JP2000232913A - 化粧用のコンパクトケース - Google Patents

化粧用のコンパクトケース

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JP2000232913A
JP2000232913A JP11035656A JP3565699A JP2000232913A JP 2000232913 A JP2000232913 A JP 2000232913A JP 11035656 A JP11035656 A JP 11035656A JP 3565699 A JP3565699 A JP 3565699A JP 2000232913 A JP2000232913 A JP 2000232913A
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case body
case
lid
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JP11035656A
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Atsushi Takahashi
篤 高橋
Kazuyuki Tomioka
和幸 富岡
Hideaki Takahashi
英明 高橋
Koji Ueki
康志 植木
Yukio Oshima
由起夫 尾島
Masashi Koizumi
昌史 小泉
Yuko Naoi
祐子 直井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧用のコンパクトケースに関し、特に化粧
材が鏡に付着するのを防止するためのフィルムの落下を
防止することができるようにしたものである。 【解決手段】 コンパクトケース10は、ケース本体2
0と、蓋体30と、化粧材収納用凹部21と、鏡70
と、フィルム40とを備える。ケース本体20と蓋体3
0とのいずれか一方には、フィルム保持部80を設け
る。フィルム保持部80は、フィルム40を差し込んで
保持するためのものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、化粧用のコンパ
クトケースに関し、特に化粧材が鏡に付着するのを防止
するためのフィルムの落下を防止することができるよう
にしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトケースのフィルムにつ
いては、例えば実開昭63−25911号公報に記載さ
れている。また、上記フィルムの開閉機構については、
例えば実開平2−55815号公報に記載されている。
【0003】なお、フィルムではないが、カバーの開閉
機構については、例えば実公平3−55383号公報に
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した実開
平2−55815号公報に記載されたフィルムの開閉機
構では、フィルムにパフを収納するポケットがあり、構
造が複雑であるという問題点があった。そこで、請求項
1〜5にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の
技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その
共通の目的とするところは、パフと切り離して、フィル
ムだけを保持することができるようしたものである。
【0005】具体的には、各請求項にそれぞれ記載され
た各発明の目的とするところは、次の点にある。 (請求項1)すなわち、請求項1に記載の発明は、取り
外したフィルムを差し込んで保持することができるよう
にしたものである。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の点を目的と
する。
【0006】すなわち、請求項2に記載の発明は、フィ
ルムをケース本体又は蓋体の内部に巻き込んで収納する
ことができるようにしたものである。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の点を目的と
する。すなわち、請求項3に記載の発明は、フィルムの
一つのコーナーを旋回することができるようにしたもの
