JP2000249261A - グロメットおよび該グロメットのパネルへの取付方法 - Google Patents

グロメットおよび該グロメットのパネルへの取付方法

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JP2000249261A
JP2000249261A JP11054421A JP5442199A JP2000249261A JP 2000249261 A JP2000249261 A JP 2000249261A JP 11054421 A JP11054421 A JP 11054421A JP 5442199 A JP5442199 A JP 5442199A JP 2000249261 A JP2000249261 A JP 2000249261A
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diameter
grommet
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Hiroo Fujita
洋生 藤田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グロメットの取付性能、防水性能を向上させ
る。 【解決手段】 ワイヤハーネスを密着して貫通させる小
径筒部11と、小径筒部の一端に連続して、内部にシー
ル剤が充填される中径筒部13と、中径筒部の先端より
径方向外方に突出する薄肉の径方向突出部14と、径方
向突出部の先端よりヒンジ状部22を介して直角方向に
屈折して連続する長尺な大径筒部15と、大径筒部の長
さ方向の中間部の外周に凹設されたパネル嵌合溝17と
を備え、大径筒部を上記パネル嵌合溝を挟んで、折り曲
げ可能な、開口側の先端側部15bと中径筒部側部15
cとに分けられている。上記径方向突出部15を大径筒
部の内部に押し込んで長さ方向に変形させ、かつ、大径
筒部の先端側部と中径筒部側部を折り曲げて径方向突出
部14の外嵌した状態でパネル貫通孔に挿入し、再度反
転して原状に復帰させてグロメットをパネルに取り付け
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグロメットおよび該
グロメットのパネルへの取付方法に関し、詳しくは、自
動車に配索されるワイヤハーネスに装着して、室外(エ
ンジンルーム等)と室内を仕切る車体パネルに穿設され
た貫通孔を通し室内への防水を図るグロメットであり、
特に、該グロメットの車体パネルへの取付性能を向上さ
せるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のグロメットはゴムまたは
エラストマーにより一体成形され、ワイヤハーネスに密
着する小径筒部と、該小径筒部の一端に連続する拡径部
を備え、該拡径部の外周面に車体パネルの貫通孔に密着
係止する係止溝を備えた形状とされている。この種のグ
ロメットにおいては、車体パネルへの取付性能と防水性
能とが重要であり、これらの性能を高めるために従来よ
り多数のグロメットが提案されている。
【0003】例えば、特開平8−212867号公報に
おいて、車体パネルへのグロメットの取付性能を向上さ
せたものとして、図6(a)(b)および図7(a)〜
(e)に示すグロメットが提案されている。このグロメ
ット1は小径筒部1aとパネル嵌合溝1bを備えた大径
筒部1cと、大径筒部1cと小径筒部1aとを連結する
テーパ筒部1dを備え、パネル嵌合溝1bのテーパ筒部
側の縁部から外方へ突出すると共に周方向で分割された
複数のパネル当接用の押え片1eを設けた形状とされて
いる。
【0004】上記グロメット1のパネルPへの取付方法
は図7(a)〜(e)に示されるように、(a)に示す
原状状態でワイヤハーネスW/Hを通し、ついで、図7
(b)および図7(b)に示されるようにテーパ筒部1
dを内側に押し込んで、押え片1eおよび大径筒部1c
を裏返し、押え片1eが内方に閉じる状態で突出させる
と共にパネル嵌合溝1bを内向きに開口させる状態とさ
れる。この状態で(c)(d)に示されるように、グロ
メット1に固定したワイヤハーネスW/HをパネルPの
貫通孔Paに、まず、内側に突出している押さ片1eを
通す。貫通孔Paを通過した押え片1eは(d)に示さ
れるように開いた状態となると共に、押え片1eに連続
したテーパ筒部1dおよび小径筒部1aも貫通孔Paを
通り、大径筒部1cが貫通孔Paを通れずに残る。この
状態でワイヤハーネスをさらに引っ張ると、ワイヤハー
