JP2000233609A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP2000233609A
JP2000233609A JP11037050A JP3705099A JP2000233609A JP 2000233609 A JP2000233609 A JP 2000233609A JP 11037050 A JP11037050 A JP 11037050A JP 3705099 A JP3705099 A JP 3705099A JP 2000233609 A JP2000233609 A JP 2000233609A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
block
vibration absorber
dynamic vibration
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037050A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
博司 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP11037050A priority Critical patent/JP2000233609A/ja
Publication of JP2000233609A publication Critical patent/JP2000233609A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤトレッド部に形成された溝の排水性能
を損なうことなく、タイヤ騒音を低減することができ
る。 【解決手段】 タイヤトレッド部1に設けられた縦列ブ
ロック群2a、2b、2e、2fを構成する当該ブロッ
ク3a、3b、3e、3fに、当該ブロック3a、3
b、3e、3fが持つ固有の振動数の振動を吸収する動
吸振器の突出体4a、4b、4e、4f、4g、4hを
形成し、当該動吸振器の突出体4a、4b、4e、4
f、4g、4hを、当該リブ又はブロックが振動するト
レッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、タ
イヤ半径方向の振動方向に対応した、断面が円又は多角
形状をなした突出体で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空気入りタイヤにお
いて、特にその実車走行における騒音の低減化に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、タイヤ騒音を低減化する技術とし
て各種の提案がなされている。例えば、特開平5−13
1813号は、タイヤ接地部において路面とタイヤの主
溝によって構成される気柱管共鳴音の振動数を実質的に
その気柱管の長さを連続的に変化させることによって多
数の周波数に分散させる薄板状突起をトレッドパターン
の各主溝に設け、主溝の横断方向に突出させている。こ
の薄板状突起によって、気柱管のその部分に振動の節を
生じさせ、即ち振動の波長を変化させることによって特
定の気柱管共鳴周波数を多数の周波数に分散させ、いわ
ゆるホワイトノイズ化することでパターンノイズを低減
化させている。
【0003】また、特許第2521704号は、主溝の
底部から踏面方向に突出して高さが踏面より高くなく、
両側が溝側壁に連なり、主溝の長手方向長さよりも溝幅
方向の長さが長く、かつタイヤの幅方向に略二分する隙
間をもつ突部を、主溝に多数設けることを提案してい
る。これにより、前記、特開平5−131813号と同
じ効果により、騒音を低減させようとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の技
術はいずれも、タイヤ騒音のうち、タイヤトレッド部の
溝と路面で形成される気柱管共鳴音の発生を防げるもの
であり、気柱管を構成する溝の側壁から、薄膜板、突部
等のヒレ状の堰を突出させ、その堰で気柱振動の節を形
成させて、路面との間の気柱の長さを特定の値(接地長
さ)から連続的に異なる多数の値にして実質的に気柱振
動の発生を防止している。
【0005】しかし、実際の車両にタイヤを装着して騒
音を測定すると、台上試験とは異なって、タイヤトレッ
ド部における気柱管共鳴音の発生はほとんどなく、タイ
ヤ騒音への寄与度は低いのが実情である。
【0006】また、気柱管共鳴音の発生を阻止するため
には、堰の数は、普通、タイヤ周方向の主溝には周上に
10〜20個ほど必要であることから、この溝壁から突
き出す当該堰は、溝内の排水効果を落とし、湿潤路での
制動性及び操縦安定性を損なう原因ともなる。
【0007】本発明の目的は、実車におけるタイヤ騒音
を低減することができる空気入りタイヤを提供するとこ
ろにある。
【0008】本発明の他の目的は、タイヤトレッド部に
形成された溝の排水性能を損なうことなく、タイヤ騒音
を低減することができる空気入りタイヤを提供するとこ
ろにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、タイヤトレッ
ド部表面に、溝と溝の区画によって構成された縦列リブ
群或いは縦列ブロック群を複数列持つ空気入りタイヤに
おいて、上記縦列リブ群或いは縦列ブロック群を構成す
る当該リブ又はブロックに、当該リブ又はブロックの固
有振動数の振動を吸収する動吸振器を形成し、当該動吸
振器を、当該リブ又はブロックが振動するトレッド表面
に沿う方向とタイヤ半径方向の振動方向に対応した、断
面が円又は多角形状をなす突出体で構成したことを特徴
とする空気入りタイヤである。
【0010】タイヤの振動による騒音は、タイヤが回転
し、トレッド部の接地部要素であるリブ又はブロックが
