JP2000250110A - フィルム給送制御装置及びフィルム給送制御装置を備えた機器 - Google Patents

フィルム給送制御装置及びフィルム給送制御装置を備えた機器

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JP2000250110A
JP2000250110A JP11048391A JP4839199A JP2000250110A JP 2000250110 A JP2000250110 A JP 2000250110A JP 11048391 A JP11048391 A JP 11048391A JP 4839199 A JP4839199 A JP 4839199A JP 2000250110 A JP2000250110 A JP 2000250110A
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film
perforation
control device
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Hajime Watabe
肇 渡部
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルムのノッチの検出の有無に係らず、1駒
目まで自動給送できるフィルム給送制御装置を提供す
る。 【解決手段】1つ目のパーフォレーションを検出してか
らフィルムが所定の距離を移動する間に(S204、2
05)、2つ目ののパーフォレーションを検出できない
場合は(S206、S208、S209)、検出された
1つ目のパーフォレーションはノッチであると判定し、
2つ目が検出された場合は隣り合うパーフォレーション
であると判定することにより(S206、S207)、
ある所定期間の間パーフォレーションを検出しないとい
う従来の方法よりも確実にフィルムの先端部のノッチの
誤検出を防ぎ、パーフォレーションを検出してフィルム
の空送り動作が正確に出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィルム給送制御装
置及びフィルム給送制御装置を備えた機器に係り、特に
フィルムカートリッジ内フィルムをに完全に収納した状
態から、使用時にカートリッジスプールを送り出し方向
に回転させてフィルムをカートリッジから送り出す方式
のフィルムカートリッジのフィルム給送制御装置及びこ
のフィルム給送制御装置を備えたカメラ等の機器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】使用前にはフィルムがカートリッジ内に
完全に収納されており、使用時にカートリッジスプール
を送り出し方向に回転させてフィルムをカートリッジか
ら送り出す方式のフィルムカートリッジが知られている
(例えば、米国特許第5,257,751号公報参照)
【0003】また、フィルムの側縁部に、撮影領域の位
置を規定するための開口部であるパーフォレーションを
設けており、それに対応するカメラは、センサによりそ
のパーフォレーションの位置を検知することで撮影領域
を所定の撮影位置( カメラ本体に設けられた開口部であ
るアパーチャー部) に給送制御するいわゆる空送り動作
も知られている。
【0004】また、磁気記録層が形成されたフィルムを
用い、フィルム給送経路内に磁気ヘッドを設けこの磁気
記録層に様々な情報を記録可能にしたカメラシステムが
提案されている。
【0005】また、本出願人による特開平6−1385
26号公報によれば、1フレームを給送するに当たり、
前記パーフォレーションが最終駒以外は2つのパーフォ
レーションを有しているカメラの給送制御装置におい
て、1パーフォレーションを検出した後、所定時間内に
2つ目のパーフォレーションが未検知の場合に、最終駒
と判断しフィルムを巻き戻す給送制御装置も提示されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記シ
ステムに沿ったフィルムカートリッジに収納されたフィ
ルムは、撮影領域を規定する為に、1フレーム当たりに
2つのパーフォレーションが設けられ、また、そのフィ
ルムの先端部にはフィルムカートリッジ内部で空回りを
防止させる切欠き部であるノッチ部が設けられている。
【0007】パーフォレーションとノッチの位置関係
は、例えば図5に示すように、パーフォレーション(P
1a,P1b・・・)とノッチKとはフィルムの一方の
側縁部にそれぞれ形成され、フィルムの長さ方向(送り
方向)において、パーフォレーションの中心部近傍にノ
ッチの底辺が対応するように形成されている。
【0008】このようなフィルムカートリッジを用いた
カメラにおいては、フィルムカートリッジからフィルム
を送り出し、センサによりこのパーフォレーションを検
出して給送制御することが一般的である。
【0009】このため、フィルムをフィルムカートリッ
ジから送り出して給送制御する場合、特にフィルム先端
がカートリッジが装填されるカートリッジ室と巻き上げ
スプール室との間の給送経路内でその幅方向に動くこと
が有り、又は、パーフォレーションを検出するセンサ
(例えば発光素子と受光素子との組み合わせで構成され
るフォトリフレクタ)の設置位置により、フィルム先端
部に設けられたノッチ部を検出したり、しなかったりと
いう状況が発生することがある。
【0010】これにより、フィルムの撮影領域を規定す
るパーフォレーションを正確に検出できず、フィルムの
所定の撮影領域をカメラのアパーチャーに正確に停止さ
せることが出来ない場合がある。
【0011】そこで、センサがフィルム先端部を検出し
てから所定時間経過後に、目的のパーフォレーションを
検出するようにすれば、ノッチ部の検出を不要とするフ
ィルム給送制御方式が考えられる。
【0012】しかし、フィルムに情報を書き込んだりす
るための磁気ヘッドやセンサがフィルム給送経路に設け
られており、この磁気ヘッドなどでフィルムが一時止ま
ったりするため、センサがフィルム先端部を検出してか
らパーフォレーションがセンサ位置に来るまでの時間が
特定できず、また、フィルム先端部のノッチ部をパーフ
ォレーションと誤検知してしまう可能性も指摘される。
【0013】そのため、パーフォレーションで規定され
るフィルムの所定の撮影領域をカメラのアパーチャーに
正確に停止させることが出来ず、またフィルムの最終駒
であると判断して巻き戻してしまう場合があるという問
題がある。
【0014】本出願に係る発明の目的は、かかる課題を
解決する為になされたもので、パーフォレーション検出
用センサによるノッチ部の誤検出を防止し、確実にパー
フォレーションを検出してフィルムの給送動作が行える
フィルム給送制御装置及びフィルム給送制御装置を備え
た機器を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現するフィルム給送制御装置の第1の構成は、1フ
