JP2000238568A - カップホルダー付アームレスト及びその製造方法 - Google Patents

カップホルダー付アームレスト及びその製造方法

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JP2000238568A
JP2000238568A JP11041939A JP4193999A JP2000238568A JP 2000238568 A JP2000238568 A JP 2000238568A JP 11041939 A JP11041939 A JP 11041939A JP 4193999 A JP4193999 A JP 4193999A JP 2000238568 A JP2000238568 A JP 2000238568A
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cup holder
skin
foam
armrest
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Yoshihiko Sugimoto
吉彦 杉本
Yoichi Higuchi
陽一 樋口
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軽量性に優れ、アームレスト使用時には表皮
に皺や弛みを生じ難くて美観に優れ、しかも安価かつ容
易に製造することのできるカップホルダー付アームレス
ト及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 袋状の表皮30、芯材20、発泡体50
及びカップホルダー40で構成されるカップホルダー付
アームレスト10の製造方法において、前記表皮に形成
されたカップホルダー挿通部31の周縁を、前記表皮内
に配置した芯材のカップホルダー用支持枠部24と、前
記表皮のカップホルダー挿通部に挿入されて上部が前記
表皮表面に位置するカップホルダーの当該上部外周のフ
ランジ42とで挟んでシールし、前記表皮内に発泡原料
Pを注入して、前記表皮、芯材及びカップホルダーと接
着一体化した発泡体を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カップホルダー
付アームレスト及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の座席等には、発泡体の表面が表
皮で覆われたアームレストが乗員の肘掛けとして設けら
れることがある。また、このアームレストには、コップ
や缶飲料を立てて保持するためのカップホルダーを上面
に設けたものがある。例えば、自動車のリアシートのセ
ンター部に回動可能に取り付けられるリアセンターアー
ムレストとして、カップホルダー付きアームレストが用
いられることがある。この場合、カップホルダー付アー
ムレストは、不使用時に背もたれ部側へ起こして背もた
れ部の一部を構成するように収納され、使用時に背もた
れ部前方へ倒すように取り出されて座席上に位置するよ
うにされる。そして、その取り出されたアームレストの
上面に設けられているカップホルダーに、コップや缶飲
料等が立てて挿入され、自動車の振動によって倒れない
ように保持される。
【0003】従来のカップホルダー付アームレストは、
略長方形の発泡体がその内部の芯材とともに袋状表皮内
に収容され、前記表皮に形成されているスリット(切り
込み)による開口部からカップホルダーが挿通されて芯
材にビス等で固定された構造のものが一般的である。前
記芯材は、アームレストの強度を高めるとともに、該ア
ームレストを座席背もたれ側に回動可能に取り付けるた
めのものである。
【0004】しかし、従来のカップホルダー付きアーム
レストは、あらかじめ芯材を内蔵させて略長方形に発泡
成形した発泡体を、その後袋状表皮内に押し込んだもの
であって、表皮と発泡体が接着していないため、使用時
に表皮が発泡体表面に対しずれて皺を生じ、外観や使用
感を損なう不具合がある。
【0005】しかも、前記発泡体は、表皮の弛みを極力
少なくするため、袋状表皮よりも幾分大きく成形されて
圧縮状態で表皮内に押し込まれ、当該発泡体の弾性復元
力で発泡体表面と表皮内面が密着するようにされている
ので、アームレストのコーナー部では発泡体が押し潰さ
れて角が緩くなるという見苦しさがあり、また、あらか
じめ緩やかなコーナー部を有するようにデザインしなけ
らばならないという制約もある。さらに、袋状表皮に
は、発泡体を挿入するための開口部が必要であるととも
に、その開口部は発泡体収容後に閉じるためのファスナ
ーを設ける必要があるため、コストアップを招くのみな
らず、外観が損なわれやすい問題もある。
【0006】さらに、前記芯材には発泡体成形時にカッ
