッドでは、インクを
吐出するための吐出口(オリフィス)241が形成され
たオリフィスプレート240と、吐出口241にそれぞ
れ連通した流路261を構成するための溝が形成された
天板260と、流路261の壁面の一部を構成し、か
つ、吐出のためのエネルギーを発生するエネルギー発生
素子251を有する基板250とによって構成されてい
る。流路261を形成するように基板250のエネルギ
ー発生素子251側の面に天板260を接合してヘッド
本体246が構成されており、それぞれの吐出口241
が、それぞれの吐出口241に対応する流路261と連
通するように、ヘッド本体246の、接合面244aを
含む前端面に接着樹脂によりオリフィスプレート240
が接合されている。
【0007】オリフィスプレート240に形成された吐
出口241は微細なものであり、この吐出口241が液
体吐出ヘッドの吐出性能を左右する重要な要素となって
いる。従って、液体吐出ヘッドのオリフィスプレート2
40の性能としては、微細な吐出口241が設けられる
ため、加工性がよいことや、また、インクに直接接触す
るため、耐インク性がよいことなどが必要とされる。
【0008】近年の記録技術の進歩に伴って、高速、高
精細な記録が要求されるようになりつつあり、このた
め、吐出口241の大きさ(オリフィス径)が微小にな
り、かつ吐出口241が高密度に形成されるようになっ
てきた。その結果、オリフィスプレート240の材料と
して、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリ
フェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン
などの樹脂フィルムを用い、その樹脂フィルムにエキシ
マレーザのアブレーションによる微細加工でオリフィス
を形成する方法が最も一般的に用いられている。
【0009】しかしながら、オリフィスプレート240
をヘッド本体246に接合する際に、微細な吐出口24
1を、吐出口241と連通させる流路261と隙間なく
接続することは極めて難しい。
【0010】上記の対策としては、図24に示されるよ
うに、オリフィスプレート240のヘッド本体246側
の面における吐出口241の周辺に凸部245を形成
し、その凸部245全体、または凸部245の一部を流
路261内に進入させて嵌合する方法が用いられてい
た。この方法により、オリフィスプレート240を接着
する際に用いられる接着樹脂の、吐出口241または流
路261への流れ込みが防止される。オリフィスプレー
ト240に凸部245を形成する際には、吐出口241
の形成と同様に、エキシマレーザによる加工が行われて
いた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、近年
の記録技術の進歩に伴って、高速、高精細な記録が要求
されるようになりつつあり、記録速度の向上、および解
像度を高くするためにノズルの数はしだいに増加する方
向にある。
【0012】一方で、工業用に、現在最も一般的に用い
られているエキシマレーザはKrFレーザであり、Kr
Fレーザの実用上の出力は500mJから700mJが
最大となっている。このクラスの出力のレーザを用いた
場合に、微細加工時の精度の確保に適した縮小光学系の
マスクを用いると、レーザ加工の有効エリアは1/2i
nch程度以下になる。ここで、ノズル数の多い液体吐
出ヘッドを作製する際に必要なレーザ加工のエリアが、
レーザの有効加工エリアよりも大きい場合では、一つの
ヘッドを一括で加工できないため、液体吐出ヘッドの構
成部品をレーザの有効加工エリア内の大きさに分割し、
分割された構成部品をそれぞれ別々に加工することにな
る。
【0013】図24に示した液体吐出ヘッドを製造する
ためにオリフィス241を形成する際の穴加工でオリフ
ィスプレート240を分割して加工した場合、オリフィ
スプレート240の、分割された部分同士を接続した時
にオリフィスプレート240のつなぎ目で誤差が生じる
と、そのつなぎ目の誤差が液体吐出ヘッドにおけるノズ
ルピッチの誤差となり、液体吐出ヘッドの記録品位が低
下するという問題点がある。
【0014】また、レーザ加工により凸部245を形成
するためにオリフィスプレート240を分割して加工す
る場合では、凸部245につなぎ目を設定するとオリフ
ィスプレート240のつなぎ目の誤差は、流路261内
に進入させる凸部245のずれになってしまうという問
題点がある。この場合、流路261に対する凸部245
と吐出口241の位置がずれて、つなぎ目における吐出
口241の形状が不良になったり、流路261への凸部
245の進入がうまくできないなどの不良が発生する。
【0015】これに対して、吐出口241ごとに凸部2
45を独立して形成し、隣り合う凸部245の間につな
ぎ目を設定する場合、つなぎ目がオーバラップすること
で、凸部245を形成する際の除去加工における加工深
さの二倍の深さの溝ができたり、つなぎ目がアンダーカ
ットすることでその箇所に壁状の加工残りができたりす
るという問題点が発生することがある。また、レーザ加
工で凸部245を形成するには、オリフィスプレートの
広い面に対して多大な除去加工をする必要があるため、
カーボンなどの副生成物の発生も多く、レーザ加工の後
処理の手間もかかるという問題点がある。また、レーザ
加工機も、大規模なものが必要となり、液体吐出ヘッド
を製造するための装置のコストが高くなってしまう。
【0016】本発明の目的は、流路を有するヘッド本体
に、吐出口が形成されたオリフィスプレートを接合して
液体吐出ヘッドを製造する際に、オリフィスプレートの
吐出口の周囲に凸部を形成し、その凸部をヘッド本体の
流路内に進入させてオリフィスプレートをヘッド本体に
接合する液体吐出ヘッドの製造方法において、吐出口お
よび凸部を形成するためにオリフィスプレートを分割し
て作製することによりオリフィスのピッチの誤差や吐出
口の形状不良、流路への凸部の進入がうまくできないこ
となどの不良がない液体吐出ヘッドの製造方法や、液体
吐出ヘッド、その液体吐出ヘッドを有するヘッドカート
リッジおよび液体吐出記録装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、液体を飛翔液滴として吐出させるための
エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
路を備えたヘッド本体と、前記流路とそれぞれ連通した
複数の吐出口、および前記吐出口の周囲に、前記流路内
に進入して嵌合するように前記吐出口ごとにそれぞれ独
立して形成された複数の凸部を備えて前記ヘッド本体に
接合されたオリフィスプレートとを有する液体吐出ヘッ
ドの製造方法であって、前記オリフィスプレートを作製
するために押出成形により溶融樹脂をフィルム状に押出
してフィルム状樹脂を形成する工程と、前記フィルム状
樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型を備えたロール
を押圧することにより、前記フィルム状樹脂に前記吐出
口および前記凸部を同時に連続的に形成し、前記フィル
ム状樹脂に前記複数の吐出口および前記複数の凸部が形
成されてなる前記オリフィスプレートを作製する工程
と、前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接
合面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレー
トとの接合面に接着剤を塗布する工程と、前記オリフィ
スプレートを前記接着剤により前記本体ヘッドに接着す
る工程とを有する。
【0018】上記の発明では、液体吐出ヘッドを製造す
る際に、押出成形により溶融樹脂をフィルム状に押出す
ことでフィルム状樹脂を形成し、フィルム状樹脂の表面
に、所定の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧する
ことによりフィルム状樹脂に吐出口、およびヘッド本体
の流路内に進入して嵌合する凸部を同時に連続的に形成
してオリフィスプレートを作製するので、従来のように
多数の吐出口および凸部をレーザ加工により形成するた
めにオリフィスプレートを分割して作製する必要がなく
なる。従って、従来ではオリフィスプレートを分割して
作製した際にオリフィスプレートのつなぎ目の誤差によ
る吐出口のピッチの誤差や、吐出口の形状不良、流路へ
の凸部の進入がうまくいかないことなどの問題点が発生
していたが、それらの問題点がすべてなくなる。また、
隣り合う凸部の間でつなぎ目を設定した場合に、凸部を
形成する際の除去加工における加工深さの二倍の深さの
溝ができたり、つなぎ目に壁状の加工残りができたりす
るという問題点がなくなる。さらに、吐出口や凸部を形
成する際にレーザを用いないので、カーボンなどの副生
成物の発生がないために後処理の手間もかからず、大規
模なレーザ加工機も必要なく、製造装置のコストを低く
抑えることができる。
【0019】また、本発明は、上記の構成の液体吐出ヘ
ッドを製造方法であって、オリフィスプレートを作製す
る工程として、押出成形により溶融樹脂をフィルム状に
押出してフィルム状樹脂を形成する工程と、前記フィル
ム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型を備えたロ
ールを押圧することにより、前記フィルム状樹脂に、前
記吐出口を形成するための凹部が中央部にそれぞれ形成
された前記複数の凸部を形成する工程と、前記複数の凹
部のそれぞれの底面にレーザを照射することで前記フィ
ルム状樹脂に前記吐出口を複数形成する工程とを有す
る。
【0020】さらに、本発明の液体吐出ヘッドの製造方
法は、オリフィスプレートを作製する工程として、押出
成形により溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状
樹脂を形成する工程と、前記フィルム状樹脂の表面に、
所定の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧すること
により、前記フィルム状樹脂に、前記凸部を形成するた
