JP2000249018A - 金属ベローズ式脈動吸収装置 - Google Patents

金属ベローズ式脈動吸収装置

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JP2000249018A
JP2000249018A JP11051644A JP5164499A JP2000249018A JP 2000249018 A JP2000249018 A JP 2000249018A JP 11051644 A JP11051644 A JP 11051644A JP 5164499 A JP5164499 A JP 5164499A JP 2000249018 A JP2000249018 A JP 2000249018A
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pressure
passage
bellows
low
fuel
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Yoshihiko Onishi
善彦 大西
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Mitsubishi Electric Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベローズが破損しても、第1通路と第2通路
との間での圧力流体の流れを確保する。 【解決手段】 第2通路8の開口がベローズ61の底部
61aで塞がれた際でも第1通路7と第2通路8とがバ
イパス通路29により接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、金属ベローズ式
脈動吸収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆる筒内噴射式エンジンあるいは直
接噴射式エンジンと呼ばれている、燃料をエンジンのシ
リンダ内で噴射する方式のエンジンとしては、ディーゼ
ルエンジンが広く知られているが、近年、火花点火エン
ジン(ガソリンエンジン)においても、筒内噴射式のも
のが提案されている。このような、筒内噴射式エンジン
では、十分に高い燃料噴射圧が得られるようにされてい
るとともに、噴射の安定性のため、燃圧脈動が小さいこ
とが要求される。このため、構造が簡単で、製造コスト
が安価で、コンパクトである単気筒式の高圧燃料ポンプ
が公知となっている。一方、単気筒ではプランジャが1
本であるため、吐出される燃料の圧力にかなりの脈動幅
があるため、この脈動を吸収する金属ベローズ式や金属
ダイヤフラム式の脈動吸収装置が提案されている。
【0003】図6は従来の自動車の燃料供給系統を示す
模式図である。図6において、1は燃料噴射機器である
デイバリパイプ、2はディリバリパイプ1のインジェク
タであって、図示しないエンジンの気筒数と対応してい
る。3はエンジンのハウジングに装着される高圧燃料ポ
ンプ、4は高圧燃料ポンプ3に内蔵された高圧ポンプで
ある。この高圧ポンプ4は、エンジンの1/2の回転数
で回転する図示しないカムにより駆動されるピストン
と、このピストンを往復移動可能に収納するシリンダと
により燃料を高圧に加圧する要素である。5は高圧燃料
ポンプ3の吸入側のフィルタ、6は高圧燃料ポンプ3の
金属ベローズ式脈動吸収装置としての低圧ダンパ、7は
フィルタ5と低圧ダンパ6とを接続した第1通路である
第1低圧通路、8は低圧ダンパ6と高圧ポンプ4の吸入
口とを接続した第2通路である第2低圧通路、9は高圧
ポンプ4の吐出口に接続された高圧通路、10は高圧通
路9に分岐通路11を介して接続された高圧ダンパ、1
2は高圧ダンパ10よりも吐出側で高圧通路9に配置さ
れた高圧チェックバルブ、13は高圧チェックバルブ1
2よりも吐出側で高圧通路9より分岐された高圧戻し通
路、14は戻し通路13に配置されフィルタ、15はフ
ィルタ14よりも下流側で戻し通路14に配置された高
圧レギュレータ、16は高圧ポンプ4のドレン通路、1
7は高圧燃料ポンプ3の高圧通路9とディリバリパイプ
1とを接続した高圧配管、18は燃料タンク、19は燃
料タンク18の内部に設けられた低圧ポンプ、20は低
圧ポンプ19の吸入側のフィルタ、21は低圧ポンプ1
9の吐出側と高圧燃料ポンプ3の吸入側とを接続した低
圧配管、22は低圧配管21に配置された低圧チェック
バルブ、23は低圧チェックバルブ22よりも高圧燃料
