JP2000233501A - 画像形成装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/06—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
- G03G15/10—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
- G03G15/101—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material
- G03G15/102—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer for wetting the recording material for differentially wetting the recording material
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 インク薄層から飛翔するインク滴を小さくし
て画像の高解像度化を図る。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、感光体ドラム
に対向する外周面がインク薄層で覆われたインク担持ロ
ーラを備えている。インク担持ローラの導電性の表面に
は多数の微小な突起部40を形成してある。これら突起
部40には感光体ドラム上の静電潜像とは異なる極性の
所定電圧が印加されている。インク担持ローラ上の突起
部40の高さをh1、突起部40上のインク層の厚みを
h2、突起部40間におけるインク層の厚みをh3とし
たとき、 (h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1 を満たすようにインク薄層36を形成してある。
て画像の高解像度化を図る。 【解決手段】 本発明の画像形成装置は、感光体ドラム
に対向する外周面がインク薄層で覆われたインク担持ロ
ーラを備えている。インク担持ローラの導電性の表面に
は多数の微小な突起部40を形成してある。これら突起
部40には感光体ドラム上の静電潜像とは異なる極性の
所定電圧が印加されている。インク担持ローラ上の突起
部40の高さをh1、突起部40上のインク層の厚みを
h2、突起部40間におけるインク層の厚みをh3とし
たとき、 (h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1 を満たすようにインク薄層36を形成してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インク担持体上を
覆って形成された導電性インク薄層から潜像担持体上の
静電潜像または記録電極に印加される記録電圧に応じて
インクを飛翔させ、この飛翔インクを記録媒体に間接ま
たは直接に付着させて画像を形成する画像形成装置に関
する。
覆って形成された導電性インク薄層から潜像担持体上の
静電潜像または記録電極に印加される記録電圧に応じて
インクを飛翔させ、この飛翔インクを記録媒体に間接ま
たは直接に付着させて画像を形成する画像形成装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、インク担持体上に形成された導電
性インク薄層から、クーロン力によりインクを潜像担持
体上の静電潜像に転移させて現像し、この現像により形
成されたインク画像を用紙等の記録媒体に転写すること
により画像を形成する装置が知られている。
性インク薄層から、クーロン力によりインクを潜像担持
体上の静電潜像に転移させて現像し、この現像により形
成されたインク画像を用紙等の記録媒体に転写すること
により画像を形成する装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の画像形成装置
では、インク担持体から潜像担持体に向けて飛翔するイ
ンク滴を小さくして潜像担持体および記録媒体上でのド
ット径を小さくすることが、高解像度の画像を形成する
うえで非常に重要である。
では、インク担持体から潜像担持体に向けて飛翔するイ
ンク滴を小さくして潜像担持体および記録媒体上でのド
ット径を小さくすることが、高解像度の画像を形成する
うえで非常に重要である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は上記課
題を解決するために、インク担持体上を覆って形成され
た導電性インク薄層から潜像担持体上の静電潜像または
記録電極に印加される記録電圧に応じてインクを飛翔さ
せ、この飛翔インクを記録媒体に間接または直接に付着
させて画像を形成する画像形成装置において、上記イン
ク担持体の導電性の表面に多数の微小な突起部を形成
し、これら突起部に上記静電潜像または上記記録電圧と
は異なる極性の所定電圧を印加するとともに、上記イン
ク担持体上の突起部の高さをh1、上記突起部上のイン
ク層の厚みをh2、上記突起部間におけるインク層の厚
みをh3としたとき、 (h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1 を満たすように上記インク薄層を形成したことを特徴と
する。
題を解決するために、インク担持体上を覆って形成され
た導電性インク薄層から潜像担持体上の静電潜像または
記録電極に印加される記録電圧に応じてインクを飛翔さ
せ、この飛翔インクを記録媒体に間接または直接に付着
させて画像を形成する画像形成装置において、上記イン
ク担持体の導電性の表面に多数の微小な突起部を形成
