JP2000246309A - 高強度鋼板の圧延設備列 - Google Patents
高強度鋼板の圧延設備列Info
- Publication number
- JP2000246309A JP2000246309A JP11053276A JP5327699A JP2000246309A JP 2000246309 A JP2000246309 A JP 2000246309A JP 11053276 A JP11053276 A JP 11053276A JP 5327699 A JP5327699 A JP 5327699A JP 2000246309 A JP2000246309 A JP 2000246309A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- strength steel
- rolled material
- winding
- rough rolling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 103
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 27
- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 27
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 53
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims abstract description 26
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 25
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 24
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims abstract description 15
- 238000003698 laser cutting Methods 0.000 claims abstract description 6
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims abstract description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 31
- 238000005554 pickling Methods 0.000 claims description 7
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims description 6
- 238000002203 pretreatment Methods 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 22
- 230000008569 process Effects 0.000 abstract description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 abstract 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 3
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- 102220479482 Puromycin-sensitive aminopeptidase-like protein_C21D_mutation Human genes 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 238000010791 quenching Methods 0.000 description 2
- 230000000171 quenching effect Effects 0.000 description 2
- 102200110702 rs60261494 Human genes 0.000 description 2
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 2
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 2
- 101000701286 Pseudomonas aeruginosa (strain ATCC 15692 / DSM 22644 / CIP 104116 / JCM 14847 / LMG 12228 / 1C / PRS 101 / PAO1) Alkanesulfonate monooxygenase Proteins 0.000 description 1
- 101000983349 Solanum commersonii Osmotin-like protein OSML13 Proteins 0.000 description 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005054 agglomeration Methods 0.000 description 1
- 230000002776 aggregation Effects 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000008707 rearrangement Effects 0.000 description 1
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 1
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Metal Rolling (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の圧延設備列をそのまま用いて高強度鋼
板を製造することはできない。 【解決手段】 粗圧延工程3及び仕上圧延工程6でワー
クロールのバックアップ力を強化した高圧下圧延機を用
い、クロップ切断工程5でレーザー切断機を用い、巻取
前処理工程7において冷却工程30とは別に温調工程3
1をも組み込み、巻取工程8では尾端強圧が可能で且つ
マンドレルの拡縮を径方向直動型とした巻取機を用い
た。
板を製造することはできない。 【解決手段】 粗圧延工程3及び仕上圧延工程6でワー
クロールのバックアップ力を強化した高圧下圧延機を用
い、クロップ切断工程5でレーザー切断機を用い、巻取