である。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、次の点を目的と
する。
【0007】すなわち、請求項4に記載の発明は、フィ
ルムの回転軸を一体的に成形することで、構造の簡便化
を計ることができるようにしたものである。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、次の点を目的と
する。すなわち、請求項5に記載の発明は、フィルムを
線状材でつり下げて保持することができるようにしたも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】各請求項にそれぞれ記載
された各発明は、上記した各目的を達成するためになさ
れたものであり、各発明の特徴点を図面に示した発明の
実施の形態を用いて、以下に説明する。なお、カッコ内
の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示
し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0009】また、図面番号も、発明の実施の形態にお
いて用いた図番を示し、本発明の技術的範囲を限定する
ものではない。 (請求項1)請求項1に記載の発明は、次の点を特徴と
する。すなわち、ケース本体(20)と蓋体(30)とのいずれ
か一方には、例えば図1に示すように、フィルム保持部
(80)を設けている。
【0010】上記フィルム保持部(80)は、例えば図1に
示すように、フィルム(40)を差し込んで保持するための
ものである。例えば、図1に示す第一の実施の形態で
は、フィルム保持部(80)を蓋体(30)に設けている。ま
た、例えば図7〜8に示す第五の実施の形態では、フィ
ルム保持部(80)をケース本体(20)に設けている。同様
に、例えば図9〜10に示す第六の実施の形態でも、フ
ィルム保持部(80)をケース本体(20)に設けている。 (請求項2)請求項2に記載の発明は、次の点を特徴と
する。
【0011】すなわち、ケース本体(20)と蓋体(30)との
いずれか一方には、例えば図2〜3に示すように、フィ
ルム保持部(80)を設けている。上記フィルム保持部(80)
は、例えば図2〜3に示すように、フィルム(40)を内部
に巻き込んで収納するためのものである。例えば、図2
〜3に示す第二の実施の形態では、フィルム保持部(80)
をケース本体(20)に設け、フィルム(40)をケース本体(2
0)の内部に巻き込んで収納するようにしている。
【0012】なお、図示しないが、フィルム保持部(80)
を蓋体(30)に設け、フィルム(40)を蓋体(30)の内部に巻
き込んで収納するようにしても良い。 (請求項3)請求項3に記載の発明は、次の点を特徴と
する。すなわち、ケース本体(20)と蓋体(30)とのいずれ
か一方には、例えば図4〜5に示すように、フィルム保
持部(80)を設けている。
【0013】上記フィルム保持部(80)は、例えば図4〜
5に示すように、フィルム(40)の一つのコーナー部を旋
回可能に保持するものである。例えば、図4〜5に示す
第三の実施の形態では、フィルム保持部(80)をケース本
体(20)に設け、フィルム(40)をケース本体(20)の表面に
沿って旋回することができるようにしている。同様に、
例えば図6に示す第四の実施の形態でも、フィルム保持
部(80)をケース本体(20)に設けている。
【0014】なお、図示しないが、フィルム保持部(80)
を蓋体(30)に設け、フィルム(40)を蓋体(30)の内面に沿
って旋回することができるようにしても良い。 (請求項4)請求項4に記載の発明は、次の二つの点を
特徴とする。第一に、例えば図11〜12に示すよう
に、フィルム(40)の一部を切り欠いて回転軸(44)を形成
している。
【0015】第二に、ケース本体(20)と蓋体(30)とのい
ずれか一方には、例えば図11〜12に示すように、フ
ィルム保持部(80)を設けている。上記フィルム保持部(8
0)は、例えば図11〜12に示すように、フィルム(40)
の回転軸(44)を回転可能に保持するものである。例えば
図11〜12に示す第七の実施の形態では、フィルム保
持部(80)をケース本体(20)に設けている。同様に、例え
ば図13に示す第八の実施の形態、図14に示す第九の
実施の形態、図15に示す第十の実施の形態でも、フィ
ルム保持部(80)をケース本体(20)に設けている。
