JP2000236524A - 双方向共同受信施設 - Google Patents

双方向共同受信施設

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JP2000236524A
JP2000236524A JP11034071A JP3407199A JP2000236524A JP 2000236524 A JP2000236524 A JP 2000236524A JP 11034071 A JP11034071 A JP 11034071A JP 3407199 A JP3407199 A JP 3407199A JP 2000236524 A JP2000236524 A JP 2000236524A
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signal
spread spectrum
modulator
center device
transmission line
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JP11034071A
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Yoshitaka Iida
嘉高 飯田
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DX Antenna Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流合雑音の影響を受けにくい双方向共同受信
施設を提供する。 【解決手段】 センター装置2が、複数の端末16、17
に、伝送路6を介して接続されている。各端末16、17に
は、センター装置2への上り信号を伝送路6を介して伝
送するための上り信号用変調器を備えたケーブルモデム
22が接続されている。センター装置2のヘッドエンド装
置4は、上り信号を復調するための上り信号用復調器を
備えている。ケーブルモデム22からの上り信号をスペク
トラム拡散変調波に変換して、伝送路6に供給するスペ
クトラム拡散変調器を備えたケーブルアダプタ20が設け
られている。センター装置2は、スペクトラム拡散変調
波を、上り信号に復調し、上り信号用復調器に供給する
スペクトラム拡散復調器28を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双方向共同受信施
設に関し、特に上り信号における流合雑音に対する対策
を施したものに関する。
【0002】
【従来の技術】双方向共同受信施設において、特に樹枝
状分配網に配置された伝送路を含み、多数の端末を有す
るものでは、各端末からの上り信号と共に伝送される雑
音が順次合成されることによって生成される流合雑音が
問題となる。流合雑音を軽減するための方策として、例
えば第1に、流合雑音を一定レベル以下に抑制するため
に樹枝状分配網に接続される端末の数を制限するもの
や、第2に、上り信号の伝送を、共同受信施設の伝送路
を使用せずに、電話回線を利用するものや、第3に、上
り信号伝送用の周波数帯域のうち、雑音が多い帯域を検
出し、自動的に雑音の少ない帯域で上り信号を伝送する
ように、上り信号の周波数帯域を変更するものが、考え
られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、第1及び第2
の方法では、例えば端末数を大量に増加させる必要が生
じた場合には、対応できず、本質的な解決法とは言えな
い。また、第3の方法では、限られた周波数帯域内にお
ける特定の周波数帯域が集中して使用されることとな
り、周波数帯域の有効利用が図れない。
【0004】本発明は、流合雑音の影響を受けにくい双
方向共同受信施設を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による双方向共同
受信施設は、センター装置と、複数の端末とを、伝送路
を介して接続している。前記各端末は、前記センター装
置への上り信号を前記伝送路を介して伝送するための上
り信号用変調器を備えている。前記センター装置は、前
記上り信号を復調するための上り信号用復調器を備えて
いる。前記各端末のうちには、前記上り信号をスペクト
ラム拡散変調波に変換して、前記伝送路に供給するスペ
クトラム拡散変調器を備えたものがある。全ての端末が
スペクトラム拡散変調器を備えていてもよいし、特定の
(単数または複数の)端末が、スペクトラム拡散変調器
を備えても良い。前記センター装置は、前記スペクトラ
ム拡散変調波を、前記上り信号に復調し、前記上り信号
用復調器に供給するスペクトラム拡散復調器を備えてい
