JP2000243473A - ピラー端子 - Google Patents
ピラー端子Info
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- JP2000243473A JP2000243473A JP11044062A JP4406299A JP2000243473A JP 2000243473 A JP2000243473 A JP 2000243473A JP 11044062 A JP11044062 A JP 11044062A JP 4406299 A JP4406299 A JP 4406299A JP 2000243473 A JP2000243473 A JP 2000243473A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/28—Clamped connections, spring connections
- H01R4/30—Clamped connections, spring connections utilising a screw or nut clamping member
- H01R4/36—Conductive members located under tip of screw
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
く、電線として撚り線を用いる場合でも電線を十分な強
度で保持することができるピラー端子を提供する。 【解決手段】 環状の端子枠1の上部に貫設されたねじ
孔1aに端子ねじ2を螺合させて、端子ねじ2の先端面
2aと端子枠1に一部が挿入された端子板3との間に電
線を挟持する。上記先端面2aは凸曲面であり、端子板
3における上記先端面2aとの対向面には、端子枠1の
開口面に沿った断面が上記先端面2aに沿う弧状の保持
面3aが形成される。したがって、電線として撚り線を
用いる場合でも、撚り線の素線を上記先端面2aと上記
保持面3aとの間に挟持することができる。
Description
壁に貫設されたねじ孔に端子ねじを螺合させて、端子枠
の周壁と端子ねじの先端面との間に電線を挟持すること
により、電線を機械的に保持しかつ電気的に接続するピ
ラー端子に関するものである。
れたねじ孔に端子ねじを螺合させて、端子枠の周壁と端
子ねじの先端面との間に電線を挟持することにより、電
線を機械的に保持しかつ電気的に接続する、いわゆるピ
ラー端子と呼ばれるものが知られている。
形成されるものがあるが、材料に無駄が生じ、コスト高
になるという問題がある。そこで、例えば、実開昭54
−22186号公報や実公平1−41166号公報など
に記載されているように、板金を曲成することにより環
状の端子枠を形成するピラー端子が提案されている。
ているピラー端子は、図17に示すように、板金を断面
矩形状に曲成し下片20bの中央部を結合することによ
り形成した端子枠20を備えるものである。端子枠20
の上片20aにはねじ孔20cが貫設され、このねじ孔
20cに螺合する端子ねじ21の先端面21aと端子枠
20の下部に挿入された端子板22との間に電線が挟持
されるようになっている。
されているピラー端子は、図18に示すように、板金を
断面矩形状に曲成し底部上片30aと底部下片30bと
を重ねることにより形成した端子枠30を備えるもので
あり、端子枠30の底部に端子板31を固定する固定ね
じ32により底部上片30aと底部下片30bとが結合
されている。端子枠30の上面にはねじ孔30cが貫設
され、このねじ孔30cに螺合する端子ねじ33の先端
面33aと底部上片30aとの間に電線が挟持されるよ
うになっている。
公報に記載されているピラー端子は、主に電線として単
芯線を用いる場合に使用されるものであり、端子ねじ2
1,33との間に電線を挟持する相手側面は平面状であ
るから、電線として撚り線を用いようとすると、端子ね
じを締め付けたときに撚り線の素線が広がり、十分な強
度で電線を保持することができないという問題点があ
る。
であり、その目的は、電線として単芯線を用いる場合だ
けではなく、電線として撚り線を用いる場合でも電線を
十分な強度で保持することができるピラー端子を提供す
ることにある。
を曲成し端部同士を結合することにより環状に形成した
