JP2000240631A - フローティングナット・アッセンブリ - Google Patents
フローティングナット・アッセンブリInfo
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Landscapes
- Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な工具を用いて取付け可能で、背面に手
が回らないような場所にも取付け可能なフローティング
ナットを提供する。 【解決手段】 フローティングナット(10)は円筒形の
ナット保持部材(12)とそれに遊嵌されたナット(14)
からなる。ナット保持部材(12)は下部フランジ(24)
と胴部(28)を備え、胴部(28)には円周方向弱化部
(30)が設けてある。ナット(14)に工具(38)を螺合
させ、工具(38)を回すことによりナット(14)を強引
すると、弱化部(30)が破断する。破断により分かれた
スカート(44)は塑性変形によりパネル(34)にかしめ
付けられ、分かれた頭部(22)は圧入と接着によりスカ
ート(44)に強固に固定される。
が回らないような場所にも取付け可能なフローティング
ナットを提供する。 【解決手段】 フローティングナット(10)は円筒形の
ナット保持部材(12)とそれに遊嵌されたナット(14)
からなる。ナット保持部材(12)は下部フランジ(24)
と胴部(28)を備え、胴部(28)には円周方向弱化部
(30)が設けてある。ナット(14)に工具(38)を螺合
させ、工具(38)を回すことによりナット(14)を強引
すると、弱化部(30)が破断する。破断により分かれた
スカート(44)は塑性変形によりパネル(34)にかしめ
付けられ、分かれた頭部(22)は圧入と接着によりスカ
ート(44)に強固に固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ねじ穴の位置合わ
せが困難な2つの部材をネジ又はボルトを用いて互いに
締結するために使用するフローティングナットに関す
る。
せが困難な2つの部材をネジ又はボルトを用いて互いに
締結するために使用するフローティングナットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の機器の筐体とそのカバー又
はパネルのような2つの部材をネジを用いて互いに締結
するにあたり、2つの部材のねじ穴の位置合わせが困難
なときには、フローティングナットが使用されている。
従来技術のフローティングナットの一例は実開昭60−
77807号に記載されている。本出願の図3に示した
ように、従来のフローティングナットは、中央に雌ねじ
が切られた角ナット1と、この角ナット1を収容するナ
ット保持部材2からなり、ナット保持部材2はその首部
を機器の筺体3の取付け穴に圧入することにより筺体に
強固に固着される。角ナット1はナット保持部材2に対
して三次元方向に若干動くことができるようにナット保
持部材2内に相対回転不能に収容されているので、筺体
3の取付け穴とカバー4のネジ穴の位置合わせが困難な
場合でも、ナット1の雌ねじを探りながら締結用のネジ
5を回すことによりネジ5をナット1に螺合させること
ができる。
はパネルのような2つの部材をネジを用いて互いに締結
するにあたり、2つの部材のねじ穴の位置合わせが困難
なときには、フローティングナットが使用されている。
従来技術のフローティングナットの一例は実開昭60−
77807号に記載されている。本出願の図3に示した
ように、従来のフローティングナットは、中央に雌ねじ
が切られた角ナット1と、この角ナット1を収容するナ
ット保持部材2からなり、ナット保持部材2はその首部
を機器の筺体3の取付け穴に圧入することにより筺体に
強固に固着される。角ナット1はナット保持部材2に対
して三次元方向に若干動くことができるようにナット保
持部材2内に相対回転不能に収容されているので、筺体
3の取付け穴とカバー4のネジ穴の位置合わせが困難な
場合でも、ナット1の雌ねじを探りながら締結用のネジ
5を回すことによりネジ5をナット1に螺合させること
ができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の圧入タイプの
フローティングナットの問題点は、筺体などの取付対象
パネル3にナット保持部材を取付けるに際してはプレス
機のような大型の設備を要するということである。その
理由は、フローティングナットのナット保持部材を取付
対象パネルの取付け穴に圧入するには1000kg以上
の圧力をかけなければならないからである。また、フロ
ーティングナットのナット保持部材を取付け穴に圧入す
るためにはプレス機で筺体を両側から挟まなくてはなら
ないので、両面が開放されていない袋状になった筐体