る。
【0006】この双方向共同受信施設では、各端末のう
ち、スペクトラム拡散変調器を備えたものでは、上り信
号用変調器からの上り信号が、スペクトラム拡散変調器
によってスペクトラム拡散変調波に変換されて、伝送路
を介してセンター装置に伝送される。センター装置で
は、スペクトラム拡散変調波が、スペクトラム拡散復調
器によって上り信号に復調される。この上り信号が、上
り信号用復調器によって復調される。従って、雑音に強
いスペクトラム拡散変調波に、上り信号が変換されて伝
送されるので、流合雑音が多い場合でも、その影響を受
けずに、上り信号をセンター装置側で復調することがで
きる。
【0007】この双方向共同受信施設は、前記スペクト
ラム拡散変調器への前記上り信号の供給をバイパスし
て、前記伝送路に供給するバイパス回路も備えたものと
できる。
【0008】この場合、バイパス回路を作動させると、
上り信号用変調器からの上り信号がバイパス回路を介し
て伝送路に供給され、バイパス回路を非作動とした状態
では、上り信号用変調器からの上り信号が、スペクトラ
ム拡散変調器によってスペクトラム拡散変調波に変換さ
れて、伝送路に供給される。従って、流合雑音が少ない
場合には、上り信号をスペクトラム拡散変調波に変換せ
ずに、そのまま伝送することができ、流合雑音が多い場
合には、スペクトラム拡散変調波に変換して伝送するこ
とができる。
【0009】前記バイパス回路と、前記スペクトラム拡
散変調器とが、1つのユニット内に設けられているもの
とできる。
【0010】このように1つのユニットに構成すると、
既存の双方向共同受信施設に、このユニットを取り付け
ることによって、容易に流合雑音の影響を受けることの
ない双方向共同受信施設とすることができる。
【0011】また、スペクトラム拡散変調器とバイパス
回路とを備えた双方向共同受信施設に、伝送路における
流合雑音を監視する監視手段を設けたものとすることが
できる。この場合、監視手段によって伝送路における流
合雑音を監視しているので、流合雑音が少ないという監
視結果がでた場合には、バイパス回路を作動させ、流合
雑音が多いという監視結果がでた場合には、スペクトラ
ム拡散変調器を作動させることができる。
【0012】さらに、センター装置は、前記各端末に下
り信号を伝送するための下り信号用変調器を有し、前記
各端末は、前記下り信号を復調するための下り信号用復
調器を有するものとし、前記監視手段における監視結果
を前記センター装置に伝送する伝送手段と、前記センタ
ー装置に設けられ、前記監視結果に応じて前記バイパス
回路及び前記スペクトラム拡散変調器のうち一方を作動
させる指令を、前記下り信号として伝送するために前記
下り信号用変調器に供給するセンター側制御部と、前記
スペクトラム拡散変調器と前記バイパス回路とを備えた
前記端末に設けられ、前記下り信号用復調器によって復
調された前記指令に基づいて、前記スペクトラム拡散変
調器及び前記バイパス回路を制御する端末側制御部と
を、有するものとできる。
【0013】この場合、流合雑音が少ないという監視結
果がでた場合、下り信号によって端末にバイパス回路を
作動させる指令が送信され、バイパス回路が自動的に作
動させられる。従って、上り信号がバイパス回路を介し
て伝送路に供給され、センター装置に自動的に伝送され
る。流合雑音が多いという監視結果がでた場合、下り信
号によって端末にバイパス回路を非作動状態とする指令
が自動的に伝送される。従って、上り信号がスペクトラ
ム拡散変調波に変換され、自動的にセンター装置に伝送
される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の1実施の形態の双方向共
同受信施設は、図1に示すように、センター装置2を有
している。このセンター装置2には、ヘッドエンド装置
4が設けられている。ヘッドエンド装置4は、例えば地
上波テレビジョン放送信号、衛星放送信号、衛星通信信
号、FM放送信号や自主放送信号等を含むCATV信号
を、後述する各端末に向けて出力する。更に、センター
装置2は、図示していない下り信号用変調器を内蔵し、
各端末に対する制御信号等を伝送するための下り信号
を、下り信号用用変調器からも出力する。下り信号は、
CATV信号と、各端末に対する制御信号等を伝送する
ための信号等を含むものである。むろん、CATV信号
とCATV信号以外の下り信号とは異なる周波数を持つ
ものである。CATV信号以外の下り信号としては、P
SKまたはFSK等の変調方式で変調された比較的狭帯
域の信号が用いられている。
【0015】この下り信号は、例えば樹枝状分配網に配
置された伝送路6に供給される。この伝送線路6は、幹
線6aを有し、その幹線6a中に適当な間隔ごとに複数
