JP2000237497A - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2000237497A JP2000237497A JP11040397A JP4039799A JP2000237497A JP 2000237497 A JP2000237497 A JP 2000237497A JP 11040397 A JP11040397 A JP 11040397A JP 4039799 A JP4039799 A JP 4039799A JP 2000237497 A JP2000237497 A JP 2000237497A
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- JP
- Japan
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- water
- pipe
- washing machine
- detergent
- detergent container
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- Pending
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- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
- Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 逆U字形状の排水ホース内に残った空気によ
るサイホン効果によって、外槽内に給水された水がその
まま排水されることを防止する。 【解決手段】 排水ホース15の屈曲部と注水口部10
とを連結する通気管16を設ける。排水ポンプ14のエ
ア噛みなどにより排水ホース15の屈曲部に空気が溜ま
っても、その空気溜まりは通気管16を介して外部と連
通しているので、空気溜まりの空気圧はほぼ大気圧とな
る。そのため、給水時の外槽2内の水位と排水ホース1
5の立上り部内の水位はほぼ同一となり、サイホン効果
も作用せず、水が屈曲部を越えて流れ出ることがなくな
る。
るサイホン効果によって、外槽内に給水された水がその
まま排水されることを防止する。 【解決手段】 排水ホース15の屈曲部と注水口部10
とを連結する通気管16を設ける。排水ポンプ14のエ
ア噛みなどにより排水ホース15の屈曲部に空気が溜ま
っても、その空気溜まりは通気管16を介して外部と連
通しているので、空気溜まりの空気圧はほぼ大気圧とな
る。そのため、給水時の外槽2内の水位と排水ホース1
5の立上り部内の水位はほぼ同一となり、サイホン効果
も作用せず、水が屈曲部を越えて流れ出ることがなくな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機に関し、更に
詳しくは、排水ホースが逆U字形状に立設された洗濯機
及び自動的に洗剤や柔軟仕上剤を投入する洗剤供給部を
備えた洗濯機に関する。
詳しくは、排水ホースが逆U字形状に立設された洗濯機
及び自動的に洗剤や柔軟仕上剤を投入する洗剤供給部を
備えた洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドラム式洗濯機の排水動作を図1
5及び図16を参照して説明する。外槽2の底部には排
水ポンプ14の吸引口が接続され、排水ポンプ14の吐
出口には排水ホース15の一端(以下「吸入端」とい
う)151が連結されている。排水ホース15は、その
途中で外槽2内の洗濯水位Lw(通常、外槽2内の約1
/4の高さ)よりも高く持ち上げられ(外槽2内の約3
/4の高さ)、他端(以下「排出端」という)152が
外部の排水溝に達している。外槽2内に溜まった水を排
水するときには排水ポンプ14が一定時間連続して駆動
される。排水ポンプ14が駆動されると、排水ホース1
5に送り込まれた水はその頂部Pを越えて排出端152
から排出される(図15(a)参照)。排水ポンプ14
の動作を停止すると、排水ホース15の立上り部153
によりその排出が阻止され外槽2内に水が溜まった状態
に維持される。
5及び図16を参照して説明する。外槽2の底部には排
水ポンプ14の吸引口が接続され、排水ポンプ14の吐
出口には排水ホース15の一端(以下「吸入端」とい
う)151が連結されている。排水ホース15は、その
途中で外槽2内の洗濯水位Lw(通常、外槽2内の約1
/4の高さ)よりも高く持ち上げられ(外槽2内の約3
/4の高さ)、他端(以下「排出端」という)152が
外部の排水溝に達している。外槽2内に溜まった水を排
水するときには排水ポンプ14が一定時間連続して駆動
される。排水ポンプ14が駆動されると、排水ホース1
5に送り込まれた水はその頂部Pを越えて排出端152
から排出される(図15(a)参照)。排水ポンプ14
の動作を停止すると、排水ホース15の立上り部153
によりその排出が阻止され外槽2内に水が溜まった状態
に維持される。
【0003】排水ポンプ14の駆動中に排水ポンプ14
内の水が無くなるといわゆるエア噛みが発生し、排水ホ
ース15の立上り部153内の水をそれ以上押し上げる
能力がなくなる。エア噛みにより入り込んだ空気は排水
ホース15の立上り部153内を上昇し、頂部P付近か
ら立下り部154にかけて空気溜まりを形成する(図1
5(b)参照)。一定時間の排水運転が終了して排水ポ
ンプ14が停止すると、排水ホース15の立上り部15
3の水が排水ポンプ14内へ逆流するため水位L1は下
がる。それに伴い、排水ホース15の立下り部154の
水位L2は上昇する。そして、図16(a)に示すよう
に、L1−L3=L2−L4の関係が成立した状態で均衡が
保たれる。この結果、排水ポンプ14の停止直前よりは
下降するものの、水位L1はかなり高い位置に維持され
る。
内の水が無くなるといわゆるエア噛みが発生し、排水ホ
ース15の立上り部153内の水をそれ以上押し上げる
能力がなくなる。エア噛みにより入り込んだ空気は排水
ホース15の立上り部153内を上昇し、頂部P付近か
ら立下り部154にかけて空気溜まりを形成する(図1
5(b)参照)。一定時間の排水運転が終了して排水ポ
ンプ14が停止すると、排水ホース15の立上り部15
3の水が排水ポンプ14内へ逆流するため水位L1は下
がる。それに伴い、排水ホース15の立下り部154の
水位L2は上昇する。そして、図16(a)に示すよう
に、L1−L3=L2−L4の関係が成立した状態で均衡が
保たれる。この結果、排水ポンプ14の停止直前よりは