や、狭い場所には取付けることができない。従来のフロ
ーティングナットの他の問題点は、防水を要する筐体に
は使用することができないということである。その理由
は、ナット保持部材2には貫通孔が設けてあるので、ね
じの頭部と筐体との間の隙間から侵入した水がナット保
持部材の内部を通って筐体内部に入り込むからである。
フローティングナットの問題点は、筺体などの取付対象
パネル3にナット保持部材を取付けるに際してはプレス
機のような大型の設備を要するということである。その
理由は、フローティングナットのナット保持部材を取付
対象パネルの取付け穴に圧入するには1000kg以上
の圧力をかけなければならないからである。また、フロ
ーティングナットのナット保持部材を取付け穴に圧入す
るためにはプレス機で筺体を両側から挟まなくてはなら
ないので、両面が開放されていない袋状になった筐体
や、狭い場所には取付けることができない。従来のフロ
ーティングナットの他の問題点は、防水を要する筐体に
は使用することができないということである。その理由
は、ナット保持部材2には貫通孔が設けてあるので、ね
じの頭部と筐体との間の隙間から侵入した水がナット保
持部材の内部を通って筐体内部に入り込むからである。
【0004】本発明の目的は、簡便な工具を用いて取付
対象パネルに取付けることの可能なフローティングナッ
トを提供することにある。本発明の他の目的は、取付対
象パネルの片側だけからの操作により取付けることの可
能なフローティングナットを提供することにある。本発
明の他の目的は、取付対象パネルの片面が開放されてい
ない場合や取付場所が狭隘な場合でも取付けることの可
能なフローティングナットを提供することにある。本発
明の他の目的は、防水構造を備えたフローティングナッ
トを提供することにある。
対象パネルに取付けることの可能なフローティングナッ
トを提供することにある。本発明の他の目的は、取付対
象パネルの片側だけからの操作により取付けることの可
能なフローティングナットを提供することにある。本発
明の他の目的は、取付対象パネルの片面が開放されてい
ない場合や取付場所が狭隘な場合でも取付けることの可
能なフローティングナットを提供することにある。本発
明の他の目的は、防水構造を備えたフローティングナッ
トを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ナットと、こ
のナットを実質的に相対回転不能に遊びをもって収容す
る円筒形のナット保持部材とからなるフローティングナ
ット・アッセンブリを提供するもので、本発明の一観点
においては、フローティングナット・アッセンブリは、
ナット保持部材の基部に拡径フランジを設けると共に、
この基部に隣接してナット保持部材の胴部に円周方向弱
化部を設けたことを特徴としている。このような構成で
あるから、ナットを組み込んだナット保持部材を取付対
象パネルの取付け穴に挿入し、適当な工具を用いてナッ
トをパネルに向かって引きつけると、ナット保持部材の
弱化部が破断すると共に塑性変形し、これにより、ナッ
ト保持部材がパネルに固着される。
のナットを実質的に相対回転不能に遊びをもって収容す
る円筒形のナット保持部材とからなるフローティングナ
ット・アッセンブリを提供するもので、本発明の一観点
においては、フローティングナット・アッセンブリは、
ナット保持部材の基部に拡径フランジを設けると共に、
この基部に隣接してナット保持部材の胴部に円周方向弱
化部を設けたことを特徴としている。このような構成で
あるから、ナットを組み込んだナット保持部材を取付対
象パネルの取付け穴に挿入し、適当な工具を用いてナッ
トをパネルに向かって引きつけると、ナット保持部材の
弱化部が破断すると共に塑性変形し、これにより、ナッ
ト保持部材がパネルに固着される。
【0006】本発明の他の観点においては、フローティ
ングナット・アッセンブリは、ナット保持部材の基部に
拡径フランジを設けると共に、基部に隣接してナット保
持部材の胴部に円周方向に延長する薄肉部を設けたこと
を特徴としている。この場合、ナットを組み込んだナッ
ト保持部材を取付対象パネルの取付け穴に挿入し、適当
な工具を用いてナットをパネルに向かって引きつける
と、ナット保持部材の薄肉部が座屈し、これによりナッ
ト保持部材がパネルに固着される。
ングナット・アッセンブリは、ナット保持部材の基部に
拡径フランジを設けると共に、基部に隣接してナット保
持部材の胴部に円周方向に延長する薄肉部を設けたこと
を特徴としている。この場合、ナットを組み込んだナッ
ト保持部材を取付対象パネルの取付け穴に挿入し、適当
な工具を用いてナットをパネルに向かって引きつける
と、ナット保持部材の薄肉部が座屈し、これによりナッ
ト保持部材がパネルに固着される。
【0007】好ましい実施態様においては、ナット保持
