JP2000236429A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2000236429A
JP2000236429A JP11035534A JP3553499A JP2000236429A JP 2000236429 A JP2000236429 A JP 2000236429A JP 11035534 A JP11035534 A JP 11035534A JP 3553499 A JP3553499 A JP 3553499A JP 2000236429 A JP2000236429 A JP 2000236429A
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Takaaki Hosoda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中継送信の互換性に優れたファクシミリ装置
を提供する。 【解決手段】 送信ファクシミリ装置100Aは、ステ
ップS4において、転送先の電話番号を伝えるためのボ
ックス番号と、転送結果返送先の電話番号とをFIFに
書き込んだSUBフレームを生成し、このSUBフレー
ムを送信することにより、中継ファクシミリ装置100
Bに画データの転送を依頼する。また、ステップS7に
おいて、転送を依頼した画データを中継ファクシミリ装
置100Bに送信する。中継ファクシミリ装置100B
は、SUBフレームからボックス番号および転送結果返
送先の電話番号を読み込む。そして、このボックス番号
に登録された転送先電話番号を中継管理テーブルから検
索し、この転送先に上記の画データを転送する。また、
転送が完了したら上記の転送結果返送先に転送結果を返
送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、SUBフレームを
送受信することにより送信ファクシミリ装置から中継フ
ァクシミリ装置に画データの転送を依頼するファクシミ
リ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置間の通信手順は、IT
U(International Telecommunications Union:国際電
気通信連合)の勧告T.30およびT.33によって決
められている。ファクシミリ装置間の通信は、CNG信
号(呼出し信号),CED信号(呼出し応答信号),T
CF信号(トレーニングチェック信号)等のITU勧告
の標準制御信号と、DISフレーム(ディジタル識別フ
レーム),DCSフレーム(ディジタル命令フレー
ム),CFRフレーム(受信準備確認フレーム),EO
Pフレーム(手順終了フレーム),MCFフレーム(メ
ッセージ確認フレーム),DCNフレーム(切断命令フ
レーム),TSIフレーム(送信端末識別フレーム),
SUBフレーム,NSFフレーム(非標準機能識別フレ
ーム),NSSフレーム(非標準機能設定フレーム)等
のITU勧告の制御フレームとによって制御される。D
ISフレーム,DCSフレーム,CFRフレーム,EO
Pフレーム,MCFフレーム,DCNフレーム,TSI
フレーム,SUBフレーム等は、標準制御フレームであ
り、NSFフレームおよびNSSフレームは、非標準制
御フレームである。また、ファクシミリ送信シーケンス
に最低必要なのは、CNG信号,CED信号,TCF信
号,DISフレーム,DCSフレーム,CFRフレー
ム,EOPフレーム,MCFフレームである。TSIフ
レーム,SUBフレーム,NSFフレーム,NSSフレ
ーム等は、オプショナルな制御フレームである。
【0003】CNG信号は1100[Hz]の断続信号
であり、CEDは2100[Hz]の断続信号である。
また、TCF信号は”0”の連続信号である。また、全
ての制御フレームは、HDLC(High-level Data Link
Control:ハイレベルデータリンク制御手順)フレーム
である。
【0004】図16はHDLCフレームの構成図であ
る。HDLCフレームは、フレームの初めと終わりを識
別するための8ビットのフラグシーケンス(”0111111
0”)と、16ビットのHDLCアドレス/コントロー
ルフィールド(”11111111 11000000”または”1111111
1 11001000”)と、HDLCインフォメーションフィー
ルドと、フレームの伝送誤りをチェックするための16
ビットのフレーム・チェッキング・シーケンスとにより
構成されている。HDLCインフォメーションフィール
ドは、8ビットのファクシミリ・コントロール・フィー
ルド(FCF)と、ファクシミリ・インフォメーション
・フィールド(FIF)とにより構成されている。
【0005】FCFには、制御フレームを識別するため
の制御コードを入れる。例えば、DISフレームの制御
コードは”00000001”、DCSフレームの制御
コードは”11000001”である。また、FIFに
は、FCFの制御コードをさらに明らかにするための制
御付加データを入れる。DISフレーム等の標準制御フ
レームは、制御コードおよび制御付加データの構成が決
められているが、NSFフレームおよびNSSフレーム
の非標準制御フレームは、制御コードのみ決められてお
り、制御付加データの構成は決められていない。
【0006】以下に、送信ファクシミリ装置から受信フ
ァクシミリ装置に画データを直接送信する通常送信シー
ケンスを説明する。図17はファクシミリ装置による通
常送信シーケンスを説明する図である。図17におい
て、発呼側端末は送信ファクシミリ装置、着呼側端末は
受信ファクシミリ装置である。図17の通常送信シーケ
ンスは、非標準制御フレームの送受信を含まない標準通
信手順である。
【0007】図17の通常送信シーケンスにおいて、ユ
ーザが送信ファクシミリ装置を操作し、受信ファクシミ
リ装置の電話番号をダイヤルすると、送信ファクシミリ
装置は、上記ダイヤルされた受信ファクシミリ装置の電
話番号を通信回線に送信する。電話網は、上記受信ファ
クシミリ装置の電話番号を認識し、受信ファクシミリ装
置にCNG信号(呼出し信号)を送信する(ステップS
101)。
【0008】受信ファクシミリ装置は、CNG信号を検
知すると、CED信号(呼出し応答信号)を返送する。
電話網は、CED信号を送信ファクシミリ装置に送信す
るとともに、送信ファクシミリ装置と受信ファクシミリ
装置の間に通話路を開設する(ステップS102)。
【0009】また、受信ファクシミリ装置は、通話路が
開設されたあとに、自機の標準通信機能(画データの通
信速度等)を送信ファクシミリ装置に通知するためのD
ISフレームを送信ファクシミリ装置に送信する(ステ
ップS103)。
【0010】送信ファクシミリ装置は、受信したDIS
フレームを解析する。つまり、受信した制御フレームの
FCF(図16参照)に書き込まれた制御コードから、
この制御フレームがDISフレームであることを認識
し、このDISフレームのFIF(図16参照)に書き
込まれた制御付加データから、受信ファクシミリ装置の
標準通信機能を認識する。そして、有効にしたい標準通
信機能を受信ファクシミリ装置に命令するためのDCS
フレームを編集し、受信ファクシミリ装置に送信する。
つまり、DCSフレームのFIFに、有効にしたい標準
通信機能に対応する制御付加データを書き込み、このD
CSフレームを受信ファクシミリ装置に送信する。受信
ファクシミリ装置は、受信したDCSフレームを解析
し、DCSフレームのFIFから読み込んだ制御付加デ
ータに従って、自装置の標準通信機能を設定する(ステ
ップS104)。
【0011】次に、送信ファクシミリ装置は、上記の標
準通信機能の設定に従って画データを高速送信するため
のTCF信号(トレーニングチェック信号)を受信ファ
クシミリ装置に送信する。受信ファクシミリ装置は、T
CF信号を受信することにより、通信制御部の受信速度
を調整する(ステップS105)。
【0012】受信ファクシミリ装置は、受信速度の調整
が完了すると、受信の準備が完了したことを送信ファク
シミリ装置に通知するためのCFRフレームを返送する
(ステップS106)。
【0013】送信ファクシミリ装置は、CFRフレーム
を受信すると、符号化した画データを送信ファクシミリ
装置に送信する。受信ファクシミリ装置は、上記の画デ
ータを受信し、主メモリに記憶させる(ステップS10
7)。
【0014】送信ファクシミリ装置は、画データの送信
を完了すると、画データの送信を終了したことを受信フ
ァクシミリ装置に通知するためのEOPフレームを送信
する(ステップS108)。
【0015】受信ファクシミリ装置は、EOPフレーム
を受信すると、画データの送信が完了したことを認識
し、EOPフレームに対する応答となるMCFフレーム
を返送する(ステップS109)。
【0016】送信ファクシミリ装置は、MCFフレーム
を受信すると、通話路を切断するためのDCNフレーム
を送信し、通信を終了する。受信ファクシミリ装置は、
DCNフレームを受信すると、通信を終了する。また、
電話網は、送信ファクシミリ装置が回線を開放したこと
を検出すると、送信ファクシミリ装置と受信ファクシミ
リ装置の間の通話路を切断する(ステップS110)。
以上により、通常送信シーケンスを完了する。
【0017】次に、中継送信シーケンスを説明する。図
18は中継送信を説明する図である。中継送信とは、送
信機(送信ファクシミリ装置)Aから中継機(中継ファ
クシミリ装置)Bに画データを送信するとともに、転送
先を通知してその画データの転送を依頼し(転送依頼シ
ーケンスと称する)、中継機Bから転送先の受信機(受
信ファクシミリ装置)C(C1,C2)に画データを転
送し(転送シーケンスと称する)、中継機Bから送信機
Aに転送結果を返送する(転送結果返送シーケンスと称
する)機能である。
【0018】例えば、日本にある送信機Aから、ニュー
ヨークにある受信機C1とワシントンにある受信機C2
にファクシミリ送信したい場合、ニューヨークとワシン
トンに2回国際通信することになり、通信料金がかか
る。そこで、ロサンゼルスにある中継機Bにファクシミ
リ送信して転送を依頼し、ロサンゼルスからアメリカの
国内電話網を経由してニューヨークとワシントンに転送
するようにすると、1回の国際通信で国外の複数箇所に
送信することができる。転送が完了すると、国際通信に
より転送結果がロサンゼルスから日本に返送されるが、
この転送結果の返送は、正常に転送できたか否かを画デ
ータで返送するだけなので、通信時間は極めて短い。
【0019】図19は、中継送信機能を有する従来のフ
ァクシミリ装置10のブロック構成図である。ファクシ
ミリ装置10は、ファクシミリ装置全体を制御する制御
部1と、ユーザが送信操作をするための操作部2と、送
信先の電話番号や通信結果を表示する表示部3と、送信
原稿(送信画情報)を読み取る読み取り部4と、受信画
情報などを印刷する印刷部5と、電話網との通信を制御
をする通信制御部6と、バス7とを備えている。制御部
1は、マイクロプロセッサ(以下、MPUと表記する)
