JP2000243091A - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents
強誘電体メモリ装置Info
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Abstract
易な制御でもって、達成できる強誘電体メモリ装置を提
供することにある。 【解決手段】 この強誘電体メモリ装置は、NMOSト
ランジスタ54(スイッチ手段)で、プレート線35とビ
ット線バー28とを接続することによって、センスアン
プ30によって増幅されたビット線バー28の電圧をプ
レート線35に転送することができる。したがって、ビ
ット線バー28の電圧がプレート線35の電圧と異なる
場合にのみプレート線35を駆動するための電流が流れ
るので、アクセス毎にセルプレート線35を駆動する従
来の方法に比べて、駆動電流を少なくすることができ
る。また、プレート線35をセンスアンプ30によって
駆動できるので、プレート線駆動回路が不要である。
Description
極間に介在させた強誘電体の分極状態によって情報を記
憶させる強誘電体メモリ装置に関する。
誘電体の分極方向で情報の記憶,保持を行う不揮発半導
体記憶装置である。以下、強誘電体材料を用いた不揮発
半導体記憶装置での従来例について説明する(例えば、
特開平6-223583号公報,米国特許第4,873,
664号明細書(特開昭63−201998号公報参
照)。
4,873,664号に示された従来の半導体メモリ装置
の回路構成図、図5は図4の半導体メモリ装置の動作タ
イミングを示す図、図6は従来の半導体メモリ装置内の
本体メモリセルキャパシタで使用する強誘電体のヒステ
リシス特性を示す図、図7は従来の半導体メモリ装置内
のダミーメモリセルキャパシタで使用する強誘電体のヒ
ステリシス特性を示す図である。
において、センスアンプ30にビット線26,ビット線
バー28が接続されている。ビット線26およびビット
線バー28のそれぞれに、本体メモリセル20a,20
b,20cおよび20d,20eと、ダミーメモリセル3
6および46が接続されている。本体メモリセル20a
はMOSトランジスタ24と本体メモリセルキャパシタ
22で構成されている。本体メモリセルキャパシタ22
は、強誘電体膜を2つの電極で挟んで形成されている。
MOSトランジスタ24のゲートはワード線32に接続
され、ドレインはビット線26に接続され、ソースは本
体メモリセルキャパシタ22の第1の電極に接続されて
いる。本体メモリセルキャパシタ22の第2の電極はセ
ルプレート線34に接続されている。同様に、ダミーメ
モリセル36は、MOSトランジスタ38とダミーメモ
リセルキャパシタ40で構成されている。ダミーメモリ
セルキャパシタ40は、強誘電体膜を2つの電極で挟ん
で形成されている。MOSトランジスタ38のゲート
は、ダミーワード線42に接続され、ドレインはビット
線28に接続され、ソースはダミーメモリセルキャパシ
タ40の第1の電極に接続されている。ダミーメモリセ
ルキャパシタ40の第2の電極はダミーセルプレート線
44に接続されている。センスアンプ30はセンス信号
SEによって活性化される。
の動作について、図5に示す動作タイミングと、図6に
示す本体メモリセルキャパシタの強誘電体膜のヒステリ
シス特性と、図7に示すダミーメモリセルキャパシタの
強誘電体膜のヒステリシス特性とを参照しながら説明す
る。
性図であり、横軸がメモリセルキャパシタに印加される
電界を示し、縦軸がそのときの電荷を示している。図
6,図7に示すように、強誘電体のキャパシタでは電界
が0のときでも点B,点E、点H,点Kのように残留分極
が残る。これを利用して不揮発性のデータとし、不揮発
性半導体メモリ装置を実現している。本体メモリセルキ
ャパシタは、メモリセルのデータが“1”である場合に
は、図6の点Bの状態で、メモリセルのデータが“0”
である場合には、図6の点Eの状態である。
状態を、図7の点Kの状態とする。ここで、本体メモリ
セル20aのデータを読み出すために、初期状態とし
て、ビット線26およびビット線バー28,ワード線3
2,ダミーワード線42,セルプレート線34とダミーセ
ルプレート線44の各々の論理電圧を“L”(接地電圧:
GND)とする。その後、ビット線26およびビット線
バー28をフローティング状態とする。また、センス信
号SEは論理電圧を“L”(接地電圧:GND)とする。
ダミーワード線42,セルプレート電極34とダミーセ
ルプレート電極44をすべて論理電圧“H”とする。こ
こで、ワード線32およびダミーワード線42の論理電
圧“H”は、電源電圧を昇圧した電圧(Vpp)であり、
セルプレート線34とダミーセルプレート線44の論理
電圧“H”は、電源電圧(Vcc)である。これによっ
て、本体メモリセル20aのMOSトランジスタ24、
およびダミーメモリセル36のMOSトランジスタ38
がオンし、本体メモリセルキャパシタ22およびダミー
メモリセルキャパシタ40には電界がかかる。このと
き、本体メモリセル20aのデータが“1”であれば、
図6に示す点Bの状態から点Dの状態になり、点Bの状
態と点Dの状態における電荷量の差Q1が、ビット線2
6の電圧として読み出される。また、ダミーメモリセル
36は、図7に示す点Kの状態から点Jの状態になり、
点Kの状態と点Jの状態の電荷の差Qdがビット線バー
28の電圧として読み出される。そして、センス信号S
Eを論理電圧“H”(電源電圧:Vcc)とすることによ
り、ビット線26に読み出された本体メモリセル20a
からの電圧とビット線バー28に読み出されたダミーメ
モリセル36からの電圧との差をセンスアンプ30によ
り増幅し、ビット線26を電源電圧Vccレベルに引き
上げ、ビット線バー28を接地電圧GNDレベルに下げ
て、本体メモリセル20aのデータ“1”を読み出す。
“0”であれば、図6に示す点Eの状態から点Dの状態
になり、点Eの状態と点Dの状態における電荷量の差Q
0がビット線26の電圧として読み出される。同時に、
ダミーメモリセル36は、図7に示す点Kの状態から点
Jの状態になり、点Kの状態と点Jの状態の電荷の差Q
dが、ビット線バー28の電圧として読み出される。そ
して、ビット線26に読み出された本体メモリセル20
aからの電圧と、ビット線バー28に読み出されたダミ
ーメモリセル36からの電圧との差が、センスアンプ3
0によって検知され、このセンスアンプ30はビット線
26を接地電圧GNDレベルに引き下げ、ビット線バー
28を電源電圧Vccレベルに引き上げて、本体メモリ
セル20aのデータ“0”を読み出す。このようなセン
スアンプ30の増幅動作でもって、本体メモリセル20
aのデータが“1”のとき、ビット線26は電源電圧V
ccとなり、セルプレート線34も電源電圧Vccとな
る。これにより、本体メモリセルキャパシタ22には電
界がかからなくなり、図6において点Eの状態になる。
