JPH10162878A - 圧接型端子金具 - Google Patents
圧接型端子金具Info
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- JPH10162878A JPH10162878A JP8316286A JP31628696A JPH10162878A JP H10162878 A JPH10162878 A JP H10162878A JP 8316286 A JP8316286 A JP 8316286A JP 31628696 A JP31628696 A JP 31628696A JP H10162878 A JPH10162878 A JP H10162878A
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- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧接刃の開きを防止して電気接続の信頼性や
電線保持力を高める。 【解決手段】 圧接刃21は、圧接部12の左右の側板
19から一対ずつの刃構成片22を対向状に切り起こす
ことで形成され、両刃構成片22の突出端縁の間に圧接
溝23が形成される。一方の側板19の前端から開き防
止片25が突設され、その基端側から直角曲げされて先
端の係止部26が他方の側板19に掛止されている。両
側板19の間に開き防止片25が渡されて開かないよう
になっているので、電線1を圧接する際、また圧接後に
電線1に引張力が作用した場合にも両刃構成片22すな
わち圧接刃21が開くことがない。そのため電線1の芯
線3に対して適正な接触圧が確保されて電気接続の信頼
性が高められ、電線1の保持力も増大する。
電線保持力を高める。 【解決手段】 圧接刃21は、圧接部12の左右の側板
19から一対ずつの刃構成片22を対向状に切り起こす
ことで形成され、両刃構成片22の突出端縁の間に圧接
溝23が形成される。一方の側板19の前端から開き防
止片25が突設され、その基端側から直角曲げされて先
端の係止部26が他方の側板19に掛止されている。両
側板19の間に開き防止片25が渡されて開かないよう
になっているので、電線1を圧接する際、また圧接後に
電線1に引張力が作用した場合にも両刃構成片22すな
わち圧接刃21が開くことがない。そのため電線1の芯
線3に対して適正な接触圧が確保されて電気接続の信頼
性が高められ、電線1の保持力も増大する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接型端子金具に
関するものである。
関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧接型端子金具とは、端子金具に圧接溝
を有する圧接刃を一体的に形成し、電線を圧接溝に圧入
することにより、圧接溝の側縁が被覆を破って食い込み
つつ芯線に接触し、もって電線と端子金具との電気的接
続を図るというものである。従来その一例として、図6
に示すものが知られている。このものは、端子金具の底
板aから左右一対の基板bが立ち上がって形成され、各
基板bの前後両端からそれぞれ刃構成片cが突き合わせ
状に屈曲され、各刃構成片cの間に圧接溝dが構成され
ることで、前後2組の圧接刃eが設けられている。そし
て、電線の端末を両圧接刃eに向けて上方から圧入する
と、圧接溝dの側縁が電線の被覆を破って食い込みつつ
芯線に接触する構造となっている。
を有する圧接刃を一体的に形成し、電線を圧接溝に圧入
することにより、圧接溝の側縁が被覆を破って食い込み
つつ芯線に接触し、もって電線と端子金具との電気的接
続を図るというものである。従来その一例として、図6
に示すものが知られている。このものは、端子金具の底
板aから左右一対の基板bが立ち上がって形成され、各
基板bの前後両端からそれぞれ刃構成片cが突き合わせ
状に屈曲され、各刃構成片cの間に圧接溝dが構成され
ることで、前後2組の圧接刃eが設けられている。そし
て、電線の端末を両圧接刃eに向けて上方から圧入する
と、圧接溝dの側縁が電線の被覆を破って食い込みつつ
芯線に接触する構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような圧
接電線は、いわゆるハウジング内圧接により製造される
場合が多い。すなわちハウジング内に端子金具を予めセ
ットし、その後に電線を挿入して、電線の圧接とバレル
