JP2000251125A - 紙幣処理装置 - Google Patents

紙幣処理装置

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JP2000251125A
JP2000251125A JP11049947A JP4994799A JP2000251125A JP 2000251125 A JP2000251125 A JP 2000251125A JP 11049947 A JP11049947 A JP 11049947A JP 4994799 A JP4994799 A JP 4994799A JP 2000251125 A JP2000251125 A JP 2000251125A
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JP
Japan
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bundle
banknote
processing machine
denomination
banknotes
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JP11049947A
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Inventor
Kazuto Sasaki
一人 佐々木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、紙幣の装置在高を簡単な操作によ
り確実に把握でき、紙幣の管理業務を簡略化できる紙幣
処理装置を提供することを課題とする。 【解決手段】現金管理システムは、バラ紙幣を処理する
紙幣入出金機、紙幣束を処理する施封・小束支払機、お
よびテラーズマシンを有している。紙幣入出金機におい
てバラ紙幣を精査した際、その精査結果がテラーズマシ
ンで管理している装置在高と100枚以上異なる場合、
施封・小束支払機において紙幣束を精査する。そして、
テラーズマシンのCRT表示部を介して、バラ紙幣の装
置在高、バラ紙幣の精査結果、紙幣束の装置在高、およ
び紙幣束の精査結果を表示する。オペレータは、この表
示画面を確認して、精査不一致の原因を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、銀行などの金融
機関に設置された紙幣処理装置に係り、特に、バラ紙幣
を処理する紙幣処理機および紙幣束を処理する束処理機
を有する紙幣処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、銀行などの金融機関の各営業所
には、複数金種のバラ紙幣を管理するとともにオペレー
タに対するバラ紙幣の入出金取引を行なう紙幣処理機、
および所定枚数の紙幣を金種毎に施封した紙幣束(以
下、小束と称する場合もある)を管理するとともにオペ
レータに対する小束の払出しをする束処理機を有する紙
幣処理装置が設置されている。また、この紙幣処理装置
は、紙幣処理機内の余剰のバラ紙幣を取出して金種毎に
施封し、施封した小束を束処理機に送り込む施封機構を
備えている。
【0003】紙幣処理装置は、バラ硬貨を処理する硬貨
処理機や棒金を処理する棒金処理機とともに、テラーズ
マシンに接続されている。テラーズマシンは、オペレー
タに対する各種操作案内などを表示する表示部、紙幣処
理機内にあるバラ紙幣の在高や束処理機内にある紙幣束
の在高を装置在高として記憶する記憶部、各処理機の動
作を制御する制御部などを有している。
【0004】紙幣処理機において余剰となったバラ紙幣
は、テラーズマシンの制御部からの施封要求に基づい
て、施封機構によって金種毎に施封されて小束とされ、
束処理機へ送られる。この際、テラーズマシンの記憶部
では、紙幣処理機の装置在高と束処理機の装置在高とが
更新される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、紙幣処理機内
にある紙幣を精査する精査要求がテラーズマシンの制御
部から出されると、この精査要求に基づいて紙幣処理機
の精査機構が作動され、紙幣処理機内にある紙幣が精査
される。そして、テラーズマシンの記憶部に記憶されて
いる紙幣の装置在高と当該精査結果とが比較され、装置
在高と精査結果が異なる場合に、テラーズマシンの表示
部を介して精査不一致に基づくエラー表示がなされる。
【0006】このように、テラーズマシンの表示部でエ
ラー表示がなされると、オペレータは、束処理機内にあ
る紙幣束の束数を確認する。つまり、オペレータは、装
置在高と精査結果とが一致しない分の紙幣が束処理機に
送られていないか否かを確認する。
【0007】この場合、束処理機にも精査機構を備えた
装置では、オペレータの操作により、テラーズマシンを
介して紙幣束の精査要求が出され、束処理機の精査機構
により紙幣束が精査される。
【0008】一方、束処理機に精査機構を持たない装置
では、所定のランクを有するオペレータにより束処理機
の金庫が開けられて、手作業により金庫内の紙幣束が計
数される。
【0009】いずれの場合にしても、紙幣処理機で精査
不一致に基づくエラーが生じると、エラー表示とともに
処理を一旦中断してから、束処理機内の紙幣束を計数す
るため、オペレータによる処理が煩雑でしかも装置在高
を把握するのに手間がかかるといった問題があった。
【0010】この発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、紙幣の装置在高を簡単な操作により確
実に把握でき、紙幣の管理業務を簡略化できる紙幣処理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のうち請求項1記載の紙幣処理装置は、バ
ラ紙幣を管理するとともに利用者との間でバラ紙幣の入
出金取引をする紙幣処理機、所定枚数の紙幣を施封した
紙幣束を管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引
する束処理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を上記
所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機構を有
するものであって、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の
在高を第1の装置在高として記憶するとともに、上記束
処理機内にある紙幣束の在高を第2の装置在高として記
憶した記憶手段と、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の
在高を精査する第1精査手段と、上記束処理機内にある
紙幣束の在高を精査する第2精査手段と、上記記憶手段
に記憶されている上記第1および第2の装置在高や上記
第1および第2精査手段による精査結果などを利用者に
対して表示する表示手段と、上記第1精査手段を制御し
て上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査し、こ
の第1の精査結果と上記記憶手段に記憶されている第1
の装置在高とを比較し、該第1の精査結果と第1の装置
在高とが異なる場合、上記第2精査手段を制御して上記
束処理機内にある紙幣束の在高を精査し、この第2の精
査結果を、上記第1の精査結果、第1の装置在高、およ
び第2の装置在高とともに、上記表示手段を介して表示
する制御手段と、を備えている。
【0012】また、この発明のうち請求項2記載の紙幣
処理装置は、バラ紙幣を管理するとともに利用者との間
でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数の
紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との間
で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機の
バラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送
る施封機構を有するものであって、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を第1の装置在高として記憶すると
ともに、上記束処理機内にある紙幣束の在高を第2の装
置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を精査する第1精査手段と、上記束
処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査手段
と、上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2
の装置在高や上記第1および第2精査手段による精査結
果などを利用者に対して表示する表示手段と、上記第1
精査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の
在高を精査し、この第1の精査結果と上記記憶手段に記
憶されている第1の装置在高とを比較し、該第1の精査
結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異なる場合、
上記第2精査手段を制御して上記束処理機内にある紙幣
束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上記第1の
精査結果、第1の装置在高、および第2の装置在高とと
もに、上記表示手段を介して表示する制御手段と、を備
えている。
【0013】また、この発明のうち請求項3記載の紙幣
処理装置は、バラ紙幣を管理するとともに利用者との間
でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数の
紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との間
で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機の
バラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送
る施封機構を有するものであって、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を第1の装置在高として記憶すると
ともに、上記束処理機内にある紙幣束の在高を第2の装
置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を精査する第1精査手段と、上記束
処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査手段
と、上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2
の装置在高や上記第1および第2精査手段による精査結
果などを利用者に対して表示する表示手段と、上記第1
精査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の
在高を精査し、この第1の精査結果と上記記憶手段に記
憶されている第1の装置在高とを比較し、該第1の精査
結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異なる場合、
上記第2精査手段を制御して上記束処理機内にある紙幣
束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上記第1の
精査結果、第1の装置在高、および第2の装置在高とと
もに、上記表示手段を介して表示する第1制御手段と、
この第1制御手段において、上記第1の精査結果と第1
の装置在高とを比較した結果、第1の精査結果と第1の
装置在高との間に上記所定枚数未満の差がある場合、上
記表示手段を介して、上記紙幣処理機内のバラ紙幣の在
高を再精査する第1の処理、上記第1の装置在高を有効
とする第2の処理、および上記第1の精査結果を有効と
する第3の処理のうちいずれかの処理を利用者に選択さ
せるための選択画面を表示する第2制御手段と、を備え
ている。
【0014】また、この発明のうち請求項4記載の紙幣
処理装置は、複数金種のバラ紙幣を管理するとともに利
用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、
所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣束を
管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する束処
理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且つ上
記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機構を
有するものであって、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣
の金種毎の在高を第1の装置在高として記憶するととも
に、上記束処理機内にある紙幣束の金種毎の在高を第2
の装置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機
内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査する第1精査手
