JP2000253570A - 電気自動車のモータ起電力制御システム - Google Patents
電気自動車のモータ起電力制御システムInfo
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L3/00—Electric devices on electrically-propelled vehicles for safety purposes; Monitoring operating variables, e.g. speed, deceleration or energy consumption
- B60L3/06—Limiting the traction current under mechanical overload conditions
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H9/00—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
- H02H9/001—Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 機械式リレーや充電抵抗からなるプリチャー
ジ回路に代えて、半導体スイッチング素子としてMOS
型FETによるデバイスを1チップ化したIPSを採用
することで、起動時の過電流制限を行って系統機器、特
にモータコントローラの保護に有効で、コスト低減や小
型化が可能な電気自動車のモータ電力供給制御システム
を提供する。 【解決手段】 バッテリ電源4とモータコントローラ7
との間の電力供給ライン10に、機械式リレーおよび充
電抵抗からなる従来のプリチャージ回路に代えて、半導
体スイッチング素子としてMOS型FETQAを含んで
なる電力供給制御装置を主体とする1チップ化されたI
PS1をメインリレー6と並列に接続している。プリチ
ャージ回路として係る1チップ化したIPS1を採用し
たことで、コスト低減と小型化が可能で、また電源投入
時の突入電流によってモータコントローラ7の損傷を防
止する。
ジ回路に代えて、半導体スイッチング素子としてMOS
型FETによるデバイスを1チップ化したIPSを採用
することで、起動時の過電流制限を行って系統機器、特
にモータコントローラの保護に有効で、コスト低減や小
型化が可能な電気自動車のモータ電力供給制御システム
を提供する。 【解決手段】 バッテリ電源4とモータコントローラ7
との間の電力供給ライン10に、機械式リレーおよび充
電抵抗からなる従来のプリチャージ回路に代えて、半導
体スイッチング素子としてMOS型FETQAを含んで
なる電力供給制御装置を主体とする1チップ化されたI
PS1をメインリレー6と並列に接続している。プリチ
ャージ回路として係る1チップ化したIPS1を採用し
たことで、コスト低減と小型化が可能で、また電源投入
時の突入電流によってモータコントローラ7の損傷を防
止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車におい
て駆動モータへの電源投入時にプリチャージ制御を行う
モータ起電力制御システムに関する。
て駆動モータへの電源投入時にプリチャージ制御を行う
モータ起電力制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、電気自動車の駆動モータをオン
作動させるスイッチング回路を概略的に示す構成図であ
る。出力電圧VBがたとえば400ボルト(V)の搭載
バッテリによる電源4から、電力供給ラインによって負
荷の駆動モータ5に電力供給される。その際、機械式の
メインリレー6をオンにして駆動モータ5をオン作動さ
せるのであるが、その駆動モータ5を制御するモータコ
ントローラ7にコンデンサが内蔵されているため、立ち
上がり時に急激に大きな電流が流れる。その結果、ヒュ
ーズが切れたり、メインリレー6の電極に損傷を与えた
りするなどの不都合がある。
作動させるスイッチング回路を概略的に示す構成図であ
る。出力電圧VBがたとえば400ボルト(V)の搭載
バッテリによる電源4から、電力供給ラインによって負
荷の駆動モータ5に電力供給される。その際、機械式の
メインリレー6をオンにして駆動モータ5をオン作動さ
せるのであるが、その駆動モータ5を制御するモータコ
ントローラ7にコンデンサが内蔵されているため、立ち
上がり時に急激に大きな電流が流れる。その結果、ヒュ
ーズが切れたり、メインリレー6の電極に損傷を与えた
りするなどの不都合がある。
【0003】そうした不都合を回避するため、図示のよ
うに、やはり機械式リレーによるプリチャージリレー8
と充電抵抗9からなるプリチャージ回路をバッテリ電源
4の正極側電力供給ラインに並列に接続して設けてい
る。すなわち、モータ起動の第1段階でまずプリチャー
ジ回路をオンにし、充電抵抗9で抑制した小電流を何秒
間かモータコントローラ7に流す。次いで、プリチャー
ジ回路をオフにして、メインリレー6のオンに切り替え
る。そのようにして急激な大電流供給による不都合から
保護する。
うに、やはり機械式リレーによるプリチャージリレー8
と充電抵抗9からなるプリチャージ回路をバッテリ電源
4の正極側電力供給ラインに並列に接続して設けてい
る。すなわち、モータ起動の第1段階でまずプリチャー
ジ回路をオンにし、充電抵抗9で抑制した小電流を何秒
間かモータコントローラ7に流す。次いで、プリチャー
ジ回路をオフにして、メインリレー6のオンに切り替え
る。そのようにして急激な大電流供給による不都合から
保護する。
【0004】ところで、近年、機械接点によって動作す
るリレーに代えて、有利な特性を有する半導体スイッチ
ング素子を用いたスイッチング回路として知られ、過電
流や過熱などによる異常に対して自己保護機能を備えて
いることから、上記図3のような機械式プリチャージ回
路に代わるインテリジェントパワースイッチ装置(以
下、IPSと略称する)と呼ばれるものがある。たとえ
ば、先に本願出願人によって提案された特開平9−33
1625号公報に記載の装置などがある。
るリレーに代えて、有利な特性を有する半導体スイッチ
ング素子を用いたスイッチング回路として知られ、過電
