JP2000240746A - トラクションドライブ式駆動装置 - Google Patents
トラクションドライブ式駆動装置Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H13/00—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members
- F16H13/06—Gearing for conveying rotary motion with constant gear ratio by friction between rotary members with members having orbital motion
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Abstract
形を簡単に得られ、少々の摩耗に対して圧接荷重の低減
する度合が極めて小さく、圧接荷重が所望値であること
の確認のための検査も簡単にでき、中空構造も簡単に構
成できるトラクションドライブを提供する。 【解決手段】 中心に配設された外接軸2、外接軸2の
周囲に等配的に配置されて外接軸2に外接する複数の中
間軸1、中間軸1が内接する内接円筒3からなるトラク
ションドライブ式駆動装置であり、中心Aよりオフセッ
トされた中間軸1の少なくとも1本が入力軸となってお
り、外接軸2がリング状の中空円筒となっており、特別
な支持ベアリングを設けることなく中間軸1によって保
持されて浮動リングとなっている。
Description
イブ、或いはフリクションドライブと言われる、圧接し
ている円筒面間の油膜のせん断抵抗、或いは摩擦抵抗
(潤滑剤を使用しない場合)を利用してトルク伝達を実
現するタイプの低騒音、低振動の駆動装置である。本発
明は、この種の駆動装置に関する改良である。
イブが知られている。従来のこの種の伝動装置として、
例えば特公昭62−46742号公報には弾性ローラを
具えた遊星ローラ式動力伝達装置が開示されている。特
公昭62−46742号公報に開示されている伝動装置
では、U字型の断面を有する弾性ローラを両側面から力
を加えて、その変形により内径を縮小して圧接力を得て
いる。
は、同一軸線上に対向して入力回転軸と出力回転軸とが
設けられ、前記入力回転軸と一体構造のインナーレース
と弾性変形可能な固定アウタレースとの間に複数個のロ
ーラが配設され、それらのローラを回転自在に支承する
保持輪軸が前記出力回転軸に連結され、前記アウタレー
スと減速機ハウジングとの間に環状油圧室が形成され、
入力回転軸から出力回転軸にローラを介して摩擦伝動が
行なわれるとき、前記油圧室へ出力回転軸の負荷に応じ
た油圧を供給して前記アウタレースを半径方向内方へ縮
小させることにより、ラジアル予圧が前記ローラに与え
られることを特徴とする摩擦伝動を利用した減速機が開
示されている。
2号公報に開示された伝動装置では、U型断面の弾性ロ
ーラは複雑な形状を示し、両側変形させる機構も必要な
ので構造上複雑で高コストにつながる。また、圧接荷重
が所望値であることの確認のための検査も困難である。
示された減速機の弾性ローラはU型断面の寸法が比較的
小さく、大きく変形をさせると、大きな応力の発生が避
けられない。一方、材料の疲労強度を考慮すれば、弾性
ローラの内径の縮小量を大きくできない。そのため、大
きな圧接力を得にくく、しかも、僅かに初期摩耗しても
圧接荷重が大きく低減してしまい、伝達能力が大幅に低
減し、信頼性が低下する。
示された減速機は、内ローラ(アウターレース)を、比
較的長い薄肉円筒部の両端に厚肉円筒部の内周を接続し
て構成することにより、該内ローラとケーシングとによ
り油圧シリンダを形成している。そして該油圧シリンダ
内に作動油を導入して内ローラの薄肉円筒部を中心に向
けて変形せしめることにより、内ローラと遊星ローラと
の間に圧接力を生成せしめている。
8号公報の減速機は、油圧により内ローラを変形させる
形式であるので、油圧導入のための配管やシール手段が
必要となり、装置が複雑化するとともに油洩れ等により
圧接力減少の不具合が発生し易い。
解決できるトラクションドライブを提供することを目的
とする。本発明は、特別な加圧機構をなくして、且つ、
大きな変形を簡単に得られるトラクションドライブを提
供することを目的とする。また、本発明は、少々の摩耗
に対して圧接荷重の低減する度合が極めて小さく、圧接
荷重が所望値であることの確認のための検査も簡単にで
き、中空構造も簡単に構成できるトラクションドライブ