fのかしめを行うのである。この場合、端子金具を治具
で直に受けることができないので、バレルfのかしめ力
はどうしても弱くなる。そうすると、圧接後に電線に引
張力が作用した場合、圧接刃eの部分にも力が作用す
る。しかるに特に小型の端子金具では、板厚も薄くなる
ために圧接刃eの部分の剛性も必ずしも十分ではなく、
上記のように電線に引張力が作用すると圧接刃eが開き
気味となる。そうすると、芯線に対する接触圧が不足し
て電気的な接続状態が不安定となったり、電線の保持力
も弱くなる嫌いがあった。
接電線は、いわゆるハウジング内圧接により製造される
場合が多い。すなわちハウジング内に端子金具を予めセ
ットし、その後に電線を挿入して、電線の圧接とバレル
fのかしめを行うのである。この場合、端子金具を治具
で直に受けることができないので、バレルfのかしめ力
はどうしても弱くなる。そうすると、圧接後に電線に引
張力が作用した場合、圧接刃eの部分にも力が作用す
る。しかるに特に小型の端子金具では、板厚も薄くなる
ために圧接刃eの部分の剛性も必ずしも十分ではなく、
上記のように電線に引張力が作用すると圧接刃eが開き
気味となる。そうすると、芯線に対する接触圧が不足し
て電気的な接続状態が不安定となったり、電線の保持力
も弱くなる嫌いがあった。
【0004】なお上記のような事態は、例えば、端子金
具の左右の側壁から一対の刃構成片を突き合わせ状に切
り起こして圧接刃を形成したもの等、要は一対の刃構成
片が左右両側から突き合わせ状に設けられて間に圧接溝
を構成することで圧接刃が形成されているもの全般につ
いて、共通に起こり得るところである。本発明の圧接型
端子金具は上記のような事情に基づいて完成されたもの
であって、その目的は、圧接刃の開きを防止することで
電気接続の信頼性や電線保持力を高めるところにある。
具の左右の側壁から一対の刃構成片を突き合わせ状に切
り起こして圧接刃を形成したもの等、要は一対の刃構成
片が左右両側から突き合わせ状に設けられて間に圧接溝
を構成することで圧接刃が形成されているもの全般につ
いて、共通に起こり得るところである。本発明の圧接型
端子金具は上記のような事情に基づいて完成されたもの
であって、その目的は、圧接刃の開きを防止することで
電気接続の信頼性や電線保持力を高めるところにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明に係る圧接型端子金具
は、相手の端子金具と接続可能な接続部の後方には電線
を圧接する圧接刃が設けられ、この圧接刃は、一対の刃
構成片が左右両側から突き合わせ状に設けられてこれら
の間に圧接溝を構成することで形成されているものにお
いて、前記両刃構成片が開くことを阻止する開き防止部
材が備えられている構成としたところに特徴を有する。
めの手段として、請求項1の発明に係る圧接型端子金具
は、相手の端子金具と接続可能な接続部の後方には電線
を圧接する圧接刃が設けられ、この圧接刃は、一対の刃
構成片が左右両側から突き合わせ状に設けられてこれら
の間に圧接溝を構成することで形成されているものにお
いて、前記両刃構成片が開くことを阻止する開き防止部
材が備えられている構成としたところに特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記開き防止部材が、端子金具とは別体に設けられ
ている構成としたところに特徴を有する。請求項3の発
明は、請求項1の発明において、前記開き防止部材が一
方の刃構成片側に一体的に設けられて、他方の刃構成片
側に係止可能となっている構成としたところに特徴を有
する。
て、前記開き防止部材が、端子金具とは別体に設けられ
ている構成としたところに特徴を有する。請求項3の発
明は、請求項1の発明において、前記開き防止部材が一
方の刃構成片側に一体的に設けられて、他方の刃構成片
側に係止可能となっている構成としたところに特徴を有
する。
【0007】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記開き防止部材が、電線の圧接部分よりも前方に
配設されている構成としたところに特徴を有する。請求
項5の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、前記開き防止部材は、それが装着された際に電線が
圧接された後の前記両刃構成片の間をさらに狭めるよう
に機能する構成としたところに特徴を有する。