【0016】なお、図示しないが、フィルム保持部(80)
を蓋体(30)に設けても良い。 (請求項5)請求項5に記載の発明は、次の点を特徴と
する。すなわち、コンパクトケース(10)には、例えば図
16〜18に示すように、フィルム保持部(80)を備えて
いる。
【0017】上記フィルム保持部(80)は、例えば図16
〜18に示すように、フィルム(40)に一端部が取り付け
られ、他端部がケース本体(20)と蓋体(30)とのいずれか
一方に取り付けられる線状のものである。例えば図16
〜18に示す第十一の実施の形態では、フィルム保持部
(80)の他端部をケース本体(20)に取り付けている。
【0018】なお、図示しないが、フィルム保持部(80)
の他端部を、蓋体(30)に取り付けても良い。
【0019】
【発明の実施の形態】(図面の説明)図1は、本発明の
第一の実施の形態の一例を示すものである。図1は、コ
ンパクトケースの斜視図を示すものである。図2〜3
は、本発明の第二の実施の形態の一例を示すものであ
る。
【0020】図2は、コンパクトケースの斜視図、図3
はケース本体の断面図をそれぞれ示すものである。図4
〜5は、本発明の第三の実施の形態の一例を示すもので
ある。図4は、コンパクトケースの斜視図、図5はケー
ス本体の一部断面図をそれぞれ示すものである。
【0021】図6は、本発明の第四の実施の形態の一例
を示すものである。図6は、コンパクトケースの斜視図
を示すものである。図7〜8は、本発明の第五の実施の
形態の一例を示すものである。図7は、コンパクトケー
スの斜視図、図8はフィルム保持部の斜視図をそれぞれ
示すものである。
【0022】図9〜10は、本発明の第六の実施の形態
の一例を示すものである。図9は、コンパクトケースの
斜視図、図10はフィルム保持部の斜視図をそれぞれ示
すものである。図11〜12は、本発明の第七の実施の
形態の一例を示すものである。図11は、コンパクトケ
ースの斜視図、図12はコンパクトケースの分解斜視図
をそれぞれ示すものである。
【0023】図13は、本発明の第八の実施の形態の一
例を示すものである。図13は、フィルム保持部の斜視
図を示すものである。図14は、本発明の第九の実施の
形態の一例を示すものである。図14は、コンパクトケ
ースの斜視図を示すものである。図15は、本発明の第
十の実施の形態の一例を示すものである。
【0024】図15は、コンパクトケースの斜視図を示
すものである。図16〜18は、本発明の第十一の実施
の形態の一例を示すものである。図16は、コンパクト
ケースの斜視図、図17はフィルム保持部の分解斜視
図、図18はフィルム保持部の取り付け状態を示す一部
断面図をそれぞれ示すものである。 (コンパクトケース10)図中、10は、化粧用のコンパク
トケースを示すものである。
【0025】上記コンパクトケース10は、図1に示すよ
うに、大別すると、次のパーツを備える。 (1)ケース本体20 (2)蓋体30 (3)フィルム40 なお、パーツは、上記した(1)〜(3)に限定される
ものではない。 (ケース本体20)上記ケース本体20は、図1に示すよう
に、左右に長い長方形を成している。
【0026】具体的には、ケース本体20の表面には、次
の二つの凹部を備える。 (1)化粧材収納用凹部21 化粧材収納用凹部21は、図1において向かって左側に位
置している。具体的には、化粧材収納用凹部21は、図1
に示すように、ケース本体20の上面より円筒形に窪み、
その上面が開口し、底が塞がれている。化粧材収納用凹
部21内には、図示しないが、その開口した上面より化粧
材が収納される。
【0027】なお、化粧材収納用凹部21の断面形状は、
円形に限らず、楕円形、長円形、多角形、或いは他の形
状であっても良い。 (2)パフ収納用凹部22 パフ収納用凹部22は、図1に示すように、上記化粧材収
納用凹部21と隣り合い、同図において向かって右側に位
置している。
【0028】具体的には、パフ収納用凹部22は、図1に
示すように、ケース本体20の上面より角筒形に窪み、そ
の上面が開口し、底が塞がれている。パフ収納用凹部22
内には、図示しないが、その開口した上面より内部にパ
フが収納される。なお、パフ収納用凹部22の断面形状
は、四角形に限らず、円形、楕円形、長円形、四角形を
除く他の多角形、或いは他の形状であっても良い。 (蓋体30)蓋体30は、図1に示すように、ケース本体20