前処理工程7において冷却工程30とは別に温調工程3
1をも組み込み、巻取工程8では尾端強圧が可能で且つ
マンドレルの拡縮を径方向直動型とした巻取機を用い
た。
Description
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、高強度鋼板の圧延
設備列に関するものである。
設備列に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、熱間圧延によって得られている鋼
板の強度は、高くても2〜3GPa程度である。このよ
うな中で、鋼板の高強度化は時代の流れとして常に、開
発テーマの一つに掲げられている。そして、近時、実験
室レベルでは、従来の2〜4倍の高強度を得ることに成
功している。
板の強度は、高くても2〜3GPa程度である。このよ
うな中で、鋼板の高強度化は時代の流れとして常に、開
発テーマの一つに掲げられている。そして、近時、実験
室レベルでは、従来の2〜4倍の高強度を得ることに成
功している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような高強度
鋼板の製造が実操業下において可能になると、当然のこ
とながら、現在使われている一般型の圧延設備列をその
まま高強度鋼板の製造に用いることは不可能であり、そ
の要所要所において、高強度鋼板を対象とする場合の増
強対策が必要になってくる。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであって、高強度鋼板の圧延を可能とす
る高強度鋼板の圧延設備列を提供することを目的とす
る。
鋼板の製造が実操業下において可能になると、当然のこ
とながら、現在使われている一般型の圧延設備列をその
まま高強度鋼板の製造に用いることは不可能であり、そ
の要所要所において、高強度鋼板を対象とする場合の増
強対策が必要になってくる。本発明は、上記事情に鑑み
てなされたものであって、高強度鋼板の圧延を可能とす
る高強度鋼板の圧延設備列を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】高強度鋼板の製造では、
大圧下によって粒子を細かくして密集させた組成とする
ことになるため、スラブ乃至ストリップ(以下、全ての
状態を含めて「圧延材料」と言う)には圧延方向に対し
て上下・左右へ向けた曲がりや形状的なふくれ等が生じ
易くなる。このようなことから本発明では、圧延材料を
高強度化するため、或いは高強度化された圧延材料を対
象とするための各部の増強に加えて、圧延材料に対する
圧延中の位置拘束や形状的拘束(矯正)等を厳しくし、
また圧延材料の加熱や冷却に関して、常に、均熱化を図
ることを主題としているものである。
大圧下によって粒子を細かくして密集させた組成とする
ことになるため、スラブ乃至ストリップ(以下、全ての
状態を含めて「圧延材料」と言う)には圧延方向に対し
て上下・左右へ向けた曲がりや形状的なふくれ等が生じ
易くなる。このようなことから本発明では、圧延材料を
高強度化するため、或いは高強度化された圧延材料を対
象とするための各部の増強に加えて、圧延材料に対する
圧延中の位置拘束や形状的拘束(矯正)等を厳しくし、
また圧延材料の加熱や冷却に関して、常に、均熱化を図
ることを主題としているものである。
【0005】即ち、本発明に係る高強度鋼板の圧延設備
列では、粗圧延工程、クロップ切断工程、仕上圧延工
程、巻取前処理工程、巻取工程を有したものにおいて、
粗圧延工程及び仕上圧延工程ではワークロールのバック
アップ力を補強した高圧下圧延機を備えたものである。
また、クロップ切断工程にはレーザー切断機を備え、巻
取前処理工程には巻取温度の最終調整をする温調炉を備
え、巻取工程には、尾端強圧が可能で且つマンドレルの
拡縮を径方向直動型とした巻取機を備えているものとし
ている。
列では、粗圧延工程、クロップ切断工程、仕上圧延工
程、巻取前処理工程、巻取工程を有したものにおいて、
粗圧延工程及び仕上圧延工程ではワークロールのバック
アップ力を補強した高圧下圧延機を備えたものである。
また、クロップ切断工程にはレーザー切断機を備え、巻
取前処理工程には巻取温度の最終調整をする温調炉を備
え、巻取工程には、尾端強圧が可能で且つマンドレルの
拡縮を径方向直動型とした巻取機を備えているものとし
ている。
【0006】特に、巻取前処理工程において温調炉を備
えていることは、組成安定化や形状歪の除去、巻取形体
の保持等から、重要となる。粗圧延工程の前段に加熱工
程を設ける場合において、この加熱工程(加熱炉だけで
なく保持炉の場合も含む)においては、ウォーキングビ
ーム炉を用いるものとし、そのうえで全てのスキッドを
圧延材料に対して交互に接触する可動式ビームで支持さ
せる構成とした。このようにすることで、圧延材料に対
するスキッドマークの発生を皆無に近い状態まで減少さ
せることができ、もって圧延材料の均熱化が図れる。
えていることは、組成安定化や形状歪の除去、巻取形体
の保持等から、重要となる。粗圧延工程の前段に加熱工
程を設ける場合において、この加熱工程(加熱炉だけで
なく保持炉の場合も含む)においては、ウォーキングビ
ーム炉を用いるものとし、そのうえで全てのスキッドを
圧延材料に対して交互に接触する可動式ビームで支持さ
せる構成とした。このようにすることで、圧延材料に対
するスキッドマークの発生を皆無に近い状態まで減少さ
せることができ、もって圧延材料の均熱化が図れる。
【0007】なお、このような加熱工程を設けず、連鋳
や分塊後の圧延材料をそのまま粗圧延工程へ送り込むこ
とも、勿論、可能である。粗圧延工程の直前(即ち、加
熱工程等と粗圧延工程との間)、仕上げ圧延工程の直前
(即ち、クロップ切断工程と仕上圧延工程との間)にお
いては、デスケーリングを行わせるのが好適となる。こ
の場合、このデスケーリングによるスケール除去効果の
良・不良は、圧延材料表面(スケール)に対する水粒子
の衝突エネルギーの大きさによって支配される。
や分塊後の圧延材料をそのまま粗圧延工程へ送り込むこ
とも、勿論、可能である。粗圧延工程の直前(即ち、加
熱工程等と粗圧延工程との間)、仕上げ圧延工程の直前
(即ち、クロップ切断工程と仕上圧延工程との間)にお
いては、デスケーリングを行わせるのが好適となる。こ
の場合、このデスケーリングによるスケール除去効果の
良・不良は、圧延材料表面(スケール)に対する水粒子
の衝突エネルギーの大きさによって支配される。
【0008】そこで、このデスケーリングでは、超高圧
水又は超臨界水を用いるデスケーリング装置によって行
うものとする。ここにおいて超高圧水とは、300kg
f/cm2 を超えて加圧した水(好ましくは400kg
f/cm2 以上の水)であり、また超臨界水とは、数百
kgf/cm2 の内圧に設定した圧力容器内に充満させ