下降するものの、水位L1はかなり高い位置に維持され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような状態から、
次の洗濯のために給水弁8を開放し給水管6を介して外
槽2内に洗濯水位Lwまで給水を行なうと、排水ホース
15の立上り部153内の水は押し上げられて頂部Pを
越え、立下り部154の方へ流出する(図16(b)参
照)。すると、サイホン現象により、排水ポンプ14を
駆動しないにも拘らず外槽2内に給水された水が次々に
排水ホース15を通して外部に排出されてしまうことに
なる。
次の洗濯のために給水弁8を開放し給水管6を介して外
槽2内に洗濯水位Lwまで給水を行なうと、排水ホース
15の立上り部153内の水は押し上げられて頂部Pを
越え、立下り部154の方へ流出する(図16(b)参
照)。すると、サイホン現象により、排水ポンプ14を
駆動しないにも拘らず外槽2内に給水された水が次々に
排水ホース15を通して外部に排出されてしまうことに
なる。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
成されたものであり、その主たる目的は、外槽に給水を
行う場合に水がサイホン現象により不所望に排出されて
しまうことを防止できる洗濯機を提供することにある。
成されたものであり、その主たる目的は、外槽に給水を
行う場合に水がサイホン現象により不所望に排出されて
しまうことを防止できる洗濯機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段、発明の実施の形態及び発
明の効果】上記課題を解決するために成された本発明
は、水を貯留するための洗濯槽と、洗濯槽に一端が接続
された給水管と、洗濯槽の下部に一端が接続された逆U
字形状を有する排水管とを具備する洗濯機において、排
水管の逆U字形状屈曲部近傍と、給水管又は洗濯槽内の
貯水時に水に浸からない部位とを連通する通気管を備え
たことを特徴としている。
明の効果】上記課題を解決するために成された本発明
は、水を貯留するための洗濯槽と、洗濯槽に一端が接続
された給水管と、洗濯槽の下部に一端が接続された逆U
字形状を有する排水管とを具備する洗濯機において、排
水管の逆U字形状屈曲部近傍と、給水管又は洗濯槽内の
貯水時に水に浸からない部位とを連通する通気管を備え
たことを特徴としている。
【0007】本発明に係る洗濯機では、排水管の屈曲部
近傍は通気管を通して大気に開放している。したがっ
て、排水終了時点で屈曲部に空気溜まりが形成されたと
しても、この空気溜まり内の空気圧は大気圧とほぼ等し
くなり、排水管の立上り部内に残留している水の水位は
洗濯槽側の水位とほぼ等しくなる。次に洗濯水位に達す
るまで洗濯槽内に給水が行われても、排水管の立上り部
内の水位も該洗濯水位とほぼ同じ位置までしか上昇せ
ず、サイホン現象も生じないので、水が屈曲部を越えて
流れ出すことがない。また、排水時に通気管を通して排
水管側から水が逆流したとしても、その水は洗濯槽へと
戻るので水が外に漏れ出すことがない。
近傍は通気管を通して大気に開放している。したがっ
て、排水終了時点で屈曲部に空気溜まりが形成されたと
しても、この空気溜まり内の空気圧は大気圧とほぼ等し
くなり、排水管の立上り部内に残留している水の水位は
洗濯槽側の水位とほぼ等しくなる。次に洗濯水位に達す
るまで洗濯槽内に給水が行われても、排水管の立上り部
内の水位も該洗濯水位とほぼ同じ位置までしか上昇せ
ず、サイホン現象も生じないので、水が屈曲部を越えて
流れ出すことがない。また、排水時に通気管を通して排
水管側から水が逆流したとしても、その水は洗濯槽へと
戻るので水が外に漏れ出すことがない。
【0008】本発明の洗濯機では、具体的には、前記給
水管の途中に洗剤投入用の洗剤容器を収納する注水口部
を設け、前記通気管の一端を該注水口部に接続する構成
とすることができる。一般に、洗濯槽はステンレスなど
の比較的加工しにくい材料から成るのに対し、注水口部
は加工や成形が容易な合成樹脂から成るので、通気管の
接続が容易に行える。また、この構成によれば、注水口
部から洗濯槽に至るまでの給水管がゴミや凍結などによ
って詰まった場合に、給水された水は通気管を通って排
水管へと流れるので、注水口部から水が溢れ出すことを
防止できる。
水管の途中に洗剤投入用の洗剤容器を収納する注水口部
を設け、前記通気管の一端を該注水口部に接続する構成
とすることができる。一般に、洗濯槽はステンレスなど
の比較的加工しにくい材料から成るのに対し、注水口部
は加工や成形が容易な合成樹脂から成るので、通気管の
接続が容易に行える。また、この構成によれば、注水口
部から洗濯槽に至るまでの給水管がゴミや凍結などによ
って詰まった場合に、給水された水は通気管を通って排
水管へと流れるので、注水口部から水が溢れ出すことを
防止できる。
【0009】また、本発明の洗濯機では、前記通気管の
一端を前記洗濯槽内の最大給水水位よりも上部に接続す
る構成としてもよい。すなわち、通常、排水管は洗濯槽
の至近に配設されているため、洗濯槽に通気管を接続す
る構成とすれば、通気管の長さは短くてすみ洗濯機の外
箱内の空間を無駄に占有することがない。
一端を前記洗濯槽内の最大給水水位よりも上部に接続す
る構成としてもよい。すなわち、通常、排水管は洗濯槽
の至近に配設されているため、洗濯槽に通気管を接続す
る構成とすれば、通気管の長さは短くてすみ洗濯機の外
箱内の空間を無駄に占有することがない。
【0010】また、通気管の一端を注水口部に接続する
構成において、その接続部位は洗剤容器の上端縁を含む
水平面よりも下であることが好ましい。この構成によれ
ば、万が一、排水時に排水管から通気管内を水が逆流し
た場合でも、接続部位から吐き出された水が洗剤容器内
に入ることがなく、洗剤容器内に収容されている洗剤や
柔軟仕上剤などが不所望に流出することを防止できる。
また、同様の理由により、上記接続部位は洗剤容器に設
けられた洗剤流出用開口と対向しない箇所であることが
好ましい。
構成において、その接続部位は洗剤容器の上端縁を含む
水平面よりも下であることが好ましい。この構成によれ
ば、万が一、排水時に排水管から通気管内を水が逆流し
た場合でも、接続部位から吐き出された水が洗剤容器内
に入ることがなく、洗剤容器内に収容されている洗剤や
柔軟仕上剤などが不所望に流出することを防止できる。
また、同様の理由により、上記接続部位は洗剤容器に設
けられた洗剤流出用開口と対向しない箇所であることが
好ましい。
【0011】ところで、このような洗濯機において、上
記注水口部は洗剤容器を引き出し状に収納する箱形状体
を有しており、洗剤容器内に上方から水を散水する構成
となっている。より詳しく述べると、注水口部は、一端