部材の頭部は袋ナット状に閉鎖されており、機器の内部
に水が侵入しないようになっている。
部材の頭部は袋ナット状に閉鎖されており、機器の内部
に水が侵入しないようになっている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1には本発明のフローティング
ナット・アッセンブリの第1実施例を示す。図1を参照
するに、フローティングナット・アッセンブリ10は、
略円筒形のナット保持部材12と、このナット保持部材
12の内部にフローティング状態で収容されたナット1
4とで構成される。ナット14の中央には雌ねじ16が
形成されている。
ナット・アッセンブリの第1実施例を示す。図1を参照
するに、フローティングナット・アッセンブリ10は、
略円筒形のナット保持部材12と、このナット保持部材
12の内部にフローティング状態で収容されたナット1
4とで構成される。ナット14の中央には雌ねじ16が
形成されている。
【0009】ナット14はナット保持部材12の内部に
若干の遊びをもって、但し、ナット保持部材12に対し
て相対回転しないように収容されている。このため、図
1(C)から良く分かるように、この実施例では、ナッ
ト14には十字形に配置された回り止め用の突起18が
形成してある。しかし、ナット14を六角形、四角形そ
の他の非円形形状にすることにより回り止めをしてもよ
い。
若干の遊びをもって、但し、ナット保持部材12に対し
て相対回転しないように収容されている。このため、図
1(C)から良く分かるように、この実施例では、ナッ
ト14には十字形に配置された回り止め用の突起18が
形成してある。しかし、ナット14を六角形、四角形そ
の他の非円形形状にすることにより回り止めをしてもよ
い。
【0010】ナット保持部材12は、アルミニウムのよ
うな金属で形成することができる。ナット保持部材12
は、ナット14を収容するナット収容空間20を備え上
端が袋状に閉鎖された頭部22と、フランジ24を備え
た基部26と、両者の間に位置する胴部28を備えてい
る。図1(D)に示したように、ナット収容空間20の
内側輪郭はナット14の外側輪郭に合わせてナット14
に対して若干の遊びをもって画定してあり、ナット14
がナット保持部材12内で三次元方向に若干動くことが
できるが、ナット保持部材12に対して実質的に回転し
ないようになっている。
うな金属で形成することができる。ナット保持部材12
は、ナット14を収容するナット収容空間20を備え上
端が袋状に閉鎖された頭部22と、フランジ24を備え
た基部26と、両者の間に位置する胴部28を備えてい
る。図1(D)に示したように、ナット収容空間20の
内側輪郭はナット14の外側輪郭に合わせてナット14
に対して若干の遊びをもって画定してあり、ナット14
がナット保持部材12内で三次元方向に若干動くことが
できるが、ナット保持部材12に対して実質的に回転し
ないようになっている。
【0011】ナット保持部材12は例えば予め図1
(A)のA−A線に沿って分割された上下2つの部材か
ら形成することができる。これら2つの部材で形成され
たナット収容空間20内にナット14を配置し、上下2
つの部材を溶接などにより接合することにより、ナット
14をナット保持部材12内に組み込むことができる。
(A)のA−A線に沿って分割された上下2つの部材か
ら形成することができる。これら2つの部材で形成され
たナット収容空間20内にナット14を配置し、上下2
つの部材を溶接などにより接合することにより、ナット
14をナット保持部材12内に組み込むことができる。
【0012】ナット保持部材12の胴部28は薄肉に形
成してあり、その壁の一部をジクザク断面に形成するこ
とにより破断しやすい弱化部30が形成してある。弱化
部30より上に位置する胴部28の外周面32は下向き
にテーパ状に形成してある。
成してあり、その壁の一部をジクザク断面に形成するこ
とにより破断しやすい弱化部30が形成してある。弱化
部30より上に位置する胴部28の外周面32は下向き
にテーパ状に形成してある。
【0013】図1(B)に示したように、胴部28とフ
ランジ24の外周面には、ダイヤモンド・ナーリング加
工により微小凹凸33が形成してある。これらの外周面
には、また、圧力印加に応じて接着力を発現するタイプ
の圧力応答型接着剤(例えば、メック)が予め塗布して
ある。
ランジ24の外周面には、ダイヤモンド・ナーリング加
工により微小凹凸33が形成してある。これらの外周面
には、また、圧力印加に応じて接着力を発現するタイプ
の圧力応答型接着剤(例えば、メック)が予め塗布して
ある。
【0014】次に、図1(E)を参照しながらこのフロ
ーティングナット・アッセンブリ10の使用の態様を説
明するに、フローティングナット・アッセンブリ10を
取付けるべき機器の筺体その他の取付対象パネル34に