その後、本体メモリセルキャパシタ22のデータの状態
を、図6で点Bの状態に戻すために、セルプレート線3
4の電圧を接地電圧として、図6の点Eの状態から点A
の状態に移した後、ワード線32の論理電圧を“L”と
する。ワード線32を論理電圧“L”とすると、本体メ
モリセルキャパシタ22には電界がかからなくなり、図
6の点Bの状態にもどる。これにより、本体メモリセル
20aヘのデータ“1”の再書き込みが完了する。な
お、図6の点Aの状態において、本体メモリセルキャパ
シタ22に、ビット線26の“H”電圧が充分に印加さ
れるように、ワード線32には通常昇圧されたレベル
(Vpp)が供給される。
“0”のときは、ビット線26は接地電圧となり、セル
プレート線34が電源電圧Vccとなっている。このた
め、本体メモリセルキャパシタ22は、図6において点
Dの状態である。その後、セルプレート線34の論理電
圧を“L"とすると、本体メモリセルキャパシタ22に
は電界がかからなくなり、図6の点Dの状態から点Eの
状態に移る。その後、ワード線32の論理電圧を“L”
とするが、本体メモリセルキャパシタ22には電界が印
加されない状態であることには変わりなく、本体メモリ
セルキャパシタ22は、図6の点Eの状態のままとな
る。これにより、本体メモリセル20aヘのデータ
“0”の再書き込みが完了する。
ときは、ビット線バー28が接地電圧となり、ダミーセ
ルプレート線44が電源電圧Vccである。このため、
ダミーメモリセル36のダミーメモリセルキャパシタ4
0は、図7における点Jの状態になる。その後、ダミー
ワード線42を接地電圧とすると同時にダミーセルプレ
ート線44も接地電圧とすることで、ダミーメモリセル
キャパシタ40には電界がかからなくなり、図7の点J
の状態から点Kの状態に戻る。
“0”のときは、ビット線バー28が電源電圧Vccと
なり、セルプレート線44も電源電圧Vccである。こ
のため、ダミーメモリセルキャパシタ40は、図7で点
Kの状態になる。その後、ダミーワード線42を接地電
圧とすると同時にダミーセルプレート線44を接地電圧
としても、ダミーメモリセルキャパシタ40に電界が印
加されない状態は変わらず、図7の点Kの状態が維持さ
れる。以上で、ダミーメモリセル36ヘの再書き込みが
完了する。
固定するようにした第2の従来例の回路図を図8に示す
(例えば、特開平2-110895号および特開平8-5
5484号公報参照)。
おいて、センスアンプ76にビット線Bおよびビット線
バー/Bが接続され、ビット線Bおよびビット線バー/B
のそれぞれに、メモリセルMC1およびMC2が接続さ
れている。メモリセルMC1およびMC2は、それぞれ
MOSトランジスタTとキャパシタCで構成されてい
る。メモリセルMC1のキャパシタCは、強誘電体膜を
2つの電極で挟んで形成されている。メモリセルMC1
のMOSトランジスタTのゲートはワード線W1に接続
され、ドレインはビット線Bに接続され、ソースはキャ
パシタCの第1の電極に接続されている。キャパシタC
の第2の電極はセルプレート線Pに接続されている。同
様に、メモリセルMC2のMOSトランジスタTのゲー
トはワード線W2に接続され、ドレインはビット線バー
/Bに接続され、ソースはキャパシタCの第1の電極に
接続されている。このメモリセルMC2のキャパシタC
の第2の電極もセルプレート線Pに接続されている。セ
ンスアンプ76は、センス信号SEによって活性化され
る。
路70と、中間電位発生回路72と、基準レベル発生回
路74とを有する構成となっている。プリチャージ回路
70は、ビット線プリチャージ信号BLPに従ってビッ
ト線Bおよびビット線バー/Bを中間電位レベルにプリ
チャージする。中間電位発生回路72は、 ビット線の
“H”レベルと“L”レベルの中間の中間電位を発生
し、プレート線Pおよびプリチャージ回路70へ供給す
る。また、基準レベル発生回路74は、ワード線(例え
ばW1)が選択レベルとなる直前にビット線電位設定信
号BLSTに従って、ビット線Bおよびビット線バー/
Bを接地電位レベルに設定する。また、この基準レベル
発生回路74は、ワード線(W1)が選択レベルになると
これと同期して選択レベルとなるダミーワード線(DW
1)により選択状態のメモリセルMCの記憶情報が読出
されるビット線Bおよびビット線バー/Bに基準レベル
を供給する。次に、この第2従来例の不揮発性強誘電体
メモリの読出し動作について、図9に示された波形図を
併せて参照しながら説明する。
までのスタンバイ状態においては、ビット線Bおよびビ
ット線バー/Bはプレート線Pとほぼ同一の中間電位に
プリチャージされている。次に、アクセスが開始され
て、ワード線W1が選択レベルとなる直前には、ビット
線電位設定信号BLSTがアクティブとなり、ビット線
Bおよびビット線バー/Bは接地電位レベル(電源電位レ
ベルでもよい)に設定される。この後、ワード線W1お
よびダミーワード線DW1が選択レベルとなり、ビット
線Bには選択状態のメモリセルMCの記憶情報が読出さ
れ、ビット線バー/Bには基準レベル発生回路74から
基準レベルが供給される。この後は、ビット線Bおよび
ビット線バー/B間の差電位がセンスアンプ76により
増幅され外部へ出力される。ここで、上記スタンバイ状
態において、メモリセルMCのトランジスタTがオフ状
態となっていてキャパシタCの第1の電極(蓄積ノード)
がフローティング状態になっていると、この蓄積ノード
と基板等との間には、たとえわずかとは言えリークが存
在する。このため、通常、接地レベルにある基板とのリ
ークは、最終的には蓄積ノードを接地電位レベル付近に
まで引き下げ、メモリセルMCの自発分極を反転させる
結果となる。そこで、この第2従来例では、ワード線
(W1等)を選択レベルと非選択レベルとの間の所定のレ
ベルにしてトランジスタTをわずかにオンさせることに
よって、ビット線からキャパシタCの蓄積ノードに、基
板等にリークした分の電荷を補なって、蓄積ノードをプ
レート線Pと同程度の中間電位とし、自発分極の反転を
防止している。
1の従来例の不揮発性強誘電体メモリでは、アクセス毎
に、プレート線を所定の電位に駆動する構成となってい
るので、プレート線駆動のための時間が長く、高速動作
が困難な上、プレート線の充放電により消費電力が増大
するという問題点がある。
時所定の電位が供給されているから、第1の従来例のよ
うな問題点はない。
態の間、ワード線を選択レベルと非選択レベルとの間の
所定のレベルとしてメモリセルのトランジスタをわずか
にオンさせ、蓄積ノードからリークした電荷をビット線
から補って、蓄積ノードをプレート線と同程度の電位に
保持する構成となっている。第2従来例では、この構成
でもって、蓄積ノードから基板等へ電荷がリークして
も、メモリセルの容量素子の強誘電体膜の自発分極が反
転してしまうのを防止している。
線の電位制御が複雑になる他、製造ばらつき等によって
メモリセルのトランジスタがオンしないこともある。こ
の場合、蓄積ノードのリークを補うことができず、自発