ネスに固定されているグロメット1は、(e)に示され
るように、テーパ筒部1dが延ばされて原状に復帰する
と共に、このテーパ筒部1dの先端よりパネル押え片1
fが外方に突出した原状状態となる。この原状に復帰し
たパネル押え片1fがパネルPに当接し、かつ、パネル
嵌合溝1dがパネル貫通孔Paの内周面に嵌合した状態
となり、グロメット1はパネルPに取り付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のグロメット
1は、原状から裏返し状態として大径筒部1cおよび押
え片1eを小径化してパネル貫通孔Paを通し、貫通後
に原状に復帰させるために、パネルへ小さい力でグロメ
ットを簡単に取り付けることができる利点を有するが、
グロメット1内にワイヤハーネスW/Hを通しただけの
形状であり、シール剤を充填してワイヤハーネスW/H
の電線群の線間止水が施されていないため、防水性能が
劣る問題がある。
【0006】さらに、パネル嵌合溝1bの縁部から突出
しているパネル押え片1eが周方向に分割された形状で
あるため、パネルとグロメットとのシール性が悪く、こ
の点でも防水性が劣る問題がある。さらに、反転がワイ
ヤハーネスの引っ張りでなされるため反転の節度感がな
く、取付完了のフィーリング感が余りない問題がある。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、上記したグロメットと同様にパネル貫通孔への挿
入時にグロメットの一部を裏返した状態としてパネルへ
の取付性能を向上させながら、上記グロメットが有する
防水性能の劣る点を解消することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、ゴムまたはエラストマーで成形され、ワ
イヤハーネスを貫通させて取り付けて、車体パネルの貫
通孔に装着されるグロメットにおいて、上記ワイヤハー
ネスを密着して貫通させる小径筒部と、上記小径筒部の
一端に連続して、内部にシール剤が充填される中径筒部
と、上記中径筒部の先端より径方向外方に突出する薄肉
の径方向突出部と、上記径方向突出部の先端よりヒンジ
状部を介して直角方向に屈折して連続する長尺な大径筒
部と、上記大径筒部の長さ方向の中間部の外周に凹設さ
れたパネル嵌合溝とを備え、上記大径筒部を上記パネル
嵌合溝を挟んで、折り曲げ可能な、開口側の先端側部と
中径筒部側部とに分けられていることを特徴とするグロ
メットを提供している。
【0009】上記パネル嵌合溝の両側縁と溝底面の中央
には全周にわたって連続したパネル圧接用にリブを突設
している。
【0010】上記請求項1または請求項2のグロメット
はパネルへの取付方法に特徴を有し、上記薄肉の径方向
突出部および大径筒部を反転させた状態として、パネル
貫通孔に通り、パネル嵌合溝にパネル貫通孔の周縁が当
接した時点で、再度、反転させて、パネル嵌合孔に貫通
孔周縁を嵌合させて、グロメットをパネルに取り付ける
ようにしている。
【0011】具体的には、本発明は、請求項1又は請求
項2に記載のグロメットを用い、上記径方向突出部を大
径筒部の内部に押し込んで、上記中径筒部に連続する長
さ方向に変形させ、上記大径筒部の中径筒部側部を上記
径方向突出部の外周に反転させると共に、上記パネル嵌
合溝を支点として大径筒部の先端側部を更に反転させて
上記中径筒部側部の外周に位置させて、パネル嵌合溝の
底面を先端面とした状態とし、この状態で、小径筒部お
よび中径筒部をパネルの貫通孔に通し、上記パネル嵌合
溝の底面にパネル貫通孔の周縁が当接した時点で、反転
している大径筒部の中径筒部側部および径方向突出部を
原状へと再度反転させながら貫通孔を通して押し込み、
長さ方向に連続した状態に復帰した大径筒部のパネル嵌
合溝にパネル周縁を嵌合係止して取り付けることを特徴
とするグロメットのパネルへの取付方法を提供してい
る。
【0012】上記グロメットによれば、大径筒部の中径
筒部側部を反転させて小径化させた状態としているた
め、パネル貫通孔に容易に通すことができ、パネル嵌合
溝にパネル貫通孔の周縁が当接した時点で再度反転さえ
て原状に復帰させ、パネルにグロメットを取り付けるた
め、取付時の再反転(原状復帰)のフィーリング性が良
く、取付完了を確実に認識することができる。
【0013】また、中径筒部を設けてシール材を充填
で、ワイヤハーネスの電線群の線間止水およびワイヤハ
ーネス外周面と中径筒部の内周面の間も止水して入るた
め防水性能が向上する。
【0014】さらに、パネル貫通孔に嵌合するパネル嵌
合溝には、その両側縁と底面中央に全周に亙って連続し