が給水管に連結され他端が上方に向けて開口した下部パ
イプを備える凹部部材と、該凹部部材の上面開口に装着
され、前記下部パイプと嵌合する上部パイプを含み前記
洗剤容器内に上方から散水する散水手段を備える蓋部材
とから成る。下部パイプと上部パイプとの嵌合部に内部
から高い水圧がかかると、その隙間から水が溢れ出す恐
れがあるため、従来は水封用のパッキンを設けていた。
記注水口部は洗剤容器を引き出し状に収納する箱形状体
を有しており、洗剤容器内に上方から水を散水する構成
となっている。より詳しく述べると、注水口部は、一端
が給水管に連結され他端が上方に向けて開口した下部パ
イプを備える凹部部材と、該凹部部材の上面開口に装着
され、前記下部パイプと嵌合する上部パイプを含み前記
洗剤容器内に上方から散水する散水手段を備える蓋部材
とから成る。下部パイプと上部パイプとの嵌合部に内部
から高い水圧がかかると、その隙間から水が溢れ出す恐
れがあるため、従来は水封用のパッキンを設けていた。
【0012】これに対し、本発明に係る洗濯機では、上
記注水口部において、下部パイプと上部パイプの嵌合部
を凹部部材と蓋部材との結合部よりも低い位置となるよ
うにしたことを特徴としている。また、そのパイプ嵌合
部は該嵌合部に近接した洗剤容器の上縁よりも低い位置
とする。更には、パイプ嵌合部は、上部パイプと下部パ
イプの密着面がパイプの外周に向かって下方に傾斜する
ように形成されるものとする。
記注水口部において、下部パイプと上部パイプの嵌合部
を凹部部材と蓋部材との結合部よりも低い位置となるよ
うにしたことを特徴としている。また、そのパイプ嵌合
部は該嵌合部に近接した洗剤容器の上縁よりも低い位置
とする。更には、パイプ嵌合部は、上部パイプと下部パ
イプの密着面がパイプの外周に向かって下方に傾斜する
ように形成されるものとする。
【0013】このような構成によれば、上部パイプと下
部パイプとの継ぎ目から水が溢れた場合でも、その水が
洗剤容器の内部に入り込むことがない。そのため、従来
のように水封用のパッキンが不要になり、コストを削減
することが可能である。
部パイプとの継ぎ目から水が溢れた場合でも、その水が
洗剤容器の内部に入り込むことがない。そのため、従来
のように水封用のパッキンが不要になり、コストを削減
することが可能である。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る洗濯機の一実施例を図面
を参照しつつ説明する。図1はこのドラム式洗濯機の側
面断面図である。
を参照しつつ説明する。図1はこのドラム式洗濯機の側
面断面図である。
【0015】外箱1の内部には略円筒形状の外槽2が設
けられ、その外槽2の内部には洗濯物を収容するための
ドラム3が主軸5により回転自在に軸支されている。ド
ラム3の周壁には多数の通水孔4が穿孔されており、外
槽2内に給水された水はこの通水孔4を通してドラム3
内へ流入し、また逆に遠心脱水時にドラム3内で洗濯物
から吐き出された水は通水孔4を通して外槽2へと飛散
する。
けられ、その外槽2の内部には洗濯物を収容するための
ドラム3が主軸5により回転自在に軸支されている。ド
ラム3の周壁には多数の通水孔4が穿孔されており、外
槽2内に給水された水はこの通水孔4を通してドラム3
内へ流入し、また逆に遠心脱水時にドラム3内で洗濯物
から吐き出された水は通水孔4を通して外槽2へと飛散
する。
【0016】図示しない水道蛇口に接続される給水管は
第1給水管6及び第2給水管7(但し図1では第1給水
管6は第2給水管7の後方に隠れて見えない)の二本に
分岐され、いずれも外箱1内の前方上部に設けられた注
水口部10に連結されている。第1及び第2給水管6、
7の途中にはそれぞれ第1給水弁8及び第2給水弁9
(但し図1では第1給水弁8は第2給水弁9の後方に隠
れて見えない)が設けられている。注水口部10には、
その末端が外槽2内に向けて開口している注水管11が
接続されている。
第1給水管6及び第2給水管7(但し図1では第1給水
管6は第2給水管7の後方に隠れて見えない)の二本に
分岐され、いずれも外箱1内の前方上部に設けられた注
水口部10に連結されている。第1及び第2給水管6、
7の途中にはそれぞれ第1給水弁8及び第2給水弁9
(但し図1では第1給水弁8は第2給水弁9の後方に隠
れて見えない)が設けられている。注水口部10には、
その末端が外槽2内に向けて開口している注水管11が
接続されている。
【0017】外槽2底部の排水口12は、前方に引き出
し自在のリントフィルタ13を介して排水ポンプ14の
吸引口に連通しており、排水ポンプ14の吐出口には排
水ホース15が接続されている。排水ホース15は逆U
字状に屈曲して延伸し、その末端は図示しない外部の排
水溝に至っている。この排水ホース15の屈曲部頂点と
注水口部10とは細い通気管16を介して連通してい
る。
し自在のリントフィルタ13を介して排水ポンプ14の
吸引口に連通しており、排水ポンプ14の吐出口には排
水ホース15が接続されている。排水ホース15は逆U
字状に屈曲して延伸し、その末端は図示しない外部の排
水溝に至っている。この排水ホース15の屈曲部頂点と
注水口部10とは細い通気管16を介して連通してい
る。
【0018】図2は上記注水口部10の組立構造を示す
側面図である。注水口部10は、主として、上面及び前
面が開放して成る箱状の本体部材20と、該本体部材2
0の上面開口を覆う中蓋部材30と、該中蓋部材30の
上面と所定の間隙を有して取り付けられる板状の上蓋部
材40とから成り、本体部材20の前面開口を介して洗
剤容器50がスライド式に着脱される構成となってい
る。これら各部材はいずれも形成が容易な合成樹脂から
成り、上蓋部材40は中蓋部材30と熱溶着により一体
化され、中蓋部材30と本体部材20とは着脱が比較的
容易であるように嵌め込み式になっている。なお、図2
中、キャップ60は後述のように洗剤容器50内に装着
される部材である。
側面図である。注水口部10は、主として、上面及び前
面が開放して成る箱状の本体部材20と、該本体部材2
0の上面開口を覆う中蓋部材30と、該中蓋部材30の
上面と所定の間隙を有して取り付けられる板状の上蓋部
材40とから成り、本体部材20の前面開口を介して洗
剤容器50がスライド式に着脱される構成となってい
る。これら各部材はいずれも形成が容易な合成樹脂から
成り、上蓋部材40は中蓋部材30と熱溶着により一体
化され、中蓋部材30と本体部材20とは着脱が比較的
容易であるように嵌め込み式になっている。なお、図2
中、キャップ60は後述のように洗剤容器50内に装着
される部材である。
【0019】次に、上記注水口部10の各部材及び洗剤
容器50の構成を詳細に説明する。なお、以下の説明に
