JP2000251703A - コイル巻線装置 - Google Patents
コイル巻線装置Info
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- JP2000251703A JP2000251703A JP11054552A JP5455299A JP2000251703A JP 2000251703 A JP2000251703 A JP 2000251703A JP 11054552 A JP11054552 A JP 11054552A JP 5455299 A JP5455299 A JP 5455299A JP 2000251703 A JP2000251703 A JP 2000251703A
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- Japan
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- winding
- wire
- coil
- twisting
- machine
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所望のコイル形状になるようにコイルボビン
にワイヤの巻線を行う。 【解決手段】 撚り機1は、巻線機2からの巻線の状態
に関する情報に基づいて所定の撚り方を決定してワイヤ
6を形成する。このように巻線機2からの情報に基づい
て撚り方が決定されて形成されたワイヤ6は、テンショ
ン装置3を介して巻線機2に引き込まれる。巻線機2で
は、撚り機1が撚りに関する情報に基づいて形成したワ
イヤ6によりコイルボビンへの巻線を行う。
にワイヤの巻線を行う。 【解決手段】 撚り機1は、巻線機2からの巻線の状態
に関する情報に基づいて所定の撚り方を決定してワイヤ
6を形成する。このように巻線機2からの情報に基づい
て撚り方が決定されて形成されたワイヤ6は、テンショ
ン装置3を介して巻線機2に引き込まれる。巻線機2で
は、撚り機1が撚りに関する情報に基づいて形成したワ
イヤ6によりコイルボビンへの巻線を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コイルボビン等に
コイルを形成するコイル巻線装置に関し、詳しくは、カ
ラー陰極線管に使用される偏向ヨークにおいて鞍型のコ
イルを形成するのに好適なコイル巻線装置に関する。
コイルを形成するコイル巻線装置に関し、詳しくは、カ
ラー陰極線管に使用される偏向ヨークにおいて鞍型のコ
イルを形成するのに好適なコイル巻線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビジョン装置において、カラ
ー陰極線管は、電子銃により生成された電子ビームを偏
向ヨークによる磁界により偏向させて、カラー画像表示
をしている。
ー陰極線管は、電子銃により生成された電子ビームを偏
向ヨークによる磁界により偏向させて、カラー画像表示
をしている。
【0003】偏向ヨークは、図8に示すように、陰極線
管101のネック部102に配置されて、偏向磁界を発
生させ、電子銃から出射される電子ビームRを偏向させ
ている。偏向ヨーク103は、鞍型に形成されたコイル
ボビンの内側に偏向コイルを配置し、図9に示すよう
に、コイルボビンの外側にコア104が配置されてい
る。さらに、偏向ヨーク103には、リング状のマグネ
ット105、バンド106等を取り付けた裏カバー10
7が配置されている。
管101のネック部102に配置されて、偏向磁界を発
生させ、電子銃から出射される電子ビームRを偏向させ
ている。偏向ヨーク103は、鞍型に形成されたコイル
ボビンの内側に偏向コイルを配置し、図9に示すよう
に、コイルボビンの外側にコア104が配置されてい
る。さらに、偏向ヨーク103には、リング状のマグネ
ット105、バンド106等を取り付けた裏カバー10
7が配置されている。
【0004】図10及び図11には、セクション巻によ
り偏向コイルを形成する場合に使用するコイルボビン1
11を示している。このコイルボビン111は、鞍型形
状とされ、いわゆるセパレータ構造からなる。このよう
な形状のコイルボビン111は、組み合わせられて略漏
斗形状のコイルボビンとされ、陰極線管のネックの上下
方向に配置される。
り偏向コイルを形成する場合に使用するコイルボビン1
11を示している。このコイルボビン111は、鞍型形
状とされ、いわゆるセパレータ構造からなる。このよう
な形状のコイルボビン111は、組み合わせられて略漏
斗形状のコイルボビンとされ、陰極線管のネックの上下
方向に配置される。
【0005】コイルボビン111は、ファンネルベンド
側端面112及びネックベンド側端面113に、略L字
状の突起(以下、L字状突起という。)114が複数形
成されている。さらに、コイルボビン111の内側面に
は、各L字状突起114に対応して陰極線管の管軸から
放射状とされてワイヤが配置される複数のスリット11
6が形成されている。
側端面112及びネックベンド側端面113に、略L字
状の突起(以下、L字状突起という。)114が複数形
成されている。さらに、コイルボビン111の内側面に
は、各L字状突起114に対応して陰極線管の管軸から
放射状とされてワイヤが配置される複数のスリット11
6が形成されている。
【0006】ワイヤの巻線については、スリットからの
ワイヤを、ファンネルベンド側及びネックベンド側のL
字状突起114に引っ掛け、当該ファンネルベンド側及
びネックベンド側のつばに沿って走らせて、所定のL字
状突起114に引っ掛けて、対応されるスリット116
に送っている。このような巻線動作を各スリットについ
て行うことにより、コイルが形成される。
ワイヤを、ファンネルベンド側及びネックベンド側のL
字状突起114に引っ掛け、当該ファンネルベンド側及