た状態の高温の水を言うものとする。粗圧延工程や仕上
圧延工程で用いる高圧下圧延機の具体的構成としては、
例えば、1本のワークロールにつき、複数本のバックア
ップロールが当接される配置割合のものとし、且つ、各
バックアップロールが径小化されていると共に軸方向で
複数に分割されているものとすればよい。これにより、
バックアップロールとしての巨大化を防止でき、圧延機
全体としても大型化を抑制できることになる。
水又は超臨界水を用いるデスケーリング装置によって行
うものとする。ここにおいて超高圧水とは、300kg
f/cm2 を超えて加圧した水(好ましくは400kg
f/cm2 以上の水)であり、また超臨界水とは、数百
kgf/cm2 の内圧に設定した圧力容器内に充満させ
た状態の高温の水を言うものとする。粗圧延工程や仕上
圧延工程で用いる高圧下圧延機の具体的構成としては、
例えば、1本のワークロールにつき、複数本のバックア
ップロールが当接される配置割合のものとし、且つ、各
バックアップロールが径小化されていると共に軸方向で
複数に分割されているものとすればよい。これにより、
バックアップロールとしての巨大化を防止でき、圧延機
全体としても大型化を抑制できることになる。
【0009】巻取前処理工程において、温調炉より一次
側に冷却工程(焼入れ等を含む)を組み込む場合、圧延
材料が高温化されていることに伴って急速冷却を行う必
要が生じてくるが、これを可能にするには圧延材料表面
に対して多量の水を接触させるのが効果的となる。そこ
で、この冷却工程では、ドブ漬け槽を具備させる構成と
する。このドブ漬け槽の一次側に、ラミナ方式やスプレ
ー方式等の冷却装置を組み合わせるかたちで実施すると
一層よい。なお、仕上圧延工程では、上記したように圧
延材料の曲がりを可及的に防止するために、入側及び所
定スタンド間にサイドガイド又はエッジャーミル等を用
いた幅挟圧手段を配置しておくのが好適となる。
側に冷却工程(焼入れ等を含む)を組み込む場合、圧延
材料が高温化されていることに伴って急速冷却を行う必
要が生じてくるが、これを可能にするには圧延材料表面
に対して多量の水を接触させるのが効果的となる。そこ
で、この冷却工程では、ドブ漬け槽を具備させる構成と
する。このドブ漬け槽の一次側に、ラミナ方式やスプレ
ー方式等の冷却装置を組み合わせるかたちで実施すると
一層よい。なお、仕上圧延工程では、上記したように圧
延材料の曲がりを可及的に防止するために、入側及び所
定スタンド間にサイドガイド又はエッジャーミル等を用
いた幅挟圧手段を配置しておくのが好適となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る高強度鋼板
の圧延設備列1の一実施形態を示したもので、この圧延
設備列1は、加熱工程2、粗圧延工程3、熱処理工程
4、クロップ切断工程5、仕上圧延工程6、巻取前処理
工程7、巻取工程8を有している。加熱工程2では、通
常厚圧延材料連鋳10に対応して設けられる加熱炉11
や、薄圧延材料連鋳12に対応して設けられる保持炉1
3、又はその他、分塊(図示略)に対応して設けられる
加熱炉等(以下、これらを総じて単に「加熱炉11等」
と言う)として、ウォーキングビーム炉が用いられてい
る。
施の形態を説明する。図1は、本発明に係る高強度鋼板
の圧延設備列1の一実施形態を示したもので、この圧延
設備列1は、加熱工程2、粗圧延工程3、熱処理工程
4、クロップ切断工程5、仕上圧延工程6、巻取前処理
工程7、巻取工程8を有している。加熱工程2では、通
常厚圧延材料連鋳10に対応して設けられる加熱炉11
や、薄圧延材料連鋳12に対応して設けられる保持炉1
3、又はその他、分塊(図示略)に対応して設けられる
加熱炉等(以下、これらを総じて単に「加熱炉11等」
と言う)として、ウォーキングビーム炉が用いられてい
る。
【0011】そして、このウォーキングビーム炉は、図
2及び図3に示すように、圧延材料16の流れ方向(通
板方向)に間隔を有して設けた全てのスキッド14が、
立体方形運動を繰り返し行う可動式ビーム15A〜15
Eによって支持された構成となっている。すなわち、図
2に示すようにビーム15A〜15Eのうち、ビーム1
5A,15C,15Eが上昇するとき、ビーム15B及
び15Dは下降状態にあり、またビーム15A,15
C,15Eが前進後に下降するとき、ビーム15B及び
15Dはこれと同期的に後進して上昇するといった具合
に、1個おきに並ぶ配置のビームがそれぞれ1グループ
となって、各グループ相互間で半サイクルずれた動きを
行って、圧延材料16を進行させるようになっている。
2及び図3に示すように、圧延材料16の流れ方向(通
板方向)に間隔を有して設けた全てのスキッド14が、
立体方形運動を繰り返し行う可動式ビーム15A〜15
Eによって支持された構成となっている。すなわち、図
2に示すようにビーム15A〜15Eのうち、ビーム1
5A,15C,15Eが上昇するとき、ビーム15B及
び15Dは下降状態にあり、またビーム15A,15
C,15Eが前進後に下降するとき、ビーム15B及び
15Dはこれと同期的に後進して上昇するといった具合
に、1個おきに並ぶ配置のビームがそれぞれ1グループ
となって、各グループ相互間で半サイクルずれた動きを
行って、圧延材料16を進行させるようになっている。
【0012】従って、圧延材料16の底面は、ビーム1
5A,15C,15Eのスキッド14と接触したり、ビ
ーム15B及び15Dのスキッド14と接触したりを交
互に繰り返し、しかも個々のスキッド14が送り方向に
おいて常に位置ズレして当接するようになることから、
総合的にみてスキッド14との接触機会が極めて減少さ
れるかたちとなる。このようなことから、圧延材料16
が加熱炉11等を通過することによっても、圧延材料1
6の底面に対してスキッドマーク(低温部)が生じるこ
とは殆どないものとなり、その結果、圧延材料16の均
熱化が図られることになる。このことは、圧延材料16
において、それ以降の粗圧延工程3や仕上圧延工程6等
で圧延方向に対する上下方向又は左右方向への曲がりを
発生させないようにするという点で、極めて重要であ
り、また有益となっている。
5A,15C,15Eのスキッド14と接触したり、ビ
ーム15B及び15Dのスキッド14と接触したりを交
互に繰り返し、しかも個々のスキッド14が送り方向に
おいて常に位置ズレして当接するようになることから、
総合的にみてスキッド14との接触機会が極めて減少さ
れるかたちとなる。このようなことから、圧延材料16
が加熱炉11等を通過することによっても、圧延材料1
6の底面に対してスキッドマーク(低温部)が生じるこ
とは殆どないものとなり、その結果、圧延材料16の均
熱化が図られることになる。このことは、圧延材料16
において、それ以降の粗圧延工程3や仕上圧延工程6等
で圧延方向に対する上下方向又は左右方向への曲がりを