台の双方向分岐増幅器8が設けられている(図1には代
表として1台のみ示してある)。双方向分岐増幅器8か
ら複数の分岐線6b(図1には代表として1本のみ示し
てある。)が分岐され、この分岐線6bは、さらに複数
台(図1では1台のみ示してある。)の双方向分岐器1
0によって、各枝線6cに再分岐されている。
【0016】この枝線6cは、例えば保安器12を介し
て一般家屋に導入される。この枝線6cによって伝送さ
れた下り信号は、双方向2分配器14によって2分配さ
れ、両分配出力は、双方向直列ユニット16、17によ
って、テレビジョン受像機18とケーブルアダプタ20
とに、それぞれ供給される。なお、双方向直列ユニット
16、17は、他の双方向直列ユニット16a、17a
にそれぞれ接続され、これを介して同一家屋或いは他の
家屋に設けられている他のテレビジョン受像機やケーブ
ルアダプタ(いずれも図示せず)に下り信号が供給され
ている。双方向2分配器14、直列ユニット16、17
が1つの端末端子を形成し、直列ユニット16a、17
aが他の端末端子を形成している。なお、端末装置19
は、テレビジョン受像機18、ケーブルアダプタ20、
後述するケーブルモデム22、パーソナルコンピュータ
24によって形成されている。ケーブルアダプタ20
は、全ての端末端子に設けることもあるし、一部の端末
のみに設けることもある。
【0017】ケーブルアダプタ20は、ケーブルモデム
22、パーソナルコンピュータ24に縦続接続されてい
る。通常の双方向共同受信施設では、ケーブルアダプタ
20が設けられてなく、CATV信号以外の下り信号
は、ケーブルモデム22に直接に供給され、ここで復調
されて、パーソナルコンピュータ24に供給される。ま
た、パーソナルコンピュータ24からの信号がケーブル
モデム22によって上り信号に変換される。この上り信
号は、通常の双方向共同受信施設では、双方向直列ユニ
ット17に直接に供給され、保安器12、伝送路6を介
してヘッドエンド装置4に伝送され、復調される。この
上り信号も、PSKやFSK等の変調方式によって変調
された比較的狭帯域の信号である。
【0018】ケーブルモデム22は、図2に示すよう
に、上り信号用変調器22aと下り信号用復調器22b
と、これらを制御するマイクロプロセッサ22cとを含
んでいる。マイクロプロセッサ22cは、パーソナルコ
ンピュータ24からの指令を受けて、これを上り信号に
変調可能な形式に変換し、上り信号用変調器22aに供
給する。例えば、図3(a)に示すような指令d(t)
をマイクロプロセッサ22cが上り信号用変調器22a
に供給すると、上り信号用変調器22aは、図3(b)
に示すような搬送波sinωctを、図3(a)の指令
d(t)によって、例えばPSK変調して、図3(c)
に示すような上り信号d(t)sinωctを生成す
る。むろん、FSK変調することもできる。
【0019】なお、上り信号の伝送帯域Uは、例えば図
4に示すように下り伝送帯域(CATV信号と下り信号
の伝送帯域)Dの下側に配置されている。下り伝送帯域
は70MHz以上が標準であるので、下り伝送帯域と上
り伝送帯域との間にガードバンドを設けて、上り信号の
伝送帯域Uは、50MHz以下とされ、通常10MHz
乃至50MHzが使用されている。
【0020】また、マイクロプロセッサ22cは、下り
信号用復調器22bが下り信号を復調した信号をパーソ
ナルコンピュータ24が処理可能な形式に変換し、パー
ソナルコンピュータ24に供給する。
【0021】この実施の形態の双方向共同受信施設に設
けられているケーブルアダプタ20は、1つのユニット
に構成されており、その内部には、図2に示すように、
切換スイッチ20a、20bが設けられている。切換ス
イッチ20a、20bは、共に、2つの接点と、これら
接点のうちいずれかに接触する接触子と(図示せず)
を、それぞれ有し、切換スイッチ20a、20bの一方
の接点間に、伝送路20cが形成されている。
【0022】従って、切換スイッチ20a、20bの一
方の接点に、これら切換スイッチ20a、20bの接触
子がそれぞれ接触している状態では、双方向混合器21
を介して供給された上り信号用変調器22aからの上り
信号が、ケーブルアダプタ20をバイパスされて、双方
向1分岐器23を介して直列ユニット17に供給され
る。即ち、ケーブルアダプタ20は、バイパス回路を備
えている。
【0023】同様に、双方向1分岐器23を介して直列
ユニット17から供給された下り信号は、1分岐器2
5、双方向混合器21を介して下り信号用復調器22b
に供給される。
【0024】また、切換スイッチ20a、20bの他方
の接点間には、切換スイッチ20a側から順に入力検知
回路20d、符号拡散変調器20e、周波数変換回路2
