JP2000229701A - 紙コップ潰し装置及び紙コップ回収装置 - Google Patents

紙コップ潰し装置及び紙コップ回収装置

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JP2000229701A
JP2000229701A JP11032588A JP3258899A JP2000229701A JP 2000229701 A JP2000229701 A JP 2000229701A JP 11032588 A JP11032588 A JP 11032588A JP 3258899 A JP3258899 A JP 3258899A JP 2000229701 A JP2000229701 A JP 2000229701A
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paper
crushing
crushed
opening
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Shuichi Matsumoto
修一 松本
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PURESHIIDE KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙コップをその大きさに関係なく効果的に潰
して大量の紙コップを回収可能とする。 【解決手段】 開口部21を備えて開口部21の周縁部
22に紙コップC1〜C3の口部C1a〜C3aを受け
る台座23と、紙コップC1〜C3の底部C1b〜C3
b外側から台座23の開口部21に押し込む押し型24
とを備えた潰し部20によれば、紙コップC1〜C3の
底部C1b〜C3b外側から押し型24を台座23の開
口部21に押し込むことによって、紙コップC1〜C3
は裏返した状態に潰される。こうして潰された紙コップ
C1〜C3を収容部へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨てコップに
より飲料を提供する自動販売機等で使用された使用済み
の紙コップ、プラスチックコップまたはスチレンペーパ
ーコップ等(これらを本明細書中において「紙コップ」
と称す)を潰し処理する紙コップ潰し装置及びこの潰し
処理した紙コップを回収する紙コップ回収装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通常、使用済みの紙コップを回収する場
合には、自動販売機等の側に設置された箱にランダムに
投入された使用済みの紙コップをビニール袋等でまとめ
て回収する。しかしながら、このように使用済みの紙コ
ップをそのまま回収すると紙コップの容積がかさばり、
少数の紙コップで箱が満杯となるため、箱内に回収した
紙コップを頻繁に取り出さなければならない。また、回
収した紙コップを処分場へ搬送する経済効率が悪く、リ
サイクルするにも不都合が生じる。
【0003】そこで、従来、紙コップの容積がかさばら
ないよう紙コップを重ねて回収する紙コップ回収装置が
知られている。図13に示すように、この紙コップ回収
装置は、大・中・小それぞれの大きさの紙コップ70a
〜70cに応じたステーション71a〜71cおよびシ
ュート72a〜72cを備え、このステーション71a
〜71cに紙コップ70a〜70cがセットされるとス
テーション71a〜71cによって紙コップ70a〜7
0cが搬送され、重ね機構によって大・中・小それぞれ
の大きさの紙コップ70a〜70c別にそれぞれのシュ
ート72a〜72cに重ねて回収される。こうしてシュ
ート72a〜72cに重ねられた紙コップ70a〜70
cは、人手によって装置外へ取り出され、ビニール袋等
の中へ移される。
【0004】このように紙コップ70a〜70cを重ね
て回収するようにすれば、紙コップ70a〜70cの容
積がかさばることもなく、より多くの紙コップ70a〜
70cを装置内に回収することができるため、単位体積
当たりの一度の回収量が多くなり、装置内の紙コップ7