びネックベンド側のつばに沿って走らせて、所定のL字
状突起114に引っ掛けて、対応されるスリット116
に送っている。このような巻線動作を各スリットについ
て行うことにより、コイルが形成される。
【0007】このようなワイヤの巻線は、通常、上下の
各コイルボビン111におけるコイル形状が当該各コイ
ルボビン111同士の接合面について線対称の形状にな
るようになされる。また、ワイヤを巻装するスリットが
適宜選択されることにより、巻線分布が調整されて所望
の偏向磁界を形成する偏向ヨークとされる。
各コイルボビン111におけるコイル形状が当該各コイ
ルボビン111同士の接合面について線対称の形状にな
るようになされる。また、ワイヤを巻装するスリットが
適宜選択されることにより、巻線分布が調整されて所望
の偏向磁界を形成する偏向ヨークとされる。
【0008】図12及び図13には、コイルボビン11
1に対してワイヤ121を巻線するときの例を示してい
る。この図12及び図13はファンネルベンド側から見
たコイルボビン111を図示するものであり、反時計回
り方向にワイヤ121が巻線される場合を図示してい
る。以下では、このように反時計回り方向に巻線がなさ
れるときを正巻方向といい、時計回り方向に巻線がなさ
れるときを逆巻方向という。
1に対してワイヤ121を巻線するときの例を示してい
る。この図12及び図13はファンネルベンド側から見
たコイルボビン111を図示するものであり、反時計回
り方向にワイヤ121が巻線される場合を図示してい
る。以下では、このように反時計回り方向に巻線がなさ
れるときを正巻方向といい、時計回り方向に巻線がなさ
れるときを逆巻方向という。
【0009】コイルボビン111に対するワイヤ121
の巻線については、図12に示すように、スリットに沿
わせて巻線してきたワイヤを、図示しないL字状突起に
引っか掛けて、ファンネルベンド側のつばに沿わせて、
図13に示すように、反対側に設けられて所定のL字状
突起に引っ掛けて、所望のスリットに巻線する。
の巻線については、図12に示すように、スリットに沿
わせて巻線してきたワイヤを、図示しないL字状突起に
引っか掛けて、ファンネルベンド側のつばに沿わせて、
図13に示すように、反対側に設けられて所定のL字状
突起に引っ掛けて、所望のスリットに巻線する。
【0010】ここで、コイルボビン111に対するワイ
ヤの巻線は、一般的には巻線機によりなされており、巻
線機は、例えば、供給されるワイヤにテンションを与え
ながらノズル122により巻線を行っている。
ヤの巻線は、一般的には巻線機によりなされており、巻
線機は、例えば、供給されるワイヤにテンションを与え
ながらノズル122により巻線を行っている。
【0011】また、ワイヤは、通常、複数本の単線状の
導線(以下、単線という。)が撚られて形成されてい
る。比較的太い単線からなるワイヤを使用して、巻線す
ることも可能であるが、偏向周波数等が高い機器におい
てはワイヤ内の渦電流による発熱の問題で巻線するワイ
ヤの線径を太くすることができないので、細い線径のワ
イヤを用いる必要がある。例えば直径0.3mmの単線は巻
線することができるが、渦電流による発熱の問題等があ
り、このような問題を生じないようにするには、直径0.
15mmの単線を複数本撚って使用する必要がある。このよ
うなことから、実際には、単線からなるワイヤをコイル
ボビン111に巻線するといったことはほとんどなされ
ていない。
導線(以下、単線という。)が撚られて形成されてい
る。比較的太い単線からなるワイヤを使用して、巻線す
ることも可能であるが、偏向周波数等が高い機器におい
てはワイヤ内の渦電流による発熱の問題で巻線するワイ
ヤの線径を太くすることができないので、細い線径のワ
イヤを用いる必要がある。例えば直径0.3mmの単線は巻
線することができるが、渦電流による発熱の問題等があ
り、このような問題を生じないようにするには、直径0.
15mmの単線を複数本撚って使用する必要がある。このよ
うなことから、実際には、単線からなるワイヤをコイル
ボビン111に巻線するといったことはほとんどなされ
ていない。
【0012】例えば、従来において、コイルボビンがセ
パレータ構造とされた場合において、上側のコイルボビ
ンには正巻方向にワイヤを巻き、下側のコイルボビンに
は逆巻方向にワイヤを巻きによりコイルが形成されてい
た。
パレータ構造とされた場合において、上側のコイルボビ
ンには正巻方向にワイヤを巻き、下側のコイルボビンに
は逆巻方向にワイヤを巻きによりコイルが形成されてい
た。
【0013】しかし、例えば、図12に示したように、
スリットを沿わせてきたワイヤ121をL字状突起で折
り返す場合と、図13に示したように、ファンネルベン
ドに沿って巻線されてきたワイヤ121をL字状突起で
折り返してスリットに送る場合とでは、ワイヤにかかる
テンションが異なるために、それらスリットにおいてワ
イヤの巻線位置に差が生じる場合がある。これにより、
偏向コイルの形状が左右非対称になってしまう。
スリットを沿わせてきたワイヤ121をL字状突起で折
り返す場合と、図13に示したように、ファンネルベン
ドに沿って巻線されてきたワイヤ121をL字状突起で
折り返してスリットに送る場合とでは、ワイヤにかかる
テンションが異なるために、それらスリットにおいてワ
イヤの巻線位置に差が生じる場合がある。これにより、
偏向コイルの形状が左右非対称になってしまう。
【0014】例えば、図14に示すように、上下のコイ
ルボビン1111,1112にワイヤを正巻方向(図14
中に示す矢印X方向)に巻線する場合、上下のコイルボ
ビン1111,1112それぞれにおいて、L字状突起で
折り返されたときのスリット内のワイヤの位置よりも、
L字状突起から折り返して送られてきたスリット内のワ
イヤの位置の方が接合面123から遠くに位置されるよ
うになる。これにより、上側のコイルボビン1111と