レームの両端を規定するためにフィルムに開口部として
形成された2つのパーフォレーションと、フィルム先端
と該先端に最も近いパーフォレーションとの間に形成し
た切欠き部とをフィルム側縁部に沿って設けたフィルム
カートリッジのフィルム給送制御を行うフィルム給送制
御装置において、前記フィルムのパーフォレーションと
前記フィルムの先端を検出すると共に、前記フィルムの
切欠き部を検出するパーフォレーション検出手段と、前
記フィルムの移動量を検出するフィルム移動量検出手段
と、前記パーフォレーション検出手段が前記切欠き部を
検出していたとすればその後パーフォレーションを検出
することがなく、且つ前記2つのパーフォレーションの
長さよりも短い距離に設定したフィルムの所定移動量の
検出開始条件を前記パーフォレーション検出手段による
複数回目の検出状態の変化とし、前記フィルムが所定移
動量を移動する間に前記パーフォレーション検出手段が
検出した検出状態の変化の回数に応じてフィルムの給送
状態を制御する制御手段を有するものである。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第2の構成は、上記第1の構成におい
て、前記フィルム移動量検出手段は、前記フィルムの移
動に連動して回転するパルス板と、前記パルス板の回転
により発生するパルスを検出するセンサにより構成され
ているものである。
【0017】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第3の構成は、上記第1の構成におい
て、前記フィルム移動量検出手段は、前記フィルムカー
トリッジのスプール軸と一体に回転するバーコードパタ
ーンからなるデータディスクと、前記データディスクの
バーコードパターンを読み取るセンサにより構成されて
いるものである。
【0018】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第4の構成は、上記いずれかの構成に
おいて、前記制御手段は、前記フィルムの所定移動量の
検出開始条件を、前記パーフォレーション検出手段が2
回目の状態変化を検出したときとするものである。
【0019】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第5の構成は、上記いずれかの構成に
おいて、前記制御手段は、前記フィルムの所定移動量の
間に、前記パーフォレーション検出手段による検出状態
の変化が1回だけの場合には、前記切欠き部を検知した
と判定するものである。
【0020】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第6の構成は、上記いずれかの構成に
おいて、前記制御手段は、前記フィルムの所定移動量の
間に、前記パーフォレーション検出手段による検出状態
の変化を2回検出すると、前記切欠き部の検知が行われ
なかったと判断するものである。
【0021】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第7の構成は、上記第6の構成におい
て、前記制御手段は、前記切欠き部の検知が行われなか
ったと判断すると、フィルムの停止動作を行うものであ
る。
【0022】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第8の構成は、フィルムの開口部であ
る1フレームの両端を規定する2つのパーフォレーショ
ンとフィルム先端と該先端に最も近いパーフォレーショ
ンとの間に切欠き部とがフィルム側縁部に設けられたフ
ィルムを備えたフィルムカートリッジを使用するフィル
ム給送制御装置において、前記フィルムのパーフォレー
ションを検出するパーフォレーション検出手段と、前記
パーフォレーション検出手段の出力に応じて計測するパ
ーフォレーション信号計測手段と、前記フィルムの給送
動作に連動してパルス信号を発生するパルス信号発生手
段と、前記パルス信号発生手段の出力を計測するパルス
信号計測手段と、前記パーフォレーション検出手段によ
りフィルムの所定位置が検出されたときより、前記パル
ス信号計測手段の計測値が所定値に到達したときに前記
パーフォレーション信号計測手段の計測値が第1の所定
値未満の場合、前記パーフォレーション信号計測手段の
値を第2の所定値に設定するものである。
【0023】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第9の構成は、上記第8の構成におい
て、前記パーフォレーション検出手段によりフィルム開
口部が検出された時より、前記信号計測手段によるパル
ス信号の計測を開始するものである。
【0024】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第10の構成は、上記第8または第9
の構成において、前記パーフォレーション検出手段によ
りフィルム先端部が検出された時より、前記信号計測手
段によるパルス信号の計測を開始するものである。
【0025】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第11の構成は、上記第8、第9また
は第10の構成において、前記パルス計測手段により、
前記フィルムカートリッジから送り出された前記フイル
ムの送り出し量を判定し、前記パルス計測手段により計
測される所定値とは、隣り合うフレームの連続した2つ
のパーフォレーションの距離より長く、1フレームの両
端を規定する2つのパーフォレーション間の距離より短
い期間の間に相当するパルス量とするものである。
【0026】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第12の構成は、上記第8、第9、第
10または第11の構成において、前記パーフォレーシ
ョン検出手段によりフィルムの所定位置が検出された時
より、前記信号計測手段の計測値が所定値に達した時
に、前記パーフォレーション信号計測手段の計測値が所
定値以下の場合、最初に検出された開口部を切欠き部で
あると判定し、所定値以上の場合はパーフォレーション
であると判定する判定手段を備えたものである。
【0027】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第13の構成は、上記第8の構成にお
いて、前記第2の所定値は、前記パーフォレーション検
出手段によりフィルム先端部が検出されたときと同じ値
であるとするものである。
【0028】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第14の構成は、フィルムの開口部で
ある1フレームの両端を規定する2つのパーフォレーシ
ョンとフィルム先端と該先端に最も近いパーフォレーシ
ョンとの間に切欠き部とがフィルム側縁部に設けられた
フィルムと、フィルムカートリッジのスプール軸と一体
に回転するバーコードパターンからなるデータディスク