流や過熱などによる異常に対して自己保護機能を備えて
いることから、上記図3のような機械式プリチャージ回
路に代わるインテリジェントパワースイッチ装置(以
下、IPSと略称する)と呼ばれるものがある。たとえ
ば、先に本願出願人によって提案された特開平9−33
1625号公報に記載の装置などがある。
【0005】この場合、半導体スイッチデバイスから出
力された電圧値を検出し、短絡などによる過大電流を遮
断したり、またオープンによる過小電流や過熱などによ
る異常を外部に警告するための異常信号出力部などを備
えており、ハーネス保護や系統機器の保護に有効とした
ものである。
力された電圧値を検出し、短絡などによる過大電流を遮
断したり、またオープンによる過小電流や過熱などによ
る異常を外部に警告するための異常信号出力部などを備
えており、ハーネス保護や系統機器の保護に有効とした
ものである。
【0006】そうしたIPSは、たとえば電源電圧を入
力端子からたとえば電界効果トランジスタのMOS型F
ET(Metal Oxide SemiconductorField Effect Transi
stor)などによる半導体スイッチデバイスに付与し、そ
のMOS型FETのオン/オフ制御を駆動回路(ドライ
バ)から出力したオン/オフ信号により行う。また、I
PSには、電源電圧が過電圧となっているとき、その過
電圧を検出する過電圧検出回路を有し、MOS型FET
のドレイン・ソース間に流れる電流値に基づく電圧値を
基準電圧発生回路からの基準電圧と比較して過電流を検
出する電流検出回路、そしてMOS型FETの過熱を検
出する温度検出回路などが備わっている。それら各種の
検出回路から出力された検出信号は論理和否定回路など
に入力され、この論理和否定回路からの出力信号を上記
駆動回路と昇圧回路(チャージポンプ回路)に付与する
ようになっている。
力端子からたとえば電界効果トランジスタのMOS型F
ET(Metal Oxide SemiconductorField Effect Transi
stor)などによる半導体スイッチデバイスに付与し、そ
のMOS型FETのオン/オフ制御を駆動回路(ドライ
バ)から出力したオン/オフ信号により行う。また、I
PSには、電源電圧が過電圧となっているとき、その過
電圧を検出する過電圧検出回路を有し、MOS型FET
のドレイン・ソース間に流れる電流値に基づく電圧値を
基準電圧発生回路からの基準電圧と比較して過電流を検
出する電流検出回路、そしてMOS型FETの過熱を検
出する温度検出回路などが備わっている。それら各種の
検出回路から出力された検出信号は論理和否定回路など
に入力され、この論理和否定回路からの出力信号を上記
駆動回路と昇圧回路(チャージポンプ回路)に付与する
ようになっている。
【0007】チャージポンプ回路は、MOS型FETを
上記オーディオ機器など負荷の上流側ハイサイドで用い
る場合、MOS型FETのゲートを昇圧するために必要
となる。バッテリ電源の出力電圧を昇圧してそれを駆動
電圧として駆動回路に出力し、MOS型FETを動作さ
せるための回路である。通常、チャージポンプ回路はM
OS型FETの1つごとに対応して設けられる。
上記オーディオ機器など負荷の上流側ハイサイドで用い
る場合、MOS型FETのゲートを昇圧するために必要
となる。バッテリ電源の出力電圧を昇圧してそれを駆動
電圧として駆動回路に出力し、MOS型FETを動作さ
せるための回路である。通常、チャージポンプ回路はM
OS型FETの1つごとに対応して設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、従来例として
図3に示された電気自動車における駆動モータスイッチ
ング回路にあっては、解決すべき次のいくつかの問題点
がある。
図3に示された電気自動車における駆動モータスイッチ
ング回路にあっては、解決すべき次のいくつかの問題点
がある。
【0009】1つは、メインリレー6およびプリチャー
ジ8のいずれも機械式のものであるために、コスト的に
も不利であり、大型化することである。
ジ8のいずれも機械式のものであるために、コスト的に
も不利であり、大型化することである。
【0010】また1つは、プリチャージ回路にたとえば
10オーム(Ω)といった大きな抵抗値Rによる充電抵
抗9を設けて大電流の流れを抑制していることである。
そうした充電抵抗9を欠くことができないため、プリチ
ャージ回路の小型化が困難である。
10オーム(Ω)といった大きな抵抗値Rによる充電抵
抗9を設けて大電流の流れを抑制していることである。
そうした充電抵抗9を欠くことができないため、プリチ
ャージ回路の小型化が困難である。
【0011】さらに問題点の1つに、上記機械式リレー
に代えて、半導体スイッチング素子によるMOS(Meta
l Oxide Semiconductor )型の電界効果トランジスタ
(FET:Field Effect Transistor )を用いることも
できる。しかし、負荷である駆動モータ5への電源投入
時に突入電流が流れると、それによりMOS型FETが
破壊する心配がある。そのため、このMOS型FETを
スイッチング素子に用いた場合も上記充電抵抗9を欠く
ことができず、やはりプリチャージ回路の小型化にとっ
て有効手段とはならない。
に代えて、半導体スイッチング素子によるMOS(Meta
l Oxide Semiconductor )型の電界効果トランジスタ
(FET:Field Effect Transistor )を用いることも
できる。しかし、負荷である駆動モータ5への電源投入
時に突入電流が流れると、それによりMOS型FETが
破壊する心配がある。そのため、このMOS型FETを
スイッチング素子に用いた場合も上記充電抵抗9を欠く
ことができず、やはりプリチャージ回路の小型化にとっ
て有効手段とはならない。
【0012】本発明の目的は、上記IPSの優れた特性
に着目し、電気自動車の駆動モータを起動するスイッチ
ング回路にあって、機械式リレーや充電抵抗からなるプ
リチャージ回路に代えて、半導体スイッチング素子を用
いたIPSを採用することで、起動時の過電流制限を行
って機器保護に有効とすることはもとより、コスト低減
や小型化が可能な電気自動車のモータ電力供給制御シス
テムを提供することにある。
