JP2000233602A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JP2000233602A JP2000233602A JP11034696A JP3469699A JP2000233602A JP 2000233602 A JP2000233602 A JP 2000233602A JP 11034696 A JP11034696 A JP 11034696A JP 3469699 A JP3469699 A JP 3469699A JP 2000233602 A JP2000233602 A JP 2000233602A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pneumatic tire
- ply
- twisted
- twist
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 28
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims abstract description 3
- 229920003189 Nylon 4,6 Polymers 0.000 claims description 9
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 abstract description 8
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 abstract description 3
- 230000002028 premature Effects 0.000 abstract 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 9
- 239000004952 Polyamide Substances 0.000 description 3
- 229920000297 Rayon Polymers 0.000 description 3
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 229920002647 polyamide Polymers 0.000 description 3
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 3
- 239000002964 rayon Substances 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- DGXAGETVRDOQFP-UHFFFAOYSA-N 2,6-dihydroxybenzaldehyde Chemical compound OC1=CC=CC(O)=C1C=O DGXAGETVRDOQFP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920001875 Ebonite Polymers 0.000 description 1
- 229920002302 Nylon 6,6 Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ランフラット走行時のサイド補強ゴム破壊に
よる早期故障を抑制し、ランフラット耐久性が向上した
空気入りタイヤを提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 カーカスプライコードが、有機繊維フィ
ラメントからなる原糸束で下撚りがなされた下撚り糸が
複数束ねられ、該下撚り糸と逆方向に上撚りがなされた
双撚り糸から構成され、下記式1及び下記式2 (d2 /d1 )1/2 <N2 /N1 <3 (式1) 0.41<N2 <0.82 (式2) 〔式中、N1 =n1 ×(0.125×d1 /ρ)1/2 ×1
0-3、N2 =n2 ×(0.125×d2 /ρ)1/2 ×10
-3であり、ここで、N1 は下撚り係数、N2 は上撚り係
数、n1 は下撚り数(回/10cm)、n2 は上撚り数
(回/10cm)、d1 は下撚り表示デシテックス数
(dtex)、d2 はトータル表示デシテックス数(d
tex)、ρは繊維の比重を示す。〕の条件を満たす空
気入りタイヤ。
よる早期故障を抑制し、ランフラット耐久性が向上した
空気入りタイヤを提供することを目的とするものであ
る。 【解決手段】 カーカスプライコードが、有機繊維フィ
ラメントからなる原糸束で下撚りがなされた下撚り糸が
複数束ねられ、該下撚り糸と逆方向に上撚りがなされた
双撚り糸から構成され、下記式1及び下記式2 (d2 /d1 )1/2 <N2 /N1 <3 (式1) 0.41<N2 <0.82 (式2) 〔式中、N1 =n1 ×(0.125×d1 /ρ)1/2 ×1
0-3、N2 =n2 ×(0.125×d2 /ρ)1/2 ×10
-3であり、ここで、N1 は下撚り係数、N2 は上撚り係
数、n1 は下撚り数(回/10cm)、n2 は上撚り数
(回/10cm)、d1 は下撚り表示デシテックス数