プホルダー用凹部を発泡体に形成するためと、アームレ
ストの収納及び取り出し時に把持されるアームレスト先
端部を補強するためと、カップホルダーをビス等で固定
できるようにするために、底面と側面全周が壁面で包囲
されたカップ状凹部が設けられている。そのため、芯材
の重みが増してアームレスト全体の重量が増す問題や、
コストアップになっている問題がある。
【0007】また、前記カップホルダー付きアームレス
トの製造作業においては、発泡成形後の発泡体を強引に
袋状表皮内に押し込んだり、表皮のカップホルダー挿通
用開口部の周縁を内側に曲げて芯材の爪に係止したり、
カップホルダーを後工程で組み付ける等の作業が必要と
なり、しかも前記発泡体を袋状表皮内に押し込む際に
は、表皮に弛みや皺を生じないように注意して作業を行
わねばならないため、作業が煩雑で熟練を必要とする問
題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、前記の点
に鑑みなされたもので、軽量性に優れ、アームレスト使
用時には表皮に皺や弛みを生じ難くて美観に優れ、しか
も安価かつ容易に製造することのできるカップホルダー
付アームレスト及びその製造方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、カップホルダー挿通部を有する袋状表皮と、前記
表皮内に収容された芯材と、前記表皮内で発泡成形され
て表皮のカップホルダー挿通部と対応する部分にカップ
ホルダー用凹部が形成された発泡体と、前記表皮のカッ
プホルダー挿通部に挿通されて発泡体のカップホルダー
用凹部に位置するカップホルダーとよりなって、前記表
皮のカップホルダー挿通部の周縁が、前記カップホルダ
ーの上部外周縁に形成されたフランジと、前記芯材に形
成されたカップホルダー用支持枠部とで挟まれてシール
され、前記発泡体が、前記カップホルダー挿通部周縁で
シールされた表皮内で発泡成形されて前記カップホルダ
ー、芯材及び表皮と接着一体化したものからなることを
特徴とするカップホルダー付アームレストに係る。
【0010】また、請求項2の発明は、袋状の表皮、芯
材、発泡体及びカップホルダーで構成されるカップホル
ダー付アームレストの製造方法において、前記表皮に形
成されたカップホルダー挿通部の周縁を、前記表皮内に
配置した芯材のカップホルダー用支持枠部と、前記表皮
のカップホルダー挿通部に挿通されて上部が前記表皮表
面に位置するカップホルダーの当該上部外周のフランジ
とで挟んでシールし、前記表皮内に発泡原料を注入し
て、前記表皮、芯材及びカップホルダーと接着一体化し
た発泡体を成形することを特徴とするカップホルダー付
アームレストの製造方法に係る。
【0011】請求項3の発明は、表皮のカップホルダー
挿通部周縁及び芯材のカップホルダー用支持枠部にそれ
ぞれ対応する位置決め孔を設け、カップホルダーの上部
外周のフランジ下面に形成した位置決めピンを、前記表
皮表面側から両位置決め孔に挿入して発泡体成形時の各
部材の位置決めを行うことを特徴とする請求項2記載の
カップホルダー付アームレストの製造方法に係る。
【0012】請求項4の発明は、芯材がカップホルダー
用支持枠部の下方で、カップホルダーと発泡体との接着
用に開口していることを特徴とする請求項2または3記
載のカップホルダー付アームレストの製造方法に係る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係るカ
ップホルダー付アームレストを示す斜視図、図2は図1
のA−A断面図、図3はアームレスト製造前の各部材を
示す斜視図、図4はアームレストの発泡成形時を示す断
面図、図5は図4のB−B断面図、図6は図4のC−C
断面図である。
【0014】図1に示すのは、この発明の一実施例に係
るカップホルダー付アームレストであって、リアセンタ
ーアームレストとして使用されるものである。このアー
ムレスト10は、自動車のリアシートのセンター部に、
起こした状態で背もたれへ収納し、倒した状態で座席上
に取り出すことができるように後部で回動可能に取り付
けられるものであり、該アームレスト10の倒した状態
の上面10aにはカップホルダー40を有している。
【0015】前記アームレスト10は、図2及び図3に
示すような、芯材20、表皮30、カップホルダー40
及び該表皮30内で発泡成形された発泡体50で構成さ
れており、発泡体50と他の部材が接着一体化してい
る。
【0016】芯材20は、アームレスト10の補強及び
取り付け並びにカップホルダー40の支持等のために発
泡体50内に埋設されるもので、アームレスト10の形
状に合わせて略U字状に形成された棒状あるいはワイヤ
ー状等のフレーム21に、取り付け部22及びカップホ
ルダー用支持枠部24が設けられている。なお、芯材2