段と、上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精
査する第2精査手段と、上記記憶手段に記憶されている
上記第1および第2の装置在高や上記第1および第2精
査手段による精査結果などを金種別に利用者に対して表
示する表示手段と、上記第1精査手段を制御して上記紙
幣処理機内にある特定金種のバラ紙幣の在高を精査し、
この第1の精査結果と上記記憶手段に記憶されている上
記特定金種のバラ紙幣の第1の装置在高とを比較し、該
第1の精査結果と第1の装置在高とが異なる場合、上記
第2精査手段を制御して上記束処理機内にある上記特定
金種の紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果を、
上記第1の精査結果、第1の装置在高、および上記特定
金種の紙幣束の第2の装置在高とともに、上記表示手段
を介して表示する制御手段と、を備えている。
【0015】また、この発明のうち請求項5記載の紙幣
処理装置は、複数金種のバラ紙幣を管理するとともに利
用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、
所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣束を
管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する束処
理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且つ上
記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機構を
有するものであって、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣
の金種毎の在高を第1の装置在高として記憶するととも
に、上記束処理機内にある紙幣束の金種毎の在高を第2
の装置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機
内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査する第1精査手
段と、上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精
査する第2精査手段と、上記記憶手段に記憶されている
上記第1および第2の装置在高や上記第1および第2精
査手段による精査結果などを金種別に利用者に対して表
示する表示手段と、上記第1精査手段を制御して上記紙
幣処理機内にある特定金種のバラ紙幣の在高を精査し、
この第1の精査結果と上記記憶手段に記憶されている上
記特定金種のバラ紙幣の第1の装置在高とを比較し、該
第1の精査結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異
なる場合、上記第2精査手段を制御して上記束処理機内
にある上記特定金種の紙幣束の在高を精査し、この第2
の精査結果を、上記第1の精査結果、第1の装置在高、
および上記特定金種の紙幣束の第2の装置在高ととも
に、上記表示手段を介して表示する制御手段と、を備え
ている。
【0016】また、この発明のうち請求項6記載の紙幣
処理装置は、複数金種のバラ紙幣を管理するとともに利
用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、
所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣束を
管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する束処
理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且つ上
記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機構を
有するものであって、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣
の金種毎の在高を第1の装置在高として記憶するととも
に、上記束処理機内にある紙幣束の金種毎の在高を第2
の装置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機
内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査する第1精査手
段と、上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精
査する第2精査手段と、上記記憶手段に記憶されている
上記第1および第2の装置在高や上記第1および第2精
査手段による精査結果などを金種別に利用者に対して表
示する表示手段と、上記第1精査手段を制御して上記紙
幣処理機内にある特定金種のバラ紙幣の在高を精査し、
この第1の精査結果と上記記憶手段に記憶されている上
記特定金種のバラ紙幣の第1の装置在高とを比較し、該
第1の精査結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異
なる場合、上記第2精査手段を制御して上記束処理機内
にある上記特定金種の紙幣束の在高を精査し、この第2
の精査結果を、上記第1の精査結果、第1の装置在高、
および上記特定金種の紙幣束の第2の装置在高ととも
に、上記表示手段を介して表示する第1の制御手段と、
この第1制御手段において、上記第1の精査結果と第1
の装置在高とを比較した結果、第1の精査結果と第1の
装置在高との間に上記所定枚数未満の差がある場合、上
記表示手段を介して、上記紙幣処理機内の上記特定金種
のバラ紙幣の在高を再精査する第1の処理、上記第1の
装置在高を有効とする第2の処理、および上記第1の精
査結果を有効とする第3の処理のうちいずれかの処理を
利用者に選択させるための選択画面を表示する第2制御
手段と、を備えている。
【0017】また、この発明のうち請求項7記載の紙幣
処理装置は、バラ紙幣を管理するとともに利用者との間
でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数の
紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との間
で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機の
バラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送
る施封機構を有するものであって、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を第1の装置在高として記憶すると
ともに、上記束処理機内にある紙幣束の在高を第2の装
置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機内に
あるバラ紙幣の在高を精査する第1精査手段と、上記束
処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査手段
と、上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2
の装置在高や上記第1および第2精査手段による精査結
果などを利用者に対して表示する表示手段と、上記第2
精査手段を制御して上記束処理機内にある紙幣束の在高
を精査し、この第2の精査結果と上記記憶手段に記憶さ
れている第2の装置在高とを比較し、該第2の精査結果
と第2の装置在高とが異なる場合、上記第1精査手段を
制御して上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査
し、この第1の精査結果を、上記第2の精査結果、第1
の装置在高、および第2の装置在高とともに、上記表示
手段を介して表示する制御手段と、を備えている。
【0018】更に、この発明のうち請求項8記載の紙幣
処理装置は、複数金種のバラ紙幣を管理するとともに利
用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、
所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣束を
管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する束処
理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且つ上
記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機構を
有するものであって、上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣
の金種毎の在高を第1の装置在高として記憶するととも
に、上記束処理機内にある紙幣束の金種毎の在高を第2
の装置在高として記憶した記憶手段と、上記紙幣処理機
内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査する第1精査手
段と、上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精
査する第2精査手段と、上記記憶手段に記憶されている
上記第1および第2の装置在高や上記第1および第2精
査手段による精査結果などを金種別に利用者に対して表
示する表示手段と、上記第2精査手段を制御して上記束
処理機内にある特定金種の紙幣束の在高を精査し、この
第2の精査結果と上記記憶手段に記憶されている上記特
定金種の紙幣束の第2の装置在高とを比較し、該第2の
精査結果と第2の装置在高とが異なる場合、上記第1精
査手段を制御して上記紙幣処理機内にある上記特定金種
のバラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果を、上
記第2の精査結果、第2の装置在高、および上記特定金
種の紙幣束の第1の装置在高とともに、上記表示手段を
介して表示する制御手段と、を備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながらこの発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0020】図1には、銀行などの金融機関の各営業店
で用いられる現金管理システム1(以下、単にシステム
1と称する場合もある)を示してある。
【0021】システム1は、システム全体の操作および
データ処理を行う2台のテラーズマシン1a,1bを備
えている。また、システム1は、バラ紙幣の入出金処理
をする紙幣入出金機2(紙幣処理機)、およびこの紙幣
入出金機2の余剰現金を施封して紙幣束(以下、小束と
称する場合もある)として機体内に保管し、小束での紙
幣の払い出しを行う施封・小束支払機3(束処理機)を
備えている。テラーズマシン1a、1b、紙幣入出金機
2、および施封・小束支払機3は、この発明の紙幣処理
装置として機能し、テラーズマシン1a、1bは、紙幣
入出金機2と施封・小束支払機3にある紙幣、すなわち
システム1内の全ての紙幣を一括して管理する。
【0022】さらに、システム1は、バラ硬貨の入金処
理をする硬貨入金機4、バラ硬貨の出金処理をする硬貨
出金機5、50枚毎に包装された硬貨(棒金)の入出金
処理をする棒金支払機6、およびテラーズマシン置き台
7を備えている。硬貨入金機4、硬貨出金機5、および
棒金支払機6については、ここでは詳細な説明を省略す
る。
【0023】紙幣入出金機2は、紙幣入金用の投入口1
1と、入金時のリジェクト紙幣を集積する入金リジェク
トボックス12を備える。また、紙幣入出金機2は、出
金時のリジェクト紙幣を集積する出金リジェクトボック
ス13と、出金される紙幣が集積される出金口14を備
えている。
【0024】投入口11、入金リジェクトボックス1
2、出金リジェクトボックス13、および出金口14
は、紙幣入出金機2の機体前面に縦一列の状態で配置さ
れている。また、紙幣入出金機2の上面部には、各取引
の内容を印字するジャーナルプリンター15が配置され
ている。
【0025】投入口11、出金口14、およびジャーナ
ルプリンター15の近傍にはそれぞれ、前述した2台の
テラーズマシン1a,1bのうち、どちらのテラーズマ
シン1a,1bに占有されているかを示すそれぞれ一対
の占有ランプ16,17,18が配設されている。
【0026】また、紙幣入出金機2の前面には、機体内
部にある後述する紙幣収納庫の紙幣残量を表示する残量
表示19が配設されている。さらに、紙幣入出金機2の
上面には、後述する施封端数を返却する施封一時庫返却
扉20があり、紙幣返却時には機体の上方部にホップア
ップする機構になっている。
【0027】紙幣入出金機2の前面には、上から入金搬
送路引出扉21、入金時に紙幣返却を行う一時集積扉2
2、および紙幣収納庫を引き出す収納庫扉23が配設さ
れている。
【0028】一方、施封・小束支払機3は、上部に小束
支払用の出金扉24を有し、この出金扉24が開くこと
により出金された小束の取り出しが可能となっている。
出金扉24の近傍には、紙幣入出金機2の占有ランプと
同様の一対の占有ランプ25が配されている。
【0029】出金扉24の上部には、施封帯交換用の帯
セット扉26があり、施封帯の交換はこの扉26を開け
て行われる。上記出金扉24の下方には、損金庫取り出
し扉27が配され、後述する損金庫を取り出し可能とな