分極を反転してしまう。
動作を、低消費電力と比較的容易な制御でもって、達成
できる強誘電体メモリ装置を提供することにある。
め、請求項1の発明の強誘電体メモリ装置は、強誘電体
膜を相対向する2つの電極で挟んで形成され、上記強誘
電体膜の分極状態によって、2値情報を記憶,保持する
容量素子と、上記容量素子の第1の電極にソース,ドレ
インの内の一方が接続されるトランジスタとを備える複
数のメモリセルが行方向および列方向に複数配置される
強誘電体メモリ装置において、上記トランジスタのゲー
トに接続されるワード線と、上記トランジスタのソー
ス,ドレインの内の他方に接続されると共に、センスア
ンプの一方の入力に結合するビット線と、基準電圧を発
生する手段が接続されると共に、上記センスアンプの他
方の入力に結合するビット線バーと、上記容量素子の第
2の電極に接続されるプレート線と、上記プレート線と
上記ビット線バーとを接続するスイッチ手段とを備え、
上記ワード線をアクティブにして上記メモリセルを選択
した状態において、上記スイッチ手段を導通させ、上記
プレート線に上記ビット線バーの電圧を転送することに
より、上記メモリセルに書き込み,または再書き込みを
行うことを特徴としている。
段で、プレート線とビット線バーとを接続することによ
って、センスアンプによって増幅されたビット線バーの
電圧をプレート線に転送することができる。したがっ
て、ビット線バーの電圧がプレート線の電圧と異なる場
合にのみプレート線を駆動するための電流が流れるの
で、アクセス毎にセルプレート線を駆動する第1従来例
のような方法に比べて、駆動電流を少なくすることがで
きる。また、プレート線をセンスアンプによって駆動で
きるので、従来のようなプレート線駆動回路が不要であ
る。したがって、請求項1の発明によれば、確実で高速
な動作を、低消費電力と比較的容易な制御でもって達成
できる。
の強誘電体メモリ装置において、スタンバイ状態,およ
びメモリセルからのデータ読み出し状態において、上記
プレート線を所定の電位に固定することを特徴としてい
る。
を所定電位に固定するので、従来の第1例のように読み
出し毎にセルプレート線を駆動する方法に比べて、読み
出し動作を高速化できる。
の強誘電体メモリ装置において、メモリセルの非選択状
態において、上記ビット線を一定電圧に保つことを特徴
としている。
のように、読み出し動作開始の前にビット線の電圧レベ
ルを変化させる必要がなくなるので、分極情報をビット
線に高速に読み出すことができる。
の強誘電体メモリ装置において、スタンバイ時におい
て、上記プレート線を接地電位に固定することを特徴と
している。
時において、上記プレート線を接地電位に固定するの
で、第2の従来例のようにメモリセルの蓄積ノードから
の基板等へのリークによって、メモリセルのキャパシタ
の強誘電体膜の自発分極が反転してしまう問題を解消で
きる。
の強誘電体メモリ装置において、書き込みまたは再書き
込みの後、ワード線をアクティブ状態にしたまま上記ビ
ット線および上記プレート線を接地電位にプリチャージ
することを特徴としている。
キャパシタの両端に印加される電圧をゼロにして書き込
みまたは再書き込みを終了するので、次のサイクルでビ
ット線に読み出される電圧が精度良く発生され、確実な
動作が可能となる。
対向する2つの電極で挟んで形成され、上記強誘電体膜
の分極状態によって、2値情報を記憶,保持する容量素
子と、上記容量素子の第1の電極にソース,ドレインの
内の一方が接続されるトランジスタとを備える複数の本
体メモリセルおよびダミーメモリセルが行方向および列
方向に複数配置される強誘電体メモリ装置において、上
記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、上記
トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続され
るとともにセンスアンプの一方の入力に結合されるビッ
ト線と、上記トランジスタのソース,ドレインの内の他
方に接続されるとともにセンスアンプの他方の入力に結
合されるビット線バーと、ビット線に接続される本体メ
モリセルおよびダミーメモリセルが結合される第1のプ
レート線と、ビット線バーに接続される本体メモリセル
およびダミーメモリセルが結合される第2のプレート線
と、上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続
する第1のスイッチ手段と、上記第2のプレート線と上
記ビット線とを接続する第2のスイッチ手段とを備え、
上記ビット線に接続される本体メモリセルが選択された
状態では、上記第1のスイッチ手段を導通させ、上記第
1のプレート線に上記ビット線バーの電圧を転送し、上
記ビット線バーに接続される本体メモリセルが選択され
た状態では、上記第2のスイッチ手段を導通させ、上記
第2のプレート線に上記ビット線の電圧を転送すること
によって、上記本体メモリセルに書き込み,または再書
き込みを行うことを特徴としている。
対向する2つの電極で挾んで形成され、上記強誘電体膜
の分極状態によって、2値情報を記憶,保持する容量素
子と、上記容量素子の第1の電極にソース,ドレインの
内の一方が接続されるトランジスタとを備える複数の本
体メモリセルおよびダミーメモリセルが行方向および列
方向に複数配置される強誘電体メモリ装置において、上
記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、上記
トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続され
ると共にセンスアンプの一方の入力に結合されるビット
線と、上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方
に接続されるとともに上記センスアンプの他方の入力に
結合されるビット線バーと、上記ビット線に接続される
上記本体メモリセルが結合される第1のプレート線と、
上記ビット線バーに接続される上記本体メモリセルが結
合される第2のプレート線と、上記ダミーメモリセルが
結合される第3のプレート線と、上記第1のプレート線
と上記ビット線バーとを接続する第1のスイッチ手段
と、上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続する
第2のスイッチ手段とを備え、上記第3のプレート線を
常に接地電位に固定し、上記ビット線に接続される本体
メモリセルが選択された状態では、上記第1のスイッチ
手段を導通させ、上記第1のプレート線に上記ビット線
バーの電圧を転送し、上記ビット線バーに接続される本
体メモリセルが選択された状態では、上記第2のスイッ
チ手段を導通させ、上記第2のプレート線に上記ビット
線の電圧を転送することにより、上記本体メモリセルに
書き込み,または再書き込みを行うことを特徴としてい
る。