0は金属あるいはプラスチック等、適宜の材質とされ
る。
【0017】前記取り付け部22は、フレーム21の基
部21aに設けられており、この例では金属板状体の両
端が下方へ屈曲して側面22aを構成し、その両側面2
2aに取付用ピン22bが形成されている。該取付用ピ
ン22bはアームレスト10の側面から突出するように
なっており、これがリアシートのフレーム(図示せず)
に回動可能に取り付けられることにより、アームレスト
10を起こした状態で背もたれへ収納し、倒した状態で
座席上に取り出すことを可能にしている。なお、リアシ
ートのアームレスト取り付け部の構造等によっては、前
記取付用ピン22bに代えて、取付孔が形成されること
もある。
【0018】前記カップホルダー用支持枠部24は、こ
の例では前記取り付け部22とは反対側のフレーム21
先端側に四角形の枠状に設けられている。このカップホ
ルダー用支持枠部24は、フレーム21の先端部付近の
略コの字形状部分21bと、該フレーム21の二本の略
平行な脚部21c間に架設された平板状の枠構成部23
aとで構成され、カップホルダー40の上部外周縁のフ
ランジ42を支持できるような大きさ、形状になってい
る。前記枠構成部23aは、平面である必要はなく、フ
レーム21と同様に円弧面であってもよく、さらには、
この例のような補強体23の上部と一連に形成されたも
のに限られず、補強体23とは別個に設けられたもので
もよい。また、前記カップホルダー用支持枠部24に
は、枠構成部23aを除く他の3辺に、位置決め用片2
6a,26a,26bが枠部24内に突出するように溶
接等で設けられ、この位置決め用片26a,26a,2
6b及び枠構成部23aに、カップホルダー40の位置
決めピン43を挿入するための位置決め孔25が形成さ
れている。
【0019】前記補強体23は、アームレスト10の回
動時に力が加えられる先端側の補強を目的として必要に
応じて用いられるもので、この例では、細長い金属板を
屈曲させて、対向する一組の側面23bと底面23cと
で構成される略凹状にしたものからなり、一方の側面2
3cの上端がフレーム21の基部21a側へ屈曲して前
記カップホルダー用支持枠部24の枠構成部23aとな
っている。前記補強体23の凹形状は、カップホルダー
40が挿入可能な大きさからなり、前記一組の側面23
bとは直角方向が開口23dとされ、発泡体50がその
発泡成形時にカップホルダー40の外面と接着できるよ
うになっている。このように、補強体23の側面全周に
壁面が設けられず、開口23dが存在するため、芯材2
0は軽量性に優れる。また、前記底面23cには、カッ
プホルダー40の底面部40aに設けられた固定用ビス
挿通孔44と対応するビス孔27が設けられている。
【0020】表皮30は、アームレスト10の外面を構
成するものであり、ファブリックやプラスチックレザー
等によって袋状に形成されている。この表皮30には、
アームレスト10の使用時における倒した状態の上面3
0a所定位置に、カップホルダー挿通部31となるスリ
ットが放射状に形成されている。
【0021】前記カップホルダー挿通部31は、芯材2
0及びカップホルダー40が挿通でき、かつカップホル
ダーのフランジ42外周より小さくなるように形成され
ており、前記カップホルダー用支持枠部24とフランジ
42によってカップホルダー挿通部31の周縁が挟まれ
てシールされるようになっている。このカップホルダー
挿通部31の周縁には、後述するカップホルダー40の
位置決めピン43が挿通される位置決め孔32が設けら
れている。さらに、前記芯材20の取り付け部22と対
応する表皮30後端側には、前記取付用ピン22bを挿
通するための挿通孔33が側面に形成されている。ま
た、表皮30の目立たない後端側には、発泡原料注入孔
34も形成されている。
【0022】なお、前記カップホルダー挿通部31は、
前記スリットの代わりに円形等からなる開口として形成
されていても良い。また、表皮30がブロー成形品から
なって、そのブロー成形時に表皮30内部に芯材20が
収容されたものとされる場合には、前記カップホルダー
挿通部31は、カップホルダー40の挿通にのみ用いら
れることとなる。
【0023】カップホルダー40は、プラスチックまた
は金属等からなり、この実施例では、2つのカップが保
持できるように略円筒形状の凹部45が2つ形成され、
カップホルダー40の上部外周縁には、前記カップホル
ダー挿通部31の周縁を芯材20のカップホルダー用支
持枠部24とで挟持しシールするためのフランジ42が
形成されている。凹部45の底面部40aには、固定用
ビス挿通孔44が形成され、該ビス挿通孔44に挿通さ
れたビスSが、前記補強体23の底面23cのビス孔2
7に螺合するようになっている。
【0024】また、前記フランジ42の下面には、前記