に着目し、電気自動車の駆動モータを起動するスイッチ
ング回路にあって、機械式リレーや充電抵抗からなるプ
リチャージ回路に代えて、半導体スイッチング素子を用
いたIPSを採用することで、起動時の過電流制限を行
って機器保護に有効とすることはもとより、コスト低減
や小型化が可能な電気自動車のモータ電力供給制御シス
テムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明による請求項1に
記載の電気自動車のモータ起電力制御システムは、バッ
テリ電源とモータコントローラとの間の電力供給ライン
に、メインリレーと、機械式リレーおよび充電抵抗から
なるプリチャージ手段とを並列に接続し、バッテリ電源
からモータコントローラを介して負荷の駆動モータに電
力供給する電源投入時の初期段階でプリチャージ手段に
よりモータコントローラのコンデンサを充電し、所要の
容量を充電後にプリチャージ手段をオフにしてメインリ
レーをオンに切り替えて強電電流を流すシステムにおい
て、前記プリチャージ手段に、前記機械式リレーおよび
前記充電抵抗に代えて、半導体スイッチング素子として
MOS型FETを含んでなる電力供給制御装置を主体と
するインテリジェントパワースイッチ装置を設けたこと
を特徴とするものである。
記載の電気自動車のモータ起電力制御システムは、バッ
テリ電源とモータコントローラとの間の電力供給ライン
に、メインリレーと、機械式リレーおよび充電抵抗から
なるプリチャージ手段とを並列に接続し、バッテリ電源
からモータコントローラを介して負荷の駆動モータに電
力供給する電源投入時の初期段階でプリチャージ手段に
よりモータコントローラのコンデンサを充電し、所要の
容量を充電後にプリチャージ手段をオフにしてメインリ
レーをオンに切り替えて強電電流を流すシステムにおい
て、前記プリチャージ手段に、前記機械式リレーおよび
前記充電抵抗に代えて、半導体スイッチング素子として
MOS型FETを含んでなる電力供給制御装置を主体と
するインテリジェントパワースイッチ装置を設けたこと
を特徴とするものである。
【0014】以上の構成により、メインリレーに並列接
続された従来の機械式プリチャージリレーおよび充電抵
抗からなるプリチャージ回路を削減して、それに代わる
ワンチップ化したMOS型FET等の半導体スイッチデ
バイスからなる電力供給制御装置を主体としたインテリ
ジェントパワースイッチ装置を接続したことにより、コ
スト低減と小型化が可能となり、また電源投入時の突入
電流によってモータコントローラの損傷を防止する。
続された従来の機械式プリチャージリレーおよび充電抵
抗からなるプリチャージ回路を削減して、それに代わる
ワンチップ化したMOS型FET等の半導体スイッチデ
バイスからなる電力供給制御装置を主体としたインテリ
ジェントパワースイッチ装置を接続したことにより、コ
スト低減と小型化が可能となり、また電源投入時の突入
電流によってモータコントローラの損傷を防止する。
【0015】また、請求項2に記載の電気自動車のモー
タ起電力制御システムは、前記電力供給制御装置が、前
記負荷の下流側ローサイドに接続されて電流制限する前
記メインMOS型FETと、このメインMOS型FET
に並列に接続され、前記電力供給ラインに流れる過大電
流を検出するための基準電圧を発生させるとともに、そ
の過大電流による異常検出信号を出力する第1リファレ
ンス回路と、同じく前記メインMOS型FETに並列に
接続され、前記電力供給ラインに流れる過小電流を検出
するための基準電圧を発生させるとともに、その過小電
流による異常検出信号をモニター信号として出力して外
部に警告するための第2リファレンス回路と、前記負荷
に対応するスイッチがオンされた状態で前記バッテリ電
源からの出力電圧を昇圧し、それを駆動電圧として出力
するチャージポンプ回路と、前記過大電流の異常検出信
号に基づいて前記第1リファレンス回路からローレベル
信号を受け取ったとき、前記チャージポンプ回路から入
力された前記駆動電圧を送って前記メインMOS型FE
Tをオフにする駆動回路と、を備えていることを特徴と
するものである。
タ起電力制御システムは、前記電力供給制御装置が、前
記負荷の下流側ローサイドに接続されて電流制限する前
記メインMOS型FETと、このメインMOS型FET
に並列に接続され、前記電力供給ラインに流れる過大電
流を検出するための基準電圧を発生させるとともに、そ
の過大電流による異常検出信号を出力する第1リファレ
ンス回路と、同じく前記メインMOS型FETに並列に
接続され、前記電力供給ラインに流れる過小電流を検出
するための基準電圧を発生させるとともに、その過小電
流による異常検出信号をモニター信号として出力して外
部に警告するための第2リファレンス回路と、前記負荷
に対応するスイッチがオンされた状態で前記バッテリ電
源からの出力電圧を昇圧し、それを駆動電圧として出力
するチャージポンプ回路と、前記過大電流の異常検出信
号に基づいて前記第1リファレンス回路からローレベル
信号を受け取ったとき、前記チャージポンプ回路から入
力された前記駆動電圧を送って前記メインMOS型FE
Tをオフにする駆動回路と、を備えていることを特徴と
するものである。
【0016】この場合、短絡などによる過大電流異常を
検出したときはメインMOS型FETをオフにし、オー
プンによる過小電流異常を検出したときはモニター信号
を出力して外部に警告を発することができ、電力供給ラ
インや上記系統機器を保護できる。また、そうした異常
時の動作が過大電流、過小電流、そして過熱などに対応
して良好な応答性でもって行われる。
検出したときはメインMOS型FETをオフにし、オー
プンによる過小電流異常を検出したときはモニター信号
を出力して外部に警告を発することができ、電力供給ラ
インや上記系統機器を保護できる。また、そうした異常
時の動作が過大電流、過小電流、そして過熱などに対応
して良好な応答性でもって行われる。
【0017】さらに、請求項3に記載の電気自動車のモ
ータ起電力制御システムは、前記第1リファレンス回路
が、前記過大電流の異常検出信号に基づくハイレベル信
号をローレベル信号に反転して前記駆動回路に出力する
第1のコンパレータと、前記過小電流の異常検出信号に
