JP2000243691A - 露光方法 - Google Patents

露光方法

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JP2000243691A
JP2000243691A JP11042731A JP4273199A JP2000243691A JP 2000243691 A JP2000243691 A JP 2000243691A JP 11042731 A JP11042731 A JP 11042731A JP 4273199 A JP4273199 A JP 4273199A JP 2000243691 A JP2000243691 A JP 2000243691A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】合わせ露光における合わせズレを少なくする。 【解決手段】被露光基板の周期性パターン配置領域に対
して、共通な周期性を有する複数のパターンの露光を行
う露光方法であって、前記共通な周期性に対応したパタ
ーンが配置形成されたマスクと前記被露光基板とを相対
的に移動させつつ該基板に対してほぼ同じ照明条件で露
光を行うことによって、前記共通な周期性を有する各パ
ターンの露光を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共通の周期性を有
する複数のパターンが配置された領域の露光方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の微細化が進み、
レジストパターンに対する寸法制御性及び焦点深度に対
する要求が厳しくなってきている。そのため、各種パタ
ーンに対する様々な超解像技術が提案されている。
【0003】一例として、ライン&スペースのような1
次元周期パターンでは、輪帯照明などの斜入射照明で露
光することで、より大きな焦点深度が得られることがわ
かっている。斜入射照明法を用いた露光方法では、使用
するマスクとしてハーフトーン型位相シフトマスクを用
いることでより効果が上がる。
【0004】また、1次元周期パターンの場合は、σ値
0.3程度の比較的小さいσ値の照明条件でレベンソン
型位相シフトマスクを用いて露光する事で、より広い焦
点深度を得ることが出来る。最適となるσの値及び形状
は、基板上に形成しようとするパターンサイズにより異
なり、最大の焦点深度を得るためには、種々のパターン
に対して、これを最適化する必要がある。
【0005】一般的に、DRAMの様な半導体装置の場
合、セルアレイ内には比較的周期性の高いパターンが形
成されているが、その周辺回路部分では一定の周期性を
持たない場合が多い。そのために、特開平10−647
88号のように、セルアレイ部と周辺回路部分を異なる
マスクを用い、それぞれに最適化された照明条件により
多重露光する方法が提案されている。
【0006】一方、コンタクトホールのような2次元パ
ターンでは、1次元周期パターンとは異なり、ハーフト
ーン型位相シフトマスクと小σの照明条件で露光するこ
とで大きな焦点深度が得られることがわかっている。
【0007】しかし、このように各半導体装置の部品に
相当するパターンを作成する上で行う露光工程におい
て、種々の異なる照明条件が混在した場合、個々の照明
条件やパターンのピッチによって、ウェハ上に転写され
る位置にズレが生じ、オーバーレイ精度が劣化する問題
が予想される。
【0008】一般的に、半導体装置の合わせ露光は、パ
ターンが転写されるべき基板上に予め形成されたアライ
メントマークを露光装置が検出し、その座標データをも
とに、ウェハ上に転写すべき各チップの位置及び倍率な
どを計算し、これを転写する。転写されたパターンの合
わせ精度は、同じく予め基板上に形成された合わせ精度
測定用マークと、露光によりレジストなどで形成された
合わせ精度測定用マークの相対位置のズレを測定するこ
とになる。実際の露光工程においては、この相対位置の
ズレが許容値をはずれた場合、ズレを補正して再度露光
を行うことになる。
【0009】ところが、光学系にコマ収差などのレンズ
歪みが存在した場合、パターンピッチの違いなどによっ
て位置ズレが発生する。従って、マスク内におけるパタ
ーン位置精度が十分な精度を持っていたとしても、光学
系にコマ収差があった場合、セル内で位置ズレが起こる
場合がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、寸法
制御性及び焦点深度に対する要求を満足させるために種
々の異なる照明条件を用いて露光を行った場合、個々の
照明条件やパターンのピッチによって、ウェハ上に転写