ポンプ3側で低圧配管21に配置されたフィルタ、24
は低圧配管21のフィルタ23よりも高圧燃料ポンプ3
側と燃料タンク18とを接続した低圧戻し配管、25は
低圧戻し配管24に配置された低圧レギュレータ、26
は高圧燃料ポンプ3のドレン通路16と燃料タンク18
とを接続したドレン配管、27は高圧燃料ポンプ3の高
圧戻し通路13と燃料タンク18とを接続した高圧戻し
配管、28は燃料タンク18の内部に入れられた燃料で
ある。
【0004】次に前記燃料供給系統の動作について説明
する。低圧ポンプ19が燃料28をフィルタ20を経由
して吸入し低圧に加圧して吐出する。この低圧の燃料2
8は低圧チェックバルブ22とフィルタ23とを順に経
由しつつ低圧配管21により高圧燃料ポンプ3に送られ
る。低圧配管21における燃料圧力が低圧レギュレータ
25による低圧設定値を越えた場合、低圧配管21にお
ける燃料28の一部が低圧レギュレータ25を経由して
低圧戻し配管24により燃料タンク18に戻されること
により、燃料タンク18より高圧燃料ポンプ3側に送ら
れる燃料28の圧力が所定の低圧に調整される。高圧燃
料ポンプ3に到達した燃料28はフィルタ5と第1低圧
通路7と低圧ダンパ6と第2低圧通路8とを順に経由し
て高圧ポンプ4に吸入される。高圧ポンプ4は吸入した
燃料28を高圧に加圧して高圧通路9に吐出するととも
に高圧ポンプ4のピストンとシリンダとの間から漏れた
燃料28をドレン通路16に流出する。ドレン通路16
に流出した燃料28はドレン配管26を経由して燃料タ
ンク18に戻る。高圧通路9に送られた燃料28は高圧
ダンパ10と高圧チェックバルブ12とを順に経由して
ディリバリパイプ1に送られる。高圧通路9における燃
料圧力が高圧レギュレータ15による高圧設定値を越え
た場合、高圧通路9における燃料28の一部がフィルタ
14と高圧レギュレータ15とを順に経由して高圧戻し
通路13と高圧戻し配管27とにより燃料タンク18に
戻されることにより、高圧燃料ポンプ3よりディリバリ
パイプ1側に送られる燃料28の圧力が所定の高圧に調
整される。この状態において、エンジンの各気筒におけ
る燃料噴射時期に対応するディリバリパイプ1のインジ
ェクタ2が高圧の燃料を上記燃料噴射時期の気筒内に噴
射する。
【0005】図7は前記低圧ダンパ6のまわりを破断し
て高圧燃料ポンプ3を示す側面図である。図7におい
て、高圧燃料ポンプ3のボディ30は、その内部に高圧
ダンパ10とフィルタ5と第1低圧通路7と第2低圧通
路8とを有し、その外部に低圧ダンパ6とパイプ31と
を有する。パイプ31はドレン通路16(図6参照)を
接続する要素である。低圧ダンパ6の筒状のケース60
はボディ30の外側面30aより第1低圧通路7の開口
と第2低圧通路8の開口とを囲むように突設された環状
のブラケット32の内部に挿入される。ブラケット32
で囲まれたボディ30の外側面30aは平坦面に形成さ
れている。ケース60とブラケット32との嵌合面はオ
ーリングのようなシール部材33により燃料漏れ防止さ
れている。ブラケット32に挿入されたケース60はブ
ラケット32に装着された環状の固定具34によりブラ
ケット32に固定される。ケース60の内部に収納され
た金属製のベローズ61はケース60の下端開口に被せ
られたカバー62により抜け止めされている。ベローズ
61は、ボディ30側に底部61aを有するととにカバ
ー62側に開放された有底筒状である。底部61aの外
側面(ボディ30の外側面30aに接触する側の面)は
平坦面に形成されている。ベローズ61の開放部はカバ
ー62に密封状に結合している。ベローズ61がケース
60の内部に納められる前の状態にあっては、ベローズ
61が自身のばね力により伸長し、ベローズ61のカバ
ー62から底部61aまでの寸法である自然長は、カバ
ー62からボディ30の外側面30aまでの寸法である
ケース60の深さよりも大きい値に設定されている。そ
して、ベローズ61がケース60の内部に納められ、カ
バー62がケース60に被せられた後の状態にあって
は、ベローズ61の自然長が少し縮小し、ベローズ61
の底部61aが実線で示すようにボディ30の外側面3
0aに接触して第2低圧通路8の開口を塞ぐ。このベロ
ーズ61の底部61aがボディ30の外側面30aに接
触する範囲は図8に示したベローズ当接範囲30bの内
部である。30cはボディ30のインレットポートであ
る。63はボディ30の外側面30aとケース60の内
周面とカバー62の内側面とにより密封状に形成された