端子枠と、端子枠の周壁の一所に貫設され周縁外側面に
カウンタシンクを有したねじ孔に螺合するとともに先端
面が凸曲面となった端子ねじとを備え、端子枠を形成す
る上記板金の一方の端部に突設されて先端部が基部より
も広幅となった結合凸部と他方の端部に形成された結合
凹部とを噛合させることにより上記板金の端部同士が凹
凸結合され、端子ねじの先端面との間に電線を挟持する
部位には端子枠の開口面に沿った断面が端子ねじの先端
面と同じ向きに湾曲するとともに中間部における端子ね
じの先端面との距離が両端部における距離以上に設定さ
れた保持面が形成されているものである。この構成によ
れば、端子枠が板金により形成されているから、端子枠
を切削加工により形成する場合に比較すると材料に無駄
がなくしかも製造が容易になるのはもちろんのこと、端
子ねじが螺合するねじ孔にカウンタシンクを設けている
から、カウンタシンクを設けていない場合に比較すると
端子枠と端子ねじとの螺合量を大きくとることができ、
端子ねじを強固に締め付けることができる。また、端子
ねじの先端面が凸曲面であって端子ねじの先端面に対向
する保持面は、端子ねじの先端面と同じ向きに湾曲する
とともに中間部における端子ねじの先端面との距離が両
端部における距離以上に設定されているから、電線とし
て単芯線を用いる場合だけではなく、電線として撚り線
を用いる場合でも撚り線の素線が広がりにくく、端子ね
じと保持面との間に挟持することが可能になる。
したものであるから、板金の端部を引き離す向きの力が
作用しても端部同士が分離せず、板金により形成しなが
らも強度の高い端子枠を得ることが可能になる。
て、結合凸部と結合凹部とが凹凸結合される部位を、端
子ねじと保持面との間に電線が挟持されたときに端子ね
じの側方に位置する部位としているので、端子ねじを締
め付けたときに作用する力は、板金の端部を引き離す向
きに作用し、端子枠の端部同士が端子ねじの締め付けに
よって分離するのをより確実に防止することができる。
て、上記板金の端部同士を突き合わせた面が、上記凸部
の側方であって端子ねじの軸線に沿って形成され上記端
子ねじの締め付け時に上記結合凸部から作用する力によ
る上記結合凹部の口開きを阻止する第1の噛合面と、端
子ねじの軸線に沿って上記結合凸部を上記結合凹部から
引き抜く向きの移動を阻止する第2の噛合面と、上記結
合凸部の基部側から上記端子枠の開口面に向かって上記
結合凸部の先端側に近付くように傾斜する係止面とを有
するものである。この構成によれば、端子ねじを強く締
め付けたときにも結合凹部の口開きが防止され、結果的
に電線を強固に保持することができる。
4の発明において、端子ねじの先端面と端子枠の内周面
との間に一部が挿入される端子板を備え、端子板におけ
る端子ねじの先端面との対向面に保持面が形成されてい
るから、端子枠には保持面を形成する必要がなく、端子
枠の形状が簡単なものになる。
5の発明において、端子枠の内周面と端子ねじの側面と
の間の隙間を電線として用いる撚り線の素線の直径より
も小さく設定しているので、端子ねじと保持面との間に
撚り線を挟持したときに、撚り線の素線が端子枠の内周
面と端子ねじとの間に挟まって端子ねじにからみつくこ
とが防止され、端子ねじを締め付ける際に素線が断線す
るのを防止することができる。
6の発明において、端子枠における端子ねじの先端面と
の対向部位に、端子枠の一部を切り起こすとともに端子
枠の開口面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状
となるように曲成した受け片が形成されているものであ
る。この構成によれば、端子板を設ける場合に受け片に
端子板をほぼ密接させることができ、端子ねじと端子板
との間で電線を保持する強度が高くなり、また、端子板
を設けない場合でも端子ねじと受け片との間に電線を強
固に保持することができる。
6の発明において、上記保持面が、上記端子枠の開口面
に沿った断面における中央部に接続すべき単芯線の芯線
の周面に沿う形に湾曲した中間保持面を備え、中間保持
面の両側に端子ねじの先端面との距離が中間保持面より
も近い側保持面を備えるものである。この構成によれ
ば、単芯線を端子ねじの先端面と中間保持面との間に挟
持した状態で撚り線を端子ねじと側保持面との間に挟持
することができる。また、単芯線のみや撚り線のみを保