路面と接触するとき、トレッドパターンにおけるリブの
ジグザグ又はブロックを構成するトレッド幅方向の溝或
いはサイプ、切り込み等の不連続要素が、路面との間で
衝撃力を発生させ、また更に路面の凹凸がタイヤに衝突
して衝撃力を発生させることによって生じる。また、リ
ブ又はブロック表面において、路面、即ち接地面との間
で発生していた摩擦力がタイヤの回転で路面から離れる
ことによる急激な解放に基づく反発力によっても生じ
る。これらの衝撃力又は反発力は、トレッドのブロック
やリブそのものを振動させて騒音となる。よって、これ
らの振動を押さえることがタイヤ騒音の低減化につなが
る。振動を押さえるには、二つの方法がある。一つは前
記衝撃力を弱める方法であり、もう一つは衝撃力を受け
てしまったトレッド要素を適当な緩衝法で振動を弱め、
また熱に変換し、吸収する方法である。本発明は後者の
方法を採用している。
【0011】ところで、被振動体の振動を押さえ、騒音
源としない制振方法の一つに動吸振器をその対象物に付
加する方法がある。これは、他の制振システムが用いに
くい場合で、対象とする振動の周波数が特定されるとき
に有効である。即ち、目的の振動体の固有振動数に合わ
せた固有振動数を持つ付加質量を与えたとき、その周波
数にのみ制振効果がある。よって周波数が広い範囲にわ
たるタイヤ振動音には、一般的にこの方法は、使用でき
ないと考えられる。
【0012】しかし、本発明者は、タイヤトレッド部の
ブロックあるいはリブの側壁に同材質の動吸振器となる
質量を接合させ、ゴムの持つ高度の粘弾性と、形状、寸
法などを考慮して、動吸振器となる質量例えば動吸振器
の突出体を、ブロック又はリブの寸法、形状そして材質
などから決まる固有振動数の振動を吸収する形態に構成
することによって、顕著な制振効果を発揮することを見
出した。
【0013】即ち、タイヤ表面のリブ或いはブロックが
路面に衝突し、或いは負荷による変形状態から急激に開
放されるとき、リブ或いはブロックはそれぞれが持って
いる形状、寸法、物性等によって決まる固有振動数の基
本周波数で特に強く振動する。この固有振動数の振動の
大きさは、タイヤから発生する騒音のうち、騒音の大き
さ(レベル)に寄与度が大きい、タイヤの回転数と、タ
イヤ踏面部に設置されているトレッドパターンのピッチ
数の積で表され、前記固有振動数とは別の、範囲の広い
周波数(車輌の常用速度範囲でも0Hzを超えて〜20
00Hzに達する)を持つ振動音(パターン加振音)の
大きさを決めていることを見出した。即ち、一つの振動
数の大きさを低減する事で、タイヤ騒音に寄与の大きい
広範囲の振動数の振動の低減が可能となるのである。
【0014】動吸振器は、それが持つ固有振動数と、主
振動系の加振周波数との共振時の如く特定の周波数にの
み効果が期待できるものである。従って、従来は、前記
タイヤ騒音の主要因であるパターン加振音の低減には動
吸振器は用いられなかった。
【0015】しかし、本発明では、リブ或いはブロック
の振動とパターン加振音との関係を見出したことによ
り、補助振動系が持つ特定の周波数にのみ制振効果のあ
る動吸振器が、周波数が広範囲に変化するパターン加振
音の制振、即ちタイヤ騒音低減に効果的に対応できるこ
とを見出したのである。さらに、このパターン加振音の
広い範囲の周波数が、タイヤ負荷状態での固有振動数の
うちの一つで最も顕著な、トラック・バス用タイヤでお
よそ400Hz〜700Hz、ライトトラック用タイヤ
でおよそ600Hz〜900Hz、乗用車用タイヤでお
よそ900Hz〜1200Hzの範囲の固有振動数と共
振するとき、さらに大きな騒音をタイヤから放射するの
であるが、前記の如く動吸振器によって、リブ或いはブ
ロックの元々の振動の大きさが既に低減されているか
ら、共振時の振動の大きさも小さくなる。
【0016】本発明は、上述の通りであるので、実車走
行の際、当該リブ又はブロックが持つ固有振動数の振動
を、補助振動系として付与した動吸振器が吸収するか
ら、タイヤ騒音として現れるタイヤ回転数に比例して広
い範囲に変化する周波数の振動の強さを低減できる。即
ち、特定周波数の振動にのみ対応可能な動吸振器をトレ
ッドのリブ或いはブロックに形成する事により、タイヤ
回転数が変化して振動の周波数が広く変化しても、既に
動吸振器で対応可能な、1つの形状、寸法、材料物性で
決まる固有振動数領域で振動を低減してあるため、動吸
振器のないタイヤと比較して、振動が効果的に抑制さ
れ、タイヤ騒音を顕著に低減できる。
【0017】また、特に本発明では、既述の通り、上記
動吸振器の突出体を、トレッド表面に沿う方向とタイヤ
半径方向の振動方向に対応する、断面が円又は多角形状
をなした突出体で構成していることから、タイヤトレッ
ド部のリブ又はブロックにおいてタイヤ周方向、タイヤ
幅方向及びタイヤ径方向等のどの方向の振動に対しても
制振作用を発揮し、実車におけるタイヤ騒音を低減する
ことができる。
【0018】また、本発明は、主溝と路面とで構成され
る気柱管内で生じる気柱管共鳴振動を防止する技術では
なく、ブロック又はリブ自体の固有振動数で振動する主
振動を補助振動系の動吸振器の突出体によって逃がし、
吸収する構成であるので、主溝に排水性を阻害するほど
の或いは、阻害する様な堰を設けなくても設計上対応で
きるため、タイヤトレッド部に形成された溝の排水効果
を落とすことなく、タイヤ騒音を低減することができ
る。
【0019】動吸振器の配置個所は、特に制限されるも
のでない。しかしながら、動吸振器の突出体は、ブロッ
ク又はリブにおけるどの振動方向に対しても更に応答し
やすくするため、リブ又はブロックの複数の側壁に設け
る事が望ましい。
【0020】また、動吸振器の突出体の寸法、形状、或
いは材料物性が異なれば低減対象周波数も異なる。よっ
て例えば複数の寸法からなる動吸振器の突出体を側壁に