し、これら突起部に上記静電潜像または上記記録電圧と
は異なる極性の所定電圧を印加するとともに、上記イン
ク担持体上の突起部の高さをh1、上記突起部上のイン
ク層の厚みをh2、上記突起部間におけるインク層の厚
みをh3としたとき、 (h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1 を満たすように上記インク薄層を形成したことを特徴と
する。
【0005】
【発明の作用及び効果】本発明の画像形成装置によれ
ば、インク担持体表面の突起部には静電潜像または記録
電圧とは異なる極性の所定電圧が印加されている。この
状態でインク担持体が例えば潜像担持体上の静電潜像と
対向すると、静電誘導により各突起部の先端に潜像電位
とは逆極性の電荷が集中的に誘起され、この電荷が各突
起部上の導電性インク薄層に注入される。このように注
入された導電性インク薄層の電荷と静電潜像の電荷との
差によりこれらの間に電界が形成され、この電界の作用
によって各突起部周辺のインクに静電潜像に向かう方向
のクーロン力が働き、これにより突起部上にインクが盛
り上がってメニスカスが形成される。
ば、インク担持体表面の突起部には静電潜像または記録
電圧とは異なる極性の所定電圧が印加されている。この
状態でインク担持体が例えば潜像担持体上の静電潜像と
対向すると、静電誘導により各突起部の先端に潜像電位
とは逆極性の電荷が集中的に誘起され、この電荷が各突
起部上の導電性インク薄層に注入される。このように注
入された導電性インク薄層の電荷と静電潜像の電荷との
差によりこれらの間に電界が形成され、この電界の作用
によって各突起部周辺のインクに静電潜像に向かう方向
のクーロン力が働き、これにより突起部上にインクが盛
り上がってメニスカスが形成される。
【0006】このメニスカスが形成される際、上記条件
式(h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1を満
たすようにインク薄層が形成されているときには、突起
部上に形成されるメニスカスが比較的小さいものにな
る。この小さなメニスカスの先端に注入電荷が集中し
て、その先端に作用するクーロン力がさらに大きくなる
と、小さなメニスカスの先端からは小さなインク滴が分
離、飛翔する。飛翔したインク滴は静電潜像に一旦付着
してインク画像となったのち記録媒体に転写されて画像
が形成されるか、または上記インク滴が記録媒体に直接
付着して画像が形成される。
式(h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1を満
たすようにインク薄層が形成されているときには、突起
部上に形成されるメニスカスが比較的小さいものにな
る。この小さなメニスカスの先端に注入電荷が集中し
て、その先端に作用するクーロン力がさらに大きくなる
と、小さなメニスカスの先端からは小さなインク滴が分
離、飛翔する。飛翔したインク滴は静電潜像に一旦付着
してインク画像となったのち記録媒体に転写されて画像
が形成されるか、または上記インク滴が記録媒体に直接
付着して画像が形成される。
【0007】このように本発明の画像形成装置によれ
ば、静電潜像または記録電極に対向した各突起部上のイ
ンク薄層にメニスカスが形成されるため、電界強度がさ
ほど強くなくてもインクが飛翔しやすくなる。これによ
り、静電潜像または記録電圧の電位を低くしても安定し
たインク飛翔を実現できるので、潜像担持体帯電用また
は記録電圧印加用の電源装置および駆動回路系の小型
化、簡素化、省電力化を図ることができ、コストを安価
にできる。
ば、静電潜像または記録電極に対向した各突起部上のイ
ンク薄層にメニスカスが形成されるため、電界強度がさ
ほど強くなくてもインクが飛翔しやすくなる。これによ
り、静電潜像または記録電圧の電位を低くしても安定し
たインク飛翔を実現できるので、潜像担持体帯電用また
は記録電圧印加用の電源装置および駆動回路系の小型
化、簡素化、省電力化を図ることができ、コストを安価
にできる。
【0008】また、本発明の画像形成装置では、上記条
件式を満たすようにインク薄層が形成されているため、
インク担持体の突起部上に比較的小さなメニスカスを形
成することができ、そのメニスカスから小さなインク滴
を飛翔させることができる。これにより、潜像担持体ま
たは記録媒体上に形成されるドットも小さくなり、画像
の高解像度化を図ることができる。
件式を満たすようにインク薄層が形成されているため、
インク担持体の突起部上に比較的小さなメニスカスを形
成することができ、そのメニスカスから小さなインク滴
を飛翔させることができる。これにより、潜像担持体ま
たは記録媒体上に形成されるドットも小さくなり、画像
の高解像度化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態である画像形成装置10の概略構成図である。こ
の画像形成装置10は、潜像担持体である感光体ドラム
12を備えている。感光体ドラム12は、矢印A方向に
回転駆動されるようになっている。感光体ドラム12の
周囲には、その回転方向に沿って順に、感光体ドラム1
2の表面を均一帯電させるコロナ帯電装置14と、均一
帯電した感光体ドラム12の表面に露光して露光部の電
荷を消去することにより非露光部の電荷を残すようにし
て静電潜像を書き込む露光装置16と、書き込まれた静
電潜像を導電性インクで現像するインク現像装置18
と、現像されたインク画像を記録媒体である用紙Sに転
写するための転写ローラ20と、転写後の感光体ドラム
12の表面に残留するインクを回収するクリーニング装
置22と、静電潜像を消去する除電装置24とが配置さ