持することも可能であって、多様な接続形態に対応する
ことが可能になる。
8の発明において、端子枠がそれぞれ曲成された2枚の
板金を結合することにより形成され、両板金の端部同士
が結合凸部と結合凹部とを噛合させることにより凹凸結
合されているものである。この構成によれば、2枚の板
金をそれぞれ略コ字形などに曲成すればよいから、1枚
の板金を環状に曲成する場合よりも製造が容易になる。
項3の発明において、端子枠と一体に形成された端子板
を備え、端子枠における端子ねじの先端面との対向部位
には、端子枠の一部を切り起こすとともに端子枠の開口
面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状となるよ
うに曲成した受け片が形成され、受け片における端子ね
じの先端面との対向面が保持面として機能するものであ
る。この構成によれば、端子板が端子枠と一体に形成さ
れているから、別途に端子板を設ける場合よりも部品点
数が少なくなる。また、受け片の一面が保持面として機
能するから、電線として撚り線を用いる場合も強固に保
持することができる。
に基づいて説明する。
は、図1に示すように、環状の端子枠1の上部に貫設さ
れたねじ孔1aに端子ねじ2を螺合させて、端子ねじ2
の先端面2aと端子枠1の底部に一部が挿入された端子
板3との間に電線を挟持することにより、電線を機械的
に保持しかつ電気的に接続するものである。
ンク1bがバーリング加工により形成され、端子枠1と
端子ねじ2との螺合量を大きくとるようにしている。
し、板金の端部に形成された結合凸部1cと結合凹部1
dとを噛合させることにより凹凸結合させて、端子枠1
が形成される。結合凸部1cは略T字形に形成され、結
合凹部1dは結合凸部1cに噛合可能な形状に形成さ
れ、結合凸部1cと結合凹部1dとが凹凸結合される部
位は、端子ねじ2と端子板3との間に電線が挟持された
ときに端子ねじ2の側方(図1の手前側)に位置する。
ることにより、板金の端部を引き離す向きの力が作用し
ても端部同士は分離せず、板金により形成しながらも強
度の高い端子枠1を得ることが可能になる。しかも、結
合凸部1cと結合凹部1dとが凹凸結合される部位が、
端子ねじ2と端子板3との間に電線が挟持されたときに
端子ねじ2の側方に位置していることによって、端子ね
じ2を締め付けたときに作用する力は、結合凸部1cと
結合凹部1dとを引き離す向きに作用するのであって、
結合凸部1cと結合凹部1dとを板金の厚み方向にずら
す向きには作用しないから、端子ねじ2の締め付けによ
って端子枠1が破損することがない。
端面2aは凸曲面であり、端子板3における端子ねじ2
の先端面2aとの対向面には、端子枠1の開口面に沿っ
た断面が先端面2aに沿う弧状の保持面3aが形成され
る。
について、図3を用いて説明する。図3(a)に示すよ
うに、ピラー端子に結線する電線としては撚り線4や単
芯線5を用いることができる。撚り線4の素線4aや単
芯線5の芯線5aを端子ねじ2の先端面2a(図1参
照)と端子板3との間に挿入した後、端子ねじ2を締め
付けると、図3(b)に示すように、素線4aや芯線5
aが先端面2aと保持面3aとの間に挟持される。この
ようにして、本実施形態のピラー端子に、撚り線4や単
芯線5が機械的に保持されかつ電気的に接続される。
凸曲面であって先端面2aに対向する端子板3の保持面
3aも弧状であるから、撚り線4の素線4aを端子ねじ
2の先端面2aと端子板3との間で素線4aが広がらな
いように挟持することが可能になるのである。
間の隙間Wは撚り線4の素線4aの直径よりも小さく設
定されており、端子ねじ2の先端面2aと保持面3aと
の間に素線4aを挟持したときに、素線4aが端子枠1
の内周面と端子ねじ2との間に挟まって端子ねじ2にか
らみつくことが防止され、端子ねじ2を締め付ける際に
素線4aが断線するのが防止されている。
成されているから、端子枠1を切削加工により形成する
場合に比較すると材料に無駄がなくしかも製造が容易に
なるのはもちろんのこと、端子ねじ2が螺合するねじ孔
1aにカウンタシンク1bを設けているから、カウンタ
シンク1bを設けていない場合に比較すると端子枠1と
端子ねじ2との螺合量を大きくとることができ、端子ね
じ2を強固に締め付けることができる。