下側のコイルボビン1112とでは巻線の手順が軸対称
としてなされているので、上下コイルボビン1111,
1112のコイル形状が当該接合面123について線対
称にならなくなってしまう。
ルボビン1111,1112にワイヤを正巻方向(図14
中に示す矢印X方向)に巻線する場合、上下のコイルボ
ビン1111,1112それぞれにおいて、L字状突起で
折り返されたときのスリット内のワイヤの位置よりも、
L字状突起から折り返して送られてきたスリット内のワ
イヤの位置の方が接合面123から遠くに位置されるよ
うになる。これにより、上側のコイルボビン1111と
下側のコイルボビン1112とでは巻線の手順が軸対称
としてなされているので、上下コイルボビン1111,
1112のコイル形状が当該接合面123について線対
称にならなくなってしまう。
【0015】この図14に示すように接合面123にお
いて非対称とされると、図15に示すように、電子銃か
ら出射される赤、緑、青のそれぞれに対応される3本の
電子ビームRR,RG,RBに対して偏向ヨークがねじれ
た位置関係とされて、これにより偏向磁界もねじれた位
置関係になる。このような位置関係にある偏向ヨークに
より偏向された電子ビームにより、図16に示すよう
に、画面には、両端が縦方向にずれた略弓状の色ずれが
発生してしまう。
いて非対称とされると、図15に示すように、電子銃か
ら出射される赤、緑、青のそれぞれに対応される3本の
電子ビームRR,RG,RBに対して偏向ヨークがねじれ
た位置関係とされて、これにより偏向磁界もねじれた位
置関係になる。このような位置関係にある偏向ヨークに
より偏向された電子ビームにより、図16に示すよう
に、画面には、両端が縦方向にずれた略弓状の色ずれが
発生してしまう。
【0016】このようなことから、近年では、図17に
示すように、上側のコイルボビン1111には逆巻方向
(図17中に示す矢印Y方向)にワイヤを巻き、下側の
コイルボビン1112には正巻方向にワイヤを巻いて、
偏向コイルを形成し、偏向磁界の対称性が損なわれるの
を防止している。すなわち、二方向にワイヤを巻線する
場合には、巻き方向に応じてワイヤの撚り方向を異なら
せることにより、上下のコイルボビンとの接合面におい
て線対称性を確保している。
示すように、上側のコイルボビン1111には逆巻方向
(図17中に示す矢印Y方向)にワイヤを巻き、下側の
コイルボビン1112には正巻方向にワイヤを巻いて、
偏向コイルを形成し、偏向磁界の対称性が損なわれるの
を防止している。すなわち、二方向にワイヤを巻線する
場合には、巻き方向に応じてワイヤの撚り方向を異なら
せることにより、上下のコイルボビンとの接合面におい
て線対称性を確保している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、上側のコイルボビン1111には正巻方向にワイ
ヤを巻き、下側のコイルボビン1112には逆巻方向に
ワイヤを巻く場合に、撚り方向が異なる2種類のワイヤ
を予め準備しておき、巻線方向等に応じてそれらを使い
分けて巻線していた。具体的には、2種類の撚り方向の
ワイヤが巻回されたボビンをそれぞれ用意しておき、巻
線方向に応じて、対応される撚り方向のワイヤをボビン
から適宜引き出して、各コイルボビンへの巻線がなされ
ていた。
うに、上側のコイルボビン1111には正巻方向にワイ
ヤを巻き、下側のコイルボビン1112には逆巻方向に
ワイヤを巻く場合に、撚り方向が異なる2種類のワイヤ
を予め準備しておき、巻線方向等に応じてそれらを使い
分けて巻線していた。具体的には、2種類の撚り方向の
ワイヤが巻回されたボビンをそれぞれ用意しておき、巻
線方向に応じて、対応される撚り方向のワイヤをボビン
から適宜引き出して、各コイルボビンへの巻線がなされ
ていた。
【0018】しかし、このように予め用意した2種類の
ワイヤにより巻線を行う場合には次のような問題があっ
た。
ワイヤにより巻線を行う場合には次のような問題があっ
た。
【0019】正巻方向専用の巻線機と逆巻方向専用の巻
線機の2台の巻線機を備える必要があり、装置規模が大
きくなる。
線機の2台の巻線機を備える必要があり、装置規模が大
きくなる。
【0020】また、1台の巻線機で、撚り方向の異なる
ワイヤを各コイルボビンに巻線するとした場合には、巻
線方向毎にワイヤを巻線機に付け替える必要がある。
ワイヤを各コイルボビンに巻線するとした場合には、巻
線方向毎にワイヤを巻線機に付け替える必要がある。
【0021】さらに、複数種類のワイヤを予め用意して
おく必要があるので、管理が面倒になる。
おく必要があるので、管理が面倒になる。
【0022】このように管理が面倒等の理由から、非対
称性を無視して、正巻方向及び逆巻方向に巻線する場合
であっても、撚り方向が一方向のワイヤのみを用いて行
っている場合もある。しかし、上下のコイルボビン11
11,1112両方に、撚り方向が一方向のワイヤを巻線
した場合、次のような理由から、結局、接合面123に
ついて線対称のコイル形状にならなくなってしまう。
称性を無視して、正巻方向及び逆巻方向に巻線する場合
であっても、撚り方向が一方向のワイヤのみを用いて行
っている場合もある。しかし、上下のコイルボビン11
11,1112両方に、撚り方向が一方向のワイヤを巻線
した場合、次のような理由から、結局、接合面123に
ついて線対称のコイル形状にならなくなってしまう。
【0023】例えば、図18に示すように、上側のボビ
ンコイル1111において、L字状突起から折り返され
てスリットに送られたワイヤ121には、撚りを戻す方
向に単線が緩もうとすることに起因して、接合面123
に動かす方向(図18中に示す矢印F方向)に力が働
き、これにより、当該スリットにおいて接合面123側
に偏ってコイルが形成されてしまう。なお、同様な理由
から、下側のボビンコイル1112においても、ワイヤ