ば、ビット線に接続される本体メモリセルが選択された
状態では、センスアンプによって増幅されたビット線バ
ーの電圧を第1のプレート線に転送することにより、ビ
ット線バーの電圧が第1のプレート線の電圧と異なる場
合にのみ第1のプレート線を駆動するための電流が流れ
る。ビット線バーに接続される本体メモリセルが選択さ
れた状態では、センスアンプによって増幅されたビット
線の電圧を第2のプレート線に転送することにより、ビ
ット線の電圧が第2のプレート線の電圧と異なる場合に
のみ第2のプレート線を駆動するための電流が流れる。
したがって、第1従来例のようにアクセス毎にセルプレ
ート線を駆動する方法に比べて、駆動電流が少なくな
る。また、セルプレート線をセンスアンプによって駆動
するので、従来のようなプレート線駆動回路が不必要に
なる。
対向する2つの電極で挟んで形成され、上記強誘電体膜
の分極状態により2値情報を記憶,保持する容量素子
と、上記容量素子の第1の電極にソース,ドレインのう
ちの一方が接続されるトランジスタとを備える複数の本
体メモリセルおよびダミーメモリセルが行方向および列
方向に複数配置される強誘電体メモリ装置において、上
記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、上記
トランジスタのソース,ドレインのうち他方に接続され
るとともにセンスアンプの一方の入力に結合されるビッ
ト線と、上記トランジスタのソース,ドレインのうち他
方に接続されるとともにセンスアンプの他方の入力に結
合されるビット線バーと、ビット線に接続される本体メ
モリセルおよびダミーメモリセルが結合される第1のプ
レート線と、ビット線バーに接続される本体メモリセル
およびダミーメモリセルが結合される第2のプレート線
と、上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続
する第1のスイッチ手段と、上記第2のプレート線と上
記ビット線とを接続する第2のスイッチ手段とを備え、
上記第1および第2のスイッチ手段を導通させることに
よって、上記第1のプレート線に上記ビット線バーの電
圧を転送し、上記第2のプレート線に上記ビット線の電
圧を転送することにより書き込み,および再書き込みを
行うことを特徴としている。
対向する2つの電極で挟んで形成され、上記強誘電体膜
の分極状態によって、2値情報を記憶,保持する容量素
子と、上記容量素子の第1の電極にソース,ドレインの
内の一方が接続されるトランジスタとを備える複数の本
体メモリセルおよびダミーメモリセルが行方向および列
方向に複数配置される強誘電体メモリ装置において、上
記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、上記
トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続され
ると共に、センスアンプの一方の入力に結合されるビッ
ト線と、上記トランジスタのソース,ドレインの内の他
方に接続されると共に、上記センスアンプの他方の入力
に結合されるビット線バーと、上記ビット線に接続され
る上記本体メモリセルが結合される第1のプレート線
と、上記ビット線バーに接続される上記本体メモリセル
が結合される第2のプレート線と、上記ダミーメモリセ
ルが結合される第3のプレート線と、上記第1のプレー
ト線と上記ビット線バーとを接続する第1のスイッチ手
段と、上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続す
る第2のスイッチ手段とを備え、上記第3のプレート線
を常に接地電位に固定し、上記第1および第2のスイッ
チ手段を導通させることによって、上記第1のプレート
線に上記ビット線バーの電圧を転送し、上記第2のプレ
ート線に上記ビット線の電圧を転送することによって、
書き込み,および再書き込みを行うことを特徴としてい
る。
択される本体メモリセルがビット線に接続されるかビッ
ト線バーに接続されるかにかかわらず、ビット線バーの
電圧を第1のプレート線に転送し、ビット線の電圧を第
2のプレート線に転送するので、請求項6および請求項
7の発明に比べて制御を簡略化できる。
9のいずれか1つに記載の強誘電体メモリ装置におい
て、第1のプレート線に接続されるメモリセルの数と第
2のプレート線に接続されるメモリセルの数とが等しい
ことを特徴としている。
レート線に結合されるメモリセルの数を第2のプレート
線に結合されるメモリセルの数に等しくすることによ
り、プレート線駆動に要する平均電流を最小化できる。
9のいずれか1つに記載の強誘電体メモリ装置におい
て、スタンバイ状態,および読み出し状態において、上
記第1および第2のプレート線を所定の電位に固定する
ことを特徴としている。
線を所定電位に固定するから、第1従来例のような読み
出し毎にセルプレート線を駆動する方法に比べて、読み
出し動作を高速化できる。
9のいずれか1つに記載の強誘電体メモリ装置におい
て、メモリセルの非選択状態において、上記ビット線お
よび上記ビット線バーを一定電圧に保つことを特徴とし
ている。
例と異なり、読み出し動作開始の前にビット線の電圧レ
ベルを変化させる必要がなくなるから、分極情報をビッ
ト線に高速に読み出すことができる。
9のいずれか1つに記載の強誘電体メモリ装置におい
て、スタンバイ時において、上記第1および第2のプレ
ート線を接地電位に固定することを特徴としている。
イ時において、上記プレート線を接地電位に固定するの
で、第2従来例のようにメモリセルの蓄積ノードから基
板等へのリークによってメモリセルのキャパシタの強誘
電体膜の自発分極が反転してしまう問題を解消できる。
9のいずれか1つに記載の強誘電体メモリ装置におい
て、書き込みまたは再書き込みの後、ワード線およびダ
ミーワード線をアクティブ状態にしたまま上記ビット
線,上記ビット線バー,上記第1および第2のプレート線
を接地電位にプリチャージすることを特徴としている。
ルキャパシタ両端に印加される電圧をゼロにして書き込
みまたは再書き込みを終了するので、次のサイクルでビ
ット線に読み出される電圧を精度良く発生でき、確実な
動作が可能となる。
態に基づいて詳細に説明する。
強誘電体メモリ装置の第1の実施の形態の回路構成図で
ある。図1において、従来の半導体メモリ装置の回路構
成図を示す図4と同一部分は同一の番号を付けている。
図2は図1の半導体メモリ装置の動作タイミング図であ
る。この発明の強誘電体メモリ装置内の本体メモリセル
キャパシタおよびダミーメモリセルキャパシタで使用す
る強誘電体のヒステリシス特性は、それぞれ図6および
図7に示された従来の半導体メモリ装置内のメモリセル
キャパシタで使用する強誘電体のヒステリシス特性と同
様である。
ャパシタ型メモリセルを用いたオープンビット線方式に
より、ビット線バー28にダミーセルが接続される場合