おいて各部材の正面は洗濯機の正面であるものとしてい
る。図3は本体部材20の構造を示す図であり、(a)
は背面図、(b)は上面図、(c)は正面図、(d)は
右側面図、(e)は(b)中のA−A’線断面図であ
る。この本体部材20は、ほぼ直立した両側の側壁21
及び後壁22と、左側壁から右側壁に向かって上方に傾
斜した底壁23とを有している。後壁22には、一端面
が後方に開口するとともに他端面が上方に開口する、L
字形状の第1及び第2給水管連結部24、25が設けら
れている。上記第1及び第2給水管6、7は、この第1
及び第2給水管連結部24、25の後方開口に接続され
る。また、後壁22には通気管16に接続される通気管
連結部26も設けられている。一方、底壁23には上記
注水管11に接続される注水管連結部27が設けられて
いる。更には、側壁21の上縁部は三箇所で外側に延出
してネジ止め用のボス28となっており、また、側壁2
1及び後壁22の上縁部には外側に突出して複数の係合
爪29が設けられている。
容器50の構成を詳細に説明する。なお、以下の説明に
おいて各部材の正面は洗濯機の正面であるものとしてい
る。図3は本体部材20の構造を示す図であり、(a)
は背面図、(b)は上面図、(c)は正面図、(d)は
右側面図、(e)は(b)中のA−A’線断面図であ
る。この本体部材20は、ほぼ直立した両側の側壁21
及び後壁22と、左側壁から右側壁に向かって上方に傾
斜した底壁23とを有している。後壁22には、一端面
が後方に開口するとともに他端面が上方に開口する、L
字形状の第1及び第2給水管連結部24、25が設けら
れている。上記第1及び第2給水管6、7は、この第1
及び第2給水管連結部24、25の後方開口に接続され
る。また、後壁22には通気管16に接続される通気管
連結部26も設けられている。一方、底壁23には上記
注水管11に接続される注水管連結部27が設けられて
いる。更には、側壁21の上縁部は三箇所で外側に延出
してネジ止め用のボス28となっており、また、側壁2
1及び後壁22の上縁部には外側に突出して複数の係合
爪29が設けられている。
【0020】図4は洗剤容器50の構造を示す図であ
り、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は(a)中のB−B’線断面図である。洗剤
容器50は、洗剤や柔軟仕上剤を収納するためのトレー
部51と、トレー部51の前面に一体に形成された把手
52とを有している。トレー部51は底壁から垂直に立
設された二枚の隔壁により三つに区画されており、それ
ぞれ粉末洗剤収納部51a、液体洗剤収納部51b及び
仕上剤収納部51cとなっている。粉末洗剤収納部51
aの後壁下部には、洗剤を含んだ水が流出するための後
壁開口53が設けられている。一方、液体洗剤収納部5
1b及び仕上剤収納部51cの底壁には中央が上下に貫
通した筒体54、55が立設されている。これにより、
液体洗剤収納部51b及び仕上剤収納部51cに流動性
を有する洗剤又は柔軟仕上剤が収容されても、給水行程
以前にはトレー部51から流出することがない。
り、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面
図、(d)は(a)中のB−B’線断面図である。洗剤
容器50は、洗剤や柔軟仕上剤を収納するためのトレー
部51と、トレー部51の前面に一体に形成された把手
52とを有している。トレー部51は底壁から垂直に立
設された二枚の隔壁により三つに区画されており、それ
ぞれ粉末洗剤収納部51a、液体洗剤収納部51b及び
仕上剤収納部51cとなっている。粉末洗剤収納部51
aの後壁下部には、洗剤を含んだ水が流出するための後
壁開口53が設けられている。一方、液体洗剤収納部5
1b及び仕上剤収納部51cの底壁には中央が上下に貫
通した筒体54、55が立設されている。これにより、
液体洗剤収納部51b及び仕上剤収納部51cに流動性
を有する洗剤又は柔軟仕上剤が収容されても、給水行程
以前にはトレー部51から流出することがない。
【0021】この筒体54、55には、基底部を残して
上部を覆うキャップ60が被せられる。図7はこのキャ
ップ60の構造を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は(a)中のD−D’線断面図
である。後に詳述するが、キャップ60を筒体54、5
5に装着すると、キャップ60の内側壁面と筒体54、
55の外側壁面との間にごく狭い隙間が形成され、この
隙間を介してトレー部51内側と外側とが連通するよう
になっている。
上部を覆うキャップ60が被せられる。図7はこのキャ
ップ60の構造を示す図であり、(a)は上面図、
(b)は正面図、(c)は(a)中のD−D’線断面図
である。後に詳述するが、キャップ60を筒体54、5
5に装着すると、キャップ60の内側壁面と筒体54、
55の外側壁面との間にごく狭い隙間が形成され、この
隙間を介してトレー部51内側と外側とが連通するよう
になっている。
【0022】トレー部51の両側の側壁上縁部は外側に
折れ曲がって張出し部56を形成しており、張出し部5
6の後方側は所定長さだけ切欠部56aとなっている。
張出し部56の両側前方には、がたつき防止のために膨
出部56bが形成されている。この張出し部56は、洗
剤容器50を注水口部10に装着する際に本体部材20
の側壁21上縁の上に載って、摺動自在に洗剤容器50
を保持するものである。また、トレー部51の底壁下面
には下方に突出してストッパ57が形成されている。こ
の洗剤容器50が注水口部10に装着された際に、スト
ッパ57は引き出し時の洗剤容器50の抜け落ちを防止
する。
折れ曲がって張出し部56を形成しており、張出し部5
6の後方側は所定長さだけ切欠部56aとなっている。
張出し部56の両側前方には、がたつき防止のために膨
出部56bが形成されている。この張出し部56は、洗
剤容器50を注水口部10に装着する際に本体部材20
の側壁21上縁の上に載って、摺動自在に洗剤容器50
を保持するものである。また、トレー部51の底壁下面
には下方に突出してストッパ57が形成されている。こ
の洗剤容器50が注水口部10に装着された際に、スト
ッパ57は引き出し時の洗剤容器50の抜け落ちを防止
する。
【0023】図5は中蓋部材30の構造を示す図であ
り、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は背面
図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は
(b)中のC−C’線断面図である。平板状の基体31
