JP2000249721A - プローブカード - Google Patents
プローブカードInfo
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- JP2000249721A JP2000249721A JP11054068A JP5406899A JP2000249721A JP 2000249721 A JP2000249721 A JP 2000249721A JP 11054068 A JP11054068 A JP 11054068A JP 5406899 A JP5406899 A JP 5406899A JP 2000249721 A JP2000249721 A JP 2000249721A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プローブ針を上下動させるスプリングの弾力
性のバラツキ,低下等によるコンタクト性の悪化や、ス
プリングの介在によるインピーダンスの増加を回避す
る。 【解決手段】 半導体ウエハに形成されたチップの電気
的特性を測定する際に用いられるプローブカード11で
ある。このプローブカード11は、ベースとなる基板1
2と、この基板12の下面側にチップのパッド配列に対
応して略垂直に立設され、その先端14aをパッドとの
接触部としてなる複数のプローブ針14とを備える。プ
ローブ針14の後端側は二股状に拡開する状態で略V字
形に形成されている。また、プローブ針14の二股部分
14b,14bの両端は、はんだ15を用いて基板12
に固着され、かつ基板上の配線13に電気的に接続され
ている。
性のバラツキ,低下等によるコンタクト性の悪化や、ス
プリングの介在によるインピーダンスの増加を回避す
る。 【解決手段】 半導体ウエハに形成されたチップの電気
的特性を測定する際に用いられるプローブカード11で
ある。このプローブカード11は、ベースとなる基板1
2と、この基板12の下面側にチップのパッド配列に対
応して略垂直に立設され、その先端14aをパッドとの
接触部としてなる複数のプローブ針14とを備える。プ
ローブ針14の後端側は二股状に拡開する状態で略V字
形に形成されている。また、プローブ針14の二股部分
14b,14bの両端は、はんだ15を用いて基板12
に固着され、かつ基板上の配線13に電気的に接続され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハに形
成されたチップ(集積回路)の電気的特性を測定する際
に用いて好適なプローブカードに関する。
成されたチップ(集積回路)の電気的特性を測定する際
に用いて好適なプローブカードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、半導体ウエハに形成されたチッ
プの電気的特性を測定(検査)するには、ウエハプロー
ブと呼ばれる装置が用いられる。このウエハプローブ
は、図6に示すように、半導体ウエハW中のチップTの
電気的特性を測定するテスト回路を有する測定装置1
と、この測定装置1によってチップTの電気的特性を測
定する際に、測定装置1に接続して用いられるプローブ
カード2とを備えている。
プの電気的特性を測定(検査)するには、ウエハプロー
ブと呼ばれる装置が用いられる。このウエハプローブ
は、図6に示すように、半導体ウエハW中のチップTの
電気的特性を測定するテスト回路を有する測定装置1
と、この測定装置1によってチップTの電気的特性を測
定する際に、測定装置1に接続して用いられるプローブ
カード2とを備えている。
【0003】プローブカード2は、ケーブル3によって
測定装置1に電気的に接続され、測定装置1とチップT
との間で信号(測定信号)をやりとりするための治具で
あり、これは、ベースとなる基板4と、この基板4の下
面に設けられたセラミック製板状の針保持部材5と、こ
の針保持部材5に保持された複数のプローブ針6…とを
備えている。このプローブカード2は、多ピン測定、複
数個同時測定に優れた高周波測定対応可能な垂直プロー
ブカードであり、図7に示すようにチップT内の複数の
パッドPに対応して、複数のプローブ針6を配置したも
のである。
測定装置1に電気的に接続され、測定装置1とチップT
との間で信号(測定信号)をやりとりするための治具で
あり、これは、ベースとなる基板4と、この基板4の下
面に設けられたセラミック製板状の針保持部材5と、こ