めの、それぞれ独立した複数の突起部を形成する工程
と、それぞれの前記突起部の先端面の中央部にレーザを
照射することで前記フィルム状樹脂に前記吐出口および
前記凸部を複数形成する工程とを有する。
【0021】さらに、本発明の液体吐出ヘッドの製造方
法は、オリフィスプレートを作製する工程として、押出
成形により溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状
樹脂を形成する工程と、前記フィルム状樹脂の表面に、
所定の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧すること
により、前記フィルム状樹脂に、前記複数の凸部を形成
するための連続した突起部、および該突起部に配置され
た前記吐出口を形成する工程と、前記連続した突起部
の、前記吐出口および前記凸部に対応する部分を除く部
分にレーザを照射することで前記凸部を複数形成する工
程とを有する。
【0022】さらに、本発明の液体吐出ヘッドの製造方
法は、オリフィスプレートを作製する工程として、押出
成形により溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状
樹脂を形成する工程と、前記フィルム状樹脂の表面に、
所定の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧すること
により、前記フィルム状樹脂に、前記吐出口を形成する
ための、それぞれ独立した複数の凹部を有する、前記複
数の凸部を形成するための連続した突起部を形成する工
程と、前記連続した突起部の、前記凹部および前記凸部
に対応する部分を除く部分にレーザを照射することで前
記凸部を複数形成する工程と、前記複数の凹部のそれぞ
れの底面にレーザを照射することで前記フィルム状樹脂
に前記吐出口を複数形成する工程とを有する。
【0023】上記の液体吐出ヘッドの製造方法におい
て、前記フィルム状樹脂の表面にロールを押圧する工程
の後の工程が、前記複数の凹部のそれぞれの底面にレー
ザを照射することで前記フィルム状樹脂に前記吐出口を
複数形成する工程と、前記連続した突起部の、前記吐出
口および前記凸部に対応する部分を除く部分にレーザを
照射することで前記フィルム状樹脂に前記凸部を複数形
成する工程とで構成されていてもよい。
【0024】さらに、本発明の液体吐出ヘッドの製造方
法は、オリフィスプレートを作製する工程として、押出
成形により溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状
樹脂を形成する工程と、前記フィルム状樹脂の表面に、
所定の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧すること
により、前記フィルム状樹脂に、前記複数の凸部を形成
するための連続した突起部を形成する工程と、前記連続
した突起部の、前記吐出口および前記凸部に対応する部
分を除く部分にレーザを照射することで、前記凸部を形
成するための、それぞれ独立した複数の突起部を形成す
る工程と、前記独立したそれぞれの突起部の先端面の中
央部にレーザを照射することで、前記フィルム状樹脂に
前記吐出口および前記凸部を複数形成する工程とを有す
る。
【0025】上記の液体吐出ヘッドの製造方法におい
て、前記フィルム状樹脂の表面にロールを押圧する工程
の後の工程が、前記連続した突起部の、前記吐出口に対
応する部分にレーザを照射することで前記フィルム状樹
脂に前記吐出口を複数形成する工程と、前記連続した突
起部の、前記吐出口および前記凸部に対応する部分を除
く部分にレーザを照射することで前記フィルム状樹脂に
前記凸部を複数形成する工程とから構成されていてもよ
い。
【0026】上記のとおりの発明でも、オリフィスプレ
ートを作製する際にフィルム状樹脂の表面に、レリーフ
型を備えたロールを押圧することにより、凹部を有する
凸部、凸部を形成するためのそれぞれ独立した複数の突
起部、凸部を形成するための連続した突起部、または吐
出口を形成する工程と、レーザ加工の工程とを組み合わ
せることで、多数の吐出口を有するオリフィスプレート
を分割して作製せずに一体のものとして製作することが
できる。従って、多数の吐出口を有するオリフィスプレ
ートを作製する際にも、オリフィスプレートのつなぎ目
もなく、吐出口や凸部などの寸法精度が良好になる。こ
れにより、オリフィスプレートの凸部をヘッド本体の流
路に勘合することができないなどの不良がなくなる。ま
た、作製されたオリフィスプレートを用いて構成された
液体吐出ヘッドにより記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0028】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法が適用される
液体吐出ヘッドについて説明するための斜視図である。
図2は、図1に示される液体吐出ヘッドの、流路方向に
沿った断面図である。
【0029】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
より製造される液体吐出ヘッドは、図1に示すように、
基板50の表面に天板60を接合してなるヘッド本体4
6と、ヘッド本体46の前端面に接合されたオリフィス
プレート40などから構成されている。基板(以下、ヒ
ータボードともいう)50には、インクなどの液体を吐
出させるために利用される熱エネルギーを発生する複数
のエネルギー発生素子(以下、ヒータともいう)51
と、エネルギー発生素子51に電気信号を供給するため
のAl配線とが備えられている。この基板50は、Si
基板上に複数のエネルギー発生素子51および前記Al
配線を成膜技術によって形成してなるものである。
【0030】天板60の一方の面には、エネルギー発生
素子51がそれぞれ配置された複数の流路61を形成す
るための溝や、それぞれの流路61に供給されるインク
を一時的に保持する液室62を形成するための溝が形成
されている。さらに、天板60には、液室62内にイン
クを供給するための供給口64が形成されている。それ
ぞれの流路61にエネルギー発生素子51が配置される
ように基板50と天板60とを接合することにより、複
数の流路61および複数のエネルギー発生素子51が備
えられたヘッド本体46が構成されている。このヘッド
本体46の前端面に、すなわち、図2に示すように基板
50の、オリフィスプレート40との接合面44a、お
よび天板60の、オリフィスプレート40との接合面4
4bを含む面に、それぞれの流路61の開口が配置され
ている。
【0031】一方、オリフィスプレート40には、流路
61とそれぞれ連通した複数の吐出口(以下、オリフィ
スともいう)41が複数形成されている。また、オリフ
ィスプレート40の、ヘッド本体46との接合面におけ
る吐出口41の周囲には、吐出口41ごとにそれぞれ独
立した凸部45が複数形成されている。それぞれの凸部
45が流路61内に進入し、凸部45が流路61に嵌合
した状態で、接着剤である接着樹脂42によって接合面
44a,44bにオリフィスプレート40が接合されて
いる。
【0032】この液体吐出ヘッドでは、エネルギー発生
素子51から発生した熱エネルギーが流路61内のイン
クに作用することでエネルギー発生素子51上で気泡が
発生し、その気泡の発生を利用して吐出口41からイン
クが吐出される。
【0033】図3は、本発明の第1の実施形態の液体吐
出ヘッドの製造方法に使用される製造ラインの一部を模
式的に示す図である。図3に示される製造ラインは、図
1および図2に示したオリフィスプレート40を製造す
るためのものである。この製造ラインでは、押出成形に
より溶融樹脂をフィルム状に押出し、押出されたフィル
ム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型を備えたロ
ールを押圧することで、そのフィルム状樹脂の表面に所
望の形状のパターンを形成するまでの工程が行われる。
【0034】図3に示すように押出成形機1のダイ2か
ら溶融樹脂をフィルム状に押出すことによりフィルム状
樹脂3が形成され、フィルム状樹脂3は冷却ロール5と
ニップロール6との間に挟まれて、それらのロールによ
って押圧される。冷却ロール5の表面には、図1および
図2に示した吐出口41および凸部45に応じた形状の
レリーフ型4が取り付けられている。このレリーフ型4
によってフィルム状樹脂3の表面に所望の形状が連続的
に形成される。
【0035】レリーフ型4によって表面に所望の形状が
形成されると共に冷却ロール5によって冷却されたフィ
ルム状樹脂3は、いくつかのロールと、2つの引き取り
ロール7とを経由した後に巻き取りロール8によってロ
ール状に巻き取られる。
【0036】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法で
は、押出成形機1から押出す樹脂材料としてポリサルフ
ォン樹脂(アモコ社製のユーデルP3900)を用い
た。押出成形機1から押出す樹脂材料、すなわちフィル
ム状樹脂3の材料としては、熱可塑性ポリマーを用いる
ことが好ましい。また、具体的には、フィルム状樹脂3
の材料として、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレ
ンサルファイドまたはポリエーテルエーテルケトンのう
ちいずれか1つを用いることが好ましい。
【0037】次に、オリフィスプレート40を作製する
方法について説明する。
【0038】まず、ポリサルフォン樹脂を下記の加工条
件(A)にて、ダイ2から厚さ50μmとなるように押
出してフィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹
脂3を、表面にレリーフ型4が備えられた温度15℃の
冷却ロール5、およびニップロール6により押圧し、フ
ィルム状樹脂3を冷却する。
【0039】押出し加工条件(A) ダイ開口: 0.5mm 押出し機設定温度:後部315℃ 中間部360℃ ヘ
