JP2000247285A - 自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造 - Google Patents
自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造Info
- Publication number
- JP2000247285A JP2000247285A JP11051712A JP5171299A JP2000247285A JP 2000247285 A JP2000247285 A JP 2000247285A JP 11051712 A JP11051712 A JP 11051712A JP 5171299 A JP5171299 A JP 5171299A JP 2000247285 A JP2000247285 A JP 2000247285A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- final
- gear
- rear axle
- driven gear
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アイドリング時にミッション機構が発生させる
歯打音の防止を図った自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造を提供するにある。 【解決手段】車体に揺動可能に支持されたユニットスイ
ング型エンジンを備えると共に、エンジン本体の駆動力
をアイドルシャフト34を介して後輪を支持するリヤア
クスルシャフト35に伝達する自動二輪車において、ア
イドルシャフト34にファイナルドライブギヤ38を設
け、リヤアクスルシャフト35にファイナルドリブンギ
ヤ39を設けて両ファイナルギヤ38,39を作動連結
させると共に、ファイナルドリブンギヤ39とリヤアク
スルシャフト35とをスプライン嵌合し、この嵌合部分
にガタ43を設けてファイナルドリブンギヤ39および
リヤアクスルシャフト35が互いに周方向に揺動可能に
構成する一方、ガタ43の量Aを、ファイナルドライブ
ギヤ38およびファイナルドリブンギヤ39のバックラ
ッシュによる周方向に回転可能な量Bより若干大きく設
定したものである。
歯打音の防止を図った自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造を提供するにある。 【解決手段】車体に揺動可能に支持されたユニットスイ
ング型エンジンを備えると共に、エンジン本体の駆動力
をアイドルシャフト34を介して後輪を支持するリヤア
クスルシャフト35に伝達する自動二輪車において、ア
イドルシャフト34にファイナルドライブギヤ38を設
け、リヤアクスルシャフト35にファイナルドリブンギ
ヤ39を設けて両ファイナルギヤ38,39を作動連結
させると共に、ファイナルドリブンギヤ39とリヤアク
スルシャフト35とをスプライン嵌合し、この嵌合部分
にガタ43を設けてファイナルドリブンギヤ39および
リヤアクスルシャフト35が互いに周方向に揺動可能に
構成する一方、ガタ43の量Aを、ファイナルドライブ
ギヤ38およびファイナルドリブンギヤ39のバックラ
ッシュによる周方向に回転可能な量Bより若干大きく設
定したものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車用エン
ジンの歯打音防止構造に関する。
ジンの歯打音防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車用のエンジンとしてユニット
スイング型のエンジンがスクータ型二輪車に多用されて
いる。ユニットスイング型エンジンはエンジン本体と、
このエンジン本体の一側から後方に延びる伝導ケースと
を備え、伝導ケースの後端に駆動輪である後輪が保持さ
れている。伝導ケースはスイングアームを兼ねており、
車体に揺動可能に支持されている。
スイング型のエンジンがスクータ型二輪車に多用されて
いる。ユニットスイング型エンジンはエンジン本体と、
このエンジン本体の一側から後方に延びる伝導ケースと
を備え、伝導ケースの後端に駆動輪である後輪が保持さ
れている。伝導ケースはスイングアームを兼ねており、
車体に揺動可能に支持されている。
【0003】エンジンの回転力は、通常自動変速機から
遠心クラッチ機構および歯車減速機構であるミッション
機構を介して後輪軸であるリヤアクスルシャフトに伝達
されるようになっている。
遠心クラッチ機構および歯車減速機構であるミッション
機構を介して後輪軸であるリヤアクスルシャフトに伝達
されるようになっている。