の針保持部材5に保持された複数のプローブ針6…とを
備えている。このプローブカード2は、多ピン測定、複
数個同時測定に優れた高周波測定対応可能な垂直プロー
ブカードであり、図7に示すようにチップT内の複数の
パッドPに対応して、複数のプローブ針6を配置したも
のである。
【0004】プローブ針6は、金属等の導電性材料から
なるもので、図8(a),(b)に示すように、針保持
部材5に形成された円形筒状の穴7に挿入された状態で
垂直に保持される。プローブ針6の先端側は穴7の外側
に突出した状態で配置され、同後端側にはスプリング8
が接続されている。また、プローブ針6は全体が略円筒
状に形成されるとともに、穴7から外側に突出した先端
側が、先端に行くに従ってその径が小さくなる、いわゆ
る先細状に形成されている。
なるもので、図8(a),(b)に示すように、針保持
部材5に形成された円形筒状の穴7に挿入された状態で
垂直に保持される。プローブ針6の先端側は穴7の外側
に突出した状態で配置され、同後端側にはスプリング8
が接続されている。また、プローブ針6は全体が略円筒
状に形成されるとともに、穴7から外側に突出した先端
側が、先端に行くに従ってその径が小さくなる、いわゆ
る先細状に形成されている。
【0005】一方、穴7は、針保持部材5の上面側から
下面側にかけて貫通して形成されている。この穴7の上
部には、先述のスプリング8が組み込まれている。スプ
リング8は略U字形に曲げ成形され、その曲げ部分の撓
みで伸縮し得る構造になっている。スプリング8の上端
は、基板4に形成された小孔(不図示)を通して引き出
され、その引き出し部分にはんだ9を介して配線10が
接続されている。
下面側にかけて貫通して形成されている。この穴7の上
部には、先述のスプリング8が組み込まれている。スプ
リング8は略U字形に曲げ成形され、その曲げ部分の撓
みで伸縮し得る構造になっている。スプリング8の上端
は、基板4に形成された小孔(不図示)を通して引き出
され、その引き出し部分にはんだ9を介して配線10が
接続されている。
【0006】そして、上述のように伸縮可能なスプリン
グ8の下端に接続されたことによってプローブ針6は、
穴7の軸方向(深さ方向)に移動可能に支持され、チッ
プTのパッドP…に接触した際、その初期位置から50
μm〜100μm程度押し込まれることにより、スプリ
ング8の弾力性によって電気的かつ機械的に安定した接
触状態が得られる仕組みになっている。
グ8の下端に接続されたことによってプローブ針6は、
穴7の軸方向(深さ方向)に移動可能に支持され、チッ
プTのパッドP…に接触した際、その初期位置から50
μm〜100μm程度押し込まれることにより、スプリ
ング8の弾力性によって電気的かつ機械的に安定した接
触状態が得られる仕組みになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図9(a)
に示すようにチップT内に配列されたパッドP…に対
し、上述のようにスプリング8の弾力性をもってプロー
ブ針6の先端部を接触させると、図9(b)に示すよう
にパッドP内にプローブ針6の接触跡(圧痕)Paが付
く。この接触跡Paはプローブ針6の先端形状に対応し
て略円形の点状となり、また接触跡Paの位置がパッド
Pのほぼ中央になるよう、使用開始時に予めアライメン
トされる。
に示すようにチップT内に配列されたパッドP…に対
し、上述のようにスプリング8の弾力性をもってプロー
ブ針6の先端部を接触させると、図9(b)に示すよう
にパッドP内にプローブ針6の接触跡(圧痕)Paが付
く。この接触跡Paはプローブ針6の先端形状に対応し
て略円形の点状となり、また接触跡Paの位置がパッド
Pのほぼ中央になるよう、使用開始時に予めアライメン
トされる。
【0008】しかしながら従来のプローブカード2で
は、プローブ針6をパッドPに接触させたときに、スプ
リング付勢力のバランスの偏りでプローブ針6の針先が
パッドP上で横方向に滑りやすいものとなっている。ま
た、プローブカード2の使用回数が増えると、それにつ
れてスプリング8の弾力性が低下し、これが所定のレベ
ルを下回ると、チップTの測定終了後に半導体ウエハW
からプローブカード2を離間させたときに、スプリング
8の弾力性が不足してプローブ針6の姿勢を初期状態に
戻せなくなる。そうすると、図9(c)に示すように、
針保持部材5に対してプローブ針6が傾いた状態で保持