ッドおよびダイ部370℃ 冷却ロール温度:15℃ 押出し厚み:50μm ニップ圧(エアゲージ圧):2kgf/cm2 図4および図5は、図3に示した製造ラインにより作製
されたフィルム状樹脂3の平面図および断面図である。
図4(a)はフィルム状樹脂3の平面図であり、図4
(b)は図4(a)のA−A’線断面図である。また、
図5(a)は、図4(a)に示されるフィルム状樹脂の
B部を拡大した平面図であり、図5(b)は、図5
(a)のC−C’線断面図である。
【0040】フィルム状樹脂3の表面に冷却ロール5の
レリーフ型4が押圧されることで、そのレリーフ型4に
よって、図4(a)、図4(b)、図5(a)および図
5(b)に示すようにフィルム状樹脂3に吐出口41お
よび凸部45が同時に、フィルム状樹脂3の押出し方向
に連続的に複数形成される。
【0041】凸部45のピッチは600dpiの解像度
に相当する間隔であり、凸部45の外形は四角柱形状と
なっている。凸部45の外形寸法としては、縦が30μ
m、横が30μm、高さが10μmとなっている。オリ
フィス41の形状は円錐台となっており、オリフィス4
1の凸部45側の端面における円の直径がφ25μm、
凸部45側と反対側の端面における円の直径がφ20μ
mとなっている。このような形状および寸法を有するオ
リフィス41および凸部45がフィルム状樹脂3に同時
に、かつ、連続的に形成されるように、レリーフ型4が
作製されている。
【0042】フィルム状樹脂3にレリーフ型4によって
オリフィス41および凸部45を形成した後に、フィル
ム状樹脂3の、凸部45側と反対側の表面(フェイス
面)に撥水層を形成する。撥水処理剤としては、旭硝子
株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。フィルム状樹
脂3のフェイス面に撥水層を形成する際には、まず、そ
のフェイス面をコロナ処理により親水化した後に、塗布
装置として康井精機社製のマイクログラビアコータを用
いて、フィルム状樹脂3のフェイス面に撥水剤を塗布す
る。ここでは、撥水層の最終の厚さが0.1μmとなる
ように、撥水剤を塗布する工程と、塗布された撥水剤を
80℃でプリベークする工程とを連続して行った。この
ような塗布およびプリベークの工程が完了してロール状
に巻き取られたフィルム状樹脂3を、加熱炉内で150
℃の温度で5時間加熱することにより、フィルム状樹脂
3のフェイス面に撥水層が形成される。
【0043】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法で
は、フィルム状樹脂3にレリーフ型4を押圧する工程
と、フィルム状樹脂3に撥水層を形成する工程とを別々
に行ったが、それらの2つの工程を1つの工程で行って
もよい。例えば、フィルム状樹脂3にレリーフ型4を押
圧する工程において、フィルム状樹脂3のニップロール
6側の面に撥水剤を供給してその表面に撥水層を形成し
ながらフィルム状樹脂3の押圧加工を行ってもよい。あ
るいは、巻き取りロール8によってフィルム状樹脂3を
巻き取る前の位置に、撥水剤を塗布するためのコーティ
ングロールをセットし、そのコーティングロールを用い
てフィルム状樹脂3に撥水剤を塗布してもよい。
【0044】このようにして吐出口41および凸部45
が形成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、
1つの液体吐出ヘッドごとに必要なサイズに切断して、
図1および図2に示したオリフィスプレート40が作製
される。
【0045】次に、オリフィスプレート40を作製した
後の、液体吐出ヘッドの製造方法について説明する。
【0046】オリフィスプレート40を作製した後に
は、上述した工程とは別の工程で作製されたヘッド本体
46に、接着剤によってオリフィスプレート40を接合
する。ここで用いる接着剤としては、UV(紫外線)を
接着剤に照射することによりタック性(粘性)を保持し
たままBステージ(硬化中間状態)化し、その接着剤を
硬化収縮させてから、加熱圧着、または接着剤へのさら
なるUV照射により部材同士を接着することが可能なエ
ポキシ系の接着剤を用いる。このような接着剤は、Bス
テージ化せずに加熱圧着のみでも接着が可能なものであ
る。
【0047】まず、上記のようなエポキシ系の接着剤を
転写法によりヘッド本体46の接合面44a,44bに
転写する。次に、転写された接着剤に1mW/cm2
紫外線を60秒間照射して接着剤のBステージ化を行
い、接着剤のタック性を保持したまま接着剤の硬化収縮
を終了させる。
【0048】次に、オリフィスプレート40のそれぞれ
の凸部45を、それぞれの凸部45に対応する流路61
内に進入させて凸部45を流路61の先端部に嵌合す
る。凸部45と流路61との勘合は、すきまばめとし
た。
【0049】次に、オリフィスプレート40の、凸部4
5側と反対側の面からオリフィスプレート40に1kg
/cm2の荷重をかけて、オリフィスプレート40とヘ
ッド本体46とを密着させ、その状態を保持したまま6
0℃の温度でヘッド本体46にオリフィスプレート40
を加熱圧着し、接着剤の硬化を終了させる。
【0050】以上で説明した工程を経て、図1および図
2に示した液体吐出ヘッドが製造される。本実施形態の
液体吐出ヘッドの製造方法によれば、1つのオリフィス
プレート40は、分割して作製されずに一体のものとし
て製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィ
スプレート40を作製する際にも、オリフィスプレート
40のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸
法精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート
40の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合する
ことができないという不良がなくなる。また、作製され
た液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価におい
ては、オリフィスプレートを分割して作製した場合にお
けるオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって
生じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良も
なく、良好な記録品位が得られた。さらに、オリフィス
41や凸部45を形成するためにレーザを用いないの
で、カーボンなどの副生成物の発生がないために後処理
の手間もかからず、大規模なレーザ加工機も必要なく、
液体吐出ヘッドを製造する装置のコストを低く抑えるこ
とができる。
【0051】(第2の実施の形態)図6および図7は、
本発明の第2の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
ついて説明するための図である。本実施形態の液体吐出
ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法により
製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状のも
のを製造する方法であり、第1の実施形態と比較して、
吐出口をレーザ加工により形成する点が主に異なってい
る。以下では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明
する。
【0052】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、オリフィスプレートを作製するためのフィルム
状樹脂を形成する。ここでは、第1の実施形態で用いた
レリーフ型4の代わりに、レリーフ型4とは異なる別の
所定の形状のレリーフ型を備えた冷却ロール5を用い
る。図6(a)は、押出成形機1のダイ2から押出され
たポリサルフォン樹脂が、冷却ロール5に備えられた前
記レリーフ型によって押圧されることにより所定の形状
に形成されたフィルム状樹脂の平面図であり、図6
(b)は、図6(a)のA−A’線断面図である。図7
(a)は、図6(a)に示したフィルム状樹脂のB部を
拡大した平面図であり、図7(a’)は、図7(a)の
C−C’線断面図である。
【0053】まず、第1の実施形態と同様な押出し加工
条件(A)で、ポリサルフォン樹脂をダイ2から厚み5
0μmとなるようにフィルム状に押出すことにより、フ
ィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹脂3を、
表面に前記レリーフ型が備えられた温度15℃の冷却ロ
ール5、およびニップロール6により押圧すると同時に
冷却する。これにより、冷却ロール5に備えられた前記
レリーフ型によって、図6(a)、図6(b)、図7
(a)および図7(a’)に示すようにフィルム状樹脂
3に、それぞれが独立した複数の凸部45と、凸部45
の中央部にそれぞれ配置された複数の凹部47aとがフ
ィルム状樹脂3の押出し方向に連続的に形成される。そ
れぞれの凹部47aはオリフィス41を形成するための
ものである。凸部45のピッチおよび外形寸法は、第1
の実施形態と同様であり、凹部47aの深さは40μm
となっている。このような凸部45および凹部47aが
フィルム状樹脂3に同時に形成されるように、冷却ロー
ル5に備えられたレリーフ型が製作されている。
【0054】次に、フィルム状樹脂3の、凸部45側と
反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同様な
方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、旭硝
子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0055】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
7を参照して説明する。図7(b)、図7(c)は、図
6(a)に示したフィルム状樹脂のB部を拡大した平面
図であり、図7(b’)は図7(b)のC−C’線断面