を備えたフィルムカートリッジのフィルム給送制御を行
うフィルム給送制御装置において、フィルムのパーフォ
レーションを検出するパーフォレーション検出手段と、
前記パーフォレーション検出手段の出力に応じて計測す
るパーフォレーション信号計測手段と、前記データディ
スクを検出するデータディスク検出手段と、前記データ
ディスク検出手段の出力を計測するデータディスク信号
計測手段と、前記パーフォレーション検出手段によりフ
ィルムの所定位置が検出された時より、前記データディ
スク信号計測手段の計測値が所定値に到達した時に、前
記パーフォレーション信号計測手段の計測値が第1の所
定値未満の場合、前記パーフォレーション信号計測手段
の値を第2の所定値に戻すものである。
【0029】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第15の構成は、上記第14の構成に
おいて、前記パーフォレーション検出手段によりフィル
ム開口部が検出された時より、前記信号計測手段による
データディスク信号の計測を開始するものである。
【0030】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第16の構成は、上記第14の構成に
おいて、前記パーフォレーション検出手段によりフィル
ム先端部が検出された時より、前記信号計測手段による
データディスク信号の計測を開始するものである。
【0031】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第17の構成は、上記第14、第15
または第16の構成において、前記データディスク計測
手段により前記カートリッジから送り出された前記フイ
ルムの送り出し量を判定し、前記データディスク計測手
段により計測される所定値とは、隣り合うフレームの連
続した2つのパーフォレーションの距離より長く、1フ
レームの両端を規定する2つのパーフォレーション間の
距離より短い期間の間に相当するパルス量とするもので
ある。
【0032】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第18の構成は、上記第14、第1
5、第16または第17の構成において、前記パーフォ
レーション検出手段によりフィルムの所定位置が検出さ
れた時より、前記信号計測手段の計測値が所定値に達し
た時に、前記パーフォレーション信号計測手段の計測値
が所定値以下の場合、最初に検出された開口部を切欠き
部であると判定し、所定値以上の場合はパーフォレーシ
ョンであると判定する判定手段を備えたものである。
【0033】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置の第19の構成は、上記第1の構成にお
いて、前記第2の所定値とは、前記パーフォレーション
検出手段によりフィルム先端部が検出されたときと同じ
値とするものである。
【0034】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置を備えた機器の第1の構成は、上記いず
れかの構成のフィルム給送制御装置を有し、カートリッ
ジ室に装填されたフィルムカートリッジ内のフィルムを
所定のフレームまで自動給送するようにしたものであ
る。
【0035】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置を備えた機器の第2の構成は、前記機器
はカメラとするものである。
【0036】本出願に係る発明の目的を実現するフィル
ム給送制御装置を備えた機器の第3の構成は、前記機器
はフィルム画像読取装置とするものである。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明のカメラを図示の実
施の形態に基づき詳細に説明する。
【0038】(第1の実施の形態)図1はカメラの背面
部を取り除いた状態のカメラの背面図である。
【0039】同図において、1はカメラ本体、2はカー
トリッジ室、3はフォーク、4はスプール室、5はフィ
ルム巻き取りスプールである。6はカメラのアパーチャ
で、この部分にてフィルムは露光されることになる。7
は図1に示すようにフィルム巻き取りスプール5側に配
置されたフォトリフレクタであり、フィルムのパーフォ
レーションを検知するものであり、フィルムの撮影領域
がアパーチャー部に停止した時に次に説明するパーフォ
レーションPNaの中心部と対向するような位置に設け
られている。8はフィルムの磁気層に圧接し、情報記録
を行うための磁気ヘッドである。
【0040】図2は本実施の形態において使用されるフ
ィルムを示す図であり、9は前記カートリッジ室2へ装
填されるフィルムカートリッジ、Fはフィルムであり、
1画面につき2個のパーフォレーションPを有し、画面
の左端をa、右端をbで表している。つまり、1駒目の
左上のパーフォレーションはP1a、右上のパーフォレ
ーションはP1b、同様に、2駒目の左上のパーフォレ
ーションをP2a、右上のパーフォレーションはP2
b、N駒目のパーフォレーションは夫々PNa、PNb
である。P0bは1駒目の割り出しに用いられるP1a
よりフィルム先端側にあるパーフォレーションである。
また、Kはパーフォレーションが設けられている側のフ
ィルム先端切欠き部であるノッチである。
【0041】図3は本発明の第1の実施の形態の要部構
成を示すブロック図である。
【0042】同図において、10は前記フィルムFのパ
ーフォレーションを検出するためのパーフォレーション
検出回路で、フォトリフレクタ7と検出回路で構成され
ている。
【0043】11は磁気ヘッド8により磁気記録を行う
磁気記録回路、12はモータ12aを駆動してフィルム
1の空送り、一駒巻き上げ、巻き戻しを行う給送回路、
13はモータ12aに連動した不図示のギヤと係合し、
モータ12aの回転に連動して回転するパルス板で、不
図示のギヤ列からなる給送機構に係合してるものとす
る。
【0044】14はフォトインタラプタ14aで検知し
たパルス板13の回転を検出するためのモータパルス検
出回路である。
【0045】また、このカメラを構成する公知の回路と
しては、被写体の輝度を測定する測光回路15、被写体
までの距離を測る測距回路16、シャッタ制御回路1
7、不図示のレンズを駆動して焦点を合わせる焦点調節
機構18等を有している。
【0046】19は2つのフォトインタラプタ19a、
19bからの検知情報により、フィルムカートリッジ9
上のデータディスク20に記録されるバーコード形式の
フィルム枚数、フィルム感度などの情報を検出するデー
タディスク検出回路、21はカメラの調整データ等を記
憶する記憶回路である。
【0047】22は前記パーフォレーション検出回路1
0から記録回路21にいたるカメラの各種回路を制御す
る制御回路(以下マイコンと称す)である。
【0048】マイクロコンピュータ22には、パーフォ