の下面後方には、上記本体部材20の第1及び第2給水
管連結部24、25の上部開口に嵌合する二本の筒体3
2、33が形成されている。基体31の上面には、筒体
32、33の上方開口32a、33aをそれぞれ取り囲
んで上方に突出する第1通水路壁34、第2通水路壁3
5が形成されている。この第1通水路壁34で囲まれる
領域は、その外側よりも僅かに窪んで洗剤用散水部34
aになっており、他方、第2通水路壁35で囲まれる領
域も同様に外側よりも僅かに窪んで仕上剤用散水部35
aになっている。この中蓋部材30が本体部材20の上
面に装着されたとき、洗剤用散水部34aは洗剤容器5
0の粉末洗剤収納部51a及び液体洗剤収納部51bの
上方に位置し、仕上剤用散水部35aは仕上剤収納部5
1cの上方に位置する。洗剤用散水部34aには,粉末
洗剤収納部51aの上方に位置する部分に多数の小孔3
4cが穿孔され、液体洗剤収納部51bの上方に位置す
る部分には該小孔34cよりも大きな径の孔34dが設
けられている。一方、仕上剤用散水部35aにも同様の
大きさを有する孔35bが設けられている。
り、(a)は正面図、(b)は上面図、(c)は背面
図、(d)は右側面図、(e)は下面図、(f)は
(b)中のC−C’線断面図である。平板状の基体31
の下面後方には、上記本体部材20の第1及び第2給水
管連結部24、25の上部開口に嵌合する二本の筒体3
2、33が形成されている。基体31の上面には、筒体
32、33の上方開口32a、33aをそれぞれ取り囲
んで上方に突出する第1通水路壁34、第2通水路壁3
5が形成されている。この第1通水路壁34で囲まれる
領域は、その外側よりも僅かに窪んで洗剤用散水部34
aになっており、他方、第2通水路壁35で囲まれる領
域も同様に外側よりも僅かに窪んで仕上剤用散水部35
aになっている。この中蓋部材30が本体部材20の上
面に装着されたとき、洗剤用散水部34aは洗剤容器5
0の粉末洗剤収納部51a及び液体洗剤収納部51bの
上方に位置し、仕上剤用散水部35aは仕上剤収納部5
1cの上方に位置する。洗剤用散水部34aには,粉末
洗剤収納部51aの上方に位置する部分に多数の小孔3
4cが穿孔され、液体洗剤収納部51bの上方に位置す
る部分には該小孔34cよりも大きな径の孔34dが設
けられている。一方、仕上剤用散水部35aにも同様の
大きさを有する孔35bが設けられている。
【0024】基体31の後方及び両側方の縁端には、係
止孔を有する突片36が下向きに複数設けられており、
本体部材20に装着する際に、本体部材20の係合爪2
9が係止孔に嵌合するようになっている。また、基体3
1の両側方後部には内側に膨出してがたつき防止用の突
部37が形成されている。更には、基体31の上面前部
には上方に突出して細長い係止突片38が設けられてい
る。
止孔を有する突片36が下向きに複数設けられており、
本体部材20に装着する際に、本体部材20の係合爪2
9が係止孔に嵌合するようになっている。また、基体3
1の両側方後部には内側に膨出してがたつき防止用の突
部37が形成されている。更には、基体31の上面前部
には上方に突出して細長い係止突片38が設けられてい
る。
【0025】図6は上蓋部材40の構造を示す図であ
り、(a)は上面図、(b)は背面図、(c)は右側面
図である。この上蓋部材40を中蓋部材30の上面に熱
溶着により取り付けると、上蓋部材40の下面と第1及
び第2通水路壁34、35の上縁とが一体化され、筒体
32の上方開口32aから洗剤用散水部34aに至る洗
剤用通水路と、筒体33の上方開口33aから仕上剤用
散水部35aに至る仕上剤用通水路とが形成される。
り、(a)は上面図、(b)は背面図、(c)は右側面
図である。この上蓋部材40を中蓋部材30の上面に熱
溶着により取り付けると、上蓋部材40の下面と第1及
び第2通水路壁34、35の上縁とが一体化され、筒体
32の上方開口32aから洗剤用散水部34aに至る洗
剤用通水路と、筒体33の上方開口33aから仕上剤用
散水部35aに至る仕上剤用通水路とが形成される。
【0026】図8は、本体部材20、中蓋部材30及び
上蓋部材40から成る注水口部10を外箱1上部の断面
L字形状を有する金属製の取付板1aに取り付ける際の
手順を示す側面断面図である。図8(a)に示すよう
に、取付板1aの前面にはちょうど本体部材20の前端
面と同程度の大きさの開口1bが設けられ、取付板1a
の上面の所定箇所にはネジ孔1cが穿孔されている。図
8(b)に示すように、本体部材20の前端面を取付板
1aの後方から開口1b内に挿入し、取付板1aの上方
からネジ孔1cを貫通させたネジ1dをボス28に螺合
する。図8(c)に示すようにネジ1dを奥まで螺合す
ると、中蓋部材30の係止突片38が開口1bの上縁端
に当接する。これにより、洗剤容器50をこの注水口部
10へ押し入れる際に作用する力はネジ1dと係止突片
38とで受け止められる。
上蓋部材40から成る注水口部10を外箱1上部の断面
L字形状を有する金属製の取付板1aに取り付ける際の
手順を示す側面断面図である。図8(a)に示すよう
に、取付板1aの前面にはちょうど本体部材20の前端
面と同程度の大きさの開口1bが設けられ、取付板1a
の上面の所定箇所にはネジ孔1cが穿孔されている。図
8(b)に示すように、本体部材20の前端面を取付板
1aの後方から開口1b内に挿入し、取付板1aの上方
からネジ孔1cを貫通させたネジ1dをボス28に螺合
する。図8(c)に示すようにネジ1dを奥まで螺合す
ると、中蓋部材30の係止突片38が開口1bの上縁端
に当接する。これにより、洗剤容器50をこの注水口部
10へ押し入れる際に作用する力はネジ1dと係止突片
38とで受け止められる。
【0027】従来の注水口部の構成では、前方からの力
を受けるために前方側からもネジ止めをするのが一般的
であったが、その場合、本体部材20に前方からのネジ
の螺合が可能なボスを形成する必要があり、前後方向の
抜き金型が必要であった。この注水口部10の構造では
そのような金型が不要であるので、本体部材20の製造
コストが安価ですむという利点がある。
を受けるために前方側からもネジ止めをするのが一般的
であったが、その場合、本体部材20に前方からのネジ
の螺合が可能なボスを形成する必要があり、前後方向の
抜き金型が必要であった。この注水口部10の構造では
そのような金型が不要であるので、本体部材20の製造
コストが安価ですむという利点がある。
【0028】図9は、上述のように取り付けられた注水
口部10へ洗剤容器50を出し入れする際の状態を示す
側面図である。図9(a)に示すように、使用者が洗剤
容器50を手前側に引き出すとき、洗剤容器50の下面