(dtex)、d2 はトータル表示デシテックス数(d
tex)、ρは繊維の比重を示す。〕の条件を満たす空
気入りタイヤ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤに
関し、特にランフラット耐久性が改良された空気入りタ
イヤに関するものである。
関し、特にランフラット耐久性が改良された空気入りタ
イヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ランフラットタイヤは、パン
クなどの理由で空気内圧が失われた後においても当分の
間走行(ランフラット走行)できるようにするために、
多くの提案がされている。例えば、二重壁構造を有する
もの、タイヤ内に荷重支持装置を配設したもの,サイド
補強したものなど種々のタイプのものが提案されている
が、これらのうち最も一般的であって、かつ実際に使用
されているものとしては、図1に示すように、タイヤの
サイドウォール部6を中心にショルダー部からビード部
4にかけてのカーカス部2内面に比較的硬い補強用のゴ
ム7を設けたいわゆるサイド補強タイヤがある。このよ
うなサイド補強タイプのランフラットタイヤにおいて、
カーカスプライコードを形成する有機繊維フィラメント
は、従来より主にレーヨン繊維が用いられ、通常使用さ
れているコードは、撚り数が1840dtex/2で、
下撚り数は約47(回/10cm)、上撚り数は約47
(回/10cm)であり、下撚り,上撚り数は共に比較
的高いコードが使用される。しかしながら、このような
プライコードを使用したランフラットタイヤは、特にラ
ンフラット走行時に、サイド補強ゴムの圧縮とも相まっ
て、サイドウォール部の撓みが大きくなるために、補強
ゴム7が破壊して早期故障を起こし易いということを知
見した。
クなどの理由で空気内圧が失われた後においても当分の
間走行(ランフラット走行)できるようにするために、
多くの提案がされている。例えば、二重壁構造を有する
もの、タイヤ内に荷重支持装置を配設したもの,サイド
補強したものなど種々のタイプのものが提案されている
が、これらのうち最も一般的であって、かつ実際に使用
されているものとしては、図1に示すように、タイヤの
サイドウォール部6を中心にショルダー部からビード部
4にかけてのカーカス部2内面に比較的硬い補強用のゴ
ム7を設けたいわゆるサイド補強タイヤがある。このよ
うなサイド補強タイプのランフラットタイヤにおいて、
カーカスプライコードを形成する有機繊維フィラメント
は、従来より主にレーヨン繊維が用いられ、通常使用さ
れているコードは、撚り数が1840dtex/2で、
下撚り数は約47(回/10cm)、上撚り数は約47
(回/10cm)であり、下撚り,上撚り数は共に比較
的高いコードが使用される。しかしながら、このような
プライコードを使用したランフラットタイヤは、特にラ
ンフラット走行時に、サイド補強ゴムの圧縮とも相まっ
て、サイドウォール部の撓みが大きくなるために、補強
ゴム7が破壊して早期故障を起こし易いということを知
見した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
状況下で、通常走行における振動乗り心地性は確保した
うえで、ランフラット走行時のサイド補強ゴム破壊によ
る早期故障を抑制し、ランフラット耐久性が向上させた
空気入りタイヤを提供することを目的とするものであ
る。
状況下で、通常走行における振動乗り心地性は確保した
うえで、ランフラット走行時のサイド補強ゴム破壊によ
る早期故障を抑制し、ランフラット耐久性が向上させた
空気入りタイヤを提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、このような
空気入りタイヤを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特
定の条件を満たすように下撚り及び上撚りした有機繊維
からなるプライコードでカーカスを形成することによ
り、その目的を達成することを見出した。本発明は、か
かる知見に基づいて完成したものである。すなわち、本
発明の空気入りタイヤは、一対の環状ビード部間に跨っ
てトロイド状をなすカーカスの内面にサイド補強層が設
けられた空気入りタイヤにおいて、該カーカスを形成す
るプライコードが、有機繊維フィラメントからなる原糸
束で下撚りがなされた下撚り糸が複数束ねられ、該下撚
り糸と逆方向に上撚りがなされた双撚り糸から構成さ
れ、下記式1及び下記式2 (d2 /d1 )1/2 <N2 /N1 <3 (式1) 0.41<N2 <0.82 (式2) 〔式中、N1 =n1 ×(0.125×d1 /ρ)1/2 ×1
0-3、N2 =n2 ×(0.125×d2 /ρ)1/2 ×10
-3であり、ここで、N1 は下撚り係数、N2 は上撚り係
数、n1 は下撚り数(回/10cm)、n2 は上撚り数
(回/10cm)、d1 は下撚り表示デシテックス数
(dtex)、d2 はトータル表示デシテックス数(d
tex)、ρは繊維の比重を示す。〕の条件を満たすも
のである。
空気入りタイヤを開発すべく鋭意研究を重ねた結果、特
定の条件を満たすように下撚り及び上撚りした有機繊維
からなるプライコードでカーカスを形成することによ