レーション検出回路10の検出情報が入力され、その変
化(パーフォレーション部の出力とフィルム面での出力
により得られるパルス)を計測する第1の計測手段と、
パルス検出回路14の出力と、データディスク検出回路
19の出力の何れかが入力され、そのパルス数を計測す
る第2の計測手段を含み、第1の計測手段で計測された
値N1、第2の計測手段で計測された値をN2とする。
【0049】23は一連の撮影動作を開始させるレリー
ズスイッチであり、第1ストロークの半押しでオンする
第1スイッチSW1と第2ストローク全押しでオンする
第2スイッチSW2の2段階からなるスイッチである。
【0050】24はフィルムカートリッジの交換の際に
開閉する不図示のカート蓋の開状態でオンとなるカート
蓋検出スイッチ、25はフィルムカートリッジがカメラ
に装填されているとオフするカートリッジ検出スイッチ
であり、マイコン22はカート蓋検出スイッチ24がオ
フからオンに状態変化したときに、カートリッジ検出ス
イッチ25がオフであると検出すると、カートリッジが
装填されたものと判定する。26はカメラの電源に連動
した電源スイッチである。
【0051】次に上記構成のカメラの制御について、以
下にフローチャート図を用いて説明する。
【0052】図4はカメラのメインフローである。な
お、Sはステップを意味する。
【0053】まず、ステップS101では、カートリッ
ジ蓋の状態を判定する。カート蓋が閉じている場合はス
テップS105に移行する。カート蓋が開いていると判
断された場合は、ステップS102に進み、カート蓋が
開から閉に状態が変化するのを待つ。
【0054】ステップS102において、カート蓋が開
から閉に状態が変化したと判断されると、ステップS1
03に移行する。
【0055】ステップS103では、カートリッジ検出
スイッチ25の状態が判定され、フィルムが装填されて
いると判定された場合は、ステップS104にて後述す
るフィルムの空送り動作が実行され、フィルムFは一駒
目にセットされる。
【0056】ステップS103でフィルムの装填が判定
されない場合は、ステップS105に移行し、レリーズ
スイッチの第1ストロークである第1スイッチSW1が
オンされているかどうかの判定が行われる。
【0057】ステップS105において、第1スイッチ
SW1がオンであれば、マイコン22は、ステップS1
06,S107と進み、測光回路15と測距回路16の
出力から被写体の輝度と距離を算出する。また、SW1
がオフならステップS101に戻る。
【0058】ステップS107が終了すると、ステップ
S108に移行してレリーズスイッチの第2ストローク
である第2スイッチSW2の状態が判定される。第2ス
イッチSW2がオンならばステップS109に移行し
て、ステップS107で算出した被写体距離に基づいて
焦点調節機構18が制御される。
【0059】続いてステップS110に移行し、S10
6にて算出した被写体輝度に基づきシャッタ制御回路1
7が制御され、フィルム1に露光が行われる。
【0060】露光動作終了後、ステップS111に移行
して、焦点調節機構18により不図示のレンズは撮影待
機位置へリセットされ、ステップステップS112に移
行してフィルムカートリッジの装填状態が判定される。
【0061】ステップS112において、装填状態はカ
ートリッジ検出スイッチ25がオフであればフィルムカ
ートリッジが装填されていると判断し、ステップS11
3に移行する。なおステップS113においてカートリ
ッジ検出スイッチ25の状態により装填状態を判定して
いるが、メモリ上に記憶されているフィルムカウンタの
値により判定しても良い。
【0062】ステップS113では、フィルム1の磁気
記録部に記録するデータがデジタル信号として作成され
る。このとき作成されたデータは記録回路21に保存さ
れる。
【0063】続いてステップS114に移行し、給送回
路4により公知の方法によりフィルムの巻き上げ動作が
実行される。この巻き上げ動作において、ステップS1
13にて作成されたデータが磁気記録回路11によりフ
ィルム1の磁気記録部へ記録される。このようにして一
連の撮影動作が実行される。
【0064】図5は本実施の形態のフィルム給送制御を
説明するタイミングチャート図、図6はフローチャート
図である。この図5、図6を用いてフィルムの給送制御
について説明する。
【0065】本実施の形態のフィルム給送制御動作の基
本的構成は、図5に示すように、フィルムFの先端は必
ず検知され、その時にパーフォレーション検知状態が変
化し、次にフィルムFの開口部の一つであるノッチKを
検知できたとすると、ノッチKの先端側位置でパーフォ
レーション検知状態が変化する。
【0066】ここで、この2回目のパーフォレーション
検知状態の変化を確認すると、そこからフィルムが「所
定距離」を移動する間にパーフォレーション検知状態が
変化するか否かを判断する。
【0067】上記したノッチKを検知できたならば、す
ぐにノッチKの後端を検知するため、ここでパーフォレ
ーションの状態変化が1回確認できるが、その後は前記
「所定距離」を移動する間には確認できない。
【0068】したがって、この場合にはノッチKの確認
が実行されたと判断することができることになる。
【0069】一方、ノッチKの確認がされなかったとす
ると、フィルム先端の次にフィルム開口として確認され
るのは、パーフォレーションP0bの先端位置であるた
め、この位置が2回目のパーフォレーション検知状態の
変化位置として確認され、ここからフィルムFが「所定
距離」を移動するまでにパーフォレーションの状態変化
の回数検知が開始される。
【0070】この「所定距離」は近接して隣り合うパー
フォレーション(例えばP0bとP1a)の間隔よりも
長い、1フレームの長さ(例えばパーフォレーションP
0bとP1bの長さ)の半分の長さに設定されているの
で、この「所定距離」を移動する間に、3回目のパーフ
ォレーションの状態変化としてパーフォレーションP0
bの後端を検知し、4回目のパーフォレーションの状態
変化としてパーフォレーションP1aの先端を検知する
ことになる。
【0071】したがって、このような場合にはノッチK
が確認されなかったと判断し、4回目の状態変化の検知
でフィルムの給送をフォトリフレクター7にパーフォレ
ーションP1aを合わせるように停止させることで、フ
ィルムのオートローディングが実行される。
【0072】ここで、パーフォレーションの状態変化を
4回検知すると、オートローディングのためのフィルム
の給送を停止させるようにしているので、ノッチKを正
しく検知した場合には、パーフォレーションP0bの先
端の検知でパーフォレーションの状態変化を4回検知し
たことになる。
【0073】そこで、本実施の形態では、ノッチKを検
知したと判断した場合には、ノッチKの後端を検知した
3回目のパーフォレーションの状態変化を1回目のパー
フォレーションの状態変化と変更することにより、パー
フォレーションP1aの先端を4回目のパーフォレーシ
