JP2000250191A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000250191A
JP2000250191A JP11049875A JP4987599A JP2000250191A JP 2000250191 A JP2000250191 A JP 2000250191A JP 11049875 A JP11049875 A JP 11049875A JP 4987599 A JP4987599 A JP 4987599A JP 2000250191 A JP2000250191 A JP 2000250191A
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image
heating drum
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Tsukasa Ono
司 小野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に大サイズの感光材料及び受像材料の貼り
合わせ時に有効であり、しわ伸ばし性能と密着性能を向
上する。 【解決手段】 感光材料16と受像紙40とは、貼り合
わせローラ200と加熱ドラム84との間の接点に挿入
され、これにより、貼り合わせローラ200のニップ圧
により感光材料16と受像紙40とは貼り合わされ、し
わ伸ばしが完了する。その後、非常に高いニップ圧で加
熱ドラム84に接しているため、この高ニップ圧で加熱
ドラム84方向へ16及び受像紙40は、幅方向中央部
から完全に密着し、仮に気泡が生じたとしても、気泡は
圧力の高い方向から低い方向へ移行していき、最終的に
は感光材料16及び受像紙40の幅方向端部から排出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料と受像材
料とを貼り合わせて熱現像処理部において熱現像処理を
行う画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】感光材
料に画像を記録し、この画像が記録された感光材料を受
像材料と重ね合わせた状態で熱現像処理を施し、前記画
像を受像紙に転写する画像形成装置が提案されている。
【0003】上記熱現像処理において、感光材料と受像
材料とを重ね合わせるとき、両者の何れにもしわがよっ
ていると、転写画像に悪影響を及ぼすため、重ね合わせ
前(重ね合わせと同時)に感光材料及び受像材料のしわ
を伸ばすようにしている。具体的には、一対の搬送ロー
ラ間に重ね合わせた感光材料及び受像材料を通過させ、
この通過時に所定のニップ圧を付与することがでしわ伸
ばしを行っている。
【0004】これにより、転写時にしわによる画像低下
を防止することができる。
【0005】一方、しわを伸ばした状態の感光材料及び
受像材料は、貼り合わせ完了時に気泡が残り、密着して
いない部分が発生することがある。この気泡の存在は、
画像転写時の転写不良の原因になり好ましくない。
【0006】そこで、前記しわ伸ばしローラのニップ圧
を極めて高くすることにより、上記一対の搬送ローラ
に、しわ伸ばし機能と他、密着向上機能を持たせてい
る。
【0007】すなわち、一対の搬送ローラのニップ圧
(プレス)によりしわを伸ばし、かつ極めて高いニップ
圧によって感光材料及び受像材料を完全密着させること
ができ、画像転写時の不具合を一気に解決することがで
きる。
【0008】しかしながら、上記従来の構造では、しわ
伸ばしと、密着と、を同時に行う必要があるため、一対
の搬送ローラのニップ圧としては、密着機能に準じた極
めて高い圧力としなければならない。これに対して、感
光材料及び受像材料は、比較的低いニップ圧で挟持する
ことによって、しわが発生している部分が互いに相対的
に移動してしわ伸ばしが確実になる。
【0009】比較的に小さいサイズ(B5、A4サイズ
等)の感光材料及び受像材料であれば、このしわ伸ばし
のニップ圧として多少高くても、感光材料及ぶ受像材料
の剛性(腰の強さ)により、大きな問題にはならなかっ
たが、比較的大きいサイズ(A0、B1サイズ等)では
全体として剛性が小さくなり、今までしわ伸ばしが可能