発生させないようにするという点で、極めて重要であ
り、また有益となっている。
【0013】なお、上記加熱炉11等の炉内に設けるバ
ーナー(図示略)の配置数を多くして、圧延材料16の
表面温度に温度ムラが生じないように積極的に措置する
ことも、有効な手段である。粗圧延工程3及び仕上圧延
工程6では、図4及び図5に示すような高圧下圧延機1
8が備えられている。この高圧下圧延機18が、従来技
術で説明した一般型の圧延設備(以下、「一般型設備」
と言う)で用いられたものと異なるところは、1本のワ
ークロール19につき、その外周面に複数本のバックア
ップロール20が当接されており、また各バックアップ
ロール20は、径小化されていると共に軸方向で複数に
分割されている点にある。
ーナー(図示略)の配置数を多くして、圧延材料16の
表面温度に温度ムラが生じないように積極的に措置する
ことも、有効な手段である。粗圧延工程3及び仕上圧延
工程6では、図4及び図5に示すような高圧下圧延機1
8が備えられている。この高圧下圧延機18が、従来技
術で説明した一般型の圧延設備(以下、「一般型設備」
と言う)で用いられたものと異なるところは、1本のワ
ークロール19につき、その外周面に複数本のバックア
ップロール20が当接されており、また各バックアップ
ロール20は、径小化されていると共に軸方向で複数に
分割されている点にある。
【0014】このような構成にすると、ワークロール1
9に対するバックアップ力が増強されることに起因し
て、圧延荷重を8000トン〜20000トンにも高め
た大圧下をかけることができる(一般型設備のそれでは
4000トン〜5000トン程度)ことになる。しか
も、それでいてバックアップロール20の巨大化の抑制
はもとより、圧延機としての大型化、高コスト化、メン
テナンスの面倒化等を抑制できるものであり、且つ、バ
ックアップロール20としての潤滑管理の簡素化及び上
下共通化(互換性)等も可能になるといった、種々の利
点が得られる。
9に対するバックアップ力が増強されることに起因し
て、圧延荷重を8000トン〜20000トンにも高め
た大圧下をかけることができる(一般型設備のそれでは
4000トン〜5000トン程度)ことになる。しか
も、それでいてバックアップロール20の巨大化の抑制
はもとより、圧延機としての大型化、高コスト化、メン
テナンスの面倒化等を抑制できるものであり、且つ、バ
ックアップロール20としての潤滑管理の簡素化及び上
下共通化(互換性)等も可能になるといった、種々の利
点が得られる。
【0015】なお、このような大圧下ではそれだけ加工
熱も高くなるので、ワークロール19及びバックアップ
ロール20に対するロール冷却機能も高めておくのが好
適となる。また、ワークロール19にロールベンダ機能
を持たせることは当然のこととしても、更に各バックア
ップロール20のロールフレーム21にも、その長手方
向(バックアップロール20の軸方向)の複数箇所にサ
ーボ式油圧シリンダ(図示略)を設けておき、バックア
ップロール20に必要に応じてクラウニングを施せるよ
うにしておくのが好適である。
熱も高くなるので、ワークロール19及びバックアップ
ロール20に対するロール冷却機能も高めておくのが好
適となる。また、ワークロール19にロールベンダ機能
を持たせることは当然のこととしても、更に各バックア
ップロール20のロールフレーム21にも、その長手方
向(バックアップロール20の軸方向)の複数箇所にサ
ーボ式油圧シリンダ(図示略)を設けておき、バックア
ップロール20に必要に応じてクラウニングを施せるよ
うにしておくのが好適である。
【0016】一方、上記のようにワークロール19の外
周面複数箇所をバックアップロール20で押圧する方式
にすると、大圧下を課すことにも関連して、ワークロー
ル19が圧延材料23の走行に連れて位置ズレを起こす
ことにも対策を講じておく必要がある。すなわち、もし
このような位置ズレが生じると、各バックアップロール
20によるワークロール19への押圧力に不均衡が生
じ、殊に圧延方向下流側のバックアップロール20に対
しては当接面圧が異常に高くなるということが起こるお
それがあるからである。
周面複数箇所をバックアップロール20で押圧する方式
にすると、大圧下を課すことにも関連して、ワークロー
ル19が圧延材料23の走行に連れて位置ズレを起こす
ことにも対策を講じておく必要がある。すなわち、もし
このような位置ズレが生じると、各バックアップロール
20によるワークロール19への押圧力に不均衡が生
じ、殊に圧延方向下流側のバックアップロール20に対
しては当接面圧が異常に高くなるということが起こるお
それがあるからである。
【0017】そこで、ワークロール19の軸受部や各バ
ックアップロール20の軸受部に、圧延方向に沿った移
動を阻止するための機構、例えば油圧クランプ等による
位置拘束手段(図示略)を付加しておくのが好適とな
る。これにより、各圧延機18の平行剛性も確保できる
ことになり、ひいては大圧下状況下で発生し易いキャン
バー等を抑制する効果も得られて、一層好適となる。な
お、粗圧延工程3では、上記構成の高圧下圧延機18を
備えることでスタンド数を1台だけに減らすことができ
(一般型設備のそれでは3〜5台を必要としていた)、
これによってリバース化が採用できることになるため、
圧延加工量を任意に設定できることになる。この場合
は、幅又は厚み圧延用のミル25(図1参照)を併設さ
せておき、各パスごとに圧延材料の形状矯正を行うよう
にするのが好適となる。また、粗圧延工程3における入
出側の両方でデスケーリングを行うのが好ましい。この
デスケーリングについては後述する。
ックアップロール20の軸受部に、圧延方向に沿った移
動を阻止するための機構、例えば油圧クランプ等による
位置拘束手段(図示略)を付加しておくのが好適とな
る。これにより、各圧延機18の平行剛性も確保できる
ことになり、ひいては大圧下状況下で発生し易いキャン
バー等を抑制する効果も得られて、一層好適となる。な
お、粗圧延工程3では、上記構成の高圧下圧延機18を
備えることでスタンド数を1台だけに減らすことができ
(一般型設備のそれでは3〜5台を必要としていた)、
これによってリバース化が採用できることになるため、
圧延加工量を任意に設定できることになる。この場合
は、幅又は厚み圧延用のミル25(図1参照)を併設さ
せておき、各パスごとに圧延材料の形状矯正を行うよう
にするのが好適となる。また、粗圧延工程3における入
出側の両方でデスケーリングを行うのが好ましい。この
デスケーリングについては後述する。
【0018】仕上圧延工程6でも、上記構成の高圧下圧
延機18を備えることでスタンド数を3台前後に減らす
ことができる(一般型設備のそれでは6〜7台を必要と
していたのでその半減に相当する)。この仕上圧延工程
