JP2000229631A - ガスバリア性注出口栓 - Google Patents
ガスバリア性注出口栓Info
- Publication number
- JP2000229631A JP2000229631A JP11033934A JP3393499A JP2000229631A JP 2000229631 A JP2000229631 A JP 2000229631A JP 11033934 A JP11033934 A JP 11033934A JP 3393499 A JP3393499 A JP 3393499A JP 2000229631 A JP2000229631 A JP 2000229631A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout
- gas barrier
- gas
- film layer
- barrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Cartons (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】容器の内容物の保護性が良好で、容器開封時に
開口し易く、易廃棄性のガスバリア性注出口栓を提供す
るものである。 【解決手段】液体用紙容器の頂部に突設するスパウトと
このスパウトに螺合して装着するキャップとからなり、
スパウト100 は、円板状の基盤110 の上面に注出筒120
を立設し、注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線111 を
形成し、環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グ113 をもつ支柱112 を立設し、基盤の外周下端にフラ
ンジ114 を周設し、下面にガスバリア性シート130 を接
着した注出口栓において、ガスバリア性シートの構成
を、ポリエチレンフィルム層131 /電子線硬化ガスバリ
ア性接着層132 /ポリエチレンフィルム層133 構成にす
る。
開口し易く、易廃棄性のガスバリア性注出口栓を提供す
るものである。 【解決手段】液体用紙容器の頂部に突設するスパウトと
このスパウトに螺合して装着するキャップとからなり、
スパウト100 は、円板状の基盤110 の上面に注出筒120
を立設し、注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線111 を
形成し、環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グ113 をもつ支柱112 を立設し、基盤の外周下端にフラ
ンジ114 を周設し、下面にガスバリア性シート130 を接
着した注出口栓において、ガスバリア性シートの構成
を、ポリエチレンフィルム層131 /電子線硬化ガスバリ
ア性接着層132 /ポリエチレンフィルム層133 構成にす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体用紙容器の頂
部に突設するガスバリア性注出口栓に関するものであ
る。
部に突設するガスバリア性注出口栓に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、日本酒、焼酎、ワインなどの食品
に使用する液体用紙容器には、使用時の使い易さを考慮
して、例えば、図3に示すように、胴部(21)が四角
柱状で、切り妻屋根形の頂部の傾斜板(22)にスパウ
ト(100)にキャップ(200)を装着した注出口栓
(10)を突設させた液体用紙容器が広く使用されてい
た。この注出口栓は、流通保管時の内容物の保護性の完
全さと使用時の易開封を兼ね備えるものであり、例えば
実公平6−21858号公報に記載されたものがある。
このスパウトの構造は、図2(a)に示すように、円板
状の基盤(110)の上面に、キャップとの螺合部(1
21)を外周面にもつ注出筒(120)を立設し、この
注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線(111)を形成
し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グ(113)をもつ支柱(112)を立設し、基盤の外
周下端にフランジ(114)を周設し、下面にガスバリ
ア性シート(130)を接着したものであった。そし
て、容器を開封するときは、注出口栓のキャップを取り
外し、スパウトの注出筒の内側に収容されているプルリ
ングを指先に掛けて引っ張り、基盤の環状薄肉脆弱線と
下面に接着されているガスバリア性シートとを引き裂い
てスパウトを開口するものであった。そして、開口した