て、前記開き防止部材が、電線の圧接部分よりも前方に
配設されている構成としたところに特徴を有する。請求
項5の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、前記開き防止部材は、それが装着された際に電線が
圧接された後の前記両刃構成片の間をさらに狭めるよう
に機能する構成としたところに特徴を有する。
【0008】
<請求項1の発明>開き防止部材を装着することによっ
て、電線に引張力が作用した場合等にも両刃構成片すな
わち圧接刃が開くことが防止される。これにより電線の
芯線に対して適正な接触圧が確保されて、電気接続の信
頼性が高められる。また電線の保持力も増大させること
ができる。
て、電線に引張力が作用した場合等にも両刃構成片すな
わち圧接刃が開くことが防止される。これにより電線の
芯線に対して適正な接触圧が確保されて、電気接続の信
頼性が高められる。また電線の保持力も増大させること
ができる。
【0009】<請求項2の発明>端子金具とは別体に形
成された開き防止部材が、電線の圧接後に圧接刃に装着
される。 <請求項3の発明>一方の刃構成片側から一体的に設け
られた開き防止部材が、他方の刃構成片側に係止される
ことで開き防止がなされる。開き防止部材が端子金具と
一体的に設けられていることで部品点数の増加を招か
ず、ひいては製造コストを抑えることが可能となる。
成された開き防止部材が、電線の圧接後に圧接刃に装着
される。 <請求項3の発明>一方の刃構成片側から一体的に設け
られた開き防止部材が、他方の刃構成片側に係止される
ことで開き防止がなされる。開き防止部材が端子金具と
一体的に設けられていることで部品点数の増加を招か
ず、ひいては製造コストを抑えることが可能となる。
【0010】<請求項4の発明>開き防止部材が電線の
挿入の妨げとならない箇所に配設されているので、圧接
作業前に予め渡しておくことが可能であり、電線圧接時
の圧接刃の開きも併せて防止できる。 <請求項5の発明>開き防止部材の装着に伴って圧接溝
がより狭められる。それにより芯線に対する接触圧が増
して電気接続の信頼性がさらに高められ、また電線保持
力もさらに高められる。
挿入の妨げとならない箇所に配設されているので、圧接
作業前に予め渡しておくことが可能であり、電線圧接時
の圧接刃の開きも併せて防止できる。 <請求項5の発明>開き防止部材の装着に伴って圧接溝
がより狭められる。それにより芯線に対する接触圧が増
して電気接続の信頼性がさらに高められ、また電線保持
力もさらに高められる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、本発明の第1実施形態を図1お
よび図2によって説明する。この実施形態は、雌側の圧
接型端子金具に適用した例を示している。この実施形態
の端子金具10は、導電性の金属板を順次に切断および
曲げ加工することによって、図1に示すように形成され
ており、大まかには、図示しない相手の雄側端子金具と
接続される接続部11と、電線1の端末を圧接する上面
開放の溝状をなす圧接部12と、電線1の圧接部分の後
方にかしめ固着されるバレル13とが、前方から順次に
形成されている。
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>まず、本発明の第1実施形態を図1お
よび図2によって説明する。この実施形態は、雌側の圧
接型端子金具に適用した例を示している。この実施形態
の端子金具10は、導電性の金属板を順次に切断および
曲げ加工することによって、図1に示すように形成され
ており、大まかには、図示しない相手の雄側端子金具と
接続される接続部11と、電線1の端末を圧接する上面
開放の溝状をなす圧接部12と、電線1の圧接部分の後
方にかしめ固着されるバレル13とが、前方から順次に
形成されている。
【0012】先端に設けられた接続部11は、天井面を
二重とした角筒形に形成され、その内部には、相手の雄
側端子金具のタブ部と弾性的に接触可能な弾性接触片1
5が設けられている。また、天井面からはランス16が
切り起こしにより形成され、端子金具10が図示しない
コネクタハウジングのキャビティ内に挿入された場合
に、ランス16がキャビティ内の掛止部に引っ掛かるこ
とで端子金具10が抜け止め状態に係止可能とされてい
るとともに、天井面の一側縁には、端子金具10がキャ
ビティ内に逆向きに挿入されることを阻止し、また安定