1aと、半導体メモリ等からなる主メモリ1bとを備え
ている。MPU1aと、主メモリ1bと、操作部2と、
表示部3と、読み取り部4と、印刷部5と、通信制御部
6とは、バス7によって相互に接続されている。また、
通信制御部6は、電話網の通信回線8に接続されてい
る。
【0020】制御部1の主メモリ1bには、RAM等か
らなる揮発性記憶領域と、EEROM等からなる書き換
え可能な不揮発性記憶領域とが設けられている。揮発性
記憶領域には、送受信画データ1b1等が一時的に記憶
される。また、不揮発性記憶領域には、中継送信プログ
ラム1b3を含む制御プログラム1b2が記憶されてい
る。中継送信プログラム1b2は、NSFフレームおよ
びNSSフレームを送受信する非標準通信手順により中
継送信を実施するプログラムである。MPU1aは、制
御プログラム1b2に従ってファクシミリ装置10を制
御する。
【0021】以下に、従来のファクシミリ装置10によ
る中継送信シーケンス(転送依頼シーケンス、転送シー
ケンス、および転送結果返送シーケンス)について説明
する。以下の説明において、送信機Aとなる従来のファ
クシミリ装置10を送信ファクシミリ装置10A、中継
機Bとなる従来のファクシミリ装置10を中継ファクシ
ミリ装置10Bとする。なお、転送先の受信機Cは、中
継送信機能を持たないファクシミリ装置でも良い。
【0022】まず、送信ファクシミリ装置10Aから中
継ファクシミリ装置10Bに画データの転送を依頼する
転送依頼シーケンスを説明する。図20は従来のファク
シミリ装置10による転送依頼シーケンスを説明する図
である。
【0023】図20において、DISフレームおよびD
CSフレームはITU勧告の標準制御フレームである。
DISフレームは、中継ファクシミリ装置10Bが自装
置に設けられているITU勧告の標準通信機能を送信フ
ァクシミリ装置10Aに通知するための制御フレームで
ある。また、DCSフレームは、送信ファクシミリ装置
10Aが中継ファクシミリ装置10Bの標準通信機能の
中の有効にしたい機能を中継ファクシミリ装置10Bに
命令するための制御フレームである。
【0024】これに対し、NSFフレームおよびNSS
フレームは、ITU勧告のオプショナルな非標準制御フ
レームである。NSFフレームのFCF(制御コード)
は”00000100”、NSSフレームのFCFは”
11000100”である。また、NSFフレームのF
IF(制御付加データ)およびNSFフレームのFIF
の構成は決められていない。従って、NSFフレームの
FIFおよびNSSフレームのFIFには、非標準の構
成を有する制御付加データが書き込まれる。NSFフレ
ームは、中継ファクシミリ装置10Bが自装置に設けら
れている中継送信機能等の非標準通信機能を送信ファク
シミリ装置10Aに通知するための制御フレームであ
る。また、NSSフレームは、送信ファクシミリ装置1
0Aが中継ファクシミリ装置10Bの非標準通信機能の
中の有効にしたい機能を中継ファクシミリ装置10Bに
命令するための制御フレームである。NSFフレームお
よびNSSフレームを送受信するには、上記の非標準の
構成を有する制御付加データを理解し、非標準機能を起
動し、実施するためのプログラムが必要であり、ファク
シミリ装置10では、中継送信プログラム1b3がこの
プログラムに相当する。
【0025】図20の転送依頼シーケンスにおいて、ユ
ーザが送信ファクシミリ装置10Aの操作部2を操作
し、中継ファクシミリ装置10Bの電話番号をダイヤル
するとともに、転送先の受信機Cの電話番号(あるい
は、受信機Cの電話番号が中継ファクシミリ装置10B
に登録されている場合は、受信機Cの電話番号に対応す
る転送識別番号)を入力すると、送信ファクシミリ装置
10Aは、ダイヤルされた中継ファクシミリ装置10B
の電話番号を電話網に送信する。電話網は、上記中継フ
ァクシミリ装置10Bの電話番号を認識し、中継ファク
シミリ装置10BにCNG信号を送信する(ステップS
121)。
【0026】中継ファクシミリ装置10Bは、CNG信
号を検知すると、CED信号を返送する。電話網は、送
信ファクシミリ装置10Aと中継ファクシミリ装置10
Bの間に通話路を開設する(ステップS122)。
【0027】また、中継ファクシミリ装置10Bは、受
信ファクシミリ装置10Aとの通話路が開設されたあと
に、自装置の非標準通信機能を送信ファクシミリ装置1
0Aに通知するためのNSFフレーム、および自装置の
標準通信機能を送信ファクシミリ装置10Aに通知する
ためのDISフレームを送信する(ステップS12
3)。NSFフレームのFIFには、中継送信プログラ
ム1b3に従って編集された非標準データが入ってい
る。
【0028】送信ファクシミリ装置10Aは、受信した
NSFフレームを解析し、中継ファクシミリ装置10B
の非標準通信機能の中に中継送信機能があることを認識
する。そして、中継ファクシミリ装置10Bに中継送信
機能を有効にすることを命令し、画データの転送を依頼
するためのNSSフレームを編集し、このNSSフレー
ムを送信する。また、送信ファクシミリ装置10Aは、
受信したDISフレームを解析し、中継ファクシミリ装
置10Bの標準通信機能を認識する。そして、有効にし
たい標準通信機能を中継ファクシミリ装置10Bに命令
するためのDCSフレームを編集し、このDCSフレー
ム送信する(ステップS124)。NSFフレームのF
IFには非標準データが書き込まれているので、NSF
フレームのFIFは中継送信プログラム1b3に従って
解析される。また、NSSフレームのFIFには、中継
送信プログラム1b3に従って編集された非標準データ
が書き込まれる。この非標準データは、転送先(受信機
C)の電話番号と、転送結果返送先(送信ファクシミリ
装置10A)の電話番号とにより構成される。なお、中
継ファクシミリ装置10Bに転送識別番号ごとに転送先
の電話番号を登録した転送テーブルが設けられている場
合は、上記の非標準データは、転送先の転送識別番号と
転送結果返送先の電話番号とにより構成される。
【0029】中継ファクシミリ装置10Bは、受信した
DCSフレームを解析し、自機の標準通信機能を設定す
る。また、中継ファクシミリ装置10Bは、NSSフレ
ームを受信すると中継送信プログラム1b3を起動し、
中継送信プログラム1b3に従って、NSSフレームを
解析し、転送先の電話番号(あるいは転送識別番号)
と、転送結果返送先の電話番号とを主メモリ1bに記憶
させる。
【0030】次に、図17のステップS105〜S11
0と同様に、送信ファクシミリ装置10Aから中継ファ
クシミリ装置10BにTCF信号を送信し(ステップS
125)、中継ファクシミリ装置10Bから送信ファク
シミリ装置10AにCFRフレームを返送し(ステップ
S126)、送信ファクシミリ装置10Aから中継ファ
クシミリ装置10Bに転送を依頼する画データを送信し
(ステップS127)、送信ファクシミリ装置10Aか
ら中継ファクシミリ装置10BにEOPフレームを送信
し(ステップS128)、中継ファクシミリ装置10B
から送信ファクシミリ装置10AにMCFフレームを返
送し(ステップS129)、送信ファクシミリ装置10
AからDCNフレームを送信し(ステップS130)、
転送依頼シーケンスを完了する。
【0031】次に、中継ファクシミリ装置10Bから転
送先の受信機Cに画データを転送する転送シーケンスを
説明する。中継ファクシミリ装置10Bは、送信ファク
シミリ装置10Aとの転送依頼シーケンスを完了する
と、主メモリ1bに記憶させた転送先の電話番号をダイ
ヤルし、転送先の受信機Cに送信ファクシミリ装置10
Aから受信した画データを転送する。なお、NSSフレ
ームに転送識別番号が書き込まれていた場合は、この転
送識別番号に登録された転送先の電話番号を転送テーブ
ルから検索する。
【0032】上記の転送シーケンスは、図17の通常送
信シーケンスにおいて、発呼側端末を中継ファクシミリ
装置10B、着呼側端末を受信機Cとし、送信先電話番
号を上記の転送先電話番号としたものである。転送先が
複数ある場合は、複数の転送先に対して上記の転送シー
ケンスを個別に順次実施する。
【0033】次に、転送結果返送シーケンスを説明す
る。中継ファクシミリ装置10Bは、受信機Cとの転送
依頼シーケンスを完了すると、主メモリ1bに記憶させ
た転送結果返送先の電話番号をダイヤルし、画データが
転送先に正常に転送されたか否かを示す転送結果を送信
ファクシミリ装置10Aに返送する。この転送結果返送
シーケンスは、図17の送信シーケンスにおいて、発呼
側端末を中継ファクシミリ装置10B、着呼側端末を送
信ファクシミリ装置10Aとし、画データとして転送結
果を送信するものである。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、NSF
フレームおよびNSSフレームは、非標準手順の制御フ
レームであるため、NSFフレームおよびNSSフレー
ムのFIFの構成は、ファクシミリ装置のメーカーごと
に独自に設計されている。また、従来のファクシミリ装
置では、中継送信機能は非標準通信機能になっており、
NSFフレームおよびNSSフレームの送受信による非
標準通信手順により送信ファクシミリ装置から中継ファ
クシミリ装置に転送を依頼する。このため、NSFフレ
ームおよびNSSフレームの構成が異なるファクシミリ
装置間では、NSFフレームおよびNSSフレームのF
IFの内容を理解することができず、中継送信シーケン
スを実施できないという問題があった。なお、中継送信
シーケンスを実施できない場合には、中継ファクシミリ
装置が送信ファクシミリ装置からの転送依頼を理解でき
ず、転送シーケンスを実施できない場合と、転送依頼お
よび転送先は理解でき、転送シーケンスは実施できる
が、転送結果返送先の電話番号を理解できず、転送結果
返送シーケンスを実施できない場合とがある。
【0035】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであり、中継送信の互換性に優れたファ
クシミリ装置を提供することを目的としている。
【0036】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の第1の構成は、送信する画データの転送を
中継装置に依頼するファクシミリ装置において、中継装
置の電話番号と転送先の電話番号を中継装置に伝えるた
めの転送識別番号とが入力されると、前記転送識別番号
を書き込んだ、画データの転送を依頼するためのSUB
フレームを生成するSUBフレーム生成手段と、前記S
UBフレームを中継装置に送信する手段とを備えたもの
である。
【0037】本発明の第2の構成は、前記SUBフレー
ム生成手段が、中継装置に転送先の電話番号を伝えるた
めの転送識別番号と、転送結果返送先の電話番号とを書
き込んだSUBフレームを生成するものである。
【0038】本発明の第3の構成は、転送結果返送先で
ある自装置の国際電話番号を書き込んだTSIフレーム
を生成する手段と、前記TSIフレームを中継装置に送
信する手段とをさらに備えたものである。