図、図7(c’)は図7(c)のC−C’線断面図であ
る。
【0056】図7(b’)に示すように、それぞれの凹
部47aの底面にレーザ13を照射することにより、図
7(c)および図7(c’)に示すようにそれぞれの凹
部47aの底面に、フィルム状樹脂3を貫通する貫通孔
を形成する。これにより、凸部45側と反対側の開口寸
法がφ20μmのオリフィス41がフィルム状樹脂3に
形成される。
【0057】図8は、フィルム状樹脂3にオリフィス4
1を形成するためのレーザ加工装置を模式的に示す図で
ある。図8に示されるレーザ加工装置には、エキシマレ
ーザ発振器9と、エキシマレーザ発振器9から出射され
たレーザ13を集光させる集光レンズ11と、集光レン
ズ11を透過したレーザ13をフィルム状樹脂3の所定
の部分に照射させるためのマスク12とが備えられてい
る。エキシマレーザ発振器9から出射されたレーザ13
は集光レンズ11およびマスク12を介してフィルム状
樹脂3に照射される。フィルム状樹脂3はロール状に巻
かれた状態で収納されており、ここでは、ロール状のフ
ィルム状樹脂3を巻き出すことによりフィルム状樹脂3
の一部を平らにし、フィルム状樹脂3の平らな部分にレ
ーザ13を照射させる。
【0058】本実施形態では、図1に示した製造ライン
の装置と、図8に示したレーザ加工装置とが別々になっ
ているが、図1に示した製造ラインにおいて巻き取りロ
ール8の手前に、図8に示したレーザ加工装置を配置す
ることもできる。
【0059】ここで、フィルム状樹脂3の厚さに対して
凹部47aの深さを深くし、レーザ13でオリフィス4
1を開口させる肉厚を必要な寸法公差内に薄くした場合
では、レーザ13を照射する部分を凹部47aの底面に
対してアライメントする必要がなく、凹部47aの底面
全体にレーザ13を照射すればよい。これにより、オリ
フィス41を形成するプロセスが簡単になり、液体吐出
ヘッドの製造コスト、および製造装置のコストが下が
る。
【0060】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0061】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0062】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0063】(第3の実施の形態)図9および図10
は、本発明の第3の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方
法について説明するための図である。本実施形態の液体
吐出ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法に
より製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状
のものを製造する方法であり、第1の実施形態と比較し
て、吐出口をレーザ加工により形成する点が主に異なっ
ている。また、第2の実施形態の製造方法と比較して、
レリーフ型の押圧によってフィルム状樹脂に凹部を形成
せずに吐出口を形成する点が異なっている。以下では、
第1および第2の実施形態と異なる点を中心に説明す
る。
【0064】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、オリフィスプレートを作製するためのフィルム
状樹脂を形成する。ここでは、第1の実施形態で用いた
レリーフ型4の代わりに、レリーフ型4とは異なる別の
所定の形状のレリーフ型を備えた冷却ロール5を用い
る。図9(a)は、押出成形機1のダイ2から押出され
たポリサルフォン樹脂が、冷却ロール5に備えられた前
記レリーフ型によって押圧されることにより所定の形状
に形成されたフィルム状樹脂の平面図であり、図9
(b)は、図9(a)のA−A’線断面図である。図1
0(a)は、図9(a)に示したフィルム状樹脂のB部
を拡大した平面図であり、図10(a’)は、図10
(a)のC−C’線断面図である。
【0065】まず、第1の実施形態と同様な押出し加工
条件(A)で、ポリサルフォン樹脂をダイ2から厚み5
0μmとなるようにフィルム状に押出すことにより、フ
ィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹脂3を、
表面に前記レリーフ型が備えられた温度15℃の冷却ロ
ール5、およびニップロール6により押圧すると同時に
冷却する。これにより、冷却ロール5に備えられた前記
レリーフ型によって、図9(a)、図9(b)、図10
(a)および図10(a’)に示すようにフィルム状樹
脂3に、凸部45を形成するための、それぞれが独立し
た複数の突起部48aがフィルム状樹脂3の押出し方向
に連続的に形成される。突起部48aのピッチおよび外
形寸法は、最終的にフィルム状樹脂3に形成される凸部
45と同様である。このような突起部48aがフィルム
状樹脂3に形成されるように、冷却ロール5に備えられ
たレリーフ型が製作されている。
【0066】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48a
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0067】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
10を参照して説明する。図10(b)、図10(c)
は、図9(a)に示したフィルム状樹脂のB部を拡大し
た平面図であり、図10(b’)は図10(b)のC−
C’線断面図、図10(c’)は図10(c)のC−
C’線断面図である。
【0068】図10(b’)に示すように、それぞれの
突起部48aの先端面の中央部にレーザ13を照射する
ことにより、図10(c)および図10(c’)に示す
ようにそれぞれの突起部48aの中央部に、フィルム状
樹脂3を貫通する貫通孔、すなわちオリフィス41を形
成する。これにより、凸部45側と反対側の開口寸法が
φ20μmのオリフィス41がフィルム状樹脂3に形成
される。ここでは、第2の実施形態の図8に示したレー
ザ加工装置を用いて、第2の実施形態と同様な方法によ
り、フィルム状樹脂3にオリフィス41を形成する。
【0069】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0070】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0071】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0072】(第4の実施の形態)図11および図12
は、本発明の第4の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方
法について説明するための図である。本実施形態の液体
吐出ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法に
より製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状
のものを製造する方法であり、第1の実施形態と比較し
て、吐出口の周囲の凸部を形成する際にレーザを用いる
点が主に異なっている。以下では、第1の実施形態と異
なる点を中心に説明する。
【0073】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、オリフィスプレートを作製するためのフィルム
状樹脂を形成する。ここでは、第1の実施形態で用いた
レリーフ型4の代わりに、レリーフ型4とは異なる別の
所定の形状のレリーフ型を備えた冷却ロール5を用い
る。図11(a)は、押出成形機1のダイ2から押出さ
れたポリサルフォン樹脂が、冷却ロール5に備えられた
前記レリーフ型によって押圧されることにより所定の形
状に形成されたフィルム状樹脂の平面図であり、図11
(b)は、図11(a)のA−A’線断面図である。図
12(a)は、図11(a)に示したフィルム状樹脂の
B部を拡大した平面図であり、図12(a’)は、図1
2(a)のC−C’線断面図である。
【0074】まず、第1の実施形態と同様な押出し加工
条件(A)で、ポリサルフォン樹脂をダイ2から厚み5
0μmとなるようにフィルム状に押出すことにより、フ
ィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹脂3を、
表面に前記レリーフ型が備えられた温度15℃の冷却ロ
ール5、およびニップロール6により押圧すると同時に
冷却する。これによって、冷却ロール5に備えられた前
記レリーフ型によって、図11(a)、図11(b)、
図12(a)および図12(a’)に示すようにフィル
ム状樹脂3に、凸部45を形成するための、フィルム状
樹脂3の押出し方向に連続した突起部48b、および突
起部48bに配置された複数のオリフィス41が形成さ
れる。突起部48bの外形寸法は、幅が30μm、高さ
が10μmとなっている。このような突起部48bおよ
びオリフィス41がフィルム状樹脂3に形成されるよう
に、冷却ロール5に備えられたレリーフ型が製作されて
いる。
【0075】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48b
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0076】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
12を参照して説明する。図12(b)、図12(c)
は、図11(a)に示したフィルム状樹脂のB部を拡大
した平面図であり、図12(b’)は図12(b)のC
−C’線断面図、図12(c’)は図12(c)のC−
C’線断面図である。
【0077】図12(b’)に示すように、突起部48
bの先端面におけるオリフィス41および凸部45に対
応する部分を除く部分にレーザ13を照射することによ
り、図12(c)および図12(c’)に示すように、