した挿入を担保するためのスタビライザ17が突設され
ている。後端に設けられたバレル13は、左右一対が前
後方向に互いにずれた位置において形成されている。
二重とした角筒形に形成され、その内部には、相手の雄
側端子金具のタブ部と弾性的に接触可能な弾性接触片1
5が設けられている。また、天井面からはランス16が
切り起こしにより形成され、端子金具10が図示しない
コネクタハウジングのキャビティ内に挿入された場合
に、ランス16がキャビティ内の掛止部に引っ掛かるこ
とで端子金具10が抜け止め状態に係止可能とされてい
るとともに、天井面の一側縁には、端子金具10がキャ
ビティ内に逆向きに挿入されることを阻止し、また安定
した挿入を担保するためのスタビライザ17が突設され
ている。後端に設けられたバレル13は、左右一対が前
後方向に互いにずれた位置において形成されている。
【0013】圧接部12には、前後2組の圧接刃21が
設けられている。各圧接刃21は、この圧接部12の互
いに対向する左右の側板19から、一対ずつの刃構成片
22を内側に対向状に切り起こすことによって形成され
ており、両刃構成片22の突出端縁の間に圧接溝23が
形成されている。この圧接溝23の幅は、電線1におけ
る芯線3の直径よりも少し短い所定寸法に設定されてい
る。
設けられている。各圧接刃21は、この圧接部12の互
いに対向する左右の側板19から、一対ずつの刃構成片
22を内側に対向状に切り起こすことによって形成され
ており、両刃構成片22の突出端縁の間に圧接溝23が
形成されている。この圧接溝23の幅は、電線1におけ
る芯線3の直径よりも少し短い所定寸法に設定されてい
る。
【0014】さて、上記した圧接部12における一方の
側板19には開き防止片25が一体的に形成されてい
る。詳細には、一方の側板19の前端側の上縁から上記
の開き防止片25が突設され、その先端には直角曲げさ
れた係止部26が形成されている。この開き防止片25
が基端側から直角曲げされて、先端の係止部26が他方
の側板19の上縁に引っ掛けられている。この開き防止
片25は、図2にも示すように、前側の圧接刃21より
もさらに前方に配されているため、圧接を行うべく電線
1の端末を圧接部12に挿入した場合にも、挿入の妨げ
とはならない。
側板19には開き防止片25が一体的に形成されてい
る。詳細には、一方の側板19の前端側の上縁から上記
の開き防止片25が突設され、その先端には直角曲げさ
れた係止部26が形成されている。この開き防止片25
が基端側から直角曲げされて、先端の係止部26が他方
の側板19の上縁に引っ掛けられている。この開き防止
片25は、図2にも示すように、前側の圧接刃21より
もさらに前方に配されているため、圧接を行うべく電線
1の端末を圧接部12に挿入した場合にも、挿入の妨げ
とはならない。
【0015】本第1実施形態は上記のような構造であっ
て、続いて電線の圧接工程について説明する。図1に示
すように、開き防止片25は予め両側板19の間に渡さ
れており、電線1の端末が、同図の矢線に示すように、
端子金具10の圧接部12の上面側から両圧接刃21に
向けて圧入される。これにより電線1は、図2に示すよ
うに、前後の圧接刃21において、各圧接溝23の側縁
を被覆2を破って食い込ませつつ圧入されて、芯線3が
各圧接溝23の側縁に接触される。これにより、電線1
と端子金具10とは前後2箇所の圧接刃21において電
気的接続が取られる。ここで、両側板19の間には開き
防止片25が渡されていて、電線1が圧接される場合に
も両側板19、すなわち圧接刃21が開くことが防止さ
れて、圧接溝23の幅が適正に維持され、もって良好な
圧接が実現される。
て、続いて電線の圧接工程について説明する。図1に示
すように、開き防止片25は予め両側板19の間に渡さ
れており、電線1の端末が、同図の矢線に示すように、
端子金具10の圧接部12の上面側から両圧接刃21に
向けて圧入される。これにより電線1は、図2に示すよ
うに、前後の圧接刃21において、各圧接溝23の側縁
を被覆2を破って食い込ませつつ圧入されて、芯線3が
各圧接溝23の側縁に接触される。これにより、電線1
と端子金具10とは前後2箇所の圧接刃21において電
気的接続が取られる。ここで、両側板19の間には開き
防止片25が渡されていて、電線1が圧接される場合に
も両側板19、すなわち圧接刃21が開くことが防止さ
れて、圧接溝23の幅が適正に維持され、もって良好な
圧接が実現される。