基づくローレベル信号をハイレベル信号に反転して前記
モニター信号を出力する第2のコンパレータと、を備え
てなっていることを特徴とするものである。
ータ起電力制御システムは、前記第1リファレンス回路
が、前記過大電流の異常検出信号に基づくハイレベル信
号をローレベル信号に反転して前記駆動回路に出力する
第1のコンパレータと、前記過小電流の異常検出信号に
基づくローレベル信号をハイレベル信号に反転して前記
モニター信号を出力する第2のコンパレータと、を備え
てなっていることを特徴とするものである。
【0018】すなわち、この場合は過大電流検出用と過
小電流検出用にそれぞれ第1,第2のコンパレータを設
けたことで、異常の種類ごとにそれを検出する応答性が
高まり、信頼性が向上する。
小電流検出用にそれぞれ第1,第2のコンパレータを設
けたことで、異常の種類ごとにそれを検出する応答性が
高まり、信頼性が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電気自動車の
モータ起電力制御システムの実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
モータ起電力制御システムの実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。
【0020】図1は、本実施の形態のモータ起電力制御
システムを構成する主体となるIPSを示す回路図であ
り、図2はIPSの構成を示す回路図である。なお、図
3で示された従来装置で共通する部材には同一符号を付
してある。
システムを構成する主体となるIPSを示す回路図であ
り、図2はIPSの構成を示す回路図である。なお、図
3で示された従来装置で共通する部材には同一符号を付
してある。
【0021】電気自動車に搭載の出力電圧VBによるバ
ッテリ電源4から供給ライン10によって負荷の駆動モ
ータ5に電力供給される。その場合、バッテリ電源4と
モータコントローラ7との間の電力供給ライン10に
は、従前のメインリレー6が接続されている。このメイ
ンリレー6をアシストするプリチャージ回路として、負
荷の駆動モータ5の上流側ハイサイドにIPS1がバイ
パス的に並列に接続されている。その並列ライン11の
出力端子側には、メインリレー6に逆電圧が生じたと
き、次に示すIPS1内のメインMOS型FETQA等
の寄生ダイオードによる短絡を防止するための逆流防止
ダイオード12が接続されている。
ッテリ電源4から供給ライン10によって負荷の駆動モ
ータ5に電力供給される。その場合、バッテリ電源4と
モータコントローラ7との間の電力供給ライン10に
は、従前のメインリレー6が接続されている。このメイ
ンリレー6をアシストするプリチャージ回路として、負
荷の駆動モータ5の上流側ハイサイドにIPS1がバイ
パス的に並列に接続されている。その並列ライン11の
出力端子側には、メインリレー6に逆電圧が生じたと
き、次に示すIPS1内のメインMOS型FETQA等
の寄生ダイオードによる短絡を防止するための逆流防止
ダイオード12が接続されている。
【0022】IPS1は、図2に示すように、半導体ス
イッチデバイスなどを主体とする電力供給制御装置を1
チップ化してなっており、出力電圧VBによるバッテリ
電源4から負荷の駆動モータ5に供給する電流を制御す
る。以下の説明でさらに明らかとなるが、特に短絡など
による過大電流、オープンによる過小電流、そして過熱
などによる異常からの保護に優れた機能を備えている。
イッチデバイスなどを主体とする電力供給制御装置を1
チップ化してなっており、出力電圧VBによるバッテリ
電源4から負荷の駆動モータ5に供給する電流を制御す
る。以下の説明でさらに明らかとなるが、特に短絡など
による過大電流、オープンによる過小電流、そして過熱
などによる異常からの保護に優れた機能を備えている。
【0023】バッテリ電源4の電力供給ライン10にメ
インのMOS型FETQAが接続されている。このメイ
ンFETQAは、DMOS構造のNMOSFETであ
る。本例では、メインMOS型FETQAとして、この
温度が規定値以上に上昇すると強制的にオフする過熱遮
断機能を備えたサーマルMOS型FETを使用してい
る。また、メインのMOS型FETQAとして、DMO
S構造のPMOSFET、あるいはその他のパワーMO
SFETを使用することもできる。
インのMOS型FETQAが接続されている。このメイ
ンFETQAは、DMOS構造のNMOSFETであ
る。本例では、メインMOS型FETQAとして、この
温度が規定値以上に上昇すると強制的にオフする過熱遮
断機能を備えたサーマルMOS型FETを使用してい
る。また、メインのMOS型FETQAとして、DMO
S構造のPMOSFET、あるいはその他のパワーMO
SFETを使用することもできる。
【0024】また、メインMOS型FETQAと並列
に、電力供給ライン5に流れる過大電流を検出するため
の基準電圧を発生させる第1リファレンス回路を有し、
同電力供給ライン5に流れる過小電流を検出するための
基準電圧を発生させる第2リファレンス回路を有してい
る。第1リファレンス回路は、第1リファレンスFET
QBと抵抗Rr1からなり、第2リファレンス回路は第
2リファレンスFETQCと抵抗Rr2からなってい
る。両FETQB,QCの各ドレインはメインMOS型
FETQAのドレインDに接続され、それら第1,第2
リファレンスFETQB,QCの各ゲートはメインMO
S型FETQAのゲートに接続されている。また、第
1,第2リファレンスFETQB,QCの各ソースS
B,SCは、抵抗Rr1,Rr2をそれぞれ介して接地
されている。
に、電力供給ライン5に流れる過大電流を検出するため
の基準電圧を発生させる第1リファレンス回路を有し、
同電力供給ライン5に流れる過小電流を検出するための
基準電圧を発生させる第2リファレンス回路を有してい
る。第1リファレンス回路は、第1リファレンスFET
QBと抵抗Rr1からなり、第2リファレンス回路は第
2リファレンスFETQCと抵抗Rr2からなってい
る。両FETQB,QCの各ドレインはメインMOS型
FETQAのドレインDに接続され、それら第1,第2
リファレンスFETQB,QCの各ゲートはメインMO