であった部分が、ニップ圧によって折れ曲がったり、感
光材料及び受像材料の表面の微小な凹凸により、ボツ状
の転写不良が発生することがある。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、特に大サイズ
の感光材料及び受像材料の貼り合わせ時に有効であり、
しわ伸ばし性能と密着性能を向上することができる画像
形成装置を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、感光材料と受像材料とを貼り合わせて熱現像処理部
において熱現像処理を行う画像形成装置であって、前記
感光材料と受像材料とを重ね合わせた状態で、両者が相
対移動可能な低圧力でニップしながら搬送する第1の搬
送手段と、前記第1の搬送手段の下流側、かつ前記熱現
像処理部よりも上流側に設けられ、少なくとも前記第1
の搬送手段でのニップ圧よりも高く、かつ前記第1の搬
送手段の搬送方向と直交する幅方向での第1の搬送手段
の中央部が最も大きいニップ圧で前記幅方向での前記第
1の搬送手段の両端部へいくに従いニップ圧が小さくな
るような圧力分布で、前記第1の搬送手段で貼り合わせ
た感光材料及び受像材料をニップして密着させながら搬
送する第2の搬送手段と、を有している。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、第1の搬
送手段により感光材料及び受像材料を搬送する際には、
双方のしわ伸ばしが施される。このとき、この第1の搬
送手のニップ圧は、比較的低いため、感光材料及び受像
材料のサイズが大きくても、互いに相対移動が容易であ
り、しわが折れることなく、確実に伸ばすことができ
る。
【0013】次に、この第1の搬送手段においてしわ伸
ばしが完了すると、第2の搬送手段において感光材料と
受像材料とを密着させる。このときのニップ圧は、前記
第1の搬送手段よりも高く、かつ第1の搬送手段の搬送
方向と直交する幅方向での第1の搬送手段の中央部が最
も高くなっている。このため、高いニップ圧で完全に密
着させる場合に、感光材料及び受像材料の中央から幅方
向両端部にかけて密着するための力を分布させたため、
気泡が感光材料及び受像材料の幅方向端面へ押し出す結
果となり、確実に密着させることができる。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記第2の搬送手段が、軸線方向
中央部の外径が最も大きく、軸線方向両端部にいくに従
い小径となるクラウンローラであることを特徴としてい
る。
【0015】請求項2に記載の発明によれば、前記第2
の搬送手段にクラウンローラを適用することにより、1
個のローラでニップ圧の圧力分布を請求項1に記載した
所望の状態にすることができる。
【0016】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記第2の搬送手段が、感光材料
及び受像材料の搬送方向に沿って配列された複数のロー
ラ群で構成され、上流側ローラから下流側ローラにかけ
て、各ローラの最大ニップ圧の位置が、順次感光材料料
及び受像材料の幅方向中央部から両端部に向かって変位
していることを特徴としている。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、第2の搬
送手段において、複数のローラ群を適用し、それぞれの
ニップ位置を上流側から下流側にかけて感光材料及び受
像材料の搬送方向中央から幅方向両端部に移行するよう
にしたため、密着時に気泡が生じるようなことがあった
場合に、順次、幅方向両端部へ押しやることができる。
この場合、ローラ長は同一とし、周面形状によってニッ
プ圧を調整してもよいし、ローラ長を変えることで、実
際にニップする領域を調整してもよい。
【0018】請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求3の何れか1項記載の発明において、前記熱現像
処理部が、周面が加熱され、前記貼り合わされた感光材
料及び受像材料が巻き付けられる加熱ドラムと、前記加
熱ドラムの周面の一部を搬送経路の一部として巻掛けら
れ、ループ状に反復して搬送されるベルトと、で構成さ