121に接合面123から離間する方向(図18中に示
す矢印F方向)に力が働き、接合面123から離間され
た位置に偏ってコイルが形成されてしまう。例えば、図
19中の矢印F方向への力が、単線が緩もうとすること
に起因してワイヤ121に働く。
ンコイル1111において、L字状突起から折り返され
てスリットに送られたワイヤ121には、撚りを戻す方
向に単線が緩もうとすることに起因して、接合面123
に動かす方向(図18中に示す矢印F方向)に力が働
き、これにより、当該スリットにおいて接合面123側
に偏ってコイルが形成されてしまう。なお、同様な理由
から、下側のボビンコイル1112においても、ワイヤ
121に接合面123から離間する方向(図18中に示
す矢印F方向)に力が働き、接合面123から離間され
た位置に偏ってコイルが形成されてしまう。例えば、図
19中の矢印F方向への力が、単線が緩もうとすること
に起因してワイヤ121に働く。
【0024】また、一方向に撚られたワイヤにより正巻
方向と逆巻方向に巻線する場合には、撚り方向にさらに
撚れるときと撚りが緩んでしまうときがあり、これに起
因したコイル形状の非対称性も発生する。
方向と逆巻方向に巻線する場合には、撚り方向にさらに
撚れるときと撚りが緩んでしまうときがあり、これに起
因したコイル形状の非対称性も発生する。
【0025】また、偏向周波数が異なることによって
も、ワイヤの種類を変化させる必要ある。例えば、水平
偏向周波数は、普通のテレビジョン受像装置の場合には
15.75kHzであり、いわゆるハイビジョン受像装置の場合
には33.5kHzであり、このように水平偏向周波数が異な
る場合には、ワイヤの種類やターン数を替えて巻線を行
っている。
も、ワイヤの種類を変化させる必要ある。例えば、水平
偏向周波数は、普通のテレビジョン受像装置の場合には
15.75kHzであり、いわゆるハイビジョン受像装置の場合
には33.5kHzであり、このように水平偏向周波数が異な
る場合には、ワイヤの種類やターン数を替えて巻線を行
っている。
【0026】具体的には、高い周波数に対応する場合に
は、電源電圧を上げることなく電子ビームを偏向させる
のに必要なエネルギーを発生させる必要性から、インピ
ーダンスを小さくし、コイルに流れる電流値を大きくす
る。ここで、インピーダンスはコイルの巻き数の2乗に
比例することから、コイルの巻き数を減らすことにより
インピーダンスを小さくしている。例えば、周波数が2
倍で、巻き数を1/4にする。
は、電源電圧を上げることなく電子ビームを偏向させる
のに必要なエネルギーを発生させる必要性から、インピ
ーダンスを小さくし、コイルに流れる電流値を大きくす
る。ここで、インピーダンスはコイルの巻き数の2乗に
比例することから、コイルの巻き数を減らすことにより
インピーダンスを小さくしている。例えば、周波数が2
倍で、巻き数を1/4にする。
【0027】一方、高い周波数に対応するためには、結
果的に、電流値が大きくなるが、これにより、ワイヤの
発熱量が多くなる。このようなことから、一般的には、
上述したようにコイルの巻き数を減らしてインピーダン
スを下げた場合には、ワイヤを太くして、発熱量を抑え
る必要がある。しかし、単純に線径を太くすると堅くな
ってしまいコイルボビンへの巻線が困難になり、さらに
渦電流損が発生するといった問題が生じてしまう。従っ
て、通常は、複数の単線を撚ってワイヤを構成して、単
線の本数を増やすことにより、そのワイヤの線径を太く
している。なお、ワイヤの線径の太さは、コイルボビン
の形状等によって制限を受ける。
果的に、電流値が大きくなるが、これにより、ワイヤの
発熱量が多くなる。このようなことから、一般的には、
上述したようにコイルの巻き数を減らしてインピーダン
スを下げた場合には、ワイヤを太くして、発熱量を抑え
る必要がある。しかし、単純に線径を太くすると堅くな
ってしまいコイルボビンへの巻線が困難になり、さらに
渦電流損が発生するといった問題が生じてしまう。従っ
て、通常は、複数の単線を撚ってワイヤを構成して、単
線の本数を増やすことにより、そのワイヤの線径を太く
している。なお、ワイヤの線径の太さは、コイルボビン
の形状等によって制限を受ける。
【0028】このように、偏向周波数が異なる場合に
は、ワイヤの種類等を替える必要があり、複数種類のワ
イヤを予め用意しておく必要があることから、これら複
数のワイヤの管理が面倒であった。
は、ワイヤの種類等を替える必要があり、複数種類のワ
イヤを予め用意しておく必要があることから、これら複
数のワイヤの管理が面倒であった。
【0029】また、撚りのピッチがきつ過ぎるとワイヤ
が固くなり、また、揺過ぎるとワイヤがばらけ易くな
り、このような場合にあっては、巻線の際の障害となっ
てしまう。なお、最適ピッチは、撚る単線の数によって
も変化する。
が固くなり、また、揺過ぎるとワイヤがばらけ易くな
り、このような場合にあっては、巻線の際の障害となっ
てしまう。なお、最適ピッチは、撚る単線の数によって
も変化する。
【0030】そこで、本発明は、上述した実情に鑑みて
なされたものであり、所望のコイル形状になるようにコ
イルボビンにワイヤの巻線を行うコイル巻線装置を提供
することを目的としている。
なされたものであり、所望のコイル形状になるようにコ
イルボビンにワイヤの巻線を行うコイル巻線装置を提供
することを目的としている。
【0031】
【課題を解決するための手段】本発明のコイル巻線装置
は、上述した課題を解決するために、複数の単線状の導
線を撚って、撚り線を形成する線材形成手段と、線材形
成手段により形成された撚り線をコイルボビンに巻線す
る巻線手段とを備える。そして、コイル巻線装置は、線
材形成手段が巻線手段における巻線の状態に応じて当該
巻線手段より出力される情報に従って撚り方を決定す
る。
は、上述した課題を解決するために、複数の単線状の導
