JP2000245121A - ステータコアへの巻線装置 - Google Patents
ステータコアへの巻線装置Info
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Abstract
せて巻付けることができる巻線装置を提供する。 【解決手段】ステータコアの中心に同軸的に配置され、
所定角度で揺動すると共に、軸方向に往復移動する導線
導入筒12の先端にヘッド15を装着する。このヘッド
にノズル20を半径方向に出没可能に装着する。ヘッド
内にカム板21を回転可能に配置し、そのカム溝にノズ
ルの基部に設けたカムフォロアを嵌入させる。導線導入
筒12に連動する回転軸に主動プーリ41と、カム板に
連動するカム板回転用プーリ40と、モータ51によっ
て移動する少なくとも一対の可動プーリ61、62と、
必要に応じてそれらの間に配置されたアイドルプーリ7
0〜73との間にベルト74を張設する。可動プーリを
移動させてカム板回転用プーリ及びカム板を導線導入筒
に対して相対回転させ、ノズルを半径方向に出没動作さ
せる。
Description
歯に導線を直接巻付けてコイルを形成するステータコア
への巻線装置に関する。
ルを形成する巻線装置は、一般に、ステータコアの中心
に同軸的に配置され、所定角度で揺動すると共に、軸方
向に往復移動する導線導入筒と、この導線導入筒の先端
に装着され、導線を前記導線導入筒に対してほぼ直交す
る方向に繰り出すノズルとを備えている。そして、上記
導線導入筒の動きによってノズル先端を巻線すべきステ
ータコアの内歯の回りに周回させ、ノズルから繰り出さ
れる導線を内歯に直接巻付けてコイルを形成するように
なっている。
中1はステータコアで、その内周にスロット1a及び内
歯1bを有している。また、2は導線導入筒の上端に取
付けられたヘッド、3はこのヘッド2を介して導線導入
筒に対して直角にかつ放射状に取付けられた3本のノズ
ルである。導線導入筒の上記動作により、ヘッド2は図
中矢印Aで示すように揺動すると共に、紙面に対して垂
直方向(ステータコア1の軸方向)に往復移動する。そ
れによって、隣接する2つのスロット1aに出入りし、
それらの間の内歯1bを周回するように移動して、該内
歯1bに導線を巻付ける。
て、導線の巻付け数をできるだけ増やしてスロット内に
入る導線のスペースファクタを高めるには、ステータコ
アの内歯の半径方向に沿って均一に導線を巻付ける必要
がある。すなわち、図7は、ステータコア1の内歯1b
に、スロット1a内におけるスペースファクタを最大限
に高めるように、導線Wを理想的に巻付けた状態を示し
たものである。図中4は絶縁シートからなるスロットラ
イナである。このように、導線Wを理想的に巻付けるた
めには、スロット1aの手前から奥方まで導線Wを整列
させて巻くと共に、導線Wの積み重ね段数を奥方ほど多
くすることが望まれる。なお、ノズル3と最上部に巻付
けられた導線Wとの間には、所定の隙間tが必要とされ
る。
を平均して巻付けるようにした巻線装置としては、図8
に示されるものが一般的であった。すなわち、ステータ
コア1の内歯1bの両端面に近接して、ステータコア1
の半径方向に伸びるガイド棒6を配置し、このガイド棒
6先端に設けたテーパ面6aに沿って導線Wを滑り落と
すようにして導線Wの巻付け位置をガイドし、このガイ
ド棒6を図中矢印Bで示すように半径方向に徐々に進退
動作させることにより、導線Wの巻付け位置を徐々にず
らして内歯1bの半径方向に沿って均一に巻付けるよう
にした装置である。なお、図中5は導線導入筒である。
って導線を均一に巻付けるための別の装置として、導線
導入筒に対するノズルの突出長さを徐々に変化させるよ
うにした装置も知られている。
導線導入筒を多重筒で構成し、中心の軸の上端にギヤを
設け、このギヤに歯合する別のギヤを介して、ノズルの
基端部に形成したラックを歯合させ、導線導入筒の巻線
のための運動とは別に、上記中心の筒を回転させて、上
記ギヤ及びラックを介してノズルを半径方向に進退動作
させることにより、内歯の半径方向における巻付け位置
を徐々にずらすようにした装置が開示されている。
平61−41378号には、導線導入筒の上端部にノズ