れ、前記第2の搬送手段が、ベルトの内側に配設され、
当該ベルトを前記加熱ドラム方向へ押圧するように付勢
されたローラであることを特徴としている。
【0019】請求項4に記載の発明によれば、貼り合わ
された感光材料及び受像材料を加熱ドラムに巻き付け、
更にベルトを巻き付けた状態で移動しながら熱現像処理
を行う場合、第2の搬送手段をベルトの内側に配置した
ローラで構成し、このローラによってベルトを介して感
光材料及び受像材料にニップをかける構造とすることに
より、熱現像転写処理と同時に密着することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1には、
第1の実施の形態に係る画像形成装置10が示されてい
る。
【0021】画像形成装置10は、画像露光装置10と
画像処理装置12から構成されている。
【0022】画像露光装置10は、感光材料装填部18
と、補正回路20と、補正データ作成部22と、露光ユ
ニット24とを含んで構成されている。また、画像処理
装置12は、フェース部26と、熱現像ユニット28
と、感光材料巻取部30と、受像給紙装填部32と、色
測定センサ34と、温湿度センサ36とを含んで構成さ
れている。
【0023】画像露光装置10の感光材料装填部18に
は、巻取軸38に巻き取られた感光材料16を装填する
ようになっている。感光材料装填部18に装填された感
光材料16は、図示しない搬送ローラが駆動することに
よって所定方向に搬送される。感光材料16の搬送方向
下流側には、露光ユニット24が配設されている。露光
ユニット24には、画像データを補正する補正回路20
の出力端が接続されており、補正回路20で生成された
補正画像データが入力される。すなわち、露光ユニット
24では補正画像データに基づいてレーザー(図示省
略)の駆動が指示され、感光材料16を光ビームで走査
して露光するようになっている。なお、露光ユニット2
4には中心角が略180°の円弧状のドラム78が配設
されており、感光材料16はドラム78の内周面に沿っ
て巻き付けられて搬送され、光ビームがドラム78の内
周方向から感光材料16に照射される構成(所謂インナ
ースピナー式)となっている(詳細後述)。
【0024】前述した補正回路20には、補正データ作
成部22の出力端が接続されている。補正データ作成部
22には、画像処理装置12に備えられた温湿度センサ
36及び色測定センサ34の出力端が接続されている。
温湿度センサ36は、画像処理装置12内の温度及び湿
度を検出するセンサであり、色測定センサ34は熱現像
ユニット28によって熱現像処理された受像紙40に記
録された画像の色を測定するセンサである。従って、補
正データ作成部22は温湿度センサ36及び色測定セン
サ34による検出(測定)データに基づき、補正回路2
0において画像データを補正する際に用いる補正データ
を作成する。
【0025】続いて、画像露光装置10に隣接して備え
られた画像処理装置12の内部構成の詳細を図2を参照
して説明する。
【0026】図2に示されるように、画像処理装置12
における画像露光装置10との接続部近傍には、フェー
ス部26が備えられている。フェース部26にはソレノ
イドによって作動する分岐ガイド(図示省略)が配設さ
れている。分岐ガイドは、水平状態と垂直状態とに切り
換えられるようになっており、垂直状態に切り換えられ
た場合には図2の想像線で示されるように搬送ローラ4
2の間に感光材料16を弛ませることができる。これに
より、画像処理装置12の処理速度と画像露光装置10
の処理速度との速度差を吸収することができる。なお、
搬送ローラ42の駆動は画像処理装置12の下方に備え
られた制御ユニット94によって制御されるようになっ
ている。
【0027】フェース部26の下方には、受像給紙装填
部32が備えられている。受像給紙装填部32には、巻
取軸44に巻き取られた受像紙40が装填され、搬送ロ
ーラ42によって所定方向に搬送される。
【0028】感光材料16の搬送方向下流側には、熱現
像ユニット28が配設されている。熱現像ユニット28
には、感光材料16に画像形成用溶媒としての水が充填
された水塗布部80が備えられている。
【0029】水塗布部80には、画像処理装置12の下
部に備えられた水タンク82からポンプ81によって水