り、その目的を達成することを見出した。本発明は、か
かる知見に基づいて完成したものである。すなわち、本
発明の空気入りタイヤは、一対の環状ビード部間に跨っ
てトロイド状をなすカーカスの内面にサイド補強層が設
けられた空気入りタイヤにおいて、該カーカスを形成す
るプライコードが、有機繊維フィラメントからなる原糸
束で下撚りがなされた下撚り糸が複数束ねられ、該下撚
り糸と逆方向に上撚りがなされた双撚り糸から構成さ
れ、下記式1及び下記式2 (d2 /d1 )1/2 <N2 /N1 <3 (式1) 0.41<N2 <0.82 (式2) 〔式中、N1 =n1 ×(0.125×d1 /ρ)1/2 ×1
0-3、N2 =n2 ×(0.125×d2 /ρ)1/2 ×10
-3であり、ここで、N1 は下撚り係数、N2 は上撚り係
数、n1 は下撚り数(回/10cm)、n2 は上撚り数
(回/10cm)、d1 は下撚り表示デシテックス数
(dtex)、d2 はトータル表示デシテックス数(d
tex)、ρは繊維の比重を示す。〕の条件を満たすも
のである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の空気入りタイヤに使用さ
れるプライコードは、有機繊維フィラメントからなる原
糸束で下撚りがなされた下撚り糸が複数束ねられ、該下
撚り糸と逆方向に上撚りがなされた双撚り糸から構成さ
れている。プライコードは、下撚り係数N1 と上撚り係
数N2 との比N2 /N1 が(d2 /d1 )1/2 より大き
く3未満、かつ上撚り係数N2 が0.41より大きく
0.82未満でなければならない。N2 /N1 が1.8
〜2.2、N2 が0.45〜0.69であると好まし
い。N2 が0.41以下の場合や、N2 /N1 が3以上
の場合には、プライコードの耐圧縮疲労性が大幅に悪化
するため、ランフラット走行時のみならず通常走行時に
もリムの突き上げによりプライコードが切断されて早期
故障してしまうおそれがある。またN2 が0.82以上
の場合や、N2 /N1 が(d2 /d1 )1/2以下の場合
には、プライコードが張力がかかった際に非常に伸びや
すくなるため、タイヤが撓み易くなる結果、ランフラッ
ト走行時のみならず走行時にもリムの突き上げが大きく
なり、ビード部のプライコードが切断されて早期故障し
てしまうおそれがある。さらに、本発明の空気入りタイ
ヤにおいては、N2 /N1 が、1.8<N2 /N1 <
2.2であり、かつN2 が、0.45<N2 <0.69
であることが好ましい。
れるプライコードは、有機繊維フィラメントからなる原
糸束で下撚りがなされた下撚り糸が複数束ねられ、該下
撚り糸と逆方向に上撚りがなされた双撚り糸から構成さ
れている。プライコードは、下撚り係数N1 と上撚り係
数N2 との比N2 /N1 が(d2 /d1 )1/2 より大き
く3未満、かつ上撚り係数N2 が0.41より大きく
0.82未満でなければならない。N2 /N1 が1.8
〜2.2、N2 が0.45〜0.69であると好まし
い。N2 が0.41以下の場合や、N2 /N1 が3以上
の場合には、プライコードの耐圧縮疲労性が大幅に悪化
するため、ランフラット走行時のみならず通常走行時に
もリムの突き上げによりプライコードが切断されて早期
故障してしまうおそれがある。またN2 が0.82以上
の場合や、N2 /N1 が(d2 /d1 )1/2以下の場合
には、プライコードが張力がかかった際に非常に伸びや
すくなるため、タイヤが撓み易くなる結果、ランフラッ
ト走行時のみならず走行時にもリムの突き上げが大きく
なり、ビード部のプライコードが切断されて早期故障し
てしまうおそれがある。さらに、本発明の空気入りタイ
ヤにおいては、N2 /N1 が、1.8<N2 /N1 <
2.2であり、かつN2 が、0.45<N2 <0.69
であることが好ましい。
【0006】ここで、プライコードの素材となる有機繊
維フィラメントの材質は特に限定されるものではなく,
例えばレーヨン繊維,ポリアミド繊維,ポリエステル繊
維などが挙げられるが、ランフラット時のタイヤの撓み
を抑制する点では、好ましくはポリアミド繊維又はポリ
エステル繊維、特にポリアミド繊維である。中でもナイ
ロン46繊維が最も好ましい。ちなみに、本発明者は、
カーカスプライコードの有機繊維材質を変えて、ドラム
試験機により、内圧0で、所定荷重条件下でランフラッ
ト耐久試験を行うことにより、ナイロン46繊維を用い
た場合に、タイヤたわみ量は、他の汎用タイヤコードに
比べて最も少ないことを認識した。また、上記のランフ
ラット耐久試験におけるタイヤ故障形態はタイヤ温度の
上昇によるプライコードの溶融を伴うことを知見した。
また、上記繊維の融点では、ナイロン46繊維は282
℃,ナイロン66繊維は257℃,ポリエチレンテレメ
タレート繊維は255℃であるので、高融点で実用的性
の繊維という点からもナイロン46繊維が最適である。
本発明において、上記の撚り構造からなる双撚り糸のプ
ライコードへのゴム用接着剤の塗布加工は、特に制限さ
れるものでなく通常の加工処理を施すことができるが、
例えば、従来のRFL(レゾルシン・ホルムアルデヒド
初期縮合物とゴムラテックスの混合物)が使用される。
