JP2000233274A - スライディングノズル装置プレートれんがの固定装置 - Google Patents
スライディングノズル装置プレートれんがの固定装置Info
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Abstract
体もコンパクトに形成でき、その上、一旦締め付けた後
は、緩みにくいスライディングノズル装置におけるプレ
ートれんがの固定装置の提供。 【解決手段】プレートれんが2の幅方向側面23と金枠
の長辺側の立ち上がり壁14との間に、お互いに反対の
傾斜面61,62を有する2ヶの作動子6−1,6−2
と、作動子の傾斜面に対応する傾斜面71,72を有す
る1ヶの被動子7からなるコッター機構を設け、このコ
ッター機構のそれぞれは、2ヶの作動子を長手方向のお
互いの反対方向に駆動することによって被動子をプレー
トれんが側に押しつけるように構成されている。
Description
ける取鍋やタンディシュのような容器から流出する溶鋼
流を制御するために用いるスライディングノズル装置に
おけるプレートれんがを金枠へ押しつけて固定する装置
に関する。
たは3枚のプレートれんがを相対的にスライドさせ、ノ
ズル孔を開閉することによって溶鋼流量を制御するもの
で、使用中はプレートれんが間の隙間からの溶鋼の漏れ
を防止するために、プレートれんがの面間に大きな圧力
がかけられている。この圧力下でプレートれんがを摺動
するとき、プレートれんがが所定の位置からずれないよ
うに金枠で固定されている。
して、縦押さえ方式と横押さえ方式がある。このうち、
縦押さえ方式は、主としてプレートれんがの摺動力に対
するずれ防止を目的とするもので、例えば図5に示す構
造を有する。同図に示すように、金枠1には、矩形底板
11の長辺と短辺にそれぞれ連設された立ち上がり壁1
2、13、14、15が形成されており、これに、プレ
ートれんが2が収納されている。このプレートれんが2
の一側端面21は、短辺側の立ち上がり壁13の内面に
当接しており、また、他側端面22は、長手方向に移動
自在な矩形ブロックからなる当てブロック3に当接して
いる。ブロック3には当てボルト4の一端が掛止してお
り、他端は、矩形底板11に固着されている当てブロッ
ク3に設けられた雌ねじ孔に螺合されて、端辺側の立ち
上がり壁12に設けられた貫通孔を挿通して外部に導出
されている。このような構造において、当てボルト4の
外部導出端を回転すると、当てブロック3と立ち上がり
壁13との間でプレートれんが2を挟圧することがで
き、プレートれんが2を固定することができる。
おいては、当てボルト4の進出によって発生する押圧力
は、プレートれんが2を長手方向に圧縮する圧縮力とな
って作用するため、プレートれんが2に長手方向に伸延
する大きな亀裂が発生するおそれがある。また、使用時
にはプレートれんが2の熱膨張に対して、当てボルト4
は熱膨張はせずに相対的に押圧力が上昇し、これによる
亀裂の危険性が増加する。
2の寿命を大きく低下させる原因となる。即ちプレート
れんが2の摺動面で、相手のプレートれんがのノズル孔
およびその周縁の損傷部位と摺動接触する部分は溶鋼等
の影響のため、摩耗等による損傷が特に激しい部分であ
り、この部分に亀裂が入ると、亀裂からの空気の吸い込
みによる亀裂の拡大や、亀裂への溶鋼侵入のため、寿命
が短くなったり、さらには溶鋼がこの部分から漏れるお
それがある。
の発生を防止するために、図4に示す当てボルト4をプ
レートれんがの幅方向にも設け、長さ方向と幅方向とか
ら同時に押しつける方式のものも考えられている。これ
によって、縦方向の押しつけによる長手方向の亀裂発生
を、幅方向の押しつけ力で抑え込み、ノズル孔からの長
手方向への亀裂の発生を防止する効果があると考えられ
ている。このように、通常、横押さえは、縦押さえだけ
の欠陥を補完するために縦押さえと併用される。
合には、金枠の短辺側と長辺側にボルトの頭を出し、締
め付け作業を行うために締め付けに手間がかかり、ま
た、装置は2枚または3枚のプレートれんがをそれぞれ
収納する2枚または3枚の金枠を重ねた構造になってお