が供給されるようになっている。感光材料16に水が塗
布されることにより、受像紙40と感光材料16とを貼
り合わせたときの密着性を向上させることができる。
【0030】熱現像ユニット28には、水塗布部80の
他に加熱ドラム84も備えられている。加熱ドラム84
の内部にはヒータ100が収容されており、加熱ドラム
84が回転することによって昇温する。なお、このヒー
タ100には、温度センサ122が取付けられている。
【0031】このヒータ100は、ハロゲンランプが適
用されており、加熱ドラム84の中心回りの所定の角度
の範囲に均一ピッチで配列されている。このハロゲンラ
ンプを点灯・消灯することにより、加熱ドラム84の表
面温度を制御するようになっている。
【0032】これにより、加熱ドラム84の外周面に沿
って搬送される感光材料16と受像紙40を所定時間加
熱し(すなわち、熱現像処理を施す)、受像紙40に画
像を形成する。また、加熱ドラム84の外周近傍にはず
れ防止用ベルト86が配設され、加熱ドラム84の外周
面に沿って搬送される感光材料16と受像紙40のずれ
を防止し、画像が受像紙40に正確に形成されるように
配慮している。
【0033】加熱ドラム84における感光材料16と受
像紙40の搬送方向下流側には、受像紙40と貼り合わ
せられた感光材料16を剥離するための感光材料用剥離
部材88、及び受像紙40を加熱ドラム84から剥離す
るための受像紙用剥離部材90が備えられている。
【0034】感光材料用剥離部材88によって受像紙4
0と剥離された感光材料16は、感光材料巻取部30に
備えられた巻取軸92に巻き取られ、廃材として処分さ
れる。また、受像紙用剥離部材90によって加熱ドラム
84から剥離され、画像が形成された受像紙40の搬送
方向下流側には色測定センサ34が配設されている。色
測定センサ34は、受像紙40に形成された画像の色を
測定し、測定データを画像露光装置10に配設された補
正データ作成部22に出力する。色測定センサ34によ
って色の測定が行われた受像紙40は、画像処理装置1
2の外部へ排出される。
【0035】ここで、水塗布部80と加熱ドラム84と
の間には、第1の搬送手段としての貼り合わせローラ2
00が配設されている。この貼り合わせローラ200
は、前記加熱ドラム84の周面に所定のニップ圧PLで
当接しており、加熱ドラム83の回転に伴って回転する
構造となっている。
【0036】前記水塗布部80から搬送されてくる感光
材料16は、この貼り合わせローラ200と加熱ドラム
84との接点において、受像紙40と貼り合わされるよ
うになっている。
【0037】このとき、貼り合わせローラ200のニッ
プ圧PLは、後述する第2の搬送手段として適用される
密着ローラ202に比べて低く設定されている。この低
ニップ圧の貼り合わせローラ200と加熱ドラム84と
の間に入り込む感光材料16及び受像紙40は互いに相
対移動可能な状態であり、密着させる機能としては高く
ない。しかし、低ニップ圧としたことにより、感光材料
16及び受像紙202にしわが生じていた場合は、この
しわが折れ曲がることなく、確実に伸ばすことができる
構造とすることができる。
【0038】次に、前記ベルト86の最も上流側におい
て、このベルト86が巻掛けられて方向転換させるため
のローラは、第1の実施の形態の第2の搬送手段に適用
可能な密着ローラ202としての機能を有している。
【0039】すなわち、密着ローラ202は、加熱ドラ
ム84による熱現像転写処理前であって、前記貼り合わ
せローラ200による貼り合わせ後となる位置に配設さ
れている。
【0040】この密着ローラ202は、非常に高いニッ
プ圧PHで加熱ドラム84に接している。すなわち、前
記貼り合わせローラ200のニップ圧PLと比べると、
PL<<PHの関係となっている。
【0041】この密着ローラ202は、ベルト86を介
して、貼り合わされた感光材料16及び受像紙40を高
ニップ圧で加熱ドラム84方向へ押圧している。加熱ド
ラム84が金属製であるため、この押圧力がそのままニ
ップ圧となり、感光材料16と受像紙40とは、この密
着ローラ202を通過することで、完全密着されること
になる。
【0042】ところで、2枚のシート(すなわち、感光
材料16及び受像紙40)を密着させる場合、問題とな