接合すると、より効果的に振動、即ち騒音のレベルを下
げることができる。また、同様の理由より、リブ又はブ
ロックの側壁の深さ方向に、低減対象周波数に応じて複
数分割した動吸振器の突出体を形成することも可能であ
る。
【0021】また、動吸振器の突出体を、リブ又はブロ
ックの側壁に形成された窪みの底やリブ又はブロックの
表面に開口する開口穴内部に形成することもできる。か
かる場合、溝への突き出し量が少なくなり、溝の排水性
を妨げない。また、上記窪みや開口穴を採用した場合、
動吸振器の突出体の突出量を、リブ又はブロックの側壁
面又はリブ又はブロックの表面から“0”あるいは
“−”とすることもできる。すなわち、動吸振器の突出
体の突出長を、上記窪み又は開口穴の奥行き深さと同じ
か又はそれより浅くすることができる。かかる構成を採
用した場合、一層排水性に対し良好な効果が得られる。
特に、スリットのごとき狭い溝により効果的である。
【0022】動吸振器の突出体は、その設計条件によっ
ては、個数を多くする事、或いはその質量を多くする事
が振動吸収効果にとって好ましいため、その場合、ブロ
ックあるいはリブの体積を減らすことがあり、耐摩耗性
の面から好ましい上限ができ、動吸振の効果の面から好
ましい下限が定まる。かかる点を鋭意検討した結果、動
吸振器の突出体の場合、一つの縦列リブ群或いは一つの
縦列ブロック群を構成するリブ又はブロックの総体積を
Mとしたとき、動吸振器の突出体の総体積mは、 0.01M<m<0.20M の範囲にあることが好ましいことを見出した。動吸振器
の突出体の総体積mが0.01M以下の場合は、動吸振
の効果の面から好ましくなく、動吸振器の突出体の総体
積mが0.20M以上の場合は、ブロックあるいはリブ
の体積が低下し過ぎ、耐摩耗性の面から妥当でない。
【0023】ところで、ブロックパターンを持つトレッ
ドの中で、振動騒音の寄与度が最も大きい部分は、ショ
ルダー接地端を含むタイヤショルダー領域のブロック又
はリブである。これはそれらの振動が、タイヤサイドウ
ォール部に伝わり、音として発現しやすいことによる。
タイヤセンター領域からの振動はサイドウォール部には
距離が長く、途中で減衰があるため、寄与度が小さくな
る。従って、動吸振器としての突出体は、タイヤトレッ
ド部の少なくともショルダー接地端を含むトレッド幅方
向外側のショルダー領域の縦列リブ或いは縦列ブロック
群に形成することが好ましい。また、バットレス部を構
成するショルダー領域の縦列リブ或いは縦列ブロック群
の外側壁に形成することが好ましい。
【0024】また、本発明の動吸振器は、特に限定され
ないが、リブ又はブロックの一部をなす突出体で構成す
ることが好ましい。
【0025】本発明の動吸振器の突出体の断面形状は、
既述の通り、トレッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ
周方向及び、タイヤ半径方向の振動方向に対応する、断
面が円又は多角形状であることが重要である。但し、動
吸振器の突出体はその断面以外は、その形状、寸法及び
材料特性で定まる固有振動数が、制振対象物としてのリ
ブ又はブロックの固有振動数にほぼ一致する様に設計す
れば差し支えない。本発明の対象とする周波数は、ほぼ
250Hz〜6000Hzのトレッド表面に沿うタイヤ
幅方向とタイヤ周方向及び、タイヤ半径方向のリブ或い
はブロックの固有振動数や、0Hzを超えて〜2000
Hzまでの車輌の常用速度域(0Km/hを超えて〜1
20Km/h位)でのパターンピッチ数とタイヤ周速と
の積に比例する周波数の振動、並びに加速走行の際のト
レッド表面と路面との滑りに基づく、振動の1成分であ
る800Hz〜4000Hzの振動ほか、さらにトレッ
ド上の横溝の存在や縦溝のジグザグの存在等の、トレッ
ドの不連続要素が、接地する瞬間と接地から離れる瞬間
の急激な方向変化に伴う向心力の変動により、タイヤ径
方向に加振される振動が含まれる。
【0026】本発明においては、リブ或いはブロックの
固有振動数が、その寸法、形状や負荷の方向によって異
なるため、動吸振器もそれに合わせて設計する必要があ
る。従って、動吸振器の突出体の寸法、形状は、目的に
応じて種々異なったものとなる。しかし、その設計手法
は、一般の動吸振器のそれと同じ様に行うことができ
る。
【0027】即ち、動吸振器を効果的に働かせるために
は、次の二つの最適値に設計条件を近づけなければなら
ない。 最適振動数比 最適振動数比は、リブ或いはブロックの周方向に沿った
固有振動数ωMと付加すべき動吸振器の固有振動数ω
との比(ω/ωM)で、これをAとすると、A
1/(1+μ)となる。但し、μ=m/Mで、Mはリブ
或いはブロックの、mは動吸振器の突出体の、それぞれ
等価質量である。等価質量は、リブ或いはブロック及
び、動吸振器の突出体が共に、片持ち梁の如く振動体そ
れ自身の中に質量が分布しているために、それが仮想的
に梁の先端に集中した場合よりも小さな質量としての振
動運動が発生する。従って、等価質量はこの実際の質量
よりも小さく、大きな分布質量と等価な働きをするもの
を言う。等分布質量(動吸振器の突出体ならば、その断
面形状、寸法が一様である場合)なら、その等価質量は
およそ0.24×実際の質量である。
【0028】最適材料特性(最適減衰比) 必要とされる最適減衰比"ζ"は、"μ"が決まったな
ら、ζ=〔3μ/8(1+μ)0.5として与え
られる。これに対して、設計タイヤの減衰比"ζ"は、ζ
=C/2m(k/M)0.5であるから、これらのM、
m、K、Cを組み合わせて設計して、"ζ"が"ζ"に接
近するようにすれば良い事となる。ここで、"K"は動吸
振器を付加すべきリブ或いはブロックの、トレッド表面
に沿い、且つ低減すべき振動の方向の単位変位当たりの
剛性(バネ定数)であり、"C"はリブ或いはブロックの