される位置にずれが生じ、オーバーレイ精度が劣化する
という問題があった。
【0011】本発明の目的は、寸法制御性及び焦点深度
に対する要求をを満足しつつ、オーバーレイ精度の劣化
を抑制する露光方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】[構成]本発明は、上記
目的を達成するために以下のように構成されている。 (1)本発明(請求項1)の露光方法は、被露光基板の
周期性パターン配置領域に対して、共通な周期性を有す
る複数のパターンの露光を行う露光方法であって、前記
共通な周期性を有する各パターンの露光は前記共通な周
期性に対応したパターンが配置形成されたマスクを用い
てほぼ同じ照明条件で行われ、且つ前記マスクと前記被
露光基板とを相対的に移動させつつ該基板に対して露光
を行うことによって少なくとも一つのパターンの露光を
行うことを特徴とする。
【0013】本発明の好ましい実施態様を以下に示す。
前記被処理基板は複数の層から構成され、前記共通な周
期性を有する各パターンの露光は前記被処理基板の周期
性パターン配置領域中の複数の層に対して行われる。前
記共通な周期性を有する各パターンの露光は、前記被処
理基板の周期性パターン配置領域中の同一層に対して行
われる。
【0014】(2)本発明(請求項4)の露光方法は、
DRAMのセルアレイ領域に対して露光を行う露光方法
であって、前記セルアレイ内の露光は、該セルアレイ内
の複数のパターンが有する共通な周期性に対応したパタ
ーンが形成された同一マスクを用いてほぼ同じ照明条件
で行われ、且つ少なくとも一つのパターンに対して前記
マスクと前記被露光基板とを相対的に移動させつつ該基
板に対して露光を行うことを特徴とする。
【0015】本発明の好ましい実施態様を以下に示す。
前記マスクとしてホールパターンに対応したパターンが
形成されたマスクを用いる。前記マスクがハーフトーン
型位相シフトマスクである。小σの照明条件で露光を行
う。前記ホールパターンに対応したパターンの周囲に
は、サイドローブを消失させる補助パターンが配置形成
されている。また、前記マスクと異なるマスクで露光さ
れ、形成された基板上の合わせマークに対して、前記セ
ルアレイの露光と周辺回路部との多重露光を行うことが
好ましい。
【0016】[作用]本発明は、上記構成によって以下
の作用・効果を有する。複数のパターンをマスク及び照
明条件を変えることなく形成することができるため、マ
スク間の位置ズレや異種照明条件間でのレンズ歪みなど
によるオーバーレイ精度の劣化を抑制したパターンの形
成を行うことができる。
【0017】特に、ダイナミック・ランダム・アクセス
・メモリ内のセルアレイには、共通な周期性を有する複
数のパターンを形成し、且つ合わせズレに対する要求が
厳しいので本発明を用いることによって、合わせズレが
少なくなり歩留まりを向上させることができる。
【0018】また、前記セルアレイ内に共通な周期性を
持つものとしてホールパターンがあるので、ホールパタ
ーンに対応したパターンが形成されたマスクを用いるこ
とによって、合わせズレを少なくすることができる。
【0019】ホールパターンの形成には、ハーフトーン
型位相シフトマスクを用いることによって大きな焦点深
度を得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を以下に図面
を参照して説明する。以下に、本発明を用いたレジスト
パターン形成方法を示す。尚、発明の内容はこれに限定
されない。
【0021】[第1実施形態]本発明を用いた、DRA
M(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)のセ
ルアレイ領域などの比較的周期性の高いパターンを有す
る半導体装置の製造における光リソグラフィー工程で、
KrFエキシマレーザーを光源とするDUV露光装置を
用いた場合の実施形態を示す。例として露光装置は縮小
投影光学系による露光方法を示すが、本発明はこれに限
定されない。深紫外露光装置としては反射光学系を用い
ても良い。また、光源はこれに限定しない。ちなみに、
縮小率は1/4とする。
【0022】本実施形態では、最小デザインルール0.
175μmで設計されたDRAMのセルアレイ領域の比
較的周期性の高いパターンを形成する場合を例として、
水平方向(xy方向)と垂直方向(z方向)に移動可能
なウェハステージを有する露光装置を用いた場合を示
す。
【0023】先ず、図1に示すように、セル構造を形成
するための一連のパターンに共通の周期性に対応したパ
ターンを配したマスクを用意する。図1では、2F×4
F=8F2 のセル構造(F=0.175μmx2=0.
