JP2000230394A - コンクリートセグメントの継手構造 - Google Patents

コンクリートセグメントの継手構造

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JP2000230394A
JP2000230394A JP11032230A JP3223099A JP2000230394A JP 2000230394 A JP2000230394 A JP 2000230394A JP 11032230 A JP11032230 A JP 11032230A JP 3223099 A JP3223099 A JP 3223099A JP 2000230394 A JP2000230394 A JP 2000230394A
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JP
Japan
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segment
bolt
tenon
bolt hole
joint structure
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JP11032230A
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Inventor
Nobuo Hayashi
伸郎 林
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Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kokan Light Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠の製作が容易で、断面欠損の問題がな
く、しかも施工性のよいセグメントの継手構造を得る。 【解決手段】 隣接する一方のセグメント1Aの端面に
設置したボルト孔3bを有するインサート金具3と、隣
接する他方のセグメント1Bの端面に形成した凹部13
を嵌合させると共に、セグメント1Bの内面側から凹部
13に貫通するように設けられたボルト孔15にボルト
17を挿通してインサート金具3のボルト孔15に螺合
させることにより隣接するセグメント相互を連結するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はセグメントの継手構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリートセグメントをトンネルの軸
方向に接続する継手構造として、長ボルト及び短ボルト
を組み合わせたいわゆる通しボルトによるものと、コン
クリートホゾを形成したいわゆるホゾ付きセグメントに
よるものが知られている。図6は通しボルト(長ボル
ト)によるものを説明する説明図である。図6に示すよ
うに、通しボルト構造では、隣接するセグメント31,
33のそれぞれにボルトボックス31a,33aを形成
し、これらボルトボックス31a,33a間に亘ってボ
ルト35を挿通してナット37,39で締結するという
ものである。
【0003】また、ホゾ付きセグメント構造は、図7に
示すように、隣接するセグメントの一方には凸状の雄ホ
ゾ41を形成し、他方には雄ホゾ41に嵌合する凹状の
雌ホゾ43を形成して、これら雄ホゾ41と雌ホゾ43
を嵌合させるというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術にはそれぞれ以下のような問題点があった。ま
ず、通しボルト構造では、各セグメントに多数のボルト
ボックスを形成する必要があるために型枠の製作に手間
とコストがかかる。また、断面欠損が大きくなり、また
応力集中が発生することにもなるので、これらのことを
考慮した設計が必要になり、セグメントが大形化する。
さらに、セグメントの連結時において両側からのナット
による締め付けを要するため手間がかかり、施工性が悪
い。
【0005】また、ホゾ付きセグメント構造では、ホゾ
を各セグメントの全周に亘って形成するのが一般的であ
るが、このほぞを形成するには、鋼製型枠の製作時にホ
ゾ形状の削り込みという機械加工を施す必要があり、手
間とコストがかかる。また、コンクリートホゾの場合に
は、コンクリートの強度があまり高くないので、その断
面積を大きくする必要がある。そのため、桁高の高いセ
グメントにしか適用できないという問題もあった。さら
に、ホゾによる連結の場合にはトンネル軸方向の連結が
ないので、例えば地盤がゆるく軸方向のずれが考えられ
る場合には不向きである。
【0006】このように、従来のセグメント継手構造で
は、通しボルト構造及びホゾ付きセグメント構造共に、
型枠の製作に手間とコストがかかるという共通の問題が
あり、また通しボルト構造では断面欠損と施工性という
固有の問題があり、さらにホゾ付きセグメント構造では
桁高の高いセグメントにしか適用できず、また地盤がゆ
るい場合には不向きであるという固有の問題があった。
【0007】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、型枠の製作が容易で、断面欠損の問
題がなく、しかも施工性のよいセグメントの継手構造を
得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるセグメン
ト継手構造は、コンクリートセグメントのトンネル軸方
向端面を順次連結するものにおいて、隣接する一方のセ
グメントの端面に設置したボルト孔を有する金属製の凸
部材と、隣接する他方のセグメントの端面に形成した凹
部を嵌合させると共に、前記他方セグメントの内面側か
ら前記凹部に貫通するように設けられたボルト孔にボル
トを挿通して前記凸部材のボルト孔に螺合させることに
より前記隣接するセグメント相互を連結するようにした
ものである。
【0009】また、前記凹部に貫通するボルト孔は、前
記他方のセグメントの内面側から前記凹部に向けて斜め
に形成されていることを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施の形態に
かかるセグメント(本明細書においてセグメントと言う
ときはセグメントピースを含むものとする。)の斜視図
である。まず、図1に基づいてセグメントの全体構成を
概説する。
【0011】図において、1はセグメント、3はセグメ
ント1におけるトンネル軸方向の一方の端面(以下単に
「端面」と言う。)に所定の間隔を離して複数設置され
た雄ホゾ兼用のインサート金具である。このインサート
金具3の詳細は後述する。
【0012】5はセグメント1におけるインサート金具
3を設置した端面と反対の端面近傍のセグメント内面に
