JP2000229808A - 化粧料用新規粉体 - Google Patents

化粧料用新規粉体

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JP2000229808A JP11028175A JP2817599A JP2000229808A JP 2000229808 A JP2000229808 A JP 2000229808A JP 11028175 A JP11028175 A JP 11028175A JP 2817599 A JP2817599 A JP 2817599A JP 2000229808 A JP2000229808 A JP 2000229808A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、老年層に於いても、自然に見え、
且つ、肌トラブルをカバーする化粧料を具現しうる、化
粧料用の粉体を提供することを課題とする。 【解決手段】 板状粉体上に、透明乃至は半透明粉体と
色素を主成分として含有する被覆層を有し、最外層に透
明乃至は半透明粉体を主成分とする被覆層を有する皮膚
構造に類似した構造の化粧料粉体を提供する。この粉体
をメークアップ化粧料などの化粧料に含有させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料などの原料
として有益な粉体と該粉体を含有する化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】メークアップ化粧料は、色ムラなどの肌
のトラブルを隠蔽し、肌の色美しく見せることを目的開
発された化粧料である。この様な隠蔽手段としては、酸
化鉛、酸化亜鉛、二酸化チタンなどの白色であって、隠
蔽性の高い金属酸化物が古来より使用されてきた。この
様な隠蔽性粉体でトラブルを隠蔽された肌は確かに美し
いものの、この隠蔽力に由来する不自然さを避けること
は出来なかった。この為、長い間、自然に見え、且つ、
肌トラブルをカバーしうる化粧料を提供することが、メ
ークアップ化粧料の大きな課題となっている。この様な
観点から、今まで為されてきた新しい技術的発展として
は、例えば、デフォーカス効果による、トラブルのカバ
ー、角質層に似せた最外殻被覆構造を有する粉体で肌感
を出す技術などが挙げられ、若年層や成年層に対する対
応は著しく進歩してきた。しかしながら、老年層に対し
ては、この様な技術でも対応しきれず、老年層に於い
て、自然に見え、且つ、肌トラブルをカバーする技術の
開発が望まれていた。
【0003】一方、板状粉体上に、透明乃至は半透明粉
体と色素を主成分として含有する被覆層を有し、最外層
に透明乃至は半透明粉体を主成分とする被覆層を有す
る、いわば、皮膚類似構造を有する粉体の存在は全く知
られておらず、従って、この様な粉体を化粧料に含有さ
せることにより、老年層に於いても、自然に見え、且
つ、肌トラブルをカバーする化粧料が得られることは全
く知られていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な状
況下為されたものであり、老年層に於いても、自然に見
え、且つ、肌トラブルをカバーする化粧料を具現しう
る、化粧料用の粉体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、老年層に於いても、自然に見え、且つ、肌トラブル
をカバーする化粧料とその効果の起源である、化粧料用
の粉体を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、板状粉体
上に、透明乃至は半透明粉体と色素を主成分として含有
する被覆層を有し、最外層に透明乃至は半透明粉体を主
成分とする被覆層を有する、いわば、皮膚類似構造を有
する粉体がその様な光学的効果を有しており、該粉体を
化粧料に含有させることにより、老年層に於いても、自
然に見え、且つ、肌のトラブルをカバーしうる化粧料と