線を撚って、撚り線を形成する線材形成手段と、線材形
成手段により形成された撚り線をコイルボビンに巻線す
る巻線手段とを備える。そして、コイル巻線装置は、線
材形成手段が巻線手段における巻線の状態に応じて当該
巻線手段より出力される情報に従って撚り方を決定す
る。
【0032】これにより、巻線装置は、コイルボビンに
巻線をする際に適宜撚り方が決定された線材によりコイ
ルボビンへの巻線を行うことができる。
巻線をする際に適宜撚り方が決定された線材によりコイ
ルボビンへの巻線を行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、偏
向ヨークにおいてコイルを形成するセパレータ構造から
なるコイルボビンに対してワイヤの巻線を行うコイル巻
線システムである。
て図面を用いて詳しく説明する。この実施の形態は、偏
向ヨークにおいてコイルを形成するセパレータ構造から
なるコイルボビンに対してワイヤの巻線を行うコイル巻
線システムである。
【0034】コイル巻線システムは、図1に示すよう
に、複数の単線状の導線(以下、単線という。)4を撚
って、撚り線からなるワイヤ6を形成する撚り機1と、
撚り機1で撚られて形成されたワイヤ6をコイルボビン
に巻線する巻線機2と、撚り機1から巻線機2に供給さ
れるワイヤ6のテンションに与えるテンション装置3と
から構成されている。
に、複数の単線状の導線(以下、単線という。)4を撚
って、撚り線からなるワイヤ6を形成する撚り機1と、
撚り機1で撚られて形成されたワイヤ6をコイルボビン
に巻線する巻線機2と、撚り機1から巻線機2に供給さ
れるワイヤ6のテンションに与えるテンション装置3と
から構成されている。
【0035】撚り機1は、単線4が巻回された複数の単
線巻回ボビン5を有して構成されている。この撚り機1
は、巻線機2からの制御情報に基づいて単線4の撚り線
ピッチ等の制御がなされるように構成されている。具体
的には、撚り機1は、巻線機2からの制御情報に基づい
て、撚りピッチ、撚り方向、撚る単線4の数等の撚り方
を決定する。
線巻回ボビン5を有して構成されている。この撚り機1
は、巻線機2からの制御情報に基づいて単線4の撚り線
ピッチ等の制御がなされるように構成されている。具体
的には、撚り機1は、巻線機2からの制御情報に基づい
て、撚りピッチ、撚り方向、撚る単線4の数等の撚り方
を決定する。
【0036】ここで、撚りピッチとは、複数の単線から
なるワイヤの当該ワイヤを構成する任意の1本の単線が
撚られて一周した際のワイヤ長をいい、例えば、100mm
のワイヤの場合に、当該100mmのワイヤ内において任意
の単線が10周しているときには、撚りピッチは100/1
0=10mmになる。
なるワイヤの当該ワイヤを構成する任意の1本の単線が
撚られて一周した際のワイヤ長をいい、例えば、100mm
のワイヤの場合に、当該100mmのワイヤ内において任意
の単線が10周しているときには、撚りピッチは100/1
0=10mmになる。
【0037】また、撚り数は、1本のワイヤ6を構成し
ている単線の数である。例えば、いわゆるハイビジョン
に使用される水平偏向コイルは、40本の単線が撚られ
たワイヤにより形成され、コンピュータ用のモニタでは
水平偏向コイル及び垂直偏向コイルはそれぞれ20〜3
0本及び約10本の単線が撚られたワイヤにより形成さ
れている。
ている単線の数である。例えば、いわゆるハイビジョン
に使用される水平偏向コイルは、40本の単線が撚られ
たワイヤにより形成され、コンピュータ用のモニタでは
水平偏向コイル及び垂直偏向コイルはそれぞれ20〜3
0本及び約10本の単線が撚られたワイヤにより形成さ
れている。
【0038】例えば、撚り機1は、単線巻回ボビン5を
図示しない回転テーブルに装着して、当該回転テーブル
を回転させることにより、単線4を撚ってワイヤ6を形
成する。そして、例えば、撚り方向の切り替えは、上述
した回転テーブルの回転方向を着替えて行い、撚りピッ
チを変化させる場合には回転テーブルの回転速度を変化
させる。
図示しない回転テーブルに装着して、当該回転テーブル
を回転させることにより、単線4を撚ってワイヤ6を形
成する。そして、例えば、撚り方向の切り替えは、上述
した回転テーブルの回転方向を着替えて行い、撚りピッ
チを変化させる場合には回転テーブルの回転速度を変化
させる。
【0039】テンション装置3は、撚り機1と巻線機2
との間で、当該撚り機1から巻線機2に送られる撚られ
たワイヤ6にテンションを与えるように構成されてい
る。このテンション装置3は、例えば図1に示すよう
に、2つの送りローラ7,8を備えている。例えば、第
1のローラ7により、撚り機1からのワイヤ6を引き出
し、第2のローラ8により巻線機に引き込まれるワイヤ
6にテンションを与える。
との間で、当該撚り機1から巻線機2に送られる撚られ
たワイヤ6にテンションを与えるように構成されてい
る。このテンション装置3は、例えば図1に示すよう
に、2つの送りローラ7,8を備えている。例えば、第
1のローラ7により、撚り機1からのワイヤ6を引き出
し、第2のローラ8により巻線機に引き込まれるワイヤ
6にテンションを与える。
【0040】巻線機2は、上述した図10及び図11に
示したセパレータ構造からなるコイルボビン111に対
して、撚り機1から送られてきたワイヤ6を巻線する装
置である。この巻線機2は、供給されるワイヤを、図示
しないノズルによりテンションを与えながコイルボビン
に巻線する。
示したセパレータ構造からなるコイルボビン111に対
して、撚り機1から送られてきたワイヤ6を巻線する装
置である。この巻線機2は、供給されるワイヤを、図示
しないノズルによりテンションを与えながコイルボビン
に巻線する。
【0041】例えば、巻線機2は、いわゆるNC(nume
rically controll)により、ノズルの巻線動作を制御し
て、ワイヤをコイルボビンに巻いている。