0fが縦続接続されている。符号拡散変調器20eに
は、拡散符号発生器20gから拡散符号が供給されてい
る。符号拡散変調器20eと拡散符号発生器20gと
が、スペクトラム拡散変調器を構成している。
【0025】これらは、ケーブルモデム22から供給さ
れたPSKまたはFSK変調上り信号にスペクトラム拡
散変調を施し、広帯域に信号を拡散させるためのもので
ある。そのために、拡散符号発生器20gが発生する拡
散符号は、各ケーブルアダプタ20ごとに固有の符号で
あり、同一周波数帯で同時に複数の通信が可能となる符
号分割多元接続を実現するように、急峻な自己相関特性
と低相互相関特性を持つように設計されている。
【0026】ケーブルモデム22から、図3(c)に示
すような上り信号d(t)sinωctが、上り信号用
変調器22a、切換スイッチ20aを介して入力される
と、入力検知回路20dを介して、上り信号d(t)s
inωctは、符号拡散変調器20eに供給される。入
力検知回路20dが上り信号d(t)sinωctを検
知したことに応動して、コントローラ20hが付勢信号
を発生する。この付勢信号に応動して、拡散符号発生器
20gは、図3(d)に示すような±1の2つのレベル
をとる周期2値信号系列c(t)を符号拡散変調器20
eに供給する。
【0027】符号拡散変調器20eは、これら2つの信
号を乗算し、同図(e)に示すような拡散変調波c
(t)d(t)sinωctを出力する。これによっ
て、上り信号d(t)sinωctが、広帯域に拡散さ
れた拡散変調波c(t)d(t)sinωctに変換さ
れる。この拡散変調波は、周波数変換回路20fに供給
され、上り信号の伝送帯域の信号に周波数変換される。
【0028】なお、周波数変換回路20fは、図示して
いないが電圧制御発振器を内蔵しており、この電圧制御
発振器の発振周波数を変更することによって、周波数変
換回路20fからの出力信号の周波数が変更される。
【0029】上り信号をバイパスするか、選択拡散変調
波に変換するかは、切換スイッチ20a、20bを、端
末側制御部、例えばコントローラ20hが切り換えるこ
とによって行われる。また、コントローラ20hは、選
択拡散変調波に変換するとき、入力検知回路20dが上
り信号を検知したとき、拡散符号発生器20gや周波数
変換回路20f等を作動させる。また、拡散符号発生器
20gが発生する符号や、周波数変換回路20f内の電
圧制御発振器の発振周波数も、コントローラ20hによ
って決定される。
【0030】コントローラ20hは、これらの制御を、
センター装置2から下り信号として送信された選択信号
に基づいて行う。この選択信号は、後述する選択信号発
生器26から、伝送路6、双方向1分岐器23、25を
介して、選択信号受信機20iに伝送され、ここにおい
て復調される。この選択信号を復調した復調信号は、制
御信号としてコントローラ20hに供給される。
【0031】この制御信号には、アダプタ識別符号が含
まれている。この双方向共同受信施設中に存在する複数
のケーブルアダプタ20それぞれに異なるアダプタ識別
符号が予め割り当てられている。復調されたアダプタ識
別符号が、このケーブルアダプタ20に割り当てられて
いるアダプタ識別符号と一致すれば、その制御信号に含
まれている情報をコントローラ20hが実行する。
【0032】コントローラ20hは、この制御信号に応
じて、拡散符号発生器20gが発生する拡散符号を決定
したり、周波数変換回路20f内の電圧制御発振器の発
振周波数を決定したり、切換スイッチ20a、20bの
切換を行ったりする。
【0033】ケーブルアダプタ20から伝送路6を介し
て伝送された拡散変調波は、ヘッドエンド装置4からス
ペクトラム拡散復調器(SS復調器)28に供給され、
ここで復調される。この復調には、拡散符号発生器20
gが発生した拡散符号と同一のものが使用され、元の上
り信号d(t)sinωctが復調される。同一の拡散
符号の使用は、コントローラ30からスペクトラム拡散
復調器28に指示されている。上り信号d(t)sin
ωctはセンター装置2によって復調される。
【0034】上述したように、スペクトラム拡散変調波
に変換された上り信号の伝送は、選択信号発生器26が
発生する選択信号によって指示される。この選択信号
は、伝送路6における流合雑音の監視結果に応じて出力
される。即ち、伝送路6の適所、例えば幹線6aには、
1分岐器32を介して監視手段、例えば流合雑音モニタ
34が設けられている。流合雑音モニタ34は、例えば
10乃至50MHzの上り伝送帯域を高速でスキャン
し、常に流合雑音をモニタしている。そして、流合雑音
のモニタ結果が、予め定めた条件、例えば所定時間内に
所定回数、具体的には10分間に20回以上、予め定め