6では、その入側、及び所定のスタンド間にサイドガイ
ド又はエッジャーミル等を用いた幅挟圧手段26を配置
して、圧延材料を幅方向において形状拘束させるように
するのが好適とされる。また、この仕上圧延工程6で
は、その入側や、個々のスタンドにおいてデスケーリン
グを行うようにしたり、或いは冷却手段(図示略)を設
けて必要に応じて圧延材料の温度調節を行ったり、更に
出側において板押え用(フライング防止用)のピンチロ
ール(図示略)を設置したりするのが好適である。
延機18を備えることでスタンド数を3台前後に減らす
ことができる(一般型設備のそれでは6〜7台を必要と
していたのでその半減に相当する)。この仕上圧延工程
6では、その入側、及び所定のスタンド間にサイドガイ
ド又はエッジャーミル等を用いた幅挟圧手段26を配置
して、圧延材料を幅方向において形状拘束させるように
するのが好適とされる。また、この仕上圧延工程6で
は、その入側や、個々のスタンドにおいてデスケーリン
グを行うようにしたり、或いは冷却手段(図示略)を設
けて必要に応じて圧延材料の温度調節を行ったり、更に
出側において板押え用(フライング防止用)のピンチロ
ール(図示略)を設置したりするのが好適である。
【0019】また、仕上圧延には油圧式のAGCを付与
することも有効であり、この点については粗圧延につい
ても同様である。粗圧延工程3及び仕上圧延工程6の直
前、経過途中、或いは直後等に行うデスケーリングのう
ち、少なくともこれら各工程の直前のものでは、各圧延
作業が大圧下になることに鑑み、圧延材料に対するスケ
ールの除去を確実に行ってスケール押込み傷の発生等を
防止する必要がある。そこで、このような場合のデスケ
ーリングに用いるデスケーリング装置27,28(図1
参照)では、超高圧水(300kgf/cm2 を超えて
加圧した水(好ましくは400kgf/cm2 以上の
水)を圧延材料へ近距離から噴射する方法、又は超臨界
水(数百kgf/cm2 の内圧に設定した圧力容器内に
充満させた状態の水)の中へ圧延材料を通板させる方法
等を採用するのが好適となる。
することも有効であり、この点については粗圧延につい
ても同様である。粗圧延工程3及び仕上圧延工程6の直
前、経過途中、或いは直後等に行うデスケーリングのう
ち、少なくともこれら各工程の直前のものでは、各圧延
作業が大圧下になることに鑑み、圧延材料に対するスケ
ールの除去を確実に行ってスケール押込み傷の発生等を
防止する必要がある。そこで、このような場合のデスケ
ーリングに用いるデスケーリング装置27,28(図1
参照)では、超高圧水(300kgf/cm2 を超えて
加圧した水(好ましくは400kgf/cm2 以上の
水)を圧延材料へ近距離から噴射する方法、又は超臨界
水(数百kgf/cm2 の内圧に設定した圧力容器内に
充満させた状態の水)の中へ圧延材料を通板させる方法
等を採用するのが好適となる。
【0020】超高圧水を用いる場合、高圧化した分だけ
噴射距離を短くでき、従ってそれだけ使用水量が減るた
め、圧延材料における好まざる温度低下を防止できると
いうことがあり、これによって熱損或いは温度ムラの発
生等を防止できるという利点にも繋がる。熱処理工程4
では、加工熱が増大することに鑑みて水使用の適宜冷却
装置を設けたり、反対に冷却過多となった場合や温度ム
ラが生じたときの回復手段としてのエッジヒータ等のラ
フバーヒータ、或いは保熱炉等を設けたりすることが有
効である。
噴射距離を短くでき、従ってそれだけ使用水量が減るた
め、圧延材料における好まざる温度低下を防止できると
いうことがあり、これによって熱損或いは温度ムラの発
生等を防止できるという利点にも繋がる。熱処理工程4
では、加工熱が増大することに鑑みて水使用の適宜冷却
装置を設けたり、反対に冷却過多となった場合や温度ム
ラが生じたときの回復手段としてのエッジヒータ等のラ
フバーヒータ、或いは保熱炉等を設けたりすることが有
効である。
【0021】クロップ切断工程5では、図示は省略する
がレーザー切断機が備えられている。このレーザー切断
機は、レーザー照射部を圧延材料と同速で走行させつ
つ、その幅方向へ移動させて切断を行わせるようにした
ものである。なお、高強度鋼板以外の一般の鋼板を製造
する場合への対応を考慮して、このクロップ切断工程5
へはシャーリングをも併設させておき、これらレーザー
切断機とシャーリングとを使い分けるようにしてもよ
い。巻取前処理工程7は、冷却工程30と温調工程31
とを有している。
がレーザー切断機が備えられている。このレーザー切断
機は、レーザー照射部を圧延材料と同速で走行させつ
つ、その幅方向へ移動させて切断を行わせるようにした
ものである。なお、高強度鋼板以外の一般の鋼板を製造
する場合への対応を考慮して、このクロップ切断工程5
へはシャーリングをも併設させておき、これらレーザー
切断機とシャーリングとを使い分けるようにしてもよ
い。巻取前処理工程7は、冷却工程30と温調工程31
とを有している。
【0022】図6に示すように、冷却工程30では、冷
却作用を強化した一次冷却部33を具備させると共に、
焼入れを目的とするような場合であれば、更に積極冷却
を可能にした二次冷却部34をも具備させた構成とす
る。一次冷却部33では、圧延材料35の通板部上方に
該材料35の流れ方向に間隔を有して設けたヘッダ36
から水を棒状に流下させつつその中へ圧延材料35を通
板させるラミナー方式と、圧延材料35の通板部下方に
材料35の流れ方向(通板方向)に間隔を有して設けた
ノズル37から水を噴出させるスプレー方式とを併用し
たものとし、いずれの方式でも、水圧を一般型のものの
2〜3倍程度に高めるようにする。
却作用を強化した一次冷却部33を具備させると共に、
焼入れを目的とするような場合であれば、更に積極冷却
を可能にした二次冷却部34をも具備させた構成とす
る。一次冷却部33では、圧延材料35の通板部上方に
該材料35の流れ方向に間隔を有して設けたヘッダ36
から水を棒状に流下させつつその中へ圧延材料35を通
板させるラミナー方式と、圧延材料35の通板部下方に
材料35の流れ方向(通板方向)に間隔を有して設けた
ノズル37から水を噴出させるスプレー方式とを併用し
たものとし、いずれの方式でも、水圧を一般型のものの
2〜3倍程度に高めるようにする。
【0023】なお、圧延材料35の上面側も、下面側と
同じくスプレー方式によって冷却させるようにしてもよ
い。また、二次冷却部34では、ドブ漬け槽39を用い
たものとして、このドブ漬け槽39内へ圧延材料35を
通板させる方式を採用している。このドブ漬け槽39の
構造としては、例えば、圧延材料35の通板レベルを境
に槽全体を上下に分割可能にしておき、ストッリプ35
の通板時にこれら上下の槽部を合体させ、槽内部の通板
レベルに対して水をオーバーフロー状態に注水し続ける
ようなものとすればよい。