と上下に重なり合う形状を成し、ケース本体20にヒンジ
装置50を介して開閉可能に支持されている。そして、蓋
体30は、図示しないが、ヒンジ装置50を介して折り畳ん
だ際には、ケース本体20と上下に重なり合い、ケース本
体20の化粧材収納用凹部21の開口した上面、及びパフ収
納用凹部22の開口した上面を塞ぐ。
【0029】また、蓋体30とケース本体20との間には、
図1に示すように、ロック装置60が設けられている。上
記ロック装置60は、図1に示すように、次のパーツより
構成されている。 (1)ロック爪61 ロック爪61は、図1に示すように、蓋体30の手前側の自
由端に位置し、その内面から突出している。
【0030】(2)ストッパー62 ストッパー62は、図1に示すように、ロック爪61に対向
し、ケース本体20の手前側の自由端に位置し、蓋体30を
閉じた際に、蓋体30を重合状態にロックする。ロックを
解除する際には、ストッパー62を押せば良く、ストッパ
ー62が押されると、ロック爪61を開放し、ロック状態が
解除される。このため、蓋体30を持って、上方に向かっ
て開くことで、コンパクトケース10の使用が可能とな
る。
【0031】一方、蓋体30には、図1に示すように、ケ
ース本体20の上面に重なり合う内面に鏡70を固定する。
また、蓋体30には、図1に示すように、フィルム保持部
80を設けている。 (フィルム40)フィルム40は、化粧材収納用凹部21及び
パフ収納用凹部22を塞ぎ、化粧材が鏡70に付着するのを
防止するためのものである。 (フィルム保持部80)フィルム保持部80は、図1に示す
ように、取り外したフィルム40を差し込んで保持するこ
とができるようにしたものである。本実施の形態では、
フィルム保持部80を蓋体30に設けているが、これに限ら
ず、ケース本体20側に設けても良い。
【0032】具体的には、フィルム保持部80は、図1に
示すように、蓋体30の左右両側に一対設けられている。
各フィルム保持部80は、上片81と、この上片81から下方
に離れて対向する左右一対の下片82,82とを備えてい
る。上片81と下片82との対向間隔は、フィルム40の厚み
以下に設定され、上片81と下片82との対向間隔内にフィ
ルム40を差し込んで保持する。 (第二の実施の形態)つぎに、図2,3を用いて、フィ
ルム保持部80の第二の実施の形態について説明する。
【0033】本実施の形態のフィルム保持部80は、図3
に示すように、フィルム40をケース本体20内に巻き込ん
で収納することができるようにしたものである。本実施
の形態では、フィルム保持部80をケース本体20に設けて
いるが、これに限らず、蓋体30側に設けても良い。具体
的には、フィルム保持部80は、図2,3に示すように、
次の各部を有する。
【0034】(1)フィルム収納空間100 フィルム収納空間100は、図3に示すように、ケース本
体20の内部に設けられている。そして、フィルム40の一
端が、フィルム収納空間100の底に固定されている。 (2)フィルム引込口101 フィルム引込口101は、図2,3に示すように、ケース
本体20の上面に開口し、フィルム収納空間100に連通し
ている。そして、フィルム引込口101からは、フィルム4
0の他端の自由端部が突出する。なお、フィルム引込口1
01を、ヒンジ装置50の有るケース本体20の後端部に設け
たが、左右両側の一方や、手前側の端部に設けても良
い。
【0035】(3)ローラ102 ローラ102は、図3に示すように、フィルム収納空間101
内で移動可能に保持され、フィルム40はローラ102に巻
かれて折り返されている。 (4)スプリング103 スプリング103は、図3に示すように、ローラ102をフィ
ルム収納空間100の内部に向かって引き込むものであ
る。その結果、フィルム40は、ローラ102を介してフィ
ルム引込口102からフィルム収納空間101の内部に向かっ
て引き込まれる。
【0036】一方、フィルム40の自由端部には、図2,
3に示すように、ロック用摘み41が設けられている。こ
れに対し、ケース本体20の上面には、ロック用摘み41が
引っ掛かるロック穴23を設けている。そこで、フィルム
40の自由端部を、スプリング103のばね力に抗して引き
出し、ロック用摘み41をロック穴23に引っ掛けておくこ
とで、未使用時には、化粧材収納用凹部21及びパフ収納
用凹部22をフィルム40により塞いでおくことができる。 (第三の実施の形態)つぎに、図4,5を用いて、フィ