されるようになる。その結果、パッドPに対する針跡P
aの位置は、図9(d)に示すように、初期位置(図の
破線で示す位置)から徐々にシフトしていき、遂にはパ
ッドPから外れてしまう。そうすると、電気的な接続状
態(導通)が得られなくなるうえ、パッドPの近傍に形
成された回路部分を傷つけて破壊してしまう虞れがあ
る。
は、プローブ針6をパッドPに接触させたときに、スプ
リング付勢力のバランスの偏りでプローブ針6の針先が
パッドP上で横方向に滑りやすいものとなっている。ま
た、プローブカード2の使用回数が増えると、それにつ
れてスプリング8の弾力性が低下し、これが所定のレベ
ルを下回ると、チップTの測定終了後に半導体ウエハW
からプローブカード2を離間させたときに、スプリング
8の弾力性が不足してプローブ針6の姿勢を初期状態に
戻せなくなる。そうすると、図9(c)に示すように、
針保持部材5に対してプローブ針6が傾いた状態で保持
されるようになる。その結果、パッドPに対する針跡P
aの位置は、図9(d)に示すように、初期位置(図の
破線で示す位置)から徐々にシフトしていき、遂にはパ
ッドPから外れてしまう。そうすると、電気的な接続状
態(導通)が得られなくなるうえ、パッドPの近傍に形
成された回路部分を傷つけて破壊してしまう虞れがあ
る。
【0009】また、使用回数の増加とともに、針保持部
材5の穴7とプローブ針6との摩擦抵抗が増大したり、
プローブ針6の表面が酸化したりすると、穴7とプロー
ブ針6との滑りが鈍く(悪く)なり、パッドPとのコン
タクト性が悪化する。
材5の穴7とプローブ針6との摩擦抵抗が増大したり、
プローブ針6の表面が酸化したりすると、穴7とプロー
ブ針6との滑りが鈍く(悪く)なり、パッドPとのコン
タクト性が悪化する。
【0010】さらに、プローブ針6と配線10とを間に
スプリング8が介在しているため、プローブ針6と配線
10との間の電気的な抵抗(Ω)が大きくなり、またリ
アクタンス成分が大きくなることで、特に高周波信号を
取り扱う場合の交流的な抵抗成分(インピーダンス)が
増大する。そうすると、高周波信号を流すときの信号の
ロス(減衰)が多くなり、その分だけチップTに入力す
る信号レベルが減少してしまう。
スプリング8が介在しているため、プローブ針6と配線
10との間の電気的な抵抗(Ω)が大きくなり、またリ
アクタンス成分が大きくなることで、特に高周波信号を
取り扱う場合の交流的な抵抗成分(インピーダンス)が
増大する。そうすると、高周波信号を流すときの信号の
ロス(減衰)が多くなり、その分だけチップTに入力す
る信号レベルが減少してしまう。
【0011】また、このようなプローブカード2におい
ては、針保持部材5の穴7内でプローブ針6を上下動さ
せるため、図10(a),(b)に示すようにプローブ
針6の直径(穴7内に位置する後端側の直径)を例えば
80μmとすると、針保持部材5における穴7の内径は
それよりも大きい84μmに設定する必要がある。そう
すると、プローブ針6の配列方向においては、一本のプ
ローブ針6につき、針以外の部分で4μm(84μm−
80μm)もの領域を使用することになり、この領域分
が、現状のプローブカード2で対応し得るチップTのパ
ッドピッチの最小寸法を制限する一つの要因となる。
ては、針保持部材5の穴7内でプローブ針6を上下動さ
せるため、図10(a),(b)に示すようにプローブ
針6の直径(穴7内に位置する後端側の直径)を例えば
80μmとすると、針保持部材5における穴7の内径は
それよりも大きい84μmに設定する必要がある。そう
すると、プローブ針6の配列方向においては、一本のプ
ローブ針6につき、針以外の部分で4μm(84μm−
80μm)もの領域を使用することになり、この領域分
が、現状のプローブカード2で対応し得るチップTのパ
ッドピッチの最小寸法を制限する一つの要因となる。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたもので、半導体ウエハに形成され
たチップの電気的特性を測定する際に用いられるプロー
ブカードであって、ベースとなる基板と、この基板の下
面側に前記チップのパッド配列に対応して略垂直に立設
され、その先端を前記パッドとの接触部としてなる複数
のプローブ針とを備え、前記プローブ針の後端側を二股
状に拡開する状態で形成するとともに、その二股部分の
両端を前記基板に固着して成るものである。
決するためになされたもので、半導体ウエハに形成され