ルアームを傾動可能に枢着し、このノズルアームの上端
に導線を繰り出すノズルを取付け、ノズルアームの下端
をスプリングにより付勢してカムに圧接させ、このカム
を所定速度で回転させることによってノズルアームを揺
動させ、それによってノズルを半径方向に進退動作させ
て、内歯の半径方向における巻付け位置を徐々にずらす
ようにした装置が開示されている。
棒6を用いる従来の巻線装置においては、例えば内歯1
bの先端側(スロット1aの手前側)に導線Wを巻付け
ようとするとき、ガイド棒6をステーコア1の半径方向
内方に前進させて、その先端が内歯1bの先端部に位置
するように配置する。しかし、ノズル3がスロット1a
内を通過するとき、ノズルの先端は図中想像線3aで示
すようにスロット1aの奥方に位置するため、導線Wを
ガイド棒6の先端からスロット1aの奥方に斜めに引っ
張る状態となる。その結果、導線Wがガイド棒6の先端
から滑り落ちて巻き付く個所は、図中W1 で示すよう
に、内歯1bの先端部よりもスロット1aの奥方にな
る。また、ノズル3がスロット1a内を通過するとき
は、導線Wがガイド棒6から離れてガイドされない状態
になるので、内歯1bの突出方向に沿って正確に整列さ
せることは困難であった。したがって、図8に示す従来
の巻線装置では、十分にスペースファクタを高めること
ができなかった。
された、電線導入筒の中心に挿通させた筒を独自に回転
させて、ギヤとラックを介してノズルを半径方向に出没
させるようにした装置では、電線導入筒のヘッド内にギ
ヤやラックを内蔵させなければならず、小型のステータ
コアに適用できるような大きさのものは作りにくいこと
と、電線導入筒の中心に挿通させた筒を独自に回転させ
る必要があるので、ノズルを進退動作させるための駆動
機構が複雑で製造コストが高くなるという問題点があっ
た。
平61−41378号に開示されたような、カムによっ
てノズルアームを揺動させてノズルを半径方向に進退動
作させる装置では、ノズルアームの基端がカム面を高速
で摺動するため、作業時の騒音が大きく、カム面が摩耗
して溝ができてしまい、部品の交換を頻繁に行わなけれ
ばならないと共に、ノズルアームを揺動させてノズルを
半径方向に進退動作させる構造なので、ノズルの半径方
向の移動位置をリニアに変化させることが困難であっ
た。
径方向へ正確に進退動作させることにより、巻線すべき
ステータコアの内歯に、導線を半径方向にできるだけ整
列させて巻付けることができるようにしたステータコア
への巻線装置を提供することにある。
め、本発明のステータコアへの巻線装置は、ステータコ
アの中心に同軸的に配置され、所定角度で揺動すると共
に、軸方向に往復移動する導線導入筒と、この導線導入
筒の先端に装着されたヘッドと、このヘッドを介して前
記導線導入筒に取付けられ、導線を前記導線導入筒に対
してほぼ直交する方向に繰り出すノズルとを備え、前記
導線導入筒の作動によって前記ノズルをステータコアの
内歯に対して周回させて導線を巻付けるようにしたステ
ータコアへの巻線装置において、前記ノズルは前記ヘッ
ドに対して半径方向に摺動可能に装着されると共に、そ
の基端部にカムフォロアが取付けられており、このカム
フォロアが嵌入するカム溝を有するカム板が前記ヘッド
に回転可能に内蔵され、このカム板を前記導線導入筒に
対して相対回転させるカム板回転手段を有しており、前
記カム板回転手段は、前記導線導入筒に連動する回転軸
と、この回転軸に装着された主動プーリと、前記導線導
入筒に対して回転可能に装着され、前記カム板に連動す
るカム板回転用プーリと、前記導線導入筒の駆動手段と
は別の駆動手段によって移動する少なくとも一対の可動
プーリと、これらのプーリ群に張設されたベルトとを有
し、前記可動プーリは、前記プーリ群を周回するベルト
経路長を変えないように移動して、前記主動プーリから
前記カム板回転用プーリに至る部分のベルトの長さと、
前記カム板回転用プーリから前記主動プーリに至る部分
のベルトの長さとを変化させることを特徴とする。
転軸が回転すると、主動プーリ、可動プーリ、カム板回
転用プーリに張設されたベルトを介して、カム板回転用
プーリが導線導入筒と同期して回転する。カム板回転用
プーリは、カム板に連動しているため、カム板も導線導