ルム保持部80の第三の実施の形態について説明する。
【0037】本実施の形態のフィルム保持部80は、図4
に示すように、フィルム40の一つのコーナー部を旋回可
能に保持できるようにしたものである。本実施の形態で
は、フィルム保持部80をケース本体20に設けているが、
これに限らず、蓋体30側に設けても良い。具体的には、
フィルム保持部80は、ピン状で、図5に示すように、次
の各部を有する。
【0038】(1)頭部110 (2)脚部111 脚部111は、図5に示すように、頭部110から下方に延
び、高さの途中には半径方向外向きに張り出した張出部
112を設けている。また、脚部111は、その下端よりスリ
ット113を設け、複数に切り割られている。そして、フ
ィルム保持部80は、適度な弾性と剛性とを有する樹脂で
一体的に成形されている。
【0039】一方、フィルム40には、図5に示すよう
に、頭部110の外径未満の内径を有する貫通孔42を設け
ておく。また、ケース本体20の上面には、貫通孔42とほ
ぼ同じ内径を有し、張出部112の外径未満の内径を有す
る取付穴24を設けておく。そして、脚部111を、図5に
示すように、フィルム40の貫通孔42に通した後、ケース
本体20の取付穴24に合わせて圧入する。脚部111を圧入
すると、スリット113より撓んで、張出部112が縮径し、
その後、取付穴24の裏側で樹脂の弾性により拡径して抜
けなくなる。
【0040】こうして、フィルム40を取り付けると、図
5に示すように、フィルム40は、脚部111を中心に旋回
可能に保持される。 (第四の実施の形態)つぎに、図6を用いて、フィルム
保持部80の第四の実施の形態について説明する。
【0041】本実施の形態のフィルム保持部80は、先の
第四の実施の形態と同様に、フィルム40の一つのコーナ
ー部を旋回可能に保持できるようにしたものである。本
実施の形態では、図示しないが、図5に示した取付穴24
を、ケース本体20の手前側の端部に設け、この取付穴24
に、同じく図5に示したフィルム保持部80を取り付けて
いる。 (第五の実施の形態)つぎに、図7,8を用いて、フィ
ルム保持部80の第五の実施の形態について説明する。
【0042】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
に示した第一の実施の形態と同様に、フィルム40を差し
込んで保持することができるようにしたものである。本
実施の形態では、フィルム保持部80を、図7に示すよう
に、ケース本体20に設けている。具体的には、フィルム
保持部80は、図8に示すように、ベース120と、このベ
ース120から上方に延びる一対の挟持片121,121を備えて
いる。両挟持片121の対向間隔は、フィルム40の厚み未
満に設定している。そして、フィルム保持部80は、適度
な弾性と剛性とを有する樹脂、例えばエラストマーで一
体的に成形する。
【0043】成型時には、図8に示すように、ベース12
0は上方に湾曲し、両挟持片121はフィルム40の厚みより
離れている、そして、上記ベース120を、図7,8に示
すように、ケース本体20の上面に両面テープや接着剤を
使用して接着したり、或いは溶着して固定する。このと
き、ベース120が平らになり、両挟持片121がほぼ密着
し、フィルム40の厚み未満となる。
【0044】なお、ベース120を、ヒンジ装置50の有る
ケース本体20の後端部に固定したが、手前側の端部に固
定しても良い。さらに、ベース120を、蓋体30側に固定
しても良い。本実施の形態によれば、フィルム40を、図
7に示すように、両挟持片121の対向間隔内に差し込む
ことで、樹脂の弾性によりフィルム40を保持することが
できる。 (第六の実施の形態)つぎに、図9,10を用いて、フ
ィルム保持部80の第六の実施の形態について説明する。
【0045】本実施の形態のフィルム保持部80は、先の
第五の実施の形態と同様に、フィルム40を差し込んで保
持することができるようにしたものである。具体的に
は、フィルム保持部80は、図10に示すように、挟持片
130と、この挟持片131から下方に延びるアンカー脚131
とを備えてる。挟持片130は、略D字形に屈曲し、両端
部が互いに離れて位置し、両端部の対向間隔は、フィル
ム40の厚み未満に設定されている。そして、フィルム保
持部80は、適度な弾性と剛性とを有する樹脂で一体的に