に突出して形成されているストッパ57が本体部材20
の前方縁に当接する。このため、そのまま真っ直ぐ引き
出すことはできず、洗剤容器50の脱落が避けられる。
また、洗剤容器50自体を洗浄するために洗剤容器50
を取り外したい場合には、図9(b)に示すように把手
52を持ち上げる。張出し部56には切欠部56aが存
在しているため、洗剤容器50はスムーズに傾斜してス
トッパ57が外れ、洗剤容器50をそのまま前方に引き
抜くことができる。
口部10へ洗剤容器50を出し入れする際の状態を示す
側面図である。図9(a)に示すように、使用者が洗剤
容器50を手前側に引き出すとき、洗剤容器50の下面
に突出して形成されているストッパ57が本体部材20
の前方縁に当接する。このため、そのまま真っ直ぐ引き
出すことはできず、洗剤容器50の脱落が避けられる。
また、洗剤容器50自体を洗浄するために洗剤容器50
を取り外したい場合には、図9(b)に示すように把手
52を持ち上げる。張出し部56には切欠部56aが存
在しているため、洗剤容器50はスムーズに傾斜してス
トッパ57が外れ、洗剤容器50をそのまま前方に引き
抜くことができる。
【0029】なお、上述のように、中蓋部材30にがた
つき防止用の突部37が形成されているのみならず、洗
剤容器50の張出し部56にもがたつき防止用の膨出部
56bが形成されている。そのため、洗剤容器50を注
水口部10へ押し込んだ状態では、膨出部56bによっ
て左右方向のがたが少なくなる。
つき防止用の突部37が形成されているのみならず、洗
剤容器50の張出し部56にもがたつき防止用の膨出部
56bが形成されている。そのため、洗剤容器50を注
水口部10へ押し込んだ状態では、膨出部56bによっ
て左右方向のがたが少なくなる。
【0030】図10は注水口部10に洗剤容器50を装
着したときの上面図であって、中蓋部材30及び上蓋部
材40は記載を省略している。また、図11は図10中
のE−E’切断線断面図、図12(a)は図10中のF
−F’切断線断面図であり、図12(b)は図12
(a)中のM部の拡大図である。
着したときの上面図であって、中蓋部材30及び上蓋部
材40は記載を省略している。また、図11は図10中
のE−E’切断線断面図、図12(a)は図10中のF
−F’切断線断面図であり、図12(b)は図12
(a)中のM部の拡大図である。
【0031】注水口部10においては、図12(a)及
び(b)に示すように、本体部材20の第2給水管連結
部25(又は第1給水管連結部24)の上縁端と、中蓋
部材30の筒体33(又は筒体32)の下縁端とが嵌合
して連結部Mが形成される。この連結部Mは洗剤容器5
0の後壁開口53の上端(水平線H)よりも上側で、且
つ洗剤容器50の上端(水平線G)及び本体部材20と
中蓋部材30との結合部(水平線J)よりも下側に位置
するようになっている。また、連結部Mは図12(b)
に示すように、上方から延伸する筒体33の下縁端が内
周側、下方から延伸する第2給水管連結部25の上縁端
が外周側になっており、両者の対向面は外周側に向かっ
て下傾斜のテーパ状になっている。これにより、この連
結部Mに高い水圧がかかって両者の僅かな隙間から水が
溢流した場合であっても、溢れ出た水は下向きに流れる
ので、後壁開口53を通って或いは上端を越えて洗剤容
器50の中に飛び込むことを回避できる。
び(b)に示すように、本体部材20の第2給水管連結
部25(又は第1給水管連結部24)の上縁端と、中蓋
部材30の筒体33(又は筒体32)の下縁端とが嵌合
して連結部Mが形成される。この連結部Mは洗剤容器5
0の後壁開口53の上端(水平線H)よりも上側で、且
つ洗剤容器50の上端(水平線G)及び本体部材20と
中蓋部材30との結合部(水平線J)よりも下側に位置
するようになっている。また、連結部Mは図12(b)
に示すように、上方から延伸する筒体33の下縁端が内
周側、下方から延伸する第2給水管連結部25の上縁端
が外周側になっており、両者の対向面は外周側に向かっ
て下傾斜のテーパ状になっている。これにより、この連
結部Mに高い水圧がかかって両者の僅かな隙間から水が
溢流した場合であっても、溢れ出た水は下向きに流れる
ので、後壁開口53を通って或いは上端を越えて洗剤容
器50の中に飛び込むことを回避できる。
【0032】一方、図11に示すように、通気管連結部
26は洗剤容器50の後壁開口53の上端(水平線H)
よりも上側で、且つ洗剤容器50の上端(水平線G)よ
りも下側に位置するようになっている。これは、後述の
ように通気管16内を図11中に点線矢印で示すように
水が逆流してきたとしても、その水が洗剤容器50内に
飛び込むことを回避するためである。
26は洗剤容器50の後壁開口53の上端(水平線H)
よりも上側で、且つ洗剤容器50の上端(水平線G)よ
りも下側に位置するようになっている。これは、後述の
ように通気管16内を図11中に点線矢印で示すように
水が逆流してきたとしても、その水が洗剤容器50内に
飛び込むことを回避するためである。
【0033】而して、洗濯に際して洗剤容器50の粉末
洗剤収納部51a又は液体洗剤収納部51bに粉末洗剤
又は液体洗剤が投入され、仕上剤収納部51cには柔軟
仕上剤が投入される。洗濯が開始され第1給水弁8が開
放されると、第1給水管6を通ってきた水道水は洗剤用
散水部34aへと流れ、多数の小孔34cを通して粉末
洗剤収納部51a内に落下するとともに、孔34dを通
して液体洗剤収納部51b内に流れ込む。粉末洗剤が投
入されている場合には、小孔34cから降り注ぐ水道水
により、洗剤は後壁開口53を介して流れ出てゆく。一
方、液体洗剤が投入されている場合には、液体洗剤収納
部51bへ流れ込んだ水道水は該収納部51b内に溜ま
り、サイホン効果により水は下部から吸い上げられて筒
体54の中央開口を通して下に流れ出る。したがって、
いずれにしても注水管11を介して外槽2内へ洗剤水が
供給される。
洗剤収納部51a又は液体洗剤収納部51bに粉末洗剤
又は液体洗剤が投入され、仕上剤収納部51cには柔軟
仕上剤が投入される。洗濯が開始され第1給水弁8が開
放されると、第1給水管6を通ってきた水道水は洗剤用
散水部34aへと流れ、多数の小孔34cを通して粉末
洗剤収納部51a内に落下するとともに、孔34dを通
して液体洗剤収納部51b内に流れ込む。粉末洗剤が投
入されている場合には、小孔34cから降り注ぐ水道水
により、洗剤は後壁開口53を介して流れ出てゆく。一
方、液体洗剤が投入されている場合には、液体洗剤収納
部51bへ流れ込んだ水道水は該収納部51b内に溜ま
り、サイホン効果により水は下部から吸い上げられて筒
体54の中央開口を通して下に流れ出る。したがって、
いずれにしても注水管11を介して外槽2内へ洗剤水が