を提供することを目的とする。
項1に記載のように、中心に配設された外接軸、該外接
軸の周囲に等配的に配置されて該外接軸に外接する複数
の中間軸、該中間軸が内接する内接円筒からなるトラク
ションドライブ式駆動装置において、前記中心よりオフ
セットされた前記中間軸の少なくとも1本が入力軸とな
っており、前記外接軸がリング状の中空円筒となってい
ることを特徴とするトラクションドライブ式駆動装置に
より、上記の目的を達成する。
記リング状の中空円筒からなる外接軸は特別な支持ベア
リングを設けることなく前記中間軸によって保持されて
浮動リングとなっており、該中空円筒外接軸は自由状態
の外径が複数の中間軸に外接する円の直径より若干大き
く形成されていて該中空円筒の変形によって圧接荷重を
発生するようになっていることが好ましい。
いて、請求項3に記載のように、前記内接円筒が同心状
の二重中空リングからなり、該二重中空リングの内側リ
ングと外側リングとが連結部材により連結されていても
よい。この場合に、請求項4に記載のように、前記中空
リング状の内接円筒の内側リングは特別な支持ベアリン
グを設けることなく前記中間軸によって保持されて浮動
リングとなっており、前記リング状の中空円筒からなる
外接軸の変形に起因する該内側リングの変形が外側リン
グに伝わり難くなっていることが好ましい。
5に記載のように、前記内接円筒が出力軸となっていて
もよく、また、請求項6に記載のように、前記複数の中
間軸および内接円筒を回転可能に支持する支持体が含ま
れており、該支持体が出力軸となっていてもよい。
に、中心に配設された外接軸、該外接軸の周囲に等配的
に配置されて該外接軸に外接する複数の中間軸、該中間
軸が内接する内接円筒からなるトラクションドライブ式
駆動装置において、前記外接軸または中間軸が入力軸と
なっており、前記内接円筒が自由変形可能な中空リング
状であるとともに保持手段を介して内接円筒の保持部材
に一体的に係合していることを特徴とするトラクション
ドライブ式駆動装置により、上記の目的を達成する。
記中空リング状の内接円筒は特別な支持ベアリングを設
けることなく前記中間軸によって保持されて浮動リング
となっており、該中空リング状内接円筒は自由状態の内
径が複数の中間軸が接する円の直径より若干小さく形成
されていて該内接円筒の変形によって圧接荷重を発生す
るようになっていることが好ましい。
記載のように、前記内接円筒の保持部材が出力軸となっ
ていてもよく、また、請求項10に記載のように、前記
複数の中間軸および内接円筒の保持部材を回転可能に支
持する支持体が含まれており、該支持体が出力軸となっ
ていてもよい。
ング状中空円筒であり、弾性域内において自由変形でき
るように浮動している構造、すなわち軸受の支持がない
状態で中間軸により保持されている。なお、リング状の
中空円筒からなる外接軸または内接円筒の寸法、材質は
中間軸に外接または内接して所望の圧接力を生じるとと
もに繰返し応力により疲労しないように適宜選定する。
は、この浮動リング(中空外接軸)は自由状態の外径が
中間軸に外接する円の直径より若干大きく形成される。
この浮動リングを複数の中間軸に外接するように中心に
組み込む。これにより、真円であった浮動リング(中空
外接軸)の形状は、その弾性域において波状に変形して
圧接力を発生する。なお、この場合に、浮動リングの変
形により生じる波の数は、中間軸の数に等しくなる。
は、この浮動リング(中空リング状内接円筒)の自由状
態の内径は、複数の中間軸が内接する円の直径より若干
小さく形成される。複数の中間軸が浮動リングに内接す
るように、この浮動リングを中間軸の外側に組み込む。
更に浮動リングの機能を十分に発揮させるために、内接
円筒は外周に複数の凹部を有しており、該凹部に装着し
たピン部材を介して内接円筒の保持部材に一体的に係合
している。これにより、真円であった浮動リング(中空
リング状内接円筒)の形状は、その弾性域において波状
に変形して圧接力を発生する。なお、この場合に、浮動
リングの変形により生じる波の数は、中間軸の数に等し
くなる。
ないので、リング状中空円筒からなる内接円筒または外
接軸に大きな変形量の設定が可能である。これによっ
て、リングの厚さと直径により簡単に圧接荷重とリング
の圧接変形量を変えることができる。
動リングを用いて中間軸を圧接するように組み込んでい
るので、浮動リングは真円状態から中間軸の数に等しい
個数の波状に変形し、圧接力を発生する。これによっ
て、浮動リングの厚さと直径を変えることにより圧接荷