成形する。
【0046】なお、挟持片130を略D字型に屈曲させた
が、これに限らず、U字型に屈曲させても良い。一方、
ケース本体20の上面には、図10に示すように、取付穴
25を設けておく。なお、取付穴25を、蓋体30側に設けて
おいても良い。そして、アンカー脚131を、図10に示
すように、ケース本体20の取付穴25に合わせて圧入する
と、アンカー脚131が取付穴24の裏側で拡径して抜けな
くなる。 (第七の実施の形態)つぎに、図11〜12を用いて、
フィルム保持部80の第七の実施の形態について説明す
る。
【0047】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
1に示すように、フィルム40を中央から両開きに開閉す
ることができるようにしたものである。具体的には、フ
ィルム40には、図12に示すように、そのほぼ中央に折
れ線43を設け、これの折れ線43の両端に、フィルム40を
切り欠いて一対の回転軸44を形成する。
【0048】これに対し、フィルム保持部80は、図12
に示すように、半球形の軸受部140と、この軸受部140の
左右両側から張り出した一対の取付片141,141とを備え
る。そして、2個のフィルム保持部80を使用し、図11
に示すように、各取付片141を、ケース本体20の表面に
両面テープや、接着剤或いは溶着して固定する。その
後、フィルム40の両回転軸44を、軸受部140にそれぞれ
差し込む。
【0049】これにより、フィルム40は、図11に示す
ように、折れ線43から折り曲げることで、両開きに開閉
することができ、化粧材収納用凹部21とパフ収納用凹部
22とを個別に開閉することができる。 (第八の実施の形態)つぎに、図13を用いて、フィル
ム保持部80の第八の実施の形態について説明する。
【0050】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
3に示すように、第七の実施の形態の保持部140と同様
な形状を成し、ケース本体20の表面に一体成形したもの
である。 (第九の実施の形態)つぎに、図14を用いて、フィル
ム保持部80の第九の実施の形態について説明する。
【0051】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
4に示すように、フィルム40の一辺を回転可能に保持し
たものである。本実施の形態では、フィルム保持部80を
ケース本体20に設けているが、これに限らず、蓋体30側
に設けても良い。具体的には、フィルム40には、図14
に示すように、一つの辺に沿ってフィルム40を切り欠い
て一対の回転軸44を形成する。
【0052】これに対し、フィルム保持部80は、ブリッ
ジ状を成し、ケース本体20の手前側の端部の両側に一体
成形、或いは別体に成形して、ケース本体20の表面に接
着或いは溶着されている。フィルム40の回転軸44は、図
14に示すように、左右のフィルム保持部80にそれぞれ
差し込むことで、フィルム40を手前側に開くことができ
るようにしている。 (第十の実施の形態)つぎに、図15を用いて、フィル
ム保持部80の第十の実施の形態について説明する。
【0053】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
5に示すように、先の第九の実施の形態と同様の構造を
成し、フィルム40をケース本体20の左右の一辺に沿って
開閉することができるようにしたものである。 (第十一の実施の形態)つぎに、図16〜18を用い
て、フィルム保持部80の第十一の実施の形態について説
明する。
【0054】本実施の形態のフィルム保持部80は、図1
6に示すように、フィルム40をつり下げて保持すること
ができるようにしたものである。本実施の形態では、フ
ィルム保持部80をケース本体20に設けているが、これに
限らず、蓋体30側に設けても良い。具体的には、フィル
ム保持部80は、図17に示すように、線状部150と、そ
の一端部に設けた円形頭部151と、他端部に設けたT字
形の棒状頭部152とを備える。フィルム保持部80は、適
度な弾性と剛性とを有する樹脂で一体成形されている。
【0055】これに対し、フィルム40には、図17に示
すように、円形頭部151の外径より小さな内径を有する
貫通孔45を設ける。また、ケース本体20にも、線状部15