35μm)に対応した場合のマスクを示してある。
【0024】x方向に5.6μm(ウェハ上には5.6
/4=1.4μmに転写される)、y方向に2.8μm
(ウェハ上0.7μm)の矩形セルの中央に一辺0.7
2μm(ウェハ上0.18μm)の正方形の中央部の開
口部(以下ホールとする)11と四隅に一辺0.36μ
mの四隅のホール13が配置形成されている。尚、実際
のマスク上では四隅のホール13は隣接したセルの他の
四隅のホール13とつながることで、中央部のホール1
1と同様に一辺0.72μmの一つのホールを形成す
る。従って、マスクとウェハを相対的に移動させないで
露光を行った場合には、図2に示すように、1辺0.7
2μm(ウェハ上0.18μm)のホールパターンが転
写される。
【0025】また、マスク10はハーフトーン型位相シ
フトマスクで構成され、各ホール11,13の周辺には
サイドロープを抑制するための補助パターン13,14
が形成されている。ホールパターンの形成にハーフトー
ン型位相シフトマスクを用い小σの照明条件で露光を行
うと大きい焦点深度を得ることができる。
【0026】また、図3に本実施形態の露光の際に用い
た露光装置の概略構成を示す。マスク31が載置された
レチクルステージ32の位置がレチクルステージxy座
標検出機構33によって検出され、ステージ32の位置
がレチクルステージ制御ユニット34によって制御され
る。マスク31を透過した露光光は、縮小光学系35を
介して、ウェハステージ37上に載置されたウェハ36
の表面に照射される。ウェハステージ37の垂直方向の
位置がウェハステージz座標検出機構38によって、ま
た水平方向の位置がウェハステージxy座標検出機構3
9によってそれぞれ測定され、ステージ37の位置がウ
ェハステージ制御ユニット40によって制御される。
【0027】マスク31を介して、ネガ型レジストが塗
布されたウェハにパターンを転写する。ウェハ上には、
図4に示されるようなホールの光学像が形成される。図
4では、シミュレーションより求めた露光装置のNAが
0.6、σが0.3の場合の光学像を示してある。等高
線は5%で切った等ドーズ線を示している。図4の縦方
向には、中心をフォーカスセンターとして、0.2μm
でフォーカス値を振った時の像を示してある。
【0028】この時、マスクに対して、ウェハを相対的
にx方向にスキャンしながら移動することで、図5に示
すようなパターンがウェハ上に転写される。図5では、
図4で求めた各像をx方向に1.0μm(ウェハ上)ず
らした場合に、ウェハ上に転写される光学像のシミュレ
ーション結果を示してある。本実施形態では、ネガレシ
ストを用い、長さ1.0μmの幅0.175μmのライ
ンが形成される。
【0029】ステージの移動は以下の方法で行われる。
まず、ウェハステージ37上のウェハ36をマスク31
に対して所定の位置にセットする。ウェハステージxy
位置検出機構39により、ステージ37の位置を検出
し、ウェハステージ制御ユニット40により移動させる
ことにより行われる。この様なウェハの移動機構は、半
導体装置のリソグラフィ工程で用いられているウェハ・
ステッパーやスキャナーのウェハステージの機構を用い
ることで可能である。
【0030】実際に、図5に示したパターンの形成を図
6を用いて説明する。ステージ上でパターンの中心(点
A)から0.5μm右(もしくは左)にシフトした位置
(点B)に露光せずに移動する(図6中の点線)。続い
て、所定の寸法(直径0.175μmのピラー状パター
ン)を得るための露光量で露光する。その後、ステージ
を左(もしくは右)方向に10nm移動し、再度同一露
光量で露光を行う。これを繰り返しながら点Cまで1μ
m移動する(図6中の実線)。
【0031】この場合、横方向への移動距離は、ステー
ジ精度が許す限り、小さくすることが望ましい。具体的
には、レジストエッジ部分に発生するラフネスを低減す
るために、全移動距離の1/100以下とすることが望
ましい。
【0032】比較例として、マスク上に幅0.7μm
(ウェハ上換算で0.175μm)のスリットをもうけ
た場合のシミュレーション結果を図7に示す。照明条件
はNA=0.6,σ=0.75で輪帯遮蔽率は0.67
としている。本発明を用いることで、パターンの像質が
劣化していないことがわかる。更に、スリット開口のマ