重と圧接変形量を簡単に変えることができる。
接力が中間軸および内接円筒に作用し、内接円筒が振れ
てその回転精度が低下する心配の対策として、本発明に
おいては、内接円筒が同心状の二重中空リングからな
り、二重中空リングの内側リングと外側リングとが連結
部材により連結されていてもよい。これにより、リング
状の中空円筒からなる外接軸の変形に起因する該内側リ
ングの変形が外側リングに伝わり難くなり、内接円筒の
回転精度が向上する。また、内接円筒を二重中空リング
とすることにより、機械加工量が低減でき、製造が容易
になるという効果も奏される。
なり、浮動リング以外の特別加圧部材の必要がなく、大
きな圧接荷重と圧接変形量を容易に得られる。また、浮
動リング(内接円筒または外接軸)の形状も簡単なた
め、その製造も容易である。更に、浮動リングの真円状
態に対する半径方向の最大膨らみ量を測定して圧接荷重
の値を検知できるので、簡単に過大または過小な圧接荷
重となることを防ぐことができる。なお、最大膨らみ量
は、例えばダイアルケージで浮動リングの径(内接円筒
の内径または外接軸の外径)のフレを測定することによ
り知ることができる。
明する。図1は本発明に係るトラクションドライブ式駆
動装置の第一実施例を示し、(a)は断面図であり、
(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
しており、支持体4は円板状部41、円板状部41から
突出した複数(図示した実施例では図1(b)に示すよ
うに3本)の柱状部42および、柱状部42の先端にボ
ルト44により一体的に締着された端円板43からなっ
ている。なお、突出した複数の柱状部42は、図1
(b)に示すように、中心Aの回りに等配配置されてい
る。
ようにモータ取付け面を構成し、または多段減速をする
ためにプーリ等(図示せず)を収納する凹部41aおよ
び複数(図1に図示した実施例では3本)の軸受装着孔
41bを具備している。複数の軸受装着孔41bは、図
1(b)に示すように、それぞれ隣設する柱状部42、
42の間に位置しており、中心Aの回りに等配配置され
ている。各軸受装着孔41bに軸受51を装着してい
る。
ように、位置決めピン45を取付けるためのピン孔42
bが設けられているとともに、ボルト44を貫通するた
めのボルト孔42aが形成されている。従って、図1
(a)に示すように、端円板43の右側から挿入された
ボルト44は、柱状部42および円板状部41を貫通し
て、固定部材または出力取出し部材等の他の部材(図示
せず)にねじ止め固定される。これにより端円板43を
柱状部42に一体的に締結して堅固な支持体4が構成さ
れ、本実施例では堅固な支持体4が同時に他の部材に固
定されるようになっている。
部41には、配線または配管を通すことができるよう
に、それぞれ中心孔43c、41cを形成して、中空構
造の組立てを容易にしている。
複数の軸受装着孔41bに対応した位置に、軸受装着孔
43bを形成しており、軸受装着孔43bにはそれぞれ
前述した軸受装着孔41bと同様に軸受51を装着して
いる。
着孔41bおよび端円板43の軸受装着孔43bにそれ
ぞれ軸受51を装着し、互いに対向する軸受51、51
対の間に中間軸1を回転可能に支承している。図示した
実施例においては中間軸の数は3個であるが、中間軸の
数は3個以上であればよい。この中間軸は中心Aの回り
に等配的に設けられている。
肉のリング状の中空円筒からなる外接軸2が中心Aに設
けられている。リング状の中空円筒からなる外接軸2
は、自由状態の外径が複数の中間軸1に外接する仮想円
の直径より若干大きく形成されており、これら3つの中
間軸1に外接することによって、中空円筒からなる外接
軸2は中間軸1によって、支持ベアリングなしで保持さ
れて浮動リングとなっており、且つ、中間軸1との接触
時の接圧により逆に中間軸1を所定の力で押付けてい
る。なお、リング状の中空円筒からなる外接軸2の寸
法、材質は中間軸1に外接して所望の圧接力を生じると
ともに繰返し応力により疲労しないように適宜選定す
る。
円板43の外周面にはそれぞれ軸受52が装着されてお
り、軸受52によって内接円筒3を支持体4と相対回転
可能に支承している。内接円筒3の内周面3aに前述し
た中間軸1が内接している。上述のように、中間軸1は
リング状の外接軸2によって押圧されており、押圧され
た中間軸1は所定の圧力で内接円筒3に押圧される。な
お、図1(b)に示すように、内接円筒3の内周面3a
は柱状部42の外周面とは微小間隙を形成しており、非
接触状態である。