れている。
て添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実
施形態である画像形成装置10の概略構成図である。こ
の画像形成装置10は、潜像担持体である感光体ドラム
12を備えている。感光体ドラム12は、矢印A方向に
回転駆動されるようになっている。感光体ドラム12の
周囲には、その回転方向に沿って順に、感光体ドラム1
2の表面を均一帯電させるコロナ帯電装置14と、均一
帯電した感光体ドラム12の表面に露光して露光部の電
荷を消去することにより非露光部の電荷を残すようにし
て静電潜像を書き込む露光装置16と、書き込まれた静
電潜像を導電性インクで現像するインク現像装置18
と、現像されたインク画像を記録媒体である用紙Sに転
写するための転写ローラ20と、転写後の感光体ドラム
12の表面に残留するインクを回収するクリーニング装
置22と、静電潜像を消去する除電装置24とが配置さ
れている。
【0010】なお、静電潜像の書き込み方式は露光方式
に限定されるものではなく、他の方式、例えばイオンフ
ロー方式、焦電方式、あるいは強誘電体を熱や電気によ
り分極させる方式などによって静電潜像を書き込むよう
にしてもよい。また、多数の微細電極をドラムの表面全
体に形成してもよい。これらの技術は公知のものであ
る。さらに、図示していないが、用紙Sに転写されたイ
ンク画像を乾燥して定着させるインク定着装置を必要に
応じて設けてもよい。
に限定されるものではなく、他の方式、例えばイオンフ
ロー方式、焦電方式、あるいは強誘電体を熱や電気によ
り分極させる方式などによって静電潜像を書き込むよう
にしてもよい。また、多数の微細電極をドラムの表面全
体に形成してもよい。これらの技術は公知のものであ
る。さらに、図示していないが、用紙Sに転写されたイ
ンク画像を乾燥して定着させるインク定着装置を必要に
応じて設けてもよい。
【0011】インク現像装置18は、図2に示すよう
に、感光体ドラム12に対向する開口部を有するケーシ
ング26を備えている。ケーシング26の内部には、導
電性インク28が収容されている。ケーシング26の開
口部には、インク担持ローラ30が矢印B方向に回転駆
動可能に配置されている。ケーシング26の上部縁部2
6aとインク担持ローラ30との間にはシールローラ3
2が設けてあり、これによりインクの漏れと乾燥を防止
している。なお、インク担持ローラ30に対してシール
ローラ32と反対側のケーシング26の上部縁部に、イ
ンク薄層安定化ブレード34を必要に応じて設けてもよ
い。
に、感光体ドラム12に対向する開口部を有するケーシ
ング26を備えている。ケーシング26の内部には、導
電性インク28が収容されている。ケーシング26の開
口部には、インク担持ローラ30が矢印B方向に回転駆
動可能に配置されている。ケーシング26の上部縁部2
6aとインク担持ローラ30との間にはシールローラ3
2が設けてあり、これによりインクの漏れと乾燥を防止
している。なお、インク担持ローラ30に対してシール
ローラ32と反対側のケーシング26の上部縁部に、イ
ンク薄層安定化ブレード34を必要に応じて設けてもよ
い。
【0012】インク担持ローラ30は少なくとも表層部
が導電性材料で形成されており、その表面には多数の微
小な突起部40が形成してある。これら突起部40は金
属ローラの表面に切削加工、エッチング加工、または電
気鋳造加工などを施すことにより形成してもよいし、ま
たは樹脂ローラに上記突起部を形成したのちスパッタリ
ングなどでローラ表面全体を金属薄膜で被覆してもよ
い。また、インク担持ローラ30は、オフセット電源3
8に電気的に接続されており、これによりインク担持ロ
ーラ30表面の各突起部40に潜像電位とは異なる極
性、例えばプラスの所定電圧が印加されるようになって
いる。なお、インク担持ローラ30を直接接地して、上
記所定電圧を接地電圧としてもよい。
が導電性材料で形成されており、その表面には多数の微
小な突起部40が形成してある。これら突起部40は金
属ローラの表面に切削加工、エッチング加工、または電
気鋳造加工などを施すことにより形成してもよいし、ま
たは樹脂ローラに上記突起部を形成したのちスパッタリ
ングなどでローラ表面全体を金属薄膜で被覆してもよ
い。また、インク担持ローラ30は、オフセット電源3
8に電気的に接続されており、これによりインク担持ロ
ーラ30表面の各突起部40に潜像電位とは異なる極
性、例えばプラスの所定電圧が印加されるようになって
いる。なお、インク担持ローラ30を直接接地して、上
記所定電圧を接地電圧としてもよい。
【0013】図3(a)に、インク担持ローラ30を軸
方向に切断したときの表面の部分拡大断面図を示す。円
柱状または直方体状の各突起部40は矩形断面形状をな
し、かつ、等ピッチpで配置され、しかも、インク担持
ローラ30の表面全体として見ればマトリックス状に配
置されている。上記突起部40のピッチpは、20〜1
00μm程度が好ましい。20μmより小さいと後述す
る条件式に合致するような凹凸表面のインク薄層が形成
されにくくなり、100μmより大きいと飛翔するイン
ク滴が大きくなって解像度が低下するからである。ま
た、突起部40の幅aと凹部42の幅bとの比a:bは
必ずしも1:1である必要はなく、a:b=7:3〜
3:7の範囲であればよい。突起部40の幅aの割合が
この範囲より小さいと製造が困難になり、逆に大きいと
解像度が低下することになるからである。さらに、突起
部40の高さh1は10〜100μm程度が好ましい。
その高さh1が10μmより小さいと後述する条件式に
合致するような凹凸表面のインク薄層が形成されにくく