たチップの電気的特性を測定する際に用いられるプロー
ブカードであって、ベースとなる基板と、この基板の下
面側に前記チップのパッド配列に対応して略垂直に立設
され、その先端を前記パッドとの接触部としてなる複数
のプローブ針とを備え、前記プローブ針の後端側を二股
状に拡開する状態で形成するとともに、その二股部分の
両端を前記基板に固着して成るものである。
【0013】このプローブカードにおいては、プローブ
針の先端部を所定の力でチップのパッドに接触させた
際、その接触部分に対して、プローブ針後端側の二股部
分の双方からそれぞれ同じ弾力が加えられる。これによ
り、パッド上での針先の滑りが抑制されるとともに、プ
ローブカードの使用回数が増えても、プローブ針の針跡
の位置がシフトすることがなくなる。また、プローブ針
自身が弾力性を持つようになるため、プローブ針にスプ
リングを接続する必要がなくなる。さらに、パッド配列
に対応するプローブ針の配列方向においても、従来の如
き穴内でプローブ針を上下動させるための領域を確保す
る必要がなくなる。
針の先端部を所定の力でチップのパッドに接触させた
際、その接触部分に対して、プローブ針後端側の二股部
分の双方からそれぞれ同じ弾力が加えられる。これによ
り、パッド上での針先の滑りが抑制されるとともに、プ
ローブカードの使用回数が増えても、プローブ針の針跡
の位置がシフトすることがなくなる。また、プローブ針
自身が弾力性を持つようになるため、プローブ針にスプ
リングを接続する必要がなくなる。さらに、パッド配列
に対応するプローブ針の配列方向においても、従来の如
き穴内でプローブ針を上下動させるための領域を確保す
る必要がなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に係るプローブカードを説明するもので、(a)
はその全体構造を示す側面概略図、(b)は(a)のB
部拡大図である。図示したプローブカード11において
は、ベースとなる基板12上に配線13が設けられてい
る。この配線13は、チップの電気的特性を測定するた
めの測定信号を伝送するためのもので、例えば周知のパ
ターニング処理によって基板12の上面に形成される。
基板12の下面側にはプローブ針14が立設されてい
る。このプローブ針14は、例えばタングステン銅から
なるもので、基板12の面上に垂直に立設されている。
また、プローブ針14は、チップのパッド配列に対応し
て図の奥行き方向に直線状に配列されている。
て図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は本発明の実
施形態に係るプローブカードを説明するもので、(a)
はその全体構造を示す側面概略図、(b)は(a)のB
部拡大図である。図示したプローブカード11において
は、ベースとなる基板12上に配線13が設けられてい
る。この配線13は、チップの電気的特性を測定するた
めの測定信号を伝送するためのもので、例えば周知のパ
ターニング処理によって基板12の上面に形成される。
基板12の下面側にはプローブ針14が立設されてい
る。このプローブ針14は、例えばタングステン銅から
なるもので、基板12の面上に垂直に立設されている。
また、プローブ針14は、チップのパッド配列に対応し
て図の奥行き方向に直線状に配列されている。
【0015】プローブ針14の先端側は、図2(a),
(b)にも示すように先細状(従来同様)に形成され、
その先端14aを、チップのパッドとの接触部(コンタ
クト部)としている。これに対して、プローブ針14の
後端側は二股状に拡開した状態で略V字形(針全体とし
ては略Y字形)に形成され、その二股部分14b,14
bに適度な可撓性を持たせた構造になっている。また、
プローブ針14の二股部分14b,14bは、該プロー
ブ針14の中心軸に対して各々同じ角度θだけ傾いた状
態で形成されている。この二股部分14b,14bの傾
斜角度θは、後述するチップのパッドに針先を押し付け
際、適度な弾力性が得られるよう、例えば6°〜60°
の範囲内で適宜設定されている。
(b)にも示すように先細状(従来同様)に形成され、
その先端14aを、チップのパッドとの接触部(コンタ
クト部)としている。これに対して、プローブ針14の
後端側は二股状に拡開した状態で略V字形(針全体とし
ては略Y字形)に形成され、その二股部分14b,14
bに適度な可撓性を持たせた構造になっている。また、