はナット保持部材12の胴部28の外径にほぼ等しい取
付け穴36を予め開けておく。フローティングナット・
アッセンブリ10を取付けるには、先ず、ナット14が
組み込まれたナット保持部材12をそのフランジ24が
パネル34に着座するまで取付け穴36に挿入する。
ーティングナット・アッセンブリ10の使用の態様を説
明するに、フローティングナット・アッセンブリ10を
取付けるべき機器の筺体その他の取付対象パネル34に
はナット保持部材12の胴部28の外径にほぼ等しい取
付け穴36を予め開けておく。フローティングナット・
アッセンブリ10を取付けるには、先ず、ナット14が
組み込まれたナット保持部材12をそのフランジ24が
パネル34に着座するまで取付け穴36に挿入する。
【0015】次に、ナット14をパネル34に向かって
強引する。これには、かしめナットを取付けるために従
来使用されているような雄ねじを38を備えた回転工具
40を使用することができる。回転工具40の雄ねじを
38をナット14のねじ穴に係合させ、雄ねじを38を
回わすことによりナット14およびナット保持部材12
の頭部22をパネル34に向かって引きつけると、ナッ
ト保持部材12の胴部28の弱化部30は図1(E)に
示したように破断する。
強引する。これには、かしめナットを取付けるために従
来使用されているような雄ねじを38を備えた回転工具
40を使用することができる。回転工具40の雄ねじを
38をナット14のねじ穴に係合させ、雄ねじを38を
回わすことによりナット14およびナット保持部材12
の頭部22をパネル34に向かって引きつけると、ナッ
ト保持部材12の胴部28の弱化部30は図1(E)に
示したように破断する。
【0016】胴部28のうち弱化部30より上の部分4
2の外周面32はテーパ状にしてあるので、ナット14
を更に引きつけるにつれて、弱化部30の破断により分
かれたスカート部44は図示したように半径方向外側に
塑性変形し、スカート部44とフランジ24はパネル3
4にかしめ付けられる。また、分かれた上側部分42は
スカート部44内に圧入され、外周面32に加工された
ダイヤモンドナールがスカート部44の内周面に食い込
と共に、外周面32に塗布された圧力応答型接着剤が圧
力により接着力を発現するので、上側部分42とスカー
ト部44は強固に接合される。
2の外周面32はテーパ状にしてあるので、ナット14
を更に引きつけるにつれて、弱化部30の破断により分
かれたスカート部44は図示したように半径方向外側に
塑性変形し、スカート部44とフランジ24はパネル3
4にかしめ付けられる。また、分かれた上側部分42は
スカート部44内に圧入され、外周面32に加工された
ダイヤモンドナールがスカート部44の内周面に食い込
と共に、外周面32に塗布された圧力応答型接着剤が圧
力により接着力を発現するので、上側部分42とスカー
ト部44は強固に接合される。
【0017】このようにしてフローティングナット・ア
ッセンブリ10がパネル34に固着されたならば、図3
に示した従来のやり方と同様にネジ又はボルトをナット
14に螺合することにより機器のカバー等をパネル34
にネジ止めすることができる。ナット保持部材12の頭
部22の端部は袋ナット状に塞っていると共に、ナット
保持部材12のスカート部44と頭部22との接合部は
接着剤により接着されているので、浸水を防止すること
ができる。
ッセンブリ10がパネル34に固着されたならば、図3
に示した従来のやり方と同様にネジ又はボルトをナット
14に螺合することにより機器のカバー等をパネル34
にネジ止めすることができる。ナット保持部材12の頭
部22の端部は袋ナット状に塞っていると共に、ナット
保持部材12のスカート部44と頭部22との接合部は
接着剤により接着されているので、浸水を防止すること
ができる。
【0018】図2には本発明のフローティングナット・
アッセンブリの第2実施例を示す。図1に示した構成要
素と共通する構成要素は同じ参照番号で示し、説明は省
略する。相違点のみ説明するに、この第2実施例では、
図2に示したように、ナット保持部材12の胴部28は
薄肉に形成してあると共に、樽状に膨出させてある。
アッセンブリの第2実施例を示す。図1に示した構成要
素と共通する構成要素は同じ参照番号で示し、説明は省
略する。相違点のみ説明するに、この第2実施例では、
図2に示したように、ナット保持部材12の胴部28は
薄肉に形成してあると共に、樽状に膨出させてある。
【0019】胴部28はこのような構成であるから、前
述した第1実施例と同様に工具38などを用いてナット
14をパネル34に向かって引きつけると、ナット保持
部材12の胴部28は図2(B)に示したように座屈
し、ナット保持部材12は座屈した胴部28とフランジ
24とによって強固にパネル34にかしめ付けられる。