なり、100μmより大きいと製造が困難になるからで
ある。
方向に切断したときの表面の部分拡大断面図を示す。円
柱状または直方体状の各突起部40は矩形断面形状をな
し、かつ、等ピッチpで配置され、しかも、インク担持
ローラ30の表面全体として見ればマトリックス状に配
置されている。上記突起部40のピッチpは、20〜1
00μm程度が好ましい。20μmより小さいと後述す
る条件式に合致するような凹凸表面のインク薄層が形成
されにくくなり、100μmより大きいと飛翔するイン
ク滴が大きくなって解像度が低下するからである。ま
た、突起部40の幅aと凹部42の幅bとの比a:bは
必ずしも1:1である必要はなく、a:b=7:3〜
3:7の範囲であればよい。突起部40の幅aの割合が
この範囲より小さいと製造が困難になり、逆に大きいと
解像度が低下することになるからである。さらに、突起
部40の高さh1は10〜100μm程度が好ましい。
その高さh1が10μmより小さいと後述する条件式に
合致するような凹凸表面のインク薄層が形成されにくく
なり、100μmより大きいと製造が困難になるからで
ある。
【0014】なお、突起部40の形状は円柱や直方体に
限られるものではなく、他の形状、例えば図3(b)に
示すように断面が略半円形の半球形状でもよいし、図3
(c)に示すように断面が三角形の円錐状または角錐状
でもよいし、図3(d)に示すように断面が台形の円錐
台または角錐台であってもよい。図3(d)に示すよう
に突起部40の断面形状が台形の場合、上辺の幅dは2
〜30μm程度が好ましい。また、突起部40の断面形
状が矩形、三角形、台形等の場合、突起部40の端面や
側面が丸みを帯びていてもよい。さらに、インク担持ロ
ーラ30の表面には、図4(a)に示すように突起部4
0をマトリックス状に配置したが、図4(b)に示すよ
うに突起部40を千鳥状に配置してもよいし、これら以
外の一定パターンに配置してもよい。
限られるものではなく、他の形状、例えば図3(b)に
示すように断面が略半円形の半球形状でもよいし、図3
(c)に示すように断面が三角形の円錐状または角錐状
でもよいし、図3(d)に示すように断面が台形の円錐
台または角錐台であってもよい。図3(d)に示すよう
に突起部40の断面形状が台形の場合、上辺の幅dは2
〜30μm程度が好ましい。また、突起部40の断面形
状が矩形、三角形、台形等の場合、突起部40の端面や
側面が丸みを帯びていてもよい。さらに、インク担持ロ
ーラ30の表面には、図4(a)に示すように突起部4
0をマトリックス状に配置したが、図4(b)に示すよ
うに突起部40を千鳥状に配置してもよいし、これら以
外の一定パターンに配置してもよい。
【0015】次に、上記構成からなる画像形成装置10
の動作について説明する。インク現像装置18では、イ
ンク担持ローラ30がその下部をインク28に浸した状
態で、矢印B方向に回転駆動される。これにより、イン
ク28はインク担持ローラ3の表面に塗布されてインク
薄層36が形成される。
の動作について説明する。インク現像装置18では、イ
ンク担持ローラ30がその下部をインク28に浸した状
態で、矢印B方向に回転駆動される。これにより、イン
ク28はインク担持ローラ3の表面に塗布されてインク
薄層36が形成される。
【0016】低粘度のインク28を用いると、インク2
8の液面近傍のインク担持ローラ30の表面では、図2
のC部拡大図である図5(a)に示すように、余分なイ
ンクが重力により矢印E方向に落下してインク溜まりに
戻る。
8の液面近傍のインク担持ローラ30の表面では、図2
のC部拡大図である図5(a)に示すように、余分なイ
ンクが重力により矢印E方向に落下してインク溜まりに
戻る。
【0017】一方、感光体ドラム12に対向するインク
担持ローラ30の表面には、図2のD部拡大図である図
5(b)に示すようにインク薄層36が形成されてい
る。このインク薄層36は、突起部40の高さをh1、
突起部40上のインク層の厚みをh2、突起部40間す
なわち凹部42におけるインク層の厚みをh3としたと
き、条件式(h1+h2−h3)/(h1+h2)≧
0.1を満たすように形成されている。この条件式を満
たす場合とは、インク薄層36の表面が、突起部40に
対応して盛り上り、凹部42に対応してある程度(例え
ば数μm)以上窪んでいる状態に形成されていることを
意味し、インク薄層36が各突起部40を覆って平滑表
面に形成されている状態は除かれる。
担持ローラ30の表面には、図2のD部拡大図である図
5(b)に示すようにインク薄層36が形成されてい
る。このインク薄層36は、突起部40の高さをh1、
突起部40上のインク層の厚みをh2、突起部40間す
なわち凹部42におけるインク層の厚みをh3としたと
き、条件式(h1+h2−h3)/(h1+h2)≧
0.1を満たすように形成されている。この条件式を満
たす場合とは、インク薄層36の表面が、突起部40に
対応して盛り上り、凹部42に対応してある程度(例え
ば数μm)以上窪んでいる状態に形成されていることを
意味し、インク薄層36が各突起部40を覆って平滑表
面に形成されている状態は除かれる。
【0018】上記のように凹凸表面のインク薄層36を
形成するには、インク粘度が1000cP以下であるこ
とが好ましい。インク粘度がこれより大きいと、インク
の流動性が低くなり、突起部40と凹部42に沿った凹
凸表面が形成されにくくなるからである。また、インク
の表面張力は50dyne/cm以下が好ましい。イン
ク表面張力がこれより大きいと、突起部40上のインク
と凹部42内のインクとが分離してしまい、突起部40