S型FETQAのゲートに接続されている。また、第
1,第2リファレンスFETQB,QCの各ソースS
B,SCは、抵抗Rr1,Rr2をそれぞれ介して接地
されている。
【0025】このIPS1では、具体例として、上記第
1リファレンス回路において電力供給ライン5や負荷6
に流れる過大電流I1を検出可能とすることができる。
また、第2リファレンス回路において、負荷6が正常作
動する際に流れる定常電流I0よりもやや大きい電流I
2を検出可能とすることができる。したがって、各電流
の大小比は、 I0<I2<I1 ・・・(1) である。
1リファレンス回路において電力供給ライン5や負荷6
に流れる過大電流I1を検出可能とすることができる。
また、第2リファレンス回路において、負荷6が正常作
動する際に流れる定常電流I0よりもやや大きい電流I
2を検出可能とすることができる。したがって、各電流
の大小比は、 I0<I2<I1 ・・・(1) である。
【0026】また、上記FETQA,QB,QCは、そ
れぞれ複数のトランジスタからなっており、トランジス
タ数の比はQA>QB,QA>QCである。たとえば、
FETQAとQB、およびFETQAとQCの各トラン
ジスタ数比を1000:1とすることができる。また、
抵抗Rr1,Rr2は、たとえばメインのMOS型FE
TQAに5アンペア(A)の負荷電流が流れたとき、そ
のメインMOS型FETQAと同様なドレイン・ソース
間電圧Vdsを第1リファレンスFETQBにも発生さ
せるような値に設定してある。
れぞれ複数のトランジスタからなっており、トランジス
タ数の比はQA>QB,QA>QCである。たとえば、
FETQAとQB、およびFETQAとQCの各トラン
ジスタ数比を1000:1とすることができる。また、
抵抗Rr1,Rr2は、たとえばメインのMOS型FE
TQAに5アンペア(A)の負荷電流が流れたとき、そ
のメインMOS型FETQAと同様なドレイン・ソース
間電圧Vdsを第1リファレンスFETQBにも発生さ
せるような値に設定してある。
【0027】したがって、メインMOS型FETに5A
のドレイン電流が流れているとき、第1,第2リファレ
ンスFETQB,QCにそれぞれ5mAのドレイン電流
が流れ、各FETQA,QB,QCのドレイン・ソース
間電圧は一致すると共に、各FETQA,QB,QCの
ゲート・ソース間電圧も一致するようになっている。
のドレイン電流が流れているとき、第1,第2リファレ
ンスFETQB,QCにそれぞれ5mAのドレイン電流
が流れ、各FETQA,QB,QCのドレイン・ソース
間電圧は一致すると共に、各FETQA,QB,QCの
ゲート・ソース間電圧も一致するようになっている。
【0028】また、メインMOS型FETQAのソース
SAは抵抗R5を介して第1のコンパレータCMP1の
(+)端子に、第1リファレンスFETQBのソースS
Bは抵抗R6を介して第1のコンパレータCMP1の
(−)端子にそれぞれ接続されている。第1のコンパレ
ータCMP1は、電力供給ライン5に流れる電流が過電
流か否かを判別するためのもので、メインMOS型FE
TQAのドレイン・ソース間の電圧(ソースSA側の電
位)と第1リファレンスFETQBのドレイン・ソース
間の電圧(ソースSB側の電位)とを比較し、その差が
過電流判定値よりも以下である間(SAの電位がソース
SBの電位以上である間)はHiレベル信号を出力す
る。また、その差が過電流判定値より大きくなると(S
Aの電位がSBの電位より小さくなると)、反転してL
o(ロー)レベルの信号を出力する。
SAは抵抗R5を介して第1のコンパレータCMP1の
(+)端子に、第1リファレンスFETQBのソースS
Bは抵抗R6を介して第1のコンパレータCMP1の
(−)端子にそれぞれ接続されている。第1のコンパレ
ータCMP1は、電力供給ライン5に流れる電流が過電
流か否かを判別するためのもので、メインMOS型FE
TQAのドレイン・ソース間の電圧(ソースSA側の電
位)と第1リファレンスFETQBのドレイン・ソース
間の電圧(ソースSB側の電位)とを比較し、その差が
過電流判定値よりも以下である間(SAの電位がソース
SBの電位以上である間)はHiレベル信号を出力す
る。また、その差が過電流判定値より大きくなると(S
Aの電位がSBの電位より小さくなると)、反転してL
o(ロー)レベルの信号を出力する。
【0029】また、第1のコンパレータCMP1の出力
信号は、メインMOS型FETQAをオン、オフさせる
駆動回路2に入力される。この駆動回路2には、負荷6
に対応した数のスイッチSW1・・・を選択的にオンし
たとき、抵抗R4を介してバッテリ電源4からの出力電
圧VBが供給されると共に、チャージポンプ回路3で昇
圧された電圧VP(たとえば、VP=VB+5V)を駆
動電圧として印加される。そして、駆動回路2は、たと
えばスイッチSW1をオン作動して第1のコンパレータ
CMP1からHi(ハイ)レベルの信号が入力される
と、ソース側トランジスタ2aがオンしてシンク側トラ
ンジスタ2bがオフし、電圧VPの駆動信号を抵抗R
8,R7を介してメインMOS型FETQAのゲートに
出力し、これによってメインMOS型FETQAをオン
にするようになっている。上記のHiレベル信号が入力
されている間、駆動回路2は電圧VPの駆動信号を出力
し続ける。そして、駆動回路2は、第1のコンパレータ
CMP1が反転してL信号が入力されると、ソース側ト
ランジスタ2aがオフし、シンク側トランジスタ2bが
オンとなってメインMOS型FETQAをオフにするよ
うになっている。
信号は、メインMOS型FETQAをオン、オフさせる
駆動回路2に入力される。この駆動回路2には、負荷6
に対応した数のスイッチSW1・・・を選択的にオンし
たとき、抵抗R4を介してバッテリ電源4からの出力電
圧VBが供給されると共に、チャージポンプ回路3で昇
圧された電圧VP(たとえば、VP=VB+5V)を駆
動電圧として印加される。そして、駆動回路2は、たと
えばスイッチSW1をオン作動して第1のコンパレータ
CMP1からHi(ハイ)レベルの信号が入力される
と、ソース側トランジスタ2aがオンしてシンク側トラ
ンジスタ2bがオフし、電圧VPの駆動信号を抵抗R
8,R7を介してメインMOS型FETQAのゲートに