0a〜70cを頻繁に取り出す必要がなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13
に示すように、大・中・小のように様々な大きさの紙コ
ップ70a〜70cを重ねて回収する場合、それぞれの
大きさ別に回収しなければ紙コップ70a〜70cを有
効に重ねることができないため、それぞれの大きさに応
じたシュート72a〜72cが必要となる。すなわち、
この装置が使用される状況によっては、大・中・小の紙
コップ70a〜70cのそれぞれの利用数が異なるた
め、その場に応じたシュート72a〜72cを準備する
必要がある。したがって、大・中・小のうち一つのシュ
ートが満杯になると他のシュートが満杯になっていなく
ても紙コップを取り出さなければならなくなるため、装
置内の収納スペースを充分に利用することができない。
【0006】また、それぞれの大きさのシュート72a
〜72cに大・中・小それぞれの大きさの紙コップ70
a〜70cを分別して搬送しなければならないため、そ
の分別機構や搬送機構等が必要となる。この分別機構や
搬送機構等は、分別や搬送を人手に頼ると装置が大型化
するうえ人手を煩わすことになり、一方、そのすべてを
自動化しようとすると装置が複雑化してしまう。
【0007】そこで、本発明は、紙コップをその大きさ
に関係なく効果的に潰す紙コップ潰し装置と、その大き
さに関係なく潰して大量の紙コップを回収可能とした紙
コップ回収装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の紙コップ潰し装
置は、開口部を備えて開口部の周縁部に紙コップの口部
を受ける台座と、紙コップの底部外側から台座の開口部
に押し込む押し型とを有するものである。このような紙
コップ潰し装置によれば、台座の開口部の周縁部に紙コ
ップの口部が当接するように紙コップを載置し、紙コッ
プの底部外側から押し型を台座の開口部に押し込むこと
によって、紙コップは裏返した状態に潰される。
【0009】ここで、「裏返した状態」とは、紙コップ
が潰されることによって紙コップの底部が口部の位置よ
りもさらに押し込まれた位置にある状態をいう。紙コッ
プを単に口部と底部の上下から潰した状態では、紙コッ
プの弾性によって元の状態に戻ろうとするが、このよう
に裏返した状態にまで潰された紙コップは、元の状態に
戻ろうとすることなく潰されたそのままの形状に維持さ
れる。このように潰されたそのままの形状に維持された
紙コップを集めるようにすれば、大量の紙コップを一度
に回収することが可能となる。
【0010】本発明の紙コップ潰し装置には、こうして
押し型によって押し込まれ潰される紙コップを台座の開
口部の下方から受けて開口部外に押し戻す受け機構を備
えるのが望ましい。押し込まれる紙コップの底部をこの
ような受け機構によって下方から受けることにより、押
し型から受ける力を紙コップの底部に均等に伝えること
ができ、紙コップを均等に潰すことが可能となるため、
より大量の紙コップを回収することが可能となる。
【0011】また、このような紙コップ潰し装置によれ
ば、紙コップを裏返した状態まで潰されるように台座の
開口部内にその紙コップの底部が押し込まれるため、こ
の押し込まれた紙コップの底部を受け機構によって開口
部外に押し戻すことにより、その後、潰された紙コップ
を簡単に取り出すことが可能となる。
【0012】さらに、本発明の紙コップ潰し装置には、
押し型による荷重を検知する荷重検知手段を備えるのが
望ましい。この荷重検知手段によって押し型に加わる荷
重を監視することにより、もしも本発明の紙コップ潰し
装置に紙コップ以外の比較的固い瓶、アルミ缶、スチー
ル缶、あるいは石等が誤ってセットされたときに異物混
入を知らせ、装置の保護と、まとめて回収する紙コップ
への異物の混入を防止することが可能となる。
【0013】ところで、本発明の紙コップ回収装置は、
回収しようとする紙コップを潰す潰し部と、潰し部によ
って潰された紙コップを排出する排出部と、排出部によ
り排出された紙コップを収容する収容部とを備えたもの
である。回収しようとする紙コップを潰してから収容す
ることにより、紙コップの大きさに関係なく同様に潰し
て大量の紙コップを一度に回収することが可能となる。