および凹部42を一様に覆った凹凸表面のインク薄層3
6が形成されにくくなるからである。
形成するには、インク粘度が1000cP以下であるこ
とが好ましい。インク粘度がこれより大きいと、インク
の流動性が低くなり、突起部40と凹部42に沿った凹
凸表面が形成されにくくなるからである。また、インク
の表面張力は50dyne/cm以下が好ましい。イン
ク表面張力がこれより大きいと、突起部40上のインク
と凹部42内のインクとが分離してしまい、突起部40
および凹部42を一様に覆った凹凸表面のインク薄層3
6が形成されにくくなるからである。
【0019】図6に示すように、インク担持ローラ30
上の各突起部40には、オフセット電源38からプラス
の所定電圧が印加されている。この状態でインク薄層3
6に覆われた各突起部40が感光体ドラム12上の静電
潜像部と対向すると、潜像対向部に位置する各突起部4
0の先端には静電誘導により潜像電位とは逆極性の電荷
すなわちプラス電荷が誘導され、このプラス電荷が各突
起部40上のインク薄層36に注入される。注入された
インク薄層36のプラス電荷と感光体ドラム12の静電
潜像のマイナス電荷との差によりこれらの間に電界が形
成され、この電界の作用によって各突起部40上のイン
クに静電潜像部に向かう方向のクーロン力が働き、これ
により各突起部40上のインクが盛り上がってメニスカ
ス52が形成される。
上の各突起部40には、オフセット電源38からプラス
の所定電圧が印加されている。この状態でインク薄層3
6に覆われた各突起部40が感光体ドラム12上の静電
潜像部と対向すると、潜像対向部に位置する各突起部4
0の先端には静電誘導により潜像電位とは逆極性の電荷
すなわちプラス電荷が誘導され、このプラス電荷が各突
起部40上のインク薄層36に注入される。注入された
インク薄層36のプラス電荷と感光体ドラム12の静電
潜像のマイナス電荷との差によりこれらの間に電界が形
成され、この電界の作用によって各突起部40上のイン
クに静電潜像部に向かう方向のクーロン力が働き、これ
により各突起部40上のインクが盛り上がってメニスカ
ス52が形成される。
【0020】このようにしてメニスカス52が形成され
る際、図7(b)に示すように平滑表面のインク薄層3
6の場合すなわち上記条件式に合致しない場合には、突
起部40近傍のインクは突起部40に沿って移動するだ
けでなく矢印44,46で示す方向にインク薄層36の
表層部においても突起部40上に盛り上るように移動
し、これにより突起部40上には比較的大きなメニスカ
ス52が形成される。その結果、大きなメニスカス52
の先端は感光体ドラム12により近くなるため、その先
端にはより強いクーロン力が作用して比較的大きなイン
ク滴54が分離、飛翔する。これに対し、本実施形態で
は、図7(a)に示すように、上記条件式に合致するよ
うに凹部42内のインクの厚みを小さくしてインク薄層
36が凹凸表面になるように形成してあるため、突起部
40近傍のインクは図中に矢印で示すように突起部40
に沿ってしか移動できず、突起部40上に形成されるメ
ニスカス52は比較的小さいものになる。そのため、小
さいメニスカス52の先端は感光体ドラム12から比較
的遠い位置すなわちクーロン力が弱い位置にあることか
ら、この小さいメニスカス52から分離、飛翔するイン
ク滴54も小さいものになる。
る際、図7(b)に示すように平滑表面のインク薄層3
6の場合すなわち上記条件式に合致しない場合には、突
起部40近傍のインクは突起部40に沿って移動するだ
けでなく矢印44,46で示す方向にインク薄層36の
表層部においても突起部40上に盛り上るように移動
し、これにより突起部40上には比較的大きなメニスカ
ス52が形成される。その結果、大きなメニスカス52
の先端は感光体ドラム12により近くなるため、その先
端にはより強いクーロン力が作用して比較的大きなイン
ク滴54が分離、飛翔する。これに対し、本実施形態で
は、図7(a)に示すように、上記条件式に合致するよ
うに凹部42内のインクの厚みを小さくしてインク薄層
36が凹凸表面になるように形成してあるため、突起部
40近傍のインクは図中に矢印で示すように突起部40
に沿ってしか移動できず、突起部40上に形成されるメ
ニスカス52は比較的小さいものになる。そのため、小
さいメニスカス52の先端は感光体ドラム12から比較
的遠い位置すなわちクーロン力が弱い位置にあることか
ら、この小さいメニスカス52から分離、飛翔するイン
ク滴54も小さいものになる。
【0021】メニスカス52から飛翔したインク滴54
は静電潜像に付着してこれを現像し、これにより感光体
ドラム12上にインク画像が形成される。その後、この
インク画像は用紙Sに転写されて画像が形成される。こ
のように、本実施形態の画像形成装置10では、インク
担持ローラ30から飛翔したインク滴を感光体ドラム1
2上の静電潜像に一旦付着させてインク画像を形成した
のち、このインク画像を用紙Sに転写するというよう
に、インク担持ローラ30からのインク滴を用紙Sに間
接に付着させて画像形成を行うものである。
は静電潜像に付着してこれを現像し、これにより感光体
ドラム12上にインク画像が形成される。その後、この
インク画像は用紙Sに転写されて画像が形成される。こ
のように、本実施形態の画像形成装置10では、インク
担持ローラ30から飛翔したインク滴を感光体ドラム1
2上の静電潜像に一旦付着させてインク画像を形成した
のち、このインク画像を用紙Sに転写するというよう
に、インク担持ローラ30からのインク滴を用紙Sに間
接に付着させて画像形成を行うものである。
【0022】以上に説明したように本実施形態の画像形