スクで形成されたパターンでは最隣接したパターン間の
明部の寸法と明部の中央部の寸法差が小さくなっている
等の寸法精度の劣化が見られる。
【0033】以上の図2に示したホールパターン及び図
6に示したパターンは同一マスク、同一照明条件で形成
する事が可能であり、周期性を有する領域に関しては複
数マスクの位置精度に起因する合わせずれなく形成する
ことが可能である。なお、これらの異なるパターンの露
光は、同一層であっても良いし異なる層に形成しても良
い。
【0034】一般的に複数マスクを用いて、同一基板上
にパターンを重ね焼きを行う場合、ウェハ内の各ショッ
トにおける、座標値のオフセット、スケーリング、直行
度、及びショット内のスケーリング、直行度の位置補正
は行われるが、マスク描画時のショットつなぎなどの局
所的な位置ズレに関しては補正を行っていない。従っ
て、マスク内におけるパターンの位置ズレが起こるた
め、ウェハ上に焼き付けられたレジストパターンにおい
ても位置ズレを生じる。
【0035】しかし、本発明では、同一マスクを用いて
種々のパターン形成を行うため、マスクのショットつな
ぎに起因する位置ズレも回避される。
【0036】尚、周辺回路に関しては、別レチクルによ
り多重露光を行いパターン形成するが、一般的に、周辺
回路はセル内ほどの合わせ精度が必要ないため多重露光
による合わせズレは問題にならない。
【0037】次に、DRAM(ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ)セルアレイ領域内での異なる層
(レイア)にパターンを形成する場合の位置合わせ方法
について説明する。ウェハ上にはセルアレイパターンを
転写する前に予め、図8に示すような第1の露光用マス
ク80を用いてウェハ上露光領域の所定の位置に、ウェ
ハアライメント用マーク81、及び各レイアの合わせ精
度測定用マーク82の一部もしくは全部を転写してお
く。図8では両マークはダイシングライン領域に設けら
れている。
【0038】この後に行われるセルアレイ領域の露光は
第1の露光で転写されたウェハアライメント用マークを
検出して位置合わせをして重ね合わせ露光を行う。図9
に示したセルアレイ露光用のマスク90には、予め、第
1の露光用マスク80のウェハアライメント用マーク8
1及び各レイアの合わせ精度測定用マーク82に対応し
た位置に、アライメント用マーク91及び合わせ精度測
定用マーク92を形成しておく。
【0039】一例として、バー・イン・バー方式と呼ば
れる合わせ精度検出方法を用いた場合では、第1の露光
により一連のレイアに対するアウターマークの一部もし
くは全部を形成する。続いて行う各レイアのインナーマ
ークの形成に於いては、セルアレイ部の露光時に、図1
0に示すように、特定の領域に開口部を設けたブライン
ド100を用い、これを形成しようとするセルアレイ部
の合わせマークのみが露光されるように、所定の移動量
だけ動かしこれを露光する。図10では図10(a)に
示したa〜gの合わせ精度測定用マーク92の内dのみ
のマークを露光する場合に関して示してある。
【0040】特定の開口部を持ったブラインド100を
マスク上のx及びy方向に所定の量だけ動かし、図10
(b)に示すように、合わせ精度検出用マークa〜gの
内、合わせ精度検出用マークdのみが露光されるように
する。この場合、ブラインドにより遮光される領域のエ
ッジ部分は、ウェハ上に形成される像のコントラストが
劣化するため、各マーク間の距離lは50〜100μm
に設定され、またマーク間は遮光されることが望まし
い。
【0041】合わせ精度測定用マークは、図11(a)
に示したように、セルパターンの重ね合わせ露光の移動
量に従って、位置のシフトが起こる(図に示した点線の
領域内が露光される)。図11に示した合わせ精度測定
用マークの移動は、図11(b)に示すような、セルア
レイ内のホールパターンに対してx方向に移動させた場
合である。移動は、基準となるホール位置(x=0)に
対して±両方向に等距離移動した場合を示す。転写され
るインナーマークの位置は、この移動量を加味された上
でエッジ位置を計算より求め、合わせ精度が測定され
る。
【0042】次に、セルアレイ部と周辺回路との位置合
わせについて説明する。先ず、セルアレイから隣接する