突起部48bの不要な部分を除去し、オリフィス41ご
とにそれぞれが独立した複数の凸部45を形成する。こ
こでは、第2の実施形態の図8に示したレーザ加工装置
を用いて凸部45を形成するが、第2の実施形態で用い
たマスク12の代わりに、凸部45を形成するための所
定のパターンを有する別のマスクを用いてレーザ加工を
行う。
【0078】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0079】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0080】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0081】(第5の実施の形態)図13〜図15は、
本発明の第5の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
ついて説明するための図である。本実施形態の液体吐出
ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法により
製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状のも
のを製造する方法である。
【0082】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、オリフィスプレートを作製するためのフィルム
状樹脂を形成する。ここでは、第1の実施形態で用いた
レリーフ型4の代わりに、レリーフ型4とは異なる別の
所定の形状のレリーフ型を備えた冷却ロール5を用い
る。図13(a)は、押出成形機1のダイ2から押出さ
れたポリサルフォン樹脂が、冷却ロール5に備えられた
前記レリーフ型によって押圧されることにより所定の形
状に形成されたフィルム状樹脂の平面図であり、図13
(b)は、図13(a)のA−A’線断面図である。図
14(a)は、図13(a)に示したフィルム状樹脂の
B部を拡大した平面図であり、図14(a’)は、図1
4(a)のC−C’線断面図である。
【0083】まず、第1の実施形態と同様な押出し加工
条件(A)で、ポリサルフォン樹脂をダイ2から厚み5
0μmとなるようにフィルム状に押出すことにより、フ
ィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹脂3を、
表面に前記レリーフ型が備えられた温度15℃の冷却ロ
ール5、およびニップロール6により押圧すると同時に
冷却する。これにより、冷却ロール5に備えられた前記
レリーフ型によって、図13(a)、図13(b)、図
14(a)および図14(a’)に示すようにフィルム
状樹脂3に、凸部45を形成するための、フィルム状樹
脂3の押出し方向に連続した突起部48b、および突起
部48bに配置された複数の凹部47bが形成される。
それぞれの凹部47aはオリフィス41を形成するため
のものであり、複数の凹部47bはそれぞれ独立してい
る。突起部48bの外形寸法は、幅が30μm、高さが
10μmとなっている。このような突起部48bおよび
凹部47bがフィルム状樹脂3に形成されるように、冷
却ロール5に備えられたレリーフ型が製作されている。
【0084】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48b
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0085】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
14および図15を参照して説明する。図14(b)、
図14(c)、図15(a)および図15(b)は、図
13(a)に示したフィルム状樹脂のB部を拡大した平
面図である。図14(b’)は図14(b)のC−C’
線断面図、図14(c’)は図14(c)のC−C’線
断面図、図15(a’)は図15(a)のC−C’線断
面図、図15(b’)は図15(b)のC−C’線断面
図である。
【0086】図14(b’)に示すように、突起部48
bの先端面における凹部47bおよび凸部45に対応す
る部分を除く部分にレーザ13を照射することにより、
図14(c)および図14(c’)に示すように、突起
部48bの不要な部分を除去し、凹部47bごとにそれ
ぞれが独立した複数の凸部45を形成する。
【0087】次に、図15(a’)に示すように、それ
ぞれの凹部47bの底面にレーザ13を照射することに
より、図15(b)および図15(b’)に示すように
それぞれの凹部47bの底面に、フィルム状樹脂3を貫
通する貫通孔を形成する。これにより、凸部45側と反
対側の開口寸法がφ20μmのオリフィス41がフィル
ム状樹脂3に形成される。
【0088】本実施形態においても、第2の実施形態の
図8に示したレーザ加工装置を用いて凸部45およびオ
リフィス41を形成する。凸部45を形成する際には、
第2の実施形態で用いたマスク12の代わりに、第4の
実施形態と同様に凸部45を形成するための所定のパタ
ーンを有する別のマスクを用いてレーザ加工を行う。ま
た、オリフィス41を形成する際には、凹部47bの底
面を開口させるために第2の実施形態と同様のマスク1
2を用いる。
【0089】第2の実施形態と同様に、フィルム状樹脂
3の厚さに対して凹部47bの深さを深くし、レーザ1
3でオリフィス41を開口させる肉厚を必要な寸法公差
内に薄くした場合では、レーザ13を照射する部分を凹
部47bの底面に対してアライメントする必要がなく、
凹部47bの底面全体にレーザ13を照射すればよい。
これにより、オリフィス41を形成するプロセスが簡単
になり、液体吐出ヘッドの製造コスト、および製造装置
のコストが下がる。
【0090】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0091】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0092】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0093】(第6の実施の形態)図16および図17
は、本発明の第6の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方
法について説明するための図である。本実施形態の液体
吐出ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法に
より製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状
のものを製造する方法である。本実施形態の製造方法
は、第5の実施形態の製造方法においてレーザ加工によ
りオリフィスを形成する工程と、レーザ加工により凸部
を形成する工程の順番が入れ代わったものである。
【0094】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、第5の実施形態の図13に示した突起部48b
および凹部47bが形成されたフィルム状樹脂3を作製
する。
【0095】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48b
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0096】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
16および図17を参照して説明する。図16(a)、
図16(b)、図16(c)、図17(a)および図1
7(b)は、図13(a)に示したフィルム状樹脂のB
部を拡大した平面図である。図16(a’)は図16
(a)のC−C’線断面図、図16(b’)は図16
(b)のC−C’線断面図、図16(c’)は図16
(c)のC−C’線断面図、図17(a’)は図17
(a)のC−C’線断面図、図17(b’)は図17
(b)のC−C’線断面図である。
【0097】図16(a)および図16(a’)に示す
ように、冷却ロール5に備えられたレリーフ型の押圧に
よりフィルム状樹脂3には、第5の実施形態で説明した
突起部48bおよび凹部47bが形成されている。
【0098】図16(b’)に示すように、それぞれの
凹部47bの底面にレーザ13を照射することにより、
図16(c)および図16(c’)に示すようにそれぞ
れの凹部47bの底面に、フィルム状樹脂3を貫通する
貫通孔を形成する。これにより、凸部45側と反対側の
開口寸法がφ20μmのオリフィス41がフィルム状樹
脂3に形成される。
【0099】次に、図17(a’)に示すように、突起
部48bの先端面におけるオリフィス41および凸部4
5に対応する部分を除く部分にレーザ13を照射するこ
とにより、図17(b)および図17(b’)に示すよ
うに、突起部48bの不要な部分を除去し、オリフィス
41ごとにそれぞれが独立した複数の凸部45を形成す
る。本実施形態においても、第5の実施形態と同様に、
第2の実施形態の図8に示したレーザ加工装置を用いて
凸部45およびオリフィス41を形成する。
【0100】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法で
も、第2の実施形態と同様に、フィルム状樹脂3の厚さ
に対して凹部47bの深さを深くし、レーザ13でオリ
フィス41を開口させる肉厚を必要な寸法公差内に薄く
した場合では、レーザ13を照射する部分を凹部47b
の底面に対してアライメントする必要がなく、凹部47
bの底面全体にレーザ13を照射すればよい。これによ
り、オリフィス41を形成するプロセスが簡単になり、
液体吐出ヘッドの製造コスト、および製造装置のコスト
が下がる。
【0101】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0102】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0103】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0104】(第7の実施の形態)図18〜図20は、