り、ボルトを締め付ける作業スペースを確保するために
は、装置が大きくなってしまう問題もぁる。
は、リンク機構を利用してプレートの側面に楔体を押し
込むプレートの固定装置が提案されている。ところが、
プレート幅寸法が小さいとリンクが働かず、適正なプレ
ート固定力はでないし、プレート幅寸法が大きいと、リ
ンクが所定位置に収まらず、リンクを作動させる扉が閉
められない。また、楔体と移動体が一体で一定寸法であ
るため、プレート幅寸法が高精度に仕上がっていなけれ
ば、プレートがセットできなく、楔体が移動体とともに
挿入されても、楔体がプレートの幅方向の締め付けが不
可能であるという欠点がある。
は、摺動方向と幅方向への締め付けを、同時に行う固定
装置が提案されている。これは、楔体がネジ棒の回転に
より移動し、プレートを摺動方向に対向して締め付ける
と同時に、ネジ棒に連結した締め付け棒によって、プレ
ートの幅方向を締め付ける構造である。しかしながら、
大きさが限られるプレートを収納する金枠においては、
限られた強度のネジ棒しか構成できない。このためプレ
ートの摺動により、強度不足でネジ棒が摺動方向に撓む
ため、摺動方向の初期の締め付け効果が期待できない。
また締め付け棒も、限られた強度の締め付け棒しか構成
できない。従って、強度不足で締め付け棒が撓むため、
初期の締め付け効果が期待できない。
を同時に押しつける固定手段は、プレートれんがの長手
方向の亀裂の発生を防止するために有効でありながら、
上記欠点のために、ほとんどが実用化されていないのが
現状である。
する課題は、幅方向の締め付けが比較的簡単で、装置自
体もコンパクトに形成でき、その上、一旦締め付けた後
は、緩みにくいスライディングノズル装置におけるプレ
ートれんがの固定装置の実現にある。
ノズル装置におけるプレートれんがの固定装置は、プレ
ートれんがの幅方向側面と金枠の長辺側の立ち上がり壁
との間に、お互いに反対の傾斜面を有する2ヶの作動子
と、作動子の傾斜面に対応する傾斜面を有する1ヶの被
動子からなるコッター機構を設けてなり、このコッター
機構のそれぞれは、2ヶの作動子を長手方向のお互いの
反対方向に駆動することによって被動子をプレートれん
が側に押しつけるように構成されていることを特徴とす
る。
示す実施例に基づいて説明する。
んがの固定装置の第1の実施例を示すもので、2枚プレ
ートを用いるスライディングノズル装置の下部摺動用プ
レートれんがに適用した例である。図2は、図のA−A
線から見た断面を示す。
1と、この底板部11の周縁に立設する短辺立ち上がり
壁12、13と長辺立ち上がり壁14、15とからなる
金枠を示し、この金枠1内に、プレー卜れんが2は、そ
の溶鋼の流通孔部分の突出部を金枠の貫通孔16に挿入
して収納されている。
の短辺側の立ち上がり壁13の内面に当接されており、
他側の端面22は長手方向に移動自在な矩形ブロックか
らなる当てブロック3の一側面に当接されている。
4の一端が掛止されており、当てボルト4の他端が矩形
底板11に固着されているねじブロック5に設けられた
雌ねじ孔51に螺合されたもう一つの短辺側の立ち上が
り壁12に設けられた貫通孔を挿通して外部に導出され
ている。
動子を示し、被動子7と共にコッター機構を形成するも
ので、プレートれんが2の幅方向側面23と金枠1の長
辺側の立ち上がり壁14との間に配置された作動ボルト
8を貫通螺合している。それぞれの作動子6−1、6−
2の外側は、長辺側の立ち上がり壁14と接し、内側に
は、それぞれ、反対の傾斜の向きを有する傾斜面61と
62が形成されており、被動子7に形成された傾斜面7
1と72とそれぞれ摺動可能な状態で相接している。
は、工具を着脱し易いように金枠の立ち上がり壁12に
孔18を形成し、金枠外に突出させている。また、その
他端は、実施例2の図4に示すように対向する立ち上が
り壁13迄伸びてもよいが、図1に示すように、抜け防
止部材17によって、回転、長手方向摺動自在に、且つ
長手方向に10mm程度のアソビを有して固定されてい
る。
る固定手段の詳細を示す図である。同図に示すように、