0の外径より少し大きな内径を有する取付穴26を設け
る。つぎに、棒状頭部152の一端部を、図17に示すよ
うに、フィルム40の貫通孔45を潜らして通し、その後、
ケース本体20の取付穴26に通すと、図18に示すよう
に、棒状頭部152がT字形に復元して取付穴26から抜け
なくなる。 (第十二の実施の形態)つぎに、図19を用いて、フィ
ルム保持部80の第十二の実施の形態について説明する。
【0056】本実施の形態は、図4,5に示すフィルム
保持部80を、図19に示すように、ケース本体20の手前
側の端部に取り付けたものである。
【0057】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 (請求項1)請求項1に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0058】すなわち、請求項1に記載の発明によれ
ば、フィルムをケース本体又は蓋体の内部に巻き込んで
収納することができる (請求項3)請求項3に記載の発明は、次のような効果
を奏する。すなわち、請求項3に記載の発明によれば、
フィルムの一つのコーナーを旋回することができる。 (請求項4)請求項4に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。
【0059】すなわち、請求項4に記載の発明によれ
ば、フィルムの回転軸を一体的に成形することで、構造
の簡便化を計ることができる。 (請求項5)請求項5に記載の発明によれば、次のよう
な効果を奏する。すなわち、請求項5に記載の発明によ
れば、フィルムを線状材でつり下げて保持することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンパクトケースの斜視図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態の一例を示し、コン
パクトケースの斜視図である。
【図3】図2に示すケース本体の断面図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態の一例を示し、コン
パクトケースの斜視図である。
【図5】図4に示すケース本体の一部断面図である。
【図6】本発明の第四の実施の形態の一例を示し、コン
パクトケースの斜視図である。
【図7】本発明の第五の実施の形態の一例を示し、コン
パクトケースの斜視図である。
【図8】図7に示すフィルム保持部の斜視図である。
【図9】本発明の第六の実施の形態の一例を示し、コン
パクトケースの斜視図である。
【図10】図9に示すフィルム保持部の斜視図である。
【図11】本発明の第七の実施の形態の一例を示し、コ
ンパクトケースの斜視図である。
【図12】図11に示すコンパクトケースの分解斜視図
である。
【図13】本発明の第八の実施の形態の一例を示し、フ
ィルム保持部の斜視図である。
【図14】本発明の第九の実施の形態の一例を示し、コ
ンパクトケースの斜視図である。
【図15】本発明の第十の実施の形態の一例を示し、コ
ンパクトケースの斜視図である。
【図16】本発明の第十一の実施の形態の一例を示し、
コンパクトケースの斜視図である。
【図17】図16に示すフィルム保持部の分解斜視図、
【図18】図16に示すフィルム保持部の取り付け状態
を示す一部断面図である。
【図19】本発明の第十二の実施の形態の一例を示し、
コンパクトケースの斜視図である。
【符号の説明】
10 コンパクトケース 20 ケース本体 21 化粧材収納用凹部 22 パフ収納用凹部 23 ロック穴 24 取付穴 25 取付穴 26 取付穴 30 蓋体 40 フィルム 41 ロック用摘み 42 貫通孔 43 折れ線 44 回転軸 45 貫通孔 50 ヒンジ装置 60 ロック装置 61 ロック爪 62 ストップ 70 鏡 80 フィルム保持部 81 上片 82 下片 100 フィルム収納空間 101 フィルム引込口 102 ローラ 103 スプリング 110 頭部 111 脚部 112 張出部 113 スリット 120 ベース 121 挟持片 130 挟持片 131 アンカー脚 140 軸受部 141 取付片 150 線状部 151 円形頭部 152 棒状頭部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 英明 