プローブ針14の二股部分14b,14bは、該プロー
ブ針14の中心軸に対して各々同じ角度θだけ傾いた状
態で形成されている。この二股部分14b,14bの傾
斜角度θは、後述するチップのパッドに針先を押し付け
際、適度な弾力性が得られるよう、例えば6°〜60°
の範囲内で適宜設定されている。
【0016】一方、基板12には、図3に示すように各
プローブ針14の取付位置に対応してスルーホール12
aが形成されている。このスルーホール12aは、基板
12上に形成された配線13の終端に位置して設けら
れ、その内面には、はんだ或いは銅によるメッキ層が形
成されている。またスルーホール12aは、1本のプロ
ーブ針14につき、2つずつ設けられている。
プローブ針14の取付位置に対応してスルーホール12
aが形成されている。このスルーホール12aは、基板
12上に形成された配線13の終端に位置して設けら
れ、その内面には、はんだ或いは銅によるメッキ層が形
成されている。またスルーホール12aは、1本のプロ
ーブ針14につき、2つずつ設けられている。
【0017】基板12のスルーホール12aには、プロ
ーブ針14の二股部分14bの両端(図3では片側のみ
表示)が挿し込まれている。また、基板12上にはスル
ーホール12aを埋め込むようにはんだ15が供給さ
れ、このはんだ15によってプローブ針14の二股部分
14b,14bの両端がそれぞれ基板12に固着され、
かつプローブ針14が上記配線13に電気的に接続され
ている。
ーブ針14の二股部分14bの両端(図3では片側のみ
表示)が挿し込まれている。また、基板12上にはスル
ーホール12aを埋め込むようにはんだ15が供給さ
れ、このはんだ15によってプローブ針14の二股部分
14b,14bの両端がそれぞれ基板12に固着され、
かつプローブ針14が上記配線13に電気的に接続され
ている。
【0018】さらに、基板12の下面には、ゴム状弾性
を有する樹脂部(エラストマー等)16が所定の厚みで
層状に形成されている。樹脂部16はプローブ針14の
二股部分14b,14bの撓み変形を阻害しない程度の
ゴム状弾性を有し、基板12の下面に対しては上記スル
ーホール12aを裏打ちするかたちで均一に塗布されて
いる。この樹脂部16は、基板12とプローブ針14と
の接続部(はんだ付け部)における金属の酸化を防止す
るためのもので、これについては必要に応じて設けるよ
うにすればよい。
を有する樹脂部(エラストマー等)16が所定の厚みで
層状に形成されている。樹脂部16はプローブ針14の
二股部分14b,14bの撓み変形を阻害しない程度の
ゴム状弾性を有し、基板12の下面に対しては上記スル
ーホール12aを裏打ちするかたちで均一に塗布されて
いる。この樹脂部16は、基板12とプローブ針14と
の接続部(はんだ付け部)における金属の酸化を防止す
るためのもので、これについては必要に応じて設けるよ
うにすればよい。
【0019】このように構成されたプローブカード11
を用いてチップの電気的特性を測定する場合において
は、図4に示すように、基板12の上面側から所定の押
圧力Fを加えて、チップTのパッドPにプローブ針14
の先端14aを接触(コンタクト)させる。そうする
と、プローブ針14の二股部分14b,14bが上記押
圧力Fによって湾状に撓み変形する。これにより、プロ
ーブ針14とパッドPとの接触部分に対し、プローブ針
14の二股部分14b,14bの双方からそれぞれ同じ
弾力f,fがバランス良く加えられるため、パッドP上
で針先が滑ることがなく常に安定した接触状態が得られ
る。また、従来のようにスプリングを用いなくても安定
した接触状態が得られるため、スプリング特性のバラツ
キによるコンタクト性のバラツキを回避することができ
る。
を用いてチップの電気的特性を測定する場合において
は、図4に示すように、基板12の上面側から所定の押
圧力Fを加えて、チップTのパッドPにプローブ針14
の先端14aを接触(コンタクト)させる。そうする
と、プローブ針14の二股部分14b,14bが上記押
圧力Fによって湾状に撓み変形する。これにより、プロ
ーブ針14とパッドPとの接触部分に対し、プローブ針
14の二股部分14b,14bの双方からそれぞれ同じ
弾力f,fがバランス良く加えられるため、パッドP上
で針先が滑ることがなく常に安定した接触状態が得られ
る。また、従来のようにスプリングを用いなくても安定
した接触状態が得られるため、スプリング特性のバラツ