維フィラメントの材質は特に限定されるものではなく,
例えばレーヨン繊維,ポリアミド繊維,ポリエステル繊
維などが挙げられるが、ランフラット時のタイヤの撓み
を抑制する点では、好ましくはポリアミド繊維又はポリ
エステル繊維、特にポリアミド繊維である。中でもナイ
ロン46繊維が最も好ましい。ちなみに、本発明者は、
カーカスプライコードの有機繊維材質を変えて、ドラム
試験機により、内圧0で、所定荷重条件下でランフラッ
ト耐久試験を行うことにより、ナイロン46繊維を用い
た場合に、タイヤたわみ量は、他の汎用タイヤコードに
比べて最も少ないことを認識した。また、上記のランフ
ラット耐久試験におけるタイヤ故障形態はタイヤ温度の
上昇によるプライコードの溶融を伴うことを知見した。
また、上記繊維の融点では、ナイロン46繊維は282
℃,ナイロン66繊維は257℃,ポリエチレンテレメ
タレート繊維は255℃であるので、高融点で実用的性
の繊維という点からもナイロン46繊維が最適である。
本発明において、上記の撚り構造からなる双撚り糸のプ
ライコードへのゴム用接着剤の塗布加工は、特に制限さ
れるものでなく通常の加工処理を施すことができるが、
例えば、従来のRFL(レゾルシン・ホルムアルデヒド
初期縮合物とゴムラテックスの混合物)が使用される。
【0007】本発明における空気入りタイヤを図面によ
り具体的に説明する。図1に示す本発明の一例である空
気入りタイヤ1は、一対の環状ビード部4間に跨ってト
ロイド状をなすカーカス2が設けられ、サイドウォール
部6に沿ってカーカス2の内面に比較的硬いゴムからな
るサイド補強層7が配設されている。またサイドウォー
ル部6の両端部にリム3が密着してタイヤ1内部が気密
になっている。サイド補強層7のゴム硬度は特に制限さ
れるものではないが、通常JIS A硬度で65〜90
度の範囲のものが用いられる。
り具体的に説明する。図1に示す本発明の一例である空
気入りタイヤ1は、一対の環状ビード部4間に跨ってト
ロイド状をなすカーカス2が設けられ、サイドウォール
部6に沿ってカーカス2の内面に比較的硬いゴムからな
るサイド補強層7が配設されている。またサイドウォー
ル部6の両端部にリム3が密着してタイヤ1内部が気密
になっている。サイド補強層7のゴム硬度は特に制限さ
れるものではないが、通常JIS A硬度で65〜90
度の範囲のものが用いられる。
【0008】
【実施例】以下、実施例、従来例及び比較例を示して本
発明について具体的に説明するが、本発明は、これらに
よって制約されるものではない。 〔ランフラット耐久性の測定法〕以下の方法でランフラ
ット耐久性を測定することにより各種供試タイヤの性能
を評価した。内圧を大気圧とした(バルブ無し)試作タ
イヤを実車の前輪右に装着し、直線主体のオーバルコー
スにて速度90kmで走行し、走行中のドライバー席の
振動が大きくなった時点(走行初期の振動の2倍以上)
を故障時点と判断し、その時点までの距離を走行可能距
離とした。なお、以下の実施例および比較例では、従来
型のサイド補強ランフラットタイヤを装着した場合(従
来例1)のランフラット走行可能距離を100として、
指数表示した。
発明について具体的に説明するが、本発明は、これらに
よって制約されるものではない。 〔ランフラット耐久性の測定法〕以下の方法でランフラ
ット耐久性を測定することにより各種供試タイヤの性能
を評価した。内圧を大気圧とした(バルブ無し)試作タ
イヤを実車の前輪右に装着し、直線主体のオーバルコー
スにて速度90kmで走行し、走行中のドライバー席の
振動が大きくなった時点(走行初期の振動の2倍以上)
を故障時点と判断し、その時点までの距離を走行可能距
離とした。なお、以下の実施例および比較例では、従来
型のサイド補強ランフラットタイヤを装着した場合(従
来例1)のランフラット走行可能距離を100として、
指数表示した。
【0009】従来例1及び比較例1〜3 原糸としてレーヨン(従来例1)、ポリエステル(比較
例1)又はナイロン46(比較例2,3)の有機繊維束
を、表1に示す各条件で下撚りを行った後、下撚り糸を
束ねて下撚り糸と逆方向に上撚りを行ってプライコード
を作成し、通常の方法で、カーカス内面にサイドゴム補
強層を有するランフラットタイヤを製造した。このタイ
ヤのサイズは225/60R16であった。この供試タ
イヤについて前記の方法によりランフラット耐久性を測
定した。なお、実車走行時の荷重条件はJATMA規格
による最大負荷能力の75%とした。その結果を第1表
に示す。
例1)又はナイロン46(比較例2,3)の有機繊維束
を、表1に示す各条件で下撚りを行った後、下撚り糸を
束ねて下撚り糸と逆方向に上撚りを行ってプライコード
を作成し、通常の方法で、カーカス内面にサイドゴム補
強層を有するランフラットタイヤを製造した。このタイ
ヤのサイズは225/60R16であった。この供試タ
イヤについて前記の方法によりランフラット耐久性を測
定した。なお、実車走行時の荷重条件はJATMA規格
による最大負荷能力の75%とした。その結果を第1表
に示す。
【0010】
【表1】
【0011】同表に示したように、比較例2,3はカー
カスプライコードにナイロン46を用いているにも係わ
らず、従来例1の従来タイヤと比べてランフラット耐久