るのは密着面に生じる気泡の発生である。
【0043】気泡が発生すると、いくら高ニップ圧でニ
ップしても空気の逃げ場がないため、完全密着は不可能
である。
【0044】そこで、第1の実施の形態の密着ローラで
は、軸線方向に沿って中央部が大径で、両端部が小径
の、所謂クラウンローラを適用している。
【0045】このクラウンローラの形状的な性質によ
り、感光材料16及び受像紙40は、搬送方向の中央部
から幅方向両端部にかけて、所謂しごくようにニップ圧
がかかることになり、気泡が発生した場合、徐々に、幅
方向両端部に押し出されることになる。気泡は、感光材
料16及び受像紙40の幅方向両端部まで至ると、双方
の合わせ面の間から空気が逃げ、これにより気泡を解消
することが可能となっている。
【0046】すなわち、感光材料16及び受像紙40と
は、密着ローラ202を通過する際に、搬送方向中央部
から幅方向に掛けて順次高ニップ圧であるため、気泡を
逃がしながら完全に密着させることができる。
【0047】以下に第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0048】画像露光装置10において、感光材料装填
部18に装填された感光材料16は、図示しない搬送ロ
ーラが駆動することによって露光ユニット24へ送られ
る。露光ユニット24では補正画像データに基づいて感
光材料16を光ビームで走査して露光する。すなわち、
露光ユニット24には中心角が略180°の円弧状のド
ラム78が配設されており、感光材料16はドラム78
の内周面に沿って巻き付けられて搬送され、光ビームが
ドラム78の内周方向から感光材料16に照射される。
【0049】感光材料24は、画像処理装置12と画像
露光装置10との接続部近傍に配設されたフェース部2
6に送られ、熱現像ユニット28に属する水塗布部80
で感光材料に水が塗布され、加熱ドラム84へと送られ
る。
【0050】加熱ドラム84の内部にはヒータ100が
収容されており、加熱ドラム84が回転することによっ
て昇温する。これにより、加熱ドラム84の外周面に沿
って搬送される感光材料16と受像紙40が所定時間加
熱され、受像紙40に画像を形成する。
【0051】感光材料用剥離部材88によって受像紙4
0と剥離された感光材料16は、感光材料巻取部30の
巻取軸92に巻き取られ、廃材として処分される。ま
た、受像紙用剥離部材90によって加熱ドラム84から
剥離され、画像処理装置12の外部へ排出される。
【0052】ここで、図3に示される如く、水塗布部8
0での水塗布が完了した感光材料16と、受像給紙装填
部32から搬送されてくる受像紙40と、は、まず貼り
合わせローラ200と加熱ドラム84との間の接点に挿
入される。この挿入によって、貼り合わせローラ200
のニップ圧により感光材料16と受像紙40とは貼り合
わされる。
【0053】このとき、貼り合わせローラ200による
ニップ圧PLは、比較的低ニップ圧(密着ローラ202
との比)であるため、ここでの感光材料16と受像材料
との密着性は低い。しかしながら、ニップ圧が低い分、
感光材料16と受像紙40との相対移動が比較的容易で
あるため、一方又は双方にしわが生じていた場合、この
しわが折れ曲がることなく、確実に伸ばされることにな
る。すなわち、貼り合わせローラ200を通過すること
により、まず、感光材料16及び受像紙40のしわ伸ば
しが完了する。
【0054】しわのない状態で、貼り合わされた感光材
料16及び受像紙40は、加熱ドラム84とベルト86
との間に入り込み、熱現像転写処理が開始される。この
熱現像転写処理の開始直後、すなわち、ベルト86が巻
掛けられた密着ローラ202が、非常に高いニップ圧P
Hで加熱ドラム84に接している(PL<<PH)た
め、この高ニップ圧で金属製の加熱ドラム84方向へ感
光材料及び受像紙40を押圧する。
【0055】ところで、この圧力は、密着ローラ202
の形状に依存する。すなわち、密着ローラ202がクラ
ウンローラであるため、密着ローラ202の軸線方向中
央部が最も高い圧力であり、両端部に行くに従い徐々に
低圧となる。これにより、感光材料16及び受像紙40
は、幅方向中央部から完全に密着し、仮に気泡が生じた