成され、鍔3bには出力取出し用のスプロケット(図示
せず)または固定部材(図示せず)に連結するための連
結孔3cが形成されている。
ットされた3つの中間軸1の少なくとも1つがモータの
出力軸に連結され、または、モータから平歯車式減速機
構を介して駆動入力が導入される。なお、複数の中間軸
1に入力を導入する場合には、それぞれの駆動入力を同
期させておく。入力によって中間軸1は回転され、中間
軸1の回転に従い内接円筒3は所定の減速された速度で
中心Aの回りに公転する。
接円筒3から回転出力を取出してもよいし、または内接
円筒3を固定し支持体4から駆動力を取出すようにした
減速機であってもよい。更に、支持体4または内接円筒
3から入力し、中間軸1から出力を取出すようにした増
速機であってもよい。
板43、柱状部42および円板状部41を貫通したボル
トが他の部材(図示せず)にねじ止めされ、支持体4の
端円板43を柱状部42に止着していた。しかし、後述
する実施例に示すようにボルト44は貫通せず、柱状部
42に設けられたねじ孔にボルト44を締結して端円板
43を柱状部42に固定することもできる。
を説明する。図2の(a)は断面図であり、(b)は
(a)のB−B線に沿う断面図である。この第二実施例
においては支持体4は上述した実施例と同様に円板状部
41、円板状部41から突出した3本の柱状部42およ
び柱状部42の先端にボルト44により止着された端円
板43からなっている。
bに軸受51を装着し、また端円板43に形成された軸
受装着孔43bに同様に軸受51を装着しており、これ
ら軸受51によって中間軸1を回転可能に支承してい
る。なお、第一実施例では中間軸1外接している外接軸
2は中空円筒であったが、この実施例においては中間軸
1に外接している外接軸21は前述の実施例とは異なり
中実となっている。中間軸1の外側に内接円筒31が内
接している。なお、図2(b)に示すように、内接円筒
31の内周面は柱状部42の外周面とは微小間隙を形成
しており、非接触状態である。
間軸1に接する仮想円の直径より若干小さく形成されて
おり、これにより中間軸1は内接円筒31により圧接力
を受けるようになっている。なお、内接円筒31の寸
法、材質は、中間軸1が内接して所望の圧接力を生じる
とともに繰返し応力により疲労しないように適宜選定す
る。
軸受52が装着され、軸受52により回転可能に保持部
材5が支承され、保持部材5が内接円筒31の外側に位
置している。
1aが複数個(実施例では8個)、等配的に形成されて
いる。また、保持部材5の内周面には、前述した内接円
筒31の外周部に形成した凹部31aと対応して半円状
の凹部5aが形成されている。内接円筒31および保持
部材5の両凹部31a、5a間に円柱状のピン部材32
が装着されており、この保持手段であるピン部材32に
より内接円筒31と保持部材5とは周方向の回転に対し
ては一体化されており、しかも両者の間にリング状の間
隙があるため内接円筒31の半径方向の変形は許容する
ようになっている。
が突出しており、入力モータ(図示せず)への連結部と
なっており、このモータ連結部から駆動力を入力する。
接触した中間軸1が回転し、更に、リング状の内接円筒
31に中間軸1が接触していることにより、入力回転は
減速した状態で取り出される。この場合に、支持体4を
固定していれば、内接円筒31の回転につれて保持部材
5に出力が得られる。一方、保持部材5を固定すること
によって、支持体4が回転し、支持体4から減速された
駆動力を取出すこともできる。また、中間軸1から入力
し、支持体4または内接円筒31から出力を取出しても
よい。更に、指示体4または内接円筒31から入力し、
中間軸1から出力を取出すようにした増速機であっても
よい。
実施例の内接円筒3と同様に、回転駆動力取出し用のス
プロケットまたは固定部材への連結のための穴5cおよ
びボルト穴が形成されている。
例を説明する。図3の(a)は断面図であり、(b)は
(a)のB−B線に沿う断面図である。
よく似ているが、図2の実施例と大きく異なる点は中間
軸の支持の仕方である。すなわち、図2に示す実施例に
おいては、中間軸1は円板状部41および端円板43に
形成した軸受装着孔41b、43bに装着した軸受51
によって回転可能に支承されていた。これに対して図3
に示す実施例においては、円板状部41および端円板4
3にそれぞれ中間軸支持孔41c、43cを形成し、こ
の中間軸支持孔41c、43cに円柱状の中間軸支持体
11が挿入されつよく固着されている。この中間軸支持