ョンの状態変化の検知とすることができるようにしてい
る。
【0074】すなわち1つ目のパーフォレーションを検
出してからフィルムが所定の距離を移動する間に2つ目
ののパーフォレーションを検出できない場合は、検出さ
れた1つ目のパーフォレーションはノッチであると判定
し、2つ目が検出された場合は隣り合うパーフォレーシ
ョンであると判定することにより、ある所定期間の間パ
ーフォレーションを検出しないという従来の方法よりも
確実にフィルムの先端部のノッチの誤検出を防ぎ、パー
フォレーションを検出してフィルムの空送り動作が正確
に出来る。
【0075】本実施の形態では、フォトリフレクタ7が
フィルムの開口部、すなわちパーフォレーションもしく
はノッチ部に対向する場合Hレベル、フィルム面に対向
する場合Lレベルがパーフォレーション検出回路10で
検出されるものとする。
【0076】ステップS201では、フィルムカートリ
ッジのフィルムFの移動及びパルス板13の回転を検出
するため、マイコン22はデータディスク検出回路19
に指示してフォトインタラプタ19a,19bを駆動す
る。
【0077】次に、ステップS202に移行し、給送回
路12によりモータ12aが巻き上げ方向に駆動され、
フィルムFの給送が開始される。
【0078】図5のMCONT1とMCONT2は、モータ12aの
通電信号を表し、MCONT1がHでMCONT2がLのときに巻き
上げ方向に回転するものである。これにより、フォーク
3が回転し始め、これに係合しているフィルムカートリ
ッジ10内の供給スプールとデータディスク20も回転
が始り、公知の方法によりバーコードがデータディスク
検出回路19により検出され、フィルムの情報が検出さ
れる。
【0079】また、この時フィルムFのカートリッジ9
からフィルムFが送り出されることになる。つまり、オ
ートローディングが開始される。フィルムカートリッジ
が未使用の場合は1駒目までフィルム給送が行われ、途
中の駒まで撮影済の場合は、その次の駒までフィルム給
送が行われる。
【0080】次に、ステップS203に進み、フィルム
カートリッジのフィルムFの移動及びパルス板13の回
転を検出するため、マイコン22は、パーフォレーショ
ン検出回路10とパルス検出回路14に指示してフォト
インタラプタ7とフォトリフレクタ14aを駆動する。
【0081】パルス板13はモータ12aに連動して回
転し、フィルムの移動に伴い、パーフォレーション検出
回路10とパルス検出回路14により状態変化が出力検
出される。すなわち、パルス板13のパルスを検出する
ことにより、フィルムの移動量(例えばパーフォレーシ
ョン検出回路10がフィルムの先端を検知してからパル
ス板13のパルスをカウントすると、フォトリフレクタ
7からのフィルムの移動量)を検出することが可能であ
る。
【0082】続いて、ステップステップS204に移行
し、マイコン22はパーフォレーション検出回路10の
出力が2回変化(F1,F2の2回)するのを確認す
る。この時、パーフォレーション検出回路10の出力を
計測する第1の計測手段のカウント値N1は2となる。
これによりフィルムの先端とノッチKを検出したことに
なる(図5のF2の位置)。
【0083】続いて、ステップS205に移行し、マイ
コン22はパルス板13のパルスを検出するパルス検出
回路14の出力に応じてパルス数のカウントを開始す
る。すなわち、フォトリフレクタ7でのノッチK以降の
フィルム移動量の検出を開始する。
【0084】続いてステップS206に進み、さらにマ
イコン22はパーフォレーション検出回路10の出力が
変化するのを待ち、変化したならばステップS207に
進み、パーフォレーション検出回路10により状態変化
が4回検出されたかどうかを確認する。
【0085】つまり、ノッチKを検知していなければ、
フィルムの先端の検知(1回目の状態変化)、パーフォ
レーションP0bの前端、後端の検知(2、3回目の状
態変化)、パーフォレーションP1aの前端の検知(4
回目の状態変化)が行われることになる。
【0086】すなわち、第1の計測手段のカウント値N
1が4であることを確認する。4回未満であればステッ
プS208に進む。
【0087】また、ステップS206でフィルムの変化
が検出されない場合は、ステップS208に移行する。
【0088】ステップS208では、パルス検出回路1
4により検出されたパルス数をカウントする第2の計測
手段のカウント値N2が所定値(所定の移動距離)にな
ったかどうかを確認する。
【0089】この所定値は、図5に示す所定距離であ
り、隣り合う駒(フレーム)の2つのパーフォレーショ
ン( 例えば図2におけるP0bとP1aやP1bとP2
aのような関係) がパーフォレーション検出回路10に
より検出されるためのフィルム移動量に相当するパルス
数より大きい値で、かつ撮影領域を規定する2つのパー
フォレーションPNaとPNbの移動距離より小さな値
があらかじめ設計値、実験等により算出、決定された値
である。なお、この所定パルス数は記録回路により補正
可能なように構成されていても良い。
【0090】ステップS208で所定値でない場合と判
定された場合、すなわちフィルムFの移動が所定距離に
達していない場合は、ステップS206に戻り、ステッ
プS206〜ステップS208が繰り返し行われる。
【0091】ステップS208でパルス数が所定値以上
であると判定された場合、すなわちフィルムFが所定距
離を移動している間に3回目のパーフォレーションの状
態変化を検出できない場合はノッチKを検出したと判断
し、ステップS209に移行する。
【0092】すなわち、フィルムの開口部が検出されて
からのフィルムの移動距離が隣り合うパーフォレーショ
ンの幅以上になったことを示す。
【0093】ステップS209では、ノッチKを検出し
たので、パーフォレーション検出回路10の出力を計測
する第1の計測手段のカウント値を1にリセットする。
この時点で、パーフォレーション検出回路10にて検出
されたフィルムの開口部は、所定パルス数移動する間に
開口部2つを検出できなかったので、検出されたフィル
ムの開口部はフィルムF先端部のノッチKであると判断
され、第1の計測手段のカウント値を1にリセットする
ことで排除されたことになる。
【0094】続いて、ステップS204に戻り、同様の
動作が繰り返される。ステップS207で第1の計測手
段のカウント値が4になると、ステップS210に進
む。この時点で、パーフォレーション検出回路10は、
パーフォレーションP1aを検出したことになる(F6
の位置)。そして、マイコン22はフィルム給送回路1
2に指示してパーフォレーション検出回路10のフォト
リフレクタ7とパーフォレーションP1aの中心が対向
する位置になるように停止制御を実行する。これにより
フィルムのオートローディングが終了したことになる。
【0095】上記した本実施の形態は、パーフォレーシ
ョン検出回路10でノッチKが検出された場合のフロー
を説明したが、ノッチが検出されない場合は、前述のよ
