JP2000229955A - 5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾールおよびその製造法 - Google Patents

5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾールおよびその製造法

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JP2000229955A
JP2000229955A JP3197899A JP3197899A JP2000229955A JP 2000229955 A JP2000229955 A JP 2000229955A JP 3197899 A JP3197899 A JP 3197899A JP 3197899 A JP3197899 A JP 3197899A JP 2000229955 A JP2000229955 A JP 2000229955A
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Tadashi Sugiura
忠司 杉浦
Hiroyuki Adachi
弘之 阿達
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Nippon Soda Co Ltd
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Nippon Soda Co Ltd
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 医薬・農薬等、特に除草活性を有する化合物
の製造中間体及びその製造法を提供する。 【解決手段】5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾ
ール類(1)、及び5−シアノメチルイソオキサゾール
化合物(2)とニトリルオキシド化合物(3)との反
応、又は5−ハロゲノイソオキサゾリルイソオキサゾー
ル類(4)のアミノ化により5−アミノイソオキサゾリ
ルイソオキサゾール類(1)を製造する方法。 【化1】 (式中、R1 ,R2 は、それぞれ独立して、C1-4 アル
キル基又はC1-4 ハロアルキル基を表す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、5−アミノイソオ
キサゾリルイソオキサゾール誘導体及びその製造法に関
する。5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾール誘
導体は、農医薬等の活性化合物を製造における鍵中間体
である、5−(1−プロピニル)イソオキサゾール誘導
体及び5−〔1−(シス)−プロペニル〕イソオキサゾ
ール誘導体の合成中間体として有用な化合物である。
【0002】
【従来の技術】5−アミノイソオキサゾール誘導体を用
いるアセチレン誘導体の合成が、J.Org.Che
m.,50,2372(1985)に記載されている
(下記反応式参照。)。
【0003】
【化7】
【0004】しかしながら、本発明化合物に相当するイ
ソオキサゾール誘導体である、5−アミノ−4−イソオ
キサゾリルイソオキサゾールは記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、農薬・医薬
等、特に除草活性を有する化合物の中間体として有用な
新規5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾール誘導
体及びその製造法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、
(a)一般式(1)
【0007】
【化8】
【0008】(式中、R1 ,R2 は、それぞれ独立し
て、C1-4 アルキル基又はC1-4 ハロアルキル基を表
す。)で表される化合物、(b)一般式(2)
【0009】
【化9】
【0010】(式中、R1 は、C1-4 アルキル基又はC
1-4 ハロアルキル基を表す。)で表される化合物と、一
般式(3)
【0011】
【化10】
【0012】(式中、R2 は、C1-4 アルキル基又はC
1-4 ハロアルキル基を表す。)で表される化合物とを反
応させることを特徴とする、前記一般式(1)で表され
る化合物の製造法、(c)一般式(4)
【0013】
【化11】
【0014】(式中、R1 は、前記と同じ意味を表し、
Xは、ハロゲン原子を表す。)で表される化合物をアミ
ノ化することを特徴とする、一般式(1’)
【0015】
【化12】
【0016】(式中、R1 は、前記と同じ意味を表
す。)で表される化合物の製造法、及び(d)一般式
(5)
【0017】
【化13】
【0018】(式中、R1 は、前記と同じ意味を表
す。)で表される化合物をハロゲン化して、前記一般式
(4)で表される化合物を得る工程と、前記一般式