たレベルを超えるノイズが発生した場合、警告信号を流
合雑音モニタ34は、発生する。この警告信号は、伝送
手段、例えばステータスモニタユニット36に供給され
る。なお、図1では、流合雑音モニタ34は、幹線6a
の双方向分岐増幅器8の入力側に設けたが、各分岐線6
b中や、各枝線6c中に設けることもある。
【0035】ステータスモニタユニット36は、警告信
号を受けると、流合雑音モニタ34が配置されている位
置、警告信号の発生時刻等の情報を付加して警報信号と
して、双方向1分岐器38を介してセンター装置2に伝
送する。センター装置2では、双方向2分配器39を介
して警報信号受信機40が警報信号を受信復調し、セン
ター側制御部、例えばコントローラ30に供給する。コ
ントローラ30では、この警報信号を解読し、どのケー
ブルアダプタ20に上り信号をスペクトラム拡散変調波
に変換させるかを決定し、そのケーブルアダプタ20の
アダプタ識別符号と、使用する拡散符号を指示する情
報、ケーブルアダプタ20内の周波数変換回路20fが
内蔵する電圧制御発振器に発振させる周波数を指示する
情報を含む選択信号を選択信号発生器26に発生させ、
伝送路6に供給する。
【0036】このように構成されている双方向共同受信
施設では、流合雑音レベルが大きくない状態では、各ケ
ーブルアダプタ20は、上り信号をバイパスし、伝送路
6に供給する。従って、ヘッドエンド装置4において、
上り信号の復調が行われている。しかし、流合雑音レベ
ルが上がり、上り信号が正常にセンター装置2側で受信
復調できなくなると、所定のケーブルアダプタ20が上
り信号をスペクトラム拡散変調波に変換して、伝送路6
に伝送する。スペクトラム拡散変調波は、スペクトラム
拡散復調器28によって元の上り信号に変換され、ヘッ
ドエンド装置4に供給され、ヘッドエンド装置4におい
て上り信号の復調が行われる。スペクトラム拡散変調波
は、対雑音性が高い変調方式であるので、流合雑音が多
い状態でも、正常に上り信号に復調することができる。
【0037】また、通常には、図4に示したように、下
り信号伝送帯域Dの下側に上り信号伝送帯域Uを設定す
るロースプリット方式が採用されているが、ケーブルテ
レビの高度利用が進展するようになり、双方向伝送用周
波数帯域の拡張要求が行われている。それに対応し、図
4に示すように、下り伝送帯域Dの上側に更に上り伝送
帯域U1を新設するハイスプリット方式の採用が考慮さ
れている。このようにハイスプリット方式が採用されて
も、ケーブルアダプタ20内の周波数変換回路20f内
の電圧制御発振器が発振する信号の周波数を変更するこ
とによって、容易にハイスプリット方式に対応すること
ができる。
【0038】また、スペクトラム拡散変調に用いるケー
ブルアダプタ20は、1つのユニットに構成されてい
る。従って、既にケーブルモデム22によって狭帯域情
報変調波を送信するように構成されている既存の双方向
共同受信施設に対して、ケーブルアダプタ20を装着す
ることによって、流合雑音に対する耐性が大きい双方向
共同受信施設に容易に変更することができる。
【0039】上記の双方向共同受信施設では、流合雑音
モニタ34を設け、ステータスモニタユニット36及び
警報信号受信機40を用いて、自動的に所望のケーブル
アダプタ20にスペクトラム拡散変調を行わせるように
したが、例えばステータスユニット36からの警報信号
を受信した後、受信結果を適当な表示器に表示させ、こ
の表示結果に従って、手動でコントローラ30を操作し
て、選択信号発生器26に選択信号を発生させるように
してもよい。
【0040】また、流合雑音モニタ34を除去し、セン
ター装置2において、コントローラ30を手動によって
操作し、選択信号発生器26に選択信号を発生させるよ
うにして、所望のケーブルアダプタ20においてスペク
トラム拡散変調が行われるように、制御しても良い。ま
た、ケーブルアダプタ20のバイパス回路を除去し、上
り信号を変換したスペクトラム拡散変調波が常に伝送路
6に伝送されるように構成しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、上り信
号をスペクトラム拡散変調波に変換して、伝送し、セン
ター装置側で上り信号に復調しているので、流合雑音が
多い場合でも、流合雑音の影響を受けずに、上り信号を
センター装置側に伝送することができる。しかも、従
来、使用されていた上り信号をスペクトラム拡散変調し
ているので、既存の双方向共同受信施設に、スペクトラ
ム拡散変調器とスペクトラム拡散復調器を追加するだけ
でよい。また、バイパス回路を設けることによって、流
合雑音が多い場合のみ、スペクトラム拡散変調波を利用
することができるし、下り信号の伝送については、従来