うにステップS209を実行しないので、フィルム先端
検出後、ステップS204で最初に検出されるフィルム
の開口部はパーフォレーションP0bとなる。
【0096】このとき、ステップS208でパルス数が
所定値に達する前にステップS206でパーフォレーシ
ョンP1aが検出されるので、ステップS209には進
こことなくステップS207第1の計測手段のカウント
値が4になると、最初に検出された開口部はパーフォレ
ーションと判定され、ステップS210に進むことにな
り、オートローディングが行われることになる。
【0097】以上、本実施の形態によれば、給送動作に
連動してパルス信号が発生する信号により規定されるフ
ィルムの移動距離と隣り合うパーフォレーションの位置
( 距離) 関係に基づき、パーフォレーション検出手段に
より検出された出力を判定する期間を設け、フィルムの
開口部である先端ノッチ部を判定することにより、フィ
ルムの先端のノッチ部を検出したり、しなかったりとい
う状況であっても、フィルムの空送り給送時に、パーフ
ォレーションを検出するパーフォレーション検出手段に
よるノッチ部の誤検出が防止可能となる。
【0098】なお、本実施の形態において、パーフォレ
ーションの検出に1つのフォトリフレクタを用いている
が、カメラ本体のフィルムカートリッジ室側にもフォト
リフレクターを設置して2つフォトリフレクターを用い
る構成にしても良く、また光学的な方法でなくともパー
フォレーションの検出が可能であれば何れの方法でも良
い。
【0099】(第2の実施の形態)図7および図8は本
発明の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態の
要部構成は第1の実施の形態と同様であるので説明は省
略する。
【0100】第1の実施の形態ではフィルムの移動距離
をパルス板の出力により得ているが、本実施の形態は、
フィルムの移動距離を判定する手段としてフィルムカー
トリッジのスプール軸と一体に回転するバーコードパタ
ーンからなるデータディスク20の回転を検出すること
により、フィルムの移動距離を規定するようにしてい
る。
【0101】本実施の形態のフィルム給送制御動作を図
7のタイミングチャートと図8のフローチャート図を用
いて説明する。
【0102】なお、図8のフローチャートにおいて、ス
テップ番号の10の位、1の位が同一番号のものは図6
と同一動作を示し、重複する部分の説明は省略する。
【0103】パーフォレーション検出回路10によりフ
ィルムの開口部が検出されると、ステップS305に進
む。
【0104】ステップS305において、マイコン22
はデータディスク検出回路19の出力に応じてデータデ
ィスクのバーコードパルスのカウントを開始する。
【0105】続いてステップS306に進み、さらにマ
イコン22はパーフォレーション検出回路10の出力が
変化するのを待ち、変化したならばステップS307に
進み、パーフォレーション検出回路10により状態変化
が4回検出されたかどうかを確認する。
【0106】すなわち、第1の計測手段のカウント値N
1が4であることを確認する。4回未満であればステッ
プS308に進む。またステップS306フィルムの変
化が検出されない場合もステップS308に移行する。
【0107】ステップS308では、データディスク検
出回路により検出されたバーコードパルス数をカウント
する第2の計測手段のカウント値N2が所定値になった
かどうかを確認する。この所定値は、隣り合うフレーム
の2つのパーフォレーション( 例えば図2におけるP0
bとP1aやP1bとP2aのような関係) がパーフォ
レーション検出回路10により検出されるためのフィル
ム移動量に相当するパルス数より大きい値でかつ撮影領
域を規定するパーフォレーションPNaとPNbの移動
距離より小さな値が予め設計値、実験等により算出、決
定された値である。なお、この所定パルス数は記録回路
により補正可能なように構成されていても良い。
【0108】ステップS308で所定値でない場合と判
定された場合は、ステップS306に戻り、ステップS
306〜ステップS308の処理が繰り返し行われる。
【0109】ステップS308でバーコードパルス数が
所定値以上であると判定された場合は、ステップS30
9に移行する。
【0110】ステップS309では、パーフォレーショ
ン検出回路10の出力を計測する第1の計測手段のカウ
ント値を1にリセットする。この時点で、パーフォレー
ション検出回路10にて検出されたフィルムの開口部
は、所定パルス数移動する間に開口部2つを検出できな
かったので、検出されたフィルムの開口部はフィルムF
先端部のノッチKであると判断され、第1の計測手段の
カウント値を1にリセットすることで排除されたことに
なる。そしたこれ以降は、第1の実施の形態と同様であ
る。
【0111】本実施の形態は、パーフォレーション検出
回路10でノッチKが検出された場合のフローを説明し
たが、ノッチが検出されない場合、すなわちステップS
309を実行しない場合は、フィルムの先端を検出後、
ステップS304で最初に検出されるフィルムの開口部
はパーフォレーションP0bとなる。このとき、ステッ
プS308でデータディスクのバーコードパルス数が所
定値に達する前にステップS306でパーフォレーショ
ンP1bが検出されるので、ステップS309に進むこ
となく、ステップS307で第1の計測手段のカウント
値が4になると最初に検出された開口部はパーフォレー
ションと判定され、ステップS210に進むことにな
り、オートローディングが行われることになる。
【0112】以上、本実施の形態によれば、給送動作に
連動して回転するデータディスクの回転量から規定され
るフィルムの移動距離と隣り合うパーフォレーションの
位置( 距離) 関係に基づき、フィルムパーフォレーショ
ン検出手段10により検出された出力を判定する期間を
設け、フィルムの開口部である先端ノッチ部を判定する
ことにより、フィルム先端ノッチ部を検出したりしなか
ったりという状況であっても、フィルムの空送り給送時
に、パーフォレーションを検出するパーフォレーション
検出手段によるノッチ部の誤検出が防止可能となる。
【0113】また上記何れのノッチ検出の処理方法も、
フィルム最終駒の判定に使用することも可能である。
【0114】例えば、図4のステップS114おいて、
フィルムを1駒巻き上げて次の撮影駒に停止させる時、
パーフォレーション検出回路10がパーフォレーション
を2つ(PNbとPN+1a)を検出することにより、
1駒巻上げ完了が判定されるが、ノッチ検出処理と同様
にパーフォレーションPNbを検出したらパルス検出回
路14、もしくはデータディスク検出回路20の出力で
あるパルスのカウントを開始し、所定パルスカウントさ
れるまでにパーフォレーションPN+1aがパーフォレ
ーション検出回路10により検出されたかどうかにより
フィルムの最終駒か否かを判定するように構成する。最
終駒の場合はパーフォレーションPN+1aが存在しな