成装置10によれば、静電潜像に対向した各突起部40
上のインク薄層36にメニスカス52が形成されるた
め、電界強度がさほど強くなくてもインクが飛翔しやす
くなる。これにより、静電潜像の電位を低くしても安定
したインク飛翔を実現でき、感光体ドラム12を帯電さ
せるための帯電装置14用の電源や駆動回路系の小型
化、簡素化、省電力化を図ることができ、コストを安価
にできる。
成装置10によれば、静電潜像に対向した各突起部40
上のインク薄層36にメニスカス52が形成されるた
め、電界強度がさほど強くなくてもインクが飛翔しやす
くなる。これにより、静電潜像の電位を低くしても安定
したインク飛翔を実現でき、感光体ドラム12を帯電さ
せるための帯電装置14用の電源や駆動回路系の小型
化、簡素化、省電力化を図ることができ、コストを安価
にできる。
【0023】また、上記画像形成装置10では、上記条
件式を満たすようにインク薄層が形成されているため、
インク担持ローラ30の突起部40上に比較的小さなメ
ニスカス52を形成することができ、そのメニスカス5
2から小さなインク滴54を飛翔させることができる。
これにより、感光体ドラム12または用紙S上に形成さ
れるドットも小さくなり、画像の高解像度化を図ること
ができる。
件式を満たすようにインク薄層が形成されているため、
インク担持ローラ30の突起部40上に比較的小さなメ
ニスカス52を形成することができ、そのメニスカス5
2から小さなインク滴54を飛翔させることができる。
これにより、感光体ドラム12または用紙S上に形成さ
れるドットも小さくなり、画像の高解像度化を図ること
ができる。
【0024】ここで、本実施形態の画像形成装置10を
用いてインク飛翔実験を行った。そのときの条件は次の
ようにした。感光体ドラム12には、OPC感光体ドラ
ムを使用し、感光体ドラム12の帯電電位(すなわち静
電潜像の電位)を−300ボルトとし、現像スピード
(すなわち感光体ドラムの周速)を200mm/sec
とした。インク担持ローラ30については、直径を10
0mm、周速を200mm/sec、突起部40のピッ
チpを50μm、突起部40と凹部42の幅の比a:b
を1:1、突起部40の高さh1を20μmとした。イ
ンク薄層36は、突起部40上のインク厚みh2が10
μm、突起部40間の凹部42でのインク厚みh3が1
5μmとなるように形成した。この場合、上記条件式の
左辺の値は、(h1+h2−h3)/(h1+h2)=
(20+10−15)/(20+10)=0.5とな
り、上記条件式を満たす。また、各突起部40にはオフ
セット電源38により1.5kVの電圧を印加した。さ
らに、現像ギャップgを500μmとした。そして、使
用した導電性インクの組成は、カーボンブラック(ブラ
ック)、クロモフタルイエロー(イエロー)、キナクリ
ドンマゼンタ(マゼンタ)または銅フタロシアニンブル
ー(シアン)のいずれかを10wt%、溶媒として水を
86.99wt%、界面活性剤としてフッ素系界面活性
剤を0.01wt%、粘度調整剤としてポリエチレング
リコールを2wt%、分散剤としてスチレンアクリル酸
塩を1wt%とした。これらの条件の下で実験したとこ
ろ、インクは静電潜像に対して良好に飛翔し、飛翔した
インクにより形成されたドット径は30〜35μmであ
った。
用いてインク飛翔実験を行った。そのときの条件は次の
ようにした。感光体ドラム12には、OPC感光体ドラ
ムを使用し、感光体ドラム12の帯電電位(すなわち静
電潜像の電位)を−300ボルトとし、現像スピード
(すなわち感光体ドラムの周速)を200mm/sec
とした。インク担持ローラ30については、直径を10
0mm、周速を200mm/sec、突起部40のピッ
チpを50μm、突起部40と凹部42の幅の比a:b
を1:1、突起部40の高さh1を20μmとした。イ
ンク薄層36は、突起部40上のインク厚みh2が10
μm、突起部40間の凹部42でのインク厚みh3が1
5μmとなるように形成した。この場合、上記条件式の
左辺の値は、(h1+h2−h3)/(h1+h2)=
(20+10−15)/(20+10)=0.5とな
り、上記条件式を満たす。また、各突起部40にはオフ
セット電源38により1.5kVの電圧を印加した。さ
らに、現像ギャップgを500μmとした。そして、使
用した導電性インクの組成は、カーボンブラック(ブラ
ック)、クロモフタルイエロー(イエロー)、キナクリ
ドンマゼンタ(マゼンタ)または銅フタロシアニンブル
ー(シアン)のいずれかを10wt%、溶媒として水を
86.99wt%、界面活性剤としてフッ素系界面活性
剤を0.01wt%、粘度調整剤としてポリエチレング
リコールを2wt%、分散剤としてスチレンアクリル酸
塩を1wt%とした。これらの条件の下で実験したとこ
ろ、インクは静電潜像に対して良好に飛翔し、飛翔した
インクにより形成されたドット径は30〜35μmであ
った。
【0025】これに対し、比較実験では、突起部40間
の凹部42でのインク厚みh2を30μmとし、他の条
件を上記実験と同様にした。この場合、インク薄層36
は平滑表面になっており、上記条件式の左辺の値が0と
なって上記条件式を満たさない。その結果、比較実験で
は、隣接する突起部40間でインク飛翔について相互干
渉が起こるというクロストーク現象が頻繁に発生すると
ともに、飛翔したインクにより形成されたドット径はほ
ぼ50μm以上であった。これにより本実施形態の画像
形成装置によれば、安定したインク飛翔を実現できると
ともに、小さいドット形成が可能で高解像度化が図れる
ことが確認できた。
の凹部42でのインク厚みh2を30μmとし、他の条