なることを見出し、発明を完成させるに至った。以下、
本発明について、実施の形態を中心に詳細に説明を加え
る。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の多層構造粉体 本発明の多層構造粉体は、皮膚類似構造を有することを
特徴とする。ここで皮膚類似構造とは、光学的な効果に
於ける類似構造を意味する。即ち、皮膚に於いては、真
皮に血管に由来する赤い色が存在し、この上部に、凹凸
を形成しながら黄色乃至は黒のメラニン色素が分散して
いる基底層が存在し、更に最上部には、半透明で反射或
いは拡散の混在した角層がある。この様な光学特性を備
えていることが本発明の粉体の特徴である。この様な光
学特性を具現する粉体としては、例えば、板状粉体上
に、透明乃至は半透明粉体と色素を主成分として含有す
る被覆層を有し、最外層に透明乃至は半透明粉体を主成
分とする被覆層を有する様な粉体が、好ましく例示でき
る。勿論、この様な多層構造の間に光学的に妨げになら
ない層を挟むこともでき、この様な光学的な影響の少な
い層を挟んだ多層粉体も本発明の技術的範に属する。こ
れらの層の被覆はメカノケミカル的でも、部分燒結によ
るものでも構わない。燒結条件としては、有酸素条件下
或いは窒素気流下、100〜1000℃で焼成すること
が好ましく例示できるし、メカノケミカルな方法として
は、遊星ボールミルによるコーティング方法が例示でき
る。更に、本発明に粉体は、シリコーン類、パーフルオ
ロ基を有するカップリング剤、金属石鹸、アミノ酸誘導
体などにより表面を処理・改質することもでき、この様
な表面を処理・改質されたものも本発明の技術的範囲に
属する。これらの層の特質とその製造法を各必須の層毎
に下記に示す。かくして得られた本発明の粉体は、皮膚
に塗布した場合、皮膚類似構造を有するため、年をとっ
た人でも厚ぼったさなく、自然な感じで、優れたカバー
力を発揮するので、若々しい肌に装うことが出来る。
【0007】1)必須の3層の内の最下層 必須の3層の内の最下層には、板状粉体が存在し、該板
状粉体としてはマイカ、セリサイト、チタンマイカ及び
チタンセリサイトから選ばれる1種乃至は2種の単独
物、混合物乃至は燒結などした結合物が好ましく例示で
きる。勿論、燒結等の際に、これらの粉体或いは層の内
部に、光学的に邪魔にならない粉体を含有することもで
きる。これらは、本発明の粉体中では、粉体全量に対し
て、10〜40重量%程度の割合で構成されるのが好ま
しい。
【0008】2)必須の3層の内の中間層 本発明の粉体の多層構造の内、前記板状粉体の上部にく
る必須の層は、透明乃至は半透明粉体が、シリカ、ナイ
ロンパウダー、シリコーン樹脂及びアクリル酸系高分子
から選ばれる、1種乃至は2種以上であり、色素が有機
色素、酸化鉄及び複合金属酸化物から選ばれる1種乃至
は2種以上である様な、有色粉体と透明粉体乃至は半透
明粉体によって構成される層である。ここで有色粉体と
しては、黄色と赤の有色粉体がこの層に含まれているこ
とが好ましい。有色粉体は透明乃至は半透明粉体の内部
にあっても、表面上に存在していても、その両者であっ
ても良く、赤い有色粉体と黄色い有色粉体は、独立に別
の透明乃至は半透明粉体上又は内部に存在していても良
く、同一の透明乃至は半透明粉体上又は内部に存在して
いても良い。黄色の有色粉体としては、例えば、黄色酸
化鉄、黄色401号、鉄ドープ二酸化チタン、鉄ドープ
酸化亜鉛等が好ましく例示でき、赤色の有色粉体として
は、例えば、赤色202号、赤色226号、ベンガラ、
鉄ドープ二酸化チタン、鉄ドープ酸化亜鉛等が好ましく
例示できる。ここで、赤色の有色粉体と黄色の有色粉体
の好ましい割合は、1:3〜1:10であり、これら有
色粉体の総量と透明又は半透明粉体の好ましい割合は
1:1〜1:100である。これは、有色粉体の着色効
果がこの様な形態にすることにより、より強く現れるか
らである。又、この層の本発明の粉体の於ける割合は、
10〜40重量%であることが好ましい。これらの粉体