っている。
【0030】次に、紙幣入出金機2と施封・小束支払機
3の内部構成について詳述する。
【0031】図2は、紙幣入出金機2の内部を側面から
示す構成図で、図3は、その背面図である。この紙幣入
出金機2において、紙幣を入金しようとするときは投入
口11に紙幣を置き、テラーズマシン1a(1b)から
入金開始命令を送ると、これにより、投入口11から紙
幣は1枚づつ内部に取り込まれる。
【0032】上記投入口11から取り込まれた紙幣は、
鑑査前搬送路101を通過し、鑑査部34に導かれる。
この鑑査部34内に取り込まれた紙幣は、その金種、形
状、表裏、真偽、正損等が鑑別される。
【0033】この鑑別結果に基づき、あとで示すCPU
などで構成される制御部が搬送路内に設置された振り分
けゲート群35a〜35kを使用して各集積部に紙幣を
振り分ける。
【0034】鑑査部34から出た紙幣は、最初の入金リ
ジェクトゲート35aにより、判定不能券の場合には入
金リジェクトボックス12に振り分けられて集積され
る。この判定不能券は再度、投入口11にセットし直し
て再取り込みするか、手入力で計数データに算入する。
【0035】また、判定された紙幣は、次に表裏ゲート
35bにより表裏取りそろえ機構に送られて全ての紙幣
の向きを表向きに揃えられる。
【0036】表裏を取り揃えられた紙幣は、次に整理ゲ
ート35cにより、下段収納庫部に搬送されるか、出金
搬送路に導かれるかを選択される。出金搬送路に導かれ
る場合は後述するが、一般的な入金業務では下段収納庫
部に搬送される。下段に搬送された紙幣は、金庫ゲート
35dを通過し振り分け搬送路40に入る。金庫ゲート
35d以降の処理についてはここでは記述しない。振り
分け搬送路40に入った紙幣は、一時庫ゲート35e〜
35gにより金種、正損によって一時集積庫41a〜4
1dに集積される。
【0037】一時集積庫41a〜41dに集積された紙
幣は、図示しない整位機構によって整位されながら、一
時集積庫41a〜41d内に設置されているフラッパー
群45a〜45d上に集積される。このフラッパー45
a〜45dは、集積開始時には、進入してくる全ての紙
幣がフラッパー45a、45b上に集積するように切換
えられる。
【0038】また、フラッパー45a〜45dは、それ
ぞれ図示しないフラッパー駆動ソレノイドにリンクされ
ており、これらの駆動ソレノイドを駆動することにより
フラッパー45a〜45dは下側に約90゜回転するよ
うに構成されている。
【0039】フラッパー45a,45b上に集積する紙
幣の枚数が増えてくると、集積紙幣の上面が順次上方に
上がってくるが、所定の位置でこの最上部の紙幣上面を
図示しない集積満杯センサで検知するようになってい
る。
【0040】この集積満杯センサで紙幣の集積が満杯で
あることが検知されると、フラッパー45a,45bは
約90゜下側に回転して紙幣を落下させ、集積した紙幣
は、こんどは下側のフラッパー45c、45dによって
支えられることになる。
【0041】このまま紙幣の集積を続けると、集積紙幣
上面は再度、集積満杯センサにより検知されるようにな
り、検知されるとフラッパー45c,45dも同様に下
側に約90゜回転する。この結果、紙幣束は下方に落下
し、集積部の底部に取り付けられているシャッター47
a〜47d上に集積されることになる。
【0042】さらに、紙幣の集積を続けると再度、満杯
センサにより集積紙幣上面が検知されるが、ここではじ
めて制御部は、集積部満杯をテラーズマシン1aまたは
1bに対して報知することになる。
【0043】このように一時集積庫を構成することによ
り、常に適正な集積深さで紙幣を集積できるようにな
り、集積部で起こりがちな不具合、すなわち、集積部の
深さが大きいことによって発生する立ち券等を防止する
ことができ、さらに大容量のスムーズな集積が可能にな
る。
【0044】集積された紙幣は取り出しに適した位置で
シャッター47上に保管される形になっており、シャッ
ター47が図示しない駆動機構により左右に開放される
と、集積した紙幣群は収納庫48a〜48d内に落下す
る。収納庫48a〜48d内にはセパレータ49,49
が収納庫の上端に近い位置で待機しており、落下した紙
幣はこのセパレータ49,49上に落ちることになる。
【0045】シャッター47が開くと一時集積部41a
〜41d上部に待機していたプッシャー機構52が駆動
され、一時集積庫41a〜41d内に残っている紙幣を
すべて収納庫48a〜48d内に移動させる。
【0046】この移動が完了するとプッシャー52は上
昇し、シャッター47は閉じられる。この状態で次の入
金が待機される。
【0047】また、セパレータ49,49は、既に収納
されている紙幣(既収納紙幣)の高さによって、下回転
と上回転を選択できるようになっており、図示しないセ
ンサにより、収納紙幣の高さを検知し、制御部により選
択的に最善の方法が取られるようになっている。
【0048】収納庫48a〜48d内の紙幣が多い場合
は、再度セパレータ49,49を紙幣の上に差し込むと
きに、上方から下方に回転させる方がスペースを有効に
利用できるため、このような方法を採ることが望まし
い。上記の一連の動作により、入金が完了することにな
る。
【0049】次に、出金動作について説明する。
【0050】出金動作は収納庫48a〜48dに集積さ
れている紙幣を、出金口14に送ることで成立する。出
金開始命令が例えばテラーズマシン1aから紙幣入出金
機2に送信されると、紙幣入出金機2の制御部は出金す
べき金種の紙幣が集積されている収納庫48a〜48d
の取出機構56a〜56dを駆動する。この取出機構5
6a〜56dは投入口11に取り付けられている取込機
構と同じものである。この取出機構56a〜56dを回
転させることにより1枚づつ取り出された紙幣は、取出
口直後に設置された取出計数センサ57a〜57dによ
りカウントされる。カウントが出金枚数に達すると、取
出機構56a〜56dは駆動を停止し、取り出しが終了
する。
【0051】取り出された紙幣は収納庫下搬送路58を
通って出金鑑査部59に搬送される。出金鑑査部59で
は、紙幣の2枚取り、金種確認を行い、問題が無ければ
上段出金搬送路に送り込む。このとき取り出された紙幣
に問題があれば、取り出し機構に追加の取り出しを指示
することになる。出金鑑査部59を通過した紙幣は、精
査ゲート35hを通過した後、上段出金搬送路に入り、
施封ゲート35iにより、出金口14へ搬送される。
【0052】ゲート35h、35iを介して別の方向へ
搬送される紙幣の処理に関しては後述する。
【0053】施封ゲート35iで出金口14側に搬送さ
れた紙幣は出金リジェクトゲート35jにより、出金鑑
査で問題ありと判定された紙幣を出金リジェクト庫13
へ、出金対象となる紙幣を出金口14へそれぞれ集積す
る。
【0054】出金口14内に指定された金種と枚数の紙
幣の集積が終わると、図示しない電磁ロックが解除さ
れ、出金口が2点鎖線で示すように開き、紙幣を取り出
すことが可能になる。これで出金処理が完了となる。
【0055】また、収納庫48a〜48d内の紙幣は通
常は紙幣の重さで、取出機構56a〜56dの送り込み
ローラに押し付けられ、安定的な取り出しが行われる
が、紙幣残量が少なくなると、収納庫48a〜48d内
にバックアップ機構60a〜60dが回転駆動され、収
納庫48a〜48d内の紙幣を上から押すことにより、
取出しを円滑に行うことができる。この紙幣残量は図示
しないセンサにより、収納庫48a〜48d内の紙幣上
面の位置を検知することによって行っている。
【0056】次に、金庫内精査業務について説明する。
【0057】金庫内精査業務は収納庫48a〜48dに
入っている紙幣の枚数を計数する業務で、出金により確
定できなくなった収納庫48a〜48d内の紙幣枚数を
計数して確認することを目的とする。
【0058】テラーズマシン1aまたは1bから精査要
求があったときは、まず、収納庫48a〜48dのうち
の一つの収納庫内の紙幣の取り出しが開始される。収納
庫48a〜48dから取り出された紙幣は、取出計数セ
ンサ57a〜57dを介してカウントされて出金鑑査部
59により金種を判別され、収納庫48a〜48dの上
方に位置する一時集積庫41a〜41dのいずれかに集
積される。
【0059】このとき、判定不能であった紙幣は、出金
リジェクト庫13に集積されるが、例えば、取出し対象
の収納庫が48aであったとすると、これ以外の収納庫
48b〜48dの上方の一時集積庫41b〜41dをリ
ジェクト庫として用いても問題はない。
【0060】一時集積庫41a〜41dに集積された紙
幣はこれらの集積庫が満杯になると、入金時と同様の過
程で収納庫48a〜48d内に収納されるが、今回はセ
パレータ49,49は収納後も回転せず、精査済み紙幣
と精査前紙幣とを分離している。
【0061】この状態で、精査前紙幣が無くなるまで紙
幣の取り出しを続け、すべての紙幣が取り出されると、
収納庫48a〜48d内のすべての紙幣の枚数、金種が
確定することになる。このとき、収納庫48a〜48d
内の紙幣残量が多いと、シャッター47が閉められなく
なるが、シャッター47を開けたままでも紙幣の精査は
できる。このようにシャッター47を開けたまま精査を
行うと一時集積庫41a〜41dがセパレータ49,4
9の動作により、大きな容量を持てるので、収納庫48
a〜48dからの取り出しを途中で停止することなく、
精査ができるというメリットが生ずる。
【0062】次に、紙幣入出金機2に対する入金紙幣が
多く、収納庫48a〜48d内の紙幣が一定量以上に多
くなったとき、自動的に施封・小束支払機3に紙幣を回
す収納庫自動整理動作について説明する。
【0063】収納庫自動整理は、収納庫48a〜48d
内の紙幣枚数が一定枚数以上になると、自動的に開始さ
れる。収納庫自動整理を開始するトリガーとなる“一定
枚数”は、テラーズマシン1aまたは1bから設定が可
能で、この設定をすることにより、収納庫48a〜48
d内の紙幣枚数が常に一定に保たれるようになる。
【0064】収納庫48a〜48d内の紙幣枚数が設定
値以上になると、自動的に収納庫自動整理のプログラム
が起動され、収納庫48a〜48d内からの紙幣取り出
しが開始される。取り出された紙幣は出金鑑査部59に
より、金種確認等の判別が行われ、施封に適した紙幣の
みが施封ゲート35iにより施封集積部61側へ搬送さ
れる。施封集積部61に100枚の紙幣が搬送される
と、後述する機構/処理により施封部へ送られる。
【0065】一方、紙幣入出金機2の制御部は、紙幣を
100枚取り出す毎に、当該収納庫に格納されている紙
幣の残量をチェックし、残量が設定値以下になると取り
出しを停止する。このように制御することにより収納庫
48a〜48d内の紙幣枚数は常に一定に保たれる。
【0066】次に、施封集積部61について説明する。
施封集積部61は図2に示されるように上下2段の集積
部61a,61bを有している。この2段の集積部61
a,61bの切り替えは集積切り替えゲート35kによ
りなされる。
【0067】最初に収納庫48a〜48dから取り出さ
れた紙幣は、上段施封集積部61aに集積される。集積
された紙幣は施封集積バックアップ62a上に集積さ
れ、集積出口からある程度の高さが確保されている。集
積が進み、紙幣上面が集積出口に近づいてくると、図示
しない施封集積満杯センサにて満杯が検知される。
【0068】満杯が検知されると、施封集積バックアッ
プ62aはその駆動機構により下端まで下がり、施封横
キャリア63a上に紙幣を移動する。さらに集積が進
み、上段施封集積部61aに100枚の紙幣が集積完了
すると、集積切り替えゲート35kにより、それ以降の
紙幣は下段施封集積部61bに集積される。
【0069】一方、上段施封集積部61aに集積した1
00枚の紙幣は施封集積クランプ64aにより、上方か
ら押しつけられながら、施封横キャリア63aにより、
施封・小束支払機3側に移動される。このとき、施封集
積クランプ64aは施封横キャリア63a上に固定され
ているため、一緒に移動する。
【0070】この移動された100枚の紙幣は後述する
施封・小束支払機3の機構により、施封横キャリア63
aからまとめて引き抜かれる。紙幣が引き抜かれたこと
を検知すると、施封横キャリア63aは元の位置に戻
る。このとき、施封集積バックアップ62aと施封集積
クランプ64aも元の位置に戻る。
【0071】以上の動作で1周期が完了し、次は下段施
封集積部61bが同様の動作で100枚の紙幣を施封・
小束支払機3に送る。このように上/下段の施封集積部
61a,61bが順番に施封・小束支払機3に100枚
づつの紙幣を送ることにより、連続的に施封を行うこと
ができる。
【0072】また、施封時に端数が残ったときは、図2
にAで示すように施封集積部61a,61b全体が、そ
の前段搬送路とともに上方へホップアップし、集積部6
1a,61bに残っている紙幣を取り出せるようになっ
ている。
【0073】次に、施封・小束支払機3について図4を
用いて説明する。図4は施封・小束支払機3を側面側か
ら見た断面図である。
【0074】施封・小束支払機3に対しては、紙幣入出
金機2の施封集積部61a,61bを介して紙幣が送り
込まれる。施封集積部61a,61bが紙幣入出金機2
から施封・小束支払機3に挿入されると、小束ハンド部
71が紙幣を受け取りに移動する。小束ハンド部71
は、上段ハンド部71aと下段ハンド部71bの2段構
成になっており、施封集積部61の上段61aから紙幣
束が供給されても下段61bから紙幣束が供給されて
も、いずれの紙幣束をも保持することができるようにな
っている。
【0075】また、小束ハンド部71a,71bは同一