【0004】ミッション機構は遠心クラッチ機構に接続
されたドライブシャフトとこのドライブシャフトの回転
を減速してリヤアクスルシャフトに伝達するアイドルシ
ャフトを備えており、各シャフトはこれらのシャフトに
圧入またはスプライン嵌合されたギヤによって作動連結
されている。
されたドライブシャフトとこのドライブシャフトの回転
を減速してリヤアクスルシャフトに伝達するアイドルシ
ャフトを備えており、各シャフトはこれらのシャフトに
圧入またはスプライン嵌合されたギヤによって作動連結
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユニッ
トスイング型エンジンを備えた自動二輪車の場合、エン
ジンのアイドリング時に後輪を接地させた状態にする
と、例えば特公平7−115596号公報や特許第27
93285号公報に述べられているように、ミッション
機構内のギヤが歯打音を発生させるといった問題が生じ
る。
トスイング型エンジンを備えた自動二輪車の場合、エン
ジンのアイドリング時に後輪を接地させた状態にする
と、例えば特公平7−115596号公報や特許第27
93285号公報に述べられているように、ミッション
機構内のギヤが歯打音を発生させるといった問題が生じ
る。
【0006】歯打音を低減させるには、各ギヤ間のバッ
クラッシュを小さくする方法があるが、バックラッシュ
を極端に小さくしない限り効果は得られず、またバック
ラッシュの極めて小さいギヤは生産性がないため、現実
性に乏しい。
クラッシュを小さくする方法があるが、バックラッシュ
を極端に小さくしない限り効果は得られず、またバック
ラッシュの極めて小さいギヤは生産性がないため、現実
性に乏しい。
【0007】また、バックラッシュを大きくすることで
エンジンアイドリング時の歯打音を低減させることはで
きるが、走行中に騒音を発生させることになり、やはり
好ましいものではない。
エンジンアイドリング時の歯打音を低減させることはで
きるが、走行中に騒音を発生させることになり、やはり
好ましいものではない。
【0008】さらに、例えば特公平7−115596号
公報や特許第2793285号公報に示すように、バッ
クラッシュを除去する手段を設けたものもあるが、構造
が複雑になって部品点数や組付け工程数の増加を招き、
コストアップに繋がる。
公報や特許第2793285号公報に示すように、バッ
クラッシュを除去する手段を設けたものもあるが、構造
が複雑になって部品点数や組付け工程数の増加を招き、
コストアップに繋がる。
【0009】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、アイドリング時にミッション機構が発生させる
歯打音の防止を図った自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造を提供することを目的とする。
もので、アイドリング時にミッション機構が発生させる
歯打音の防止を図った自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る自動二輪車
用エンジンの歯打音防止構造は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、車体に揺動可能
に支持されたユニットスイング型エンジンを備えると共
に、エンジン本体の駆動力をアイドルシャフトを介して
後輪を支持するリヤアクスルシャフトに伝達する自動二
輪車において、上記アイドルシャフトにファイナルドラ
イブギヤを設け、上記リヤアクスルシャフトにファイナ
ルドリブンギヤを設けて両ファイナルギヤを作動連結さ
せると共に、上記ファイナルドリブンギヤと上記リヤア
クスルシャフトとをスプライン嵌合し、この嵌合部分に
ガタを設けて上記ファイナルドリブンギヤおよび上記リ
ヤアクスルシャフトが互いに周方向に揺動可能に構成す
る一方、上記ガタの量を、上記ファイナルドライブギヤ
およびファイナルドリブンギヤのバックラッシュによる
周方向に回転可能な量より若干大きく設定したものであ
る。
用エンジンの歯打音防止構造は、上述した課題を解決す
るために、請求項1に記載したように、車体に揺動可能
に支持されたユニットスイング型エンジンを備えると共
に、エンジン本体の駆動力をアイドルシャフトを介して
後輪を支持するリヤアクスルシャフトに伝達する自動二
輪車において、上記アイドルシャフトにファイナルドラ
イブギヤを設け、上記リヤアクスルシャフトにファイナ
ルドリブンギヤを設けて両ファイナルギヤを作動連結さ
せると共に、上記ファイナルドリブンギヤと上記リヤア
クスルシャフトとをスプライン嵌合し、この嵌合部分に