本発明の第7の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
ついて説明するための図である。本実施形態の液体吐出
ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法により
製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状のも
のを製造する方法である。
【0105】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、オリフィスプレートを作製するためのフィルム
状樹脂を形成する。ここでは、第1の実施形態で用いた
レリーフ型4の代わりに、レリーフ型4とは異なる別の
所定の形状のレリーフ型を備えた冷却ロール5を用い
る。図18(a)は、押出成形機1のダイ2から押出さ
れたポリサルフォン樹脂が、冷却ロール5に備えられた
前記レリーフ型によって押圧されることにより所定の形
状に形成されたフィルム状樹脂の平面図であり、図18
(b)は、図18(a)のA−A’線断面図である。図
19(a)は、図18(a)に示したフィルム状樹脂の
B部を拡大した平面図であり、図19(a’)は、図1
9(a)のC−C’線断面図である。
【0106】まず、第1の実施形態と同様な押出し加工
条件(A)で、ポリサルフォン樹脂をダイ2から厚み5
0μmとなるようにフィルム状に押出すことにより、フ
ィルム状樹脂3を形成する。そのフィルム状樹脂3を、
表面に前記レリーフ型が備えられた温度15℃の冷却ロ
ール5、およびニップロール6により押圧すると同時に
冷却する。これにより、冷却ロール5に備えられた前記
レリーフ型によって、図18(a)、図18(b)、図
19(a)および図19(a’)に示すようにフィルム
状樹脂3に、図1および図2に示した複数の凸部45を
形成するための、フィルム状樹脂3の押出し方向に連続
した突起部48cが形成される。それぞれの突起部48
cは、凸部45を形成するためのものであり、突起部4
8cの外形寸法は、幅が30μm、高さが10μmとな
っている。このような突起部48cがフィルム状樹脂3
に形成されるように、冷却ロール5に備えられたレリー
フ型が製作されている。
【0107】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48c
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0108】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
19および図20を参照して説明する。図19(b)、
図19(c)、図20(a)および図20(b)は、図
18(a)に示したフィルム状樹脂のB部を拡大した平
面図である。図19(b’)は図19(b)のC−C’
線断面図、図19(c’)は図19(c)のC−C’線
断面図、図20(a’)は図20(a)のC−C’線断
面図、図20(b’)は図20(b)のC−C’線断面
図である。
【0109】図19(b’)に示すように、突起部48
cの先端面の、図1および図2に示したオリフィス41
および凸部45に対応する部分を除く部分にレーザ13
を照射することにより、図19(c)および図19
(c’)に示すように、突起部48cの不要な部分を除
去し、それぞれが独立した複数の突起部48dを形成す
る。それぞれの突起部48dの外形形状は凸部45と同
様なものであり、それぞれの突起部48dの外形寸法
は、縦が30μm、横が30μm、高さが10μmとな
っている。
【0110】次に、図20(a’)に示すように、それ
ぞれの突起部48dの先端面の中央部にレーザ13を照
射することにより、図20(b)および図20(b’)
に示すようにそれぞれの突起部48dの中央部に、フィ
ルム状樹脂3を貫通する貫通孔、すなわちオリフィス4
1を形成する。これにより、凸部45側の開口寸法がφ
25μm、凸部45側と反対側の開口寸法がφ20μm
のオリフィス41がフィルム状樹脂3に形成される。
【0111】本実施形態においても、第2の実施形態の
図8に示したレーザ加工装置を用いて突起部48dや、
凸部45およびオリフィス41を形成する。突起部48
dを形成する際には、第2の実施形態で用いたマスク1
2の代わりに、第4の実施形態と同様に凸部45を形成
するための所定のパターンを有する別のマスクを用いて
レーザ加工を行う。また、オリフィス41を形成する際
には、突起部48dの中央部を開口させるために第2の
実施形態と同様のマスク12を用いる。
【0112】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0113】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0114】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0115】(第8の実施の形態)図21および図22
は、本発明の第8の実施形態の液体吐出ヘッドの製造方
法について説明するための図である。本実施形態の液体
吐出ヘッドの製造方法は、第1の実施形態の製造方法に
より製造された液体吐出ヘッドと同様な構成および形状
のものを製造する方法である。本実施形態の製造方法
は、第7の実施形態の製造方法と比較して、流路に嵌合
させる凸部の外形形状を形成する前に吐出口を先に形成
する点が異なっている。
【0116】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
おいても、第1の実施形態の図3に示した製造ラインに
よって、第7の実施形態の図18に示した突起部48c
が形成されたフィルム状樹脂3を作製する。
【0117】次に、フィルム状樹脂3の、突起部48c
側と反対側の面(フェイス面)に、第1の実施形態と同
様な方法により撥水層を形成する。撥水処理剤として、
旭硝子株式会社製のCTX−CZ5Aを用いた。
【0118】次に、フィルム状樹脂3に撥水層を形成し
た後の、オリフィスプレートを作製する工程について図
21および図22を参照して説明する。図21(a)、
図21(b)、図21(c)、図22(a)および図2
2(b)は、図18(a)に示したフィルム状樹脂のB
部を拡大した平面図である。図21(a’)は図21
(a)のC−C’線断面図、図21(b’)は図21
(b)のC−C’線断面図、図21(c’)は図21
(c)のC−C’線断面図、図22(a’)は図22
(a)のC−C’線断面図、図22(b’)は図22
(b)のC−C’線断面図である。
【0119】図21(a)および図21(a’)に示す
ように、冷却ロール5に備えられたレリーフ型の押圧に
よりフィルム状樹脂3には、第7の実施形態で説明した
突起部48cが形成されている。
【0120】図21(b’)に示すように、突起部48
cの先端面の、図1および図2に示したオリフィス41
に対応する部分にレーザ13を照射することにより、図
21(c)および図21(c’)に示すように突起部4
8cに、フィルム状樹脂3を貫通する貫通孔、すなわち
オリフィス41を形成する。これにより、凸部45側の
開口寸法がφ25μm、凸部45側と反対側の開口寸法
がφ20μmのオリフィス41がフィルム状樹脂3に形
成される。
【0121】次に、図22(a’)に示すように、突起
部48cの先端面におけるオリフィス41および凸部4
5に対応する部分を除く部分にレーザ13を照射するこ
とにより、図22(b)および図22(b’)に示すよ
うに、突起部48cの不要な部分を除去し、オリフィス
41ごとにそれぞれが独立した複数の凸部45を形成す
る。本実施形態においても、第7の実施形態と同様に、
第2の実施形態の図8に示したレーザ加工装置を用いて
オリフィス41および凸部45を形成する。
【0122】次に、オリフィス41および凸部45が形
成されてロール状に巻かれたフィルム状樹脂3を、1つ
の液体吐出ヘッドごとに必要な4インチサイズに切断し
て、図1および図2に示したオリフィスプレート40が
作製される。
【0123】次に、第1の実施形態で説明した方法と同
様に、オリフィスプレート40の凸部45がヘッド本体
46の流路61内に進入して嵌合するように、オリフィ
スプレート40をエポキシ系の接着剤によりヘッド本体
46に接着することで、図1および図2に基づいて説明
した液体吐出ヘッドが製造される。
【0124】本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法に
よれば、第1の実施形態と同様に、1つのオリフィスプ
レート40は、分割して作製されずに一体のものとして
製作されるため、多数の吐出口41を有するオリフィス
プレート40を作製する際にも、オリフィスプレート4
0のつなぎ目もなく、吐出口41や凸部45などの寸法
精度が良好になる。これにより、オリフィスプレート4
0の凸部45をヘッド本体46の流路61に勘合するこ
とができないという不良がなくなる。また、作製された
液体吐出ヘッドを用いて記録を行った際の評価において
は、オリフィスプレートを分割して作製した場合におけ
るオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によって生
じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良もな
く、良好な記録品位が得られた。
【0125】<液体吐出記録装置>図23は、図1およ
び図2に基づいて説明した液体吐出ヘッドを搭載した液
体吐出記録装置の一例であるインクジェット記録装置を
示す斜視図である。図23に示されるインクジェット記
録装置600に搭載されたヘッドカートリッジ601
は、図1および図2に基づいて説明した液体吐出ヘッド
と、その液体吐出ヘッドに供給される液体を保持する液
体容器とを有するものである。ヘッドカートリッジ60
1は、図23に示すように、駆動モータ602の正逆回
転に連動して駆動力伝達ギヤ603および604を介し