面2aと端子枠1の内周面との間に挿入される端子板3
に保持面3aが形成されているから、端子枠1には保持
面を形成する必要がなく、端子枠1の形状が簡単なもの
になる。
図5に示すように、実施形態1で説明した端子枠1にお
ける端子ねじ2の先端面2a(図1参照)との対向部位
(端子枠1の内周面の底部)に、端子板3を受けるため
の受け片1eを形成したものである。
切り起こすことにより形成されるとともに、図5に示す
ように、端子枠1の開口面に沿った断面が端子ねじ2の
先端面2aに沿う弧状となるように曲成されている。そ
の他の構成は実施形態1と同様である。
が得られるのはもちろんのこと、受け片1eに端子板3
がほぼ密接するから、端子板3が端子枠1に対してぐら
つかず、端子ねじ2と端子板3との間で電線を保持する
強度が高くなる。
ように、端子枠1が、それぞれ板金を曲成することによ
り形成されたねじ側端子枠10および受け側端子枠11
の2部材を結合することにより形成されているものであ
る。
は、それぞれ断面略コ字形に形成されている。ねじ側端
子枠10および受け側端子枠11の両脚片の一方にはそ
れぞれ実施形態1と同様の形状を有する結合凸部1cが
形成され、他方にはそれぞれ結合凹部1dが形成されて
いる。したがって、ねじ側端子枠10および受け側端子
枠11は、結合凸部1cと結合凹部1dとを互いに噛合
させることにより結合される。
態1と同様のねじ孔1aが貫設され、ねじ孔1aの周縁
外周部にはカウンタシンク1bが形成される。また、受
け側端子枠11の内周面の底部には、実施形態2と同様
の形状を有する受け片1eが形成されている。その他の
構成は実施形態2と同様である。
受け側端子枠11をそれぞれ板金を略コ字形に形成すれ
ばよいから、実施形態1および実施形態2のように1枚
の板金を環状に曲成する場合よりも製造が容易になる。
端子枠1と別に端子板3を設けているが、本実施形態で
は、図7に示すように、プラグの栓刃が差し込まれる刃
受ばねを端子板12として端子枠1と一体に形成したも
のである。端子枠1における端子ねじ2の先端面2a
(図1参照)との対向部位には、実施形態2と同様の形
状を有する受け片1e(図4参照)が形成される。その
他の構成は実施形態2と同様である。
一体に形成されているから、実施形態1ないし実施形態
3のように端子枠1と別に端子板3を設ける場合よりも
部品点数が少なくなる。
るものではなく、スイッチの接点端子板などであっても
よい。
の構成において、図8に示すように、端子枠1の開口面
に沿った断面における端子板3の中央部を凹ませて保持
面3aの中央部に中間保持面3abを形成したものであ
る。中間保持面3abの両側には側保持面3acが延設
される。
沿った断面において、端子ねじ2の先端面2aとの間に
挟持される単芯線5の芯線5aの周面に沿う形に湾曲す
る。中間保持面3abの両側に設けられた側保持面3a
cは端子ねじ2の先端面2aとの距離が中間保持面3a
bよりも小さくなっており、中間保持面3aよりも曲率
が小さく、かつ端子ねじ2の先端面2aとの距離が保持
面3aの両端側ほど小さくなるように形成されている。
また、中間保持面3abと側保持面3acとに跨る部位
は、端子ねじ2に向かって凸となった弧状に形成されて
いる。他の構成は実施形態1と同様である。
のピラー端子に単芯線5の芯線5aと撚り線4の素線4
aとを同時に接続するときには、単芯線5の芯線5aは
中間保持面3abに入り込んで端子ねじ2の先端面2a
と中間保持面3abとの間に挟持され、素線4aは保持
面3aの両端側に広がらずに端子ねじ2の先端面2aと
側保持面3acとの間に挟持される。このように、本実
施形態のピラー端子では、単芯線5の芯線5aと撚り線
4の素線4aとを同時に接続することができる。
に対応することができる。例えば、図10に示すよう
に、撚り線4の素線4aを接続することもできる。この
場合、素線4aは保持面3aの両端側に広がらずに中間
保持面3ab付近に集まって端子ねじ2の先端面2aと
保持面3aとの間に挟持される。
5の芯線5aを同時に接続することも可能であり、図1
1(a)に示すように2本の芯線5aが保持面3aの片
側に偏っていても、中間保持面3abと側保持面3ac
とに跨る部位を弧状に形成していることによって、端子
ねじ2を締め付けると芯線5aが中間保持面3abから
滑り出て、図11(b)に示すように、2本の芯線5a