【0016】また、上記の圧接が完了したら、あるいは
圧接と同時に圧接部12の後方に設けられた一対のバレ
ル13が巻き付け状に電線1にかしめられて、端子金具
10が電線1に対して固着される。そして、端子金具1
0がコネクタハウジングに装着された状態において電線
1が後方に引っ張られ、仮にバレル13による保持力が
不足して、圧接刃21に引張力が作用したとしても、両
側板19の間には開き防止片25が渡されていること
で、圧接刃21が開いてしまうようなことはない。
圧接と同時に圧接部12の後方に設けられた一対のバレ
ル13が巻き付け状に電線1にかしめられて、端子金具
10が電線1に対して固着される。そして、端子金具1
0がコネクタハウジングに装着された状態において電線
1が後方に引っ張られ、仮にバレル13による保持力が
不足して、圧接刃21に引張力が作用したとしても、両
側板19の間には開き防止片25が渡されていること
で、圧接刃21が開いてしまうようなことはない。
【0017】すなわちこの第1実施形態によれば、刃構
成片22を形成した両側板19の間に開き防止片25が
渡されているので、圧接後に電線1に引張力が作用した
場合等にも両刃構成片22すなわち圧接刃21が開くこ
とが防止される。これにより、電線1の芯線3に対して
適正な接触圧が確保されて電気接続の信頼性が高めら
れ、電線1の保持力も増大させることができる。
成片22を形成した両側板19の間に開き防止片25が
渡されているので、圧接後に電線1に引張力が作用した
場合等にも両刃構成片22すなわち圧接刃21が開くこ
とが防止される。これにより、電線1の芯線3に対して
適正な接触圧が確保されて電気接続の信頼性が高めら
れ、電線1の保持力も増大させることができる。
【0018】また、開き防止片25が圧接刃21の前
方、すなわち電線1を圧接すべく挿入した場合の妨げと
ならない箇所に配設されているので、開き防止片25を
圧接前に両側板19の間に予め渡しておくことが可能で
あり、電線1を圧接する際の圧接刃21の開きも併せて
防止できる。また、開き防止片25が端子金具10に一
体的に形成されていることで部品点数の増加を招かず、
ひいては安価に製造することができる。
方、すなわち電線1を圧接すべく挿入した場合の妨げと
ならない箇所に配設されているので、開き防止片25を
圧接前に両側板19の間に予め渡しておくことが可能で
あり、電線1を圧接する際の圧接刃21の開きも併せて
防止できる。また、開き防止片25が端子金具10に一
体的に形成されていることで部品点数の増加を招かず、
ひいては安価に製造することができる。
【0019】なお、開き防止片25は、圧接刃21の後
側や、前後の圧接刃21の間の位置等任意の位置に配す
ることが可能であり、複数本設けてもよい。その際、上
記実施形態のように圧接刃21よりも前方に配した場合
以外は、予め両側板19の間に渡してしまうと電線1を
圧入する際の妨げとなるので、その場合は、圧接後に開
き防止片25を折り曲げて両側板19の間に渡す必要が
ある。
側や、前後の圧接刃21の間の位置等任意の位置に配す
ることが可能であり、複数本設けてもよい。その際、上
記実施形態のように圧接刃21よりも前方に配した場合
以外は、予め両側板19の間に渡してしまうと電線1を
圧入する際の妨げとなるので、その場合は、圧接後に開
き防止片25を折り曲げて両側板19の間に渡す必要が
ある。
【0020】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図3ないし図5によって説明する。この第2実施
形態の圧接型端子金具30では、圧接刃が以下のように
して形成されている。すなわち、端子金具30の底板3
1の左右両側縁からは、左右一対の基板32が、幅狭と
なった基端部分から直角曲げされて立ち上がって形成さ
れている。各基板32の前後両端からは、それぞれ刃構
成片33が内方に向けて突き合わせ状に直角曲げされ、
対応する刃構成片33の間に圧接溝34が構成されるこ
とで、前後2組の圧接刃35が設けられている。圧接溝
34の幅は、電線1の芯線3の直径よりも少し短い寸法
であり、各圧接溝34の上端には、入り口に向けて広が
った電線1のガイド部36が形成されている。なお、圧
接刃35の前方には、相手の雄側端子金具のタブ部と接
続される接続部11が、後方には一対のバレル13が設
けられていることは第1実施形態の端子金具10と同様
である。
形態を図3ないし図5によって説明する。この第2実施