いので、このパーフォレーションPN+1aを検出でき
ないと、最終駒と判断することができる。
【0115】これによりデータディスクに記録されてい
るフィルム枚数に関らず、このフィルム枚数が不明な場
合でも、新たにフィルム最終駒検出手段を設ける必要な
く、簡単な構成でフィルムの最終駒の判定が可能とな
る。
【0116】なお、上記した各実施の形態において、フ
ィルムの先端を検知すると、所定距離のカウント開始す
るようにしても良い。
【0117】また、上記した各実施の形態はカメラを例
にしているが、現像済のフィルムカートリッジを装填し
て画像をCCD等で読み取る画像読取装置に適用するこ
ともできる。
【0118】
【発明の効果】以上、説明したように、給送動作に連動
した信号により規定されるフィルムの移動量と、と隣り
合う2つのパーフォレーションの位置( 距離) 関係に基
づき、フィルムパーフォレーション検出手段により検出
された出力を判定するだけで、フィルムの開口部である
先端ノッチ部を検知したかいなかの判定が可能となり、
フィルム先端ノッチ部を検出したりしなかったりという
状況であっても、フィルムの空送り給送時に、パーフォ
レーション検出するパーフォレーション検出手段による
ノッチ部の誤検出が防止可能となる。
【0119】すなわち1つ目のパーフォレーションを検
出してからフィルムが所定の距離を移動する間に2つ目
ののパーフォレーションを検出できない場合は、検出さ
れた1つ目のパーフォレーションはノッチであると判定
し、2つ目が検出された場合は隣り合うパーフォレーシ
ョンであると判定することにより、ある所定期間の間パ
ーフォレーションを検出しないという従来の方法よりも
確実にフィルムの先端部のノッチの誤検出を防ぎ、パー
フォレーションを検出してフィルムの空送り動作が正確
に出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるカメラの背
面図
【図2】図1のカメラに使用されるフィルムの平面図
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるフィルム給
送装置の制御ブロック成図
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカメラ全体
の動作を示すフローチャート
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるフィルム給
送装置のタイムチャート
【図6】本発明の第1の実施の形態におけるフィルム給
送装置のフローチャート
【図7】本発明の第2の実施の形態におけるフィルム給
送装置のタイムチャート
【図8】本発明の第2の実施の形態におけるフィルム給
送装置のフローチャート
【符号の説明】
10 パーフォレーション検出回路 11 時期記録回路 12 給送回路 12a モータ 13 パルス板 14 パルス検出回路 15 測光回路 16 測距回路 17 シャッタ制御回路 18 焦点調節機構 19 データディスク検出回路 19a、19b フォトインタラプタ 20 データディスク 21 記憶回路 F フィルム K ノッチ P0b,P1a,P1b,P2a,P2b パーフォレ
ーション

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1フレームの両端を規定するためにフィ
    ルムに開口部として形成された2つのパーフォレーショ
    ンと、フィルム先端と該先端に最も近いパーフォレーシ
    ョンとの間に形成した切欠き部とをフィルム側縁部に沿
    って設けたフィルムカートリッジのフィルム給送制御を
    行うフィルム給送制御装置において、 前記フィルムのパーフォレーションと前記フィルムの先
    端を検出すると共に、前記フィルムの切欠き部を検出す
    るパーフォレーション検出手段と、前記フィルムの移動
    量を検出するフィルム移動量検出手段と、前記パーフォ
    レーション検出手段が前記切欠き部を検出していたとす
    ればその後パーフォレーションを検出することがなく、
    且つ前記2つのパーフォレーションの長さよりも短い距
    離に設定したフィルムの所定移動量の検出開始条件を前
    記パーフォレーション検出手段による複数回目の検出状
    態の変化とし、前記フィルムが所定移動量を移動する間
    に前記パーフォレーション検出手段が検出した検出状態
    の変化の回数に応じてフィルムの給送状態を制御する制
    御手段を有することを特徴とするフィルム給送制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記フィルム移動量検出手段は、前記フ
    ィルムの移動に連動して回転するパルス板と、前記パル
    ス板の回転により発生するパルスを検出するセンサによ
    り構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフ
    ィルム給送制御装置。
  3. 【請求項3】 前記フィルム移動量検出手段は、前記フ
    ィルムカートリッジのスプール軸と一体に回転するバー
    コードパターンからなるデータディスクと、前記データ
    ディスクのバーコードパターンを読み取るセンサにより
    構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフィ
    ルム給送制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記フィルムの所定移
    動量の検出開始条件を、前記パーフォレーション検出手
    段が2回目の状態変化を検出したときとすることを特徴
    とする請求項1、2または3に記載のフィルム給送制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記フィルムの所定移
    動量の間に、前記パーフォレーション検出手段による検
    出状態の変化が1回だけの場合には、前記切欠き部を検
    知したと判定することを特徴とする請求項1、2、3ま
    たは4に記載のフィルム給送制御装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記フィルムの所定移
    動量の間に、前記パーフォレーション検出手段による検
    出状態の変化を2回検出すると、前記切欠き部の検知が
    行われなかったと判断することを特徴とする請求項1、
    2、3、4または5に記載のフィルム給送制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記切欠き部の検知が
    行われなかったと判断すると、フィルムの停止動作を行
    うことを特徴とする請求項6に記載のフィルム給送制御
    装置。
  8. 【請求項8】 フィルムの開口部である1フレームの両