芯材20及び表皮30の位置決め孔25,32に挿通さ
れて、カップホルダー40と芯材20と表皮30の位置
を正しく維持する位置決めピン43が形成されている。
このピン43は、単なる棒状のものに限られず、孔と係
合するクリップ状のものであってもよい。なお、前記芯
材20、表皮30及びカップホルダー40は、発泡体5
0と接着良好な材質のものを用いるのが好ましい。この
カップホルダー40は、前記表皮30のカップホルダー
挿通部31に挿通され、表皮30内に収容されている芯
材20のカップホルダー用支持枠部24とで表皮30の
カップホルダー挿通部31周縁を挟持しシールした状態
とされる。
【0025】発泡体50は、前記表皮のカップホルダー
挿通部31の周縁がカップホルダー40のフランジ42
とカップホルダー用支持枠部24で挟持され、シールさ
れた状態で、表皮30内で発泡原料から発泡成形された
もので、その発泡時の接着性によって芯材20及び表皮
30と接着一体化している。この発泡体50は、カップ
ホルダー40の位置する部分がカップホルダー用凹部5
1となって上方に開口している。さらに、この発泡体5
0は、前記カップホルダー用支持枠部24下方の補強体
23側面が開口23dとなっているため、その開口23
dを介して発泡体50とカップホルダー40が接着一体
化している。
【0026】次に、前記アームレスト10の製造方法に
ついて説明する。まず、前記表皮30のカップホルダー
挿通部31から芯材20を挿入して表皮30内に収容
し、表皮30後端の挿通孔33から取付用ピン22bを
外部に突出させる。次に、カップホルダー40を、フラ
ンジ42裏面の位置決めピン43が、表皮30のカップ
ホルダー挿通部31周縁及び芯材20の位置決め孔3
2,25にはまるように表皮30のカップホルダー挿通
部31及び芯材20のカップホルダー用支持枠部24に
挿通し、カップホルダー40をその底面のビス挿通孔4
4に通したビスSによって補強体底面23cのビス孔2
7に固定する。このとき、表皮30のカップホルダー挿
通部31周縁を、カップホルダー40のフランジ42
と、芯材20のカップホルダー用支持枠部24とで挟
み、シールする。
【0027】次いで、図4ないし図6に示すように、前
記表皮30等をカップホルダー40が下向きとなるよ
う、上下を逆にして、発泡成形型60にセットする。こ
のとき、カップホルダー40を成形型の下型62に真空
吸引して位置固定するのが好ましい。符号61は型外の
真空吸引装置(図示せず)と連通する吸引ノズル、Hは
型開閉用のヒンジ、Lは上型63と下型62のパーティ
ングラインである。なお、前記芯材20に補強体23を
設けず、該補強体23にカップホルダー40を固定しな
い場合にも、発泡成形型60の閉型によってカップホル
ダー40のフランジ42と芯材20のカップホルダー用
支持枠部24とで表皮40のカップホルダー挿通部31
周縁を挟持、シールするようにできる。
【0028】そして、発泡成形型60に形成された原料
注入口64にセットされたノズルNからポリウレタン等
の発泡原料Pを、表皮30後端に形成されている発泡原
料注入孔34を介して表皮30内に注入し、発泡体50
を形成する。その際、表皮30のカップホルダー挿通部
31周縁が、カップホルダー40のフランジ42と、芯
材20のカップホルダー用支持枠部24とで挟まれ、シ
ールされているため、表皮30のカップホルダー40周
縁に発泡原料が露出せず、見苦しい発泡体のバリを生じ
ることがない。また、前記発泡体50はその発泡形成時
の接着性によって、表皮30及び芯材20と接着一体化
する。しかも、前記のように、芯材20のカップホルダ
ー用支持枠部24の下方(発泡成形時における上方)が
開口しているため、発泡体50がカップホルダー40の
側部や底部と接着一体化し、カップホルダー40の存在
する部分がカップホルダー用凹部51となって発泡体5
0に形成される。この発泡体50の発泡硬化終了後、成
形品を脱型すれば、前記カップホルダー付アームレスト
10が得られる。
【0029】なお、ここでは、リアセンターアームレス
トの例を用いて説明してきたが、この発明によるカップ
ホルダー付アームレスト及びその製造方法は、前記リア
センターアームレストに限るものではなく、他のアーム
レストにも適用できる。また、芯材、表皮、カップホル
ダー及び発泡体の形状、大きさ等は様々な条件によって
適宜のものとすれば良く、成形型、芯材の固定方法等も
適宜のものとして良い。
【0030】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明に
おけるカップホルダー付アームレスト及びその製造方法
によれば、表皮のカップホルダー挿通部周縁が、カップ
ホルダーのフランジと、芯材のカップホルダー用支持枠