体11の中央部には軸受13(図示した実施例では、多
数のこコロとなっている)を介して軸受の外輪形状の中
間軸12が回転可能に支承されている。すなわち、この
図3に示す実施例においては中間軸全体が回転するので
はなく、中間軸のうちの外側の外輪形状の中間軸12
(外接軸21および内接円筒31に接触する部分)のみ
が回転するようになっている。他の構造は図2に示した
ものと同様である。
例を説明する。図4の(a)は断面図であり、(b)は
(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は(a)のC部
拡大図である。
よく似ているが、図1の実施例と大きく異なる点は図1
に示した実施例では内接円筒が一体ものであったが、図
4に示す実施例は内接円筒が同心状の二重中空リングか
らなっている。更に、図1に示した実施例においては、
支持体4の端円板43、柱状部42および円板状部41
を貫通したボルトが他の部材(図示せず)にねじ止めさ
れ、支持体4の端円板43を柱状部42に止着していた
が、図4に示す実施例では、図2および図3に示した実
施例と同様に、柱状部42に設けられたねじ孔にボルト
44を締結して端円板43を柱状部42に固定してい
る。
一体ものであるために、最内側中央の外接軸2の変形に
よる圧接力が中間軸1および内接円筒3に作用し、内接
円筒3が振れてその回転精度の低下が生じる心配があ
る。この対策として、図4に示す実施例においては、内
接円筒3を同心状の二重中空リング3A、3Bとしてお
り、二重中空リング3A、3Bの外側リング3Aと内側
リング3Bとの隣接する箇所に、図4(c)に示すよう
な矩形断面のキー溝3A1、3B1を周方向に複数個
(図示した実施例では3個)等配的に形成し、両キー溝
3A1、3B1の間にキーなどの連結部材32Aを装着
して、外側リング3Aと内側リング3Bとを連結してい
る。これにより、内側リング3Bの半径方向の変形が外
側リング3Aに実質的に伝わることなく、両リング3
a、3Bが一緒に回転するようにしている。
3A1、3B1の一方の側壁とキー32Aとが接触し、
他方の側壁とキー32Aとの間には微小隙間が形成され
ている。しかし、キー32Aを一方のキー溝3A1また
は3B1に締まり嵌めしまたは固着し、他方のキー溝3
B1または3A1とは隙間を設けていてもよい。また、
場合によっては、キー32Aを外側リング3Aまたは内
側リング3Bの一方に一体形成していてもよい。なお、
連結部材32Aは、円形断面のピンすることも考えられ
るが、このような円形断面のピンの場合には、外側リン
グ3Aと内側リング3Bとの間でピンが回転してトラク
ションドライブ装置の出力回転斑を生じることがある。
従って、図示した実施例のようには矩形断面のキーとす
ることが好ましい。
接円筒3の内側リング3Bは、特別な支持ベアリングを
設けることなく、中間軸1によって保持されて浮動リン
グとなっており、この構造は図2および図3に示した第
2実施例および第3実施例の内接円筒31に類似してい
る。
り、リング状の中空円筒からなる外接軸2の変形に起因
する該内側リング3Bの変形が外側リング3Aに伝わり
難くなり、内接円筒3の回転精度が向上する。
(中空な外接軸2および中空リング3Bからなる内接円
筒3)を用いており、両中空円筒により前述した他の実
施例よりも与圧代を大きく取れるので、内接円筒3の内
周や外接軸2の外周が摩耗しても伝達トルクの低下を一
層小さくできる。
3Bとすることにより、一体物の中空リング3を削出す
場合に比較して、機械加工量が低減でき、製造が容易に
なるという効果も奏される。
浮動リングを用いて中間軸を圧接するように組み込んで
いるので、浮動リングは真円状態から中間軸の数に等し
い個数の波状に変形し、圧接力を発生する。これによっ
て、浮動リングの厚さと直径を変えることにより圧接荷
重と圧接変形量を簡単に変えることができる。
なり、浮動リング以外の特別加圧部材の必要がなく、大
きな圧接荷重と圧接変形量を容易に得られる。また、浮
動リング(内接円筒または外接軸)の形状も簡単なた
め、その製造も容易である。
状態に対する半径方向の最大膨らみ量を測定して圧接荷
重の値を検知できるので、過大または過小な圧接荷重と
なることを簡単に防ぐことができる。なお、最大膨らみ
量は、例えばダイアルケージで浮動リングの径(内接円
筒の内径または外接軸の外径)のフレを測定することに
より知ることができる。
(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