同じくスプレー方式によって冷却させるようにしてもよ
い。また、二次冷却部34では、ドブ漬け槽39を用い
たものとして、このドブ漬け槽39内へ圧延材料35を
通板させる方式を採用している。このドブ漬け槽39の
構造としては、例えば、圧延材料35の通板レベルを境
に槽全体を上下に分割可能にしておき、ストッリプ35
の通板時にこれら上下の槽部を合体させ、槽内部の通板
レベルに対して水をオーバーフロー状態に注水し続ける
ようなものとすればよい。
【0024】ただ、この場合、圧延材料35の先端部を
ドブ漬け槽39内へ通すようにすると、圧延材料35に
大きな曲がりを誘発するおそれがあるため、圧延材料3
5の先端部がある程度通過した後で、上下の槽部を合体
させる(水冷を開始する)といった方策を採るのが好適
となる。この冷却工程30では、必要に応じて二次冷却
部34の出側にルーパー(図示略)を設ければよい。温
調工程31には、電磁力利用の昇温装置やバーナー等
(図示略)を具備した温調炉が用いられている。従って
この温調工程31により、圧延材料は、その巻き取り前
に更に巻取温度の最終調整が行われ、冷却部30での冷
却不足や温度ムラが解消され、これによって組成安定化
や形状歪の除去が図られると共に、次の巻取工程8を経
た段階で巻取形体が正常に保持される等の作用が得られ
るものとなっている。
ドブ漬け槽39内へ通すようにすると、圧延材料35に
大きな曲がりを誘発するおそれがあるため、圧延材料3
5の先端部がある程度通過した後で、上下の槽部を合体
させる(水冷を開始する)といった方策を採るのが好適
となる。この冷却工程30では、必要に応じて二次冷却
部34の出側にルーパー(図示略)を設ければよい。温
調工程31には、電磁力利用の昇温装置やバーナー等
(図示略)を具備した温調炉が用いられている。従って
この温調工程31により、圧延材料は、その巻き取り前
に更に巻取温度の最終調整が行われ、冷却部30での冷
却不足や温度ムラが解消され、これによって組成安定化
や形状歪の除去が図られると共に、次の巻取工程8を経
た段階で巻取形体が正常に保持される等の作用が得られ
るものとなっている。
【0025】巻取工程8では、図7に示すような巻取機
43が備えられる。すなわち、この巻取機43は、圧延
材料44をピンチロール45及びスロートガイド46に
よってマンドレル47へ誘導し、このマンドレル47を
取り囲んで設けられた複数のラッパロール48で巻き締
めながら、圧延材料44を、回転するマンドレル47ま
わりへ巻き取ってゆくようになったもので、更に、各ラ
ッパロール48の周方向中間位置等を利用して、補助ロ
ーラ49が設けられている。これら補助ローラ49は、
サーボ式油圧装置(図示略)等によってマンドレル47
に対する径方向移動が可能になっており、少なくとも圧
延材料44の終端部(それ以外でもよい)がマンドレル
47へと送り込まれるときに俊敏に縮径方向へ移動し
て、圧延材料44の尾端を強圧可能になったものであ
る。これによって、強い抗張力を有した圧延材料44で
も、綺麗なロール形体で、且つ確実に巻き取りできるよ
うにしている。
43が備えられる。すなわち、この巻取機43は、圧延
材料44をピンチロール45及びスロートガイド46に
よってマンドレル47へ誘導し、このマンドレル47を
取り囲んで設けられた複数のラッパロール48で巻き締
めながら、圧延材料44を、回転するマンドレル47ま
わりへ巻き取ってゆくようになったもので、更に、各ラ
ッパロール48の周方向中間位置等を利用して、補助ロ
ーラ49が設けられている。これら補助ローラ49は、
サーボ式油圧装置(図示略)等によってマンドレル47
に対する径方向移動が可能になっており、少なくとも圧
延材料44の終端部(それ以外でもよい)がマンドレル
47へと送り込まれるときに俊敏に縮径方向へ移動し
て、圧延材料44の尾端を強圧可能になったものであ
る。これによって、強い抗張力を有した圧延材料44で
も、綺麗なロール形体で、且つ確実に巻き取りできるよ
うにしている。
【0026】なお、補助ローラ49の個数は、特に限定
されるものではない。また図8に示すように、マンドレ
ル47は、基軸52に対し、そのまわりを囲むように複
数のセグメント53が設けられて、これらセグメント5
3が径方向直動型の駆動具54によって拡縮動を行うよ
うに構成されている。駆動具54には、サーボ式油圧シ
リンダ等が用いられている。すなわち、セグメント53
の拡縮動は駆動具54の直接的な直線動作が駆動源であ
り、従来とは異なり、軸心部(上記基軸52に相当する
部分)の軸移動でテーパカム機構又はリンク機構等を介
してセグメント53を拡縮動させるものではないので、
テーパカム機構やリンク機構等が過大荷重によって磨
耗、焼き付け、又はその他の損傷を起こすということが
なく、セグメント53の確実な拡縮動が得られることに
なる。
されるものではない。また図8に示すように、マンドレ
ル47は、基軸52に対し、そのまわりを囲むように複
数のセグメント53が設けられて、これらセグメント5
3が径方向直動型の駆動具54によって拡縮動を行うよ
うに構成されている。駆動具54には、サーボ式油圧シ
リンダ等が用いられている。すなわち、セグメント53
の拡縮動は駆動具54の直接的な直線動作が駆動源であ
り、従来とは異なり、軸心部(上記基軸52に相当する
部分)の軸移動でテーパカム機構又はリンク機構等を介
してセグメント53を拡縮動させるものではないので、
テーパカム機構やリンク機構等が過大荷重によって磨
耗、焼き付け、又はその他の損傷を起こすということが
なく、セグメント53の確実な拡縮動が得られることに
なる。
【0027】従って、巻き取りの終了したコイルの取り
出し等も確実に行えるものである。この巻取機43で
は、マンドレル47の回転駆動手段において回転トルク
を増強したり、ピンチロール45、スロートガイド4
6、ラッパロール48及びマンドレル47自体を、高張
力に耐える堅牢なものにしたりすることが好ましいこと
は、言うまでもない。なお、本実施形態では、連続圧延
を可能にするため、粗圧延工程3と仕上圧延工程6との
間にクロップ切断工程5を迂回するかたちでコイルボッ
クス60、突発巻取への吐き出し路61、先後端矯正プ
レス(又はレベラー)62、接合機63等を設けてお
り、従って、これら各設備においても、堅牢構造、補強
構造、出力増強等の適宜措置を施してある。
出し等も確実に行えるものである。この巻取機43で
は、マンドレル47の回転駆動手段において回転トルク
を増強したり、ピンチロール45、スロートガイド4
6、ラッパロール48及びマンドレル47自体を、高張
力に耐える堅牢なものにしたりすることが好ましいこと
は、言うまでもない。なお、本実施形態では、連続圧延
を可能にするため、粗圧延工程3と仕上圧延工程6との
間にクロップ切断工程5を迂回するかたちでコイルボッ