性が改良されていないことが分かる。
カスプライコードにナイロン46を用いているにも係わ
らず、従来例1の従来タイヤと比べてランフラット耐久
性が改良されていないことが分かる。
【0012】比較例4〜6及び実施例1〜5 原糸としてナイロン46繊維束を用い、第1表及び第2
表に示す各条件で下撚りを行った後、下撚り糸を束ねて
下撚り糸と逆方向に上撚りを行ったコードを用い、比較
例1と同様にして各供試タイヤを製造し、比較例1の場
合と同じくランフラット耐久性を測定した。その結果を
第1表及び第2表に示す。
表に示す各条件で下撚りを行った後、下撚り糸を束ねて
下撚り糸と逆方向に上撚りを行ったコードを用い、比較
例1と同様にして各供試タイヤを製造し、比較例1の場
合と同じくランフラット耐久性を測定した。その結果を
第1表及び第2表に示す。
【0013】
【表2】
【0014】同表に示したように、有機繊維としてナイ
ロン46を使用し、かつ前記式1及び式2の条件を満た
す実施例1〜5によるタイヤは、従来例1に対してラン
フラット耐久性(指数)が高い値を示し、ランフラット
走行時のタイヤ故障が起こりにくいことが分かる。ま
た、特に実施例2のタイヤにおいては、その効果が著し
いくランフラット走行距離が10%も向上していること
が分かる。
ロン46を使用し、かつ前記式1及び式2の条件を満た
す実施例1〜5によるタイヤは、従来例1に対してラン
フラット耐久性(指数)が高い値を示し、ランフラット
走行時のタイヤ故障が起こりにくいことが分かる。ま
た、特に実施例2のタイヤにおいては、その効果が著し
いくランフラット走行距離が10%も向上していること
が分かる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
空気入りタイヤは、カーカスプライコードに、特定の条
件を満たす撚り構造を有するため、タイヤサイドウォー
ル部が撓みにくい。このため、一般走行時の振動乗り心
地に悪影響を及ぼすことなく、ランフラット時の補強ゴ
ムの破壊による早期故障が抑制され、ランフラット耐久
性を著しく向上することができる。
空気入りタイヤは、カーカスプライコードに、特定の条
件を満たす撚り構造を有するため、タイヤサイドウォー
ル部が撓みにくい。このため、一般走行時の振動乗り心
地に悪影響を及ぼすことなく、ランフラット時の補強ゴ
ムの破壊による早期故障が抑制され、ランフラット耐久
性を著しく向上することができる。
【図1】 本発明の空気入りタイヤの一例を示す断面図
である。
である。
1;空気入りタイヤ 2;カーカス 3;リム 4;ビード部 5;トレッド 6;サイドウォール部 7;サイド補強層
Claims (6)
- 【請求項1】 一対の環状ビード部間に跨ってトロイド
状をなすカーカスの内面にサイド補強層が設けられた空
気入りタイヤにおいて、該カーカスを形成するプライコ
ードが、有機繊維フィラメントからなる原糸束で下撚り
がなされた下撚り糸が複数束ねられ、該下撚り糸と逆方
向に上撚りがなされた双撚り糸から構成され、下記式1
及び下記式2 (d2 /d1 )1/2 <N2 /N1 <3 (式1) 0.41<N2 <0.82 (式2) 〔式中、N1 =n1 ×(0.125×d1 /ρ)1/2 ×1
0-3、N2 =n2 ×(0.125×d2 /ρ)1/2 ×10
-3であり、ここで、N1 は下撚り係数、N2 は上撚り係
数、n1 は下撚り数(回/10cm)、n2 は上撚り数
(回/10cm)、d1 は下撚り表示デシテックス数
(dtex)、d2 はトータル表示デシテックス数(d
tex)、ρは繊維の比重を示す。〕の条件を満たすこ
とを特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記プライコードが、ナイロン46繊維
からなることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタ
イヤ。 - 【請求項3】 ランフラットタイヤであることを特徴と
する請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項4】 N2 /N1 が、1.8<N2 /N1 <
2.2である請求項1〜3のいずれかに記載の空気入り
タイヤ。 - 【請求項5】 N2 が、0.45<N2 <0.69であ
る請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 【請求項6】 N2 /N1 が、1.8<N2 /N1 <
2.2であり、かつN 2 が、0.45<N2 <0.69
である請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイ
ヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034696A JP2000233602A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11034696A JP2000233602A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000233602A true JP2000233602A (ja) | 2000-08-29 |