を実施形態として説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。より一般的には、選択される本体メモ
リセルに接続されるビット線以外に、このビット線電位
との電位差をセンスアンプによって増幅するためのリフ
ァレンスレベルを発生する手段が接続されるもう一つの
ビット線がセンスアンプに結合している構成であれば適
用できる。また、本体メモリセルキャパシタおよびダミ
ーメモリセルキャパシタの強誘電体のヒステリシス特性
として、従来と同様の図6および図7を用いるが、本発
明はこれに限定されるものではない。
メモリ装置の回路構成において、センスアンプ30にビ
ット線26,ビット線バー28が接続されている。ビッ
ト線26には本体メモリセル20a,20b,20cおよ
びダミーメモリセル46が接続され、ビット線バー28
には、本体メモリセル20d,20eおよびダミーメモ
リセル36が接続されている。本体メモリセル20aは
MOSトランジスタ24と本体メモリセルキャパシタ2
2で構成されている。本体メモリセルキャパシタ22
は、強誘電体膜を2つの電極で挟んで形成されている。
MOSトランジスタ24のゲートはワード線32に接続
され、ドレインはビット線26に接続され、ソースは本
体メモリセルキャパシタ22の第1の電極に接続されて
いる。本体メモリセルキャパシタ22の第2の電極はセ
ルプレート線35(電位PL1)に接続されている。同様
に、ダミーメモリセル36はMOSトランジスタ38と
ダミーメモリセルキャパシタ40で構成されている。ダ
ミーメモリセルキャパシタ40は、同様に、強誘電体膜
を2つの電極で挟んで形成されている。MOSトランジ
スタ38のゲートはダミーワード線42に接続され、ド
レインはビット線バー28に接続され、ソースはダミー
メモリセルキャパシタ40の第1の電極に接続されてい
る。ダミーメモリセルキャパシタ40の第2の電極はセ
ルプレート線45(電位PL2)に接続されている。セン
スアンプ30はセンス信号SEによって活性化される。
PチャネルMOSトランジスタ52によって接続制御さ
れ、それぞれMOSトランジスタ52のドレインとソー
スに接続されている。MOSトランジスタ52のゲート
には制御信号S1が入力される。また、ビット線バー2
8とセルプレート線35とは、PチャネルMOSトラン
ジスタ54によって接続制御され、それぞれMOSトラ
ンジスタ54のドレインとソースに接続されている。M
OSトランジスタ54のゲートには制御信号S2が入力
される。
ンジスタ56およびNチャネルMOSトランジスタ58
のドレインが接続され、ビット線バー28にはPチャネ
ルMOSトランジスタ64およびNチャネルMOSトラ
ンジスタ66のドレインが接続される。MOSトランジ
スタ56および64のソースは共に電源(電位Vcc)に
接続され、それぞれのゲートにはビット線プリチャージ
信号バー/BLPが入力される。一方、MOSトランジ
スタ58および66のソースは共に接地(電位GND)に
接続され、それぞれのゲートにはビット線イニシャライ
ズ信号BLEが入力される。
はPチャネルMOSトランジスタ69が挿入されてい
る。PチャネルMOSトランジスタ69のドレインとソ
ースの一方にはビット線26が接続され、他方にはビッ
ト線バー28が接続されている。このPチャネルMOS
トランジスタ69のゲートにはビット線プリチャージ信
号バー/BLPが入力される。
それぞれNチャネルMOSトランジスタ62と68のド
レインが接続されている。このMOSトランジスタ62
および68のソースは共に接地電位(GND)に接続さ
れ、それぞれのゲートにはプレート線プリチャージ信号
PLE1およびPLE2が入力される。
1実施形態をなす不揮発半導体記憶装置での回路の動作
について、図2の動作タイミング図を参照しながら説明
する。前述したように、本体メモリセルキャパシタ22
は、メモリセル20aのデータが“1”である場合には
図6の点Bの状態で、メモリセルのデータが“0”であ
る場合には、図6の点Eの状態である。また、ダミーメ
モリセルキャパシタ36の初期状態を、図7の点Hの状
態とする。ここで本体メモリセル20aのデータを読み
出すために、初期状態として、ビット線26およびビッ
ト線バー28を“H”レベル(電源電圧:Vcc)にプリ
チャージし、イコライズしておく。そのために、ビット
線プリチャージ信号バー/BLPおよびビット線イニシ
ャライズ信号BLEを共に“L”レベルにしておく。ワ
ード線32,ダミーワード線42,セルプレート線35お
よびセルプレート線45の各々の論理電圧を“L”(接
地電圧:GND)とする。そのために、プレート線プリチ
ャージ信号PLE1およびPLE2は共に“H”レベル
にしておく。その後、ビット線プリチャージ信号バー/
BLPを“H”レベルにして、ビット線26およびビッ
ト線バー28をフローティング状態とする。
電位WLおよびダミーワード線42の電位DWLをすべ
て論理電圧“H”とする。ここでワード線32およびダ
ミーワード線42の論理電圧“H”は、電源電圧Vcc
を昇圧した電圧Vppである。これによって、本体メモ
リセル20aのMOSトランジスタ24およびダミーメ
モリセル36のMOSトランジスタ38がオンし、本体
メモリセルキャパシタ22がビット線26に接続され、
ダミーメモリセルキャパシタ40がビット線バー28に
接続される。ここで、ビット線26およびビット線バー
28の配線容量が大きいので、ビット線の電圧はほとん
ど変化せず、本体メモリセルキャパシタ22およびダミ
ーメモリセルキャパシタ40にはほぼ電源電圧Vccが
かかる。このとき、本体メモリセル20aのデータが
“1”であれば、図6の点Bの状態から点Aの状態にな
り、点Bの状態と点Aの状態における電荷量の差Q0が
ビット線26の電圧変化として読み出される。一方、本
体メモリセル20aのデータが“0”であれば、図6の
点Eの状態から点Aの状態に移行し、点Eの状態と点A
の状態における電荷量の差Q1がビット線26の電圧変
化として読み出される。このとき、ダミーメモリセル3
6は、図7の点Hの状態から点Gの状態になり、点Hの
状態と点Gの状態の電荷の差Qdがビット線バー28の
電圧変化として読み出される。ここで、Q1>Qd>Q
0であるので、ビット線26に読み出される電圧はこの
順に小さくなる。
を論理電圧“H”にする。すると、ビット線26に読み
出された本体メモリセル20aからの電圧とビット線2
8に読み出されたダミーメモリセル36からの電圧との
差が、センスアンプ30で増幅される。
“1”であれば、ビット線26に読み出される電圧がビ
ット線バー28に読み出される電圧より大きいので、ビ
ット線26は電源電圧(Vcc)方向に上昇し、本体メモ
リセル20aはさらに点Aの状態に近づいていく。そし
て、ビット線バー28は接地電圧(GND)方向に下降
し、ダミーメモリセル36は点Gの状態から点Hの方向
に再び戻っていく。
“0”であれば、ビット線26に読み出される電圧がビ
ット線バー28に読み出される電圧より小さいので、ビ