スパウトは、キャップを螺着して再封止するものであっ
た。なお、ガスバリア性シートの構成は、図2(b)に
示すポリエチレンフィルム層(131)/塩化ビニリデ
ンフィルム層(134)/ポリエチレンフィルム層(1
33)構成、図2(c)に示すポリエチレンフィルム層
(131)/エチレン−ビニルアルコール共重合体フィ
ルム層(135)/ポリエチレンフィルム層(133)
構成、図2(d)に示すポリエチレンフィルム層(13
1)/ナイロンフィルム層(136)/ポリエチレンフ
ィルム層(133)構成などであり、ガスバリア層とし
てガスバリア性樹脂のフィルム層を使用していた。
に使用する液体用紙容器には、使用時の使い易さを考慮
して、例えば、図3に示すように、胴部(21)が四角
柱状で、切り妻屋根形の頂部の傾斜板(22)にスパウ
ト(100)にキャップ(200)を装着した注出口栓
(10)を突設させた液体用紙容器が広く使用されてい
た。この注出口栓は、流通保管時の内容物の保護性の完
全さと使用時の易開封を兼ね備えるものであり、例えば
実公平6−21858号公報に記載されたものがある。
このスパウトの構造は、図2(a)に示すように、円板
状の基盤(110)の上面に、キャップとの螺合部(1
21)を外周面にもつ注出筒(120)を立設し、この
注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線(111)を形成
し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グ(113)をもつ支柱(112)を立設し、基盤の外
周下端にフランジ(114)を周設し、下面にガスバリ
ア性シート(130)を接着したものであった。そし
て、容器を開封するときは、注出口栓のキャップを取り
外し、スパウトの注出筒の内側に収容されているプルリ
ングを指先に掛けて引っ張り、基盤の環状薄肉脆弱線と
下面に接着されているガスバリア性シートとを引き裂い
てスパウトを開口するものであった。そして、開口した
スパウトは、キャップを螺着して再封止するものであっ
た。なお、ガスバリア性シートの構成は、図2(b)に
示すポリエチレンフィルム層(131)/塩化ビニリデ
ンフィルム層(134)/ポリエチレンフィルム層(1
33)構成、図2(c)に示すポリエチレンフィルム層
(131)/エチレン−ビニルアルコール共重合体フィ
ルム層(135)/ポリエチレンフィルム層(133)
構成、図2(d)に示すポリエチレンフィルム層(13
1)/ナイロンフィルム層(136)/ポリエチレンフ
ィルム層(133)構成などであり、ガスバリア層とし
てガスバリア性樹脂のフィルム層を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のガスバリア性を有する注出口栓においては、ガス
バリア性シートのガスバリア層に塩化ビニリデンフィル
ムを用いたものは、使用後の焼却廃棄処理時に有害ガス
を発生し、環境衛生上で好ましいものでなく、またガス
バリア層にエチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ムやナイロンフィルムを用いたものは、容器開封時にガ
スバリア性シートが引き裂きにくいことがあった。
従来のガスバリア性を有する注出口栓においては、ガス
バリア性シートのガスバリア層に塩化ビニリデンフィル
ムを用いたものは、使用後の焼却廃棄処理時に有害ガス
を発生し、環境衛生上で好ましいものでなく、またガス
バリア層にエチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ムやナイロンフィルムを用いたものは、容器開封時にガ
スバリア性シートが引き裂きにくいことがあった。
【0004】本発明は、上述の従来のガスバリア性注出
口栓の課題を解決したものであり、容器の内容物の保護
性が良好で、容器開封時に開口し易く、易廃棄性のガス
バリア性注出口栓を提供するものである。
口栓の課題を解決したものであり、容器の内容物の保護
性が良好で、容器開封時に開口し易く、易廃棄性のガス
バリア性注出口栓を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の第1
の発明は、液体用紙容器の頂部に突設するスパウトとこ
のスパウトに螺合して装着するキャップとからなり、前
記スパウトは、円板状の基盤の上面に注出筒を立設し、
この注出筒の内側の前記基盤に環状薄肉脆弱線を形成
し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グをもつ支柱を立設し、前記基盤の外周下端にフランジ
を周設し、下面にガスバリア性シートを接着した注出口
栓において、前記ガスバリア性シートの構成が、ポリエ