動吸振器の突出体を構成するゴム材質の減衰(粘性)係
数である。
【0029】また、ω=(k/m)0.5、ωM
(K/M)0.5であるから、"ωM "はパターン設計の
やり方やゴム材質、タイヤサイズ等で、およそ250H
z〜6000Hzの間で任意の値をとることになるが、
一般的にはトラック・バス用タイヤで300Hz〜90
0Hz位になる事が多い。
【0030】ωMが決まれば、A=ω/ωMであるか
ら、ω=A・ωM=ωM/(1+μ)が適値である。
ここで、"k"は動吸振器の突出体のバネ定数であり、k
=3EI/Lとして形状寸法の関数として与えられる
から、適値の"ω"に合うように"m"を用いて、その寸
法を決めれば良い。即ち、"E"は用いたゴム材質のモジ
ュラスであり、一般に3MPa〜5.5MPaの値のゴ
ム材質が用いられる。"L"は上記突出体の長さであ
り、"I"は上記突出体の振動方向の断面2次慣性モーメ
ントである。
【0031】前記において、質量比μ=m/Mは動吸
振器の効果の面からその最小値が、トレッド摩耗の面か
らその最大値が決められ、およそ0.01M<m<0.
20M、即ち0.01<μ<0.20となる。この範囲
において、前述のリブ或いはブロックの振動数比"A"
は、0.83〜0.99の値をとる。従って、トラック
・バス用タイヤでは、動吸振器として必要な固有振動数
は250Hz〜900Hzとなる。
【0032】前記において、ゴム材質特性である減衰
(粘性)係数は、最適減衰比が、0.102<ζ
0.21となるから、減衰比"ζ"の式から、ζ=ζ
おいて、C=2ζ(mKμ)0.5として適値が求め
られるが、この材質特性の"C"の値はタイヤとしての本
来の特性である、摩耗、操縦安定性、制動・駆動性能か
ら先に決められてしまうため、設計上の融通制がないの
が普通である。よって、設計すべき減衰比ζをζに近
づける為にはm、K、μを調整することになる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は本発明にかかる空気入りタ
イヤの一実施形態を示すトレッドパターンの概略展開
図、図2は図1におけるA−B線概略拡大断面図であ
る。図3は図1におけるC−D線概略拡大断面図であ
る。図4は図1におけるタイヤショルダー領域周辺の概
略断面図である。
【0034】図において、1はタイヤトレッド部、2は
タイヤトレッド部1の表面に、溝と溝の区画によってタ
イヤ周方向に配列された縦列ブロック群である。縦列ブ
ロック群2は、図示の様に、タイヤ幅方向の両側からタ
イヤセンターに向かって、タイヤショルダー領域の縦列
ブロック群2a、2f、メディエイト領域の縦列ブロッ
ク群2b、2e及びタイヤセンター領域の縦列ブロック
群2c、2dによってそれぞれ構成されている。
【0035】本実施形態では、上記縦列ブロック群2の
各ブロック3に、路面への打撃から受ける衝撃力或いは
摩擦力の急激な解放に基づく反発力によってタイヤトレ
ッド部1のトレッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周
方向及び、タイヤ半径方向に振動する当該ブロック3が
持つ固有の振動数の振動を吸収する動吸振器の突出体4
が形成されている。
【0036】そしてこの動吸振器の突出体4は、トレッ
ド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、タイヤ
半径方向の振動方向に対応した、断面が円形状をなす突
出体で構成されている。
【0037】メディエイト領域の縦列ブロック群2b、
2eでは、図1に示す様に、メディエイト領域をタイヤ
幅方向に延びる横溝6を挟んで配列されているブロック
3b及びブロック3eに、ブロック3b、3eの一部を
なして上記横溝6に突出する動吸振器の突出体4b、4
eが形成されている。この動吸振器の突出体4b、4e
は、図1及び図2に示す様に、側壁31b、31eにお
いてブロック内に入り込んだ窪み32b、32eの内部
に突出体として形成されている。
【0038】タイヤショルダー領域の縦列ブロック群2
a、2fでは、図1に示す様に、タイヤショルダー領域
をタイヤ幅方向に延びる横溝7を挟んで配列されている
ブロック3a及びブロック3fに、ブロック3a、3f
の一部をなして上記横溝7に突出する動吸振器の突出体
4a、4fが形成されている。この動吸振器の突出体4
a、4fは、図1及び図3に示す様に、側壁31a、3
1fにおいてブロック内に入り込んだ窪み32a、32
fの内部に突出体として形成されている。また、タイヤ
ショルダー領域の縦列ブロック群2a、2fでは、図1
及び図4に示す様に、バットレス部の外側壁8a、8b
にも窪み81a、81bが形成され、当該窪み81a、
81bの内部に動吸振器の突出体4g、4hが形成され
ている。
【0039】タイヤセンター領域の縦列ブロック群2
c、2dでは、図1に示す様に、タイヤセンター領域を
タイヤ周方向に延びる傾斜状の細溝5を挟んで配列され
ているブロック3c及びブロック3dには、動吸振器の
突出体が形成されていないが、当該領域に動吸振器の突
出体を形成することもできる。
【0040】これらの動吸振器の突出体4a、4b、4
e、4f、4g、4hは、それぞれのブロック3a、3
b、3e、3fを主振動系と把握し、路面への打撃から
受ける衝撃力或いは摩擦力の急激な解放に基づく反発
力、さらに、トレッド上の横溝の存在や、縦溝のジグザ
グの存在等の、トレッドの不連続要素が接地する瞬間と
接地から離れる瞬間の急激な方向変化に伴う向心力の変
動によってタイヤ半径方向に加振される振動によって、
トレッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、
タイヤ半径方向に振動する当該各ブロック3a、3b、
3e、3fが持つ固有の振動数の振動を補助振動系とし