ベース上に構成されており、移動は上下一緒に行うよう
になっている。
【0076】小束ハンド部71a,71bは図示しない
ハンド位置検出センサにより、紙幣クランプ位置、紙幣
リリース位置、待機位置の3ポジションが検知できるよ
うになっている。
【0077】紙幣入出金機2からの紙幣受け取り動作
は、施封集積部61上に紙幣が指定枚数集積すると、紙
幣入出金機2から施封・小束支払機3に受け渡しOKと
上段か下段かの信号が送られる。信号を受けた施封・小
束支払機3は後述するバックアップ機構を上段または下
段に紙幣入出金機2からの信号に従ってセットする。
【0078】その後、待機位置で待機していた小束ハン
ド部71a,71bが紙幣クランプ位置まで移動し、図
示しない紙幣クランプ機構により紙幣束をクランプす
る。クランプが完了すると小束ハンド機構71a,71
bは紙幣束を引きづりながら紙幣リリース位置まで移動
し、バックアップ機構72が紙幣束をクランプするのを
待つ。バックアップ機構72が紙幣束をクランプする
と、小束ハンド機構71a,71bは紙幣束をリリース
し、待機位置へ戻る。以上の動作で小束ハンド機構の1
周期が完了し、紙幣束の引き込みが完了する。
【0079】次に、バックアップ機構72について説明
する。バックアップ機構72はその機構内に紙幣受け台
74とその上方にバックアップクランプ機構73を持っ
ている。また、バックアップ機構72は図示しないセン
サ群によって、上段紙幣受け取り位置、下段紙幣受け取
り位置、キャリア受け渡し位置の3ポジションが検知で
きるようになっている。
【0080】小束ハンド機構71から紙幣を受け取った
バックアップ機構72は、小束ハンド機構71が待機位
置に戻るのを待って、上段紙幣受け取り位置または下段
紙幣受け取り位置から移動を開始し、キャリア受け渡し
位置まで移動する。このとき、バックアップクランプ機
構73はクランプ状態にあり、バックアップ機構72上
の紙幣が落下しないように押さえている。
【0081】バックアップ機構72がキャリア受け渡し
位置まで移動すると、紙幣はキャリア75上と同じ高さ
になるように設定されている。この状態でキャリア75
が前方へ移動すると紙幣はキャリア75の背板で押され
て、バックアップ機構72上から抜き取られる。上記の
動作によりバックアップ機構72からキャリア75への
紙幣束の受け渡しが完了する。
【0082】キャリア75が前方へ移動を開始すると、
図示しないキャリアクランプにより、紙幣はキャリア7
5上から落ちないようにクランプされるようになってい
る。また、キャリア75の前方に配された施封シャッタ
ー76は、キャリア75上の紙幣束に押されてキャリア
移動方向に回転しながら、紙幣束を通過させるような構
造になっている。
【0083】また、キャリア75は図示しないセンサ群
により、紙幣受け取り位置、把束位置、縦キャリア受け
渡し位置の3ポジションが検知できるようになってい
る。
【0084】キャリア75に乗った紙幣は、キャリア7
5によって把束機構91に移動されて施封帯にて把束さ
れる。上記把束機構91は、施封帯92の供給部93、
この供給部93から供給される施封帯92を送る送りロ
ーラ94、紙幣束に施封帯92を巻き付ける巻付機構9
5、紙幣束に施封帯92を巻き付けたのち施封帯92を
カットするカッタ96とを備えている。
【0085】把束された紙幣束はキャリア75に乗って
把束位置から縦キャリア受け渡し位置まで移動し、その
場でキャリア75は停止する。このとき紙幣束は施封シ
ャッター76の外側側面に当たって一定の位置で停止す
るようになっている。このとき縦キャリア77はキャリ
ア75の下方の待機位置から上昇し、縦キャリアクラン
プ機構78によりキャリア75上の紙幣束をつかめる位
置まで移動する。
【0086】移動を完了した縦キャリア77は併設され
ている縦キャリアクランプ機構78によりキャリア75
上の紙幣束を保持する。縦キャリアクランプ78が紙幣
束を掴むとキャリア75はさらに移動を開始し、紙幣受
け取り位置まで戻る。このとき施封された紙幣束は施封
シャッター76に押されてキャリア75上からはずれる
ことになる。
【0087】完全に縦キャリア77上にのった100枚
の紙幣束、即ち小束は縦キャリア77とともに下降し、
小束搬送路79内に進入する。
【0088】小束搬送機構は搬送路上面に小束プッシャ
ー機構80a〜80d、図5に示したピッカー機構81
a〜81dを持ち、夫々の下面には搬送路上の小束を小
束金庫83a〜83d内に導く搬送シャッター機構82
a,82bを具備している。搬送路下方には4個の小束
金庫83a〜83dが配されており、小束の金種によっ
てそれぞれの金庫83a〜83dに収納できるようにな
っている。
【0089】また、金庫83a〜83d内にそれぞれ配
されたストッパー機構84a〜84dおよび小束金庫バ
ックアップ機構85a〜85dにより、金庫83a〜8
3d内の小束を搬送路内に戻すことも可能になってい
る。
【0090】次に、縦キャリア77によって移動してき
た小束が搬送路を通って小束金庫83a〜83dに収納
されるまでを詳細に説明する。
【0091】縦キャリア77が小束をクランプした状態
で搬送路内に近づくと、搬送路開閉機構86が図示しな
い駆動モータにより開く。
【0092】ここから搬送路内に進入した縦キャリア7
7は、搬送路内の定位置に移動し、搬送路開閉機構86
が閉じるのを待つ。搬送路開閉機構86が閉じると、縦
キャリア77と入れ子に配された図示しない駆動ローラ
により、小束は搬送路内を搬送される。
【0093】次に、小束は、その小束が収納されるべき
小束金庫、例えば金庫83dの上で停止し、収納可能な
状態で待機する。このとき、小束は図5のピッカー機構
81により、その停止位置が調整されるようになってい
る。
【0094】小束収納庫83dの真上で小束が待機する
と、図示しない駆動機構により、左右の搬送シャッター
82aおよび82bが下方に回転するように駆動され、
小束は金庫83d内へ落下する。このとき、搬送シャッ
ター82a,82bの駆動に合わせて、小束プッシャー
機構80dも同時に下方の押し込み方向に駆動され小束
が途中に引っかからないように押し込む。
【0095】落下した小束は最初は一対のストッパー機
構84dの上に乗り、小束プッシャー機構80dによ
り、さらに金庫83d内に押し込まれる。ストッパー機
構84dは小束と一緒に金庫83d内に回転するように
押し込まれ、小束の端がストッパー機構84dから外れ
る一定の位置に達すると、自力で元の位置に戻るように
スプリング等で付勢されている。
【0096】図4では、このストッパー機構84dが閉
じた状態と開いた状態の両方を示している。他のストッ
パー機構84a〜84cはいずれも閉じた状態を示して
ある。ストッパー機構84dが戻る位置まで小束プッシ
ャー80dが押し込まれると、小束プッシャー機構80
dは定位置まで戻り、搬送シャッター82a,82bが
閉じて、小束の金庫83dへの収納が終了する。
【0097】金庫83d内に収納された小束は、金庫8
3d内の小束金庫バックアップ機構85dにより常に上
向きに付勢されており、小束は閉じた状態のストッパー
機構84dで押さえられている状態になっている。尚、
他の金庫83a〜83cも上述した金庫83dと同様に
構成されており、同様に作用する。
【0098】次に、小束の出金動作を説明する。
【0099】小束を出金する場合、まず出金したい金
庫、たとえば金庫83dの搬送シャッター82a,82
bを開き、小束プッシャー機構80dを金庫83d内へ
押し込む。このとき、金庫83d内の小束は小束プッシ
ャー機構80dにより下方へ押し込まれ、ストッパー機
構84dが回動可能となる。
【0100】回動可能となったストッパー機構84dは
図示しない駆動機構により金庫83d内へ回動し、固定
される。その後、小束プッシャー機構80dを上方へ引
き上げると、金庫83d内の小束は小束金庫バックアッ
プ機構85dによって押し上げられ、小束プッシャー機
構80dの上端位置まで上昇する。
【0101】上端まで移動した小束は、図5に示すピッ
カー機構81を駆動することにより、最上部に位置する
小束のみがピッカー機構に引っかけられ、小束搬送路7
9A内に導入される。導入された小束は、搬送路79A
上のドライブローラによって駆動されて、搬送路79A
内を移動することになる。また、連続的に出金するとき
は、そのまま再度ピッカー機構81を駆動すれば次の小
束が出金されることになる。小束の出金が終了したら、
入金時と同時に小束プッシャー機構80dを押し込み、
余った小束を金庫83d内に再び収納して出金処理が完
了する。
【0102】小束搬送路79Aに取出された小束は、搬
送路79A内を移動して、金種検知部133で金種を判
別した後、搬送路79A出口からエレベータ87内に落
下する。エレベータ87内に出金するべき小束がすべて
入ると、エレベータ87は上昇を開始し、出金位置まで
移動する。エレベータ87が出金位置に停止すると小束
出金扉24が図示の位置まで開き、小束が取り出せるよ
うになる。
【0103】エレベータ87内から小束が取り出される
と図示しないセンサにより、小束無しが検知され、出金
扉24を閉めて取引が終了する。
【0104】また、紙幣整理等で連続的に小束を機体3
の外へ放出したいときは、小束シュート扉89を開き、
エレベータ87を小束搬送路79Aより上方へ移動させ
ることによって、小束搬送路79Aから落下してくる小
束を、以下に説明するようにして、そのまま放出するこ
とも可能となっている。これはエレベータ87の容量が
有限であるのに対して、連続的に所望の束数だけ出金で
きるというメリットを持っている。
【0105】即ち、エレベータ87の下方には損券金庫
90が設置されており、通常は出金に適さない小束、た
とえば損券小束や小束姿不良のものを収納できるように
なっている。紙幣整理等で小束を連続的に排出するとき
にこの損券金庫90に収納する場合は、小束搬送路79
Aから小束を落下させるときにエレベータ87を上昇さ
せて、直接損券金庫90に収納するようにする。
【0106】以下、小束精査動作について説明する。
【0107】この精査とは、施封・小束支払機3にて管
理している小束の装置在高、即ち束数と計数結果が等し
いか否かの確認動作を意味する。小束の精査は小束金庫
83a〜83dに入っている小束の束数を計数する動作
で、例えば係員が小束を手で装填したり、エラーが発生
した後など、確定できなくなった小束金庫83a〜83
d内の小束の束数を計数して確認することである。
【0108】また、小束の計数とは別に出金時に小束の
金種判別も行うが、これは図4の金種センサ133で行
う。これについては後述する。
【0109】以下、小束金庫83dを例にとって、小束
精査機構について図6および図7を参照して説明する。
図6は小束金庫83dの斜視図であり、図7は小束金庫
83dを上方から見た上面図である。尚、他の小束金庫
83a〜83cにも、同じ機構が設けられている。
【0110】小束金庫83dは箱形状の金庫本体111
を有し、その本体正面側に小束計数ユニット112が取
り付けられている。
【0111】小束計数ユニット112は、2個のセンサ
113a,113bが水平方向に併設された2連の計数
センサ113(図7参照)と、この計数センサ113を
上下させるためのレール114と、タイミングベルト1
15およびタイミングプーリ116,117とを有す
る。計数センサ113はこのタイミングベルト115と
直結されていて、後述する駆動部118から駆動力を得
てレール114に沿って上下する構造になっている。
【0112】このレール114の上端下端にはそれぞれ
上端センサー119、下端センサー120が設けてあ
り、計数センサー113の上端、下端位置を検知するこ
とができる。
【0113】駆動部118はモーター121と減速ギア
122から構成され、これがタイミングベルト123で
タイミングプーリ117と連結されて、タイミングベル
ト115を駆動するようになっている。
【0114】また、駆動部118の減速ギア122に
は、エンコーダー124のギアが噛み合っていて、モー
ター121の回転によりエンコーダー124が回転する
ようになっている。このエンコーダー124が回転する
と、そのスリットを通って光電変換素子に至る光が断続
され、この断続の回数をカウントすることにより、モー
ター121の回転の検知、即ち計数センサー113の移
動距離を測定することが可能となっている。なお、この
エンコーダ124は光電式のほかたとえば磁石とコイル
と組み合わせた電磁式のものでもよい。
【0115】計数センサー113のセンサー素子113
a,113bの上端位置は、図7に示すようにストッパ
ー機構84dの下側近傍に配置され、小束金庫83d内
に集積されている小束Pの最上端の束の帯Sが検知でき
る位置となっている。
【0116】下端位置は、計数センサー113が小束金
庫バックアップ機構のバックアップ85dの最下端位置
より下になるように配置され、バックアップ85dの計
数センサー113側の端面には図示しないエンドマーク
が記されていて、計数センサー113でこのエンドマー
クを読みとることによって、バックアップ85dの位
置、即ち集積された複数の小束群の最下端の小束Pの位
置を認識することができる。
【0117】施封・小束支払機3の4つの小束金庫83
a〜83dはそれぞれ同様に構成された小束計数ユニッ
ト112を具備していて、この小束計数ユニット112
を動かすための電源及び図9の小束精査部170とCP
U162との信号、データの受け渡しは、それぞれの小
束金庫83a〜83dの下部に設けられたフロートコネ
クタ134を介して行われる。
【0118】また、計数センサー113は、2つの反射