rically controll)により、ノズルの巻線動作を制御し
て、ワイヤをコイルボビンに巻いている。
【0042】そして、この巻線機2は、ワイヤ6の巻線
に関して各種情報を撚り機1に出力している。具体的に
は、次のような情報を撚り機1に出力している。
に関して各種情報を撚り機1に出力している。具体的に
は、次のような情報を撚り機1に出力している。
【0043】例えば、ワイヤの巻線方向に応じてワイヤ
の撚り方向を切り替える情報を撚り機1に出力する。
の撚り方向を切り替える情報を撚り機1に出力する。
【0044】また、偏向ヨークの機種によって撚り数の
異なるものを用いるので、撚り本数の情報を撚り機1に
出力する。なお、単線の線径の替える場合があるので、
単線の線径の情報を撚り機1に出力する。
異なるものを用いるので、撚り本数の情報を撚り機1に
出力する。なお、単線の線径の替える場合があるので、
単線の線径の情報を撚り機1に出力する。
【0045】また、撚り本数が多いのに撚りピッチが小
さいと、撚り自体が堅くなってしまうので、撚る単線の
本数が多い場合には撚りピッチを大きく(撚りを緩く)
し、本数が少ない場合にはピッチを小さく(撚りを強
く)するといった情報を撚り機1に出力する。
さいと、撚り自体が堅くなってしまうので、撚る単線の
本数が多い場合には撚りピッチを大きく(撚りを緩く)
し、本数が少ない場合にはピッチを小さく(撚りを強
く)するといった情報を撚り機1に出力する。
【0046】また、巻線機2で必要なワイヤの長さの情
報を撚り機1に出力する。
報を撚り機1に出力する。
【0047】以上のような情報が巻線機2から撚り機1
に出力される。なお、ワイヤの撚り方に関する情報は、
上述した情報に限定されるものではない。また、この例
では、巻線機2から撚り方に関する情報が撚り機1に出
力されているが、例えば、撚り機1が、巻線機2の巻線
動作等の情報に基づいてワイヤの巻き方を適宜決定する
こともでき、また、巻線機2と撚り機1を集中して制御
するような制御部を備えて、これにより、撚り機1のワ
イヤの撚り方を制御することもできる。
に出力される。なお、ワイヤの撚り方に関する情報は、
上述した情報に限定されるものではない。また、この例
では、巻線機2から撚り方に関する情報が撚り機1に出
力されているが、例えば、撚り機1が、巻線機2の巻線
動作等の情報に基づいてワイヤの巻き方を適宜決定する
こともでき、また、巻線機2と撚り機1を集中して制御
するような制御部を備えて、これにより、撚り機1のワ
イヤの撚り方を制御することもできる。
【0048】以上のような構成を有するコイル巻線シス
テムにより次のようなことが可能になる。
テムにより次のようなことが可能になる。
【0049】例えば、巻線機1は、上側のコイルボビン
に巻線する場合に、例えば、これから上側のコイルボビ
ンに対して巻線を開始する旨の情報、逆巻方向に巻線を
開始する情報、或いは所定の撚り方向の要求情報等の最
適なコイル形状を生成することを可能にするためのワイ
ヤに関する情報を、撚り機1に出力する。
に巻線する場合に、例えば、これから上側のコイルボビ
ンに対して巻線を開始する旨の情報、逆巻方向に巻線を
開始する情報、或いは所定の撚り方向の要求情報等の最
適なコイル形状を生成することを可能にするためのワイ
ヤに関する情報を、撚り機1に出力する。
【0050】撚り機1は、巻線機2からの上述の情報に
基づいて所定の撚り方を決定してワイヤ6を形成する。
そして、このように巻線機2からの情報に基づいて撚り
方が決定されて形成されたワイヤ6は、テンション装置
3を介して巻線機2に引き込まれる。巻線機2では、撚
り機1が撚りに関する情報に基づいて形成したワイヤ6
によりコイルボビンへの巻線を行う。
基づいて所定の撚り方を決定してワイヤ6を形成する。
そして、このように巻線機2からの情報に基づいて撚り
方が決定されて形成されたワイヤ6は、テンション装置
3を介して巻線機2に引き込まれる。巻線機2では、撚
り機1が撚りに関する情報に基づいて形成したワイヤ6
によりコイルボビンへの巻線を行う。
【0051】具体的には、撚り機1は、巻線機2からの
情報に応じて、図2(A)及び(B)に示すように、撚
り方向の異なるワイヤ6を形成することができる。そし
て、巻線機2では、図3乃至図6に示すように、ノズル
11を制御して、撚り機1において適宜生成されたワイ
ヤ6を用いて各コイルボビン1111,1112に巻線す
る。このように、巻線方向毎に撚り方向の異なるコイル
5を使用することにより、対称性の高いコイル形状を有
する偏向ヨークを製造することができるようになる。
情報に応じて、図2(A)及び(B)に示すように、撚
り方向の異なるワイヤ6を形成することができる。そし
て、巻線機2では、図3乃至図6に示すように、ノズル
11を制御して、撚り機1において適宜生成されたワイ
ヤ6を用いて各コイルボビン1111,1112に巻線す
る。このように、巻線方向毎に撚り方向の異なるコイル
5を使用することにより、対称性の高いコイル形状を有
する偏向ヨークを製造することができるようになる。
【0052】例えば、従来は、図18に示したように、
上側のボビンコイル1111のスリットにおいて接合面
123側に偏ったコイルが形成されてしまっていたが、
逆巻方向においてワイヤの撚り方向を切り替えることに
より、ワイヤに接合面方向の力が働かなくなるので、ス
リット内において偏ることのないコイルを形成すること
ができるようになる。
上側のボビンコイル1111のスリットにおいて接合面
123側に偏ったコイルが形成されてしまっていたが、
逆巻方向においてワイヤの撚り方向を切り替えることに
より、ワイヤに接合面方向の力が働かなくなるので、ス
リット内において偏ることのないコイルを形成すること
ができるようになる。
【0053】そして、コイル巻線システムは、従来のよ
うに巻線方向に応じて複数の巻線機を備える必要もな