て回転するリードスクリュー605の螺旋溝606に対
して係合するキャリッジ607上に搭載されている。駆
動モータ602の動力によってヘッドカートリッジ60
1がキャリッジ607ともとにガイド608に沿って矢
印aおよびbの方向に往復移動される。インクジェット
記録装置600には、ヘッドカートリッジ601から吐
出されたインクなどの液体を受ける被記録媒体としての
プリント用紙Pを搬送する被記録媒体搬送手段(不図
示)が備えられている。その被記録媒体搬送手段によっ
てプラテン609上を搬送されるプリント用紙Pの紙押
さえ板610は、キャリッジ607の移動方向にわたっ
てプリント用紙Pをプラテン609に対して押圧する。
【0126】リードスクリュー605の一端の近傍に
は、フォトカプラ611および612が配設されてい
る。フォトカプラ611および612は、キャリッジ6
07のレバー607aの、フォトカプラ611および6
12の領域での存在を確認して駆動モータ602の回転
方向の切り換えなどを行うためのホームポジション検知
手段である。プラテン609の一端の近傍には、ヘッド
カートリッジ601の吐出口のある前面を覆うキャップ
部材614を支持する支持部材613が備えられてい
る。また、ヘッドカートリッジ601から空吐出などさ
れてキャップ部材614の内部に溜まったインクを吸引
するインク吸引手段615が備えられている。このイン
ク吸引手段615によりキャップ部材614の開口部を
介してヘッドカートリッジ601の吸引回復が行われ
る。
【0127】インクジェット記録装置600には本体支
持体619が備えられている。この本体支持体619に
は移動部材618が、前後方向、すなわちキャリッジ6
07の移動方向に対して直角な方向に移動可能に支持さ
れている。移動部材618には、クリーニングブレード
617が取り付けられている。クリーニングブレード6
17はこの形態に限らず、他の形態の公知のクリーニン
グブレードであってもよい。さらに、インク吸引手段6
15による吸引回復操作にあたって吸引を開始するため
のレバー620が備えられており、レバー620は、キ
ャリッジ607と係合するカム621の移動に伴って移
動し、駆動モータ602からの駆動力がクラッチ切り換
えなどの公知の伝達手段で移動制御される。ヘッドカー
トリッジ601に設けられた発熱体に信号を付与した
り、上記の各機構の駆動制御を行ったりするインクジェ
ット記録制御部はインクジェット記録装置の本体に設け
られており、図23では示されていない。インクジェッ
ト記録制御部には、液体吐出ヘッドから液体を吐出させ
るための駆動信号を供給する駆動信号供給手段が備えら
れている。
【0128】上述した構成を有するインクジェット記録
装置600では、前記の被記録媒体搬送手段によりプラ
テン609上を搬送されるプリント用紙Pに対して、ヘ
ッドカートリッジ601がプリント用紙Pの全幅にわた
って往復移動しながら記録を行う。
【0129】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、以下のよ
うな効果がある。
【0130】請求項1に記載の発明は、液体吐出ヘッド
を製造する際に、押出成形により形成されたフィルム状
樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型を備えたロール
を押圧することによりフィルム状樹脂に吐出口、および
ヘッド本体の流路内に進入して嵌合する凸部を同時に連
続的に形成してオリフィスプレートを作製するので、従
来のように多数の吐出口および凸部をレーザ加工により
形成するためにオリフィスプレートを分割して作製した
際に発生していた吐出口のピッチの誤差や、吐出口の形
状不良、流路への凸部の進入がうまくいかないなどの問
題点がすべてなくなるという効果がある。また、隣り合
う凸部の間でつなぎ目を設定した場合に、凸部を形成す
る際の除去加工における加工深さの二倍の深さの溝がで
きたり、つなぎ目に壁状の加工残りができたりするとい
う問題点もなくなる。さらに、吐出口や凸部を形成する
際にレーザを用いないので、カーボンなどの副生成物の
発生がないために後処理の手間もかからず、大規模なレ
ーザ加工機も必要なく、製造装置のコストを低く抑える
ことができるという効果がある。
【0131】請求項2〜8に記載の発明は、オリフィス
プレートを作製する際にフィルム状樹脂の表面に、レリ
ーフ型を備えたロールを押圧することにより、凹部を有
する凸部、凸部を形成するためのそれぞれ独立した複数
の突起部、凸部を形成するための連続した突起部、また
は吐出口を形成する工程と、レーザ加工の工程とを組み
合わせることで、オリフィスプレートを分割して作製せ
ず、一体のものとしてオリフィスプレートを製作するた
め、多数の吐出口を有するオリフィスプレートを作製す
る際にも、オリフィスプレートのつなぎ目もなく、吐出
口や凸部などの寸法精度が良好になるという効果があ
る。また、作製されたオリフィスプレートを用いて構成
された液体吐出ヘッドにより記録を行った際の評価にお
いては、オリフィスプレートを分割して作製した場合に
おけるオリフィスプレートのつなぎ目部分の不良によっ
て生じる飛翔液滴のよれや、記録画像のむらなどの不良
もなく、良好な記録品位が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドの製
造方法が適用される液体吐出ヘッドについて説明するた
めの斜視図である。
【図2】図1に示した液体吐出ヘッドの、流路方向に沿
った断面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態の液体吐出ヘッドの製
造方法に使用される製造ラインの一部を模式的に示す図
である。
【図4】図3に示した製造ラインにより作製されたフィ
ルム状樹脂の平面図および断面図である。
【図5】図3に示した製造ラインにより作製されたフィ
ルム状樹脂の平面図および断面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の液体吐出ヘッドの製
造方法について説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施形態の液体吐出ヘッドの製
造方法について説明するための図である。
【図8】フィルム状樹脂にオリフィスを形成するための
レーザ加工装置を模式的に示す図である。
【図9】本発明の第3の実施形態の液体吐出ヘッドの製
造方法について説明するための図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図11】本発明の第4の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図12】本発明の第4の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図13】本発明の第5の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図14】本発明の第5の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図15】本発明の第5の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図16】本発明の第6の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図17】本発明の第6の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図18】本発明の第7の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図19】本発明の第7の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図20】本発明の第7の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図21】本発明の第8の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図22】本発明の第8の実施形態の液体吐出ヘッドの
製造方法について説明するための図である。
【図23】図1および図2に基づいて説明した液体吐出
ヘッドを搭載した液体吐出記録装置の一例であるインク
ジェット記録装置を示す斜視図である。
【図24】従来のインクジェット記録装置に備えられる
液体吐出ヘッドについて説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 押出成形機 2 ダイ 3 フィルム状樹脂 4 レリーフ型 5 冷却ロール 6 ニップロール 7 引き取りロール 8 巻き取りロール 9 エキシマレーザ発振器 11 集光レンズ 12 マスク 13 レーザ 40 オリフィスプレート 41 吐出口(オリフィス) 42 接着樹脂 44a、44b 接合面 45 凸部 46 ヘッド本体 47a、47b 凹部 48a、48b、48c、48d 突起部 50 基板(ヒータボード) 51 エネルギー発生素子(ヒータ) 60 天板 61 流路 62 液室 64 供給口 600 インクジェット記録装置 601 ヘッドカートリッジ 602 駆動モータ 603、604 駆動力伝達ギヤ 605 リードスクリュー 606 螺旋溝 607 キャリッジ 607a レバー 608 ガイド 609 プラテン 610 紙押さえ板 611、612 フォトカプラ 613 支持部材 614 キャップ部材 615 インク吸引手段 617 クリーニングブレード 618 移動部材 619 本体支持体 620 レバー 621 カム P プリント用紙

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に前記吐出口および前記凸部を同時に連続的に形成
    し、前記フィルム状樹脂に前記複数の吐出口および前記
    複数の凸部が形成されてなる前記オリフィスプレートを
    作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記吐出口を形成するための凹部が中央部にそ