のものをそのまま使用できる。また、スペクトラム拡散
変調器とバイパス回路とを1つのユニットに構成してい
るので、このユニットを既存の端末側に設けるだけで、
容易にスペクトラム拡散変調器を用いた双方向共同受信
施設とすることができる。また、伝送路に流合雑音の監
視手段を設けているので、流合雑音の状況に応じて、ス
ペクトラム拡散変調波に変換した上り信号を用いるか、
スペクトラム拡散変調波に変換していない上り信号を用
いるか決定することができる。更に、監視手段の監視結
果に応じてスペクトラム拡散変調波に変換した上り信号
を使用するか、スペクトラム拡散変調波に変換していな
い上り信号を利用するか、自動的に設定することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の双方向共同受信施設の
ブロック図である。
【図2】図1の双方向共同受信施設の端末の詳細なブロ
ック図である。
【図3】図2の端末において行われる変調を説明するた
めの図である。
【図4】双方向共同受信施設における上り伝送帯域と下
り伝送帯域とを示す図である。
【符号の説明】
2 センター装置 4 ヘッドエンド装置 6 伝送路 19 端末装置(端末) 22a 上り変調器 20a 20b 切換スイッチ(バイパス回路) 20c 伝送路(バイパス回路) 20e 符号拡散変調器(スペクトラム拡散変調器) 20g 拡散符号発生器(スペクトラム拡散変調器) 20h コントローラ(端末側制御部) 28 スペクトラム拡散復調器 30 コントローラ(センター側制御部) 34 流合雑音モニタ(監視手段) 36 ステータスモニタユニット(伝送手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センター装置と、複数の端末とを、伝送
    路を介して接続し、前記各端末は、前記センター装置へ
    の上り信号を前記伝送路を介して伝送するための上り信
    号用変調器を備え、前記センター装置は、前記上り信号
    を復調するための上り信号用復調器を備えた双方向共同
    受信施設において、 前記各端末のうちには、前記上り信号をスペクトラム拡
    散変調波に変換して、前記伝送路に供給するスペクトラ
    ム拡散変調器を備えたものがあり、 前記センター装置は、前記スペクトラム拡散変調波を、
    前記上り信号に復調し前記上り信号用復調器に供給する
    スペクトラム拡散復調器を備えた双方向共同受信施設。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の双方向共同受信施設にお
    いて、前記スペクトラム拡散変調器への前記上り信号の
    供給をバイパスして、前記伝送路に供給するバイパス回
    路を備えた双方向共同受信施設。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の双方向共同受信施設にお
    いて、前記バイパス回路と、前記スペクトラム拡散変調
    器とが、1つのユニット内に設けられている双方向共同
    受信施設。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の双方向共同受信施設にお
    いて、前記伝送路における流合雑音を監視する監視手段
    を設けた双方向共同受信施設。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の双方向共同受信施設にお
    いて、 前記センター装置は、前記各端末に下り信号を伝送する
    ための下り信号用変調器を有し、前記各端末は、前記下
    り信号を復調するための下り信号用復調器を有し、 前記監視手段における監視結果を前記センター装置に伝
    送する伝送手段と、 前記センター装置に設けられ、前記監視結果に応じて前
    記バイパス回路及び前記スペクトラム拡散変調器のうち
    一方を作動させる指令を、前記下り信号として伝送する
    ために前記下り信号用変調器に供給するセンター側制御
    部と、 前記スペクトラム拡散変調器と前記バイパス回路とを備
    えた前記端末に設けられ、前記下り信号用復調器によっ
    て復調された前記指令に基づいて、前記スペクトラム変
    調器及び前記バイパス回路を制御する端末側制御部と
    を、有する双方向共同受信施設。
JP11034071A 1999-02-12 1999-02-12 双方向共同受信施設 Withdrawn JP2000236524A (ja)

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