としても、気泡は圧力の高い方向から低い方向へ移行し
ていき、最終的には感光材料16及び受像紙40の幅方
向端部から排出される。これにより、感光材料16と受
像紙40とは、この密着ローラ202を通過すること
で、気泡が生じることなく、完全密着させることができ
る。
【0056】従って、熱現像転写処理時に画像転写が確
実になされ、高品質の画像を受像紙40側に得ることが
できる。
【0057】なお、第1の実施の形態では、ベルト86
が巻掛けられた最上流側のローラを密着ローラ202と
して適用し、この密着ローラ202をクラウンローラ形
状としたが、図4に示される如く、ベルト86の内側に
加熱ドラム84の周面に沿って、複数(図4では、5
個)のローラ群204を配設し、かつこのローラ群20
4の各ローラを付勢手段205で加熱ドラム84方向へ
付勢する構造とし、このローラ群204で密着ローラを
構成してもよい。
【0058】ローラ群204において、最上流側のロー
ラ(第1のローラ204A)は、感光材料16及び受像
紙40の幅方向中央部近傍のみを加圧する短尺ローラで
あり、2段目のローラ(第2のローラ204B)は、前
記第1のローラ204Aの軸線方向長さよりも長いロー
ラとされている。以後、3段目(第3のローラ204
C)、4段目(第4のローラ204D)、5段目(第5
のローラ204E)にいくに従い、徐々に長いローラと
されている。従って、図5に示される如く、圧力分布
は、感光材料16及び受像紙40は幅方向中央部では、
5個のローラ全てによって加圧され、幅方向両端部に行
くに従い加圧する位置が変位した構造であり、例えば、
感光材料16及び受像紙40の幅方向中央部に気泡が生
じていたとしても、中央から順に加圧されていくため、
気泡は徐々に両端部へと移行する。すなわち、クラウン
ローラと同等の効果を得ることができる。
【0059】なお、ローラ群204のローラの本数は、
5本に限らず複数本であればよい。(第2の実施の形
態)また、上記第1の実施の形態及びその変形例では、
熱現像ユニット28の一部として加熱ドラム84を適用
し、この加熱ドラム84に感光材料16及び受像紙40
を巻き付けて熱現像転写処理を施したが、以下、図6に
従い、平板タイプ、すなわちフラットベット形熱現像部
206に、本願発明を適用した例を示す。
【0060】図6に示される如く、貼り合わせローラ2
00の下流側には、少なくとも上面が平坦とされたホッ
トプレート208が配設されている。このホットプレー
ト208の周りには、ホットプレート208を周回する
第1のベルト210が配設されている。この第1のベル
ト210は、それぞれの軸芯を結ぶ線が長方形となるよ
うに配置された4個のローラ212、214、216、
218に巻掛けられ、図示しない駆動手段の駆動力で回
転され、前記第1のベルト210をホットプレート20
8周りに周回させるようになっている。
【0061】また、この第1のベルト210の上部に
は、第2のベルト220が配設されている。第2のベル
ト220は、一対のローラ222、224に巻掛られて
おり、図示しない駆動手段の駆動力でトラック状に第2
のベルト220を回動させている。この回動時における
下部直線搬送位置では、前記第2のベルト220と重ね
合わされている。
【0062】ここで、貼り合わせローラ200から搬送
される感光材料16及び受像紙40は、この第1のベル
ト210と第2のベルト220との間に挟持されて搬送
され、ホットプレート208からの熱の受けて、熱現像
転写処理がなされるようになっている。
【0063】第2のベルト220の内側には、複数(本
第2の実施の形態では5個)のローラで構成されたロー
ラ群226(226A乃至226E)が、感光材料16
及び受像紙40の搬送方向に沿って配列されている。こ
のローラ群226では、前述の加熱ドラム形構造の変形
例で示したように、各ローラの軸線方向長さ寸法が、中
央振り分けで上流側から下流側に掛けて長くなってお
り、熱現像転写処理される感光材料16及び受像紙40
の幅方向中央部から順に加圧することができるようにな
っている。また、各ローラは、付勢手段228によって
第1のベルト210方向に付勢されている。このため、
このローラ群226が密着ローラの役目を有し、感光材
料16及び受像紙40の搬送中に気泡を中央から端部へ