ット線26の電位は下降し、本体メモリセル20aは点
Aの状態から点Bの状態に移行する。また、ビット線バ
ー28の電位は上昇し、ダミーメモリセル36はさらに
点Gの状態に近づいていく。ここで、従来通り、カラム
選択スイッチ(不図示)を導通させ、ビット線とデータ線
を接続することによって、データをデータ線に転送する
ことができる。なお、この時点において第1の従来例の
ようにセルプレート線35をパルス駆動していないの
で、セルプレート線駆動によってビット線への高速読み
出しが妨げられるという問題を解消できる。
御信号PLE1を“L”レベルにして、セルプレート線
35をフローティング状態にする。その後、制御信号S
2を“L”レベルにして、ビット線バー28とセルプレ
ート線35とを電気的に接続する。これによって、本体
メモリセル20aのデータが“1”の場合には、セルプ
レート線35の電位PL1は接地電圧(GND)のままと
なり、本体メモリセル20aは点Aの状態を維持する。
また、本体メモリセル20aのデータが“0”の場合に
は、セルプレート線35の電位PL1は、電源電圧(V
cc)に上昇し、本体メモリセル20aは点Bの状態か
ら点Dの状態に移行する。このとき、制御信号S1は
“H”レベルで、セルプレート制御信号PLE2は
“H”レベルであるので、セルプレート線45の電位P
L2は接地電圧(GND)のままとなり、ダミーメモリセ
ル36の状態は保持される。
て、ビット線バー28とセルプレート線35との電気的
接続を切った後、センスアンプ30のセンス信号SEを
論理電圧“L”にし、ビット線イニシャライズ信号BL
Eを“H”レベルにし、プレート制御信号PLE1を
“H”レベルにして、ビット線26,ビット線バー28
およびセルプレート線35をすべて接地電圧(GND)に
する。これにより、本体メモリセル20aのキャパシタ
22およびダミーメモリセル36のキャパシタ40の電
極両端に印加される電圧をゼロにする。これによって、
本体メモリセル20aのデータが“1”の場合には、本
体メモリセル20aは点Bの状態に戻り、データ“1”
が再書き込みされる。本体メモリセル20aのデータが
“0”の場合には、本体メモリセル20aは点Eの状態
に戻り、データ“0”が再書き込みされる。ダミーメモ
リセル36は点Hの状態となり、元の状態に戻る。これ
で、本体メモリセルキャパシタ22およびダミーメモリ
セルキャパシタ40共に、初期状態が再書き込みされた
ことになる。また、メモリセルキャパシタ22,40の
両端に印加される電圧をゼロにして、書き込みまたは再
書き込みを終了するので、次のサイクルでビット線に読
み出される電圧が精度よく発生され、確実な動作が可能
となる。
2の電圧を共に接地電圧(GND)とすることによって、
本体メモリセルキャパシタ22およびダミーメモリセル
キャパシタ40には電界がかからなくなり、キャパシタ
22,40の分極が保持される。この後、ビット線プリ
チャージ信号バー/BLPおよびビット線イニシャライ
ズ信号BLEを“L”レベルにして、次のアクセス動作
に備えて、ビット線26およびビット線バー28を
“H”レベルにしておく。
45は、制御信号S1またはS2によって接続される対
応するビット線26またはビット線バー28がセンスア
ンプ30によって“H”レベルに増幅された場合にの
み、“H”レベルに駆動され、それ以外の場合には
“L”レベルに保持される。したがって、第1従来例の
ように、アクセス毎にセルプレート線の電位が変化する
場合が少なくなるので、駆動電流が従来に比べて少なく
なる。また、スタンバイ時、セルプレート線35および
45は、“L”レベルに保持されるので、第2従来例の
ようにメモリセルの蓄積ノードからの基板等へのリーク
によりメモリセルのキャパシタの強誘電体膜の自発分極
が反転してしまう問題がなくなる。
セル20d,20eを書き込みまたは再書き込みする際
は、MOSトランジスタ52をオンさせ、MOSトラン
ジスタ54をオフさせる。
OSトランジスタ52とMOSトランジスタ54を共に
オンさせてもよい。この場合には、制御の簡略化を図れ
る。
発明の強誘電体メモリ装置の第2実施形態を示す。この
第2実施形態は、図3のように、ダミーセルプレート線
44を常時接地電位に固定しておく構成も可能である。
これによって、セルプレート線35または45が“H”
レベルに駆動された場合に、ダミーセルキャパシタ40
の自発分極が反転する可能性を下げることができる。す
なわち、ダミーワード線が選択されないダミーセルキャ
パシタのプレート電極が“H”レベルになった場合、ダ
ミーセルキャパシタの蓄積ノードが“H”レベルになる
のが遅れて自発分極が反転するなどの問題が生じるのを
防ぐことができる。
みまたは再書き込み時に、MOSトランジスタ52とM
OSトランジスタ54を共にオンさせて、制御の簡略化
を図ってもよい。
図3において、セルプレート線35に接続されるメモリ
セルの数とセルプレート線45に接続されるメモリセル
の数とを等しくすることにより、相乗平均の原理より、
セルプレート線35および45の駆動に要する平均電流
を最小にできる。すなわち、メモリセルの総数をN、セ
ルプレート線35に接続されるメモリセルの数をN1と
すると、セルプレート線35の駆動に要する電流は(N
1)2に比例し、セルプレート線45の駆動に要する電流
は(N―N1)2に比例するので、セルプレート線35お
よび45の駆動に要する全電流は、{(N1)2+(N−N
1)2}に比例する。そして、この{(N1)2+(N−N
1)2}={2(N1−N/2)2+N2/2}は、N1=N/2の
ときに、最小となる。
明によれば、スイッチ手段で、プレート線とビット線バ
ーとを接続することによって、センスアンプによって増
幅されたビット線バーの電圧をプレート線に転送するこ
とができる。したがって、ビット線バーの電圧がプレー
ト線の電圧と異なる場合にのみプレート線を駆動するた
めの電流が流れるので、アクセス毎にセルプレート線を
駆動する第1従来例のような方法に比べて、駆動電流を
少なくすることができる。また、プレート線をセンスア
ンプによって駆動できるので、従来のようなプレート線
駆動回路が不要である。したがって、請求項1の発明に
よれば、確実で高速な動作を、低消費電力と比較的容易
な制御でもって達成できる。
線を所定電位に固定するので、第1従来例のように読み
出し毎にセルプレート線を駆動する方法に比べて、読み
出し動作を高速化できる。
例のように読み出し動作開始の前にビット線の電圧レベ
ルを変化させる必要がなくなるので、分極情報を高速に
ビット線に読み出すことができる。
イ時において、上記プレート線を接地電位に固定するの
で、第2の従来例のようにメモリセルの蓄積ノードから
の基板等へのリークによって、メモリセルのキャパシタ
の強誘電体膜の自発分極が反転してしまう問題を解消で
きる。
ルキャパシタの両端に印加される電圧をゼロにして書き
込みまたは再書き込みを終了するので、次のサイクルで