入筒と同期して回転する。したがって、可動プーリが動
かない状態では、カム板は導線導入筒と同期して回転
し、導線導入筒に対して相対回転をしないために、ノズ
ルは半径方向に移動することはない。
より、主動プーリからカム板回転用プーリに至る部分の
ベルトの長さと、カム板回転用プーリから主動プーリに
至る部分のベルトの長さとを変化させると、カム板の回
転と導線導入筒の回転とにずれが生じてカム板が導線導
入筒に対して相対回転する。
り、ベルトの走行方向に見て、主動プーリからカム板回
転用プーリに至る部分のベルトの長さが短くなり、カム
板回転用プーリから主動プーリに至る部分のベルトの長
さが長くなる場合は、ベルトが主動プーリに対してその
分だけ多く進むことになるため、主動プーリは導線導入
筒よりも多く回転することとなり、主動プーリに連動す
るカム板が導線導入筒に対して進むように相対回転す
る。
ベルトの走行方向に見て、主動プーリからカム板回転用
プーリに至る部分のベルトの長さが長くなり、カム板回
転用プーリから主動プーリに至る部分のベルトの長さが
短くなる場合は、ベルトが主動プーリに対してその分だ
け戻されることになるため、主動プーリは導線導入筒よ
りも少なく回転することとなり、主動プーリに連動する
カム板が導線導入筒に対して遅れるように相対回転す
る。
相対回転すると、ノズルの基端部に取付けられ、カム板
のカム溝に嵌合したカムフォロアが半径方向に移動し、
ノズルが半径方向に移動する。この移動は、可動プーリ
の移動を制御することによって正確にかつリニアになさ
れるので、巻線すべきステータコアの内歯に、導線を半
径方向に整列させて、スペースファクタをできるたけ高
めるように巻付けることができる。
プーリは、前記主動プーリと前記カム板回転用プーリと
を結ぶ線に対して交差する方向に往復移動するスライド
板に所定間隔で装着された一対のプーリからなり、前記
主動プーリ、前記カム板回転用プーリ及び前記可動プー
リからなる各プーリ間にアイドルプーリが配置され、前
記可動プーリと前記アイドルプーリとの間に張設された
ベルト部分が、前記スライド板の移動方向と平行にされ
ている。
によるベルトの移動量とが一定の関係となり、一対の可
動プーリの間隔が固定されていても各プーリを周回する
ベルト経路長が変化しないので、可動プーリの構造が簡
単となり、カム板回転用プーリ及びカム板の相対回転制
御も容易となる。
スライド板は、回転制御可能なモータによって回転する
ボールネジに螺合して移動するものとされる。
ってボールネジを介してスライド板を正確に移動させる
ことができ、ノズルの半径方向の移動を正確に制御して
導線をより正確に整列させて巻き付けることが可能とな
る。
ータコアへの巻線装置の一実施形態が示されている。図
1は同巻線装置の要部斜視図、図2は同巻線装置の要部
を示す正面断面図、図3は同巻線装置の要部を示す平面
図、図4は図3のIV−IV矢示線に沿った断面図、図5は
図2のV−V矢示線に沿った断面図である。
に同軸的に配置され、下端から導線が導入される導線導
入筒12を有している。導線導入筒12は、フレーム1
3に設置された軸受14に軸方向移動可能かつ回転可能
に支持されている。フレーム13の下方には、導線導入
筒12を、図1中の矢印Aで示すように所定角度で揺動
(往復回動)させると共に、矢印Bで示すように軸方向
に往復移動させて、ステータコア1の対応する内歯1b
(図5参照)の回りを周回させる駆動機構が配置されて
いる。このような駆動機構としては、例えば、本出願人
による特開平8−251880号に示されるような公知
の駆動機構が採用できる。
ド15が取付けられている。ヘッド15は、半径方向に
伸びるスロット16を有し、このスロット16にノズル
20が半径方向に摺動可能に装着されている。ノズル2
0は、この実施形態の場合、ヘッド15の周方向3箇所
から半径方向外方に突出しており、ステータコア1の所
定の3つの内歯1bに対して同時に巻線を行うようにな
っている。
れ、そこに環状のカム板21が回転可能に装着されてい
る。このカム板21には、図5に示すように、各スロッ
ト16に対応して3つの渦状のカム溝22が形成されて
いる。そして、各ノズル20の基端部には、対応する上