述した第1実施例と同様に工具38などを用いてナット
14をパネル34に向かって引きつけると、ナット保持
部材12の胴部28は図2(B)に示したように座屈
し、ナット保持部材12は座屈した胴部28とフランジ
24とによって強固にパネル34にかしめ付けられる。
【0020】以上には本発明の特定の実施例を記載した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の修
正や変更を施すことができる。例えば、胴部28の外周
面32に接着剤を塗布する代わりに樹脂材料を被覆し、
筐体パネルへの食いつきと防水性能を向上させることが
できる。
が、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の修
正や変更を施すことができる。例えば、胴部28の外周
面32に接着剤を塗布する代わりに樹脂材料を被覆し、
筐体パネルへの食いつきと防水性能を向上させることが
できる。
【0021】
【発明の効果】本発明のフローティングナット・アッセ
ンブリは、ナットを強引して胴部を破断又は座屈させる
ことによりナット保持部材をパネルに固着するようにな
っているので、プレス機のような大きな設備を使用する
ことなく、かしめナット取付け用回転工具のような簡便
な工具を用いて取付対象パネルに取付けることができ
る。また、本発明のフローティングナット・アッセンブ
リは取付対象パネルの片側だけからの操作により取付け
ることができるので、パネルの片面が開放されていない
場合や取付場所が狭隘な場合でも使用することができ
る。ナット保持部材の頭部を袋ナット状に閉鎖した実施
態様や、胴部の外周面に接着剤または樹脂を塗布した実
施態様にあっては、浸水を防ぐことができ、防水性能を
向上させることができる。
ンブリは、ナットを強引して胴部を破断又は座屈させる
ことによりナット保持部材をパネルに固着するようにな
っているので、プレス機のような大きな設備を使用する
ことなく、かしめナット取付け用回転工具のような簡便
な工具を用いて取付対象パネルに取付けることができ
る。また、本発明のフローティングナット・アッセンブ
リは取付対象パネルの片側だけからの操作により取付け
ることができるので、パネルの片面が開放されていない
場合や取付場所が狭隘な場合でも使用することができ
る。ナット保持部材の頭部を袋ナット状に閉鎖した実施
態様や、胴部の外周面に接着剤または樹脂を塗布した実
施態様にあっては、浸水を防ぐことができ、防水性能を
向上させることができる。
【図1】本発明のフローティングナット・アッセンブリ
の第1実施例の拡大図で、(A)は縦断面図、(B)は
側面図、(C)はナットの斜視図、(D)は図1(A)
のD−D線に沿った断面図、(E)はパネルに取付けた
ところを示す断面図である。
の第1実施例の拡大図で、(A)は縦断面図、(B)は
側面図、(C)はナットの斜視図、(D)は図1(A)
のD−D線に沿った断面図、(E)はパネルに取付けた
ところを示す断面図である。
【図2】本発明のフローティングナット・アッセンブリ
の第2実施例の拡大図で、(A)は縦断面図、(B)は
パネルに取付けたところを示す断面図である。
の第2実施例の拡大図で、(A)は縦断面図、(B)は
パネルに取付けたところを示す断面図である。
【図3】従来のフローティングナットを用いて2枚のパ
ネルをねじ止めするところを示す断面図である。
ネルをねじ止めするところを示す断面図である。
10: フローティングナット・アッセンブリ 12: ナット保持部材 14: ナット 22: ナット保持部材の頭部 24: ナット保持部材のフランジ 28: ナット保持部材の胴部 30: 弱化部 33: 微小凹凸(ダイヤモンドナール) 34: 取付対象パネル(筺体) 36: 取付対象パネルの取付け穴
Claims (5)
- 【請求項1】 ナットと、前記ナットを実質的に相対回
転不能に遊びをもって収容する円筒形のナット保持部材
とからなるフローティングナット・アッセンブリにおい
て、前記ナット保持部材の基部に拡径フランジを設ける
と共に、前記基部に隣接して前記ナット保持部材の胴部
に円周方向弱化部を設け、ナットを組み込んだナット保
持部材を取付対象パネルの取付け穴に挿入した上でパネ
ルに向かってナットを引きつけたときにナット保持部材
の弱化部が破断すると共に塑性変形し、もって、ナット
保持部材がパネルに固着されるようにしたことを特徴と
するフローティングナット・アッセンブリ。 - 【請求項2】 ナットと、前記ナットを実質的に相対回
転不能に遊びをもって収容する円筒形のナット保持部材
とからなるフローティングナット・アッセンブリにおい
て、前記ナット保持部材の基部に拡径フランジを設ける
と共に、前記基部に隣接して前記ナット保持部材の胴部
に円周方向に延長する薄肉部を設け、ナットを組み込ん