【0039】本発明の第4の構成は、前記SUBフレー
ム生成手段が、前記転送識別番号と、転送結果返送先の
電話番号を中継装置に伝えるための返送識別番号とを付
加したSUBフレームを生成するものである。
【0040】本発明の第5の構成は、送信装置から送信
された画データを依頼された転送先に転送するファクシ
ミリ装置において、転送識別番号ごとに転送先の電話番
号が登録された転送テーブルと、送信装置から送信され
たSUBフレームから転送識別番号を読み込む手段と、
前記転送識別番号に対応する転送先の電話番号を前記転
送テーブルから検索する手段と、検索された転送先に前
記画データを転送する手段とを備えたものである。
【0041】本発明の第6の構成は、上記第5の構成に
おいて、前記SUBフレームから中継結果返送先の電話
番号を読み込む手段と、前記転送結果返送先に転送結果
を返送する手段とをさらに備えたものである。
【0042】本発明の第7の構成は、上記第5の構成に
おいて、送信装置から送信されたTSIフレームから送
信装置の国際電話番号を読み込む手段と、前記国際電話
番号に基づいて転送結果返送先である送信装置の電話番
号を特定する手段と、前記転送結果返送先に転送結果を
返送する手段とをさらに備えたものである。
【0043】本発明の第8の構成は、上記第5の構成に
おいて、返送識別番号ごとに転送結果返送先の電話番号
が登録された返送テーブルと、前記SUBフレームから
返送識別番号を読み込む手段と、前記返送識別番号に対
応する転送結果返送先の電話番号を前記返送テーブルか
ら検索する手段と、前記転送結果返送先に転送結果を返
送する手段とをさらに備えたものである。
【0044】本発明の第9の構成は、上記第5の構成に
おいて、前記転送テーブルが、転送識別番号ごとに、転
送先の電話番号と、転送結果返送先の電話番号とを登録
したものであり、前記返送識別番号に対応する転送結果
返送先の電話番号を前記転送テーブルから検索する手段
と、前記転送結果返送先に転送結果を返送する手段とを
さらに備えたものである。
【0045】
【発明の実施の形態】第1の実施形態 図1は本発明の第1の実施形態のファクシミリ装置10
0のブロック構成図である。ファクシミリ装置100
は、ファクシミリ装置全体を制御する制御部11と、ユ
ーザが送信操作をするための操作部2と、送信先の電話
番号や通信結果を表示する表示部3と、送信原稿(送信
画データ)を読み取る読み取り部4と、受信画情報など
を印刷する印刷部5と、電話網との通信を制御をする通
信制御部6と、バス7とを備えている。制御部11は、
マイクロプロセッサ(以下、MPUと表記する)11a
と、半導体メモリ等からなる主メモリ11bとを備えて
いる。MPU11aと、主メモリ11bと、操作部2
と、表示部3と、読み取り部4と、印刷部5と、通信制
御部6とは、バス7によって相互に接続されている。ま
た、通信制御部6は、電話網の通信回線8に接続されて
いる。このファクシミリ装置100は、SUBフレーム
の送受信機能と、SUBフレームの送受信による中継送
信機能とを有する。
【0046】SUBフレームは、標準データを送受信す
るために独立して設けられる制御フレームとして、IT
U勧告T.33に規定されているオプショナルな標準制
御フレームである。SUBフレームのFCF(図16参
照)は、”1100000011”(ただし、発呼側端
末から送信する場合)である。また、SUBフレームの
FIF(図16参照)には、”0〜9”,”*”,”
#”,”+”を20桁まで書き込むことができる。ま
た、ファクシミリ装置が標準通信機能の中にSUBフレ
ームの送受信機能を有する場合は、送信するDISフレ
ームのFIFの49bit目を”1”にすることになっ
ている。
【0047】この第1の実施形態のファクシミリ装置1
00では、中継送信の送信ファクシミリ装置(図18の
送信機A)になった場合に、転送先(図18の受信機
C)の電話番号を伝えるためのボックス番号(転送識別
番号)と、転送結果返送先(送信機A)の電話番号とを
FIFに書き込んだSUBフレームを生成し、このSU
Bフレームを送信することにより、中継ファクシミリ装
置(図18の中継機B)に転送を依頼する。
【0048】また、第1の実施形態のファクシミリ装置
100では、中継送信の中継ファクシミリ装置になった
場合には、SUBフレームを受信することにより、送信
ファクシミリ装置から画データの転送を依頼されたこと
を認識し、SUBフレームのFIFからボックス番号と
転送結果返送先の電話番号とを読み込む。また、このボ
ックス番号に登録されている転送先の電話番号を中継管
理テーブル(転送テーブル)から検索し、この転送先に
画データを転送する。また、上記の転送結果返送先に転
送結果を返送する。
【0049】制御部11の主メモリ11b内には、RA
M等からなる揮発性記憶領域と、EEROM等からなる
書き換え可能な不揮発性記憶領域とが設けられている。
揮発性記憶領域には、送受信画データ11b1等が一時
的に記憶される。また、不揮発性記憶領域には、中継管
理テーブル11b2と、中継送信プログラム11b4を
含む制御プログラム11b3とが記憶されている。
【0050】中継送信プログラム11b4は、SUBフ
レームの送受信による標準通信手順により中継送信を実
施するプログラムであり、転送先のボックス番号および
転送結果返送先の電話番号をFIFに書き込んだ、転送
を依頼するためのSUBフレームを生成するステップ
と、このSUBフレームを送信するステップとを有す
る。また、受信したSUBフレームからボックス番号を
読み込むステップと、中継管理テーブル11b2から転
送先の電話番号を検索するステップと、この転送先に画
データを転送するステップとを有する。また、受信した
SUBフレームから転送結果返送先の電話番号を読み込
むステップと、この転送結果返送先に転送結果を返送す
るステップとを有する。
【0051】MPU11aは、制御プログラム11b4
に従ってファクシミリ装置100を制御する。
【0052】また、MPU11aは、中継送信において
送信ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム11b4に従って、SUBフレームを編集し、この
SUBフレームを中継機に送信することにより、中継機
に中継送信を依頼する。
【0053】また、MPU11aは、中継送信において
中継ファクシミリ装置になった場合に、SUBフレーム
プログラム11b3に従って、受信したSUBフレーム
を解析し、転送先の受信ファクシミリ装置に、送信機か
ら受信した画データを転送し、転送結果を転送結果返送
先に返送する。
【0054】図2は中継管理テーブル11b2の構成例
を説明する図である。中継管理テーブル11b2は、ボ
ックス番号ごとに、1個以上の転送先電話番号が登録で
きるように構成されている。例えば、ボックス番号”1
00”には、2個の転送先電話番号”06−9876−
1111”および”06−9876−5432”が登録
されている。
【0055】図3は本発明の第1の実施形態によるSU
BフレームのFIFの構成例を説明する図である。図3
において、最初の”100”は画データの転送先の電話
番号が登録されている中継管理テーブル11b2のボッ
クス番号を表している。また、記号”#”の次の”03
1234 5678”は結果返送先の電話番号を表し
ている。記号”#”はそのあとのデータが電話番号であ
ることを表している。
【0056】以下に、第1のファクシミリ装置100に
よる中継送信シーケンス(転送依頼シーケンス、転送シ
ーケンス、および転送結果返送シーケンス)について説
明する。以下の説明において、送信機A(図18参照)
となる第1の実施形態のファクシミリ装置100を送信
ファクシミリ装置100A、中継機B(図18参照)と
なる第1の実施形態のファクシミリ装置100を中継フ
ァクシミリ装置100Bとする。なお、転送先の受信機
C(図18参照)は、中継送信機能を持たないファクシ
ミリ装置でも良い。
【0057】まず、送信ファクシミリ装置100Aから
中継ファクシミリ装置100Bに画データの転送を依頼
する転送依頼シーケンスを説明する。図4は第1の実施
形態のファクシミリ装置100による転送依頼シーケン
スを説明する図である。図4の転送依頼シーケンスは、
非標準制御フレーム(NSFフレームまたはNSSフレ
ーム)の送受信を含まない標準通信手順である。
【0058】図4の転送依頼シーケンスにおいて、ユー
ザが送信ファクシミリ装置100Aの操作部2を操作
し、中継ファクシミリ装置100Bの電話番号をダイヤ
ルするとともに、転送先の電話番号が登録されている中
継管理テーブル11b2のボックス番号を入力すると、
送信ファクシミリ装置100Aは、ダイヤルされた中継
ファクシミリ装置100Bの電話番号を電話網に送信す
る。電話網は、上記ファクシミリ装置100Bの電話番
号を認識し、中継ファクシミリ装置100BにCNG信
号(呼出し信号)を送信する(ステップS1)。
【0059】中継ファクシミリ装置100Bは、CNG
信号を検知すると、CED信号(呼出し応答信号)を返
送する。電話網は、CED信号を送信ファクシミリ装置
100Aに送信するとともに、送信ファクシミリ装置1
00Aと中継ファクシミリ装置100Bの間に通話路を
開設する(ステップS2)。
【0060】また、中継ファクシミリ装置100Bは、
送信ファクシミリ装置100Aとの通話路が開設された
あとに、自装置の標準通信機能を送信ファクシミリ装置
100Aに通知するためのDISフレームを送信する
(ステップS3)。
【0061】上記DISフレームのFIFの49bit
目は、SUBフレームの送受信機能を有するか否かを通
知するためのビットであり、中継ファクシミリ装置10
0Bは、SUBフレームの送受信機能を有するので、上
記DISフレームのFIFの49bit目が”1”にな
っている。
【0062】送信ファクシミリ装置100Aは、受信し
たDISフレームを解析し、中継ファクシミリ装置10
0Bの標準通信機能の中にSUBフレームの送受信機能
があることを認識する。そして、送信ファクシミリ装置
100Aは、ユーザが入力した転送先のボックス番号、
および結果返送先の電話番号(自装置の電話番号)をF
IFに書き込んだSUBフレームを編集し、この転送依
頼のためのSUBフレームを中継ファクシミリ装置10
0に送信する。また、送信ファクシミリ装置100A
は、SUBフレームの送受信機能を含む、有効にしたい
標準通信機能を中継ファクシミリ装置100Bに命令す
るためのDCSフレームを編集し、このDCSフレーム
を中継ファクシミリ装置100に送信する(ステップS
4)。
【0063】中継ファクシミリ装置100Bは、受信し
たDCSフレームを解析し、SUBフレームの送受信機
能を有効にする。また、中継ファクシミリ装置100B
は、受信したSUBフレームを解析し、画データの転送
依頼であることを認識するとともに、SUBフレームの
FIFから転送先のボックス番号および転送結果返送先
の電話番号を読み込み、主メモリ11bに記憶させる。
【0064】例えば、ユーザが転送先として図2の中継