チレンフィルム層/電子線硬化ガスバリア性接着層/ポ
リエチレンフィルム層構成であることを特徴とするガス
バリア性注出口栓である。
の発明は、液体用紙容器の頂部に突設するスパウトとこ
のスパウトに螺合して装着するキャップとからなり、前
記スパウトは、円板状の基盤の上面に注出筒を立設し、
この注出筒の内側の前記基盤に環状薄肉脆弱線を形成
し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリン
グをもつ支柱を立設し、前記基盤の外周下端にフランジ
を周設し、下面にガスバリア性シートを接着した注出口
栓において、前記ガスバリア性シートの構成が、ポリエ
チレンフィルム層/電子線硬化ガスバリア性接着層/ポ
リエチレンフィルム層構成であることを特徴とするガス
バリア性注出口栓である。
【0006】次に、本発明の第2の発明は、前記電子線
硬化ガスバリア性接着層の材質が、不飽和酸とポリアミ
ン誘導体からなる組成物であることを特徴とする第1の
発明に記載のガスバリア性注出口栓である。
硬化ガスバリア性接着層の材質が、不飽和酸とポリアミ
ン誘導体からなる組成物であることを特徴とする第1の
発明に記載のガスバリア性注出口栓である。
【0007】そして、本発明の第3の発明は、前記ガス
バリア性シートを、インサート射出成形法により熱融着
して接着したことを特徴とする第1の発明及び第2の発
明に記載のガスバリア性注出口栓である。
バリア性シートを、インサート射出成形法により熱融着
して接着したことを特徴とする第1の発明及び第2の発
明に記載のガスバリア性注出口栓である。
【0008】
【作用】本発明のガスバリア性注出口栓は、スパウトの
下面にポリエチレンフィルム層/電子線硬化ガスバリア
性接着層/ポリエチレンフィルム層構成のガスバリア性
シートが接着されており、電子線硬化ガスバリア性接着
層がナイロンフィルムと同程度のガスバリア性(特に、
酸素透過に対して)を有しているため、本発明のガスバ
リア性注出口栓を頂部に取り付けた液体用紙容器は、未
開封時の内容物の保護性が良好である。
下面にポリエチレンフィルム層/電子線硬化ガスバリア
性接着層/ポリエチレンフィルム層構成のガスバリア性
シートが接着されており、電子線硬化ガスバリア性接着
層がナイロンフィルムと同程度のガスバリア性(特に、
酸素透過に対して)を有しているため、本発明のガスバ
リア性注出口栓を頂部に取り付けた液体用紙容器は、未
開封時の内容物の保護性が良好である。
【0009】また、ガスバリア性シートの引き裂き強度
が、バリア層が電子線硬化ガスバリア性接着層のもの<
バリア層がエチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ム層のもの<バリア層が塩化ビニリデンフィルム層のも
の<バリア層が塩化ビニリデンフィルム層のもの<バリ
ア層がナイロンフィルム層のものであるため、バリア層
が電子線硬化ガスバリア性接着層である本発明のガスバ
リア性注出口栓は、容器の開封時におけるスパウトの開
口がし易い。
が、バリア層が電子線硬化ガスバリア性接着層のもの<
バリア層がエチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ム層のもの<バリア層が塩化ビニリデンフィルム層のも
の<バリア層が塩化ビニリデンフィルム層のもの<バリ
ア層がナイロンフィルム層のものであるため、バリア層
が電子線硬化ガスバリア性接着層である本発明のガスバ
リア性注出口栓は、容器の開封時におけるスパウトの開
口がし易い。
【0010】また、本発明のガスバリア性注出口栓は、
ガスバリア性シートのバリア層に塩化ビニリデンフィル
ムのような塩素系の含むフィルムを使用していないの
で、使用後の焼却廃棄処理時に有害ガスを発生しない。
ガスバリア性シートのバリア層に塩化ビニリデンフィル
ムのような塩素系の含むフィルムを使用していないの
で、使用後の焼却廃棄処理時に有害ガスを発生しない。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のガスバリア性注出口栓
(10)は、図3に示すように、液体用紙容器(20)
の頂部に突設するスパウト(100)とこのスパウトに
螺合して装着するキャップ(200)とからなり、スパ
ウト(100)は、図1(a)に示すように、円板状の
基盤(110)の上面に注出筒(120)を立設し、こ
の注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線(111)を形
成し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリ
ング(113)をもつ支柱(112)を立設し、基盤の
外周下端にフランジ(114)を周設し、下面にガスバ