記カム溝22に嵌合するコロからなるカムフォロア23
が取付けられている。したがって、カム板21が図5の
矢印Cで示すように回動すると、渦状のカム溝22に嵌
合するカムフォロア23を介して、ノズル20が半径方
向に進退動作し、ステータコア1の内歯1bに対する巻
付け位置を徐々に移動させることができるようになって
いる。
は、導線導入筒12の上部外周を囲むスリーブ24の上
端面に連結されており、スリーブ24と一体に回転する
ようになっている。また、スリーブ24は、軸受ブロッ
ク30に回転可能に保持された上方回転筒25に挿通さ
れている。上方回転筒25は、スリーブ24の下部外周
に形成されたスプライン溝24aに嵌合するスプライン
歯25aによって、スリーブ24の軸方向移動を許容し
つつ、スリーブ24と一体に回転するようになってい
る。そして、上方回転筒25の外周には、カム板回転用
プーリ40が装着されている。
ロック31が配置されており、それらは連結板32を介
して連結されている。また、連結板32と交差するよう
に支持板33が連結されており、この支持板33の下面
に取付けられた複数の脚部34がフレーム13の上面に
固定されている。
には、下方回転筒34が回転可能に保持されており、導
線導入筒12は、この下方回転筒34に挿通されて支持
されている。この場合、導線導入筒12の下部外周には
スプライン溝12aが形成されており、下方回転筒34
に形成されたスプライン歯34aがこのスプライン溝1
2aに嵌合して、導線導入筒12と下方回転筒34と
は、軸受14に支持されて一体に回転するようになって
いる。そして、下方回転筒34の外周には、駆動プーリ
35が装着されている。
4の下部も上記下方回転筒34の内部に挿入されている
が、下方回転筒34とは回転方向に嵌合することなく、
下方回転筒34に対して自由に回転できるようになって
いる。
回転軸36が挿通支持されており、その下端には従動プ
ーリ37が装着されている。そして、上記駆動プーリ3
5と上記従動プーリ37との間に第1タイミングベルト
38が張設されている。その結果、回転軸36は、導線
導入筒12と一体に回転する下方回転筒34の回転に伴
ない、駆動プーリ35、第1タイミングベルト38及び
従動プーリ37を介して、導線導入筒12と同期して回
転するようになっている。また、回転軸36の上端に
は、主動プーリ41が装着されている。
3の両端には、板42,43が互いに平行に取付けら
れ、これらの板42,43の間に一対のガイド棒44,
45が平行に架設されている。また、支持板33の上方
には、スライド板46が配置され、このスライド板46
の下面に取付けられた複数のブロック47に、上記ガイ
ド棒44,45が挿通されている。したがって、スライ
ド板46は、上記ガイド棒44,45に沿って移動でき
るようになっている。
8,49が設置されており、この軸受ブロック48,4
9にボールネジ50が挿通支持されている。ボールネジ
50は、上記ガイド棒44,45と平行に配置されてい
る。また、板43にはステッピングモータ等の回転制御
可能なモータ51が取付けられ、このモータ51の駆動
軸52は、カップリング53を介して上記ボールネジ5
0に連結されている。
ロック54が固着されており、このブロック54に固定
保持されたナット55が、上記ボールネジ50に螺合し
ている。したがって、モータ51が作動してボールネジ
50が回転すると、ボールネジ50に螺合するナット5
5を介して、スライド板46がガイド棒44,45に沿
って移動するようになっている。
は、上記のようなボールネジ50を利用した機構だけで
なく、ラックとピニオンとを利用した駆動機構等を採用
することもできる。
ーリ61,62が所定間隔で装着されている。なお、一
方の可動プーリ62は、スライド板46にネジ固定され
た可動板63を介して取付けられており、可動板63の
位置をずらすことによって、可動プーリ61,62の間
隔を調節できるようになっている。
三角形状の支持板64,65が取付けられており、これ
らの支持板64,65上に、アイドルプーリ70,7
1,72,73が設置されている。
70、可動プーリ62、アイドルプーリ71、カム板回
転用プーリ40、アイドルプーリ72、可動プーリ6