て吸収する様に構成されている。具体的には、例えば、
トレッドパターンのリブ或いはブロックの形状、寸法そ
して材質で決まるトラック・バス用タイヤでは、およそ
300Hz〜900Hzのトレッド表面に沿う方向の固
有振動数の振動エネルギーを吸収する事の出来る補助振
動系の動吸振器の突出体で構成されている。従って、こ
の振動エネルギーが上記動吸振器の突出体によって吸収
されるため、当該振動の大きさを決めているパターンの
ピッチ数とタイヤの回転数で決まる車輌の常用速度(お
よそ0km/hを超えて〜120km/hまで)で発生
する広範囲の周波数0Hzを超えて〜2000Hzの振
動の大きさを、全範囲にわたり低減する事が出来る。さ
らに後者の振動の大きさの低減は、タイヤの負荷状態で
の固有振動数のうちで最も顕著なものである、トラック
・バス用タイヤで400Hz〜700Hz、ライトトラ
ック用タイヤで600Hz〜900Hz、乗用車用タイ
ヤで900Hz〜1200Hzの振動との共振時の振動
の大きさを低減し、タイヤから発生する振動に基づく騒
音を効果的に抑制できる。
【0041】本実施形態の発明は、上述の通りであるの
で、実車走行の際、ブロック3a、3b、3e、3f
に、路面への打撃から受ける衝撃力或いは摩擦力の急激
な解放に基づく反発力、さらに、トレッド上の横溝の存
在や、縦溝のジグザグの存在等の、トレッドの不連続要
素が接地する瞬間と接地から離れる瞬間の急激な方向変
化に伴う向心力の変動によって、トレッド部1のトレッ
ド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、タイヤ
半径方向に振動する当該ブロック3a、3b、3e、3
fが持つ固有の振動数の振動を、補助振動系としての動
吸振器の突出体4a、4b、4e、4f、4g、4hが
吸収することから、顕著な制振効果を発揮することがで
きる。しかもタイヤトレッド部において発生する広範囲
のパターンのピッチ数とタイヤの回転数で決まる周波数
に対しても、それの大きさを決めている元の加振源の強
さが上記動吸振器の突出体4a、4b、4e、4f、4
g、4hによって低減されているため同時に低減するこ
とができる。
【0042】ところで、本発明は上記の実施形態のタイ
ヤに限定されない。例えば、図5に示す様に、断面が円
形状をなした動吸振器の突出体9a、9bをブロック1
0内の複数の側壁10a、10bに設けることもでき
る。この場合、ブロック10の内部に入り込んだ窪み1
0cを当該ブロック10の側壁10aに形成し、当該窪
み10cの内部に、主溝11に対して直交する方向に主
溝11に飛び出した状態で突出する動吸振器の突出体9
aを形成することができる。また、同図に示す様に、前
記実施形態と同じく、ブロック10の内部に入り込んだ
窪み10dを当該ブロック10の側壁10bに形成し、
当該窪み10dの内部に、横溝12に対して直交する方
向に横溝12に飛び出ない状態で突出する動吸振器の突
出体9bを形成することができる。
【0043】このように、断面が円形状をなした複数の
動吸振器の突出体9a、9bを形成することにより、ト
レッド部1のトレッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ
周方向及び、タイヤ半径方向に生じる複数の振動の加振
方向に対応することができる。また、一つのブロック又
は一つのリブの中で互いに形状、寸法の異なる複数種類
の動吸振器の突出体を形成して、トレッド部1のトレッ
ド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、タイヤ
半径方向に生じる複数の振動の加振方向に対応すること
ができる。また、主溝に対して斜め方向に突出する動吸
振器の突出体を形成したり、上記の様に窪み10dの内
部に収納される動吸振器の突出体9bを形成することに
より、主溝11或いは横溝12の排水性を阻害すること
なく、タイヤ騒音を減ずることができる。
【0044】また、図6に示す様に、ブロック13の主
溝14側の側壁13aに形成する、断面が円形状をなし
た動吸振器の突出体15を、ブロック13の内部方向に
断面三角形状に切り欠かれた内壁131aにおいて形成
することもできる。或いは、タイヤ半径方向に動吸振器
の突出体を傾斜させてその先端をブロックへの接合部よ
りもタイヤ半径方向外又は内側に形成することもでき
る。この場合は、タイヤ及びタイヤ成形金型の製作が容
易になってより好都合である。これらのタイヤの場合
も、排水性能を阻害することなくタイヤ騒音を減ずるこ
とができる。
【0045】また、同図6では、断面が円形状をなした
動吸振器の突出体16が、ブロック13の側壁のコーナ
ー部13bにおいて形成されている。これにより、かか
る動吸振器の突出体16を備えたタイヤは、路面への打
撃から受ける衝撃力或いは摩擦力の急激な解放に基づく
反発力によってトレッド部13においてトレッド表面に
沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、タイヤ半径方向
に振動する当該ブロックが持つ固有の振動数の振動を、
排水性を損なうことなく良好に吸収することができる。
【0046】なお、上述した動吸振器の突出体は、排水
性を阻害しないためには可久的にブロック内部において
突出形成されていることが好ましいが、補助振動系とし
ての動吸振器として機能を発揮する上では、例えばバッ
トレス部を構成するショルダー領域の縦列ブロック群の
外側壁内部において、外側壁から外部に突き出た状態で
突出する動吸振器の突出体を採用することもできる。な
お、動吸振器の突出体は、その耐久性や耐クラック性に
対応するため適当な丸み付けをブロック又はリブとの接
合部分にすることもできる。
【0047】
【実施例】図7に示すトレッドパターンを備えた表1に