形態の圧接型端子金具30では、圧接刃が以下のように
して形成されている。すなわち、端子金具30の底板3
1の左右両側縁からは、左右一対の基板32が、幅狭と
なった基端部分から直角曲げされて立ち上がって形成さ
れている。各基板32の前後両端からは、それぞれ刃構
成片33が内方に向けて突き合わせ状に直角曲げされ、
対応する刃構成片33の間に圧接溝34が構成されるこ
とで、前後2組の圧接刃35が設けられている。圧接溝
34の幅は、電線1の芯線3の直径よりも少し短い寸法
であり、各圧接溝34の上端には、入り口に向けて広が
った電線1のガイド部36が形成されている。なお、圧
接刃35の前方には、相手の雄側端子金具のタブ部と接
続される接続部11が、後方には一対のバレル13が設
けられていることは第1実施形態の端子金具10と同様
である。
【0021】さて、前後の圧接刃35を構成する各刃構
成片33の上縁の所定位置には、それぞれ突部38が形
成されている。一方、端子金具30とは別体として開き
防止板40が備えられている。この開き防止板40は、
合成樹脂を素材として平面方形の板状に形成されてい
る。
成片33の上縁の所定位置には、それぞれ突部38が形
成されている。一方、端子金具30とは別体として開き
防止板40が備えられている。この開き防止板40は、
合成樹脂を素材として平面方形の板状に形成されてい
る。
【0022】この開き防止板40には、上記の各刃構成
片33に設けられた突部38が嵌合可能な平面角形の嵌
合孔41が、左右で対をなして前後2組形成されてい
る。左右一対の嵌合孔41の間のピッチは、図4に示す
ように、電線1を圧接した状態における左右一対の刃構
成片33の突部38のピッチよりも所定寸法小さくなる
ように設定されている。また、左右一対の嵌合孔41
は、それぞれの外側の内面が、下側に向かうにしたがっ
て外側に広がるように傾斜面42とされている。各傾斜
面42の下端は、対応する突部38の外側の縁部から少
し外側に出っ張るようになっている。
片33に設けられた突部38が嵌合可能な平面角形の嵌
合孔41が、左右で対をなして前後2組形成されてい
る。左右一対の嵌合孔41の間のピッチは、図4に示す
ように、電線1を圧接した状態における左右一対の刃構
成片33の突部38のピッチよりも所定寸法小さくなる
ように設定されている。また、左右一対の嵌合孔41
は、それぞれの外側の内面が、下側に向かうにしたがっ
て外側に広がるように傾斜面42とされている。各傾斜
面42の下端は、対応する突部38の外側の縁部から少
し外側に出っ張るようになっている。
【0023】第2実施形態は上記のような構造であっ
て、続いてその作用を説明する。まず、開き防止板40
を嵌める前の状態において、電線1の端末が両圧接刃3
5に向けて圧入される。これにより電線1は、図4に示
すように、前後の圧接刃35において、各圧接溝34の
側縁を被覆2を破って食い込ませつつ圧入されて、芯線
3が各圧接溝34の側縁に接触される。これにより、電
線1と端子金具30とは前後2箇所の圧接刃35におい
て電気的接続が取られる。上記の圧接が完了したら、あ
るいは圧接と同時に圧接刃35の後方に設けられた一対
のバレル13が巻き付け状に電線1にかしめられて、端
子金具30が電線1に対して固着される。
て、続いてその作用を説明する。まず、開き防止板40
を嵌める前の状態において、電線1の端末が両圧接刃3
5に向けて圧入される。これにより電線1は、図4に示
すように、前後の圧接刃35において、各圧接溝34の
側縁を被覆2を破って食い込ませつつ圧入されて、芯線
3が各圧接溝34の側縁に接触される。これにより、電
線1と端子金具30とは前後2箇所の圧接刃35におい
て電気的接続が取られる。上記の圧接が完了したら、あ
るいは圧接と同時に圧接刃35の後方に設けられた一対
のバレル13が巻き付け状に電線1にかしめられて、端
子金具30が電線1に対して固着される。
【0024】次に図4の矢線に示すように、開き防止板
40が両圧接刃35の上に被せられる。そうすると、各
刃構成片33の突部38が、傾斜面42に当たりつつ対
応する嵌合孔41内に嵌まり、図5に示すように、傾斜
面42で案内されて左右で対をなす刃構成片33の上端
側が互い接近する。これにより、各圧接刃35の圧接溝
34の上端側が狭められて、より大きな接触圧で圧接溝
34の側縁が芯線3に押し付けられることになる。した
がって、端子金具30がコネクタハウジングに装着され
た状態において電線1が後方に引っ張られ、仮にバレル