を保持面3aの片側に偏らせることなく挟持することが
できる。さらにまた、図12に示すように、3本の単芯
線5の芯線5aを同時に接続することも可能である。
すように、端子枠1を形成する板金の端部同士を突き合
わせた面の形状を、図1に示した実施形態1の形状とは
異ならせたものである。ここに、突き合わせ面1fは、
結合凸部1cと結合凹部1dとが噛合している部位を含
むものとする。
におけるT字の縦片の両側面1faの基部からは、各側
面1faに直交してそれぞれ図の左右に向かってつなぎ
面1fbが延長され、各つなぎ面1fbの外端からはそ
れぞれ図の下向きに噛合面1fcが延長される。さら
に、各噛合面1fcの下端からはそれぞれ端子枠1の開
口面に向かって図の下向きに傾斜した係止面1fdが延
長される。つまり、係止面1fdは端子枠1の開口面に
向かって結合凸部1cの先端側に近付くように傾斜して
いる。また、結合凸部1cの縦片の両側面1faの下端
からは、それぞれ図の左右に向かって上向きに傾斜する
噛合面1feが形成される。
るから、端子枠1に端子ねじ2を締め付けたときに、端
子ねじ2の軸線に沿って結合凸部1cを結合凹部1dか
ら引き抜く向きの力が作用しても、噛合面1feによっ
て結合凸部1cが結合凹部1dから抜ける向きに移動す
るのを阻止することになる。また、このとき結合凹部1
dは結合凸部1cからの力を受けるから、結合凹部1d
を口開きさせようとする応力Fが生じるが、係止面1f
dがこの応力Fの向きに対して直角に近い角度で交差し
ているから、係止面1fdが応力Fを受け止めることに
なり、応力Fによる結合凹部1dの口開きを阻止するこ
とができる。しかも、噛合面1fcは結合凹部1dが左
右に口開きするのを阻止する形に形成されているから、
このことによっても結合凹部1dの口開きが阻止され
る。
15に示すように、端子枠1を組み立てる際に、結合凸
部1cと結合凹部1dとを噛合させた後、突き合わせ面
1fを含む部位の要所を端子枠1を形成する板金の厚み
方向に押し潰してある。これにより、突き合わせ面1f
において潰した箇所が互いに押し付け合い、板金の突き
合わせ面1fが離れにくくなるから、結合凸部1cと結
合凹部1dとが互いに移動しなくなり、結合凹部1dの
口開きを一層確実に防止することができる。押し潰す箇
所は適宜選択すればよく、例えば、図14の○印で示す
ように多箇所で小領域ずつ押し潰したり、図15にA部
として示すように少数箇所で広領域を押し潰したりすれ
ばよい。
に、例えばスイッチ付コンセントの器体40に収納され
る。図示例では、器体40に3個のピラー端子(図では
本実施形態で用いた端子枠1を例示している)を収納し
てある。器体40の前面(図の上面)にはスイッチのハ
ンドル42が露出するとともに、プラグが差し込まれる
3個の挿入口40bが開口する。これらの挿入口40b
は器体40の前面に設けた凸部40aの先端面に開口す
る。また、器体40の前面側には凸部40aが挿入され
る露出窓41aおよびスイッチのハンドル42を露出さ
せる露出窓41bとを備えるプレート41が覆着され
る。
士を結合することにより環状に形成した端子枠と、端子
枠の周壁の一所に貫設され周縁外側面にカウンタシンク
を有したねじ孔に螺合するとともに先端面が凸曲面とな
った端子ねじとを備え、端子枠を形成する板金の一方の
端部に突設されて先端部が基部よりも広幅となった結合
凸部と他方の端部に形成された結合凹部とを噛合させる
ことにより板金の端部同士が凹凸結合され、端子ねじの
先端面との間に電線を挟持する部位には端子枠の開口面
に沿った断面が端子ねじの先端面と同じ向きに湾曲する
とともに中間部における端子ねじの先端面との距離が両
端部における距離以上に設定された保持面が形成されて
いるものであり、端子枠が板金により形成されているか
ら、端子枠を切削加工により形成する場合に比較すると
材料に無駄がなくしかも製造が容易になるという利点を
有し、しかも、端子ねじが螺合するねじ孔にカウンタシ
ンクを設けているから、カウンタシンクを設けていない
場合に比較すると端子枠と端子ねじとの螺合量を大きく
とることができ、端子ねじを強固に締め付けることがで
きるという利点がある。また、端子ねじの先端面が凸曲
面であって端子ねじの先端面に対向する保持面は、端子
ねじの先端面と同じ向きに湾曲するとともに中間部にお