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 植木 康志 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 尾島 由起夫 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 小泉 昌史 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (72)発明者 直井 祐子 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース本体と、 前記ケース本体にヒンジ装置を介して開閉可能に支持さ
    れ、前記ケース本体の上面に重なり合う蓋体と、 前記ケース本体の上面より窪み、化粧材を収納する化粧
    材収納用凹部と、 前記ケース本体の上面に重なり合う前記蓋体の前記内面
    に固定される鏡と、 前記化粧材収納用凹部を塞ぎ、前記化粧材が鏡に付着す
    るのを防止するためのフィルムとを備える化粧用のコン
    パクトケースにおいて、 前記ケース本体と前記蓋体とのいずれか一方には、 前記フィルムを差し込んで保持するためのフィルム保持
    部を設けていることを特徴とする化粧用のコンパクトケ
    ース。
  2. 【請求項2】 ケース本体と、 前記ケース本体にヒンジ装置を介して開閉可能に支持さ
    れ、前記ケース本体の上面に重なり合う蓋体と、 前記ケース本体の上面より窪み、化粧材を収納する化粧
    材収納用凹部と、 前記ケース本体の上面に重なり合う前記蓋体の前記内面
    に固定される鏡と、 前記化粧材収納用凹部を塞ぎ、前記化粧材が鏡に付着す
    るのを防止するためのフィルムとを備える化粧用のコン
    パクトケースにおいて、 前記ケース本体と前記蓋体とのいずれか一方には、 前記フィルムを内部に巻き込んで収納するためのフィル
    ム保持部を設けていることを特徴とする化粧用のコンパ
    クトケース。
  3. 【請求項3】 ケース本体と、 前記ケース本体にヒンジ装置を介して開閉可能に支持さ
    れ、前記ケース本体の上面に重なり合う蓋体と、 前記ケース本体の上面より窪み、化粧材を収納する化粧
    材収納用凹部と、 前記ケース本体の上面に重なり合う前記蓋体の前記内面
    に固定される鏡と、 前記化粧材収納用凹部を塞ぎ、前記化粧材が鏡に付着す
    るのを防止するためのフィルムとを備える化粧用のコン
    パクトケースにおいて、 前記ケース本体と前記蓋体とのいずれか一方には、 前記フィルムの一つのコーナー部を旋回可能に保持する
    フィルム保持部を設けていることを特徴とする化粧用の
    コンパクトケース。
  4. 【請求項4】 ケース本体と、 前記ケース本体にヒンジ装置を介して開閉可能に支持さ
    れ、前記ケース本体の上面に重なり合う蓋体と、 前記ケース本体から窪み、化粧材を収納する化粧材収納
    用凹部と、 前記ケース本体の上面に重なり合う前記蓋体の前記内面
    に固定される鏡と、 前記化粧材収納用凹部を塞ぎ、前記化粧材が鏡に付着す
    るのを防止するためのフィルムとを備える化粧用のコン
    パクトケースにおいて、 前記フィルムの一部を切り欠いて回転軸を形成し、 前記ケース本体と前記蓋体とのいずれか一方には、 前記フィルムの前記回転軸を回転可能に保持するフィル
    ム保持部を設けていることを特徴とする化粧用のコンパ
    クトケース。
  5. 【請求項5】 ケース本体と、 前記ケース本体にヒンジ装置を介して開閉可能に支持さ
    れ、前記ケース本体の上面に重なり合う蓋体と、 前記ケース本体の上面より窪み、化粧材を収納する化粧
    材収納用凹部と、 前記ケース本体の上面に重なり合う前記蓋体の前記内面
    に固定される鏡と、 前記化粧材収納用凹部を塞ぎ、前記化粧材が鏡に付着す
    るのを防止するためのフィルムとを備える化粧用のコン
    パクトケースにおいて、 前記コンパクトケースには、 前記フィルムに一端部が取り付けられ、他端部が前記ケ
    ース本体と前記蓋体とのいずれか一方に取り付けられる
    線状のフィルム保持部を備えていることを特徴とする化
    粧用のコンパクトケース。
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