ビット線に読み出される電圧が精度良く発生され、確実
な動作が可能となる。
れば、ビット線に接続される本体メモリセルが選択され
た状態では、センスアンプによって増幅されたビット線
バーの電圧を第1のプレート線に転送することにより、
ビット線バーの電圧が第1のプレート線の電圧と異なる
場合にのみ第1のプレート線を駆動するための電流が流
れる。ビット線バーに接続される本体メモリセルが選択
された状態では、センスアンプによって増幅されたビッ
ト線の電圧を第2のプレート線に転送することにより、
ビット線の電圧が第2のプレート線の電圧と異なる場合
にのみ第2のプレート線を駆動するための電流が流れ
る。したがって、従来の第1例のように、アクセス毎に
セルプレート線を駆動する方法に比べて、駆動電流が少
なくなる。また、セルプレート線をセンスアンプによっ
て駆動するので、従来例のようにプレート線駆動回路が
必要なくなる。
選択される本体メモリセルがビット線に接続されるかビ
ット線バーに接続されるかにかかわらず、ビット線バー
の電圧を第1のプレート線に転送し、ビット線の電圧を
第2のプレート線に転送するので、請求項6および請求
項7の発明に比べて制御を簡略化できる。
プレート線に結合されるメモリセルの数を第2のプレー
ト線に結合されるメモリセルの数に等しくすることによ
り、プレート線駆動に要する平均電流を最小化できる。
ト線を所定電位に固定するから、第1従来例のような読
み出し毎にセルプレート線を駆動する方法に比べて、読
み出し動作を高速化できる。
来例と異なり、読み出し動作開始の前にビット線の電圧
レベルを変化させる必要がなくなるから、分極情報をビ
ット線に高速に読み出すことができる。
バイ時において、上記プレート線を接地電位に固定する
ので、第2従来例のようにメモリセルの蓄積ノードから
基板等へのリークによってメモリセルのキャパシタの強
誘電体膜の自発分極が反転してしまう問題を解消でき
る。
セルキャパシタ両端に印加される電圧をゼロにして書き
込みまたは再書き込みを終了するので、次のサイクルで
ビット線に読み出される電圧を精度良く発生でき、確実
な動作が可能となる。
回路構成を示す図である。
イミングを示す図である。
態の回路構成を示す図である。
成を示す図である。
タイミングを示す図である。
モリセルキャパシタの強誘電体のヒステリシス特性を示
す図である。
メモリセルキャパシタの強誘電体のヒステリシス特性を
示す図である。
を示す図である。
タイミングを示す図である。
モリセルキャパシタ、26…ビット線、28…ビット線
バー、30…センスアンプ、32…ワード線、35,4
5…セルプレート線、36…ダミーメモリセル、40…
ダミーメモリセルキャパシタ、42…ダミーワード線、
46…ダミーメモリセル。
Claims (14)
- 【請求項1】 強誘電体膜を相対向する2つの電極で挟
んで形成され、上記強誘電体膜の分極状態によって、2
値情報を記憶,保持する容量素子と、上記容量素子の第
1の電極にソース,ドレインの内の一方が接続されるト
ランジスタとを備える複数のメモリセルが行方向および
列方向に複数配置される強誘電体メモリ装置において、 上記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されると共に、センスアンプの一方の入力に結合するビ
ット線と、 基準電圧を発生する手段が接続されると共に、上記セン
スアンプの他方の入力に結合するビット線バーと、 上記容量素子の第2の電極に接続されるプレート線と、 上記プレート線と上記ビット線バーとを接続するスイッ
チ手段とを備え、 上記ワード線をアクティブにして上記メモリセルを選択
した状態において、上記スイッチ手段を導通させ、上記
プレート線に上記ビット線バーの電圧を転送することに
より、上記メモリセルに書き込み,または再書き込みを
行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の強誘電体メモリ装置に
おいて、 スタンバイ状態,およびメモリセルからのデータ読み出
し状態において、 上記プレート線を所定の電位に固定することを特徴とす
る強誘電体メモリ装置。 - 【請求項3】 請求項1に記載の強誘電体メモリ装置に
おいて、 メモリセルの非選択状態において、上記ビット線を一定
電圧に保つことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項4】 請求項1に記載の強誘電体メモリ装置に
おいて、 スタンバイ時において、上記プレート線を接地電位に固
定することを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項5】 請求項1に記載の強誘電体メモリ装置に
おいて、 書き込みまたは再書き込みの後、ワード線をアクティブ
状態にしたまま上記ビット線および上記プレート線を接
地電位にプリチャージすることを特徴とする強誘電体メ
モリ装置。 - 【請求項6】 強誘電体膜を相対向する2つの電極で挟
んで形成され、上記強誘電体膜の分極状態によって、2
値情報を記憶,保持する容量素子と、上記容量素子の第
1の電極にソース,ドレインの内の一方が接続されるト
ランジスタとを備える複数の本体メモリセルおよびダミ
ーメモリセルが行方向および列方向に複数配置される強
誘電体メモリ装置において、 上記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されるとともにセンスアンプの一方の入力に結合される
ビット線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されるとともにセンスアンプの他方の入力に結合される
ビット線バーと、 ビット線に接続される本体メモリセルおよびダミーメモ
リセルが結合される第1のプレート線と、 ビット線バーに接続される本体メモリセルおよびダミー
メモリセルが結合される第2のプレート線と、 上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続する
第1のスイッチ手段と、 上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続する第2
のスイッチ手段とを備え、 上記ビット線に接続される本体メモリセルが選択された
状態では、上記第1のスイッチ手段を導通させ、上記第
1のプレート線に上記ビット線バーの電圧を転送し、 上記ビット線バーに接続される本体メモリセルが選択さ
れた状態では、上記第2のスイッチ手段を導通させ、上
記第2のプレート線に上記ビット線の電圧を転送するこ
とによって、 上記本体メモリセルに書き込み,または再書き込みを行
うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項7】 強誘電体膜を相対向する2つの電極で挾
んで形成され、上記強誘電体膜の分極状態によって、2
値情報を記憶,保持する容量素子と、上記容量素子の第