収納室である。この収納室63にはベローズ61が伸縮
可能に収納されている。また、カバー62の外周縁とケ
ース60の外周縁とが溶接64により結合されている。
ベローズ61の内部には図示しない大気圧のガスがカバ
ー62に設けられたガス充填口部65を介して充填され
バルブ66により封止されている。
【0006】次に前記低圧ダンパ6の動作について説明
する。ケース60の底部61aがボディ30の外側面3
0aに接触し、低圧の燃料がインレットポート30cよ
りフィルタ5と第1低圧通路7と収納室63と第2低圧
通路8とに満たされた状態において、低圧ポンプ19が
作動すると、第1低圧通路7の圧力が高まることによ
り、ベローズ61の底部61aが仮想線で示すようにカ
バー62側に押し上げられ、第2低圧通路8が開き、矢
印で示すように燃料が第1低圧通路7よりボディ30の
外側面30aとベローズ61の底部61aとの間の隙間
を経由して第2低圧通路8へと流れる。底部61aが実
線示位置より仮想線示位置に移動する量がベローズ61
の通常動作時のリフト量である。このようにベローズ6
1の底部61aが仮想線のように移動した低圧ダンパ6
の動作中において、第1低圧通路7より第2低圧通路8
へと流れる燃料に脈動が発生すると、ベローズ61の内
部のガス圧とベローズ61自身のばね力との総和によ
り、ベローズ61の底部61aが仮想線示位置よりさら
にカバー62側に移動したり、ベローズ61の底部61
aが仮想線示位置より実線示位置側に移動することによ
り、ベローズ61が燃料の脈動を吸収する。そして、運
転者が自動車のキースイッチをオフ操作することによ
り、エンジンが停止すると、上記矢印で示す燃料の流れ
が止まり、第1低圧通路7と第2低圧通路8とにおける
燃料の圧力が低下する。それに伴い、ベローズ61の外
部における燃料の圧力がベローズ61の内部におけるガ
ス圧とベローズ61自身のばね力との総和よりも低下す
ることにより、ベローズ61が伸長し、最終的にはベロ
ーズ61の底部61aがボディ30の外側面30aに接
触して第2低圧通路8の開口を塞ぐ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の金属ベロー
ズ式脈動吸収装置である低圧ダンパ6は以上のように構
成されているので、ベローズ61が破損することによ
り、燃料が収納室63よりベローズ61の内部に充満
し、燃料によるベローズ61内外の圧力差がなくなり、
ベローズ61が自身のばね力により伸長し、ベローズ6
1の底部61aがケース60の外側面30aに接触して
第2低圧通路8の開口を塞いでしてしまう。このような
状態において、エンジンがスタータにより始動しても、
第2低圧通路8がベローズ61で塞がれているので、第
1低圧通路7より第2低圧通路8を経由して高圧ポンプ
4側に燃料が十分に供給されず、高圧ポンプ4における
燃料吐出量不足により、エンジンが不調となり、最悪、
エンジンが停止する可能性があった。
【0008】この発明の目的は上記課題を解決するため
になされたもので、ベローズが破損しても、第1通路と
第2通路との間での圧力流体の流れが確保できる金属ベ
ローズ式脈動吸収装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る金
属ベローズ式脈動吸収装置は、金属よりなる有底筒状の
ベローズを伸縮可能に収納したケースがボディに形成さ
れた第1通路の開口と第2通路の開口とを囲むようにボ
ディに装着され、ベローズの底部が少なくともベローズ
自身のばね力により前記ボディに接触して第2通路の開
口を塞ぐ一方、ベローズの底部が外部より少なくともベ
ローズ自身のばね力よりも高い第1通路の圧力を受けて
前記第2通路の開口を開くようにした金属ダイヤフラム
式脈動吸収装置において、前記第2通路の開口がベロー
ズの底部で塞がれた際でも第1通路と第2通路とがバイ
パス通路により接続されたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明に係る金属ベローズ式脈動
吸収装置は請求項1に記載のバイパス通路がボディの第
1通路の開口と第2通路の開口とを有する面に溝状に形
成されたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る燃料供給系統を示す模式図、図2は
同燃料系統における低圧ダンパ6まわりを破断して高圧
燃料ポンプ3を示す側面図、図3は図2のA−A線端面
図である。図1において、高圧燃料ポンプ3における低