したがって、大・中・小等の紙コップの大きさ別に収容
部を備える必要がなく、すべての大きさの紙コップを一
堂に収容する収容部を備えればよいため、装置内の収容
スペースを充分に活かすことができる。
【0014】ここで、潰し部には、上記のような紙コッ
プ潰し装置を用いるのが望ましい。上記のような紙コッ
プ潰し装置によって裏返した状態に潰された紙コップを
排出部によって排出し、収容部に収容するようにすれ
ば、潰された紙コップは潰されたそのままの状態に維持
されるためかさばることがなく、より大量の紙コップを
収容して回収することが可能となる。
【0015】なお、排出部は、潰し部によって潰された
紙コップを滑らせる滑り排出機構によって形成されるの
が望ましい。潰し部によって潰された紙コップはその大
きさに関係なく一様に排出すればよいため、複雑な排出
機構を用いる必要がなく、重力を利用して滑らせる滑り
排出機構や外力を加えて強制的に滑らせる滑り排出機構
を用いて比較的簡単な構造で排出させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態におけ
る紙コップ回収装置の右側面図、図2は図1のA部に示
す紙コップ潰し装置の正面図、図3は図1のA部に示す
紙コップ潰し装置の右側面図、図4(a)は図3に示す
コップ受けの斜視図、(b)は平面図である。
【0017】図1に示すように、本発明の実施の形態に
おける紙コップ回収装置は、紙コップ回収装置本体10
内に、回収しようとする紙コップCを潰す潰し部20
と、潰し部20によって潰された紙コップC1〜C3を
排出する排出部30と、排出部30により排出された紙
コップC1〜C3を収容する収容部40とを備える。
【0018】潰し部20には、開口部21を備えて開口
部21の周縁部22に紙コップC1〜C3の口部C1a
〜C3aを受ける台座23と、紙コップC1〜C3の底
部C1b〜C3b外側から台座23の開口部21に押し
込む押し型24とによって形成された紙コップ潰し装置
を用いている。
【0019】台座23の開口部21は、回収しようとす
る最も口部C1aの小さな紙コップC1の外径よりも1
0〜12mm程度小さく、かつ、最も底部C3bの大き
な紙コップC3の外径よりも10〜15mm程度大きい
内径である60mmφの円形の孔によって形成されてい
る。
【0020】押し型24は、最も底部C3bの大きな紙
コップC3の外径よりも30〜36mm程度大きい80
mmφの外径を有する基部25と、回収しようとする最
も底部C1bの小さな紙コップC1の内径よりも14〜
20mm程度小さい外径である35mmφの円形の当接
面26と、潰される紙コップC1〜C3の潰される方向
を拘束するように当接面26の周縁から基部25の下部
周縁に渡って湾曲させたガイド面27とにより形成され
ている。
【0021】このような台座23の開口部21および押
し型24としておけば、大・中・小それぞれの紙コップ
C1〜C3のいずれをこの開口部21の周縁部22に載
置して押し型24によって押し込んでも、開口部21内
に紙コップC1〜C3が落脱することがなく、また、紙
コップC1〜C3の底部C1b〜C3bをそれぞれの口
部C1a〜C3aの位置よりもさらに奥の位置まで押し
込むことができる。
【0022】台座23の下方には、押し型24によって
押し込まれ潰される紙コップC1〜C3を受けて開口部
21外に押し戻す受け機構50を備えている。受け機構
50は、台座23の下方に固定された土台51と、土台
51に弾性体(バネ)52によって支持された受け部5
3によって構成されている。受け部53は台座23の開
口部21に嵌合して弾性体52の作用により上下に自在
に揺動する。
【0023】また、潰し部20の後部には、図4に示す
ようなコップ受け28を備えている。コップ受け28
は、紙コップC1〜C3を台座23上に載置するときに
紙コップC1〜C3のそれぞれの口部C1a〜C3aの
中心を台座23の開口部21の中心に合わせるためのも
のである。このようなコップ受け28は、図4に示すよ
うに、台座23の開口部21を中心とする紙コップC1
〜C3を想定した円C0におおよそ沿うように2枚の板
をねじった状態にしたものであり、潰し部20の後部か