1、及びアイドルプーリ73からなる上記一連のプーリ
群に、第2タイミングベルト74が張設されている。第
2タイミングベルト74は、主動プーリ41、可動プー
リ62、カム板回転用プーリ40、可動プーリ61にお
いてはそれらの外側に張設され、アイドルプーリ70,
71,72,73においてはそれらの内側に張設されて
全体として十字状をなしている。
2とアイドルプーリ70,71,72,73との間に張
設された部分74a,74b,74c,74dが、スラ
イド板46の移動方向と平行になるようにされている。
その結果、例えばスライド板46が図3中の矢印D方向
に移動するとき、ベルト部分74a,74bは短くなる
が、それと同じ長さだけベルト部分74c,74dが長
くなり、同様に、スライド板46が図3中の矢印E方向
に移動するとき、ベルト部分74a,74bは長くなる
が、それと同じ長さだけベルト部分74c,74dが短
くなるので、上記プーリ群を周回するベルトの経路長は
常に変わることがない。したがって、可動プーリ61,
62がスライド板46の移動に伴って図3中の矢印D又
はE方向に移動しても、第2タイミングベルト74は、
引っ張られたり,緩んだりすることなく回動することが
できる。
4c,74dがスライド板46の移動方向と平行でなく
ても、例えば可動プーリ61,62の間隔を可変とし、
両者の間に配置したスプリング等によって常時互いに離
れる方向に付勢しておけば、スライド板46を移動させ
るときに、第2タイミングベルト74の周長に合わせて
可動プーリ61,62の間隔を変化させることができる
ので、第2タイミングベルト74が引っ張られたり,緩
んだりすることなく回動することができる。
と、図示しない駆動機構により、導電導入筒12が図1
中の矢印Aで示すように所定角度で揺動(往復回動)す
ると共に、矢印Bで示すように軸方向に往復移動するこ
とにより、この導線導入筒12の上端部にヘッド15を
介して取付けられた各ノズル20は、ステータコア1の
対応する内歯1bの周りを周回し、導線導入筒12内を
通りノズル20の先端から繰り出される導線を、該内歯
1bに巻付ける。
導入筒12のスプライン溝12aにスプライン歯34a
を介して嵌合する下方回転筒34が一体に回転する。下
方回転筒34が回転すると、駆動プーリ35、第1タイ
ミングベルト38、及び従動プーリ37を介して、回転
軸36が回転する。また、回転軸36の主動プーリ4
1、アイドルプーリ70、可動プーリ62、アイドルプ
ーリ71、カム板回転用プーリ40、アイドルプーリ7
2、可動プーリ61、及びアイドルプーリ73からなる
一連のプーリ群に張設された第2タイミングベルト74
を介して、上方回転筒25が回転する。そして、上方回
転筒25のスプライン歯25aとスプライン24aとの
嵌合により、スリーブ24も一体に回転する。その結
果、スライド板46が止まっていて可動プーリ61,6
2が動かない状態では、カム板21に連結されたスリー
ブ24が導線導入筒12と同期して回転することにな
り、カム板21と導線導入筒12及びヘッド15との間
に相対回転は生じない。したがって,ノズル20は半径
方向に所定長さ突出した状態を維持する。
ってモータ51を作動させ、ボールネジ50、ナット5
5、ブロック54を介して、スライド板46を図3中の
矢印D又はE方向に移動させると、次のような作用によ
ってカム板21と導線導入筒12及びヘッド15との間
に相対回転が発生する。なお、以下の説明において、主
動プーリ41→アイドルプーリ70→可動プーリ62→
アイドルプーリ71→カム板回転用プーリ40に至る経
路を経路I、カム板回転用プーリ40→アイドルプーリ
72→可動プーリ61→アイドルプーリ73→主動プー
リ41に至る経路を経路IIとする。
D方向に移動させると、経路Iの一部をなすベルト部分
74a,74bは短くなり、その分だけ経路IIの一部を
なすベルト部分74c,74dが長くなる。このため、
上記長さ分だけ第2タイミングベルト74が経路I側か
ら経路II側へ移動し、カム板回転用プーリ40を矢印
D’方向に回転させる。
向に移動させると、経路Iの一部をなすベルト部分74
a,74bは長くなり、その分だけ経路IIの一部をなす