或いは層の内部には、光学的に発明を損なわない粉体を
任意成分として含むことが出来る。又、粒径的な、基底
層の凹凸構造を疑似できる程度の粒径にすることが好ま
しい。
【0009】3)必須の3層の最上層 本発明の粉体の必須の3層の内の最上層は、透明乃至は
半透明粉体を主成分として構成されていることが好まし
く、該透明乃至は半透明粉体は屈折率1.4〜1.8の
光学特性を有していることが好ましい。具体的な成分と
しては、透明乃至は半透明粉体がシリカ、ナイロンパウ
ダー、シリコーン樹脂及びアクリル酸系高分子から選ば
れる、1種乃至は2種以上であることが好ましい。これ
らの粉体をメカノケミカル乃至は焼成によって、被覆さ
せることにより、本発明の粉体は製造できる。又、シリ
カゲル或いはシリコーン類については、珪酸ソーダ或い
はアルキルアルコキシシロキサン中に最下層から中間層
まで形成した粉体を分散し、最外層構成成分を生成させ
て被覆することも可能である。勿論、この層にも光学的
にニュートラルな任意成分を含有させることもできる。
本発明の粉体に於ける、この層の好ましい割合は、10
〜40重量%である。
【0010】(2)本発明の化粧料 本発明の化粧料は、上記本発明の粉体を含有することを
特徴とする。本発明の粉体の光学特性より、本発明の化
粧料は、年をとった人でも厚ぼったさなく、自然な感じ
で、優れたカバー力を発揮し、若々しく装うことが出来
る。従って、本発明の化粧料は老年者が使用するのに大
変好適である。又、毛豊漁としてはその剤形、用途は特
段限定されないが、粉体化粧料としてメークアップ化粧
料に適用するのが特に好ましい。本発明の化粧料に於け
る、上記本発明の粉体の好ましい含有量は、化粧料全量
に対して、1〜40重量%である。これは、少なすぎる
と本発明の効果が得られない場合があり、多すぎても効
果が頭打ちになり、経済的でない場合があるためであ
る。本発明の化粧料は、本発明の粉体以外に、化粧料で
使用される任意成分を含有することが出来る。この様な
任意成分としては、例えば、ワセリンやマイクロクリス
タリンワックス等のような炭化水素類、ホホバ油やゲイ
ロウ等のエステル類、牛脂、オリーブ油等のトリグリセ
ライド類、セタノール、オレイルアルコール等の高級ア
ルコール類、ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸、グ
リセリンや1,3−ブタンジオール等の多価アルコール
類、非イオン界面活性剤、アニオン界面活性剤、カチオ
ン界面活性剤、両性界面活性剤、エタノール、カーボポ
ール等の増粘剤、防腐剤、紫外線吸収剤、抗酸化剤、色
素、粉体類等が好ましく例示できる。これらの原料を常
法に従って処理することにより、本発明の化粧料は製造
することが出来る。
【0011】
【実施例】以下に、実施例を示して、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ
限定を受けないことは言うまでもない。
【0012】<実施例1>珪酸ソーダ200gを50%
エタノール水溶液1lにとかし、これにベンガラ1gと
黄色酸化鉄5gを加え、撹拌分散し、これに直ちに0.
1N希塩酸1.5lを加え、減圧乾固し、180℃で4
8時間焼成した後、粉砕して、ベンガラ1.4重量%、
黄色酸化鉄8.2重量%含有する着色シリカゲル1を得
た。チタンマイカと着色シリカゲル1とを等量づつ遊星
ボールミルに仕込み、48時間コーティング処理を行
い、着色シリカ被覆チタンマイカ1を得た。珪酸ソーダ
200gを50%エタノール水溶液1lにとかし、この
着色シリカ被覆チタンマイカ60gを撹拌分散させ、直
ちに0.1Nの希塩酸を加え、減圧乾固し、180℃で
48時間焼成し、粉砕して、本発明の粉体である、シリ
カ被覆着色シリカ被覆チタンマイカ1を得た。このもの
各層毎の構成比は、粉体全体に対して、チタンマイカが
31%、第二層である着色シリカ層の重量百分率が34
%であり、これはシリカ30.7重量%、ベンガラ0.