2本の配線がセンスアンプに接続される場合について説
明する。
【0043】図12に示すような、周辺回路(センスア
ンプ)に対し、隣接する2本の配線(131と132,
13’と132’)を重ね合わせ露光する場合について
記述する。
【0044】先ず、基板上にネガ型レジストを塗布し、
加熱処理を行いレジスト膜を形成する。次いで、以下の
ようにマスクに対してウェハを相対的に移動させながら
露光を行う。先ず、図13の点aより露光を開始し、y
方向に点bまで移動しながら露光を行う。この様にマス
クに対してウェハが移動することで、図12に示す様な
ラインパターン131,133,131’及び133’
が形成される。続いて、露光を行わないでx方向に点c
まで移動し、再度露光を行いながらy方向に点cより点
dに至る。点cから点dへの移動で図12に示すライン
132,134,132’及び134’が形成される。
点b及び点cでは、それぞれ図12のライン131及び
132のパターンの重なる部分でセンスアンプ部と重な
ることになる。セルアレイ部の反対側では、図12のラ
イン133及び134が同様にセンスアンプ部に接続さ
れることになる。
【0045】次に、セルアレイから1本おきに配線が周
辺回路に接続される場合について説明する。図14に示
すような、周辺回路に対し、1本おきに配線(151と
153及び151’と152’)を重ね合わせ露光する
場合について記述する。
【0046】前述の様に、はじめに、基板上にネガ型レ
ジストを塗布し、加熱処理を行いレジスト膜を形成す
る。続いて、以下のようにマスクに対してウェハを相対
的に移動させながら露光を行う。まず、図15の点aよ
り露光を開始し、y方向に点bまで移動しながら露光を
行う。この様にマスクに対してウェハが移動すること
で、図14に示す様なラインパターン151,152,
151’及び152’が形成される。続いて、露光を行
わないでx方向に1ピッチ及びy方向に1ピッチの点c
まで移動し、再度露光を行いながらy方向に点cより点
dに至る。点cから点dへの移動で図14に示すライン
153,154,153’、154’が形成される。点
b及び点cでは、それぞれ図14の151及び153の
ラインのパターンの重なる部分でセンスアンプ部と重な
ることになる。セルアレイ部の反対側では、図14のラ
イン152及び154が同様にセンスアンプ部に接続さ
れることになる。
【0047】[第2実施形態]本実施形態では、第1実
施形態と同様の露光方法で、図16に示すツインホール
パターンを形成する場合を示す。
【0048】ホールパターンを形成する場合には、第1
実施形態と同一の照明条件で、ポジ型レジストを塗布し
たウェハに露光を行う。ウェハをスキャンさせない場合
にウェハ上に転写される光学像は図2と同じである。た
だし、本実施形態では、ポジレシストを使用するため、
露光部のレジストが除去される。
【0049】露光方法を図16を用いて説明する。ま
ず、ステージを点Aから露光せずに点Dまで移動させる
(図の点Aから点Dまでの点線)。続いて、所望寸法を
形成するのに必要な露光量で露光する。この後、ウェハ
をY方向に4.5nm移動し、再度同一露光量で露光す
る。これを100回繰り返すことで点Eまで移動し、片
側のホールパターンを形成する。この時の移動量は全部
で0.45μmとなる(図の点Dから点Eまでの実
線)。続いてX方向に露光ぜずに0.35μm移動する
(図の点Eから点Fまでの点線)。さらに、Y方向に方
向に、先の露光を行った方向と反対方向に先ほどと同様
に全部で0.45μm移動しながら露光する(図の点F
から点Gまでの実線)。図9には、図8と同様に、この
場合に得られる光学像のシミュレーション結果を示す。
この場合でも形成されるパターンにおいて良好な像質が
得られる。
【0050】更に、本発明では、これら一連のレジスト
パターンを形成し、加工までを行うことで合わせ精度の
よりよい半導体装置を提供することができる。
【0051】[第3実施形態]第1及び第2実施形態で
形成したパターンを得るためには、ステージを連続移動
させても良い。本実施形態では、第1実施形態セ示した
パターンを形成するための他の方法を示す。
【0052】使用するマスクは第1実施形態と同じであ
る。露光方法は以下の通りである。まず、ステージを点