く、また、一台の巻線機により正巻方向に巻線する際と
逆巻方向に巻線する際に巻線機に供給するワイヤを取り
替えるといったことも必要なく、コイルボビンにコイル
を巻線することができる。
うに巻線方向に応じて複数の巻線機を備える必要もな
く、また、一台の巻線機により正巻方向に巻線する際と
逆巻方向に巻線する際に巻線機に供給するワイヤを取り
替えるといったことも必要なく、コイルボビンにコイル
を巻線することができる。
【0054】また、コイル巻線システムにより、撚り機
1で巻線機2からの情報に基づいて撚り方が切り替えら
れるので、巻線機2では、使用するワイヤを正巻方向と
逆巻方向が簡単に切り替えができるようになる。
1で巻線機2からの情報に基づいて撚り方が切り替えら
れるので、巻線機2では、使用するワイヤを正巻方向と
逆巻方向が簡単に切り替えができるようになる。
【0055】また、コイル巻線システムにより、撚り数
毎のワイヤを予め準備しておく必要がなくなる。すなわ
ち、予め複数種類のワイヤを用意しておく等の必要もな
く、管理する面倒もなくなる。
毎のワイヤを予め準備しておく必要がなくなる。すなわ
ち、予め複数種類のワイヤを用意しておく等の必要もな
く、管理する面倒もなくなる。
【0056】また、ボビン等に巻回されたワイヤではな
く、撚り機1からのワイヤ6を使用しているので、いわ
ゆるキンクの発生を防止することができる。キンクと
は、ボビンからほどかれた線材が、これまでボビンに巻
かれていたことにより、図7中(A)に示すように、い
わゆるブタのしっぽ状とされ、例えばこの状態から引っ
張られることにより、図7(B)に示すように、折れ曲
がってしまうことである。このようにキンクになってし
まうと、被覆に傷がついたり、線が切れてしまったりす
ることがある。コイル巻線システムにより、このような
キンクの発生も防止することができる。
く、撚り機1からのワイヤ6を使用しているので、いわ
ゆるキンクの発生を防止することができる。キンクと
は、ボビンからほどかれた線材が、これまでボビンに巻
かれていたことにより、図7中(A)に示すように、い
わゆるブタのしっぽ状とされ、例えばこの状態から引っ
張られることにより、図7(B)に示すように、折れ曲
がってしまうことである。このようにキンクになってし
まうと、被覆に傷がついたり、線が切れてしまったりす
ることがある。コイル巻線システムにより、このような
キンクの発生も防止することができる。
【0057】なお、本発明の実施の形態であるコイル巻
線システムは、上述した偏向ヨーク用のコイルボビン以
外にも巻線することができる。例えば、ドラム状のコア
やボビンに巻線することができる。
線システムは、上述した偏向ヨーク用のコイルボビン以
外にも巻線することができる。例えば、ドラム状のコア
やボビンに巻線することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るコイル巻線装置は、複数の
単線状の導線を撚って、撚り線を形成する線材形成手段
と、線材形成手段により形成された撚り線をコイルボビ
ンに巻線する巻線手段とを備え、線材形成手段により、
巻線手段における巻線の状態に応じて当該巻線手段より
出力される情報に従って撚り方を決定する。
単線状の導線を撚って、撚り線を形成する線材形成手段
と、線材形成手段により形成された撚り線をコイルボビ
ンに巻線する巻線手段とを備え、線材形成手段により、
巻線手段における巻線の状態に応じて当該巻線手段より
出力される情報に従って撚り方を決定する。
【0059】これにより、巻線装置は、コイルボビンに
巻線をする際に適宜撚り方が決定され線材によりコイル
ボビンへの巻線を行うことができる。
巻線をする際に適宜撚り方が決定され線材によりコイル
ボビンへの巻線を行うことができる。
【0060】よって、例えば、巻線装置は、複数の巻線
装置を備えることもなく、コイルボビンに巻線する撚り
線を予め準備しておく必要もなくなる。
装置を備えることもなく、コイルボビンに巻線する撚り
線を予め準備しておく必要もなくなる。
【図1】本発明の実施の形態であるコイル巻線システム
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図2】撚り方向の異なるワイヤを示す平面図である。
【図3】コイルボビンにワイヤを正巻方向に巻線する際
の動作を示す正面図である。
の動作を示す正面図である。
【図4】コイルボビンにワイヤを正巻方向に巻線する際
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図3に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図3に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
【図5】コイルボビンにワイヤを正巻方向に巻線する際
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図4に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図4に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
【図6】コイルボビンにワイヤを正巻方向に巻線する際
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図5に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
の動作を示す正面図であって、マグネットが供給される
ノズルが上述した図5に示した状態よりも、正巻方向に
移動されたときを示す正面図である。
【図7】いわゆるキンクとされた状態のワイヤを示す正
面図である。
面図である。
【図8】カラー陰極線管を示す斜視図である。