プレート幅方向側面23の長さに対応して、作動ボルト
受部17は、立ち上がり壁14に接し、且つ、底板部1
に、溶接、ボルト付け、切り出し等により設けられてい
る。作動ボルト8の前記他端には、凹部83を形成して
抜け防止部材17の貫通孔17−1に摺動可能に挿入さ
れている。そして、この凹部83に、スプリングピン等
の抜け防止部材17−2を押し込み固定することによ
り、作動ボルト8を凹部の範囲内でアソビを有して固定
される。このアソビは作動子6−1と6−2の締め付け
位置の相互の変動を許容するためのものである。
作動ボルト8のそれぞれ逆向きに形成されているねじ山
81、82と螺合し、作動ボルト8の回動によって、そ
れぞれ、作動ボルト8上を相反する方向に移動する。例
えば、第1の作動子6−1の移動域のねじ山81にオス
の右ネジを形成し、第2の作動子6−2の移動域のねじ
山82にオスの左ネジを形成したとすると、作動ボルト
8の右回転で、図1中6−1は上方へ6−2は下方へ動
き、作動ボルトの左回転で、作動子6−1、6−2はそ
れぞれ図面上で下方、上方へ移動することになる。作動
ボルト8は、金枠の短辺立ち上がり壁12と作動ボルト
受部17を長手方向に貫いて、長手方向にアソビを有し
ているので、作動子6−1と6−2の中のいずれか一方
の作動子が、先に締め付けられた場合も、作動ボルト8
自体は移動しつつ回転でき、他方の作動子の移動を妨げ
ないので、両方の作動子の締め付けを可能とする。この
ように、片方のみの作動子による固定(片利き)がな
く、プレートのそれぞれの押さえ箇所の状況に応じて、
自在に固定でき、押さえ効果に優れており、多少の寸法
誤差があるプレートでも、固定作業が簡単になる。
側には、この傾斜面の同じ傾斜角度を有する傾斜面7
1、72を中央の平坦部73を挟んで形成した細長い被
動子7が、それぞれの作動子の傾斜面61、62に対向
して配置されている。この被動子7は、収納金枠の底板
部11に設けられた2ヶの止めボルト25によって、プ
レート幅方向にある程度の移動が許容できるように係止
されている。
斜角度は、作動子6−1および6−2の傾斜面との同じ
方が、同じ方に均一な押しつけ力が得られて良い。この
両傾斜面の傾斜角の誤差がある場合、幅方向側面23と
被動子7との間に、あるいは被動子と作動子のそれぞれ
の傾斜面との間にセラミックファイバーのようなクッシ
ョン板を挟むことによって、ある程度吸収できる。
過ぎ防止のために用いることができる。
2の着説に際しての作動子と被動子とからなるコッター
機構の作動について説明する。
際しては、図2において、金枠1の開口に、プレートれ
んが2の溶鋼の流通孔部分の突出部24が入るように、
プレートれんが2を装着する。次いで、当てボルト4を
締めて、摺動方向にある程度固定した後、作動ボルト8
を締め込む。作動ボルト8の右回しの締め込みにより、
作動子6−1は図中上方向に動き、6−2は図中下方向
へ動き、やがて、それぞれの傾斜面61,62は、被動
子7の傾斜面71および72と、当たり始め、被動子7
をプレートれんが2の幅方向に押し込んでいき、プレー
トれんがの幅方向側面23を押しつける。必要に応じ
て、さらに、摺動方向の当てボルト4を増し締めするこ
ともできる。これによって、プレートれんが2の金枠1
への取り付けを終了する。
トれんが2の交換作業について説明する。この交換作業
に際しては、先ず、スライディングノズル装置本体を開
けて金枠1を露出させる。この実施例では、交換時の姿
勢は、図1の上面が天井側となる。次いで、作動ボルト
8を反時計回りに回転させ緩めると、作動子6−1と6
−2が、それぞれ図面の下方と上方へ動く。作動子6の
動きで、プレートれんが幅方向へのプレートれんがへの
押しつけ力は解かれ、被動子7とプレートれんがの間に
隙間ができる。さらに、当てボルト4を緩めることによ
り、プレートれんがは外すことができる。
1と6−2が、それぞれ、離れる方向で、被動子7を押
しつける構造を示したが、それぞれの作動子が、近づく
方向で7を押しつける構造も、それぞれの傾斜面を逆向
きとすることで簡単にできる。
また、図1に示す被動子7を省略し、被動子として、れ