示す仕様の空気入りタイヤを製作して、これをトラック
(10トン定積状態の2,2,Dタイプ)の全車軸に装
着し、種々の車輌速度でそのタイヤから発生する騒音の
大きさと周波数の関係を惰性走行試験にて計測評価し
た。また、比較のため、動吸振器を設定配置しない以外
は上記実施例のタイヤと同じ比較例1タイヤ及び、動吸
振器の突出体の断面が矩形である以外はその固有振動数
も上記実施例と同じ比較例2タイヤを製作して、実施例
と同じ試験をした。
【0048】なお、図7のタイヤは、図1に示すタイヤ
とほぼ同一のトレッドパターンを有しており、17はタ
イヤトレッド部、18はタイヤトレッド部17の表面
に、溝と溝の区画によってタイヤ周方向に配列された縦
列ブロック群である。縦列ブロック群18は、図示の様
に、タイヤ幅方向の両側からタイヤセンターに向かっ
て、タイヤショルダー領域の縦列ブロック群18a、1
8f、ミディアム領域の縦列ブロック群18b、18e
及びタイヤセンター領域の縦列ブロック群18c、18
dによってそれぞれ構成されている。このタイヤは、図
1のタイヤと同様に、タイヤ周方向に延びる主溝19
a、19b、19d、19eと細溝19c及びタイヤ幅
方向に延びる横溝20a、20b、20c、20d、2
0e、20fを有している。21a、21fはバットレ
ス部21の外側壁、TCはタイヤセンターラインであ
る。
【0049】上述の様に、実施例に係る図7のタイヤ
は、実施例1とほぼ同様のトレッドパターンであるが、
図7に示すタイヤは、図1に示すタイヤと相違して、動
吸振器の突出体は、タイヤショルダー領域の縦列ブロッ
ク群18a、18fにのみ設置されている。すなわち、
タイヤショルダー領域の縦列ブロック群18aでは、図
7に示す様に、タイヤショルダー領域の横溝20aに対
していずれも同一方向に突出する動吸振器の突出体22
1が各ブロックごとに設置されている。タイヤショルダ
ー領域の縦列ブロック群18fでは、タイヤショルダー
領域の横溝20fに対して上記動吸振器の突出体221
とは反対方向に突出する動吸振器の突出体222が各ブ
ロックごとに設置されている。これらの動吸振器の突出
体221、222は、図7及び図9に示す様に、横溝2
0a、20f側のショルダーブロック23a、23fの
側壁24a、24fにおいて当該ブロック内に入り込ん
だ窪み25a、25fの内部に形成され、タイヤ半径方
向に傾斜しながら横溝20a、20fにわずかに突出し
ている。これらの動吸振器の突出体221、222は、
図9に示す様に、直径8mm、突出長さ11.5mmの
断面が円形状をなす振動要素で構成されている。また、
この動吸振器の突出体221、222は、例えば図9に
も示す様に、そのタイヤの最外周側に位置する外端縁部
222aがタイヤ表面26よりも低く、タイヤの最内周
側に位置する内端縁部222bが溝底面27よりも高い
突出体として構成されている。
【0050】また、この実施例のタイヤのタイヤショル
ダー領域の縦列ブロック群18a、18fには、図7及
び図8に示す様に、バットレス部21の外側壁21a、
21fにも窪み28a、28fが形成され、当該窪み2
8a、の内部に動吸振器の突出体291、292が形成
されている。この動吸振器の突出体291、292は、
前記動吸振器の突出体221、222と同じく、図8に
示す様に、直径8mm、突出長さ11.5mmの断面が
円形状をなす振動要素で構成されている。また、この動
吸振器の突出体291、292は、前記図1に示したタ
イヤと相違して、図7及び図8に示す様に、バットレス
部21の外側壁21a、21fの壁面からわずかに突出
している。
【0051】
【表1】
【0052】図10は、車輌速度が60km/hにおけ
る1/3オクターブバンドの周波数(Hz)と騒音レベ
ル(dB(A))との関係を示している。実線は実施例
を、波線は比較例を示している。
【0053】図10に示す様に、動吸振器の突出体を配
置した実施例タイヤは、比較例1タイヤと比較して、4
00Hz〜700Hzの周波数に対して騒音レベルが低
下していることが認められる。また、実施例タイヤは、
比較例2タイヤと比較して、更に騒音レベルが低下して
いることが認められる。
【0054】図11は、前記実施例及び比較例と同じタ
イヤを用いて、JASO C606台上騒音試験法によ
って計測したタイヤ騒音の結果であり、横軸は車輌速度
(タイヤ周速度)、縦軸は各速度での騒音のオーバーオ
ールレベルである。図11から、実施例は比較例1より
も全速度で騒音レベルが低下しているが、特に、100
km/hのタイヤ負荷状態での固有振動数の最も顕著な
ものである560Hzと共振するときに低減効果の大き
いことが認められる。また比較例2との比較において、
トレッド部のタイヤ半径方向の固有振動数と思われる4
00Hz〜700Hzの低減効果がみられる。
【0055】
【発明の効果】以上の様に、本発明の空気入りタイヤ
は、実車走行の際、当該リブ又はブロックが持つ固有の
振動数の振動を、補助振動系としての動吸振器の突出体
が吸収することから、顕著な制振効果を発揮することが
でき、しかも広範囲の周波数に対応してタイヤ振動騒音
を低減することができる。
【0056】特に、本発明の動吸振器の突出体は、既述
の通り、当該リブ又はブロックが振動するトレッドの表
面に沿う方向とタイヤ径方向の振動方向に対応した、断
面が円又は多角形状をなして構成されていることから、
トレッド表面に沿うタイヤ幅方向とタイヤ周方向及び、
タイヤ半径方向の振動に対して対応することができる。
従って、本発明に係る動吸振器の突出体は、そうでない
例えば板状の動吸振器の突出体と比較して、制振効果が
一層優れると共に、またその配置場所を弾力的にきめる
ことができ、さらに配置数も少なくすることができるた
め、設計上、優れた効果を奏する。
【0057】本発明の空気入りタイヤは、主溝内で生じ