ガタを設けて上記ファイナルドリブンギヤおよび上記リ
ヤアクスルシャフトが互いに周方向に揺動可能に構成す
る一方、上記ガタの量を、上記ファイナルドライブギヤ
およびファイナルドリブンギヤのバックラッシュによる
周方向に回転可能な量より若干大きく設定したものであ
る。
【0011】また、上述した課題を解決するために、請
求項2に記載したように、上記ファイナルドリブンギヤ
の径を上記ファイナルドライブギヤの径より大径とした
ものである。
求項2に記載したように、上記ファイナルドリブンギヤ
の径を上記ファイナルドライブギヤの径より大径とした
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明を適用したスクータ型自
動二輪車の一例を示す左側面図である。図に示すよう
に、このスクータ型自動二輪車1は車体フレーム2を有
し、この車体フレーム2は上下一対のダウンチューブ3
と、これらのダウンチューブ3の後端側から後方に延び
る左右一対のリヤフレーム4とから構成される。
動二輪車の一例を示す左側面図である。図に示すよう
に、このスクータ型自動二輪車1は車体フレーム2を有
し、この車体フレーム2は上下一対のダウンチューブ3
と、これらのダウンチューブ3の後端側から後方に延び
る左右一対のリヤフレーム4とから構成される。
【0014】ダウンチューブ3の前端にはヘッドパイプ
5が設けられる。ヘッドパイプ5には前輪6を回動自在
に支持するフロントフォーク7やハンドルバー8等が設
けられ、このハンドルバー8により前輪6が左右に回動
自在に操舵される。
5が設けられる。ヘッドパイプ5には前輪6を回動自在
に支持するフロントフォーク7やハンドルバー8等が設
けられ、このハンドルバー8により前輪6が左右に回動
自在に操舵される。
【0015】リヤフレーム4の上方にはヘルメット(図
示せず)等を収納可能な物品収納室9が設けられ、物品
収納室9の上方に運転シート10が開閉自在に設置され
る。そして、車体フレーム2はその廻りを車体カバー1
1により覆われる。
示せず)等を収納可能な物品収納室9が設けられ、物品
収納室9の上方に運転シート10が開閉自在に設置され
る。そして、車体フレーム2はその廻りを車体カバー1
1により覆われる。
【0016】車体フレーム2の例えばダウンチューブ3
とリヤフレーム4との結合部には左右一対の補強板12
が設けられ、これらの補強板12間に架設されたピボッ
ト軸13にユニットスイング型エンジン14の前側上部
がリンク15を介してスイング自在に枢着される。
とリヤフレーム4との結合部には左右一対の補強板12
が設けられ、これらの補強板12間に架設されたピボッ
ト軸13にユニットスイング型エンジン14の前側上部
がリンク15を介してスイング自在に枢着される。
【0017】ユニットスイング型エンジン14はエンジ
ン本体16と、このエンジン本体16の一側から後方に
延びる伝導ケース17とを備える。この伝導ケース17
はスイングアームを兼ねており、ダウンチューブ3の中
央下部に設けられたリヤショックアブソーバ18により
車体フレーム2に弾性的に且つ揺動可能に支持される。
そして、伝導ケース17の後端に駆動輪である後輪19
が保持される。
ン本体16と、このエンジン本体16の一側から後方に
延びる伝導ケース17とを備える。この伝導ケース17
はスイングアームを兼ねており、ダウンチューブ3の中
央下部に設けられたリヤショックアブソーバ18により
車体フレーム2に弾性的に且つ揺動可能に支持される。
そして、伝導ケース17の後端に駆動輪である後輪19
が保持される。
【0018】エンジン本体16にはエンジン吸気系を構
成するキャブレタ20が接続され、このキャブレタ20
の上流側には同じくエンジン吸気系を構成するエアクリ
ーナ21が接続される。また、エンジン吸気系の前方下
部には燃料タンク22が配置される。
成するキャブレタ20が接続され、このキャブレタ20
の上流側には同じくエンジン吸気系を構成するエアクリ
ーナ21が接続される。また、エンジン吸気系の前方下
部には燃料タンク22が配置される。
【0019】図2は、ユニットスイング型エンジン14
の平断面図である。図2に示すように、このユニットス
イング型エンジン14の前部にエンジン本体16が配置
される。このエンジン本体16は、図示しないシリンダ
内の図示しないピストンの往復運動がコンロッド23を
介してエンジンケース24内に軸支されたクランクシャ
フト25を回転運動させるものである。
の平断面図である。図2に示すように、このユニットス
イング型エンジン14の前部にエンジン本体16が配置
される。このエンジン本体16は、図示しないシリンダ
内の図示しないピストンの往復運動がコンロッド23を