ベルト部分74c,74dが短くなる。このため、上記
長さ分だけ第2タイミングベルト74が経路II側から経
路I側へ移動し、カム板回転用プーリ40を矢印E’方
向に回転させる。
転に対して付加的になされ、導線導入筒12に対してカ
ム板回転用プーリ40を相対回転させる。その結果、上
方回転筒25、スリーブ24を介して、カム板21が、
導線導入筒12及びヘッド15に対して相対回転する。
その結果、ノズル20の基部に取付けられたカムフォロ
ア23が嵌合するカム溝22の位置が変わり、ノズル2
0が半径方向に移動する。そして、カム板21の回転角
度は、スライド板46の移動量によって自由に調整でき
るので、ノズル20の半径方向の移動は、モータ51を
制御することによって、巻線操作に連動した所定のタイ
ミング及び所定の移動量で行わせることができる。
の内歯1bに対する巻線操作に伴って、ノズル20の半
径方向への突出量を徐々に変化させ、導線を内歯1bの
長手方向に沿って整列させながら巻付け、スロット1a
内におけるスペースファクタを最大限に高めるように巻
線を施すことが可能となる。
ヘッドに装着されたカム板を所定角度で回動させ、その
カム溝に当接するカムフォロアを介して、ノズルをステ
ータコアの半径方向に進退動作させるようにしたので、
ノズル先端から繰り出される導線の巻付け位置を、ステ
ータコアの内歯の突出方向に沿って徐々に変えながら巻
線を行うことができ、それによって導線を整列させて巻
付けることができる。
おける移動は、可動プーリの移動を制御することによっ
て正確に、かつ、ステータコアのスロットの形状に応じ
た理想的な巻線がなされるように設定できるので、例え
ば図7に示したような最大のスペースファクタが得られ
るように巻線を施すことが可能となる。
態を示す要部斜視図である。
す平面図である。
高くなるように導線を巻付けた状態を示す部分断面図で
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ステータコアの中心に同軸的に配置さ
れ、所定角度で揺動すると共に、軸方向に往復移動する
導線導入筒と、この導線導入筒の先端に装着されたヘッ
ドと、このヘッドを介して前記導線導入筒に取付けら
れ、導線を前記導線導入筒に対してほぼ直交する方向に
繰り出すノズルとを備え、前記導線導入筒の作動によっ
て前記ノズルをステータコアの内歯に対して周回させて
導線を巻付けるようにしたステータコアへの巻線装置に
おいて、 前記ノズルは前記ヘッドに対して半径方向に摺動可能に
装着されると共に、その基端部にカムフォロアが取付け
られており、このカムフォロアが嵌入するカム溝を有す
るカム板が前記ヘッドに回転可能に内蔵され、このカム
板を前記導線導入筒に対して相対回転させるカム板回転
手段を有しており、 前記カム板回転手段は、前記導線導入筒に連動する回転
軸と、この回転軸に装着された主動プーリと、前記導線
導入筒に対して回転可能に装着され、前記カム板に連動
するカム板回転用プーリと、前記導線導入筒の駆動手段
とは別の駆動手段によって移動する少なくとも一対の可
動プーリと、これらのプーリ群に張設されたベルトとを
有し、前記可動プーリは、前記プーリ群を周回するベル
ト経路長を変えないように移動して、前記主動プーリか
ら前記カム板回転用プーリに至る部分のベルトの長さ
と、前記カム板回転用プーリから前記主動プーリに至る
部分のベルトの長さとを変化させることを特徴とするス
テータコアへの巻線装置。 - 【請求項2】 前記可動プーリは、前記主動プーリと前
記カム板回転用プーリとを結ぶ線に対して交差する方向
に往復移動するスライド板に所定間隔で装着された一対
のプーリからなり、前記主動プーリ、前記カム板回転用
プーリ及び前記可動プーリからなる各プーリ間にアイド
ルプーリが配置され、前記可動プーリと前記アイドルプ
ーリとの間に張設されたベルト部分が、前記スライド板
の移動方向と平行にされている請求項1記載のステータ
コアへの巻線装置。 - 【請求項3】 前記スライド板は、回転制御可能なモー
タによって回転するボールネジに螺合して移動するもの
である請求項2記載の巻線装置。
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