Aの更に左方向の点Cまで移動する。次に点Bより右方
向にステージを加速させ、点A通過以前に一定速度とな
るようにする。ステージが点Aを通過すると同時に、所
定の一定露光量で露光を開始する。ステージが点Aの右
方向1.0μmの点Bを通過した時点で露光を終了す
る。こうすることで、ウェハ上には第1実施形態と同等
もしくはそれ以上の光学像を得ることができる。掲記露
光中のウェハの移動は、必ずしも等速運動でなくても良
い。その場合は、予め露光中の速度変化とそのときの露
光量を制御する必要がある。
【0053】更に、これらのパターンを形成するには、
レチクルステージを移動させても良い。この場合には、
移動量はウェハステージに比較して4倍となる(縮小倍
率による)。移動方法は、ウェハステージと同じであ
る。
【0054】[第4実施形態]本発明による等倍X線露
光による露光方法を示す。基本的には第1実施形態と同
様に周期性を有したホールパターンを形成した等倍X線
マスクを準備する。
【0055】等倍X線露光の場合にも、マスク(レチク
ル)及びウェハの移動はどちらのステージで行っても良
い。この場合は、縮小光学系と異なり、レチクルステー
ジの移動においても、その移動量はウェハステージと同
じとなる。
【0056】[第5実施形態]本発明では、更に半導体
装置のリソグラフィー工程で用いられるマスク(レチク
ル)のパターン描画にも適用することができる。特に、
レーザー描画装置による描画と本発明による露光方法を
用いることでより精度良く、一連のマスタパターンを描
画することができる。特に、本発明をマスクアライナー
のような縮小光学系と組み合わせることで、更に高精度
のパターン描画が可能となる。
【0057】本実施形態では、まず、元となる一連のパ
ターンに対し、共通の周期性を有する原盤を準備する。
これは、第1実施形態で示したマスクと基本的な構成は
変わらない。唯一の違いは、そのサイズである。続い
て、第1実施形態のウェハプロセスと同様に、レチクル
ステージを原盤のステージに対して相対的に移動させる
ことでパターンを転写する。更に、各パターンの周辺回
路はレーザー描画装置で描画する事で、膨大なデータ量
のセル内の描画をより速やかに行うことができる。
【0058】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、本発明では、光露光やX線露
光などの1cm2 以上の大きな螢光量域を一括で露光で
きる露光方法でより有効であるが、電子線露光等の描画
方法に於いても基本的には有効である。その他、本発明
は、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施す
ることが可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、共
通の周期性を有する複数のパターンに対して、前記共通
の周期性に対応するパターンが形成されたマスクと被処
理基板とを相対的に移動させつつほぼ同じ照明条件で露
光して各パターンを形成することによって、複数のパタ
ーンをマスク及び照明条件を変えることなく形成するこ
とができるため、マスク間の位置ズレや異種照明条件間
でのレンズ歪みなどによるオーバーレイ精度の劣化を抑
制したパターンの形成を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係わる共通の周期性を有するパ
ターンに対して露光を行うマスクの構成を示す図。
【図2】図1に示したマスクとホールを相対的に移動さ
せないで露光を行った場合に形成されるホールのパター
ンを示す平面図。
【図3】第1実施形態に係わる露光装置の概略構成を示
す図。
【図4】図1に示したマスクを用いて形成されるホール
の光学像を示す平面図。
【図5】図4に示した光学像をx方向にずらした場合
に、ウェハ上に転写される光学像のシミュレーション結
果を示す図。
【図6】第1実施形態に係わる露光方法を説明するため
の図。
【図7】のスリットをもうけて露光を行った場合のシミ
ュレーション結果を示す図。
【図8】第1実施形態に係わる、ウェハアライメント用
マーク及び合わせ精度測定用マークを有するマスクの構
成を示す平面図。
【図9】セルアレイの露光に用いられるマスクの概略構
成を示す平面図。