と追いやることができ、完全密着が可能となる。
【0064】なお、ローラ群206のローラの本数は、
5本に限らず複数本であればよい。
【0065】また、上記説明したこのフラベットタイプ
では、感光材料16及び受像紙40を送りながら熱現像
転写処理する構造としたが、感光材料16及び受像紙4
0をホットプレート208上で一旦停止させ、この停止
時に加圧する構造であってもよい。この場合、一旦停止
されるまでの間に、完全密着が完了しており、同様の効
果を得ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像形成
装置は、特に大サイズの感光材料及び受像材料の貼り合
わせ時に有効であり、しわ伸ばし性能と密着性能を向上
することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係る画像形成装置の概略構
成図である。
【図2】画像形成装置の一部を構成する画像処理装置の
概略構成図である。
【図3】熱現像ユニットの拡大概略図である。
【図4】第1の実施の形態の変形例に係る熱現像ユニッ
トの拡大概略図である。
【図5】第1の実施の形態の変形例に係る密着ローラ
(ローラ群)による加圧領域を示す平面図である。
【図6】第2の実施の形態に係るフラットベット形熱現
像部の概略図である。
【符号の説明】
16 感光材料 28 熱現像ユニット 40 受像紙(受像材料) 80 水塗布部 84 加熱ドラム 86 ベルト 200 貼り合わせローラ 202 密着ローラ 204 ローラ群 205 付勢手段 206 フラットベット形熱現像部 208 ホットプレート 210 第1のベルト 220 第2のベルト 226 ローラ群 228 付勢手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光材料と受像材料とを貼り合わせて熱
    現像処理部において熱現像処理を行う画像形成装置であ
    って、 前記感光材料と受像材料とを重ね合わせた状態で、両者
    が相対移動可能な低圧力でニップしながら搬送する第1
    の搬送手段と、 前記第1の搬送手段の下流側、かつ前記熱現像処理部よ
    りも上流側に設けられ、少なくとも前記第1の搬送手段
    でのニップ圧よりも高く、かつ前記第1の搬送手段の搬
    送方向と直交する幅方向での第1の搬送手段の中央部が
    最も大きいニップ圧で前記幅方向での前記第1の搬送手
    段の両端部へいくに従いニップ圧が小さくなるような圧
    力分布で、前記第1の搬送手段で貼り合わせた感光材料
    及び受像材料をニップして密着させながら搬送する第2
    の搬送手段と、を有する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の搬送手段が、軸線方向中央部
    の外径が最も大きく、軸線方向両端部にいくに従い小径
    となるクラウンローラであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の搬送手段が、感光材料及び受
    像材料の搬送方向に沿って配列された複数のローラ群で
    構成され、上流側ローラから下流側ローラにかけて、各
    ローラの最大ニップ圧の位置が、順次感光材料料及び受
    像材料の幅方向中央部から両端部に向かって変位してい
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記熱現像処理部が、周面が加熱され、
    前記貼り合わされた感光材料及び受像材料が巻き付けら
    れる加熱ドラムと、 前記加熱ドラムの周面の一部を搬送経路の一部として巻
    掛けられ、ループ状に反復して搬送されるベルトと、で
    構成され、 前記第2の搬送手段が、ベルトの内側に配設され、当該
    ベルトを前記加熱ドラム方向へ押圧するように付勢され
    たローラであることを特徴とした請求項1乃至請求項3
    の何れか1項記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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