リア性シート(130)を接着した注出口栓である。な
お、キャップは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの
熱可塑性樹脂を用いて射出成形法で作製し、スパウト
は、通常、形成した薄肉脆弱線が適度の引き裂き特性を
もつ低密度ポリエチレンを用いて、射出成形法で作製す
るものである。また、液体用紙容器への取り付けは、頂
部のスパウト取付け孔から注出筒を突出させ、容器内面
にフランジの上面を、超音波シール法などにより熱融着
して接着するものである。
(10)は、図3に示すように、液体用紙容器(20)
の頂部に突設するスパウト(100)とこのスパウトに
螺合して装着するキャップ(200)とからなり、スパ
ウト(100)は、図1(a)に示すように、円板状の
基盤(110)の上面に注出筒(120)を立設し、こ
の注出筒の内側の基盤に環状薄肉脆弱線(111)を形
成し、この環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリ
ング(113)をもつ支柱(112)を立設し、基盤の
外周下端にフランジ(114)を周設し、下面にガスバ
リア性シート(130)を接着した注出口栓である。な
お、キャップは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの
熱可塑性樹脂を用いて射出成形法で作製し、スパウト
は、通常、形成した薄肉脆弱線が適度の引き裂き特性を
もつ低密度ポリエチレンを用いて、射出成形法で作製す
るものである。また、液体用紙容器への取り付けは、頂
部のスパウト取付け孔から注出筒を突出させ、容器内面
にフランジの上面を、超音波シール法などにより熱融着
して接着するものである。
【0012】上述の本発明のガスバリア性注出口栓に用
いるガスバリア性シートの構成は、ポリエチレンフィル
ム層/電子線硬化ガスバリア性接着層/ポリエチレンフ
ィルム層構成である。ポリエチレンフィルムとしては、
低密度ポリエチレンフィルムもしくは高密度ポリエチレ
ンフィルムが用いられ、電子線硬化ガスバリア性接着層
の材質は、不飽和酸とポリアミン誘導体からなる組成物
であり、例えば、R2N(R1 )2 、R1 N
(R2 )2 、(R2 )3 Nなどが用いられる。なお、R
1は、H、アルキル基、置換アルキル基、アリル基、置
換アリル基を示し、R2 は、炭素数1〜18の鎖状又は
枝分れ基のアルキレン基又は置換アルキレン基、炭素数
6〜8のアリレン基又は置換アリレン基を示すものであ
る。
いるガスバリア性シートの構成は、ポリエチレンフィル
ム層/電子線硬化ガスバリア性接着層/ポリエチレンフ
ィルム層構成である。ポリエチレンフィルムとしては、
低密度ポリエチレンフィルムもしくは高密度ポリエチレ
ンフィルムが用いられ、電子線硬化ガスバリア性接着層
の材質は、不飽和酸とポリアミン誘導体からなる組成物
であり、例えば、R2N(R1 )2 、R1 N
(R2 )2 、(R2 )3 Nなどが用いられる。なお、R
1は、H、アルキル基、置換アルキル基、アリル基、置
換アリル基を示し、R2 は、炭素数1〜18の鎖状又は
枝分れ基のアルキレン基又は置換アルキレン基、炭素数
6〜8のアリレン基又は置換アリレン基を示すものであ
る。
【0013】そして、ガスバリア性シートをスパウト本
体下面に接着する方法は、スパウトの射出成形用金型内
の所定位置に前もってガスバリア性シートを挿着して置
き、スパウト本体を射出成形するとともにガスバリア性
シートをスパウト本体へ熱融着により接着する所謂イン
サート射出成形法によるものである。
体下面に接着する方法は、スパウトの射出成形用金型内
の所定位置に前もってガスバリア性シートを挿着して置
き、スパウト本体を射出成形するとともにガスバリア性
シートをスパウト本体へ熱融着により接着する所謂イン
サート射出成形法によるものである。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、N−(イソプロポキシ,メトキシ)シリルプロピ
ルポリエチレンイミンとイタコン酸を1:1に混ぜたも
のを、水:イソプロピルアルコール=1:1溶媒に溶解
して固形分20%とした接着剤を作製し、これを30μ
m厚の低密度ポリエチレンフィルムの片面に塗工(3.
0g/m2 )し、塗工面に電子線を125kV−15M
rad照射したのち、30μm厚の低密度ポリエチレン
フィルムを張り合わせて本実施例に係わるガスバリア性
シートを作製した。
まず、N−(イソプロポキシ,メトキシ)シリルプロピ
ルポリエチレンイミンとイタコン酸を1:1に混ぜたも
のを、水:イソプロピルアルコール=1:1溶媒に溶解
して固形分20%とした接着剤を作製し、これを30μ
m厚の低密度ポリエチレンフィルムの片面に塗工(3.