5重量%及び黄色酸化鉄2.8重量%から構成されてお
り、第三層であるシリカ層は35重量%であった。
【0013】<実施例2>下記に示す処方に従って、化
粧料を作成した。即ち、処方成分イをヘンシェルミキサ
ーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパル
ベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しなが
ら処方成分ロをコーティングし、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に
詰め加圧成形してファンデーションを得た。このファン
デーションを用いて、78歳の女性の右半顔にメークア
ップを行い、左半顔をこの本発明のファンデーションの
内、本発明の粉体10重量部をチタンマイカ3.1重量
部、シリカ6.6重量部、ベンガラ0.05重量部、黄
色酸化鉄0.25重量部の単なる混合物に置換した比較
例1のファンデーションでメークアップを行い、仕上が
りの自然さ、仕上がりの美しさ、トラブルのカバーの程
度をそれぞれ、++:非常によい、+:良い、±:普
通、−:悪いの基準で評価した。結果は、本発明のファ
ンデーションが仕上がりの自然さが++、仕上がりの美
しさが++、トラブルのカバーの程度が++であったの
に対し、比較例1のファンデーションでは、仕上がりの
自然さが+、仕上がりの美しさが+、トラブルのカバー
の程度が+であった。これより、皮膚類似構造を取るこ
とにより、本発明の粉体はただ単なる混合物より優れた
光学効果を発揮していることがわかる。 イ シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 5 重量部 架橋ジメチルポリシロキサン 15 重量部 シリコーン処理鉄ドープ酸化亜鉛 3 重量部 パーフルオロアルキル処理チタンセリサイト 7 重量部 ジメチコン焼き付け処理セリサイト 20 重量部 ジメチコン焼き付けマイカ 20 重量部 シリコーン処理珪酸カルシウム 10 重量部 シリカ被覆着色シリカ被覆チタンマイカ1 10 重量部 ロ オクタドデシルオレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0014】<実施例3>実施例1と同様に、赤色22
6号1.1重量部、黄色401号8.4重量部を含有す
る着色シリカとセリサイトとを等量で遊星ボールミル処
理し、これにシリカを実施例1同様被覆し、セリサイト
33重量%、赤色226号0.3重量%、黄色401号
2.6重量%、シリカ28.1重量%で構成される、着
色シリカ層31重量%、シリカ層36重量%からなる、
本発明の粉体である、シリカ被覆着色シリカ被覆セリサ
イト1を得た。
【0015】<実施例4>下記に示す処方に従って、化
粧料を作成した。即ち、処方成分イをヘンシェルミキサ
ーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパル
ベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しなが
ら処方成分ロをコーティングし、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に
詰め加圧成形してファンデーションを得た。このファン
デーションを実施例2と同様に評価したところ、シリカ
被覆着色シリカ被覆セリサイト1を各構成成分に分けて
含有させた場合と比較して有意に優れた光学効果を示し
ていた。 イ シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 5 重量部 架橋ジメチルポリシロキサン 15 重量部 シリコーン処理鉄ドープ酸化亜鉛 3 重量部 パーフルオロアルキル処理チタンセリサイト 17 重量部 ジメチコン焼き付け処理セリサイト 10 重量部 ジメチコン焼き付けマイカ 20 重量部 シリコーン処理珪酸カルシウム 10 重量部 シリカ被覆着色シリカ被覆セリサイト 10 重量部 ロ オクタドデシルオレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0016】<実施例5>メチルトリメトキシシロキサ
ン136重量部とR202号9重量部とを水に分散さ
せ、これに水酸化ナトリウム水溶液を加え、十分に撹拌
した後、固形物を濾取し、水洗した後、130℃で24
時間焼成してR202号を9.2重量%含む着色メチル
シロキサン1を得た。同様にして、黄色401号11.