たリブを突設してパネルに当接させているため、貫通孔
に対するグロメットのシール性も向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のグロメットの実施
形態を図面を参照して説明する。グロメット10は図1
および図2に示す形状で、ゴムまたはエラストマーから
成形しており、図3に示す車体のパネルPへの取付状態
も成形状態と同一の形態となる。
【0016】グロメット10は、ワイヤハーネスW/H
の外周に密着する小径筒部11と、該小径筒部11の一
端により径方向突出部12を介して段状に突出する中径
筒部13と、該中径筒部13の先端より径方向突出部1
4を介して段状に突出する大径筒部15を備えている。
上記中径筒部13はシール剤16の充填部となる。
【0017】上記大径筒部15は比較的長尺とし、その
長さ方向の略中央部に、パネル嵌合溝17を外周面全長
に亙って凹設している。このパネル嵌合溝17により大
径筒部15は、折り曲げ可能な、先端開口15a側の先
端側部15bと中径筒部側15cとに分けられる。
【0018】上記パネル嵌合溝17の中径筒側の端縁に
は周方向の全長に亙って係止リブ18を突設している一
方、反対側のパネル嵌合溝17の開口端側の端縁にはパ
ネル嵌合溝17の開口端に向かって若干突出させたリブ
19を設けている。さらに、パネル嵌合溝17の底面1
7a中央にも小さいリブ20を突設している。
【0019】上記中径筒部13と大径筒部15とを連続
させる径方向突出部14は薄肉とし、本実施形態では肉
厚t1を約1.5mmとしている。かつ、中径筒部13
との接続側基部の内面側に窪み部21を設けて屈折させ
やすくしている。さらに、該径方向突出部14の大径筒
部分15との接続側基部にも内面側からの切り込みを設
けてヒンジ状部22を設け、屈折させ易くしている。
【0020】上記大径筒部15の全長L1は30〜40
mmで、先端の開口端15aからパネル嵌合溝17まで
の長さL2を15〜20mmとしている。また、大径筒
部15の肉厚t2を5〜6mmとし、従来の大径筒部よ
りも若干薄くしている。なお、従来のグロメットでは、
大径筒部の肉厚は9mmで大径筒部の開口端からパネル
嵌合溝までの長さは7〜9mm程度である。
【0021】図4は、上記形状としたグロメット10の
使用方法を示し、まず、図4(A)に示すように、小径
筒部11を広げてワイヤハーネスW/Hをグロメット1
0に貫通させ、小径筒部11の開口端側とワイヤハーネ
スW/Hとをテープ25で巻き付け固定する。
【0022】ついで、図4(B)に示すように、大径筒
部15の開口端15a側よりシール剤16を中径筒部1
3に充填する。ワイヤハーネスW/Hを構成する多数の
電線群は予めテープ26で巻き付けられて結束保護され
ているが、中径筒部13内にシール剤16を充填するこ
とにより、テープ26の隙間を通ってワイヤハーネスW
/Hの電線群の間にシール剤16が浸透し、線間止水が
施されると共に、ワイヤハーネスW/Hの外周面とグロ
メット10の中径筒部13の内周面との間にシール剤1
6が充填される。このように、中径筒部13にシール剤
16を充填することで、、グロメット10とワイヤハー
ネスW/Hの間の止水およびワイヤハーネスW/Hの電
線間止水がなされ、防水性能を上げることができる。こ
のシール剤16は硬化するため、中径筒部13は硬くな
り変形不可となる。
【0023】ついで、図4(C)に示すように、中径筒
部13と大径筒部15との間を連続する径方向突出部1
4を作業者が手で矢印で示すように大径筒部15の内部
空間Sへ押し込む。この時、中径筒部13の両端に窪み
部21と切り込み部22とを設けているため、作業者は
大きな操作力を必要とせずに、径方向突出部14を内部
空間Sへ押し込み、中径筒部13の先端より連続して長
さ方向に延在させることができる。
【0024】上記のように、径方向突出部14を大径筒
部15の内部空間Sに押し込むと、切り込み22で連続
した大径筒部15が反転して小径化し、径方向突出部1
4の外周に隙間をあけて外嵌した状態とする。
【0025】ついで、図4(D)に示すように、反転し
た大径筒部15をパネル嵌合溝17の位置で大径筒部1
5の先端側15bを反転させ、パネル嵌合溝17の底面
17aを先端面とした図示の状態とする。即ち、長さ方
向とした径方向突出部14の外周に大径筒部15の中径
筒部側部15cが位置し、その外周に大径筒部15の先
端側部15bが位置する3層構造となる。この反転状態
は、大径筒部15の肉厚を5〜6mm程度として比較的
硬いため、自動復帰はせず、反転状態を保持する。