圧ダンパ6がバイパス通路29により第1低圧通路7と
第2低圧通路8とに並列に接続されたことにより、ベロ
ーズ61が破損してもベローズ61の底部61aが第1
低圧通路7より第2低圧通路8への燃料の流れを確保す
る特徴がある。つまり、低圧ダンパ6と第1低圧通路7
と第2低圧通路8とよりなる要素にバイパス通路29を
備える。バイパス通路29以外のデイバリパイプ1、イ
ンジェクタ2、増圧部である高圧ポンプ4、フィルタ
5、低圧ダンパ6、第1低圧通路7、第2低圧通路8、
高圧通路9、ダイヤフラム式の高圧ダンパ10、分岐通
路11、高圧チェックバルブ12、高圧戻し通路13、
フィルタ14、高圧レギュレータ15、ドレン通路1
6、高圧配管17、燃料タンク18、低圧ポンプ19、
フィルタ20、低圧配管21、低圧チェックバルブ2
2、フィルタ23、低圧戻し配管24、低圧レギュレー
タ25、ドレン配管26、高圧戻し配管27、燃料28
などの要素は従来の図6と同じである。
【0012】図2において、バイパス通路29はボディ
30の外側面30aに外側面30aよりボディ30の内
部側に窪んでいるとともに図3に示すように第1低圧通
路7と第2低圧通路8とに連なる溝状に形成される。バ
イパス通路29の流路断面積は、ベローズ61の破損し
ていない通常動作時のリフト量を基準として定められる
が、通常動作時におけるベローズ61の底部61aとボ
ディ30の外側面30aとの間に形成される経路が主流
となって燃料が第1低圧通路7より第2低圧通路8に流
れる寸法に設定される。これら以外の図2と図3におけ
るボディ30、外側面30a、ベロース当接範囲30
b、インレットポート30c、パイプ31、ブラケット
32、、シール部材33、固定具34、ケース60、ベ
ローズ61、底部61a、カバー62、収納室63、溶
接64、ガス充填口部65、バルブ66などの要素は図
7と同一である。
【0013】実施の形態1の動作について説明する。ベ
ローズ61が破損し、燃料が収納室63よりベローズ6
1の内部に充満し、燃料によるベローズ61内外の圧力
差がなくなり、ベローズ61が自身のばね力により伸長
し、ベローズ61の底部61aがケース60の外側面3
0aに接触した場合でも、ベローズ61の底部61aと
ボディ30の外側面30aとの間には第1低圧通路7と
第2低圧通路8に連なるバイパス通路29が確保され、
第1低圧通路7の開口と第2低圧通路8の開口とがベロ
ーズ61の底部61aにより塞ぐことはない。よって、
エンジンがスタータにより始動しても、第2低圧通路8
がベローズ61で塞がれていないので、第1低圧通路7
より第2低圧通路8を経由して高圧ポンプ4側に燃料が
供給され、高圧ポンプ4における燃料吐出量が確保で
き、エンジンが駆動できる。
【0014】実施の形態1の構造によれば、バイパス通
路29がボディ30の外側面30aに溝状に形成された
ので、ケース60とベローズ61とカバー62とよりな
る要素がボディ30に組付けられる前の状態において、
バイパス通路29がボディ30に例えば切削のような加
工により容易に形成できる。そして、ケース60とベロ
ーズ61とカバー62とよりなる要素がバイパス通路2
9を有するボディ30に組付けられることにより、バイ
パス通路29が低圧ダンパ6に付設できる。要するに、
従来のボディ30の外側面30aにバイパス通路29を
溝状に形成し、それに従来のケース60とベローズ61
とカバー62とよりなる要素を組付ければ、図2に示す
形態が構成できるので、低圧ダンパ6にバイパス通路2
9を設ける構造が簡単である。また、従来装置に対し収
納室63はバイパス通路29を追加しても容積変化量は
微少であり脈動吸収効果を低下させることなく構成が可
能である。
【0015】実施の形態2.実施の形態1ではバイパス
通路29をボディ30の外側面30aに溝状に形成した
が、図4に示すように、バイパス通路29’をボディ3
0の内部に形成しても良い。図4はこの発明の実施の形
態2に係る高圧燃料ポンプ3における低圧ダンパ6まわ
りを示す断面図である。図4において、バイパス通路2
9’はボディ30に外側面30aより内部側に位置して
形成される。このバイパス通路29’は、例えば、ボデ
ィ30の一側より他側に向けて第1低圧通路7と第2低
圧通路8とを貫通するようにバイパス通路用孔を形成し
た後、第1低圧通路7の図中左側部分と第2低圧通路8
の図中右側部分とにおけるバイパス通路用孔を埋戻すこ
とにより、バイパス通路29’が図4示す形態に形成で
きる。
【0016】実施の形態3.実施の形態2ではバイパス