介してエンジンケース24内に軸支されたクランクシャ
フト25を回転運動させるものである。
【0020】一方、伝導ケース17は伝導ケースカバー
26により覆われてその内部にベルト室27を形成し、
このベルト室27内にベルト式自動変速機28が配置さ
れる。
26により覆われてその内部にベルト室27を形成し、
このベルト室27内にベルト式自動変速機28が配置さ
れる。
【0021】クランクシャフト25の左端部側には、ベ
ルト式自動変速機28のドライブプーリ29が取り付け
られており、Vベルト30を介してドリブンプーリ31
にエンジン本体16の駆動力が伝達される。また、ドリ
ブンプーリ31は伝導ケース17の後方部に設けられた
ドライブシャフト32に回転自在に支持されており、ド
リブンプーリ31に伝達された回転駆動力が例えば遠心
クラッチ機構33を介してドライブシャフト32に伝達
される。
ルト式自動変速機28のドライブプーリ29が取り付け
られており、Vベルト30を介してドリブンプーリ31
にエンジン本体16の駆動力が伝達される。また、ドリ
ブンプーリ31は伝導ケース17の後方部に設けられた
ドライブシャフト32に回転自在に支持されており、ド
リブンプーリ31に伝達された回転駆動力が例えば遠心
クラッチ機構33を介してドライブシャフト32に伝達
される。
【0022】このドライブシャフト32は、アイドルシ
ャフト34を通じてリヤアクスルシャフト35に連結さ
れ、このリヤアクスルシャフト35を介して後輪19に
エンジン本体16の駆動力が伝達される。
ャフト34を通じてリヤアクスルシャフト35に連結さ
れ、このリヤアクスルシャフト35を介して後輪19に
エンジン本体16の駆動力が伝達される。
【0023】ドライブシャフト32にはアイドルドライ
ブギヤ36が例えば一体に形成されると共に、アイドル
シャフト34にはアイドルドライブギヤ36より大径の
アイドルドリブンギヤ37が例えば別体に設けられ、両
アイドルギヤ36,37が噛合うことによりドライブシ
ャフト32の回転力がアイドルシャフト34に減速され
て伝達される。
ブギヤ36が例えば一体に形成されると共に、アイドル
シャフト34にはアイドルドライブギヤ36より大径の
アイドルドリブンギヤ37が例えば別体に設けられ、両
アイドルギヤ36,37が噛合うことによりドライブシ
ャフト32の回転力がアイドルシャフト34に減速され
て伝達される。
【0024】同様に、アイドルシャフト34にはファイ
ナルドライブギヤ38が例えば一体に形成されると共
に、リヤアクスルシャフト35にはファイナルドライブ
ギヤ38の径D1より大径の径D2を有するファイナル
ドリブンギヤ39が例えば別体に設けられ、両ファイナ
ルギヤ38,39が噛合うことによりアイドルシャフト
34の回転力、すなわちドライブシャフト32の回転力
ががリヤアクスルシャフト35に減速されて伝達され
る。
ナルドライブギヤ38が例えば一体に形成されると共
に、リヤアクスルシャフト35にはファイナルドライブ
ギヤ38の径D1より大径の径D2を有するファイナル
ドリブンギヤ39が例えば別体に設けられ、両ファイナ
ルギヤ38,39が噛合うことによりアイドルシャフト
34の回転力、すなわちドライブシャフト32の回転力
ががリヤアクスルシャフト35に減速されて伝達され
る。
【0025】そして、これらのシャフトおよびギヤが歯
車減速機構であり動力伝達装置でもあるミッション機構
40を構成する。
車減速機構であり動力伝達装置でもあるミッション機構
40を構成する。
【0026】図3は、ファイナルドリブンギヤ39が設
けられたリヤアクスルシャフト35の拡大断面図であ
り、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。図
3および図4に示すように、ファイナルドリブンギヤ3
9にはスプライン穴41、本実施形態においてはインボ
リュートスプライン穴が形成される。
けられたリヤアクスルシャフト35の拡大断面図であ
り、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図である。図
3および図4に示すように、ファイナルドリブンギヤ3
9にはスプライン穴41、本実施形態においてはインボ
リュートスプライン穴が形成される。
【0027】また、リヤアクスルシャフト35にはスプ
ライン軸42、本実施形態においてはインボリュートス
プライン軸が形成される。そして、ファイナルドリブン
ギヤ39とリヤアクスルシャフト35とはスプライン穴
41とスプライン軸42とでスプライン嵌合される。な
お、ファイナルドリブンギヤ39の、リヤアクスルシャ
フト35の軸方向両側にはサークリップ44が設けら