センサー113a,113bで構成され、図7に示した
ように小束Pの帯Sに対向する位置に配置されている。
この計数センサ113をレール114に沿って上下させ
ることにより小束金庫83d内に集積された小束Pの帯
Sと帯Sの切れ目の明暗を読みとり小束Pの束数を確定
する。計数センサー113の2つの反射センサー113
a,113bはそれぞれ小束Pの帯Sを検知するが、帯
位置がばらついて片方のセンサーで検知できなくなって
も片方のセンサーが検知できれば、たとえば両方のセン
サーの出力の論理和をとることにより束数を確定でき
る。
【0119】なお、この帯位置は金種に関係なく、たと
えば紙幣小束Pの一方の端部から30mmの位置に帯封
Sの中心が来るように設定される。従って、2つの反射
センサー113a,113bの丁度中間の位置がこの帯
封Sの中心と一致するように設定すれば、帯封Sの位置
が若干ずれたとしても、2つの反射センサー113a,
113bのいずれか一方で帯封Sを検知できる範囲が広
くできる。
【0120】また、帯封Sの位置を種々の理由で意識的
に異ならせて小束Pを施封する場合がある。たとえば一
万円紙幣の小束を端部から30mmの位置で施封し、そ
れ以外の金種の小束を端部から40mmの位置で施封す
る。このように施封位置が10mmずれている複数の小
束が混在していても正確に小束の帯封を検知するために
は、40mmの位置に対応して一方の反射センサー11
3aを設置し、30mmの位置に対応して他方の反射セ
ンサー113bを設置すればよい。
【0121】この場合、反射センサー113a,113
bは夫々、40mmの位置および30mmの位置からの
反射光を受光するように設定されれば、夫々の位置の帯
封のみを検知できる。また、反射センサー113aは4
0mmの位置からの反射光のみ受光し、反射センサー1
13bは40mmの位置および30mmの位置からの両
方の反射光を受光するように設定すれば、反射センサー
113aは40mmの位置の帯封のみ検知し、反射セン
サー113bは40mmの位置および30mmの位置の
帯封を両方検知できるように設定できる。
【0122】このようにすれば、たとえ一方の反射セン
サー113aが40mmの位置の帯封を検知できなくて
も、残りの反射センサー113bで40mmの位置およ
び30mmの位置の帯封を両方検知できることになり、
検知エラーを少なくできる。
【0123】さらに、帯封Sと計算センサー113の位
置を合わせないで金庫83dに小束Pが収納されたり、
あるいは帯封Sの位置が大きくずれてしまったような場
合には、計数センサー113の2つの反射センサー11
3a、113bのいずれもが、あるいは一方が帯を読み
とれないことになる。この場合には、エンコーダー12
4で検知した計数センサー113の移動距離から、読み
とれない部分の小束の厚みを判断して束数を確定するこ
とができる。これについては後述する。
【0124】次に、計数センサー113が金庫83d内
で小束P群の側面に沿って上昇移動するときのセンサー
113の揺動機構について、図8を参照して説明する。
図8は計数センサー113の揺動機構と小束金庫83d
内に集積された小束Pを横方向から見た側面図である。
【0125】計数センサー113はセンサーブラケット
126に固定されていて、センサーブラケット126は
センサーベース127に取り付けられた回動軸128に
より回動可能に設けられている。また、センサーブラケ
ット126には縦方向に回転可能なコロ129が設けら
れ、コロ129の小束Pに対向した先端部は計数センサ
ー113のレンズ先端よりわずかに突出した位置に配置
されている。
【0126】センサーブラケット126はセンサーベー
ス127に取り付けられた弾性部材、例えば圧縮コイル
ばね130により、コロ129及び計数センサー113
が小束金庫83d内の小束Pの側面に押しつけられるよ
うに付勢されている。
【0127】小束金庫83d内の小束Pは、リブ131
及び側面内壁132の範囲内で前後左右にばらつくが、
センサー113に面する側の前後方向のばらつきに対
し、揺動機構のコロ129が集積された小束Pの形状に
合わせて小束Pに密着して動くので、計数センサー11
3と小束Pの帯封表面あるいは小束側面は常に最適なレ
ンズ焦点距離に保たれる。
【0128】小束金庫83dの側面内壁132は各金種
のそれぞれの長手幅に合わせた位置に固定可能に設けら
れていて、左右幅を規制することにより、各金種の左右
方向のばらつきが一定の範囲内になるようにしている。
【0129】次に、システム1の一方のテラーズマシン
1a、紙幣入出金機2、および施封・小束支払機3の制
御系の概略構成について、図9に示すブロック図を参照
して説明する。また、他方のテラーズマシン1bについ
ても同様に構成され、紙幣入出金機2、施封・小束支払
機3の制御系と接続されている。
【0130】図9に示すように、一方のテラーズマシン
1aはメモリ140aを有するMPU140(制御手
段、第1制御手段、第2制御手段)を具備し、このMP
U140にはバスを介してPROM141、プログラム
メモリ142、集計データメモリ143、キーボード1
44、CRT表示部145、HDD148、ジャーナル
プリンタ149が接続されている。
【0131】MPU140は、PROM141に記憶さ
れている制御プログラムに従って現金管理システム1を
制御する。集計データメモリ143は、システム1内に
収容されている紙幣の装置在高を記憶する記憶部143
a、143bを有している。一方の記憶部143aは紙
幣入出金機2内にあるバラ紙幣の在高を第1の装置在高
として記憶し、他方の記憶部143bは施封・小束支払
機3内にある紙幣束の在高を第2の装置在高として記憶
する。キーボード144は、オペレータによる各種操作
入力を受付ける。CRT表示部145は、紙幣入出金機
2における精査結果、施封・小束支払機3における精査
結果、第1および第2の装置在高などとともに、オペレ
ータに対する各種操作案内を表示する表示手段として作
用する。
【0132】MPU140にはさらにI/F147が接
続され、このI/F147を介してテラーズマシン1a
は紙幣入出金機2のI/F151および施封・小束支払
機3のI/F161に接続される。
【0133】紙幣入出金機2は、CPU152,ROM
153,RAM154、カット機構155、施封集積部
61に集積された紙幣を施封・小束支払機3へ押し出す
押出し機構156、搬送路の動作を制御するための搬送
制御部157、収納庫48a〜48dへの紙幣の収納を
制御するための収納制御部158、鑑査部34を含む入
金鑑査部159および出金鑑査部160が、インターフ
ェース(I/F)151に接続されて構成されている。
【0134】上記CPU152は紙幣入出金機2の全体
を制御するものであり、ROM153にはCPU152
の制御プログラム等が記憶されている。RAM154は
紙幣入出金機2で鑑査処理された紙幣等に関する各種情
報の記憶に用いられている。
【0135】搬送制御部157では、入金鑑査部159
または出金鑑査部160の判別信号に基づいて送り込み
ローラ29に続く搬送路が駆動制御され、紙幣が搬送さ
れるようになっている。
【0136】収納制御部158は図示しない振分けゲー
トを駆動制御することにより、搬送路により搬送される
紙幣を鑑査部34の判別信号に従って各一時集積庫41
a〜41dへ振分けるようになっている。また、収納制
御部158は、シャッター47a〜47dの移動制御に
より各一時集積庫41a〜41dの集積紙幣の各収納庫
48a〜48dへの収納を制御し、また、繰出ローラを
含む取出し機構56を駆動制御することにより、各収納
庫48a〜48dから搬送路への紙幣の繰り出しが行わ
れるようになっている。
【0137】I/F151は、テラーズマシン1aのユ
ニットインターフェース147に接続されている。
【0138】また、施封・小束支払機3では、CPU1
62,ROM163,RAM164、小束ハンド部71
から施封機構91へ紙幣束を押し出す押出し機構16
5、搬送路79,79Aの動作を制御する搬送制御部1
66、金庫83への小束の収納を制御する収納制御部1
67、施封機構91の動作を制御する施封制御部16
8、エレベータ87を制御するエレベータ部169、金
庫83内に構成される後述する小束精査部170が、I
/F161に接続されて構成されている。
【0139】上記CPU162は、施封・小束支払機3
の全体を制御するものであり、ROM163にはCPU
162の制御プログラム等が記憶されている。RAM1
64は施封・小束支払機3で施封処理された紙幣等に関
する各種情報の記憶に用いられる。
【0140】搬送制御部166は、図4に示した搬送路
79,79Aを含む搬送路を駆動制御することにより、
施封部71からの紙幣の小束が搬送されるようになって
いる。施封制御部168の制御により、一時施封庫72
から施封部91へ落とし込まれた集積紙幣に対して帯封
を巻くことにより、紙幣束としての小束が作成されるよ
うになっている。
【0141】搬送制御部166は図示しない振分けゲー
トを駆動制御することにより、搬送路79Aにより搬送
される施封指定された金種に基づいて対応した小束収納
庫、たとえば83dに振り分けられるようになってい
る。また、搬送制御部166は、図示しない取出し機構
を駆動制御することにより、各収納庫83から搬送路7
9Aの小束の取出しが行われるようになっている。
【0142】小束精査部170は収納庫83a〜83d
夫々に収納された小束Pの数を計数し、入力された金額
と合致するか否かを確認する。
【0143】なお、図9では紙幣入出金機2および施封
・小束支払機3がテラーズマシン1aに接続されている
状態を示したが、同様にしてそれぞれインターフェース
151,161を介して他のテラーズマシン1bにも接
続される。
【0144】以下、図6に示す小束金庫83dにおける
小束の精査動作について、図10乃至図14を参照して
説明する。
【0145】金庫83d内の小束を精査するための計数
センサー113は、小束精査を行わないときはバックア
ップ85d上に載置されている小束Pに触れないように
金庫83dの下端位置で待機している。この状態で、例
えばオペレータにより小束が手装填されたとき、テラー
ズマシン1aからの精査要求に応じて小束が計数されて
精査される。
【0146】すなわち、精査要求のあった小束金庫83
dのモータ121が駆動され、図10のステップ1にて
エンコーダ124が駆動されるとともに計数センサ11
3が上昇され、センサデータ取り込みが開始される。取
り込まれたセンサデータは図9のCPU162の制御の
もとにRAM164に順次格納される。
【0147】次のステップ2において開始位置の小束部
分の検出が開始され、計数センサ113は上昇しながら
その前方からの反射光の検知を始める。例えば、図8の
例では、計数センサー113が上昇してその前方にバッ
クアップ85dの支持板850が来たときに小束検知が
スタートされ、ステップ3にて図12、13に示す計数
センサ113a,113bの出力A,Bおよびエンコー
ダ124の出力データCがRAM164に読み込まれ
る。
【0148】図12、図13は、計数センサー113を
上昇させながら小束金庫83d内の複数の小束Pを計数
させたときの、センサー出力波形A、Bとその時のエン
コーダ124の出力波形Cをグラフに表したものであ
る。
【0149】計数センサ113の2個のセンサ113
a,113bの出力レベルA,Bは、夫々このセンサ1
13が金庫83d内を下から上へ移動するときに、バッ
クアップ85dの位置へ到達するまでは図12、図13
のレベルA1,B1に示す低い値に保たれる。
【0150】ステップ4でバックアップ85dに付けら
れている図示しないエンドマーク即ち束開始マークを検
知すると、夫々この束開始マークに対応して図12、図
13のレベルA2,B2のように高い値となる。これら
のレベルA2,B2は、それぞれ後で説明するが、セン
サー113a,113b夫々の出力に対して設定される
小束検知のためのスライスレベルより高い値を有するも
のである。
【0151】この束開始マークが検知されると、ステッ
プ5において小束開始位置がたとえばRAM164上で
フラグを立てる形でセットされる。
【0152】この小束開始位置セットが終わると、終了
位置、即ち集積小束の最上部の小束Pの検出処理がステ
ップ6で開始される。この処理の開始により、ステップ
7にて計数センサー113a,113b、エンコーダ1
24の出力データA,B,CのRAM164への読み込
み処理が引き続き行なわれる。
【0153】センサー113が引き続いて上昇して行く
につれて、2個のセンサー113a,113bからは図
12,13に示すようにレベル変化する出力データA,
Bが得られ、同時にエンコーダ124からはほぼ一定振
幅の連続したパルス出力Cが得られる。
【0154】即ち、計数センサー113の2つのセンサ
ー113a,113bは反射型のセンサーであるので、
小束金庫83d内の小束Pが無い部分では発光した光が
反射しないため、図12のA1,B1部のようにセンサ
ー113a,113bの出力電圧が低いが、エンドマー
クが付されたバックアップ85dの所にくると反射光が
強くなるので、A2,B2のように高い値を示すように
なる。
【0155】バックアップ85dを外れると反射光がな
くなるので、A3,B3のように一旦出力電圧が低下す
るが、さらに最初の小束Psの位置まで移動すると、帯
封Sによって反射光が強くなるため、A4,B4部のよ
うにセンサーの出力電圧が上がる。さらに計数センサー
113が移動して帯と帯の切れ目に達すると、帯の切れ
目で反射光が弱くなるためセンサー113a,113b