キによるコンタクト性のバラツキを回避することができ
る。
【0020】さらに、プローブカード11の使用中にお
いては、プローブ針14が、それ自身の持つ弾力性(二
股部分14b,14bの撓み変形)によって常にバラン
ス良くパッドPに接触し、しかも基板12面に対して常
に垂直な姿勢に保持されるため、たとえ使用回数が増え
たとしても、パッドP上で針跡の位置がシフトすること
はない。したがって、使用開始に先立ってパッドPに対
するプローブ針14の接触位置をアライメントしておけ
ば、その位置精度を長期にわたって維持することができ
る。その結果、プローブ針14の針先がパッドPから外
れた位置に接触することがなくなるため、チップT内の
回路部分の傷付きを確実に防止することが可能となる。
いては、プローブ針14が、それ自身の持つ弾力性(二
股部分14b,14bの撓み変形)によって常にバラン
ス良くパッドPに接触し、しかも基板12面に対して常
に垂直な姿勢に保持されるため、たとえ使用回数が増え
たとしても、パッドP上で針跡の位置がシフトすること
はない。したがって、使用開始に先立ってパッドPに対
するプローブ針14の接触位置をアライメントしておけ
ば、その位置精度を長期にわたって維持することができ
る。その結果、プローブ針14の針先がパッドPから外
れた位置に接触することがなくなるため、チップT内の
回路部分の傷付きを確実に防止することが可能となる。
【0021】また、プローブ針14の二股部分14b,
14bの両端を配線13を直にはんだ付け(接合)して
いるため、配線14とプローブ針14の間の電気的な抵
抗(Ω)がほぼゼロになる。さらに、スプリングの介在
によるリアクタンス成分の増加も生じないため、特に高
周波信号を取り扱う場合の信号のロス(減衰)を極力少
なくすることが可能となる。
14bの両端を配線13を直にはんだ付け(接合)して
いるため、配線14とプローブ針14の間の電気的な抵
抗(Ω)がほぼゼロになる。さらに、スプリングの介在
によるリアクタンス成分の増加も生じないため、特に高
周波信号を取り扱う場合の信号のロス(減衰)を極力少
なくすることが可能となる。
【0022】これに加えて、基板12に対するプローブ
針14の取付方向を適宜設定する(例えば、プローブ針
14の配列方向に対してこれとほぼ直交する向きで二股
部分14b,14bを配置する)ことにより、プローブ
針14をより接近させて配列することが可能となる。そ
の結果、従来のプローブカードでは対応できないパッド
ピッチの狭いチップTに対しても、十分に対応可能とな
る。
針14の取付方向を適宜設定する(例えば、プローブ針
14の配列方向に対してこれとほぼ直交する向きで二股
部分14b,14bを配置する)ことにより、プローブ
針14をより接近させて配列することが可能となる。そ
の結果、従来のプローブカードでは対応できないパッド
ピッチの狭いチップTに対しても、十分に対応可能とな
る。
【0023】ちなみに、チップTのパッドPに対するプ
ローブ針14の接触圧については、プローブ針14後端
側における二股部分14b,14bの傾斜角度θ(図
2)を変えることにより、任意に調整することができ
る。
ローブ針14の接触圧については、プローブ針14後端
側における二股部分14b,14bの傾斜角度θ(図
2)を変えることにより、任意に調整することができ
る。
【0024】また、上記実施形態においては、プローブ
針14の後端側を略V字形に形成したものを例示した
が、これ以外にも、図5に示すように、プローブ針14
の後端側を略U字形(アーチ状)に形成したものであっ
てもよい。このU字形に形成したプローブ針14の場合
は、その二股部分14b,14cが常に湾曲していて撓
み易い構造になっているため、針先14aをパッドPに
押し付けた際に、上記V字形のもの(図2参照)よりも
高い弾力性が得られる。
針14の後端側を略V字形に形成したものを例示した
が、これ以外にも、図5に示すように、プローブ針14
の後端側を略U字形(アーチ状)に形成したものであっ
てもよい。このU字形に形成したプローブ針14の場合
は、その二股部分14b,14cが常に湾曲していて撓
み易い構造になっているため、針先14aをパッドPに
押し付けた際に、上記V字形のもの(図2参照)よりも
高い弾力性が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、所
定の押圧力でプローブ針の先端をパッドに接触させたと