通路29’をボディ30の内部に形成したが、図5に示
すように、ボディ30の外側面30aとベローズ61の
底部61aとの間に形成される隙間によりバイパス通路
29”を形成しても良い。図5はこの発明の実施の形態
3に係る高圧燃料ポンプ3における低圧ダンパ6まわり
を示す断面図である。図5において、ベローズ61の底
部61aには底部61aより外側に膨出された突出部6
1bを形成し、突出部61bがボディ30の外側面30
aに当接することにより、ボディ30の外側面30aと
ベローズ61の底部61aとの間に形成される隙間がバ
イパス通路29”として形成される。この場合、バイパ
ス通路29”を複数設ければ、突出部61bがボディ3
0の外側面30aに当接した際、ベローズ61の底部6
1aがボディ30の外側面30aに対して傾斜すること
がなく、バイパス通路29”の流路断面積が適切に形成
できる。
【0017】実施の形態4.実施の形態3では突出部6
1bをベローズ61に設けたが、突出部61bに代替す
る突出部がボディ30の外側面30aに設けられても同
様に適用できる。
【0018】実施の形態5.実施の形態1〜3では高圧
燃料ポンプ3の低圧側の燃料の脈動を吸収する場合を例
示したが、燃料以外の油圧や空気などの流体の脈動を吸
収する場合でも同様に適用できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
第1通路と第2通路とがバイパス通路により接続され
たので、ベローズが破損し、ベローズが自身のばね力に
より伸長し、ベローズの底部がケースの面に接触して第
2通路の開口を塞いた場合でも、第1通路と第2通路と
の間での圧力流体の流れが確保できる。また、この発明
が高圧燃料ポンプにおける低圧の燃料の脈動を吸収する
ように使用された場合には、ベローズが破損しても、高
圧ポンプへの燃料を確保し、高圧ポンプによる燃料吐出
量不足を解消し、エンジン停止を防止することができ
る。
【0020】請求項2の発明によれば、バイパス通路が
ボディの第1通路の開口と第2通路の開口とを有する面
に溝状に形成されたので、ケースがボディに組付けられ
る前の状態において、バイパス通路がボディに例えば切
削のような加工により容易に形成でき、バイパス通路を
設ける構造が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る燃料供給系統
を示す模式図である。
【図2】 同実施の形態1の低圧ダンパまわりを破断し
た高圧燃料ポンプの側面図である。
【図3】 図2のA−A線端面図である。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す断面図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す断面図であ
る。
【図6】 従来の自動車の燃料供給系統を示す模式図で
ある。
【図7】 同従来の低圧ダンパまわりを破断した高圧燃
料ポンプの側面図である。
【図8】 図7のB−B線端面図である。
【符号の説明】
7 第1通路、8 第2通路、29,29’,29”
バイパス通路、30 ボディ、30a 外側面、60
ケース、61 ベローズ、61a 底部、61b 突出
部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属よりなる有底筒状のベローズを伸縮
    可能に収納したケースがボディに形成された第1通路の
    開口と第2通路の開口とを囲むようにボディに装着さ
    れ、ベローズの底部が少なくともベローズ自身のばね力
    により前記ボディに接触して第2通路の開口を塞ぐ一
    方、ベローズの底部が外部より少なくともベローズ自身
    のばね力よりも高い第1通路の圧力を受けて前記第2通
    路の開口を開くようにした金属ダイヤフラム式脈動吸収
    装置において、前記第2通路の開口がベローズの底部で
    塞がれた際でも第1通路と第2通路とがバイパス通路に
    より接続されたことを特徴とする金属ベローズ式脈動吸
    収装置。
  2. 【請求項2】 バイパス通路がボディの第1通路の開口
    と第2通路の開口とを有する面に溝状に形成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の金属ベローズ式脈動吸収装
    置。
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