んがそのものを使用し、そのコーナー部分を被動子の傾
斜面とした例を示す。このように、れんがに被動子の機
能を持たせることで、被動子の省略が可能である。さら
に、この実施例の場合、摺動方向の押さえを省略し、長
辺側の立ち上がり壁に固定ブロック19を介して固定し
ている。ここでは作動子6−3が作動ボルト8と右ネジ
係合とし、作動子6−4が作動ボルト8と左ネジ係合と
し、作動ボルトの右回転で、プレートれんがを、固定ブ
ロック19に押しつけて固定できるようにしている。
ーナー傾斜部を固定するために、金枠の短辺の立ち上が
り壁12、13を長手方向に貫き、一端が、立ち上がり
壁13に貫通形成した作動ボルト受部17に係合して、
回転、長手方向摺動自在で、長手方向に10mm程度の
アソビを有して、固定しているので、第1実施例と同じ
く片方のみの作動子による固定(片利き)がなく、プレ
ートのそれぞれの押さえ箇所の状況に応じて自在に固定
できる。
6−4の傾斜面と、被動子の傾斜面としてのプレートの
コーナー面の間にセラミックファイバーのようなクッシ
ョン板を挟むことによって、それぞれの傾斜面の角度誤
差をある程度吸収できる。
止のために用いることができる。
が、プレートの摺動に支障を生じないように構成される
のは当然である。また、以上の実施例は、いずれも、底
板部11を有する金枠で説明しているが、本発明は、底
板部11のない金枠、即ち、3枚プレート式スライデイ
ングノズル装置の摺動金枠などにも、適用できることは
言うまでもない。
構で、プレートれんがを金枠の壁へ押しつけるだけでプ
レートれんがを横方向に固定することができるのて、作
業がしやすく、その上コンパクトな装置により、締め付
けが緩みにくいプレートれんがを固定することができ
る。
動子をそれそれ反対方向にネジ駆動でき、一本のボルト
の回転により、プレートれんがの横方向の固定作業が格
段に楽になった。それとともに作業の熟練が不要であ
る。
接触して固定されるため、小径の作動ボルトでも撓まな
く、金枠自体も大きくする必要がない。
ンパクトなため、SN装置自体の小型化が図れる。
れんがの固定装置の第1の実施例を示す。
を示す。
れんがの固定装置の第2の実施例を示す。
んがの固定装置を示す。
壁 16 金枠の貫通孔 17 作動ボルト受部 17
−1 貫通孔 17−2 抜け防止部材 18 作動ボルトの孔 19 固定ブロック 2 プレートれんが 21 一側端面 22 他側端面 23 幅方向
側面 24 溶鋼の流通孔部分の突出部 25 止めボルト 3 当てブロック 4 当てボルト 5 ねじブロック 51 ねじブロックの雌ねじ孔 6−1,6−2,6−3,6−4 作動子 61,62 作動子の傾斜面 7 被動子 71,72 被動子の傾斜面 8 作動ボルト 81,82 作動ボルトのねじ山 83 凹部
Claims (2)
- 【請求項1】 プレートれんがを金枠へ押しつけて固定
するスライディングノズル装置プレートれんがの固定装
置であって、 プレートれんがの幅方向側面と金枠の長辺側の立ち上が
り壁との間に、お互いに反対の傾斜面を有する2ヶの作
動子と、作動子の傾斜面に対応する傾斜面を有する1ヶ
の被動子からなるコッター機構を設けてなり、 このコッター機構のそれぞれは、2ヶの作動子を長手方
向のお互いの反対方向に駆動することによって被動子を
プレートれんが側に押しつけるように構成されているこ
とを特徴とするスライディングノズル装置プレートれん
がの固定装置。 - 【請求項2】 被動子として、プレートれんがそのもの
を利用し、プレートれんがのコーナー面を被動子の傾斜
面とした請求項1に記載のスライディングノズル装置プ
レートれんがの固定装置。
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- 1999-02-08 JP JP03071499A patent/JP4205802B2/ja not_active Expired - Fee Related
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