れ、このサークリップ44によりファイナルドリブンギ
ヤ39の位置決めがなされる。
ライン軸42、本実施形態においてはインボリュートス
プライン軸が形成される。そして、ファイナルドリブン
ギヤ39とリヤアクスルシャフト35とはスプライン穴
41とスプライン軸42とでスプライン嵌合される。な
お、ファイナルドリブンギヤ39の、リヤアクスルシャ
フト35の軸方向両側にはサークリップ44が設けら
れ、このサークリップ44によりファイナルドリブンギ
ヤ39の位置決めがなされる。
【0028】図5は、スプライン穴41とスプライン軸
42との嵌合部分の拡大図である。図4および図5に示
すように、スプライン穴41とスプライン軸42との嵌
合部分には周方向にガタ43が設けられ、このガタ43
によりファイナルドリブンギヤ39およびリヤアクスル
シャフト35が互いに周方向に揺動可能に構成される。
42との嵌合部分の拡大図である。図4および図5に示
すように、スプライン穴41とスプライン軸42との嵌
合部分には周方向にガタ43が設けられ、このガタ43
によりファイナルドリブンギヤ39およびリヤアクスル
シャフト35が互いに周方向に揺動可能に構成される。
【0029】また、スプライン穴41とスプライン軸4
2との嵌合部分に設けられるガタ43の量Aは、図4に
示すファイナルドライブギヤ38およびファイナルドリ
ブンギヤ39のバックラッシュによる周方向に回転可能
な量Bより若干大きく設定される。ここで、ガタ43の
量Aとバックラッシュの量Bとの関係は、例えばスプラ
インのピッチ円半径をR1とし、ファイナルドライブギ
ヤ38のピッチ円半径をR2とした場合、B<(A/R
1)×R2となる。
2との嵌合部分に設けられるガタ43の量Aは、図4に
示すファイナルドライブギヤ38およびファイナルドリ
ブンギヤ39のバックラッシュによる周方向に回転可能
な量Bより若干大きく設定される。ここで、ガタ43の
量Aとバックラッシュの量Bとの関係は、例えばスプラ
インのピッチ円半径をR1とし、ファイナルドライブギ
ヤ38のピッチ円半径をR2とした場合、B<(A/R
1)×R2となる。
【0030】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0031】エンジン本体16がアイドリング状態であ
って後輪19が接地した状態においては、エンジン本体
16の振動によってユニットスイング型エンジン14の
前側がリヤアクスルシャフト35を中心に上下に揺動す
る。
って後輪19が接地した状態においては、エンジン本体
16の振動によってユニットスイング型エンジン14の
前側がリヤアクスルシャフト35を中心に上下に揺動す
る。
【0032】ファイナルドリブンギヤ39は後輪19が
静止しているので同様に静止状態を保つ反面、ファイナ
ルドライブギヤ38は上記ユニットスイング型エンジン
14の上下揺動に伴ってファイナルドリブンギヤ39に
対し、相対的に正逆回転する。
静止しているので同様に静止状態を保つ反面、ファイナ
ルドライブギヤ38は上記ユニットスイング型エンジン
14の上下揺動に伴ってファイナルドリブンギヤ39に
対し、相対的に正逆回転する。
【0033】通常は、この場合ファイナルドライブギヤ
38の歯がファイナルドリブンギヤ39の歯に繰り返し
当たって歯打音を発生させるが、本発明においては、フ
ァイナルドリブンギヤ39と後輪軸であるリヤアクスル
シャフト35とをスプライン嵌合し、この嵌合部分にガ
タ43を設けると共に、このガタ43の量Aをファイナ
ルドリブンギヤ39のバックラッシュ量Bより大きく設
定(B<(A/R1)×R2)したことにより、ユニッ
トスイング型エンジン14の上下揺動がこのガタ43に
よって吸収される。その結果、ファイナルドライブギヤ
38の歯がファイナルドリブンギヤ39の歯に当たるこ
とが無くなって歯打音の発生も防げる。
38の歯がファイナルドリブンギヤ39の歯に繰り返し
当たって歯打音を発生させるが、本発明においては、フ
ァイナルドリブンギヤ39と後輪軸であるリヤアクスル
シャフト35とをスプライン嵌合し、この嵌合部分にガ
タ43を設けると共に、このガタ43の量Aをファイナ
ルドリブンギヤ39のバックラッシュ量Bより大きく設
定(B<(A/R1)×R2)したことにより、ユニッ
トスイング型エンジン14の上下揺動がこのガタ43に
よって吸収される。その結果、ファイナルドライブギヤ
38の歯がファイナルドリブンギヤ39の歯に当たるこ
とが無くなって歯打音の発生も防げる。
【0034】また、本発明は基本的にバックラッシュを
除去するものではないため、構造も簡単で済む。すなわ
ち、通常のスプライン加工時にガタ43を形成するの
で、余分な工程や部品、道具は必要ない。