る気柱管共鳴振動を防止する技術ではなく、ブロック又
はリブ自体の主振動を補助振動系の動吸振器の突出体に
よって逃がす構成であるので、主溝に排水性を阻害する
ほどの堰を設けなくても設計上対応できるため、タイヤ
トレッド部に形成された溝の排水性能を落とすことな
く、タイヤ騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる空気入りタイヤの一実施形態を
示すトレッドパターンの概略展開図である。
【図2】図1におけるA−B線概略拡大断面図である。
【図3】図1におけるC−D線概略拡大断面図である。
【図4】図1におけるタイヤショルダー領域周辺の概略
断面図である。
【図5】本発明にかかる空気入りタイヤの他実施形態を
示す単位ブロックの概略斜視図である。
【図6】同他実施形態を示す単位ブロックの概略斜視図
である。
【図7】本発明に係る空気入りタイヤの一実施例を示す
トレッドパターンの概略展開図である。
【図8】同実施例に係るタイヤの概略半断面図である。
【図9】図7におけるE−F線概略断面図である。
【図10】周波数(Hz)と騒音レベル(dB(A))
との関係を示すグラフである。
【図11】タイヤ周速度(Km/h)と騒音レベル(d
B(A))との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 タイヤトレッド部 2 縦列ブロック群 2a タイヤショルダー領域の縦列ブロック群 2b メディエイト領域の縦列ブロック群 2c タイヤセンター領域の縦列ブロック群 2d タイヤセンター領域の縦列ブロック群 2e メディエイト領域の縦列ブロック群 2f タイヤショルダー領域の縦列ブロック群 3 ブロック 3a ブロック 3b ブロック 3c ブロック 3d ブロック 3e ブロック 3f ブロック 31a 側壁 31b 側壁 31e 側壁 31f 側壁 32a 窪み 32b 窪み 32e 窪み 32f 窪み 4 動吸振器の突出体 4a 動吸振器の突出体 4b 動吸振器の突出体 4e 動吸振器の突出体 4f 動吸振器の突出体 4g 動吸振器の突出体 4h 動吸振器の突出体 5 細溝 6 横溝 7 横溝 8a 外側壁 8b 外側壁 81a 窪み 81b 窪み 9a 動吸振器の突出体 9b 動吸振器の突出体 10 ブロック 10a 側壁 10b 側壁 10c 窪み 10d 窪み 11 主溝 12 横溝 13 ブロック 13a 側壁 131a 内壁 14 主溝 15 動吸振器の突出体 16 動吸振器の突出体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤトレッド部表面に、溝と溝の区画
    によって構成された縦列リブ群或いは縦列ブロック群を
    複数列持つ空気入りタイヤにおいて、 上記縦列リブ群或いは縦列ブロック群を構成する当該リ
    ブ又はブロックに、当該リブ又はブロックの固有振動数
    の振動を吸収する動吸振器を形成し、当該動吸振器を、
    当該リブ又はブロックが振動するトレッド表面に沿う方
    向とタイヤ半径方向の振動方向に対応した、断面が円又
    は多角形状をなす突出体で構成したことを特徴とする空
    気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 タイヤトレッド部の少なくともショルダ
    ー接地端を含むトレッド幅方向外側のショルダー領域の
    リブ又はブロックの側壁に、当該リブ又はブロックの内
    部に入り込んだ窪みが形成されており、当該窪みの内部
    に、請求項1の動吸振器の突出体が形成されている請求
    項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 請求項1の動吸振器の突出体が、ブロッ
    クの横溝側の側壁及びバットレス部の外側壁にそれぞれ
    形成されている請求項2記載の空気入りタイヤ。
JP11037050A 1999-02-16 1999-02-16 空気入りタイヤ Pending JP2000233609A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037050A JP2000233609A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11037050A JP2000233609A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 空気入りタイヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000233609A true JP2000233609A (ja) 2000-08-29

Family

ID=12486766

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11037050A Pending JP2000233609A (ja) 1999-02-16 1999-02-16 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000233609A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111122A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
WO2010061631A1 (ja) * 2008-11-27 2010-06-03 株式会社ブリヂストン タイヤ
EP2319713A4 (en) * 2008-08-22 2011-09-14 Bridgestone Corp TIRE