    れぞれ形成された前記複数の凸部を形成する工程と、 前記複数の凹部のそれぞれの底面にレーザを照射するこ
    とで前記フィルム状樹脂に前記吐出口を複数形成し、前
    記フィルム状樹脂に前記複数の吐出口および前記複数の
    凸部が形成されてなる前記オリフィスプレートを作製す
    る工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記凸部を形成するための、それぞれ独立した
    複数の突起部を形成する工程と、 それぞれの前記突起部の先端面の中央部にレーザを照射
    することで前記フィルム状樹脂に前記吐出口および前記
    凸部を複数形成し、前記フィルム状樹脂に前記複数の吐
    出口および前記複数の凸部が形成されてなる前記オリフ
    ィスプレートを作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  4. 【請求項4】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記複数の凸部を形成するための連続した突起
    部、および該突起部に配置された前記吐出口を形成する
    工程と、 前記連続した突起部の、前記吐出口および前記凸部に対
    応する部分を除く部分にレーザを照射することで前記凸
    部を複数形成し、前記フィルム状樹脂に前記複数の吐出
    口および前記複数の凸部が形成されてなる前記オリフィ
    スプレートを作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記吐出口を形成するための、それぞれ独立し
    た複数の凹部を有する、前記複数の凸部を形成するため
    の連続した突起部を形成する工程と、 前記連続した突起部の、前記凹部および前記凸部に対応
    する部分を除く部分にレーザを照射することで前記凸部
    を複数形成する工程と、 前記複数の凹部のそれぞれの底面にレーザを照射するこ
    とで前記フィルム状樹脂に前記吐出口を複数形成し、前
    記フィルム状樹脂に前記複数の吐出口および前記複数の
    凸部が形成されてなる前記オリフィスプレートを作製す
    る工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記吐出口を形成するための、それぞれ独立し
    た複数の凹部を有する、前記複数の凸部を形成するため
    の連続した突起部を形成する工程と、 前記複数の凹部のそれぞれの底面にレーザを照射するこ
    とで前記フィルム状樹脂に前記吐出口を複数形成する工
    程と、 前記連続した突起部の、前記吐出口および前記凸部に対
    応する部分を除く部分にレーザを照射することで前記フ
    ィルム状樹脂に前記凸部を複数形成し、前記フィルム状
    樹脂に前記複数の吐出口および前記複数の凸部が形成さ
    れてなる前記オリフィスプレートを作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記複数の凸部を形成するための連続した突起
    部を形成する工程と、 前記連続した突起部の、前記吐出口および前記凸部に対
    応する部分を除く部分にレーザを照射することで、前記
    凸部を形成するための、それぞれ独立した複数の突起部
    を形成する工程と、 前記独立したそれぞれの突起部の先端面の中央部にレー
    ザを照射することで前記フィルム状樹脂に前記吐出口お
    よび前記凸部を複数形成し、前記フィルム状樹脂に前記
    複数の吐出口および前記複数の凸部が形成されてなる前
    記オリフィスプレートを作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 液体を飛翔液滴として吐出させるための
    エネルギーを発生する複数のエネルギー発生素子、およ
    び該エネルギー発生素子がそれぞれ配置された複数の流
    路を備えたヘッド本体と、 前記流路とそれぞれ連通した複数の吐出口、および前記
    吐出口の周囲に、前記流路内に進入して嵌合するように
    前記吐出口ごとにそれぞれ独立して形成された複数の凸
    部を備えて前記ヘッド本体に接合されたオリフィスプレ
    ートとを有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、 前記オリフィスプレートを作製するために押出成形によ
    り溶融樹脂をフィルム状に押出してフィルム状樹脂を形
    成する工程と、 前記フィルム状樹脂の表面に、所定の形状のレリーフ型
    を備えたロールを押圧することにより、前記フィルム状
    樹脂に、前記複数の凸部を形成するための連続した突起
    部を形成する工程と、 前記連続した突起部の、前記吐出口に対応する部分にレ
    ーザを照射することで前記フィルム状樹脂に前記吐出口
    を複数形成する工程と、 前記連続した突起部の、前記吐出口および前記凸部に対
    応する部分を除く部分にレーザを照射することで前記フ
    ィルム状樹脂に前記凸部を複数形成し、前記フィルム状
    樹脂に前記複数の吐出口および前記複数の凸部が形成さ
    れてなる前記オリフィスプレートを作製する工程と、 前記オリフィスプレートの、前記ヘッド本体との接合
    面、または前記本体ヘッドの、前記オリフィスプレート
    との接合面に接着剤を塗布する工程と、 前記オリフィスプレートを前記接着剤により前記本体ヘ
    ッドに接着する工程とを有する液体吐出ヘッドの製造方
    法。
  9. 【請求項9】 前記フィルム状樹脂の表面に、前記所定
    の形状のレリーフ型を備えたロールを押圧する工程で
    は、前記押出成形の工程でフィルム状に押出された溶融
    樹脂を前記ロールによって冷却するように前記溶融樹脂
    に前記ロールを押圧する請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記フィルム状樹脂の材料として熱可
    塑性ポリマーを用いる請求項1〜9のいずれか1項に記
    載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記フィルム状樹脂の材料としてポリ
    サルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレン
    サルファイドまたはポリエーテルエーテルケトンのうち
    いずれか1つを用いる請求項1〜9のいずれか1項に記
    載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  12. 【請求項12】 熱エネルギーを液体に作用させること
    で起こる気泡の発生を利用して液体を吐出する液体吐出
    ヘッドであって、 請求項1〜11のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド
    の製造方法により製造された液体吐出ヘッド。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載に記載の液体吐出ヘ
    ッドと、該液体吐出ヘッドに供給される液体を保持する
    液体容器とを有するヘッドカートリッジ。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の液体吐出ヘッド
    と、該液体吐出ヘッドから液体を吐出させるための駆動
    信号を供給する駆動信号供給手段とを有する液体吐出記
    録装置。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の液体吐出ヘッド
    と、該液体吐出ヘッドから吐出された液体を受ける被記
    録媒体を搬送する被記録媒体搬送手段とを有する液体吐
    出記録装置。
  16. 【請求項16】 前記液体吐出ヘッドから液体を吐出し
    て被記録媒体に前記液体を付着させることで記録を行う
    ものである請求項14または15に記載の液体吐出記録
    装置。
JP3326999A 1999-02-10 1999-02-10 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび液体吐出記録装置 Pending JP2000229408A (ja)

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US09/500,028 US6745467B1 (en) 1999-02-10 2000-02-08 Method of producing a liquid discharge head
EP00102699A EP1027991A3 (en) 1999-02-10 2000-02-09 Method for producing liquid discharge head, liquid discharge head produced thereby, head cartridge and liquid discharge apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008246696A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Seiko Epson Corp 液体収容容器、液体収容容器の再生方法、液体収容容器におけるシール方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008246696A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Seiko Epson Corp 液体収容容器、液体収容容器の再生方法、液体収容容器におけるシール方法

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