除去するものではないため、構造も簡単で済む。すなわ
ち、通常のスプライン加工時にガタ43を形成するの
で、余分な工程や部品、道具は必要ない。
【0035】さらに、ファイナルドリブンギヤ39の径
D2をファイナルドライブギヤ38の径D1より大径と
したことにより、例えスプライン穴41とスプライン軸
42との嵌合部分に設けられるガタ43の量Aが小さく
てもファイナルドリブンギヤ39外縁の移動量はエンジ
ン本体の振動から来るファイナルドライブギヤ38外縁
の移動量より大きくなって歯打音の発生が防止される。
D2をファイナルドライブギヤ38の径D1より大径と
したことにより、例えスプライン穴41とスプライン軸
42との嵌合部分に設けられるガタ43の量Aが小さく
てもファイナルドリブンギヤ39外縁の移動量はエンジ
ン本体の振動から来るファイナルドライブギヤ38外縁
の移動量より大きくなって歯打音の発生が防止される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車用エンジンの歯打音防止構造によれば、車体に揺
動可能に支持されたユニットスイング型エンジンを備え
ると共に、エンジン本体の駆動力をアイドルシャフトを
介して後輪を支持するリヤアクスルシャフトに伝達する
自動二輪車において、上記アイドルシャフトにファイナ
ルドライブギヤを設け、上記リヤアクスルシャフトにフ
ァイナルドリブンギヤを設けて両ファイナルギヤを作動
連結させると共に、上記ファイナルドリブンギヤと上記
リヤアクスルシャフトとをスプライン嵌合し、この嵌合
部分にガタを設けて上記ファイナルドリブンギヤおよび
上記リヤアクスルシャフトが互いに周方向に揺動可能に
構成する一方、上記ガタの量を、上記ファイナルドライ
ブギヤおよびファイナルドリブンギヤのバックラッシュ
による周方向に回転可能な量より若干大きく設定したた
め、簡単な構造で歯打音の発生を防止することができ
る。
二輪車用エンジンの歯打音防止構造によれば、車体に揺
動可能に支持されたユニットスイング型エンジンを備え
ると共に、エンジン本体の駆動力をアイドルシャフトを
介して後輪を支持するリヤアクスルシャフトに伝達する
自動二輪車において、上記アイドルシャフトにファイナ
ルドライブギヤを設け、上記リヤアクスルシャフトにフ
ァイナルドリブンギヤを設けて両ファイナルギヤを作動
連結させると共に、上記ファイナルドリブンギヤと上記
リヤアクスルシャフトとをスプライン嵌合し、この嵌合
部分にガタを設けて上記ファイナルドリブンギヤおよび
上記リヤアクスルシャフトが互いに周方向に揺動可能に
構成する一方、上記ガタの量を、上記ファイナルドライ
ブギヤおよびファイナルドリブンギヤのバックラッシュ
による周方向に回転可能な量より若干大きく設定したた
め、簡単な構造で歯打音の発生を防止することができ
る。
【0037】また、上記ファイナルドリブンギヤの径を
上記ファイナルドライブギヤの径より大径としたため、
歯打音発生の防止に効果がある。
上記ファイナルドライブギヤの径より大径としたため、
歯打音発生の防止に効果がある。
【図1】本発明に係る自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造の一実施形態を示すスクータ型自動二輪車の左側
面図。
止構造の一実施形態を示すスクータ型自動二輪車の左側
面図。
【図2】ユニットスイング型エンジンの平断面図。
【図3】ファイナルドリブンギヤおよびリヤアクスルシ
ャフトの拡大断面図。
ャフトの拡大断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】スプライン穴とスプライン軸42との嵌合部分
の拡大図。
の拡大図。
1 スクータ型自動二輪車 14 ユニットスイング型エンジン 16 エンジン本体 19 後輪 32 ドライブシャフト 34 アイドルシャフト 35 リヤアクスルシャフト 38 ファイナルドライブギヤ 39 ファイナルドリブンギヤ 41 スプライン穴 42 スプライン軸 43 嵌合部分のガタ A ガタの量 B バックラッシュの量 D1 ファイナルドライブギヤの径 D2 ファイナルドリブンギヤの径 R1 スプラインのピッチ円半径 R2 ファイナルドライブギヤのピッチ円半径
Claims (2)
- 【請求項1】 車体に揺動可能に支持されたユニットス
イング型エンジンを備えると共に、エンジン本体の駆動
力をアイドルシャフトを介して後輪を支持するリヤアク
スルシャフトに伝達する自動二輪車において、上記アイ
ドルシャフト34にファイナルドライブギヤ38を設
け、上記リヤアクスルシャフト35にファイナルドリブ
ンギヤ39を設けて両ファイナルギヤ38,39を作動