出力し、これによってメインMOS型FETQAをオン
にするようになっている。上記のHiレベル信号が入力
されている間、駆動回路2は電圧VPの駆動信号を出力
し続ける。そして、駆動回路2は、第1のコンパレータ
CMP1が反転してL信号が入力されると、ソース側ト
ランジスタ2aがオフし、シンク側トランジスタ2bが
オンとなってメインMOS型FETQAをオフにするよ
うになっている。
【0030】さらに、メインMOS型FETQAのソー
スSAは第2のコンパレータCMP2の(+)端子に、
第1リファレンスFETQBのソースSBは第2のコン
パレータCMP2の(−)端子にそれぞれ接続されてい
る。この第2のコンパレータCMP2は、電力供給ライ
ン5に流れる電流が過小電流か否かを判別するためのも
ので、メインのMOS型FETQAのドレイン・ソース
間の電圧(ソースSAの電位)と第1リファレンスFE
TQBのドレイン・ソース間の電圧(ソースSBの電
位)とを比較する。結果、ソースSAの電位がソースS
Bの電位より所定値以上に小さくなると、過小電流の判
別信号であるたとえばHiレベル信号を出力する。この
Hiレベル信号は、モニター信号としてたとえば警報ラ
ンプを点灯または点滅させて外部に警告するために出力
される。
スSAは第2のコンパレータCMP2の(+)端子に、
第1リファレンスFETQBのソースSBは第2のコン
パレータCMP2の(−)端子にそれぞれ接続されてい
る。この第2のコンパレータCMP2は、電力供給ライ
ン5に流れる電流が過小電流か否かを判別するためのも
ので、メインのMOS型FETQAのドレイン・ソース
間の電圧(ソースSAの電位)と第1リファレンスFE
TQBのドレイン・ソース間の電圧(ソースSBの電
位)とを比較する。結果、ソースSAの電位がソースS
Bの電位より所定値以上に小さくなると、過小電流の判
別信号であるたとえばHiレベル信号を出力する。この
Hiレベル信号は、モニター信号としてたとえば警報ラ
ンプを点灯または点滅させて外部に警告するために出力
される。
【0031】また、メインMOS型FETQAのソース
SAと、駆動回路2の出力端子、すなわちシンク側トラ
ンジスタ2bのコレクタ端子との間には、第1のコンパ
レータCMP1がLoレベル信号の出力状態からHiレ
ベル信号を出力する状態へ反転する動作にヒステリシス
を持たせるために、抵抗R5,R9およびダイオードD
3が直列に接続されている。これによって、メインMO
S型FETQAがオフになった後、電流がそのソースS
A側から、抵抗R5,R9,ダイオードD3およびシン
ク側トランジスタ2bを通ってグランドへ流れることに
よって、ソースSAの電位が抵抗R5での電圧降下分だ
け下がってヒステリシスとなる。
SAと、駆動回路2の出力端子、すなわちシンク側トラ
ンジスタ2bのコレクタ端子との間には、第1のコンパ
レータCMP1がLoレベル信号の出力状態からHiレ
ベル信号を出力する状態へ反転する動作にヒステリシス
を持たせるために、抵抗R5,R9およびダイオードD
3が直列に接続されている。これによって、メインMO
S型FETQAがオフになった後、電流がそのソースS
A側から、抵抗R5,R9,ダイオードD3およびシン
ク側トランジスタ2bを通ってグランドへ流れることに
よって、ソースSAの電位が抵抗R5での電圧降下分だ
け下がってヒステリシスとなる。
【0032】さらに、第1のコンパレータCMP1に
は、短絡などによる過大電流発生異常によってメインM
OS型FETQAがオンからオフになった後に、このメ
インMOS型FETQAをオンに復帰させるための復帰
回路が接続されている。この復帰回路は、エミッタがバ
ッテリ電源4側の出力端子に、ベースが抵抗R0を介し
てスイッチSW1側の入力端子にそれぞれ接続されたト
ランジスタTr1と、そのコレクタとグランドの間に直
列接続された抵抗R1,R3,R2と、抵抗R1に流れ
る電流を第1のコンパレータCMP1の(+)端子側へ
通すダイオードD1と、抵抗R1,R3に流れる電流を
第1のコンパレータCMP1の(−)端子側へ通すダイ
オードD2とからなっている。抵抗R1の抵抗値は、ス
イッチSW1をオンにしてトランジスタTr1がオンに
なると、抵抗R1,R3の接続点の電位V1がバッテリ
の60〜80%程度で、ソースSAの電位が抵抗R5で
の前記電圧降下分だけ下がった電圧V3(ダイオードD
1のカソード側電位)より大きい値になるように設定さ
れている。
は、短絡などによる過大電流発生異常によってメインM
OS型FETQAがオンからオフになった後に、このメ
インMOS型FETQAをオンに復帰させるための復帰
回路が接続されている。この復帰回路は、エミッタがバ
ッテリ電源4側の出力端子に、ベースが抵抗R0を介し
てスイッチSW1側の入力端子にそれぞれ接続されたト
ランジスタTr1と、そのコレクタとグランドの間に直
列接続された抵抗R1,R3,R2と、抵抗R1に流れ
る電流を第1のコンパレータCMP1の(+)端子側へ
通すダイオードD1と、抵抗R1,R3に流れる電流を
第1のコンパレータCMP1の(−)端子側へ通すダイ
オードD2とからなっている。抵抗R1の抵抗値は、ス
イッチSW1をオンにしてトランジスタTr1がオンに
なると、抵抗R1,R3の接続点の電位V1がバッテリ
の60〜80%程度で、ソースSAの電位が抵抗R5で
の前記電圧降下分だけ下がった電圧V3(ダイオードD
1のカソード側電位)より大きい値になるように設定さ
れている。
【0033】また、ON/OFF計数回路4によって、
コンデンサCは本例のメインのMOS型FETQAのオ
ン/オフ動作中にゲートがオフする度に充電される。こ
のコンデンサCが充電されるのは、ゲートがオフの間に
VDSがAND方式でHiレベルになるときだけであ
り、ゲートが連続オンまたは連続オフのときは充電され
ない。
コンデンサCは本例のメインのMOS型FETQAのオ
ン/オフ動作中にゲートがオフする度に充電される。こ
のコンデンサCが充電されるのは、ゲートがオフの間に
VDSがAND方式でHiレベルになるときだけであ
り、ゲートが連続オンまたは連続オフのときは充電され
ない。
【0034】ここで、図1および図2に示すように、負
荷の駆動モータ5の上流側ハイサイドにIPS1内のメ