管理テーブル11b2のボックス番号”100”を入力
した場合には、SUBフレームのFIFには、図3のよ
うに、入力された転送先のボックス番号”100”と、
転送結果返送先の電話番号03 1234 5678”
とが、記号”#”で区切られて書き込まれる。
【0065】また、上記のDCSフレームのFIFの4
9bit目は、SUBフレームの送受信機能を有効にす
るか否かを命令するためのビットであり、この49bi
t目は”1”になっている。
【0066】次に、図17のステップS125〜S12
0と同様に、送信ファクシミリ装置100Aから中継フ
ァクシミリ装置100Bに、画データを高速送信するた
めのTCF信号(トレーニングチェック信号)を送信し
(ステップS5)、中継ファクシミリ装置100Bから
送信ファクシミリ装置100Aに、受信の準備が完了し
たことを通知するためのCFRフレームを返送し(ステ
ップS6)、送信ファクシミリ装置100Aから中継フ
ァクシミリ装置100Bに、転送を依頼する画データを
送信し(ステップS7)、送信ファクシミリ装置100
Aから中継ファクシミリ装置100Bに、画データの送
信を終了したことを通知するためのEOPフレームを送
信し(ステップS8)、中継ファクシミリ装置100B
から送信ファクシミリ装置100Aに、EOPフレーム
に対する応答となるMCFフレームを返送し(ステップ
S9)、送信ファクシミリ装置100Aから、通話路を
切断するためのDCNフレームを送信し(ステップS1
0)、転送依頼シーケンスを完了する。
【0067】次に、中継ファクシミリ装置100Bから
転送先の受信機Cに画データを転送する転送シーケンス
を説明する。中継ファクシミリ装置100Bは、送信フ
ァクシミリ装置100Aとの転送依頼シーケンスを完了
すると、SUBフレームから読み込んで主メモリ11b
に記憶させたボックス番号に登録されている転送先電話
番号を中継管理テーブル11b2から検索する。そし
て、検索した転送先電話番号をダイヤルし、転送先の受
信機Cに、送信ファクシミリ装置100Aから受信した
画データを転送する。
【0068】転送先の電話番号を検索したあとの転送シ
ーケンスは、図17の通常送信シーケンスにおいて、発
呼側端末を中継ファクシミリ装置100B、着呼側端末
を受信機Cとし、送信先電話番号を上記の転送先電話番
号としたものである。上記のボックス番号に複数の転送
先電話番号が登録されている場合は、複数の転送先に対
して上記の転送シーケンスを個別に順次実施する。
【0069】例えば、受信したSUBフレームから読み
込んで主メモリ11bに記憶させたボックス番号が”1
00”である場合には、図2の中継管理テーブル11b
2から、ボックス番号”100”に登録されている転送
先電話番号”06 98761111”と”06 98
76 5432”とが検索され、これら2個の転送先に
画データが順次転送される。
【0070】次に、中継ファクシミリ装置100Bから
転送結果返送先の送信ファクシミリ装置100Aに転送
結果する返送する転送結果返送シーケンスを説明する。
中継ファクシミリ装置100Bは、全ての転送先に対し
て転送シーケンスを完了すると、SUBフレームから読
み込んで主メモリ11bに記憶させた転送結果返送先の
電話番号をダイヤルし、画データが転送先に正常に転送
されたか否かを示す転送結果を送信ファクシミリ装置1
00Aに返送する。
【0071】上記の転送結果返送シーケンスは、図17
の通常送信シーケンスにおいて、発呼側端末を中継ファ
クシミリ装置100B、着呼側端末を送信ファクシミリ
装置100Aとし、画データとして転送結果を送信する
ものである。
【0072】このように第1の実施形態によれば、送信
ファクシミリ装置において、中継ファクシミリ装置に転
送先の電話番号を伝えるための中継管理テーブルのボッ
クス番号と転送結果返送先の電話番号とを付加したSU
Bフレームを編集し、このSUBフレームを中継ファク
シミリ装置に送信することにより画データの転送を依頼
し、中継ファクシミリ装置において、受信したSUBフ
レームから転送先のボックス番号と転送結果返送先の電
話番号とを読み込み、このボックス番号に登録されてい
る転送先の電話番号を中継管理テーブルから検索し、こ
の転送先に画データを転送し、上記の転送結果返送先に
転送結果を返送するようにしたことにより、非標準制御
フレームを含まない標準通信手順で画データの転送を依
頼することができるようになる。SUBフレームは標準
制御フレームなので、SUBフレームの送受信機能を有
するファクシミリ装置であれば、どのファクシミリ装置
でもSUBフレームのFIFを読み込むことができる。
従って、SUBフレームにより画データの転送を依頼す
るようにしたことにより、中継送信におけるファクシミ
リ装置間の互換性を高めることができる。 第2の実施形態 図5は本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置20
0のブロック構成図である。なお、図5において、図1
と同じものには同じ符号を付してある。ファクシミリ装
置200は、装置全体を制御する制御部21と、操作部
2と、表示部3と、読み取り部4と、印刷部5と、通信
制御部6と、バス7とを備えている。つまり、ファクシ
ミリ装置200は、図1のファクシミリ装置100にお
いて、制御部11を制御部21にしたものである。この
ファクシミリ装置200は、SUBフレーム送受信機能
と、TSIフレーム送受信機能と、SUBフレームおよ
びTSIフレームの送受信による中継送信機能とを有す
る。
【0073】TSIフレーム(送信端末識別フレーム)
は、送信端末の国際電話番号を受信端末に通知するため
の制御フレームとして、ITU勧告に規定されているオ
プショナルな標準制御フレームである。TSIフレーム
のFCF(図16参照)は、”1100000010”
(ただし、発呼側端末から送信する場合)である。ま
た、TSIフレームのFIF(図16参照)には、20
桁までの国際電話番号を書き込むことができる。
【0074】この第2の実施形態のファクシミリ装置2
00では、中継送信の送信ファクシミリ装置になった場
合に、転送先の電話番号を伝えるためのボックス番号を
FIFに書き込んだSUBフレームを生成し、このSU
Bフレームを送信することにより、中継ファクシミリ装
置に転送を依頼する。また、TSIフレームを送信する
ことにより、自装置の国際電話番号を中継ファクシミリ
装置に通知する。
【0075】また、第2の実施形態のファクシミリ装置
200では、中継送信の中継ファクシミリ装置になった
場合には、SUBフレームを受信することにより、送信
ファクシミリ装置から画データの転送を依頼されたこと
を認識し、SUBフレームのFIFからボックス番号を
読み込む。また、TSIフレームのFIFから送信ファ
クシミリ装置の国際電話番号を読み込む。また、このボ
ックス番号に登録されている転送先の電話番号を中継管
理テーブルから検索し、この転送先に画データを転送す
る。また、上記の送信ファクシミリ装置の国際電話番号
を短縮ダイヤル登録テーブルに登録されている電話番号
と照合することにより、転送結果返送先(送信ファクシ
ミリ装置)の電話番号を特定し、この転送結果返送先に
転送結果を返送する。
【0076】制御部21は、MPU21aと、半導体メ
モリ等からなる主メモリ21bとを備えている。主メモ
リ21b内には、RAM等からなる揮発性記憶領域と、
EEROM等からなる書き換え可能な不揮発性記憶領域
とが設けられている。揮発性記憶領域には、送受信画デ
ータ21b1等が一時的に記憶される。また、不揮発性
記憶領域には、中継管理テーブル21b2と、短縮ダイ
ヤル登録テーブル21b3と、中継送信プログラム21
b5を含む制御プログラム21b4とが記憶されてい
る。
【0077】中継送信プログラム21b4は、SUBフ
レームおよびTSIフレームの送受信による標準通信手
順により中継送信を実施するプログラムであり、転送先
のボックス番号をFIFに書き込んだ、転送を依頼する
SUBフレームを生成するステップと、このSUBフレ
ームを送信するステップとを有する。また、自装置の国
際電話番号をFIFに書き込んだTSIフレームを生成
するステップと、このTSIフレームを送信するステッ
プとを有する。また、受信したSUBフレームからボッ
クス番号を読み込むステップと、中継管理テーブル21
b2から転送先の電話番号を検索するステップと、この
転送先に画データを転送するステップとを有する。ま
た、受信したTSIフレームから送信ファクシミリ装置
の国際電話番号を読み込むステップと、この国際電話番
号を短縮ダイヤル登録テーブル21b3に登録されてい
る電話番号と照合することにより転送結果返送先の電話
番号を特定するステップと、この転送結果返送先に転送
結果を返送するステップとを有する。
【0078】MPU21aは、制御プログラム21b4
に従ってファクシミリ装置200を制御する。
【0079】また、MPU21aは、中継送信において
送信ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム21b5に従って、SUBフレームを編集し、この
SUBフレームを送信することにより、中継ファクシミ
リ装置に転送を依頼する。また、中継送信プログラム2
1b5に従って、TSIフレームを編集し、このTSI
フレームを送信することにより、中継ファクシミリ装置
に自装置の国際電話番号を通知する。
【0080】また、MPU21aは、中継送信において
中継ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム21b5に従って、受信したSUBフレームを解析
し、中継管理テーブル21b2から転送先の電話番号を
検索し、この転送先に画データを転送する。また、受信
したTSIフレームを解析し、TSIフレームの国際電
話番号を短縮ダイヤル登録テーブル21b3の登録電話
番号と照合することにより転送結果返送先の電話番号を
特定し、この転送結果返送先に転送結果を返送する。
【0081】図6は短縮ダイヤル登録テーブル21b3
の構成例を説明する図である。短縮ダイヤル登録テーブ
ル21b3は、短縮ダイヤル番号ごとに、電話番号が登
録できるように構成されている。例えば、短縮ダイヤル
番号”001”には、電話番号”03−1234−56
78”が登録されており、短縮ダイヤル番号”002”
には、電話番号”03−1111−5678”が登録さ
れている。なお、中継管理テーブル21b2の構成は、
例えば図2の中継管理テーブル11b2の構成と同じで
ある。
【0082】図7は本発明の第2の実施形態によるSU
BフレームのFIFの構成例を説明する図である。図7
において、”100”は画データの転送先の電話番号が
登録されている中継管理テーブル21b2のボックス番
号を表している。
【0083】図8はTSIフレームのFIFの構成例を
説明する図である。図8において、”+”の次の2桁は
送信側の国番号を表しており、”81”は日本である。
記号”+”はそのあとの2桁が国番号であることを表し