【図10】図9及び10を用いた露光方法を説明するた
めの図。
【図11】露光時の合わせ精度用マークを示す図。
【図12】セルアレイから隣接する周辺回路に対し、2
本の配線が接続されている回路を示す平面図。
【図13】図12に示した配線パターンの周辺回路に接
続する2本の配線を、図1に示したマスクを用いた重ね
合わせ露光によって行う方法を説明するための図。
【図14】セルアレイから隣接する周辺回路に対し、1
本おきに配線が接続されている回路を示す平面図。
【図15】図14に示した配線パターンの周辺回路に1
本おきに接続する配線を、図1に示したマスクを用いた
重ね合わせ露光によって行う方法を説明するための図。
【図16】第2実施形態に係わり、図1のマスクを用い
て形成されるツインホールの構成を示す平面図。
【符号の説明】
10…マスク 11…ホール 13…ホール 31…レチクル 32…レチクルステージ 33…レチクルステージ座標検出機構 34…レチクルステージ制御ユニット 35…縮小光学系 36…ウェハ 37…ウェハステージ 38…ウェハステージz座標検出機構 39…ウェハステージxy座標検出機構 40…ウェハステージ制御ユニット 80…第1の露光用マスク 81…ウェハアライメント用マーク 82…合わせ精度測定用マーク 90…マスク 91…ウェハアライメント用マーク 92…合わせ精度測定用マーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 聡 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 Fターム(参考) 5F046 AA13 BA03 BA08 CA04 CA08 CB05 CB17 CB23 CC01 CC04 DA02 DA07 EB02 EB07 5F083 PR01 ZA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被露光基板の周期性パターン配置領域に対
    して、共通な周期性を有する複数のパターンの露光を行
    う露光方法であって、 前記共通な周期性を有する各パターンの露光を前記共通
    な周期性に対応したパターンが配置形成された同一マス
    クを用いてほぼ同じ照明条件で行い、且つ少なくとも一
    つのパターンに対して前記マスクと前記被露光基板とを
    相対的に移動させつつ該基板に対して露光を行うことを
    特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】前記被処理基板は複数の層から構成され、
    前記共通な周期性を有する各パターンの露光は前記被処
    理基板の周期性パターン配置領域中の複数の層に対して
    行われることを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 【請求項3】前記共通な周期性を有する各パターンの露
    光は、前記被処理基板の周期性パターン配置領域中の同
    一層に対して行われることを特徴とする請求項1に記載
    の露光方法。
  4. 【請求項4】DRAMのセルアレイ領域に対して露光を
    行う露光方法であって、 前記セルアレイ内の露光は、該セルアレイ内の複数のパ
    ターンが有する共通な周期性に対応したパターンが形成
    された同一マスクを用いてほぼ同じ照明条件で行われ、
    且つ少なくとも一つのパターンに対して前記マスクと前
    記被露光基板とを相対的に移動させつつ該基板に対して
    露光を行うことを特徴とする露光方法。
  5. 【請求項5】前記マスクとしてホールパターンに対応し
    たパターンが形成されたマスクを用いることを特徴とす
    る請求項4に記載の露光方法。
  6. 【請求項6】前記マスクがハーフトーン型位相シフトマ
    スクであることを特徴とする請求項5に記載の露光方
    法。
  7. 【請求項7】前記ホールパターンに対応したパターンの
    周囲には、サイドローブを消失させる補助パターンが配
    置形成されていることを特徴とする請求項5に記載の露
    光方法。
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