    端を規定する2つのパーフォレーションとフィルム先端
    と該先端に最も近いパーフォレーションとの間に切欠き
    部とがフィルム側縁部に設けられたフィルムを備えたフ
    ィルムカートリッジを使用するフィルム給送制御装置に
    おいて、 前記フィルムのパーフォレーションを検出するパーフォ
    レーション検出手段と、前記パーフォレーション検出手
    段の出力に応じて計測するパーフォレーション信号計測
    手段と、前記フィルムの給送動作に連動してパルス信号
    を発生するパルス信号発生手段と、前記パルス信号発生
    手段の出力を計測するパルス信号計測手段と、前記パー
    フォレーション検出手段によりフィルムの所定位置が検
    出されたときより、前記パルス信号計測手段の計測値が
    所定値に到達したときに前記パーフォレーション信号計
    測手段の計測値が第1の所定値未満の場合、前記パーフ
    ォレーション信号計測手段の値を第2の所定値に設定す
    ることを特徴とするフィルム給送制御装置。
  9. 【請求項9】 前記パーフォレーション検出手段により
    フィルム開口部が検出された時より、前記信号計測手段
    によるパルス信号の計測を開始することを特徴とする請
    求項8に記載のフィルム給送制御装置。
  10. 【請求項10】 前記パーフォレーション検出手段によ
    りフィルム先端部が検出された時より、前記信号計測手
    段によるパルス信号の計測を開始することを特徴とする
    請求項8または9に記載のフィルム給送制御装置。
  11. 【請求項11】 前記パルス計測手段により、前記フィ
    ルムカートリッジから送り出された前記フイルムの送り
    出し量を判定し、前記パルス計測手段により計測される
    所定値とは、隣り合うフレームの連続した2つのパーフ
    ォレーションの距離より長く、1フレームの両端を規定
    する2つのパーフォレーション間の距離より短い期間の
    間に相当するパルス量であることを特徴とする請求項
    8、9または10に記載のフィルム給送制御装置。
  12. 【請求項12】 前記パーフォレーション検出手段によ
    りフィルムの所定位置が検出された時より、前記信号計
    測手段の計測値が所定値に達した時に、前記パーフォレ
    ーション信号計測手段の計測値が所定値以下の場合、最
    初に検出された開口部を切欠き部であると判定し、所定
    値以上の場合はパーフォレーションであると判定する判
    定手段を備えたことを特徴とする請求項8、9、10ま
    たは11に記載のフィルム給送制御装置。
  13. 【請求項13】 前記第2の所定値は、前記パーフォレ
    ーション検出手段によりフィルム先端部が検出されたと
    きと同じ値であることを特徴とすること請求項8に記載
    のフィルム給送制御装置。
  14. 【請求項14】 フィルムの開口部である1フレームの
    両端を規定する2つのパーフォレーションとフィルム先
    端と該先端に最も近いパーフォレーションとの間に切欠
    き部とがフィルム側縁部に設けられたフィルムと、フィ
    ルムカートリッジのスプール軸と一体に回転するバーコ
    ードパターンからなるデータディスクを備えたフィルム
    カートリッジのフィルム給送制御を行うフィルム給送制
    御装置において、 フィルムのパーフォレーションを検出するパーフォレー
    ション検出手段と、前記パーフォレーション検出手段の
    出力に応じて計測するパーフォレーション信号計測手段
    と、前記データディスクを検出するデータディスク検出
    手段と、前記データディスク検出手段の出力を計測する
    データディスク信号計測手段と、前記パーフォレーショ
    ン検出手段によりフィルムの所定位置が検出された時よ
    り、前記データディスク信号計測手段の計測値が所定値
    に到達した時に、前記パーフォレーション信号計測手段
    の計測値が第1の所定値未満の場合、前記パーフォレー
    ション信号計測手段の値を第2の所定値に戻すことを特
    徴とするフィルム給送制御装置。
  15. 【請求項15】 前記パーフォレーション検出手段によ
    りフィルム開口部が検出された時より、前記信号計測手
    段によるデータディスク信号の計測を開始することを特
    徴とする請求項14に記載のフィルム給送制御装置。
  16. 【請求項16】 前記パーフォレーション検出手段によ
    りフィルム先端部が検出された時より、前記信号計測手
    段によるデータディスク信号の計測を開始することを特
    徴とする請求項14に記載のフィルム給送制御装置。
  17. 【請求項17】 前記データディスク計測手段により前
    記カートリッジから送り出された前記フイルムの送り出
    し量を判定し、前記データディスク計測手段により計測
    される所定値とは、隣り合うフレームの連続した2つの
    パーフォレーションの距離より長く、1フレームの両端
    を規定する2つのパーフォレーション間の距離より短い
    期間の間に相当するパルス量であることを特徴とする請
    求項14、15または16に記載のフィルム給送制御装
    置。
  18. 【請求項18】 前記パーフォレーション検出手段によ
    りフィルムの所定位置が検出された時より、前記信号計
    測手段の計測値が所定値に達した時に、前記パーフォレ
    ーション信号計測手段の計測値が所定値以下の場合、最
    初に検出された開口部を切欠き部であると判定し、所定
    値以上の場合はパーフォレーションであると判定する判
    定手段を備えたことを特徴とする請求項14、15、1
    6または17に記載のフィルム給送制御装置。
  19. 【請求項19】 前記第2の所定値とは、前記パーフォ
    レーション検出手段によりフィルム先端部が検出された
    ときと同じ値であることを特徴とすること請求項14に
    記載のフィルム給送制御装置。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれかに記載
    のフィルム給送制御装置を有し、カートリッジ室に装填
    されたフィルムカートリッジ内のフィルムを所定のフレ
    ームまで自動給送することを特徴とするフィルム給送制
    御装置を備えた機器。
  21. 【請求項21】 前記機器はカメラであることを特徴と
    する請求項20に記載のフィルム給送制御装置を備えた
    機器。
  22. 【請求項22】 前記機器はフィルム画像読取装置であ
    ることを特徴とする請求項20に記載のフィルム給送制
    御装置を備えた機器。
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