0g/m2 )し、塗工面に電子線を125kV−15M
rad照射したのち、30μm厚の低密度ポリエチレン
フィルムを張り合わせて本実施例に係わるガスバリア性
シートを作製した。
【0015】次に、上述のガスバリア性シートを、スパ
ウトの射出成形用金型内の所定位置に前もって挿着して
おき、低密度ポリエチレンを用いてスパウト本体を射出
成形するとともに、スパウト本体の下面にガスバリア性
シートを熱融着して本実施例に係わるスパウトを作製し
た。なお、これとは別個に、キャップをポリプロピレン
を用いて射出成形法で作製し、スパウトの注出筒に螺合
して装着し、本実施例のガスバリア性注出口栓を作製し
た。
ウトの射出成形用金型内の所定位置に前もって挿着して
おき、低密度ポリエチレンを用いてスパウト本体を射出
成形するとともに、スパウト本体の下面にガスバリア性
シートを熱融着して本実施例に係わるスパウトを作製し
た。なお、これとは別個に、キャップをポリプロピレン
を用いて射出成形法で作製し、スパウトの注出筒に螺合
して装着し、本実施例のガスバリア性注出口栓を作製し
た。
【0016】次に、本実施例のガスバリア性注出口栓を
頂部に突設し内容物を密封した液体用紙容器を、通常の
流通過程を経てのち、口栓に係わる液漏れ状態を観測し
たが、皆無であった。また、一定の保管期間を経ての
ち、内容物の変化を調べたが、バリア層がナイロンフィ
ルムのガスバリア性シートを用いた従来のガスバリア性
注出口栓と遜色がなかった。また、容器の開封状態にお
いては、本実施例のガスバリア性注出口栓は、従来のガ
スバリア性注出口栓と比較して、スパウトの開口状態が
良好であった。
頂部に突設し内容物を密封した液体用紙容器を、通常の
流通過程を経てのち、口栓に係わる液漏れ状態を観測し
たが、皆無であった。また、一定の保管期間を経ての
ち、内容物の変化を調べたが、バリア層がナイロンフィ
ルムのガスバリア性シートを用いた従来のガスバリア性
注出口栓と遜色がなかった。また、容器の開封状態にお
いては、本実施例のガスバリア性注出口栓は、従来のガ
スバリア性注出口栓と比較して、スパウトの開口状態が
良好であった。
【0017】
【発明の効果】本発明のガスバリア性注出口栓は、スパ
ウトの下面にポリエチレンフィルム層/電子線硬化ガス
バリア性接着層/ポリエチレンフィルム層構成のガスバ
リア性シートが接着されており、本発明のガスバリア性
注出口栓を取り付けた液体用紙容器は、未開封時の内容
物の保護性が良好である。
ウトの下面にポリエチレンフィルム層/電子線硬化ガス
バリア性接着層/ポリエチレンフィルム層構成のガスバ
リア性シートが接着されており、本発明のガスバリア性
注出口栓を取り付けた液体用紙容器は、未開封時の内容
物の保護性が良好である。
【0018】また、本発明のガスバリア性注出口栓は、
ガスバリア性シートのバリア層が電子線硬化ガスバリア
性接着層であり、バリア層にバリア性樹脂フィルムを用
いた従来のガスバリア性注出口栓と比較して、容器の開
封時におけるスパウトの開口状態が良好である。
ガスバリア性シートのバリア層が電子線硬化ガスバリア
性接着層であり、バリア層にバリア性樹脂フィルムを用
いた従来のガスバリア性注出口栓と比較して、容器の開
封時におけるスパウトの開口状態が良好である。
【0019】また、本発明のガスバリア性注出口栓は、
ガスバリア性シートのバリア層に塩素系の含むフィルム
を使用していないので、使用後の焼却廃棄処理時に有害
ガスを発生しない。
ガスバリア性シートのバリア層に塩素系の含むフィルム
を使用していないので、使用後の焼却廃棄処理時に有害
ガスを発生しない。
【図1】(a)は、本発明のガスバリア性注出口栓の一
実施例のスパウトの構造を示す断面図であり、(b)
は、そのガスバリア性シートの構成を示す断面である。
実施例のスパウトの構造を示す断面図であり、(b)
は、そのガスバリア性シートの構成を示す断面である。
【図2】(a)は、従来のガスバリア性注出口栓の一例
のスパウトの構造を示す断面図であり、(b)乃至
(d)は、それぞれガスバリア性シートの構成例を示す
断面である。
のスパウトの構造を示す断面図であり、(b)乃至
(d)は、それぞれガスバリア性シートの構成例を示す
断面である。
【図3】頂部傾斜板に口栓を突設する一例の液体用紙容
器の斜視図である。
器の斜視図である。
10……注出口栓 20……液体用紙容器 21……胴部 22……傾斜板 100……スパウト 110……基盤 111……環状薄肉脆弱線 112……支柱 113……プルリング 114……フランジ 120……注出筒 121……螺合部 130……ガスバリア性シート 131,133……ポリエチレンフィルム層 132……電子線硬化ガスバリア性接着層 134……ポリ塩化ビニリデンフィルム層 135……エチレン−ビニルアルコール共重合体フィル
ム層 136……ナイロンフィルム層
ム層 136……ナイロンフィルム層
Claims (3)
- 【請求項1】液体用紙容器の頂部に突設するスパウトと
該スパウトに螺合して装着するキャップとからなり、前
記スパウトは、円板状の基盤の上面に注出筒を立設し、
該注出筒の内側の前記基盤に環状薄肉脆弱線を形成し、
該環状薄肉脆弱線の外周内縁部に先端にプルリングをも
つ支柱を立設し、前記基盤の外周下端にフランジを周設
し、下面にガスバリア性シートを接着した注出口栓にお
いて、前記ガスバリア性シートの構成が、ポリエチレン
フィルム層/電子線硬化ガスバリア性接着層/ポリエチ
レンフィルム層構成であることを特徴とするガスバリア
性注出口栓。 - 【請求項2】前記電子線硬化ガスバリア性接着層の材質
が、不飽和酸とポリアミン誘導体からなる組成物である
ことを特徴とする請求項1記載のガスバリア性注出口
栓。 - 【請求項3】前記ガスバリア性シートを、インサート射
出成形法により熱融着して接着したことを特徴とする請