ら前方に向かって折り曲げたものである。
【0024】このようなコップ受け28を、図3に示す
ように、潰し部20の後部にヒンジ29aと弾性体(バ
ネ)29bによって揺動可能に取り付けており、紙コッ
プC1〜C3が台座23の開口部21のおおよその中心
上にくるようにガイドする。紙コップC1〜C3がおお
よその中心にくれば、多少の芯ズレは押し型25のガイ
ド面27によって押し戻され、紙コップC1〜C3はセ
ンタリングされる。
【0025】以上で述べたような構造の潰し部20は、
図1に示すように、潰し部20の後方を約30°程度下
げた状態で固定されており、このように傾斜させた台座
23が排出部30を構成している。押し型24によって
潰された紙コップC1〜C3は、コップ受け28と台座
23との隙間から重力の作用により排出部30を通っ
て、収容部40へ収容される。
【0026】図5〜図8は、潰し部20による紙コップ
の潰しのプロセスを示す説明図である。ここでは、例と
して紙コップC1の潰しのプロセスについて説明する。
【0027】まず、図5に示すように、台座23の開口
部21の周縁部22に紙コップC1の口部C1aが当接
するように紙コップC1を載置する。このとき、紙コッ
プC1を均等に潰すために、紙コップC1の口部C1a
の中心がなるべく台座23の開口部21の中心となるよ
うに載置するようにする。そして、押し型24を下降さ
せる。
【0028】図6に示すように、押し型24の下降が進
むにつれ、紙コップC1が潰されていく。このとき、コ
ップ受け28は、押し型24の下降の障害とならないよ
うに、ヒンジ29aと弾性体29bによって後方へ移動
する。
【0029】図7に示すように、押し型24の下降が進
んで、押し型24の当接面26が台座23の上面に到達
してもなお押し型24を下降させ、紙コップC1の底部
C1b外側から台座23の開口部21に押し型24を押
し込む。この押し型24の下降に伴って、受け部53は
土台51に支持された弾性体52が収縮することにより
下降する。このような受け機構50によって押し込まれ
る紙コップC1の底部C1bを下方から受けることによ
り、押し型24から受ける力を紙コップC1の底部C1
bに均等に伝えることができ、紙コップC1を均等に潰
すことが可能となる
【0030】このとき、紙コップC1は、その底部C1
bが口部C1aの位置よりもさらに深い位置に押し込ま
れ、紙コップC1の側面C1cは押し型24のガイド面
27によって潰される。こうして、紙コップC1は、い
わゆる「裏返した状態」に潰されることになる。このよ
うに裏返した状態にまで潰された紙コップC1は、元の
状態に戻ろうとすることなく潰されたそのままの形状に
維持される。このように潰されたそのままの形状に維持
された紙コップC1を集めるようにすれば、大量の紙コ
ップC1を一度に回収することが可能となる。
【0031】押し型24が最下点まで到達すると、図8
に示すように、押し型24を上昇させる。押し型24が
上昇するのに伴って受け部53は弾性体52が拡張する
ことにより上昇する。このように、受け部53が上昇す
ることによって、押し込まれた紙コップC1はその底部
C1bから台座23の開口部21外に押し戻されること
になる。こうして開口部21外に押し戻された紙コップ
C1はコップ受け28と台座23との隙間から排出部3
0を通って、収容部40へ収容される(図1および図3
を参照)。
【0032】このように、回収しようとする紙コップC
1を潰してから収容することにより、紙コップの大きさ
に関係なく同様に潰して大量の紙コップを一度に回収す
ることが可能となる。したがって、大・中・小等の紙コ
ップの大きさ別に収容部40を備える必要がなく、すべ
ての大きさの紙コップを一堂に収容する収容部40を備
えればよいため、装置内の収容スペースを充分に活かす
ことが可能となる。
【0033】なお、潰し部20の押し型24には、押し
型24による荷重を検知する荷重検知手段60を備えて
いる。図9は荷重検知手段を示す詳細図であって、
(a)は異物に押し型24が接触する前の状態を示す
図、(b)は異物に押し型24が接触した後の状態を示
す図である。荷重検知手段60は、押し型24を弾性体
(バネ)61を介して支持する支持体62と、支持体6