共に出力電圧がA5,B5部のように低くなる。
【0156】さらに計数センサー113が移動して次の
小束Pの帯Sに達すると、帯Sによって再び反射光が強
まるので、センサー113の出力電圧は再び図12のA
6,B6部のように高くなる。
【0157】この状態で、たとえば図12の右端に示し
たようにエンコーダ124の出力が低いレベルC1で一
定となると、ステップ8にてエンコーダ124が停止し
たことが検知される。なお、このエンコーダ124がス
リット透過型の物で或る場合は、出力が高いレベルで一
定となった状態で停止することもある。
【0158】この時、センサー113は、図6において
上端検知センサー119を遮る位置で停止していること
になる。
【0159】ステップ8でエンコーダ124が停止した
ことが検知されると、センサー113が小束群の最上部
小束Peに対応する位置に来ており、この位置でステッ
プ9にて小束終了位置セットが行われ、ステップ10に
て終了の処理が行われる。
【0160】この状態でRAM164に記憶されたセン
サー113a,113bの出力レベルがステップ11に
て検証され、小束Pに付けられている帯封S部分のセン
サ出力レベル、例えば図12のレベルA3,B3を確実
に検知できるレベルAs,Bsをスライス値として決定
してRAM164に格納する。
【0161】続いて、RAM164に格納されたデータ
を読み出して、この間に検知したバックアップ85dの
エンドマーク、小束Pと小束Pの帯の切れ目の明暗の回
数、およびエンコーダ124で測定したパルス数に基づ
いて集積小束Pの束数を確定する処理をステップ12に
て行い、小束計数処理が終了する。
【0162】なお、施封・小束支払機3の4つの小束金
庫83a〜83dはそれぞれ、同様の機構を有している
ので、テラーズマシン1aまたは1bからの精査要求に
より必要な金庫のみ小束精査することも、全金庫同時に
小束精査することも可能である。
【0163】次に、ステップ12における小束計数処
理、即ち、センサー113およびエンコーダ124の出
力データより束数を確定する方法について図11ないし
図14を参照して説明する。
【0164】図11による以下の説明では、RAM16
4に格納されているセンサー113からの出力データを
書き込みとは逆の順序で読み出して束数の計数を行う
が、勿論書き込みの順に読み出して処理を行ってもよ
い。
【0165】小束精査部170は、CPU162の制御
下で、ステップ21の束数カウント開始処理を行い、ス
テップ22においてRAM164に格納されているセン
サー113のセンサー値A,Bならびにエンコーダ12
4のエンコーダ値Cを読み込む。
【0166】この場合、データをRAM164から逆に
読出すので、たとえば図12において、最初にA6,B
6のレベルのセンサーデータが読出されたものとする。
このとき同時に、図10の処理で、格納されているスラ
イス値As,Bsならびに新券100枚の紙幣小束Pの
平均厚さデータも読み出される。
【0167】これらのレベルA6,B6はステップ23
でチェックされ、エンドマークレベルA2,B2よりも
それぞれ低いことを条件にステップ25に進む。もしエ
ンドマークレベルA2,B2が検知された場合にはステ
ップ24に移行して「終り」処理が行われる。
【0168】ステップ25でセンサ値A6,B6とスラ
イス値As,Bsとが比較され、この場合はセンサ値の
方が大きいのでステップ22に戻る。
【0169】次に、センサレベルA5,B5が読み出さ
れると、スライス値As,Bsの方が大きくなるのでス
テップ26に移行し、エンコーダ値によって表されるセ
ンサ移動距離データと読み出された小束Pの厚さデータ
との比較が行われる。
【0170】厚さデータの方が大きければステップ22
に戻り、厚さデータに対してセンサ移動距離を示すセン
サ値データの方が大きければステップ27に移行して、
このセンサ値データが1束の厚さに対して何倍になるか
を検知するための割り算が行われる。
【0171】センサ値が2倍以下であれば、ステップ2
8に移行してそれまでに検知されている小束の総束数に
1を加えて新しい総束数として記憶し、それまでのセン
サ移動距離を示すエンコーダ値をクリヤしてステップ2
2に戻る。
【0172】同様に、センサ値が2倍以上、3倍以下で
あれば、ステップ27から30を経て31に移行し、そ
れまでに検知されている小束の総束数に2を加えて新し
い総束数として記憶し、それまでのセンサ移動距離を示
すエンコーダ値をクリヤしてステップ22に戻る。
【0173】さらに、センサ値が3倍以上、4倍以下で
あれば、ステップ30から32を経て33に移行し、そ
れまでに検知されている小束の総束数に3を加えて新し
い総束数として記憶し、それまでのセンサ移動距離を示
すエンコーダ値をクリヤしてステップ22に戻る。
【0174】ステップ32において、センサ値が小束厚
さの4倍以上であることが検知されると、新券の4小束
分の厚さと流通券の4小束分の厚さとの差が大きくなっ
て誤計数のおそれが出てくるので、ステップ34でエラ
ー処理を行い、ステップ24で束数カウント処理の終り
処理を行う。
【0175】図12においてセンサ値A5,B5が読み
出されてからセンサ値A4,B4を経て低いセンサ値A
3,B3が得られたときは、この間のセンサ移動距離が
丁度小束1束分の厚さを示すので、ステップ27から2
8,29へ進む。しかし、例えば小束帯封の側面に何か
の汚れが付いていると、図13に示すように、センサ値
A5,B5が読み出されてからすぐに低い値A7,B7
が読み出されることがある。
【0176】このようなときには、A5,A7間、およ
びB5,B7間のセンサー移動距離が1束分より短いの
で、ステップ26から22に戻ることになり、この部分
を誤って小束として認識するようなことはない。
【0177】図12、図13において、バックアップ8
5d上のエンドマークに対応するセンサ値A2,B2が
読み出されると、ステップ23にて小束読出がすべて終
了したことを検知し、ステップ24に移行して処理を終
了する。
【0178】このようにして小束金庫83d内の小束P
を全て検知すると、帯S部分の出力電圧の高い部分と帯
Sと帯Sの切れ目の出力電圧の低い部分の波形が小束P
の数分得られたときは、小束Pの束数を確定することが
できる。
【0179】また、小束計数の途中において、図14の
センサ値A8部は、センサー113aにより帯と帯の切
れ目を読みとって出力電圧が下がっているが、対応する
センサー113bのセンサ値B8は帯と帯の切れ目が読
みとれず出力電圧に変化が無い。
【0180】このような場合は、センサ113aの出力
A8を用いてエンコーダー124で検知したセンサー移
動距離からセンサー113aの出力低下部分A8を帯と
帯の切れ目であると判断することができるほか、図11
のステップ27,28で説明した方法でも1束として計
数できる。
【0181】尚、図14において、センサ値A8,A9
の間のスライス値Asより高い部分A10、およびA9
とA1との間のA11の部分は夫々1束として計数でき
るが、この時他方のセンサー113bのサンサー値B8
〜B11も参照値として用いて計数結果の確認をするこ
とができる。
【0182】ここで、小束の金種判別機能について図4
を用いてさらに説明する。
【0183】小束搬送路79Aの出口付近に反射型の金
種判別センサー133が配されていて、出金、及びその
他業務での小束Pの放出時に、小束搬送路79Aの出口
を通過する小束Pの表面の複数箇所を金種判別センサー
133によって検知する。その反射パターンを鑑別する
ことにより出金、及び放出束の金種を判別する。
【0184】次に、上記のように構成された紙幣入出金
機2および施封・小束支払機3による取引の例を説明す
る。
【0185】まず、入金取引をする場合は、入金する現
金を図2の紙幣入出金機2の投入口11にセットする。
次に、例えばテラーズマシン1aから取り込み開始操作
を行う。これにより、セットされた紙幣が紙幣入出金機
2内に取り込まれ、紙幣の計数が開始され、計数終了
後、その計数結果がテラーズマシン1aに送信される。
【0186】入金操作をしているオペレータは、紙幣計
数中にテラーズマシン1aのキーボード144に含まれ
る操作キーを使用して伝票金額、口座番号等の入金デー
タを入力する。紙幣入出金機2からの計数結果と伝票金
額が合致すれば、オペレータは完了ボタンを押下して入
金取引を完了する。また、その取引内容はテラーズマシ
ン1a内の集計データメモリ143に記憶されるととも
に、取り付けられているジャーナルプリンター149に
より記録される。
【0187】次に出金操作の場合、オペレータはテラー
ズマシン1aのキーボード144から出金金額、口座番
号等の出金データを入力し開始キーを押下する。紙幣入
出金機2は、テラーズマシン1aからの出金要求に従っ
て金庫48a〜48dから紙幣を取り出して出金口11
に搬送する。また、出金要求が小束の場合は施封・小束
支払機3の出金扉24から1ないし複数の小束で出金す
ることになる。
【0188】紙幣出金処理中に機体内でジャム等が発生
した場合、搬送路中にある紙幣はまだ機体管理紙幣であ
るため、テラーズマシン1aは挿入されているオペレー
タのIDカードなどからオペレータのランクを判断し、
機体内紙幣にさわれるランクのオペレータなら出金機構
の電磁ロックを解除し、オペレータがジャム処理を行う
のを待つ。オペレータのランクが低く、機体内現金にふ
れることができない場合は、ランクの高いオペレータを
要求し、別のIDカード待ちの状態となる。
【0189】このような制御をすることにより、機体内
の現金に対してセキュリティーが守られ、誰が現金の操
作をしたかがわかるようになる。
【0190】また、入金処理が重なり収納庫48a〜4
8d内に紙幣が溜まってくると、紙幣入出金機2は自動
的に収納庫48a〜48d内の紙幣を施封に回すような
処理を行う。この処理により、収納庫48a〜48d内
の紙幣量は常に概略一定量に保たれ、余剰紙幣は小束金
庫83a〜83d内に溜めるようになる。
【0191】次に、テラーズマシン1a(1b)からの
精査要求に基づいて、紙幣入出金機2においてバラ紙幣
の精査を行なった際に、その精査結果がテラーズマシン
1a(1b)で記憶している装置在高と異なる場合の処
理について、図15および図16に示すフローチャート
を参照して説明する。
【0192】例えば、テラーズマシン1a(1b)のキ
ーボード144を介して、オペレータによりバラ紙幣の
精査要求が入力されると、テラーズマシン1a(1b)
から紙幣入出金機2に対して精査開始コマンドが入力さ
れ、紙幣入出金機2において精査要求有りが判断される
(ステップ1;YES)。紙幣入出金機2において精査
要求有りが判断されると、紙幣入出金機2内にあるバラ
紙幣の精査が開始される(ステップ2)。このとき、テ
ラーズマシン1a(1b)を介して、特定金種のバラ紙
幣に限定した精査要求が出されていれば、紙幣入出金機
2において、この特定金種のバラ紙幣のみの精査が実行
される。
【0193】バラ紙幣の精査では、精査すべきバラ紙幣
が収納された収納庫48a〜48d内の全てのバラ紙幣
が取り出されて取出計数センサ57a〜57dにより計
数され、当該金種のバラ紙幣が精査される。そして、こ
のときのバラ紙幣の精査結果がテラーズマシン1a(1
b)の記憶部143aに記憶されている当該金種の装置
在高と比較され、精査結果と装置在高とが一致している
か否かが判断される(ステップ3)。
【0194】ステップ3においてバラ紙幣の精査結果と
装置在高とが一致していないことが判断されると(ステ
ップ3;NO)、続いて、精査結果と装置在高との差
(バラ紙幣の枚数)が1束分に相当する100枚以上で
あるか否かが判断される(ステップ4)。
【0195】ステップ3で精査結果と装置在高との不一
致が判断され且つステップ4でその差が100枚以上で
あることが判断された場合(ステップ4;YES)、こ
の100枚以上のバラ紙幣が施封・小束支払機3に送ら
れていることが予想され、テラーズマシン1a(1b)
から施封・小束支払機3に対して小束の精査要求が出さ
れる。施封・小束支払機3では、この精査要求に従っ
て、施封・小束支払機3内にある小束の精査を開始する
(ステップ5)。このとき、ステップ2で特定金種のバ
ラ紙幣のみの精査がなされている場合には、同一金種の
紙幣束のみの精査がなされる。
【0196】そして、ステップ5における小束の精査が
終了されると、図17に示すような画面がテラーズマシ
ン1a(1b)のCRT表示部145を介して表示され
る(ステップ6)。この画面には、ステップ2のバラ紙
幣の精査結果、記憶部143aに記憶されているバラ紙
幣の装置在高、ステップ5の小束の精査結果、および記
憶部143bに記憶されている小束の装置在高が同時に
表示される。尚、図17では、全ての金種について精査
した場合の画面を例示してあるが、特定金種についての
み精査した場合には、その特定金種のバラ紙幣および紙
幣束の装置在高および精査結果だけを表示するようにし
ても良い。
【0197】オペレータは、ステップ6で表示された画
面を見ることにより、バラ紙幣の精査結果が装置在高と
異なった原因を瞬時に判断できる。つまり、紙幣入出金
機2における精査結果と装置在高とが100枚以上異な
った場合、その差分の100枚以上の紙幣が施封されて
施封・小束支払機3に送られている可能性が大きい。例
えば、紙幣入出金機2における精査結果が装置在高より
100枚少なく、この100枚の紙幣が施封・小束支払
機3に送られていれば、施封・小束支払機における精査
結果が装置在高より100枚(1束分)多くなる。この
ことは、画面を確認することにより、瞬時に判断でき
る。