ける端子ねじの先端面との距離が両端部における距離以
上に設定されているから、電線として単芯線を用いる場
合だけではなく、電線として撚り線を用いる場合でも撚
り線の素線が広がりにくく、端子ねじと保持面との間に
挟持することが可能になるという利点を有する。
したものであるから、板金の端部を引き離す向きの力が
作用しても端部同士が分離せず、板金により形成しなが
らも強度の高い端子枠を得ることが可能になるという利
点がある。
て、結合凸部と結合凹部とが凹凸結合される部位を、端
子ねじと保持面との間に電線が挟持されたときに端子ね
じの側方に位置する部位としているので、端子ねじを締
め付けたときに作用する力は、板金の端部を引き離す向
きに作用し、端子ねじの締め付けによって端子枠が破損
することがない。
て、板金の端部同士を突き合わせた面が、上記の側方で
あって端子ねじの軸線に沿って形成され端子ねじの締め
付け時に結合凸部から作用する力による結合凹部の口開
きを阻止する第1の噛合面と、端子ねじの軸線に沿って
結合凸部を上記結合凹部から引き抜く向きの移動を阻止
する第2の噛合面と、結合凸部の基部側から端子枠の開
口面に向かって結合凸部の先端側に近付くように傾斜す
る係止面とを有するものであり、端子ねじを強く締め付
けたときにも結合凹部の口開きが防止され、結果的に電
線を強固に保持することができるという利点がある。
4の発明において、端子ねじの先端面と端子枠の内周面
との間に一部が挿入される端子板を備え、端子板におけ
る端子ねじの先端面との対向面に保持面が形成されてい
るから、端子枠には保持面を形成する必要がなく、端子
枠の形状が簡単なものになるという利点がある。
5の発明において、端子枠の内周面と端子ねじの側面と
の間の隙間を電線として用いる撚り線の素線の直径より
も小さく設定しているので、端子ねじと保持面との間に
撚り線を挟持したときに、撚り線の素線が端子枠の内周
面と端子ねじとの間に挟まって端子ねじにからみつくこ
とが防止され、端子ねじを締め付ける際に素線が断線す
るのを防止することができるという効果がある。
6の発明において、端子枠における端子ねじの先端面と
の対向部位に、端子枠の一部を切り起こすとともに端子
枠の開口面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状
となるように曲成した受け片が形成されているものであ
り、端子板を設ける場合に受け片に端子板をほぼ密接さ
せることができ、端子ねじと端子板との間で電線を保持
する強度が高くなり、また、端子板を設けない場合でも
端子ねじと受け片との間に電線を強固に保持することが
できるという効果がある。
6の発明において、保持面が、端子枠の開口面に沿った
断面における中央部に接続すべき単芯線の芯線の周面に
沿う形に湾曲した中間保持面を備え、中間保持面の両側
に端子ねじの先端面との距離が中間保持面よりも近い側
保持面を備えるものであり、単芯線を端子ねじの先端面
と中間保持面との間に挟持した状態で撚り線を端子ねじ
と側保持面との間に挟持することができ、また、単芯線
のみや撚り線のみを保持することも可能であって、多様
な接続形態に対応することが可能になるという利点を有
する。
8の発明において、端子枠がそれぞれ曲成された2枚の
板金を結合することにより形成され、両板金の端部同士
が結合凸部と結合凹部とを噛合させることにより凹凸結
合されているものであり、2枚の板金をそれぞれ略コ字
形などに曲成すればよいから、1枚の板金を環状に曲成
する場合よりも製造が容易になるという利点がある。
項3の発明において、端子枠と一体に形成された端子板
を備え、端子枠における端子ねじの先端面との対向部位
には、端子枠の一部を切り起こすとともに端子枠の開口
面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状となるよ
うに曲成した受け片が形成され、受け片における端子ね
じの先端面との対向面が保持面として機能するものであ
り、端子板が端子枠と一体に形成されているから、別途
に端子板を設ける場合よりも部品点数が少なくなるとい
う利点がある。また、受け片の一面が保持面として機能
するから、電線として撚り線を用いる場合も強固に保持
することができるという効果がある。
同上の電線接続後の斜視図である。