件を上記実験と同様にした。この場合、インク薄層36
は平滑表面になっており、上記条件式の左辺の値が0と
なって上記条件式を満たさない。その結果、比較実験で
は、隣接する突起部40間でインク飛翔について相互干
渉が起こるというクロストーク現象が頻繁に発生すると
ともに、飛翔したインクにより形成されたドット径はほ
ぼ50μm以上であった。これにより本実施形態の画像
形成装置によれば、安定したインク飛翔を実現できると
ともに、小さいドット形成が可能で高解像度化が図れる
ことが確認できた。
【0026】次に、図8,9を参照して本発明の別の実
施形態である画像形成装置60について説明する。上記
画像形成装置10では、インク担持ローラ30から飛翔
したインク滴を用紙Sに間接に付着させて画像形成を行
ったが、本実施形態の画像形成装置60はインク担持ロ
ーラ30から飛翔したインク滴を用紙Sに直接付着させ
て画像を形成するものである。そのために、画像形成装
置60では、図8に示すように、互いに対向する感光体
ドラム12とインク現像装置18との間を用紙Sが感光
体ドラム12と接触しながら搬送されるようにしてあ
る。他の構成は上記画像形成装置10とほぼ同じである
が、感光体ドラム12にインクが付着することがないの
でクリーニング装置22を省くことができる。また、感
光体ドラム12に対する用紙Sの密着性をよくするため
に、一対の密着ローラ62,64を必要に応じて設けて
もよい。
施形態である画像形成装置60について説明する。上記
画像形成装置10では、インク担持ローラ30から飛翔
したインク滴を用紙Sに間接に付着させて画像形成を行
ったが、本実施形態の画像形成装置60はインク担持ロ
ーラ30から飛翔したインク滴を用紙Sに直接付着させ
て画像を形成するものである。そのために、画像形成装
置60では、図8に示すように、互いに対向する感光体
ドラム12とインク現像装置18との間を用紙Sが感光
体ドラム12と接触しながら搬送されるようにしてあ
る。他の構成は上記画像形成装置10とほぼ同じである
が、感光体ドラム12にインクが付着することがないの
でクリーニング装置22を省くことができる。また、感
光体ドラム12に対する用紙Sの密着性をよくするため
に、一対の密着ローラ62,64を必要に応じて設けて
もよい。
【0027】上記画像形成装置60におけるインク飛翔
原理は、上記において図6,7を参照して説明したのと
同様である。図9に示すように、インク滴54は、イン
ク担持ローラ30上の突起部40に対応する位置から感
光体ドラム12の潜像部に向けて飛翔し、用紙Sに直接
付着して画像が形成される。本実施形態の画像形成装置
60によってもまた、上記画像形成装置10と同様の効
果を得ることができる。
原理は、上記において図6,7を参照して説明したのと
同様である。図9に示すように、インク滴54は、イン
ク担持ローラ30上の突起部40に対応する位置から感
光体ドラム12の潜像部に向けて飛翔し、用紙Sに直接
付着して画像が形成される。本実施形態の画像形成装置
60によってもまた、上記画像形成装置10と同様の効
果を得ることができる。
【0028】次に、図10,11を参照して本発明のさ
らに別の実施形態である画像形成装置70について説明
する。この画像形成装置70では、記録電極72が用紙
Sを介してインク現像装置18のインク担持ローラ30
に対向している。用紙Sは記録電極72の下部に接触し
つつ矢印方向に搬送される。記録電極72は、図11に
示すように、用紙搬送方向と直交する方向に沿って等間
隔に配列された多数の個別電極74と、これら個別電極
74の周囲を覆う保護絶縁部76とで構成される。上記
個別電極74は、画像の画素密度に対応する密度で配置
され、各先端部が記録電極72の下部で用紙Sに接触す
る。また、各個別電極74はそれぞれ、スイッチ78を
介して電源80に接続されている。スイッチ78は、画
像情報に応じて選択的にオンされ、これによりインクを
飛翔、付着させるべき位置の個別電極74にマイナス極
性の記録電圧が印加されるようになっている。なお、記
録電極72の構成を図11に例示したが、記録電極72
はこの形態に限定されるものではなく、他の形態のマル
チスタイラス電極を使用してもよい。
らに別の実施形態である画像形成装置70について説明
する。この画像形成装置70では、記録電極72が用紙
Sを介してインク現像装置18のインク担持ローラ30
に対向している。用紙Sは記録電極72の下部に接触し
つつ矢印方向に搬送される。記録電極72は、図11に
示すように、用紙搬送方向と直交する方向に沿って等間
隔に配列された多数の個別電極74と、これら個別電極
74の周囲を覆う保護絶縁部76とで構成される。上記
個別電極74は、画像の画素密度に対応する密度で配置
され、各先端部が記録電極72の下部で用紙Sに接触す
る。また、各個別電極74はそれぞれ、スイッチ78を
介して電源80に接続されている。スイッチ78は、画
像情報に応じて選択的にオンされ、これによりインクを
飛翔、付着させるべき位置の個別電極74にマイナス極
性の記録電圧が印加されるようになっている。なお、記
録電極72の構成を図11に例示したが、記録電極72
はこの形態に限定されるものではなく、他の形態のマル
チスタイラス電極を使用してもよい。
【0029】上記画像形成装置70におけるインク飛翔
原理は、上記画像形成装置60の場合と同様である。た
だ、感光体ドラム12が記録電極72に置き換えられ、
マイナス電荷を有する潜像部が、マイナス極性の記録電
圧が印加された個別電極74に代わっただけである。個
別電極74に記録電圧が印加されると、これに対向する
インク担持ローラ30の突起部40に対応する位置から