【0198】一方、ステップ4で精査結果と装置在高と
の差が100枚に満たないことが判断されると(ステッ
プ4;NO)、図18に示すような選択画面がテラーズ
マシン1a(1b)のCRT表示部145を介して表示
される(ステップ7)。
【0199】オペレータは、この選択画面を見て、テラ
ーズマシン1a(1b)のキーボード144を介して、
再精査処理、装置在高を有効とする処理、精査結
果を有効とする処理、のうちいずれかを選択することに
なる(ステップ8、9、10)。
【0200】選択画面を表示した後、オペレータにより
再精査処理が選択されると(ステップ8;YES)、
ステップ2の処理に戻って再度バラ紙幣の精査が実行さ
れる。この場合、ステップ3で再び精査結果の不一致が
判断され且つステップ4でその差が100枚未満である
ことが判断されると、ステップ7の選択画面が再度表示
されることになるが、オペレータの判断により精査が何
度か繰り返された後、金庫処理に移行される。金庫処理
では、所定のランクを有するオペレータにより小束金庫
が開けられて、金庫内に収容されている小束が処理され
る。
【0201】また、ステップ7で選択画面を表示した
後、オペレータにより装置在高を有効とする処理が選
択されると(ステップ9;YES)、ステップ2におけ
る精査結果が無効にされて装置在高が有効とされ、精査
処理がそのまま終了される。
【0202】さらに、選択画面を表示した後、オペレー
タにより精査結果を有効とする処理が選択されると
(ステップ10;YES)、テラーズマシン1a(1
b)の集計データメモリ143aに記憶されている装置
在高が精査結果に基づく在高に書き換えられて更新され
る(ステップ11)。
【0203】次に、テラーズマシン1a(1b)からの
精査要求に基づいて、施封・小束支払機3において紙幣
束の精査を行なった際に、その精査結果がテラーズマシ
ン1a(1b)で記憶している装置在高と異なる場合の
処理について、図19に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0204】例えば、テラーズマシン1a(1b)のキ
ーボード144を介して、オペレータにより紙幣束の精
査要求が入力されると、テラーズマシン1a(1b)か
ら施封・小束支払機3に対して精査開始コマンドが入力
され、施封・小束支払機3において精査要求有りが判断
される(ステップ21;YES)。施封・小束支払機3
において精査要求有りが判断されると、施封・小束支払
機3内にある紙幣束の精査が開始される(ステップ2
2)。このとき、テラーズマシン1a(1b)を介し
て、特定金種の紙幣束に限定した精査要求が出されてい
れば、施封・小束支払機3において、この特定金種の紙
幣束のみの精査が実行される。
【0205】紙幣束の精査では、精査すべき紙幣束が収
納された小束金庫83a〜83d内の全ての紙幣束が当
該金庫内に設けられた小束計数ユニット112により計
数され、当該金種の紙幣束が精査される。そして、この
ときの紙幣束の精査結果がテラーズマシン1a(1b)
の記憶部143bに記憶されている当該金種の装置在高
と比較され、精査結果と装置在高とが一致しているか否
かが判断される(ステップ23)。
【0206】ステップ23において紙幣束の精査結果と
装置在高とが一致していないことが判断されると(ステ
ップ23;NO)、テラーズマシン1a(1b)から紙
幣入出金機2に対してバラ紙幣の精査要求が出される。
紙幣入出金機2では、この精査要求に従って、紙幣入出
金機2内にあるバラ紙幣の精査を開始する(ステップ2
4)。このとき、ステップ22で特定金種の紙幣束のみ
の精査がなされている場合には、同一金種のバラ紙幣の
みの精査がなされる。
【0207】そして、ステップ24におけるバラ紙幣の
精査が終了されると、図17に示すような画面がテラー
ズマシン1a(1b)のCRT表示部145を介して表
示される(ステップ25)。この画面には、ステップ2
2の紙幣束の精査結果、記憶部143aに記憶されてい
るバラ紙幣の装置在高、ステップ24のバラ紙幣の精査
結果、および記憶部143bに記憶されている小束の装
置在高が同時に表示される。尚、図17では、全ての金
種について精査した場合の画面を例示してあるが、特定
金種についてのみ精査した場合には、その特定金種のバ
ラ紙幣および紙幣束の装置在高および精査結果だけを表
示するようにしても良い。
【0208】オペレータは、ステップ25で表示された
画面を見ることにより、紙幣束の精査結果が装置在高と
異なった原因を瞬時に判断できる。例えば、施封・小束
支払機3における精査結果が装置在高より1束多く、こ
の1束分の100枚の紙幣が紙幣入出金機2において不
足していれば、紙幣入出金機2における精査結果が装置
在高より100枚(1束分)少なくなる。このことは、
ステップ25の画面を確認することにより、瞬時に判断
できる。
【0209】以上のように、本発明によると、システム
1内の紙幣を管理する紙幣入出金機2および施封・小束
支払機3のいずれか一方において精査不一致が生じた場
合、他方の処理機において自動的に精査業務が開始さ
れ、両者の精査結果が夫々の装置在高とともにテラーズ
マシン1a(1b)のCRT表示部145を介して表示
される。オペレータは、この画面表示を確認することに
より、精査不一致の原因を瞬時に判断できる。すなわ
ち、本発明によると、システム1内の紙幣の在高を簡単
な操作により確実に把握でき、紙幣の管理業務を簡略化
できる尚、この発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、この発明の範囲内で種々変形可能であ
る。
【0210】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の紙幣処
理装置は、上記のような構成および作用を有しているの
で、紙幣の装置在高を簡単な操作により確実に把握で
き、紙幣の管理業務を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る現金管理システム
を示す外観斜視図。
【図2】図1のシステムに組込まれた紙幣入出金機の内
部構造を概略的に示す断面図。
【図3】図2の紙幣入出金機の背面図。
【図4】図1のシステムに組込まれた施封・小束支払機
の内部構造を概略的に示す断面図。
【図5】図4の施封・小束支払機のピッカー部を示す斜
視図。
【図6】図4の施封・小束支払機の1つの小束金庫の内
部構造を部分的に透視して示す斜視図。
【図7】図6の小束金庫の平面図。
【図8】図6の小束金庫の小束計数センサの揺動機構を
説明するための側面図。
【図9】図1のシステムの制御系の概略構成を示すブロ
ック図。
【図10】図6の小束金庫内に設けられた小束計数セン
サの動作を説明するためのフローチャート。
【図11】図6の小束金庫内に設けられた小束計数セン
サの動作を説明するためのフローチャート。
【図12】図6の小束金庫内に設けられた小束計数セン
サの出力波形を示すグラフ。
【図13】図6の小束金庫内に設けられた小束計数セン
サの出力波形を示すグラフ。
【図14】図6の小束金庫内に設けられた小束計数セン
サの出力波形を示すグラフ。
【図15】紙幣入出金機におけるバラ紙幣の精査結果が
装置在高と異なる場合の処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図16】紙幣入出金機におけるバラ紙幣の精査結果が
装置在高と異なる場合の処理動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図17】図15のステップ6で表示する画面を示す
図。
【図18】図16のステップ7で表示する画面を示す
図。
【図19】施封・小束支払機における紙幣束の精査結果
が装置在高と異なる場合の処理動作を説明するためのフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…現金管理システム、 1a、1b…テラーズマシン、 2…紙幣入出金機、 3…施封・小束支払機、 4…硬貨入金機、 5…硬貨出金機、 6…棒金支払機、 140…MPU、 143…集計データメモリ、 143a、143b…記憶部、 144…キーボード、 145…CRT表示部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バラ紙幣を管理するとともに利用者との
    間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数
    の紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との
    間で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機
    のバラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ
    送る施封機構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を第1の装置在
    高として記憶するとともに、上記束処理機内にある紙幣
    束の在高を第2の装置在高として記憶した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査する第1
    精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査
    手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバ
    ラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果と上記記憶
    手段に記憶されている第1の装置在高とを比較し、該第
    1の精査結果と第1の装置在高とが異なる場合、上記第
    2精査手段を制御して上記束処理機内にある紙幣束の在
    高を精査し、この第2の精査結果を、上記第1の精査結
    果、第1の装置在高、および第2の装置在高とともに、
    上記表示手段を介して表示する制御手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  2. 【請求項2】 バラ紙幣を管理するとともに利用者との
    間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数
    の紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との
    間で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機
    のバラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ
    送る施封機構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を第1の装置在
    高として記憶するとともに、上記束処理機内にある紙幣
    束の在高を第2の装置在高として記憶した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査する第1
    精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査
    手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバ
    ラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果と上記記憶
    手段に記憶されている第1の装置在高とを比較し、該第
    1の精査結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異な
    る場合、上記第2精査手段を制御して上記束処理機内に
    ある紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上
    記第1の精査結果、第1の装置在高、および第2の装置
    在高とともに、上記表示手段を介して表示する制御手段
    と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  3. 【請求項3】 バラ紙幣を管理するとともに利用者との
    間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数
    の紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との
    間で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機
    のバラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ
    送る施封機構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を第1の装置在
    高として記憶するとともに、上記束処理機内にある紙幣
    束の在高を第2の装置在高として記憶した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査する第1
    精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査