きに、その接触部分に対し、プローブ針の二股部分の撓
みで双方から同じ弾力が加えられるため、パッド上での
針先の滑りを抑制できるとともに、プローブカードの使
用回数が増加しても、チップのパッドに対して常に安定
した状態でしかも確実にプローブ針の先端を接触(コン
タクト)させることができる。これにより、プローブ針
の先端がパッドから外れた位置に接触することがなくな
るため、チップ内の回路部分を傷付ける虞れもなくな
る。また、プローブ針自身に弾力性を持たせたことでス
プリングが不要になるため、スプリングの介在によるコ
ンタクト性のバラツキや、リアクタンス成分の増加を回
避することができる。さらに、プローブ針の二股部分の
向きを適宜設定することで、各々のプローブ針をより接
近させて配列することができるため、従来のプローブカ
ードでは対応できないパッドピッチの狭いチップにも、
十分に対応可能となる。
定の押圧力でプローブ針の先端をパッドに接触させたと
きに、その接触部分に対し、プローブ針の二股部分の撓
みで双方から同じ弾力が加えられるため、パッド上での
針先の滑りを抑制できるとともに、プローブカードの使
用回数が増加しても、チップのパッドに対して常に安定
した状態でしかも確実にプローブ針の先端を接触(コン
タクト)させることができる。これにより、プローブ針
の先端がパッドから外れた位置に接触することがなくな
るため、チップ内の回路部分を傷付ける虞れもなくな
る。また、プローブ針自身に弾力性を持たせたことでス
プリングが不要になるため、スプリングの介在によるコ
ンタクト性のバラツキや、リアクタンス成分の増加を回
避することができる。さらに、プローブ針の二股部分の
向きを適宜設定することで、各々のプローブ針をより接
近させて配列することができるため、従来のプローブカ
ードでは対応できないパッドピッチの狭いチップにも、
十分に対応可能となる。
【図1】本発明の実施形態に係るプローブカードを説明
する図である。
する図である。
【図2】実施形態におけるプローブ針の構造説明図であ
る。
る。
【図3】基板に対するプローブ針の取付構造を示す断面
図である。
図である。
【図4】プローブ針の先端をパッドに接触させたときの
状態を説明する図である。
状態を説明する図である。
【図5】本発明におけるプローブ針の他の構造例を示す
図である。
図である。
【図6】ウエハプローブの基本構成を示す概略図であ
る。
る。
【図7】プローブカードの概略構成を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】従来のプローブカードの概略構成を示す図であ
る。
る。
【図9】従来の課題を説明するための図(その1)であ
る。
る。
【図10】従来の課題を説明するための図(その2)で
ある。
ある。
11…プローブカード、12…基板、13…配線、14
…プローブ針、14a…先端(針先)、14b…二股部
分、P…パッド、T…チップ、W…半導体ウエハ
…プローブ針、14a…先端(針先)、14b…二股部
分、P…パッド、T…チップ、W…半導体ウエハ
Claims (2)
- 【請求項1】 半導体ウエハに形成されたチップの電気
的特性を測定する際に用いられるプローブカードであっ
て、 ベースとなる基板と、この基板の下面側に前記チップの
パッド配列に対応して略垂直に立設され、その先端を前
記パッドとの接触部としてなる複数のプローブ針とを備
え、 前記プローブ針の後端側を二股状に拡開する状態で形成
するとともに、その二股部分の両端を前記基板に固着し
てなることを特徴とするプローブカード。 - 【請求項2】 前記基板は、前記チップの電気的特性を
測定するための測定信号を伝送する配線を有し、この配
線の終端に前記プローブ針の二股部分の両端をはんだ接
合してなることを特徴とする請求項1記載のプローブカ
ード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054068A JP2000249721A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プローブカード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054068A JP2000249721A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プローブカード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000249721A true JP2000249721A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12960316