だナット保持部材を取付対象パネルの取付け穴に挿入し
た上でパネルに向かってナットを引きつけたときにナッ
ト保持部材の薄肉部が座屈し、もって、ナット保持部材
がパネルに固着されるようにしたことを特徴とするフロ
ーティングナット・アッセンブリ。 - 【請求項3】 前記ナット保持部材の頭部は袋ナット状
に閉鎖されていることを特徴とする請求項1又は2に基
づくフローティングナット・アッセンブリ。 - 【請求項4】 前記ナット保持部材の胴部の外周面に微
小凹凸を設けたことを特徴とする請求項1から3のいづ
れかに基づくフローティングナット・アッセンブリ。 - 【請求項5】 前記ナット保持部材の胴部の外周面に接
着剤又は樹脂を塗布したことを特徴とする請求項1から
4のいづれかに基づくフローティングナット・アッセン
ブリ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046608A JP2000240631A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | フローティングナット・アッセンブリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11046608A JP2000240631A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | フローティングナット・アッセンブリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000240631A true JP2000240631A (ja) | 2000-09-05 |
Family
ID=12752030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11046608A Pending JP2000240631A (ja) | 1999-02-24 | 1999-02-24 | フローティングナット・アッセンブリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000240631A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087320A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Isuzu Motors Ltd | キャブ取付構造及び取付方法 |
| JP2010230069A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Kanto Auto Works Ltd | ボルト固定構造 |
| JP2016205544A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社アカギ | 吊り金具 |
| KR20200025220A (ko) * | 2018-08-29 | 2020-03-10 | 김종원 | 서랍용 인서트 너트 |
| JP7487015B2 (ja) | 2020-06-04 | 2024-05-20 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | ブラインドナット |
-
1999
- 1999-02-24 JP JP11046608A patent/JP2000240631A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002087320A (ja) * | 2000-09-18 | 2002-03-27 | Isuzu Motors Ltd | キャブ取付構造及び取付方法 |
| JP2010230069A (ja) * | 2009-03-26 | 2010-10-14 | Kanto Auto Works Ltd | ボルト固定構造 |
| JP2016205544A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | 株式会社アカギ | 吊り金具 |
| KR20200025220A (ko) * | 2018-08-29 | 2020-03-10 | 김종원 | 서랍용 인서트 너트 |
| KR102199824B1 (ko) * | 2018-08-29 | 2021-01-07 | 김종원 | 서랍용 인서트 너트 |
| JP7487015B2 (ja) | 2020-06-04 | 2024-05-20 | ポップリベット・ファスナー株式会社 | ブラインドナット |
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