形成された斜めボルト用のボルトボックスである。ボル
トボックス5はインサート金具3に対応する位置に対応
する数だけ形成されている。7はセグメントの組立時に
エレクターが把持するため及びコンクリート注入するた
めのエレクター孔兼用注入孔である。9はセグメントの
端面及びピース間の端面に設置されたシール部材であ
る。
【0013】図2はトンネル軸方向に隣接する2個のセ
グメント1A,1Bにおける接合部の断面図である。次
に、図2に基づいてセグメントの細部の構成及び継手構
造を説明する。11はセグメントの内部に設置された鉄
筋である。インサート金具3は、一端側の一部をセグメ
ント端面に突出させた状態でセグメント端面に埋設設置
されている。
【0014】図3はインサート金具3の側面図、図4は
図3における矢視A図、図5は図3における矢視B図で
ある。ここで、インサート金具3の形状について説明す
る。インサート金具3は基端側に矩形の頭部3aが形成
され、先端側は頭部3aよりも大径の円形に形成され、
その端面に斜めのボルト孔3bが形成されている。ま
た、先端部には先端に向かって縮径するテーパ部3cが
形成されている。さらに、インサート金具3の下部側に
は基端側から先端側に亘って補強用のリブ3dが設けら
れている。
【0015】次に、インサート金具3の機能を説明す
る。インサート金具3の先端部は雄ホゾとして機能する
ものであるが、鋼製であることから、従来のコンクリー
トホゾに比べて強度が高いのでホゾの面積を小さくする
ことができる。しかも、鋼製型枠の製作においては単に
型枠にインサート金具3の挿入孔をもうければよいの
で、従来のような手間が不要となり、型枠製作のコスト
を低下させることができる。
【0016】再び、図2に基づいて、インサート金具3
が設置されたセグメント1Aに連結されるセグメント1
Bの構成を説明する。セグメント1Bの端面には、イン
サート金具3の先端部が嵌合するテーパー状の凹部13
が形成されている。この凹部13は雌ホゾとして機能す
るものであるが、前述のように雄ホゾとして金属製のイ
ンサート金具を用いてその面積を小さくすることができ
る結果、凹部13の面積が小さくなり、その結果凹部1
3の周囲の面積を大きくすることができ、雌ホゾとして
の強度を確保できる。このため、桁高を要求しないの
で、桁高が小さいセグメントにも適用できる。
【0017】15はボルトボックス5から凹部13に貫
通するボルト挿通孔であり、17はボルトボックス5側
から凹部13に向けて挿入され、先端部がインサート金
具3のボルト孔3bにねじ込まれた斜めボルトであり、
セグメント1Aとセグメント1Bは斜めぼると17によ
って連結されている。
【0018】以上のように構成されたセグメントの連結
手順を概説する。セグメント1Bの凹部13の位置にセ
グメント1Aのインサート金具3の先端部の位置を合わ
せ、インサート金具3の先端部と凹部13を嵌合させ
る。このとき、インサート金具3の先端部及び凹部13
がテーパー状に形成されているので、スムーズな嵌合が
可能である。
【0019】次に、ボルトボックス5からボルトを挿入
してインサート金具3の先端に形成したボルト孔3bに
ねじ込んで締結する。以上のように、連結の作業は極め
て簡単であり、施工性に優れている。
【0020】本実施の形態においては、インサート金具
の先端部と凹部とをテーパー状にしたので、位置合わせ
が容易となった。また、インサート金具3の端部にボル
ト孔3bを設け、インサート金具3に雄ホゾとボルト締
結部の両機能を持たせたので、ボゾによる結合部とボル
トによる結合部を一致させることができ、隣接するセグ
メント間で発生するせん断力を原則としてホゾにより受
け持たせることができ、ボルトがせん断破壊することが
ない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
隣接する一方のセグメントの端面に設置したボルト孔を
有する金属製の凸部材と、隣接する他方のセグメントの
端面に形成した凹部を嵌合させるようにしたことによ
り、型枠の製作時において雄ホゾとして機能する凸部材
を埋設できる孔を設けるのみでよくなり、型枠の製作が
容易になった。また、凸部材として金属製の部材を用い
ることで、凸部材を小面積にでき、その結果凹部を小面
積にできる。このため、凹部を雌ホゾとして機能できる
ようにするために桁高を高くする必要がなく、桁高の低
いセグメントにも適用できる。また、他方セグメントの
内面側から凹部に貫通するように設けられたボルト孔に
ボルトを挿通して凸部材のボルト孔に螺合させることに
より隣接するセグメント相互を連結するようにしたの
で、ボルトを挿通してねじ込めばよく、施工性がきわめ
てよい。
【0022】また、凹部に貫通するボルト孔を、他方の
セグメントの内面側から凹部に向けて斜めに形成するよ
うにしたので、ボルトボックスとしてセグメントの内面
に設ける凹陥部を小体積にでき、断面欠損を小さくでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態にかかるセグメントの
斜視図である。
【図2】 本発明の一実施の形態にかかる隣接するセグ
メントにおける接合部の断面図である。
【図3】 本発明の一実施の形態にかかるインサート金
具の側面図である。
【図4】 図3における矢視A図である。
【図5】 図3における矢視B図である。
【図6】 従来技術(通しボルト構造)の説明図であ
る。
【図7】 従来技術(ホゾ付きセグメント構造)の説明
図である。
【符号の説明】
1 セグメント 3 インサート金具 3b ボルト孔 5 ボルトボックス 13 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリートセグメントのトンネル軸方
    向端面を順次連結するセグメント継手構造において、 隣接する一方のセグメントの端面に設置したボルト孔を
    有する金属製の凸部材と、隣接する他方のセグメントの
    端面に形成した凹部を嵌合させると共に、前記他方セグ
    メントの内面側から前記凹部に貫通するように設けられ
    たボルト孔にボルトを挿通して前記凸部材のボルト孔に
    螺合させることにより前記隣接するセグメント相互を連
    結するようにしたことを特徴とするコンクリートセグメ
    ントの接合構造。
  2. 【請求項2】 前記凹部に貫通するボルト孔は、前記他
    方のセグメントの内面側から前記凹部に向けて斜めに形
    成されていることを特徴とする請求項1記載のコンクリ
    ートセグメントの接合構造。
JP11032230A 1999-02-10 1999-02-10 コンクリートセグメントの継手構造 Pending JP2000230394A (ja)

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