(4)で表される化合物をアミノ化する工程を有する、
前記一般式(1’)で表される化合物の製造法である。
【0019】本発明に係る化合物において、R1 及びR
2 は、それぞれ独立して、メチル,エチル,プロピル,
イソプロピル,ブチル,t−ブチル基等のC1-4 アルキ
ル基、クロロメチル,ジクロロメチル.トリクロロメチ
ル,フルオロメチル,ジフルオロメチル,トリフルオロ
メチル基等のC1-4 ハロアルキル基を表す。また、X
は、塩素,臭素、ヨウ素等のハロゲン原子を表す。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明化合物は、次の方法によっ
て製造することができる。 製造法1
【0021】
【化14】
【0022】(式中、R1 ,R2 及びXは、前記と同じ
意味を表し、Yは塩素、臭素等のハロゲン原子を表
す。)
【0023】先ず、アルドオキシム体(6)を、不活性
溶媒中、ハロゲン化剤と反応させてハロゲン化物(7)
を得たのち、このものに塩基を作用させてニトリルオキ
シド体(3)を得る。ニトリルオキシド体(3)は、単
離することなく次の反応に用いられる。
【0024】次いで、ニトリルオキシド体(3)とシア
ノメチルイソオキサゾール体(2)とを反応させること
により、前記一般式(1)で表される化合物を得ること
ができる。
【0025】前記ハロゲン化剤としては、例えば、塩
素、臭素、N−クロロサクシンイミド(NCS),NB
S等が挙げられる。また、ハロゲン化反応に用いること
のできる溶媒としては、ベンゼン、トルエン等の炭化水
素類、ジクロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭
化水素類、THF,ジオキサン等のエーテル類、メタノ
ール、エタノール等のアルコール類、アセトニトリル等
のニトリル類、DMF、水等、及びこれらの2種以上の
混合溶媒を例示することができる。この反応は、通常−
10℃〜50℃で行われる。
【0026】ニトリルオキシド体(3)をハロゲン化物
(7)から得る反応に用いられる塩基としては、例え
ば、トリエチルアミン、ジイソプロピルエチルアミン等
の有機塩基類、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム等の
炭酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカ
リ金属水酸化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウ
ム等のアルカリ土類金属水酸化物、及びナトリウムメチ
ラート、ナトリウムエチラート、カリウム t−ブトキ
シド等のアルコラート類等が挙げられる。また、ニトリ
ルオキシド体(3)は、アルドキシム体(6)に、次亜
塩素酸ナトリウム等の次亜ハロゲン酸塩を反応させるこ
とによっても得ることができる。
【0027】ニトリルオキシド体(3)とシアノメチル
イソオキサゾール体(2)との反応は、通常室温から用
いる溶媒の沸点までの温度で行われる。
【0028】また、ハロゲン化物(7)とシアノメチル
イソオキサゾール体(2)の混合物中に、上記塩基を添
加することによっても、本発明化合物(1)を製造する
ことができる。
【0029】製造法2
【0030】
【化15】
【0031】(式中、R1 及びXは、前記と同じ意味を
表す。) 本発明化合物(1)は、5−ハロゲノイソオキサゾール
化合物(4)に、適当な溶媒中、アミノ化剤を作用させ
ることによって製造することができる。
【0032】前記アミノ化剤としては、例えば、アンモ
ニア又はアンモニウム塩を用いることができ、炭酸アン
モニウムの使用が特に好ましい。
【0033】また、この反応に用いることのできる溶媒
としては、例えば、水、メタノール、エタノール等のア
ルコール類、ベンゼン、トルエン等の炭化水素類、ジク
ロロメタン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類、
テトラヒドロフラン(THF),ジメトキシエタン等の
エーテル類、アセトニトリル等のニトリル類、ジメチル
スルホキシド、スルホラン等の含イオウ化合物、N,N
−ジメチルホルムアミド(DMF)、N−メチルピロリ
ドン等のアミド類等を挙げることができる。
【0034】反応温度は0℃から用いる溶媒の沸点の間
の温度が好ましく、反応は通常常圧下で行われるが、オ
ートクレーブ等の圧力容器中加圧下に行うこともでき
る。
【0035】5−ハロゲノイソオキサゾール化合物
(4)は、5−ヒドロキシイソオキサゾール化合物
(5)を、無溶媒又は適当な溶媒中で、ハロゲン化剤と
反応させることによって製造することができる。
【0036】この反応に用いることのできるハロゲン化
剤としては、オキシ塩化リン、チオニルクロリド、五塩
化リン、オギザリルクロリド、ホスゲン等が挙げられ
る。
【0037】また、この場合、反応系に適当な塩基を添