インMOS型FETQAなどが接続されていることか
ら、前述のように、バッテリ電源4からの出力電圧VB
を電圧VPに昇圧するためのチャージポンプ回路3が必
要である。このチャージポンプ回路3のオン/オフ制御
は、図外のマイクロコンピュータからのオン/オフ信号
を送受信するフォトトランジスタ13によって行ってい
る。
荷の駆動モータ5の上流側ハイサイドにIPS1内のメ
インMOS型FETQAなどが接続されていることか
ら、前述のように、バッテリ電源4からの出力電圧VB
を電圧VPに昇圧するためのチャージポンプ回路3が必
要である。このチャージポンプ回路3のオン/オフ制御
は、図外のマイクロコンピュータからのオン/オフ信号
を送受信するフォトトランジスタ13によって行ってい
る。
【0035】次に、以上の構成によるIPS1を用いた
起電力制御システムの動作および作用について、図1を
参照して説明する。
起電力制御システムの動作および作用について、図1を
参照して説明する。
【0036】1チップ化されたIPS1にあっては、図
3の従来例で示されたプリチャージ回路の機能を有し、
充電抵抗9を用いることなく電源投入起動時の突入電流
を制限することができる。いま、仮にIPS1における
制限電流の最大値を10Aに設定したとすると、そのと
きのモータコントローラ7におけるコンデンサ容量が6
000μFであれば、IPS1によるプリチャージ回路
では数百ミリ秒で充電を十分に行うことができる。
3の従来例で示されたプリチャージ回路の機能を有し、
充電抵抗9を用いることなく電源投入起動時の突入電流
を制限することができる。いま、仮にIPS1における
制限電流の最大値を10Aに設定したとすると、そのと
きのモータコントローラ7におけるコンデンサ容量が6
000μFであれば、IPS1によるプリチャージ回路
では数百ミリ秒で充電を十分に行うことができる。
【0037】そこで、メインリレー6がオフ状態では、
モータコントローラ7内のコンデンサは充電されておら
ず、メインリレー6ではその電極間にバッテリ電源4の
出力電圧VBによる電位差が生じている。もし、この状
態でメインリレー6をオン動作させるとヒューズが切れ
たり、メインリレー6に損傷などを与えるのである。
モータコントローラ7内のコンデンサは充電されておら
ず、メインリレー6ではその電極間にバッテリ電源4の
出力電圧VBによる電位差が生じている。もし、この状
態でメインリレー6をオン動作させるとヒューズが切れ
たり、メインリレー6に損傷などを与えるのである。
【0038】本実施の形態では、それを防止するため
に、IPS1の作用によって、モータコントローラ7の
コンデンサが十分に充電され、かつメインリレー6での
電位差が無くなった段階でそのメインリレー6をオン動
作させる。すなわち、プリチャージを行うにあたって、
フォトトランジスタ13にマイコンから入力信号を送信
し、チャージポンプ回路3をオン作動させる。このチャ
ージポンプ回路3はバッテリ電源4の出力電圧VBを駆
動電圧VPに昇圧してそれを駆動回路2に送る。駆動回
路2からオン信号が出力されてメインMOS型FETQ
Aのゲートにその駆動電圧を印加する。
に、IPS1の作用によって、モータコントローラ7の
コンデンサが十分に充電され、かつメインリレー6での
電位差が無くなった段階でそのメインリレー6をオン動
作させる。すなわち、プリチャージを行うにあたって、
フォトトランジスタ13にマイコンから入力信号を送信
し、チャージポンプ回路3をオン作動させる。このチャ
ージポンプ回路3はバッテリ電源4の出力電圧VBを駆
動電圧VPに昇圧してそれを駆動回路2に送る。駆動回
路2からオン信号が出力されてメインMOS型FETQ
Aのゲートにその駆動電圧を印加する。
【0039】駆動電圧のゲートへの印加により、モータ
コントローラ7内のコンデンサに充電電流が流れる。こ
のとき、コンデンサによる充電電流は、IPS1側での
制限機能によって予め設定した電流値を超えると遮断さ
れる。
コントローラ7内のコンデンサに充電電流が流れる。こ
のとき、コンデンサによる充電電流は、IPS1側での
制限機能によって予め設定した電流値を超えると遮断さ
れる。
【0040】図4の電流値と時間の相関を表す特性図に
おいて、モータコントローラ7のコンデンサ容量が制限
電流値を超えたときの制限領域を図中の符号(A)で示
す。また、そのコンデンサへの充電が増量して電流が少
なくなると、IPS1における電流制限機能は自動的に
解除されてオフになる。この状態が図中の符号(B)で
示す領域である。この(B)領域においてIPS1での
プリチャージ機能がオフになり、メインMOS型FET
QAがオフになって、メインリレー6のオンに切り替え
られる。
おいて、モータコントローラ7のコンデンサ容量が制限
電流値を超えたときの制限領域を図中の符号(A)で示
す。また、そのコンデンサへの充電が増量して電流が少
なくなると、IPS1における電流制限機能は自動的に
解除されてオフになる。この状態が図中の符号(B)で
示す領域である。この(B)領域においてIPS1での
プリチャージ機能がオフになり、メインMOS型FET
QAがオフになって、メインリレー6のオンに切り替え
られる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電気
自動車のモータ起電力制御システムは、メインリレーに
並列接続された従来の機械式プリチャージリレーおよび
充電抵抗からなるプリチャージ回路を削減して、それに
代わる1チップ化した半導体スイッチデバイスからなる
IPS(インテリジェントパワースイッチ装置)を接続
したことにより、コスト低減と小型化が可能となり、ま
た電源投入時の突入電流によってモータコントローラの
損傷防止に有効である。
自動車のモータ起電力制御システムは、メインリレーに
並列接続された従来の機械式プリチャージリレーおよび
充電抵抗からなるプリチャージ回路を削減して、それに
代わる1チップ化した半導体スイッチデバイスからなる
IPS(インテリジェントパワースイッチ装置)を接続
したことにより、コスト低減と小型化が可能となり、ま
た電源投入時の突入電流によってモータコントローラの
損傷防止に有効である。
【図1】本発明による電気自動車のモータ起電力制御シ