インク滴が飛翔し、このインク滴が用紙Sに直接付着し
て画像が形成される。このように本実施形態の画像形成
装置70でもまた、上記インク現像装置18を用いてい
るので、上記画像形成装置10と同様の効果を得ること
ができる。
原理は、上記画像形成装置60の場合と同様である。た
だ、感光体ドラム12が記録電極72に置き換えられ、
マイナス電荷を有する潜像部が、マイナス極性の記録電
圧が印加された個別電極74に代わっただけである。個
別電極74に記録電圧が印加されると、これに対向する
インク担持ローラ30の突起部40に対応する位置から
インク滴が飛翔し、このインク滴が用紙Sに直接付着し
て画像が形成される。このように本実施形態の画像形成
装置70でもまた、上記インク現像装置18を用いてい
るので、上記画像形成装置10と同様の効果を得ること
ができる。
【0030】なお、以上に説明した各画像形成装置1
0,60,70では、インク担持体としてローラ30を
用いたが、図12に示すように、上記インク担持ローラ
30と同様の表面形状を有するインク担持ベルト48を
インク現像装置18aに用いてもよい。
0,60,70では、インク担持体としてローラ30を
用いたが、図12に示すように、上記インク担持ローラ
30と同様の表面形状を有するインク担持ベルト48を
インク現像装置18aに用いてもよい。
【0031】また、上記説明では静電潜像または記録電
圧の極性をマイナスとして説明したが、これとは逆に静
電潜像または記録電圧の極性がプラスの場合にも本発明
を適用することができる。
圧の極性をマイナスとして説明したが、これとは逆に静
電潜像または記録電圧の極性がプラスの場合にも本発明
を適用することができる。
【図1】 本発明の一実施形態である画像形成装置の概
略構成図。
略構成図。
【図2】 インク現像装置の拡大図。
【図3】 (a)〜(d)は、インク担持ローラ表面の
突起部の部分拡大断面図。
突起部の部分拡大断面図。
【図4】 (a),(b)は、インク担持ローラ上の突
起部の配置パターンを示す部分拡大平面図。
起部の配置パターンを示す部分拡大平面図。
【図5】 (a)は図2のC部の拡大断面図、(b)は
図2のD部の拡大断面図。
図2のD部の拡大断面図。
【図6】 インク担持ローラ上の突起部に対応する位置
からインクが飛翔する原理を説明するための部分拡大
図。
からインクが飛翔する原理を説明するための部分拡大
図。
【図7】 突起部上にメニスカスが形成されてインクが
飛翔する様子を示す部分拡大図であり、(a)は上記条
件式を満たすようにインク薄層を形成した場合を示し、
(b)は上記条件式を満たさないようにインク薄層を形
成した場合を示す。
飛翔する様子を示す部分拡大図であり、(a)は上記条
件式を満たすようにインク薄層を形成した場合を示し、
(b)は上記条件式を満たさないようにインク薄層を形
成した場合を示す。
【図8】 本発明の別の実施形態である画像形成装置の
概略構成図。
概略構成図。
【図9】 インク担持ローラ上の突起部に対応する位置
から飛翔したインクが用紙に直接付着する状態を示す部
分拡大図。
から飛翔したインクが用紙に直接付着する状態を示す部
分拡大図。
【図10】 本発明のさらに別の実施形態である画像形
成装置の概略構成図。
成装置の概略構成図。
【図11】 記録電極の部分拡大図。
【図12】 インク担持体としてベルトを用いた変形例
を示す画像形成装置の概略構成図。
を示す画像形成装置の概略構成図。
10…画像形成装置、12…感光体ドラム(潜像担持
体)、30…インク担持ローラ(インク担持体)、36
…インク薄層、40…突起部、42…凹部、52…メニ
スカス、54…インク滴。
体)、30…インク担持ローラ(インク担持体)、36
…インク薄層、40…突起部、42…凹部、52…メニ
スカス、54…インク滴。
Claims (1)
- 【請求項1】 インク担持体上を覆って形成された導電
性インク薄層から潜像担持体上の静電潜像または記録電
極に印加される記録電圧に応じてインクを飛翔させ、こ
の飛翔インクを記録媒体に間接または直接に付着させて
画像を形成する画像形成装置において、 上記インク担持体の導電性の表面に多数の微小な突起部
を形成し、これら突起部に上記静電潜像または上記記録
電圧とは異なる極性の所定電圧を印加するとともに、上
記インク担持体上の突起部の高さをh1、上記突起部上
のインク層の厚みをh2、上記突起部間におけるインク
層の厚みをh3としたとき、 (h1+h2−h3)/(h1+h2)≧0.1 を満たすように上記インク薄層を形成したことを特徴と
する画像形成装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035514A JP2000233501A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 画像形成装置 |
| US09/503,707 US6166752A (en) | 1999-02-15 | 2000-02-14 | Apparatus and method for forming image by causing ink to jump |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11035514A JP2000233501A (ja) | 1999-02-15 | 1999-02-15 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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