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11054068A Pending JP2000249721A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | プローブカード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000249721A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100929247B1 (ko) * | 2007-06-12 | 2009-12-01 | 주식회사 코리아 인스트루먼트 | 프로브 카드 제조 방법 |
| JP2013205098A (ja) * | 2012-03-27 | 2013-10-07 | Micronics Japan Co Ltd | プローブ及びプローブカード |
| KR101591501B1 (ko) | 2014-09-29 | 2016-02-04 | 주식회사 오킨스전자 | 접촉율이 향상된 컨택트 핀 |
| CN113805025A (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-17 | 均豪精密工业股份有限公司 | 光电检测系统与检测晶粒方法 |
| CN114527307A (zh) * | 2022-02-11 | 2022-05-24 | 渭南高新区木王科技有限公司 | 一种带有断簧保护特性的三头测试探针 |
| WO2025126800A1 (ja) * | 2023-12-12 | 2025-06-19 | 株式会社日本マイクロニクス | 電気的接続装置 |
| WO2025126799A1 (ja) * | 2023-12-12 | 2025-06-19 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブ |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP11054068A patent/JP2000249721A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100929247B1 (ko) * | 2007-06-12 | 2009-12-01 | 주식회사 코리아 인스트루먼트 | 프로브 카드 제조 방법 |
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| EP2645113A3 (en) * | 2012-03-27 | 2017-12-20 | Kabushiki Kaisha Nihon Micronics | Probe and probe card |
| KR101591501B1 (ko) | 2014-09-29 | 2016-02-04 | 주식회사 오킨스전자 | 접촉율이 향상된 컨택트 핀 |
| CN113805025A (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-17 | 均豪精密工业股份有限公司 | 光电检测系统与检测晶粒方法 |
| CN114527307A (zh) * | 2022-02-11 | 2022-05-24 | 渭南高新区木王科技有限公司 | 一种带有断簧保护特性的三头测试探针 |
| CN114527307B (zh) * | 2022-02-11 | 2024-03-22 | 木王芯(苏州)半导体科技有限公司 | 一种带有断簧保护特性的三头测试探针 |
| WO2025126800A1 (ja) * | 2023-12-12 | 2025-06-19 | 株式会社日本マイクロニクス | 電気的接続装置 |
| WO2025126799A1 (ja) * | 2023-12-12 | 2025-06-19 | 株式会社日本マイクロニクス | プローブ |
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