ている。また、国番号の次の”3 1234 567
8”は送信側の電話番号を表している。なお、TSIフ
レームの送信側電話番号”3 1234 5678”
の”3”の前に”0”を付した”03 1234 56
78”は、送信端末の国内電話番号になる。
【0084】以下に、第2のファクシミリ装置200に
よる中継送信シーケンス(転送依頼シーケンス、転送シ
ーケンス、および転送結果返送シーケンス)について説
明する。以下の説明において、送信機Aとなる第1の実
施形態のファクシミリ装置100を送信ファクシミリ装
置100A、中継機Bとなる第1の実施形態のファクシ
ミリ装置100を中継ファクシミリ装置100Bとす
る。なお、転送先の受信機Cは、中継送信機能を持たな
いファクシミリ装置でも良い。
【0085】まず、送信ファクシミリ装置200Aから
中継ファクシミリ装置200Bに画データの転送を依頼
する転送依頼シーケンスを説明する。図9は第2の実施
形態のファクシミリ装置200による転送依頼シーケン
スを説明する図である。図9の転送依頼シーケンスは、
非標準制御フレーム(NSFフレームまたはNSSフレ
ーム)の送受信を含まない標準通信手順である。
【0086】図9の転送依頼シーケンスにおいて、ユー
ザが送信ファクシミリ装置200Aの操作部2を操作
し、中継ファクシミリ装置200Bの電話番号をダイヤ
ルするとともに、転送先の電話番号が登録されている中
継管理テーブル21b2のボックス番号を入力すると、
送信ファクシミリ装置200Aは、ダイヤルされた中継
ファクシミリ装置200Bの電話番号を電話網に送信す
る。電話網は、上記ファクシミリ装置200Bの電話番
号を認識し、中継ファクシミリ装置200BにCNG信
号を送信する(ステップS21)。
【0087】中継ファクシミリ装置200Bは、CNG
信号を検知すると、CED信号を返送する。電話網は、
CED信号を送信ファクシミリ装置200Aに送信する
とともに、送信ファクシミリ装置200Aと中継ファク
シミリ装置200Bの間に通話路を開設する(ステップ
S22)。
【0088】また、中継ファクシミリ装置200Bは、
送信ファクシミリ装置200Aとの通話路が開設された
あとに、自装置の標準通信機能を送信ファクシミリ装置
100Aに通知するためのDISフレームを送信する
(ステップS23)。このDISフレームのFIFに
は、SUBフレームの送受信機能を有するか否かを通知
するためのビットと、TSIフレームの送受信機能を有
するか否かを通知するためのビットとがあり、中継ファ
クシミリ装置200Bは、SUBフレームおよびTSI
フレームの送受信機能を有するので、これらのビット
が”1”になっている。
【0089】送信ファクシミリ装置200Aは、受信し
たDISフレームを解析し、中継ファクシミリ装置20
0Bの標準通信機能の中にSUBフレームおよびTSI
フレームの送受信機能があることを認識する。そして、
送信ファクシミリ装置200Aは、自装置の国際電話番
号をFIFに書き込んだTSIフレーム(図8参照)を
編集し、このTSIフレームを中継ファクシミリ装置2
00に送信する。また、送信ファクシミリ装置100A
は、ユーザが入力した転送先のボックス番号をFIFに
書き込んだSUBフレーム(図7参照)を編集し、この
転送依頼のためのSUBフレームを中継ファクシミリ装
置200に送信する。また、送信ファクシミリ装置20
0Aは、SUBフレームおよびTSIフレームの送受信
機能を含む、有効にしたい標準通信機能を中継ファクシ
ミリ装置200Bに命令するためのDCSフレームを編
集し、このDCSフレームを送信する(ステップS2
4)。
【0090】中継ファクシミリ装置200Bは、受信し
たDCSフレームを解析し、SUBフレームおよびTS
Iフレームの送受信機能を有効にする。また、中継ファ
クシミリ装置200Bは、受信したSUBフレームを解
析し、画データの転送依頼であることを認識するととも
に、SUBフレームのFIFからボックス番号および結
果返送先の電話番号を読み込み、主メモリ21bに記憶
させる。また、中継ファクシミリ装置200Bは、受信
したTSIフレームを解析し、TSIフレームのFIF
から送信ファクシミリ装置200Aの国際電話番号を読
み込み、主メモリ21bに記憶させる。
【0091】次に、図17のステップS125〜S12
0と同様に、送信ファクシミリ装置200Aから中継フ
ァクシミリ装置200BにTCF信号を送信し(ステッ
プS25)、中継ファクシミリ装置200Bから送信フ
ァクシミリ装置200AにCFRフレームを返送し(ス
テップS26)、送信ファクシミリ装置200Aから中
継ファクシミリ装置200Bに、転送を依頼する画デー
タを送信し(ステップS27)、送信ファクシミリ装置
200Aから中継ファクシミリ装置200BにEOPフ
レームを送信し(ステップS28)、中継ファクシミリ
装置200Bから送信ファクシミリ装置200AにMC
Fフレームを返送し(ステップS29)、送信ファクシ
ミリ装置200AからDCNフレームを送信し(ステッ
プS30)、転送依頼シーケンスを完了する。
【0092】次に、中継ファクシミリ装置200Bから
転送先の受信機Cに画データを転送する転送シーケンス
を説明する。中継ファクシミリ装置200Bは、送信フ
ァクシミリ装置200Aとの転送依頼シーケンスを完了
すると、SUBフレームから読み込んで主メモリ21b
に記憶させたボックス番号に登録されている転送先電話
番号を中継管理テーブル21b2から検索する。そし
て、検索した転送先電話番号をダイヤルし、転送先の受
信機Cに、送信ファクシミリ装置200Aから受信した
画データを転送する。
【0093】転送先電話を検索したあとの転送シーケン
スは、図17の通常送信シーケンスにおいて、発呼側端
末を中継ファクシミリ装置200B、着呼側端末を受信
機Cとし、送信先電話番号を上記の転送先電話番号とし
たものである。上記のボックス番号に複数の転送先電話
番号が登録されている場合は、複数の転送先に対して上
記の転送シーケンスを個別に順次実施する。
【0094】次に、中継ファクシミリ装置200Bから
転送結果返送先の送信ファクシミリ装置200Aに転送
結果する返送する転送結果返送シーケンスを説明する。
中継ファクシミリ装置200Bは、全ての転送先に対し
て転送シーケンスを完了すると、SUBフレームから読
み込んで主メモリ21bに記憶させた送信ファクシミリ
装置200Aの国際電話番号と下6桁が一致する電話番
号を短縮ダイヤル登録テーブル21b3から検索し、上
記の国際電話番号と下6桁が一致する短縮ダイヤル登録
テーブル21b3の電話番号を転送結果返送先の電話番
号とする。そして、この結果返送先の電話番号をダイヤ
ルし、画データが転送先に正常に転送されたか否かを示
す転送結果を送信ファクシミリ装置200Aに返送す
る。
【0095】例えば、受信したTSIフレームから読み
込んで主メモリ21bに記憶させた国際電話番号が図8
の”+81 3 1234 5678”である場合に
は、下6桁が”34 5678”である電話番号を短縮
ダイヤル登録テーブル21b3から検索する。図6の短
縮ダイヤル登録テーブル21b3では、短縮ダイヤル番
号”001”に登録されている電話番号が検索され、こ
の電話番号”03 1234 5678”が転送結果返
送先の電話番号となる。この場合、国際電話番号の記
号”+”および国番号”81”を除去し、送信側電話番
号”3 12345678”の最初に”0”を付加した
ものが、転送結果返送先の電話番号になる。また、上
記”0”の前に、さらに国内電話網または国際電話網の
特番を付加したものが、転送結果返送先の電話番号にな
る場合もある。つまり、TSIフレームから読み込んだ
国際電話番号は、そのまま転送結果返送先の電話番号と
して使えないので、上記の国際電話番号から転送結果返
送先の電話番号を特定する手順が必要になる。
【0096】転送結果返送先の電話番号を特定したあと
の転送結果返送シーケンスは、図17の通常送信シーケ
ンスにおいて、発呼側端末を中継ファクシミリ装置20
0B、着呼側端末を送信ファクシミリ装置200Aと
し、画データとして転送結果を送信するものである。
【0097】このように第2の実施形態によれば、送信
ファクシミリ装置において、中継ファクシミリ装置に転
送先の電話番号を伝えるための中継管理テーブルのボッ
クス番号を付加したSUBフレームを編集し、このSU
Bフレームを中継ファクシミリ装置に送信することによ
り画データの転送を依頼し、またTSIフレームを編集
し、このTSIフレームを中継ファクシミリ装置に送信
することにより装置の国際電話番号を通知し、中継ファ
クシミリ装置において、受信したSUBフレームからボ
ックス番号を読み込み、このボックス番号に登録されて
いる転送先の電話番号を中継管理テーブルから検索し、
この転送先に画データを転送し、また受信したTSIフ
レームから送信ファクシミリ装置の国際電話番号を読み
込み、この国際電話番号から転送結果返送先の電話番号
を特定し、この転送結果返送先に転送結果を返送するよ
うにしたことにより、非標準制御フレームを含まない標
準通信手順で画データの転送を依頼することができるよ
うになる。SUBフレームおよびTSIフレームは標準
制御フレームなので、SUBフレームおよびTSIフレ
ームの送受信機能を有するファクシミリ装置であれば、
どのファクシミリ装置でもSUBフレームおよびTSI
フレームのFIFを読み込むことができる。従って、S
UBフレームにより画データの転送を依頼し、TSIフ
レームにより転送結果返送先の電話番号を特定するよう
にしたことにより、中継送信におけるファクシミリ装置
間の互換性を高めることができる。また、TSIフレー
ムによって転送結果返送先を送るようにしたことによ
り、SUBフレームに入りきらない桁数の多い電話番号
を中継ファクシミリ装置に伝えることができる。 第3の実施形態 図10は本発明の第3の実施形態のファクシミリ装置3
00のブロック構成図である。なお、図10において、
図1と同じものには同じ符号を付してある。ファクシミ
リ装置300は、装置全体を制御する制御部31と、操
作部2と、表示部3と、読み取り部4と、印刷部5と、
通信制御部6と、バス7とを備えている。つまり、ファ
クシミリ装置300は、図1のファクシミリ装置100
において、制御部11を制御部31にしたものである。
このファクシミリ装置300は、SUBフレームの送受
信機能と、SUBフレームの送受信による中継送信機能
とを有する。
【0098】この第3の実施形態のファクシミリ装置3
00では、中継送信の送信ファクシミリ装置になった場
合に、転送先の電話番号を伝えるためのボックス番号
(転送識別番号)と転送結果返送先の電話番号を伝える
ための短縮ダイヤル番号(返送識別番号)とをFIFに
書き込んだSUBフレームを生成し、このSUBフレー
ムを送信することにより、中継ファクシミリ装置に転送
を依頼する。
【0099】また、第3の実施形態のファクシミリ装置
300では、中継送信の中継ファクシミリ装置になった
場合には、SUBフレームを受信することにより、送信