求項1及び請求項2記載のガスバリア性注出口栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033934A JP2000229631A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ガスバリア性注出口栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11033934A JP2000229631A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ガスバリア性注出口栓 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000229631A true JP2000229631A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12400351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11033934A Pending JP2000229631A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | ガスバリア性注出口栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000229631A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006240623A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器の口筒部 |
| RU2334661C2 (ru) * | 2002-10-14 | 2008-09-27 | Тетра Лаваль Холдингз Энд Файнэнс Са | Герметичная упаковка для разливаемых пищевых продуктов |
| CN113891841A (zh) * | 2019-05-23 | 2022-01-04 | 株式会社吉野工业所 | 阻隔盖 |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11033934A patent/JP2000229631A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| RU2334661C2 (ru) * | 2002-10-14 | 2008-09-27 | Тетра Лаваль Холдингз Энд Файнэнс Са | Герметичная упаковка для разливаемых пищевых продуктов |
| US8066141B2 (en) | 2002-10-14 | 2011-11-29 | Tetra Laval Holdings & Finance Sa | Sealed package for pourable food products |
| JP2006240623A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 容器の口筒部 |
| CN113891841A (zh) * | 2019-05-23 | 2022-01-04 | 株式会社吉野工业所 | 阻隔盖 |
| CN113891841B (zh) * | 2019-05-23 | 2023-11-03 | 株式会社吉野工业所 | 阻隔盖 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| MXPA04007682A (es) | Cierre de envase. | |
| US5765747A (en) | Pour spout fitment for gable top container | |
| JP2000229631A (ja) | ガスバリア性注出口栓 | |
| JP2001253459A (ja) | 液体用紙容器の口栓 | |
| JP2004067101A (ja) | プルリング付キャップ | |
| JP2002240846A (ja) | プルリング付口栓 | |
| JPH0138024Y2 (ja) | ||
| JP2001240107A (ja) | 液体用紙容器の口栓 | |
| JP2001240104A (ja) | 液体用紙容器の口栓 | |
| JP4306210B2 (ja) | 口栓用スパウト | |
| JP4218429B2 (ja) | 液体紙容器用口栓 | |
| JP2001240106A (ja) | 液体用紙容器の口栓 | |
| JP2570570Y2 (ja) | 口栓付き液体容器 | |
| JP2021130481A (ja) | 注出口具 | |
| JP3381545B2 (ja) | 注出口栓 | |
| JP2553893Y2 (ja) | 容 器 | |
| JP2001240105A (ja) | 液体用紙容器の口栓 | |
| JPH0714192Y2 (ja) | 開封装置付き注出口 | |
| JPH0646826Y2 (ja) | 注出具を具備する紙容器 | |
| JP3091028B2 (ja) | 複合容器 | |
| JP2004345714A (ja) | ハイバリヤ性プルリング付口栓 | |
| JPS5937463Y2 (ja) | 注出口付容器 | |
| JPH0327949Y2 (ja) | ||
| JPH06270936A (ja) | 注出具 | |
| JPH11189239A (ja) | 液体紙容器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050516 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050531 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051011 |