クス60、突発巻取への吐き出し路61、先後端矯正プ
レス(又はレベラー)62、接合機63等を設けてお
り、従って、これら各設備においても、堅牢構造、補強
構造、出力増強等の適宜措置を施してある。
【0028】このような圧延設備列1により、高強度鋼
板の製造が可能になる。ところで、本発明は、上記実施
形態に限定されるものではなく、各工程の組み替えやそ
の取捨選択、或いは各工程で使用する設備等において、
実施の態様に応じて適宜変更可能である。
板の製造が可能になる。ところで、本発明は、上記実施
形態に限定されるものではなく、各工程の組み替えやそ
の取捨選択、或いは各工程で使用する設備等において、
実施の態様に応じて適宜変更可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る高強度鋼板の圧延設備列により、従来の2〜4倍
の高強度を有した高強度鋼板の圧延が可能になる。
に係る高強度鋼板の圧延設備列により、従来の2〜4倍
の高強度を有した高強度鋼板の圧延が可能になる。
【図1】本発明に係る高強度鋼板の圧延設備列における
一実施形態を示したフロー図である。
一実施形態を示したフロー図である。
【図2】加熱工程で用いるウォーキングビーム炉を概略
的に示す要部正面断面図である。
的に示す要部正面断面図である。
【図3】図2に続く動作状況を示した要部正面断面図で
ある。
ある。
【図4】粗圧延工程及び仕上圧延工程で用いる高圧下圧
延機を概略的に示す側面図である。
延機を概略的に示す側面図である。
【図5】図4のA−A線矢視図である。
【図6】巻取前処理工程中の冷却工程を概略的に示した
側断面図である。
側断面図である。
【図7】巻取工程で用いる巻取機を概略的に示す側面図
である。
である。
【図8】巻取機の要部(マンドレル)側断面図である。
1 圧延設備列 2 加熱工程 3 粗圧延工程 4 熱処理工程 5 クロップ切断工程 6 仕上圧延工程 7 巻取前処理工程 8 巻取工程 18 高圧下圧延機 19 ワークロール 14 スキッド 15 ビーム 20 バックアップロール 26 幅挟圧手段 27 デスケーリング装置 28 デスケーリング装置 30 冷却工程 39 ドブ漬け槽 43 巻取機 47 マンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B21B 45/02 320 B21B 45/02 320R 45/08 45/08 F B21C 47/30 B21C 47/30 C21D 1/00 116 C21D 1/00 116C 121 121 C23G 3/00 C23G 3/00 A Fターム(参考) 4E002 AD02 AD05 BD06 BD07 BD08 BD10 CB01 4E026 EA09 EA13 EA14 FB02 4K034 AA01 BA04 BA08 CA01 DB02 DB03 DB04 EA11 EA15 EB41 FA05 FB03 FB11 4K053 PA02 PA12 PA13 SA05 XA17 XA35 XA37 XA38
Claims (6)
- 【請求項1】 粗圧延工程(3)、クロップ切断工程
(5)、仕上圧延工程(6)、巻取前処理工程(7)、
巻取工程(8)を有する圧延設備列において、前記粗圧
延工程(3)及び仕上圧延工程(6)にはワークロール
(19)のバックアップ力を補強した高圧下圧延機(1
8)が備えられ、前記クロップ切断工程(5)にはレー
ザー切断機が備えられ、前記巻取前処理工程(7)には
巻取温度の最終調整をする温調炉が備えられ、前記巻取
工程(8)には尾端強圧が可能で且つマンドレル(4
7)の拡縮を径方向直動型とした巻取機(43)が備え
られていることを特徴とする高強度鋼板の圧延設備列。 - 【請求項2】 粗圧延工程(3)の前段に加熱工程
(2)を設け、該加熱工程(2)では、圧延材料(1
6)の流れ方向に間隔を有して列設したスキッド(1
4)を可動式ビーム(15A〜15E)で支持させてい
るとともに、該スキッド(14)は圧延材料(16)に
対して交互に接触する構成であることを特徴とする請求
項1記載の高強度鋼板の圧延設備列。 - 【請求項3】 粗圧延工程(3)の前段に加熱工程
(2)を設け、この加熱工程(2)と粗圧延工程(3)
の間又はクロップ切断工程(5)と仕上げ圧延工程
(6)の間に、超高圧水又は超臨界水を用いたデスケー
リング装置(27)(28)が設けられていることを特
徴とする請求項1又は請求項2記載の高強度鋼板の圧延
設備列。 - 【請求項4】 巻取前処理工程(7)には、ドブ漬け槽
(39)を具備する冷却工程(30)が組み込まれてい
ることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに
記載の高強度鋼板の圧延設備列。 - 【請求項5】 粗圧延工程(3)及び仕上圧延工程
(6)に備えている高圧下圧延機(18)は、1本のワ
ークロール(19)につき複数本のバックアップロール
(20)が当接され、各バックアップロール(20)は
径小化されていると共に軸方向で複数に分割されている
ものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれかに記載の高強度鋼板の圧延設備列。 - 【請求項6】 仕上圧延工程(6)には、入側及び所定
スタンド間に幅挟圧手段(26)が配置されていること
を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の
高強度鋼板の圧延設備列。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11053276A JP2000246309A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 高強度鋼板の圧延設備列 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11053276A JP2000246309A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 高強度鋼板の圧延設備列 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000246309A true JP2000246309A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12938227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11053276A Pending JP2000246309A (ja) | 1999-03-01 | 1999-03-01 | 高強度鋼板の圧延設備列 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000246309A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004306111A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 熱間圧延設備 |