部とで挟まれることにより、シールされているため、表
皮内で発泡成形された発泡体がカップホルダー周縁の表
皮表面に漏出してバリを生じることがなく、外観の良好
なアームレストが得られる。
【0031】しかも、この発明によれば、発泡体と表皮
が接着一体化しているため、アームレスト使用時に表皮
に弛みや皺が生じることがなく、アームレストの美観を
高めることができる。さらに、発泡体が表皮内で発泡成
形されるため、袋状表皮内に発泡体が強引に押し込まれ
るのと異なり、発泡体のコーナー部が押し潰されて不格
好になることがなく、またその押し潰れによるデザイン
上の制約を受けない利点もある。加えて、従来発泡体を
袋状表皮内に押し込む際に必要とされた面倒かつ熟練し
た作業が不要で、かつ表皮の発泡体挿入開口部を塞ぐた
めのファスナー等も不要となるため、製造が簡単となり
安価なアームレストが得られる。
【0032】また、カップホルダーが発泡体及び芯材と
接着一体化して補強部材の作用もするため、芯材のカッ
プホルダー用支持枠部の下方部分を開口させても十分の
強度が得られ、芯材の材料を削減することができるの
で、アームレストを軽量かつ安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るカップホルダー付ア
ームレストを示す斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】アームレスト製造前の各部材を示す斜視図であ
る。
【図4】アームレストの発泡成形時を示す断面図であ
る。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】図4のC−C断面図である。
【符号の説明】
10 カップホルダー付アームレスト 20 芯材 24 カップホルダー用支持枠部 25,32 位置決め孔 30 表皮 31 カップホルダー挿通部 40 カップホルダー 42 フランジ 43 位置決めピン 50 発泡体 51 カップホルダー用凹部 60 発泡成形型 P 発泡原料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B084 JA08 JB02 3B087 DC04 3B088 LA02 LB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップホルダー挿通部を有する袋状表皮
    と、前記表皮内に収容された芯材と、前記表皮内で発泡
    成形されて表皮のカップホルダー挿通部と対応する部分
    にカップホルダー用凹部が形成された発泡体と、前記表
    皮のカップホルダー挿通部に挿通されて発泡体のカップ
    ホルダー用凹部に位置するカップホルダーとよりなっ
    て、 前記表皮のカップホルダー挿通部の周縁が、前記カップ
    ホルダーの上部外周縁に形成されたフランジと、前記芯
    材に形成されたカップホルダー用支持枠部とで挟まれて
    シールされ、 前記発泡体が、前記カップホルダー挿通部周縁でシール
    された表皮内で発泡成形されて前記カップホルダー、芯
    材及び表皮と接着一体化したものからなることを特徴と
    するカップホルダー付アームレスト。
  2. 【請求項2】 袋状の表皮、芯材、発泡体及びカップホ
    ルダーで構成されるカップホルダー付アームレストの製
    造方法において、 前記表皮に形成されたカップホルダー挿通部の周縁を、
    前記表皮内に配置した芯材のカップホルダー用支持枠部
    と、前記表皮のカップホルダー挿通部に挿通されて上部
    が前記表皮表面に位置するカップホルダーの当該上部外
    周のフランジとで挟んでシールし、 前記表皮内に発泡原料を注入して、前記表皮、芯材及び
    カップホルダーと接着一体化した発泡体を成形すること
    を特徴とするカップホルダー付アームレストの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 表皮のカップホルダー挿通部周縁及び芯
    材のカップホルダー用支持枠部にそれぞれ対応する位置
    決め孔を設け、カップホルダーの上部外周のフランジ下
    面に形成した位置決めピンを、前記表皮表面側から両位
    置決め孔に挿入して発泡体成形時の各部材の位置決めを
    行うことを特徴とする請求項2記載のカップホルダー付
    アームレストの製造方法。
  4. 【請求項4】 芯材がカップホルダー用支持枠部の下方
    で、カップホルダーと発泡体との接着用に開口している
    ことを特徴とする請求項2または3記載のカップホルダ
    ー付アームレストの製造方法。
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