2に固定されたオーバーロード検知センサ63により構
成されている。
【0034】図9(a)に示すように、紙コップ以外の
比較的固いスチール缶Sが誤って載置されたときに、押
し型24が下降し、図9(b)に示すように、押し型2
4がスチール缶Sに接触すると、弾性体61が収縮し、
押し型24がオーバーロード検知センサ63に接触す
る。このとき、オーバーロード検知センサ63は、異物
混入を知らせ異常発生のランプ(図示せず)を点灯させ
たり、ブザー(図示せず)を発声させたりして押し型2
4を非常停止させる。こうして、装置の保護と、まとめ
て回収する紙コップへの異物の混入を防止する。
【0035】ところで、図10〜図12は排出部の別の
実施の形態を示す図である。図10はリンクによる排出
機構を示す図であって、(a)から(c)はそのプロセ
スを示す説明図、図11は押し部材による排出機構を示
す図、図12はエアーによる排出機構を示す図である。
【0036】図10に示す排出部に用いるリンクによる
排出機構は、押し型24の支持体62と排出テーブル6
4とをリンク65を用いて連結したものである。排出テ
ーブル64は、台座23と同様の開口部(図示せず)を
備え、台座23の後部にピン66によって揺動可能に連
結されている。このようなリンクによる排出機構によれ
ば、押し型24を下降させることによって潰された紙コ
ップC1は、押し型24が上昇することによってリンク
65により連結された排出テーブル64が図10(c)
に示すように傾斜し、重力の作用により排出される。
【0037】図11に示す排出部に用いる押し部材によ
る排出機構は、潰された紙コップC1を台座23の前方
から後方へ押し部材67によって外力を加え、強制的に
排出するものである。一方、図12に示す排出部に用い
るエアーによる排出機構は、潰された紙コップC1を台
座23の前方から後方へエアー排出管68によってエア
ーを吹き付けることによって外力を加え、強制的に排出
するものである。
【0038】これらの排出機構を用いた排出部を用いれ
ば、図1に示すように、あらかじめ潰し部20を傾斜さ
せて設けなくても水平に設けることができる。なお、図
1に示すように潰し部20を傾斜させて設けたうえにこ
れらの排出機構を用いれば、さらに確実に潰された紙コ
ップを排出させることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明により、以下の効果を奏すること
ができる。
【0040】(1)開口部を備えて開口部の周縁部に紙
コップの口部を受ける台座と、紙コップの底部外側から
台座の開口部に押し込む押し型とを有する紙コップ潰し
装置によれば、紙コップの底部外側から押し型を台座の
開口部に押し込むことにより、紙コップは裏返した状態
に潰されるため、元の状態に戻ろうとすることなく潰さ
れたそのままの形状に維持される。したがって、このよ
うに潰されたそのままの形状に維持された紙コップを集
めるようにすれば、大量の紙コップを一度に回収するこ
とが可能となる。
【0041】(2)さらに、押し型によって押し込まれ
る紙コップを受けて開口部外に押し戻す受け機構を備え
ることによって、押し型から受ける力を紙コップの底部
に均等に伝えることができ、紙コップを均等に潰すこと
が可能となるため、より大量の紙コップを回収すること
が可能となる。また、押し込まれた紙コップの底部を受
け機構によって開口部外に押し戻すことにより、その
後、潰された紙コップを簡単に取り出すことが可能とな
る。
【0042】(3)さらに、押し型による荷重を検知す
る荷重検知手段を備えることによって、押し型に加わる
荷重を監視し、もしも装置に紙コップ以外の比較的固い
瓶、アルミ缶、スチール缶、あるいは石等が誤ってセッ
トされたときには、異物混入を知らせ、装置の保護と、
まとめて回収する紙コップへの異物の混入を防止するこ
とが可能となる。
【0043】(4)回収しようとする紙コップを潰す潰
し部と、潰し部によって潰された紙コップを排出する排
出部と、排出部により排出された紙コップを収容する収
容部とを備えた紙コップ回収装置によれば、回収しよう
とする紙コップを潰してから収容するため、紙コップの
大きさに関係なく同様に潰して大量の紙コップを一度に