ファクシミリ装置から画データの転送を依頼されたこと
を認識し、SUBフレームのFIFからボックス番号お
よび短縮ダイヤル番号を読み込む。また、このボックス
番号に登録されている転送先の電話番号を中継管理テー
ブル(転送テーブル)から検索し、この転送先に画デー
タを転送する。また、上記の短縮ダイヤル番号に登録さ
れている転送結果返送先の電話番号を短縮ダイヤル登録
テーブル(返送テーブル)から検索し、この転送結果返
送先に転送結果を返送する。
【0100】制御部31は、MPU31aと、半導体メ
モリ等の主メモリ31bとを備えている。主メモリ31
b内には、RAM等からなる揮発性記憶領域と、EER
OM等からなる書き換え可能な不揮発性記憶領域とが設
けられている。揮発性記憶領域には、送受信画データ3
1b1等が一時的に記憶される。また、不揮発性記憶領
域には、中継管理テーブル31b2と、短縮ダイヤル登
録テーブル31b3と、中継送信プログラム31b5を
含む制御プログラム31b4とが記憶されている。な
お、中継管理テーブル31b2の構成は、例えば図2の
中継管理テーブル11b2の構成と同じである。また、
短縮ダイヤル登録テーブル31b3の構成は、例えば図
6の短縮ダイヤル登録テーブル21b3の構成と同じで
ある。
【0101】中継送信プログラム31b5は、SUBフ
レームの送受信による標準通信手順により中継送信を実
施するプログラムであり、転送先のボックス番号および
転送結果返送先の短縮ダイヤル番号をFIFに書き込ん
だ、転送を依頼するためのSUBフレームを生成するス
テップと、このSUBフレームを送信するステップとを
有する。また、受信したSUBフレームからボックス番
号を読み込むステップと、中継管理テーブル31b2か
ら転送先の電話番号を検索するステップと、この転送先
に画データを転送するステップとを有する。また、受信
したSUBフレームから短縮ダイヤル番号を読み込むス
テップと、短縮ダイヤル登録テーブル31b3から転送
結果返送先の電話番号を検索するステップと、この転送
結果返送先に転送結果を返送するステップとを有する。
【0102】MPU31aは、制御プログラム31b4
に従ってファクシミリ装置200を制御する。
【0103】また、MPU31aは、中継送信において
送信ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム31b5に従って、転送先のボックス番号および転
送結果返送先の短縮ダイヤル番号をFIFに書き込んだ
SUBフレームを編集し、このSUBフレームを送信す
ることにより、中継ファクシミリ装置に転送を依頼す
る。
【0104】また、MPU31aは、中継送信において
中継ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム31b5に従って、受信したSUBフレームからボ
ックス番号を読み込み、中継管理テーブル31b2から
転送先の電話番号を検索し、この転送先に画データを転
送する。また、受信したSUBフレームから短縮ダイヤ
ル番号を読み込み、短縮ダイヤル登録テーブル31b3
から転送結果返送先の電話番号を検索し、この転送結果
返送先に転送結果を返送する。
【0105】図11は本発明の第3の実施形態によるS
UBフレームのFIFの構成例を説明する図である。図
11において、最初の”100”は画データの転送先の
電話番号が登録されている中継管理テーブル31b2の
ボックス番号を表している。記号”*”の次の”00
1”は結果返送先の電話番号が登録されている短縮ダイ
ヤル登録テーブル31b3の短縮ダイヤル番号をを表し
ている。記号”*”はそのあとのデータが短縮ダイヤル
番号であることを表している。
【0106】以下に、第3のファクシミリ装置300に
よる中継送信シーケンス(転送依頼シーケンス、転送シ
ーケンス、および転送結果返送シーケンス)について説
明する。以下の説明において、送信機Aとなる第3の実
施形態のファクシミリ装置300を送信ファクシミリ装
置300A、中継機Bとなる第3の実施形態のファクシ
ミリ装置300を中継ファクシミリ装置300Bとす
る。なお、転送先の受信機Cは、中継送信機能を持たな
いファクシミリ装置でも良い。
【0107】まず、送信ファクシミリ装置300Aから
中継ファクシミリ装置300Bに画データの転送を依頼
する転送依頼シーケンスを説明する。図12は第3の実
施形態のファクシミリ装置300による転送依頼シーケ
ンスを説明する図である。図12の転送依頼シーケンス
は、非標準制御フレーム(NSFフレームまたはNSS
フレーム)の送受信を含まない標準通信手順である。
【0108】図12の転送依頼シーケンスにおいて、ユ
ーザが送信ファクシミリ装置300Aの操作部2を操作
し、中継ファクシミリ装置300Bの電話番号をダイヤ
ルするとともに、転送先の電話番号が登録されている中
継管理テーブル31b2のボックス番号と、転送結果返
送先(送信ファクシミリ装置300A)の電話番号が登
録されている短縮ダイヤル登録テーブル31b2の短縮
ダイヤル番号とを入力すると、送信ファクシミリ装置3
00Aは、ダイヤルされた中継ファクシミリ装置300
Bの電話番号を電話網に送信する。電話網は、上記ファ
クシミリ装置300Bの電話番号を認識し、中継ファク
シミリ装置300BにCNG信号を送信する(ステップ
S41)。
【0109】中継ファクシミリ装置300Bは、CNG
信号を検知すると、CED信号を返送する。電話網は、
CED信号を送信ファクシミリ装置300Aに送信する
とともに、送信ファクシミリ装置300Aと中継ファク
シミリ装置300Bの間に通話路を開設する(ステップ
S42)。
【0110】また、中継ファクシミリ装置300Bは、
送信ファクシミリ装置300Aとの通話路が開設された
あとに、自装置の標準通信機能を送信ファクシミリ装置
300Aに通知するためのDISフレームを送信する
(ステップS43)。このDISフレームのFIFに
は、SUBフレームの送受信機能を有するか否かを通知
するためのビットがあり、中継ファクシミリ装置300
Bは、SUBフレームの送受信機能を有するので、この
ビットが”1”になっている。
【0111】送信ファクシミリ装置300Aは、受信し
たDISフレームを解析し、中継ファクシミリ装置30
0Bの標準通信機能の中にSUBフレームの送受信機能
があることを認識する。そして、送信ファクシミリ装置
300Aは、ユーザが入力した転送先のボックス番号、
および結果返送先の短縮ダイヤル番号をFIFに書き込
んだSUBフレームを編集し、この転送依頼のためのS
UBフレームを中継ファクシミリ装置300Bに送信す
る。また、送信ファクシミリ装置300Aは、SUBフ
レームの送受信機能を含む、有効にしたい標準通信機能
を中継ファクシミリ装置300Bに命令するためのDC
Sフレームを編集し、このDCSフレームを中継ファク
シミリ装置300に送信する(ステップS44)。
【0112】中継ファクシミリ装置300Bは、受信し
たDCSフレームを解析し、SUBフレームの送受信機
能を有効にする。また、中継ファクシミリ装置300B
は、受信したSUBフレームを解析し、画データの転送
依頼であることを認識するとともに、SUBフレームの
FIFから転送先のボックス番号および転送結果返送先
の短縮ダイヤル番号を読み込み、主メモリ31bに記憶
させる。
【0113】例えば、ユーザが転送先としてボックス番
号”100”を入力し、転送結果返送先として短縮ダイ
ヤル番号”001”を入力した場合には、SUBフレー
ムのFIFには、図11のように、入力された転送先の
ボックス番号”100”と、入力された転送結果返送先
の短縮ダイヤル番号”001”とが、記号”*”で区切
られて書き込まれる。
【0114】次に、図17のステップS125〜S12
0と同様に、送信ファクシミリ装置300Aから中継フ
ァクシミリ装置300BにTCF信号を送信し(ステッ
プS45)、中継ファクシミリ装置300Bから送信フ
ァクシミリ装置300AにCFRフレームを返送し(ス
テップS46)、送信ファクシミリ装置300Aから中
継ファクシミリ装置300Bに、転送を依頼する画デー
タを送信し(ステップS47)、送信ファクシミリ装置
300Aから中継ファクシミリ装置300BにEOPフ
レームを送信し(ステップS48)、中継ファクシミリ
装置300Bから送信ファクシミリ装置300AにMC
Fフレームを返送し(ステップS49)、送信ファクシ
ミリ装置300AからDCNフレームを送信し(ステッ
プS50)、転送依頼シーケンスを完了する。
【0115】次に、中継ファクシミリ装置300Bから
転送先の受信機Cに画データを転送する転送シーケンス
を説明する。中継ファクシミリ装置300Bは、送信フ
ァクシミリ装置300Aとの転送依頼シーケンスを完了
すると、SUBフレームから読み込んで主メモリ31b
に記憶させたボックス番号に登録されている転送先電話
番号を中継管理テーブル31b2から検索する。そし
て、検索した転送先電話番号をダイヤルし、転送先の受
信機Cに、送信ファクシミリ装置300Aから受信した
画データを転送する。
【0116】転送先の電話番号を検索したあとの転送シ
ーケンスは、図17の通常送信シーケンスにおいて、発
呼側端末を中継ファクシミリ装置300B、着呼側端末
を受信機Cとし、送信先電話番号を上記の転送先電話番
号としたものである。上記のボックス番号に複数の転送
先電話番号が登録されている場合は、複数の転送先に対
して上記の転送シーケンスを個別に順次実施する。
【0117】次に、中継ファクシミリ装置300Bから
転送結果返送先の送信ファクシミリ装置300Aに転送
結果する返送する転送結果返送シーケンスを説明する。
中継ファクシミリ装置300Bは、全ての転送先に対し
て転送シーケンスを完了すると、SUBフレームから読
み込んで主メモリ31bに記憶させた短縮ダイヤル番号
に登録されている転送結果返送先の電話番号を短縮ダイ
ヤル登録テーブル31b3から検索する。そして、検索
した転送結果返送先電話番号をダイヤルし、画データが
転送先に正常に転送されたか否かを示す転送結果を送信
ファクシミリ装置300Aに返送する。
【0118】転送結果返送先の電話番号を検索したあと
の転送結果返送シーケンスは、図17の通常送信シーケ
ンスにおいて、発呼側端末を中継ファクシミリ装置30
0B、着呼側端末を送信ファクシミリ装置300Aと
し、画データとして転送結果を送信するものである。
【0119】このように第3の実施形態によれば、送信
ファクシミリ装置において、中継ファクシミリ装置に転
送先の電話番号を伝えるための中継管理テーブルのボッ
クス番号と転送結果返送先の電話番号を伝えるための短
縮ダイヤル登録テーブルの短縮ダイヤル番号とを付加し
たSUBフレームを編集し、このSUBフレームを中継
ファクシミリ装置に送信することにより画データの転送
を依頼し、中継ファクシミリ装置において、受信したS
UBフレームから転送先のボックス番号と転送結果返送
先の短縮ダイヤル番号とを読み込み、このボックス番号
に登録されている転送先の電話番号を中継管理テーブル
から検索し、この転送先に画データを転送し、また上記