13による保持力が不足して、圧接刃35に引張力が作
用したとしても、圧接刃35が開いてしまうようなこと
はない。
40が両圧接刃35の上に被せられる。そうすると、各
刃構成片33の突部38が、傾斜面42に当たりつつ対
応する嵌合孔41内に嵌まり、図5に示すように、傾斜
面42で案内されて左右で対をなす刃構成片33の上端
側が互い接近する。これにより、各圧接刃35の圧接溝
34の上端側が狭められて、より大きな接触圧で圧接溝
34の側縁が芯線3に押し付けられることになる。した
がって、端子金具30がコネクタハウジングに装着され
た状態において電線1が後方に引っ張られ、仮にバレル
13による保持力が不足して、圧接刃35に引張力が作
用したとしても、圧接刃35が開いてしまうようなこと
はない。
【0025】以上のように第2実施形態によれば、圧接
刃35を構成する左右の刃構成片33の間に開き防止板
40が渡されているので、圧接後に電線1に引張力が作
用した場合等にも両刃構成片33すなわち圧接刃35が
開くことが防止される。しかも、圧接後に圧接溝34を
より狭めるようになっているので、芯線3に対する接触
圧が増して電気接続の信頼性がさらに高まり、また電線
1の保持力もさらに高まる。
刃35を構成する左右の刃構成片33の間に開き防止板
40が渡されているので、圧接後に電線1に引張力が作
用した場合等にも両刃構成片33すなわち圧接刃35が
開くことが防止される。しかも、圧接後に圧接溝34を
より狭めるようになっているので、芯線3に対する接触
圧が増して電気接続の信頼性がさらに高まり、また電線
1の保持力もさらに高まる。
【0026】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第1実施形態において、開き防止片を圧接後に両
側板の間に渡すようにし、かつそのとき両側板すなわち
圧接刃の圧接溝をさらに狭めるようにすれば、第2実施
形態と同様に、芯線に対する接触圧を増して電気接続の
信頼性をさらに高め、また電線保持力をさらに高める機
能を果たすことができる。
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)第1実施形態において、開き防止片を圧接後に両
側板の間に渡すようにし、かつそのとき両側板すなわち
圧接刃の圧接溝をさらに狭めるようにすれば、第2実施
形態と同様に、芯線に対する接触圧を増して電気接続の
信頼性をさらに高め、また電線保持力をさらに高める機
能を果たすことができる。
【0027】(2)第2実施形態に例示した開き防止板
は金属板であってもよく、剛性の高いものであれば素材
の種類は問わない。 (3)また本発明は、雄側の圧接型端子金具にも同様に
適用することが可能である。 (4)また、圧接型端子金具を収容するキャビティに
は、ハウジング内圧接(キャビティ内に予め端子金具を
挿入したのち、キャビティ内で電線の圧接をすること)
を行うべく圧接治具の挿入用の開口が設けられていて、
ブロックコネクタのように重ね合わされる他のハウジン
グにより開口を塞いだり、あるいはカバーで開口を塞ぐ
ような構造となっているコネクタでは、それらの閉塞用
の既存の部材に、圧接刃の開き防止の機能を持たせるよ
うにしてもよい。
は金属板であってもよく、剛性の高いものであれば素材
の種類は問わない。 (3)また本発明は、雄側の圧接型端子金具にも同様に
適用することが可能である。 (4)また、圧接型端子金具を収容するキャビティに
は、ハウジング内圧接(キャビティ内に予め端子金具を
挿入したのち、キャビティ内で電線の圧接をすること)
を行うべく圧接治具の挿入用の開口が設けられていて、
ブロックコネクタのように重ね合わされる他のハウジン
グにより開口を塞いだり、あるいはカバーで開口を塞ぐ
ような構造となっているコネクタでは、それらの閉塞用
の既存の部材に、圧接刃の開き防止の機能を持たせるよ
うにしてもよい。
【図1】本発明の第1実施形態に係る圧接型端子金具の
圧接前の状態の斜視図である。
圧接前の状態の斜視図である。
【図2】その圧接後の状態の平面図である。
【図3】第2実施形態の圧接型端子金具の開き防止板の
装着前の状態の斜視図である。
装着前の状態の斜視図である。
【図4】その開き防止板の被着動作を示す断面図であ
る。
る。
【図5】開き防止板を被着した状態の断面図である。
【図6】従来例の斜視図である。