回収することが可能となる。すなわち、大・中・小等の
紙コップの大きさ別に収容部を備える必要がなく、すべ
ての大きさの紙コップを一堂に収容する収容部を備えれ
ばよいため、装置内の収容スペースを充分に活かすこと
ができ、装置を小型化することが可能となる。
【0044】(5)潰し部に、上記のような紙コップ潰
し装置を用いることによって、裏返した状態に潰された
紙コップを排出部によって排出し、収容部に収容するよ
うにすれば、潰された紙コップは潰されたそのままの状
態に維持されるためかさばることがなく、より大量の紙
コップを収容して回収することが可能となる。
【0045】(6)排出部が、潰し部によって潰された
紙コップを滑らせる滑り排出機構によって形成されるこ
とによって、あらかじめ潰し部を傾斜させて設けなくて
も水平に設けることができ、潰し部を傾斜させて設けた
うえにこれらの排出機構を用いれば、さらに確実に潰さ
れた紙コップを排出させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における紙コップ回収装
置の右側面図である。
【図2】 図1のA部に示す紙コップ潰し装置の正面図
である。
【図3】 図1のA部に示す紙コップ潰し装置の右側面
図である。
【図4】 (a)は図3に示すコップ受けの斜視図、
(b)は平面図である。
【図5】 潰し部による紙コップの潰しのプロセスを示
す説明図である。
【図6】 潰し部による紙コップの潰しのプロセスを示
す説明図である。
【図7】 潰し部による紙コップの潰しのプロセスを示
す説明図である。
【図8】 潰し部による紙コップの潰しのプロセスを示
す説明図である。
【図9】 過荷重検知手段を示す詳細図であって、
(a)は異物に押し型が接触する前の状態を示す図、
(b)は異物に押し型が接触した後の状態を示す図であ
る。
【図10】 リンクによる排出機構を示す図であって、
(a)から(c)はそのプロセスを示す説明図である。
【図11】 押し部材による排出機構を示す図である。
【図12】 エアーによる排出機構を示す図である。
【図13】 従来の紙コップ回収装置の概略図である。
【符号の説明】
10 紙コップ回収装置本体 20 潰し部 21 開口部 22 周縁部 23 台座 24 押し型 25 基部 26 当接面 27 ガイド面 28 コップ受け 29a ヒンジ 29b 弾性体 30 排出部 40 収容部 50 受け機構 51 土台 52 弾性体 53 受け部 60 荷重検知手段 61 弾性体 62 支持体 63 オーバーロード検知センサ 64 排出テーブル 65 リンク 66 ピン 67 押し部材 68 エアー排出管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部を備えて同開口部の周縁部に紙コ
    ップの口部を受ける台座と、紙コップの底部外側から前
    記台座の開口部に押し込む押し型とを有する紙コップ潰
    し装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記押し型によって押し込まれ
    る紙コップを受けて前記開口部外に押し戻す受け機構を
    備えた請求項1記載の紙コップ潰し装置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記押し型による荷重を検知す
    る荷重検知手段を備えた請求項1または2記載の紙コッ
    プ潰し装置。
  4. 【請求項4】 回収しようとする紙コップを潰す潰し部
    と、同潰し部によって潰された紙コップを排出する排出
    部と、同排出部により排出された紙コップを収容する収
    容部とを備えた紙コップ回収装置。
  5. 【請求項5】 前記潰し部が、請求項1から3のいずれ
    かに記載の紙コップ回収装置である請求項4記載の紙コ
    ップ回収装置。
  6. 【請求項6】 前記排出部が、前記潰し部によって潰さ
    れた紙コップを滑らせる滑り排出機構によって形成され
    た請求項4または5記載の紙コップ回収装置。
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