5重量%含む着色メチルシロキサン2を得た。着色メチ
ルシロキサン1重量部、着色メチルシロキサン8.9重
量部、メチルトリメトキシシロキサン0.2重量部、マ
イカ10重量部を遊星ボールミルで処理し、0.1N水
酸化ナトリウム中で2時間撹拌した後、固形分を濾取
し、良く水洗した後、130℃で焼成し、着色メチルポ
リシロキサン樹脂被覆マイカ1を得た。このもの20重
量部と珪酸ソーダ60重量部を50%エタノール水溶液
中で良く分散・混合し、これに直ちに0.1N希塩酸5
00重量部を加え、減圧乾固した後、焼成・粉砕しシリ
カ被覆着色メチルポリシロキサン樹脂被覆マイカ1を得
た。
【0017】<実施例6>下記に示す処方に従って、化
粧料を作成した。即ち、処方成分イをヘンシェルミキサ
ーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパル
ベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しなが
ら処方成分ロをコーティングし、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に
詰め加圧成形してファンデーションを得た。このものも
上記実施例同様の優れた光学効果を有していた。 イ シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 5 重量部 架橋ジメチルポリシロキサン 15 重量部 シリコーン処理鉄ドープ酸化亜鉛 3 重量部 パーフルオロアルキル処理チタンセリサイト 17 重量部 ジメチコン焼き付け処理セリサイト 20 重量部 シリカ被覆着色メチルポリシロキサン樹脂被覆マイカ1 10 重量部 ジメチコン焼き付けマイカ 10 重量部 シリコーン処理珪酸カルシウム 10 重量部 ロ オクタドデシルオレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0018】<実施例7>メチルトリメトキシシロキサ
ン136重量部とR202号1重量部とを水に分散さ
せ、これに水酸化ナトリウム水溶液を加え、十分に撹拌
した後、固形物を濾取し、水洗した後、130℃で24
時間焼成してR202号を1重量%含む着色メチルシロ
キサン3を得た。このもの89重量部とメチルトリメト
キシシロキサン1重量部、黄色酸化鉄10重量部を遊星
ボールミルで処理し、10%水酸化ナトリウムで処理し
た後、良く水洗し、乾燥させ着色メチルシロキサン4を
得た。このもの20重量部とチタンセリサイト40重量
部とを遊星ボールミルで処理し、着色メチルシロキサン
被覆チタンセリサイト1を得た。このものとシリカゲル
とを同量づつ遊星ボールミルに仕込み、処理してシリカ
被覆着色メチルシロキサン被覆チタンセリサイトを得
た。このものを10重量%のハイドロジェンメチルシロ
キサンで被覆し、130℃で48時間焼き付けて、シリ
コーン処理シリカ被覆着色メチルシロキサン被覆チタン
セリサイト(以下、単に本発明の処理のチタンセリサイ
トと言う。)を得た。
【0019】<実施例8>下記に示す処方に従って、化
粧料を作成した。即ち、処方成分イをヘンシェルミキサ
ーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパル
ベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しなが
ら処方成分ロをコーティングし、1mmヘリングボーン
スクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿に
詰め加圧成形してファンデーションを得た。このものも
上記実施例同様の優れた光学効果を有していた。 イ シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 5 重量部 架橋ジメチルポリシロキサン 15 重量部 シリコーン処理鉄ドープ酸化亜鉛 3 重量部 パーフルオロアルキル処理チタンセリサイト 7 重量部 ジメチコン焼き付け処理セリサイト 20 重量部 本発明の処理のチタンセリサイト 10 重量部 ジメチコン焼き付けマイカ 20 重量部 シリコーン処理珪酸カルシウム 10 重量部 ロ オクタドデシルオレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0020】<実施例9>ベンガラ内包ポリメチルメタ
アクリレート(内包率10%)10重量部、黄色酸化鉄
内包ポリメチルメタアクリレート(内包率10%)90
重量部、チタンマイカ100重量部を遊星ボールミルに
仕込み、48時間処理し、着色チタンマイカを得た。こ
のもの50重量部とポリメチルメタアクリレート25重
量部とポリメチルアクリレート25重量部を遊星ボール