【0026】上記反転状態で、大径筒部15の曲げ支点
となって先端面となるパネル嵌合溝17では、リブ1
8、20、19の順序で内周側から外周側に位置し、か
つ、これらリブ18、20、19は長さ方向に突出した
状態となる。
【0027】上記図4(D)までがパネルPへのグロメ
ット10の取付前の準備段階であり、図4(D)の反転
状態でパネルPの貫通孔Paに取り付けている。貫通孔
Paの周縁には室外(エンジンルーム)Xに突出させた
バーリングPa−1があり、ワイヤハーネスW/Hに取
り付けたグロメット10は、バーリングPa−1が突出
した室外Xから室内Y側へと通している。
【0028】即ち、まず、図4(E)に示すように、貫
通孔Paにグロメット10を小径筒部10aを通し、次
いで、中径筒部13を通す。なお、シール剤16が充填
されて硬くなっている中径筒部13の外径は貫通孔Pa
の内径よりも小さく設定しており、よって、スムーズに
貫通孔Paに通すことができる。
【0029】さらに、グロメット10を貫通孔Paに通
すと、図4(F)に示すように、バーリングPa−1の
先端がパネル嵌合溝17の底面17aのリブ20と外周
位置のリブ19の間の位置に当接する。
【0030】この状態に達すると、室外Xの先端に位置
している径方向突出部14と大径筒部15とのヒンジ状
部22および大径筒部15の中径筒部側部15cを室内
Y側に押しこむ。この時、中径筒部側部15cは反転し
て小径化しているために、容易に貫通孔Paに押し込む
ことができる。該操作で、バーリングPa−1で係止さ
れたパネル嵌合溝17を支点として、大径筒部15の先
端側部15bを室外X側に残して、大径筒部15の中径
筒部側部15cが再反転しながら径方向突出部14と共
には貫通孔Paを通過し、原状に復帰した状態となっ
て、図3に示すように、グロメット10のパネル嵌合溝
17にパネル貫通孔Paの周縁が係止して、グロメット
10がパネルPに固定された状態となる。
【0031】即ち、図4(G)に示すように、大径筒部
15の先端側部15bと中径筒部側部15cとは直線状
に連続し、中径筒部側15cと中径筒部13の間の径方
向突出部14が原状に復帰して径方向に復元し、グロメ
ット10の成形状態に戻る。
【0032】グロメット10のパネル嵌合溝17の部分
では、バーリングPa−1が底面17aに当接してリブ
20と圧接し、貫通穴Paの周縁内面にリブ18が圧接
し、かつ、リブ19がバーリングPa−1の先端側を外
嵌する事となる。パネル嵌合溝17と貫通穴Paとの関
係が周方向全体で連続するため、貫通孔Paの部分にお
ける防水性能を極めて高くすることができる。
【0033】また、グロメット10に中径筒部13を設
けてシール剤16を充填しているため、ワイヤハーネス
W/Hの電線間の止水およびワイヤハーネス外周とグロ
メット内周面の間の止水も確保でき、防水性能も向上さ
せることができる。
【0034】さらに、パネルPとグロメット10との取
付性能に関しては、パネル貫通孔に設けたバーリングP
a−1の先端が反転しているパネル嵌合溝17に底面1
7aに当接した時に、大径筒部15の中径筒部側部15
cと径方向突出部14を貫通孔Paに押し込むと中径筒
部側15cおよび径方向突出部14が原状に復帰する方
向に再反転しながら押し込まれるため、取付時にフィー
リングを確認しながらパネルに対するグロメットの取付
を完了することができ、節度感を有する取付を行うこと
ができる。
【0035】なお、上記実施形態ではパネルPの貫通孔
PaからバーリングPa−1が突出したタイプである
が、貫通孔PaからバーリングPa−1が突出していな
いタイプに適用できるものである。即ち、図5に示すよ
うに、貫通孔Paの周縁が、反転されて先端面となって
いるパネル嵌合溝17の底面17aに当接することによ
り、その後、上記実施例と同様に、大径筒部15の中径
筒部側部15cおよび径方向突出部13を押し込むこと
により、グロメット10は原状に復帰してパネルPに取
り付けられる。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
に係わるグロメットは、大径筒部を長尺で比較的薄肉と
して、その長さ方向の中央部にパネル嵌合溝を設けて、
その両側を折り曲げ可能とし、かつ、上記大径筒部と小
径筒部との間にシール剤を充填する中径筒部をもうける
と共に、該中径筒部と大径筒部とを径方向突出部を介し
て連続させ、さらに、該径方向突出部と大径筒部との連
続部にヒンジ状部を設けた特有な形状としたため、上記
径方向突出部を大径筒部の内部に押し込んで長さ方向に
変形させ、かつ、大径筒部の中径筒側部を反転させて、