加することによって反応がより円滑に進行する。添加さ
れる塩基としては、N,N−ジメチルアニリン、トリエ
チルアミン、ピリジン、DBU、炭酸カリウム等が挙げ
られる。塩基の添加量は、5−ヒドロキシイソオキサゾ
ール体(5)1モルに対し、0〜10モル程度が好まし
い。反応温度は室温から用いる溶媒の沸点、無溶媒の場
合は、用いるハロゲン化剤の沸点までの温度範囲が好ま
しい。
【0038】原料となる5−ヒドロキシイソオキサゾー
ル誘導体(5)は、例えば、J.Am.Chem.So
c.,59,1072−1076(1937)、J.C
hem.Soc.,1952 4466−4469、T
etrahedron Letters.,1977
(41),3655−3658等に教示される方法に従
って製造することができる。
【0039】本発明化合物等の上記反応生成物は、反応
終了後、通常の後処理を行うことにより得ることができ
る。また、本発明化合物等の構造は、IR,NMR及び
MSスペクトル等から決定することができる。
【0040】
【実施例】次に参考例及び実施例を挙げて、本発明を更
に具体的に説明する。
【0041】参考例1 5−クロルメチル−3−メチルイソオキサゾールの製造
【0042】
【化16】
【0043】アセトアルドキシム45.43gをクロロ
ホルム450mlに溶解し、2−プロピニルクロリド5
0mlを加えた後、氷水で冷却した。次いで、この溶液
中へ、5%次亜塩素酸ナトリウム水溶液1.2リットル
を、3〜6℃で2時間45分かけて滴下した。滴下終了
後、反応混合物を室温でさらに4時間攪拌した。反応混
合物を分液して有機層を分取し、水層をクロロホルムで
抽出した有機層と合わせ、水洗後、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥した。溶媒を減圧留去して、表記化合物の粗生
成物62.0gを得た。
【0044】参考例2 5−シアノメチル−3−メチルイソオキサゾールの製造
【0045】
【化17】
【0046】参考例1で得られた粗製5−クロルメチル
−3−メチルイソオキサゾール62.0gをトルエン5
00mlに溶解し、この溶液に、シアン化カリウム4
5.97gの水200ml溶液を添加した。さらに、ベ
ンジルトリエチルアンモニウムクロリド5.37gを加
えて、3時間加熱還流した。反応混合物を冷却後、有機
層を分取し、有機層を飽和食塩水で洗浄して、無水硫酸
マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧留去することによ
り得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=4/1〜
7/3)により精製して、油状物として、表記化合物
9.87gを得た。
【0047】実施例1 5−アミノ−3−メチル−4−(3−メチルイソオキサ
ゾール−5−イル)イソオキサゾールの製造
【0048】
【化18】
【0049】アセトアルドキシム0.89gを水9ml
に加え、5℃で塩素ガスを10分間吹き込んだ。この反
応混合物を5℃でさらに30分間攪拌後、エーテルで抽
出した。無水硫酸マグネシウムで乾燥して、クロロアセ
トアルドキシムのエーテル溶液を得た。次に、金属ナト
リウム0.23gとエタノール15mlから調製したナ
トリウムエトキシドエタノール溶液中に、5−シアノメ
チル−3−メチルイソオキサゾール1.22gのエーテ
ル15ml溶液を室温で滴下し、そこへ、上記クロロア
セトアルドキシムのエーテル溶液を3〜7℃で5分間か
けて滴下した。滴下終了後、室温でさらに1時間攪拌し
た後、溶媒を減圧留去し、残留分をクロロホルムで2回
抽出した。有機層を水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾
燥し、溶媒を減圧留去して得られた粗生成物を、シリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:n−ヘキサ
ン/酢酸エチル=7/3〜1/9)により精製して、白
色結晶として表記化合物を0.34g得た。mp.19
7−198℃
【0050】参考例3 5−ヒドロキシ−3−メチル−4−(3−メチルイソオ
キサゾール−5−イル)イソオキサゾールの製造
【0051】
【化19】
【0052】50%ヒドロキシルアミン水溶液208g
に、水350ml及び28%アンモニア水91.0gを
加え、この混合溶液に、アセト酢酸メチルエステル34
8gを冷却下に1時間かけて滴下した。このとき反応液
の温度は、2℃から15℃に上昇した。その後室温で3
日間放置した。反応液を冷却し、6N−塩酸200ml
を加え、析出した固体を濾取し、冷水及びn−ヘキサン
で洗浄した。得られた固体を風乾して、表記化合物23
3gを得た。
【0053】実施例2 5−クロル−3−メチル−4−(3−メチルイソオキサ
ゾール−5−イル)イソオキサゾールの製造
【0054】
【化20】
【0055】5−ヒドロキシ−3−メチル−4−(3−