ミルに仕込み、48時間処理し、本発明の粉体である、
アクリル樹脂被覆酸化鉄内包ポリメチルアクリレート被
覆チタンマイカ(以下、アクリル処理チタンマイカと言
う。)を得た。
【0021】<実施例10>下記に示す処方に従って、
化粧料を作成した。即ち、処方成分イをヘンシェルミキ
サーで混合し、0.9mm丸穴スクリーンを装着したパ
ルベライザーで粉砕し、ヘンシェルミキサーで混合しな
がら処方成分ロをコーティングし、1mmヘリングボー
ンスクリーンを装着したパルベライザーで粉砕し、金皿
に詰め加圧成形してファンデーションを得た。このもの
も上記実施例同様の優れた光学効果を有していた。 イ シリコーン処理鉄ドープ二酸化チタン 5 重量部 架橋ジメチルポリシロキサン 15 重量部 シリコーン処理鉄ドープ酸化亜鉛 3 重量部 パーフルオロアルキル処理チタンセリサイト 7 重量部 ジメチコン焼き付け処理セリサイト 20 重量部 アクリル処理のチタンマイカ 10 重量部 ジメチコン焼き付けマイカ 20 重量部 シリコーン処理珪酸カルシウム 10 重量部 ロ オクタドデシルオレート 5 重量部 ジメチコン 5 重量部
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、老年層に於いても、自
然に見え、且つ、肌トラブルをカバーする化粧料を具現
しうる、化粧料用の粉体を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09C 1/42 C09C 1/42 3/10 3/10 Fターム(参考) 4C083 AB171 AB211 AB212 AB231 AB242 AB382 AB431 AB432 AC092 AD071 AD091 AD151 AD152 AD162 BB25 CC01 CC03 CC11 DD17 DD21 EE06 EE07 EE11 FF01 4J037 AA26 AA27 CA09 CA24 CB28 CC16 CC27 CC28 DD10 EE04 EE26 FF02 FF30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚類似構造を有することを特徴とす
    る、多層構造粉体。
  2. 【請求項2】 皮膚構造の内、真皮構造、基底層構造、
    透明層構造及び角層構造の内の少なくとも2種の構造を
    有することを特徴とする、請求項1に記載の多層構造粉
    体。
  3. 【請求項3】 板状粉体上に、透明乃至は半透明粉体と
    色素を主成分として含有する被覆層を有し、最外層に透
    明乃至は半透明粉体を主成分とする被覆層を有すること
    を特徴とする、請求項1又は2に記載の多層構造粉体。
  4. 【請求項4】 板状粉体が、マイカ、セリサイト、チタ
    ンマイカ及びチタンセリサイトから選ばれる1種乃至は
    2種であることを特徴とする、請求項3に記載の多層構
    造粉体。
  5. 【請求項5】 透明乃至は半透明粉体が、シリカ、ナイ
    ロンパウダー、シリコーン樹脂及びアクリル酸系高分子
    から選ばれる、1種乃至は2種以上であり、色素が有機
    色素、酸化鉄及び複合金属酸化物から選ばれる1種乃至
    は2種以上であることを特徴とする、請求項3又は4に
    記載の多層構造粉体。
  6. 【請求項6】 透明乃至は半透明粉体と色素を主成分と
    して含有する被覆層の被覆物として、透明乃至は半透明
    粉体と色素の複合体が使用されていることを特徴とす
    る、請求項3〜5の何れか一項に記載の多層構造粉体。
  7. 【請求項7】 最外層の主成分である、透明乃至は半透
    明粉体が屈折率1.4〜1.8の光学特性を有している
    ことを特徴とする、請求項3〜6の何れか一項に記載の
    多層構造粉体。
  8. 【請求項8】 最外層の主成分である、透明乃至は半透
    明粉体がシリカ、ナイロンパウダー、シリコーン樹脂及
    びアクリル酸系高分子から選ばれる、1種乃至は2種以
    上であることを特徴とする、請求項3〜7の何れか一項
    に記載の多層構造粉体。
  9. 【請求項9】 化粧料用の粉体であることを特徴とす
    る、請求項1〜8の何れか一項に記載の多層構造粉体。
  10. 【請求項10】 化粧料が高年齢者用の化粧料であるこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の多層構造粉体。
  11. 【請求項11】 請求項1〜11の何れか一項に記載の
    多層構造粉体を含有する、化粧料。
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