1の電極にソース,ドレインの内の一方が接続されるト
ランジスタとを備える複数の本体メモリセルおよびダミ
ーメモリセルが行方向および列方向に複数配置される強
誘電体メモリ装置において、 上記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されるとともにセンスアンプの一方の入力に結合される
ビット線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されるとともに上記センスアンプの他方の入力に結合さ
れるビット線バーと、 上記ビット線に接続される上記本体メモリセルが結合さ
れる第1のプレート線と、 上記ビット線バーに接続される上記本体メモリセルが結
合される第2のプレート線と、 上記ダミーメモリセルが結合される第3のプレート線
と、 上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続する
第1のスイッチ手段と、 上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続する第2
のスイッチ手段とを備え、 上記第3のプレート線を常に接地電位に固定し、 上記ビット線に接続される本体メモリセルが選択された
状態では、上記第1のスイッチ手段を導通させ、上記第
1のプレート線に上記ビット線バーの電圧を転送し、 上記ビット線バーに接続される本体メモリセルが選択さ
れた状態では、上記第2のスイッチ手段を導通させ、上
記第2のプレート線に上記ビット線の電圧を転送するこ
とにより、 上記本体メモリセルに書き込み,または再書き込みを行
うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項8】 強誘電体膜を相対向する2つの電極で挟
んで形成され、上記強誘電体膜の分極状態により2値情
報を記憶,保持する容量素子と、上記容量素子の第1の
電極にソース,ドレインのうちの一方が接続されるトラ
ンジスタとを備える複数の本体メモリセルおよびダミー
メモリセルが行方向および列方向に複数配置される強誘
電体メモリ装置において、 上記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、 上記トランジスタのソース,ドレインのうち他方に接続
されるとともにセンスアンプの一方の入力に結合される
ビット線と、 上記トランジスタのソース,ドレインのうち他方に接続
されるとともにセンスアンプの他方の入力に結合される
ビット線バーと、 ビット線に接続される本体メモリセルおよびダミーメモ
リセルが結合される第1のプレート線と、 ビット線バーに接続される本体メモリセルおよびダミー
メモリセルが結合される第2のプレート線と、 上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続する
第1のスイッチ手段と、 上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続する第2
のスイッチ手段とを備え、 上記第1および第2のスイッチ手段を導通させることに
よって、上記第1のプレート線に上記ビット線バーの電
圧を転送し、上記第2のプレート線に上記ビット線の電
圧を転送することにより書き込み,および再書き込みを
行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項9】 強誘電体膜を相対向する2つの電極で挟
んで形成され、上記強誘電体膜の分極状態によって、2
値情報を記憶,保持する容量素子と、上記容量素子の第
1の電極にソース,ドレインの内の一方が接続されるト
ランジスタとを備える複数の本体メモリセルおよびダミ
ーメモリセルが行方向および列方向に複数配置される強
誘電体メモリ装置において、 上記トランジスタのゲートに接続されるワード線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されると共に、センスアンプの一方の入力に結合される
ビット線と、 上記トランジスタのソース,ドレインの内の他方に接続
されると共に、上記センスアンプの他方の入力に結合さ
れるビット線バーと、 上記ビット線に接続される上記本体メモリセルが結合さ
れる第1のプレート線と、 上記ビット線バーに接続される上記本体メモリセルが結
合される第2のプレート線と、 上記ダミーメモリセルが結合される第3のプレート線
と、 上記第1のプレート線と上記ビット線バーとを接続する
第1のスイッチ手段と、 上記第2のプレート線と上記ビット線とを接続する第2
のスイッチ手段とを備え、 上記第3のプレート線を常に接地電位に固定し、 上記第1および第2のスイッチ手段を導通させることに
よって、上記第1のプレート線に上記ビット線バーの電
圧を転送し、上記第2のプレート線に上記ビット線の電
圧を転送することによって、書き込み,および再書き込
みを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項10】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
の強誘電体メモリ装置において、 第1のプレート線に接続されるメモリセルの数と第2の
プレート線に接続されるメモリセルの数とが等しいこと
を特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項11】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
の強誘電体メモリ装置において、 スタンバイ状態,および読み出し状態において、上記第
1および第2のプレート線を所定の電位に固定すること
を特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 【請求項12】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
の強誘電体メモリ装置において、 メモリセルの非選択状態において、上記ビット線および
上記ビット線バーを一定電圧に保つことを特徴とする強
誘電体メモリ装置。 - 【請求項13】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
の強誘電体メモリ装置において、 スタンバイ時において、上記第1および第2のプレート
線を接地電位に固定することを特徴とする強誘電体メモ
リ装置。 - 【請求項14】 請求項6乃至9のいずれか1つに記載
の強誘電体メモリ装置において、 書き込みまたは再書き込みの後、ワード線およびダミー
ワード線をアクティブ状態にしたまま上記ビット線,上
記ビット線バー,上記第1および第2のプレート線を接
地電位にプリチャージすることを特徴とする強誘電体メ
モリ装置。
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