| WO2008156106A1 (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Ihi Corporation | 熱間圧延装置 |
| JP2010162593A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り方法および巻き取り装置 |
| JP2010162594A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り方法および巻き取り装置 |
| JP2010162595A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り設備および巻き取り方法 |
| CN102337453A (zh) * | 2011-07-19 | 2012-02-01 | 燕山大学 | 一种提高低碳结构钢塑变抗力的方法 |
| JP2012512746A (ja) * | 2009-06-23 | 2012-06-07 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | スラブを加工する方法と装置 |
-
1999
- 1999-03-01 JP JP11053276A patent/JP2000246309A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004306111A (ja) * | 2003-04-09 | 2004-11-04 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 熱間圧延設備 |
| WO2008156106A1 (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-24 | Ihi Corporation | 熱間圧延装置 |
| JP2008307596A (ja) * | 2007-06-18 | 2008-12-25 | Ihi Metaltech Co Ltd | 熱間圧延装置 |
| US8555687B2 (en) | 2007-06-18 | 2013-10-15 | Ihi Corporation | Hot rolling apparatus |
| JP2010162593A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り方法および巻き取り装置 |
| JP2010162594A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り方法および巻き取り装置 |
| JP2010162595A (ja) * | 2009-01-19 | 2010-07-29 | Jfe Steel Corp | 高強度厚肉熱延鋼板の巻き取り設備および巻き取り方法 |
| JP2012512746A (ja) * | 2009-06-23 | 2012-06-07 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | スラブを加工する方法と装置 |
| CN102337453A (zh) * | 2011-07-19 | 2012-02-01 | 燕山大学 | 一种提高低碳结构钢塑变抗力的方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| RU2653518C2 (ru) | Способ и устройство для быстрой выгрузки толстых стальных листов из прокатного стана | |
| CN109226257A (zh) | 一种板炉卷轧机轧制板材的方法及其生产线 | |
| JPH09287028A (ja) | 継目無鋼管の製造方法および製造設備 | |
| JP7594532B2 (ja) | ステンレス鋼の帯を製造するための方法 | |
| CN110087801B (zh) | 用于在铸轧复合设备中连续制造卷绕的热轧带钢的方法 | |
| KR102264400B1 (ko) | 금속 스트립을 위한 연속주조 및 열간압연 복합장치 | |
| CN113118783B (zh) | 一种1.5~4mm规格低碳钢横折缺陷控制方法 | |
| EP3595821B1 (en) | Combined continuous casting and metal strip hot-rolling plant | |
| WO2004000476A1 (en) | Hot rolling method and apparatus for hot steel sheet | |
| JP2022107666A (ja) | 金属帯材および板材のマルチモード製造のためのプラントおよび方法 | |
| JP6172107B2 (ja) | 熱延鋼板の圧延方法 | |
| JP3691996B2 (ja) | ステッケル熱間圧延設備 | |
| JP2000246309A (ja) | 高強度鋼板の圧延設備列 | |
| JP2016078026A (ja) | 熱延鋼板の圧延方法 | |
| KR19980032838A (ko) | 스테인레스 강 스트립의 제조 방법 | |
| KR20110103459A (ko) | 스테인레스 강 스트립을 풀림 및 스케일 제거하기 위한 방법과 장치 | |
| US6089063A (en) | Method of and apparatus for producing rolled or cast metal strip with descaled surfaces | |
| JP2639001B2 (ja) | 圧延設備 | |
| JP2001162305A (ja) | 鋼管の製造方法 | |
| JP4808068B2 (ja) | 鋼片の圧延方法 | |
| JP4760403B2 (ja) | サーマルクラウン制御装置、圧延機及びその圧延機を用いた金属帯の製造方法 | |
| JP6172110B2 (ja) | 熱延鋼板の圧延方法 | |
| JPH02224801A (ja) | U形鋼矢板の圧延方法 | |
| JP2001047102A (ja) | H形鋼の製造方法 | |
| JP4161453B2 (ja) | 熱間材料の板厚プレス装置 |