1…電線 2…被覆 3…芯線 10…端子金具 11…接続部 12…圧接部 19…側板 21…圧接刃 22…刃構成片 23…圧接溝 25…開き防止片 26…係止部 30…端子金具 31…底板 32…基板 33…刃構成片 34…圧接溝 35…圧接刃 38…突部 40…開き防止板 41…嵌合孔 42…傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 均 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 相手の端子金具と接続可能な接続部の後
方には電線を圧接する圧接刃が設けられ、この圧接刃
は、一対の刃構成片が左右両側から突き合わせ状に設け
られてこれらの間に圧接溝を構成することで形成されて
いるものにおいて、 前記両刃構成片が開くことを阻止する開き防止部材が備
えられていることを特徴とする圧接型端子金具。 - 【請求項2】 前記開き防止部材が、端子金具とは別体
に設けられていることを特徴とする請求項1記載の圧接
型端子金具。 - 【請求項3】 前記開き防止部材が一方の刃構成片側に
一体的に設けられて、他方の刃構成片側に係止可能とな
っていることを特徴とする請求項1記載の圧接型端子金
具。 - 【請求項4】 前記開き防止部材が、電線の圧接部分よ
りも前方に配設されていることを特徴とする請求項3記
載の圧接型端子金具。 - 【請求項5】 前記開き防止部材は、それが装着された
際に電線が圧接された後の前記両刃構成片の間をさらに
狭めるように機能することを特徴とする請求項1または
請求項2記載の圧接型端子金具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8316286A JPH10162878A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 圧接型端子金具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8316286A JPH10162878A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 圧接型端子金具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10162878A true JPH10162878A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=18075423
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8316286A Pending JPH10162878A (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | 圧接型端子金具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10162878A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104347992A (zh) * | 2013-08-09 | 2015-02-11 | 日本压着端子制造株式会社 | 压接连接器、带电线的压接连接器、以及压接连接器与包覆电线的连接方法 |
| WO2026063066A1 (ja) * | 2024-09-19 | 2026-03-26 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 圧接端子金具 |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP8316286A patent/JPH10162878A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104347992A (zh) * | 2013-08-09 | 2015-02-11 | 日本压着端子制造株式会社 | 压接连接器、带电线的压接连接器、以及压接连接器与包覆电线的连接方法 |
| WO2026063066A1 (ja) * | 2024-09-19 | 2026-03-26 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 圧接端子金具 |
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