連結させると共に、上記ファイナルドリブンギヤ39と
上記リヤアクスルシャフト35とをスプライン嵌合し、
この嵌合部分にガタ43を設けて上記ファイナルドリブ
ンギヤ39および上記リヤアクスルシャフト35が互い
に周方向に揺動可能に構成する一方、上記ガタ43の量
Aを、上記ファイナルドライブギヤ38およびファイナ
ルドリブンギヤ39のバックラッシュによる周方向に回
転可能な量Bより若干大きく設定したことを特徴とする
自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造。 - 【請求項2】 上記ファイナルドリブンギヤ39の径D
2を上記ファイナルドライブギヤ38の径D1より大径
とした請求項1記載の自動二輪車用エンジンの歯打音防
止構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051712A JP2000247285A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11051712A JP2000247285A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000247285A true JP2000247285A (ja) | 2000-09-12 |
Family
ID=12894519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11051712A Pending JP2000247285A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000247285A (ja) |
-
1999
- 1999-02-26 JP JP11051712A patent/JP2000247285A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4723619A (en) | Cover structure for power transmission device | |
| JPH07195949A (ja) | 鞍乗型車両用パワーユニット | |
| JPH11294161A (ja) | 車両の水冷式エンジン冷却装置 | |
| US6405823B1 (en) | Vehicle power unit | |
| JPH1179053A (ja) | 自動二輪車のパワーユニット | |
| JP3156516B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンの始動装置 | |
| JP3289943B2 (ja) | 電動モータ付き自転車 | |
| JPH08175477A (ja) | 自動二輪車等のエンジンとモータの動力切換装置 | |
| JP2000247285A (ja) | 自動二輪車用エンジンの歯打音防止構造 | |
| JP3187888B2 (ja) | 自動二輪車 | |
| CN1842650A (zh) | 内燃机 | |
| JP2004034777A (ja) | 自動二輪車のプロペラシャフト | |
| JPH1067240A (ja) | 小型車両のドライブシャフト支持構造 | |
| JP3564977B2 (ja) | ユニットスイング型エンジン搭載の自動二輪車 | |
| JPH0225728Y2 (ja) | ||
| JP3362161B2 (ja) | 自動二輪車のドライブシャフト構造 | |
| JP2793285B2 (ja) | 自動二輪車の歯車騒音防止装置 | |
| JPH0572318B2 (ja) | ||
| JP3173013B2 (ja) | ユニットスイング型エンジンのスイングケース構造 | |
| JP3380266B2 (ja) | 自動二輪車の変速切換装置 | |
| JP2599601B2 (ja) | 車輛の後輪伝動装置 | |
| JPH09228932A (ja) | 車両用スタータモータ装置 | |
| JPH0547758Y2 (ja) | ||
| JP2004052908A (ja) | 車両搭載用パワーユニット | |
| JP4417144B2 (ja) | 自動二輪車用ペダル装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051020 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051025 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060328 |