の短縮ダイヤル番号に登録されている転送結果返送先の
電話番号を短縮ダイヤル登録テーブルから検索し、この
転送結果返送先に転送結果を返送するようにしたことに
より、非標準制御フレームを含まない標準通信手順で画
データの転送を依頼することができるようになる。SU
Bフレームは標準制御フレームなので、SUBフレーム
の送受信機能を有するファクシミリ装置であれば、どの
ファクシミリ装置でもSUBフレームのFIFを読み込
むことができる。従って、SUBフレームにより画デー
タの転送を依頼するようにしたことにより、中継送信に
おけるファクシミリ装置間の互換性を高めることができ
る。また、短縮ダイヤル番号によって転送結果返送先を
送るようにしたことにより、少ない桁数で転送結果返送
先を中継ファクシミリ装置に伝えることができる。 第4の実施形態 図13は本発明の第4の実施形態のファクシミリ装置4
00のブロック構成図である。なお、図13において、
図1と同じものには同じ符号を付してある。ファクシミ
リ装置400は、装置全体を制御する制御部41と、操
作部2と、表示部3と、読み取り部4と、印刷部5と、
通信制御部6と、バス7とを備えている。つまり、ファ
クシミリ装置400は、図1のファクシミリ装置100
において、制御部11を制御部41にしたものである。
このファクシミリ装置400は、SUBフレームの送受
信機能と、SUBフレームの送受信による中継送信機能
とを有する。
【0120】この第4の実施形態のファクシミリ装置4
00では、中継送信の送信ファクシミリ装置になった場
合に、転送先の電話番号および転送結果返送先の電話番
号を伝えるためのボックス番号(転送識別番号)をFI
Fに書き込んだSUBフレームを生成し、このSUBフ
レームを送信することにより、中継ファクシミリ装置に
転送を依頼する。
【0121】また、第4の実施形態のファクシミリ装置
400では、中継送信の中継ファクシミリ装置になった
場合には、SUBフレームを受信することにより、送信
ファクシミリ装置から画データの転送を依頼されたこと
を認識し、SUBフレームのFIFからボックス番号を
読み込む。また、このボックス番号に登録されている転
送先の電話番号を中継管理テーブル(転送テーブル)か
ら検索し、この転送先に画データを転送する。また、上
記のボックス番号に登録されている転送結果返送先の電
話番号を中継管理テーブルからから検索し、この転送結
果返送先に転送結果を返送する。
【0122】制御部41は、MPU41aと、半導体メ
モリ等の主メモリ41bとを備えている。主メモリ41
b内には、RAM等からなる揮発性記憶領域と、EER
OM等からなる書き換え可能な不揮発性記憶領域とが設
けられている。揮発性記憶領域には、送受信画データ4
1b1等が一時的に記憶される。また、不揮発性記憶領
域には、中継管理テーブル41b2と、中継送信プログ
ラム41b4を含む制御プログラム31b3とが記憶さ
れている。
【0123】中継送信プログラム41b4は、中継送信
を実施するためのプログラムであり、転送先および転送
結果返送先の電話番号が登録されている中継管理テーブ
ル41b2のボックス番号をFIFに書き込んだ、転送
を依頼するためのSUBフレームを生成するステップ
と、このSUBフレームを送信するステップとを有す
る。また、受信したSUBフレームからボックス番号を
読み込むステップと、中継管理テーブル41b2から転
送先の電話番号を検索するステップと、この転送先に画
データを転送するステップとを有する。また、中継管理
テーブル41b2から転送結果返送先の電話番号を検索
するステップと、この転送結果返送先に転送結果を返送
するステップとを有する。なお、第4の実施形態による
SUBフレームのFIFの構成は、例えば図7の構成と
同じである。
【0124】MPU41aは、制御プログラム41b3
に従ってファクシミリ装置200を制御する。
【0125】また、MPU41aは、中継送信において
送信ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム41b4に従って、転送先および転送結果返送先の
ボックス番号をFIFに書き込んだSUBフレームを編
集し、このSUBフレームを送信することにより、中継
ファクシミリ装置に転送を依頼する。
【0126】また、MPU41aは、中継送信において
中継ファクシミリ装置になった場合に、中継送信プログ
ラム41b4に従って、受信したSUBフレームからボ
ックス番号を読み込み、中継管理テーブル41b2から
転送先の電話番号を検索し、この転送先に画データを転
送する。また、中継管理テーブル41b2から転送結果
返送先の電話番号を検索し、この転送結果返送先に転送
結果を返送する。
【0127】図14は中継管理テーブル41b2の構成
例を説明する図である。中継管理テーブル41b2は、
ボックス番号ごとに、1個以上の転送先電話番号と、転
送結果返送先電話とが登録できるように構成されてい
る。例えば、ボックス番号”100”には、2個の転送
先電話番号”06−9876−1111”および”06
−9876−5432”と、転送結果送信先電話番号”
03−1234−5678”とが登録されている。
【0128】以下に、第4のファクシミリ装置400に
よる中継送信シーケンス(転送依頼シーケンス、転送シ
ーケンス、および転送結果返送シーケンス)について説
明する。以下の説明において、送信機Aとなる第4の実
施形態のファクシミリ装置400を送信ファクシミリ装
置400A、中継機Bとなる第4の実施形態のファクシ
ミリ装置400を中継ファクシミリ装置400Bとす
る。なお、転送先の受信機Cは、中継送信機能を持たな
いファクシミリ装置でも良い。
【0129】まず、送信ファクシミリ装置400Aから
中継ファクシミリ装置400Bに画データの転送を依頼
する転送依頼シーケンスを説明する。図15は第4の実
施形態のファクシミリ装置400による転送依頼シーケ
ンスを説明する図である。図15の転送依頼シーケンス
は、非標準制御フレーム(NSFフレームまたはNSS
フレーム)の送受信を含まない標準通信手順である。
【0130】図15の転送依頼シーケンスにおいて、ユ
ーザが送信ファクシミリ装置400Aの操作部2を操作
し、中継ファクシミリ装置400Bの電話番号をダイヤ
ルするとともに、転送先および結果返送先の電話番号が
登録されている中継管理テーブル41b2のボックス番
号を入力すると、送信ファクシミリ装置400Aは、ダ
イヤルされた中継ファクシミリ装置400Bの電話番号
を電話網に送信する。電話網は、上記ファクシミリ装置
400Bの電話番号を認識し、中継ファクシミリ装置4
00BにCNG信号を送信する(ステップS61)。
【0131】中継ファクシミリ装置400Bは、CNG
信号を検知すると、CED信号を返送する。電話網は、
CED信号を送信ファクシミリ装置400Aに送信する
とともに、送信ファクシミリ装置400Aと中継ファク
シミリ装置400Bの間に通話路を開設する(ステップ
S62)。
【0132】また、中継ファクシミリ装置400Bは、
送信ファクシミリ装置400Aとの通話路が開設された
あとに、自装置の標準通信機能を送信ファクシミリ装置
400Aに通知するためのDISフレームを送信する
(ステップS63)。このDISフレームのFIFに
は、SUBフレームの送受信機能を有するか否かを通知
するためのビットがあり、中継ファクシミリ装置400
Bは、SUBフレームの送受信機能を有するので、この
ビットが”1”になっている。
【0133】送信ファクシミリ装置400Aは、受信し
たDISフレームを解析し、中継ファクシミリ装置40
0Bの標準通信機能の中にSUBフレームの送受信機能
があることを認識する。そして、送信ファクシミリ装置
400Aは、ユーザが入力した転送先および転送結果返
送先のボックス番号をFIFに書き込んだSUBフレー
ムを編集し、この転送依頼のためのSUBフレームを中
継ファクシミリ装置400Bに送信する。また、送信フ
ァクシミリ装置400Aは、SUBフレームの送受信機
能を含む、有効にしたい標準通信機能を中継ファクシミ
リ装置400Bに命令するためのDCSフレームを編集
し、このDCSフレームを中継ファクシミリ装置400
に送信する(ステップS64)。
【0134】中継ファクシミリ装置400Bは、受信し
たDCSフレームを解析し、SUBフレームの送受信機
能を有効にする。また、中継ファクシミリ装置400B
は、受信したSUBフレームを解析し、画データの転送
依頼であることを認識するとともに、SUBフレームの
FIFから転送先および転送結果返送先のボックス番号
を読み込み、主メモリ41bに記憶させる。
【0135】次に、図17のステップS125〜S12
0と同様に、送信ファクシミリ装置400Aから中継フ
ァクシミリ装置400BにTCF信号を送信し(ステッ
プS65)、中継ファクシミリ装置400Bから送信フ
ァクシミリ装置400AにCFRフレームを返送し(ス
テップS66)、送信ファクシミリ装置400Aから中
継ファクシミリ装置400Bに、転送を依頼する画デー
タを送信し(ステップS67)、送信ファクシミリ装置
400Aから中継ファクシミリ装置400BにEOPフ
レームを送信し(ステップS68)、中継ファクシミリ
装置400Bから送信ファクシミリ装置400AにMC
Fフレームを返送し(ステップS69)、送信ファクシ
ミリ装置400AからDCNフレームを送信し(ステッ
プS70)、転送依頼シーケンスを完了する。
【0136】次に、中継ファクシミリ装置400Bから
転送先の受信機Cに画データを転送する転送シーケンス
を説明する。中継ファクシミリ装置400Bは、送信フ
ァクシミリ装置400Aとの転送依頼シーケンスを完了
すると、SUBフレームから読み込んで主メモリ41b
に記憶させたボックス番号に登録されている転送先電話
番号を中継管理テーブル41b2から検索する。そし
て、検索した転送先電話番号をダイヤルし、転送先の受
信機Cに、送信ファクシミリ装置400Aから受信した
画データを転送する。
【0137】転送先の電話番号を検索したあとの転送シ
ーケンスは、図17の通常送信シーケンスにおいて、発
呼側端末を中継ファクシミリ装置400B、着呼側端末
を受信機Cとし、送信先電話番号を上記の転送先電話番
号としたものである。上記のボックス番号に複数の転送
先電話番号が登録されている場合は、複数の転送先に対
して上記の転送シーケンスを個別に順次実施する。
【0138】次に、中継ファクシミリ装置400Bから
転送結果返送先の送信ファクシミリ装置400Aに転送
結果する返送する転送結果返送シーケンスを説明する。
中継ファクシミリ装置400Bは、全ての転送先に対し
て転送シーケンスを完了すると、SUBフレームから読
み込んで主メモリ41bに記憶させたボックス番号に登
録されている転送結果返送先の電話番号を中継管理テー
ブル41b2から検索する。そして、検索した転送結果
返送先の電話番号をダイヤルし、画データが転送先に正
常に転送されたか否かを示す転送結果を送信ファクシミ
リ装置400Aに返送する。
【0139】転送結果返送先の電話番号を検索したあと