【図9】偏向ヨークを示す側面図である。
【図10】セパレータ構造からなり、セクション巻を可
能にするコイルボビンの形状を示す斜視図である。
能にするコイルボビンの形状を示す斜視図である。
【図11】ファンネルベンド側から見たコイルボビンを
示す正面図である。
示す正面図である。
【図12】コイルボビンをワイヤを巻線する際の動作を
示す図であって、最も垂直軸に近い溝部に巻線したワイ
ヤを、L字状突起に引っか掛けているときを示す正面図
である。
示す図であって、最も垂直軸に近い溝部に巻線したワイ
ヤを、L字状突起に引っか掛けているときを示す正面図
である。
【図13】コイルボビンをワイヤを巻線する際の動作を
示す図であって、L字状突起に引っ掛けて、所望のスリ
ットに巻線するときを示す正面図である。
示す図であって、L字状突起に引っ掛けて、所望のスリ
ットに巻線するときを示す正面図である。
【図14】偏向ヨークを形成する上下に分割されてなる
各コイルボビンへの逆巻方向へのワイヤの巻線を示す正
面図である。
各コイルボビンへの逆巻方向へのワイヤの巻線を示す正
面図である。
【図15】3本の電子ビームに対して偏向ヨークがねじ
れた位置関係とされた状態を示す正面図である。
れた位置関係とされた状態を示す正面図である。
【図16】3本の電子ビームに対して偏向ヨークがねじ
れた位置関係とされた場合の画像表示を示す正面図であ
る。
れた位置関係とされた場合の画像表示を示す正面図であ
る。
【図17】上側のコイルボビンへの正巻方向のワイヤの
巻線と下側のコイルボビンへの逆巻方向のマグネットの
巻線を示す正面図である。
巻線と下側のコイルボビンへの逆巻方向のマグネットの
巻線を示す正面図である。
【図18】ワイヤの撚りを戻す力によりスリットに偏っ
てコイルが形成される場合を示す正面図である。
てコイルが形成される場合を示す正面図である。
【図19】撚りを戻す力によりワイヤに発生する力の方
向を示す平面図である。
向を示す平面図である。
1 撚り機、2 巻線機
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の単線状の導線を撚って、撚り線を
形成する線材形成手段と、 上記線材形成手段により形成された撚り線をコイルボビ
ンに巻線する巻線手段とを備え、 上記線材形成手段は、上記巻線手段における巻線の状態
に応じて当該巻線手段より出力される情報に従って撚り
方を決定することを特徴とするコイル巻線装置。 - 【請求項2】 上記コイルボビンは、セクション巻によ
りコイルが形成されることを特徴とする請求項1記載の
コイル巻線装置。 - 【請求項3】 上記巻線手段は、撚り方として、撚り方
向、撚りピッチ、及び撚る上記導線の数について決定す
ることを特徴とする請求項1記載のコイル巻線装置。 - 【請求項4】 上記巻線手段は、上記コイルボビンに対
して正方向又は逆方向に線材を巻線し、 上記線材形成手段は、上記巻線手段より出力される巻線
方向に関する情報に応じて上記導線の撚り方向を決定す
ることを特徴とする請求項1記載のコイル巻線装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054552A JP2000251703A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | コイル巻線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11054552A JP2000251703A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | コイル巻線装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000251703A true JP2000251703A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12973864
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11054552A Withdrawn JP2000251703A (ja) | 1999-03-02 | 1999-03-02 | コイル巻線装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000251703A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018170397A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | スミダコーポレーション株式会社 | トランス装置 |
| CN116180288A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-05-30 | 江苏君霖纺织科技有限公司 | 具有多层错式导丝辊的并轴机设备及其应用 |
-
1999
- 1999-03-02 JP JP11054552A patent/JP2000251703A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018170397A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | スミダコーポレーション株式会社 | トランス装置 |
| CN116180288A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-05-30 | 江苏君霖纺织科技有限公司 | 具有多层错式导丝辊的并轴机设备及其应用 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060509 |