(b)は(a)のB−B線に沿う断面図である。
(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は
(a)のC部拡大図である。
接触した中間軸1が回転し、更に、リング状の内接円筒
31に中間軸1が接触していることにより、入力回転は
減速した状態で取り出される。この場合に、支持体4を
固定していれば、内接円筒31の回転につれて保持部材
5に出力が得られる。一方、保持部材5を固定すること
によって、支持体4が回転し、支持体4から減速された
駆動力を取出すこともできる。また、中間軸1から入力
し、支持体4または内接円筒31から出力を取出しても
よい。更に、支持体4または内接円筒31から入力し、
中間軸1から出力を取出すようにした増速機であっても
よい。
Claims (10)
- 【請求項1】 中心に配設された外接軸、該外接軸の周
囲に等配的に配置されて該外接軸に外接する複数の中間
軸、該中間軸が内接する内接円筒からなるトラクション
ドライブ式駆動装置において、前記中心よりオフセット
された前記中間軸の少なくとも1本が入力軸となってお
り、前記外接軸がリング状の中空円筒となっていること
を特徴とするトラクションドライブ式駆動装置。 - 【請求項2】 前記リング状の中空円筒からなる外接軸
は特別な支持ベアリングを設けることなく前記中間軸に
よって保持されて浮動リングとなっており、該中空円筒
外接軸は自由状態の外径が複数の中間軸に外接する円の
直径より若干大きく形成されていて該中空円筒の変形に
よって圧接荷重を発生するようになっていることを特徴
とする請求項1に記載のトラクションドライブ式駆動装
置。 - 【請求項3】 前記内接円筒が同心状の二重中空リング
からなり、該二重中空リングの内側リングと外側リング
とが連結部材により連結されていることを特徴とする請
求項1または2に記載のトラクションドライブ式駆動装
置。 - 【請求項4】 前記中空リング状の内接円筒の内側リン
グは特別な支持ベアリングを設けることなく前記中間軸
によって保持されて浮動リングとなっており、前記リン
グ状の中空円筒からなる外接軸の変形に起因する該内側
リングの変形が外側リングに伝わり難くなっていること
を特徴とする請求項3に記載のトラクションドライブ式
駆動装置。 - 【請求項5】 前記内接円筒が出力軸となっていること
を特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のトラク
ションドライブ式駆動装置。 - 【請求項6】 前記複数の中間軸および内接円筒を回転
可能に支持する支持体が含まれており、該支持体が出力
軸となっていることを特徴とする請求項1〜4の何れか
1項1に記載のトラクションドライブ式駆動装置。 - 【請求項7】 中心に配設された外接軸、該外接軸の周
囲に等配的に配置されて該外接軸に外接する複数の中間
軸、該中間軸が内接する内接円筒からなるトラクション
ドライブ式駆動装置において、前記外接軸または中間軸
が入力軸となっており、前記内接円筒が自由変形可能な
中空リング状であるとともに保持手段を介して内接円筒
の保持部材に一体的に係合していることを特徴とするト
ラクションドライブ式駆動装置。 - 【請求項8】 前記中空リング状の内接円筒は特別な支
持ベアリングを設けることなく前記中間軸によって保持
されて浮動リングとなっており、該中空リング状内接円
筒は自由状態の内径が複数の中間軸に接する円の直径よ
り若干小さく形成されていて該内接円筒の変形によって
圧接荷重を発生するようになっていることを特徴とする
請求項7に記載のトラクションドライブ式駆動装置。 - 【請求項9】 前記内接円筒の保持部材が出力軸となっ
ていることを特徴とする請求項7または8に記載のトラ
クションドライブ式駆動装置。 - 【請求項10】 前記複数の中間軸および内接円筒の保
持部材を回転可能に支持する支持体が含まれており、該
支持体が出力軸となっていることを特徴とする請求項に
7または8記載のトラクションドライブ式駆動装置。
Priority Applications (4)
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|---|---|---|---|
| JP11251680A JP2000240746A (ja) | 1998-12-22 | 1999-09-06 | トラクションドライブ式駆動装置 |
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