の転送結果返送シーケンスは、図17の通常送信シーケ
ンスにおいて、発呼側端末を中継ファクシミリ装置40
0B、着呼側端末を送信ファクシミリ装置400Aと
し、画データとして転送結果を送信するものである。
【0140】例えば、受信したSUBフレームから読み
込んで主メモリ41bに記憶させたボックス番号が”1
00”である場合には、図14の中継管理テーブル41
b2から、ボックス番号”100”に登録されている転
送結果返送先の電話番号”03 1234 5678”
が検索され、この転送結果返送先に転送結果が返送され
る。なお、転送結果の返送が不要である場合は、図14
のボックス番号”200”のように転送結果返送先の電
話番号を登録しないことにより、転送結果返送シーケン
スを省略することが可能である。
【0141】このように第4の実施形態によれば、送信
ファクシミリ装置において、中継ファクシミリ装置に転
送先および転送結果返送先の電話番号を伝えるための中
継管理テーブルのボックス番号を付加したSUBフレー
ムを編集し、このSUBフレームを中継ファクシミリ装
置に送信することにより画データの転送を依頼し、中継
ファクシミリ装置において、受信したSUBフレームか
ら転送先および転送結果返送先のボックス番号を読み込
み、このボックス番号に登録されている転送先の電話番
号を中継管理テーブルから検索し、この転送先に画デー
タを転送し、また上記のボックス番号に登録されている
転送結果返送先の電話番号を中継管理テーブルから検索
し、この転送結果返送先に転送結果を返送するようにし
たことにより、非標準制御フレームを含まない標準通信
手順で画データの転送を依頼することができるようにな
る。SUBフレームは標準制御フレームなので、SUB
フレームの送受信機能を有するファクシミリ装置であれ
ば、どのファクシミリ装置でもSUBフレームのFIF
を読み込むことができる。従って、SUBフレームによ
り画データの転送を依頼するようにしたことにより、中
継送信におけるファクシミリ装置間の互換性を高めるこ
とができる。また、中継管理テーブルのボックス番号ご
とに転送結果返送先の電話番号を登録するようにしたこ
とにより、転送結果返送先の情報を送らずに、転送結果
返送先を中継ファクシミリ装置に伝えることができる。
【0142】なお、上記第1ないし第4の実施形態にお
いて、ユーザが送信ファクシミリ装置に転送先のボック
ス番号を入力するときに、パスワードも併せて入力する
ようにし、SUBフレームに上記のパスワードを書き込
んで中継ファクシミリ装置に送信し、中継ファクシミリ
装置において、SUBフレームに正しいパスワードが書
き込まれているか否かを判別し、パスワードが正しい場
合にのみ、転送シーケンスを実施するようにしても良
い。
【0143】また、上記第1ないし第4の実施形態で
は、中継送信をソフトウェアにて実施する例を説明した
が、転送先または転送結果返送先を検索するためのテー
ブルや中継送信プログラムをハードウェア(回路)にて
実現しても良い。
【0144】また、本発明のファクシミリ装置における
転送先または転送結果返送先を検索するためのテーブル
の構成や転送を依頼するためのシーケンスの構成は、上
記第1ないし第4の実施形態で説明したものだけに限定
されない。
【0145】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信装置において、中継装置の電話番号を伝えるための転
送識別を付加したSUBフレームを生成し、このSUB
フレームを中継装置に送信することにより画データの転
送を依頼し、中継装置において、受信したSUBフレー
ムから転送識別番号を読み込み、この転送識別番号に登
録されている転送先の電話番号をテーブルから検索し、
この転送先に画データを転送するようにしたことによ
り、非標準制御フレームを含まない標準通信手順で画デ
ータの転送を依頼することができるようになるので、中
継送信におけるファクシミリ装置間の互換性を高めるこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態のファクシミリ装置の
ブロック構成図である。
【図2】本発明の第1の実施形態のファクシミリ装置の
中継管理テーブルの構成例を説明する図である。
【図3】本発明の第1の実施形態のファクシミリ装置に
よるSUBフレームのFIFの構成例を説明する図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施形態のファクシミリ装置に
よる転送依頼シーケンスを説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置の
ブロック構成図である。
【図6】本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置の
短縮ダイヤル登録テーブルの構成例を説明する図であ
る。
【図7】本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置に
よるSUBフレームのFIFの構成例を説明する図であ
る。
【図8】本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置に
よるTSIフレームのFIFの構成例を説明する図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施形態のファクシミリ装置に
よる転送依頼シーケンスを説明する図である。
【図10】本発明の第3の実施形態のファクシミリ装置
のブロック構成図である。
【図11】本発明の第3の実施形態のファクシミリ装置
によるSUBフレームのFIFの構成例を説明する図で
ある。
【図12】本発明の第3の実施形態のファクシミリ装置
による転送依頼シーケンスを説明する図である。
【図13】本発明の第4の実施形態のファクシミリ装置
のブロック構成図である。
【図14】本発明の第4の実施形態のファクシミリ装置
の中継管理テーブルの構成例を説明する図である。
【図15】本発明の第4の実施形態のファクシミリ装置
による転送依頼シーケンスを説明する図である。
【図16】HDLCフレームの構成図である。
【図17】ファクシミリ装置による通常送信シーケンス
を説明する図である。
【図18】中継送信を説明する図である。
【図19】従来のファクシミリ装置のブロック構成図で
ある。
【図20】従来のファクシミリ装置による転送依頼シー
ケンスを説明する図である。
【符号の説明】
2 操作部、 6 通信制御部、 11,21,31,
41 制御部、 11a,21a,31a,41a M
PU、 11b,21b,31b,41b 主メモリ、
11b2,21b2,31b2,41b2 中継管理
テーブル、 11b4,21b5,31b5,41b4
中継送信プログラム、 21b3,31b3 短縮ダ
イヤル登録テーブル、 100,200,300,40
0 ファクシミリ装置。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信する画データの転送を中継装置に依
    頼するファクシミリ装置において、 中継装置の電話番号と転送先の電話番号を中継装置に伝
    えるための転送識別番号とが入力されると、前記転送識
    別番号を書き込んだ、画データの転送を依頼するための
    SUBフレームを生成するSUBフレーム生成手段と、 前記SUBフレームを中継装置に送信する手段とを備え
    たことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記SUBフレーム生成手段は、中継装
    置に転送先の電話番号を伝えるための転送識別番号と、
    転送結果返送先の電話番号とを書き込んだSUBフレー
    ムを生成することを特徴とする請求項1記載のファクシ
    ミリ装置。
  3. 【請求項3】 転送結果返送先である自装置の国際電話
    番号を書き込んだTSIフレームを生成する手段と、 前記TSIフレームを中継装置に送信する手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項1記載のファクシミリ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記SUBフレーム生成手段は、前記転
    送識別番号と、転送結果返送先の電話番号を中継装置に
    伝えるための返送識別番号とを付加したSUBフレーム
    を生成することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ装置。
  5. 【請求項5】 送信装置から送信された画データを依頼
    された転送先に転送するファクシミリ装置において、 転送識別番号ごとに転送先の電話番号が登録された転送
    テーブルと、 送信装置から送信されたSUBフレームから転送識別番
    号を読み込む手段と、 前記転送識別番号に対応する転送先の電話番号を前記転
    送テーブルから検索する手段と、 検索された転送先に前記画データを転送する手段とを備
    えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 前記SUBフレームから中継結果返送先
    の電話番号を読み込む手段と、 前記転送結果返送先に転送結果を返送する手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項5記載のファクシミリ
    装置。
  7. 【請求項7】 送信装置から送信されたTSIフレーム
    から送信装置の国際電話番号を読み込む手段と、 前記国際電話番号に基づいて転送結果返送先である送信
    装置の電話番号を特定する手段と、 前記転送結果返送先に転送結果を返送する手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項5記載のファクシミリ
    装置。
  8. 【請求項8】 返送識別番号ごとに転送結果返送先の電
    話番号が登録された返送テーブルと、 前記SUBフレームから返送識別番号を読み込む手段
    と、 前記返送識別番号に対応する転送結果返送先の電話番号
    を前記返送テーブルから検索する手段と、 前記転送結果返送先に転送結果を返送する手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項5記載のファクシミリ
    装置。
  9. 【請求項9】 前記転送テーブルは、転送識別番号ごと
    に、転送先の電話番号と、転送結果返送先の電話番号と
    を登録したものであり、 前記返送識別番号に対応する転送結果返送先の電話番号
    を前記転送テーブルから検索する手段と、 前記転送結果返送先に転送結果を返送する手段とをさら
    に備えたことを特徴とする請求項5記載のファクシミリ
    装置。
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