US20110232815A1 (en) * 2008-11-27 2011-09-29 Bridgestone Corporation Tire
EP2151334B1 (en) * 2007-05-28 2014-09-10 Bridgestone Corporation Tire
JP2022121211A (ja) * 2021-02-08 2022-08-19 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111122A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
CN105128602A (zh) * 2007-05-28 2015-12-09 株式会社普利司通 轮胎
US8851130B2 (en) 2007-05-28 2014-10-07 Bridgestone Corporation Tire having rows of block land portions, lateral grooves and at least three circumferential grooves
EP2151334B1 (en) * 2007-05-28 2014-09-10 Bridgestone Corporation Tire
EP2319713A4 (en) * 2008-08-22 2011-09-14 Bridgestone Corp TIRE
CN102196927A (zh) * 2008-08-22 2011-09-21 株式会社普利司通 轮胎
US9186936B2 (en) 2008-08-22 2015-11-17 Bridgestone Corporation Tire
CN102196927B (zh) * 2008-08-22 2013-12-18 株式会社普利司通 轮胎
EP2360033A4 (en) * 2008-11-27 2014-02-26 Bridgestone Corp WHEEL BANDAGE
JP5497662B2 (ja) * 2008-11-27 2014-05-21 株式会社ブリヂストン タイヤ
EP2371583A4 (en) * 2008-11-27 2012-05-23 Bridgestone Corp TIRES
CN102227321A (zh) * 2008-11-27 2011-10-26 株式会社普利司通 轮胎
US8863796B2 (en) 2008-11-27 2014-10-21 Bridgestone Corporation Tire
US9073391B2 (en) 2008-11-27 2015-07-07 Bridgestone Corporation Tire
CN102227321B (zh) * 2008-11-27 2015-07-08 株式会社普利司通 轮胎
US20110232815A1 (en) * 2008-11-27 2011-09-29 Bridgestone Corporation Tire
WO2010061631A1 (ja) * 2008-11-27 2010-06-03 株式会社ブリヂストン タイヤ
JP2022121211A (ja) * 2021-02-08 2022-08-19 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3815758B2 (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP4834715B2 (ja) 車両用ホイール
JP6218651B2 (ja) レゾネータ
JP5231405B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP5475476B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2003146024A (ja) 空気入りタイヤ
JP3717617B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
WO2003082610A1 (en) Pneumatic tire
JP5030753B2 (ja) 空気入りタイヤ
WO2015025670A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP2987134B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH07149114A (ja) 低騒音タイヤ
JP2008174198A (ja) 空気入りタイヤ
JPH10250317A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2001191734A (ja) 重荷重用空気入りタイヤ
JP2000233609A (ja) 空気入りタイヤ
JPH0310912A (ja) 低騒音タイヤ
JPH0939515A (ja) 乗用車用空気入りタイヤ
JPH0958217A (ja) 空気入りタイヤ
JP7069709B2 (ja) タイヤ
JP3043777B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2009083574A (ja) 空気入りタイヤ
JP6760817B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2000233605A (ja) 空気入りタイヤ
JP2008155798A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090206

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090610