供給される。
【0034】最終すすぎ以外のすすぎの際には、洗剤容
器50に収納された洗剤が全て流れ出た状態のままで、
上述のように第1給水弁8が開放され、水道水は空にな
った粉末洗剤収納部51a及び液体洗剤収納部51bを
通過して注水口部10から出て、外槽2内に供給され
る。
器50に収納された洗剤が全て流れ出た状態のままで、
上述のように第1給水弁8が開放され、水道水は空にな
った粉末洗剤収納部51a及び液体洗剤収納部51bを
通過して注水口部10から出て、外槽2内に供給され
る。
【0035】最終すすぎに際しては第1及び第2給水弁
8、9の両方が開放され、第2給水管7を通ってきた水
道水が注水口部10に至る。水道水は仕上剤用散水部3
5aから孔35bを介して仕上剤収納部51c内に落下
して溜まる。そして、先の液体洗剤と同様にサイホン効
果によって筒体55を介して流出し、注水管11を介し
て外槽2内に柔軟仕上剤が混入した水が供給される。こ
のようにして、洗い運転の給水時には洗剤水を、最終す
すぎ以外の給水時には通常の水道水を、そして最終すす
ぎ運転の給水時には柔軟仕上剤が混入した水道水を外槽
2へ供給することができる。
8、9の両方が開放され、第2給水管7を通ってきた水
道水が注水口部10に至る。水道水は仕上剤用散水部3
5aから孔35bを介して仕上剤収納部51c内に落下
して溜まる。そして、先の液体洗剤と同様にサイホン効
果によって筒体55を介して流出し、注水管11を介し
て外槽2内に柔軟仕上剤が混入した水が供給される。こ
のようにして、洗い運転の給水時には洗剤水を、最終す
すぎ以外の給水時には通常の水道水を、そして最終すす
ぎ運転の給水時には柔軟仕上剤が混入した水道水を外槽
2へ供給することができる。
【0036】洗濯水の排水時に排水ポンプ14が駆動さ
れると、外槽2内に溜まっている水が吸引されて排水ホ
ース15へと吐出され、排水ホース15を介して外部の
排出溝へ排出される。通気管16の内径は排水ホース1
5の内径と比較して遙かに小さく、しかも排水時の水流
と交差する方向に管が延伸しているため、排水ホース1
5を流れる水はこの通気管16の内部には入り込みにく
くなっている。しかしながら、万が一、通気管16に水
が入り込んで注水口部10まで到達することも起こり得
る。例えば、洗い運転に先立って洗剤を投入しない水で
もって予洗いを行う場合、その予洗いの終了後の排水時
に上述の如く逆流した水が洗剤容器50の中に流れ込ん
でしまうと、洗剤や仕上剤が不所望に流出し、洗い時や
すすぎ時に適切な洗濯が行えなくなる。しかしながら、
本実施例の洗濯機では、通気管16の連結部の位置が上
述のように配慮されているので、そのような不所望の洗
剤の流出を回避することができる。
れると、外槽2内に溜まっている水が吸引されて排水ホ
ース15へと吐出され、排水ホース15を介して外部の
排出溝へ排出される。通気管16の内径は排水ホース1
5の内径と比較して遙かに小さく、しかも排水時の水流
と交差する方向に管が延伸しているため、排水ホース1
5を流れる水はこの通気管16の内部には入り込みにく
くなっている。しかしながら、万が一、通気管16に水
が入り込んで注水口部10まで到達することも起こり得
る。例えば、洗い運転に先立って洗剤を投入しない水で
もって予洗いを行う場合、その予洗いの終了後の排水時
に上述の如く逆流した水が洗剤容器50の中に流れ込ん
でしまうと、洗剤や仕上剤が不所望に流出し、洗い時や
すすぎ時に適切な洗濯が行えなくなる。しかしながら、
本実施例の洗濯機では、通気管16の連結部の位置が上
述のように配慮されているので、そのような不所望の洗
剤の流出を回避することができる。
【0037】排水に際して、上記通気管16は次のよう
に機能する。すなわち、例えば、排水の最終段階で排水
ポンプ14のエア噛みなどにより排水ホース15の頂部
P近傍に空気が溜まったとき、この頂部Pと注水口部1
0とは通気管16を介して連通しているため、頂部Pの
空気溜まり内の空気圧が下がると通気管16を通して頂
部Pへと空気が流れ込む。そのため、空気溜まりの空気
圧は外気圧とほぼ等しくなっており、図13(a)に示
すように、排水ホース15の立上り部153内の水位L
1と外槽2に面した側の水位L3はほぼ等しくなってい
る。したがって、給水時に外槽2内の水位が上昇し、そ
れに伴い排水ホース15の立上り部153内の水位L1
が上昇していっても、その水位が排水ホース15の頂部
Pを越えることはなく、水が流れ出すことはない。
に機能する。すなわち、例えば、排水の最終段階で排水
ポンプ14のエア噛みなどにより排水ホース15の頂部
P近傍に空気が溜まったとき、この頂部Pと注水口部1
0とは通気管16を介して連通しているため、頂部Pの
空気溜まり内の空気圧が下がると通気管16を通して頂
部Pへと空気が流れ込む。そのため、空気溜まりの空気
圧は外気圧とほぼ等しくなっており、図13(a)に示
すように、排水ホース15の立上り部153内の水位L
1と外槽2に面した側の水位L3はほぼ等しくなってい
る。したがって、給水時に外槽2内の水位が上昇し、そ
れに伴い排水ホース15の立上り部153内の水位L1
が上昇していっても、その水位が排水ホース15の頂部
Pを越えることはなく、水が流れ出すことはない。
【0038】このように、本実施例のドラム式洗濯機に
よれば、サイホン効果によって給水された水がそのまま
排水されてしまうという不具合が解消される。
よれば、サイホン効果によって給水された水がそのまま
排水されてしまうという不具合が解消される。
【0039】次に本発明の他の実施例であるドラム式洗
濯機を図14により説明する。この実施例の洗濯機で
は、排水ホース15の屈曲部に一端が接続された通気管
16の他端は外槽2の背面上部に接続されている。この
接続部位は、外槽2内に設定されている洗濯水位Lwよ
りも遙かに高い位置である。したがって、洗い運転やす
すぎ運転時にも、この通気管16の接続部位まで水位が
上昇することはあり得ず、通気管16を介して外槽2内
の水が排出されることはない。この実施例の構成によっ
ても、排水ホース15の屈曲部近傍に形成される空気溜
まりの圧力がほぼ大気圧と等しくなるため、上記実施例
と同様の効果を奏することは明らかである。
濯機を図14により説明する。この実施例の洗濯機で
は、排水ホース15の屈曲部に一端が接続された通気管
16の他端は外槽2の背面上部に接続されている。この
接続部位は、外槽2内に設定されている洗濯水位Lwよ
りも遙かに高い位置である。したがって、洗い運転やす
すぎ運転時にも、この通気管16の接続部位まで水位が
上昇することはあり得ず、通気管16を介して外槽2内
の水が排出されることはない。この実施例の構成によっ