メチルイソオキサゾール−5−イル)イソオキサゾール
213.12gをクロルベンゼン1.5リットルに溶解
させ、そこへトリエチルアミン239.17gを室温で
加えた。次いで、この混合物中に、オキシ塩化リン36
3.49gを100℃以下45分かけて滴下した。滴下
終了後、反応混合物を90〜100℃で9時間、さらに
室温で25時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、有機層を
分取し、さらに水層をクロロホルムで2回抽出した。有
機層を合わせ、有機層に10%水酸化ナトリウム水溶液
500mlを冷却下に加えて攪拌した。有機層を分取
し、水洗後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を
減圧留去して得られた粗結晶を、n−ヘキサン/ベンゼ
ン=50/12の混合溶媒により再結晶して、白色結晶
として表記化合物181.04gを得た。mp.90−
91℃
【0056】実施例3 5−アミノ−3−メチル−4−(3−メチルメチルイソ
オキサゾール−5−イル)イソオキサゾールの製造
【0057】
【化21】
【0058】5−クロル−3−メチル−4−(3−メチ
ルイソオキサゾール−5−イル)イソオキサゾール4
9.20gをジメチルスルホキシド(DMSO)400
mlに溶解し、この溶液に炭酸アンモニウム47.59
gを加えた後、50〜60℃で27時間攪拌した。冷却
後、反応液に氷水500mlを加え、析出した固体を濾
取し、水ついでn−ヘキサンで洗浄して、白色結晶とし
て表記化合物40.88gを得た。mp.197−19
8℃
【0059】応用例1 3−メチル−5−〔(シス)−1−プロペニル〕イソオ
キサゾールの製造
【0060】
【化22】
【0061】水1380mlと濃硫酸125.3mlか
ら調製した希硫酸を10℃以下で攪拌しながら、5−ア
ミノ−3−メチル−4−(3−メチルイソキサゾール−
5−イル)イソオキサゾール125.3gのアセトニト
リル1250ml溶液を加えた。次いで、この混合物中
に、亜硝酸ナトリウム338.1gの水500ml溶液
を35分かけて滴下した。この間反応系を冷却して反応
温度を20〜25℃に保った。滴下終了後、さらに室温
で35分間攪拌した。反応終了後、有機層を分取し、水
層を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、飽和
食塩水で2回洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。溶媒を減圧留去して得られた粗生成物を減圧蒸留し
て、3−メチル−5−(1−プロピニル)イソオキサゾ
ールを60.74g得た。bp.100−108℃/2
7mmHg
【0062】3−メチル−5−(1−プロピニル)イソ
オキサゾール55.0g、エタノール500ml及びキ
ノリン1.76gを1リットルのガラス製オートクレー
ブに仕込み、反応容器内を窒素置換した。この中へ5%
パラジウム−硫酸バリウム触媒0.88gを添加し、水
素置換した後、水素を圧力10kg/cm2 になるまで
導入し、室温で3時間攪拌した。この間、内圧が1.5
kg/cm2 になった時点で水素を導入する操作を2回
行い、内圧の変化が見られなくなった時点で反応を停止
した。反応液から触媒を濾別し、触媒をエタノールで洗
浄後、濾液を減圧濃縮した。得られた粗生成物を減圧蒸
留し、表記化合物を58.4g得た。bp.105−1
10℃/52mmHg
【0063】応用例2 4,5−ジクロロ−2−メチ
ル−3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ベ
ンゾイックアシッド メチルエステルの製造
【0064】
【化23】
【0065】5,5−ジメトキシ−1,2,3,4−テ
トラクロロシクロペンタ−1,3−ジエン64.39
g、3−メチル−5−〔(シス)−1−プロペニル〕イ
ソオキサゾール20.00g、炭酸水素ナトリウム1
4.07g及びハイドロキノン2.00gを混合し、1
20℃で6時間加熱攪拌した。反応液を冷却し、水50
0mlを加え、酢酸エチルで3回抽出した。不溶物をろ
別後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した。溶媒を減圧留去して得られた粗生成物
に、n−ヘキサンを加えて析出した結晶をろ取して、6
−メチル−シス−5−(3−メチルイソオキサゾール−
5−イル)−7,7−ジメトキシ−1,2,3,4−テ
トラクロロビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン4
5.81gを得た。上記ろ液を減圧濃縮後、同様の操作
により同化合物4.5gをさらに得た。mp.100−
101℃
【0066】得られた6−メチル−シス−5−(3−メ
チルイソオキサゾール−5−イル)−7,7−ジメトキ
シ−1,2,3,4−テトラクロロビシクロ[2.2.