上記径方向突出部に外嵌させると共に、大径筒部の先端
側部をパネル嵌合溝を支点として再度反転させえ中径筒
部側部の外嵌した状態としているため、パネル貫通孔に
通して、パネル嵌合溝にパネル貫通孔周縁を当接した時
点で、反転させている大径筒部の中径筒部側部を再反転
させて原状に復帰させながらパネル貫通孔にスムーズに
挿入することができ、反転フィーリングを向上させなが
ら、小さい操作力でグロメットをパネルに確実に取り付
けることができる。
【0037】さらに、シール剤を充填した中径筒部を設
けていると共に、パネル嵌合溝の全周縁にわたってリブ
を突設してパネルに圧接させているため、防水性能を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のグロメットの断面図であ
る。
【図2】 上記グロメットの斜視図である。
【図3】 上記グロメットをワイヤハーネスに装着して
パネルに取り付けた状態の断面図である。
【図4】 (A)乃至(F)はグロメットの取付手順を
示す図面である。
【図5】 パネルの貫通孔の変形例を示す概略断面図で
ある。
【図6】 (a)(b)は従来例を示す図面である。
【図7】 (a)乃至(e)は上記従来例の取付方法を
示す図面である。
【符号の説明】
10 グロメット 11 小径筒部 13 中径筒部 14 径方向突出部 15 大径筒部 16 シール剤 17 パネル嵌合溝 18、19、20 リブ 22 ヒンジ状部 P パネル Pa 貫通孔 Pa−1 バーリング W/H ワイヤハーネス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムまたはエラストマーで成形され、ワ
    イヤハーネスを貫通させて取り付けて、車体パネルの貫
    通孔に装着されるグロメットにおいて、 上記ワイヤハーネスを密着して貫通させる小径筒部と、 上記小径筒部の一端に連続して、内部にシール剤が充填
    される中径筒部と、 上記中径筒部の先端より径方向外方に突出する薄肉の径
    方向突出部と、 上記径方向突出部の先端よりヒンジ状部を介して直角方
    向に屈折して連続する長尺な大径筒部と、 上記大径筒部の長さ方向の中間部の外周に凹設されたパ
    ネル嵌合溝とを備え、 上記大径筒部を上記パネル嵌合溝を挟んで、折り曲げ可
    能な、開口側の先端側部と中径筒部側部とに分けられて
    いることを特徴とするグロメット。
  2. 【請求項2】 上記パネル嵌合溝の両側縁と溝底面の中
    央には全周にわたって連続したパネル圧接用にリブを突
    設している請求項1に記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2のグロメッ
    トをパネルへの取付方法であって、 上記径方向突出部を大径筒部の内部に押し込んで、上記
    中径筒部に連続する長さ方向に変形させ、上記大径筒部
    の中径筒部側部を上記径方向突出部の外周に反転させる
    と共に、上記パネル嵌合溝を支点として大径筒部の先端
    側部を更に反転させて上記中径筒部側部の外周に位置さ
    せて、パネル嵌合溝の底面を先端面とした状態とし、 この状態で、小径筒部および中径筒部をパネルの貫通孔
    に通し、上記パネル嵌合溝の底面にパネル貫通孔の周縁
    が当接した時点で、反転している大径筒部の中径筒部側
    部および径方向突出部を原状へと再度反転させながら貫
    通孔を通して押し込み、長さ方向に連続した状態に復帰
    した大径筒部のパネル嵌合溝にパネル周縁を嵌合係止し
    て取り付けることを特徴とするグロメットのパネルへの
    取付方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005332607A (ja) * 2004-05-18 2005-12-02 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk グロメット一体型モールドハーネス及びその製造方法並びにこのグロメット一体型モールドハーネス搭載の自動車
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US11373785B2 (en) * 2020-02-17 2022-06-28 Yazaki Corporation Grommet and wire harness

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