    手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバ
    ラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果と上記記憶
    手段に記憶されている第1の装置在高とを比較し、該第
    1の精査結果が第1の装置在高と上記所定枚数以上異な
    る場合、上記第2精査手段を制御して上記束処理機内に
    ある紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上
    記第1の精査結果、第1の装置在高、および第2の装置
    在高とともに、上記表示手段を介して表示する第1制御
    手段と、 この第1制御手段において、上記第1の精査結果と第1
    の装置在高とを比較した結果、第1の精査結果と第1の
    装置在高との間に上記所定枚数未満の差がある場合、上
    記表示手段を介して、上記紙幣処理機内のバラ紙幣の在
    高を再精査する第1の処理、上記第1の装置在高を有効
    とする第2の処理、および上記第1の精査結果を有効と
    する第3の処理のうちいずれかの処理を利用者に選択さ
    せるための選択画面を表示する第2制御手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  4. 【請求項4】 複数金種のバラ紙幣を管理するとともに
    利用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理
    機、所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣
    束を管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する
    束処理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且
    つ上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機
    構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の金種毎の在高を第1
    の装置在高として記憶するとともに、上記束処理機内に
    ある紙幣束の金種毎の在高を第2の装置在高として記憶
    した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査
    する第1精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精査する
    第2精査手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを金種別に利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にある特
    定金種のバラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果
    と上記記憶手段に記憶されている上記特定金種のバラ紙
    幣の第1の装置在高とを比較し、該第1の精査結果と第
    1の装置在高とが異なる場合、上記第2精査手段を制御
    して上記束処理機内にある上記特定金種の紙幣束の在高
    を精査し、この第2の精査結果を、上記第1の精査結
    果、第1の装置在高、および上記特定金種の紙幣束の第
    2の装置在高とともに、上記表示手段を介して表示する
    制御手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  5. 【請求項5】 複数金種のバラ紙幣を管理するとともに
    利用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理
    機、所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣
    束を管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する
    束処理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且
    つ上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機
    構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の金種毎の在高を第1
    の装置在高として記憶するとともに、上記束処理機内に
    ある紙幣束の金種毎の在高を第2の装置在高として記憶
    した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査
    する第1精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精査する
    第2精査手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを金種別に利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にある特
    定金種のバラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果
    と上記記憶手段に記憶されている上記特定金種のバラ紙
    幣の第1の装置在高とを比較し、該第1の精査結果が第
    1の装置在高と上記所定枚数以上異なる場合、上記第2
    精査手段を制御して上記束処理機内にある上記特定金種
    の紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上記
    第1の精査結果、第1の装置在高、および上記特定金種
    の紙幣束の第2の装置在高とともに、上記表示手段を介
    して表示する制御手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  6. 【請求項6】 複数金種のバラ紙幣を管理するとともに
    利用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理
    機、所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣
    束を管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する
    束処理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且
    つ上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機
    構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の金種毎の在高を第1
    の装置在高として記憶するとともに、上記束処理機内に
    ある紙幣束の金種毎の在高を第2の装置在高として記憶
    した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査
    する第1精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精査する
    第2精査手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを金種別に利用者に対して表示する表示手段と、 上記第1精査手段を制御して上記紙幣処理機内にある特
    定金種のバラ紙幣の在高を精査し、この第1の精査結果
    と上記記憶手段に記憶されている上記特定金種のバラ紙
    幣の第1の装置在高とを比較し、該第1の精査結果が第
    1の装置在高と上記所定枚数以上異なる場合、上記第2
    精査手段を制御して上記束処理機内にある上記特定金種
    の紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果を、上記
    第1の精査結果、第1の装置在高、および上記特定金種
    の紙幣束の第2の装置在高とともに、上記表示手段を介
    して表示する第1の制御手段と、 この第1制御手段において、上記第1の精査結果と第1
    の装置在高とを比較した結果、第1の精査結果と第1の
    装置在高との間に上記所定枚数未満の差がある場合、上
    記表示手段を介して、上記紙幣処理機内の上記特定金種
    のバラ紙幣の在高を再精査する第1の処理、上記第1の
    装置在高を有効とする第2の処理、および上記第1の精
    査結果を有効とする第3の処理のうちいずれかの処理を
    利用者に選択させるための選択画面を表示する第2制御
    手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  7. 【請求項7】 バラ紙幣を管理するとともに利用者との
    間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理機、所定枚数
    の紙幣を施封した紙幣束を管理するとともに利用者との
    間で紙幣束を取引する束処理機、および上記紙幣処理機
    のバラ紙幣を上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ
    送る施封機構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を第1の装置在
    高として記憶するとともに、上記束処理機内にある紙幣
    束の在高を第2の装置在高として記憶した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を精査する第1
    精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を精査する第2精査
    手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを利用者に対して表示する表示手段と、 上記第2精査手段を制御して上記束処理機内にある紙幣
    束の在高を精査し、この第2の精査結果と上記記憶手段
    に記憶されている第2の装置在高とを比較し、該第2の
    精査結果と第2の装置在高とが異なる場合、上記第1精
    査手段を制御して上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在
    高を精査し、この第1の精査結果を、上記第2の精査結
    果、第1の装置在高、および第2の装置在高とともに、
    上記表示手段を介して表示する制御手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
  8. 【請求項8】 複数金種のバラ紙幣を管理するとともに
    利用者との間でバラ紙幣の入出金取引をする紙幣処理
    機、所定枚数の紙幣を金種毎に施封した複数金種の紙幣
    束を管理するとともに利用者との間で紙幣束を取引する
    束処理機、および上記紙幣処理機のバラ紙幣を金種毎且
    つ上記所定枚数毎に施封して上記束処理機へ送る施封機
    構を有する紙幣処理装置において、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の金種毎の在高を第1
    の装置在高として記憶するとともに、上記束処理機内に
    ある紙幣束の金種毎の在高を第2の装置在高として記憶
    した記憶手段と、 上記紙幣処理機内にあるバラ紙幣の在高を金種毎に精査
    する第1精査手段と、 上記束処理機内にある紙幣束の在高を金種毎に精査する
    第2精査手段と、 上記記憶手段に記憶されている上記第1および第2の装
    置在高や上記第1および第2精査手段による精査結果な
    どを金種別に利用者に対して表示する表示手段と、 上記第2精査手段を制御して上記束処理機内にある特定
    金種の紙幣束の在高を精査し、この第2の精査結果と上
    記記憶手段に記憶されている上記特定金種の紙幣束の第
    2の装置在高とを比較し、該第2の精査結果と第2の装
    置在高とが異なる場合、上記第1精査手段を制御して上
    記紙幣処理機内にある上記特定金種のバラ紙幣の在高を
    精査し、この第1の精査結果を、上記第2の精査結果、
    第2の装置在高、および上記特定金種の紙幣束の第1の
    装置在高とともに、上記表示手段を介して表示する制御
    手段と、 を備えていることを特徴とする紙幣処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008044279A1 (ja) * 2006-10-06 2010-02-04 グローリー株式会社 紙幣処理装置及び紙幣処理装置の制御方法
WO2013077415A1 (ja) * 2011-11-25 2013-05-30 グローリー株式会社 貨幣処理システム及び貨幣処理方法
JP2013149288A (ja) * 2013-04-23 2013-08-01 Glory Ltd 紙幣処理装置

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