1]ヘプタ−2−エン0.99gに、濃硫酸6.02g
を氷冷下に加え、室温で1時間攪拌すると反応液は均一
になり、そのまま室温で15時間放置した。反応液を氷
水20ml中に注ぎ、酢酸エチル20mlで2回抽出し
た。有機層を重曹水で2回洗浄後、飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。硫酸マグネシウ
ムを除去し、溶媒を減圧下に濃縮して黄色のあめ状物質
として 6−メチル−シス−5−(3−メチルイソオキ
サゾール−5−イル)−1,2,3,4−テトラクロロ
ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−エン−7−オンの
粗生成物0.97gを得た。
【0067】得られた粗製6−メチル−シス−5−(3
−メチルイソオキサゾール−5−イル)−1,2,3,
4−テトラクロロビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−
エン−7−オン0.94gをメタノール10mlに溶解
し、28%ナトリウムメチラートのメタノール溶液1.
44gを、氷冷下に5分かけて滴下した。滴下終了後室
温でさらに4時間攪拌した後、反応混合物を氷水50m
lに注ぎ、酢酸エチル30mlで2回抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去して粘稠な液体を得た。このものを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶剤:n−
ヘキサン/酢酸エチル)により精製して、白色結晶とし
て4,5−ジクロロ−2−メチル−3−(3−メチルイ
ソオキサゾール−5−イル)ベンゾイックアシッド メ
チルエステル0.42gを得た。mp.76−77℃
【0068】得られた4,5−ジクロロ−2−メチル−
3−(3−メチルイソオキサゾール−5−イル)ベンゾ
イックアシッド メチルエステルは、WO97/411
17号公報、WO97/41118号公報等に記載の除
草剤の製造中間体として有用である。
【0069】
【発明の効果】本発明の化合物である5−アミノイソオ
キサゾリルイソオキサゾール誘導体は、農医薬等の活性
化合物を製造における鍵中間体である、5−(1−プロ
ピニル)イソオキサゾール誘導体及び5−〔1−(シ
ス)−プロペニル〕イソオキサゾール誘導体等の合成中
間体として有用な化合物である。また、本発明の製造方
法によれば、5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾ
ール化合物を、工業的に有利に製造することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、R1 およびR2 は、それぞれ独立して、C1-4
    アルキル基またはC1-4ハロアルキル基を表す。)で表
    される化合物。
  2. 【請求項2】一般式(2) 【化2】 (式中、R1 は、C1-4 アルキル基またはC1-4 ハロア
    ルキル基を表す。)で表される化合物と、一般式(3) 【化3】 (式中、R2 は、C1-4 アルキル基またはC1-4 ハロア
    ルキル基を表す。)で表される化合物とを反応させるこ
    とを特徴とする、 前記一般式(1)で表される化合物の製造法。
  3. 【請求項3】一般式(4) 【化4】 (式中、R1 は前記と同じ意味を表し、Xはハロゲン原
    子を表す。)で表される化合物をアミノ化することを特
    徴とする、 一般式(1’) 【化5】 (式中、R1 は前記と同じ意味を表す。)で表される化
    合物の製造法。
  4. 【請求項4】一般式(5) 【化6】 (式中、R1 は前記と同じ意味を表す。)で表される化
    合物をハロゲン化して、前記一般式(4)で表される化
    合物を得る工程と、 前記一般式(4)で表される化合物をアミノ化する工程
    を有する、 前記一般式(1’)で表される化合物の製造法。
JP3197899A 1999-02-09 1999-02-09 5−アミノイソオキサゾリルイソオキサゾールおよびその製造法 Pending JP2000229955A (ja)

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