ステムの実施の形態を示す回路図である。
ステムの実施の形態を示す回路図である。
【図2】そのモータ起電力制御システムのプリチャージ
回路として設けられたIPSの構成を示す回路図であ
る。
回路として設けられたIPSの構成を示す回路図であ
る。
【図3】従来例の機械式リレーを主体とするプリチャー
ジ回路の構成を示すブロック図である。
ジ回路の構成を示すブロック図である。
【図4】時間との相関によるプリチャージとメインリレ
ーチャージの切替特性を示す特性図である。
ーチャージの切替特性を示す特性図である。
1 IPS(インテリジェントパワース
イッチ装置) 2 駆動回路 3 チャージポンプ 4 バッテリ電源 5 負荷の駆動モータ 6 メインリレー 7 モータコントローラ 8 プリチャージリレー 9 充電抵抗 10 電力供給ライン 11 12 逆流防止ダイオード 13 フォトトランジスタ
イッチ装置) 2 駆動回路 3 チャージポンプ 4 バッテリ電源 5 負荷の駆動モータ 6 メインリレー 7 モータコントローラ 8 プリチャージリレー 9 充電抵抗 10 電力供給ライン 11 12 逆流防止ダイオード 13 フォトトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G013 AA02 AA13 AA17 BA01 CA10 5G065 BA04 BA05 BA07 BA08 EA02 GA09 HA08 LA02 MA09 MA10 NA05 NA10 5H115 PA08 PG04 PI13 PI29 PU02 TO05 TO12 TO13 TR04 TU02 TU03 TU05 TU12 TZ07
Claims (3)
- 【請求項1】 バッテリ電源とモータコントローラとの
間の電力供給ラインに、メインリレーと、機械式リレー
および充電抵抗からなるプリチャージ手段とを並列に接
続し、バッテリ電源からモータコントローラを介して負
荷の駆動モータに電力供給する電源投入時の初期段階で
プリチャージ手段によりモータコントローラのコンデン
サを充電し、所要の容量を充電後にプリチャージ手段を
オフにしてメインリレーをオンに切り替えて強電電流を
流す電気自動車のモータ起電力制御システムにおいて、 前記プリチャージ手段に、前記機械式リレーおよび前記
充電抵抗に代えて、半導体スイッチング素子としてMO
S型FETを含んでなる電力供給制御装置を主体とする
インテリジェントパワースイッチ装置を設けたことを特
徴とする電気自動車のモータ起電力制御システム。 - 【請求項2】 前記電力供給制御装置は、 前記負荷の下流側ローサイドに接続されて電流制限する
前記メインMOS型FETと、 このメインMOS型FETに並列に接続され、前記電力
供給ラインに流れる過大電流を検出するための基準電圧
を発生させるとともに、その過大電流による異常検出信
号を出力する第1リファレンス回路と、 同じく前記メインMOS型FETに並列に接続され、前
記電力供給ラインに流れる過小電流を検出するための基
準電圧を発生させるとともに、その過小電流による異常
検出信号をモニター信号として出力して外部に警告する
ための第2リファレンス回路と、 前記負荷に対応するスイッチがオンされた状態で前記バ
ッテリ電源からの出力電圧を昇圧し、それを駆動電圧と
して出力するチャージポンプ回路と、 前記過大電流の異常検出信号に基づいて前記第1リファ
レンス回路からローレベル信号を受け取ったとき、前記
チャージポンプ回路から入力された前記駆動電圧を送っ
て前記メインMOS型FETをオフにする駆動回路と、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載の電気自
動車のモータ起電力制御システム。 - 【請求項3】 前記第1リファレンス回路は、 前記過大電流の異常検出信号に基づくハイレベル信号を
ローレベル信号に反転して前記駆動回路に出力する第1
のコンパレータと、 前記過小電流の異常検出信号に基づくローレベル信号を
ハイレベル信号に反転して前記モニター信号を出力する
第2のコンパレータと、を備えてなっていることを特徴
とする請求項2に記載の電気自動車のモータ起電力制御
システム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052036A JP2000253570A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電気自動車のモータ起電力制御システム |
| US09/514,325 US6459167B1 (en) | 1999-02-26 | 2000-02-28 | System for controlling electromotive force of motor of electric vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11052036A JP2000253570A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電気自動車のモータ起電力制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000253570A true JP2000253570A (ja) | 2000-09-14 |
Family
ID=12903604
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11052036A Pending JP2000253570A (ja) | 1999-02-26 | 1999-02-26 | 電気自動車のモータ起電力制御システム |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6459167B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000253570A (ja) |
Cited By (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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