示す斜視図、(b)は同上の要部斜視図である。
斜視図である。
図である。
芯線を接続した状態の正面図、(b)は同上に用いる端
子板を示す正面図である。
図、(b)は接続後の正面図である。
面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 板金を曲成し端部同士を結合することに
より環状に形成した端子枠と、端子枠の周壁の一所に貫
設され周縁外側面にカウンタシンクを有したねじ孔に螺
合するとともに先端面が凸曲面となった端子ねじとを備
え、端子枠を形成する上記板金の一方の端部に突設され
て先端部が基部よりも広幅となった結合凸部と他方の端
部に形成された結合凹部とを噛合させることにより上記
板金の端部同士が凹凸結合され、端子ねじの先端面との
間に電線を挟持する部位には端子枠の開口面に沿った断
面が端子ねじの先端面と同じ向きに湾曲するとともに中
間部における端子ねじの先端面との距離が両端部におけ
る距離以上に設定された保持面が形成されていることを
特徴とするピラー端子。 - 【請求項2】 上記結合凸部は略T字形であることを特
徴とする請求項1記載のピラー端子。 - 【請求項3】 上記結合凸部と上記結合凹部とが凹凸結
合される部位は、上記端子ねじと上記保持面との間に電
線が挟持されたときに端子ねじの側方に位置する部位で
あることを特徴とする請求項2記載のピラー端子。 - 【請求項4】 上記板金の端部同士を突き合わせた面
は、上記凸部の側方であって端子ねじの軸線に沿って形
成され上記端子ねじの締め付け時に上記結合凸部から作
用する力による上記結合凹部の口開きを阻止する第1の
噛合面と、端子ねじの軸線に沿って上記結合凸部を上記
結合凹部から引き抜く向きの移動を阻止する第2の噛合
面と、上記結合凸部の基部側から上記端子枠の開口面に
向かって上記結合凸部の先端側に近付くように傾斜する
係止面とを有することを特徴とする請求項3記載のピラ
ー端子。 - 【請求項5】 上記端子ねじの先端面と上記端子枠の内
周面との間に一部が挿入される端子板を備え、端子板に
おける端子ねじの先端面との対向面に上記保持面が形成
されて成ることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
いずれかに記載のピラー端子。 - 【請求項6】 上記端子枠の内周面と上記端子ねじの側
面との間の隙間は上記電線として用いる撚り線の素線の
直径よりも小さく設定されていることを特徴とする請求
項1ないし請求項5のいずれかに記載のピラー端子。 - 【請求項7】 上記端子枠における端子ねじの先端面と
の対向部位に、端子枠の一部を切り起こすとともに端子
枠の開口面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状
となるように曲成した受け片が形成されて成ることを特
徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のピ
ラー端子。 - 【請求項8】 上記保持面は、上記端子枠の開口面に沿
った断面における中央部に接続すべき単芯線の芯線の周
面に沿う形に湾曲した中間保持面を備え、中間保持面の
両側に端子ねじの先端面との距離が中間保持面よりも近
い側保持面を備えることを特徴とする請求項1ないし請
求項6記載のピラー端子。 - 【請求項9】 上記端子枠はそれぞれ曲成された2枚の
板金を結合することにより形成され、両板金の端部同士
が結合凸部と結合凹部とを噛合させることにより凹凸結
合されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8
のいずれかに記載のピラー端子。 - 【請求項10】 上記端子枠と一体に形成された端子板
を備え、上記端子枠における端子ねじの先端面との対向
部位には、端子枠の一部を切り起こすとともに端子枠の
開口面に沿った断面が端子ねじの先端面に沿う形状とな
るように曲成した受け片が形成され、上記受け片におけ
る端子ねじの先端面との対向面が上記保持面として機能
することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれ
かに記載のピラー端子。
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