ても、排水ホース15の屈曲部近傍に形成される空気溜
まりの圧力がほぼ大気圧と等しくなるため、上記実施例
と同様の効果を奏することは明らかである。
【0040】なお、上記実施例はいずれも一例であっ
て、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えること
は明らかである。例えば、上記実施例はドラム式洗濯機
について説明したが、洗濯槽が垂直軸を中心に回転する
渦巻式洗濯機にも本発明を適用することができる。
て、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正を行えること
は明らかである。例えば、上記実施例はドラム式洗濯機
について説明したが、洗濯槽が垂直軸を中心に回転する
渦巻式洗濯機にも本発明を適用することができる。
【図1】 本発明の一実施例であるドラム洗濯機の側面
断面図。
断面図。
【図2】 本実施例の洗濯機の注水口部の組立構造を示
す側面図。
す側面図。
【図3】 本体部材の構造を示す図
【図4】 洗剤容器の構造を示す図。
【図5】 中蓋部材の構造を示す図。
【図6】 上蓋部材の構造を示す図。
【図7】 キャップの構造を示す図。
【図8】 注水口部を外箱の取付板に取り付ける際の手
順を示す側面断面図。
順を示す側面断面図。
【図9】 注水口部へ洗剤容器を出し入れする際の状態
を示す側面図。
を示す側面図。
【図10】 注水口部へ洗剤容器を装着したときの上面
図。
図。
【図11】 図10中のE−E’切断線断面図。
【図12】 図10中のF−F’切断線断面図。
【図13】 本実施例の洗濯機における排水時の水の状
態を示す模式図。
態を示す模式図。
【図14】 本発明の他の実施例であるドラム洗濯機の
側面断面図。
側面断面図。
【図15】 従来の洗濯機における排水時の水の状態を
示す模式図。
示す模式図。
【図16】 従来の洗濯機における排水時の水の状態を
示す模式図。
示す模式図。
1…外箱 1a…取付板 1b…開口 1c…ネジ孔 1d…ネジ 2…外槽 3…ドラム 5…主軸 6、7…給水管 8、9…給水弁 10…注水口部 11…注水管 12…排水口 14…排水ポンプ 15…排水ホース 16…通気管 20…本体部材 21…側壁 22…後壁 23…底壁 24、25…給水管
連結部 26…通気管連結部 27…注水管連結部 30…中蓋部材 31…基体 32、33…筒体 32a、33a…上方開口 34…第1通水路壁 34a…洗剤用散水部 34c…小孔 34d、35b…孔 35…第2通水路壁 35a…仕上剤用散水部 36…突片 37…突部 38…係止突片 40…上蓋部材 50…洗剤容器 51…トレー部 51a…粉末洗剤収
納部 51b…液体洗剤収納部 51c…仕上剤収納
部 52…把手 53…後壁開口 54、55…筒体 56…張出し部 56a…切欠部 56b…膨出部 57…ストッパ 60…キャップ
連結部 26…通気管連結部 27…注水管連結部 30…中蓋部材 31…基体 32、33…筒体 32a、33a…上方開口 34…第1通水路壁 34a…洗剤用散水部 34c…小孔 34d、35b…孔 35…第2通水路壁 35a…仕上剤用散水部 36…突片 37…突部 38…係止突片 40…上蓋部材 50…洗剤容器 51…トレー部 51a…粉末洗剤収
納部 51b…液体洗剤収納部 51c…仕上剤収納
部 52…把手 53…後壁開口 54、55…筒体 56…張出し部 56a…切欠部 56b…膨出部 57…ストッパ 60…キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 光則 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 川口 智也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 米澤 孝昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA18 AA19 BA28 CB43 FA36 FC06 FC08 GB09 MA01 MA02
Claims (8)
- 【請求項1】 水を貯留するための洗濯槽と、洗濯槽に
一端が接続された給水管と、洗濯槽の下部に一端が接続
された逆U字形状を有する排水管とを具備する洗濯機に
おいて、排水管の逆U字形状屈曲部近傍と、給水管又は
洗濯槽内の貯水時に水に浸からない部位とを連通する通
気管を備えたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項2】 前記給水管の途中に洗剤投入用の洗剤容
器を収納する注水口部を設け、前記通気管の一端を該注
水口部に接続したことを特徴とする請求項1記載の洗濯
機。 - 【請求項3】 前記通気管の一端を前記洗濯槽内の最大
給水水位よりも上部に接続したことを特徴とする請求項
1記載の洗濯機。 - 【請求項4】 前記注水口部にあって、前記通気管の接
続部位は前記洗剤容器の上縁端を含む水平面よりも下で
あることを特徴とする請求項2記載の洗濯機。 - 【請求項5】 前記注水口部にあって、前記通気管の接
続部位は前記洗剤容器に設けられた洗剤流出用開口と対
向しない箇所であることを特徴とする請求項2又は4に
記載の洗濯機。 - 【請求項6】 洗剤を収容する洗剤容器と、該洗剤容器
を収納する注水口部を有し、該注水口部は、一端が給水
管に連結され他端が上方に向けて開口した下部パイプを
備える凹部部材と、該凹部部材の上面開口に装着され、
前記下部パイプと嵌合する上部パイプを含み前記洗剤容
器内に上方から散水する散水手段を備える蓋部材とから
成る洗濯機において、下部パイプと上部パイプの嵌合部
を凹部部材と蓋部材との結合部よりも低い位置となるよ
うにしたことを特徴とする洗濯機。 - 【請求項7】 前記パイプ嵌合部は該嵌合部に近接した
洗剤容器の上縁よりも低い位置であることを特徴とする
請求項6に記載の洗濯機。 - 【請求項8】 前記パイプ嵌合部は、上部パイプと下部
パイプの密着面がパイプの外周に向かって下方に傾斜す
るように形成されて成ることを特徴とする請求項6又は
7に記載の洗濯機。
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| JP11040397A JP2000237497A (ja) | 1999-02-18 | 1999-02-18 | 洗濯機 |
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ID=12579546
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