Family
ID=12421541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11034696A Pending JP2000233602A (ja) | 1999-02-12 | 1999-02-12 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000233602A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230406A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2009023552A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤ |
| JP2010030357A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
-
1999
- 1999-02-12 JP JP11034696A patent/JP2000233602A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230406A (ja) * | 2006-03-01 | 2007-09-13 | Bridgestone Corp | 空気入りラジアルタイヤ |
| JP2009023552A (ja) * | 2007-07-20 | 2009-02-05 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | ランフラットタイヤ |
| JP2010030357A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4053727B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP4316660B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| US20020017351A1 (en) | Pneumatic tire | |
| US6926053B2 (en) | Pneumatic tire variable elasticity modules metallic band cord | |
| JP3424993B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| EP2604448A2 (en) | Composite cord and overlay ply for a pneumatic tire | |
| US20220024253A1 (en) | Tyre for vehicle wheels | |
| EP2246201B1 (en) | Pneumatic radial tire | |
| JPH04356205A (ja) | ラジアルタイヤ | |
| JP5365376B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP5257028B2 (ja) | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ及びその製造方法 | |
| JP4523702B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2009035030A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP2000233602A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP5496752B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP5305389B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2020147165A (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP7572167B2 (ja) | 空気入りタイヤ | |
| JP5294405B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP3916483B2 (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JP2006088719A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ | |
| JPS62131804A (ja) | ビ−ド部補強層を有する空気入りタイヤ | |
| JPS624614A (ja) | 乗用車用空気入りラジアルタイヤ | |
| JPH09142104A (ja) | 乗用車用空気入りタイヤ | |
| JP2018188776A (ja) | 空気入りラジアルタイヤ |